人よりも「神」に近い存在

かつて神に使役されていたと言われる存在、それが「精霊」です。
神代の昔に世界が融合し、人間と同じ一つの世界に存在するようになりましたが、
「同じ神の創りだした存在」として、今も人間のパートナー的存在です。

神と契約し、使役されていたように
神の子孫である「神人」と契約を結び、その能力を発揮することができます。

しかし、誰とでも契約を出来るわけではなく、その精霊との適応因子を持つ神人
とのみ契約を結ぶことができます。
適応因子が一致することを「契約適性」がある、といいます。

人と精霊

この「らぶてぃめっと世界」には人間、オーガ以外の5種族が存在し、
その5種族を総称して「精霊」と呼んでいます。
見た目は人間と変わらないものから、獣、機械のようなものから様々です。

人間との大きな違いは、その身体能力と見た目の美しさにあります。
基本的な精霊の身体能力は人間の倍以上といわれており、
どの精霊も人間でいうところの「イケメン」「男前」と呼ばれるような
見た目ばかりです。

また、「男性」の精霊しか生まれたという報告がなく、
現状「女性」の精霊は存在しません。

その宿命

精霊全てが神人と適応する可能性を秘めてます。

そのため精霊は生まれた時から、A.R.O.A.に情報を登録され、
適応する神人が現れた場合、半ば強制的にA.R.O.A.に召集されます。

これに関しては、
「今の生活が壊されることに不満を持つ者」
「世界を守る使命感に燃える者」
「神人と共に始まる新しい生活に胸躍らせる者」
と精霊によって様々な想いがあるようです。

テソロ・ペルソナ

らぶてぃめっとステージの世界に点在しているという小さな異空間、
そこで生活しているという一風変わった者達、それがテソロ・ペルソナ。通称テソロです。

基本的に異空間へは、セレネイカ遺跡に出現しているゲートからのみ移動することができ、
現在自発的に異空間へ移動できる他の方法は見出せていないため、
彼等に会うためにはセレネイカ遺跡に出現しているゲートから移動しなくてはいけません。

現在テソロについてはA.R.O.A.にて研究班が組まれ、研究を続けていますが、
判明している情報は、『彼らの姿が精霊と非常によく似ていること』、
『神人と仲を深めることで物質を生成することが出来ること』、
『ウィンクルムに関係する記憶を長く保持出来ない』ことのみとなっています。

また、テソロは異空間から出ようとはせず、常にその場所に留まり続けます。
それには何か理由があるようですが、判明はしていません。

姿が精霊と似ており、神人と仲を深めることで物質を生成することから、
ウィンクルムと何か関わりがあるのかもしれません。