【夜桜】妖・公園のオーガたち(叶エイジャ マスター) 【難易度:普通】

プロローグ

 ヨミツキが紅い月の光を受けて、妖しく色めく。
 そんな夜の城下町・サクラヨミツキの公園にオーガたちの姿があった。
 彼らがなぜこの場所に出没したのか、家の中に避難している人々は知る由もない。
 ただ、夜の世界にわずかな昼間が訪れて、公園を見に来たものは気づく。
 オーガによって、ヨミツキの幾つかは荒らされ、若木の中には引き抜かれたものすらあることに。

「ヨミツキとは、城下町『サクラウヅキ』に咲く、固有品種の桜のことです」
 職員がそう教えてくれた。
「美しすぎて妖しさすら見せるため、サクラウヅキの人々にとって神格化すらされた対象になっているんですよ」
 特別な存在のため、ヨミツキが夜を彩る時間帯は町の名を『サクラヨミツキ』と呼ぶほどだ。
 そんなヨミツキは町全体に植えられていて、公園などでは通常、この時期は夜桜見物で楽しむ者も多い。

 そんな公園に植えられていたヨミツキが、オーガによって傷つけられたらしい。
「神聖視しているヨミツキが傷つけられたり、若木が引き抜かれて消えてしまっていたして、町の人々のショックが大きいようです」

 現在、城下町サクラウヅキでは紅く彩られた謎の月が出現し、瘴気とともにオーガの出没が増加したなど、危機的状況にある。
「ただでさえ町の人たちは不安なので、状況をこれ以上悪化させるわけにはいきません。公園に出没するというオーガたちの討伐をお願いします」

 今回、ウィンクルムたちに依頼される内容は、公園で複数のオーガを退治することだ。
「目撃情報から、熊のような毛むくじゃらのオーガが二体のようです」
 行動自体は知能は低いようで、どちらもDスケール級と推測されている。
「公園自体は戦いやすい場所と思われますので、待ち伏せしてその場で戦う、という流れになるかと思います」
 注意して戦ってくださいね、とその職員は言った。

解説

用語について。

・サクラウヅキと、サクラヨミツキ
一年中ぽかぽかとした気候の城下町「サクラウヅキ」。
この町でしか咲かない『ヨミツキ』が町の至る所で咲き誇っている。
ヨミツキが夜桜として咲き誇る時間は、町は「サクラヨミツキ」と名を変える。

※今回の舞台は夜の城下町、サクラヨミツキとなります※

【危機的状況】
現在、謎の紅い月が出現中。その影響により、

昼時間が多い「サクラウヅキ」、
夜の時間が多い「サクラヨミツキ」、

二つの城下町が同時に存在する「世界の歪み」とも言うべき現象が起きてしまっている。
今はまだこの城下町に留まるほどだが、このままでは歪みがどんどん広がってしまうだろう。

【サクラヨミツキについて】
サクラヨミツキでは現在、活発化したオーガによる被害が報告されている。
今回の事件も、その一つのようだ。
現在、ウィンクルムへのオーガへの対処が推奨されている。

・備考:ルーメンとテネブラ
誰にでも見える月、ルーメン。
ウィンクルムに見える月、テネブラ。
現在はそのどちらも空に確認することはできず、代わりに瘴気にまみれて見える「謎の紅い月」が出現している。

ゲームマスターより

こんにちは、叶エイジャです。
夜の城下町、サクラヨミツキでの対オーガ戦となります。

以下はプレイヤー情報となります。
相手は、鋭い爪や牙を武器に、腕力に任せた攻撃や突進を行ってきます。
二体ですので、デミ・オーガやオーガ一体より少し厳しめの戦闘難易度の予定です。

戦闘については、もちろんルール準拠ではあるのですが、
「技をこんな風に放つ」といった演出重視のプランを歓迎いたします。
あるいは、戦闘におけるオーガへの心情や、パートナーへの心情。夜桜などを見た感想なども歓迎です。
(プラン表記では、平均的に書くのもアリですが、思い入れの出てきた部分の比率を上げる書き方も良いと思います)

限られた字数ではありますが、バトルを通して皆様の関係や個性が出ますよう、心して執筆していきたいと思います。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

ハロルド(ディエゴ・ルナ・クィンテロ)

  開幕ハイトランス

精霊に背中を預けて前方を警戒
一般人がいたら呼びかけをして速やかに避難してもらう
オーガは今も桜を傷つけながら公園を移動しているのでしょうか
形跡があれば注意深く観察しオーガがどの方向からきても対応できるよう構える。

戦闘時は迎撃姿勢
回復手であるクラウスさんへの攻撃は優先して庇います
リュングベル・フォースで攻撃を弾き、その隙にローズ・オブ・マッハで拘束を試みる。
成功した場合、精霊、もしくは他に攻撃が可能な方に追撃をお願いします。
体力がきつい場合、精霊に声をかけ【羅針盤】を重ねて回復する。

オーガにはこの桜がどう見えているんでしょう
ただ憎むべきもの?
…それはそれで悲しいことですね。


豊村 刹那(逆月)
  公園を見渡して人がいたら避難を促す。
照明を最初からつけるかどうかは、他に合わせる。

隊列は前衛。
オーガが来たらトランス。

最初から挟み撃ちされたら、後衛側のオーガを担当する。
向こうが片付くまでは耐える。(意気込み

動きを鈍らせる為に、できるだけ足を狙って攻撃する。
聞き覚えの無い見た目なら、新種(?)かも知れない。
他のオーガみたく声に麻痺やらなんやらあっても困る。逆月が上手くやってくれるといいけど。

オーガが桜の近くに行きそうなら、思いっきり攻撃して気を引く。
桜に攻撃が行かないようにオーガの位置を誘導する。
突進は避ける。

終わったかな。(オーガの息を確認
逆月、怪我はないか。(自分より酷いならサクリファイス


アイリス・ケリー(ラルク・ラエビガータ)
  それは嘘のはずですが
…夜の桜は妖艶ですからね

公園で待ち伏せ
桜への被害を最小限に押さえたいので、あまり桜が側にない場所を選択
マグナライトは念のため持参
ベルトに通して腰から下げておく

敵を確認次第トランス
こちらに気付いていない、もしくは無視するならライトを明滅し注意を引く

後衛として行動
状況把握と注意喚起を優先
真後ろに桜がある、一般人がいる、逃走の素振りがある、など
逃走したり、桜へ向かうようであればデコイを放ち、気をそらす
余裕があるなら矢を放ち、攻撃参加
目眩ましが出来るかは分かりませんが…桜よりも目立つのは無粋でしょうから、この際良しとしましょう

精霊のMPが尽きたらディスペンサを


シルキア・スー(クラウス)
  ヨミツキ見上げ
桜に圧巻、町の人が神聖視しているのも頷ける
ずっと見てると呑まれそう…気をしっかり!
彼の視線を感じ、気持ちが締まる

クラウスが重傷負えば迷わずサクリファイス

お守りに皆の無事を祈る
事前に小石拾っとく

皆と待ち伏せ中
マグナライトで周囲照らし敵出現警戒
発見時その場所を皆に知らせる
殺気の知らせか発見で即トランス

前衛でクラウスと連携戦闘
カウンターダメージ狙いの行動
敵の攻撃はシャイニングアローⅡを盾に
敵の顔に投石して挑発、アローに攻撃誘導したい
敵がヨミツキに向かう行動も投石で気逸らし
好機には自分も攻撃したい※アローからあまり離れない範囲で
可能な範囲で後衛の射線が通る位置心掛けたい



 血の色をまとったかのようだった。
 公園に植えられた桜――ヨミツキは紅い月の光を戴いていた。シルキア・スーの視線の先では、ちょうどヨミツキの中に月が重なっていて、桜の花たちは妖しい輝きを放って見える。
(町の人が神聖視しているのも頷ける……)
 目の錯覚だと分かっていても、まるで血が脈打ってるように思えて、シルキアは知らずのどを鳴らした。
 紅い月や、ほとんど夜ばかりだという現状が異質だとしても、この桜の本質はあまり変わっていないのではないか?
 そこまで考えて、シルキアはじっと自分に注がれる視線に気が付いた。パートナーであるクラウスが、静かに見守っていてくれているのを感じる。
 少しだけ視線を動かせば、テイルズである彼の狼耳や尻尾・髪は空色――なのに、月の色で少し紫っぽい色に見えた。イメージチェンジしたようで不思議な印象だが、中身が変わっていないのはなんとなく、視線に込められたもので分かる。
 シルキアを尊重して、見守ってくれている。
(私もしっかりしないとだね……!)
 ずっと見ていると呑まれそうなヨミツキから目をはなし、シルキアは気を引き締める。
「なあ、知ってるか?」
 ラルク・ラエビガータもまた、血色の桜を見ていた。
「桜があんな色してんのは、根元に死体が埋まってるからだとよ」
「それは嘘のはずですが」
 神人のアイリス・ケリーは、精霊の言葉に首を傾げた。
 一体いつからあるのか、有名な噂話である。
「あぁ、デマだ」
 ラルクはあっさりと首肯した。
「だがこんな桜を見ると、そんなデマを言う奴が出るのも分かるな」
 ラルクの視線を追って、アイリスはエメラルドグリーンの瞳を桜に向けた。
「……夜の桜は妖艶ですからね」
 アイリスはしばし桜を眺めた後、そう応じた。
 それは普段の声音だったが、よく響いた。
 周りに音がなさすぎるのだ。
「さすがにオーガが出るとなると、人もいないな」
 豊村 刹那は公園を見渡し、余人がいないかを確認する。
 サクラヨミツキでオーガの出没が増えている今、住人は各自の家で身をひそめているようだ。
 一度、公園の見回りをしていたという人物がやってきたが、事情を話して帰ってもらったくらいか。以降の公園は静かなもので、時おり吹く風がなければ、静かに散り続ける桜がまやかしの様に見えてしまう。
「『神聖視』か……」
 逆月は艶やかなる桜の幹に触れ、先ほど去っていった者の、信仰心にも似た心配ようを思い返した。
 ――難儀なものだな。
 心中でそう呟いた逆月の表情に変化はない。しかし音もなく歩むと、刹那の背後とヨミツキを護れる立ち位置に移動する。
 ディエゴ・ルナ・クィンテロもまた、己が神人であるハロルドの背を護り、オーガがどこから来ても対応できるようにしていた。
「オーガは今も、桜を傷つけながら公園を移動しているのでしょうか?」
 信頼する精霊に背を預け、ハロルドは周囲の木々を見渡す。すらりと伸びた幹は、どれもたおやかな印象を受ける。同時に、オーガの力で簡単に傷ついてしまうことが容易に想像できた。
 先ほど傷つけられたものを見たが、ほとんど半ばまで抉られていた。あれではほどなく枯れてしまうだろう。
 口にはしたものの、ハロルドとしても当たってほしくない予想だ。
「熊の中には縄張りを主張するため、爪でマーキングすることがある。だが今回は違うようだ」
 爪痕や移動の痕跡から、報告通り二頭分のオーガが活動しているようだった。しかし、出没状況も傷つけた木々もランダムで法則性が見当たらない。
 結果、一番被害の少ない箇所にあたりをつけ、ウィンクルムたちが全方位を警戒することになった。
「何にせよ、被害を最小限に減らそう」
 ディエゴの言葉に、ハロルドはうなずいた。


 不気味なくらい静かな夜だった。
 影すら赤みがかった夜の世界で、八人が息をひそめて気配を探る。
 どれほど待ったか、沈黙がきついくらいに思えてきたころ、
「――殺気だ」
 クラウスが、サイレントナイトの覆面を通して捉えた気配を察知する。一拍遅れて、ディエゴもうなずいた。
「こちらも捉えた……方向が少し違うから、別個体のようだな」
「二体ともほぼ同じ方向か。ありがてぇ」
 ラルクが口の端を吊り上げて笑う。
 まだオーガの息遣いや足音が感じられる間合いではない。それは向こうとて似たようなものだろう。装備の利点を活かせた分、アドバンテージを得られた。
「桜への被害を抑えるなら……こちらに誘導しましょうか」
 アイリスがオーガの方角から移動場所を示す。刹那がうなずき、逆月に口づけをした。
 ――打ち払う――
 インスパイアスペルとともに、オーラが二人を包み込む。
「クラウス、私たちも」
「承知した」
 ――光と風、交わり紡ぐ先へ――
 光をはらんだ風が舞う。
 シルキアとクラウスのオーラが消える。同時にオーガの咆哮が聞こえてきた。こちらに気付いたらしい。
「では、往こうか」
 クラウスの声に首肯して、シルキアは彼とともに走り出す。握っていた月の都の御守りに祈った。
(どうか皆が、無事で任務を終えますように)


 先んじた刹那が開けた場所に出る。木々の向こうから視線を感じた時には、オーガもまたその姿を現していた。
 闇に紛れるような黒い毛をびっしりと伸ばした、立ち上がった熊ともヒトガタともつかぬシルエット。
 ――真っ黒な雪男みたいだな。
 刹那は抱いた印象を心中にこぼすと、眼鏡の奥から視線を動かす。最初の一体から横にややスライドした位置に、新たな一体が現れる。ヨミツキよりも神人である刹那を優先したか、二体とも赤く輝く目を光らせて駆けてくる。
「シルキア」
「うん」
 クラウスの声にタイミングを合わせ、シルキアが拾っておいた小石を投げつける。小石は刹那に向かおうとした一体の顔面に当たり、新たに目にしたウィンクルムにその疾走を鈍らせた。
 ――Youre My Best Friend――
 直後、ハロルドとディエゴのハイトランスが雪の結晶を舞い散らせる。
 標的は動きの鈍ったオーガだ。
 ハロルドの放ったムチ『ローズ・オブ・マッハ』の先端が唸り、オーガの片腕を打つ。空気が弾けるような打撃音にオーガがくぐもった声を上げた。
「拘束はできませんでしたか。でも追撃なら……」
「任された」
 応じたのは逆月だった。先行する刹那が紅蜘蛛の太刀でオーガの足を斬りつける。動きを鈍らせるためだ。オーガが赫怒の咆哮を上げ、牙で刹那の頭を食いちぎらんとする。逆月は素早く弓を構え、その大きく開いた口へと矢を放つ。
 ――喉の奥は、どのような生物も強くは無い。
 逆月のその目論見通り、口中へと刺さった矢にオーガがのけ反った。その間に刹那が安全圏へと離れ、置き土産にもう一度脚部に斬撃を浴びせていった。
 もう一方のオーガに対しては、すでにこの時クラウスとディエゴが迎撃していた。
「光よ、魔を払え」
 刹那へと迫っていたオーガの前にクラウスが立ち塞がり、第二段階のシャイニングアローを発動させる。
 彼の周囲に具現化した光の輪は旋回し、突進してきたオーガを真正面から受け止め、その勢いをまったく減らさずにはね返した。
『――!?』
 反射攻撃にたじろぐオーガ。間髪を容れず、ディエゴが連続射撃をたたき込んだ。連発可能な火縄銃を巧みに操り、オーガの両脇から逃げ場を奪いつつ火線を集中させる。
 ――猛き心を――
 敵が混乱したその瞬間、アイリスとラルクのトランスが完了する。
 オーガが新手に気付いた時には、ラルクは一陣の風と化して肉迫している。
(夜戦はシノビの真骨頂……って言いたいが、さてさて)
 相手はオーガ、油断はできない。
 事実、ディエゴの射線が止んだ一瞬の隙に、オーガは接近するラルクへと攻撃を放っている。
 丸太の様な腕が、轟音をあげて迫る。先端には鋭い爪があった。
「――っと!」
 ラルクは身を沈めて凶悪な一撃を避けると、すぐさま上方へと跳びあがった。蹴り足をオーガの顎に見舞うと、さらに肩を蹴って上空へ。跳躍の頂点で、ラルクは翼の投擲具を人差し指と中指に挟み、手首のスナップを利かせて放つ。
 先端に針の付いた投擲具は、しかしオーガの身体には突き立つことはなかった。オーガが反撃の爪を上へと向ける。
 次の瞬間、オーガから苦痛の咆哮が上がった。
「狙うは影。俺にはそこも的になるんでな」
 影すらも攻撃対象とするシノビの技術、【影法師】。投擲具は月に濡れた影を貫くことで、オーガに甚大なダメージを与えていた。
 思わぬダメージによろめく敵手へ、下降したラルクは小剣を突き立てる。
「今は余裕があるようですね」
 アイリスもクリスタルの鉱弓を放ち、攻撃に加わる。月の光量では視界を奪うほどの効果はなかったが、気はそらせた。シルキアがその隙をついて、トランスソードで斬りつける。


 知能が低い分、オーガは腕力と体力に勝るようだった。
 それが二体。数の利があるとはいえ、ダメージは分散している。一方に気を取られるわけにはいかない。
「クラウス!」
 クラウスはシルキアの声で、背後からのオーガの接近を知った。
 奇しくも、前方からもオーガが突進してくる。
「……!」
 とっさにシャイニングアローを展開するが、オーガたちは今度は、反射されるのも気にせず攻撃を続けてきた。立て続けに振るわれる爪が光の輪を傷つけていく。
 ――これはまずいか……。
 側方に回避したいが、一撃一撃が重いためその行動に移れない。加えてシャイニングアローに発動限界が近づいていた。徐々に弱くなっていく光の輪に亀裂が入り、眼鏡の奥の切れ長の瞳に焦りの色が生まれ始める。
 オーガの背に攻撃が集中するも、動きが衰えない。
 ――警戒して大口も開かない。ならば……
 逆月は矢で射かけるのをやめると、己が神人に声を投げる。
「刹那、刀を」
 そう言った逆月の意図を察し、刹那が刀を放った。手にした逆月が手近なオーガの背を蹴って、もう一方のオーガめがけて跳ぶ。
 先ほど矢で口内を射たオーガだ。
 当然、オーガも逆月の接近に気付いた。空中にいる彼へと攻撃対象を変え、爪を左右へと振りかぶる。
「させません」
 ハロルドが鞭を放った。今度は片腕を含む上半身の拘束に成功する。ディエゴさん――とハロルドが心の中で叫んだ。
 轟音。
 以心伝心、まさにハロルドが叫んだタイミングでディエゴの銃が火を噴いた。弾丸が逆月を切り刻もうとしたもう片方の腕を撃ち抜き、止める。
 そこでオーガの眼前に逆月が到達した。繰り出した刺突はオーガの牙と拮抗、これを破って喉元まで貫く。
 声にならぬ絶叫がオーガの身を震わせた。禍々しい瞳から光が消えるのを逆月が確認する。
 そして彼の背に爪が食い込んだ。
 もう一方のオーガだ。
「逆月!」
 刹那が叫ぶ中、逆月が崩れるオーガに乗ったまま倒れていく。彼にとどめを刺そうとオーガが爪を繰り出し――魔法陣がそれを阻んだ。
 シルキアが魔法陣『リュングベル・フォース』を盾にして、追撃を防いでいる。その間に窮地を脱したクラウスが逆月に駆け寄り、ファストエイドで治療する。
「深手ではない」
 その言葉に、場の粟立つような雰囲気が緩む。
 だがまだオーガは残っていた。魔法陣の盾に虚を突かれたものの、すぐさま第二撃をシルキアに放つ。
「間に合えよ……!」
 寸前で駆け入ったラルク。その身体に幻影の竜が現れ巻き付く。
 忍法・霞龍。
 オーガの爪がラルクに触れるか触れないかのところで、竜が咆哮を上げてオーガに牙を剥く。
「間一髪だな」
 ニヤリと笑うラルク。幻影の竜に巻き付かれ、オーガが攻撃を止める。竜が消えた瞬間、ディエゴが残った魔力を総動員して銃に込めた。
 スピニング・ショット。
 螺旋を描く弾丸がオーガを突き抜けた。
「終わった、か」
 生命活動を停止させて倒れるオーガ。ディエゴが息を吐いた瞬間、背後で気配が膨れ上がった!
「まだ生きています!」
 アイリスの警告。振り向いた先には、刀で喉を貫かれたオーガ。
(まだ生きていたのか!?)
 舌打ちするも、ディエゴが動くよりオーガが早い。
「――!」
 一手早く、ハロルドがリュングベル・フォースを放つ。攻撃を弾いたわずかな隙に、シルキアがオーガの懐に駆けた。手にしたトランスソードをオーラがまとう。
 裂帛の気合が響いた。爪と剣がせめぎ合う。力に負けかけたシルキアを転瞬、クラウスの手が支えた。
 無色のため、刀身がゆらめいて見えるオーラが爆発的に増大する。
 長大な刃と化したオーラに切り裂かれ、オーガが最期を迎えた。


「……終わったかな?」
 再び静かになった公園。刹那が油断なく、倒れたオーガを見る。
「…………終わったようですね」
 アイリスが確認して、長い息を吐いた。もう大丈夫、という視線を刹那に向ける。
 それにうなずいて、刹那は逆月の元に向かう。ちょうど彼は立ち上がろうとしたところだった。
「逆月、怪我は大丈夫か?」
「軽傷だ。すぐに治療も受けれた」
 深刻な顔の刹那を手で制して、逆月が落ち着くようにさとす。しかし刹那は首を振った。
「軽傷を侮るな……本当は我慢とかしてないだろうな?」
「俺は子どもか」
 軽く返しつつも、心配してくれる気持ちはありがたく思う逆月。やや困ったように見える視線はやがてクラウスと合い、互いに助け合ったことを無言で感謝しあう。
「……シルキア?」
 目礼したクラウスは、シルキアがじ、と見つめていることに気付き、首を傾げた。シルキアが快活な笑みを見せた。
「今の、男同士の友情っぽくていいなって」
「そうだろうか?」
「うん。シンパシーみたいな感じが……私もできるかな?」
 そう言って再びじーっと見つめてくるシルキアに、クラウスはプレッシャーめいたものを感じた。
 ――当てないと、まずいか。
「…………戦闘も終わり、桜の守護もできた。甘いものがあれば夜桜見物も悪くない、だろうか」
 思考を絞り出すように、呟く。シルキアが目を丸くしてほっとした。良い勘どころだったらしい。
 食べるならば団子が良いな、と思いながら、クラウスは「どうして分かったの?」という次の難題への対処することになった。
「ラルクさん、お疲れ様でした」
「アンタがいろいろ気を張ってくれたおかげだ」
 オーガが途中で逃げないように動きを示したり、ヨミツキを傷つけてしまわないように気を配ったり……弓での参戦はあったが、より神経を使う役回りだっただろう。
「おかげで上手く立ち回れたぜ」
「もう少し早く倒してくださると思ってました」
「褒めた瞬間それか」
 肩をすくめ、ラルクが夜空を見る。
 ちょうど吹いた風が、月の浮かぶ闇に花びらの彩りを加えていた。
 この景色も、オーガによって失われるところだった。
「オーガにはこの桜がどう見えているんでしょうか」
 ハロルドが、同じ空を見つめて呟く。
「ただ憎むべきものだから、傷つけるようなことを? ……だとしたら、悲しいことですね」
 それがたとえ相容れぬ『敵』だとしても、綺麗だと思うこの光景すら、分かり合えないのだろうか?
「真相は分からないが……確かなのは、俺たちは誇れることをした、ということだ」
 ディエゴは、公園に咲き誇る桜を見つめる。
 こうして足を止めて、自分が守ったものを見返す機会はあまりない。
 ただオーガの脅威を退けただけではない。
 自分たちは、人々の大事にするものを守れたのだ。
「この景色を守れて良かった」
 ひとしきりヨミツキを眺めた後、ウィンクルムたちはその場を後にした。



依頼結果:大成功
MVP

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 叶エイジャ
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 女性のみ
エピソードジャンル 戦闘
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 普通
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 4 / 2 ~ 5
報酬 通常
リリース日 04月01日
出発日 04月07日 00:00
予定納品日 04月17日

参加者

会議室

  • [22]アイリス・ケリー

    2016/04/06-23:08 

    纏めるには時間が足りないんで、心情だとかそういうのは抜いて仮プランそのまま貼っつける。

    ■アイリス
    公園で待ち伏せ
    桜への被害を最小限に押さえたいので、あまり桜が側にない場所を選択
    マグナライトは念のため持参
    ベルトに通して腰から下げておく

    敵を確認次第トランス
    こちらに気付いていない、もしくは無視するならライトを明滅し注意を引く

    後衛として行動
    状況把握と注意喚起を優先
    真後ろに桜がある、一般人がいる、逃走の素振りがある、など
    逃走したり、桜へ向かうようであればデコイを放ち、気をそらす
    余裕があるなら矢を放ち、攻撃参加

    精霊のMPが尽きたらディスペンサを


    ■ラルク
    待機中は索敵がてら周囲を警戒
    トランスのオーラや他の細工で引っかかってくれりゃいいが、無理なら霞斬りで距離を詰めて武器を投げる

    前衛として行動
    武器は人差し指と中指で挟んで投擲
    狙いは影
    自由になる奴がいないように、どちらの敵にも前衛が張り付くよう注意
    避けちゃマズイって時は霞龍

  • [21]アイリス・ケリー

    2016/04/06-23:05 

    >陣形
    ああ、前後衛の二列でいいはずだ。

    >待ち伏せ場所
    最初から姿をみせとく方針なら、ヨミツキに近すぎず、なおかつこちらの姿が見つかりやすい場所ってとこかね。
    とかいいつつ、勝手にプランにぶち込んでたりする。
    ぎりぎりまでは見てるんで変更は厳しいかもしれんが削除は間に合うはずだ。問題あるなら言ってくれ。

  • [20]シルキア・スー

    2016/04/06-21:45 

    私達の行動予定
    ◆シルキア
    皆と待ち伏せ中
    マグナライトで周囲照らし敵出現警戒
    発見時その場所を皆に知らせる
    殺気の知らせか発見で即トランス
    前衛でクラウスと連携戦闘
    カウンターダメージ狙いの行動
    敵の顔に投石して挑発、アローに攻撃誘導したい
    敵がヨミツキに向かう行動も投石で気逸らし
    好機には自分も攻撃
    可能な範囲で後衛の射線が通る位置心掛け

    ◆クラウス
    皆と待ち伏せ中
    殺気感知で感知したら「殺気だ」と皆に知らせる
    トランス直後シャイニングアローⅡ使用
    前衛でシルキアと連携戦闘
    シルキアの挑発行動で敵が釣れたら光輪で迎えうつ
    可能な範囲で後衛の射線が通る位置心掛け
    ※敵の初撃で怪我人が出た場合
    ファストエイドで回復後シャイニングアローⅡ使用し戦闘に参加
    終了後MP足りれば怪我人が出た場合重傷者優先でファストエイド使用
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    他、夜桜感想など入れています

    待ち伏せ場所の選定はよくわからなくなったのでプランでは触れない事にしました、すいません

    クラウスのスキルはシャイニングアローⅡ(自動防御+カウンター)とファストエイド(瞬時回復対象1体)です
    一撃が重そうな敵なので瞬時回復を選択しました

    ぎりぎりまで見に来ます

  • [19]ハロルド

    2016/04/06-13:44 

    ああ、今回もよろしく頼む

    >シルキア

    足手まといなんてことはない
    このような敵と対峙する際のライフビショップは頼もしいと思う。

    陣形は前後二列、で良いんだよな?

  • [18]アイリス・ケリー

    2016/04/06-13:37 

    悪い、三連投目だな。

    アイリスには弓を持たせるが、攻撃よりも周辺状況の確認だとかを優先させる予定だ。
    ヨミヅキ目掛けて突っ走りそうなら囮を放つだとか、俺らが戦ってる間に真後ろにヨミヅキがある方へ移動しちまった場合の注意喚起だとかそういうのだな。
    俺はパッシブの「影法師」と「忍法霞龍」、「朧月」、あと奴さんが逃げた時の追撃用に「霞斬り」で行く予定。

  • [17]アイリス・ケリー

    2016/04/06-13:27 

    んで纏め。

    ■流れ
    姿が見える場所に待ち伏せ。全員で一塊になっておく。
    戦闘時は
    前衛:刹那、ラルク、シルキア、クラウス、ハロルド
    後衛:ディエゴ、逆月、アイリス

    ■照明
    可能な限り用意

    ■対一般人
    ざっと見渡して一般人がいれば避難を促すくらいで

  • [16]アイリス・ケリー

    2016/04/06-13:21 

    ハロルドとディエゴか。よろしくな。

    >シルキア
    んにゃ、タイミングが被っちまっただけだしな。
    俺が更新してからあれこれ言えばややこしいことにはならんかったんだ。気にさせてすまん。

  • [15]シルキア・スー

    2016/04/06-13:04 

    >待ち伏せ
    こちらの懸念部分の対応策考え付いたので
    姿見せ案でこちらは異存はないです

    >刹那さん
    ありがとうございます

  • [14]豊村 刹那

    2016/04/06-06:57 

    >シルキア・スーさん
    人が増えればやり方も変わるし、気にしないで。

    >待ち伏せ
    姿を見せる方が意見多いかな。
    確かにヨミツキへのこれ以上の被害は抑えたい。
    待ち伏せってより待ち構える感じか。

  • [13]シルキア・スー

    2016/04/06-01:53 

    人が増えましたね、心強いです
    どうぞよろしくお願いします

    まとめと提案ありがとうございます
    私の発言タイミングが悪く困惑させてしまった様ですいません
    (2組での戦闘を想定しての発言でした

    >待ち伏せ
    姿を見せておく案でもいいと思います

    こちらの懸念は、私達は足が遅いので姿出しエンカウントした場合
    向うの速度が勝っていたらスキル発動前に攻撃を受ける可能性があるので(経験あり…
    なのでスキルを発動させてから戦闘参加する形にしないとただの足手纏いに…(汗)
    そんな事情で潜んでいたくもあるのですが…
    ただ、敵がどこから現れるかわからないのでそれを考えると固まっていた方が良いのもわかります
    敵の足が遅いのを祈ります

    >戦闘
    私達は接近戦しかダメージ与える方法が無いので前衛を考えています

    >待ち伏せ場所
    これについては公園が広かったら出現ポイントのアタリは必要なのかと思ったのですが
    確かにいつ現れるかわからないですから、調べ中に遭遇するかもしれませんね
    被害のあった場所をAROAから聞いてそこをポイントにするか
    適当な場所で待ち構えるかでしょうか
    他には、こちらから声や音を出して誘き出すとか?(夜なので迷惑?

    >刹那さん
    [3]での攻撃開始のタイミングについてのお願いは引込めさせてください
    混乱させてしまったでしょうか、ごめんなさい

  • [12]ハロルド

    2016/04/06-01:20 

    滑り込みですまない、よろしく頼む
    ここまでは概ね了解
    俺は後衛、ハロルドは前衛になると思う

    ファーストアタックについては俺はラルクの【10】の意見に賛成だ
    包囲はまだこの人数だと不安が残るか

  • [11]ハロルド

    2016/04/06-01:15 

  • [10]アイリス・ケリー

    2016/04/05-23:13 

    案出すタイミングで意見言うと誘導みたいになるんで避けてたんだが、時間もねぇしさっさと言った方がよかったな、悪い。

    俺は「最初から姿を見せておいて、一塊になって迎え撃つ」推し。
    最初から姿をみせとくのは、潜伏するのは奇襲を仕掛ける以外の意味合いは薄いかなってのが理由の一つ。
    身を隠す場所ってのがまあ、ベンチだとかそれこそヨミヅキの影とかになると思うんで、そこに隠れるとヨミヅキへの攻撃を誘発しかねないっていう不安がある。
    一塊になって迎え撃つ方がいいと思ったのは、まあこっちもヨミヅキへの攻撃対策だな。
    まとまっとけばどの方角を狙うかは読みやすいんで、ヨミヅキに被害が及ばないようにはし易いんじゃなかろうか。
    包囲は人数の関係上、突破されやすいと思うので避けたいってのもある。

  • [9]アイリス・ケリー

    2016/04/05-23:06 

    あー、悪い、ややこしいことなってきたな。
    とりあえず纏め。

    □待ち伏せ
    隠れるor最初から姿を見せておく

    ・昼のうちに調査して荒らされた場所から行動範囲を推測し、見える場所に身を隠す
     →昼間が僅かな時間しか無いので難しいのでは?


    □戦闘 (?)は【7】の理由により断定出来なかった為
    前衛:刹那、ラルク、シルキア(?)、クラウス(?)
    後衛:逆月
    未定:アイリス

    陣形はどうするか?→全員でひと纏まりになる(前後衛の二列?)or前衛で囲うか

    □照明
    用意できるなら用意する

    □対一般人
    いないとは思うが念の為、避難誘導
     →ざっと見渡して一般人がいれば避難を促すくらいか

  • [8]豊村 刹那

    2016/04/05-23:02 

    >戦闘
    わかった。
    じゃあ、最初に言ってた通りに私が前衛で。逆月が後衛でやらせて貰うよ。

    >人払い
    そうだな。
    公園を見渡して人がいたら避難を促して、その後に待ち伏せか。

    >待ち伏せ
    桜の木が植わってるなら、桜の木の陰に隠れるのが無難なのかな。
    他に隠れられそうなものがあればそっちがいいとは思うけど。

    堂々と待ち構えてるのは、オーガの背後に回り込む役がいないと逃げられる気もする。

  • [7]アイリス・ケリー

    2016/04/05-21:49 

    >戦闘
    考えたら俺が前に出た方がいいな。
    【5】のは、どっちにしろ前に出るのはアイリスじゃなく俺ってことで。
    夜戦でシノビが頑張れるってのは都市伝説の類だと思う今日このごろ。

    >人払い
    夜間は基本的に引きこもってるって話しだしな。
    ざっと見渡して、人がいりゃ避難を促すくらいになるかね。

    >刹那
    悪い、気を遣わせたな。
    先のやつは俺達の参加タイミングが悪かったもんで、シルキアが俺らが入る前のことを前提にして言ってるんじゃないかと思った次第。
    前衛が少ないから前に出ると言ったのか、出たいから出るつもりなのかちょいと判別つかないんでな。
    そこの確認なんで、今のままで構わねぇよ。
    よっぽどマズイ配置でもない限り、全員の希望は出来るだけ尊重したいしな。
    気遣いあんがとな。

  • [6]豊村 刹那

    2016/04/05-19:58 

    >逆月の一手目の攻撃を合図
    わかった。逆月に頼んでおくよ。
    夜の時間だから、視界が悪い可能性も考えて通常攻撃になる。

    >戦闘
    ケリーさんと、ラエビガータさんが前に出るなら私が下がろうか?
    前衛とは言ったけど、私の攻撃力は無いに等しいから引き付け役程度だろうし。
    弓があるから後衛でも支援攻撃ぐらいならできる。

    >照明
    一応マグナライトを持って行くよ。


    オーガの出現情報があるのに、公園にいる人はいないと思うけど。
    念の為に、人払いはしておきたいかな。

  • [5]アイリス・ケリー

    2016/04/05-18:48 

    っと、悪い、書き込んでる間に被ったな。

    >昼のうちに確認
    んー、これは無理だと踏んどいた方がいいんじゃなかろうか。
    昼間は僅かな時間って話だし、夜は長いが奴さん達がいつ来るかは分かってないしな。

    >戦闘
    シルキアが考えてるタイミングで俺らが入っちまったか。
    シルキア達がそのまま前に出るつもりなら、うちはアイリスだけ前に出して俺は後ろ。
    立ち位置を変えるつもりなら、先の発言通り二人で前に出る方向でいく。

  • [4]アイリス・ケリー

    2016/04/05-18:35 

    シノビのラルクとアイリスだ。よろしく頼む。
    俺もアイリスも遠近どっちもいけるが、今んところは二人共前に出る方向で考えてる。

    んで、敵はDスケールが2体。
    知能は低めって話なんで、どの種類かの特定よりもどう相手するかが鍵かねぇ。
    囲って退路を断つか、一塊になってどこを狙うかをはっきりさせるかってところか。
    待ち伏せも、身を隠しておくか堂々とど真ん中で待ち受けるか。

    とりあえず急ぎ考えにゃならんのはこんなとこだな。
    公園なんで外灯はありそうだが、照明は用意しといた方がいいだろう。

  • [3]シルキア・スー

    2016/04/05-18:19 

    現在考えた事

    >公園などでは通常、この時期は夜桜見物で楽しむ者も多い
    とあるので夜の戦闘でも街灯等で照明は問題無さそうですね

    ◆待ち伏せる場所
    昼の内に公園の荒された桜を調べて、オーガの行動範囲が掴めたら
    その場所(一番荒された場所?)を視認できる物陰に潜むというのはどうでしょうか?

    ◆攻撃開始のタイミングについて
    よければ、逆月さんの一手目の攻撃を合図に私達も攻撃を開始したいと考えています

    私とクラウスは二人で連携しての近接攻撃を考えています
    クラウスはシャイニングアローⅡ(自動防御+カウンター)と物理攻撃(微々たる威力ですが…
    私は投石等で敵を挑発し攻撃をアローに誘い込むのとチャンスがあれば攻撃を

    えっと、アローの防御は176なので敵の攻撃を凌ぐのにアロー盾にして利用して下さってもOKです
    その方がカウンター入りますし、使えそうなら使ってください

  • [2]シルキア・スー

    2016/04/05-01:10 

    初めまして
    どうぞよろしくおねがいします
    シルキアとライフビショップのクラウスです

    ひとまずごあいさつのみで

  • [1]豊村 刹那

    2016/04/04-10:45 

    まだ誰もいないけど。
    私は豊村刹那。精霊はプレストガンナーの逆月、弓使いだ。
    よろしく頼む。

    今のところ、私が前衛で逆月が後衛。
    そんな感じでざっくり考えてる。


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