プロローグ
「おのれ、ウィンクルムどもが!」
異質なヨミツキと同化したデミ・ギルティ『妖満月の君(ヨミツキのきみ)』はその容貌を歪ませた。
「あと少しで我が望みが叶うというのに……」
ウィンクルムとの交戦で、二つある力の源の一つを失った。
残った『苗木』の種子だけでは、たとえギルティになったとしても力に劣るだろう。
「役立たずどもめが!」
怒りの矛先は、愚鈍で卑小なオーガたちに向けられた。遠巻きに彼の様子をうかがっているオーガの一体を、地面を突き破った根が貫き、一瞬にして養分と変え死滅させる。
これが彼の持つ、本来の力だった。
力の源を失ったため、制御していた分の力が戻っている……皮肉な話だった。
デミ・ギルティは怒りのまま、更にオーガを何体か屠る。そこでようやく冷静になった。
儀式は、続けねばならない。
「他のギルティにも知られてしまうが、もはや背に腹は代えられぬか」
妖満月の君は、体内に残った種子の力を解放した。
「それもまたいいだろう。我は命を賭して、栄光を手にしようぞ!」
彼の本体である巨大なヨミツキが妖しげに明滅し――成長を始める。
どこまでも巨大化していくヨミツキは、やがて幹が家よりも太い大樹となり、城下町の夜空に禍々しい花を咲かせた。
膨大化した根の一部が、手近な家に巻き付き、破壊していった。
●
A.R.O.A.に神人と精霊は呼び出され、その映像を見せられた。
「!」
二分されたうちの夜の世界――サクラヨミツキの城下町に、突如として巨大なヨミツキが出現している!
町を侵食せんと成長を続けるヨミツキの大樹。その姿は紅い月に濡れ、瘴気をまとって禍々しかった。
「この異変の後、どうやったか分からないが本部に映像が届いた」
そう説明されて、映像が切り替わる。
画面いっぱいに、男の姿が映し出される。
男はほとんどが壁のような何かに取り込まれ、額から生やした角には包帯を巻いていた。
『弱き人間どもに通達する。我が名は妖満月の君……我から奪いし種子を返すがよい。さもなくばこの夜の世界を破壊する』
「この男はデミ・ギルティです。どうやら瘴気で変質した『ヨミツキ』を取り込み、力を増す能力を持っていたようです」
サクラヨミツキでは、ヨミツキの苗木や若木がオーガに奪われるという事件が起きていた。その首謀者がこの『妖満月の君』と名乗る男らしい。
「どうやら儀式的なことを行い、ギルティになろうとしていたようですね」
幸いにも、調査によってこのデミ・ギルティの存在が明らかとなり、交戦したウィンクルムの活躍で彼の力の源である『種子』の一つを奪取できた。
「そのため、なりふり構っていられなくなったのでしょう。現在、あの大樹の周りにはオーガが集結しウィンクルムとの交戦が続いています。城下町を人質に取られたこともあり、現在保管している種子を返すという方針になりました」
もちろん、ただ返すわけではない。
「ギルティを生み出すわけにはいきません。調査の結果、あの樹の内部は空洞で、ビルのような階層状になっているようです。『種子』を切り札に、中にいるとされるデミ・ギルティと接敵・交戦し、打ち倒してください!」
前回の遭遇戦から、デミ・ギルティはヨミツキの力を取り込み過ぎていることがわかっている。『ヨミツキ』の制御に力を注がねばならず、強力なデミ・ギルティとしての力を振るえず弱体化しているようだ。
よって、戦い方次第で倒せる相手と考えられる。
「もちろん、内部にオーガが潜んでいて、妨害してくる可能性もあります」
そのため、あなたたち以外にもベテランウィンクルムが十組ほど参戦すると、説明された。
「それと、デミ・ギルティの欲する『種子』ですが、研究部門から『戦闘に有利な細工もできる』と報告が上がっています。あとで訪ねてみてください」
緊張隠せぬ顔で、職員が告げた。
「危険な任務ですが、皆さんの成功を祈っています。デミ・ギルティの野望を阻止してください!」
解説
EXということで、主に以下の表記をお願いします。
・デミ・ギルティ戦での言・動
・デミ・ギルティまでの道中戦での言・動(少なくても大丈夫です)
・誰が種子を持つのか
●十組のベテランウィンクルム(合計二十人)
今回あなたたちと同じく、デミ・ギルティ討伐に駆り出されたメンバー。リザルト内でのサポート人員となります。相談し、以下のオプションからお選びください。
・攻撃重視(一人増えるごとに攻撃力が増加。一人なら二倍、二人なら三倍)
・防御重視(多いほどあなたの負傷を肩代わりし、回復を行い道中の生存率を高める)
精霊は精霊、神人は神人対応です
(五人参加を想定した場合、一人の精霊・神人に対してそれぞれ二人ずつサポート、となります)
五人未満の場合は、残る人数を相談で分けてもよく、大まかな比率だけ指定しGMにお任せでも大丈夫です。
デミ・ギルティの元に辿り着くまでにオーガが襲いかかってくるので、サポートメンバーは順次脱落していきます。
道中戦のプラン次第で、デミ・ギルティ戦の火力支援が発生したり、逆に負傷しての戦闘もありえるでしょう。
●研究部門からの提案
デミ・ギルティから奪取した力の源『種子』。
研究の結果、これに罠を仕掛けることが可能になりました。
デミ・ギルティ戦で種子を取り返されても、この罠により戦いを有利に進められるかもしれません。
以下のオプションからお選びください。
・毒を仕掛ける(途中で一定ラウンド弱体化! しかしそれを過ぎると戦闘力アップ)
・吸収阻害剤(取り返されても、毒の場合の倍のラウンド、戦闘力アップしない)
デミ・ギルティは種子を持つメンバーを優先的に狙ってきます。
攻撃による判定で奪われた場合(10R程度で達成できる確率)、数分で戦闘力アップが行われる予定です。この時に罠が発動します。
一回のみ有効ですが、有効活用してください。
ゲームマスターより
こんにちは、叶エイジャと申します。
・デミ・ギルティ『妖満月の君(ヨミツキのきみ)』について
本来の力量に加え、儀式によりギルティクラスの力を得ています。
ですが、貪欲に取り込み過ぎた『ヨミツキ』を制御するために、その力の大半を割かれています。
強敵ですが、十分討伐可能です。
あと一歩まで追い詰めたなら、逆にヨミツキに乗っ取られるでしょう。
攻撃はより激しくなりますが、頑張ってください!
なお、もし失敗した場合はギルティが生まれてしまうかも……!?
大樹の内部は塔のような階層構造で、最上階へ登っていく感じです。
それでは、皆様の参加とプラン、お待ちしております!
リザルトノベル
◆アクション・プラン
かのん(天藍)
出発前 研究部門で毒の弱体化の視覚的兆候・発動時間の確認 私と天藍に攻撃・防御各1組 残り2組は攻撃 移動は攻撃、私達、防御の並び 内部潜入前にトランス 最短で最上階まで辿り着きたいですね 護符で自分と天藍を防御 隊列崩さず足は止めず移動 本命前に羅針盤で回復 妖満月の君 天藍の死角を防御 隙を見て攻撃 根の攻撃を避け1カ所に長く留まらない 種子を奪われた後は妖満月の君の様子を注視 事前に確認した弱体化の兆候が見えたららぶてぃめっとトランス 持続時間が無駄にならないよう護符展開させつつ即攻撃 持続時間後戦闘が未了の場合、再度トランス試みる ここで引くわけにはいきません、もう少し頑張りましょう 討伐後ヨミツキの瘴気を祓えないか試みる |
ハロルド(ディエゴ・ルナ・クィンテロ)
【サポートメンバー】 攻撃:神人:1人 精霊:1人 防御:神人:1人 精霊:1人(後衛にて追撃してくるオーガの対応依頼) 【道中】 開幕トランス なるべく精霊の傍に隠れるようにして移動 戦う音を聞きながら槍の柄を力の限り握りしめる。 加勢したい気持ちはありますが、全ての力はデミ・ギルティ討伐の為に。 【デミ・ギルティ】 遭遇時に体力が減っていたら羅針盤を重ねて癒す 根の攻撃を目の当たりにしたので一か所に留まらない 毒発動時にらぶてぃめっとトランス デミ・ギルティを討つのみ、一気攻勢に出る 精霊の角への攻撃がしやすくなるよう力に任せた攻撃 確実に当たるように胴体を貫くように突く …その隙に頼みます!角を撃ってください! |
エリー・アッシェン(ラダ・ブッチャー)
サポ 防御2 道中 自分の恐れを払う意味も込め、武器の儀式鈴を掲げます。 突入直前トランス 隊列の中に位置 妖満月の君戦 私の攻撃はデミ・ギルティには通用しないでしょう。 この手でオーガを討てないのは悔しいですが、私の役目を果たします。 散開し、小まめに軌道と速度を変えて不規則に移動 息切れを避けるため、全力疾走は危機が迫った時のみ 動きながら敵の観察と警戒 特に攻撃のパターンや前兆動作に注目する 自分が狙われていない時を見計らい攻撃。光耐性の低下を狙う 仲間の邪魔になる、または接敵が無謀すぎると判断すれば無理はしない 毒発動後 精霊の肩をつかみ、神人スキルの準備 ダブルハート発動直後にディスペンサ 私の力をラダさんに託します! |
アイリス・ケリー(ラルク・ラエビガータ)
サポートは防御2人 照明は必要なら腰のベルトに下げておく 大樹突入前にトランス ●道中 押し通ります 貴方がたのお相手は、またいつか 攻撃サポートに先頭、防御サポートは最後尾へ 私達は最後尾より前に 進路を塞がれた場合は応戦し、突破を図る ●デミ・ギルティ 到着次第ハイトランス 持てる全てを、叩き込みに行くとしましょう 種子を奪われるまでは倒れないよう気をつけ、削りに行く ヒット&アウェイを繰り返し、仲間と波状攻撃になるよう意識 その様子…どうやら、何かに中ったようですね? ラストダンスと参りましょう …お覚悟願います 毒発動後は捨て身覚悟、畳み掛けます ラダさん、らぶてぃめっとトランス組の攻撃の邪魔にならないよう注意 |
城下町の南端近くに、その巨大樹は現れていた。
「以前より、はるかに大きいですね」
アイリス・ケリーが夜空を見る。ヨミツキは天蓋を覆うように枝を伸ばし、月の光を浴びて紅く輝いていた。
「ここまでデカイと、綺麗を通り越して不気味だな」
ラルク・ラエビガータが同じ空を睨みつける。
巨大な、あまりに巨大な桜の木。まわりに、A.R.O.Aの設置した強力なライトがあって、その妖艶で奇怪な姿を照らし上げている。近くには根に巻き付かれた家が見えるが、それがミニチュアだとさえ思えてくる。それほどの大きさだった。
他のベテランウィンクルムたちも口々に感想を漏らす。
「デミ・ギルティの発見場所は森の深まったところだと聞いたが、町により近くなっているな」
「脅威となるよう、多少は移動をしたのでしょう」
「ほぼヨミツキと同化していたという話だが、それで移動など出来るのか?」
「隠ぺいに転移や結界の術を用いる相手です。十分考えられるかと」
銃声や剣戟の音が聞こえて、全員が口を閉ざした。大樹を守っているオーガとの戦いが始まったらしい。
「陽動隊が突破口を開き、合図を確認したら突入……か」
天藍が作戦を呟き、手を開閉して苦笑する。汗を感じていた。
「さすがに緊張しているみたいだ」
「緊張して、当然です」
かのんがワンドを手に、巨大ヨミツキへと視線をはせる。
「あの中に入るって、いまだにイメージが湧かなくて」
「オーガもだが、中で何が起こるか分からない……離れるなよ」
真剣な口調の天藍に、かのんは安心させるように笑顔を浮かべた。
「大丈夫。私は貴方の傍にいますから」
それだけは、どんな場所にいようと確実なことだった。
「未熟な身ではありますが、討伐のため全力を尽くします」
ハロルドが精霊の姿を探していると、ディエゴ・ルナ・クィンテロは壮年のマキナと話しているところだった。壮年の男が静かな笑みを浮かべる。
「謙遜するな。これの腕は、さらに上げたのだろう? 期待している」
そう言って、自らのホルスターを示すマキナ。
「いえ……ウィンクルムとしての経験はまだまだです」
「年季は関係ない。正直この数年でギルティが現れたり、女神たちの加護を新たに受けたりと、情勢が目まぐるしい。これまでの常識が役立たない局面も多い。若い君の方が柔軟に吸収していそうだ――おや」
男がハロルドに気付いた。
「話し込んでしまったな。今はデミ・ギルティを倒す事に集中しよう」
男が去るのに合わせて、ハロルドは精霊に歩み寄った。
「ディエゴさん、知り合い?」
「以前に一度、指導を受けたことがあるんだ」
ディエゴの顔からは緊張がほどよく抜けていた。信頼している人物なのだろう。ハロルドは聞こえた会話を思い出す。
「ウィンクルムとしての?」
「いや。何年も前に、銃の方で」
目を大きくした神人に、精霊は苦笑した。
「今日はプレッシャーが大きいな。自分が成長したかも、見られてる気がする」
「大丈夫」
ハロルドは精霊の手を握った。
「ディエゴさんは、絶対前よりすごくなってる」
――それは、エクレールと過ごした日々のおかげだ。
ディエゴがそう言おうとした時、夜空に光が打ち上げられた。
「信号弾だ! 突入するぞ」
そんな声が上がって、ウィンクルムたちが動き出す。
ディエゴは言葉を飲み込んだ。代わりに彼女の手を握り返し、力強くうなずく。
「ハル、行こう」
「うん」
総勢十四組のウィンクルムが、巨大ヨミツキの根元へと向かう。
「ラダさん、務めを果たしましょう」
エリー・アッシェンが儀式鈴『闇神楽』を掲げる。ラダ・ブッチャーには彼女のその行為が、恐れを払うためのものだと分かった。
(エリーも怖いんだねぇ……)
道が開け、大樹の根元が見えてきた。展開していたオーガの群れは、ほとんどが移動したのだろう。それでも血と硝煙の匂いが、魔法による破壊の跡が、ここで激しい戦闘があったのだと教えてくれる。ラダの総毛が緊張に震えた。
(ボクも怖い……けど、ビビッて士気を下げちゃいけないよねぇ)
参加したメンバーはみんな実力が高そうだ。足を引っ張るのだけは嫌だった。
(虚勢だけでも良いから堂々としてよっと)
なにより、耐えているエリーのためにも頑張りたかった。
「出たぞ、オーガだ!」
先頭から声が聞こえる。
ヨミツキの基部には大きな空洞が見え、そこから毛むくじゃらのオーガが二体、番人のように姿を現していた。ウィンクルムたちはトランスを行い、突進してくるオーガたちを飛び道具で牽制する。
――身は土塊に、魂は灰に――
ラダとエリーもトランスを行った。
「ウヒャア……」
みなぎる力に奇声を上げるラダ。オーガと向き合うと、ちょうど目が合った。禍々しい赤い瞳がラダの恐怖をあおってくる。
「ヒャッハアアアアアアッ!!」
恐怖に対抗するため声を張り上げると、ラダはモヒカンで風を突っ切り、オーガに剣を叩きつけた。力任せに振り抜き、押しのける。空洞までのルートが開いた。
「ナイスだ、このまま突っ切るぞ」
「ああ、雑魚にかまけてる余裕はねぇ。強行突破だ」
もう一体を斬り伏せた精霊に応じ、ラルクが前進を続ける。
(どーやら向こうは分かってるらしいな……)
今の二体は、種子をもったラルク目がけて突進してきた。おそらくはデミ・ギルティ『妖満月の君』の指示だろう。鼻で笑い飛ばす。
「はっ、獲れるもんなら獲ってみやがれ」
今はとにかく、前進だ。
空洞から内部へと、ウィンクルムたちは入っていった。
●
「ここは……」
中に駆け入った二十八人の足が、内部の光景を見て止まる。
広い空間だった。巨大な蔦や枝で形作られた階段や通路があり、壁面や床では、いびつな形の植物が膨張と収縮を繰り返している。そしてそれらが、淡い光の中で不気味に浮かび上がっていた。
「外は夜なのに、なんでこんなに明るいんだ?」
天藍は牙を生やした植物を気色悪く思いながら、疑問を口にする。
「植物だから、ヒカリゴケのようなものが発光しているのでしょうか……光り方はホタルみたいですが」
かのんが明滅する物体を見て、眉をひそめる。
『来たな、ウィンクルム』
その時、陰鬱な声が響いた。
「上です!」
アイリスが指差した先、植物で構成された天井が揺らめいていた。闇色の湖面と化したその場所には、デミ・ギルティ『妖満月の君』の姿が映っていた。
『我が種子を持ってきたか……フン。ただ返す気はなさそうだが』
「そういうこった。手っ取り早く案内してくれてもいいんだぜ? その方が話が早い」
ラルクが軽口をたたく。
『笑止。その種子は貴様らごときでは破壊できまい。我が体内に運ばれてきた時点で、我の勝ちなのだ』
背後でズズ、と鈍い音。振り返れば入口が収縮し、消えかかっていた。瞬く間に入口は閉ざされ、伸び生えた蔦で堅固な壁を作られてしまう。
『歓迎するぞ、愚かな者たちよ。全て息絶えるまで興じてやろう。種子とともに我が養分となれ!』
壁がうごめくと通路ができ、オーガたちが出てくる。天井から伸びてきた奇怪な植物たちは蛇のようにうねり、開いた器官から牙を見せびらかす。
「階段へ進め。上を目指すぞ」
マキナの銃撃が植物を破砕する。エンドウィザードの精霊が魔法で壁を作ってオーガを足止めすると、別の精霊が熱線を浴びせていく。
「危ない……!」
アイリスが妖刀を振るった。それは精霊の後方から忍び寄っていた、植物の蛇を斬って死滅させる。
「神人でも、植物なら対処できます!」
「了解。ハル、後ろを頼む……!」
横合いから現れたオーガにディエゴが発砲する。ハロルドはその後ろに隠れる形で、植物の襲撃を槍で警戒する。槍の柄を握りしめた。
(加勢したい、けれど……全ての力はデミ・ギルティ討伐の為に!)
背後で聞こえる戦いの音。しかしここで全員が疲弊するわけにはいかない。二十八人は隊列を崩さないよう、前方の敵以外はなるべく相手にしないように進む。後方から追いすがるオーガたちを足止めしている間に、階上へと駆けあがる。
「この部屋にはオーガがいな――――」
先行してたどり着いた女性が、次の瞬間突き飛ばされるようにして倒れた。女性の契約精霊が叫んで飛び出し、女性を追撃しようとした何かを盾で弾く。
「気をつけろ、砲弾だ!」
新たな階層には、壁面に筒のようなものを伸ばした植物がびっしりと繁茂していた。それらが収縮し、負傷した神人とそれを守る精霊にヤシの実大の球体が発射される。盾で弾くには数が多すぎて、足や肩に被弾した精霊から苦悶の声が上がる。
「ガンナー、ウィザードの詠唱が終わるまで援護を!」
ロイヤルナイトが駆け付け、『イージスの盾』を発動する。壮年のガンナーに続いて、ディエゴも飛来する弾を撃ち落とした。ライフビショップが負傷者の治療にあたる。
「あと二十秒、しんがりは持ちこたえてくれ!」
「了解、と」
階上の要請に、天藍は呟いて――身を沈めた。
動きが停滞した一行に、オーガが追いついてきていた。オーガの太い腕をやりすごすと、双刃でオーガの足を深々と切り裂く。腱を斬られたオーガは倒れ――その巨体を踏み台に新たなオーガが天藍に襲いかかってきた。振り下ろされた鋭い爪を、天藍は左の剣で弾いてやり過ごす。
――遅い。
当たれば大ダメージとなる大振りも、冷静に見切ればどうということはない。虚空を切り裂いたオーガを返す右の刃で斬りつけると、天藍は深追いはせずいったん後退した。別のオーガが二体、左右から現れたのだ。
その後ろからも、続々とオーガが……。
「キリがないな」
付き合う義理はなかった。天藍の隣でハードブレイカーが斧を旋回させ、オーガたちを牽制。その隙に段差を上る。追いすがるオーガへとトリックスターが鏡を生み出し、カウンター技で足止めする。
同時に、爆発音が天藍の行く手から聞こえてきた。
次の階へたどり着けば、魔法によって壁の植物はことごとく破壊されている。
「大丈夫ですか?」
かのんが神人を助け起こした。治癒術で楽になったようだが、砲弾に肩を砕かれたらしい。かのんにうなずき返す顔には脂汗がにじんでいた。
「進むのに支障はないわ。ありがとう」
長くとどまるのは危険だった。負傷した二人が動けるようになったのを機に、急ぎ進行が再開される。アイリスが精霊にささやいた。
「ラルクさん、負傷者が増えればどうなるでしょうか?」
「前に進むのと、『チャーチ』で拠点作って、後ろからの追撃に備えるのとに別れるだろうな。つっても神人と精霊はセットだ。どちらか負傷すれば二人分の脱落になる……怪我すんなよ?」
状況が状況だけに、ラルクの口調は少し荒っぽい。アイリスは微笑んだ。
「ラルクさんを盾にしますから、大丈夫です」
「デミ・ギルティより怖ぇな。上等だ」
新たな階層には壁の植物以外に脅威はなかった。唯一の出口に向かうと、紅く染まった回廊が現れる。
「どうやら、樹の表面に通路が作られているようですね」
エリーが、蔦が格子状に生えた壁を見た。隙間からは夜のサクラヨミツキが見え、通路が紅く見えるのは月の光が差し込んでいるからだった。
回廊は緩やかな坂となっていた。巨大なヨミツキを取り巻いて、らせん状の通路を形成しているらしい。ラダが首を傾げた。
「ウヒャア……どうしてわざわざ、こんな通路を作るのかなぁ。ボクだったら迷路にして閉じ込めるけど」
「先ほど見た限りでは自意識が高そうでした。興じると言ってましたし、遊んでいるつもりなのかもしれません。あるいは――」
可能性についてエリーが言いかけた時、回廊の奥から音が聞こえてきた。
重い何かが這いずってくるような、不気味な音だ。
「息つく間もありませんね。ラダさん、気をつけてください」
「アヒャヒャ、了解だよぉ……」
新たな障害の予感に、全員に緊張が走る。
やがて、通路の奥から『それ』がのっそりと姿を現した。
「オーガ……?」
ハロルドが呟く。見えてきたのは、これまで戦ってきた個体より一回り大きなオーガだった――半分は。
その手や足の一部、肩からは巨大な植物の器官が発達し、特に肩の上には、巨大なハエトリソウのような物が生えて、人ひとり丸飲みにできそうな葉を開閉させていた。
オーガと植物が融合した醜悪な姿に、ウィンクルムたちから呻く声が上がる。オーガは身体が重いのか、ウィンクルムを視界にとらえても鈍い歩みのまま、手や足の植物を引きずるようにして進んでくる。ディエゴは銃の照準をオーガに合わせた。
「植物の中には寄生するものがあるというが……デミ・ギルティの仕業だろう」
「なんだか、ちょっと可哀想ですね」
苦しそうな声を上げて、オーガが植物に覆われ巨大化した腕を振り上げる。動きは鈍重だが、一撃がそれまでの比でないのは瞭然だった。
「先制して倒す!」
ディエゴが発砲する。飛び道具を持つ者たちが一斉にオーガへと攻撃を加えた。集中砲火に、しかし肩から生えたハエトリソウが反応し、勝手に動いては矢や銃弾を受ける盾となる。
「攻撃、来るぞ!」
オーガの腕が横向きに薙ぎ払われた。
狭い通路では退避できる場所は限られている。回避しきれない者たちの前に立って、ロイヤルナイトの精霊が盾を掲げる。
「――!?」
豪腕が、ロイヤルナイトを軽々と殴り飛ばした。
吹き飛ばされたロイヤルナイトは壁に叩きつけられ、受け身も取れず地面に倒れて動かなくなる。
「防御も出来ねぇのかよ……!」
ラルクが前に走り出た。オーガが腕を引き戻すよりも早く、一撃を与えるべく接近する。ハエトリソウが反応した。ラルクを捕獲しようと、横向きのアギトを開く。
「捕まるかよ」
ラルクが跳んだ。閉じるハエトリソウの上を過ぎると、手にした小剣でハエトリソウの根元に斬りつける。腕ほどもある茎を力任せに剪断すると、ハエトリソウは地面に落ちてのたうち回った。
「これで防御できないだろ……っと!」
ニヤリと笑ったラルクだが、続くオーガの攻撃に表情を引きつらせた。慌てて避けて後退する。援護の射撃がオーガに集中した。
「ナイスガッツだ、若いの」
壮年のマキナが両手の拳銃を連射。オーガの頭部を狙った弾丸はことごとく命中し、絶命したオーガが倒れる。
「ふむ。盾がなければただの的だな」
「これで進めるな」
ラルクが口笛を吹きかけ――その途中で聞こえてきた引きずり音に顔をしかめた。
通路の奥から、今倒したのと同じオーガが次々に現れてくる。
「まだ、いるのかよ」
「相手にしてられないな。動きが遅いから走り抜けた方が良いだろう」
天藍がそう言って、今度は先陣を切る。ラルク同様オーガの攻撃を回避すると、防御の要となる部分を斬り飛ばしていく。
他のウィンクルムたちがそれに続いた。
オーガが、歪な身体で迎え撃つ。
その後も、ウィンクルムたちは行く手を何度も阻まれた。
回廊を抜けた後も再びヨミツキの内部に入り、オーガやデミ・ギルティの一部と化した植物が襲いかかってくる。上の階へと進むにつれ、疲弊した神人や精霊が増えていく。
安全と思える場所で『チャーチ』を発動させ、限界にきた者を置いていくたび、二十八人は一人、また一人と数を減らしていった。
そして――
●
「どうやら、次で最後らしいな」
何度目かの回廊を進んでいたラルクの頭上に、夜空が広がりだした。両側を高い壁で阻まれているが、その向こうから桜の花びらが風で吹き上げられ、入り込んでくる。
「さながらビルの屋上ですね」
落ちてくる花びらにアイリスが呟く。はるかに高い位置にあった枝よりも、自分たちは上にいる。
花降る通路はそのまま、樹の頂上部――ドーム状の建築物に見える場所へと続いていた。
「ようやく、ここまでこれましたが……」
かのんが残ったウィンクルムを見た。
「妨害が激しかったな」
天藍が彼女の言葉を引き継ぐ。
かのんたち四組をのぞけば、ここまで来たベテランウィンクルムの数は三組。無用な戦闘は捨て置き、ここまで一気に駆け上がったためもあるが……彼らはいずれも、無傷ではない。
「半分近く残ったなら十分だろう」
六人のうち、最も元気な壮年のマキナが笑って応え、素早く銃の残弾を確認していく。
「エリーは大丈夫?」
ラダは近づいてくるドームを見つめ、緊張の息を吐いた。自身の負傷を確認した後、神人を見た。
「ええ、ラダさんや皆様に守っていただいたので」
エリーの周りは防御に秀でたウィンクルムがいたため、被害というほどのものはない。
(今は負傷し、下の階層にいる彼らのためにも……)
エリーは銀の瞳から疲労を追いやり、ドームの中へと足を踏み入れた。
やはりというか、樹木で構成された場所だった。天井では枝が骨格のようにアーチを形作り、隙間から紅い月の光が入り込んでいる。
その光に照らされて、その場に満ちているのは瘴気だ。
「ここがデミ・ギルティの居室というわけですか」
毒々しい赤に染まった瘴気にエリーが眉をひそめた、その時だった。
「ようやく来たか」
笑いを含んだ低い声が聞こえてきた。全員の視線が、瘴気の向こう側へと投げられる。
入口より正面。最奥の壁にデミ・ギルティがいた。周囲の壁は臓器のようにうごめく植物に埋め尽くされており、そこに半身をうずめる形で『妖満月の君』は薄い笑みを浮かべていた。
「てっきり、死に絶えたかと思ったぞ」
強烈なプレッシャーがデミ・ギルティから発せられた。瘴気を伴って吹き付けるそれは殺意とも呼べないものなのだったが、オーガとは桁違いの緊張を強いてくる。
「我が種子を献上しに来たのだ。少しは楽しませてくれるのだろうな?」
「言ってろ」
ラルクが嫌悪も露わに吐き捨てた。光り輝く『種子』を手にし、笑みを作る。
「テメェの欲しがってる物がどこにあるか、分かってんだろ? こいつを手にしない以上、お前は半端モノってわけだ。鬼ごっこといこうぜ」
「……矮小な存在が我を愚弄するか」
「自分が至ってもいないうちから大物ぶるのは、感心しないな」
ディエゴが銃をデミ・ギルティへと向ける。『妖満月の君』は忌々しげに顔を歪めた。
「貴様か。我の儀式を邪魔した無礼、忘れはせぬぞ」
『妖満月の君』の傍らで、空間が渦を巻く。それは攻撃の前兆に他ならなかった。
「来い、ウィンクルムども。力の差というものを教えてやろう。今の言葉の罪深さを、貴様らは命であがなうことになるのだ」
「慢心は命取りですよ」
――猛き心を――
アイリスはラルクに近づくと、彼の手に浮かんだ紋様に口づけし、ハイトランスを行う。互いを高め合う上位トランスはアイリスの持つ妖刀にも伝播し、その切れ味を高めていく。アイリスは妖刀を構えた。
「ラルクさん。持てる全てを、叩きこみに行くとしましょう」
「おう!」
ラルクがデミ・ギルティから距離を開け、反対にアイリスは前に出る。
「みなさん、根に気をつけてください」
ハロルドが『運命の羅針盤』をディエゴの『宿命の羅針盤』と重ね合わせる。かのんも天藍と同様に羅針盤を重ね、負傷と疲労を緩和する。
「天藍、死角のカバーは任せてください」
「ああ。後ろは任せた」
言って、天藍は駆けた。折しも虚空の歪みから、ラルクの方へと射出された木の杭を双剣で弾く。
「簡単には獲らせない」
「邪魔をするな」
デミ・ギルティが今度は天藍へと向けて、衝撃波を放つ。天藍は今度は横にそれをかわし、左右に揺らめくようなステップで接近する。ディエゴたちの射撃が援護となって支援する。
「銃弾は無駄だと言った!」
壁から新たな伸び生えた樹木が盾を形成し、弾丸を遮った。天藍を牽制しつつ、盾を降ろしたデミ・ギルティはしかし、眼前に現れたラダの姿に目を見開いた。
「……!」
「ヒャッハーッ!」
ラダの剣が、シンクロサモナーの力によって巨大な獣爪へと変じ、盾を一気に引き裂く。
「ええい、痴れ者がッ」
次の瞬間、ラダの身体が衝撃波で吹き飛んだ。ラダは地面に叩きつけられ、息を詰まらせた。デミ・ギルティがそれに顔をしかめる。
「醜き姿で寄るな、下郎」
「お前が言うな」
そこで剣の間合いに踏み込んだ天藍が剣を振るった。放った斬撃はことごとく変形した植物に防がれる。反対に衝撃波が放たれ、かわし切れずに肩口を削られた。
「フン。その程度か?」
「まだだ――左!」
天藍が鋭く言って左側へ移動。指示にかのんが反応し、同方向へと進みながら天藍へ向かった枝の槍をワンドで払う。
同時に、右方面からはアイリスが剣を、ハロルドが槍を手に攻撃を開始する。彼女たちを援護するように、再度ディエゴやガンナーが正面から射撃を再開した。そこへエンドウィザードも詠唱を終え、加勢する。
「フン。これしきの波状攻撃など――」
言いかけたデミ・ギルティが目を瞠った。盾代わりにしている植物が、神人らによって切り裂かれていく。
「バカな。精霊ならまだしも、脆弱な神人ごときが……」
「あなたは、他人を軽んじすぎです」
ハロルドがディエゴの射撃に合わせながら槍を旋回させ、後退する。アイリスもまたヒットアンドアウェイを意識して一か所にとどまらない。その隙に再びラダと天藍が攻撃を再開し、デミ・ギルティの注意を奪っていく。
「ヒャッハーッ!」
ラダの二度目の斬撃は剣。これも止められるが先ほどよりも刃は押し進んだ。受け止めた『妖満月の君』の顔から余裕が消えていく。
「調子に乗るな……種子さえ手に入ればこの程度どうということはない」
「――で、こっちの手数を増やしたか」
後方で、ラルクは根に襲われていた。
床を突き破って放たれるそれらの意図は、ラルクの捕獲だ。ウィンクルムたちの波状攻撃を受けつつもなお、デミ・ギルティは種子の奪取に注力しているらしい。ベテラン神人たちがサポートしてくれているが、根は断ち切られたそばから数を増やして追ってくる。
「捕まえられるもんなら、捕まえてみろよ」
根の触手を跳んでかわしたラルクが次の瞬間、四人に分身した。
シノビの術である『陽炎』を使い、さらには夜の恩恵を受けた『朧月』を併用することで、四人のラルクは敵の追跡を惑わす。予想外の逃走方法に、根の槍も動きを鈍らせた。
「隙あり、ですね」
それまで敵の観察に努めていたエリーが動いた。追尾速度の衰えた根を攻撃、あるいは指摘を行い、根の槍は神人と精霊によって駆逐されていく。
歯噛みしたのはデミ・ギルティだ。植物の根と枝を地面や壁に引き戻すと、ウィンクルムの波状攻撃に衝撃波を連発し、押し戻した。
「猪口才な……」
「『楽しませろ』って言ったのはそっちだろ」
天藍の言葉に『妖満月の君』が押し黙る。かのんは内心ひやりとした。元からか、儀式のせいかは分からないが、このデミ・ギルティは精神が不安定な気配がある。実際はそれほど余裕がないのだろう。
中途半端な自尊心の持ち主には、当然の対応すら度し難い侮蔑になりうる。
「……よかろう」
果たして『妖満月の君』は、その面貌を歪ませた。場に満ちていた瘴気が急速に彼の元へと吸い込まれていき、『変貌』が生じる。
「そうまでして死に急ぎたいのなら、カナエテヤロウ」
植物細胞が壁から伝って全身を侵食していき、鋭い牙や棘が伸び生えてくる。デミ・ギルティが醜悪な怪物の姿へと変わるまでそう時間はかからなかった。一体化した壁からは、取り込まれた両腕の代わりに六本の異形化した腕が生み出され、長く鋭い爪を鳴らす。
『果テヨ……ウィンクルム!』
「この気配は……まずい、回避に専念するんだ!」
壮年のマキナが叫び、同時に六本の腕が伸ばされた。
高速で射出された腕は、その爪でエンドウィザードの胴を貫き、逃げ遅れた二人の神人を斬りつける。
悲鳴すら上げることなく倒れた三人に、変化はほどなく訪れた。
「……!」
重傷を負った三人の身体が、傷口からどんどん石化していく。
『アア、心地ヨイ……』
異形のデミ・ギルティが低い笑いを漏らした。目には見えないが、三人を傷つけた腕から彼へと、何かが流れ込んでいくのが感じられた。
それが、倒れた三人にとってかけがえのないものであることも。
『サァ、種子ヲ渡セ!』
異形の視線がラルクに向けられ、地面を割って根の槍ぶすまが彼を襲う。
「さっきより数が多くなってやがる……!」
剣山のごとく突き出た根の群れに分身のうち一体が貫かれ、三度避ける間に残る二体も全身を串刺しにされて消失した。標的が定まったことでより苛烈さを増した追撃が、ついにラルクの手から種子を払い落とす。
誰かがアクションする間もなく、輝く種子は根に覆い尽くされた。デミ・ギルティの元へと運ばれていく。
「ディエゴ、撃つぞ」
「はい!」
引き戻される根を撃つ二人のマキナ。しかし精密な射撃も厚く覆われた根の前では表面を散らすだけだった。『妖満月の君』は笑ったまま、種子を壁の中へと取り込んだ。
壁の中で種子はその輝きを増し、脈動をもってその息遣いを伝えてくる。
『ツイニ我ガ手ニ……イヤ、我ガ体内カ』
恍惚とした様子で身を震わせたデミ・ギルティが、咆哮を上げた。
『コレデ我コソガ、ギルティノ王ニ……!』
振るわれた腕から衝撃波が乱れ飛び、いま一人の精霊が吹き飛ばされて昏倒する。
「!」
「エリー、ボクの後ろに……!」
ラダがエリーをかばって後退する。
『クク……我ガ儀式ガ遂ニ完成スル。貴様ラハ歴史ノ転換点ニ立チ会ウノダ』
「誇大妄想もいい加減にしろ」
そう返した天藍だが、腕や衝撃波によって近づくこともままならない。
「かのん、『アレ』の視覚的兆候は分かるのか?」
小声で問うた。かのんは吹き荒れる風に顔をかばいながらうなずく。
「前例がないと言ってたけれど、研究部門の人たちは劇的に変化するからすぐわかるはずだって……」
「そうか……なら、それまで耐えるしかないな」
『何ヲ余所見シテイル?』
異形の腕が繰り出され、二人を襲う。天藍は反射的に避けたが、かのんが逃げるのに一拍遅れた。
「……ッ」
「かのん!」
かのんの左腕を爪が掠め、血が落ちる。それまでの攻防で言えばかすり傷程度――しかし腕を押さえた彼女は青ざめた顔で震え出した。
「天、藍……」
苦しげな声。天藍が傷口を見ればすでに出血は止まっており、しかし無機質な石の色へと変わりつつあった。
『コレデ劇的ニナッタナ』
笑ったデミ・ギルティへと天藍が無言で駆けた。その喉元に刺さろうとしていた剣の切っ先は、しかし衝撃波が天藍を殴りつけたことで止まってしまう。
『無様』
空気が瞬間的に弾け、瞬時に詰められた間合いは再び広く。天藍が地面を転がった。かのんの傍らに倒れた天藍が咳き込み、地面に血が落ちる。
『モウ終ワリカ?』
異形の腕が追撃に移った。間に割り入ったラダやアイリスが剣でそれを弾いて、ディエゴが銃撃で押し戻す。ラルクが天藍を抱えて後ろに下がり、ハロルドとエリーがかのんを助け起こす。エリーが腕を見ると、石化は徐々に広がっていた。
「かのんさん、まだ倒れてはいけませんよ!」
『無駄ナコト。ドウセ全員死ヌノダ』
根の群れが、デミ・ギルティから一直線にエリーたちへと駆けた。ラルクが投擲具を放っていくつかを縫いとめるが、かいくぐった数本がハロルドを貫こうとする。
「ハル!」
ディエゴが盾を投げた。ハロルドを狙った根は寸前で盾に阻まれ、彼女の槍に断ち切られる。安堵したハロルドがディエゴを見た。
「あ――」
ディエゴの背に異形の爪が振り下ろされるところだった。
爪が精霊の肉を裂き、鮮血が舞う。
ディエゴは倒れたあと、自らの服を染めた赤に目を見開いた。
「どうして……」
自らをかばった壮年のマキナを見上げる。
「こちらはもう温存してない。それだけだ」
そう言ったマキナは、膝をついた。徐々に石になっていく身体から目を離し、残ったウィンクルムたちを見る。
「あいつの思い通りになんかさせ――」
言葉は途切れた。倒れたマキナの身体は完全な石へと変わっている。
『コレデ残リハ八人……イヤ、ソノ神人モジキニ石ニナルカ?』
くぐもった笑いをあげるデミ・ギルティ。
その体から突如、エネルギーが噴き上がった。
『ツイニ……ツイニ儀式ガ完成スル!』
異形が遥かな天を見、勝鬨を叫んだ。
『見ルガイイ、今コソ世界ノ支配者ガ誕生スルノダ!! ハハハハハハ! ハハハハハハ…………ハ』
突然、声が止まった。エネルギーの放出が再現なく上がり続け、壁の植物が次々に破裂していく。飛散した植物はたちまち枯れて腐り、溶けていった。
『ナ、ナン、ダ……? 貴様ラ、何ヲシタ!?』
「その様子……どうやら、何かに中ったようですね?」
攻撃を凌いだアイリスが、笑みを浮かべる。言葉の意味を異形は理解したようだった。赫怒の瞳を彼女に向ける。
『オノレ許サヌ! ア、ガ……ガアアアアアア!!』
デミ・ギルティ『妖満月の君』が苦悶の咆哮を上げた。
●
デミ・ギルティの叫びと連動して、大樹が鳴動し始める。
ウィンクルムたちが種子に仕込んだ罠は毒。今、その影響が樹の全体に及んでいるのだ。
「耐え忍んだ甲斐があったな」
ラルクが投擲具を放ち、小剣を振るう。デミ・ギルティの攻撃手段であった植物の蔦や根はあっけないほどにそれで裂断され、異形の腕も大きな切り口を見せる。
「ええ。ラストダンスと参りましょう……お覚悟願います」
最後の言葉を敵へと向け、アイリスはラルクとともに疾走した。
――毒の効果は長くは続かねぇ。それまでにカタをつける!
ラルクは刃を口にくわえると、残る体力を振り絞り、左右の袖から手裏剣を抜き放った。片手に三枚ずつ、計六枚。現状の負傷度で瞬時に扱える限界数だ。
前を走るアイリスに反応したのか、植物が襲いかかる。動きは鈍い。だがアイリスが斬撃で一度に薙ぐ数よりは多い。
「ありったけをくれてやる」
ラルクが腕を素早く交差させ、指の間に挟んだ手裏剣を放った。旋転して宙を駆ける六枚の刃はアイリスを襲う根や枝を切り裂き、『妖満月の君』へと着弾していく。
さらに開いた空間に踏み込んだアイリスが妖刀を振るった。大胆な踏み込みだった。肌を切られながらも、「刺される前に斬る」という捨て身の覚悟がデミ・ギルティの矛と盾である植物を斬り尽くして、突破口を押し開く。
その時には、他のメンバーも行動に移っていた。
「私の力をラダさんに託します!」
エリーがラダの肩をつかむ。ほぼ同時にラダの目から理性が消えた。
その口から発せられるのは、獰猛な獣の雄たけびだ。
『ダブルハート』により力が増大し、背中から白と黒の羽が服を突き破って現れてくる。なりふり構わず敵へと突貫しようとする彼に、そこでエリーのディスペンサが干渉した。
「――――ッ!」
消耗した力を取り戻して、ラダは咆哮とともにデミ・ギルティへと向かった。獣じみた走りはアイリスたちが切り開いた道を抜け、白蛇へと変じた剣を異形へと叩きつける。
『舐メルナ!』
毒と手裏剣に苦しみながらも、デミ・ギルティが異形の巨腕をラダに叩きつける。しかしラダの白蛇は軌道の途中でうねると、逆に巨大な腕へと巻き付いた。巻き付き締めつけて腕を砕き散らすと、蛇はすぐさま『妖満月の君』の肩口へと咬みついた。
『オオオオ!?』
苦悶するデミ・ギルティ。ラダが狂ったように拳を放ち、殴りつけていく。
「かのん」
「天藍」
うなずこうとしたかのんがよろけ、天藍が支える。神人の身体は異常に熱く、腕は肩口まで石になろうとしていた。
「大丈夫、護符くらいなら片腕でも問題ないですから」
気丈にそう言った彼女はしかし、天藍の視線に少し顔を歪めた。
「ごめんなさい。やっぱり少し怖いかもしれません」
激痛が走っているのに、石となった腕に感覚がない。それがどんどん広がっているのだ。
「心配するな。すぐに倒してくる。それで助かる」
不安を押しのけるよう言って、天藍はかのんを引き寄せる。近づく唇にかのんは目を閉じた。
「ディエゴさん……」
ハロルドの思考を察し、ディエゴは石となった先達から視線を外した。
「ああ。短時間で決着をつけよう」
ディエゴが背を屈める。背伸びしても、ハロルドはほんの少し届かない。
「エクレール」
愛しい名を呟いて、ディエゴは口づけを腕で覆い隠した。
――共に最善を尽くしましょう――
――Youre My Best Friend――
重なる唇が、神人に眠る神の血を覚醒させる。
トランスオーラが眩い光を放ち、あふれ出る力の奔流が神人と精霊とに満たされていく。
「あ……」
かのんが自分の腕を見た。服の変形とともに、石の侵食が消失していく。
「神の力ってのも粋だな」
安堵した笑った天藍が視線をデミ・ギルティへと向け――そして双剣を手に走り出す。かのんがその後を追い、素早く護符を放った。滞空した護符は防御壁となり、デミ・ギルティの弱まった攻撃を通さない。
「ディエゴさん、後方はお願いしました」
ハロルドも槍を手に向かった。アイリスやラルク、エリーやラダとの交戦で手一杯の『妖満月の君』へと、槍をまっすぐに突き出す。反応して迎撃に動いた巨腕は、寸前でかのんのワンドが払い、粉々に吹き飛ばした。
目を見開いたデミ・ギルティの胸へと、氷瀑の龍槍が吸い込まれる。
「今です! 角を撃ってください!」
声を張り上げたハロルドに、ディエゴは引き金を引いた。必殺の弾丸は螺旋の軌跡を描き、大気が竜巻を生まんばかりの勢いで唸った。
渾身のスピニングショットは撃発とほぼ同時に着弾。狙いたがわずデミ・ギルティの額……そこから伸び生えた角へと突き刺さった。炸裂のパワーが敵手の頭部をのけ反らせ、植物の装甲を破って素顔を露出させる。そのまま角に巻かれた包帯を弾き跳ばした。それで角に走った、醜い亀裂が露わとなる。弾丸は角の硬度に弾かれたものの、衝撃によってその亀裂は顔中に広がっていく。
そこへ天藍が『トーベント』によって急接近し、斬撃を繰り出す。
金属が砕けたような音が響いた時には、砕けた角が宙を舞っていた。
「――わ」
一瞬の間ができ、そこに呆けたような男の声が響く。
「我の、角が……」
毒による苦痛すらも通り越して、デミ・ギルティが驚愕の瞳で落ちた角を見る。次の瞬間その瞳が収縮すると、ヒトガタとは思えない絶叫を轟かせた。
同時に大きな力がウィンクルムたちを襲う。
「地震……!?」
そう思うほどの鳴動だった。エリーは攻撃を止めてデミ・ギルティを見る。『妖満月の君』は虚ろな目で動かない。しかし周囲の植物は激しく蠢きながら腕や槍を形成し、ウィンクルムへと迫ってきた。
「毒が切れたのか?」
ラルクが剣で受け止める。先ほどと違って、壁でも相手にしているような感触。断ち切ることはできず、無理やり攻撃をそらすことで回避する。
「それにしては、動きがおかしいです」
天上や地面に打ち付け、破壊していく根や枝を見てアイリスが眉を寄せる。
「これは……もしかしたら取り込んだヨミツキが暴走したのかもしれませんね」
エリーの脳裏に浮かんだのはここまで繋がっていた『道』だった。階層にしろ回廊にしろ、あの時ラダの言ったように閉じ込めておけばデミ・ギルティは確実に勝つ。
それをしないのは余裕からかと思えたが――。
「ヨミツキを完全に制御できていなかった可能性がありますね」
「そうかもしれません」
ハロルドが槍を旋回させ、捕縛してきた蔦を薙ぎ払う。全ては滅しきれず、足から血を流してハロルドが片膝をつく。
「ッ……以前、対峙した時も、そのような雰囲気でした。おそらく、種子を取り込んだせいかと思います」
「なら、今がチャンスでしょうか?」
かのんがデミ・ギルティを指さす。暴れ狂う植物は危険だが、『妖満月の君』の制御が介在しないため、脅威度はむしろ減じている。
倒すなら、今しかない。
「これで最後だ」
天藍が言って、一度後退した足を前進に転じた。滅茶苦茶に振り回される蔦や枝を双刃で迎え撃つ。近づく脅威に反応したのか、まだ無事だった腕や根が一斉に彼を襲った。質量をいかんなく発揮して振るわれる植物は暴風雨もかくやという勢いで、らぶてぃめっとトランスを経てもなお、応戦するのがやっとだ。
そこにディエゴの銃撃が加わった。
すさまじい速さで天藍に迫る蔦や根を、危険度が高い順に照準、発泡。銃口からは怒号とともに炎が噴き、蘭のような残滓を幾つも咲かせる。
「――――!!」
そこにラダが加わった。奇声と咆哮が入り混じった雄たけびとともに、白蛇となった剣を手に突き進む。天藍を襲おうとしていた植物がいくつか、彼に牙を剥いた。白蛇がその一つ一つをかみ砕くたび、反撃が足を、腕を、肩を腹を胸を打ちすえ、ラダの全身が痛みで悲鳴を上げる。憑依侵食がある身にとって、殺されるのが先か自滅するのが先かという状況だった。皮膚や肉が裂け、骨が折れては砕ける。激痛がラダを蹂躙していく。
「うおおぉぁぁぁぁッ!」
だがそれでもラダは絶叫を吐きつつ進撃した。植物の迎撃網を突破すると、彫像のごとく動かぬデミ・ギルティに白蛇を放った。
無情にもその軌跡を異形の腕が遮った。
「邪魔だ!」
ラルクが渾身の一投。ラダ越しでデミ・ギルティは狙えなくとも、その影はまた別だ。月光でわずかにできた彼の君の影を手裏剣が貫く。
【影法師】によってフィードバックしたダメージに、『妖満月の君』がのけぞった。
そこに白蛇が刃に戻りながら振り下ろされる。一拍遅れて双剣と銃弾が続いた。
次の瞬間、光が爆発した。
まばゆい光はその場に満ち、真昼のごとく白に染め上げる。
八人が最後に目にしたのは、その光の中で滅びゆくデミ・ギルティの姿だった。
●
ラダが目覚めると、世界が揺れていた。空には紅い月がある。
「ラダさん! 良かった」
エリーが安堵した。
「ヨミツキの樹が崩壊を始めているようです」
だから揺れているのだ。見ると他の神人も倒れた精霊に呼びかけているか、同様に倒れていた。
「エリー、逃げて……」
なんだかもう、動けそうにない。
エリーは無視してラダを起こそうとした。
「ここで置いていったら、アッシェン家の歴史にまた一ページ追加されますので、絶対に嫌です」
横合いから伸びた手が、力強くラダを引き起こした。
「こっちの負傷度が高そうだ! 癒しの術を彼に」
下で休息していた精霊だった。駆けつけてくれたらしい。
「間に合わずすまん。気をしっかり持ってくれ。絶対に助ける!」
良かった、エリーもボクも助かるんだ。
ほっとして、ラダはそのまま気絶した。
「あの、石になった人たちは?」
朦朧とした意識で、ディエゴは救助者に尋ねた。
「傷が浅かったものは戻りつつある。だが致命傷だった者は――」
助からなかった者の名を告げられ、ディエゴは石と化したままの亡骸に目を馳せた。地面に亀裂が走り、石となった者たちがそこに飲み込まれていく。
「せめて彼らも!」
「……すまない」
言われて、ディエゴは独力で向かおうとした。トランスは既に切れていて、すぐさまよろめく。ハロルドが支えた。
「ディエゴさん、私も手伝う」
「……いや」
ディエゴは自制して首を振った。ここも危険なのだ。
そして他のウィンクルムも、好きで遺体を回収しないわけではない。
「そうか。そっちにも襲撃があったのか」
天藍が、救助に駆け付けた十人に歯噛みした。意味に気付いたかのんが声を詰まらせる。
「そんな……」
「あのあとオーガたちが一斉にきて……気持ちは同じよ。でも今は無事に出ることだけ考えて」
数を減らしたウィンクルムたちは引き返し始めた。その足取りは遅い。ラルクは気を失ったアイリスを背負って走った。
「ラルクさん」
「起きたか。そのままでいいぞ」
「すみません」
ラルクの肩に頭を置くアイリス。
「終わったんですね」
「ああ。俺たちの勝ちだ」
返事はなかった。再び気を失ったと知って、ラルクは走る速度をあげた。
「安心して寝てろ。もう誰も死なねえよ」
言ったラルクたちの前方に、外への出口が見えてきた。
ヨミツキの巨木が枯れていく。
花が散り、やがて脆くなった部分から崩壊し、最後は全て灰となって消えた。
A.R.O.Aによれば、脱出に際しウィンクルムは誰も欠けなかったという。
こうして、夜の世界を騒がせた事件に幕が下りた。
依頼結果:大成功
MVP:
名前:アイリス・ケリー 呼び名:アイリス、アンタ |
名前:ラルク・ラエビガータ 呼び名:ラルクさん |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 叶エイジャ |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | EX |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 難しい |
参加費 | 1,500ハートコイン |
参加人数 | 4 / 2 ~ 5 |
報酬 | 多い |
リリース日 | 04月19日 |
出発日 | 04月28日 00:00 |
予定納品日 | 05月08日 |
参加者
会議室
-
2016/04/27-23:34
-
2016/04/27-23:34
言い回し変えたり、ディエゴの書き込み見て羅針盤あったなと思い出して書き加えたりはしたが、大きく内容は変わらない形で提出してきた
無事に任務達成!にもって行けると良いな -
2016/04/27-21:41
書き込みが遅れて悪い
俺のところは攻撃2人:防御2人で行くことにする
仮プラン
神人
【道中】
力温存の為怪我をしないよう精霊の陰に隠れながら移動
【デミギルティ】
遭遇時に体力が減っていたら羅針盤を重ねて癒す
毒発動時にらぶてぃめっとトランス
一気攻勢に出る
確実に当てる為に胴体を狙う
精霊
【道中】
前衛後衛どちらのサポートにもつけるように位置
状況によって支援攻撃
挟まれた場合は後方のオーガへの攻撃を優先
【デミギルティ】
罠発動時までは移動しつつ【ガンアサルト】で翻弄し通常攻撃を当てていく
全てを【スピニングショット】に注ぐ、神人が隙を作ってくれたらそれを活かす
(MP切れが起きる恐れがある場合、スピニングショット→パルパティアンⅡ→スピニングショットと途中でパルパティアンを挟む) -
2016/04/27-21:35
こちらのプランはこんな感じだ
かのん
研究部門で毒の弱体化について視覚的兆候・発動時間を確認
私と天藍共に攻撃・防御各1組
残り2組は攻撃
内部潜入前にトランス
護符で自分と天藍を防御
妖満月の君
天藍の死角を防御
その上で隙を見て攻撃
根の攻撃を避け1カ所に長く留まらない
種子を奪われた後は妖満月の君の様子を注視
弱体化の兆候が見えたららぶてぃめっとトランス
持続時間が無駄にならないよう攻撃
持続時間後戦闘が未了の場合、再度トランス試みる
↑これは駄目元で入れてみた
天藍
攻撃サポートの後ろで移動
防御サポートは背後でオーガからの追撃対応
かのんは俺の背後
進行の邪魔になるオーガがいたら通常攻撃
サポートで足りる時は移動に専念
スキルは妖満月の君戦に温存
妖満月の君
種子が奪われるまでは移動しながら通常攻撃
妖満月の君の体力を削る
移動はフェイント、緩急の差等敵が攻撃しにくい動線に
精霊達と声を掛け波状攻撃
種子奪われた後のらぶてぃめっとランス後、可能であればトーベント使い妖満月の君の角を狙って攻撃
-
2016/04/27-21:17
>サポート
了解。
道中の被弾もそうだが、シンクロサモナーはジョブスキルでも体力削られるもんなぁ。
それでいいと思うぜ。
かのんも対応助かる。
>仮プレ
セリフ抜いた分をそのままはっつけとく
★アイリス
サポートは防御2人
照明は必要なら腰のベルトに下げておく
大樹突入前にトランス
●道中
攻撃サポートに先頭、防御サポートは最後尾へ
私達は最後尾より前に
進路を塞がれた場合は応戦し、突破を図る
●デミ・ギルティ
到着次第ハイトランス
種子を奪われるまでは倒れないよう気をつけ、削りに行く
ヒット&アウェイを繰り返し、仲間と波状攻撃になるよう意識
毒発動後は捨て身覚悟、畳み掛けます
ラダさん、らぶてぃめっとトランス組の攻撃の邪魔にならないよう注意
★ラルク
種子(毒)持ち
サポートは攻撃2人
●道中
雑魚にかまけてる余裕はねぇな、強行突破だ
とにかく前進
進路を塞がれた場合のみ進行方向の敵に応戦、それ以外は無視
MPは温存
●デミ・ギルティ
陽炎・朧月を使用して回避最優先
陽炎の使用は一度のみで、種子を奪われるまで双葉は使用しない
攻撃時は影を狙う
毒が発動したら回避優先をやめ、畳み掛ける
ラダ、ハロルド組、かのん組が火力を維持できる僅かな時間に賭ける
残るMPは全て双葉
少しでも威力を上げるべく双葉でも影を狙う -
2016/04/27-20:50
いよいよだねぇ!
ボク達のプランはこんなだよぉ!
★エリー
・サポ
防御2
・道中
トランス
隊列の中に位置
・妖満月の君戦
散開し、不規則に移動
全力疾走は危機が迫った時のみ
敵の攻撃のパターンや前兆動作に注目
自分が狙われていない時を見計らい攻撃
仲間の邪魔になる、接敵が無謀すぎると判断すれば無理しない
・毒発動後
精霊がダブルハート使用後にディスペンサ
☆ラダ
・サポ
攻撃1
防御1
・道中
攻撃サポの後ろに位置
敵突破に協力
・妖満月の君戦
MPを温存
(ダブルハート分を残す)
(タイガークロー2を3回までなら使用)
(コスモノバは敵数が多い場合の非常手段。多数の敵に囲まれない限り不使用)
・毒発動後
神人のもとにむかい、ダブルハートを使用
ディスペンサでのMP補充後、スネイクヘッド2で攻撃 -
2016/04/27-20:15
こちらも報告書は見ましたが妖満月の君、とんでもない相手だったんですね……
神人さんが種子を取り返した時の様子、
「神人のオーラと瘴気が触れると幹がごっそり削られるくらいの爆発」
が気になるところですが、私達は妖満月の君を倒すのが目的ですし、従来どおり弱体化の所で総攻撃かけて力押しが最善でしょうか
とりあえず、根に刺されないように避けはしようと思います
エリーさんが、サポートの割合変えられるとの事なので、[26]で天藍が提示していたサポートの割合は、
私と天藍共に攻撃・防御各1組
残り2組は攻撃
に変更しておきますね
天藍が、妖満月の君の角に包帯が巻かれているのが気になるようで、急所を狙うジョブスキルのトーベントを使う際に、可能であれば角を狙ってみるかなと言っています -
2016/04/27-17:42
まとめ、ありがとうございます!
>瘴気吸収
むむ……。厄介ですね。
念のため、瘴気と関係のある装備品は外していくことにします。
(心配そうに【妖刀】紅月を眺めながら)
>サポート割合
【32】でウィンクルム毎攻撃・防御各1組の案で異論なしと言っておきながら、自分の戦闘プランを見直してみると、少し変更した方が良さそうです。
上位トランスをしない私の攻撃力を2倍にするより、道中戦で脱落しない方が重要そうです。防御2人に変更します。
(エリー HP114 攻撃17 防御31)
神人エリーにつくサポ 防御2
精霊ラダにつくサポ 攻撃1 防御1
こんな感じになりますが、仲間の皆さんに支障はないでしょうか? -
2016/04/27-13:34
ほいほい。片方帰ってきたんで、抜けがあるかもしれんがとりあえず情報上げとく
>デミ・ギルティ
分身体は飛行していたが、本体は幹もとい壁から移動できるかどうか不明。
攻撃手段(分身体のみで本体が使用していないものには★)
→衝撃波★
→根による遠距離攻撃
→根を変形させて武器・防具化★
→瘴気(オーガ含む)を吸収
ってとこじゃ。
エンドウィザードみてぇなド派手な魔法の類は無さそうなんで一安心だが、逆に言えば奴さんの攻撃に注意すればどうこうできるもんでもないって訳だな。
方針に変更はいらなさそうだ。
立ちっぱなしがまずそうなのは同感。
波状攻撃出来りゃいいんだがなぁ…。
>罠
とりあえず、今は奪わせないプランのままでいとく。
敢えて奪わせる云々を言ったのは俺自身なんだが、一長一短なのと、攻撃にはあまり参加できない可能性もあるんで、アタッカー側の意見を尊重するつもりでいる。 -
2016/04/26-22:51
言い忘れてたんで追加
>デミ・ギルティ戦
罠発動まではスキル使わない攻撃で、HP削りに専念の予定
死角からの攻撃は背後のかのんの防御に頼ろうかと思っている
発動後はトーベント使って力押しかなと -
2016/04/26-22:41
>サポート割合
異論なしです!
>ウィンクルムの隊列
ラダさんは戦況を見て突破に協力する、といった動きを考えていました。
位置としては、攻撃サポートのすぐ後ろですね。
>敵への挑発などはなし
了解です! -
2016/04/26-22:36
>メンバー割り当て
まとめて指定ができれば、その分字数が浮くかと思ってひとまず提案してみた次第
各自の分はそれぞれが書いていた方が、正直安全だと思う
>移動
こっちも[28]のラルクの考えでいた
手を出しに行く時に、前の方にいた方がやりやすいだろうなと思った
とりあえず前に進める内はそちらを優先したいな
>移動しながらの攻撃
[24]でエリーが言ってるように、銃の引き金が引けないってことも無いんじゃないだろうか
それがオーガに当たるか、ダメージを与えられるかどうかは、また別の問題になりそうだが
>デミギルティ
今の情報見る限りじゃ根の攻撃が、どこから飛んで来るか分からなそうで厄介な気がしてる
同じ場所で立ちっぱなしは避けた方が無難かな
>罠
デミギルティがどの位体力あるのか分からないんで、力押しの前にできる限り削っておきたい気もする
残り3Rに向けて、MP温存しておく必要もあるが
俺個人としては、あえて奪わせるより逃げれる内は逃げておいた方が良いように思う
-
2016/04/26-22:33
>サポート
いや、基本は個々で書くが、一人足りない参加者分の二組も天藍とこで受け持つって話だな。
>デミ・ギルティ戦
とりあえず
種子を奪還されるまでは継戦を意識しつつ削る
↓
罠発動と共に畳み掛ける
(十分に削ったorこちらの消耗が酷くなったら、あえて種子を吸収させるのもあり?)
ってとこか。
んー、種を持つ以上、狙われる前提でいるんで、回避重視でいく。
ていうか攻撃をこっちに集中させんのが俺の役割だと思ってるんで、挑発はない方がありがたい。 -
2016/04/26-22:12
…思い切りばっさりと言ったな、ラルク
いや、ありがとう
>リザルト
(今気づいた)
そうだったな
そろそろ公開されていい時間なんだが
ラルクの組への注意をそらすために挑発を考えていたんだが
罠を利用していくとなると種子を敢て奪わせる方が良いのか…?
>メンバー割り当て
あ。悪い
其々個別で割り当てを書くものだと思って入力していたが
これは誰か一人が書いておけば大丈夫なんだろうか -
2016/04/26-22:07
>天藍
割合も反対はねぇし、攻撃6、防御4で行こう。
んでもって残り組みについては頼んだ、助かる(桜餅かじりつつ)
>移動中
突っ切れている間は手出しせず、足を止めることになった時だけ前衛も前に出て殴りにいく感じがいいんじゃなかろうか。
俺は防御組の前を走るつもりだが、足止め喰らった時は進行先を狙うつもりでいる。
追撃してくるのを削るかちょいと悩んだんだが、突破を優先した方がいいかと思った次第。 -
2016/04/26-21:57
っと、悪い、途中で発言したんで削除した。
>質問
んー、ぶっちゃけ、ここの運営の回答をあてにする気はない。
神人との距離が離れてしばらく経つとトランス解除されるとか答えといてで、それよりも前に出てるエピで長時間離れてるのにトランス維持されてるだとか、変装のスキル説明だとか、矛盾しまくりな例がザラだしな。
んでもってディエゴの聞き方が悪かったとかでなく、向こうの読み取り方に問題があったんだと思う俺である。
気にするこたぁねぇよ。
>デミ・ギルティ
んでもって、リザが来ない。
今晩中に来てくれりゃいいが、これ以上待つのもなぁ。
とりあええず
・ほとんどが壁のような何かに取り込まれている
・地面を突き破った根が貫き、一瞬にして養分と変え死滅させる
ってことだな。
移動は出来なさそうで、根を使って遠距離から攻撃してくる感じか。
んでもって種子を持ってる奴を狙ってくると。
…うん、情報が出ない以上、今の流れにプラスで必要そうなことは思いつかん。 -
2016/04/26-21:32
コーヒー啜りつつ
サポートの割り付けについては言い出した奴の責任で、参加者が増えず、皆が構わなければ、かのんの方にこんな感じでプランに組み込んでおこうと思うがどうだろうか?
ウィンクルム毎攻撃・防御各1組
残り2組は攻撃
ざっくりしすぎでもう少し細かく書いた方が良ければもう少し考える
で、移動中の隊列なんだが、先頭に攻撃サポート、背後に防御サポートは良いとして、中の俺達はどうする?
場合によって攻撃の手を出す必要があるなら、俺自身は前の方にいた方が良い気がするんだが
-
2016/04/26-21:17
あ、桜餅もシナモンロールも良い香りですね。
いただきます。
>移動しながらの遠距離攻撃
スナイピングのように狙いすました精確な一撃となると移動しながらでは難しそうですが、進行方向の邪魔者に向けてぶっ放す、ぐらいなら不可能でない気もします。
……とはいえ私は銃に関しては、オモチャの銃とか映画で見た知識くらいしかないので、あまりあてにならない意見かもしれませんが……。
ラルクさんの手裏剣攻撃も、忍者は動きながらでもできそうなイメージがあります! これも、映画や漫画でのイメージ……ですが……。
>サポート
(増えなかった場合。攻撃サポートを多めにつける人は、攻撃回数の多いジョブの精霊さんだと効果的なように思います!)
>毒の効果と攻撃タイミング
ハロルドさんとかのんさんがLトランスを発動させた後、ラダさんもダブルハートで攻撃に専念いたします。 -
2016/04/26-20:14
問い合わせの返信が来た…が
俺の聞き方が悪くて現状報告するまでの内容じゃなかった
すまん… -
2016/04/26-19:58
コーヒーを頂く、ありがとう
>道中・サポート
かのんの案に賛成だ
>罠
そうだな、発動までの目安くらいは欲しい
>トランス
恐らく、Lトランスが切れたらそれまでかと
前にハイトランスが戦闘途中で切れた時があって、その依頼では以降戦力として役に立てなかったんだ
同じだと思ったほうが良い…んじゃないか
>種子
頼んだ -
2016/04/26-15:12
そうですね、糖分摂取は大事ですものね。
頭をつかう時は糖分を摂るべきだといいますし、おやつにしましょう、ええ、そうしましょう。
(さっと紙皿をフォークを用意)
>道中・サポート
移動のイメージ、サポートの役割配分、共にかのんさんと同じくらいがいいと思います。
(増えなかった場合のプランでの記述についても、かのんさんが仰られた形だと楽そうですね。賛成です)
>罠
様子で判断できるのではないかな、と。
プロローグからの印象では激昂しやすそうなので、毒が発動すれば態度に出るように感じます。
もし事前に確認するのであれば、毒発動までの推定時間が良さそうです。
とりあえず、種子をラルクさんが持つこととオプションに関してはこちらでプランに記述しておきますね。 -
2016/04/25-20:18
事務室からお借りしてきました♪
(お湯の入ったポット、紙コップ、インスタントコーヒーと紅茶のティーバッグ持ってきた)
おやつもある事ですし、糖分補給しながらお話進めませんか?
○サポート、移動
今の感じだと、攻撃重視の方が前、間に私達、後ろに防御重視
前に進む際、邪魔になるオーガのみ攻撃サポートが主になって強行突破
残したオーガの追撃は防御サポートが対応の流れでしょうか?
その場合、人数的には攻撃6組+防御4組位が無難かなと思っています
攻撃力も必要ですが、追撃の手を考えると後方が薄いのもどうかと思って
(これ以上参加者が増えなかった場合、各ウィンクルム毎に攻撃・防御各1組、残りの2組を代表して誰か1人が攻撃に振るのがプラン的に楽かと思ってみたり)
○罠
毒で行くのであれば、弱体化した後は一気に攻撃をたたみ掛けたいですね
3R過ぎると、ハロルドさんと私達の4人ダメージ与えられなくなってしまうと思いますし
再度トランス出来れば良いですけれど
らぶてぃめっとトランスを使うのなら、弱体化したことを見計らってになりますが、見た目で判断できるでしょうか?
研究部門に弱体化の際に想定される反応等、事前に確認しておきます?
-
2016/04/25-20:05
長くなる予感しかしないが、分割するのもあれなんで気にせずいく。
>道中
んー、どっちかっていうと
←進行方向
サポート(攻) 前衛 後衛 サポート(守)
って感じかね。先頭は間違いなく被弾デカくなるしな。
完全に足止めされた場合は前衛も前に出て殴りにいく感じか。
サポートの割合次第でもあるが、あえて防御重視のサポート一組を前衛の傍につけるのもありだとは思う。
>デミ・ギルティ戦
ラダのダブルハートは奴さんが種子を吸収して『毒』が発動してからならどうだ?
んでそのタイミングで天藍やディエゴ達も上位トランスに移行すりゃいいんじゃなかろうか。
畳み掛けるならこのタイミングだろうし、そうなると連携云々よりも力押しで行くのがいいように思う。
それまでは継戦を意識しながら奴さんを出来るだけ削りに行く感じで。
…いっそ、ある程度削ったらわざと種子を吸収させにいくのも手か?
>道中の敵
敵に道を塞がれたら俺らも対応して突破、振り切れるならサポートに丸投げするつもりの俺(ふんぞり返り)
んで、こいつらがデミ・ギルティんとこまで追っかけてくる可能性は低いと思う。
プロローグ見た感じだと奴さんはオーガが巻き添えになるのも気にせず攻撃するだろうから、追ってきても相手しなくて良さそうな気はする。
エンドウィザードとハードブレイカーが来ないかぎりは対処しようもないと諦めよう、うん。
>ライト
装備枠が余ってるんで、アイリスにはマグナライト持たせとく。 -
2016/04/25-18:38
みかんと桜餅は効くんだな
シナモンロール、ありがとう
心強い
シナモンロールじゃなくてかのんと、天藍のことな。
道中は前衛・攻撃サポートと協力して強行突破
後ろに控える防御組で追撃を防いでもらう…という流れか?
オーガの種類が判明していない以上、スルーできなければ踏み倒す勢いで撃破していくしかないんじゃないか。プラスに考えよう、スルーできれば力を温存できる、倒すことができたなら挟み撃ちの心配がなくなる…という具合で。
>罠&3R
毒な、了解
ダブルハートのスキルは、他に敵がいなければ有効そうだな
もし俺と天藍の組がらぶてぃめっとトランスをするのであれば、確実に3Rで決着をつけなければいけない。
そういう意味でもラダの戦闘力アップは嬉しい…のが俺個人の意見だ。 -
2016/04/25-18:17
かのんさん、天藍さん! うふふ、きてくれて嬉しいです。
>神人スキル
私とラダさんの場合、ハイトランスすると命中率は安定するのですが、攻撃力が通常時よりも大幅にダウンします。
神人スキルは、ディスペンサかサクリファイスにする予定です。
>3R
シンクロサモナーのスキルに3R戦闘能力をアップさせるダブルハートというものがあるのですが、
【発動中は、一部意識が支配されてしまうため、目の前の敵しか見えなくなる。】という副作用があります。
とりあえずデミ・ギルティを猛攻撃するだけなら問題なさそうですが、高度な連携を必要とする場合には使いにくいですね。
>道中の敵
そういえば、どういうタイプのオーガが出るのか不明なんですよね。
頑丈で動きの遅いオーガなら最低限の対応でやり過ごすのがベストだと思いますが、
スピード型の敵だと、突破しようとしても振りきれなかったり、デミ・ギルティ戦の時に敵側戦力として駆けつけてきそうな予感もします。 -
2016/04/25-12:21
お、人手が増えた。かのんと天藍か。
いやー、助かる助かる。やっぱり献上品は置いとくもんだな。
アイリス「こ、この紙袋…一日の生産量が限られてて入手が難しいお店のシナモンロール…!」(紙袋の前から動こうとしなくなる)
お、纏めサンキュ。そんな感じだな。
>サポート
割合に悩むよなぁ。
全員攻撃重視だと尖らせすぎだな。
無難は攻撃3、防御2ってとこかね。
割合はともかく、防御重視の組みに後ろへ回ってもらうのがいいかもしれん。
>デミ・ギルティ戦
ハイトランスはするが、俺は攻撃よりも回避重視でいくつもりだ。
毒でいくとして、途中で弱体化するにしても取り返されるのが早いとマズいだろうし。
んで、アイリスは前に出す予定。
>種子
こうなると毒でいけそうだな。
というわけで俺は堂々と『毒』推しに鞍替え。 -
2016/04/25-00:13
遅れての参加になるが、かのんと天藍だ
見知った顔ばかりだが、改めてよろしく
……で、入口のみかんと桜餅は何のまじないなんだ?
っと、出先から直行してきたんで、出先の店で人気らしいシナモンロール差し入れに持ってきた
(シナモンロール入った紙袋机にのせる)
今の所、
・道中はHP、MP共に温存でデミギルティを目指す
・サポートは攻撃重視
・道中のオーガの対応を考え、サポートの配置を検討中
・種子のオプションも面子を見て検討(毒寄り?)
・種子はラルクが所持
大雑把になるがこんな感じだろうか?
ひとまず
デミギルティまでMP等温存することに異論は無い
サポートもなるべく早く突破することを考えると、攻撃重視になるか
防御・回復を全く入れないで良いか悩ましい所もあるが
纏まって移動しつつ、進行方向切り開くのと後方からの追撃の対応を頼む感じになるか?
種子については、毒を使うのなら、罠発動と合わせて俺達もらぶてぃめっとトランスは使える
継続時間が3Rと、とにかく短いんで、この間に倒しきれなかった時のことを考えると後が怖いけどな
阻害の方なら、時間切れの心配は減るハイトランスを使うつもりだ
挨拶だけなのもどうかと思ったんで、ひとまず思いついた事を書き連ねた
顔を出せるのが朝と晩になると思うが、なるべくこまめに来ようと思う -
2016/04/24-16:48
少し気になったことがあったから運営に聞いておくな
移動しながらの攻撃についてだ
以前のシナリオに、後退しながら射撃している描写があったような気がしたんだ
移動しながらの攻撃は可能かどうか、はっきりさせておく。 -
2016/04/24-11:05
陣形に関しては前後に配置するのが今の時点で良いかと考えている
中央にいてもサポートメンバーの支援はできるだろうし
人数が多ければ毒の効果でラッシュ叩き込めばいけそうだしな
今のうちは効果発動時がわかりやすい阻害か…
……(桜餅置いて待機) -
2016/04/23-23:32
>通路
エリーが言うのは、足止めを食らって追いつかれた時に迎撃してもらうってことかね?
それならいいと思う。
実際、四方八方から連中は来そうだしな…移動陣形も考えたほうが良さそうだ。
『サポートメンバーに囲ってもらう円陣』か『サポートメンバーを前後に配置した縦列陣』ってとこかね。
>種子
毒の効果はデカいから悩むよなぁ…。
俺個人の好みで言えば、ジョブ次第にはなるがあと一人来たなら毒で行きたいとは思う。
というわけで、だ。
こういうときは会議室の入り口に食いもんを置いておくに限る。
仕掛けた時はだいたい来てくれるんだ、これが(みかん籠を設置) -
2016/04/23-20:37
わかった、ラルク、頼むぞ
>通路
最後尾に配置するとしたらサポートメンバーか?
俺も牽制はできるが…
スピード重視なら3組は前列にいたほうが良いんだろうか -
2016/04/23-18:29
>通路
敵の対応には悩みますね……。
ラルクさんが出してくれた案から思いついたんですけど、最後尾にいる人員が後方からの攻撃の警戒や牽制をする、というのはどうでしょうか? -
2016/04/23-17:09
残りは4日ってところか。
土台さえ組み上げておきゃ人数が増えてもなんとかなる。
というかすでに肝心なところの意見が合ってるしなー、充分いけるさ。
>突破
壊して通路の封鎖ってのはちょいと厳しいと思うが…
サポートメンバーに各改装の階段?通路?的なところに留まってもらうってことなら、まだなんとか?
追撃は避けれるだろうが、その分一層を上がる毎に確実に火力が落ちて被弾が増えることになるんで、自分で言っておいてなんだが良策にはなりえなさそうだ。
>種子
ほいほい、んだばこっちで持たせてもらう。
陽炎だとかそういうのを駆使してとことん避けにいこうかと。
ちょいと用事があるんで、一旦この辺で -
2016/04/23-17:00
ラルクさん、アイリスさん。
おや。もうそんなに経っておりましたか。
ディエゴさん、ハロルドさん。
改めてよろしくです!
>突破
ええ、全部の敵を倒していくのは負担が大きいでしょう。
後ろに残した敵から攻撃されないように、何か策があると安心できます。
ええと、そうですね……。大樹の内部構造にもよりますが、敵が追ってこれないよう通路を壊して封鎖したり?
……うーん、ただの木とはわけが違いますし、簡単に壊せるかはわからないですよね。
私達にしてみても、自らの退路を壊すことにもなりかねませんし……。
突破後の敵の処理について、ちょっと考えてみます。
>種子
「ラルクさんが持つ」に賛成です。
最終的なメンバー次第ですが、毒の罠をこちらから仕掛けるのも良さそうに思ってます。
リスクもあるし一時的な効果ですが、仮に膠着状態や不利な状態に陥っても、毒発動で戦況に変化が起きる、というのはかなり心強いです。
特に私達ウィンクルムが「種子を奪われた後に、デミ・ギルティが一時的に弱体化する」ということを知ったうえで戦闘時の作戦を立てられることが、最大の利点かと。
発動のタイミングが重要なスキルや上位トランスを「ここぞ!」という時に、効果的に使えるんじゃないでしょうか!
とオススメしてみたものの……、リスクを伴う案なので私一人で勝手に決められることではありませんが……。 -
2016/04/23-13:50
ラルク、気にするな
>道中
だな、ラルクに同意だ
ギルティ前に体力やMPが尽きてしまっていては不利どころじゃない
>トランス
俺の組はらぶてぃめっとトランスかハイトランスだな
らぶてぃめっとトランスについては【ワールド設定補完スレ3】の【6】にて
Lトランスはタイミングをよく考える必要があるがな、火力ならハイよりある。
最終的な面子次第になると思う。
>種子
こちらも同意
シナリオの内容的に長いようで短い相談期間だな
-
2016/04/23-11:45
悪い、同じもんを連投してたんで削除した。、
-
2016/04/23-10:28
うい、よろしく。
>道中
いちいち相手するわけにゃいかんので突破一択になるんだが…
ディエゴと俺は移動しながらの攻撃ってのが無理なんだよなぁ。
各ジョブスキルに「移動しながら~」ってのがあるくらいだし。
俺はまだ短剣で多少はなんとかなるかもしれんが、焼け石に水程度だろうな。
んなもんで、割合だとかはまた考える必要があるが、サポートは攻撃重視が多いといいんじゃないかと思った次第。
敵は相手にせず、道を塞がれた時のみ突破目的で撃破ってのを推す。
>デミ・ギルティ
んー、情報がさっぱりだな。先のエピ返却待ちかねぇ。
とりあえずハイトランスするなら、ここに到着してからだな。
>種子
こっちはもうちょい待って、集まった面子で決めた方が良さげかね。
高火力のジョブが増えたら毒、持久戦向きのジョブが増えたら吸収阻害がいいかもしれん。
現状の面子だけなら、俺は吸収阻害のがいいと思う。
-
2016/04/23-00:07
みんな、よろしく頼む
とりあえず今は挨拶のみで
できるだけ、仲間たちの脱落は避けたいところだが
成功を目指して頑張らないとな。 -
2016/04/22-14:35
シノビのラルクとアイリスだ。
エリーとラダは久しぶりだな。……任務だと半年近いか?
なんにしろ、俺らは火力に欠けるからな。心強い限りだ。
よろしく頼む。
とりあえず決めていきたいことは
1)道中の戦闘
2)親玉との戦闘
3)サポートメンバーの扱い
4)種子のオプション、持つメンバー
ってとこか。
じっくりつめてこう。
とりあえず、種子を持つ役に立候補しとく。 -
2016/04/22-01:45
エリー・アッシェンとシンクロサモナーの精霊のラダさんで参加です。
どうぞ宜しくお願いします。
ベテランウィンクルムのサポートがつくとはいえ、デミ・ギルティ相手の依頼……。
気を引き締めてまいりましょう!