【蝕糖】憩いの広場にて。(梅都鈴里 マスター) 【難易度:普通】

プロローグ

 フラーム神殿からは少し離れた、ブランチ山脈の山間にある、自然に囲まれた緑豊かなカポナタ村。
 記念すべき祝祭に向け華やぐ村人達と、飾り立てられた建物や村の中心に位置する憩いの広場。そこでは白昼の暖かな陽気の中、集まった村人達による世間話や祭りの話題で日々賑わっていた。
「見てママー! こんぺいとう、拾ったの!」
「あらあら。きっとうちにも、女神様の祝福が訪れるわね」
 きらきらと輝くお菓子を手にはしゃぎまわる少年と、優しげに頭を撫でる母親。そしてその片隅でベンチに腰掛け、群がるハトたちに餌を撒いている初老の男性が居た。
「おじいちゃん、こんにちわ!」
 金平糖を手にしたまま、無邪気に話しかける少年。男は穏やかな笑みを浮かべたまま、少年を見る。
「こんにちわ、かわいいぼうや。一緒にごはんをあげてみるかい?」
「えっ、いいの? ありがとー!」
 男から餌袋を受け取り、無邪気にハトの餌付けを始める少年の頭を男は撫でる。
 しかしその顔に、鬱蒼と浮かべられた笑みが――どこか不気味に感じられて。母親はそっと息子に手を差し出し「そろそろ帰りましょう? おじいちゃんにご迷惑よ」と告げるも、子供は餌付けが楽しいらしく、頑として首を横に振る。
「やだー! もっとおじいちゃんと居るの!」
「で、でも……」
 離そうとするほど、子供は頑として男の隣から動こうとしない。何故だか気が焦って、母親が男の方をちらりと見ると、母親の視線に気付いた様に彼は笑って見せた。
「そうですよ、こんなに楽しそうなんですから……もう少し、私『達』と、遊びましょう?」
「えっ……?」 
 にやりと不気味な笑みを濃くしたかと思えば――男の背後、森林の中からのそり、と大きく毛むくじゃらな影が姿を現した。
「! いけないわ、ハル、逃げて――……、ああっ!?」
 その姿を確認した母親が声をあげ、少年の傍に駆け寄り抱き上げるも、時は既に遅かった。
 男の背後から姿を現したのはデミ・ベア。山に生息する熊が姿を変えたものだ。昨今気温が暖かくなり、稀に村へ降りてきているから注意してください、と村の中でも話題に上ることが多かった。
 突然の騒ぎに、広場に集まった村民達も一斉にそちらを注視し、悲鳴を上げて逃げ出す。実物を目にしたのは皆始めてだったのだが、こんなに大きいとは――。
「ママ?どうしたの……わぁっ!!」
「きゃあっ!」
 青褪めた母親の様子に少年が首を傾げた瞬間、飛翔してきた巨鳥が親子の体をその鍵爪に捕らえ、再び空高く舞い上がり、広場の中心に位置する大木の真上まで連れ去ってしまった。
「二人とも、大丈夫か!?」
 騒ぎを聞きつけた村長が広場へと駆けつけ、勇敢にも男とデミ・ベアの前へ歩み出ると、大木の頂へ囚われた親子を気遣う。
 子供を抱いた母親の体ごと巨鳥の鍵爪に囚われているため、不安定な場所でもなんとか持ちこたえてはいるようだが、あれではいつ落ちてしまうかわからない。
「ククッ……貴方が村長さんですか。この親子を助けたいですか?」
「あ、当たり前だろう、早く降ろしてやってくれ! それに、あの化物たちは一体……!」
「私はマントゥール教団の、マハトと申します。……聞けばこのカポナタ村、祝祭に向け女神の奇跡たるお菓子を溜め込んでいるというじゃないですか」
 私の言いたい事、わかりますよねえ。そう言い放ちくつくつと笑う男。村長の顔がはっと青褪めた。
「金平糖を渡して貰いましょう。ああ、ウィンクルムを呼んでも構いません。なに、どっちでもいいのですよ。にっくき奴らを排除出来れば、私の教団内での地位も認めてもらえるはずですから……!」
 ニイと八重歯を覗かせて、不気味に笑うマハトの背後には、付き従う様にデミ・オーガ達が控えている。そして、巨木の頂に囚われた親子。一刻を争う事態であった。

解説

●目的
親子の救出とデミ・オーガの掃討、及びマハトの排除。
偉そうな事を言っていますが元はただの動物好きなおじいちゃんなので、彼自身はそんなに強くないです。

●憩いの広場
そんなに広くないです。街中にある子供用の公園ぐらい。
木々に囲まれており、真ん中に大きな木がある以外に、ベンチが円周状に数個あります。

●デミ・ドバト
2~3メートルほどの巨鳥。所詮元はハトなのでそこまで強くはありません。
親子を捕らえている1羽、マハトに従っているのが2羽で、合わせて3羽。羽根で吹き飛ばしてきたり、くちばしでつっついてきます。

●デミ・ベア
身長2~3m、立ち上がった状態のものが2匹。
尖った鍵爪で引っかいたり、噛み付いてきたりします。
凶暴化しているぶんスピードもあるので、突進攻撃等にも注意が必要です。

●親子
木のてっぺんでハトの爪に捕まっています。子供は母親が抱いているため暴れたりはしませんが、不安定な場所なのでいつ落とされてしまうかわかりません。

●マハト
基本、立ってるだけです。歳なのもあり、戦闘力あまりないので。
ですが巨木の傍に立っているので、親子の救出には細心の注意を払って下さい。

*アドリブNGでしたら記載お願いします。

ゲームマスターより

こんにちわ! 梅都鈴里です。野鳥が好きです。
姑息なおじいちゃん教団員とのバトルです。
さほど難しくないと思いますので、お気軽にご参加下さると嬉しいです。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

アキ・セイジ(ヴェルトール・ランス)

  ハイトラして現着

マハトに呼びかけ注意を引く
仲間の樹への接近するのを容易にする狙いだ
・人質を取って有利になったつもりか?
・教団での地位を高くしてどうするんだ?
話したい事を話させる

人質を持ってないハトへ弓攻撃
閃光効果も付与だ

数が減ったら
ハトが好きならハトに酷いことさせるなと動揺を誘う
鳥も動物も可愛いじゃないか
もうやめにしよう

「バカヤロウ!そんなことでハトが嬉しいと思うかよっ!」
全速力でマハトに突進
多少クラっても怯まず、ギリで避ける形を目指す
そのまま彼にタックル!
からのー当身っ!!

オーブ有れば取上げるし、なくても気絶でOK

親子のキャッチは俺も手助けだ
*1人じゃ重くて重力加速度付いた1.5人分はキツイ


セイリュー・グラシア(ラキア・ジェイドバイン)
  広場に着いたらトランス。
オレ達の役割はデミベアの攻撃を引きうけ、
仲間が熊から攻撃を受けないようにする事だ。
距離を詰めてデミベアを攻撃するぜ。
「くまー、勝負だ!」
デミベアに攻撃を仕掛けてオレ達2人に注意を向けて、マハトと巨木からベアを引き離す。
マシナリーソードのダメージの通り具合を確認。
駄目ージ少ない時は攻撃対象をもう1匹の方へ変更、2匹ともに回避マイナス効果を付与し更に斬る。
攻撃されたらSスピアでカウンター攻撃。
マハトをカウンター攻撃しないように距離を取る。
アイちゃんを敵から隠す。
ラキアのMP不足時はディスペンサ。

デミ達倒してマハト捕まえたら、
子供に「怖かったな」と金平糖をあげる。もう大丈夫。


アイオライト・セプテンバー(白露)
  ていっ!ウィンクルム登場っ(しゅばーん

セイリューさん達もがんばってくれるっていうし、あたしはデミくまーと戦闘するぞー
パパの力を貸してね
トランス後ハイトランス・ジェミニするよ
ハイトランスって初めて…キャー照れちゃう(喜)…そんな場合じゃないの?

くまーに近付いてがしがし行くよ
苦しそうな顔して戦ってたら、教団員のおじいさんもこっちに引き付けられて、余計なこと(逃亡とか親子にちょっかいとか)はしないんじゃないかな
って、本当に苦戦しそうだけど
でも、実際には容赦しないんだからっ
その間に他の人にナハトをどうにかしてもらえたらいいんだけど
逃げそうだったら、鞭で拘束するもん

あたしも普通のぽっぽにご飯あげたいー


シムレス(ロックリーン)
  事前に借りる
捕縛用縄
タオル

公園入る直前トランス
ロックと親子が掴まってる木の下目指し移動
デミ攻撃はロック盾にしガード

優先①
マハト対応
「何の為にこんな事をする
「教団の目的は何だ
「マントゥール教団とはどんな組織なんだ
相手は狂信者、演説始める様な言葉選び話しかける※デミへの命令阻害狙い
マハト戦
フライパンで攻撃し気絶効果狙い(可能なら手加減0ダメ
気絶したら縄できっちり縛りタオルで猿轡噛ませる(命令させない為
一瞥くれてその場に放置

優先②
親子の保護に合流
ロックと毛布掴み落下予想地点で構える
飛行高度が低ければ投石して2人が一緒に落ちるのを受け止めたい(ロックと合流できたらこちらがする

終了後
マハト役人に引き渡す


●盤石
「ありがとうございます、助かります」
 現場へと急行する車内で、事前準備した毛布やロープ等の道具を運ぶ神人シムレスとその精霊、ロックリーン。運転手を務めるのは、同作戦に参加した白露だ。
「私から申し出たのですから、構いませんよ」
「ぱぱー! あたしも普通のぽっぽにごはんあげたい!」
 助手席に同乗するアイオライト・セプテンバーが強請るのを「はいはい。お仕事が全部終わったらね」とにこやかに笑って受け流す。
「その為にも……本物の鳩の憩ういつもの公園に、早く戻って欲しいですね」
 穏やかな雰囲気の中、レンズ越しに見遣る現場の公園が近付いて来ると、僅か緊張した面持ちでアクセルを踏み込んだ。

●対敵
 四人が現場へ到着すると、既にハイトランス済みのアキ・セイジとヴェルトール・ランスが待っていた。
 同じタイミングで到着したセイリュー・グラシアとその精霊ラキア・ジェイドバインも、一言挨拶を済ませ、インスパイアスペルを口にする。
「――……『滅せよ』」
 頬への口付けと共に厳かなオーラに包まれた二人を見ていたアイオライトがわぁっと声を上げ、きらきらと期待に膨らむ瞳で白露を見上げる。
「ハイトランスは初めてだね、パパ! キャー! どきどきしちゃう!」
「アイ、今は目の前の事に集中しましょうか?」
「はあい。――……『Vive memor mortis』」
 トランス化の光が起こり、次に中腰で手の甲の紋様へと口付ける。内なる力の滾りを感じながら立ち上がると、目の前に居ながら律儀にも各々の準備が終わるのを待ち構えていたマハトの前に立ちはだかった。
「ふふ、来ましたね、ウィンクルム諸君。お前らを倒して、この私が教団幹部に――こ、コラッ!いう事をきかないか、おまえたち!」
 話している最中にも関わらず一匹のデミ・ドバトがぎゃあぎゃあと泣き喚きマハトの話を阻害する。ウィンクルム達を待ち構えていたというよりも、手足を扱い兼ねていたと言う方が正しいかもしれない。
「……なんだぁ? 心配してたけど、じーさんのデミ達に対する支配力ってあんまり無さそうだな」
 呆れた面持ちで傍観しているセイリューの隣で、白露は親子を捕らえている大木の上のデミドバトを見上げた。
「凶暴化して暴れているだけ、でしょうか。……だとすれば捕まっている親子の方は、特に早く助けてあげないと」
 白露の言葉を裏付ける様にマハトはくつくつと笑う――餌を片手に、デミドバトを追い回しながら。迫力は勿論皆無だ。
「山間で餌が少なくなり、人里で獲物を探して飢餓に喘いでいた所を、私はちょっと後押ししてあげただけですよ。オーガ化してくれれば一番良かったんですがね」 
 仲間達の隊列には加わらず、木陰に身を潜めていたヴェルトール・ランスはその一言に眉を顰めた。
「何の為にこんな事をする? 教団の目的はなんだ!」
「人質を取って優位になったつもりか?教団での地位を上げて、一体どうしたいんだ」
 一歩踏み出したシムレスはマハトに語りかける。後続するのはアキ・セイジだ。立て続けに言葉を浴びせかけられ「ええい! 一度に聞くんじゃない!」と、ちょっと切れ気味になりつつマハトは追い回していたデミドバトから二人に視線を移した。
「まぁいいでしょう、知りたいならお教えして差し上げましょう……ずばり、教団の目的とは……!」
 注視され得意げな顔でこんこんと言説を説き始めた傍らで、グルルル……と唸るデミベア一体の前へセイリューが立ちはだかった。
「くまー! 勝負だ!」
 勇ましく剣を掲げ地を蹴った神人へと間髪いれず、精霊のスキル『シャイニングスピア』が放たれ、彼の周りを光の輪が纏う。
「はぁっ!」
 振りかぶったマシナリーソードが熊へ向かい、一閃! 剛毛に覆われた体を斬り付け、ガアァッ、と呻き僅かによろめいた――次には逆上し、鍵爪で襲い掛かるが光輪に弾き返され更に数歩後ずさる。
 一方自らの身にも神人へ施したものと同じスキルを纏わせたラキアは、果敢にももう一体のベアに向かい、武器である片手本を剛毛に覆われた体へと叩き付けた。当然物理ダメージはほぼ与えられないが、反撃に打って出た熊の爪を光輪のカウンターが迎え撃ち、その身に確実なダメージを与えた。が、あと一歩打撃力が足りない。
「あたしだって……! パパとあたしの愛の力、見せてあげるんだからっ!」
「! アイちゃん!」
 セイリューの背後で庇われる様に控えていた小さな影が、ベアの背後へ回ると接敵し鞭を振り翳す。ピシリと体を掠ったそれに気付いた熊が四つん這いの体勢をとり、アイオライトに向かって突進を繰り出した。
「きゃあっ!」
 寸でのところで熊をかわすも、どしん! と尻餅をついて倒れこむ。すかさずラキアが駆け寄るが、事前に行っていたハイトランスの加護もあったのか、幸いどこにも怪我はないようだ。
「あいたたぁ……えへへ、やっぱり、くまーは強いね」
 お尻をおさえながらぺろりと舌を出すアイオライトに、セイリューとラキアはニッと頼もしく笑いかける。
「いいよ、無理すんな!」
「そうだよ、仲間達に傷はつけさせない。……俺達のところで、ベアの攻撃は全て受け止める」
 アイオライトを隠す様にして、二人のウィンクルムは毅然とした表情を浮かべ、再び二体の熊の前に立ち塞がった。

●義憤
「ククッ、苦戦しているようですねえ。いいのですか?お仲間の所へ行かなくても」
「構わない、セイリュー達は強いからな。……お前、鳩に餌付けする様な甲斐性もある癖に。こんな事して動物が可哀想だと思わないのか?」
 ハイトランスの光を身に纏わせたセイジが、マハトの傍で滞空している鳩に向け弓を構える。攻撃意思に気付きぎゃあぎゃあと鳴くと、セイジとは離れたポジションに――さりげなく、親子を捕らえている大木の傍へじりじりと位置取るシムレスの方へ鍵爪を繰り出すが『シャイニングアロー』を纏った精霊ロックリーンが神人を庇う様飛び出し、盾となる。光輪に弾き返され、体勢を崩した所をセイジの放った矢が狙い撃ち、急所を打ち抜かれ悲鳴を上げて落下する。暫くもんどりうっていたが、やがて一羽はマハトの傍で息絶えぴくりとも動かなくなった。
「可哀想? そうですねえ、動物は素直で可愛い……ですがそれ故に扱いも容易だ。忠実でなくとも、デミ化していようがしているまいが、ちょっと刺激を与えてやれば簡単に人に向け牙を剥いてくれる」
 木陰へ潜んでいたランスはその一言で、ついに耐えかねた様にスキル『お日様と散歩』を残るもう一体の鳩へと放った。突然わが身を襲った熱線照射から逃げようと空中で暴れ狂うがスキルによる魔方陣が対象を見失う事は無い。十数秒と経たない内にその身をじりじりと焼かれ、ぼとりと羽を散らし地に落ちた。
「クッ! しかしまだ、私には熊達が――」
 二体の鳩を失った事により僅か狼狽したマハトが、セイリュー達と交戦中のベア二体を見遣るが――知らぬ間に公園の端まで距離を取られてしまっていた。
「なっ、なんだと……!?」
 単純が故に扱いの容易な――所詮は動物。アイオライトが小さな身体でわざと接敵し苦戦する様見せつけマハトの油断を誘った事、またそうと気付かれぬ様、シムレスとセイジの二人がマハトの相手をしていた事も、全て最初から彼らの作戦通りであった――そして。
『――カナリアの囀り!』
 木陰に身を潜めるランスの範囲系魔法が、離れた場所に居るベア二対に向け放たれた。プラズマの光に身を焦がされた熊達がギャアア……と、喚き苦しみ、摩擦のきゅうきゅうという音と合わさって耳障りな音を立てる。やがて爆散し、砂煙が晴れた後には戦闘不能となった熊の無残な姿があった。
 残る敵は一体、上空で親子を捕らえている鳩のみだが、身の危険を本能で察知した為か動きが妖しくなり始めた。
 怯える親子を心配そうに見上げる白露の手にはしっかりと武器が握られており、味方――否、戦う為の道具をほぼ失いつつあるマハトは狼狽し、木の下へ道具を手に位置取るロックリーンには気付けなかった。
「……じぃさん、なんでこんな事するんだよ。鳩も熊も、幸せに暮らさせてやろうぜ」
 見かねた様に、終始身を潜めていたランスが木陰から姿を現す。彼はテイルスであること以上に、動物学にも長けている。こんな扱い方を、到底見逃せる訳がなかった。
「知った様な口を……彼らも本望でしょう、餌を貰った主人の為に死ねるのですから……!」
 形振り構わぬその一言に、辛抱強く面倒な教団員の相手をしていたセイジの堪忍袋もついにその緒がぶちりと切れた。
「バカヤロウ! そんな事で、彼らが嬉しいと思うかよッ!!」
 叫びと共に突進し、虚を突かれたマハト――教団員の老人へ怒りのタックルが炸裂する!
「ぐあっ!」
 若い力による全力の当身は老体に堪えた。派手にぶっとんだ勢いで大木へ身体を強打し、目を回してべちゃりと地に伏せる。起き上がる暇を与えない内に駆けつけたシムレスが、ロープでぐるぐると体を縛り上げ余計な事を喋らせぬ様タオルを猿轡に噛ませてしまえば、戦意をすっかり喪失し動かなくなった。
 餌をくれる主人を失った事に気付いたのかそうでもないのか、もしくは最初からどうでもよかったのか。親子を捕らえていた鳩はここでようやっと動きを見せた――二人を捕らえたまま、どこへともなく飛び立とうとしたのである。
「ッ! まずい、落とします!」
 成り行きを見守っていた白露が銃を構える。親子を巻き込まぬ様『スナイピング』で精度を上げた的確な一撃が鳩を射抜いたが、二人を気遣う余り鳩本体の急所は僅かに逸れてしまった。身を襲ったダメージに親子の体を離した所へ、後顧の憂いを絶つべく仲間達が追撃する――セイジの矢が放たれると同時に、ランスのスキル『乙女の恋心』が決まった。
 ギャアア……! と悲鳴を上げながら、身の内からも炎に焼かれた最後の一羽は、ひゅるひゅると羽を撒き散らしつつ無残な姿で落下しぼとりと地に落ちた。
「きゃあぁっ!」
 上空で放り出された母親は、その衝撃でうっかり抱えていた子供の体を離してしまった。しかし終始二人を見守っていたロックリーン、そして戦意喪失したマハトを放置し精霊の元へ駆けつけたシムレスがタイミングを見計らい落下地点で厚手の毛布を構える。
「ここだよ、シムレス!」
「ああ!」
 ぼふん! 母親の体は綿毛に受け止められ、別地点に放り出された子供の落下地点へとセイジが走った。体勢を崩しつつも、その腕にがしっ!と、しっかり小さな体を抱きとめた。
「――っとぉ! ふぅっ、間一髪だ……!」
「おっ、おにぃちゃあん、ふええええん」
 漸く危機から解放された子供は泣き出してしまい、二体の熊が戦闘不能である事を確認したセイリュー達も小走りに駆けつけた。
「よしよし、怖かったな。もう大丈夫だから」
 これでも食べて元気出せ! と、金平糖を差し出すセイリューの傍らで、長い間その華奢な身体で我が子を抱かかえていた母親へと回復魔法を施すラキア。彼女の体は大きな鍵爪による切り傷でいっぱいだったのだ。
「あ……ありがとうございます。あの子が無事で、本当に良かった……」
「貴女の体だって大切ですよ。よく頑張りましたね」
 震える肩をさすり、にこりと安心させる様笑いかける優しい風貌をした精霊に、母親もまた安堵の涙を零していた。
「オーブは……持っていない様だな。よくまあこんな危険な計画を思い立ったものだ。気がしれない」
 マハトの所有物を一通り確認し一言吐き捨てたセイジの隣で、静かな怒りに身をやつしていた精霊ランスは、しかし老人の猿轡をそっと外すと金平糖を口に含ませ静かに語りかけていた。
「注意を引く為に、セイジやシムレスがあんたと話をしていたのも確かだけど……俺達さ、本当はじぃさんの話、ちゃんと聞きたいんだぜ?」
 心無しか、しょぼりと獣の耳を垂れさせしゃがみこんだ精霊の柔らかな声音に、マハトは何も答えなかったものの、口に含んだ金平糖をポリ、と一齧りしてがっくりと項を垂れたのだった。

●終決
 全てが片付き公園の後始末にせっせと勤しむのはロックリーンだ。デミ化した動物の亡骸は引き上げられたが、散った羽根や木々の枯葉で、大凡大衆が憩える広場とは言えなくなっていた。
「――ロック、お疲れ様」
「ああ……もうあの老人はいいのかな?」
 こくりと頷き片付けに手を貸すシムレス。マハトは鳩達の亡骸と共にしかるべき場所へと引き渡した。
「さっきは助かった。親子をずっと見守ってくれてたし、攻撃からも護ってくれて」
「構わないよ。シムさんもお疲れ様。皆、無事で良かったね」
 人好きのしそうな笑みを浮かべひとつ尻尾を揺らしたロックリーンに、シムレスはその無表情こそ崩さなかったが、ほっと安堵の息を吐いて作業へと勤しんだ。

「あーあ。ぽっぽにごはんあげたかったなぁ」
「仕方有りませんよ。あんな騒動があった後です。片付けてくれているシムレスさん達に申し訳ないですし……暫くは、動物も寄り付かないかもしれませんね」
 つまらなさそうに唇を尖らせるアイオライトに、白露は苦く笑いつつも頭をひとなでする。
「代わりに、我が家のぽっぽで我慢してくれませんか?」
 お気に入りのラバー・ダックをどこからか取り出し手のひらの上で『ぐわぐわ』と泣き真似をさせつつ、神人に目線を合わせる様しゃがんで笑いかけると、ぱあっとアイオライトの表情が輝いた。
「ぱぱの今日履くぱんつ、選ばせてくれたらね!」
 満面の笑みで発せられた、ここ最近一番のこまったちゃん案件に、白露は口角を引きつらせた。

「お疲れ様、セイリュー」
「ああ、ラキアもな! 本当にお前、女の人の相手が上手だよなぁ」
 広場へ戻りつつある村人達と先程の親子の笑顔を見ながら、オレも見習おうかな、なんて冗談交じりにぼやくセイリューに、可笑しそうな顔でラキアはくすくすと笑った。
「普通さ。セイリューだって女性には優しいだろう?」
「んん、まぁそうだけど。でも、ラキアはやっぱり……オレにないものを持ってるからな」
「ふふ。そうだね。俺も、セイリューみたいな子供との接し方は出来ないよ」
 子供と笑い合っている時のセイリューの顔は、無意識に目線を上手に合わせてあげているからなのだろうか。どこか幼く見えてかわいらしいよ、とこちらも冗談で返せば「……それ褒めてんの?」と、僅か不貞くされた声が返ってきたのだった。

「よっ。大丈夫だったか? セイジ」
「ん、何がだ?」
 木陰で休んで居たセイジの元へ駆けつけたのはランスだ。神人の体に怪我などが無い事を確認しつつ気遣う。
「じぃさんにぶつかってっただろ。怪我とかなかったのかなって」
「問題ない。それくらいで負ける体をしてると思っ……あいててっ!」
 ぐ、と肩を押されて予想外の痛みにセイジは呻いた。直後はバタバタしていて気付かなかったが、右肩を傷めていたらしい。老体とはいえ成人している男性の体に気絶させるつもりで体当たりしたのだから、打撲程度で済んだのなら相応の負傷といえよう。
「やっぱりな。なんか動きがぎこちないと思ってた」
「……よく見てるな。自分でも気付いてなかったよ、こんなの」
「好きなコのこういう、ちょっとした変化には敏感なんだ」
 口説いたつもりだが職業病だろ、と半眼で睨まれた。苦笑して、肩を押さえている神人の体をひょいっと俵抱きで持ち上げる。
「ちょっ、おいランス!? おまっ」
「怪我人には優しく、ってねー。気にするなよ、今日も俺が飯作ってやるから!」
「お前が作ると、好物ばっかり突っ込むから嫌なんだって! っていうかこら、おーろーせっ!!」
 成人済みの男がされるには抵抗のある抱えられ方に赤い顔で怒鳴り散らすセイジにけらけらと笑うランス。平穏の戻った憩いの広場で、他のウィンクルム達や村人達も朗らかに笑っていた。
 飛び立った鳥達が戻る日は、きっとすぐそこに。



依頼結果:成功
MVP
名前:アキ・セイジ
呼び名:セイジ
  名前:ヴェルトール・ランス
呼び名:ランス

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 梅都鈴里
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル イベント
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 普通
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 4 / 2 ~ 5
報酬 なし
リリース日 03月07日
出発日 03月15日 00:00
予定納品日 03月25日

参加者

会議室

  • ドキドキしつつ結果を待とう!
    きっとうまくいくと信じてる!

    皆さん、相談とか色々とお疲れさまでした。

  • [23]シムレス

    2016/03/14-23:48 


    ロックリーン:
    「マ」「ハト」納得のそれだ感です!

    プラン提出しています
    言葉の表現これでいいのかと疑い出すと
    思考迷子に陥る…うまくいきますように><オネガイシマス

  • プラン提出できたー。
    オレ達はほぼデミベア対応しか書いていない。
    マハトじーさんの対応とかその他諸々の事は皆に任せた!
    負傷者はサンクチュアリかシャインスパークで回復予定だ。

    あとはうまくいきますよーに!

  • [21]アキ・セイジ

    2016/03/14-23:13 

    《追記》

    「マ」「ハト」…うん、そんな褒められると困る(苦笑)

    しかし、鳥は良いよな。
    バードカフェとか行きたくなるよ。猫カフェほどメジャーじゃないけど、近くに有ったら行ってみたいものだ。
    ランスは動物が好きなので、特に喜ぶと思うんだ。

  • [20]アキ・セイジ

    2016/03/14-23:11 

    プラン作成お疲れ様。

    ランスは追尾ダメージ単体魔法の《お日様と散歩》で、人質を持ってないデミハトを一羽まず落とす予定。
    俺はマハトの注意を俺達交戦組にひきつけて、親子救助をやりやすくする感じ。

    ランスの二つ目の魔法は《カナリア》。
    効果範囲や爆風の範囲にクマも可能な限り巻き込めるよう、
    かつ、味方に影響が出ないよう、空中へ投射する。
    防御はラキアさんに一任。俺も多分近い位置だ。

    親子もマハトも死なずに、うまくいってると良いな。

  • 意味なくホワイトデーらしいスタンプ♪
    多分プランは出せました♪

    >「マ」「ハト」
    気付かなかった…アキさんすごーい。

  • 「マ」ントゥール教団の「ハト」じいさん。か、なるほど…(更に真顔

    セイジ達がハト対応に廻ってくれて心強いぜ。

  • [16]アキ・セイジ

    2016/03/14-22:32 

    では俺達は「ハト」対応で。
    ハト担当がちょい少なめなのでそのあたりで数的バランスとれればと。

    ちな、マハトという名前は、
    「マ」ントゥール教団の「ハト」じいさん。だからだろうか…(真顔

  • ナハトじゃない、マハトだったよーorz

    時間を短くするほうが優先したほうがよさそうだよね。
    だから、「苦しげな振り」じゃなくて「苦しそうな顔をする」程度の書き方に直しちゃった。
    「実際には容赦しないで戦う」ってそのあと付け加えて。
    思惑通りに動けばいいけどー(汗

    で、そのうえでマハトをなるべくウィンクルムに引き付ける方法…
    このギリギリのときになっても悩んじゃう(汗

  • >アイちゃん
    返事ありがとう。
    戦闘そのものは短時間にした方が親子の身の安全を計りやすいし、
    うっかりじーさんを傷つける&自分達全員の負傷リスクも減らせるので
    出来れば速攻でデミは片づけたいところ。
    ぽっぽ―3匹のうち1匹でも降りてこっちを襲ってくれるといいんだけど
    こればかりはハトの気分次第だし。
    じーさんがデミ達にどれだけ支配力を持つのかも不明だしさ。
    邪眼のオーブを持っていたとしても対応魔物1種類だから
    クマとハトを連れている点で合わないし、
    実はそのへんオトナノジジョウ的にふわっとスルー案件なのかもしれないし。
    (うっは、メタな発言)
    どうやってデミ達に言うこときかせているのか聞くとかして注意を引く・・とか?
    このままだとデミ達全部討伐だよっと脅す、とか・・?

  • >苦戦するふり
    セイリューさん、指摘ありがとう。
    時間を引き延ばすってより、ナハトの興味を引き付ける意味合いのほうが強かったんだけど(で、ナハトがこっちに関心持ってくれれば、逃げ出すとか余計なことしないかなって)、
    たしかに時間引き延ばすほうが重点に見えちゃうなーと自分でも思ってたの。
    「親子を確実に救出できたら、速攻で片付ける」とも書いたけど。
    うーんうーん。自分でも納得できないなー。
    いちおう大体は提出できてるけど、書き方考え直すね。

  • アイちゃんにひとつ確認したい事が。
    デミに苦戦ふりをする理由は何故か教えて欲しい。
    敵の数を減らした方が負傷リスクを減らせるのと、
    圧倒的戦力差を見せた方がじーさんの戦意が失われるかと思うのだけれど、
    苦戦するふりをして戦闘時間を長引かせる理由を教えて貰いたい。
    その方が有利というのなら行動を少し考え直す。

    オレとラキアはシャイニングスピアのカウンター攻撃で
    敵へダメージをいれようと思っている。
    (なのでじーさんの近くに行けない。カウンターは手加減出来ないから)
    くまーへのダメージ付与はハイトランスのアイちゃんを頼りにしているぜ!
    オレの攻撃力26だとダメージ通るか怪しい。ラキアなんか物理攻撃力0だし。
    オレ達、壁だから!盾だから!

  • まだまだプラン中です(汗
    今のとこ書いた分だと
    「トランス・ジェミニでパパと力を等分してデミ対策」
    「親子を助け出せるまでは、デミに苦戦するふり」
    「パパはスナイピングで命中率を上げる(親子に当たらないよう」
    こんなかんじかな?

    うーん、我ながらもうちょっとフォローが欲しい

  • [10]シムレス

    2016/03/14-18:49 


    ロックリーン:
    ぼくらのだいたいの行動
    ────────────────────────────────
    シムレス
    事前に捕縛用縄とタオル借りる
    公園入る直前トランス
    防御はロックを盾にする
    マハトに演説したくなるような言葉を掛ける
    マハト戦[7]
    親子の保護に合流
    ロックと毛布掴み落下予想地点で構える
    飛行高度が低ければ投石して2人が一緒に落ちるのを受け止めたい
    マハト役人に引き渡す

    ロックリーン
    事前に毛布かシーツ借りる
    シャイニングアローすぐ使用
    シムさんと木の下目指す
    木の下及び親子の落下しそうな地点下で毛布構える
    親子掴んだまま鳥が移動すれば構えたまま追う
    親子確保できたら守って公園外退避、戦闘終了まで守る
    万が一マハト攻撃してきた時の対応
    公園のお片付け
    ────────────────────────────────
    懸念事項はあれこれあるけどこれでいこうと思います
    問題あれば変更できます

  • [9]シムレス

    2016/03/14-17:15 


    ロックリーン:

    >親子フォロー
    僕が保護できた場合安全な場所に運んで守っていようと思います
    デミ戦はみなさんにお任せになります、すいません
    他の方が保護された場合はそこに行って守る行動になるのかも

    >毛布
    クッション性は大事だね
    毛布かシーツってプランに入れとくよ、ありがとう

    あ、おじいちゃん対応ですが
    シムさんがおじいちゃんに狂信者演説させる為に話しかける行動入れました
    デミに指示出すのも忘れて演説してくれればという狙いです
    メタ的にどうなのかとも思ったんですが、やって不都合はなさそうなので

    他に出来る事考えてますが、うーん何が出来るんだろう?
    細かい行動詰めるくらいしか今は思いつかない

  • アキさん達も、今回もよろしくー♪

    >ロックリーンさん
    シーツより毛布の方がふかふかで安全そうじゃない?(わりとどうでもいい)
    それじゃあ、親子は任せるねー。がんばってっ。
    パパはデミぽっぽ対策中心で…
    あたし、うん、あたしは…(悩)
    よしっ。セイリューさん達の言葉に遠慮なくのっかっちゃって、くまーにどーんといくね

    親子助けられたあとのフォローもなにか考えられるといいけど。

  • [7]シムレス

    2016/03/13-14:21 


    ロックリーン:
    みなさん!
    若輩者ですがこちらでもよろしくお願いします

    僕等の希望は親子救助メインで動きたいと思ってます
    ▼こんな行動
    親子はいつ落ちてもおかしくない状況の様なので
    シャイニングアロー纏ってシムさんと敵の中かいくぐって木の下目指します
    僕は親子の下にシーツ持ってスタンバイ
    シムさんはおじいさん対応
    バトルフライパン(攻2スタン1)で可能なら手加減攻撃し
    スタンしてくれたら縛り上げて、猿轡噛ませて(デミに命令出させない為)事態終息まで放置
    親子キャッチ人員に加わる

    事前に調達予定
    村人からシーツ借りる
    捕縛用縄借りる
    猿轡用タオル借りる

    人が増えましたので行動変更も可能です

  • [6]アキ・セイジ

    2016/03/13-01:05 

    四人目だ。よろしくな。
    なるべく、人間は非殺でいきたいと思ってる。こちらの命がヤバくないかぎりはだけどね。
    方針は皆に合わせるので、遠慮なく言ってほしい。
    とりあえず、まずは挨拶のみ。

  • セイリュー・グラシアとライフビショップのラキアだ。
    まだ人数増えるかもしれないけど、今回もヨロシク!

    オレ達はデミベアー対応メインかなと思ってる。
    クマとガチ勝負できそうな気がするし(目逸らし。
    オレとラキアがくまーの攻撃受け止めたらアイちゃんも大丈夫!
    心おきなく壁として使ってくれ。いつもの流れだな。

    教団員のじいちゃんはオーガじゃないから、殺しちゃわないように配慮しないと。
    「排除」ってのは、きっとそういう意味じゃないかな?
    出来れば怪我もあまりさせたくないんだよな。
    敵とはいえ、年寄りに酷いことをするのは忍びない。
    歳とると怪我の治りも遅くなるしさぁ。(そういう問題ではない)
    教団員への傷害・殺人行為が合法化されている訳じゃないから
    やり過ぎたらそれでオレ達が犯罪者ってことにもなりかねないから気をつけようぜ。

  • セイリューさんとこも、今回もよろしくーっ♪

    んじゃ、大雑把にいって、あたしがデミくまー担当でパパがデミぽっぽかな。
    くまー強そうだけど、強そうだからこそ、早めになんとかしたいし…。
    自信ないけど、あたしがんばるっ。
    ロックリーンさんが親子を落とすなら、ぽっぽがそれを追い掛けないよう、パパが狙撃することにしよっかな。

    教団員のおじいさんはお任せっ。
    確かに移動させたいけど、挑発とか効きそうにないし。
    デミ倒してって焦らせるのが近道なのかなー。
    …順調に倒せたら、だけど。
    あたしも捕縛がいいと思うんだけど、いい方法思い浮かばないやー。

  • [3]シムレス

    2016/03/11-20:19 


    ロックリーン:
    アイオライトさんはまた会ったね!
    白露さんは初めまして
    よろしくお願いします

    僕はシャイニングアロー纏って親子の落下キャッチ係を考えてます
    デミベアはデミの中でも強そうな印象だけど
    オーガ類防御はアロー込みで81だから耐えられるんじゃないかと思います
    おじいさんに攻撃されちゃうと反射で死なせてしまう可能性があるのが心配なので
    おじいさんに移動してもらう方法何か考えた方がいいかも(思いつかない
    解説に「マハトの排除」とあって排除ってどういうこと?って思ったんですが
    生死、逃亡問わずという事なのかな
    希望は捕縛なんだけど、うーん
    僕の神人さまのシムさんは防御力が心配なのでライトで目くらましなんかの
    サポート係してもらえたらと思ってます
    他はおじいさん対応ならなんとか

    デミぽっぽはガンナーさんにまるっとお任せ!
    頼もしいです!

  • ううむ、とりあえずデミくまーとデミぽっぽをどうにかしなきゃなんないのか。
    今の人数だと、神人も精霊も突っ込んでったほうがいいよねー。
    パパは銃使えるからはとぽっぽ相手しやすいけど、先ずは一番手近なくまーをどうにかしたほうがいいのかなあ。
    うーん、でも問題はやっぱり一番上のぽっぽーか……。

  • またまたこんにちはーーっ。アイオライト・セプテンバーと、今回はPGのパパでーすっ。
    …といっても、まだなんにも考えてないんだけど。
    あとでもう少しだけ考えてから来るねー。


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