こたつであったか〜い一時を(りょう マスター) 【難易度:とても簡単】

プロローグ

 タブロス市内A.R.O.A.本部の談話室である。
 そこに、それは置かれた。

 談話室に足を踏み入れたウィンクルムの眼にそれは飛び込んで来た。
「こたつだ!」
 それは円形のこたつだった。
 四角形の場合、どの辺に座るのかちょっとした心理が試されるが、円形となるとそんな心配も無い。なにより、巨大だ。通常の四角いこたつが各辺に1人ずつ、計4人しか座れないとするならば、ここに置かれたこたつは10人は座れるであろう大きさだ。
 そんなこたつである。
 寒い寒いと口にしていた神人は、我先にとこたつに足を差し入れた。
 中は掘りごたつ式になっており、広々としている。
「あったか〜い」
 外を歩き回って冷えた足を優しくあたためてくれる。
 神人の隣に腰掛けた精霊もまた、そのあたたかさに頬を綻ばせた。
 視線をこたつの上へと移せば、そこには籠一杯のみかんが置かれている。ご丁寧に『ご自由にどうぞ』とのメモ書きついだ。
 こたつにみかん。至れり尽くせりとは正にこの事。

 そういえば、今日は何の為にA.R.O.A.本部に足を運んだのだったか……。
 いや、そんな事はどうでも良い。天国はここにあったのだ。などと思いつつ、ウィンクルムはこたつのぬくもりに身を委ねるのだった。

解説

●概要
あったか〜いこたつに入って他ウィンクルムと交流しましょう!というエピソードです。
お菓子を食べながら談笑するもよし、パートナー自慢をするもよし、です。

※他ウィンクルムとの絡み有り、アドリブ有りです。絡み及びアドリブNGの方のご参加はご遠慮ください。

●消費Jr
こたつ導入費のカンパとして300Jr頂戴します。

●備考
軽食、おやつなどの少量の飲食物であれば持ち込みOKです。
共有スペースなので、散らかしたら片付けましょう。

ゲームマスターより

ご覧いただきありがとうございます。りょうです。

こたつに入ってまったり。心も身体もほっこりすると人との距離も縮まる気がしますよね。
そんなこたつ。井戸端会議ならず、こたつ端会議。 まったり交流を深めて下さいませ。
しかし、一度入るとなかなか抜け出せないのがこたつの恐ろしいところ……。

皆様のご参加をお待ちしております!

リザルトノベル

◆アクション・プラン

(桐華)

  桐華さんと並んでこたつイン!
あったかーい(ぬくぬく)
みかんにアイスに飲み物の差し入れもって、なんかこたつの上が豪華
一先ず、結構久々な感じの面子だったから、みかん剥きつつちょっと近況を聞いてみるよ

僕は…(揃いの指輪を見つつ)ふふ、いいことありました
初めから、仲は良かったよね?後は時間の賜物ってやつかな
まー、桐華さんが照れてるようなので突っ込んだお話は内緒ってことで!
でも僕は皆のところも仲良くていいなーって思ってんだからね
ほらほらー、なんか楽しい進展の一つくらいないのー?(隣の子をうりうりしつつ)

うとうとしてる子は大丈夫かな?
こたつで寝ちゃうと風邪引いちゃうからねー

ふたりめのおはなしは、きこえない


アキ・セイジ(ヴェルトール・ランス)
  嬉しそうに滑り込む
ランスも手招き
仲間達が吸い込まれてくる様子を楽しそうに眺め、蜜柑に手を伸ばす

●蜜柑の話
剥き方は普通かなあ
筋は気にならないし中の袋ごと食べるよ(パク
皮に栄養があるっていうしさ(次の一個
外皮?マーマレードにしたりジャムにしたり(違うんだぜ
オレンジも蜜柑もペクチンあるしさ(発言が主夫
あとはガンコな汚れを落とす時にな(ますます主夫
更に一個←w

えっ、イメージ変わった?(あう
普段頭でっかちな自覚あるので突っ込まれると一寸凹む

●年の瀬の話
年の瀬は皆はどう過ごすんだ?
俺達は二年参りに行くつもりさ

いやっ、それは始めないからっ!(ランスにメッ

けど顔が赤い
気付かれたく無いからコタツ布団に顔を埋める


フレディ・フットマン(フロックス・フォスター)
  コタツ、初めて…
他の人も居て…かなり、緊張する…

行動
お布団と、机が合体…してるみたい、だね…
オジさんから、ミカンをもらった、けど…アイスも、欲しいな…チョコミントがいい…かな

(ローランドさん達…堂々としてて、すごいなぁ…
え、あ…あの、すみません…
(ど、どうしよう、声かけられちゃった…
オジさん、どうしよう…

皆、仲がいいね…
(僕とオジさん…そうでもない、かも…
なにか、きっかけ…ってあるかな…?
僕、お話するの、少し苦手…だから
(僕も一歩…踏み出さなきゃ、だね

印象
ローランドさん達・堂々としてカッコいい
かなめさん達・兄弟みたいでちょっと羨ましい
叶さん達・お揃いの指輪、仲がいいのかな
アキさん達・大人っぽい



ローランド・ホデア(リーリェン・ラウ)
  こう寒いとかなわんな、炬燵…うちには無いが確かに引力を感じる

石動の近くに座る
炬燵にいる間はシガリロを我慢する

高級アイスを差し入れ自分はラムレーズンを食べる

基本は聞き役
叶に指輪が新調されていることを指摘してノロケを聞き出す
ノロケをニヤニヤ聞いて「ご馳走様、だな」

飴くれるフロックスに礼「いつもすまんな」
フレディが怯えるのは自分達がヤクザめいているからかと眉を下げる
仲良くなった切欠は言葉を濁す

近況を聞かれたら、幼馴染の秘書のファータと新たに契約した話
貸金業は年末忙しい話をする(ウィンクルム3人共に同業)

セレイヤとリーリェンの絡みを微笑ましく見つつ
彼らが寝てしまったら、石動と目を見合わせ笑い合う


石動かなめ(セレイヤ)
  は~
やっぱり冬はおこただねぇ暖かい
みかんを蛇型にむいて ドヤァ
セレイヤにつちのこって言われたけど気にしない!

叶さんとこのペアリングを見て、ほっこり。
「良く似合ってるね、いいなぁ、うちも……」(慌てて黙る)
魚類には言わないでおこう。

ローランドからバニラアイス貰って、魚類にせがまれ
一口あげる。満足そうな顔して…全く、子供みたいだね、ふふ
あ 
フレディ君 フロックスさんにアイス、あげたら?(小声で 渡す)


なんだか体が温まると眠くなる…って 魚類?(小声で)
寝ちゃったね(くす
ローランドと顔を見合わせて、それぞれの精霊を見つめる。
こうしてると二人ともあどけないなぁ

来年もその先もずっと一緒にいれると良いな…




●こたつへ
「ふわぁ~!おこただぁ~!!」
 セレイヤは勢い良く、こたつにスライディングした。
「わーいおこた、おこたー」
 それに続くのはリーリェン・ラウだ。
 外が寒かった分、より暖かく感じる。並んで座る二人のテイルスの耳は、嬉しそうにぴこぴこと動いている。
「こう寒いとかなわんな」
 ローランド・ホデアも引力に引かれるがごとく、こたつへと誘われる。その近くには石動かなめの姿があった。
 戯れ合う二人のテイルスを、ローランドとかなめで挟んだ形となる。
「やっぱり冬はおこただねぇ。暖かい」
「そうだな、冬と言やぁコタツだよな」
 かなめの意見に同意したのはフロックス・フォスターだ。フレディ・フットマンと並んで座している。
 皆が次々とこたつへと吸い込まれていく様子を、楽しそうに眺めていたアキ・セイジも、嬉しそうにこたつへと滑り込んだ。彼の精霊であるヴェルトール・ランスに、はやく来いと手招きをすれば、
「うは、コタツコタツ♪」
 ランスも上機嫌でスポッとこたつにおさまった。
 その隣に落ち着いたのは叶と桐華だ。
「あったかーい」
 そのぬくもりに叶の頬が緩む。
 桐華は座椅子もあれば良いのだがと、談話室内を見回したが、残念ながら、それらしい物は見当たらない。
(とりあえず叶が楽しそうで良いけど……)
 座椅子の捜索は諦め、自分もこたつのぬくもりを堪能する事にする。

 全員がこたつにおさまった。大きなこたつだが、10人入ると満員だ。けれど、人のぬくもりと、こたつのぬくもりとが合わさり暖かい。
 ほっこりと一息つく。
 落ち着いたところで、リーリェンはポケットから煙草を取り出そうとした。それをローランドが止める。
「リェン、談話室は禁煙だ」
 そう言うローランドもシガリロを咥えたいところだが、談話室の壁には、『室内禁煙』の注意書きが貼られているのだ。煙草は我慢するしかない。
「えー煙草ダメ?…ちぇー」
 舌打ち一つ。しょぼんと耳が垂れる。が、フロックスの姿を認めると嬉々として声をあげた。
「おっさん!飴のおっさん!!飴ちょーだい!」
「またか、リーリェン……」
 飴のおっさん——もとい、フロックスは呆れつつもポケットから取り出した飴をリーリェンへと差し出す。
「サンキュー!」
 飴を受け取り、リーリェンはにぱっと笑顔を浮かべた。
「いつもすまんな」
 ローランドが礼を言うと、フロックスは気にするなというように手を振った。
「しかし、飴でつってるみたいだな……」
 飴あげるからおじさんと一緒に……とか言ったら完全に犯罪だと苦笑すると、違いないとローランドは笑った。
(ローランドさん達…堂々としてて、すごいなぁ……)
 フロックスと冗談を交えつつ接しているその姿をフレディは見つめた。
 ふいに、ローランドがこちらを向く。フレディの視線に気づいたようだ。
「どうした、フレディ?」
「え、あ…あの、すみません……」
 声をかけられ、何と応えたら良いのか分からず、フレディは俯いてしまう。
「なになに?かわいこちゃん、寒いの?もっとちゃんとおこたに入んなよ。それとも俺の尻尾であったまる?」
 笑顔で迫ってくるリーリェンに、フレディはさらに怯え顔になる。
(ど、どうしよう、声かけられちゃった……)
 オジさん、どうしよう、と助けを求めてフロックスの袖を引く。
 その様子に気づいたローランドは身を引いた。
「すまん、怯えさせるつもりはなかったんだが……」
 フレディを怯えさせてしまったとローランドは眉根を下げた。
「あー、坊主は人見知りというか、人馴れ時間がかかるみたいでな。俺と最初会った時もこんなんだったから落ち込む必要はないぞ」
「そう…なのか……」
 フレディが怯えるのは、自分達がヤクザめいているからだと思っていたローランドは、フロックスの言葉に少々安心する。
 それならばと、未だフレディに迫っているリーリェンを引きはがしてやる。この勢いは人見知りでなくても驚いてしまうだろう。

 フレディは深呼吸をした。
 人が多い事に加え、彼にとって、初めてのこたつだ。緊張はまだ解けてはいないようだ。
 こたつ布団に埋もれながら、こたつを観察する。まるで布団と机が合体しているみたいだなと、ぼんやり思う。
「やっぱこたつはいいな」
 隣でフロックスが言う。
「坊主はこれも初めてか?」
 問われ、フレディは頷いた。
(前は絵本も見たことなかったみたいだし、変なとこで無知だよなぁ……)
 フロックスは机の上の籠からみかんを一つ取り出した。
「ほれ、みかん食っとけ」
 こたつにはみかんだからな、とみかんをフレディへと差し出した。
 フレディはそれを受け取った。彼の身体はこたつのぬくもりで、少しずつ温まっていく。

●もぐもぐ
 ローランドはアイスの入った保冷ボックスをこたつ机の上に置いた。
「差し入れだ」
 保冷ボックスには高級アイスのラベルが貼られている。
「おこたにアイス!最高!もらってもいい?」
 歓喜の声を上げたのはセレイヤだ。嬉しそうにぴこぴこと耳が動いている。
 もちろんだと、ローランドはボックスをセレイヤに差し出した。
 中を物色すると、バニラ、苺、ラムレーズン、抹茶、チョコミント……様々なフレーバーが入っている。
 セレイヤは苺を取り出した。ローランドはラムレーズンだ。
「俺も差し入れ」
 そう言って、セイジはジュースのペットボトルを机の上に載せた。ソーダ、コーラ、オレンジジュースなどのソフトドリンクが並ぶ。
「みかんにアイスに飲み物の差し入れもって、なんかこたつの上が豪華だねー」
 机に置かれたそれらを眺め、にこにこと叶が言った。
 皆は口々に礼を言うと、机へと手を伸ばし、ありがたく差し入れを頂戴する。
 苺のアイスを手にしたセレイヤが、嬉々としてそれを口に運んでいる。その隣では、かなめがバニラアイスを保冷ボックスから取り出したところだ。
 アイスの蓋を開け、スプーンで掬って口へと運ぶ。
 流石は高級アイス。口溶けはとてもなめらかだ。バニラの香りがはっきりしているのにクドくない。こたつで温まった身体に、冷たいアイスの喉越しが心地よく、クセになる美味しさだ。
 バニラアイスを食べるかなめの手元を、セレイヤは眺めた。バニラも美味しそうだ。
「石動、一口ちょうだい」
「はいはい」
 せがまれ、かなめはバニラアイスをスプーンで掬うと、
「ほら」
 と、セレイヤの口へと運んだ。
 ぱくっとアイスを頬張ると、んーっと声をあげ、満足そうな顔をする。
(まったく……子供みたいだね)
 その様子に、かなめは微笑んだ。
 バニラアイスに満足したセレイヤは、再び苺アイスをスプーンで掬うと、それをかなめの前に差し出した。
「石動もイチゴ食えよ!美味しーぜ?」
 かなめが返事をする前に、スプーンが口へと押し込まれる。かなめの口の中に、甘酸っぱい苺の香りが広がった。
 美味しいだろ?とセレイヤが笑っている。

 セイジは籠いっぱいのみかんへと手を伸ばした。フロックスと叶もみかんを頂戴する。
 自然と話題はみかんの皮の剥き方へと移る。
「剥き方は普通かなあ」
 セイジが言う。
「筋は気にならないし中の袋ごと食べるよ。皮に栄養があるっていうしさ」
 パクパクと一房ずつ口へと運んでいった。
 自分の場合は……と皆が次々とみかんの皮を剥いていく。
 黙々と皮を剥いてたかなめが、ジャーンっとドヤ顔で皮を持ち上げる。
「蛇だよ〜♪」
 見事に長く連なったミカンの皮。しかし、やや太めのそのフォルムに、
「つちのこじゃね?」
 セレイヤに言われてしまう。
「俺が蛇って言ったら蛇なの!」
 セレイヤの言葉は気にせず、ドヤ顔のまま、剥いたミカンを口へと運んだ。
 そんな中、リーリェンはみかんを皮ごと一個、丸ごと口へと放り込んでモグモグと美味しそうに食べている。
 その様子に、叶はごうかいだなーと笑う。
「外皮もマーマレードにしたりジャムにしたりするから食べられるだろ」
 次の一個を手に取りながらセイジが言う。
「オレンジも蜜柑もペクチンあるしさ」
 ぱくぱくと口へと運ぶ。
「あとはガンコな汚れを落とす時にな」
 ぱくぱくと食べきると、さらに一つと手を伸ばした。
 みかんの皮を剥きながら、主夫力を発揮するセイジ。
 その姿は普段目にする彼とは異なっていて、過去に任務を共にした事があるウィンクルムは、意外そうにセイジをみつめている。
「意外と所帯染みてるんだな」
「えっ、イメージ変わった?」
 普段は頭でっかちな自覚があるため、こういう突っ込みをいれられると少々凹んでしまう。そんなセイジを見て、ランスが面白そうに言う。
「セイジは任務と普段とで違うからなぁ。普段は良く気がつく嫁で——」
 ぽかっと頭を叩かれた。
 痛いなーと頭をさすりつつ、ランスはセイジを一瞥する。まだ凹み気味かと推察すると、コーラにバニラアイスを浮かべ、コーラフロートを作る。一口飲めば、コーラの炭酸にバニラアイスが混ざったクリーミーな味わいに、笑みが浮かぶ。同じようにセイジの分を作り、
「ほい、セイジ」
 にこりと笑って差し出す。セイジがそれを受け取った。
 ランスがアーンと口を開けると、お礼とばかりに、セイジは剥いたみかんをランスの口へと運んでくれた。

●最近どう?
「本部で会う事ってあんまりないよねー。皆、最近どうなの?」
 久しぶりに会う顔ぶれに、叶はみかんの皮を剥きつつ問いかけた。
「あ……」
 半端にちぎれた皮。叶は剥きかけのみかんを桐華へ押し付け、自分は新しいものを手に取った。
「こら、上手く剥けなかったからって俺に押し付けるな。アートな剥き方したいわけでも無いだろ…たく……」
 文句を言いつつ、皮を剥き始める桐華だ。

「俺んとこは特に何もないな、おばけ屋敷で泣きを見てから忙しくてな……」
 言って眉間に皺を寄せるフロックス。
 そうなんだーと相づちを打ちながら、みかんの皮を剥いている叶の指に光るもの。それが以前とは異なっている事にローランドは気づいた。同じく、みかんの皮を剥いている桐華の指にあるものと、形状が似ているようだ。
「叶、指輪、新調したのか?」
 問われて、叶は自分の指と、桐華の指に光る指輪を見てふふっと笑う。
「うん、いいことありました」
 嬉しそうに自分の手を見せた。
「婚約指輪か?」
 ヒューとランスが口笛を吹く。
「良く似合ってるね」
 かなめが言うと、叶はにっこりと笑った。
「これはねー、桐華さんが——」
 その言葉は途中で中断され、もぐもぐとみかんを咀嚼する音に変わった。叶が惚気出しそうな気配を察知した桐華が、みかんを叶の口へと突っ込んだのだ。
 ごくんとみかんを飲み込むと、なんだよーと叶は抗議の声を上げた。
「アイスでも食って大人しくしてろ」
 叶の目の前に苺アイスのカップをドンッと置く。
 あれ、桐華さん照れてる?と桐華の顔を覗き込むと、指輪をはめている手を掴まれ、こたつの中へ導かれた。
「あまり見せびらかすものでもないだろ」
 桐華は叶にだけ聞こえるように、小さく呟いた。

「ご馳走様、だな」
 そのやりとりが十分ノロケじゃないかと、ローランドはニヤつく。
「いいなぁ、うちも……」
 言いかけて、かなめは慌てて黙った。
「ん?どした?なんか言いかけたみたいだけど?」
 アイスのスプーンを咥えながら首を傾げるセレイヤに、なんでもないと、かなめは首を横に振った。
(魚類には言わないでおこう)
 言わない、ペアリングが羨ましいだなんて、と胸中で呟く。
 かなめとは対照的に、指輪っていいよなーとランスが言った。
「俺達もって言ってんのにセイジが嫌がんだよぅ。誰か説得してくれよぅ」
 駄々っ子のように言うランスの頭に、再びセイジの拳骨がとんだ。
 顎を机にのせて叶の指輪を見ていたリーリェンはふーんと気のない声を出す。
(指輪ってそんなにいいものなのか?)
 恋愛はよくわからない。ただ、この座にいるウィンクルム達の反応を見ると、彼らにとっては意味があるのだろうという事は感じられた。
 小さな指輪に込められたその意味は、今のリーリェンにはわからない。けれど、とにかく凄いのだろう。
「ちっせー輪っかなのになんかすげーのな」
 そう呟いた。

「桐華さんが照れちゃってるみたいだから、僕たちの話はここまでね」
 後は内緒だと叶は人差し指を口にあてた。
「でも僕は皆のところも仲良くていいなーって思ってんだからね。ほらほらー、なんか楽しい進展の一つくらいないのー?」
 うりうりと隣のローランドを小突く。
「俺か?俺は、新しい精霊と契約したな。幼馴染みの秘書のファータなんだが……」
 
 語られる二人目の精霊の話を、叶はどこか遠くで聞いていた。それを悟られないよう、頷いたり相づちを打つ。
 新しい精霊…そんなの……。
 聞こえない、そんなふりをしていても、聴覚は音を拾う。それは、叶の心をざわつかせた。
 叶は指輪をはめた左手で、桐華の手を握る。それを、桐華は握り返す。叶が安心するように。

「石動のところは?」
「俺のとこも新しい精霊と契約し——」
「石動がたま~に名前で呼んでくれるよーになったかな!」
 かなめが言い終わる前に、セレイヤが割って入った。
「わーー!魚類!!」
 かなめは、がばっとセレイヤの口を抑える。
「余計なこと言わないでいいから!」
「もがっ!また魚類って!ゆーな!」
 かなめの手を払い除けて彼の顔を見れば、頬が赤い。
「何?石動照れてるの??」
 ニヤニヤとセレイヤは言う。
「うるさいっ」
 赤面するかなめの姿に、笑い声が上がった。

●きっかけ
「皆、仲がいいね…」
 フレディは他のウィンクルムを見て思う。
 叶と桐華の揃いの指輪や、かなめとセレイヤの兄弟みたいな関係が羨ましい。
(僕とオジさん…そうでもない、かも……)
 傍らの精霊を盗み見る。
「なにか、きっかけ…ってあるかな……?」
 これは独り言に近かったのだが、叶には聞こえていたようだ。
「僕たち初めから、仲は良かったよね?後は時間の賜物ってやつかな」
 それは先程の指輪が証明してくれている。
 ローランドさんはどうなの?と叶は首を傾げた。
「俺たちか?」
 問われて、欠伸を噛み殺しているリーリェンをちらりと見る。
「きっかけは……まぁ、色々あるさ」
 薄く笑って言葉を濁した。

「きっかけな〜。俺たちは運命の赤い糸かな」
 ランスがにぱっと笑顔を浮かべれば、はいはい、と呆れ気味にセイジが相づちを打つ。
「時間はかかったよ。沢山衝突もした。元々他人なんだから、少しずつ…な」
 不安そうな表情のフレディに、微笑みかけた。
 そんな言葉をかけてくれるセイジ達が大人っぽく思えた。
 少しずつ、距離を縮めていけば良い。けれど、人と話すのが苦手なフレディは、どうすれば良いのだろうと思案顔になる。
 そんなフレディの様子に、かなめがある事を思いつく。小声でフレディに話しかけた。
「フレディ君、フロックスさんにアイス、あげたら?」
「え?」
「きっかけ作り」
 にこりと笑ってアイスを差し出す。フレーバーは甘そうなハニーミルクだ。
 フレディはかなめからアイスを受け取ると、深呼吸を一つ。
(僕も一歩…踏み出さなきゃ、だね)
 勇気を出して、フロックスに話しかけた。
「オ、オジさん……」
「ん?なんだ、坊主」
「アイス…もらったから……」
 フロックスは眼鏡の奥で目をぱちくりさせた。そして、
「……いただこう」
 アイスを受けとった。
(気を……遣われたか?)
 フレディが積極的に動く事は珍しい。セイジ達の話を聞いたからなのか定かではないが、彼なりに一歩を踏み出そうとしているのかもしれない。
(うーむ…色々考えてるんだな……すまんな……)
 フロックスはフレディへ視線をやる。彼もアイスを貰ったようで、チョコミントアイスを口へと運んでいる。その顔に、先程までの緊張は無い。

●年末のご予定は?
 そういえば、とセイジが言う。
「年の瀬は皆はどう過ごすんだ?俺たちは二年参りに行くつもりさ」
「神社に詣でた後は姫始めもするかっ」
「いやっ、それは始めないからっ!」
 メッとセイジの手刀がランスの眉間を打つが、ランスは堪えていないようだ。
 睨みつけてくるセイジに、
「どうした、セイジ?」
 と余裕の表情を見せる。こたつの中ではこっそりセイジの膝をさわさわと撫でていたりする。
 セイジはむーっと唸ると、こたつ布団に顔を埋めた。その顔は、赤い。
 そんな二人のやり取りを面白そうに眺めていたローランドだが、自分たちは神社に行く時間は無いだろうなと肩をすくめた。
「俺のとこは年末は忙しいんだよ。貸金業は今が力の入れ時だからな」
 金貸しには大晦日も正月も無いのだ。
「えー、マジで?いそがしーのやだー」
 当然ながら、ローランドの下で働いているリーリェンも忙しいという事だ。
 リーリェンは脱力して机に突っ伏した。耳も尻尾も力なくぺたりと倒れている。
「安心しろ。取り立てで好きなだけ暴れさせてやる」
「あ、マジ?」
 がばっと身体を起こす。先程とは一転、耳がピーンと立っている。
「じゃ、頑張る!」
 尻尾もふりふりと振って元気いっぱいだ。
「忙しい奴はちゃんと甘いモン食っとけよ」
 疲労には糖分が一番だからな、とフロックスはポケットから飴を取り出し、バラバラと机の上に置いた。
「年末はどこも忙しそうだな」
 ぽつりと呟いたのは桐華だ。隣の叶もそうだねーっと頷く。そんな叶を見てふと思い出す。
(そういえば壊したままの扉が一個あったな……直さないとな)
 そんなことをぼんやりと考えていた。

●夢見心地
 籠の中のみかん、差し入れのアイスとジュ—スも無くなり、残るはその残骸と……。
「くわぁ〜〜」
 大きな欠伸が一つ。
「ふわぁ〜〜」
 二つ。
(あ〜、なんかあったまってたら眠く……)
 うつらうつらとセレイヤが舟を漕ぎ出した。その隣で同じく睡魔に誘われているのはリーリェンだ。
「おこた、ねみぃ……」
 互いに身体を寄せ合って静かに寝息を立て始めた。
「ん?魚類?」
「リェン?」
 仲良く寄り添い、寝息をたてるテイルス二人。時折、耳がパタパタと動いている。
「寝ちゃったね」
「ああ」
 かなめとローランドは互いに顔を見合わせ、くすっと小さく笑った。
 精霊を見守る二人の神人の目は優しい。
(こうしてると、二人ともあどけないなぁ)
 かなめはセレイヤの顔にかかった髪を静かに払いのけた。彼が一目惚れした整った顔が露になる。
(来年もその先もずっと一緒にいれると良いな……)
 そう思うのは本当の事。けれど、口には出さないかなめだった。

「二人とも寝ちゃった?」
 寄り添うテイルス二人を、叶は心配そうに覗き込む。
「こたつで寝ちゃうと風邪ひいちゃうからねー」
「リェンは丈夫だから大丈夫だろ」
「魚類も大丈夫だと思うよ」
 二人につられたのか、かなめが欠伸をした。
「なんだか体が温まると眠くなるね」
 寝ちゃうのもわかるなーと笑った。

 ゆったりと時間は流れる。こたつから出るタイミングっていつだろうと思うが、このぬくもりは離れ難い。
 外は雪が降りはじめている。
 寒さは厳しくなるが、こたつの中は別世界。そのぬくもりに抱かれながら、また一人、大きなあくびをした。



依頼結果:大成功
MVP

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター りょう
エピソードの種類 ハピネスエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル ハートフル
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 とても簡単
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 なし
リリース日 12月08日
出発日 12月15日 00:00
予定納品日 12月25日

参加者

会議室

  • え、と、とりあえず大丈夫…だと、思います
    こたつ、初めてで…緊張したけど、楽しく過ごせた…かな

    フロ「うっし、じゃあローランドのおごりで行くか」
    …オジさん、割り勘じゃないんだね…

    一杯お話しできて、楽しかった…また違う所でも、会えたらいいな…(照れ照れ

  • [31]石動かなめ

    2015/12/14-23:49 

    おおう、俺も対応しようと頑張ったけど拾い切れてなかったらごめん!

    とっても楽しかったよ~!ありがとう!
    やっぱりおこたは最高だね!

    セレイヤ「えへへ~! おさかなたんって呼ばれんのはいいけど魚類はな、あんま気に入ってなかったからな~!」(ばしばしされながら頬を掻く)
    うるさいぞ、魚類!(ぷい)
    セレイヤ「ははは、照れてる~」
    照れて!ない!(ぷんすか)

  • [30]ローランド・ホデア

    2015/12/14-23:14 

    一応、ここに出てきた話には全部対応するプラン書いてある。

    リーリェン「まじで!?お魚たんよかったじゃぁあーん!」(セレイヤの背中バシバシしようとする)

    お、フロックス行ってくれるか。助かるよ。俺一人じゃアレは無理だが、残すのは主義に反するんでね。
    味は保証する。

  • [29]石動かなめ

    2015/12/14-22:49 

    俺のとこもできたよー。
    みかんむいたり、アイス食べたり
    指輪のことちょっと言ったりそんな感じ?
    あと、近況ね...
    (セレイヤむくっとおきあがり)
    「石動がたまーにセレイヤってよんでくれるようになった!」
    しー!魚類!しー!(照

    まだ変更は可能だけどとりあえずね~

    ふふふ、まだぬくぬくしてたいなあ
    (傍らでセレイヤすやあ)

  • …(横目でフレディをチラ見)嫌いではないな。
    ローランドは舌が肥えてそうだし、さぞや美味いケーキ屋の予感がする…(眼鏡キラッ
    人手が必要そうだしな、今度一緒に行こうじゃないか

  • [27]アキ・セイジ

    2015/12/14-22:39 

    プランは出来たよ。

    ミカンたべたりミカンの話したり、年の瀬の話したり、なんか色々かな。
    他の人のここの会議室で出た話にちょこちょことランスがちょっかいかけてるけど、ゴメンな。

    それではコタツで会おう。

  • [26]ローランド・ホデア

    2015/12/14-21:58 

    プラン一応だしといた
    まだまだ変更はできるがな

    おい、フロックス、てめぇも相当な甘いもの好きか
    …今度俺の贔屓のケーキ屋いかねぇか?
    巨大パフェの協力者が欲しかったとこなんだよ

  • [25]ローランド・ホデア

    2015/12/14-21:57 

  • えと、僕もざっくりと…書けた、よ
    (小声で)えと、仲良くなったきっかけとか、教えてもらえたら嬉しいな…って
    よ、余裕があったら、お願いします…

    あとは、ゆっくりと…(かなめさんからアイス受け取り)
    ありがとうございます…ハニーミルク味、美味しそう…
    尻尾だけ…不思議、だね…ふふ、内緒なんだね(こっそり微笑

    アクセサリー、プレゼント……んー…(チラ見
    オジさん…お花とか、付ける?
    フロ「…本気で言ってる訳じゃないよな?(ハニーミルクアイスもりもり」

  • [23]叶

    2015/12/14-19:06 

    仮のやつだけどざっくりどーんと纏めたよーとご連絡
    一応、最近どーなのー?って感じの質問するねーって放り込んであるから、
    余裕あったらプランに一言でも添えといて貰えたら絡みやすいかなって思ってるよ

    僕は僕でさっくりといいことあったよ!とだけは言ってるけど、
    桐華さんが照れちゃうよーなのでな・い・しょ☆な感じになりそー

    後はみかん剥いたりアイスもぐもぐしたりしようと思います
    というわけでセレイヤが出してくれたアイスを一個拝借しよう。苺味ー。

  • [22]叶

    2015/12/14-19:02 

  • [21]石動かなめ

    2015/12/14-17:42 

    ふふ、フレディ君、これとか甘~い部類じゃない?(アイスをフロックスさんにあげたら?と耳打ち)
    あぁ、セレイヤの尻尾、珍しいよね?
    お父さんは猫だって話だけど、ここだけなぜか魚なんだ。
    (小声でセレイヤ起こさないようにぽそり)俺は気に入ってるんだけどね

    隅に置けないなんて、からかわないでよローランド~
    そうだね、なんかアクセサリーとかあげようかな…
    リーリェンだって、貰って悪い気はしないんじゃない…?(にこにこ
    にしても、あどけない顔して寝てるなぁ(笑)
    二人とも子供みたい。(くすくす

  • [20]ローランド・ホデア

    2015/12/14-15:41 

    (リーリェンは既につっぷして寝ている)
    ったく、風邪引くぞ…いや、こいつそんなことくらいでダウンしないな。(ほっとく)

    シーエもリェンも、俺の部下だからな、年末は全員忙しいさ。

    ほう?桐華の面白いところを見れたな、御馳走様。
    なんだってドアが壊れたんだろうなぁ?(くっくっ)
    で、石動も隅に置けない、と。
    クリスマスなんだし、かこつけてやればいーじゃねえか?(面白がっている)

    俺んとこはあれだな、こいつにはそういう類いは何の価値も伝わらんからなぁ(ため息)
    よほどターキーのが喜ぶぜ。

    甘いもの、か。俺は好きだから結構食ってるが…年長の助言に従いもうひとつ…っと(チョコアイスをとる)

  • え、意外…同い年くらいかな、って思ったけど…あの、僕もよく間違われるので…
    かなめさん、ありがとう…凄く高そうだね…(蓋をおそるおそる開き

    フロ「年末かぁ、どこも忙しいだろうな。急な入用だなんだって貸借したがるのも多そうだし、ちゃんと甘いもの食べとけよ」
    …オジサン、いつも甘いの食べてるけど…あんまり忙しそうには…うん、なんでもない…
    …そういえば、魚類って……(セレイヤさんとリーリェンさんの後ろを交互に見てから、セレイヤさんの尻尾を二度見

    んと、みんな、仲がいいんだね(羨ましそうにぼそり
    …扉を破壊するほど、仲がいい…のかな?
    …セレイヤさん、眠くなっちゃった?(じー

  • [18]石動かなめ

    2015/12/14-13:49 

    あ~……確かに、ハニさん(二人目の精霊)バニラっぽいってなんかわかるかも。
    アレで三十路越してるって言われて俺びっくりしたよ。お酒ガンガン飲みだすしさ。

    セレイヤ「わ~い! 飴ちゃんありがとー! おっ、俺の好きなグレープだ♪」
    (ゴキゲン)

    フレディ君、チョコミントみつけたよ~(ごそごそ)
    何見てるの、魚類。バニラ一口?はいはい、あげるから。

    ローランドのとこは年末はほんっと大変そうだよね、
    体壊さないように気を付けてね?
    あ、リーリェンのしっぽがあるから大丈夫か
    セレイヤ「俺の尻尾じゃ暖は取れないしな~」(自分の尻尾をみつめて)

    アキさんはウィンタースポーツ好きなんだ?
    俺んとこは魚類がこの通り寒いのが苦手でね~

    (叶さんとこのやり取りを見てほっこり)
    ふふ、二人ともすごく似合ってる。いいね、そういうの……うちも……(慌てて)
    な、んでもない(笑)
    セレイヤ「叶、アイスどれ食べる?イチゴおいしーぜ!」(新しいアイス取り出しながら)

    ……大晦日か~
    魚類がさむがるから、おうちでまったりするかな?
    1年早いねぇ
    (よこでセレイヤくわわっとあくび。耳がへた~んとしてくる)

  • [17]叶

    2015/12/13-22:44 

    わー。リーリェンさんごーかいだー。
    みかん系の皮ってマーマレードとかにも入ってるし、食べれないことはないのかな?
    アキ君は筋とか気にしないのかー。僕は結構丁寧にとっちゃうタイプー。
    おおぉ…ローランドさんのそれすごいなんか画期的。
    かなめ君のもなんかすごいね…そんな綺麗に向けると楽しそうだよねー(真似る→ちぎれる→桐華さんに押し付ける)
    みかん豊作なんだ。ふふ、じゃあ今年はみかん三昧できちゃうね。

    ふたりめ、かぁ。そういえばかなめ君とこのもう一人には会ったことあるけど、
    ローランドさんところはまだ会ったことないねぇ。
    ご一緒できる機会を、楽しみにしてるよ。

    んー?(指輪に視線やられれば、にこにこと)
    ふふ、綺麗でしょ。そうそう、桐華さんとおそろいなの
    ちょっとほら、桐華さんも手出してよ。色違いなんだよー
    桐華さんがくr(みかんつめ込まれ)

    桐華:
    これにアイス一個与えてやってくれ。味はなんでもいい。
    それはそうと、年の瀬が忙しいのはどこも一緒なのかね…
    うちは……そろそろ大掃除しないとだな。手違いで壊れた扉があったりするし、直さねぇとだな…
    カウントダウンやらのイベントで賑やかになりそうな気もしてるし、
    そういう場所でまたばったりしたりもしそうだな

    (もぐもぐごっくん)
    なんだよもー。なんだよもー。
    急に饒舌になっちゃって照れてんのかこのー。

  • [16]アキ・セイジ

    2015/12/13-18:26 

    そうか…金融関係だから今年のうちに債権の回収をすすめないとなのか…せめて雪が降らないことを祈るよ。寒いのに大変だなあ。
    雪は…休みに入ったら山にだけ積もってほしいなあ…なんて一寸都合のいい雪の振り方を願ってみたり(笑
    相棒さんも休みなしなん?

    ミカンは普通に剥くよ。
    あんまりスジはきにならないし。
    今年は豊作なんだって聞いたけど、安いなら大助かりだ。(なんだか所帯じみているなあ)

    ああ、自分のを言ってなかったな。
    年の瀬は初日の出、見に行くかなあって。

    サイダーのみつつ、まったりのび)

  • フレ「はい、お久しぶり、です…僕は変わりない、です…。そっか、皆さん…他にも契約されている方、居るんですね…かなめさんも、前に会ったときは違う方、一緒でしたし…リーリェンさん、暖かいですね」
    (リーリェンさんとくっつきながら足伸ばし

    やれやれ、坊主もミカン食って暖まっとけ(ぽいっと手渡し
    なんだ、セレイヤだったか? お前さんも飴ちゃん食うか?
    (ごそごそと確認せずに渡す・ダイスが奇数で美味しいの、偶数で変り種

    ミカンの皮むきは普通に剥くくらいだな……白い筋とか、気にせず食べちまうし(べりべりもぐもぐ
    叶はいいことがあったのか、俺んとこは特にないしなーひと様のお話を肴にコタツを楽しみたいところだな(眼鏡くいっ
    フレ「あ、僕もアイス、欲しいです……抹茶か、チョコミントはありますか…?」

    【ダイスA(6面):3】

  • [14]ローランド・ホデア

    2015/12/13-16:30 

    アキは知ってるだろ、うちの二人目
    一緒に冬山行ったファータだよ

    かなめにバニラ…そういや、お前んとこの二人目なんとなくバニラっぽいよな。
    …俺はラムレーズン食おう

    (お揃いという言葉を聞いて、叶の手元に気づく)お、新調したのか。
    ははぁ、近況ってのはこれののろけを言いたいわけか?

    年の瀬ね、忙しいぜ、金貸し業は今が書き入れ時っつーか、力のいれどきだかんな。

  • [13]アキ・セイジ

    2015/12/13-16:17 

    気がついたらコタツの上に色々乗っていた。
    アキ・セイジと相棒のランスだ。普通によろしくな。
    叶はハロウィンぶり。
    フレディは久しぶりだな。かわりないか?

    石動とローランドの「新しい精霊」という単語に反応する。
    へえ、二人目と契約したのか。(どんな人なのかちょっと興味有る様子
    つかみどころがない?(じっと見てみたり
    互いの精霊の話きいてみたいな。特に、新しい人とはほとんど面識無いしさ。

    あ、差し入れかあ…。
    酒…は色々まずいひとも居るかもなので、ノンアルのサイダーとかコーラでいいかな?
    (コタツに乗せ

    そういや、年の瀬…大晦日の皆の予定ってどんな?

  • [12]石動かなめ

    2015/12/13-13:10 

    セレイヤ「わ、すっげぇ!フロックスさんマジで飴おじちゃん!」
    こら、失礼な事言わないの!(ぺし)
    ほら、フレディくんももっとリラックスリラックス。足も伸ばしなよ~

    叶さんおひさしぶり~♪
    何々?みかんの皮むき?任せてよ~(なんかもぞもぞつくる)
    じゃん。蛇だよ~
    セレイヤ「つちのこじゃね?それ」
    (ちらっと叶さんの指を見て)
    お揃い?綺麗だね。(こそっと)

    そうそう、俺のとこも新しい精霊と契約したんだよ。
    あったことある人もいるよね。ちょっと、つかみどこ無い人(笑)
    セレイヤ「悪ィ奴じゃないけどな(みかんもぐもぐ)あっ、ローランド、アイスもらってい?俺、イチゴのがいい!」

    じゃあ、俺はバニラが欲しいな(クーラーボックス覗き込み)
    はぁー、年の瀬って感じだねェ……。

  • [11]ローランド・ホデア

    2015/12/13-09:23 

    こたつなら、アイスだろ。かなめ、わかってるじゃねえか(ふふん
    というわけで、差し入れだ(ちょっと高めのアイスが入った保冷ボックスをドンと置いた)
    ……ところでここは……(細葉巻を取り出しかけ、やめる)無粋か、控えよう。
    リェンも禁煙な。

    リーリェン:えー。まぁいいや。おっさんに飴もらえばいいしぃ。これうまそーだしぃ(もらった飴のパッケージには、マトモなフルーツの絵が書いてあった)

    すまんな、フロックス。すっかり、あんたのことは『飴くれる人』認識みてぇだ…
    おお、みかんどうも(ふたつとって、ひとつはリーリェンに)

    剥き方か……たとえば、こういう感じか
    (上と下にぐるりと切れ目をいれて、蓋のように外し、身の部分を横長にずらりと並べる)
    こうすると、1つずつ離れているし、丸めて蓋を戻せば身が乾かない(さりげなくドヤァ)

    リーリェン:へ?(皮ごと口の中に一気にいれてムシャムシャ食った)

    ……………なんか。すまんな(顔を覆う)
    近況か。うちは二人目の精霊と契約した、くらいのもんかね。
    まぁ昔なじみなんだが。
    叶はいつもと変わらんようで、どこか吹っ切れているように見えるが、近況を聞くからには、なにかてめぇの方はあったんだな?


    リーリェン:お、かわいこちゃん。かっちかちじゃん。寒ぃの?おこた入るとでれーってなるよなー(笑顔でフレディに擦り寄る)

  • [10]叶

    2015/12/13-07:20 

    やほやほ、毎度お馴染み叶と愉快な桐華さんだよー。
    ちょーっとお久しぶりな顔ぶればっかりかな?
    アキ君ぐらいかな、ハロウィンの時にちょっと会ったよねー。
    とりあえずするっとお邪魔しまーす(いそいそ
    桐華さんもはーやーくー(隣たしたし)

    あ、みかんありがと。一個もーらい。
    最近さ、みかんの皮をいかに綺麗に面白くむくかーみたいなのたまに見かかけるけど、
    皆は、なんか変わったやつできたりする?
    僕はスタンダードにこー、たこあしっぽい八分割くらいしか…(ちぎ
    ……桐華さん、むいて。

    桐華:はいはい。これはむくからお前ももう一個チャレンジしろな

    むー(むきむき)
    そーいやみんな、あんまりお見かけしてなかったけど、元気だった?
    なんか近況っぽいのとか聞いちゃったりしても、いーい?

  • 結構キツキツになるもんだな、こっちも詰めるか
    フレ「じゃ、じゃあ…角に、座ります、ね(緊張してガチガチ)」

    飴くれるおじさん…そこはかとなく犯罪臭いんだが(渋顔)
    しょうがねぇなぁ…(コートのポケットあさって適当に渡す。ダイスが奇数なら美味しいの、偶数なら変り種)

    かなめ達はこないだの夏の集まり(掲示版)の時だったか?
    本部で会うのは初めてかもしれん。
    俺もコタツに居る時はアイスの方が好きかな…なんか、こう、体が温まるせいか冷たいものが欲しくなる。
    俺もミカンもらうぞ(カゴから2つ取り出し)
    横になってウトウトしてたらそのまんま居眠りしちまったりな、さすがに今日は寝転がるのはやめとくつもりだが…

    【ダイスA(6面):3】

  • [8]石動かなめ

    2015/12/13-00:55 

    あっ、皆さんいつもお世話になってま~す(ぺこ)
    今日はみんなでまったりできるね(みかんむきむき)
    そうそう、こたつってさ、なんか魔法かかってるよね。
    そのまま寝落ちしちゃったりさ~。
    もうお外でたくないって感じ(笑)

    セレイヤ「おおっ、リェンじゃ~ん! やっぱ冬はおこただよな~ 熱燗が欲しくなるけど、今日はみかんでまったりだなっ!」
    (尻尾を揺らして場所を作りながら)

    え?こたつに熱燗?俺はアイス推しだな~。

    おっと、俺としたことが自分のみかんに夢中になるとこだった~。
    はいっ、みなさんどーぞ!(かごをまわす)

  • [7]ローランド・ホデア

    2015/12/13-00:21 

    へいへいどーも、お揃いってかんじ?
    お、お魚いるじゃんヘイヘーイ(セレイヤの横にイン)
    えっと、見たことない人はいないんだっけ?まぁいいや、よろしくよろしく。
    お、飴くれるおじさんみっけ!(フロックスのこと)
    飴ちょーだい♪

    ローランド「こら騒ぐな。邪魔するぞ。それにしても最近冷えるな、こたつに入ると出られないんだよな…(フラグ)」

  • [6]叶

    2015/12/13-00:08 

  • [5]アキ・セイジ

    2015/12/13-00:05 

  • えと、よろしくお願いします…こたつ、初めてですが…暖かいですね。
    なぜ、ミカンも置いているのでしょう…?

    フロ「冬というとこれだよなぁ、よっこらしょ(モゾモゾ」

  • [3]石動かなめ

    2015/12/12-12:02 

    セレイヤ「こたつだぁぁ~!」(スライディングこたつイン)

    みんなとたくさん話すのを楽しみにしてやってきました。
    みかんもいただこ~
    よろしくね!

  • [1]ローランド・ホデア

    2015/12/12-11:11 


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