【枯木/船旅】豪華客船スタッフ募集(山内ヤト マスター) 【難易度:普通】

プロローグ

 ジムお爺さんとデラお婆さんは、心優しくてお金持ちな老夫婦。
 どれくらいリッチかというと、自分達用に豪華客船を作れちゃうぐらいお金持ち! 船の名前はラピスラズリ・プリンセス。
 二人で事業を興し、いっぱい苦労をしてここまで豊かになれたのだ。

 しかし、いざ出航というところでトラブル発生!
 ダークニスの『黒き宿木の種』が、船に植え付けられていることが判明した。
 『黒き宿木の種』は、愛情などプラスの感情をウィンクルムが放つことで、芽吹く前に枯らすことができる。

「……というわけで、豪華客船ラピスラズリ・プリンセスに植え付けられた『黒き宿木の種』を枯らしてほしいと、夫妻からお願いがありました」

 A.R.O.A.職員は申し訳無さそうに付け加える。

「今回は正式な任務ではなく、ボランティアのような活動になりますね。ジェールの報酬はなく、逆に交通費などを出す必要があるのでご注意ください」

 『黒き宿木の種』は瘴気を放っており、一般人が船に滞在するのは危険だ。しかし、瘴気に耐性を持つウィンクルムであれば、普段と変わらず活動できる。
 ウィンクルムが豪華客船で楽しい一時を過ごせば、『黒き宿木の種』は枯れるだろう。だが、一つ問題があった。瘴気の影響で一般人が船内に立ち入りできないため、サービスを提供するスタッフがいないのである。

「そこで、船内スタッフ係を引き受けてくれるウィンクルムを探しています」

 船内にあるレストランを使えるようにして、そこに他のウィンクルムたちを招く予定だ。

「豪華客船で働くといっても、そう気負うことはありません。客側には、スタッフがボランティアのウィンクルムであることを説明するので、プロ並の仕事のクオリティを要求されることはないでしょうから」

 豪華客船内のレストランを他のウィンクルムが利用できるように、一肌脱いでくれる親切で気風の良いウィンクルムが必要とされている。
 レストランの仕事を通して、あなたやパートナーの新たな一面も見えてくるかもしれない。

解説

・必須費用
交通費:1組300jr



・主旨
豪華客船ラピスラズリ・プリンセスで、レストランを利用できるようにする。

・NPCウィンクルムについて
お客は全員NPCウィンクルム。豪華客船のレストランということで、それなりにオシャレな格好をしてくると思われる。
NPCウィンクルムは、店内スタッフがボランティアのウィンクルムであることを理解している。

・仕事について
レストラン営業という主旨に沿っていれば、協力方法は自由にお任せ。
食料調達で魚釣りをしても良いし、シェフとして頑張るも良し。
盛り付けに専念するのも良し、好きな格好をして料理を運ぶも良し。
楽器を使って生演奏をするのも良し、開店前や閉店後にお掃除をするも良し。

食材の代金などは、船の持ち主である夫妻が融通してくれる。
高級食材を使うことも可能。

・プランについて
全員同じレストランで働くことになっているので、矛盾が生じないように参加者同士の打ち合わせを推奨。

ゲームマスターより

山内ヤトです!

豪華客船を舞台にした、クリスマスGM連動企画に参加。主催は白羽瀬 理宇GMです。
楽しみながら、豪華客船のレストランを切り盛りしてみませんか?

リザルトノベル

◆アクション・プラン

ハロルド(ディエゴ・ルナ・クィンテロ)

  ウェイトレスって料理をご説明してメニューをとってお客さんに料理を運んで、テーブルを掃除するだけですよね?
私は物覚えには自信がありますから、大丈夫ですよ!

ディエゴさんに色々叩き込まれました
そんなに大変なんですか…
姿勢良く歩いて豪華客船のレストランに相応しいウェイトレスになってみせます

相手の事を考えて…ですか
騎手をやっていた頃はそんな事考えて仕事をしたことなかったです
でも、ウィンクルムとして活動している時は相手の事…パートナーのことをちゃんと考えてますよ。

正直こんなに疲れる仕事とは思いませんでした
体力的にも精神的にも
でも…お客さんが笑顔で帰るのを見たとき、何て言うか…良かったなって


クロス(オルクス)
  ☆シェフ
☆スキル・調理

☆心情
「へぇ豪華客船のスタッフ、ねぇ…
面白そうじゃん!
なんなら俺はシェフとして働こうかな♪」

☆開店前
「よし先ずは下拵えからだ!
かのんはそこにある野菜を洗って切ってくれ
歌菜は魚を彩夢から頼んでくれ
俺も食材切ったり調理道具の準備してくる
大鍋は3つにボールに…(ブツブツ」
・手分けして大人数分の料理を作る
・炒めたり煮込んだり魚を捌いたり肉を焼いたりオーブンに入れたり等する

☆開店
・注文が入ったらお皿に盛り付けウェイターウェイトレスに渡す
「それ1番と5番な!
熱いから気ぃ付けろよ!」

☆閉店後
・可能なら賄い飯を振舞う
「皆お疲れ様!
無事終わって一安心だわ
後作りがいあって楽しかったな♪」


桜倉 歌菜(月成 羽純)
  開店前・開店中:厨房で、クロスさんのお手伝いをします
かのんさんと手分けし材料の下拵え、料理の盛り付けをしましょう
美味しく食べて頂けるよう心を込めて、見た人がほっこり嬉しくなるような一皿を目指します
野菜やフルーツは、出来るだけ飾り切り(ハート・星・月)で華やかに
サラダはツリーの形に盛り
スープに乗せるパセリをリースの形にしたり一工夫

閉店後:羽純くんと一緒にお掃除
羽純くんの指示通りに動きます
私一人だと絶望的だけど…羽純くんの指示通りにやったら不思議
ちゃんとお掃除出来てます、感動!
ピカピカな店内を見渡して、嬉しくなっちゃう!
羽純くんにお疲れ様を

羽純くんと一緒だと、何でも出来そう…っていうか出来ちゃった


紫月 彩夢(神崎 深珠)
  新鮮なお魚を提供したいし、準備段階で釣りしておく
何が釣れるのかしら。カルパッチョとかに使える物ならいいんだけど
下拵えもあるだろうから、数はこだわらずに時間を見て切り上げ
簡単な作業なら、指示貰えれば手伝えると思う
深珠さんの準備とも平行しつつ、精一杯働くわ

営業中はお皿洗いやウエイターさんたちの補佐をメインに
深珠さんのお手伝いもするわよ
バーテンダー体験したことあるから、ちょっとくらいなら手伝えるはず
でもまぁ、アルコールは不慣れだから、カクテル系の分量とかはレシピ見ながらやりましょ
コーヒーと紅茶は任せるわ。運ぶのは任せて

豪華客船の給仕は緊張するわね
後片付けまで無事に終えられたなら、みんなにお疲れ様を


かのん(朽葉)
  黒き宿木の種を枯らすためにも、お客様には楽しんで頂かないとですね
頑張ります

厨房内の作業の助手を
食材洗ったり、盛りつけに使う食器を調理する方に確認して用意したり、食事の後の食器を洗って片付けたり
後は野菜の皮むきや、材料切ったりの下拵えも
少人数の量を作るのとは異なりますから、調理をする方達が作業を行いやすいように裏方作業は任せてください

お客様がいなくなって掃除も終わりデッキで一息
忙しくも楽しかったですけれど流石に少し疲れました
おじ様は大丈夫ですか?
満足そうな朽葉の様子に微笑む

彼方此方を旅している朽葉だけにまた何処かに行くのかと寂しい気持ちに
…でも、私が引き留める権利はないですよね
返事にほっとする


●ミーティング
 豪華客船ラピスラズリ・プリンセス内のレストラン。そこのスタッフルームに五組のウィンクルムが集結し、レストラン営業のためのミーティングを開いていた。

 『朽葉』はシルクハットに手品のタネを仕込んでいた。
「折角の機会じゃ笑顔で過ごして貰いたいの」
 料理が出るまでの待ち時間に、テーブルを回って手品ショーをするつもりだ。
「黒き宿木の種を枯らすためにも、お客様には楽しんで頂かないとですね」
 『かのん』は主に、厨房で料理の補佐をすることになっている。

 『ハロルド』と『ディエゴ・ルナ・クィンテロ』の二人は、テーブルに料理を運ぶ役割だ。
 ディエゴは大学に入る前にバイトをしたことがある。
(10年も前の話だが。エクレールはバイトの経験は……無いだろうな)
 自分も完璧に教えられるわけではないが、せめて接客の姿勢だけは教えて、経験させるべきだろう。と、ディエゴは考える。

「ふーん、オレ達がスタッフなぁ……」
 『オルクス』がつぶやく。黒き宿木の種に蝕まれたラピスラズリ・プリンセスでは一般人は瘴気の影響で立ち入ることができず、レストランのスタッフをしてくれるウィンクルムを必要としていた。
「へぇ豪華客船のスタッフ、ねぇ……面白そうじゃん! なんなら俺はシェフとして働こうかな♪」
 『クロス』はけっこう乗り気のようで、シェフ役に名乗り出た。
「面白そうだしやってみっか。オレ、ウェイター希望」

 釣りの道具を確認する『紫月 彩夢』。開店前の時間を利用し、新鮮な海の幸を釣り上げたいと思っている。
「何が釣れるのかしら。カルパッチョとかに使える物ならいいんだけど」
「……」
 『神崎 深珠』は真剣な顔で、カクテルのレシピに目を通している。喫茶店の従業員として働き慣れている彼だったが、場所が豪華客船のレストランということで緊張しているようだ。

 『桜倉 歌菜』は開店前と営業中は厨房に立ち、閉店後は『月成 羽純』と一緒に掃除をおこなう手はずだ。
 料理は得意な歌菜だったが、掃除はとても苦手だった。掃除をしたつもりが、逆に散らかす結果になってしまうぐらいに。
「自宅のバーでいつもやってるから、店の掃除は慣れてる」
 掃除は羽純が頼りである。

●準備スタート
 レストランの開店時間が迫ってきた。
 ウィンクルムたちは、それぞれの仕事にとりかかる。

 彩夢はデッキに出て、釣りをする。潮風が寒かった。水温の低い冬場は魚も不活発になる。
 だが、彩夢のフィッシングの腕前はかなりのものだ。手応えを感じる。魚が喰いついたようだ。
「この手応えは……大物ね!」
 釣果は立派なスズキが一尾と、小ぶりのカサゴがそれなりにたくさん。
 調理班の下ごしらえもあるので、時間を見て彩夢は釣りを切り上げる。

 オルクスは開店前の掃除をする。腕まくりをして、元気良く笑う。
「さてと掃除からだな。徹底的に綺麗にしよう!」
 羽純も熱心な働きぶりで、掃除に勤しんでいた。
 店内の床を掃いたら、次は窓とテーブルの拭き掃除。キビキビとした羽純の動きは見ていて清々しいものだった。客のコートをかけるハンガーなど、細かい部分にまで気を配る。さらにゴム手袋と掃除用エプロンをつけて、トイレまで忘れずに綺麗にする。
 一通り店内部分の掃除を終えたら、店の入口周辺と外回りの清掃にとりかかった。
 入口が綺麗じゃない店は流行らない。羽純の母は、よくそう言っている。

 厨房では、三名の神人が料理の支度をしている。
「よし先ずは下拵えからだ!」
 クロスは食材を切ったり、調理道具の準備をする。自分だけでは手が回らないことも、頼れる仲間が力を貸してくれる。仕事を割り振ったり頼み事をして、着々と準備を進めていくことができた。
「かのんはそこにある野菜を洗って切ってくれ」
「わかりました」
 食材を洗ったり野菜の皮むきやカットなど、かのんは料理の下拵えを手伝う。
「歌菜は魚を彩夢から頼んでくれ」
「はい!」
 歌菜は厨房から出て、デッキにいる彩夢の様子を見にいった。
「大鍋は三つに……ボールに……」
 夢中で考えこむあまり、クロスはブツブツ独り言をこぼす。
「お待たせ。釣った魚を持ってきたわ」
「凄いんですよ!」
 歌菜が彩夢を連れて戻ってきた。かのんとクロスも近づいて、クーラーボックスの中身をのぞく。
「大きな魚が釣れましたね」
 釣ったスズキはカルパッチョにして、レストランのメニューに加えることにした。
「こっちの小さいカサゴはどうする? 味は良いと思うんだけど、お刺身にするには一尾一尾さばくのに手間がかかりそうね」
 どうしたものかと思案する彩夢に、クロスがこんな案を出した。
「それじゃ、レストランが終わった後で俺達の賄いにしようぜ!」
 賄い料理と聞いて、厨房にいたメンバーは和やかな歓声をあげた。

 ハロルドとディエゴは着替えた後、スタッフルームで仕事内容の確認をおこなっていた。
 同じウェイターをするオルクスが執事風の燕尾服を着るというので、特に服装の希望がなかったディエゴはそれに合わせている。
 清潔感のある白いシャツに、上品な黒のベストとスカートを身につけたハロルド。ゆるやかなウェーブのかかったピンクブロンドに近い髪は、料理を運ぶ時に邪魔にならないよう、一時的にお団子にしてまとめてある。
「ウェイトレスって料理をご説明してメニューをとってお客さんに料理を運んで、テーブルを掃除するだけですよね? 私は物覚えには自信がありますから、大丈夫ですよ!」
 自信満々のハロルドに、ディエゴは静かに首を横に振る。
「接客は簡単じゃないぞ、そして重要だ」
 たしかにハロルドは記憶力や計算能力に長けており、賢い。けれどディエゴは、接客の姿勢という面で彼女のことを心配していた。
「どんなに料理や内装が素晴らしくても、それを提供するスタッフの態度が悪ければ台無しになってしまう」
 大事な心得を叩き込む。
「そんなに大変なんですか……」
 生身の人間にサービスを提供する仕事は、やりがいもあるが神経を使う。
「大事なのは客の立場になり真心を以て接すること。バイトしていた頃の先輩の受け売りだけどな」
「相手の事を考えて……ですか。騎手をやっていた頃はそんな事考えて仕事をしたことなかったです」
 新鋭騎手エクレール・マックィーンとして君臨していた時には、欠けていたもの。
 ハロルドはディエゴへ、柔らかな眼差しを向ける。
「でも、ウィンクルムとして活動している時は相手の事……パートナーのことをちゃんと考えてますよ」
 その言葉に深く聴き入った後、ディエゴは温かくハロルドの肩を叩いた。
「さあ、ぐずぐずしていられないぞ。効率よくてきぱきと動く、だが丁寧に作業を終わらせるんだ。メモは必ずとれよ」

 羽純はテーブルセッティングにとりかかっていた。
 テーブルクロスは、クリスマスカラーのものをチョイス。ナプキンをシックなリボンで結び、星のアクセサリーをそっと飾る。
 これでぐっとクリスマスのムードが高まった。ナイスアイディアだ。
「ほう。一気にクリスマスらしい雰囲気になったのう」
 朽葉が顔を出す。燕尾服にシルクハットという、いかにも手品師といった出で立ちだ。
 朽葉はレストラン営業中に、お客の前で手品を披露する予定になっている。開店前のこの時間に、座席の場所などの下見をしていたところだった。
「手品をするというのも華やかで楽しげです。お客様には、きっと喜んでもらえると思います」
 明らかに人生の大先輩である朽葉に対し、羽純は敬語で話す。
 二人で少しばかり会話をした後、羽純と朽葉はそれぞれの準備へ戻っていった。

「深珠さん、順調にいってる?」
「ああ、彩夢か。来てくれて助かる」
 今日のレストランで飲料関係全般を請け負う深珠は、アルコール類の支度に少々手を焼いているようだった。
「茶葉やコーヒー豆の準備は、店でやってるのと変わらない感覚で出来れば、それなりものが出せるだろう。問題はカクテルだな……齧った程度だし、レシピを見ながらやるしか無いな」
「バーテンダー体験したことあるから、ちょっとくらいなら手伝えるはず。でもまぁ、アルコールは不慣れだから、カクテル系の分量とかはレシピ見ながらやりましょ」
「とりあえず、基本的なカクテルや、作りやすいものをメインにした方が良さそうだな」
 カクテルのシェイクはバーテンダーの技術が要求されるため、簡単な手法のビルドで作れるカクテルをメインとした一覧を作る。直接グラスに材料を注ぐやり方だ。
「ある程度メニューは絞ろう」
 提供できるカクテルのバリエーションは減ってしまうが、自信がないのにハードルの高い注文に応じるのも、却って無責任というものだ。
 深珠がこうしてメニューを絞ったことで、営業中は混乱せずスムーズにカクテルを作ることができるだろう。

 厨房では、開店前のラストスパートに突入していた。
 三つの大鍋の中では、ビーフシチュー、クラムチャウダー、コンソメスープの三種類のスープが湯気を立てている。
 オーブンでローストビーフとローストキチンを焼いている間に、クロスはスズキをさばいて新鮮な魚のカルパッチョを作った。
 グラタンはマカロニとソースを一人分の器に入れた状態で冷蔵庫にストックしておき、注文が入り次第、オーブントースターで温める。
 歌菜は器用に包丁を使い、野菜や果物をハートや星型、月の形などにカットしていく。
 飾り切りの果物がたくさん入ったフルーツポンチは、特別な日のデザートにピッタリだ。
「うん、美味しいですね」
 フルーツポンチの味見をしたかのんが頬を緩める。
 味見でお墨付きをもらった歌菜も、嬉しくて微笑みを返す。
 ローストビーフやチキンの焼きあがる頃合いを見計らい、かのんは盛り付けに使う食器を用意しておいた。
「よし! 焼けたみたいだな!」
 クロスが、オーブンからこんがりと焼けた肉を取り出す。

 ウィンクルム全員が協力し、開店時間までに準備を済ませることができた。

●ウィンクルムのレストラン営業中
 レストランが開くと、お客がたくさんやってきた。皆、ワクワクした表情をしている。お客もウィンクルムだ。全員が必ずそうというわけではないが、カップル風の二人組が多い。
「いらっしゃいませ、二名様ですね? こちらにどうぞ」
 執事のような服に身を包んだオルクスが、にこやかな笑顔を浮かべてお客を席へと案内する。ウェイターの仕事中は、丁寧な言葉遣いになって接客をしている。
「ご注文がお決まりになりましたらお呼び下さい」
 おしぼりと冷水をテーブルに出した。

 お客に呼ばれたハロルドは、機敏かつ姿勢良く歩いてテーブルへ向かった。
「それじゃ、クラムチャウダーとカルパッチョをお願いね!」
「はい、かしこまりました」
「すみません、ウェイトレスさん。私は辛い味が苦手で。ここのローストビーフにはマスタードやホースラディッシュソースがかかっていますか? 辛いもの抜きにすることって、できますか?」
「ソースをかけずにお出しすることも可能です。ご希望でしたら、シェフにそのようにお伝えいたします」
 ディエゴから教わったことを振り返りながら、相手のことを考えて仕事をするハロルド。まさに豪華客船のレストランのウェイトレスに相応しい振る舞いだ。
(あの様子なら、俺が心配することはなさそうだ。さすがエクレールだな)
 優雅な所作の水面下ではハロルドが一生懸命頑張っていることが、共に働いているディエゴには伝わった。

「皆様、料理が来るまで暫しの間お付き合いくだされ」
 シルクハット脱いで、朽葉が一礼する。
 と、シルクハットから、フライング気味にぴょいんと飛び出す縫いぐるみ。
「これ、主はまだ隠れておらんか」
 縫いぐるみを押し込める朽葉を見て、お客も和んだようだ。
 レストランを開いたウィンクルムたちが豪華客船で働くことに萎縮していたように、お客として来たウィンクルムたちもラピスラズリ・プリンセスの気品ある佇まいに緊張していたらしい。
「可愛い!」
「ふふっ、それに面白い」
 ユーモアの効いた朽葉の手品は、お客の緊張感をほぐしてくれた。
 お客が引いた数字を当てるトランプの手品をしたり、指の間を行き来させてたコインを消し去り何事もなかったかのように朽葉のポケットから取り出す、といったパフォーマンスをおこなった。
 朽葉が手品で人々を楽しませたので、このレストランでは料理の待ち時間も退屈なものではなかった。

 厨房は大忙しだ。
「美味しく食べて頂けるよう心を込めて、見た人がほっこり嬉しくなるような一皿を目指します」
 出来上がった料理に、歌菜は一工夫を加えた。付け合せのサラダをツリーの形に盛ったり、スープに乗せるパセリをリースの形にしたり。さり気ない工夫だったが、クリスマスの時期にぴったりだ。料理を見たお客もきっと、ほっこり嬉しい気持ちになるだろう。

 クロスは注文された料理を皿に盛りつけて、オルクスに渡した。
「それ1番と5番な! 熱いから気ぃ付けろよ!」
「おう」
 クロスの言葉に、気軽な返事で応じるオルクス。料理をお盆に乗せて、厨房から食堂へと運んでいく。テーブルのお客には、礼儀正しく料理を出す。
「お待たせ致しました、お熱いのでお気を付け下さい。ご注文は全てお揃いでしょうか? ではごゆっくりどうぞ」

 羽純は黒い執事服に着替え、主にテーブルセッティングのし直しを担当した。
 お客が食事を終えて立ち去った後のテーブルを綺麗に片付けて、次のお客が気持ち良く料理を食べられるようにする役目だ。

 食後の食器が溜まってきたら、かのんと彩夢が洗って片付けてくれた。
 裏方で仕事をしている人がいるから、お店の表舞台でもきっちりとしたサービスができるのだ。

 深珠は美味しい飲みものを提供するために、忙しく働いている。
「手伝いに来たわよ」
 そこに彩夢がサポートにかけつけた。お客の前に出るので、厨房で着ていた調理服から、白いYシャツと黒いベストという格好に着替えている。
「コーヒーと紅茶は任せるわ。運ぶのは任せて」
 深珠のいれたコーヒーと紅茶は、かなり好評だ。ラピスラズリ・プリンセスの所有者である老夫婦からの金銭的助力があり、高品質のコーヒー豆と茶葉を仕入れることができた。そして何より、深珠自身のコーヒーと紅茶に対する造詣が深いことが、良い評判に繋がった。
 カクテルは、食前酒として需要があるようだ。ミモザやキール・ロワイヤルを注文するお客が多かった。
(スタッフだし、今日ぐらいは営業スマイルでも怒られまい)
 彩夢から営業スマイル禁止令を出されていた深珠だが、今日ばかりは喫茶店で働いている時のような笑顔で接客をした。

 美味しい料理。
 心のこもった接客。
 掃除の行き届いた店内。
 レストランには、満足したお客の楽しげな声が満ちていった。

●皆でお疲れ様
 最後のお客を見送った後、一日限定のウィンクルムレストランは無事に閉店時間を迎えた。

 歌菜は羽純の指導のもと、閉店後の掃除をおこなっていた。
「上手くできるかな……」
 掃除が苦手な歌菜は弱音をポツリ。
「俺の指示通りに動けば問題ない。多少のドジは俺がフォローする」
 羽純は不安を受け止めてくれた。
「羽純くん、ありが……あわわっ!?」
「水の入ったバケツに気を付け……危ないな、足元ちゃんと見ろ」
 バケツの水をひっくり返すかというところで、羽純が歌菜の腕を引き寄せた。
「さっそくドジ……ごめんね……」
「焦らなくていい」
 羽純にフォローされながら、歌菜はレストランの掃除を進めていく……。
 しばらくして……。
「私一人だと絶望的だけど……羽純くんの指示通りにやったら不思議。ちゃんとお掃除出来てます、感動!」
 ピカピカな店内を見渡して喜ぶ歌菜。
 感動する歌菜を見て、羽純は笑う。
「お疲れ様! 羽純くんと一緒だと、何でも出来そう……っていうか出来ちゃった」
「お疲れ様。頑張ったな」
 そう言って、冷たい水の入ったコップを手渡した。

「豪華客船の給仕は緊張するわね。無事に終わって良かったわ」
 飲みものを作る時に使った道具の後片付けをしながら、彩夢が深珠に話を振った。
「確かに豪華客船というだけで、萎縮してしまうが……」
 深珠は、彩夢が助っ人に来てくれた時のことを思い出しながら言う。
「少なからず知った顔が近くにいてくれるのは心強かったぞ」
 そして、一日だけのレストランで一緒に働いた仲間のことも。


 仕事を終えたハロルドは、まとめていた髪をおろした。
「大変だったか?」
 ディエゴの問いかけに、疲れた様子で答える。
「正直こんなに疲れる仕事とは思いませんでした。体力的にも精神的にも」
「そりゃそうだろう。だけど今回の経験や考え方はお前の為になる。きっとな」
 そうなることを願いながら、ディエゴはハロルドを労った。
「大変だし疲れたのは事実です。でも……お客さんが笑顔で帰るのを見たとき、何て言うか……良かったなって」
 ちょっとだけ口ごもりながら、かすかに笑みを浮かべるハロルド。
 新しい経験が彼女をまた成長させたのだと、ディエゴにはわかった。

「忙しくも楽しかったですけれど流石に少し疲れました」
 掃除を終えて、かのんはデッキで一息ついた。
「おじ様は大丈夫ですか?」
 同じように風に当たっている朽葉は、にこやかに頷いた。
「お疲れさんじゃの」
 満足そうな朽葉の様子に、微笑むかのん。
「この手の船に乗って手品披露しながら各地をまわるのも楽しそうじゃの」
「またどこかに行かれる予定なのですか……?」
 彼方此方を旅している朽葉がタブロスから旅立っていくことを想像したら、かのんの心に寂しさが影を落とした。
「……でも、私が引き留める権利はないですよね」
「なに、今暫くはタブロスにおるよ。かのんの傍にいると退屈しないでの」
 飄々とした朽葉の明るい返事に、かのんはホッとする。

 オルクスは船内を歩き回り、仲間達に声をかけていた。
「おーい、皆。厨房に集合だ」
 彩夢が釣った小ぶりのカサゴを使って、クロスが賄い料理としてブイヤベースを作ってくれたのだという。
「皆お疲れ様!」
 厨房にウィンクルム達が集まれば、食欲をそそる魚介類のスープの香りと共に、笑顔のクロスが出迎える。
「あー無事に終わった。全員お疲れさん、な」
 ウェイターとして働き終えたオルクスは、接客用の上品な振る舞いから普段通りの彼に戻っていた。
「無事終わって一安心だわ。後作りがいあって楽しかったな♪」
 クロスは嬉しそうだ。

「おお。これは体が温まるわい」
「サフランとローリエの風味が、味を調えてますね。ローズマリーの香りもします」
 植物に詳しいかのんならではの感想だ。

「美味しいな。新鮮な魚の味は格別だ」
 スープを口にしたディエゴは満足そうな表情で、隣の席に座っているハロルドを見た。
「疲れた体に染み渡ります……」

「みんな、お疲れ様。小さい魚でも、料理の使い道があって良かったわ」
「お疲れ様。いい経験が出来た」
 深珠は彩夢の釣ったカサゴの身を感心するように眺めてから、パクリと食べた。

「スープといっても具だくさんで、お腹も満足ですね」
「歌菜は幸せそうに食べるんだな」
 たっぷりの海の幸と野菜が入っているブイヤベース。ボリュームはあるのに、すんなりとお腹に入っていく。

●楽しい時間をありがとう
 数日後、A.R.O.A.を通じて複数のクリスマスカードが送られてきた。
 カードに記されていたのは、レストランで食事をしたウィンクルム達からの感謝の言葉だ。



依頼結果:大成功
MVP
名前:クロス
呼び名:クー
  名前:オルクス
呼び名:オルク、ルク

 

名前:桜倉 歌菜
呼び名:歌菜
  名前:月成 羽純
呼び名:羽純くん

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 山内ヤト
エピソードの種類 ハピネスエピソード
男性用or女性用 女性のみ
エピソードジャンル イベント
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 普通
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 なし
リリース日 12月06日
出発日 12月13日 00:00
予定納品日 12月23日

参加者

会議室

  • [25]桜倉 歌菜

    2015/12/12-23:41 

  • [24]桜倉 歌菜

    2015/12/12-23:41 

  • [23]桜倉 歌菜

    2015/12/12-23:41 

    賄い、採用されたら楽しいし嬉しいし素敵ですっ♪

    プラン、モ=ジスウと戦いつつ、提出できました…!
    上手く行きますように…!

  • [22]かのん

    2015/12/12-23:32 

    遅くなりました

    >賄い
    わ、素敵ですね
    こちらも何か書き込んでおけると良いのですけれど……
    モ・ジスウ的になかなか厳しく……
    採用されるように祈ります!

  • [21]クロス

    2015/12/12-22:27 

    クロス:

    >賄い
    だよなぁ!
    出来たら親睦が深められるし!
    取り敢えず俺のプランに書いておいたから、採用されれば、良いなぁ…

  • [20]桜倉 歌菜

    2015/12/12-22:24 

    >賄い
    レストラン営業の一環として、従業員同士交流を深める為にも出来れば楽しいですね!
    こちらのプランには文字数的に盛り込むのが難しく…おのれモ=ジスウ!
    採用いただけるかも不透明ではありますが…
    私はアリかなって思いましたっ(的外れだったらすみません…!)

  • [19]クロス

    2015/12/12-19:37 

    クロス:
    あっそうだ
    もし閉店した時に材料や料理が余ることがあったら最後に賄い飯みたいなのを作って皆に食べてもらおうかなと考えたけど、船の中だし無理かな…?

  • [18]桜倉 歌菜

    2015/12/12-19:12 

    クロスさん、メニュー了解しました!
    纏めありがとうございます、問題ないと思いますっ

    締め切りまで後少しと迫ってきましたね…!
    がんばりましょうねっ

  • [17]クロス

    2015/12/12-15:36 

    クロス:

    >メニューまとめ
    ・ビーフシチュー
    ・コンソメスープ
    ・クラムチャウダー
    ・ローストビーフ
    ・ローストキチン
    ・グラタン
    ・魚のカルパッチョ
    ・魚のマリネ
    ・フルーツポンチ

    で決定で良いか?

    かのん、歌菜、頑張って美味しい料理作ろうな!

  • [16]かのん

    2015/12/12-07:02 

    こんにちは

    クリスマスですし、洋食メインのメニュー素敵ですね

    私は前にお話ししたとおり、食材洗ったり切ったりの下拵えや食器の準備等調理がしやすいようにお手伝いします
    クロスさん、歌菜さんよろしくお願いしますね

    獲れたての魚をお料理に使えるのは素敵ですね、彩夢さんよろしくお願いします

    朽葉おじ様は当初の予定どおり、お料理が出てくるまで間、お客様が退屈しないように場つなぎとして手品の披露を
    場所に余裕が無くても良いように、手元でできるカードやコインの手品を行うそうです

    それから、申し訳ないのですが背後の都合で、本日の夜は此方にこれなさそうです
    大きく方針転換がなければ、現在提出している上記のプランで不整合が出る事はないかと思ってはいるのですが……
    出発前の調整を行う時にご免なさい、ご迷惑おかけします

  • [15]桜倉 歌菜

    2015/12/12-00:46 

    クロスさん、有難う御座います!
    かのんさんと分担しての材料の下拵えと、盛り付けのお手伝いをプランに盛り込みますね。
    がんばりましょうっ!

    開店前のお掃除は、羽純くんにお任せして、
    私は開店前・開店中は料理のお手伝いをしますね。
    閉店後は、お掃除がんばりますっ

    >メニュー
    クリスマスメニューの方向に賛同いただき、有難う御座います…!
    クロスさんの提案して下さったメニューで問題ないかと思います♪

    お魚、新鮮なのがあると料理の幅が広がりますので、彩夢さん、是非お願い致します!

  • [14]紫月 彩夢

    2015/12/12-00:20 

    クリスマスメニュー…豪華客船に華やかなクリスマスメニューは、映えそうで素敵ね。
    大鍋でドーンとか、下ごしらえしておけば出しやすいメニューは、少人数で回すのにも良くて、いいと思う。
    と…お魚に需要がありそうなら、あたしは事前に魚釣って、後半は片付け含む補佐に入ろうかしら。
    手伝える部分は積極的に手伝っていくわね

  • [13]クロス

    2015/12/11-23:09 

    クロス:

    遅くなっちまってすまない!

    >歌菜
    本当か!?
    是非とも手伝ってくれ!
    3人いればパニックにならずにすむ!
    改めて、かのんと歌菜、宜しくな(微笑)

    >メニュー
    そうだな、粗方決めておこう
    そうしとけば当日それを作るだけで済むからな
    クリスマスだし、洋風にするか
    大鍋だったらビーフシチューとコンソメスープはどうかな?
    クラムチャウダーも良さそうだな…
    ローストビーフとローストキチンにグラタンとかも行けるか?
    サラダなら魚使ったカルパッチョやマリネだな
    デザートはフルーツポンチとかなら出来そうじゃないか?

  • [12]ハロルド

    2015/12/11-15:20 

    >メニュー
    歌菜の意見に同意

    クリスマスメニューをある程度決めておいたら良いかと
    手広くやりすぎるとウェイターとウェイトレスが大変になる

  • [11]桜倉 歌菜

    2015/12/11-00:29 

    連投失礼します。

    新鮮なお魚があれば、お魚のマリネなんかも比較的ぱぱっと出来るかなって思いました!

  • [10]桜倉 歌菜

    2015/12/11-00:19 

    クロスさん、纏め有難う御座います!

    >調理
    もし宜しければ、私もお手伝いさせて頂いても良いでしょうか?
    (調理スキル5あります)
    かのんさんと一緒に、クロスさんをサポート役をさせて頂けたらなと…!(ぐっ)

    >メニュー
    クリスマスの時期ですし、個人的には洋風がいいかなって思いました。
    コンソメスープやミネストローネ、クリームシチューなどは、かのんさんがおっしゃった通り、大鍋で一度に作れますね!
    ローストチキンやローストビーフも、下拵えを先にしておいて、都度オーブンで…出来るかなって思います。
    サラダ、デザートにアイスクリームなんかも盛るだけですし、出しやすいかなって思いました。
    あくまで、一意見ですが…!

  • [9]かのん

    2015/12/10-23:19 

    >クロスさん
    はい、では厨房助手として頑張りますね
    今の所、材料洗って切って等の下拵えと、盛りつけ用の食器の準備をプランに盛り込もうと思っています

    >メニュー
    ビーフシチューとか、メインになりそうな物を大鍋でどーんと先に作っておくと作業が楽かしらと思ってみたり

  • [8]クロス

    2015/12/10-22:56 

    クロス:

    >かのん
    あーやっぱりそうかぁ……
    こうなったら、かのん!
    材料洗ったり切ったり茹でたりとか任せて良いか!?
    俺は調理工程をメインにやるからさ!
    取り敢えず人数いないなら、和洋中のどれかに絞った方が良いな…
    皆はどれが食べたい?

    和食で攻めるか、中華で攻めるか、洋食で攻めるか…
    皆の意見が聞きたい…
    メニューとか言ってくれれば俺が作るからさ!(調理スキルレベル4

  • [7]かのん

    2015/12/10-22:34 

    『黒き宿木の種』は瘴気を放っているという事らしいので、船内はウィンクルムのみ、
    お客さんのウィンクルム(NPC人数不明)とスタッフ担当の私達(10人)だと思っていました
    なので、他にシェフはいないものと思った方が良いような……

    私は厨房内のお手伝いメインで考えているので、材料洗ったり切ったり部分のお役には立てるかと思います
    実際の調理部分はそれらしいスキルを持っていないので、得意な方にお任せしたいな、と……

  • [6]クロス

    2015/12/10-22:22 

    クロス:
    ここまでの担当をまとめると

    ウェイトレス・ウェイター:ディエゴ、ハロルド、オルクス
    バーテンダー:神崎
    片付け&補佐:彩夢、歌菜、羽純、かのん
    マジシャン:朽葉
    シェフ:クロス

    って事だな
    もし間違ってたら言ってくれ

    所で、料理は和洋中出しておけば良いのだろうか?
    それと良かったら彩夢、魚の調達お願い出来ないか?
    和食系も出すなら魚は使いたいからな
    ……後さ料理作るの、手伝ってくれるとありがたい……
    客がどの位来るか分からねぇけど結構な量を作っとかないとダメだろ?
    他にもコックがいるなら良いんだが、俺達だけでやるんだっけ?
    あれ、どっちだっけ…

  • [5]桜倉 歌菜

    2015/12/10-01:36 

    ご挨拶が遅くなりました!
    桜倉歌菜と申します。パートナーは羽純くんです。
    皆様、よろしくお願い申し上げます!

    私と羽純くんは、開店前や閉店後のお掃除をしようと思います。
    お、お掃除は余り得意ではないんですが、羽純くんが指導してくれるそうなので…
    がんばりますっ(ぐっ)

    他にお手伝いした方がよい所があれば、そちらに馳せ参じますので、お気軽に仰って下さい!

  • [4]クロス

    2015/12/09-22:02 

    クロス:
    顔出すのが遅くなっちまってすまん!

    クロスとオルクスだ、宜しくな^^

    俺は調理スキルがあるから裏方のシェフに回るぜ
    オルクはウェイターかな、今の所

  • [3]かのん

    2015/12/09-06:06 

    こんにちは、かのんと今回のパートナーの朽葉おじ様です
    よろしくお願いします

    朽葉おじ様は手品がお得意なので、料理が来るまでの間を持て余しているようなお客様の所で、簡単な手品を披露してまわろうかと思っているそうです

    私は厨房内のお手伝い、洗い物や盛りつけに使う食器の準備等で、お料理される方が調理に専念できるように動こうかと

    ひとまず現在の希望なので、皆さんの予定が出たところで、人手が足らなさそうなことがあればそちらにまわることも考えますね

  • [2]紫月 彩夢

    2015/12/09-01:54 

    紫月彩夢と深珠おにーさんよ。
    今のところは、深珠さんがごく簡単な調理と飲み物提供なら出来るから、
    飲み物のバーテンダー系をしようかな、と。
    あたしは深珠さんの補佐とか片付け系がメインになると思うけど…
    釣りなら得意だし、魚用意するの手伝おうかとも
    そんなところよ。どうぞよろしく。

  • [1]ハロルド

    2015/12/09-00:20 

    よろしく頼む
    こちらはウェイター&ウェイトレスをやる予定だ


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