地下迷宮のローレライV〜急転(キユキ マスター) 【難易度:難しい】

プロローグ

●緊急事態(地上)
 そのときA.R.O.A.本部へ掛かってきた電話は、肝が冷えるものだった。

「子どもが『ローレライ』の活動域に入った?!」

 ーー旧市街地下の空間には、『化け物(ローレライ)』がいる。
 科学雑誌『Nature Geographic』に掲載されて以降、A.R.O.A.は警察機関と協力して判明している近辺の地下への入り口を封鎖していた。
「人員は複数配置していたはずだろう?!」
「はい。ですが……」
 タブレットを渡され、表示されている情報にA.R.O.A.担当者は頭を抱えた。直後、叫んだ。
「あんのクソガキがーーーーっ!!!」

 ヴォーダ・ルソン(14)
 ルソン侯爵家の長男。父は警察機構に口の効く政治家。

 ハール・ルソン(12)
 ルソン侯爵家の次男。同上。兄ヴォーダと仲が良い。

 リト・ゴルゼート(14)
 ヴォーダとハールの友人。父は政治記者。

 ゼエハアと肩で息をする担当者に、タブレットを渡した職員は悟った。
(今までにもあったんだ……)
 一般情報を見る限りでは3人とも武道をそれなりに嗜んでおり、特にヴォーダの剣技は中々のものだという。
 だからと言って、『ローレライ』に挑むなど無謀に過ぎる。
「『見張りの人員を父親の名前を使って脅し、装備を持っていることを誇示して地下へ』……か。クソガキとしか言えないな!!」
 すぐに向かえるウィンクルムに本部から連絡を取りつつ、人員を確保次第3名を連れ戻さなければならない。
「いい加減、誰かに灸を据えられないと駄目だ」
 ともあれ、それは3人が無事に地上へ戻ってこられたらの話だ。


●緊急事態(地下)
「うわっ、真っ暗だな」
「そのためのライトだろうが」
 ヴォーダは前方を懐中電灯で照らしながら、慎重に足を進めた。
「兄さん。印はこんなので良いかい?」
 弟のハールの声に振り返れば、言いつけた通りに壁に防水マーカーで矢印を引いている。『ーーー>ーーー>』のようなラインだった。

 どれだけ暗闇を進んだか。
 水音の聴こえる方へ聴こえる方へと進み、橋を渡る。また分岐。
 正面の道を選ぶと水路が壁の向こうへ消え、さらに進むと壁の向こう側で水が落ちるドドドド、という音が響いていた。

 ♪Lu La La ...

 壁に反響した歌声に、ゾッ、と背筋が凍る。
「あ……お、オレ、やっぱ帰るわ!!」
 リトがあっという間に踵を返し、走り去っていく。ハールは兄の服をぎゅっと掴んだ。
「行く……よね?」
「……当然だ」
 剣を構え直し、歌声が聴こえたような気がする左へ向かう。先の方に、また分岐があった。

 ♪Lu Lu La La Lu ...

 歌声が近づいてくる。ゴクリと唾を飲み、剣の切っ先を前に先へ、先へ。
 ライトの先に水面が反射する。
「違う水路か……?」
 水路の先を照らしたときだった。急速に水面が盛り上がったのは。

 ♪♭♭♭♭♭♭!!

「ヒッ……!」
「うわあぁあーーーっ!!」
 ザバアッと弾けた水飛沫。明かりが照らした人の腕らしき白。ギラリと反射した何かに向けて、ヴォーダは剣を振り下ろした。

 ♪#ーー###!!

 音が奥へ下がった。
 今だ!
「ハール、逃げろ! 早く!!」
 兄の大声に押され、ハールは先に見えた通路へと一目散に駆け出した。ヴォーダもやや遅れて走り出す。
 しかし前方から別の歌声が響いた気がして、途端に足が震え動けなくなってしまった。

 ♪La Lu La ...

「あ、ああ……」
 もうヴォーダの口からは、悲鳴のような声しか出てこない。
 ーー『ローレライ』は、水の中から現れる。
 ならばこの地点はどこを見ても壁があるので、安全だろう。
(でも……!)
 もしも『ローレライ』が陸に上がってきたら?
 あの雑誌の写真では蛇のような身体をしていた。蛇のように陸も動けるとしたら……?
 自分の身ひとつ、剣ひとつで、ヴォーダは強く目を閉じた。
(誰か……!!)

解説

今までとは違い、突発的に発生してしまった事件を解決するエピソードです。
ただし『ローレライ』はいつも通りやって来ますので要注意。

1.目的
地下へ入った少年3人を地上へ連れ戻すこと。

2.成功条件
少年3人を回復不可能な怪我を負わせず保護し、地上へ連れ出すことが出来れば成功です。
怪我の程度は、以下を参考にして下さい。
成功:擦り傷、切り傷、打ち身、骨折、気絶(治療と時間が完治可能なものは許容範囲)
失敗:腕を喰われるといった、治療と時間が完治できないもの。出血多量もこちら。

3.開始時の条件(下の地図を参考のこと)
・ウィンクルムはそれぞれA・B・Cの入り口から地下へ入ります。
 誰がどこから入るかはランダムですが、フルパーティであれば「A」「B」からは2組が入ることになります。
・突発事件のため、今までのような念入りな事前準備は出来ません。
・全員の持ち物に、A.R.O.A.支給スマートフォンがあります。入っているアプリは以下のとおり。
 メール、電話、時計、方位磁石、懐中電灯、電卓、地図、カメラ、無線機、録音/再生
 ※任務中に充電が切れる心配はありません。
・通話は地下に入ると出来ません。また、無線機アプリの電波範囲は地下で半径50mです。
・旧市街地下の地図は、前作「IV」の結果までを記載したものがA.R.O.A.スマホに送られてきます。
 スマホ上であれば書き込み可能。
・「C」から入る1組のみが、地下へ入る前にコンビニへ寄ることが出来ます。
 他の入り口から入るメンバーは、買い物等の暇がありません。
・コンビニに置いてあるものは、私たちの世界のコンビニを思い浮かべて頂くと良いです。
 そう考えると、今シリーズで大活躍してきた爆竹は置いていません。が、花火はあるかも?

敵は今まで同様、『ローレライ』だけとは限りません。ただし、成功条件さえ満たせば成功です。
地図は以下となります。存分にご活用くださいませ。



ゲームマスターより

キユキと申します。初めましての方もそうでない方も、エピソードをご覧くださりありがとうございました!

『地下迷宮のローレライ』、新エピソードはシリーズ初の高難易度です。戦う装備はしているけれど、準備したいものを手に入れる暇がない。そんな状態で人助けに向かうことになります。しかも地下に入ると、違う入り口から入ったメンバーとはある程度まで接近しなければ連絡が取れません。さあどうする! …と、皆様の頭を非常に悩ませるエピソードとなりました。
ある意味タイムアタックなこの話、ちょっとやり過ぎたかなーと思ってます。反省はしていません_(:3」∠)_

リザルトノベル

◆アクション・プラン

ガートルード・フレイム(レオン・フラガラッハ)

  ■心情
レオン、表面上は元気になったな
心中は知らないが
…彼も、少年も、私が護る

■コンビニで買う物リスト(仲間と共通)
・花火
・ライター
・救急セット
・ハム、ソーセージ
・耳栓

■突入
仲間の共通項に従う
「助けに来たぞ」と声をあげ進む
地理学4使い、迷わぬようスマホでルートを照合しつつ小走りで、ローレライ1現場付近目指し捜索
ライトで行く先・分かれ道・足下を照らし
少年の残したマーク探す
常に耳澄まし、歌聞こえたら精霊に警告
無線常にオン

■対ローレライ
少年確保前、録音・再生での撃退に失敗した時、少年に危険が及ぶ時はハイトランスで戦う
口元を狙い歌を封じる
食料は水路に向かって投擲
水路と距離をとり、引きずりこまれぬよう警戒



ミオン・キャロル(アルヴィン・ブラッドロー)
  精霊共に共通意識に従う
■共通
地下突入前に仲間のメールリストを作り進入口を送信
救出等、何かあれば連絡

軽率にも程があるわ、急ぐわよ!
記憶術と壁の印を頼りに時々少年に呼掛けながらローレライが居そうな場所へ向かう
必要なら地図や各種アプリを起動
電灯で足元に照らし急ぎ進む

少年が錯乱してたら
自分の方へしっかり向け目を見て笑顔で話し落ち着かせる

歌が聞こえたら
サイバースノーヘッドを精霊の頭へ
精霊を気遣い必要なら容赦なく叩き意識を取り戻させる
保護後に遭遇した時は録音か前回の記憶を頼りに歌い回避を試みる

戦闘は手負い優先
精霊が動けない時は前にでて時間稼ぎ
少年を守り盾で攻撃を流し剣で牽制する
C進入時は肉等で気を逸らす


アイリス・ケリー(ラルク・ラエビガータ)
  ★共通項
歌が聞こえたら録音
子供と行動時に歌が聞こえたら、再生してローレライと遭遇回避
仲間の共通項にも従う


地下突入時にトランス
マグナライトは腰に下げ、タブレットは手に持つ
地図とコンパスを見ながら過去のローレライ遭遇地点が多い方へ移動
分岐路で子供達の名前を呼び、応答を求める

■A・B突入時
地図右側・真ん中の子供の救出を担当
どちらからの突入時でも、地図南西への最短距離を選んで移動


■C突入時
目印を辿って一人目を確保後、引き返して地上の見張りに子供を預け地下へ戻る

他の子供から引き離す為、ローレライを誘き出す
肉類やネイチャーの死骸があれば水路へ落とす、自身の腕を切って血を水路に落とす等
合図に合わせて歌を再生



ユラ(ルーク)
 
■共通項
進入前一斉メールで全員の突入点の確認
C地点→必要物資購入(購入リスト参照)
その他仲間の共通項に従う

■地下
AB地点:
以前歌が聞こえた場所周辺を重点的に
名前を呼ぶ等声を出して捜索
発見後は怪我の有無を確認、できる範囲の応急処置を
「もう大丈夫、よく頑張ったね」

他の子の場所を確認、メール連絡
仲間と一緒の場合、相談後一組は子供と脱出
もう一組は他の仲間と合流及び見当をつけた付近へ
子供確保後は速やかにA点から脱出

C地点:
子供達の目印を辿って探す
発見後は怪我の確認、仲間に連絡後C点から脱出

■ローレライ
歌が聞こえたら録音再生し回避(詳細は仲間の共通項参照)
以前の依頼から歌を覚えているなら歌ってみるのもあり



●慌ただしく
 降って沸いた子どもたちの救出依頼は、ゆえに最低限の準備時間しか与えられなかった。
『ミオン・キャロル』はあらかじめA.R.O.A.本部より伝えられていた全員のスマートフォンメールアドレスから、手早くメーリングリストを作成する。
「どうだい? ミオン」
『アルヴィン・ブラッドロー』の呼び掛けを、彼女は片手を上げて制する。
「もうちょっと待って。私たちはB階段っと」
 作成したメーリングリストへメールを流せば、ややして返信が来た。

「『ユラとルークはC階段』……よし。ルー君、あそこのコンビニに入るよ!」
「ああ」
 唯一コンビニが近いC階段からの探索を担う『ユラ』と『ルーク』は、足早にコンビニへ入ると目的のものを手早く籠へ入れていく。
 花火セットにライター、簡易な救急セット、ハムにソーセージ。耳栓は置いていなかった。
 スマホが振動し、『アイリス・ケリー』『ラルク・ラエビガータ』『ガートルード・フレイム』『レオン・フラガラッハ』の4名がA階段から入るとメールが入る。続いてミオンから『子どもの救出等、何かあれば連絡』との通知。
「行くぞ!」
「うん!」



●作戦開始
 A階段。
「元気なガキは嫌いじゃねぇがな。とっとと助けるぜ!」
 ラルクとレオンが2人掛かりで入り口を開け、レオンが先に足を踏み入れる。続いてガートルードが。
(レオン、表面上は元気になったな。心中は知らないが)
 以前の依頼で発覚した事実。それによって彼が受けた精神的ダメージ。
(……彼も、少年も、私が護る)
 決意の元に階段を降りていく。
 彼女の次にアイリスが入り、ラルクは最後に階段を降りた。
「『猛き心を』」
「『燃え上がれ、蒼き不死鳥』」
 それぞれ階段を降り切るとトランスし、即座に北へ向かう。
 マグナライトを腰に下げ、スマホに地図を表示させたアイリスとガートルードが先を小走りでいく。配置は『ローレライ』の歌を警戒してのことだ。アイリスは時折コンパスアプリを広げ、以前に水道局員が襲われた地点を目指す。
 左、右と分岐を曲がり、十字路に出た。ライトで岐路の先を照らしながら、ガートルードが声を張り上げる。
「助けに来たぞ!」
「ヴォーダさん! ハールさん! リトさん! 聞こえたら返事を!」
 ガートルードとアイリスの声が暗闇に響く。続けて叫ぶことはせず、返答がないか全員で耳を澄ました。ラルクとレオンは分岐の先や暗がりに注意を払い、他のネイチャーを警戒する。
「やはり、もっと奥か」
 ラルクの言葉にレオンが頷いた。
「みたいだな。急ぐぞ」


 B梯子。
「軽率にも程があるわ。急ぐわよ!」
 ミオンとアルヴィンは梯子を降り、トランスを行う。
「『選択の先へ』」
 マグナライトで足元を照らし、スマホの地図を表示させた。
 以前の調査時、壁に引いたマーカーは消さなかった。なのでマーカーを辿れば、ローレライの出現する水路へ着くはずだ。
 アルヴィンはミオンの前を小走りに、曲がり角からの不意打ちを警戒する。急いだ甲斐あり、すぐに水音が聴こえてきた。
 歌はまだ、聴こえない。
「ミオン、壁際を」
「分かってる」
 2人、最大限の注意を払いながら壁沿いに南へと進む。以前にローレライと遭遇した地点が近い。時折、水道管を叩くのも忘れずに。

「ーーー!」

 ハッと顔を上げた。
「今、」
「ああ。人の声だ!」

 キィキィ! ギチギチ、ギリリ!

 ブンッと剣が振り回され、暗闇に幾つもの眼を光らせる生き物を掠る。
「このっ、あっちいけ化け物っ!」
 ハールは必死に抜いた剣を振り回した。
 初めは、鼠かと思っていた。けれどこの蠢く目玉を持つものは、そんな可愛らしいものではない。
「いっ!」
 疲労に反応が鈍ったそこで、ガリッと足首に鋭い痛みが走った。体勢が崩れる。他の目玉がここぞとばかりに襲い掛かってきた。
「うわあああっ! 来るなーっ!!」

 前方から悲鳴が響き、アイリスたちは顔を見合わせ駆け出した。
「ヴォーダ! ハール! リト! 誰かいるなら返事しろ!!」
 ラルクが声を張り上げる。水道局員が襲われた水路が見えてきた。
「待て、足音だ!」
 ガートルードが全員に静止を掛ける。武器を構え、水路と分岐を窺う。
 ザザ、と彼女のスマホの無線アプリが何かを拾った。

「『そこに誰かいる?!』」

 無線アプリの声と水路に反響した声が二重に響く。
「ミオンさん、アルヴィンさん!」
 通路の北側から現れたのはミオンとアルヴィン。彼らもちょうどこの地点までやって来ていたようだ。
「さっき、悲鳴が」
「ああ。こっちから聞こえたな」
 どの方向から聴こえたのか。
「ヴォーダ! ハール! リト!」
 もう一度声を張り上げる。

 恐怖で錯乱しているハールは、それでも呼び声へ叫んだ。
「助けて!!」
 視線が自分たちから離れたことを見逃さず、たくさんの眼が一斉にハールへ襲い掛かる。
 足と腕に牙のようなものが食い込み、ズキリと痛んだ。
(喰われる……っ)
 ハールが思った瞬間。
 ガンガン! と響いた金属を叩く音に、噛み付いてきているものが一瞬硬直した。直後。
 ザシュッ! と。
 そんな音と共に、腕に噛み付いていた何かの重みが消え去った。
「おい、無事か?!」
 もっとも足の早いアルヴィンが切り込み、続いてラルクとレオンが飛び込んだ。ネイチャーの群れに武器を振れば、幾つかの仲間の死体を残して残りが通路の奥へと逃げ去る。
 追うことはせず、レオンは先のように自身の盾を武器の柄で叩いてカァンと音を出した。もう一度襲われては困る。
「……前に出たっていう、デミ大ラットか」
 群れで襲われるのは厄介だ。ラルクは他の分岐の先を睨みつける。

 ミオンは剣を握り締めてガタガタと震える少年の肩を掴み、顔を自分の方へ向けさせた。
「しっかりして。敵は追い払ったわ」
 自分もしゃがんで視線を合わせ、笑顔を向ける。
「私たちはあなたを助けに来たの。あなたの名前は?」
 恐慌状態であった少年の目に光が戻り、ミオンを捉えた。
「……ハール」
 続いてラルクが問う。
「他の、ヴォーダとリトはどうしたんだ?」
「兄さん、水路で化け物が出て僕は先に逃げて……。リトは、それよりもっと前に1人で引き返した」
 落ち着きも取り戻したか、声に震えがない。アイリスも問い掛けた。
「どこからこの地下へ降りましたか?」
 ハールは首を捻っていたが、たぶん、と付け加えて指差した。
「あっちの方」
 アイリスが方角を確かめる。
「……C階段の方でしょうか?」
「ともかく、じっとしてると不味い。ハールを脱出させるか決めよう」
 アルヴィンが手早くメールを打ち、誰か1組がハールを脱出させるかどうかの判断を求めた。ここに居ないのはユラとルークのみだ。
 だが数秒スマホを見下ろしていたアルヴィンが、不意に首を振る。
「駄目だ。電波が1本立つかどうかで、送信完了にならない」
 送信動作は出来ているようだが、待つ時間が惜しい。
 レオンはハールの怪我の様子を見る。歩くことは出来そうだが、おぶった方が早いか。この辺りに濡れた動物が歩いた跡はないので、ローレライはいないと判じて良いだろう。
「傷は多いが深くはなさそうだ。ただ感染症の危険があるから、早く病院へ連れてった方が良いな」
 ガートルードを見上げると、レオンの意図を悟ったか彼女は頷く。
「私とレオンでハールを地上……A階段へ連れて行く」
 他の面々も異論はない。レオンは新たにメールを作成し、その旨を送信する。
「じゃあ俺たちは奥へ……」
 ハッ、とガートルードが弾かれたように顔を上げた。
「歌だ!」

 ♪ O k o s a n i M i k o r i S a h u k u y i c o

 アイリスとガートルードはスマホの録音モードをONにする。ラルクとレオンは急ぎ耳を塞いだ。
 自身の装備であるサイバースノーヘッドをアルヴィンに被せたミオンは、記憶スキルを頼りに以前聴いた歌を歌おうと試みた。しかし、思った以上にうろ覚えであったらしく上手くいかない。
 全員が頷き合い、ハールを背負ったレオンとガートルードは橋へ戻り道を東へ引き返した。
「あのローレライを引き付けるぞ」
「はい」
 2人を見送ったラルクの強い声に、アイリスが頷く。4人で水路沿いに北へ戻れば、逆らう水音が近い。
 ローレライが現れたら口元や喉を狙えば歌が無くなるのでは、とガートルードが話していたことを思い出す。
 ややして、以前に書類を見つけた地点に辿り着いた。

 ♪♭♭♭♭♭♭!

 唐突に水路の水が盛り上がった。大きな水の塊が勢い良く橋を乗り越え、こちらへ向かってくる。
 水の中から伸びた、白い腕。
「ミオン、下がって!」
 水塊は真正面からアルヴィンのブラッディローズとぶつかり、カウンターを食らった相手は弾かれ水路の奥へザバンッ! と沈んだ。
 ラルクは荒れる水路へ向けて忍法霞を放つ。
「早く奥へ!」



●救援
 C階段を降りる前に、ユラとルークはトランスを行った。
「『最善を尽くせ』」
 ここから地下へ入るのは初めてだ。突き当りの道をマグナライトで照らすと、北へ向かう道の壁に目が留まった。
「印だ。あの子たちのかな」
『ーーー>』と繰り返される矢印は、北へ続く。ルークは水道管を見つける度に武器の柄で叩いていった。これで戦闘が避けられるなら安いものだ。
「ヴォーダ君、ハール君、リト君、聞こえたら返事をして!」
 呼び掛けが反響する。長く続く一本道の先に、右への曲がり角。

「誰か、誰かいんのか?!」

 声が返った。ユラとルークは顔を見合せ、先の角を右へ曲がる。ライトで照らした先から同じくライトを向けられ、目が眩んだ。
「お前、ヴォーダか?」
「違う、オレはリトだ!」
 水路が2つ並び、それぞれに橋が架かっている。ユラたちから見て2つ目の橋に少年が立っていた。
 駆け寄ると力が抜けたのか、リトはガタガタと震え始める。
「さっき、さっき悲鳴が聞こえたんだ! あれ、たぶんヴォーダのだ……」
 2人は目配せする。まずはリトを地上へ連れ出すのが先決だ。
「怪我はない?」
 言われて思い出したのか、彼は右腕と右足を気にした。
「さっき転けたくらいだ」
「見せて」
 有無を言わさず、ユラは救急セットで応急処置をする。
 ここは橋の上。ルークは全方向を警戒した。
(言いたいことは山程あるが……)
 とりあえずは脱出が先か。
「走れそうか?」
 大丈夫だろうと思いつつ問い掛ければ、思いの外しっかりとした頷きが返った。

 ♪ I h o n i r o d i M e g a k o n i s o H a h o s

 ビクリと肩が跳ねた。歌を跳ね除けるように、ユラが大きな声を上げる。
「ルーク、先にリトを!」
「ああ!」
 水辺から離れなければ。ルークはリトを壁際にして来た道を戻り走り出した。
 スマホの録音をONにし、ユラは次のフレーズまでを録音する。その間にザザザ、と水音が迫ってきた。
 ライターを取り出し、一番音が派手そうな花火に火をつける。

 シュゥウ、バパパパパッ!

 火をつけた1つを水路ぎりぎりの通路へ置き、さらに数本に火を付け濡れていない地面へ置いて行くと、彼女は一目散にルークとリトを追った。
 歌を返そうと思ったのだが、思ったよりも頭が歌として覚えていなかったようだ。
「ユラ、急げ!」
「うん!」
 運良く何にも出遭わず、迷わず、階段を駆け登れた。まだ日のある時間だ。
 眩しい。
「外、だ……」
 へなへなと座り込んだリトの視線に合うよう身を屈め、ユラは微笑む。
「もう大丈夫、よく頑張ったね」
 ポロリ、と彼の目から零れ落ちた涙は、見ない振りをしてあげよう。

「全員の救出に無事成功したら、きっちり仕置きだな。……それだけで済めば御の字だろ」
「うん。そうだね」
 ルークの言にユラは小さく頷く。届いていたスマホのメールには、ガートルードとレオンがハールを地上へ送るとあった。
「戻ろう」
「ああ」
 リトを救出したことをメールし、ユラは階段を降りる前に録音した歌を耳元で再生してみる。
「使えそうか?」
 首を横に振った。
「だめ。水音ばっかりでほとんど歌は聴こえない」

 リトを保護した地点へ運良く戻ってこられたユラとルークは、またも歌声を聴いた。
「ローレライは2体……」
 買っておいた肉とソーセージを取り出し、水路へ近づくと縁ギリギリに置く。

 ♪ I j e r u F i n i k a s i b u Y e m u Y i o a

 歌が近づき、耳を塞ぎながらルークとユラは来た道を後退する。

 ドガンッ! 

 大きな音が通路のさらに奥から響き、ビクリと身体が跳ねた。
 何かあったのだろうか。
 仲間たちの状況が気になり後ろ髪を引かれるが、ぐっと堪えて2人は当初の予定通り再び地上へと戻った。


 一方、ハールを背負い走るレオンとガートルードは、背後に異変を覚え振り返る。ハールが声を震わせた。
「あ、あいつらだ……さっきの!」
 キィキィと不快な声が複数。デミ大ラットが束になって追い掛けてくる。
 レオンは舌打ちした。
「追い払ったってのに追撃か?!」
 血の匂いを追ってきたのか、それとも。
(ローレライの歌が影響したか)
 ガートルードが装備の槍を構えた。
「レオン、私がやる!」
 致し方あるまい。
 足を止めたガートルードの頬へ、レオンは口づけた。
「『燃え上がれ、蒼き不死鳥』」
 2人を取り巻くオーラの色が、冷ややかな蒼炎へと移り変わる。神人に戦いの力を与える、ハイトランス・オーバー。
「はあっ!」
 デミ大ラットを迎え撃つ彼女を後ろに、レオンは出口を目指し走った。
「フォトンサークル!」
 防御の壁を造り、他の敵に遭遇しないことを祈りながら。

 東に続く通路を走る、走る。
 スマホは地図を表示させた状態でハールに持たせていた。
「お兄さん、そこの次の角を右!」
「OK、ガーティーは?」
「今追い掛けて来てる!」
 南へ走り、続いてまた東へ。子どもを1人背負っているとさすがにスピードが落ちるとみえて、程なくしてガートルードが追い付いてきた。
「そこ右!」
 過ぎそうになった角を慌てて曲がる。電灯ではない、地上の光が見える。
「レオン、先に登れ!」
 レオンがハールと共に地上へ出たことを確認して、ガートルードも周囲を確認した後外へ出た。入り口はまだ閉めない。
「外、だ……」
 呆然と呟いたハールを下ろし、レオンは警察職員へ事の次第を説明しに行く。
 仲間へハールを救出したことをメール送信したガートルードは、蹲ってしまったハールの頭をぽんと撫でた。
「大丈夫だ。他の2人も、私たちの仲間が助ける」
 彼女をおずおずと見上げ、ハールはこくりと頷く。
(すでにハイトランスを使ってしまった)
 さらなるリスクを犯さぬよう、ハイトランスを行った場合は戻らないと決めていた。
 歯痒いガートルードの心情を察したレオンは、彼女の肩に己の手をそっと乗せる。
「待とう」



●襲撃
 歯の根は合わない。足は根が張ったように動けない。
(にげなきゃ、にげなきゃ……!)
 何とか少しだけ通路を戻ることの出来たヴォーダは、さらに己の足を叱咤していた。
 だが通り過ぎた斜め後ろ、静かだった水路がザァアと不自然な音を上げる。
「っ?!」
 バッと振り返れば盛り上がった水面がザバアッと音を上げ、続いてビシャン! と滑らかなものが地面を叩く音が。

 ♪♭♭♭♭♭♭!

 脳がぐらりと揺れた。
(早く、逃げないと…)
 意思に反して、身体が動かない。
 と、突然大きな声が響いた。
「ヴォーダ! リト! いるなら返事しろ!!」
 人の声だ。名前を呼んでいる。
 頭はグラグラしているが、応えなければ。
「ヴォーダはここにいる!!」
 ヴォーダの視線の先には、大きな白い蛇のような美しい女がいた。

 水路から通路へ上がり、別の通路を睨み据える蛇体の女。瞬時に状況を理解したラルクは、メンバーで唯一の飛び道具である手裏剣を投げつける。
 それは寸前に気づかれキィンと爪で弾かれたが、ローレライの意識を向けるには十分だった。
(人数だってこっちの方が多いからな!)

 ♪#ーー#ー#!!

 視界が唐突に暗くなり、ラルクは傍にあったアルヴィンの身体を思いきり後ろへ押し自身も飛び退いた。
 ドガンッ!
 ローレライの長く太い身体が、通路の壁を打つ。ちょうど曲がり角であった壁がガラリと欠け、ゾッとした。
「ミオンさん、アルヴィンさん、行って下さい!」
 ここからなら届くはずだ、とラルクも声を張り上げた。
「ガキはこっちに来るなよ、誘き出してるところだからな!」
 忍法霞で相手の視界を奪う。ローレライが怯んだところへ手裏剣を投擲し、喉と口を狙った。少しでも助けになれば、とアイリスはスマホの再生ボタンをONにする。
 ミオンとアルヴィンは怯み水面へ下がった蛇の身体を避け、脇を擦り抜けようとした。
 
 ♪######!!

 キィーン! と金切り声に近い不協和音が反響する。
「ぐっ」
「っ?!」
 ほぼ至近距離で食らった歌に、ラルクとアルヴィンは武器を取り落とし頭を抑えた。アイリスとミオンも一瞬、聴覚が失せる。
「アルヴィン!」
 ミオンは彼に襲い掛かるローレライの前へ、盾を抱えて滑り込んだ。ガキンと爪と盾がぶつかり、腕がミシリと軋む。
 折れただろうかと危惧を抱きつつも剣を突き出せば、ローレライがゆらりと後退した。
「ああああっ!!」
 突然にアルヴィンが叫び、手近な壁を殴りつけた。ジリジリと拳が傷んだが、おかげで意識がはっきりする。
 彼の叫び声で我に返ったラルクもまた、グラグラする頭を堪えてスキルを放った。
「忍法霞!」
 荒く息を吐きながら口内に溜まった唾液を飲み込み、アルヴィンはぐっと足を踏み込んだ。自分の前でローレライを牽制するミオンの腕を取ると数歩先の曲がり角へ全力で駆け、曲がる。
 ラルクはなおも手裏剣を投擲し、バシャンと身体ごと水路へ後退したローレライを見るやアイリスの手を引き、同じ通路へと駆け込んだ。
「あっ、あの子!」
 曲がった通路の先には、剣を構えたままこちらを凝視する少年の姿。
「お前がヴォーダか?!」
「そ、そうだ!」
 説明している暇はない。駆け抜けながらヴォーダの腕を掴み、無理矢理に走らせる。
「アイリス、地図!」
「はい! そのまま南へ、突き当りを右へ!」
 殿のラルクは再度スキルを放ち、ローレライの追撃を警戒する。ヴォーダの腕をミオンへ引き継ぎ、アルヴィンが先頭で先のT字路を確かめさらに走った。
 水音は止まない。

「突き当りを左へ、その先の分岐を右です!」
 水音に追われるように、ひたすらに走る。またも分岐。
 アイリスが先んじて声を上げた。
「そこ、左へ行く通路があります!」
 確かに、右への通路のすぐ先に左への分岐がある。外の光が見えた。
「急げ!」
 ルークの声だ。
 疲れ果てて足が覚束ないヴォーダを階段へ引っ張り上げ、ルークへ引き渡す。続いてミオン、アルヴィン、アイリス、ラルクが階段を駆け登った。

 街の喧騒が耳に飛び込む。

「あ……外、だ……」
 戻った。
 戻ってこれた。
「あ、ああ……」
 恥も外聞もなく泣き出したヴォーダに先に救出されていたリトが駆け寄ると、泣き声が2倍になる。
 通話の向こうに泣き声を聞いて、ガートルードは同じく泣き喚いているハールをホッとした顔で見下ろした。
「任務完了だ」
 レオンと2人でA階段の入口を閉じれば、後は警察の仕事。

 傾き始めた日が、少しだけ眩しかった。



 End.



依頼結果:普通
MVP

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター キユキ
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 女性のみ
エピソードジャンル 冒険
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 難しい
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 4 / 3 ~ 5
報酬 多い
リリース日 07月19日
出発日 07月27日 00:00
予定納品日 08月06日

参加者

会議室

  • 初日以降あんまり発言できなくて済まん。調整終えてきた。
    少年保護の後だが、ローレライとの戦闘が発生して既にハイトランスしていた場合は、
    地上に撤退後、引き返さずに地上に留まることにしてる。
    ハイトランスの持続時間短いからな。

    お疲れさま、作戦成功を祈るぜ!

  • [34]アイリス・ケリー

    2015/07/26-22:16 

    アルヴィン、指摘サンキュ。
    子供がいたあたりよりもうちょい奥まで引き返してからやるつもりだ。
    誘導に使える手はあらかた使った方がいいと思うんで。
    悪い、さっきの仮プラン説明でちゃんと言ってなかったな。指摘助かったぜ。

    ぎりぎりまで見るが、ちょいとこっから先は変更に対応できるか怪しい。
    とりあえず、相談お疲れ。

  • [33]ユラ

    2015/07/26-22:09 

    よぉ、お疲れ。
    こちらもプランは提出済みだ。
    飲み会ないのが残念だが、次までに肉と酒が美味い店を探しておくぜ。

    こちらもAB突入時に戻るか進むかは「相談の上」ってことにしてある。
    歌もできそうなら歌うって感じだな。
    ま、やれるだけやってみるさ。

    今回もクソガキ含め、全員無事に帰ってこれるといいな。
    じゃあ健闘を祈る。

  • [32]ミオン・キャロル

    2015/07/26-21:52 

    >ラルクへ
    言うかどうか迷ったんだが

    C階段からの水の流れがローレライがいると場所と逆になっているので
    水路に肉をいれての誘導は効果が薄いかもしれない

    …時間がない今更になって、余計な上に事を言って気を悪くさせたら申し訳ない。

  • [31]ミオン・キャロル

    2015/07/26-21:45 

    ラルク、プランを教えてくれてありがとう。
    飲み会は無いのか、残念だ。
    また今度会ったら誘ってくれ(にこっと笑顔)
    ルークは飲めないなら美味しいもの喰おうぜ、肉とか。

    こっちも一応プランを提出した。
    ローレライに会った時は抵抗値あげて抗ってみる予定。
    ABから突入時し子供保護後は進むかA階段に戻るかは、曖昧な感じになっている

    >歌を歌って追い返す
    ミオンが前に来た時に聞いてるのと記憶術を持ってるので、やってみようと思う。
    …記憶術が2なので難しいかもしれない

  • [30]アイリス・ケリー

    2015/07/26-17:22 

    おーう、楽しみにしてるぜー。
    その時に思いっきりたからせてもらう(からから笑い)

    >仮プラン
    とりあえずこんな感じになった。

    ★共通項
    歌が聞こえたら録音
    子供と行動時に歌が聞こえたら、再生してローレライと遭遇回避
    仲間の共通項にも従う

    トランスは地下突入時
    A・Bから突入する場合、地図南西へ最短距離で移動
    確保した子供に話を聞き、他の子供の位置に見当をつけてそちらの捜索に向かう
    C突入時は近くの子供を保護した後、引き返し地上の見張りに子供を預け再び地下へ
    肉類やネイチャーの死骸があれば水路へ落とす、手首を切って水路に血を落とす、精霊に声を出させるなどをしてローレライ誘導
    全ての子供確保の連絡が来るまで、誘導を繰り返す

    一緒に行動しているウィンクルムの人数以下の敵と遭遇した場合は交戦
    ローレライ及びそれ以上の数だった場合は撤退
    撤退時、皆に声をかけて忍法霞を使用し即離脱
    子供の側にいる仲間を優先して逃がす

  • 余裕あれば終わった後皆で飲みに…とか思ったが流石にプラン字数が足りねぇ(・・:)
    きっと多分また会う機会があるからその時にまた誘うぜ~(・・)ノ

    そんなわけでプラン提出完了。
    削ればまだ数字分は入るからなんか合ったら言ってくれな~。

  • [28]アイリス・ケリー

    2015/07/26-11:46 

    >飲み
    今の世には未成年者でも飲めるようなノンアルコールビールやらノンアルコールカクテルもあるからな。
    飲む前に「これは酒だ!」と自己暗示しとけばそれっぽくなるかもしれないな。よし、いける!

    >ユラ
    おう、頑張れ。ゴリラは常に俺達の側にいる、必ずやれると信じてるぜ!


    >A・B突入時
    っと、忘れてた。
    ジョブスキルの関係上、戦線離脱はうちが一番やりやすいと思うんで、俺達は奥に進むつもりでいる。
    とはいえ、待機組になるのが不安なようであればこっちで残るようにも出来るんで、不安だったら言ってくれ。

  • [27]ユラ

    2015/07/26-10:36 

    >ラルクさん
    ありがとう、これで次のテストでは満点取れるよ。

    >レオンさん
    晩酌楽しそうだね~いつかやりたいなぁ
    あ、ルークはジュースでも飲んでるから大丈夫だよ!(後ろで文句を言ってる精霊は無視)

    >皆さん
    共通部分ありがとうございます。
    おかげで大分楽になったよ。加えれそうな所はこっちでも一言書くようにしてます。

    今日は一日張り付いていられるので、何かあればご連絡を。

  • [26]ミオン・キャロル

    2015/07/26-10:27 

    レオンさんありがとう
    …いえ、あの私がCから進入してもアイテム利用する余裕がなくて
    アルヴィンが提案したくせに使わないという最低な事はっ!

    夜に時間とれたら、もうちょっと頑張りたいのだけど
    文字数が、文字数がっ!!

  • >ミオンちゃん
    いやいや、折角だから入れようぜっ(・・)ノ<ソーセージ、ハム
    というか入れておくんでご心配なく、だな。

  • [23]ミオン・キャロル

    2015/07/26-00:49 

    (レオンさん、意外に可愛い人なのね…)
    レオンさんラルクさん、共通部分をありがとう
    C階段から入った場合は余裕があれば戻りたいと思うけど、今の所不明ね。

    ■共通
    進入前に仲間のメールリストを作り進入口を送信
    救出等、何かあれば連絡

    私は上記のようにしておくわね。何か不都合あれば指摘をお願いします。

    >レオンさんへ
    買い物リストの「ソーセージ、ハム」は他の人が使わないなら削って貰って構わないわ。

  • [22]アイリス・ケリー

    2015/07/25-22:51 

    ああ、バナナは飲み物だ。次のテストに出るってもっぱらの噂だ。

    >作戦
    C突入組がガキを地上へ戻した後どうするかは、各組次第で決めるのがいいかね。
    装備やジョブ、スキルなんかで出来ることがかなり変わるだろうし。
    うちはローレライ引きつけに動くつもりでいる。

    お、レオンがデレた。んじゃ甘えて、コンビニの買い物部分は頼む。
    んじゃうちは「歌が聞こえたら録音。子供の確保後は歌が聞こえ次第、再生してローレライとの遭遇回避」と入れとく。

  • わーい(懐中電灯付けたり消したりして遊んでいた←子供か)
    はっ! しまったそんな罠が?!
    皆で晩酌するのも楽しそうだよな~。あ、でもルークが誘えねぇ…。

    >作戦
    了解~。そろそろ時間的に、プランに書く相談した方がいいかもな。
    分担なんだけど、ラルクに優しくしてもらったから…と言うわけじゃないんだが、
    俺がガーティーのプランに、コンビニでの買い物リストは書いておこうか?
    他の人は「買い物は仲間のリスト参照」ってな風に入れておく感じになると思うが。

  • [20]ユラ

    2015/07/25-12:05 

    バナナって飲料だったのか・・・!(衝撃)

    アルヴィンさん、纏めありがとうございます。

    >流れ
    了解です。
    「ハールを救出したら~」は私も先に脱出するほうに賛成。
    何かあった場合、中央組が待機場所に戻ってこれるか分からないからね。

    >突入前
    場所によっては地上でも電話が使えないからメールの方が確実な気がする。
    地下でも一斉メールなら楽だし。

  • [19]ミオン・キャロル

    2015/07/24-22:30 

    ラルク、指摘サンキュ。
    何回も見直してるのに毎回どこか間違ってるんだよな…。

    AB地点は一番右側の少年救出
    ローレライ推定2体、ついでに参照はローレライⅢじゃなくてⅣだった。
    脳内変換頼む。
    他にも間違いがあったら指摘後にそっとしてくると助かる…。

    >突入前に電話orメール
    了解。
    一斉メールを登録しておけば楽だと思うけど、どうしたら一番簡単だろう。

    後は
    1)は「ハールを救出したら1組が脱出or待機」としたけど、待たずにA階段から脱出して良いと思う。

  • [18]アイリス・ケリー

    2015/07/24-21:14 

    ふっ…レオン、罠にかかったな。
    これでどうどうとレオンに酒をたかる口実が出来た…(にや)

    アルヴィン、まとめ助かる。
    んで、細かいとこで悪い。ローレライに関しては推定二体だな。
    前回調査で協力者が「髪の色がなんか違う。その2匹しか見たことない」って言ってたんで、とりあえずは二体で考えてていいだろう。

    メールは問題ないと思う。
    通話と無線に関しては使えない状況について記述があるのに、メールだけ何も無いんでこれで使えないって事はないだろうなと。

    >流れ
    悪い、1)のリトの部分はハールもとい、地図右側のガキのことでいいのかね?
    それで問題ないなら、アルヴィンがまとめてくれた流れでいいと思うぜ。
    C側は合流せず、自分たちの分だけを買えばいいようにも組めるしな。
    と…それと、突入直前に通話なりメールなりで、どの入口から誰が入るか連絡しとくといいか。

  • [17]ミオン・キャロル

    2015/07/24-14:19 

    ちょっと整理と俺の勝手な意見、長々すまない。
    ・ローレライは最低2体(ローレライⅢ)

    >地下は通話不可
    電話できないとメールも使えない気がする(ガラケーでスマホがよく分らず申し訳ない)
    常時、50mな無線をONにして連絡とれないか試みるくらいが、連絡手段になるのかな?
    50mって場合によっては見える距離だよな…範囲が狭い(苦笑

    >C地点側(リト)
    子供達の進入側と思われる。目印の矢印があるので辿れば発見はしやすい?

    >ローレライ1現場付近(ハール)
    A地点、B地点の中間?
    全員が1回は参加しているので、ローレライを探してるならこの付近かな?と辺りをつけ、声をだし捜索すれば見つかるかも

    >中央(ヴォーダ)
    ローレライに遭遇してるので、一番危険(と思われる)
    C階段からなら目印を辿る、AB地点はリトを救出した時に場所を聞ければ辿りつけそう。

    >流れ
    1)AB地点はそれぞれ、辺りをつけてリトを見つけ確保、1組が護衛につき待機or脱出
     残りが情報を聞き中央へ向かう
    2)C地点は矢印を辿りリトを保護(C階段から脱出後、援護に戻る?)
    3)恐らく中央でローレライと1戦交わるかなって予想
    →録音再生、記憶術で歌詞を覚えてたら歌うで撃退?
    →子供を確保しA地点側から脱出(水道管カンカン

    ローレライは最低2体いるみたいなので、リト側にも出現するかも知れないが、コンビニアイテム切り抜けれたらいいな…という希望。
    ラルクは取り下げたけど、今までの流れでこんな感じでいけるんじゃないかと思うだが
    どうだろ?

    コンビニもタイムアタックと言われてるので、あまり買うとペナルティがつくかもしれない

  • [16]ミオン・キャロル

    2015/07/24-13:16 

    悪い、リロード忘れてた。【11】取り下げ了解。
    発言は一応残しておいて、もうちょと考えてからまた来る。

  • [15]ミオン・キャロル

    2015/07/24-13:07 

    緩めるな緩めるな、締めとけ(笑
    ローレライ会ったらどうするかな、まずいんじゃないか?
    程度にノープランだから、役に立たない自信がある(きっぱり

    >水道管
    さんきゅー、知ってるって事で安心した。

    >C地点
    そーなんだよな、俺も思った。
    無理に合流するよりはC階段に戻った方が良い気がする。
    1組だけどコンビニあるし、花火やらで乗り切れるんじゃなかと思う。

    もしくはC階段から出るのを捨てるなら、その付近に肉を巻いて誘導するとかは出来そうだ。

    >AB地点
    【11】でラルクが提案してくれた流れでいいと思う。


    …何か忘れてる気がするけど、思いだしたらまた会議室くるよ

  • ありがとう、ありがとうラルク。
    最近たくさんの人に親切にしてもらってレオンは幸せです。
    ひとまずお礼まで。

  • [13]アイリス・ケリー

    2015/07/24-12:55 

    へいほい、スタンバイしてるんで、予定通り13時丁度に出すな。

    >C地点
    あー…確かに引き返した方がいいかもしれん。
    C側のガキを連れてAの方へ抜けようとすると、遠回りしても水が下に落ちる近くを通らなきゃなんねぇか。
    悪い、さっきの案とりさげ。
    …いっそ、C側はガキを逃がした後にまた地下に戻って、ローレライのひきつけ役にでもなってみるか?

  • わーい、ありがとうラルク♪
    お陰で「少年を確保次第懐中電灯を奪う」という大人げないプランを書かずに済むよ(笑)

    >C地点
    自分で言っといてなんだが…地図もう一回よく見返してみて、思ったんだが、
    リトがCの階段に向かって逃げてくるのなら、
    リト確保後はすぐC階段から脱出した方がいい気もしてきた…
    一組だけでリトをつれて、リトが逃げてきた方向に行かなきゃならないんだよな…この組は。
    一方で、C組が他の組と合流すれば、買ったアイテムを皆で使えるというメリットもあるが。

    そんなわけで問題提起して後は皆の意見に合わせる(・・)←無責任

  • [11]アイリス・ケリー

    2015/07/24-09:00 

    >流れ
    これまでの意見から、ちょいといけるんじゃねぇかと思った案。
    A地点突入組は一番近くの保護対象確保後、水路から少し離れて、水道管のある場所で保護対象と待機。
    んでもって二人目は確保してから待機班の下まで撤退し預けてから、三人目もといC地点突入組と合流を目指すor離れた地点でローレライの誘導ってしてみてはどうかと。

    安全面を考えると、A側のガキを先に地上へあげるのがベストなんだろうか…水道管ならせば、A付近は戦闘をほぼ避けれるわけで。
    それならいっそ拠点みたいな感じで構えて、ガキの受け皿にしちまえばいいんじゃないかと思った次第。
    ツッコミ募集中。俺と一緒にお笑いグランプリに出場しようぜ!

    >共通項
    「C班の購入リスト」だとか、「ローレライ対策として録音再生駆使」とかあたりならいけるんじゃないか。
    記述が被る部分は最低ラインまで落としたいところだな。

    >レオン
    おう、いいぜー。んじゃ13時ちょうどにフリオクに最低価格で出品するな。


    漏れがあるんだが、ちょいと急ぎの用事があるんでとりあえずここまで。

  • [10]アイリス・ケリー

    2015/07/24-08:41 

    猫テイルス…猫手要るす…なるほど、やるな、ユラ(ごくり)

    >コンビニで買うもの
    大体そんなとこだと思う。
    バナナは命の糧なのでおやつには入りません、飲料として扱われます(きり)


    >水道管かん
    ユラが言ったように、あがってた報告書に目を通していたって扱いで通ると思うぜ。
    ウィンクルムなら見れるだろうし、しかも全員過去のローレライ依頼に参加してるからな。不自然では無いだろう。
    鳴らすとしたら確保した後、水路から完全に離れてからのがいいと思う。
    ネイチャーは音で離れるらしいが、ローレライに関しては匂いが一番だろうが、音でも寄ってくる感じではあったしな。
    それに、確かC側は水道管の調査範囲外だった気がするんで、鳴らせるようなものがあるかがちょいと疑問でもあったり。

  • [9]ユラ

    2015/07/23-23:02 

    遅くなりました、こんばんは。
    猫の手でもないよりはマシかと思って、猫テイルスを連れてきました。
    ユラとハードブレイカーのルークです。
    ミオンさん、アルヴィンさんは初めまして、他の皆さんはお久しぶりです。
    今回もよろしくお願いします。

    >コンビニで買うもの
    ・花火
    ・ライター
    ・救急セット
    ・ハム、ソーセージ
    ・耳栓?
    ・バナナはおやつに入りますか?

    >敵
    ・水道管カンカン
    ・声も出して少年達に位置を知らせる

    >ローレライ
    ・いのちだいじに原則スルー
    ・歌が聞こえたら録音再生で遠ざける
    ・花火等があれば気を逸らして逃げる
    ・水の落ちる所(縄張り)はなるべく回避

    >作戦
    それぞれ少年達を確保後、合流してA地点から帰還


    とりあえず大まかな流れはこんな感じであってるかな?
    取りこぼしていたら、ごめんなさい。
    これまでの情報はレポート提出してるから、AROA関係者は皆知ってるもんだと思ってたけど違うのかなー?
    少なくともウィンクルムなら閲覧自由かなーとか勝手に解釈してた。

    あとこっちは蛇足なんだけど…
    前回参加してる+記憶力スキル(+歌唱?)持ってるなら歌覚えてるんじゃないかと思って。
    私達の中でも歌える人がいれば、咄嗟の事態に使えるかもしれないし…何よりちょっと試してみたくて。
    でも難易度「難しい」のに、余計なことはしない方がいいかなーとも考え中。
    採用されるかも分からないし、プランに余裕があればってことで先に伝えておくね。

    それにしても入る場所がランダムって面倒だよねぇ・・・
    プラン分担できないのが辛い

  • レオン:
    ユラちゃんにルーク、ミオンちゃんにアルヴィン、よろしくな!
    確かに何だかだいぶ気が楽になったな(笑)頼もしいよ。

    >マグナライト
    えっ?!ラルクいいの?!欲しいっ(・・)ノ(キッパリ)
    明日以降、午後なら5時~7時の2時間は都合が悪いんだが、それ以外なら大体は(短時間なら)いつでも覗きに来られるんだが…。

    >録音・再生
    了解。ここらはローレライの縄張りで、地の利は敵にあるし、
    討伐をするには要保護者の存在や、入り口が不確定等、不安要素が多すぎるものな。
    戦闘は原則回避、ただし、少年の確保前であればそちらに向かわないようハイトランスで戦うのもあり、
    という感じで行こうかと思ってる。

    >水道管カンカン
    そういやそういう対策もあったな!(前回聞きに言った本人←)
    少年にこちらの位置知らせる、という効果も期待できるか…怯えて逃げたりしないよな?一緒に声も出せば…。
    前回情報ってのは、依頼受けた直後にラルクか俺に聞いたって事にはできねーかな。

    >帰りはA地点から
    了解。水に引きずり込まれたらやばいからな。
    戦闘が避けられない場合でもせめて地面の上で戦りてぇよな。

    >C地点
    そうだな、フル人数になったとしてもここには一組だけで進入することになるし、
    ローレライの縄張りに近いところを通るから、ここが一番危険だよな。
    Cから入った組はリトを確保後も引き返さず、他メンバーと合流してA地点から帰るのがよいと思うぜ。
    A地点組はハール確保後、一組だけ先に帰るのもありかと思うが…ちょいとここはもう少し考えさせてくれ。
    念のため、耳栓多めに買って帰り道に皆に配るとか…

  • [7]アイリス・ケリー

    2015/07/23-16:57 

    おっ、ミオンとアルヴィンか。頼もしい面子が集まってきてるな。
    お陰で俺の精神がどんどん緩くなってきている(きりっ)

    俺は朝からがっと喋ったので、細かいレスは後にしといて。
    んで本題。
    ちょいとマグナライトを追加で入手したんだが、レオン、いるか?
    うちはアイリスが持ってるし、俺は俺で「シノビがライトをもって許されるのは小学生までだよねー☆」とか言う幻聴が聞こえてきたんでな。
    いるならそっちの都合のいい時間を狙ってオークションに流すが、どうだろう?

  • [6]ミオン・キャロル

    2015/07/23-14:15 

    依頼受けるか悩んでたけど、よろしく。
    ユラとルークは初めまして、アルヴィン・ブラッドローだ。
    レオンは久しぶり。ラルクはこの前の依頼ぶりだな、皆無事に戻れてよかったよ。

    ここまでの流れは確認した。
    真ん中のヴォーダとCから入ったと思われるリトを救出する時にローレライに会いそうだな。
    俺達が前の依頼で写真撮ったのもその辺だろ。【ローレライⅢ】

    >流れ
    ローレライ討伐スルー&歌の録音再生で遠ざける。了解。

    Aの入口に近いハールを確保したら1組だけ戻って
    他の2組はヴォーダ確保してCから進入組と合流してリト確保し…帰還はどうだろ?
    場合によっては無理に合流する必要もないかな、とも思うが。

    コンビニ寄れたら、ハムとかソーセージ買いたい
    匂いで気づくならローレライの気が逸れないかなと
    あとは水道管カンカン鳴らしてたら余計な接触しなくて済むかなくらいだが
    俺達、前回のローレライⅣに参加してないから、その辺り知ってるかなと疑問に思ってる。

    また勘違いがあったらごめんな。

  • [5]アイリス・ケリー

    2015/07/23-10:44 

    よう、ユラ、ルーク。
    人手足りねぇ、やべぇって言ってる時に来てくれるってあたり、前と同じ流れだな(からから笑い)
    今回もよろしくな。

    >保護対象
    おっと、悪い、見落としだ。指摘助かる。
    周囲に壁があるってあたりからヴォーダが真ん中で間違いないと俺も思う。保護対象の位置もレオンと同じ認識だ。
    ちょいと自信が無いのも同じだが…リトと別れる前に水が落ちる音を聞いているあたり、Cから入ったような印象を受けた。

    >録音・再生
    今回の最優先次項はガキ共の救出なんで、ローレライ討伐はスルーしたい。
    至近距離だと耳栓越しでも歌にやられるんで、耳栓無しでやりあいたくないってのが本音だな。
    レオンが言う、録音・再生で遠ざけるのがいいと思うぜ。
    ガキ共を確保する前にやると、下手すりゃガキ共のいる方へ向かう可能性があるのが気がかりだな。

    >流れ
    (1)でいくにしても(2)で行くにしても、ガキ共が残してる目印を発見次第、メールを送るようにしとくのがいいかね。
    んでガキを確保して地上へ戻るときは、歌の再生に加えてなるべく水路から離れたい。
    今回ローレライとやりあうことになったら俺は役立たずになる自信があるんでな(胸を張ってドヤ顔)
    んなもんで、ちょいと時間がかかるかもしれないがAからの脱出を狙った方がいいと思う。

  • 連投すまん。気になったもので。
    うーん、C地点に近い方がリト、真ん中がヴォーダ、右側がハールということ…だろうか。
    リトとハールは自信ないけど、真ん中がヴォーダは状況的にそれっぽい。
    「旧市街地下の地図は、前作「IV」の結果までを記載したものがA.R.O.A.スマホに送られてきます。」
    ということなので、どのみちPL情報にあたるな。

    耳栓はいいアイデアだと思うが、C地点にだれが行くかわからないとなると、
    耳栓に頼るような戦い方はしない方がよさそうだな。

    確かローレライは自分の歌と同じ歌が聞こえてくると引き下がるんだったっけか。
    スマホに録音・再生機能が付いているとなると、聞こえてきたローレライの歌声を録音しておいて、
    いざ近づいてきたら再生してお帰り願う、というのもありかな?
    ほったらかしておくと被害が出るから、倒してしまった方がいい気もするが…。
    少年たちの救出に専念するんなら録音再生というやり方も、検討の余地ありかと。

    五月雨式ですまん、今はひとまずこんなところで。

  • レオン:
    俺もロイヤルナイトらしいふるまいはした記憶がねぇな←

    「保護対象が二手」ああこれ俺もそうなのかと思ったんだが、
    地図に保護対象のおおよその位置が描いてあって、見事に三人ばらばらなんだよな…
    依頼文を慎重に読み込めば誰がどの位置なのか判明しそうだが、すまん、今時間ないんでそれはまたあとで。

    位置関係からみると、ABC一人ずつ担当を決めてそれぞれ救出するか、
    AB組は合流して二人を、C組は残る一人を救出するか、ということになりそうだが…
    そのあとはどうするかね。合流した方がいいのか、自分の組が担当した少年を救出した時点で引き返すか。
    (1)案の方向性でとりあえず考えておいて、メンバー構成や人数でまた考えるかね。

  • [2]アイリス・ケリー

    2015/07/22-08:37 

    シノビらしいことはしたことがないのでジョブを忘れかけてるラルクとアイリスだ。
    よーう、レオン。ロックフェス以来か?
    よろしく頼む。

    さて、どうすっかね。とりあえず、大まかな方針の案だけ出しとく。
    成功条件はガキ共を軽傷以下で済ませることだが、保護対象が二手に分かれている。
    思いついたのは二つくらいか。

    1:片方を確保した状態でも、もう片方の確保に動き合流してから地上にも戻る
     →合流次第、全員で纏まって動ける為、敵の数が多くても対応できる人数が増える
     →保護対象を連れたまま地下を移動しなくてはならない

    2:片方を確保した段階で、その組は地上に戻る
     →保護対象が地下にいる時間を短く出来る
     →帰路で敵襲を受けた際、対応しきれない可能性
    (→参加組が増えたら、近くにいる別の組と合流してから戻るのも手?)

    最少参加人数だと(1)案が無難かね。


    C組だけが事前にコンビニに寄れるが、どこから入れるかはランダムか。
    んで支給のスマホにそれなりのものが用意されてるが、耳栓は持てない可能性のが高いってことかね…厄介だな。

  • レオン
    どーもどーも。ロイヤルナイトのレオンと神人のガーティだ。おはよーさん。
    ラルクやっほー久しぶり♪(・ー・)ノシ

    もう一人入らないと依頼成立しねーんだが…取り敢えず思ったことでも。
    俺ら、マグナライトもってねーんだよな。
    スマホの光である程度は照らせると思うが…俺らがCになるようなら、花火とライターと懐中電灯を買うことにするかね。あと救急セットか…
    誰か水に落ちたとき用にベルトかなんかあったほうがいいかな?

    敵が男だけ幻惑する歌声を使うから、敵発見時はガーティーがハイトランス・オーバーを使って、俺がスキルで少年を庇おうかと思っている次第。
    ともあれ、詳しい話は3人揃ってからの方がいいかな。


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