【悪の暗躍】ショウタイム!(上澤そら マスター) 【難易度:簡単】

プロローグ

●親父のお願い
「すまねぇんだが、ちと頼まれてくんねぇか」
 強面の壮年A.O.R.A職員が声をかけてきた。彼を見れば、その表情はなんとも複雑そうな険しさを感じられる。
「簡単に言えば……警備の仕事だ。ただ、色々と厄介でなぁ……」
 己の髭を触りながら、彼はデスクから一枚のコピー用紙を持ってきた。

「見てくれ」
 その用紙を確認すれば、それは……イベントの襲撃予告状。
「実行委員会の元にいつの間にか届いていたんだ」
 シンプルな一枚の紙には、イベント名と
『しゅうげき する。 めちゃくちゃ に してやる』
 と汚い字で書かれている。
「おまえら、イベリン領の音楽堂、ハルモニアホールが再建されたことは知ってるか?その近くの公園で小さなステージが開かれるんだ」
 その実行委員会宛てに、この脅迫状が届けられていたらしい。
「何も有名なヤツが出るっていう大きいイベントじゃねぇ。どちらかと言うと無名のアーティストばかりだぜ。なんでこんな小さいイベントに襲撃するんだか、よぉ」
 それならば、そのコンサートを中止したらどうか?とウィンクルムの一人が提案すれば、親父はふぅ、と溜息をついて見せる。
「俺もそれは言ったんだ。だがな、スポンサーがどうしても首を縦に振ってくれねぇらしいんだ。
 『せっかく、新たな才能が花開く素敵なイベントですのに……そんなチャンスを潰そうだなんて、お可哀想……!私にはできませんわ』
 ……って、な。ったく、貴族の考えてることは俺にはわからねぇな」
 そう言うと親父は髭を一撫でした。
「で、こっからが更にややこしい。ちょっと待ってろ」
 そう言うと親父は、新たなポスターを持ってきた。


●親父の説明
 その後の話はこうだ。

 コンサートの開催は決定。10組の無名のアーティストが演目を行う予定だった。
 襲撃の予告があること、ウィンクルムが警備にあたる旨をステージに関わる者全員に伝えた。
 すると演者の内、4組が辞退を申し出た。
 ならば、残り6組でコンサートを行おう……となったか、スポンサーの待ったがかかる。

 優雅な雰囲気のその女性は、優しい笑顔を浮かべながら、伝える。
「ねぇ、ウィンクルムさんって多種多様な方がいると聞きましたわ。どうかしら、せっかくですわ、ステージに上がってみてはいかがかしら?」
 その笑顔はどこまでも楽しげ。
 本来警備にあたるウィンクルムが、それを放ってステージに上がるなんて……とA.R.O.A側からも声も上がるが。
「あら、むしろステージからなら客席などにも目を配らせるじゃない?例え演目中に何かあっても、ほら、ウィンクルムさんなら芸の一つと客に思ってもらえるかもしれませんわよ?」
 くすくすと笑う。
 この貴族の女性は相当な権力を握っているらしく、実行委員会は反論ができないようだった。
「伴侶を亡くした心の穴を埋めるのは、素敵なステージなの。どうか成功させてくださいね、ウィンクルムさん」

 優雅な笑みは、どこか挑戦的な表情に見えたようだ。
 こうして、辞退した4組に代わって、ウィンクルムもステージに立つことが決定した。
 

●親父の期待
「と、いうわけでだ」
 貴族の女性の口調まで見事にマネしきった親父がドン、と机を叩く。彼は腹話術のスキルが無駄にレベル4だ。
「ノリ気じゃないヤツもいるかもしれねぇが、頼まれてほしいんだ。まぁ、純粋に楽しむのもいいんだけどよ。観客だって良いステージを楽しみにしてるだろうしな」 
 襲撃があるなんて知らされていない観客は今か今か、とコンサートの始まりを楽しみにしている。
「たく、ウィンクルムを便利屋だとか思ってんじゃねぇだろうな、あの貴族は……。あ、演目に必要な道具や衣装、楽器などはこっちで手配するからよ」
 あんまり金のかかるものは勘弁してくれよ、と親父は笑うのだった。 

解説

●流れ
 ライブ始まる!
 ステージでパフォーマンスする!
 襲撃者倒す!
 大団円!?

●場所
 ハルモニアホール近くの公園、屋外のイベント会場
 客の数は老若男女200人ほど

●演目
 歌、演奏、ダンス、一発芸、漫才、腹話術、暗黒舞踏などなどなど
 公序良俗に反しない限り、特に規制はありません
 神人のみ、精霊のみ、二人一緒、お好きにどうぞ!
 全体で1時間~1時間半程のステージです

●前提
 ステージ関係者、ならびに演者は「何者かの襲撃」が行われることを理解しています。
 見に来ている客は知りません。 
 敵の襲撃予告があったことは客に知られない方がベターですが(客がパニック起こします)
 演者の一部がウィンクルムであることはバレても大丈夫です
 希望がなければ此方から「彼らはウィンクルムだよ!」的なアナウンスもしません


【PL情報】
 敵は『トリ』で襲い掛かってきます。
 トリの出番の方は演目を途中で中断になる場合があります。
 他の方も「いつ、何が来るかわからない」と思いつつのパフォーマンスになります

 現れる敵は
●マントゥール教団員 ×2
●コボルドボス ×1
 ステージに上がってる人は勿論、他ウィンクルムさんでワワッと囲めばイチコロです。
 むしろ強力な攻撃しちゃうとステージやお客に被害でますやも
 敵の捕縛だけでも成功となります


【注意:決めてほしいこと】
イベントの出番の順番を決めてください。
最初、中間1、中間2、トリ
上記4つのどこでパフォーマンスするか相談してください。

満員御礼にならない時のことを考えて

最初に挨拶した人 → トリ
二番目に挨拶 →  中間2
三番目に挨拶 → 中間1
四番目に挨拶 → 最初

と、してみますが、相談&合意があれば変更OKですぜ
ぶっちゃけ四組作って、順番決めてくだされば
神人同士、精霊同士、とか他ウィンクルムさんと合同もウェルカムでござい


あ、あと最後に。
トリの人はステージの上でトランスこと公開チューの可能性がありますよ!ないかもよ!

ゲームマスターより

お世話になっております、上澤そらです。

まっとうなアドを出したいなぁ、と思ってたのに結局コメディ寄りです。
ウィンクルムさんのステージパフォーマンスみたいなぁあ。
でも戦闘も久々に書きたいなぁぁ…
とか思ってたらこんなことに。

正直、戦闘難易度高くないので、初心者様は勿論、中級者様、上級者様、
ただパフォーマンスしたいだけ様、誰かとキャッキャとパフォーマンスしたいだけ様、
なんか警備だと聞いていたのに、来てみたらあれぇえ!?様

みんなまとめてウェルカムです。
まったり気楽に遊んでやってください。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

信城いつき(レーゲン)

  うさ耳帽子、ポンチョ風の服装

他の演者達に声かけて襲撃の不安をとりのぞく
明るく1番手で舞台へあがる

レーゲンの弓を使った曲芸
落下したボールに当たったり、的と間違えられ服射貫かれたり。
お客が笑ってくれるよう、全力で走る転ぶ
『ちょっと待って!俺、兎じゃないっ』
終わったらステージ周辺の見回り

襲撃がきたら舞台下へ、トランスしてウィンクルである事をアピール
大丈夫だよ。物がとんでくると危ないから少し後ろに下がってくれる?(お客を敵から引き離す)

パニック起きないよう、笑顔で対応
お客に血が見えないよう、体術や身体の影に隠して攻撃
ロープで確保してからAROAに引渡す

ぐるぐるダンスはノリノリで勢いよく踊る



アイオライト・セプテンバー(白露)
  えへへ、あたしダンスちょっと得意だよ♪(一般スキル

あたし達の出番は3番目
それまでは舞台袖から他の人の見てよっと
みんなの楽しみだなー
終わったらちゃんと拍手するよ、良い子だもん

パパのデコイとあたしのナノーカを、右と左に置いて…
アヒルちゃん達と一緒に踊りまーす♪
それからパパ、ごめんね
えいっ(メロディカ・ハンマーで殴

がぁがぁがぁ♪(ぱふぱふby白露
終わったら一礼、ありがとうございましたーっ

トランスはなにかあってからにするね
あたし武器忘れちゃったから、観客の人に呼び掛けようかな
「パパのかっこいい活躍見てくださーい☆」←でも楽器

最後はネカザイルに入れて貰ってぐるぐるさせてもらおうっと
パパー肩車ー(おねだり



蒼崎 海十(フィン・ブラーシュ)
  順番:中間1

ギターで弾き語り
フィンも一緒に出るか?…凄い笑顔で断られた…
まぁ、フィンが居ると余計緊張しそうだし、警戒してくれるなら、安心か
…ってマテよ
フィンの前でまともにステージで歌うなんて初めてじゃないか?
意識したら緊張してきた
考えるな、いつも通り
いつものライブハイスと思うんだ

明るい手拍子したくなるリズムの歌を

Hey!手を叩こう
Hey!足踏みしよう

手を翳せば陽の光
見上げれば青い月

終わったらフィンと合流
舞台下(客席側)いつきさん達とは逆側で待機

敵が現れ次第、舞台上へ敵を誘導するよう動く
刀で峰打ち
流血避け

トランス化
笑顔でウィンクルムである事アピール
観客へ安心感を
最後は舞台で皆でぐるぐる回りたい



俊・ブルックス(ネカット・グラキエス)
  俺達がトリをやる
襲撃があっても曲はそのままかけててくれるよう伝えておく

両者つけひげを付け
軽快なノリの音楽に合わせて登場
両腕をぴんと伸ばし肩を上下させながら無表情で黙ってボックスステップ
どこか遠い目線で…襲撃を警戒して会場内を見ている
途中で剣を取り出し、投げられたりんごを華麗に剣でキャッチ…できるか!
「ダンス中は絶対喋らない」とのネカの方針のためツッコミできない

襲撃があったらトランスししてウィンクルムであると会場内全体に伝える
ここからは普通に喋る
すぐに舞台袖のネカの武器を取って渡す
舞台上から他の仲間の位置等を把握し
敵を包囲するのによさげな場所や移動方向を手で示す

最後に例の奴?やるしかないのか…?


●タブロスパフォーマンス人形
 客席から感じる熱気とは裏腹に、ステージ関係者や出演者達には緊張感が走っていた。
 開催日までに脅迫犯を捕まえたいところであったが、脅迫文以外のアクションもなく、遂にステージ当日を迎えることになった。

 名の知れない若手ばかりを集めたステージの参加者は10組。その内の4組は襲撃があるとわかると出場を辞退し、その4組に代わってウィンクルムがステージに立つことになった。

●集いしパフォーマー
 緊張感に包まれながらも、ウィンクルムが傍にいることもあり。出演者の楽屋は和やかな空気を見せていた。
「久々のネカザイル始動ですよっ♪」
 素人ダンスユニット・ネカザイルのパフォーマンスが出来ることに喜びを隠せないのはネカット・グラキエス。
 その優美な緑色の瞳は期待と輝きを放っている。
 ネカットの神人である俊・ブルックスはスタッフとの打ち合わせの真っ最中。
「俺達がトリをやる。襲撃があっても曲はそのままかけておいてほしい」
 そう段取りを伝えれば、そこにヒョコッとネカットも顔を出し。2人の武器を舞台袖に隠して置くように丁寧にお願いをすれば、スタッフも快くそれを了承したのだった。
 明るく元気な笑みを絶やさない神人・信城いつき。そして穏やかな笑みを絶やさない、ポブルスのレーゲンは参加者に笑顔で話しかける。
「へぇ、腹話術できるの!?凄いっ!」
 少し腹話術を披露してみる出演者に、目を丸くして驚くいつき。そんな彼を見てレーゲンも微笑む。
(流石いつき、周りと和やかに話しながら……自分も凄く楽しそう)
 いつきの笑顔とやりとりにレーゲンも愛しい視線を送る。
 不愛想な者やオドオドとした者も居たが、概ね皆和気藹々とした様相を見せた。

 ステージ慣れしている者の一人である蒼崎 海十はギターのチューニングを行っていた。
 隣でその様子を興味深そうに眺めていたのは海十の精霊であるフィン・ブラーシュ。
 そんなフィンと視線が合い、海十は声をかける。
「フィンも一緒に出るか?」
「俺は舞台はエンリョしておくよ」
 それはそれは即座に、いい笑顔で返答されれば海十はそれ以上は言えなくなり。
(まぁ、フィンが居ると余計緊張しそうだし、警戒してくれるなら安心か……)
 ギターの音色に穏やかな笑みを浮かべながら聞き入っているフィンの姿を見、思う。
 だが。
(……って、マテよ。……フィンの前でまともにステージで歌うのなんて初めてじゃないか?)
 普段インディーズバンドでボーカル&ギターを担当している海十だが、見に行きたいと言うフィンをいつも制していた。
 思わぬ場面での初披露となることに海十に初めて緊張の色が見える。
 そんな気持ちを知ってか知らずか
(海十の足を引っ張ってしまうのは嫌だし……一度じっくりステージに立つ海十を見てみたかったんだよね)
 緊張した面持ちの海十の横顔を見て。
(海十には内緒だけど)
 心の中でペロッ☆と舌を出したとか。

 そして、もう一人。ステージ慣れしている可愛らしいパフォーマーが此処にも。
「えへへ!あたしダンスちょっと得意だよ♪」
 彼女が回れば世界はキラキラと輝く……!
 可愛らしい褐色金髪エキゾチックキューティーダンサー・アイオライト・セプテンバーだ。見るからに女の子の容姿をしているが、ウィンクルムと言うことでまぁ察してください。
 神人になる前は踊り子として生活をたこともあって、アイオライトは人前で踊れるのが楽しみでしょうがない様子。
 そんな愛娘に微笑みを向けるのは、アイオライトの父代わりである白露。
 愛娘の生き生きとした姿は嬉しいことだが、今回はただのステージではない。いつ敵が襲来するかわからないのだ。
(出番が来るまでは客席に注意を向けておきましょう)
 あくまで見過ぎず、観客を白けさせないように……!
 そう思い、気を引き締める白露だった。


●第一幕・いつき
 野外ステージには近隣から訪れた老若男女200人ほどが集まっていた。
「200人と言えども結構沢山に感じられるね」
 舞台袖でそう呟くいつき。彼はうさ耳の付いた帽子をかぶり、ポンチョ風の衣装に身を包んでいる。隣にいるレーゲンは狩人を模した格好だ。
 その瞳は鋭く辺りを見回している。
「そうだね。一番最初だし、気を引き締めないと……」
 そんなレーゲンの表情を見て、いつきはついレーゲンの頬をプニッと人差し指でつついた。
「いきなり何っ!?」
 驚くレーゲンに
「僕らがこれからやるのは曲芸だよ?周りには皆が居るんだし、楽しもうっ」
 いつきが呟けば、隣にいたネカットが明るい笑顔で頷いた。
「レーゲンさん達もどうぞ安心してパフォーマンスに集中してください」
 そう胸を叩く彼に、レーゲンが笑みを返せば……いつきとレーゲンの名が呼ばれるのだった。
「いってらっしゃい」
 俊とハイタッチしつつ、二人はステージへと飛び出るのだった。

 ステージ上には板が立てかけてあり、そこには木のイラストが描かれている。
 何枚も描かれていることから、その様子はさながら森のよう。
 まず飛び出てきたのは、兎の格好をしたいつき。明るい笑顔で可愛らしく飛び跳ねる。
 2人の出し物はうっかり者の狩人ことレーゲンと、その友人役であるいつきのコメディ風の曲芸劇。
 軽快な音楽に乗って二人は姿を現す。
「ありがとう、友よ!すっかり兎の出で立ちだね」
 声を張り、レーゲンが演技をすれば
「あぁ、この姿ならば兎が仲間だと思って寄ってくるだろう!出てきたら、ちゃんと仕留めてくれよ!」
 いつきがオーバーな身振り手振りで子供にもわかりやすく伝える。
「おや、早速木の上からガサガサと音がするよ?」
 レーゲンが弓を取り出した。そして木に向かって弓を構える。
 その先には林檎を思わせる赤いボールがたくさん入った網がぶら下がり。
「おやおや、鳥がいるのかな?」
 いつきが木に近寄れば、大人も子供もその後の展開を予想し、ニヤニヤと笑う。
「えい!」
 と元気よくレーゲンが矢を射れば、その矢はボールを包む網を切り裂いた。
 ポコポコポコッッ!とそのボールがいつきの頭に降りかかる。
「イタタタタタ!何やってんだよ!」
 その声に子供達がキャッキャと笑う。
「ごめんごめん、でも美味しい林檎が手に入って良かっただろう?」
「それはそうだけど……鳥はともかく、ちゃんと兎を捕まえてくれよ!」
 まかせておけ!とばりにレーゲンがガッツポーズ。しかし
「それじゃあ、兎を誘き出しておくれ」
「あいわかった」
 いつきがぴょんぴょんと兎の振りをしてステージを跳ね回る。愛嬌ある動きに会場が和やかな雰囲気に。
「あ、遂に来たぞ、うさぎだ!えーい!」
 そう言うと、レーゲンは矢を素早く居る。その方向はいつきが居る方向で……危ない!と子供が叫べば
「うわぁ!」
 大げさに驚くいつき。矢はポンチョにブスリと刺さり、後ろの板といつきの身体を接着させる。
「おやおや、すばしっこい兎だね!」
 レーゲンは構わず連続して矢を射る。その矢はいつきを更に身動きを取れないようにさせる。
 正確な射撃に会場から沸き起こる拍手。
「ちょっと待って!俺、兎じゃないっ!」
「どれどれ、今日は兎料理でパーティーだよ!」
 いつきに近寄るレーゲンに
「勘弁してくれー!」
 と板を背に羽織ったまま会場を駆け回るいつき。その姿に見ている者達は笑みを浮かべ、喝采の拍手を送るのだった。
「良い子はマネしないでね!」
 レーゲンが笑みを見せ、ペコリとお辞儀をすれば賞賛の声が響くのだった。


●第二幕・海十
「はぁ、緊張した……」
 無事にステージを終え、レーゲンが息をつく。
「その割に堂々としていたと思うよ?」
 フィンはレーゲンに笑みをみせた。
「会場周辺を見回りながら、曲聞かせてもらうよ!」
 いつきは服装を見回りモードに変え、海十に声をかけた。
「あ、あぁ。ありがとう」
 そう言う海十はいつもとやや雰囲気が違う。それに気付いたフィンが海十にウィンクを送った。
「いつもの海十、楽しみにしてるよ」
 その言葉に海十はハッと目を見開いた。
(……そうだ。いつも通りでいいんだ。いつものライブハウスと思うんだ)
「あぁ、行ってくる」
 フィンの言葉に彼の瞳と表情が引き締まる。そして、海十はステージへ。

 バンドメンバーがいない中でのギターの弾き語りパフォーマンス。
 いつきや他の参加者が客のテンションを上げていたこともあり、ギターを鳴らせばたちまち拍手と手拍子が沸き起こる。
 海十の演奏が始まり、明るい曲、そして海十の歌声が会場を包んだ。

 ♪ Hey! 手を叩こう
 ♪ Hey! 足踏みしよう

 その歌詞に合わせるように観客達は手を叩き、リズムを取る。
 楽しそうな観客に、海十も自然に柔らかな笑みが零れる。

 ♪ 手を翻せば陽の光
 ♪ 見上げれば青い月

 海十の描く世界と曲を舞台袖で聞くフィン。
 何時敵が現れてもいいように警戒の体勢は崩さないが、やはり舞台に立つ海十へ自然と目が奪われる。
(……ああ、これはまた知らない顔だな。こんな風に活き活きと歌うのか……)
 そんな視線を送れば、舞台袖にいるフィンに向かってチラリと海十が視線を送った。
 その視線は『一緒に歌って』と言ってるようにも思え。

 ♪ Hey! 手を叩こう
 ♪ Hey! 足踏みしよう

 会場は勿論、フィンやアイオライトなど舞台袖に居る者も手を叩き笑みを浮かべる。
(よし、何度断られても、今度海十のバンドの演奏が聞きたいってお願いしよう)
 そう決意を固めるフィンの気持ち。
「聞いてくれてありがとう!また会おう!」
 そう客席に叫ぶ海十は沢山の拍手に見送られ、舞台を後にした。


●第三幕・アイオライト
 海十が戻り、フィンと合流する。
 それから間にいくらかの出演者を挟む間、白露は客席へと目を向けていた。
 隣では楽しそうにアイオライトがステージを眺める。
「見て、パパー!」
 アイオライトが指を差せばステージには三体の着ぐるみ。
 犬、キジ、猿の三体がコントに興じている姿だ。
「本当に、色んな演目がありますね」
 ステージの三体は新人ということもあってか、そこまでの笑いは取れなかったようで。
 それでもアイオライトはパチパチと舞台袖から笑顔を送る。
「……目ぼしいヤツはいたか?」
 俊がこっそりと白露に近づき問えば、白露はいいえと首を横に振る。
「やはりなかなか特徴立った人は見かけませんね。どこから来るのでしょうか……」
 2人が話していると
「パパ、そろそろ出番だよっ!」
 アイオライトが満面の笑みで白露を呼ぶ。
「あれ?白露さんもステージに立つんです?」
 ネカットが小首を傾げれば、白露自身もハテナ顔をしている。
「ほらー、パパッ。早く早くっ」
「え?ちょっと、アイ?」
 話をする間もなく白露はアイオライトにつ腕を引っ張られ、ステージへ連れていかれた。

 軽快で明るい音楽の中、アイオライトがステージに立てばそれだけで拍手が沸き起こり「可愛いー!」と歓声が飛ぶ。
 その声にニッコニコと手を振るアイオライト。そして何が起こるかわからないがひとまず笑顔を見せる白露。
 ひとまず中央に立ち、2人揃ってお辞儀。
 そしていそいそとアイオライトは可愛い二体のアヒルちゃん『アヒル特務隊「オーガ・ナノーカ」』と『アヒル特務隊「オ・トーリ・デコイ」』をセッティングした。
「これから、アヒルちゃん達と一緒に踊りまーーーーす♪」
 可愛らしいウィンクに拍手が巻き起こる、が。
「……で、私は何をすればいいのですか?」
 こっそりとした問いかけに、アイオライトは満面の笑みを返した……かと思えば。
「パパ、ごめんねっ!」
 えいやっ!と隠し持っていた鈍器で白露の頭を叩いた。
 突然のことに目を丸くする白露。
「ぱふぉーぱふぱふぱふっ!……ぱふぉ?(アイ、いきなり何をするんですかっ!……あれ?)」
 アイオライトが用意していた鈍器は「メロディカ・ハンマー」なる代物。
 このハンマーでパートナーを叩けば相手の声が一時的に楽器に変わるのだ。楽器人間の誕生である。
「あのね、それで合いの手を入れてほしいの♪」
 無邪気な笑顔を向けるアイオライトに、もはや言葉にならない白露パパ。
「えっと、パンツ持ってふりふりするのと、どっちがいい?」
「パフォ(こっちです)」  
 即答された返事を肯定の意味と読み取ったアイオライトは笑みを更に深めた。
(……どうしてこうなった……)
 と白露が肩を落とすも、もうステージは始まっている。腹を括るしかない。
「それじゃあ、ミュージックスタート!」
 アイオライトの声に合わせ、曲が変わる。
 2人の一連のやりとりもコントのように思えたのだろうか、客席は音楽に合わせ手拍子を始めた。
 音楽とその手拍子に合わせアイオライトが軽やかにステップを始めた。
 子供とは思えない程の技量とパフォーマンス。
 アイオライトが動けば金色の髪が揺れ、衣装がたなびきシャンシャンと音を奏でる。
 曲に合わせて動き踊る二匹のアヒル人形もとても可愛らしく華を添える。

 ♪ガァ ガァ ガァ♪

 声が響けばそれに合わせて白露も

 ♪ぱふ ぱふ ぱふ♪

 と音を合わせる。
 なんだかんだ言っても、可愛い愛娘のお願い。
 楽しそうに踊る姿は眩しく、観客と共に白露も自然と笑みが零れた。
 
 軽快な音楽が終わりを告げれば、嵐のような拍手が巻き起こる。
 その声に手を振るアイオライト。
「ありがとうございましたーーーっ!」
 とびっきりの笑顔のアイオライトと、アヒル含めた出演者でペコリとお辞儀をし。
 名残惜しそうなステージを後にするのであった。


●第四幕・俊
 あっという間にステージも終盤である。
 いつきやレーゲンたちが会場辺りを見回すも、やはり目立った変化はない。
 あの脅迫状は誰かのイタズラだったのでは……とスタッフ達から声が上がる。
「このまま無事に終わればいいけど……」
 ずっとステージ脇で様子を伺うフィンが呟けば、隣に居る海十も頷いた。
 アイオライトがダンスで火照った身体がクールダウンする頃、遂に最後の演目となる。
「それでは、行ってきます」
 最期の演目と出演者の名前が呼ばれた。
 ご機嫌なネカットに、ヤレヤレ顔の俊。二人共鼻の下に付け髭を装着済み。実にノリの良いイケメン達だ。
「いよいよ最後となりました!それではご覧ください、マスタッシュ・ダンス!」
 司会がそう叫びステージを降りれば、ヒョコヒョコと俊とネカットがステージの中央へ。
 軽快な音楽に身体を揺らす。
 俊は無表情でどこか遠い目をするのに対し、ネカットはニッコニコの笑みを浮かべ。彼らは音楽に合わせボックスのステップを踏む。
 両腕をピン!と伸ばし、肩を上下させながら華麗にステップを踏む様はコミカルで可愛らしく見え、客席から手拍子が自然と起こる。
 遠い目をし、やる気なく見える俊。だが、その目はしっかりと敵の襲撃に警戒をし、会場内をくまなく視界に入れていたのだった。
 そんな俊に、ネカットがリズミカルな動きでヒョコヒョコ近づき……俊の肩をポムポムッと叩く。
 オーバー気味なリアクションで首を傾げる俊。ネカットは剣と赤い林檎を見せる。そして剣を俊へと手渡した。
 パントマイムの要領で、赤い林檎を投げる仕草をするネカット。
 この剣で突き刺せばいいんだな?と仕草だけで伝える俊。息がバッチリなのは日頃のウィンクルム活動のなせる技なのか。
 
 音楽に合わせ、ネカットが林檎を投げ……ようとするも、投げない。
 その動きに俊がコケそうになる動きをすれば、子供達のキャッキャと笑う声が聞こえ。
 何度かそんなやりとりをした後、ネカットが俊の剣に向かって林檎を投げた。
 が、その剣に林檎が突き刺さることはなく、俊の頭にポコンと当たる。
 客席からは笑い声。俊は『できるかっ!』というツッコミを言葉を使わずに表現。
 ネカットは首を傾げ、『解せぬ』といった表情を浮かべた。
 それじゃあ、もう一回……とネカットが林檎を投げようと俊に向き直った。 
 その時、だった。

●襲撃
「あれ?」
 アイオライトが首をひねる。
 俊とネカットのショーにキャッキャと笑っていたアイオライトだったが、舞台袖からステージに向かって三体の着ぐるみがのしのしと歩いていった。
「あれ?さっき出ていた出演者さん達…だよね?一緒にステージに立つことになってたのかな?」
 いつきが首をひねった。
「いや、もしかして……」
 白露が呟けば、ステージ上の俊と目が合った。その目は『知らない』と訴えている。
「行きますよっ」
 ウィンクルム達は即座に動き出した。


●いぬ、きじ、さる
 突然現れた着ぐるみたち。俊とネカットに緊張が走る。
 そして犬の着ぐるみが突如、自分から着ぐるみをバリバリと引き裂いた。
 そこから現れたのは……コボルドボス。
「オマエラ、ゼンイン、ナカセタルデ!」
 コボルドボスがたどたどしく叫べば、キジと猿の着ぐるみも武器を取り出した。
「おまえら、書類選考で落としやがって……!この恨み晴らさせてもらうぜ!」
 うわぁ、逆恨みじゃん。結局ステージ立てたんだからいいじゃん!と襲撃の理由にウィンクルム達はなんとも複雑な表情。
「お願いします、コボルド先生!」
「うがが!うががー!」
 そんなやりとりに興じてる隙に、俊とネカットがサクッとトランスを済ます。一部の女子から歓喜の声が上がり。
 暴れ出そうとするコボルド達の前でもネカットは音楽に合わせ身体を揺らす。
「逆恨みも大概にしてください」
 どこか挑発的な視線と言葉に、三体が襲い掛かろうとすれば。
 レーゲンが長弓「ウェールズブリテン」の矢を敵へと発し、敵の動きを塞ぐ。
 いつきやアイオライトは観客席に飛び出し
「大丈夫だよ。物がとんでくると危ないから少し後ろに下がってくれる?」
「パパのかっこいい活躍見てくださーい☆」 
 2人の声と笑顔に、怯えた表情は消えて行く客席。

 舞台の上では白露が鮭型両手銃「トキシラズ」を構える。
 アイオライト曰く「折角の晴れの舞台なんだから、かわいい武器にしよっ」とのことだったが、実に良いチョイスだよ!
 そして海十とフィンがそれぞれに武器を構えつつも、舞台上から客席へ
「大丈夫です!俺達が必ず守ります!」
 と声を張り上げる。
 ネカットが引き付け、レーゲンが弓で敵達の動きを制し。俊は舞台袖から持ってきた武器をネカットへ渡す。
 先程からの挑発のせいか、敵はネカットを狙うのに必死なようで。
 魔法を放とうとし、立ち止まる彼に飛びかかろうとする三体の敵……だったが、海十の峰打ち、また射撃すると見せかけたフィンの攻撃に翻弄され。
 あれよあれよと白露やレーゲンにも囲まれ、三体は戦意を喪失し大人しくなり。手際よく縄で身体を縛られた三体は即座に舞台から消えて行った。

「皆さん、お騒がせしましたっ!」
 観客へフィンやいつきが笑顔を向ける。
 目の前で繰り広げられる捕り物劇すらもショーの一部であったかのように、客席からは溢れる拍手、そしてウィンクルムへの感謝と称賛の声が沸き起こるのだった。


●大団円
 客席から響く『アンコール!』の大合唱。
 その声にネカットが笑みを見せる。
「これはアンコールにお応えして……俊、行きますよ!」
「例の奴……やるしかないのか?」
 苦笑する俊だが、ネカットはノリノリで再度ステージへ登場し、最前列に踊り出す。
 それに続けとばかりに他のウィンクルム達もステージへ飛び出していく。
 アイオライトは
「パパー、肩車してー」
 と可愛くおねだりすれば、白露はその身を軽々と肩に乗せ。
「レーゲンもっ。いこっ!」
 いつきがレーゲンの手を取りステージへ。緊張した面持ちでいつきの後ろに立つレーゲン。
「……フィン」
「え?俺はステージに立ってないし……」
 海十もフィンに向かい、加わるように促すも、フィンは舞台袖から動こうとしない。
「いいからっ」
 海十はフィンをクイッと引っ張り、共にステージへと立つのだった。

「揃いましたね、それでは!」
 ネカットの号令で皆が一列に並び、ぐるんぐるんとダンスを踊る。
 音楽に合わせ、螺旋のように動く彼らの動きは戦闘時以上に息が合っているようにも思える。
 その楽しそうな表情に観客も幸せそうな笑みを向けた。

 こうして、ウィンクルムの活躍によりステージは拍手と笑顔で包まれたまま幕を閉じたのだった。 



依頼結果:成功
MVP

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 上澤そら
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル イベント
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 簡単
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 4 / 2 ~ 4
報酬 通常
リリース日 05月16日
出発日 05月23日 00:00
予定納品日 06月02日

参加者

会議室

  • [22]信城いつき

    2015/05/22-23:49 

    俺達もプラン提出したよ。みんなお疲れさま。
    襲撃対応もみんなのパフォーマンスもうまくいきますように!

    ぐるぐる回るやつも、ギリギリ書いた。みんなに合わせて頑張ってぐるぐるするよ

  • [21]蒼崎 海十

    2015/05/22-23:39 

  • [20]蒼崎 海十

    2015/05/22-23:38 

    ギリギリの書き込みとなり、申し訳ないです。
    また、色々思い込みと迷走した意見ばかり発言してしまい、反省しきりです…!

    先に書いた行動指針で、プラン提出済です。
    皆さんの舞台でのパフォーマンスが凄く楽しみです…!
    相談、誠に有難う御座いました!

    ギリギリまで待機しプラン調整いたしますので、何かあればお気軽にお声掛け下さい。
    上手く行きますように…!

  • [19]俊・ブルックス

    2015/05/22-22:03 

    こちらもプランは書けた。
    文字数の関係で、最後にグルグルできるかどうかは分からねえが…まあ客の安全が第一だよな。
    とにかくまずは相談お疲れ様。
    どんなステージになるか楽しみだな。

  • もうちょっと調整かけるけど
    結局、うちのパパはこうなりましたーー

    NEXT ウィンクルムズヒーント >>>メロディカ・ハンマー
    (背後に立ち尽くす、何かを諦めたような精霊)

    みんなのパフォーマンス楽しみぃ♪

  • [16]俊・ブルックス

    2015/05/22-06:14 

    ネカット:
    アイちゃんまとめありがとうございます。
    それでは、僭越ながら我々がトリを務めさせていただきます!
    囲い込みと客席側への対処はよろしくお願いします。
    私達は舞台上でトランスした後、私がダンスを続けながら挑発し、
    その間にシュンには舞台袖に隠しておいた武器を取って来てもらう予定です。

    一応、「曲は流し続けてもらう」とあらかじめ伝えておきますね。
    まあそうすると例の曲をBGMに戦いが起こってしまうわけなんですが…それはそれでネタになるかもしれません。
    あ、終わったら例のぐるぐるを皆で、というのも分かりました。
    私が最前列で指揮を執るということでいいです?

  • [15]蒼崎 海十

    2015/05/22-00:20 

    アイオライトさん、順番まとめ、有難う御座います!
    俺もそれで問題ないかと思います。

    こちらもフィンは舞台には立たないので、常に注意して貰って、
    俺もパフォーマンス終わったら、直ぐに合流しようと思います。

    避難に関しては、いつきさんの意見に賛成です。
    どれくらい人が居るのかにもよるとは思うのですが、
    下手に避難を誘導してパニックになるよりは、
    俺たちが守るぞ!と、安心して任せて貰えたらいいなぁと。
    流血もなるべく避けたいですよね…!
    俺とフィンもトランス化しようと思います。

    もしよければ、俊さんが提案して下さった『舞台に近付いてきたところを後ろから囲める』よう、
    俺とフィンも舞台下側で待機しておこうと思います。
    (いつきさん達と左右に別れられたら、挟み込みできるかなと)

    …的外れな事を言っていたらすみません…!

  • [14]信城いつき

    2015/05/21-22:47 

    うん順番はそれでいいと思う
    ちなみに俺は、身体はるだけのお仕事だよ(頭の上にリンゴのっける、みたいな)
    一番目だから、パフォーマンス終わったら周囲の警戒してるね。

    >避難
    逃がす事より、パニックを起こさせない事を優先した方がいいかなって思った。
    ウィンクルムがいるって分かれば、少しはおちつくと思うんで俺達もトランスするよ。

    お客へ襲いかかるのを防ぐため、舞台袖に加えて舞台下(客席側)から囲むのはどうかな
    客席側から攻撃したら、敵も客席には降りられなくなるだろうから。
    もし問題なければ、俺達が舞台下いくよ。
    必要なら、俺がお客に対して 落ち着いて後ろに下がってもらうよう指示もできるよ。


    あと老若男女のお客がいるので、今回ザクッと血がでるような攻撃は避けるつもり
    (押さえ込んだり、お客から見えない位置への攻撃とかにして)
    もちろん、倒すのが最優先だからできればだけど。
    せっかく楽しむ為にきたのに、怖いものはできるだけ見せたくないなって。

  • 勝手に順番をまとめちゃうと、

    1:信城いつき、レーゲン(弓の曲芸)
    2:蒼崎 海十(ギターで弾き語り)
    3:アイオライト・セプテンバー、白露(ダンス)
    4:ネカザイル(ヒ○ダンス)

    こんなかんじ?

    舞台袖やステージ上からってけっこう客席見渡せるんだよね-。
    お客さんのほうが狙われたら、普通にがんばって走ってけば、まにあうかな?
    避難のほうは…うーん、いい案が思い付かない。

    >舞台に近付いてきたところを後ろから囲む
    はいはーい了解でーす☆彡

    あたしもネカザイルの最後のぐるぐる、またやりたーい♪

  • [12]俊・ブルックス

    2015/05/21-07:12 

    ああ、いや、俺も先にどんな曲か言っておくべきだったな、悪かった。
    で、無理にパフォーマンスしながら戦う必要はないかなと思ってる。
    観客もいるし、まずはそっちの安全が最優先だろ。

    あ、そうだ。俺達がトリをやるとして、途中で襲撃にあったら
    『曲はかけ続けたままトランス、ウィンクルムだと敵に分からせて踊りながら囮&挑発』
    踊りながら戦うのは無理でも、こういう感じならいけなくはないかなと思った。
    で、他の皆は舞台袖等で控えている…のでいいのか?
    舞台に近付いてきたところを後ろから囲む、とかどうかなって提案だ。

    あ、あと客の避難のことも考えないといけないか?
    そっちはまた考えてみる。

  • [11]蒼崎 海十

    2015/05/20-21:36 

    ネカザイルは全国レベルですよ!(←TV超観てた人
    ○ゲダンスですね、わかります。

    俺も曲調を考えず発言してしまい、申し訳ないです…!

    えーっと、その曲でもやりようによっては…と思いました。
    コメデイな雰囲気にはなりますが、舞台袖に控えていた皆で曲に合わせて登場、
    踊りながら向かい撃てば、敵も多少虚をつかれるでしょうし、
    お客さんもショーの演出だって思ってくれそうです。
    俺達がマントゥール教団員を抑えて、コボルドボスを上手く舞台上に誘導し、
    ネカットさんの魔法でずばっと。

    あわよくば、最後は皆で例のネカザイルのアレとか出来たら美味しいとか…
    (完全にPLの暴走妄想です、すみません…!)

  • ゆけゆけネカザイル♪

    >ネカさん
    ヘ(^m^ヘ)(ノ^m^)ノヘ(^m^ヘ)(ノ^m^)ノ
    これだっ(わかりにくい

    その曲って、果物投げて剣に突き刺すパフォーマンスがあったから、そういうふうにすれば…
    と思ったけど、ネカさんエンドウイザードだね。うーん。

    じゃ、あたしとパパが舞台に立つとするとしたら中間2かな?
    やっちゃうけどー☆彡
    ダンスするよっ パパは決めてないけど
    とりあえず鮭銃持っていくことだけは決まり

  • [9]信城いつき

    2015/05/20-08:52 

    レーゲン:
    >曲
    (曲聞いて)あぁその曲か
    アップテンポなダンスと勝手に思い込んでよ、ごめん

    その曲だと……確かに殺陣とかはちょっと違うね
    いつきの提案は無かったことにしてもらえるかな(ころころ変わってごめんね)

  • [8]俊・ブルックス

    2015/05/20-05:52 

    で、伝説!?なんか妙な話になってるがただの素人ダンスユニットだぞ!?
    ま、まあともかく、最後まで見たいと言ってくれるのはありがたいが…
    本当に最後まで見たいなら順番を変えるのが一番確実だとは思うが、
    曲に合わせて殺陣のように戦う、か…成功するかは分からんが、
    スタッフは襲撃があると知ってるみたいだから「襲撃があっても曲はそのまま」って
    あらかじめ伝えておけばそこは行けると思うんだ。でもなぁ…

    …その、曲がな…これなんだよ

    ネカット:
    これです~♪
    (つけひげを付け軽快なノリの曲に合わせてボックスステップを踏む)

    俊:
    ……行けると思うか?
    まあもしあれなら、書き込み順に従って「中間2」に変わることも考えてる。

  • [7]蒼崎 海十

    2015/05/20-01:13 

    いつきさんに倣い、書き込み順に従って問題なければ、俺は「中間1」の順番でやらせて頂こうと思います。

    俺も伝説のネカザイル、最後まで見たいです…!(拳ぐっ

    お客さんがパニックを起こさないよう、「演出のひとつに見せかける」のがベストかなぁと個人的には思いました。
    その場合は、舞台上のネカットさんと俊さんに、演技して貰って…
    (「出たな! 悪の組織め!」みたいな演出)
    俺たちも正義の味方風に登場し、いつきさんのご提案のように、
    「曲に会わせて、みんな殺陣みたいな動きで倒し」迅速に場を収められたらなと。
    捕縛した敵は俺たちで連れて行って、ネカザイルのお二人には最後まで踊って欲しいです。

    俺の意見はこんなカンジです。

  • [6]信城いつき

    2015/05/20-01:00 

    ところで、教団員が現れたらどう動こうか?
    「トリは途中で中断の可能性がー」とあるけど、俺 ネカザイル最後まで見たい!

    ・敵が舞台に上がる前に倒す
    ・乱入されたら、みんなでさっさと倒して、続きを踊ってもらう
    ・曲に会わせて、みんな殺陣みたいな動きで倒していく(演出のひとつに見せかける)
    できるかどうかは別として(……特に最後のは)思いついたのを書いてみた。

  • [5]信城いつき

    2015/05/20-00:45 

    こんばんは!信城いつきと相棒のレーゲンだよ。

    PGのレーゲンがいるので、俺達は弓の曲芸をコメディ風にやろうと思ってるんだ。
    教団員が現れても、初めから弓もちだからすぐに動けるし。
    特に希望が無ければ、順番は書込み順にしたがって最初でいくよ。どうぞよろしくね!

  • [4]蒼崎 海十

    2015/05/19-22:03 

    蒼崎海十です。パートナーはフィン。
    皆様、宜しくお願いいたします!

    俺はギターで弾き語りでも…と思ってます。
    もし需要があるなら合同も歓迎いたします。
    フィンは「俺は舞台とかちょっと…」とか言ってるんで、警戒役をしてるかと。
    順番は何所でも大丈夫です。

  • [3]俊・ブルックス

    2015/05/19-12:51 

    ネカット:
    パフォーマンスと聞いて!
    久々にネカザイル始動ですね!
    あ、すみません、挨拶がまだでした。エンドウィザードのネカットです。
    パートナーはこちらのシュン。
    皆さんよろしくお願いしますね。

    さて、パフォーマンスですが、私達はダンスユニットらしくダンスをしようと思っています。
    順番はできればトリがいいなーって思いますが、他に希望者がいればどこでも構いません。

  • アイオライト・セプテンバーとパパだよー
    今回もよろしくおねがいしまーすっ

    さーてと
    順番とか、どする?


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