


「よっす、お前ら!よく来たな」
A.R.O.A.職員の男がニカッと明るい笑顔を浮かべつつ片手を上げて軽快な挨拶でウィンクルム達を出迎える。
「今回の依頼なんだが……ある鐘つき台に入り込んだデミ・オーガを討伐して欲しい。大至急な?」
場所はタブロス近隣の小さな村で、車で1時間ほどの場所にある。
古くから建っている石造りの鐘つき台を名所としている。
その鐘つき台にデミ・オーガが潜り込んでしまったようだ。
「簡単じゃないか、鐘つき台ごと壊して追い出したらいいんじゃないのか?」
「ところがどっこい、そうはいかない……今回の依頼人からある『お願い』が来てる」
ある精霊の一言に職員が待ったをかける。
実はこの石造りの鐘つき台にはある逸話があり、
『一番星が輝く中で夕方の鐘が響いている間に、将来を約束すると一生結ばれる』
という伝承があるそうだ。
それ故に一番星が見えやすいシーズンになると観光客が増えるらしく、
老朽化の進んできた鐘つき台を近日中に取り壊して新築するそうだ。
……しかし、デミ・オーガが入り込んだことで鐘つきを行うことが出来なくなっている。
「……今回の依頼人は、その鐘つきの男なんだが……どうしても取り壊す前に鳴らしたいそうだ。
愛する奥さんにプロポーズしたときに鳴らした、あの鐘を……な」
男は伝承通りに一番星の下で鐘の音を聞きながらプロポーズして結ばれたそうだ、
『取り壊し前にもう一度奥さんに鐘の音を聞かせたい』という要望を出している。
「今、この鐘つきはその男しかいないようでな……代わりに鐘を突いてやるのも一興かもな?
……で、お前らの今回の対戦相手の発表だ」
鐘つき台に入り込んだのはデミ・ゴブリン3体。
ボロボロの鎧を身にまとい、錆びた剣を片手に鐘つき台の周りを壊しまわってるらしい。
幸い、鐘のある最上階の扉は依頼人である鐘つきの男が鍵をかけて管理しているため侵入されていないようだが、
鐘つき台が老朽化していることもあり扉を壊されるのも時間の問題だという。
村から500mほど離れた場所に鐘つき台があり、村で作戦を立ててから向かうことができそうだ。
鐘つき台は石造りで全長20mほどの高さ、一階部分に物置と休憩用の簡素なテーブルと丸太の椅子が3つ、
入口から入って正面の奥に鐘つき台へ向かうためのらせん階段があるという。
「村の観光名所でもある鐘だ、数日間だけでも鐘の音が聞こえないだけで観光客も減ってるし、
村人も調子が狂っちまって困ってる奴が増えてるそうだ……っつー訳で、急いであの鐘を鳴らしてきてくれ!」
職員は爽やかな笑顔にウィンクと力強く立てた親指を見せてウィンクルム達を送り出した。


成功条件:
鐘つき台の解放およびデミ・ゴブリン討伐
失敗条件:
鐘つき台の破壊、デミ・ゴブリンの討伐失敗
鐘つき台について:
鐘つき台は取り壊し予定ですが、名物の鐘は村の中に一時的に移転予定のため
そのまま破壊してしまうと、この鐘も壊れて使えなくなります。
鐘のある部屋に入るためには、依頼人である管理者から鍵を借りる必要があります。
デミ・ゴブリンについて:
全部で3体、どこからか拾ってきた錆びた剣とボロボロの防具を身に付けています。
鐘つき台の一階部分や周辺に彷徨いてるようですが、
村までは入ってこようとしている様子は今のところありません。
鐘のある部屋へ向かうための階段の扉は何度か壊そうとしているようで
扉が破壊されてしまうのも時間の問題のようです。
依頼人の要望について:
シナリオの成功・失敗には直接関係ありません。
しかし鐘つき台の鐘を鳴らすことが出来たら
依頼人の男が喜ぶことは間違いないでしょう。
本作品よりゲームマスターとなりました木乃(きの)です。
男性PC向けシナリオは今回が初となります、よろしくお願いいたします。
某御大の名曲が元ネタではないのであしからず……(ブルブル)
今回は簡単な討伐シナリオとなっております。
私のアドベンチャーシナリオは基本的に、相談必須でお願いします。
なかなか会議に出られない方でも意思表示するだけ会議のスムーズさが変わりますよ。
ハピネスも今後公開させて頂く予定です。
プランはキャラ口調かセリフを入れて頂けますと、反映する場合がございます。
ぜひ盛り込んでみてください。
それでは皆様のご参加をお待ちしております。


◆アクション・プラン
セイヤ・ツァーリス(エリクシア)
|
よ、よろしくお願いしますっ 初めに本部から資料と通信機を借りられればと思うな。 無理な場合を考えて笛は用意しておきたいな。 …えと、僕は偵察班に志願する、です。 周囲の状況とか、鐘つき台の状態とかがわかればいいな。 皆と合流する前に見つからないようにしないとね。 もし合流する前に見つかっちゃったらその場対応しかないけど、なるべく物影に隠れてれば大丈夫かな。 もし鐘つき台の中にデミゴブリンさんがいるようなら、石をぶつけるか大きな音をたてるかでおびき出してみるよ。 なにより鐘のある部屋の扉の前で戦わないようにしないとね。 ※緊張したりエリクシアや家族以外の年上を前にすると「~、です」というぎこちない敬語になります。 |
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心情 鐘だかなんだかにはさして興味はない 僕は奴等を……オーガ共を殺せればそれで良いんだ 一匹だって、逃してやるものか! 携行品 通信機、笛 行動 本部出発前に過去の資料が見られるようなら閲覧しておき相手の知性・戦闘パターン等を頭に入れておく 不可能な様なら行わない 村で二手に分かれて行動 自分は偵察に 鐘つき台に向い敵の位置・見える範囲での数等を確認する 確認した事は通信機で他のメンバーに伝える 通信機が使えなかったら笛を 合流した後戦闘へ 戦闘中は敵の死角になる位置で戦う 必要ならトランス状態に入る 細かい作戦は他のメンバーの言うとおりに 戦闘後は村に戻り依頼人へ報告をする 戻る途中に鐘が聞こえたら小声で一言 「……良い音だな」 |
|
矛盾がある場合他の人のプランに合わせる 用意する物:通信機・笛・袋(現地で石や砂を入れる) 本部から借りれるならゴブリンについての資料 村組と偵察組に分かれる。おっさん達は村組 ・鍵を借りる ・資料を見つつ作戦の確認 偵察組から合図(通信or笛の音)がきたら合流し情報共有 ■戦闘 敵が全て外にいた場合外で 全て中にいた場合外に誘い出す 内外にいた場合外を倒した後内を誘い出す やむおえず中で戦う場合、階段の扉を壊さないよう注意 背にして守る 不意打ち可能なら狙う 誘い出しは石を投げる・音を立てる等 敵に砂を投げて目くらまし ■後 鐘を鳴らし、村へ帰還し報告 将来を約束すると一生結ばれる、ねぇ…(ちらっとイルドを見る) なんでもな~い |
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装備:通信機、笛、デミ・ゴブリン資料(事前にA.R.O.A.本部で閲覧・メモ) ―初めての依頼、緊張するなぁ 村に着く間に、調べておいた資料で敵の情報を共有しておこう 仲間を呼ぶ知能の有無、習性… 村に着いたら、管理者から鍵を借りる ―絶対にもう一度、鐘の音を皆さんに聴かせますね 作戦を立てて偵察組に合流、何かあったら通信機か笛使用 戦闘は極力屋外で 内部で戦闘の場合外に誘導、不可能なら扉を背にして壊されないように 身を守りつつ、他の人が攻撃する隙を作りたい そうだ、もし内部に居るなら罠でも張ってみよう ―ヒロハ君、その本で罠を張ってみない? ―無事に終わったよ、って鐘を鳴らそうよ。 折角の名物、俺も聴いてみたいんだ |
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あの鐘、取り壊されちゃうんだろうね。さびしいモンだ。 でも、まずデミ・ゴブリンとやらを倒すしかないねぇ。 作戦立案組。 最初デミ・ゴブリンとやらの特徴や体格、弱点をA.R.O.A本部か、図書館で調べる。 それがわかったら、偵察組から通信機か笛の合図があるまで、ヤツらを倒す方法を考案。 偵察組の報告によるけど、デミ・ゴブリンとやらが全員外にいたら、その場で倒す。 1~2匹でも中にいたら、石を投げつけ、ヤツらをなるべく外に誘い出す。 戦闘は琥珀ちゃん任せ。 その隙にヤツの背後に回り、後頭部を石で打つのさ。 ヤツのボロボロの剣を奪って、残りへ反撃開始さ。 持ち物:通信機、笛、鋭く尖った石 台詞 「そんなにカッカしなさんな」 |
◆助っ人参上!
依頼を受けたウィンクルム一行。
のどかな村でデミ・オーガが暴れているせいか村はどことなく寂しげな様子だった。
依頼人である鐘つき台の男に鍵を借りようとスウィンとイルド、ヒズカ・ストラトスとヒロハ・ゲイザーが依頼人の家まで訪れた。
「あんたらが、ウィンクルムか?こんな事態じゃなかったらもてなす所だが……」
依頼人は強面の大男だったが気が弱いのか、背中を丸めている姿がどこか頼りない感じの男だった。
ただ、言葉の節々に優しさを感じられどこか憎めない印象だ。
「いやぁ、お気遣いなく」
「俺たちも鐘が奪還できるように頑張るから」
スウィンのへらっとした笑顔とヒズカの穏やかな笑顔を見ても、男は不安げだった。
「あら、こんにちは」
家の奥から顔を出したのは長い黒髪の美女だった、穏やかな笑みを浮かべているこの女性が依頼人の妻らしい。
「ごめんなさいね、主人が無茶なお願いをしたようで」
「アンタだって、ホントは聴きたいんじゃねぇの?」
イルドが横から会話に入る。
「……今日は結婚記念日なの、鐘も聞けたら嬉しいけど……なんてね」
皆さん、どうか主人に力を貸して下さい……依頼人の妻はそう言って頭を下げた。
鍵を受け取ったスウィン達は作戦会議を行うべく村の酒場へと向かった。
◆哨戒
一方、神木悠夜とヴェルデ・ヴィオーラ、セイヤ・ツァーリスとエリクシアは鐘つき台へと向かっていた。
もちろんこの2組だけで戦うわけではない、先行してデミ・ゴブリンの状況を伺うためだ。
「セイヤ様、危なくなりましたらすぐに隠れて下さい」
「う、うん」
エリクシアはセイヤが緊張しているのを感じて心配そうに見つめる。
「遊びに来ているのではないのだぞ、すぐ動けるようにしていろ」
「怖い顔しちゃダメよ、余計に固まってるじゃない?」
悠夜はセイヤを一瞥して冷たく言い放つがヴィオーラは悠夜をたしなめる。
「お前も偵察中は無駄にでかい図体を隠しておけよ、見つかっても面倒だ」
悠夜はヴィオーラを見つめながら歩いていると、突然地面に衝突した。
足元を見ると木の根っこにつまづいたようだ。
「なんでこんな目に……」
「だ、大丈夫?」
悠夜は吹っ飛んだ眼鏡を探し始める、セイヤもなぜかつられてオロオロし始める。
「眼鏡はこちらに……おや」
「あら」
眼鏡を拾ったエリクシアとヴィオーラは気配を察知してセイヤ達を抱え茂みに隠れる。
「な、なにを」
「しーっ」
ヴィオーラ達が隠れた茂みとは別の茂みがガサガサと騒がしくなり始めた。
「ゴブゴブッ?」
現れたのは子供くらいの小さな鬼で、ボロボロの鎧に錆びた剣を持っていた。
そして頭からは小さな角……その姿は紛れもなく、デミ・ゴブリンだ。
しかし、茂みから出てきたのは2体。
「外にいるのは2体だけでしょうか?」
「エ、エリク……」
エリクシアが茂みからデミ・ゴブリンの様子を伺う。
セイヤは顔を青くしながら小さく震えてエリクシアの服を掴む。
デミ・ゴブリンは辺りを見回してから、鐘つき台の方へと走っていった。
どうやら悠夜達の声を聞きつけて来たようだが精霊の直感で見つからずに済んだようだ。
「連絡しないと、だね」
「解っている、しかも鐘つき台に向かったとなると3体ともあの内部にいることになるかもな」
悠夜はエリクシアからメガネを受け取り通信機の電源を入れる、
電波が通じるのを確認して酒場にいる仲間に連絡をとり始めた。
◆作戦会議
再び村内。
酒場には鹿鳴館・リュウ・凛玖義と琥珀・アンブラーが待っていた。
凛玖義は本部から借りた資料に目を通しており、
琥珀は酒場のおばちゃんがくれたのか窯焼きパンをもぐもぐと食べていた。
「おう、待ちくたびれてビールでも頼もうかと思っちゃったよぉ」
「りく、ビールっておいしい?」
なんともマイペースなウィンクルムである、近くの空いていた席から椅子を借りて卓を囲む。
「鍵は快く貸してくれたよ」
スウィンは朗らかな笑みを浮かべながら余っていた資料に目を通し始める。
ヒズカも残っていた資料に目を通し始める。
ヒロハは、ヒズカの読む資料を横から面白いモノを見ようとするように覗き込む。
「それにしても、ゴブリン共はなんで鐘つき台に纏わりついてんだ?」
イルドはスウィンの横に乱暴に座りながら頬杖をつく。
「さぁね、デミ・オーガの考えることなんて解んないさ」
「ふむ……どうやら、犬の知性と同じくらいかな?」
凛玖義がおどけているとヒズカが読んでいた資料を見てぼそりと呟く。
「いぬ?じゃあ頭よくない?」
「かもね、逆に言うと挑発したらすぐ乗ってくるさ」
首をかしげる琥珀にヒロハが頬に手を当てて微笑む。
「へぇ~、そうなると……」
スウィンが口を開こうとした時、ポケットからザザッとノイズ音がした。
「よかった、繋がったね」
ヒズカも通信機に気をかけていたので自身の通信機のノイズ音に気づけた。
『聞こえるか?そちらはどうだ』
スウィンの通信機からは悠夜の声が聞こえた。
「お疲れちゃん、そっちはどうよ?」
『デミ・ゴブリン2体を確認した。鐘つき台へと向かったぞ』
スウィンが労いつつおどけて悠夜との通信に応対し始める。
『ど、どうしよう』
「大丈夫だよ、まずデミ・ゴブリンの情報を教えるよ」
ヒズカの通信機からはセイヤの不安げな声が聞こえてきた、ヒズカは励ますように明るい口調で応答する。
『どんな感じだ?』
「頭の良さは犬程度みたいだねぇ、デミ化が一番確認されてるようで資料の選別には骨が折れたよ。
元のゴブリンもそんなに強くないから脅威度は少ないけど、凶暴化してるから注意は必要みたいよ?」
悠夜の問いに凛玖義がスウィンの通信機に割り込んでいく。
本部から全員が持ってきた資料を読んでいた時間が凛玖義は一番長かったのである程度分析できたようだ。
『やはりそれくらいか』
『じゃあ挑発にはすぐに怒り出しちゃいそうね』
『逆に少数で怒らせると危険でしょう、こちらも注意が必要です』
ヴィオーラとエリクシアも横で通信機に耳を傾けているようだ。
「今から作戦立てちゃうから、もうちょい様子見ててちょうだいよ?」
『言われるまでもない、なにかあったらすぐ連絡する』
凛玖義のおどけた態度に悠夜はぴしゃりと返答して2個の通信機は切られた。
「どうすんだ?鐘つき台の方に行っちまったんだろ?」
イルドは眉間にシワを寄せて腕組みする。
室内には鐘のある部屋へ続く階段がある、その近くで戦闘をすることを懸念しているようだ。
「……そうだ!ヒロハくんマジックブック持ってるよね?」
「持ってるよ」
「その本で罠を張ってみない?」
ヒロハは懐からマジックブックを片手にもち、ひらひらと動かす。
「なにするの?」
「あれでノックして誘き寄せるのさ。室内での戦闘は避けたいからね」
首をかしげる琥珀にヒズカが解りやすく説明する、へーと感心したように琥珀が頷く。
「石でも投げようと思ったけど、全員で投げたら先に入口を壊しそうだもんねぇ」
「取り壊す前に壊しちゃったら依頼人に怒られそうだ」
ポリポリと頭を掻くスウィンと対照に、あっはっはと笑い声を上げる凛玖義。
「んと、本でコンコンして、ゴブリン外に出す?」
「そういうこと、あとは偵察がどういう状況なのか」
ザザッ……
『た、大変……早く来て!』
ヒズカの通信機からセイヤの声が聞こえた、慌てている様子が声だけでも伝わってくる。
「どうしたの?」
『か、鐘つき台の中から、ドンドンって大きな音が!』
ヒロハが優しく諭すように声をかける、
セイヤ達は鐘つき台の中でなにかを叩くような音が聞こえ始めたらしい。
「まずいんじゃねぇか?!鐘つき部屋に行く扉を壊し始めたかもしれねぇぞ」
「誘き出すのはヒズカの案でいいでしょ、聞こえてないなら石でもぶつけちゃおう」
イルドはセイヤの声を聞いて焦りを感じロングソードに手を伸ばす。
凛玖義もやれやれといった感じですぐに出られるように準備をし始める。
「おっさん応援してるからしっかりやれよぉ、若者」
「はく、がんばるっ。りくみててね!」
凛玖義達が先に鐘つき台へ向かう中、ヒズカは一人表情をこわばらせていた。
(いよいよ、始まるのか)
「……ねぇ、ヒズカ」
とんとんと肩を叩くヒロハの方に顔を向けたヒズカ、その瞬間
ぷにっ。
ヒロハの指先にヒズカの頬があたる。
「な」
「そんなに緊張してると動けないよ?リラックスして」
クスリとヒロハは笑みを浮かべて先に酒場を出て行った、ヒロハなりにカズヒを落ち着かせようとしたのだ。
「……よし、行こう」
ヒロハの気遣いに気づいたヒズカは決意を胸に、スウィン達と鐘つき台へ向かった。
◆焦燥
ガンッ!ガンッ!ガンッ!!
茂みの中を通って道なりに沿って鐘つき台の近くまでやってきたセイヤ達。
鐘つき台の前までデミ・ゴブリン達を尾行することができたものの、動向を伺っていると中から鈍い音が響いてきた。
ガンッ!ガンッ!ガガンッ!!
「まずいわね、鐘のある部屋まで突っ込んでく気かしら?」
ヴィオーラは悩ましげに眉を顰め、鐘つき台の入口の扉を見つめる。
森の開けた場所に建てられた鐘つき台3階建てのビルと同じくらいの高さで石造りの塔のよう。
中にいるデミ・ゴブリンとウィンクルム全員が入りきる大きさはありそうだ。
外観は荒削りの白いレンガの北欧風の建造物だが、
老朽化が進んで所々に亀裂が入っており、強力な一撃を加えたら半壊させてしまうだろう。
「連絡したけど、どれ位で着くか解らないよ?」
ゴブリンが暴れだしていることにあわあわと動揺するセイヤ。
「好き放題して……すぐにでも殺してやりたいところだが」
「私達4人だけでは押し負けるでしょう、味方はすぐに来ます」
焦りを押さえ込もうと奥歯をギリッと鳴らす悠夜、エリクシアが冷静に状況を判断する。
「でも、このままじゃ扉が!」
「そうだ、意識をこちらに引きつけた方がいい」
セイヤと悠夜は足元にあった石を拾い上げる。
「ゆーちゃん!焦ってもしょうがないわよ」
「セイヤ様、もう少しだけ辛抱して頂けますか」
焦る神人達を精霊がどうにかなだめようとする、そこへ。
「あらら、痴話喧嘩か?」
スウィンだった、足の速い彼はここまで一気に駆け抜けてきたようで額にじんわりと汗が。
セイヤ達の様子を見て面白そうにニヤリと笑みを浮かべる。
「痴話喧嘩ではない、状況は解っているだろう」
ジロッと悠夜はスウィンを睨みつけ、鐘つき台を指さす。
鐘つき台の中からは、断続的に硬いものを叩く音が響いている。
「おー、大暴れしてるみたいじゃないの」
凛玖義達も続々と駆けつけ、ようやく5組のウィンクルムがそろい踏みとなった。
「建物の横に回り込もう、ヒロハくんのマジックブックで扉を叩く。出てきたところで戦闘開始だね」
ヒズカの提案にセイヤ達も頷くと、それぞれ鐘つき台の両側に隠れる。
いよいよ作戦開始だ。
◆お仕置きの時間だ!
コンコンコン、コンコンコン。
「ゴブ?」
鐘つき台の中で鍵のかかった扉を錆びた剣で殴っていた3体のデミ・ゴブリンが後ろから叩く音に気づき手を止める。
コンコンコン。
1体のデミ・ゴブリンは音が気になり扉を開く、そこには一冊の分厚い本が落ちていた。
「?」
拾い上げようとした、その時。
デミ・ゴブリンは本に鼻先を噛み付かれた。
「ゴブゥ!?」
デミ・ゴブリン達は確認しようと、外へ出てきた。
『燃え上がれ炎』
『Insieme la vittoria≪共に勝利を≫』
『活きがれ! 生命の血潮!』
『絆の誓いを貴方に』
『はじめようか』
神人達がインスパイア・スペルを唱え精霊の頬に口づけし、トランス状態に入る。
(はぁ、はぁ……発作が、酷くなってきちゃった。でも頑張らないとっ)
セイヤはドキドキと騒がしい胸を押さえる、トランス状態になるためとは言え彼にはまだ刺激が強すぎるようだ。
「ハハッ、驚いたでしょ?」
ヒロハはまんまとゴブリンが罠にかかったのを見てクスクスと笑う。
「まずは俺様から行かせてもらうよ?」
スウィンが身を潜めている間に集めていた砂を投げつける。
1体のデミ・ゴブリンは視界を奪われて、目を押さえてジタバタと暴れて転倒する。
「いけ、アイツらを殺せ」
「はいはい、見てらっしゃいな!」
続いてヴィオーラが悠夜の指示を受けて前に飛び出し、手近なデミ・ゴブリンに双剣を突き立てる。
ボロボロになっているとは言え、まだ鎧として機能しているようだ。
デミ・ゴブリンは醜い悲鳴を上げる。
「エ、エリク!」
「セイヤ様を傷つけはさせません」
いつもの穏やかさは形を潜め、エリクシアの瞳にはセイヤを護るという強い意志を感じられる。
マジックブックの不意打ちで悶絶しているゴブリンめがけて飛び込むが、狙いを違えて双剣は空を切る。
(ここからは……死角に回り込むのは難しいか)
悠夜は死角から攻撃しようと考えたが、開けた場所の上に遮蔽物がデミ・ゴブリンの後ろにある扉くらいしかないのを見て、茂みの中から様子を伺う。
「今がチャンスじゃない?」
凛玖義は隠れている間に拾った石を手にデミ・ゴブリンの背後を突こうと前へ出る。
しかし彼の攻撃は空振り、追い討ちをかける様に『3つの誤算』もあった。
「あぁっ!りくぅ!」
第一の誤算は琥珀の方が遅かったのだ、彼の慢心による誤算は自らの危機を呼び込むことになった。
「そろそろオレの本を返してもらおうかな?」
ドアをノックした正体であるマジックブックをヒロハはそのまま宙に浮かせて、
マジックブックの角でゴブリンの鼻を殴打する。
デミ・ゴブリンは噛み付きと殴打を受けた鼻から血を出して悶絶する。
「り、りく……ゴブリン、鎧のついてないとこ」
凛玖義の第二の誤算は、琥珀はパニック状態になったことだ。
凛玖義の予想外に速い行動をみて『鎧の隙間を突ける場所を探せばいい』のか、
『凛玖義を守る行動に出ればいい』のか迷ってしまったのだ。
琥珀の優れた直感は、パニック状態で良い判断を出すことができず身動きが取れなかった。
「ちっ、めんどくせー……」
イルドは苦虫を噛み潰したような表情を浮かべ大剣を構える。
デミ・ゴブリンのいる位置が鐘つき台に近すぎたからだ、もう少し離れていたら彼の大剣は猛威を振るうことができただろう。
スウィンに目潰しされたゴブリンに向けて大剣を振り上げる。
大剣はボロボロの鎧をかち割り、強烈な一撃を与えた。
「ぼ、僕だって……やれる、です!」
セイヤはイルドの一撃を見て、緊張と恐怖で綯交ぜになる気持ちを抑えて剣を構える。
エリクシアの援護をしようと意を決して突撃していく、
躊躇いもあったのかイルドのような強烈な一撃には遠く及ばなかったがデミ・ゴブリンに僅かながらダメージを与える。
すぐに行動できるデミ・ゴブリンは、ヴィオーラの攻撃した1体のみだった。
デミ・ゴブリンは後ずさり周りを見る。
目の前にいるコイツより弱そうな奴はいないか?と。
そして、その目に留まる位置にいたのが第三の誤算だった。凛玖義である。
武器も持たず、防具はローブのみ。
そして図らずしもデミ・ゴブリン3体の間を陣取っている、もはや猛獣の檻の中に放り込まれた餌も同然だ。
資料だけでは読み取れない部分だっただけに、彼の誤算は致命的だった。
デミ・ゴブリンは下卑た笑みを浮かべ、錆びた剣を凛玖義の背に振りかぶる。
「ガハァッ?!」
「りくぅ!!」
不意打ちを受けた凛玖義を見て、琥珀は目を見開く。
切りつけられた背中から鮮血が流れ出す。
そうこうしている間に、残る2体も体勢を持ち直してきた。
「あらま、ここは無理せず任せときましょ」
一際動きの早かったスウィンが凛玖義の襟を掴んで、デミ・ゴブリンから引き離していく。
凛玖義の方が少し体が大きく、スウィンも力強くはないため救出に苦戦する。
「あたしも本気出してくわよ♪」
一気に勝負をつけようとアルペジオを発動したヴィオーラ。
先ほどと同じデミ・ゴブリンに跳ねるように間合いを詰め肌が擦れ合うほどの至近距離に飛び込んでいく。
まず腹部に蹴りを一撃、そして振り抜くように右のダガーで一撃、背を向けたところで振り返るように左のダガーで刺し貫く。
華麗に決めたところで、デミ・ゴブリンは吹っ飛ばされて木に強かに打ち付けられて倒れる。
「セイヤ様、危険です。お下がりください」
エリクシアは前に出てきたセイヤを守ろうと間に割って入り、攻撃を仕掛ける。
素早い連撃が、デミ・ゴブリンの肉体に傷を増やし確実に体力を奪っていく。
(あと少しなんだ、ここで、僕の手で……!!)
茂みに隠れていた悠夜が剣を構えて飛び出す、狙うはセイヤの近くにいるデミ・ゴブリンだ。
憎悪のこもる瞳がデミ・ゴブリンに狙いを定め剣を突きたてに行く。
しかし、寸でのところを錆びた剣で受け流され一撃を入れ損ねる。
「イテテ……はくぅ!俺のことはいい、とっととやっちまいなさい!」
背中の痛みをこらえて、パニックになる琥珀に向けて凛玖義が指示を出す。
「……!う、うんっ、はく、まけない!」
琥珀はハッとしてメイスを構え直す。
「ヒロハくん、救出の援護を!」
「しょうがないね、全く」
ヒズカの指示を受けてヒロハはマジックブックを開き、詠唱する。
薄桃色のようにも、薄紫のようにも見えるオーラを手に収束させ、ヒロハはデミ・ゴブリンに狙いを定め放つ。
オーラの当たったデミ・ゴブリンはフラフラと武器を振り回し始める。
「こいつ、倒す……! はく……まけない!!」
気を取り直した琥珀が混乱しているデミ・ゴブリンに向かって一直線に走る。
「やぁぁぁぁぁっ!!」
渾身のフルスイングが、デミ・ゴブリンの鎧を粉砕する。
そのままデミ・ゴブリンの脇腹にメイスが食い込みバキバキと鈍い音が響く。
琥珀の放った一撃は、トドメを差すには十分な一撃だった。
「残りはコイツだけだな」
イルドの一撃で瀕死状態のデミ・ゴブリンは逃げようと茂みに向かって這っていこうとする。
「逃がすかよ、くらいやがれ!」
大剣を最上段に構えたイルドが、デミ・ゴブリンに容赦なく振り下ろしていく。
もはや逃げるのに精一杯だったデミ・ゴブリンは一刀両断され逃亡も叶わなかった。
◆あの鐘の音を、もう一度
「僕は鐘に興味はない、依頼人に報告してくる」
悠夜はそう言い放つと村の方へと歩いて行った、慌ててヴィオーラもついて行く。
凛玖義も手当してもらおうと琥珀に肩を貸してもらいながら、村の診療所へと連れて行ってもらった。
残ったセイヤ達は鐘つき台に入った。
入口から入った部屋はデミ・ゴブリンが暴れた跡が生々しく残っており、椅子やテーブルも無残に壊され
鐘つき部屋に入るための扉ももう少し遅かったら、壊されていたかもしれない。
扉に入ると螺旋階段になっており、ヒズカ達は階段を登って鐘つき部屋に入る。
中には全部で3つの鐘が吊るされていた、鳴らすには繋がれた紐を引く。
時刻は夕方、まもなく一番星が見える時間。
「無事に終わったよって、鐘を鳴らそう。折角の名物、俺も聴いてみたいんだ」
「へぇ、結構キレイだね」
ヒズカとヒロハは興味深く鐘を見つめていた。
「じゃあ、エリク」
「ええ、一緒に鳴らせましょう」
エリクシアとセイヤが一緒に紐を掴み、引き下げる。
リンゴーン、リンゴーン、リンゴーン……
それは荘厳で力強く、繊細で幻想的な音だった。
教会の鐘を彷彿とさせる造りだったのも相まって、福音を告げる鐘のようだ。
眺めていたスウィンはイルドを横目で見る。
イルドもスウィンの視線に気づく。
「……何だよ?」
「なんでもなーい」
スウィンはにんまり笑って鐘に目を戻す。
***
悠夜がA.R.O.A.に報告を済ませ依頼人の家を訪れたとき、偶然にも鐘が鳴らされた。
「鐘が……」
「鳴ったな!」
依頼人と妻は嬉しそうにお互いの手を取る。
「……いい音だな」
聞いていた悠夜もぽつりと、呟くのだった。
こうして鐘つき台は無事に解放された。
後日、老朽化した鐘つき台は取り壊されて新たな鐘つき台が建造された。
建物は変わっても、鐘は今までと同じ物が鳴り響いている。
これからも伝承を信じて聴く者は増えるだろう。
| 名前:神木 悠夜 呼び名:ゆーちゃん |
名前:ヴェルデ・ヴィオーラ 呼び名:ヴィオーラ |
| 名前:スウィン 呼び名:スウィン、おっさん |
名前:イルド 呼び名:イルド、若者 |



エピソード情報 |
|
|---|---|
| マスター | 木乃 |
| エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
| 男性用or女性用 | 男性のみ |
| エピソードジャンル | 戦闘 |
| エピソードタイプ | ショート |
| エピソードモード | ノーマル |
| シンパシー | 使用不可 |
| 難易度 | 簡単 |
| 参加費 | 1,000ハートコイン |
| 参加人数 | 5 / 3 ~ 5 |
| 報酬 | 少し |
| リリース日 | 03月16日 |
| 出発日 | 03月26日 00:00 |
| 予定納品日 | 04月05日 |

2014/03/25-23:59
やーっと提出できたよ……。
ああ、成功させたいものだ。
2014/03/25-23:34
俺も提出済です。
依頼、成功させましょう…!
2014/03/25-19:44
プラン提出済みよ。一応出発まではここをちょこちょこ見にくるわ。頑張りましょうね~
2014/03/25-16:11
ヒズカ君、セイヤ君、どうぞよろしく。
あ、呼び方はどんなんでもいいから気にしないでちょうだい。
僕は琥珀ちゃんの性格上、作戦立案組に入るよ。
2014/03/25-10:53
スウィンさん、凛玖義さんよろしく、です。
僕も偵察組に回ろうと思う、です。
僕は鐘を鳴らしたいなって思うけど……
皆で鳴らせるのが一番、だよね。
………。
えへへ、がんばるっ。
2014/03/25-09:09
スウィンか。
助力感謝する。人手も戦力も、あるに越したことはないからな。
組分けは、そうだな……僕は偵察の方に回ろう。
現状はこんな感じか。
作戦立案組:ヒズカ、スウィン
偵察組:悠夜
未定:セイヤ、凛玖義
鍵については、もう任せる。
鐘を鳴らす事に関してはそれほど興味がないんでな。
僕は討伐が終了したらすぐに村に帰還・報告するから、報告前に鳴らしたいんだったら早くした方が良いんじゃないか?
さて、いよいよ今日出発だな。
未だ行動予定(プラン)を提出していない奴は白紙出発にならんように気を付けろよ。
2014/03/25-00:36
こんちは。おっさんはスウィン、相方はハードブレイカーのイルドよ。よろしくぅ。
神木はまとめありがとね。装備や流れ、りょーかい。
今は作戦立案組と偵察組を決めるところかね?
おっさん達はどっちでもいいけど、どっちかというと作戦立案組希望よ。
2014/03/25-00:20
凛玖義さん、で構いませんか?
スウィンさんも…心強くなってきましたね。宜しくお願いします。
悠夜くんは纏めありがとう。出発も近くなってきたし助かるよ。
装備、全体の流れ、戦闘時の想定はそれで大丈夫だと思う。
俺は作戦を立ててから偵察組に合流する方を希望かな。
鍵の件だけど、依頼人が鐘つき台の管理者さんだし、村に着いて一度軽く挨拶なりくらいするんじゃないかな?
その時に借りてしまえばいいんじゃないかなと思うよ。
いらっしゃらないようなら作戦中にでも俺が借りてくるし。
個人的な感情になってしまうけれど、討伐完了報告の前に鐘の音で成功を知らせてあげたいって思うんだよね…。
2014/03/24-23:43
すまないねぇ。
確かに敵がどこにいるかってのは偵察に行ったらわかる話だわ……。
今更ながら、やはりデミ・ゴブリンとやらを倒すのが先だね。
鍵は神木君の言うように、敵を倒してからでも遅くないからさ。
2014/03/24-22:48
凛玖義とやら。
参加自体は有難い。
だが、僕達が今まで相談していた内容は確認したか?
敵がどこにいるか不明なのはもう既に出た話だ。
そしてそれを知る為に偵察に行かせる事になっている。
態々「どこにいるかわからないから人員を分けて配置する」必要はない。
そもそも、僕達は村から鐘つき台に向うからな。
配置云々言うまでも無く、外から鐘つき台内部に侵入する形になる。
敵はこれからやってくるんじゃなく既にいるんだし、その過程で遭遇すると思うが。
鍵は奴等を討伐してから借りるのでは駄目なのか?
若しくは作戦を立てている・偵察している最中に借りるか、だな。
どちらにせよ、わざわざ戦力を割いてまで借りに行くのはどうかと思うぞ。
2014/03/24-22:29
戦闘時の想定だが。
敵が屋外に数匹、残りが内部に居た場合には
屋外の敵を片付けてから内部の敵を誘い出して戦闘。
全て外に居た場合はそのまま屋外で戦闘。
全て中に居た場合は全部誘い出してから戦闘。
誘い出す方法は石等を投げつけて挑発、又は扉があるようならヒズカの言うように。
不意打ちが出来ればベスト、出来ずとも出来得る限り屋外で戦闘する事。
こんな所でどうだ?
全て外、鐘つき台から離れた所に居る場合を提示していないのは、
前にも言ったが考え難いからな。
除外しても問題ないだろう。
2014/03/24-22:28
では用意するものは通信機と笛だな。
石や砂は現地で調達できるだろう。
出発前に本部で過去の資料をあたり敵の知性が量れれば御の字、と言った所か。
全体の流れとしては
情報共有、作戦を立てる・偵察で別れて作戦立案組が偵察組に合流→討伐実行
でいいな?
合流のタイミングは偵察組から合図(通信or笛の音)がきたら、が適切か。
2014/03/24-20:13
お初だねぇ、大事な話し合いの所失礼するよ。
ああ、僕は鹿鳴館・リュウ・凛玖義っていう者だ。よろしく。
精霊は琥珀って言う子、ロイヤルナイトね。
持ち物は通信機と、万が一の為の笛でいいと思うよ。
デミ・ゴブリンとやらを屋外へ誘導するように戦う、または内部で戦う事になったら扉を死守しつつ戦うってのは僕も賛成。
でも、どこにいるかわからないからねぇ。
外と中と鐘つき台にそれぞれ神人と精霊がペア1~2組で配置した方がいいかも。
これとは別件で
時間を稼げるなら、僕だけ依頼人に鍵を借りてから援護したい。
本当は皆で依頼人に鍵を借りたいけど、扉が壊されてしまっては本末転倒だからね。
2014/03/24-08:51
確かに事前にこれくらい情報を得ているなら本格的な聞き込みは不要かな。
ごめん、俺も聞き込みに固執していたかも。
管理人から鍵を借りる時に軽く状況を改めて聞いておく程度で構わなそうだね。
>装備
通信機、笛(予備)を準備で。小石とか目くらましの砂とかもあるに越したことはないかな。
>戦闘
基本は屋外に誘い出す行う方向で、万が一内部で行うことになったら扉を守って戦うってところかな。
鐘つき台に入る為にも扉があるようなら、大きな音を出して誘い出して扉の死角から不意打ち…とか。ヒロハくんに本を操ってもらって扉をノック、開けたら何もない→不意打ちで噛みつき、とか出来ないかな…。俺たちは死角に隠れて。
2014/03/23-06:18
えっ、あっ、OPに書いてあるのってPL情報じゃなくてPC情報でいいんだね。
僕も勘違いしてたかも。それなら聞き込みはしなくてもよい、かな。
悠夜さんは指摘ありがとう。
じゃあ通信の予備は笛で記載しておく感じでいこうかな。
不意撃ちは出来たら楽、ですが……鐘つき台の中では難しい、かな?
外で大きな物音をさせて出て来た所を……って手もあるけど。
これも確実じゃないかなって。
2014/03/22-20:29
そうだ。一つ質問をいいか?
流れの内に聞き込みとあるが、村の人間に何を聞くんだ?
そして、聞き込みをする必要はどこにある?
敵の種類、数、装備、位置は既にこの依頼の担当職員から聞いている。
鐘つき台の正確な位置も聞いているだろうし
敵の知性等は本部の資料を借りられればそれで判明するだろう。
「村に入ってこようとしている様子はない」とも聞いているな。
鐘を鳴らす為に鍵を借りるというのなら、
聞き込みをするまでも無く依頼人に声を掛ければいいだろう。
何か僕に見落としや考え違いがあったならすまない。
だがいくら考えても必要性が見出せなくてな。
答えてくれれば助かるが相談の本筋とはあまり関係が無い。
これこそ流しても構わん。
2014/03/22-20:24
……相談に戻るぞ。
分かった、その流れで行こう。
時間で区切るのも時計程度なら持ち込めるだろうから心配はなさそうだ。
それと通信機の件だが
別件の報告書(同GMの女性側エピソード)を読む限り
貸し出し自体は問題なさそうだな。
但し電波が通じるかどうかという懸念も出てきた。
笛等の予備手段も用意しておけば確実か。
内部での戦闘は敵が行動しにくいという利点がある事にはあるが
僕達も動きにくくなる上に「鐘つき台を破壊しない」という制約があるからな。
出来得る限り屋外に誘い出すのがベストだろう。
方法としては、セイヤの言うように石でも投げて挑発するのが手っ取り早いか。
不意打ちか何かを出来れば此方に有利に働くだろうが、さて。
2014/03/22-19:51
……僕が、優しい?
ふん、セイヤは随分とおめでたい頭をしてるんだな。
勘違いするなよ。
ああ言ったのはお前が黙る事で全体が不利益を被る可能性があるからで、
別にお前の為だとか泣かせるのが嫌だとか、そんなのじゃない。
断じて違うからなっ!
ヒズカ、だったか。
年上なのに、とは言うがこの場において年上も年下もあるものか。
必要なのは依頼への参加経験、ひいてはオーガとの戦闘経験で
僕達は皆それに乏しい新米。立っている位置は同じだろう。
しっかりしていないと思うならばこれから改善していけばいい。
どんな事でも新人とは情けないものだ、違うか?
2014/03/22-09:37
護りに行っても大丈夫かな……うーん……ここは相談、です?
通信機に関しては資料と一緒に本部に聞いてみましょう。
ダメだった場合がちょっと怖いですが、この場合笛が一番楽な通信法、かな……。
敵が中にいるなら、外が見えにくいのも利用して狼煙、とかでも
いいかもしれません、けど……うーん?
依頼、頑張って成功させて、皆で鐘を鳴らしましょうねっ
2014/03/22-09:22
えと、あ、ありがとうっ。
悠夜さんは優しい、です、ね。
ヒズカさんもありがとうございます。
ぼ、僕、頑張る……っ。
僕もその流れ(戦闘時の作戦を立てる→村では住民に聞き込み・偵察で別れて
聞き込み組が偵察組に合流→討伐実行)で問題ないと思い、ます。
小さな村、でしたら、聞き込みにも時間がかからないかな……って思うから。
僕らの攻撃で扉が壊れるのだけは怖い、ですし、引き離すのが一番、ですね。
たぶん知性に関してはあまり高くない(?)から石でも当てて気付いてくれれば
引き離すのは、簡単(?)かなって。
2014/03/21-22:37
長くなったので分割で。
通信機は借りたいね。駄目な場合気付かれるリスクもあるけど笛位は持っておきたいかな。
時間の問題については考えたらキリなさそうだし、のんびりしていたら壊される!くらいで考えておくよ。
勿論早いに越したことはないけれど…あとは、なるべくなら扉の傍で戦うのは避けたいね。
内部で戦うなら扉から引き離すか外に誘導するか。
幸いこちらの構成はテンペストダンサー×2、トリックスター×1だから、うっかり攻撃が扉に当たって壊れる心配は少なそう…。
うまく纏まるか不安だけれど、協力してしっかり依頼を解決させようね。
2014/03/21-22:34
遅くなってごめんなさい。
セイヤくん、泣かないで。依頼を成功させる為の会議なんだし、ちゃんと思う事を言ってくれてありがとう。
悠夜くんもありがとう。俺、年上なのにしっかりしていなくて情けない…。
依頼成功させて、鐘の音を聴かせてあげたいね。
村に向かうまでの間に事前に調べた敵の情報は共有、戦闘時の作戦を立てる→村では住民に聞き込み・偵察で別れて聞き込み組が偵察組に合流→討伐実行、って形はどうかな…。ある程度時間を区切って、数十分後に敵の行動エリアぎりぎり辺りで合流、とか。完全に精霊と別行動をしてしまうのは戦力面でちょっと不安だし、偵察はペアがいい気もする。
2014/03/21-19:29
……それと、これは蛇足だが。
現状はあくまで僕が提案しただけであって、これで行くと確定はしていない。
幸い出発にはまだ時間がある事だし、別の案があるならどんどん出して欲しい。
無理に合わせて考えられた方が不利益に繋がるからな。
謝るな。泣くな。思い違いかもとか流してくれてもとか言うな。
何を謝る必要がある?流す訳がない、全て貴重な意見だ。
僕達は何のためにこうして相談してると思っている?
只でさえ現状は辛うじて出発できる最低人数なんだ、
より意見を出し合わなければ意味がないと、僕は思うがな。
思った事は言え。何でも言え。
それが成功に繋がる事になるかも知れないんだぞ。
2014/03/21-19:18
セイヤの言っている事はもっともだな。
確かに時間の問題だと言われているし、
プランをスムーズに立てられれば僕達が合流した方が早いだろう。
……通信機か何かを貸し出して貰えればやりやすいんだが、どうだろうな。
しかし、「時間の問題」とはいえどの程度切迫しているかが分からないのがな……。
これは極論だが。破壊されるまで例え残り30秒だろうが1時間だろうが1日だろうが、
時間の問題と言ってしまえば時間の問題だろう?
どの位余裕があるか、何とも言えん。
下手をしたら碌なプランを絞れず、資料の確認も出来ずに行く事になるかもしれないな。
2014/03/21-02:25
…って、あ、あ、ご、ごめんなさいごめんなさい…っ
ぼ、僕の思いちがいかもしれないので、流してくれても、だいじょぶ、です(くすん)
2014/03/21-02:24
あ、あわわ…な、なんか気づいたらおはなし進んでた…っ
えと、んと…僕らが村で資料を読み込んでる間に、エリクたちが鐘つき台に偵察行く、感じで方向が固まっていってるのかな…?
確かにその方法だと確実ではあるんですけど…鐘つき台の扉が壊れるのは
時間の問題と言っていた気がするから…。
精霊さんが偵察に行って、僕らのとこに戻ってきて、みんなでまた行く、よりも。
精霊さんが行って偵察と見張り、僕らはいくつかプランをたててから鐘つき台に
向った精霊さんに合流して、報告して選んだプランから確定の方が
時間が短縮できる気がする、です…けど…。
2014/03/20-18:30
……連投になってすまない。
それと、僕達が話し合っている間だが。
精霊たちには一度鐘つき台の方に偵察に行って貰いたいと思っているんだが、どう思う?
無論戦闘は無しで、視認出来たらさっさと戻ってきてもらう形でな。
そうすれば出現パターンの確認ができるし、
併せて周辺の地形も確認できればそれを含めた作戦も立てられる。
視界の狭い場所に誘い込んで挟み撃ちとか、まぁ色々とな。
2014/03/20-18:29
そうだな……
本部の討伐記録を確認する、か。良い案だと思う。
出発前に資料を貰っておいて村で読み込み、作戦の詳細を詰めるのはどうだ?
どのパターンでも敵の知性によって対処法が変わるからな。
犬並みなら大した策でなくともさして問題は無いが、
人に近くなってくると此方の考えを読まれる可能性も出て来る。
こうして憶測で話しているよりは確認してから詰めた方が確実だろう。
2014/03/20-08:51
出現パターンはそんな所だろうね、ありがとう。
3体とも中、3体とも外(遠)の二つは確かに考えにくそうだね…。
周囲に3体がいる場合、1ペアで1体を倒さないといけないのは厳しいかもしれない。
鐘つき台を壊される心配は減るけれど。
…可能性としては、外と中両方にいると考えるのが妥当かな。
デミ・ゴブリンの知性なんかは本部の討伐記録で調べられないかな?と思ってる。
討伐実績も多そうだしね。
2014/03/19-18:55
……三連投、大変すまない。
こんなに多くなるとは……
上げた内で一番面倒臭いのは二つ目か。
一匹に手古摺っている間に内部のもう一匹に報告にでも行かれたら、な。
此方は現状6人、出来得る限り二対一で戦える状況にしたい所だが……さて、どうするか。
2014/03/19-18:54
連投失礼。
一つ。二匹が中に、一匹が外にいる。
これもやれる事は同上か。この二つが可能性としては高いだろうか。
一つ。三匹とも外、鐘つき台付近にいる。
可能性としては微妙なラインだが、目撃情報(プロローグ)で「周辺を壊しまわっている」とある位だから十分考え得るだろうな。
最後に。三匹とも外、鐘つき台と離れた場所にいる。
言っておいてなんだが、これは一番無いだろう。
奴等の目的が何かは知らんが、どうにも鐘つき台にご執心の様だからな。
離れる可能性は少ないだろう。
2014/03/19-18:54
神木悠夜だ。
別に、よろしくしないで構わん。どうせこの依頼の間だけの関係だ。
デミ・オーガ共がどこにいるか、パターンはいくつか思いつくな。
一つ。三匹とも中にいる。
これは奴等の知性にもよるだろうが、基本的に非効率的だからな。可能性は低いだろう。
一つ。一匹が中に、二匹が外にいる。
破壊活動と見張りを両立できる配置だな。可能性は高いだろう。
2014/03/19-12:06
初めまして、ヒズカ・ストラトスです。
俺と相方のヒロハくんは初めての依頼なので、足を引っ張らないように頑張ります。よろしくね。
鐘つき台の構造を読む限り、一階に螺旋階段へ向かう扉(閉まっている)があるのかな?
一階のスペースは狭そうだし、デミ・オーガが内部に3体ともいるとは考えにくそう…周囲を探してみる必要はありそうかな。
2014/03/19-08:04
セイヤ・ツァーリス、です。よろしく、です。
今回は鐘つき台を護って戦えばいいの、かな?
鐘つき台の周辺に居る・鐘つき台の扉を何度か壊そうとしているっていう事だから
敵が来るまで待って扉の前に居るところを叩くか、早めに行って索敵して見つけるかになると思う、けど……。
扉を見張る組と索敵する組で別れるってこともできるよ、ね。
……うーん。

