


真夜中。
空には厚く雲が垂れ込め、星も月も見えない。そんな中、時おり吹き過ぎて行く風は湿り気を帯び、どこか肌にまといつくかのようでもあった。
女が立っているのは、暗く淀んだ沼のほとりだった。彼女の傍にはもう一人、長身の男がいて、誰かを待っているようにも見える。
と、その時。沼のほとりに生い茂る葦の茂みを揺らして、何者かが現れた。
「我ト話シタイ言ウハ、オマエタチカ」
その何者かは、たどたどしい言葉で話しかける。
「そうだ」
うなずいて女は、相手の姿をたしかめようとするかのように、手にしていたカンテラを、そちらへ差し付けた。
その光の中に照らし出されたのは、人ではなかった。
一見すると人のようにも見えるが、その頭部は魚のような形状をしており、角がある。
そう、そいつはオーガだった。
ヤックドーラと呼ばれる、比較的知能の高いオーガだ。
「ソレデ、何ノ用ダ?」
明かりを差し付けられ、一瞬まぶしげに顔を背けたあと、ヤックドーラは尋ねる。
「私と、取引をしないか?」
「取引、ダト?」
問い返すヤックドーラに、女はうなずくと、静かに語り始めた。
+ + +
二十年ぶりに故郷のサルーン村に足を踏み入れ、ロバートは愕然とした。
村は、すっかり変わってしまっていたからだ。
広場の中央には、魚の頭部に角を持つ彫像が立てられており、村長である父の家は『ドーラの神殿』と呼ばれるようになっていた。
建て増しされた礼拝堂の祭壇には、広場と同じ彫像が据えられ、村人はそれを崇めている。また、家には『ドーラ神の司祭』を名乗る女カレンと、その精霊だというファルンの二人が主顔で住み、彼の両親は狭い別棟でひっそりと暮らしていた。
「父さん、いったいこれはどういうことだ。俺のいない間に、何があったんだ?」
問い詰めるロバートに、父ジェフリーは笑って返す。
「この村は、カレン様とドーラ神のおかげで、すっかりよくなったのだよ。デミ・オーガや、他の獣らに襲われる心配もなくなった。何もかも、カレン様とドーラ神のお力だ」
そんな父から、彼が聞き出したのは、こんな話だった。
十五年前、サルーン村は頻繁にデミ・オーガの群れに襲われ、困っていた。
そこへ、カレンとファルンの二人がやって来たのだ。
彼らは、旅の途中のウィンクルムだと名乗り、デミ・オーガの群れを全て退治してのけた。
村人は、彼らに感謝した。
排他的な村ではあったが、恩人を粗末に扱うような考えはなく、彼らを手厚くもてなして、好きなだけ村に逗留してくれと告げた。
そんな村人たちに、カレンは言ったのだ。
「私がデミ・オーガの群れを退治できたのは、ドーラ神のお導きがあったからなのです」
と。
「ドーラ神……ですか。聞き覚えのない名前の神様ですが……それはいったい、どのような神なのですか」
ジェフリーが問うと、彼女は言った。
「ドーラ神は、古い時代に大変ご利益があるとして信仰された神で、このあたりのような沼や湿地帯に住むと言われる水の神様です。ドーラ神を祀り、生贄を供えて崇めれば、この村はきっと今までのような災難に襲われることもなくなり、末永く栄えることになるでしょう。……もしも村長さえよければ、私は司祭としてこの村にとどまり、ドーラ神と皆さまの仲立ちをして行きたいと考えております」
「おお、それは……!」
ジェフリーと村人たちは、誰もが顔を輝かせた。
こうしてカレンとファルンは村にとどまり、司祭として村人ともどもドーラ神を祀ることになったのだ。
カレンの采配で、広場には彫像が立てられ、ジェフリーの家は神殿となった。
今では村人全てがドーラ神の信者で、ほんの時たま村を訪れる行商人や、通りすがりの旅人にまで、信仰を進めているありさまだった。
話を聞いて、ロバートは顔をしかめた。
この二十年をタブロスでくらし、ウィンクルムの活躍の報にもいくつも触れて来た彼には、父の話はただうさん臭いものにしか、聞こえない。
だが、それを言うとジェフリーは怒り出した。
二十年前に、勝手に彼が家を飛び出したことにまで言及し、取り付く島もないありさまだ。
ロバートは慌てて謝り、二十年前の家出の件を詫びて、今はタブロスにいる妻子にも会ってほしくて村に戻ったのだと告げる。
「ふん。愁傷なことを言いおるわ。……昔と違って、口だけは達者になったようだな」
ジェフリーは、しかし不機嫌な顔で肩をすくめただけだ。
「妻子に会わせたいなら、連れて来るがいい。わしは、この村からは出ん。……カレン様は、村の外は危険と欲望にまみれた地だと言われる。わしも、それは正しいと思っておるからな」
言って、ジェフリーは何かを思いついたように、顔を上げた。
「そうだ。どうせ妻子を連れて来るなら、十日後にするがいい。その日はドーラ神の大祭がある。それに参加すれば、おまえも妙な疑いを解くだろう」
「わかった、そうするよ」
ロバートはうなずいたものの、やはりどうにもカレンに対する疑いは晴れない。
そこで彼は、幼馴染たちへの挨拶がてら、他の者にも話を聞いて回った。
すると。
デミ・オーガの襲撃はまったくなくなったかわりに、頻繁に行方不明者が出ていることがわかったのだ。
行方不明になるのは、子供や老人が多かった。
また、村に時おりやって来る行商人が、忽然と消えたこともあるという。
ちなみに、ジェフリーが言っていた大祭は、年に一度行われ、生贄として子羊が屠られ、村の裏手の沼に沈められるのだそうだ。が、大祭のあとかならず、村の子供、それも赤ん坊が行方不明になるという。
それらを聞いて、ロバートはますますいやな気持ちになった。
(これは何か、恐ろしいことが、行われているのではないだろうか……)
胸に呟くと彼は、翌日には早々に村をあとにした。
+ + +
「では、その村で何かが起こっていると?」
問い返すA.R.O.A職員に、ロバートはうなずいた。
村からタブロスに戻って、彼はA.R.O.A本部に駆け込み、事情を話したのだった。
「はい。……気になったので、タブロスに戻ってから少し調べてみました。すると、村の周辺では、私がまだ村にいたころから、頻繁に人が行方不明になる事件が続いていたようです。それが、十五年ほど前からは、途絶えています。ただ逆に、十五年前からあの付近、特に沼の近くでデミ・リビングテッドの出没が相次いでいて……うまく言えませんが、それと村の件が何か関係がある気がして、しかたがないのです」
彼の言葉に、職員はうなずいた。
「わかりました。すぐにウィンクルムたちを派遣するよう、手配しましょう。もしもオーガが関係しているならば、放置しておくわけには行きませんからね」
「よろしくお願いします」
頭を下げると、ロバートは立ち去って行った。
それを見送り、職員は小さく吐息をつくと、まずは手元の端末で彼から聞いたカレンとファルンという名を検索してみる。
カレン、という名の神人は何人かみつかったものの、ファルンという名の精霊とコンビを組んでいる者はいない。
(ウィンクルムを詐称している……ということか。その点でもこれは、放置しておけない事案ね)
胸に呟き、職員はただちにウィンクルム派遣のための手続きを、開始した。


●目的
サルーン村の女司祭カレンと、その精霊ファルンの正体を調査すること(ちなみに、ファルンは自分ではポプルスだと言っています)。
また、オーガが関係しているとはっきりした際には、そのオーガを退治すること。
●サルーン村について
湿地帯に位置する、小さな村。
閉鎖的で、排他的。
村の裏手には、大きな沼がある。が、底なし沼で危険なため、近づく者は少ない。
また、昔からオーガが住むという言い伝えもあり、そのオーガの影響で、沼で死んだ者がデミ・リビングテッドになるとも考えられて来た。
●ヤックドーラ
村の裏手の沼地に住むとの、言い伝えがある。
魚類のような頭部を持つオーガ。
比較的知能も高く、配下を操り、姑息な戦術で襲って来る。
下級オーガのリーダーになることも多く、カタコトの人語を話せる。
湿気の多い場所を好む。
●ヤグマアル
村の裏手の沼地に住むとの、言い伝えがある。
二メートルほどある二足歩行するカエルに近い形のオーガ。
全身を覆う粘膜は微弱な毒を含み、異臭を放っている。魔力を持っており、十メートル四方に酸性の集中豪雨を降らせることができる。
日光を嫌い、曇天の日や夜間に出没することが多い。
●デミ・リビングテッド
村の裏手の沼地を中心に、村の近辺に出没している。
オーガの影響で、死体が動き出したもの。頭に角があり、オーガには服従する。
●ドーラ神
カレンが奉じる神。
外見は、ヤックドーラにそっくりである。
この神を祀るようになってから、村をデミ・オーガの群れが襲うことはなくなった。だが、かわりのように、行方不明者が頻発するようになる。
●ドーラの大祭
年に一度の大祭。
子羊を殺して、生贄として村の裏手の沼に沈める。
なお、この大祭のあと、かならず村の子供(赤ん坊)が行方不明になるという。
こちらを閲覧いただき、ありがとうございます。
マスターの織人文です。
今回は、フェスイベ連動のエピソードです。
みなさまの参加を、お待ちしています。


◆アクション・プラン
セイヤ・ツァーリス(エリクシア)
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なんとか誘拐事件やオーガの討伐をって思ってるの。 ぼく、頑張る、です。 ぼくは旅人を装いたいなって思ってるんだ。 でもエリクが呼び名を変えてくれるとは思わないけど……まあなんとかなるよ、ね。 ロバートさんから話を聞いた感じにすればなんとかなる、です? 変なことを聞いて警戒されないようにしないと、です。 あとは祭の様子や村の周囲の事とか、カレンさんとファルンさんがくる前の事とかを聞いてみる、です。 沼の近くに出るリビングデッドのこととかも。 一人、二人はリビングデッドの服や姿で知り合いかもって思った人もいそうだもの。 戦闘の際は身を守ったり援護をするよ。 服装は手の甲を隠すためにフィンガーレスグローブをつけるね。 |
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■用意 カメラ付携帯(マナー)→無理ならカメラ類と通信機 長袖・防水加工・フード付ウィンドブレーカー→毒・雨対策 手袋→文様隠し 縄→捕縛用 ■ 急ぎ村へ 旅人設定 フェイクや会話術活用 ファルン調査担当 会話・尾行・盗聴・監視等 証拠になりそうな物は撮影 怪しまれてると感じたら程よい所で切り上げ ファルンが儀式に不参加ならこちらも同 基本的にずっとファルンを追う カレンとはどのくらいの付き合い?(期間 ドーラ神を信仰してどのくらい? 外見でおかしい所は?文様はある?色は? 会話・物・行動、怪しいものはないか? 何かあれば通信手段を使い仲間に連絡 宿・大祭終了後・連絡が入った時等に仲間と合流し情報交換 ■戦闘 カレンとファルンは捕縛 |
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●調査 長袖と皮手袋着用 旅人として来村 偶然を装いカレンに会う 話術を駆使し ・魔物の伝承 ・村への想い を聞く *”礼儀”活用 観光と称し散策…のフリで沼を探索 足跡や這跡から伝承の魔物の実在と数を類推⇒皆に周知 大祭の間は観察と考察 終了後、見張り最適地(例:高い建造物)上に潜伏し見張る 犯行直後の犯人を逃がさず捕縛したい デジカメ(簡易カメラ)で証拠も撮る 「さっき見ておいた沼の辺りが目的地だろうが、逃がしはせん」 ●戦闘 ランスの魔法効果範囲に最大多数を巻き込めるよう応戦し誘導 ●事後 カレンの護送手続き(書類には動機も記す 村長にデミ化した元村人の火葬を依頼 ロバートが村を想って依頼してきた事も告げ、親子関係の修復も試みる |
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(…胡散臭い) 長袖と皮手袋着用 旅人という形で急ぎ村へ カレンの手に文様があったかどうかを聞いて見る 行方不明者が出ると言う話はどう思っているのか、 また、今の村の子供はどれだけ居るのか等調査 もしかしたら、次に狙われるのが予想できるかもしれないし。 カレンが外に出てくるなら、追跡してみるのも良いかも 簡単にボロは、出さないだろうけれど。 あとドーラ神、ってうやつの話(設定)も聞いて見たい。村の人は何処まで知っているのか、ってのもあるし。 第一目標としては怪しまれない事 合流地点では合流し、調査結果報告 戦闘ではガロンの指示に従い、援護 毒には注意 |
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考え: カレンとファルンは怪しい。 マントゥール教団との関係あり? 最終的に捕獲して本部へ連れて行きたい。 行動: 旅行者として村へ。手袋で文様は隠す。 村でこの15年で行方不明になった人の事を調べる。 ラキアが作家で資料集めって事にして村人に聞き込みむ。 沼も調べ、デミ・リビングテッドが行方不明者かどうか調べたい。2人だけの時は戦闘を避ける。写真や着衣から行方不明者と同一人物か探る。敵の数や種類も判ればなおよい。祭りの終盤に皆と合流、情報交換。 魔物との戦闘時は手早くトランス。精霊達の詠唱時間を稼ぐため敵の相手を剣で攻撃、敵の気を引くぜ。敵の手足など狙い動きを鈍らせること主体に、攻撃は受けず回避中心に。 |
●サルーン村にて
依頼を引き受けた翌日。
セイリュー・グラシアは、精霊のラキア・ジェイドバインと共に、旅行者のふりをしてサルーン村へと入った。
閉鎖的だと聞いていたが、村には大祭目当ての旅行者の姿も多く、想像していたほどでもない。
一つしかない宿にチェックインしたあと、さっそく二人は村の中を歩き回った。
ラキアが作家で、次回作の取材だとの触れ込みで、行方不明者について話を聞く。
聞き役はセイリューで、ラキアは持参のメモ帳に村の地図を書き、村人たちの話をメモする。といっても、さほどめぼしい情報はない。強いて言えば、人が消えた日は全て、湿気が高かったことぐらいだろうか。
デミ・リビングデットと消えた村人たちとの共通点を求めて、沼へも行ってみた。だが、収穫はない。連中は、顔も体も腐っていて、見分けなどつかないのだ。
一方、同じく旅行者として村に入ったスウィンと精霊のイルドは、ファルンを監視していた。
ファルンは、大祭の準備を取り仕切っていて、ずっと神殿の中だ。周りの者たちに指図したり、人と会ったりしている。
手の甲には赤い文様があった。
自分たちが今は、正体を知られないよう手袋で隠しているのとは対照的に、見せびらかしている気が、スウィンにはする。
「何かこう……うさん臭いわね」
スウィンは、顔をしかめて、呟いた。
彼がもう一つ気になったのは、ファルンがマイクという男の子供を、気にしていることだ。マイクは、大祭の生贄の子羊を提供することになった村人だった。何度か家を訪ねたファルンは、彼の赤ん坊について、健康状態や寝かせている場所をさりげなく問うていた。
そのころ、アキ・セイジは『ドーラの神殿』の礼拝堂にいた。
大祭前の十日間は、神殿の庭と礼拝堂が解放され、誰でも入れるようになっているのだ。しかも礼拝堂では、日に二回、カレンが希望者に祝福を与えてくれるという。
セイジは、精霊のヴェルトール・ランスにはファルンのことを調べるよう言って、自分一人で礼拝堂へと足を踏み入れたのだ。
希望者の列に並び、実際にカレンを目の前にする。彼女は、三十半ばの優し気な女性だった。白い手の甲に、緋色の文様が目を惹いた。
「不躾かもしれませんが――」
と断り、沼の魔物の伝承と、村への思いを尋ねてみる。
「伝承はきっと、一部は事実を伝えているのでしょう。ですが今は、ドーラ神によって守られています。何も怯えることは、ありません。……私はドーラ神の司祭として、これからも村人の平和と安寧に努めて行きたいと思っております」
返って来たのは、そんな答えだった。
だがセイジは、それがなぜとなく、『営業用の言葉』のように感じた。
同じころ、ランスは村人たちからファルンについて話を聞いていた。精霊だということは秘密にしろと言われ、帽子とローブで耳と尻尾を隠している。もちろん、文様も手袋で隠していた。
ファルンは、きさくで明るい人柄で、女子供に優しい――村人から聞いた話を総合すると、そんなところだろうか。どっちにしろ、怪しいところは少しもない。
セイヤ・ツァーリスは、精霊のエリクシアがいつもどおり「セイヤ様」と呼ぶのに少しだけハラハラしながら、やはり村の中を歩き回っていた。
村人たちは、大祭についてや、昔のことを訊くと、彼が子供のせいもあってか、親切に話してくれる。大祭の儀式は日が落ちてからだとか、昔はもっと寂れていて、しかもデミ・リビングデットが襲って来て大変だったとか。
けれど、沼に出没するデミ・リビングデットの中に行方不明の村人が混じっているのではないかという問いには、誰もが黙り込み、目をそらすばかりだった。
一方、エリクシアは、大祭の度に赤ん坊が消える話を持ち出してみたが、これまた誰もはっきり答える者はいない。中には、そんな事実はないと、突っぱねる者さえいる。
とはいえ、その態度が彼らの胸の内を語っているとも、いえなくはなかったけれど。
依頼を受けたウィンクルムたちの最後の一組、大槻一輝と精霊のガロン・エンヴィニオは、村人たちにカレンのことを聞いて回っていた。もちろん、彼女を調べているのだとはわからないように、さりげなく。
「ドーラ神、というものに非常に興味を持ちまして。大祭が催されるようですしね。少し、見させていただこうかと」
穏やかな笑顔でガロンが口にすると、村人たちは不思議と警戒を解いた。
そうやって得たカレンの評判は、すこぶるよかった。村人からは、強い尊敬と崇拝を受けている。誰もが口をそろえて、現在の村の平和は彼女のおかげだと言うほどだ。
一輝は、それをたしかめる意味もあって、村に来た翌日、礼拝堂に足を向けた。
祝福を受ける人々の列に並び、カレンと直に会う。そして彼もまた、その手に刻まれた赤い文様を見た。
ドーラ神のことを問うと、彼女は穏やかに微笑んで言った。
「ドーラ神は、沼や湿地の守り神です。その近くに住む人々や旅人が、沼や湿地の脅威から守られ、恵みを受けられるよう、見守って下さるのです」
(ふうん。そういう設定なんだ)
神妙な顔で聞きながら、一輝は胸に思ったものだ。
やがて、大祭の日がやって来た。
ウィンクルムたちは早朝、宿の中庭に集まり、これまでの調査結果を報告しあう。
そのあと、エリクシアがふと呟いた。
「カレンとファルンは、本物なんでしょうか……」
セイジが、小さく唇を噛んで返す。
「近くで見たが、刺青のようにも見えた。……偽物の可能性は高いが、決め手に欠けるな」
「マントゥール教団との関係も疑ってみたが、それはなさそうだぜ」
セイリューが言うと、イルドもうなずいた。
「ああ。俺も気になって調べてみたが、違うようだぜ」
「結局、彼らが何者かは、判明しないままですね」
一輝が言って、吐息をつく。
「あの……さっき、スウィンさんが言ってた、マイクって人の赤ん坊、もしかして誘拐の標的なんじゃない、ですか?」
考え込んでいたセイヤが、幾分おずおずと口を開く。
「やっぱり、そう思う? 俺も、そんな気がして、マイクの家を監視することを考えていたのよ」
即座にスウィンが言った。
「この村には、赤ん坊が二人いるはずです」
一輝が、口を挟む。
「次に狙われる赤ん坊がわかればと、調べてみたんですが……この村に子供は五人いて、そのうちの二人が赤ん坊だそうです」
「あ……。そうだね」
メモ帳に自分で描いた村の地図を見て、ラキアが声を上げる。地図には、二つの家に赤い印がついていた。
「洗濯物とかでチェックして、だいたいあたりをつけてみたんだけど……」
言って彼は、地図を仲間たちに見せた。
「こっちが、マイクの家だわ」
スウィンが、南側の家を示す。
「……動くのは、おそらく大祭のあとね」
言って、スウィンは仲間たちを見回した。
「大祭後、この家を監視するのはどう?」
「賛成だ。赤ん坊をさらう現場を押さえれば、あの二人の化けの皮を剥がすことも、できるだろう」
ガロンが、軽く挙手してうなずいた。
他の者たちも、異存はないとうなずく。
こうして、今後の行動が決まると、彼らはそれぞれ中庭を離れて行った。
●大祭の夜
午後を過ぎると、村の広場のドーラ神像の傍に、祭壇が築かれた。
儀式は夜だが、それまで祭壇の周辺では踊りが披露され、花や金貨、菓子が撒かれる。それを見るために、村人も旅行者も、大勢ここに集まっていた。
そんな中、セイジはランスと共に沼へと向かった。この村に来てから、毎日のようにオーガの情報を求めて通っているのだ。
先日は、ここで巨大な魚の鱗のようなものを、何枚か発見した。そして、この日は。
「セイジ」
ランスが鋭く呼んで、沼のほとりを指さす。そちらを見やって、セイジも息を飲んだ。
そこには、巨大なカエルの足跡がいくつか、印されていたのだ。
「これは……」
セイジはそちらに歩み寄り、つぶさに観察する。
「この足跡は、おそらくヤグマアルだ。それも、一体ではなさそうだ」
「先日の鱗が、ヤックドーラのものとすると……オーガは、複数いるってことか」
ランスの言葉に、セイジはうなずいた。そして、携帯電話を取り出すと、仲間たちにこのことをメールする。
やがて日が落ちると、儀式が始まった。
どんよりと曇った空の下、いくつもの篝火が焚かれている。
広場には、多くの人が詰めかけていた。
祭壇の上の鐘が打ち鳴らされると、カレンとファルンが姿を現す。
祭壇の中央で、カレンが祈りの詠唱を始めた。
それは一時間ほど続き、そのあと、いよいよ子羊が引き出される。
あたりに、太鼓の音が鳴り響き、村の男たちに押さえつけられた子羊の腹を、ファルンが短剣で裂く。取り出された心臓は、ドーラ神の像に捧げられた。
鳴り響く太鼓と流れる血が、人々の興奮を誘う。篝火の中に沈香が投げ込まれ、笛や鐘が鳴らされ始めると、再び女たちの踊りが始まった。
二時間後。大祭は終わり、村は静けさを取り戻していた。
スウィン、イルド、セイジ、ランス、一輝、ガロンの六人は、予定どおりマイクの家の近くに潜み、監視している。残りの四人は念のため、もう一軒の方に行っていた。
監視を始めて、二時間余りが過ぎたころだろうか。全身をフード付きの黒いマントでおおった人物が現れ、懐から取り出した鍵で勝手口のドアを開けると、中へと滑り込んだのだ。ややあって出て来たその人物は、腕に赤ん坊を抱いていた。
「本当に、この家の赤ん坊を狙っていたとはね。……行くわよ」
スウィンが言って、隠れていた物陰から飛び出す。他の五人も、あとに続いた。
誘拐犯は、ぎょっとしたようにそちらをふり返ったものの、慌てて走り出す。
「沼のあたりが目的地だろうが、逃がしはせん!」
セイジが叫んで、追いすがった。
「正体を見せろ!」
イルドが同じく追いすがり、誘拐犯のフードに手をかけた。
はずれたフードの下から現れたのは――。
「ファルン!」
ガロンが声を上げる。
セイジが、持参のデジカメを構えた。何回か、シャッターを切る。
と、ファルンはイルドを突き飛ばすようにして、走り出した。
「待ちなさい!」
一輝が叫んで、あとを追う。
他の者たちも、ファルンを追って、駆け出した。
ほどなく別行動の四人も合流し、全員が沼のほとりに集結した。
風が出て雲が流れ、その切れ目から射し込む月光が、魔物と女の姿を照らし出す。
二メートル近い二足歩行するカエルは、ヤグマアルと呼ばれるオーガだった。二体いるそれは、ぬらぬらと光る体から、異臭を放っている。その周囲には、デミ・リビングデットが数体。
そして、そちらに駆け寄ったファルンから赤ん坊を受け取ったのは――女司祭カレンだった。
「ラキア、トランスするぜ! 『滅せよ』」
その状況にセイリューが叫び、インスパイア・スペルを唱えた。ラキアの頬に、くちづけする。途端、二人の全身が不思議な光に包み込まれた。
「オレたちが時間を稼ぐから、みんなもトランスしてくれ」
言って彼は、ウィンクルムソードを抜き放つと、オーガの足めがけて切りつける。
その彼に促されるように、他の者たちも、次々とトランスして行く。
だが、その間にも。
二体のヤグマアルが飛ばした唾液が、セイリューと、トランスを終えたばかりのランスに襲いかかる。
「うわっ!」
「わあっ!」
二人は、地面へと叩きつけられた。
そこへデミ・リビングデットが群れ、次々と噛みつこうとする。
「そううまくは、行きませんよ!」
エリクシアが、ダブルダガー『ハイ&ロー』で切りつけ、スウィン、セイジ、セイヤ、一輝もそれぞれ、護身用小刀『湯煙』で応戦した。
一方、ラキアとガロンはサンクチュアリⅠを展開、仲間たちの回復を図る。
そんな中、イルドがカレンに突進した。
「まずは、赤ん坊だぜ」
「きゃっ!」
喉元にロングソード『ギル』を突きつけられ、カレンは赤ん坊を取り落す。
それを危うくキャッチしたのは、駆けつけたスウィンだった。
「ナイス! 赤ん坊のこと、頼むぜ」
「任せて」
ウィンクと共にうなずき、彼は赤ん坊を連れて、背後に下がる。
「カズキ、赤ん坊を守れ」
「わかった」
指示を出すガロンに、一輝がうなずき、赤子を抱えたスウィンの前に出る。
イルドはそれを見届け、トルネードクラッシュを放った。
凄まじい威力で剣を叩きつけられ、さすがのオーガ二体も吹き飛ぶ。何体かのデミ・リビングデットは、そのまま絶命したようだった。
とはいえ、まだ倒したわけではない。
ランスが、魔法を使う機会が来るまで、殴打で敵を倒せとセイジから言われ、マジックスタッフ『ダークブルー』を振り回して、デミ・リビングデットを次々と絶命させて行く。
一方、エリクシアはヤグマアル一体に駆け寄ると、ダブルダガーで凄まじい速さの連続技を仕掛ける。とうとう五合目で敵は絶命した。
●ドーラ神の正体
気づけば、残るはヤグマアル一体となっていた。
その時。
「オマエタチ、ヨクモヤッテクレタナ」
たどたどしい言葉と共に現れたのは、魚の頭を持つオーガ、ヤックドーラだった。それと共に、デミ・リビングデットたちも姿を現す。
「真打登場ってわけか。なら、こっちも奥の手を出させてもらう」
ランスが言うなり、魔法攻撃『カナリアの囀り』を放った。
空中に生み出された小さなプラズマ球が、キューキューと鳴きながら、ヤックドーラに向かって突進する。それは途中で四散し、デミ・オーガたちにも襲いかかった。
それと同時に、イルドが再びトルネードクラッシュを放つ。
しかし、倒れたのはデミ・リビングデットばかりだった。
ヤックドーラ自身は素早く後ろに下がって、攻撃を逃れている。しかも、長い舌を伸ばして、ヤグマアルと無事だったデミ・リビングッテッドに次々と毒針を刺して行く。
「気をつけて、です。ヤックドーラの舌の毒針は、人間には毒でも、オーガやデミ・オーガには回復薬になる、です」
セイヤが、小さく息を飲んで叫んだ。
「自分は、戦わずにすませようというわけですか」
それを聞いて、エリクシアが顔をゆがめる。
「姑息な奴だぜ」
イルドが、顔をしかめて吐き捨てた。
それから、戦いは続いた。互いに消耗しては回復させるの繰り返しで、勝負はなかなかつかない。
そんな中、東の空が白み始める。同時に、空をおおっていた雲が晴れ、あたりに乾いた風が吹き始めた。
と、オーガたちが、幾分か逃げ腰になる。
それが、ウィンクルムたちに勝機を呼んだ。
イルドがトルネードクラッシュを放って、敵全体に深手を負わせたところへ、ランスが『カナリアの囀り』で残っていたヤグアマルを倒したのだ。また、他の者たちもそれぞれが奮闘し、デミ・リビングデットを全て倒すことに成功した。
残るは、ヤックドーラのみとなった。
「ヤメロ、オマエタチ。話セバ、ワカル……」
ヤックドーラは、言い訳じみたことを言いながら、沼の淵へと後退して行く。
だが、当然彼らには逃すつもりはない。
「言い訳は、あの世で言うのね」
スウィンの言葉と共に、ウィンクルムたちそれぞれの攻撃が、オーガの上に炸裂した。
こうして、沼のオーガたちは全滅したのだった。
●エピローグ
オーガは倒したものの、カレンたちは彼らが戦っている間に、逃亡した。
「せっかく縄まで用意したのに、縛っておかなかったのが失敗だったわ」
スウィンが悔しがったが、あとの祭である。
夜が明けると彼らは、村長を訪ねた。
正体を明かし、カレンたちがオーガと結託して村の人々を餌食にしていた事実を話す。愕然とする村長に、セイジがデジカメで撮影したものを見せた。
イルドが、A.R.O.A本部の連絡先を教える。次にオーガやデミ・オーガの出現があったり、ウィンクルムを名乗る者が現れた時には、通報しろというわけだ。
また、セイジは沼のほとりのデミ・リビングデットの死体を火葬してやってほしいと頼んだ。更に、今回の件の依頼者がロバートであることも、告げる。
村長は、少しためらったあと、息子に連絡してみると返した。
その翌日。
村長は村人たちに真実を語り、ドーラ神の像を破壊した。
また、デミ・リビングデットたちの死体は、村人総出で火葬された。村人の中には、泣いている者もいた。
「本当は、みんなわかってたのかもしれないよね。あの中に、消えた村人がいたって……」
それを見て、セイヤが呟く。
「ええ。だから皆、私たちの問いに沈黙したのかもしれません」
エリクシアもうなずいた。
一方、ラキアは、炎に焼かれて行くデミ・リビングデットたちに黙祷を捧げ、沼に花束をそっと浮かべた。
(あんな姿で新しい命を吹き込まれ、道具にされるなんて、辛かったよね。……どうか、静かに眠って下さい)
手を合わせ、胸の中で話しかける。
仲間たちのそんな姿を見ながら、セイジはやるせない気持ちに包まれていた。
(俺は悲しい。……人の弱さを見た気がするんだ。行方不明者の多発を知っていながら、村人は目をつぶった。カレンだけを責められない。村人も同罪なんだよ。人は……弱いな……)
胸に呟き、ふとランスはどう言うだろうかと思いついた。隣に立つ精霊をふり返り、問う。
「大切な人の命がかかってたら、ランスはどうする?」
言ってから、唐突な質問だったと気がついた。けれど、ランスはニッと笑って答える。
「それでも、見て見ぬふりはできないな。周りも助けて、大切な人も助ける」
「は……」
セイジは一瞬目を見張り、思わず笑い出した。
「ランスらしいな」
「なんだよ。笑うこと、ないだろう」
ランスは顔をしかめたものの、笑い止んだセイジに軽く肩を叩かれ、笑い出す。
セイリュー、スウィン、イルド、一輝、ガロンの五人もまた、弔いの炎を見詰めながら、どこかすっきりしない顔だ。
(宗教的に言うなら、神様というのは何もしてくれないから、神様たる所以なのだけれど。……それを忘れて、神様に期待を掛けすぎたがゆえの、今回の事件かな)
などと胸に呟き、小さく肩をすくめたのは、ガロンだ。
「一般的には、神様は何かしてくれる存在なんだと思うぞ」
まるでそれが口に出されたかのように、一輝がぼそりと呟く。
「そういうもんかね」
驚きもせず、再度肩をすくめるガロンに、「そういうものだ」と一輝は答えた。
一方、セイリューとイルドは、カレンとファルンを捕えられなかったことを、悔しがっている。
「だいたい、オレたちが戦ってる間に逃げるとか、反則だろ」
「まったくだ。……だが、逃げ慣れているといえば、言えるな。誰も逃げられたのに、気づかなかったんだ」
「詐欺の常習犯、とかなのかもねぇ」
言ったのは、スウィンだ。
「なんにしろ、もし次に会うことがあったら、今度こそ捕まえてやる」
イルドが宣言して、手のひらに拳を打ち付けた。
その同じころ。
近くの丘の上から、沼のほとりの炎を見詰めている二つの人影があった。
カレンとファルンだ。
「まさか、本物が出張って来るとはね」
茶化すように言って、ファルンがカレンを見やる。
「十五年……か。潮時ではあったわね」
カレンは呟くように答えて、踵を返した。行きかけて足を止め、左手を日にかざす。そこにはくっきりと、赤い文様が印されていた。
「紛い物の神人でも、生きて行く役にぐらいは、立つものね」
「でも、こんなので復讐になるの?」
からかうように問うて、ファルンも左手を日にかざす。そこにもやはり、赤い文様が刻まれていた。
「さあね」
カレンはしかし、そっけなく言ってそのまま歩き出す。ファルンは小さく肩をすくめ、そのあとに続いた。
その日、都タブロスに戻ったウィンクルムたちは、A.R.O.A本部に全てを報告したのだった。



エピソード情報 |
|
|---|---|
| マスター | 織人文 |
| エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
| 男性用or女性用 | 男性のみ |
| エピソードジャンル | イベント |
| エピソードタイプ | ショート |
| エピソードモード | ノーマル |
| シンパシー | 使用不可 |
| 難易度 | 普通 |
| 参加費 | 1,000ハートコイン |
| 参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
| 報酬 | 通常 |
| リリース日 | 05月20日 |
| 出発日 | 05月28日 00:00 |
| 予定納品日 | 06月07日 |

2014/05/27-23:47
俺も出せているよ。
上手くいっていると良いな。
2014/05/27-23:45
プランは出せた。
調査諸々は皆頼りな部分も・・・
知的考察は得意な人に頑張ってもらうぜ。
サンクチュアリⅠの回復があまり効果なかったらゴメン。
皆、色々とありがとう、お疲れさま。
後はうまくいく事を祈っているぜ。
2014/05/27-22:32
お祭りはおっさんの勘違いか。めんごっ。
一応プラン書けたわ。こんな感じ。
ぎりぎりまで修正はできるから、何かあったら言ってちょうだい!
【スウィン】
■用意
カメラ付携帯(マナー)→無理ならカメラ類と通信機
長袖・防水加工・フード付ウィンドブレーカー→毒・雨対策
手袋→文様隠し
縄→捕縛用
■
急ぎ村へ
旅人設定
フェイクや会話術活用
ファルン調査担当
会話・尾行・盗聴・監視等
証拠になりそうな物は撮影
怪しまれてると感じたら程よい所で切り上げ
ファルンが儀式に不参加ならこちらも同
基本的にずっとファルンを追う
カレンとはどのくらいの付き合い?(期間
ドーラ神を信仰してどのくらい?
外見でおかしい所は?文様はある?色は?
会話・物・行動、怪しいものはないか?
何かあれば通信手段を使い仲間に連絡
宿・大祭終了直後・連絡が入った時等に仲間と合流し情報交換
■戦闘
カレンとファルンは捕縛
---
【イルド】
記載がない部分はスウィンのプランにあわせる
基本的に二人一緒に行動
会話や調査は得意なスウィンに極力任せ
寡黙を演じ見張り等サポートにまわる
隠密行動時はサバイバルが役立つ?
■調査
マントゥール教団と関係は?カレン・ファルンの目的は?
■戦闘
敵の奇襲に注意(異臭・気配)
前衛
赤子が攫われている場合救出し神人達に渡す
敵が複数時はトルネードクラッシュで範囲攻撃
単体時は通常攻撃
敵の逃亡、カレン・ファルンの自害に注意・阻止
調査時分からなかった事を敵にきく
■後
村人に全てを説明
A.R.O.A本部の連絡先を教える
オーガが現れた際の通報、
ウィンクルムを名乗る人達が本物かどうかの問い合わせ用
本部に完了連絡
2014/05/27-21:46
あ、一応ぼくもそっちの意味だった、ですけど<神事的な
お祭りって言い方がわるかったかなあ……。
閉鎖的で排他的な小さい村ですから賑やかなお祭りは想像してない、ですよ?(汗)
了解です。合流または連絡って書いておきますね。
あとは話し合うべき場所はどこだろう……?
あ、ぼくの服装は手を隠せるものをつけて行こうかなっておもう、です。
毒対策は他のはちょっと文字数が……
2014/05/27-21:34
これない間に建設的な話し合いがさらりと進んでいる!
オレ達は村人達に今までの行方不明者等について聞き込みと
デミ・リビングテッドとの関係を調べるつもり。
そして俺も祭りは神事系の方を想像していたんだぜ。
大祭り後に合流は了解。
祭り前で藻気になる事を見付けたら連絡はする。
携帯電話が駄目なら捜して直接会って話すよ。
戦闘時にはサンクチュアリⅠで回復、毒ダメージ分ぐらいは相殺したいところ。
敵が回復する可能性もあるけど(悩
2014/05/27-21:09
これからプラン書き始めるわ。かなり難航しそうだけど…。
カレン・ファルン・村人。とりあえずどれも最低一人は担当が決まったわね。
おっさんも旅人にしとくかね。
携帯電話は、以前依頼で使った時はあくまで貸与品だったから、どうなのかねぇ。使えるといいわね。
毒への注意はりょーかい。防水加工・フード付のウィンドブレーカーでも着ていこうかしら。
大祭って楽しいお祭りなのかしら?儀式的なものばかりの神事を想像してたけど。
まあ、どっちでもやる事は変わらないわね。
おっさんはずっとファルンを見張るつもり。
ファルンが儀式に参加するならおっさんも儀式の場に、ファルンが不参加ならおっさんも不参加。
スキルは会話術・フェイク・サバイバルあたりを活用する予定。
大祭の後に一度合流予定ってことかしら?りょーかい。
合流できない時は通信機で連絡って感じかね。
2014/05/27-20:10
スウィンさんの言うとおり、同じ団体なら、集まりやすい、かな?
一応、プランとしては村人から沼地や赤ん坊や子供たちについて聞くのと
失踪者やカレンさんファルンさんのことを聞くようにしてます。
ぼくは、まだ、子供、ですし、エリクは会話術のスキルもありますから
本音ははなさないかも、ですが、不審には抱かれないかもと思って、です。
お祭りの際は普通に見て回ろうと思います。
色々聞いて回ったのに、当日に聞いて回った本人が雲隠れってわけにもいかないと思う、ですし。
それに見てまわる人もいた方が、あんまり村の人に違和感も抱かれないかなって……。
一番怖いのがぼくらの行動を村の人に邪魔されちゃうこと、ですから。
人が退きはじめた頃に、人ごみに紛れて合流する予定にしましたが大丈夫、です?
2014/05/27-18:02
アキ・セイジだ。
旅人として来訪しカレンに接触する予定だ。
また観光と称して村の周辺を探索し、裏手の沼の周囲の足跡を検分し、
「敵の数と種類」のPL情報をPC情報に変換することも試みる。
沼地の周りの脆弱な地盤には足跡又は何かが動いた窪みが必ず有る。
その向う方向を辿れば「敵の拠点」の目星も付けられるだろう。大祭の前までにやっておく。
万一赤子が攫われても、その追跡が撒かれても、行き先は此処の可能性が高いってことさ。
祭の後俺達は村で最も高い建物(か村中央の建物)の屋根の上から村内を観察し、誘拐犯の登場を見張る。
可能なら現場を取り押えたい。
その際、デジカメで撮影し証拠とする。
皆との連絡は携帯電話(マナーモード)の予定。
携帯やデジカメくらい普通の人間なら持ってると思う。
パソコンのある世界で持ってないとしたらどんだけタイムスリップ人なのかと(苦笑
デジカメは最悪インスタントカメラになるけどな。なにせコンビニにある(爆
バトルでは打撃や切傷の他に毒の粘液に気をつけよう。だから長袖と皮手袋でいくよ。
文様も隠せて一石二鳥だ。
なお、相棒は「カナリアの囀り」を使ってくれると思う。
唯一の範囲攻撃魔法だ。最大多数を効果範囲に巻き込めるように俺も剣で補佐する。
2014/05/27-07:03
ま、まだ、プランはかけてない、ですが。
方針だけ・・・・・・。
ぼくは村の人に接触したいと思っているので
赤ん坊に関して聞いて行きたいとおもいます。
小さな村ですから、行商人、旅人を装えば
酒場や宿屋に集まってお話するくらいは出来そう、です?
入信者の場合、会って連絡をとるのは難しい、かも、です。
向こう側で住居や泊まる場所を手配される可能性もありそうですので
連絡する機器(携帯・通信機)は必須そう、です。
かわりにカレンさんやファルンさんとは容易に接触出来そうです、が
問題はカレンさん、です?
ウィンクルムの特徴である手の甲の文様はなかなか見せてくれなさそうな
きがする、です。
同時にこちらも文様を隠す必要がある、ですね。
ぼくとエリクは旅人を装ってみようと思う、です。
あともうちょっとプレイングを練ってみます、です。
2014/05/27-01:49
揃ったわね。参加者が増えてくれて嬉しいわ♪よろしく!メンバーは
ハードブレイカー1
テンペストダンサー1
ライフビショップ2
エンドウィザード1
ね。
小さい村だし、赤ん坊は少ないんじゃないかと思ってるわ。
赤ん坊がいる家をリストアップするのは賛成。
カレンやファルンが、攫うターゲットのリストや写真を持ってたりしないかしら?
それはカレンやファルンを調査する班に期待ね。
赤ん坊が誘拐されてるところを追跡…だと赤ん坊が危険よねぇ。
やっぱりその場で取り押さえるのがいいかしら?で、色々情報を吐かせる?
こっちが誘拐犯だと間違われないよう注意したいわね。
デミ・リビングテッドの調査(情報収集・写真入手等)は、村人にききこみするってことよね。
赤ん坊の調査と同時にできないかしら?怪しまれないようにしたいけど…。
■カレン
大祭の日は儀式の場にいる?
■ファルン
大祭の日は儀式の場にいる?別行動?
おっさんは今のとこ、入信者を装って
ファルンを調べる班になろうかと思ってるけど、変更はできるわ。
全員集まっての情報交換・相談とかもしたいけど、いい場所あるかね?
全員同じ団体(入信希望者でも、他の設定でも)ってしたら、宿屋?とかに集まりやすいかしら?
2014/05/27-00:11
ふぁ、ぎりぎり、ですっ。
セイヤ、です。よろしくお願いします、です。
さ、作戦に関しては後で会議室を読み込ませてもらいます、ね。
2014/05/26-19:30
さらわれたばかりで赤ん坊がまだ殺されていないなら助けたいよな。
祭りの前に赤子の居る家をリストアップして、
祭りの後にその家を見張り、誘拐をその場で取り押さえる・・とか?
ただ、赤子のいる家が沢山だと厳しい方法だな。どうしよう。
カレンとファルンのしっぽをどうつかむかは悩むところだ。
出現するデミ・リビングテッドと行方不明者が同一人物かを
写真や衣服などから調べようと思うのだけど。
これにカレンかファルンが1枚咬んでて、何かでてこないかな。
祭り前にこれは調べたいと思っている。
2014/05/25-16:22
■カレンとファルン
マントゥール教団にしてはオーガに対して敬う気持ちが足りない気もするけど
可能性は0じゃないわね。逃亡に注意しつつ捕獲って感じかしら?
■対応
敵の殲滅はもちろん賛成。
敵を倒した後は、村の人にA.R.O.A本部の連絡先(電話番号や住所)を教えるつもり。
またオーガが現れた時は通報してもらったり、
ウィンクルムを名乗る人達が来たら本物かどうか問い合わせてもらったりできるかなって。
カレンとファルンは村人を騙していた・ドーラ神は偽者
これは村の人達に分かってもらいたいと思ってるわ。
人手は、これから参加者が増える事を期待しつつ…。
今の所調査は「カレン」「ファルン」「赤ん坊」の3班に分かれた方がよさそう?
と思ってるけど、どうかしらね。
2014/05/25-14:54
セイリュー・グラシアだ。よろしく。
見知った顔ぶれで心強いよ。
■女司祭カレンと精霊ファルンは
できれば捕獲してA.R.O.A.施設へ連行したい。
マントゥール教団との関係が疑われる。
詳細に調査したいし、色々尋問するべき事もあるだろう。
■村人への脅威を排除するため、ヤックドーラならびにその他オーガを駆逐。
村人たちが女司祭を受け入れたのも、それまで脅威を払ってくれたからだろ。
村人たちには彼女たちの存在は確かに利益になっていた。
いつオーガの襲撃に遭うかと四六時中びくびくする必要が無くなったからな。
その懸念を晴らし、村人たちの安全を確保しなければ、
俺達が村に再び災厄を持ちこんだのだと、責められかねないじゃん。
目指す所はこのふたつかな。
村人たちの前でドーラ神がオーガの一種だという事と
女司祭はそれを崇めてこの村を利用していた、という事を示せればベストかな。
でもそれだと少し手が足りないな。何かいい作戦を思いつければいいのだけど。
2014/05/24-12:25
スウィンと、ハードブレイカーのイルドよ。よろしく!
どう考えてもおかしいのに、村の人達は何やってんだか…。
頭使う事は(背後が)得意じゃないけど、頑張らなきゃねぇ。難しそうだけど…。
まだ綺麗にまとめられないけど、思った事をつらつらっと。
■カレン
ヤックドーラと取引をした女性?手厚くもてなされ、村で好き勝手するのが目的?
ウィンクルムを詐称しているかは、手の甲の文様を確認?(文様があるか、文様の色)
■ファルン
取引をした女性の傍にいた長身の男?
見た目で人間かポプルスかは分からないのよね?やっぱり文様を確認?
■村
排他的ってあるから、おっさん達は正面から行かない方がいい?
裏でこそこそ動けるかしら?もし正面から行く場合は
「ドーラ神という素晴らしい神様の事をきいてやってきた。是非入信したい」とか?
■敵
・ヤックドーラ
大祭の隙に赤ん坊を攫ってる?それともカレンかファルンが攫って献上してる?
赤ん坊だけなのは攫いやすいから?それとも赤ん坊が好物とか?
人間と争うことなく楽に赤ん坊を手に入れられるから取引に応じた?
・ヤグマアル
ヤックドーラの部下?村の裏手の沼地に住み、大祭の生贄である子羊を食べてる?
・デミ・リビングテッド
行方不明になった人がデミ・リビングテッドになってる?
オーガを倒しても活動を停止しない。出てきたら倒す必要がある。
■調査
おっさん達が村に着くのは大祭前?大祭前に調査して、大祭時に(退治等の)行動?
カレンやファルンを尾行・盗聴する必要がある?
村の赤ん坊の数、家の場所も確認しときたいわ。
分かれて別行動か、皆一緒に行動か。2.3班くらいに分かれた方がいいかしら?
分かれる場合、連絡手段(通信機や携帯)を用意したいわね。
■戦闘
おっさんもイルドも前衛。
おっさんはデミ・リビングテッドを、イルドはオーガを相手した方がいいかしら?
それともイルドは範囲攻撃を持ってるから、
複数出てきそうなイメージのデミ・リビングテッドにいくか…?

