


『あなた』達は、緊迫した面持ちで先を急いでいた。
1分1秒を争う事態であるが、浮き足立っては任務を成功させることは出来ない。
冷静さを保ちつつ、急行する───何よりも重要な心のあり方を実感しながら。
セレネイカ遺跡にあるマシナリーファンタジア。
オーガがこの区画にある遺跡の施設及び巨人ナミーカの制御権を得る為にリミッター解除を目論んでいることは周知の事実だ。
ウィンクルム達も瘴気を祓う為の『月幸石』を集める一方、マシナリーファンタジア内のオーガ討伐に動いている。
『あなた』達は、この区画内のオーガの戦力規模を調査すべく訪れていた。
その矢先、インカムに救援信号が入る。
オーガ討伐の為、区画調査を行っていた別働隊からだ。
オーガと交戦中。
状況劣勢。
救援求める。
場所は───
場所の詳細を告げられた後、戦力を告げようとして、通信が切れた。
話せる余裕がなくなったかインカムが壊されたか。
それらを確認する術はない。
現在、自分達がいる場所からそう離れている場所ではないが、別働隊が襲撃を受けて劣勢ならば、この付近にもオーガがいるかもしれない。
だが、彼らを放っておくことは出来ない。
判断を誤れば、彼らの命は勿論、自分達の命も危ない。
焦る気持ちを抑え、冷静に……けれど、速やかに。
『あなた』達は、先を急ぐ。
その頃、救援を待つウィンクルム達へ、こう言葉を投げた存在がいたのを知らず。
「ここに来るまで、どの程度時間掛かるか……ウィンクルム達の試験の始まりだね」


●状況整理
・オーガ戦力規模調査の任務中、区画調査を行っていた別働隊から救援要請が来た。
・場所は判明しており、急行すれば5分程度で現場到着。
・オーガ達が待機しており、その向こうに手足を拘束されたウィンクルム達がいる。
●目的
・味方救出
●地形情報
・立ち回りに影響は出ないものの、一直線の通路のような場所。身を隠す場所はなく、迂回して到達は不可能。
・ウィンクルム達の後方に曲がり角があり、指示を行う存在はそちらにいる為、一見するとオーガ達以外いないように見える。
●敵戦力
・ヤックドロア・アスx1
・ヤグナム、ヤグズナルx複数
※ヤグナム、ヤグズナルの数は参加者の強さに応じて調整をします。
A.R.O.A.資料より
ヤックドロア・アス
力場形成能力があり、防御力が高い。
ヤグナム
カウンター攻撃・支援能力注意。
ヤグズナル
射撃攻撃注意。
●NPC情報
・レイジ・ビクトール(ハードブレイカー)
・ガッシュ・レオン(ロイヤルナイト)
・信也・レオ(ロイヤルナイト)
・ディアン・アーク(プレストガンナー)
・潤市・清人(エンドウィザード)
※平均レベル15程度。全員トランスが解除されており、重傷状態。
●PL情報
・オーガを指示しているのはデミ・ギルティになります。
ある目的の為に仕掛けており、当初は姿を見せません。
一定時間戦闘を行えば、ウィンクルムを放置し、悠々と撤退します。
・戦闘中、救出対象のウィンクルムが攻撃されることはありません。
彼らから援護はありませんが、状況悪化の行動は取りません。
●注意・補足事項
・目的が達成されれば敵は撤退するので、討伐・深追いはせず、重傷状態の味方と共に安全な区域まで離脱しましょう。
・参加者全員にインカム支給済、救出対象もインカムは所持していましたが、全員破壊されています。
・一本道のような場所での戦闘となります。範囲に影響を及ぼす攻撃の場合、救出対象が巻き込まれないよう注意する必要があります。
こんにちは、真名木風由です。
今回は、ピンチのウィンクルムを救出するお話です。
任務の特性上、A.R.O.A.から支払われる報酬も多くなります。
敵の種類自体は少ない為、対応は取り易く、戦闘場所が場所なのでこちらも奇襲は出来ませんが、奇襲されることはなく、一糸乱れぬ戦略が必要という訳でもありません。敵が撤退するまで純粋な戦闘となります。
救出対象は重傷状態ですので、戦闘はまだ自信がないという方も救出後の彼らに対する行動中心でも問題ありません。
重要なのは、味方を救出し、彼らと共に安全な区域まで離脱することとなります。
無事に目的が果たせますよう。
それでは、お待ちしております。


◆アクション・プラン
信城いつき(レーゲン)
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優先順位(全員認識)ヤグズナル>ヤグナム>ヤックドロア・アス 事前; ネイチャーブルーを首に掛け新たな瘴気(敵)に対して注意 ハイトランス使用 守備力の高い敵が多い、持久戦になればこっちが不利だ レーゲンやみんなが引きつけてくれてるのを信じて攻撃に徹する 奇声がくる合図がきたら、耳をふさいで耐える(レーゲンも) アスへのスキル攻撃が足りない場合は、与えた傷にさらに攻撃を行う ハンカチなどで応急処置して安全圏に速やかに移動 肩貸す…身長的に難しかったら武器や荷物もち 何の為に殺さず戦わせようとしたんだろう? 分からないことが多いけど、でも、まず今はみんな助かって良かった |
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現場、敵の姿が見えたらトランス→ハイトランスする。 オレの役目は盾と高防御の敵への攻撃だ。 防御高い奴が敵の攻撃を引きうけなきゃ! 敵の特徴を先に仲間に話すぜ。 ラキアと連携して敵に切り込みオレ達へ注意を向ける。 ヤグズナルから優先して倒す。 数が減ったらオレ達はヤグナムへダーゲット変更。 叫び声はキアイで何とかしよう。 オレの刃は必ず当たる!と信じて刀を振るう。 敵数が減ってきたらリーダーっぽいヤックドロア・アスを攻撃し倒したい。 敵のリーダーを潰せば撤退するかもじゃん? 敵が引いてくれたらラッキーだ。 重傷者に何時こいつらが牙をむくか判んないしさ。 敵撤退後手当てしよう。生きてて良かったと喜ぶ。 何か、嫌な敵だな? |
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トランスをしてから救助に向かいます。 戦闘: ヤックドロア・アスがいるなら、持久戦になりそうです。 意識して呼吸して、焦らないように努めます。 後衛からできるだけ味方と同じ敵を攻撃します。 無理なら味方を攻撃しようとする敵を狙います。 届かなければ中衛に移動です。 音でヤグズナルの意識を妨げることができればいいんですけど。 ヤグナムにも注意を払います。 奇声を上げる素振りを見せたら、インカムで味方に連絡してから耳を塞ぎます。 瘴気が濃いですね。(重傷者が心配 戦闘後: 鴉さんの手当を補佐します。 その後は、歩けない人に肩を貸して移動です。 まだ他にオーガが出るかも知れません。 無理のない範囲で急いで、安全圏まで移動します。 |
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俺で出来る事は少ないけど……こんな人を適当に傷つけて遊んでるみたいなやり方、許せないぜ。 当然、トランスは先にやっておくとして……先ずは、重症になってる人たちに対して、助けに来た旨を大声で叫んでおくぜ。 多分めっちゃ敵のヘイト貰うだろうけど、防御に徹すればなんとかしのげるか……? 俺はあんまり前に出過ぎないで、後衛の人達に攻撃がいかないように気を付けてみようかな、実力的に、前に出ると多分足引っ張るだけだしな……。 戦闘が終わったら、手にした剣で皆の拘束を解いて回るぜ。 仲間が応急処置とかやってくれるみてーだし、それが終わったら励ましながら撤退かな。 動けない程の重症者がいれば俺が肩を貸すぜ。 |
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…じゃ、頼むよじーさん(心配ながらもトランス) 応急セットと懐中電灯、双眼鏡(できれば暗視可能)持込 現場ついたら重症者に聞こえるように声かけて懐中電灯点滅させるよ! 生存確認って奴! その後は後衛から敵の後方を双眼鏡で確認しとくよ ヤグズナルから流れ弾とか不意打ちとかされたら困るし 何か動きがあれば皆に声かけとく ヤグズナルが落ちたらヤグナムの動きを見とくよ 奇声上げそうだったら皆に教えたり、1人が集中攻撃されそうだったらその目を懐中電灯で直接照らしたり! (懐中電灯は普段消灯) 他に敵がいるかもって話だし、余裕あれば頭上や奥の曲がり角も警戒してみる 戦闘後は重傷者運んだり肩貸すよ! 応急セットが足りなければ貸すね |
●急行
「あそこだ!」
セイリュー・グラシアが、敵を目視で確認した。
すぐさまインスパイアスペルを口の端に乗せ、ラキア・ジェイドバインへ唇を寄せてトランスした。
「俺の役目は盾だな」
「数が多いね。……それに随分戦略的だ」
ラキアは近づく敵に瞳を細めた。
「前衛のヤグナムはカウンター系に動き易い、こちらの直接攻撃を考慮している。支援能力もあるしね。後衛のヤグズナルの配置も間断なく俺達に射撃攻撃をするのが目的だろう。彼らの付近にいるのは……ヤックドロア・アスだよね。明らかにヤグズナルのガードを考慮している」
「わしは連中に遭遇するのは初めてだが……機能的な配置ならば、指揮する者がいるということか」
ラキアの見解にカラヴィンカ・シンがその真意を察する。
先程、「……じゃ、頼むよじーさん」と安宅 つぶらから頬にキスをされてトランスとなったカラヴィンカ、「これも仕事だ」と言ったものの、契約時に決めなかったインスパイアスペルの決定を告げられ、「……まさかその言葉にするとはな」と呆れていた。
その言葉のやり取りの意味は他のウィンクルムには分かりかねたが、何か曰くつきらしい。
「優れた指揮官がいるならば、間違いなく射手を狙う……考えることは同じだ」
「お願いします。攻撃分散の為前衛に向かいますが、主殿が狙われる可能性は否定出来ません」
カラヴィンカに応じたのは、既に鳥飼とトランスしている鴉。
前衛には高い防御力を誇るウィンクルムが立つ必要があるとはいえ、通路の広さを考えれば、少しでも多い方がいい。
「見えた!」
つぶらが短く叫んだ。
彼は安全に戦力規模を確認する為、暗視機能を持つ双眼鏡をA.R.O.A.から借りていた。
それがこういう形で役立つとは。
「全員拘束されているねェ。命に別状はないかもしれないけど、傷は深そう」
つぶらの言葉を聞き、ラキアの顔が僅かに歪む。
が、彼らを助けるには自分が冷静にならねばと強く言い聞かせた。
「俺で出来ることは少ないけど……人を適当に傷つけて遊んでるみたいなやり方、許せないぜ」
終夜 望が唸るように呟いた後、「助けに来た!」と大声を叫び、同時につぶらが消灯させていた市販の懐中電灯を点滅させた。
視覚と聴覚、双方で人質になっている彼らに対し、存在を示したのだ。
直後、大きな物音が聞こえる。
オーガが攻撃したのではなく、拘束されているウィンクルムが床を蹴ることで生存を示したのだ。
「重傷でも足は折れていないようだねェ」
つぶらが懐中電灯を消し、後方に下がる。
既にオーガ達はこちらの存在を認識しており、今や遅しと機を伺っている。
「ヤックドロア・アス相手なら、持久戦は覚悟した方がいいかもしれません」
「でも、持久戦になれば、俺達が不利だ」
「ならばヤグズナルを優先すべきだろうな」
「対処は私が率先するよ。ヤグナムの影響を考慮せず仕留められるからね」
鳥飼の言葉に既にハイトランス・ジェミニまで発動させている信城いつきが応じているとカラヴィンカが反応、彼らを安堵させるかのようにレーゲンが両手弓「オールド・プレイメイト」から矢を放った。
接近しながら弓を射ることが出来るのは、パルパティアンを発動しているからだろう。
ヤグズナルの1体に命中し、仕留めるが、ヤグズナルの数も少なくない。
「つぶらのお陰で俺だけがヘイト貰う訳じゃないみたいだけど……」
望がハートフル・ウォールを手に前へ出る。
セイリューやいつきのように前線に立てる訳ではない。
が、盾を構え、後衛を守ることは出来る。
特に双眼鏡で動きを確認するつぶらは反応が遅れ易い、いざという時は盾がある自分が射線に立つべきだろう。
「場所を考慮すれば奇襲はないだろうな。それだけにセッティングされた状況とも言う」
イレイスが、喉を鳴らす。
「これをセッティングした者……するだけして帰宅はしていないと思うがな」
「かもしれないね。指揮系統がいい。上位オーガ……最低でもデミ・ギルティは想定した方がいい」
イレイスに応じるラキアは既に防御力を生かして誰よりも前へ出ている。
セイリューはハイトランス・ジェミニであれば敵が早く倒せると言っていたが、前衛が崩れないことを考えれば、寧ろディスペンサで正解だっただろう。治癒や防御に動き易くなるのは事実なのだから。
「デミ・ギルティ……ネイチャーブルー・クリスタルがあったら、分かったかもしれないのに」
いつきが、小さく呟く。
あの浄化された瘴気の結晶ならば、デミ・ギルティの接近を察知してくれただろうが、当初は調査任務としてここへ来た。
場合によっては、瘴気の接近で起こすという発光反応が命取りになる可能性があり、持ってくるのを断念したのだ。
デートのような状況とは違い、任務では敵に気づかれないことも命運を分けることもある。
……だが、今回に関しては、有利に働いたかもしれない。
この辺りは自分の持っているネックレスの能力を理解しているからこそ考える話だが、言っても始まらない為、いつきはヤグナムへ向かっていく。
●激闘
シャイニングスピアを自身に発動させたラキアが最前線に立つと、ヤグナム達は彼を狙うべく襲い掛かってきた。
それを狙うようにセイリューといつきがラキアの背後から左右分かれて飛び出る。
「右手は任せて」
「左手担当っ!」
いつきがラキアを狙おうとした1体へチエーニ軍専用槍を繰り出す。
ハイトランス状態ならばよりその力を引き出すことが出来る為か、ヤグナム達にもその攻撃は有効だ。
セイリューもハイトランス状態ではないが、オーガに対して有効な大刀「鍔鳴り」を所持しており、オーガにとって軽視出来る攻撃を繰り出してはいない。
が、数の上でヤグナムはまだ優位だ。
この為、ヤグズナル到達前にヤグナムをある程度減らさないと後衛に到達される可能性が高く、危険が大きい。
「挟撃も怖いしね」
「だな。ヤグズナルは暫く、レーゲン、任せた! すぐにオレ達も奥に行けるようにする!」
ラキアとセイリューの見解に応じるようにレーゲンが弓を射る。
同時に、側面からラキアを狙おうとしたヤグナムは逆に光輪の反射で反撃を食らって悲鳴を上げ、更に殺到しようとしたヤグナムは鴉が見逃さない。
「今はヤグズナルをお願いします」
「ありがとう」
レーゲンに礼を言われた鴉はレーゲンと対になる位置で立っている為側面へ回り込む動きに強く、セイリュー狙いのヤグナムへヘシマヘビのパペットで足元から狙いにかかった。
(今の所、レーゲン殿が順調に仕留めてくださっていますね)
ヤグズナルへ最も適した攻撃手段を持つレーゲンはヤグズナルの腕を狙うことでまず攻撃出来ない状況を狙っているようだ。
いつきを含む前衛がヤグズナルへ狙われないようにという配慮をしつつ、ヤックドロア・アスが展開する力場の外にいるヤグズナルを排除し、敵の数を減らす方向らしいが、まだワイルドショットのような大技は使っていない。
(使っていなくとも面白くないでしょうね)
レーゲンを落とすべく、ヤグズナルの攻撃が彼へ集中しつつある。
が、その攻撃があまり上手くいかないのは、望が盾で彼の攻撃を凌いでいるからだろう。
「攻撃が集中してきてる。私より下がった方が……」
「攻撃に集中出来なくなったら、その分ヤグズナルを落とす時間が長引くだろ。そうなったら、いつきが困ってアンタも困る。違うか?」
「聞き分けのない弟ですまんな。こんな弟に育てた覚えもないんだが」
レーゲンが盾の耐久を上回るのではと望を案じるが、望は譲らなかった。
後方からイレイスが肩を竦めてそう言ったが、望も今ツッコミしている場合でもなく、レーゲンへの攻撃を盾で受け続ける。
その時だ。
後方から、懐中電灯の光がぱっと差した。
同時に鳥飼が「来ます!」とインカムに叫び、全員耳を塞ぐ。
直後、ヤグナムの1体が挽回を狙って奇怪な雄叫びを上げた。
「間に合ったねェ」
「……助かりました」
つぶらの呟きに鳥飼が礼を言う。
鳥飼は射手として攻撃に参加している為、どうしても優先目標である味方が攻撃した敵に意識を振り分ける必要がある。
この為、どうしてもそれ以外のヤグナムの動きまでフォローするのは難しい。
自身の戦闘力がないからこそと双眼鏡も持っていたつぶらが敵の動きを見ることに徹していたからこそ、まだ誰も対応していないヤグナムの動きに気づくことが出来たのだ。
「とは言え、出だしと先程でだいぶ人気が出たようだな、道化」
「他人事のように……」
「実際他人事だろう。連中も焦っているからこそ全体を見る奴が邪魔だ」
後衛護衛を担当するカラヴィンカが、呆れるつぶらへそう言った。
目の前の敵に集中しなければいけない状況だからこそ生まれる隙もつぶらが埋めてしまえば、それは面白くないだろう。
カラヴィンカは知性が低いオーガの感情の色をよく見ていた。
戦場は、尚も動いている。
ヤグズナルよりヤグナムが強引に前衛を突破しようとし始めた。
いつき、セイリュー、ラキアにそれぞれヤグナムが張りつき、隙を作るべく鴉がパペットマペットで援護する中、ヤグナムが1体突破、レーゲンとその前に立つ望を攻撃しようとする。
が、その間に3体のパペットが割り込む。
望は意図を理解して飛び退き、倣う形でレーゲンもバックステップ。
直後、3体のパペットが攻撃を受けて爆ぜた。
「とっておきが役に立ったな」
イレイスが得意そうに笑う。
パペットマペットは出現したぬいぐるみに攻撃等の行動を行わせるもの……ぬいぐるみは行動したら消えるが、『行動させなければ、攻撃されでもしない限りぬいぐるみは存在し続ける』のだ。
イレイスはこの特性を生かし、パペットマペットで出現させたぬいぐるみに今まで『何もさせなかった』。
後衛で後方に注意するように見せかけつつ、突破された際のトラップを仕込んでいたという訳だ。
「最も、私は肉体労働は嫌いなので、その辺りは空気を読んで欲しい」
「自分が読めるようになってから言いやがれ!」
望はツッコミながらも、その声は弾んでいる。
虫の息のヤグナムへはカラヴィンカがアルペジオで止めを刺し、戦線に影響を出さない。
「ヤグナムも目処は立ってきたようですね」
「問題はヤグズナルでしょう。多くは倒れていますが、ヤックドロア・アスの力場へ逃れている個体がいます」
パペットマペットⅡも残り1回、ラキアの立ち回りのお陰で攻撃が来ないが、セイリューが今、ラキアにディスペンサで自分の力を譲渡した為、一時的に回避能力が低下している。
それをカバーするようにいつきがヤグナムへより集中的に攻撃を仕掛け、鳥飼も魔弓「バチューン」の特性を生かし、威力よりもその音で集中を乱しに掛かっているが、敵も立て直そうとしている。
「間違いなく、指揮官は近いだろうね」
ラキアがシャインスパークで治癒も兼ねた援護もしつつ、呟く。
ディスペンサはもう使用した。
戦闘終了後、最低でも1回はサンクチュアリⅠが使える状態でいたいのだが、指揮官がデミ・ギルティ以上だと正直読めない。
●終焉
ヤグナムの目処がついたことで、いつきが切り込む。
本来なら防御力に優れるセイリュー、ラキアが行う所であるが、ハイトランス状態をまだ維持しているいつきの方が攻撃力に優れる。
加え、射手の鳥飼とレーゲンはどうしても接近されると対応が厳しくなることより、突破させない壁として彼らは立ち続ける必要があった。
「射手はだいぶ大人しくなっているな」
「けど、逃げるヤツいないねェ」
「……どこを見ている?」
カラヴィンカが胡散臭い目でつぶらを見た。
つぶらは天井を見ていたのだ。
「つぶらサン思うんだけど……敵の指揮官いるかもしれないんだよね? ヤバイヤツなんだよね?」
つぶらは、ある可能性を警戒していた。
「もし、ウィンクルムの人達の奥……あそこ曲がり角あるけど、あそこらへんにいるとしてさ、この天井に攻撃して、天井落とされたら、やばくない?」
だから、天井がどういう感じか見ておきたい。
頑丈そうであってもそれを砕く力があるかもしれない。
逆に脆そうなら、潜伏すらしているかもしれない。
目処が立っているなら、自分達の意識を衝くことを考えてくる可能性はある。
「プールから引き上げようとして落とすアレに似ているな。私は面白いが、されるのは好きではない」
「つぶらサン、ちょっと同情したくなってきた」
パペットマペットを使い果たした為後方に下がったイレイスがうんうん言うと、つぶらは望への同情を口にした。
「道化、着眼は悪くない。が、ならば床も見ることだ」
カラヴィンカが床を指し示す。
直前でいつきから借り受けた懐中電灯「マグナライト」で床を照らした。
つぶらが事前に持ってきていた市販のものよりもより明るい光は、床の状況を明確に教えている。
今まで、伝達手段として用いていた為使用していなかったが───
「床も頑丈そうだが、手入れされていない故の劣化がある。滲み出た地下水がある程度で戦闘に影響はなさそうだな」
「まだ到達していない付近はその限りではないかもしれんな。───望!」
イレイスはヤグズナルへいつきが切り込んだことにより、レーゲンの集中攻撃がなくなった望を呼んだ。
鳥飼のフォローを鴉へ任せる形で後退した望へイレイスがあることを耳打ちする。
一方、いつきはレーゲンの援護を受けて前に進んでいた。
流石にヤグズナルもヤックドロア・アスが展開する力場から出て、迎撃しようとしてくる。
(レーゲンを信じる!)
いつきは、槍を繰り出す。
レーゲンと同じく、攻撃は可能な限り回避するよう心掛け、接近して撃つ暇など与えないように。
ヤグズナルを沈黙させれば、ヤグナムの対応に専念出来る。
ヤックドロア・アスはレーゲンのワイルドショットならばいける筈。
自分がすべきことをすれば、何も案ずることはない。
「お願いします!」
鳥飼が威力ではなく、その音色で気を取られたヤグナムを見逃さず短く叫ぶと、セイリューが駆け込んで、太刀を振るう。
更にラキアが片手本「カ・ギヅメ」で追撃すれば、ヤグナムは沈黙する。
「何度も同じことをなさっても仕方ありませんよ?」
鴉が笑った先には、顔面を押さえるヤグナムの姿。
残り1回のパペットマペットⅡ、どこで使うかタイミングを図っていた彼はヤグナムが奇怪な雄叫びを上げようと息を吸い込んだ瞬間、ツバメのパペットマペットを顔面にぶつけたのだ。
爆ぜたパペットにヤグナムは怒り狂うが、セイリューとラキアはそれを許さない。
「大事なのは仲間全員で生きて帰ること、誰も傷つけさせない」
「オレ達は倒れないぜ?」
何故ならオレの太刀が倒すから!
セイリューは強く信じた一言を言い放ち、ラキアと共にヤグナムを仕留める。
まさにその時だ。
「おい! 聞こえてるなら、足元、ヤバイ箇所があるなら誰か1人で床を鳴らしてくれ! 天井なら2人、後ろの曲がり角なら全員で!」
望が、叫んだ。
「なるほどね」
意味を理解したラキアが笑みを作る。
指揮官が最低でもデミ・ギルティ以上で、付近にいるなら何か仕掛けてくるのは敵の数が減っている今位から。
敵を倒すのに集中している自分達ではどうしても気づき難い。
それならば、先にこの場にいた者達の反応を聞いた方がいい。
何らかの力で話せなくとも、足が動くなら出来る。
全員が、床を鳴らした。
「中々見事なお手並みだね」
その声は、唐突に響いた。
曲がり角からゆっくりと姿を現したのは、1人の青年。
夕焼けから夜空のようなグラデーションの髪、美しい顔立ちの瞳は黒一色。
当たり前のように戴いている角。
「アクションで情報伝達をする術、実に見事。見ることに徹したそちらの子の着眼……君が思うよりいい働きだ」
「お褒めに与り光栄だねェ」
天井を使った攻撃を考えていたと暗に示す賛辞へつぶらが笑みで応じるが、実際笑っていられる状況ではないと理解している。
「切り込んできた神人、ヤグズナル中心に仕留めているそちらの精霊、それから防御力を活かしたそこのウィンクルムは優先順位を設定していても、戦況に応じて柔軟に対応している姿勢もいい。特に攻守に渡っての君の働きは大きいね」
「……」
いつき、レーゲンと褒めた後、セイリューと自分を褒める存在に対し、ラキアは真意を探るように見る。
目的もなく何もしている訳ではないだろう。
「が、それも、そちらの神人がヤグナムの集中を音で乱す作戦があって活きるものだね。優先順位を決め、躊躇いがない。盾で射手護衛に徹していた神人も自分の役割を果たしていたのも大きいかな。そうそう、そこの精霊2名のぬいぐるみの使い方が上手いね。人形遊びの参考にさせて貰うよ」
そこまで話した後、青年はオーガを見回した。
「デミ・ギルティの試験はこれでおしまい。またね」
彼はそう言って背中を向けた。
今まで戦闘していたオーガ達もウィンクルムに目もくれず、撤退していく。
「意図的に除外したかそうでないか判断つかんな」
カラヴィンカが小さく呟いた。
彼の足元には、幾つもの写真が落ちている。
話している間、調査の役に立てばと持ち出したカメラはすぐにプリントアウトされてくるもの……カラヴィンカはデミ・ギルティが話している間、ずっと撮影していたのだった。
●救出
デミ・ギルティがオーガ達と共に撤退したのに合わせ、取り残されたウィンクルム達へ駆け寄った。
「あれにやられたのか?」
「ああ。試験だと言っていた」
カラヴィンカがダガーで拘束を解除しながら問うと、レオンと名乗った精霊はそう言った。
解除された者からいつきとレーゲンがつぶらから借りた応急セットで手当てを開始する。
「試験……威力偵察目的だね」
サンクチュアリⅠで出来る限りの治療を行ったラキアが、それでも重傷の色が濃いビクトールの傷を見ながら呟く。
「敵もまだここを制圧したとは考えていないんだろうね。だから、偵察……それも俺達の能力を知る為交戦も行う威力偵察をしてきた」
自分達の戦闘能力だけでなく、拘束された彼らの振る舞いも見ていたのだろう。
「ありえますね。傷を見る限り、命の危機が脅かされない範囲で最大のものを楽しんで行ったように見えます」
鴉がラキアも気づいているであろうことを指摘した。
殺しては、『試験』が出来ない。
だから、こうしたのだ。
「何か嫌な奴だな」
「許せるもんじゃないだろ」
セイリューと望は嫌悪を声に滲ませる。
「……でも、今は深追いしている時じゃない」
「深追いした場合、倍の戦力で迎撃する可能性はあるね」
いつきとレーゲンが手当ての手を止めず、呟く。
「可能な限り迅速に離脱、でしょうね。潜伏している可能性もあるとは言え、無理な移動が出来る状況ではありません」
「つぶらサンも賛成。肩を貸すのが必要な人多いし、慎重さも大事だと思う」
鳥飼の、いつき、レーゲンも一致する見解に対し、つぶらもうんうん頷いた。
そこへ周囲を見ていたイレイスとカラヴィンカが戻ってきて、そう言った。
「周辺を検分したが、これ以上の痕跡はないようだ」
「潔く撤退したのだろう。試験終了に偽りなく」
だが、続く両者の言葉は安心出来るものではない。
「威力偵察を行った目的はあるかもしれないがな。面白い目的ではないだろうが」
「でなければ、分かり易い場所で戦闘はしないだろう。威力偵察したかった理由はあるだろうな」
イレイスに続いたカラヴィンカは、写真は提出しておくかと小さな手で写真を纏める。
「デミ・ギルティって写るんだねェ」
「この個体がそうであった可能性はあるがな。誰も生態を理解しておらんなら、全て写ると考えるのは危険だぞ、道化」
デミ・ギルティの戯れか見落としか。
判別はつかないが、資料になるには違いないだろう。
資料として活用されないのが1番いいのだが。
応急手当を終えたウィンクルム達は可能な限り速く、その場を離脱する。
救出したウィンクルムは後にA.R.O.A.の職員によって病院で本格的な手当てを受ける手筈となり、彼らはやっと安堵の溜息をついたのだった。
| 名前:セイリュー・グラシア 呼び名:セイリュー |
名前:ラキア・ジェイドバイン 呼び名:ラキア |
| 名前:安宅 つぶら 呼び名:道化 |
名前:カラヴィンカ・シン 呼び名:カーラ、ちびすけ |



エピソード情報 |
|
|---|---|
| マスター | 真名木風由 |
| エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
| 男性用or女性用 | 男性のみ |
| エピソードジャンル | 戦闘 |
| エピソードタイプ | ショート |
| エピソードモード | ノーマル |
| シンパシー | 使用不可 |
| 難易度 | 普通 |
| 参加費 | 1,000ハートコイン |
| 参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
| 報酬 | 多い |
| リリース日 | 09月22日 |
| 出発日 | 09月29日 00:00 |
| 予定納品日 | 10月09日 |

2015/09/28-23:47
プランは提出できたー!
後は巧くいきますように、と祈るばかり。
特に今回状況が色々とシビアだし。
相談とか色々と皆さんお疲れさまでした。
皆で無事に帰れると良いな!
2015/09/28-21:38
実は教団関連の事は過去の報告書(リザルト)読み返してる最中のつぶらサンです(きりり
まァ何か怪しいの無いかなーくらいで何か見つかれば何かいいかなァくらいの何か←
カーラの字数にちょい余裕あったから、可能なら重傷者から話聞くって事と、痕跡見つかったら写真撮っとくって書いといたよ。
>望サン
字数の余裕と時間が間に合えばでいいんだけど、応急セット用意してもらう事ってできるかねェ?
怪我してる人数多いから、ありすぎて困るって事は無いと思うんだよね。
自分で使えなくても医療持ちの人に貸す事もできるしさ。
2015/09/28-21:04
望:
なんかすっかり出遅れたけど最終日になっちまったから
一応こんな感じで動こうかな、って書いておくぜ。
あんまり敵対勢力とか書かれてもよく解ってない俺知力が残念……(しんみり
えっと、俺は出過ぎない前衛……
ま、後衛に対して攻撃が行かないよう気を張りつつ防御に徹する感じかな、
時間稼ぎできたら上等、って感じかな、実力的にさ。
つーわけで、俺は攻撃面ではあんまあてにしないでくれ、マジで。
あ、でも一応剣は持ってくから、縄とかの拘束くらいなら解けると思うぜ。
イレイス:
手が足りないのは戦闘終了後の重症者に対してのアクションか?
運ぶ程度はうちの望にやらせるが、医療術がある訳でもないので役立たずだな。
私は後衛に立ち、パペマペで適当に撹乱しつつ相手のコンビネーションが絶てれば上々、か。
周辺に対しての警戒だが、
蛇の道は蛇という事で何故か2レベルある『偽装』の観点から気づくことが無いかやってみよう。
望:
あ、俺一応戦闘開始直前に『助けに来たぞー!』って叫ぶわ。
下手すりゃむっちゃ狙われるかもしんねーけど、俺が潰れても多分問題、ない!(言い切った
2015/09/28-20:38
遅くなってごめんなさい
最終的にハイトランスジェミニで行くことにしたよ
(レーゲンの方が力場が消えた瞬間、どこにいてもすぐ攻撃できるんで)
射線は気をつけるね、みんなや救出する人達に当たらないように考えて動くよ
>セイリュー、ラキア →盾役
>レーゲン、鴉 →引き付け
なんで、俺はその間に目一杯攻撃頑張るよ
あ、そうだ
>【敵攻撃優先順位】ヤグズナル>ヤグナム>ヤックドロア・アス
は、共通認識として一応俺書いとくから
(もし、すでに書いてる人がいたら教えてね)
2015/09/28-18:58
鴉:
>応急手当とサンクチュアリⅠの使用は【敵撤退後、安全圏離脱前】
流石に歩きながらの処置は出来ませんので、【拘束を解いた後、応急処置】であれば。
応急セットの備えが足りるか不明ですので、手当を行えば歩ける方を優先して処置させていただきます。
その後は、自力で歩行出来ない方の補助ですかね。
2015/09/28-07:15
>鳥飼・鴉
まとめありがとう!うちも自力歩行できないけが人の補助するね
>つぶら
懐中電灯の使用は、ずっとじゃなくてピンチの時や隙を作るときって感じで絞ってつかったら大丈夫なんじゃないかな
ヤックドロア・アスの担当は了解
最初に予定どおりヤグズナル対応して倒した後、アスにあたるね。
ヤグナムもいるけど、俺たちは力場が消えるタイミングでアスの攻撃を優先させてもらうね
で、俺の攻撃の件なんだけど
>精霊達はカウンター攻撃が主体
言われてみればそうだね……しかも相手は高防御力、となると少しでも攻撃の手はあった方がいいね
……レーゲンの攻撃力が落ちるけどスキル威力あわせて300あったら足りるかな?
攻撃の流れははかわらないけど、オーバーにして俺とレーゲンの役目を逆にするという手もあるけど
ごめん今時間ないので、ジェミニかオーバーかは改めて考える
とりあえず、俺たちは
・ヤグズナルとアス担当
・いつきはハイトランス使用 で動きます
2015/09/28-01:30
カ:
こちらは元から敵後方や流れ弾等の警戒が主だからな。自然と後方は見ているだろう。
互いに奇襲もできないような一本道(恐らく開けた道か、飛び降りるのが危険なほど切り立った崖か遺跡の壁の間の道?)に、重傷者達が放置されている場所の奥の曲がり角以外に何かが潜んでいるとは考えにくいが…
(そして曲がり角近くを調べられる頃にはオーガ達は撤退済み)
重傷者達を回収する際に周囲に何か痕跡が残っていないか程度は調べられるかもな。
戦闘中に上を見る余裕があるかはわからんが、もし余裕があれば上も見てみるとしよう。
2015/09/28-01:13
…何とかヤグナム野郎の集中を乱せないかなーって考えてたんだけど。
一般品で明るめの懐中電灯とか持ちこんで後衛から眩しくすればウッてなってくれるかなァ…って思ったものの。
(豚頭なら目を直接照らすのもそう難しくないだろうし)
それが原因で後衛に攻撃来たらそれはそれで逆効果だよねェ…ってちょっと揺れてる。
懐中電灯あれば重傷者から見て視覚的にも助けが来たってわかりやすいし、どうしよっかねェ…。
余計なことすんなって事なら大人しくしとくんでちょっと意見聞きたいかも!
2015/09/28-01:05
ラキア:
PL情報でデミ・ギルティがいるって話だけど。
現場到着時に「今居るオーガ以外に強い敵がいる可能性」をPCレベルでも思い至れそう。
オーガはウィンクルム(特に神人)を好んで襲う傾向がある。
ヤグナムやヤグズナルは大体Lv13~15相当くらい(1対1組で戦う場合)で、
平均レベル15の連携立った1グループを全滅させるには敵の数が少ないという違和感があるよね。
全員をまんべんなく重傷にしておいて、殺していない事もおかしいし。
手足を拘束して人質にしているのがもっとおかしい。
名前の出てるオーガでそこまで知恵の廻る奴は居ない。
今までの依頼からこういう事をした例は少ないと思う。
食事を目の前にして「お預け」と命令されている犬みたいな印象。
つまり
1.オーガ達に命令ができて
2.彼らの破壊衝動を抑えウィンクルムを人質として使えるほどオーガへの支配力を持つ存在が居る
という事になる。
1だけなら教団員の【邪眼のオーブ】も出来るけど、このクラス・この数のオーガ相手は無理。ゆえに教団員の可能性は外される。
また2の理由から『Dランクオーガより高位であり、自分達と同様の思考力・判断力を持つオーガの存在』が考えられると思う。
この違和感は捕まっている10人を見たら思うので皆に話すよ。
そのオーガが傍にいるかもしれないので充分な警戒をお願いしたい。
自分達はこの区画のオーガの戦力規模を調査をしに来たけど、向こうも似たような調査(偵察?)に来たのかも。
こちらの戦力とか結束力とかこういう事態にどう対処するかなどを、実際に突いてみて試してみようという一種の偵察なのかな、と交戦時に思ったよ。
それか、これを足止めにして、どこか別の所でもっと重要な事をしているとか。
とにかく、もっと強いオーガが隠れていると困るので周辺警戒を皆にもお願いするよ。
自分達で書くには文字数が厳しすぎ。
そして警戒の人数は多い方が誰か何か気がつくかも。
(助けた10人が遭遇してたらAROAには後で情報が入ると思うけどね)
2015/09/28-00:49
>鴉の兄貴
纏めありがとーぅ!
戦闘前はどれくらい距離離れてるかわかんないけど、声かけもやってみる!
戦闘中は一応カーラを後衛の護衛用に置いとくよ。位置的には後衛のほんとすぐ傍って感じ。
(カ:無駄骨に終わるならそれがいいが、連射も可能なら万が一の流れ弾が無いとも限らんのでな。無いよりマシ程度に思っておいて欲しい)
ヤグナムの数が多かったらつぶらサンも奇声あげそうな奴探そうかな。ヤグズナルが落ちてもヤグナムが4体以上残ってたら鳥飼の兄貴をお手伝い、って感じで。
戦闘後に重傷者運ぶのは多分(字数的にも)できると思うんでつぶらサンも協力するよー!
拘束解くのに刃物がいるなら持ってるのがここに(カーラ)いるんでこき使っちゃって!
2015/09/28-00:06
鴉さん、まとめありがとう。
でも少しだけ訂正したい部分があるけどいいかな?
10人の重傷者を抱えたまま、戦いながらここから離脱するは、激しく難しい。
敵の数が多すぎて無理!という状態でないかぎり、
「敵が全滅」か「敵が撤退」してから重傷者を動ける程度治療して安全圏へ撤退、の方が良いかなと思うのだけれどどうだろう。
応急手当とサンクチュアリⅠの使用は【敵撤退後、安全圏離脱前】になるかな。
それと現場に到着したら、敵交戦前か交戦中でもいいので、手の空いている人は重傷者10人へ自分達が助けに来たと声をかけてもらえると嬉しい。
彼らには、助けが来たと勇気づけてやりたいじゃん。
多分オレ達それを書く文字数がない。
声かけに全く反応しなかったら生死も疑わしいけど、最初のうちに捕まっている味方が生きてる確証は欲しいじゃん。
レーゲンさんにはヤックドロア・アスの攻撃を担当してもらえるとありがたい。
高防御力だから攻撃するのに攻撃力200以上は欲しい。
防御力を抜けないとダメージ入らないだろ。
このメンバーの精霊達はカウンター攻撃が主体なんだよな。
自分達のタイミングで攻撃できる精霊で200以上の攻撃力を持つのはレーゲンさんしか居ないんだよ。なのでお願いしたい。
自分のタイミングで攻撃できる数が少ないと敵を減らすのに苦労するので、オレはハイトランスを使う。
信城さんがハイトランス使うかどうかは任せるよ。
サベージソウルハンマーの有効性は以前の依頼『切り抜けろ』でも示されているけど、あの時は充分な攻撃火力があったので「動きを止めたら誰かが手早くトドメを刺してくれる」からハイトランスよりそれを選んだんだよ。
今回は火力が心もとないので、オレはハイトランスした方がいいと思って。
何しろカウンター技は向こうが攻撃してこないとダメージを入れられない。
なのでラキアの攻撃力は「殴られなければ効果を発揮しないもの」なんだぜ。ちょっと困るだろ。
あと不安なのはハイトランスの持続時間だな。切れるとトランスも切れちゃうからさ。
2015/09/27-23:19
鴉:
現状での行動明記を、簡易にまとめてさせていただきました。
---(敬称略)---
【敵攻撃優先順位】ヤグズナル>ヤグナム>ヤックドロア・アス
【戦闘】
前衛:
いつき →防御低下狙い(?)
セイリュー、ラキア →盾役
レーゲン、鴉 →引き付け
望(?)
後衛:
鳥飼 →ヤグナム奇声通達
イレイス
補佐:
つぶら →敵の後方を中心に状況監視
【敵撤退後】
重傷者の拘束を解く
自力移動が困難な人を補助 →鳥飼、鴉
【安全圏まで離脱後】
応急手当 →いつき、レーゲン、鴉
サンクチュアリ →ラキア
【他】
応急セット用意 →カラヴィンカ
----------
間違いがあれば、どうぞ遠慮なく意見願います。
セイリュー殿とラキア殿が壁役ならば、私は引き付けつつ攻撃に回るとしましょう。
私どもの方は今のところ、
戦闘2:撤退中及び撤退後1
の割合でプランを書く予定でいます。
2015/09/27-22:25
あ、戦闘じゃなく敵が撤退した後の事なんですけど。
重傷ってことは自力で動けない人もいるかも知れません。
僕は肩を貸せば動ける人につきたいと思ってます。
それに拘束されてるなら解かないといけないですよね。
ナイフとか持って行った方が良いでしょうか。
鴉:
縄等で固く縛られているなら、刃物の武器の方もいらっしゃるのですから。
刃物系の武器をお持ちの方に敵撤退後の拘束を解く役割を頼みたいと思っています。
自力歩行が出来ない方は、私の方でも一名補助します。
2015/09/27-22:25
ごめん、ちょっと俺たち勘違いしてた。
ヤグズナルって飛べると思ってたけど、飛んでなかった(滑空は別のオーガだった……)
なので【10】で”スナイピングで地に落とす”っていうのは訂正するね。
あと少しでも手数ふやせるように、レーゲンのスキルは(動きながら攻撃できる)パルパティアンにして、ヤグズナルの攻撃を交わしつつ攻撃できるように変更しようと思う。
ギリギリまで前に出て出来るだけ敵を引きつけようとは思ってる。
ごめんね、急に変更いれて。
2015/09/27-14:52
いつきサンもよろしくゥ! やっぱ5人揃うといいよねェ!
同じタイプの敵と戦った事ある兄貴方が多くて心強いやっ
>セイリューの兄貴
ラキアサンのサンクチュアリりょーかい!
つぶらサン達は医療は持ってないけど…まァ最低限くらいはできるんじゃないかねェ多分!
なんなら安全圏まで運ぶ手伝いとかするし!
>敵情報
おーっ! 詳しい外見とか能力とか助かる!
奇声出す奴は声出そうとするタイミングで口か喉か胸か突けないかなァって思ったけど、
カウンター持ちの上にリーチあんのかァ…やっぱ耳塞ぐしかないかねェ?
集中攻撃を避ける、かァ…じゃ、ヤグズナルが落ちるまでは敵の後方中心に見とこうかねェ。
見えるかわかんないけど、不意打ちとかされても困るし。
あとはァ…カーラ(カラヴィンカ)は前衛として出すにはアレだし、ヤグズナルがいなくなってまだヤグナム戦が続いてたら、何とか気を散らせないか考えてみようかね。
このメンバーなら無理して前出なくて良さそうだし、ラキアサンのサンクチュアリも温存したいし。
TDなら攻撃に加わろうとする奴にヒットアンドアウェ…んーだめだなカウンターが無ければなー!腕落としたい腕!
>いつきサン
つぶらサンはメインでは攻撃に加わらないけど、やっぱ防御高い敵多いなら防御下げて貰える方が有難いかなァって思うよ!
2015/09/27-12:49
鴉:
>ヤグナム
ああ、奇声で下がるのは命中と回避でしたか。
私とした事が、記憶間違いをしていたようです。失礼しました。
>スキル
前衛に出ますが、此の度もパペットマペット2を使用する予定です。
残りはパッシブスキルのトゥインクルスターを。
僅かだろうと、クリティカルが上がれば何か違うかと思いまして。
主殿は今回も弓だそうです。
バチューンを持って行くそうなので、音でヤグズナルへの嫌がらせになればと考えているそうですよ。
2015/09/27-12:31
メンバーが揃ったようで、一安心だぜ。
2組だけで出発だと色々と厳しかったのでありがたい。
鳥飼さんと信城さんは今回もヨロシク。
安宅さんは初めましてだな。一緒に頑張ろうぜ。
ラキアのサンクチュアリⅠは交戦中負傷者が出れは使う予定だ。
ただ、交戦後も1回は要救助者の為に使いたい。
その分MPをやりくりする予定。
10人の重傷者を連れ安全地帯まで離脱しなきゃいけないだろ。
HP回復手段は幾つかあった方が安心じゃん。
応急手当もイイと思うから皆の「応急手当宣言」は超嬉しい。
判っている敵オーガとは以前の依頼で遭遇したぜ。
気をつけたい部分は以下の通り。少しは敵対応の助けになるといいけど。
ただし個体差があるので絶対って訳じゃないのでゴメンヨ。
▼ヤックドロア・アス(1体)
全身に堅い鱗。元々防御力が高い。
更に仲間を含む防御力を上げる力場(5m程)を展開できる。
(数分~10分程度?で切れる。切れたら再張り直し可能)
牙と爪による近接攻撃、攻撃力強め。動きは遅めなので攻撃は当てやすいかも。
▼ヤグナム(複数?)
豚頭。動きは鈍い。皮膚が硬く高防御力。
腕が細長く、鞭のように使って攻撃をしてくる。→カウンター攻撃。
リーチ長い上に当たると結構痛い。
奇妙な鳴き声でこっちの命中や回避を下げてくる。
鳴き声は100m程届く。耳栓は効果あり。叫ぶ前に耳を塞いでもOK。
▼ヤグズナル(複数?)
コウモリの様な頭部。でも飛べない。聴覚がよく索敵に優れ、素早い。
手の付け根から自分の骨を打ち出す。連射がけっこう効くらしい。
こいつらと戦った時、鴉さんのパペットマペットに大分助けられたし。
敵の気を引いてもらって誰かへの集中攻撃を分散してもらえると前衛的には助かる。
術者は下がっていても大丈夫だし。
だからイレイスさんのパペマペ使用もありがたい。
壁(盾)役はオレとラキアが頑張るよ。
2015/09/26-23:59
鴉:
メンバーが揃ったようですね。
改めてよろしくお願いいたしますよ。
さて、対して回避力はありませんが。
最初の宣言通り前衛に出るとしましょう。
カラヴィンカ殿の言う通りヤグズナルを最初に狙う事は私も賛同します。
遠距離はなかなかに厄介ですからね。
>ヤグナム
確か奇声を発し、此方の防御と命中を下げる能力を持っていたはずです。
叫ぶ前に耳を塞ぐ事で影響を軽減できる事が確認されています。
数に寄りますが。
奇声を発しそうになった際は、主殿が声を上げますので耳を塞いでいただければと思います。
まあ、塞げたらですけども。
>応急手当
私も医療3を取得していますので、安全圏まで退避後は応急処置は可能です。
手分けして行うのがよろしいかと思います。
2015/09/26-23:45
こんばんは!信城いつきとプレストガンナーのレーゲンだよ、どうぞよろしく!
ヤックドロア・アスとヤグナムはどちらも守備力高めだけど動きは遅かったはずだから
先にヤグズナル倒すの賛成。
レーゲンがヤグズナルを「スナイピング」で狙い撃つか、倒せなくても地に落とせないかやってみる
「ワイルドショット」(威力155)も使えるけど、ディスペンサなしだと2発が限度なのでできれば後半で使いたい
俺はどう動こうかなと悩み中
1.ハイトランスする場合…ハイトランス用の武器で突っ込む
2.ディスペンサする場合…サベージソウルハンマー(攻撃命中時:対象防御マイナス11 スタン:プラス10)と魔守のオーブで突っ込む
今のところは2に傾き中
下手に能力分けるよりはレーゲンにがつんと攻撃してもらいつつ、同時に俺が少しでも防御さげたらみんなも攻撃しやすくなるかなって。
それとも、今回持久戦になりそうだから少しでも攻撃力があった方がいいのか……うーん
あと、俺たち医療スキル持ってるので戦闘後に応急処置や簡単な手当はできるよ。
今のところこんな感じで考えてるよ
2015/09/26-20:56
望:
……レベル15かぁ。なんか数値にされると俺ら手も足も出ませんよ!って
礼状渡されてるみたいで泣きたくなってくるなあ、マジで。
イレイス:
おお望よ、諦めてしまうとはなさけない。
出来る事から少しづつやろうじゃないか。例えば前に出てお前が壁になるとか。
……まあ相手が満足するまで適当に戦えと言う事だろう、防衛戦と銘打ってはいるが
此方が倒れない程度に適度にしのげ、という風にも聞こえるしな。
ぬいぐるみでも出すかね、とりあえず。(安定のパペットマペット!
望:
おうマジでやめろや。
俺はまだなんていうか前で戦え……戦える……か、なぁ……って感じだし……
下手すりゃレベル差でワンショットスリーキルとかも有りそうで怖いよな、遠距離の奴。
コッチは兄貴がパペットマペット出しつつ俺がしのぐって形か?あんま前衛には出れないんだよな、これが……。
2015/09/26-20:04
(続)
【疑問】
敵の数がどれ程になるのか、どれ程の強さになるのかがわからんが、
こちらも積極的に前へ出ん事には始まらんという点では同意だ。
ただ、セイリューのサンクチュアリⅠは戦闘の開始時から展開する予定か?
わしらの戦闘用に使うのか、重傷状態のウィンクルムに使うのかが気になってな。
もうひとつ、敵の構成には射撃を得意とするヤグズナルもいる。
前衛に出てくるであろうヤグナムを(何体いるのか知らんが)引きつけて貰えるとしても、サンクチュアリから離れて踏みこもうとすればヤグズナルの射撃に晒される可能性がある。
離れなくとも狙撃される危険はあるがな。
オーガ共の強さはこちらの強さで変動する…とは言え、レベル15程度のウィンクルム達を重傷に追い込むレベルの連中である事には変わらん。
遠距離攻撃への対策が無いのはちと危険と思われるがどうかね。
【提案】
ヤグズナルを比較的早期に潰しておくか、無力化しておきたい。
奇襲は望めんようだからな…残り1人のジョブとレベルにもよるが。
こちらは見ての通り実力は及ばん。
重傷者への対応を中心にする予定なので保険程度だが、一応アルペジオはセットしておくので攻撃に出る事は可能だぞ。
道化の武器と合わせれば攻撃を払うくらいは狙えるだろう。
他はそうだな。一般品の持ち込みは禁止されていないようなので、一応の応急セットなども用意する予定でいる。
戦闘後にA.R.O.A.の医療班に連絡を取って重傷者を引き取ってもらえば問題ないだろう。
2015/09/26-20:04
至らぬ相方で悪かったな。そこの道化(つぶら)と契約しているカラヴィンカだ。
まだ前に立つ予定は無かったからな。戦力としては役立たずだが、支援と口は出させて貰う。
長くなるぞ。
【前提確認】
わしの解釈が間違っていなければだが、単純に言ってしまえば
・オーガの向こうに救出対象がいる一本道(迂回路は無い・救出するにはオーガの突破が必要不可欠)を、
・オーガを突破して(今回は完全な討伐はできなくてもいい・一定時間『戦えば』撤退する)、
・全員救出して来い
という話でいいのだな?
敵の奇襲はなく、戦闘中に重傷のウィンクルム達に攻撃をされる事も無いのなら、ただ純粋にオーガ達が撤退するまで戦う事に集中すればいいはずだ。本来ならな。
で、このオーガの編成が
・ヤックドロア・アス(単体・説明から見るにLB相当の能力持ちと予想)
・ヤグナム(複数・RN相当か)
・ヤグズナル(複数・PG相当と予想)
であると見てよさそうか。
(続)
2015/09/26-16:56
はいはーいつぶらサンです!
相方はテンペストダンサー…だけど、あんまり前には出られないかな…
戦闘もこれが初めてなんで火力としてはあんまりだけど、やれることはやるつもりだよ!
ひとまずよろしくゥ!
意見出しはこれから状況読み込んでくるんでまた後でっ
2015/09/26-15:43
僕は鳥飼と呼ばれています。
こちらはトリックスターの鴉さんです。
微力ながらお手伝いできると思います。よろしくお願いしますね。
攻撃力は高くありませんけど、戦闘の方に回ろうと思ってます。
鴉:
鴉、そうお呼びください。
私はトリックスターのジョブですが前衛も幾度か経験がありますので。
現状、前衛に入らせていただこうと考えていますよ。
2015/09/26-15:39
セイリュー・グラシアとLBのラキアだ。
終夜さんには前回一緒だった『愛の聖戦』が
「ホントゴメン…」な内容だったけど、
懲りずにまた一緒してもらえて嬉しいぜ。
今回の任務は色々と厳しいけどこういう時こそ放っておけないからさ。
で。重傷者10人いるからラキアは元々回復要員で
重症10人の回復などをするつもりだったけどさ。
この状況下で「防御して回復して時間が過ぎるのを待つ」のは
「敵は一定時間経過後、自分達を放置して必ず撤退撤退する」と
あらかじめ分かっていないと採れない戦法だろ。
リアルにそれしたら消耗して全員倒れるだけだから
そんな怖ろしい事は出来ないぜ。
敵との交戦時間は出来る限り短くしたいし
(理由:負傷の可能性を減らせるから)
このまま2人だけだった場合、オレとラキア2人が前衛で
敵の数を少しでも減らすようにしたいと考えてる。
撤退の為の突破口というか、敵を退ける為には積極的に出ないと。
それでも火力不足だから持久戦になると思う。
他に参加者が増えた場合…も
敵の攻撃は俺達が引きつけるからその間に攻撃ヨロシクとお願いしたいトコ。
(前衛バリバリなTDさんやHBさんやSSさんが来た場合はもう少し修正する)
ラキアは回復要員であることに変わりは無いので
サンクチュアリⅠは持って行く。
サンクは移動可で術者に回復フィールドが付随するから
これなら使っている間も他のこと出来るからさ。
チャーチも持って行くけど前衛対処中は使うのが難しい。
オレ達2人の行動予定は漠然とこんな感じ。
詳細は今から考える。
2015/09/26-08:44
えー、あー……。
俺、終夜 望。んでこっちが精霊のイレイス、よろしくな。
なんかすごい参加に躊躇ったんだけど、これほっといても良い問題じゃないよなー、って事で……。
戦力としてどうしようもねーからさ、とりあえずは撤退の手伝いって事になるのかな。
人手はある方がいいよな……って事で、今回はよろしく頼むぜ。

