プロローグ
受話器の向こうで、母は泣いていた。
「まだ、見つからないのか?」
「ええ。あれからもう5日も経ったのに……」
「警察から、何か連絡はあったのか?」
「電話をしたけど、今のところ、手がかりは見つからないって……」
母の答えを聞いて、エイブスはつい舌打ちをする。
(役に立たねえな……ちゃんと探してんのか?)
自分と同じくディアボロである弟、ロビン(15)が行方不明になったのは、5日前の事だった。連絡用の携帯を家に置き、行先を告げずに出掛けたまま帰ってこないのだという。
実家から連絡を受けたエイブスは、警察に捜索願を出すように母に言った。
しかし、聞いた結果に苛立ちと不安が湧き上がる。
弟はどこに行ったのか――母との通話を終えたエイブスは、晴れない気分のまま自分の日常を消化するべくレンタルショップに向かった。借りたDVDの返却日が今日だったのだ。
◆◆◆
「ん……?」
DVDの返却を済ませたエイブスは、そこでA.R.O.A.本部事務長のロズウェルを見つけて声を掛けようと近付いた。彼は幼少時代から同じ村――イートン村で過ごした、腐れ縁の友人だ。
「それ、借りるのか?」
ロズウェルは、『リア充戦士ウィン☆クルム』の最新作を持っていた。沢森いずみ作のライトノベルをアニメーション化したものだ。
「ああ、いつも貸出中になっていたんだが、これでやっと観られるよ」
嬉しそうに、ロズウェルは答える。子供向けアニメのようなパッケージだが、実を言えば『リア充戦士ウィン☆クルム』は子供が見るとトラウマになるような作品だ。心の闇に飲まれ、獣姿のオーガとなってしまった精霊をウィン☆クルム達が倒すという話なのだが、その闇に飲まれる過程が中々にエグく、同士討ちのような雰囲気の中で行われる戦闘も悲壮感に包まれ、決してスカッとする内容ではない。ウィン☆クルムのリア充っぷりに羨ましさも感じられない、ダークさが売りのアニメだった。
(精霊がオーガ化、か……)
DVDのパッケージを見るエイブスの心に、ふと不安のようなものが過った。
行方不明になった弟の顔が脳裏に浮かぶ。
まさかな、と、思う。
このアニメはフィクションだ。
精霊がオーガになる、という説は、エイブスが生まれるずっとずっと昔から語られてきた一説に過ぎない。
おとぎ話や伝説の中では有名だが、実際には確証があるものではないのだ。
もしかしたら、どこかで実際に精霊がオーガになった例はあるのかもしれない。だが、それを証明する記録は何もなかった。
だからこそ、作者もネタとして使ったのだろうが――
「なあ、実際には精霊がオーガ化したことってないんだよな?」
エイブスはそう訊かずにはいられなかった。
A.R.O.A.職員のロズウェルならば、その辺りの事も詳しいだろう。
ロズウェルは「何だ?」というような訝しげな顔をして、一度DVDのパッケージに目を落としてから答えてくれた。
「そうだな。そういったことは確認されていない。あくまでも、1つの説だ」
「でも、ギルティは精霊の姿をしてるよな? それも、元精霊じゃないってことか?」
彼の問いに、ロズウェルは少し眉間の皺を深くした。そして頷く。
「元精霊と断言することは出来ないな。今、A.R.O.A.で把握しているギルティは数体だが……奴らがどこで生まれたのか、以前にどんな精霊だったのかといった記録が残っているものはいない」
「じゃあ、何で奴らは精霊の姿をしてるんだ? 元精霊じゃないなら……」
「……? 本当に、どうしたんだ? ……ギルティは、格段の強さを持つオーガだ。外見を自分の好きなように変えることは造作もないだろう。本来の姿が精霊とは限らない」
「そうか……」
話を聞いても、エイブスの心は晴れなかった。俯きがちに目を伏せる彼を前に、何を勘違いしたのかロズウェルは言う。
「自分がオーガ化するかもしれないと思ったのか? 大丈夫だ。そんな心配は杞憂だよ」
「そうじゃなくて……」
否定しながら、エイブスは思う。
気付いてしまった。
どれだけ確認しても、大丈夫だと言われても、もう駄目なのだ。
『絶対に違う』と言いきれない限り、弟が見つからない限り、一度生まれた不安は消えない。今語られたことなど、彼だって承知のことなのだから。
「実は、ロビンが……」
「……ん、ちょっと待ってくれ」
その時、ロズウェルは震える携帯を取り出して耳に当てた。電話に出た彼の顔が、引き締まる。
「……そうか、分かった」
「何かあったのか?」
「イートン村にオーガが出たそうだ。ウィンクルムを派遣する」
「イートン村……!? まさか……」
「慌てるな。出たのは1体だ。大事には至らないだろう」
「違うんだ! 聞いてくれ。ロビンが……」
◆◆◆
イートン村に出没したオーガはヤグアートだった。討伐自体は難しいものではない。だが――
「あのオーガは、元はこの村に住んでいるロビン・チルムという精霊です。5日前から行方不明になっていました」
派遣されたウィンクルム達と、エイブスとロズウェルに避難した村人達が言う。
「どうして……どうして、そう思うんだ!?」
噛みつくように言うエイブスに、村長は悲しそうな、気の毒そうな顔で首を振った。
「オーガは、居なくなった時に彼が身に着けていた帽子を被り、ストールを巻いていたんだよ。残念だが、ロビン君がオーガ化したと考えて間違いないだろう」
「そんな……」
「まさか……」
エイブスとロズウェルが呆然と立ち尽くす中で、村長はウィンクルム達に向き直った。
「皆様、どうかロビン君を倒してやってください。お願いします」
解説
オーガ討伐に来たウィンクルム達は、オーガの元が名を持つ精霊の少年であると聞かされる。
その時、彼女達の心に去来するものは……?
ということで、心情描写や神人&精霊同士のやりとりの方がメインになる(予定)のアドエピです。オーガ討伐自体の難易度は高くありません。戦闘に関するプランは文字数少な目でも大丈夫です。
★討伐対象
ヤグアート1体
・長い嘴をもった鳥めいた頭部をもつオーガ。聴覚に優れている。
骨と皮にやせ細った体に細長い手足をもつ、背中にはコウモリのようなやや小さな羽がある。
普段はブルブル震えており、脆弱そうに見えるが一度戦闘状態になると目にも止まらぬ動きで襲いかかる。
ムササビのように低空を無音で短距離滑空することができる。
動きが早く攻撃を当てにくい。
足に鍵爪がついていて、相手を切り裂く。
★オーガの元はロビン・チルムという15歳の精霊である。と村長が主張。
<真偽がどうであれ>PC達は、オーガが精霊だと認識した上で討伐にあたることになります。
シナリオの趣旨が趣旨なので、上記を疑う、というプランはなるべくご遠慮ください。
テーマに沿った内容を書いた上で疑うのなら構いません。
☆登場NPC
ロビン・チルム・・・ディアボロの少年。15歳。5日前から行方不明になっている。
エイブス・チルム・・・歳の離れたロビンの兄。26歳。弟と同じくディアボロ。
ロズウェル・・・イートン村出身のA.R.O.A.本部の事務長。エイブス、ロビンとは顔馴染み。
※トランス前提です。基本、トランス描写はいたしません。そこはさらっと流されます。
トランス描写希望の場合は、プランに「TR」とお書きください。
※PC情報とPL情報を混同しないようお気を付けください。
ゲームマスターより
精霊にとっては、自分達と同じ精霊を倒すという(認識の)エピソードになります。
皆様の素敵なプランをお待ちしております!
リザルトノベル
◆アクション・プラン
ミサ・フルール(エミリオ・シュトルツ)
☆持ち物 鈴(索敵時に使用 自分とミオンさん以外の神人分用意して配布) ☆心情 もしオーガが精霊が呪われた果ての姿なら今までの敵は…ううん、今は目の前の戦いに集中しないと ☆戦闘 ・TR後ハイトランスに移行 ・【古文書】使用、敵の弱点をオルクスさんに伝達 ・鞭で敵の足を絡めとり束縛する ☆ロビンの為に祈る(瘴気を祓う) ロビン君が自分が抱える闇を誰かに打ち明けて頼っていたら今と違う結末になってたんじゃないかな(悲しげに目を閉じ) どうかロビン君が安らかに眠れますように エミリオさん、今とても悲しいこと考えてたでしょ 分かるの!恋人だもの(彼の手を握り) お願いだから独りにならないで 貴方が選んだ道が地獄でも私ついていくから |
クロス(オルクス)
☆TR後ハイトランスへ移行 ☆戦闘 ・殺気感知で探りながら探索 ・音で敵を誘き寄せる ・神人達を守る ・討伐後TR能力で瘴気を浄化し遺品は遺族へ渡し埋葬 「オルク… 同族殺しなんかじゃ無い 俺達はオーガを倒したんだ オルクが気に悩む事なんか無いよ まぁあんまし良い気はしねぇけど、な…(苦笑 それにいつかの未来でこうなる時が来る気がする 例えもし、オルクがあの姿になったら俺が殺すよ これ以上大切な人達がオーガによって死んでいく所を見るくらいならオルクを殺して俺も死ぬ オルクがいない世界なんて考えられねぇし考えたくもねぇ とは言え俺が先に死んだら意味ねぇけど… ばぁか、俺が殺すのはあの姿になった時だ それ以外は絶対死なせねぇよ!」 |
ガートルード・フレイム(レオン・フラガラッハ)
精霊オーガ化の噂は聞くが 実際家族のいる、元少年を倒すとなると… 今まで殺したオーガも家族がいたかもしれない 情けは無用だとわかっているが… レオンが普段通りなのは安心だが 少し複雑 それだけ殺伐とした世界に生きてきたのだと ■事前 ロズウェルさんと村長さんに ロビン君の家族についていてくれるよう頼む ■戦闘 戦場全体を観察し見張り 戦闘員以外の人が敵に近づいたらフライパンで殴る ■事後 皆と遺体の浄化を試みる 遺体に野の花添え祈る 可能なら埋葬 レオンの礼節に 一応騎士だったんだな 誰かを酷く恨んだ事はあるか お前をオーガにしない為にも 私は生きないと駄目なんだな (強がりがばれ涙目で笑う 不安になり手を握ってもらう) 何処にも行くなよ |
ミオン・キャロル(アルヴィン・ブラッドロー)
■事前 ロズウェルの様子をよく見ながら、相手の感情に配慮し 遺体はどうしたらいいのかしら? 人として埋葬したい ・ロビンの遺体と親族に会わせた方が良いか ・会わせないなら自分達で埋葬したいので方法と場所 ■心情 元精霊と聞き精霊を見る いつも通りね…いつも、通り? ■戦闘 村入口で誘き寄せ 来なければ村内捜索 奇襲に要警戒 遭遇後は開けた場所で戦いたい 遺品は綺麗な状態で親族に渡したいわ (アルヴィン、様子が変?) 戦闘の邪魔にならない位置、盾で身を護る 精霊が迷うなら叱咤 オーガ人を食べるモノ、あの形が幸せだと私は思わない! だから…迷う必要なんてないわ! ■戦闘後 目を見て 貴方が『精霊』で良かったわ…こうして会えた、もの 照れてぷい |
ミヤ・カルディナ(ユウキ・アヤト)
気持ち: エイブスさん苦しいだろうな… オーガという存在は、心の絆や願いまでも断ち切るのね(悲しみと義憤 行動: ●戦闘 ロビンを探して手分け ロビンの生家付近を皮切りに食料がありそうな所とか探してみる 見つけたらアヤトが隠れて見張り、私が気付かれないよう皆を呼んで倒せる位置に移動 こっそりTR 短剣の閃光効果でロビンの視界を奪うわ 「ロビンなの?」と誰何 YESか不明⇒やはりと思う NO⇒「本物のロビンは何処?」 倒せたら、遺品を手早く洗濯 せめて綺麗にしてあげなきゃ…(ぐすん 身元確認の間はエイブスさんについててあげたい ヘタな言葉は傷つけるだけだから、そっと寄り添ってせめて傍にね ★アヤトの言葉を”頑張って信じて”頷くわ |
1、家族の慟哭
「お願いします」と村長が言った後、避難所である公民館の一室は静寂に包まれた。エイブスとロズウェルは言葉を失い、ウィンクルム達も張り詰めた空気の中で口を閉ざしている。
「……了解した。オーガを退治しよう」
やがて、ロズウェルは声を絞り出してそう答え、指示を出す。
「皆、準備を始めてくれ」
「……はい。オーガはヤグアートでしたよね。私、索敵用に鈴を持ってきたんだ。皆さんにも配っておくね」
多少の緊張を抱きつつ、ミサ・フルールはまずパートナーのエミリオ・シュトルツに。続けてアルヴィン・ブラッドロー、クロスとオルクス、ガートルード・フレイムとレオン・フラガラッハ、ミヤ・カルディナとユウキ・アヤトに鈴を渡していく。
「ミヤさん、どうぞ」
「ありがとうございます」
鈴を受け取りながら、ミヤはエイブスの様子を伺う。ディアボロの彼は、顔を蒼白にして目を伏せていた。腰の横で、拳が握られている。
(エイブスさん、苦しいだろうな……。オーガという存在は、心の絆や願いまでも断ち切るのね)
ミヤは気付いた。村人達の中にエイブスを見詰める女性がいることに。その女性は、今にも泣きそうな位に顔を歪めている。
ぴんと来た。彼女は、エイブスとロビンの母親だ。
「…………」
悲しみと、そして義憤で胸の辺りが熱くなる。けれど――
ミヤは、彼女の方へと歩いていった。
ロズウェルは、準備を進めるウィンクルム達を無言で見守っていた。もう驚きは見えず、今、何を思っているのか表情から伺うことは出来なかった。ミオンは意を決して、彼に遠慮がちに近付く。
オーガが元精霊というのなら、いつものように倒して終わりというのには抵抗があった。
「ロズウェルさん、ちょっといい? あの、オーガの……ロビンさんのことなのだけど」
ロビン、という名を聞いた瞬間、ロズウェルの頬がぴくりと動いた。戦わない彼がわざわざ村まで来たのは、この村が彼の出身地で、ロビンが友人であるからだろう。心中は穏やかではないかもしれない。だけど、家族であるあの親子に訊くのは酷過ぎるから。
「何だ?」
「あの……」
慎重に、彼の感情を慮りながら、ミオンは小声で切り出す。
「オーガの遺体はどうしたらいいのかしら? 人として、埋葬したいの」
「埋葬……?」
ロズウェルの目が、僅かに見開かれる。予想外の言葉だったらしい。2人の周囲で、ウィンクルム達が話の行方に意識を向ける。彼女達も、『ロビン』を倒した後のことは気になっていた。
「それで……ロビンさんの遺体とエイブスさん達を会わせた方が良いと思う? 会わせないなら、私達で埋葬したいと考えてるわ」
「…………」
眉間の皺を深くして、ロズウェルは黙り込んだ。今は2人一緒にいるチルム親子をちらりと見る。それから更に沈黙を続け、ミオンと皆に対して彼は答える。
「それは、俺が勝手に決めて済ませられることじゃない。どれだけ酷い話でも、本人達に選ばせるべきだろう」
そう言うと、彼はエイブスとその母親を呼び寄せた。
「え……遺体を確認するかどうか、ですか……?」
「すみません、おばさん。辛いとは思いますが、選んでいただけますか。俺達はおばさんとエイブスの決めたことに従います」
「そ、そんなこと……いきなり、言われたって……」
エイブスは、沈痛な表情で母親を見詰めている。震える声で、徐々に感情を昂ぶらせながら母親は言った。
「……オーガ……なんでしょ? 確認したって……判らないんでしょ?」
何が判らないのかは省かれていたが、言葉の意味は、その場にいる全員が理解できた。
「でも……それでも…………私は、会いたい……また、ロビンに……!」
そこまで言って、泣き崩れる。彼女の背をさすりながら、エイブスもロズウェルに頷いた。
「分かった。……ということだそうだ」
ロズウェルが振り返り、ミオン達ウィンクルムは『遺体を家族に見せる』ことを決めて公民館の出口へと足を向けた。
外に出る前、レオンはエイブスと母親に声を掛けた。
「2人はここで村人達と一緒にいてくれ。弟さんに罪を犯させちゃならねえ」
「……?」
そう聞いて、エイブスは怪訝気に眉を顰めた。咄嗟に意味が解らなかったのだ。数秒の間の後、レオンは、討伐されようという『ロビン』を見て自分達が取り乱すことを、その時に自分達が『ロビン』に食われるかもしれないという可能性をも考えているのだということに思い至る。
「……討伐の邪魔はしないさ」
感情が抑えられず、答える声は若干攻撃的になった。2人の様子を目の端で捉えながら、ガートルードはロズウェルと村長に頼み事をする。
「ロビン君の家族についていてほしい。お願いできるだろうか」
「……ああ、分かった」
「2人のことは任せてください」
心配そうに親子を見つつ返事をする2人を残し、ガートルードはトランス後、レオンと一緒に外に出た。公民館の外では、クロスとオルクスがトランスを行っていた。トランス現象に包まれながら、クロスがそっとオルクスの頬から唇を離す。そして彼女は、次にオルクスの手を取った。
「我等が絆、桜の如く永久に咲き誇れ」
本日2度目のインスパイアスペルを唱え、手の甲の紋様に口づけする。すると、先程より広範囲にトランス現象が巻き起こる。ハイトランス・ジェミニの完了だ。
クロスとオルクスは一度目を合わせ、自分達を纏うオーラを確認する。
ガートルード達とミオン達は既にトランスを終えていた。
「まず、村の入口に行って、そこでオーガを誘き寄せてみない?」
ミオンの提案に異を唱える者はいなかった。ウィンクルム達は、村の入口へと移動する。
2、『ロビン』討伐
皆が鳴らす鈴の音が、村の入口から奥へと流れていく。その合間に、オルクスは二丁拳銃「ツインエクソシスム」を空に向けて定期的に発砲する。ヤグアートは聴覚が優れているオーガだ。音に反応して出てくるかと思ったが、村はしん、としたままだった。発砲の1回目2回目で木に止まっていた小鳥達が飛び立っていったが、それだけだ。
「…………村内捜索に切り替えましょうか」
「そうですね、手分けして……私はあっちの方を探してみます」
ミオンの提案を聞いて、ミヤが早速歩き出す。ユウキもその後に続き、2人は残りの8人が「あっ……」と思っている間に建物の間に入っていってしまった。
「「「「…………」」」」
「「「「…………」」」」
8人は顔を見合わせ、ミサが「どうする?」と少し慌て気味に聞く。
「いくら相手がヤグアート1体と言っても単独行動は危険だろうな。追いかけよう」
ガートルードが言い、同意見であった彼女達全員で追いかける。
「貴方に力を」
その頃、ミヤは家と家の間でトランスを行っていた。ユウキの頬に口づけし、トランス現象に包まれる。オーラが2人を纏った頃、8人が追いついた。
「まとまって探そうぜ。落ち着いて、ミヤちゃん」
「は、はい……すみません」
先走ってしまったことを反省したのか、ミヤは肩をすぼめて謝る。彼女に対して普段通りの笑顔で接するレオンを見て、ガートルードはひとまず安心した。だが。
(少し、複雑だな……)
とも思う。今回は、通常のオーガ退治と違い、名を持つ精霊――彼にとっては同種族だったものを倒す仕事だ。それでもいつも通りでいられる。それは――
それだけ、レオンが殺伐とした世界に生きてきたということだから。
「で、どこを探そうとしてたんだ?」
傍らでガートルードがそんなことを感じているのを知ってか知らずか、レオンはミヤに訊ねかける。
「はい。あの……さっき、エイブスさん達に生家の場所を聞いたんです。もしかしたら、オーガは、その辺りにいるんじゃないかと思って……」
「生家……実家か……よし、試しに行ってみるか。ミヤちゃん、案内してくれるか?」
「あ、はい!」
穏やかな笑顔でレオンが言うと、ミヤはユウキと共に先頭を歩き出した。
「絆を繋ぎ、想いを紡ごう」
その後ろで、ミサがエミリオの頬に口づけてトランスする。
オーガとの戦いは、もう間もなく始まるだろう。
村の中を、再び鈴の音が流れ始める。
ヤグアートは、戦闘時の動きが早い。奇襲を警戒しながら、ミオンはアルヴィンと一緒にオーガの姿を探していた。
これから倒すのは、『元精霊』だ。それを考えると、つい、隣の精霊に目が行ってしまう。特に、変わった様子はないけれど。
(いつも通りね……いつも、通り?)
本当にそうなのだろうか。何となく、違和を感じるような、やっぱり感じないような。
少し狼狽えていると、ふとこちらを向いたアルヴィンと目が合った。一度、ぱちくりと瞬きした彼は、優しい笑みを浮かべてミオンの頭にぽむと手を置いた。
――大丈夫。
そんな彼の思いが伝わってきて、安心するやら恥ずかしいやらで、ミオンはぷい、と顔をそむけた。
実際、アルヴィンに迷いも怒りも無かった。相手はオーガであり、倒すだけだと。
だから、笑みも浮かべられた。
――この時は。
「……居たぜ!」
チルム家周辺を探し出してから少し。
カムイノミ - ホロケウを身に纏ったクロスが、鋭くなった殺気感知力によってオーガを見つけ出した。皆が急いで駆け付けると、その先には全身を小刻みに震わせたヤグアートの姿があった。今にも飛びかかってきそうである。
「ここじゃ狭いわね。広場に誘導した方がいいわ」
「……ああ、そうだな」
ミオンに同意したオルクスが踵を返し走り出す。皆も、発砲音で誘導を試みる彼の後を追い、鈴を鳴らしながら、ヤグアートの様子を伺いながら広場を目指す。
その中で、レオンはヤグアートよりも仲間達の様子を気にしていた。オーガ討伐に向けて協力する彼女達は皆、頼もしい。だが――
(本心は、動揺してるかもな)
そうも、思う。
レオン自身には、動揺も躊躇も無かった。戦闘で下手な同情をしていたら、自分が殺される。
敵がオーガか人間かも。
家族の有無や少年かも無関係だ。
普段通り、敵を殺害するだけである。
しかし、割り切れない者も中にはいるだろう。レオンは、そうして気を張っている仲間がいたら落ち着かせようと思っていた。
「精霊がオーガになるなんて冗談じゃない……。俺は自分で確認した事しか信じないぞ」
彼等の後方を走るユウキの声が聞こえる。彼の声には、少しの不安が混じっていた。レオンがが話しかけようとしたところで、ミヤが先に口を開く。
「確認してみる? アヤト」
「確認するって、どうやって……」
ヤグアートはこちらの出方を見ているのか、震えながら少しずつ近づいてくる。そのオーガに対し、ミヤは問いを投げかけた。
「あなた……あなたは、ロビンなの?」
ヤグアートに目立った反応は無い。相変わらず、小さな羽を、体を震わせている。
やっぱり、とミヤが思った瞬間、レオンが言った。
「オーガに人の言葉は通じない。答えを聞くのは不可能だよ」
広場の方では、皆がオーガと戦う為に身構えている。そちらに、一気にオーガを引き付けようと、レオンはアプローチⅡを使った。放たれたオーラに触れたヤグアートはびくっとなり、一直線に彼の方に低空飛行してきた。
「……!」
ミヤとユウキ、レオンは追いつかれる前に広場に足をつけた。振り返り、それぞれに武器を――ミヤは短剣「クリアライト」を、ユウキは大剣クレイモア「血の約束」を、レオンは斧、月皇兵「満」を構える。ミヤの短剣の閃光効果で動きのぶれたヤグアートの機動力を落とそうと、レオンはその足を攻撃する。
飛行速度を落としながら、オーガは広場の中央へと突っ込んでいった。そこで、エミリオが叫んだ。
「耳を塞いで!」
エミリオは、爆竹を持っていた。接近してくるオーガに対し、彼は声には出さずに話しかける。
――待ってて、すぐに楽にしてあげるよ。
自分も、呪いを背負っているようなものだ。
『ロビン』の絶望が解るような気がした。
皆が耳を塞いだのを確認し、エミリオは火をつけた爆竹をオーガに投げる。爆竹を受けたオーガは、叫びようなものを上げて後方に跳び、着地した。
10人でオーガを囲む中、ガートルードはバトルフライパンを手に戦場全体を観察する。村人が乱入してきたら遠慮なく殴るつもりだったが、周囲に、自分達ウィンクルム以外の姿は見当たらない。それを確認し、彼女はヤグアートに目を戻す。角が帽子を貫き、ストールをめちゃくちゃに巻いている。精霊らしき面影は全くない。
――精霊オーガ化の噂は聞くが、実際家族のいる、元少年を倒すとなると……
ガートルードは、フライパンを握り直す。
――今まで殺したオーガも家族がいたかもしれない。情けは無用だとわかっているが……
そして、ミサの中にも迷いに似たものが生まれていた。
(もし、オーガが精霊が呪われた果ての姿なら今までの敵は……)
そこまで考え、自ら躊躇いを打ち消すように首を振る。
(……ううん、今は目の前の戦いに集中しないと)
着地したオーガを見据え、古文書ウィクネスを開き、彼女は呪文を唱える。
「……分かったよ! 弱点は……」
敵の弱点を正確に見抜くことができるようになったミサが伝えた箇所に、オルクスが銃撃を開始する。弱点の中でも、特に胴体を狙って。銃弾は命中し、ヤグアートの体はぐらりと揺れた。その足を、ミサがウィップ「ローズ・オブ・マッハ」で狙う。ヤグアートは傷ついた体で迫って来たが、アルヴィンがエストック「ミスティクリスタ」を盾にしてそれを防ぎ、その隙にミサは鞭で足を絡め取るのに成功した。オーガが、前のめりに倒れる。
「…………」
それを見ながら、戦闘の邪魔にならない位置で勇者の盾「ラメトク」で身を護っていたミオンは、アルヴィンの様子がおかしいことに気が付いた。武器を手にユウキやレオンが倒れたオーガに走り寄る中、ミサから離れた彼はエストックを持ったまま攻撃しようとしない。
「アルヴィン?」
「…………」
迷う必要はない。そう思っていたのに。
実際にオーガを前にすると、アルヴィンは笑えなかった。
『自分』という輪郭は脇に置かれ、『精霊』だという理由だけで人が周りに集まったことがあった。
契約の自由もない疑問を胸に沈め、育ってきた。
――精霊とは、何だ?
オーガ化してしまったという、精霊としての面影を失して暴れている『ロビン』を見ていたら、昏い怒りが湧きあがって来た。
――……その果てがオーガ?
憐憫と、自分も……という気持ちが混ざり合い、彼に攻撃を躊躇わせる。
「アルヴィン!」
そこで、ミオンの声がすぐ近くで聞こえて、我に返る。
「オーガは人を食べるモノ、あの形が幸せだとは私は思わない!」
強い口調で言われてつい驚いていると、彼女は更に言葉を続ける。
「だから……迷う必要なんてないわ!」
はっきりと言われ、アルヴィンは一瞬きょとんとした。それから、頭を叩かれたような気分になる。
――迷ったら、自分も神人も死ぬ。
そうして、改めて倒れたヤグアートを見遣る。
――そうだ、あの子を解放しないと。
そう思ったら、体は自然に動いていた。
エストックを強く握り、スネイクヘッドによって形状変化した切っ先がオーガに迫る。ストールを刺さないように気を付けながらの攻撃が骨と皮ばかりの胴体を貫き、断末魔の悲鳴が、広場に響いた。
「……終わったか」
神人達を守る位置で大鎌「斬月」を構えていたクロスが力を抜く。同じく、神人達にオーガの攻撃が来ないように双刀「カイン&アベル」で警戒していたエミリオも剣を収めた。
アルヴィンは、通常の形状に戻ったエストックを腰に戻す。そこで、ミオンが近付いてきた。まっすぐに目を合わせてくる。
「貴方が『精霊』で良かったわ……こうして会えた、もの」
言い終わるや否や、彼女はぷい、と顔をそむけた。照れたのかもしれない。
「…………」
驚き、アルヴィンは目を見開く。
『精霊』で良かった、なんて。精霊の理不尽さを感じていた彼の気持ちを読んだかのような、ミオンの言葉。
勿論、彼女はアルヴィンの真意は知らない。深い意味はないのだろうけど。
少し、嬉しかった。
だから、にこっと笑って彼女の頭にぽむと手を置く。
「な、何よ……」
ありがとう、という言葉の代わりに、彼は何度か頭をぽんぽんした。
3、鎮魂
『ロビン』を見下ろし、エミリオは思う。
(……ねぇ、ロビン。君は、たった1人で何を抱え込んでいたの?)
心の闇に呑まれ、自我を失っていく少年を彼は想像する。オーガは、血まみれで事切れてもう動かない。
(もし俺が俺じゃなくなったその時は……誰にも知られずに誰も知らない場所で……静かに終わりたい)
ミサがこちらを向く気配がする。目を向けると、彼女はどこか泣きそうな、それでいて責めるような、そんな表情を浮かべていた。
「エミリオさん、今とても悲しいこと考えてたでしょ」
「……どうして……」
「分かるの! 恋人だもの」
そう言うと、ミサはエミリオの手をぎゅっと握った。
「ミサ……」
「お願いだから、独りにならないで。貴方が選んだ道が地獄でも、私ついていくから」
「…………」
彼女の目を、エミリオは少しの驚きと共に見詰めていた。やがて、その顔に笑みが浮かぶ。
「ミサ……ごめん、俺は独りじゃなかったね」
「……そうだよ、独りじゃない。私がいるよ」
ミサは、笑みを返してくれた。握られた手に、温もりを感じる。
「うん……最期の一瞬まで共にいよう」
エミリオは強く、彼女の手を握り返した。
『ロビン』から遺品――帽子とストールを丁寧に外すと、ユウキはそれをミヤに渡した。次に、スマートフォンを取り出して『ロビン』の顔を撮影した。
「何してるの? アヤト」
「本物を見るより、心的ダメージ低いだろ」
身元を確認するのでも、写真の方が心持ち見やすいのではないかと考えての行動だった。
「そっか……これ、洗ってくるわ」
ミヤは納得すると、近くの洗い場に行って帽子とストールを手早く洗った。
「手伝うわ」
隣に座ったミオンと2人で洗濯を進めていく。
排水溝に流れていく血の混じった水を見ながら、ミヤは涙ぐむ。
「せめて、綺麗にしてあげなきゃ……」
「そうね、遺品は綺麗な状態で親族に渡してあげたいもの」
――死者には礼節を。
レオンは、開かれたままであった『ロビン』の瞼を手で閉じた。マントを脱ぎ、身一つになった遺体の胸から下に、そっと掛ける。
「一応騎士だったんだな」
隣で、何だかとても意外そうに、ガートルードが言った。
∞
電話で討伐完了を知った村人達が囲む中、巫女服「純真」を身に着けたミサが『ロビン』の瘴気を祓っていく。クロスとオルクスも、ハイトランスした状態のままオーラでの瘴気浄化を試みている。ガートルードとレオンも、浄化を手伝った。
ロビンの為に祈りながら、ミサは思う。
(ロビン君が自分が抱える闇を誰かに打ち明けて頼っていたら、今と違う結末になってたんじゃないかな)
そう考えると、悲しいけれど。
(どうか、ロビン君が安らかに眠れますように)
目を閉じて、心から彼女は祈る。
瘴気の少なくなった『ロビン』の上に、ガートルードが野の花を添える。そこで、ロズウェルとエイブス、兄弟の母親が近付いてくる。
「ロビン……」
足元がおぼつかない彼女を、エイブスが支えている。親族である2人に、ミヤとミオン、クロス達が綺麗になった帽子とストールを手渡した。
「ああ……ありがとうございます、ありがとうございます……!」
遺品をかき抱き、母親は涙を流す。エイブスも、ウィンクルム達に礼を言った。
「恨んでも殴ってもいいぜ。気が済むまでな」
レオンが言うが、母親は大きく首を振り、遺品を撫でる。
「なぜか……恨む気にはなれないんです……」
エイブスも、その気持ちは同じだった。なぜか、彼等を仇として見ることができない。
「本当にありがとう。それに、ごめん。ロビンがオーガになったなんて……信じたくないけど、でも、信じなきゃ……受け入れなきゃいけないんだよな……」
母親は、『ロビン』の傍に膝をつき、『彼』の頬を泣きながら撫でている。だが、エイブスにはそこまでする勇気が無かった。ここから見えるヤグアートの顔に弟の面影は全くなく、もっと近くで見たら、混乱して気が変になるのではという気さえした。
「これが、写真だ。どうだ? ロビンに見えるか?」
スマートフォンの画面を見せるユウキからは違うと言ってほしい、という思いが感じられる。だが、写真も実物も、エイブスに与えてくる情報は変わらない。
「……ロビンには、見えないよ……」
だから、そうとしか答えられなかった。それは、母も同じだろう。
(ヘタな言葉は、傷つけるだけよね)
身元確認の間、ミヤはせめてという気持ちで、エイブスに寄り添っていた。
∞
結局、身元の確証は取れなかった。だが、オーガがロビンではないと言う者もいない。
『ロビン』の遺体は燃やし、遺品だけが埋葬されることになった。
墓の前で、村人が集まって目を閉じ、祈っている。それを一番後方から見守りながら、オルクスは言った。
「ある意味同族殺し、か……」
「オルク……」
こちらを向いたクロスが、その言葉を否定してくる。
「同族殺しなんかじゃない。俺達はオーガを倒したんだ。オルクが気に病む事なんか無いよ」
「あぁ、割り切らねぇと、ダメだな……」
オルクスは苦笑する。それにつられた、というのでもないのだろうが、クロスも続けて苦笑する。
「まぁあんまし良い気はしねぇけど、な……。それに、いつかの未来でこうなる時が来る気がする」
「オレも、戦闘中自分自身と重なって見えた」
「…………」
「…………」
2人の間に、沈黙が落ちる。
先に口を開いたのは、クロスだった。
「例えもし、オルクがあの姿になったら俺が殺すよ。これ以上大切な人達がオーガによって死んでいく所を見るくらいなら、オルクを殺して俺も死ぬ。とはいえ、俺が先に死んだら意味ねぇけど……」
オルクスは、すぐには言葉を返さなかった。彼女の言った意味について考え、それから、ゆっくりと話し出す。
「精霊は、絶望等が原因で呪われた姿になると聞いた。もしオレがこうなる時は、クーがいなくなった時だ。オレはクーが全てなんだ……クーがいないなら、生きていてもつまらない……」
「そんなの俺も同じだ! オルクがいない世界なんて考えられねぇし考えたくもねぇ」
噛みつくように強い口調で、クロスは反駁する。
その彼女にふっと笑みを浮かべ、オルクスは話を続ける。
「クーがいないなら、あんな姿になったとしても殺された方がマシだ。けど、例えオーガになってもならなくても、オレは、クー――お前と共に死にたい。何にしろ、クーに殺されるなら本望だ」
そして、彼はクロスに微笑を向ける。だが、嘘偽りないその告白は彼女に「ばぁか」と一蹴された。
「俺がオルクを殺すのは、オーガの姿になった時だけだ。それ以外では、絶対に死なせねぇよ!」
「クー……」
「誰かを、酷く恨んだ事はあるか?」
2人とはまた少し離れた場所で、ガートルードはレオンにそう訊いた。質問の意味をすぐに察し、前を見たままレオンは答える。
「オーガになるほど恨んだ事はねえな。今後もねえよ。……お前が殺されたら別だが」
無言で、ガートルードは彼を見上げる。ややあって、言った。
「お前をオーガにしない為にも、私は生きないと駄目なんだな」
「そうそう。……それと、無理すんな」
頭をぽんとされ、強がりがばれていると分かって彼女は涙目で笑った。ふいに、不安が胸をよぎる。
「……手を、握ってくれないか」
「ああ」
レオンは笑って、手を握ってくれた。ガートルードはその手に、力を込める。
「何処にも行くなよ」
4、真実は
葬儀の後は、現地解散となった。
夕闇に染まる道を2人きりで歩く中で、ミヤが笑顔を浮かべることはなかった。ユウキは、、かつて彼女に伝えた言葉を思い出す。
「俺は、オーガにはならないよ」
ミヤの視線を感じる。彼女は、まだ笑っていなかった。ただ、小さく「うん」と頷く。それが、安心からくる「うん」ではないと感じ、ユウキは続ける。
「『ドジは踏まない』って言ったろ? 避けられない事態ってのは確かにあるけど、でも大丈夫だ」
「……そんなの、論理的じゃないわ」
「論理的じゃなくてもなんでも、大丈夫だったら」
納得がいかないらしいミヤにこれ以上どう言おうかと、ユウキは内心で「うー」と困る。ひとしきり困ってから、彼は「それにさ……」と少し照れくさそうに言葉を続ける。
「お前が居るだろ」
「え?」
「俺がそうならないために、お前がいんじゃん」
ミヤは、びっくりしたらしい大きな目で見つめてくる。目を合わせていられなくて、ユウキはふいと横を向いた。直後、ミヤが触れてくるのを感じる。
「……なんだよ、うっとおしいな。抱きつくなよ」
焦って引き剥がそうとして、そこで、ユウキは彼女が笑っているのに気が付いた。
「別に、よろめいただけよ」
そう言いながらも、ミヤは離れない。認めて貰えたことが彼女は嬉しかったのだが、彼にはそこまでは分からなかった。
だが、何はともあれ笑ってくれた。
そのことに安堵し、ユウキも軽く笑みを浮かべる。
ロズウェルから“朗報”が届いたのは、それから数日後だった。
∞
目を覚ました時、窓の外には夕闇が広がっていた。
知らない部屋、知らない家具、知らないカーテン、知らないベッド。
起き上った少年は、全身に走る痛みに顔を顰めた。包帯だらけの自分の体を見回しているうちに、徐々に記憶が蘇ってくる。
何があって、こうなったのか。
それと同時に、彼の両目から涙がこぼれた。
どこかで誰かが、自分の為に悲しんでいる――それが、何故か、解ったから。
きぃ、と木製の扉が開く。
水の入った桶を持った優しそうな、見知らぬ女性は少年に言った。
「目が覚めたの? 良かった。……これで、もう少しすれば家族のところにも帰れるわね」
依頼結果:成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 沢樹一海 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 日常 |
エピソードタイプ | EX |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 普通 |
参加費 | 1,500ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 04月03日 |
出発日 | 04月11日 00:00 |
予定納品日 | 04月21日 |
参加者
- ミサ・フルール(エミリオ・シュトルツ)
- クロス(オルクス)
- ガートルード・フレイム(レオン・フラガラッハ)
- ミオン・キャロル(アルヴィン・ブラッドロー)
- ミヤ・カルディナ(ユウキ・アヤト)
会議室
-
2015/04/10-22:28
把握しましたのです!
提出していたプランは手直ししなくても大丈夫でした(安堵
レオンさんに向かってペコリ)
有難うございます。
きっと上手くいってます。
そう願っています。 -
2015/04/10-22:19
レオン:
ミヤちゃん…(笑)
かわいい(ぽそ)
…こ、これ以上何か言うと背後から神人にどつかれるので、お疲れさーん(笑)
ガートルード:
(どつかないって。慣れてるから…(遠い目))
-
2015/04/10-22:12
-
2015/04/10-22:11
こんばんは。
プランの見直し完了です(にこ)
皆さん相談お疲れ様でした。
私も早いですけどスタンプ押させていただきますね。
えいっ! -
2015/04/10-21:37
まあ!
こんなに話し合いが続いていたのですね!
今から把握してこないと… -
2015/04/10-21:18
-
2015/04/10-18:52
レオン:
俺も少し早いけど、お疲れさま。
参加した皆がそれぞれに納得のいく結末になるといいな。 -
2015/04/10-16:38
動きのないようなので、相談お疲れ様でした。
早めに方針が決まったので沢山考える時間があって良かったわ。
出発前に覗きにくると思うけど、皆さんありがとう。 -
2015/04/09-17:45
レオン:
いや、こっちこそ、お気遣いありがとうな、ミオンちゃん。
「遺体の対面」か「遺品渡す」か、字数の関係で一つかなって思ってて、
どっちを書こうか迷っていたから、
クロスちゃんたちが遺品を書いててくれるならちょうど良かったんだ。
実際書いてみたら、遺体の方が俺らしいプランが書けて、満足してるw
布の調達も何とかなると思う。
特に新しい議題が出てこなければこんな感じで確定かね…? -
2015/04/09-10:09
>遺体に布
レオンさんありがとう、助かるわ。
ロズウェルさんについては「言い出した人の法則」って事で大丈夫よ。
お気遣いありがとうございます。
布を持ち込めなくても、その辺のお家からカーテンとかシーツ借りたらいいじゃないかなと思ったわ。
レオンさんが遺品を渡したい気持ちがあるのなら、誰かと重複しても良いんじゃないかしら?って
私は思うけど…
気が早いけど、仮プランを提出するわ。
最終日は遅くまではこれないけど、動きがあれば出来る限り協力るすわね! -
2015/04/08-23:00
レオン:
オルクス教えてくれてありがとー。
遺品のことがそっちに書いてあるなら、俺の遺品の方は削って、
遺体との対面や布掛けることについて書いておくよ。
ミオンちゃんもロズウェルの件で、書くこと多いだろうしな。
(人名間違いとか色々やらかしたので、削除再投稿失礼
いろいろ申し訳ないorz) -
2015/04/08-20:39
オルクス:
昨日は顔出せずすまん!
>ミサ
了解した
ミサの鞭で拘束したらオレが攻撃するって事だな
オレは良いぞ(にかっ
仮プランは一応出来てる
クロス↓
☆戦闘
・殺気感知で探りながら探索
・音で敵を誘き寄せる
・神人達を守る
・討伐後TR能力で瘴気を浄化し遺品は遺族へ渡し埋葬
オルクス↓
☆戦闘
・上空に発泡し敵を誘き寄せ探索
・ミサが敵の弱点箇所を伝えてくれる
・ミサが鞭で拘束後弱点箇所を重点的に狙い撃つ
・主に胴体を射撃
・討伐後TR能力で瘴気を浄化し遺品は遺族へ渡し埋葬
こんな感じだな
何かあったら遠慮なく言ってくれ -
2015/04/08-18:35
レオンさんありがとう
遺体を対面させる場合は、シーツを~という話があったけど、誰か書いてる人はいるかしら?
誰も居ない様だったらこちらで書いとくわね。
私達の行動は今の所
ロズウェルに遺体について聞く(【27】参照:遺族と対面させるか、対面しないなら埋葬場所・方法)
アルヴィンはオーガの牽制、狙撃のサポート
攻撃が必要な場合は遺体の損傷を考慮しつつ胴体を狙うみたいね
私は後方で下がって自衛…だと思うわ
>ミサさん
勘違いしててごめんなさい
ありがとう
-
2015/04/08-12:03
レオン:
ミオンちゃん、ミサちゃん、プラン内容教えてくれてありがとうなー。
今回はEXということで、誰か一人が書けば済むことの重複は避けた方が
良いかと思うので、俺も簡単に内容開示するな。
問題あったり、「その内容はこちらで書きたい」というのがあったら、教えてくれな。
【神人】
■事前
ロズウェルさんと村長さんに
ロビン君の家族についていてくれるよう頼む
■戦闘
見張り役
戦闘員以外の人が敵に近づいたらフライパンで殴る
■事後
皆と遺体の瘴気浄化を試みる
可能なら埋葬
【精霊】
■事前
家族に村人と共にいるよう言う
■戦闘
アプローチⅡで広い場所に誘導し
狙撃をサポート
■事後
遺品を遺族に渡す -
2015/04/08-00:18
ミサ:
>ミオンさん
了解です!
大丈夫ですよ、気にしないでください(微笑む)
認識違いがあるといけないので、ちょっと確認させてくださいね。
☆鈴の件
ミオンさんが鈴の使用を辞退したので、私は自分の他くーちゃん(クロス)、ガートルードさん、ミヤさん達に鈴を用意して配るようプランに書いておきますね。
もし他にも使わないという方がいたら教えてください。
☆爆竹
爆竹の件なのですが、私は鞭を使って戦闘のサポートするので実際にはエミリオさんに使ってもらうようプランに書いています(※爆竹は仲間分用意して配布するようプランに書いていません)
もし他に「爆竹を使いたい」という方がいたら申し訳ないのですが文字数の都合上 他の方の名前を書くスペースがないので、そちらのプランの方に書いてくださると助かります。
ひとまず仮プランできましたー。
また会議に動きがあれば調整します。
ミサ:
・古文書で敵の弱点の箇所を判別、オルクスさんに伝える
・鞭で戦闘のサポート
・神人が狙われたら魔守のオーブでバリア展開
ここでオルクスさんに相談なのですけど、私 鞭を使って敵の動きを一時的に束縛して止めますので、そのタイミングで弱点を狙撃してもらうのはどうでしょうか?
エミリオ:
・爆竹で戦闘のサポート
(爆竹を使うタイミングは敵が逃走を図った場合、他 仲間の行動を妨害しないよう適度に使用。
爆竹を使用する際は耳を塞ぐよう仲間に呼びかけ)
・神人達の護衛
簡単にですけど、私達2人の戦闘面の仮プランはだいたいこんな感じです。
何か問題がある場合は指摘お願いします。 -
2015/04/07-22:51
>派遣されたウィンクルム達と、エイブスとロズウェルに避難した村人達が言う
うーんと、ミオンさんに言われてプロローグ読み返してみたら、
確かに、村からの避難はすでに完了しているとみて良さそうだな。
誘導は必要ではなさそう。
指摘ありがとう、では村長さんとロズウェルさんには、「お兄さんをよろしく」とだけ頼むことにするよ。 -
2015/04/07-22:35
ミオンです。
アルヴィンが色々言って気を悪くしてたらごめんなさい。
フライパン…!(ガートルードさん逞しい…)
>遺体について
ガートルードさん、ミサさんありがとう
今の所、ロズウェルさんに聞いて埋葬する方向で進めるわね。何かあれば随時修正するわ。
ロズウェルの様子を伺いつつ、遺体はどうしたらいいか聞く
・ロビンの遺体と親族に会わせた方が良いか
・会わせないなら自分達で埋葬したいので方法と場所
↑こんな感じの予定よ
>エイブスさんの乱入
えっと、はっきりとは記載がないのだけど母親と電話してたりでお兄さんは村からでて…首都あたりにいるのじゃないかしら?
本文で「派遣されたウィンクルム達と、エイブスとロズウェルに避難した村人達が言う」とあるので
お兄さんも村人も避難済みだから村は無人かなと考てて、避難誘導を頼む必要はないのじゃないかしら…と思うのだけど、認識違いだったらごめんなさい
>ミサさんへ
爆竹と鈴なのだけど
ロビン君…オーガが音に敏感なので戦闘中に鈴の音で私に攻撃されたら
かわしきる自信がないので、辞退してもいいかしら?
囮になる…と言い切れたら良かったのだけど。
爆竹もちょっと有効利用できそうにないので今回は遠慮するわね。(文字数が敵で!)
好意を無駄にしてごめんなさい -
2015/04/07-14:51
ガートルード:
>遺体
確かに、ロズウェルさんはエイブスさんの人となりを知っているから、
我々だけで判断するよりも良い判断ができそうだな…。
私も、ロズウェルさんに聞く方向性に賛成するよ。
>エイブスさん乱入
と、あと、エイブスさんの乱入については、
事前に村長さんとロズウェルさんに、村人の避難誘導とお兄さんのことを頼めば、
レオンが警戒していなくても大丈夫かな、と思った。
念のため、敵に誰か近づいてきたら私がフライパンで気絶させようかと。(←結構ひどい)
だから、レオンもオルクスさんの銃撃サポートに回るな。 -
2015/04/07-10:42
ミサ:
>遺体
確かに悩みますよね。
私だったら例えどんな姿をしていても大切な人の最期に立ち会いたいと思いますけど、それは人によって違いますもんね…。
その人のその時の精神状態にもよると思いますし。
アルヴィンさんが言ったロズウェルさんに会わせた方がいいかどうか訪ねる案、私はいいと思います。
訪ねるうえで どっちの答えが返ってきてもいいように、今までの流れ通り なるべく損傷を抑えてヤグアート討伐を目指す、というのはどうでしょうか。 -
2015/04/07-00:43
レオン:
>遺体
いや、確かにそれ、凄く悩む問題だと思う。
どっちが「正解」ってものでもないしな。
変死体とかでも、あまりに原型を留めていないと、
警察の人もあえて対面させないって話も聞くしな。
取り敢えず、俺は一晩眠ってから考えるわ~…(あくび)
(こういうところPBMって気楽で良いよな) -
2015/04/07-00:36
>遺体
投稿した後で
実際会わないまま埋めちゃうと実感わかなくて色々悔いが残るのかな…と思い直した
ロズウェルに尋ねて、会わせた方がいいっていうなら、それが良いのかな?
色々意見変えて悪い。 -
2015/04/07-00:18
>レオン
「残された者をどう扱うか」…なるほど、納得した。
人の意見を聞くと色々発見があるな!
今の所は遺品を渡すと、対面(?)、埋葬って感じでいいのかな?
>戦闘
俺は戦闘は普通に参加するけど、実際会ったらちょっと躊躇するかもしれない
ミオンは前に出ずに後方かなと考えてる。
対面する方向なら
ロズウェルに遺体との対面を望むだろうか、と聞いてみようか?
損傷を抑える方向ならミサの言うようにサポートに回るよ
でも、やっぱり厳しいだろうから布は用意した方がいいと思う。
対面させるのが家族や村人にとって良いかどうか…Dスケールは原型をほとんど留めてないってあるし会わせない方がいいじゃないかなと思うが
俺達には判断がつきかねるので、他の人の意見に任せたい。
-
2015/04/06-23:18
ミサ:
ふふ、オルクスさんお兄ちゃんみたい。
ありがとうございますー(嬉しそうに撫でられ)
んと、解説に「テーマに沿った内容を書いた上で疑うのなら構いません。」と書いてあるので、テーマから外れていなければ大丈夫だと思いますよ。
>心情描写や神人&精霊同士のやりとりの方がメインになる(予定)のアドエピ
またメタな話になってごめんなさいなのですけど、私もアルヴィンさんと同じ認識です。
心情メイン+戦闘面も書かなきゃだから書くことたくさんあるなーと。
むむ、上手く詰め込まなければっ -
2015/04/06-23:01
うーむ(汗)
> <真偽がどうであれ>PC達は、オーガが精霊だと認識した上で討伐にあたることになります。
>シナリオの趣旨が趣旨なので、上記を疑う、というプランはなるべくご遠慮ください。
の解釈が難しいところだな。
「討伐する前に疑う(ロビンじゃないと思って倒す)のがNG」であって、
「(ロビンだと思って)討伐した後、念のために遺族に確認する」のであれば、
>テーマに沿った内容を書いた上で疑うのなら構いません。
という注釈に入るのかもしれない、とも思うぜ。
まあでも…その辺は多数意見に合わせるわ。
たしかに、アルヴィンの言うとおり、あまりオーガ対処に字数を割くべきではない、とは思う。
「その辺はさっくり」が基本スタンス、かな。
NPCへの対処については、まあ…「残された者をどう扱うか」というのは、
ある種神人や精霊の心情描写のうちに入るんじゃないかと、俺は思うが…
といっても、まだ出発まで時間はあるから、どうするかは保留にしておくな。
埋める場所をロズウェルに聞く、というのは賛成するな。
兄貴に聞くのは酷な気がするしな。 -
2015/04/06-22:17
色々進んでるところごめん
基本的に異論はないんだけど
>心情描写や神人&精霊同士のやりとりの方がメインになる(予定)のアドエピ
ってあるので、何というか…
今回の依頼はオーガの対処方法とかNPCの前後のケアとかよりかは
戦闘中の精霊や神人の葛藤とかケアがメインになるのかな、と認識してたんだけど
そっちの方の文字数大丈夫かな?とちょっと心配になった
…認識違ってたら申し訳ない。
■方針
・村入り口でオルクスの銃撃で誘い出し
→来ないなら村内へ遭遇したら広めの場所で戦闘開始
・遺品回収
・胴体を狙う
・埋葬(瘴気払う?)
とりあえず、今の所の方針はこんな感じでいいのかな?
>埋葬について
肩より上は遺品(帽子とストール)があるから、胴体を狙うのに賛成
正直、皆がいうように損傷少なくは無理だろうから、村人が戻らないうちに埋めて遺品だけ渡すのがいいじゃないかな、ていうのが俺の意見。
皆が対面させて方がいいっていうならそっちに従うから心配なく。
村人やエイブス(兄)から遺体云々の話を聞くのは厳しいかもしれないけど
ロズウェルはA.R.O.A.の職員だから、様子を伺いながら切り出してみるよ。ダメそうならやめとく。
「遺体埋葬したい、埋めていい場所」かな、聞くとしたら。
>エイブスが来るか
今回は俺の認識だと「神人&精霊同士のやりとりの方がメイン」なので可能性として低いじゃないかな
「兄貴を警戒する方に回って、アプローチは防衛的に使う」っていうのは可能性は0じゃないから否定はしない。
>トランス
意見ありがとう。皆と同じ認識で良かった。
でも書かないでトランス出来ずに戦力外になったらどうしようか…と小心者の背後が心配したので
とりあえず書いとく事にするよ -
2015/04/06-21:42
オルクス:
ミサお帰り、仕事お疲れさん(優しく微笑みながら頭撫でる
なる程、な…
確かに手加減しながらだと容姿が保ってられるかどうかだな、このメンバーだと(苦笑)
それならミサが提案した奴が良いと思うぜ
オレは賛成だ(微笑)
あーそれとさ、もう一度よく読んだら解説の所に
【<真偽がどうであれ>PC達は、オーガが精霊だと認識した上で討伐にあたることになります。】って書いてあった
という事はオレ達はヤグアート=ロビンを前提で村に行く事になるんだよな?
つまりヤグアート=ロビンじゃない可能性もあるという疑いを持っちゃダメなんじゃ…
あ゛ー頭こんがらがってきた(頭ガシガシ -
2015/04/06-21:25
ミサ:
ただいまですー。
くーちゃん、どうもありがとう(微笑み)
>レオンさん
書けるところだけ書いてある感じなので、まだプラン用紙スカスカなのですよ~(笑)
では「爆竹」と「神人が鈴を身につける」件は私のプランに書いておきますね。
今回 書くこと沢山なので なるべくプラン被らないように役割分担した方がいいかなって思ってるので、何か困っていること、手伝えることがあったら言ってくださいね(にこ)
>ヤグアートを損傷をおさえて倒す
んー(考え込み)なら、こんなのはどうでしょう。
私 敵の弱点の箇所を知ることができる「古文書ウィクネス」を持っているので、得た情報を精霊さん達に伝えるつもりでいたんですね。
損傷を抑えて倒すなら、私 敵と遭遇後すぐ上記のアイテムを使って敵の弱点の箇所をオルクスさんに伝えるので、オルクスさんの射撃で倒してもらうってのはどうでしょうか?
オルクスさん以外の精霊さん達はオルクスさんが狙いやすいように敵を引きつけておくとか・・・オルクスさんのサポートですね、それに回るのはどうでしょう?
手加減するといってもこのメンバーの総攻撃を受けてヤグアートが形を保っている光景が思い浮かばなかったので、一案として上記のものを考えてみました。 -
2015/04/06-20:27
クロス:
>ミサ
それもそうか…
なら俺はホロケロウを身に付けて殺気感知に務めるわ!
仕事お疲れ様(微笑)
>トランス
統一した方が良いだろうし、その認識で行くか?
>対面
そうなんだよな
もしかしたらの可能性があるから今回は顔から下を重点的に狙うのが良いと思う -
2015/04/06-20:00
レオン:
ミサちゃんプラン提出はぇぇ(笑)
>対面させるか
少し考えたが、クロスちゃんの言うとおり、
ヤグアートがロビンじゃないっていう可能性もゼロじゃないし、
倒した後に対面してもらう方が良いかな、と思った。
面影が残っているとしたら顔だろうから、
大剣使いの人は、胸から下を狙ったらいいんじゃねーかな。
対面させるときには、遺体の胸から下を布で隠す感じで。 -
2015/04/06-17:15
>くーちゃん
ヤグアート1体だけならそんなに強い瘴気じゃないと思うの。
だから私的には2人で同じこと書くよりも分担した方が文字数的にもいいんじゃないかなと思うけど、最終的にはくーちゃんがどっちのアイテムを使いたいかでいいんじゃないかな。
ホロケロウの殺気感知も役に立つよね。
>トランス
私はレオンさんと同じ[11]の認識でいました。
どっちにしろ私達はハイトランスするので、プランにはTRの後にハイトランスに移行と書いてあります。
っとと、ごめんなさい。
今休憩中なので仕事戻りますー(ばたばた) -
2015/04/06-16:44
さすがに皆、頼もしいな。
瘴気の除去、作戦了解。爆竹使用も了解だ。
>探索、おびき寄せ
【8】のアルヴィンの案で、銃声や鈴でおびき寄せて、
広いところに誘導するときにアプローチ使う感じかな?
うーん、殺気感知機能と瘴気の除去は…どっちがいいかは悩むところだな…(汗)
>トランス
俺は、解説の意味は、
「トランスは特にプランに書かなくてもトランスしたことにしますよ。
特にトランス描写書いて欲しかったらTRって書いてね」という意味かと…
前の方に「戦闘に関するプランは文字数少な目でも大丈夫です」ってある事からも
そういう意味かと思ったが…?
>対面させるか・埋葬
うーんどーすっかねぇ…
というか、依頼受けた時点で、エイブスとロズウェルは事実が受け入れられずに、
動揺しているみたいだから、
「遺体や埋葬をどうするか」とか聞ける状態かな…と。
戦闘そのものは問題なくても、前後のケアが結構厄介かもしれん。
もう一つ心配なのが、ヤグアートが弟なら、
殺させたくないって兄貴が戦闘に乱入してこないかなって事なんだ。
神人が警戒するつもりでいるが、精霊だからそれなりに力もあるだろうし。
皆が元ロビンと問題なく戦えるのなら、俺は兄貴を警戒する方に回って、アプローチは防衛的に使うのもありかな、と考えてる。 -
2015/04/06-15:53
クロス:
>探索、誘き寄せ
さっきトレジャー引いたら殺気感知機能がついた【カムイノミ - ホロケウ】が当たったんだが役に立てられないか?
隠れてるヤグアートを見つけやすくなるかと…
んーでも今回は瘴気をどうにかしたいし、やっぱ巫女服が良いのだろうか?
悩み所だな
>埋葬
一応本人かどうか知りたいなら対面させてやりたいけど…
そうなるとあまり傷つけないようにしないといけなくなりそうだし、取り敢えずそこら辺は皆の意見を募ってからで良いと思うぜ
>トランス
あーどうなんだろう…
俺、トランス前提ならプランに書かなくてもトランスしてあるって意味かと思ってた…
トランス描写はオーラの事だろ?
モ=ジスウもあるから書かない予定だが、村に入る前にトランス済ませるって書いといた方が良いのか?(汗) -
2015/04/06-13:20
…連投で悪い、すごい気になったので聞いてみたい。
解説の「トランス前提です」っていうのは
トランス前提だからプランにちゃんと書いて下さい、って事なんだろうか?
俺、勝手にトランスになるのかと思ってたから
「トランスの描写が不要ならプランにトランスの記載不要」の意味で受け取ってたけど
ちゃんとプランに書いた方がいいのかな? -
2015/04/06-13:03
>ミヤ
ごめん、言葉が足りなかった。
相対してる所からスタートかなって考えてたけど、
言われてみたら、どういう状態からスタートかって書いてはないから
なるほど、って思ったんだ。
気を悪くさせてたら申し訳ない。
>探索、おびき寄せ
【5】のクロスの案に賛成。
村の入口あたりで誘い出してみて来なければ村に入り、
遭遇後に広いさがある場所に誘導できたら、戦いやすいかなと思ったけど、どうだろ?
最初の時点で誘い出せなかったら、相手は警戒して奇襲をかけてきそうな気がする。
>埋葬
瘴気を払う、了解。良いと思う。
スタート時点でエイブスとロズウェルに会えてるみたいだから
最初に「遺体はどうする、埋葬をしたい」って聞いとけばいいのかな?
…埋葬なんだけど
遺体を家族や村人に対面させたり…するのかな?
俺、大剣だから…なんていうか、遺体の損傷させない…っていうのが難しいので
もしそうなら、方法考えないとまずいかなと。
>爆竹
アイテム申請は通りそうな気はするよ -
2015/04/06-10:38
エイブスとロズウェルに村人は避難していて、オーガが現われたと依頼されているのが今ですね。
村人が避難したあとオーガが村から去ったのか、まだ村にいるのかは分からないんですよね。
では、依頼を受けた私達が村についたとき、オーガは何処にいるのでしょう?
なので、戦って倒すためには探すか出てきてもらうしかないのかなって思ったのです。
オーガが私達を待っててくれて戦ってる場面から始まるのなら、余分な文字数を私達に使わせないためにガイドにそう書かれるかもしれませんが、そういうテキストも無いようですし、これはアドベエピですから最低限の戦闘にたいする心積もりだけはしておくつもりです。
心情メインとはいえ、私のような若輩者は用心しておきたいのです。
トランスは数時間持ちますから村に到着する前に済ませておくつもりでいます。 -
2015/04/06-10:19
クロス:
全員久し振り、かな?
クロスとPGのオルクスだ
宜しくな!
俺も既に対峙からのスタートだと思っている
トランス済みって事はそうだろうな、と…
誘き寄せるならオルクの銃声+ミサが提案したのを合わせるのはどうだ?
それと爆竹も使えるなら使うのも良いな
俺もハイトランスするよ
武器は大鎌か槍のどっちかだが(苦笑)
オルクス:
オレもいつも通り戦う
あの姿がオレたち精霊の呪われた果てなら他人事じゃ無いし早く解放させてやりてぇ
>埋葬
出来るなら遺品は持ち帰り兄に渡したいな
そしてきちんと埋葬したい…
>瘴気
クーも巫女服持ってるからミサと一緒に祓えないかやらせるよ
又は皆のトランスで物は試しにやってみようぜ -
2015/04/06-08:48
ミサ:
おはようございます。
ミサ・フルールとパートナーはテンペストダンサーのエミリオさんです。
どうぞよろしくお願いします(ぺこり)
メタな話になってしまいますけど、私も既に対峙状態からのスタートなのかなと思っていました。
誘き寄せるなら「神人が鈴などの音が出るものを身に付けて索敵する(神人の気配+音で誘き寄せる)」を一案としてあげておきますね。
今回の敵は飛行系なので私は鞭を装備して(ハイトランス使用)皆さんの戦いのサポートをしようと思っています。
過去の任務でヤグアートと戦った時に相手の聴覚がいいのを利用して「爆竹」を使って怯ませてから一気に叩く、という戦法をとったことがあるのですがどうでしょう?
もしよかったら私が爆竹を申請しておきますよ。
それかレオンさんのアプローチで敵が引き寄せられたところを狙う、または遠距離攻撃ができるオルクスさんに攻撃してもらって敵がダウンしたところを狙うってのもいいかもしれませんね。
アイテムの申請が通るかどうかの心配をするのなら後者の方が安全でしょうか。
エミリオ:
俺もミサもいつも通りに戦うよ。
…もし、オーガが精霊が呪われた果ての姿というのなら早く解放してあげたい。
>埋葬
うん、ちゃんと埋葬してあげたいよね。
帽子とストールは兄のエイブスに返すで俺もいいと思う。
瘴気か…俺達ウィンクルムのトランスには傷の治りを早めたり、瘴気を緩和させる効果があると過去の任務で知ったのだけどそれでどうにかできないかな。
ミサ:
ちょうど私「巫女服」を持っているので、瘴気を祓えないか試してみますね。
ロビン君が安心して眠れるように一生懸命祈ろうと思います。
長文失礼しました。 -
2015/04/06-01:05
アルヴィン:
………
悪い、考え事をしてた。
シンクロサモナーのアルヴィン・ブラッドローだ、よろしく。
んー、心情描写で戦闘はさらっとって感じだから、トランス済みで既に対峙状態なのかと思ってた。
誘き寄せるなら
聴覚に優れてるみたいだし、オルクスに銃で空撃ちしてもらったら誘き寄せられないかな。
音を出す武器ならミオンが持ってるバチューン(弓・神人装備)って手もあるけど…。
大きな音を出したら逆に警戒されるかな?
後は…まぁ皆でしらみつぶしに探すか?
俺の立ち回りとしては素早い系は命中低くて得意じゃないので
ロビン(ヤグアート)が誰かに襲ってくるか、自分に来た所をカウンター(ブラッディローズ)…っていう待ちの姿勢になると思う。
>帽子とストール、死体について
土を払って綺麗に、たたんで渡せたら…とミオンが気にしてた。
死体は…埋葬できればいいと賛成なんだけど
瘴気が云々…とかA.R.O.A.的にどうなんだろうな?
ロズウェルに聞いてみるのがいいのかな(←PL情報だったらごめん) -
2015/04/06-00:43
こんばんは。
ボクと契約してウィン☆クルムになってよと言われ契約した末路…なのでしょうか。
人事ではございませんし胸が痛みますね。
元ロビンさん(ということで認識しています)を、待ち伏せるか、誘き出すかして、魂をすくってあげなくては…と思っております。
どうぞよろしくお願いします。
>カートルードさん
はい、よろしく御願いします。 -
2015/04/06-00:23
レオン:
ミヤちゃんとアヤトは全体イベント以外でははじめまして、他の人とはお久しぶり、かな。
ロイヤルナイトのレオンと、相棒はガートルードだ。
にしても、ロビンはオーガ化するほど嫌なことがあったのかねぇ?(小首傾げ)
んーと、ガーティはどう思うか知らないが、俺はいつもの通り戦うだけ、なんだけど…
いろいろペアによって考えることもありそうな依頼だから、
皆の意見聞きつつそれをフォローする形でプラン書きたいな、と思う。
帽子とストールは回収して兄に渡した方が良いだろうな。
と、あと、A.R.O.A.がオーガの死体をどう始末してるのかしらねーが、
可能なら普通の人間のように埋葬してやれればいいと思うけど。
今考えていることはそれくらい。