プロローグ
●温泉と兎さん
「私共の家族が、ラピット・ラビットになってしまったんです……」
耳をしゅんと垂れてそう言ったのは、青藍の蝶ネクタイを付けた黒兎だった。人語を解しお洒落まで嗜むその種族の名前はブレジール・ラビット。そして、瘴気の影響で凶暴化してしまったブレジール・ラビットをラピット・ラビットと呼ぶ。
「うう、まさかうちの子がラピット・ラビットになってしまうなんて……」
「泣かないでください、奥さん。きっと、A.R.O.A.が坊やを助けてくれますよ」
茜色のブーツを履いた兎がさめざめと顔を覆うのを、蝶ネクタイの兎が慰める。若葉色の帽子の兎が、A.R.O.A.ショコランド支部の受付嬢を真っ直ぐに見て言った。
「ラピット・ラビットになったうちの子達は、我々の集落の外れにある温泉の近くを根城にしているようなのです」
「温泉といえば、これがいい温泉なんですよ。薄桃色の砂糖桜が周りに咲いていてね、はらりはらりと湯に落ちるものだから、自然のシュガーバスになっていて」
「いいんですよ、シュガーバス。保湿効果と美肌作用があるから、あたし達の毛並みもほら、こんなにつやつやになって……」
続けて、向日葵色のベストを羽織った兎と珊瑚色のリボンを耳に飾った兎が的外れなことを口々に言うものだから、「こほん」と帽子の兎が咳払い。「あら失礼」と2匹がお喋りを止める。
「ともかく、そういう次第なのです。どうか私達の子供らを、いつもの可愛くて優しい子達に戻してやってください」
蝶ネクタイの兎がそう纏めて頭を下げると、残りの4匹も「お願いします」とぺこりとそれに倣った。
解説
●目的
子兎達を元の姿に戻し家族の元へ返すことで『幸運のランプ』に『幸せの灯火』を灯すこと。
子兎達が大怪我を負う等すると任務失敗となりますので、彼らを極力傷つけないようご注意いただければと思います。
●ブレジール・ラビットについて
ショコランドに住む2足歩行で人語も解する兎さん。
身長は50~75cmくらい。
●ラピット・ラビットについて
瘴気の影響で凶暴化したブレジール・ラビット。(デミ化はしていません)
体毛が黒から紫になり、毛も逆立ってぼさぼさになっています。
攻撃方法は前歯での噛み付きと感電攻撃の2種類で強さはデミ・大ラットくらい。
感電攻撃はダメージはありませんが、3回食らうと15分ほど動けなくなります。
ゴム手袋等で感電を防ぐことは可能ですが、噛み付きを食らうと破れてしまうのでご注意を。
弱点は尻尾で、尻尾を強く握ると意識を失い、1時間も寝れば瘴気が抜けて元の姿に戻ります。
●敵情報
ラピット・ラビット5匹。
5匹ともプロローグに出てきた兎達の子供で、それぞれ親と同じ小物を身につけています。
皆甘いお菓子が大好きです。
●戦闘後のお楽しみ!
任務が無事成功いたしましたら、プロローグに登場した温泉をお楽しみいただけます。
砂糖の桜舞い散る天然のシュガーバスでお肌すべすべ!
混浴ですので、男女共、水着の持参をどうかお忘れなく。(プランにご記入ください)
水着へのこだわりもございましたらプランにご記入くださいませ。
こだわりのご記入がない場合は水着の見た目に関する描写はなしになりますので、文字数に余裕がございましたらどんな水着を着ているかご記入いただくのがお勧めかもしれません。
温泉の色は淡いピンク色です。
お砂糖でべたべたになったりはしませんので安心してゆっくり温泉を楽しんでくださいね。
戦闘の難易度は低めを予定しておりますので、温泉の方に文字数を割いていただいても基本的に大丈夫です!
ゲームマスターより
お世話になっております、巴めろです。
このページを開いてくださりありがとうございます!!
温泉です! 混浴です! ウィンクルムの皆様、心の準備はできておりますでしょうか?
さくっと兎さん達を元に戻して温泉を満喫していただく感じになる予定です。
が、リザルトでの描写量は皆様のプランに依りますことをご了承くださいませ。
また、ペア毎に兎さんと対峙するのもアリですので、その際は祖語のないよう会議室にてご相談の上、それぞれのプラン冒頭に『青藍』のように担当する子兎の小物の色を添えていただけますと幸いです。
皆様に楽しんでいただけるよう全力を尽くしますので、ご縁がありましたらどうぞよろしくお願いいたします!!
また、余談ではありますがGMページちょっとした近況を載せております。
こちらもよろしくお願いいたします。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
夢路 希望(スノー・ラビット)
準備: 市販のマカロン ゴム手袋 桜色のAラインワンピース水着 行動: 事前に陰でトランス 武器は使わない 感電対策に手袋着用 持ち寄ったお菓子でラビットを誘き寄せ、誘導 皆で囲み逃げにくくしつつ 『若葉色』の子をマーク お菓子で気を引き隙を作る ユキに注意が向いてしまった場合は隙を突いて尻尾を握る 温泉: ・髪は纏めお団子に 花見風呂の提案は興味津々 任務成功後ブレジール・ラビットに尋ね可能なら 余ったお菓子を皆さんと分けて楽しみたいです 水着姿とはいえやっぱり少し恥ずかしいので できれば他の神人さんの後ろでひっそりと …あ ユキと目が合ってしまいました 「え、えぇと…さ、桜、綺麗ですね」 視線を逸らし桜を眺めて 戻したらまた合って、赤面 |
日向 悠夜(降矢 弓弦)
■対兎 皆で持ち寄ったお菓子を道標の様に置いて彼らを大きな砂糖桜の樹の根本に誘き出す作戦だね 上手く誘導出来たら【向日葵色】の子に狙いを定めるね 皆のスキルで気を逸らす事に成功したら尻尾を狙えるか挑戦するね 駄目だったら少し距離を取るね 噛みつき攻撃に注意しないと 攻撃が来たらしっかり盾で受け流しと、当てない様に牽制攻撃を 向日葵の子が私だけに意識を向けたら…弓弦さんの出番だね 弓弦さんが失敗してもその隙に私も尻尾を狙うね ■温泉 砂糖桜の良い香り…素敵な温泉だね、弓弦さん いちご大福が余ったら皆と食べたりしたいな ひらひらと落ちてきた桜の花びらをお湯に浸かる前に、ちょっと味見……見てた? ●道具 いちご大福 ゴム手袋 水着 |
上巳 桃(斑雪)
捕獲用の軍手と桃饅頭(桃の好物)を幾つか持ってこうかな 大きい砂糖桜の根元とか、でなかったら人気のない場所にお菓子をおいて、ウサちゃんを誘き寄せるの さ、私たちはそのへんの茂みにでも隠れて ほら、いい匂いだよーこっちおいでー で、ウサちゃんが現れたら、皆で囲む 私たちは青藍色ちゃんを目指す予定 クリアライトで目を眩ませられたら、捕まえやすいかと思うんだけど でも、切りつけたりしないよ もし手が空いたら、他の人のお手伝いできるといいな 水着は、私もはーちゃんもスクール水着にしとこ 私、シュガーバスって初めてだ 効能とかよく分かんないけど、気分は晴れ晴れするし、お菓子(←囮用の)も美味しいし、来て良かったね …ぐー(就眠 |
100000774(驟雨)
戦闘 ・お菓子色々持ち寄り、兎達を引き寄せる ・引き寄せように用意するお菓子:プリン ・作戦:誘き寄せた兎達を砂糖桜の樹の根元に追い込み、皆で囲み逃げにくくし、尻尾を捕まえる まだ助けられるのなら、救ってやらねばな。 甘味はあまり得意ではないが…これも仕事か、まずは私がこれで引き寄せよう。驟雨、フォロー頼むぞ! 混浴 ・水着:黒ビキニの黒短パンのカッコイイ系 ・背中に薄れつつあった酷い傷痕があり、へそ左寄り下部に焼き印のようなものがある ・傷跡等に関して特に気にした様子もなく話す。傷付いた当時の記憶が無い為 残念な身体を見た表情だ。(ニヤリ ん?違うのか??あぁ、これか。これは解らん。記憶のない頃に付いたのだろう。 |
リコチェット・ベッカー(ヒューゴ・クランツ)
各地に瘴気の影響が出ているんですね… 早くなんとかして安心して貰いたいですね お菓子:チェリーパイ 全体の作戦に沿って行動します お菓子で誘き寄せた所を尻尾を狙って眠らせてみます 私は狙う場合は茜色のブーツの子を担当しますね ゴム手袋着用 兎さんに怪我をさせないよう武器は使わないようにします 飛び掛ってきても素手での対応頑張ります 感電攻撃は3回当たらないよう各自でフォローしあえるようにしておきます 終わったら家族の元に帰って報告します みんな嬉しそうでよかったです 水着:タンキニ 花見風呂だなんて素敵ですね 水着着用でなら恥ずかしくもないですし …どうしました? 本当に肌がすべすべになった気がします お菓子残っていたら摘む |
●甘い罠にご用心?
「主様、ラビットさん達、ちゃんと集まってくれるでしょうか?」
「大丈夫大丈夫。ほら、お菓子もこんなに美味しそうだし」
心配そうに問う斑雪に、眠たげな視線を桃饅頭へと注いで上巳 桃は軽く応じた。主のお墨付きに安心したように表情の強張りを溶かして、斑雪はごく真剣に桃饅頭を地面に設置する作業に戻る。子兎達の好物だというお菓子をずらりと導のように並べて、大きな砂糖桜の木の根元に彼らを誘き寄せ追い詰めるのが今回の作戦だ。
「各地に瘴気の影響が出ているんですね……」
チェリーパイを地面にそっと置きながら、リコチェット・ベッカーはそのかんばせに憂いを乗せて呟く。そして、きゅっと口元を引き結んだ。
「早くなんとかして安心して貰いたいですね」
「ベッカーさん、張り切るのはいいけれど無理はしないでね?」
リコチェットの傍らで作業をしていたヒューゴ・クランツが、柔らかな眼差しをリコチェットに向ける。その穏やかな微笑に釣られて、「はい、ありがとうございます!」とリコチェットも花咲くような笑みを零した。
「まだ助けられるのなら、救ってやらねばな」
プリンを手に、真摯な台詞を吐きながらも100000774(ナナシ)は難しい顔。目聡くそれに気が付いて、驟雨はナナシへと言葉を向けた。
「ナナさん、どうしました?」
「うん?」
「顔、引きつってますよ」
ナナシ、驟雨を見て手元のプリンを見て――苦い物を口にしたような表情で驟雨の言葉に応じる。
「甘味はあまり得意ではなくてな……だが、これも仕事だ。最善を尽くす」
「……成る程」
合点がいった、というように頷く驟雨。
(……あれだけ辛い物好きですし、甘味が苦手なのは納得です)
そんなことを思いながら、驟雨は作業に戻った。
「早く兎さん達を助けてあげたいです」
マカロンをせっせと並べながら、夢路 希望は小さく零す。希望の懸命な様子をそっと見遣って、スノー・ラビットは手は止めないままに赤の瞳を和らげた。2人は既に物陰でトランスを済ませている。だからだろうか、希望の優しい想いはスノーにもじわりと染み込むように伝わって、その心をあたためた。
「大丈夫。絶対上手くいくよ」
王子様の笑みに寸の間見惚れて、それから希望は、はにかんだように口元を柔らかくする。
「ありがとうございます、ユキ」
そうして完成したのは、砂糖桜まで続くお菓子の道。日向 悠夜達が並べたいちご大福も、その道を形作る要素の一つだ。子兎達を誘う甘い道の愛らしさに、悠夜は目元を和らげる。
「うん、こんな感じかな?」
「罠、というには随分可愛くて美味しそうだね」
「ふふ、弓弦さんが引っ掛からないように気を付けてね」
2人で並べたいちご大福は降矢 弓弦の好みの物なのだ。楽しそうに笑いながらの悠夜の冗談に、「参ったな」と弓弦は首の後ろを掻く。ふわぁと大きな欠伸を漏らした後で、桃が言った。
「さ、私達はそのへんの茂みにでも隠れて」
それぞれに応じて、子兎達に気付かれないようウィンクルム達は付近に身を潜める。間もなく、5匹のラピット・ラビットがそろりそろりと姿を現した。子兎達はきらきらしいお菓子に興味津々の様子。
「弓弦さん」
悠夜の呼び掛けに、弓弦が頷きを返す。
『友よ、共に進もうぞ。』
唱えて、悠夜は弓弦の頬に口付けを零した。その傍らでは、
「ほら、いい匂いだよーこっちおいでー」
子兎達には聞こえない小さい小さい声で、桃が誘う。聞こえていないはずのその声に惹かれるように、お菓子を食べ食べ砂糖桜の根元へと向かっていく子兎達。斑雪が言った。
「主様」
「ん、わかってるよー。それじゃあ……『ネクタル』」
頬に触れる口付けが呼ぶトランスの力。そうこうしているうちに、子兎達はどんどんと砂糖桜の根元へと近づいていく。そうして、子兎達が逃げ場のない所まで誘い込まれたところで――ウィンクルム達は一斉にとび出し彼らの退路を断つ!
「!? フシャアアアアア!!!」
紫色に変色したぼさぼさの毛を逆立たせて、子兎達が唸り声を上げる。ウィンクルム達の突然の乱入に、明らかに動揺して興奮状態にあるようだった。このままでは、彼らの尻尾を捉えるのは難しいかもしれない。ナナシが赤の瞳を油断なく光らせる。
「驟雨! 『さぁ、蹂躙するぞ!』」
零されたのは力呼ぶスペルと頬への口付け。白い霧が舞い、トランスの力を得た驟雨が力ある声を響かせた。
「ほら、こちらですよ!」
気合の言葉に、子兎達が揃って引き付けられる。全ての敵意が驟雨に向けられるが――彼らが驟雨に集中攻撃を仕掛けようとするのを、ヒューゴが許さなかった。素早くマジックブック『目眩』の頁を捲り、魔力を帯びた本で子兎達を眩ませる。
「これで兎さん達を助ける準備が整いましたね」
手にゴム手袋をはめたリコチェットが、気合十分にそう言った。
●お菓子と兎とウィンクルム
「重ねてになるが……これも仕事だ、妥協はない」
ナナシと驟雨が相対するは珊瑚色のリボンを耳に飾った子兎だ。ナナシ、苦い、けれど毅然とした表情で手の中のプリンを揺らす。
「まずは私がこれで引き寄せよう。驟雨、フォロー頼むぞ!」
「分かりました、ナナさん、気を付けて」
2人は感電攻撃を防ぐゴム手袋を持参していない。けれど幸い、マジックブックの効果から立ち直った珊瑚色リボンの子兎は、ぷるぷるプリンにもうすっかり夢中の様子だった。
「さあ来い、こっちだ!」
プリンを手に、ナナシは巧みに子兎を繰る。一瞬敢えて隙を見せてプリンで誘えば、子兎は罠とも知らずに今だとばかりにプリン目掛けてとびかかった。
「驟雨!」
「ええ、分かっていますよ」
隙だらけの子兎の尻尾を、手を伸ばした驟雨がぎゅっと握る。途端に子兎の身体からはきゅうと力が抜け、すやすやと寝息を立て始めた。驟雨がふうと息を吐く。
「お疲れ様です。それにしても……プリンの夢でも見ているんでしょうか」
「……私なら、そんな夢は遠慮させてもらいたいところだがな」
驟雨の言葉に、ナナシは疲れたような顔で肩を竦めるとプリンを驟雨の手へと押し付けた。
「うーん、皆のスキルで気を逸らせてるうちに尻尾を狙えたら最高だったんだけど……」
目の前の向日葵色のベストを羽織った子兎は、悠夜が思ったよりも早くに我に返ってしまった。けれど、悠夜にも弓弦にも隙はない。2人共手にはゴム手袋をはめているし、悠夜は盾『食いしん坊なお化け』を油断なく構えて一歩後ろに下がり、弓弦は目立たぬように配慮しながら子兎の逃げ道を塞ぐように陣取ってと連携もばっちりだ。視線を交わし一つ頷くと、悠夜は太刀『紅蜘蛛』を、攻撃の体勢に入っている子兎に当たらないように配慮しながらぶんと振るった。
「さ、遊ぼう、兎さん! こっちだよ!」
大振りの一撃とわざと明るく上げた声に反応して、子兎が悠夜へと跳びかかる。悠夜は子兎の攻撃を、盾で確りと受け止めた。ふと顔を上げれば、ガン・アサルトを発動し、高速で子兎の死角へと回り込んだ弓弦と視線が合う。
(弓弦さんの出番だね)
悠夜の口元に、自然と緩く笑みが浮かんだ。一方の弓弦は、常は穏やかなその顔に明敏でどこまでも真剣な色を覗かせて。
(よし、捉えた……!)
握るのは装備している弓ではなく、子兎の尻尾。ふわふわのそれをぎゅうと握れば、子兎の身体からあっという間に力が抜ける。ふにゃりとなって地面の上で寝息を立てる子兎を見遣って、それから2人視線を合わせて。悠夜と弓弦は、どちらからともなく笑みを漏らした。
「やったね、弓弦さん。ありがとう」
「あはは、ラビットが悠夜さんに跳びかかった時は肝が冷えたよ」
応えて、弓弦は安全な場所へ運ぼうと子兎をそっと抱き上げた。
「う、兎さんこっちです……!」
ゴム手袋をはめた手にマカロンを持って、希望は若葉色の帽子を被った子兎の気を引こうとする。動物は好きだし、小さい子の相手も苦手ではない。けれど、目の前の子兎は敵意に満ちた眼差しでぎらぎらと希望を睨んでいて。思わず身が竦みそうになるけれど、でも。
(ユキがいるから、大丈夫です)
口元を引き結び、希望は子兎の前にマカロンをちらつかせた。子兎の視線がマカロンに注がれたのを見て取るや、スノーは双月『白黒』をゴム手袋を装備した両の手に握って流麗に舞う。スキル発動のために手にしている夫婦剣が、子兎を傷付けないように注意して。敵を惑わす剣の舞いは、身のこなしを高めたスノーが子兎の尻尾を握るよりも先に子兎の目を引いてしまったけれど、スノーはそれを逆手に取る。
「ノゾミさん!」
子兎は、もうすっかりその優美な動きに見惚れていた。剣舞で子兎を惹き付けたまま、希望の名前を呼ぶスノー。一つ頷いて、希望はえいっとばかりに隙だらけになっている子兎の尻尾を握った。ふわふわをぎゅうっとすれば、子兎の身体からくたりと力が抜ける。子兎はそのまま、気持ち良さそうに夢の中。希望の唇から、安堵の息が漏れた。
「えっと、これで兎さんは元に戻るんですよね。上手くいって良かったです……」
「ノゾミさんが頑張ってくれたおかげだよ。ありがとう」
赤の瞳を柔らかくして、スノーが希望を労わる。嬉しくて、でもくすぐったくて。希望は頬が火照るのを感じながら小さく顔を伏せた。
「それじゃあはーちゃん、頑張りすぎないようにがんばろー」
「はい、主様! 頑張りますっ」
軍手をきゅっと装備した桃の気の抜けるような掛け声に、斑雪が元気良く応じる。2人の相手は青藍の蝶ネクタイを付けた子兎だ。子兎、囲まれたこの状況を拙いと見て、比較的小柄な2人の間を抜け温泉の方へと逃げようとするが、
「させません! 温泉に落ちたら危ないです!」
ゆらり、それこそ陽炎のように揺らいだ斑雪の姿が、次の瞬間には2人に増えて子兎の逃げ道を塞いだ。片方は攻撃を受ければ消えてしまう分身だが、子兎を追い詰めるのには効果充分だ。子兎が、うろきょろと2人の斑雪を見比べる。困惑しきりで逃走を諦めた子兎を見て、斑雪はほっと息を吐いた。お湯の中はビリビリが伝染しちゃいそう、と心配していたから。
「うんうん、いい感じだよ、はーちゃん」
混乱する子兎の前で、次は自分の番だと桃が取り出したのは短剣『クリアライト』。刀身の鈍い輝きに子兎がびくりとするのを見て、桃は安心させるように言った。
「大丈夫、切りつけたりしないよ。これは、こうやって使うの。えいっ」
日の光にクリスタルの刀身を翳せば、その反射が子兎の目を眩ませる。
「隙ありー」
思わず目を覆った子兎の尻尾を、桃がぎゅっと握った。くたりと力を失って、子兎は夢の中に落ちていく。斑雪が、きらきらと瞳を輝かせた。
「さすが主様です! 最後の手段、使わずに済んでよかったです!」
最後の手段とは、クリーンヒットすれば相手を気絶させられるメイス『ドルミート』のこと。子兎を傷付けずに済んだことを斑雪は真っ直ぐに喜ぶ。
「お子様が瑕だらけになったら、お母さん達が悲しんじゃいますもんね……って、主様?」
「はーちゃん、この尻尾、ふわふわで気持ちいい……ぐー」
「わああ、主様、寝ちゃ駄目ですーっ!」
斑雪の慌てる声が、辺りに響いた。
「兎さんに怪我をさせないようにしなくちゃですね。頑張ります!」
ゴム手袋をはめた手をぐっと握って、リコチェットはその顔を引き締める。茜色のブーツを履いた目の前の子兎のことを考えて武器を握らないリコチェット。そんな彼女へと、その行動力への感心と幾らかの心配を滲ませた視線を投げて、ヒューゴはゴム手袋を装備した手で、マジックブックの頁を再び捲った。
「悪いけど……もう一度くらっとしてもらうよ」
困惑と錯乱の魔本に子兎が惑う。けれど子兎は、身体をふらつかせながらも、その身に電気を纏いリコチェットへと跳びかかった!
「きゃっ!」
「!? ベッカーさん!」
リコチェットの悲鳴に、思わず声を上げるヒューゴ。けれど、感電攻撃を咄嗟にその手と腕で受けたリコチェットは、ヒューゴへと気丈な笑みを向けてみせた。
「だ、大丈夫です。ほら、ゴム手袋のおかげです」
ゴム手袋をヒューゴの方へと翳して「大丈夫」をアピールするその姿に、ヒューゴは安堵の息を漏らした。そして、必死の反撃も虚しく地面に落ちた子兎へと視線を向ける。
「まだマジックブックの効果が残ってるみたいだ。今がチャンス、かな」
「そうみたいですね。それでは……えいっ!」
リコチェットが、子兎のふわもこ尻尾をぎゅうっと握る。子兎はそのまますうすうと寝息を立て始めた。
「終わったね。上手くいって良かった」
「家族の皆さんに報告しないとですね。嬉しそうな顔が目に浮かびます」
その様子を想像して自分も嬉しそうに微笑むリコチェットの顔を見遣って、ヒューゴも知らず、その口元をふわりと仄か柔らかくした。
●ぽかぽか温泉、しあわせおやつ
子兎達を無事家族の元へと送り届ければ、楽しい温泉タイムの始まりだ。
「兎との戦いというよりは甘味との戦いだったが……温泉は悪くないな」
「ああ、ナナさん……っ!?」
ブラックのシンプルな無地のハーフパンツ姿の驟雨、少し遅れて湯に浸かろうとするナナシに自然と視線を遣って、思わず目を見開き息を飲んだ。黒のビキニに同色の短パンというスタイルは、ナナシの凛々しさを存分に引き立てている。けれど、驟雨が声を詰まらせた原因は別のところにあった。
(傷だらけ!? ナナさん今回怪我して!?)
ナナシの背には薄れつつはあるものの酷い傷痕が刻まれており、へその下、少し左寄りの所には焼印のようなものもあって。言葉を失う驟雨を見遣って、ナナシはニヤリと笑った。
「残念な身体を見た表情だ」
「え……いえ、そうではなく……」
「ん? 違うのか?」
「ナナさん、その傷は何です? 今回のものですか?」
「あぁ、これか」
驟雨の問いに、合点がいったという様子でナナシはへその下の焼印を撫ぜた。
「これは解らん。記憶のない頃に付いたのだろう」
「あぁ、そうなんですか」
傷付いた当時の記憶がないせいだろうか、特に気にする風でもなくナナシは語る。任務で傷を負ったわけではないと分かり驟雨は密か安堵の息を漏らしたが、
(とは言え、鞭痕や火傷もありますし……ナナさんの過去とは一体……)
深まる謎は、驟雨にナナシへの関心を抱かせるには充分だった。
(……水着といえど、混浴は中々気恥ずかしいな)
淡いピンク色の湯に浸かりながら、弓弦は懊悩する。
(いや、うん。日頃の疲れが取れるいい機会だけど……)
でも、混浴なのである。そんな弓弦の逡巡には気付かずに、悠夜は目元を和らげて砂糖桜の香りを胸いっぱいに吸い込んだ。
「良い香り……素敵な温泉だね、弓弦さん」
「へ? あ、ああ、うん、そうだね」
「? どうかした?」
悠夜が不思議そうに首を傾げる。何でもないよと、弓弦は慌てて誤魔化した。
「そうだ、お菓子でも頂こうかな……?」
「ふふ、いいね。私も貰おうっと」
いちご大福を口に運ぶ弓弦の様子にそっと笑みを漏らして、悠夜は砂糖桜を仰いだ。ひらり舞い落ちる花びらを手に受けて、ちょっと味見、だなんて好奇心の赴くままに口に溶かせば――弓弦と、ばちりと目が合って。
「……見てた?」
気恥ずかしいようなバツが悪いような気持ちで問いを零せば、弓弦は柔らかく微笑んだ。
「いつも通りだね」
言って、弓弦も悠夜の真似をして甘い花びらをつかまえ口の中へ。
「甘いね、悠夜さん」
「うん、甘い」
顔を見合わせて、2人は笑みに笑みを重ねた。
(温泉、気持ちいいです……)
髪をお団子に纏めた希望は、気恥ずかしさから温泉の端の方にひっそりと隠れるようにして、興味津々だった花見風呂を楽しんでいた。そして、ふと視線を移せば。
「……あ」
白地のサーフパンツ姿のスノーと目が合う。
(皆もいるし、水着だから気分的には温水プールに近いけど……ノゾミさんと一緒にお風呂)
なんて内心少しどきどきしながら、他のウィンクルム達に遠慮して少し離れた所で湯に浸かっていたスノーだったが、皆がそれぞれに温泉を楽しんでいるのを見て取って希望の近くへと移動した。本当は、ずっと傍に行きたいと思っていたから。
「ノゾミさん、ここ、いいかな?」
「あ……は、はい、大丈夫です……」
ありがとう、と零される笑みにこちらも益々どきどきして、
「え、えぇと……さ、桜、綺麗ですね」
と、希望は視線を逸らして、甘い香りの砂糖桜を見上げる。
「……本当」
応えながらも、スノーは桜ではなく希望を見つめていた。希望の肌もほんのり桜色で、綺麗で、思わず。Aラインのワンピース型水着も桜色で、今の希望はまるで桜の妖精のよう。と、その時、希望の視線がスノーへと戻ってきた。絡む視線に希望が頬を朱に染めれば、スノーも我に返って赤面する。初々しい2人の上に、甘い花びらがひらひらと降った。
「温泉って気持ち良くって眠くなっちゃうねー」
そんなことを言いながら湯に浸かるスクール水着姿の桃の傍らで、同じくスクール水着着用の斑雪は頬を朱に染めてもじもじそわそわ。
(水着とはいえ、主様と一緒に温泉……しかも他に女の方もいらっしゃるんですよね)
落ち着きなくきょろきょろと辺りを見渡せば、他の神人たちの姿が目に入る。
(はぅ……恥ずかしいです)
おりこうさんに肩まで湯に浸かった斑雪、照れ臭さにそのままぶくぶくと淡いピンクの温泉に沈んでしまいそうになる。と、
「はい、はーちゃん」
「ふぇ?! は、はいっ!」
「ほら、はーちゃんの分の桃饅頭。美味しいよ」
好物のお菓子をもぐもぐして桃が言った。主から賜ったお菓子をとても大事な物のように受け取って、斑雪は目を輝かせる。
「はーちゃん、私、シュガーバスって初めてだ」
「拙者も初めてです!」
「効能とかよく分かんないけど、気分は晴れ晴れするし、お菓子も美味しいし、来て良かったね」
心酔する主にそう言われて、そのペースに巻き込まれて。いつの間にか、緊張はどこかに消えていた。元気良く「はい!」と返事をして、斑雪も桃饅頭を齧る。
「そうだ、主様、後でお背中お流し……」
「……ぐー」
「って、お風呂で寝たら溺れちゃいますよーっ!」
あわあわしながら、桃を起こそうと奮闘する斑雪なのだった。
「花見風呂だなんて素敵ですね」
「うん、風情があっていいね」
口元を柔らかくするリコチェットに応じて、ヒューゴはその趣に感心しながらゆったりと温泉を楽しむ。
「水着着用でなら恥ずかしくもないですし」
「え……?」
リコチェットの水着はタンキニタイプ。恥ずかしくない、とは言うものの、
(逆に普段の格好の方が露出が高いような気がするんだけど……?)
なんて、ついついそんなことがヒューゴの頭を過ぎる。リコチェットがきょとんとして首を傾げた。
「……ヒューゴさん? どうしました?」
「あ、いや、何でも……」
笑顔で誤魔化すヒューゴ。不思議そうにしながらも、リコチェットは気を取り直した様子でチェリーパイをヒューゴへと差し出した。
「一緒に食べませんか?」
「ありがとう、頂くよ」
まったりとした時の流れに身を任せながら、こういう何事もない時間は結構好きだとヒューゴは思う。
「本当に肌がすべすべになった気がします」
と、リコチェットも楽しそうだ。
(無事に依頼も終わったし、こんなご褒美もあって嬉しいな)
ゆるりと過ぎていく時間を楽しむ2人を、砂糖桜が見守っていた。
そして、
「あの、良ければ皆さん、マカロンもいかがですか?」
やがて、希望がおずおずと声を掛けたのをきっかけにお菓子交換の輪が広がり始めた。
「わ、素敵! こっちにはいちご大福があるよ」
「わああ! 皆様のお菓子美味しそうです……!」
悠夜が声を弾ませ、斑雪がぱああと顔を輝かせる。輪に加わる者もあり、楽しげな様子に顔を綻ばせる者もあり。
「温泉もだが、こういう時間も悪くないな」
ふっと口元に笑みを乗せてナナシがそう呟いた声に、応えるように砂糖桜が揺れた。
依頼結果:大成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 巴めろ |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 簡単 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 03月13日 |
出発日 | 03月22日 00:00 |
予定納品日 | 04月01日 |
参加者
- 夢路 希望(スノー・ラビット)
- 日向 悠夜(降矢 弓弦)
- 上巳 桃(斑雪)
- 100000774(驟雨)
- リコチェット・ベッカー(ヒューゴ・クランツ)
会議室
-
2015/03/21-23:34
>追い込む場所
なるほど、確かにその可能性も捨てがたいな。了解した!
私も提出し最終確認をしつつ見送る準備が出来た。成功出来るよう尽くしたつもりだ。
武運を祈る! -
2015/03/21-23:19
>追い込む場所
私はそんなかんじで書いたけど、できない可能性もあるから、そのときは「人気のない場所」ってしといたよー。
これでよかったかな? -
2015/03/21-22:43
プランは詰め込んでるがまだ調整中だ。
ただ纏めで入れ損ねていたものがあると気付いた。
追い込む場所に関して、桃の案の「砂糖桜の樹の根元」の把握で大丈夫だっただろうか?
抜けが出てしまってすまない。 -
2015/03/21-22:31
まとめありがとっ
なわけで、プラン出したよ-。あとは微調整かな。
上手くいきますようになむなむ -
2015/03/21-21:05
意見が出そろったか?纏めを更新する。
>ウサギ
・青藍の蝶ネクタイを付けた黒兎:桃
・茜色のブーツを履いた兎:リコチェット
・若葉色の帽子の兎:希望
・向日葵色のベストを羽織った兎:悠夜
・珊瑚色のリボンを耳に飾った兎:ナナシ
把握違いをしていたら指摘頼むぞ!
>作戦
[7]と[9]を参考
・お菓子色々持ち寄り、ウサギを引き寄せる。
・誘き寄せたラビット達を何処かに追い込み、皆で囲んで逃げにくくし、尻尾を捕まえる。
・追い込んだ時にウサギがビックリしてパニックになった場合は驟雨のアプローチ。
罰ゲームは確かにウサギが怪我をする可能性もあるな。
ではパニック時は驟雨に任されたぞっ!上手く出来るよう尽くそう!
また何か変更点があれば、把握違いがあれば指摘して欲しい。
よろしく頼む! -
2015/03/21-17:29
反応が遅くなってしまってすみません。
作戦の方、了解です。
では、私達は「若葉色の帽子」の子を担当しますね。 -
2015/03/21-17:14
えーと、私たちは「青藍の蝶ネクタイ」の子にしようかな
でも、他に希望があれば、変更するよー
それから、なんとなく用意するお菓子は桃饅頭にしてみたり
はーちゃんのスキルは、陽炎にしてもらいました
これで人数多く見せかけたら、捕まえやすいかなって -
2015/03/21-14:12
作戦了解です。
では私は茜色のブーツの子に立候補しておきますね。
罰ゲームですが、敵の頭上に出現するスキルのようなので、ちょっと当ててしまう可能性が高そうかな、と思うので控えておきますね。
変わりにマジックブックに眩暈の効果があるのでそちらを使用しようかと思っています。 -
2015/03/21-13:56
漸く後ろが把握したところで少し纏めさせて頂く。
>ウサギ
・青藍の蝶ネクタイを付けた黒兎
・茜色のブーツを履いた兎
・若葉色の帽子の兎
・向日葵色のベストを羽織った兎(悠夜)
・珊瑚色のリボンを耳に飾った兎(ナナシ)
※()内は変更ありの仮?
ウサギに関しては以上の親ウサギ達の特徴だっただろうか?
また把握違いをしていたら指摘頼むな。
>作戦
まず先程の発言で言い損ねたが、悠夜のウサギがパニックになった場合の対策も良いと思った。
ので、[7]と[9]を参考にさせてもらうと
・お菓子色々持ち寄り、ウサギを引き寄せる。
・誘き寄せたラビット達を何処かに追い込み、皆で囲んで逃げにくくし、尻尾を捕まえる。
・追い込んだ時にウサギがビックリしてパニックになった場合
驟雨のアプローチやヒューゴの罰ゲームがあれば気を逸らす。
今のところこんな感じだろうか?何か抜けていたらこれも指摘してくれ。
把握が違うまま出発する事は避けたい。
>ちなみにの混浴
交流可とはしている故、もしそちらでも会う事があればよろしく頼む。
では連投、長文失礼した。 -
2015/03/21-13:32
>悠夜
なるほど、そうか!
そもそも後ろの奴がよく解らずに発言させたようだ。遺憾な。助言感謝する。
では私の方は今のところ「珊瑚色のウサギ」立候補となるのか?
もし他に居た場合は私も変更可能だ。
また把握違いがあれば指摘して欲しい。
この手は自分では気付きにくいものでな、すまない。 -
2015/03/21-13:09
大きな砂糖桜の樹の根元へ誘導するのは逃げ場を少なくできて良いね。
持ち寄ったお菓子を点々と置いて行けばスムーズに導かせることが出来そうかな。
あと、追い込んだ時にウサギがビックリしてパニックになる可能性も考えて…驟雨さんのアプローチやヒューゴさんの罰ゲームがあれば気を逸らす事が出来そうだから助かるなぁ。
ふふ、花見風呂でおやつかぁ…楽しそうだね。少し多めに用意しようかな。
>狙うウサギを決めるか
ある程度決めておけば混乱も少なくて済みそうだもんね。
私たちは…「向日葵色のベストを着たウサギ」にしようかと思ったよ。
勿論、他のウサギを狙っても不都合はないから「向日葵色」が良いって言う人が居たら変更するよ。
>ナナシさん
「耳にリボンをつけたウサギ」は「珊瑚色」のウサギだね。
特徴と色は同一だから…「珊瑚色」を狙う、だけで大丈夫じゃないかな? -
2015/03/21-10:07
うむ。協力するとしていたのに返答が遅れた。すまない。
お菓子に関しては了解した。確かにここはショコランド……お菓子には困らなかったかもしれない。
固い考えではダメだな、もうちょっと柔軟に考えたいところだ。
作戦については桃の[7]を参考にさせてもらい、プランを書かせてもらおうと思う。
誰がどのウサギを狙うか、については「耳にリボンをつけたウサギ」としている。
色に関しては悩み故、皆が出した後被らない色で決めたい。リボンも被るようであれば変更可能だ。
何か把握違いがあればまた指摘を頼む。 -
2015/03/20-11:42
場所はショコランドだから、甘いものの入手自体はそう難しくないと思う。
でも、個人的には、ちょっと一ひねりあったほうがおもしろいなーっていうか、みんなのお菓子色々みてみたいなーっていうか、花見風呂しながら食べたいなーっていうか()
協力するなら、「誘き寄せたラビットちゃん達を何処かに追い込んで、みんなで囲んで逃げにくくして、尻尾を捕まえる」が、基本かな…?
おっきい砂糖桜の樹の根元とか。
混乱しないよう、誰がどのウサギさん狙うか、決める? -
2015/03/19-20:53
うむ。全員の意見が揃ったようだな。
>お菓子
読み落としていたがなるほど、菓子か。一番手っ取り早いのはそれだな。
ウィンクルム1組一種類も良い案だと思う。
ただ私達はスキルもなければ本もないからな。作るのは難しそうな気がする。
ホットケーキ辺りならスキル無しでも……?スキルの基準がよく解らんな。
しかし作る選択肢がない場合、「コンビニ(に限らずどこかでも)で購入していく」と言う事になるんだろうか。うーん。
>ペアか連帯か
私もペアでも連帯でも構わないが、やはり悠夜と同じく協力し成功へ近づけたいのはある。
何か勘違いしている事があれば指摘してくれ。 -
2015/03/19-19:15
挨拶が遅れてごめんね。
日向 悠夜です。パートナーはプレストガンナーの降矢 弓弦さん。
ナナシさんとリコチェットさんは初めましてだね。よろしくお願いするよ。
甘いお菓子を数種類用意する…うん、私も賛成だよ。
ウィンクルム1組一種類でお菓子を持ち寄って行くのかな?
ペア毎か協力するかは、私もどちらでも大丈夫だよ。
ただ…せっかくなら協力したいかな? -
2015/03/18-00:09
夢路希望、です。
パートナーは、テンペストダンサーのラビットさん、です。
初めましての方も、お久しぶりの方も、宜しくお願いします。
そうですね……お菓子の種類はいろいろあった方が気を引けそうです。
行動については、ペア毎でも協力でも、どちらでも大丈夫です。 -
2015/03/17-00:20
リコチェット・ベッカーです。
どうぞよろしくお願いしますね。
感電攻撃の事もありますし、負担分散のためにも誘き寄せ手段はいくつあっても問題なさそうですね。
好みもありそうですしお菓子も何種類か用意して、それぞれの気を引ければよさそうかな、と思います。
ペアかみんなかは私もどちらでも、ですね。
どちらになっても大丈夫です。 -
2015/03/16-14:54
ちはー、上巳桃と斑雪でーす
初めましての方もお久しぶりの方も、よろしくです。
「皆甘いお菓子が大好き」だそうだから、それで誘き寄せるのもいいかもね。
うーん。焼き立てのアップルパイとか、いい匂いのするものとか。
ペア毎に動くか、みんなで協力して捕まえるか、どうしよ?
私はどっちでもいいよー。 -
2015/03/16-00:41
どうも。桃達は久しいな、他は初めましてか。
私の事はナナシと呼んでくれ。連れはポブルスの驟雨だ。ジョブはロイヤルナイト。
頼もしいメンバーが揃い心強い上ない。私も心して全力を尽くそう。
私としては驟雨のアプローチで引きつけてる間に尻尾を強く握る、と言うものしかまだ思い浮かんでいない。
ので、改めて意見させてもらおうと思う。すまないな。
それではよろしく頼む!