【家族】I WANT ×××!!(青ネコ マスター) 【難易度:とても簡単】

プロローグ

「だ、ダメ……! もう我慢出来ない!!」
「ちょっと、どうしたの?」
「止めないで! 私には、私には行かなければいけないところがある!」
「どうしたのよ、何でそんなに血走った目になってるの?! なんだか毛並みも悪くなって!」
「真っ赤な目は元からです! 毛並みが悪い? そんなのどうだっていい! どうだっていいんだ! 行かなきゃ! 行かなきゃくぁwせdrftgyふじこlp」
「何処へ行くのよ!! せめてまともに喋ってよ!!」
「言bを! 失っtも! 構wない!! 私hあの魅惑の二つn山を抱かなkrばなrない……ソウ!」
「……ちょっと待ったそれ以上言うな」
「おしりガ! 私ヲ呼ンデル!!」
「んなわけあるかこの馬鹿娘!!」

 ……などという会話がプレジール・ラビット達の間であったかどうかは謎だが、実際問題尻をやたらと狙うラピット・ラビット達が現れたのは事実である。
「本当に申し訳ないんだけど、馬鹿娘達と馬鹿息子達を正気に戻してください……」
 平和を取り戻した筈のショコランド。その中の『忘れられた古都』ウルプス。
 その周辺に住んでいるプレジール・ラビット達に、オーガの瘴気による異変が起きていた。
 瘴気に晒され、何羽かの年若いプレジール・ラビット達が狂暴になっている。
 それをどうにかしてもらおうと、母親プレジール・ラビット達はA.R.O.A.に頼みに来たのだった。
 大切な我が子の変貌に動揺している母親達。そのこころを踏みにじるように、外では正気を失った叫び声と絹を裂くような悲鳴が飛び交っている。
「触ルダケ! 触ルダケダカラ!!」
「やめろー!!」
「おさわりシタインダヨォ!!」
「助けてくれー!!」
「エエヤンカエエヤンカ揉マセロー!!」
「誰かー!! っていい加減にしろこのエロ兎が!!」
 ……響く悲鳴と罵声に母親達は顔を覆う。
「一・二発ぶん殴っても構いませんから……! お礼に意中の相手を振り向かせるフェロモンが出るって言われてるミルクキャンディを差し上げますから……!」
「何それ欲しい、わかりました引き受けます」
 A.R.O.A.の男職員の目が輝いた。ウィンクルムのお零れに預かる気満々である。ちなみに彼は絶賛片思い中である。
 ああ、母親達の目に浮かぶ涙は何処から来るものか。恐らくは心配よりも馬鹿っぷりと情けなさからだろう。間違いない。
 どうしてオーガの瘴気に晒された結果がこれなのか。
 それは誰にもわからない。

解説

●目標と成功条件
ラピッド・ラビット達を落ち着かせて母親達に引き渡す。
・女の子が五匹、男の子が三匹暴れまわってるよ!
・基本無傷で引き渡す事!
・弱点は尻尾だよ! 尻尾をぎゅっと握ると力が抜けて意識を失うよ!
・ただまぁ、精霊の軽いびんた、神人の全力びんた位なら問題ないと思うよ!

●プレジール・ラビット
・直立して歩き、頭もよく人語を理解でき、靴やネクタイやベストなどを着用しているものもいるよ!
・あとは普通のうさぎと変わらない、身長50cm~75cm位の生き物だよ!

●ラピット・ラビット
・瘴気の影響で凶暴化したブレジールラビットだよ!
・体毛が黒から紫色になり、毛が逆だってボサボサになってるよ!
・前歯で噛み付くよ! もしくは電気でピリっと感電させるよ!
・感電攻撃はダメージないけど、食らうと体がしびれて、三回以上受けると動けなくなるよ!(ただし15分程度で回復)
・オーガじゃないからトランスしなくても戦えるよ!

●暴れてる場所
・町外れの野原だけど、まぁぶっちゃけウィンクルムが立ってれば勝手におしり目掛けて飛んでくるよ!

●支給品
・感電対策にゴム手袋が渡されたよ! でも前歯攻撃が一度当たると破けるよ!

●意中の相手を振り向かせるフェロモンが出るって言われてるミルクキャンディ
・成功したら精霊と神人にそれぞれ渡されるよ!
・あくまで『言われてる』だけで効果は謎だよ!
・普通に美味しいから食べてもいいけど、ねぇ誰を振り向かせたいの? 誰を振り向かせたいの?!

・あ、あと成功したら【幸運のランプ】に【幸せの灯火】が灯るよ!

ゲームマスターより

オーガの瘴気で狂暴化してるラビット達を元に戻してあげてください。
ちなみに、筋肉がっちり・ほどよい肉付き、どんな尻でも全て等しく求められてるようです。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

羽瀬川 千代(ラセルタ=ブラドッツ)

  こういう年頃の子って、何だか微笑ましいよね(のほほん
我に返った時の後悔が深くならない内に、早く戻してあげたい

野原に着いたらゴム手袋を装備
周囲にある草を編んで簡単な足掛けを作り、転んだ兎さんの尻尾を掴む
自分が掛からないように場所は暗記(※記憶

お尻に夢中とはいえ、凶暴化した兎さんは無闇に刺激しない
助けを呼ばれたらすぐ引き剥がしに向かうよ

くっつかれたら刺激しないよう精一杯宥める
健全な状態じゃないとはいえ平手打ち出来るほど俺は非情になれない…!(大げさ
助けが来たら兎さんが振り返れないよう後ろ手にそっと頭を押さえつけ

貰えた飴はほんの少しの期待と不安を胸に食べてみる
…普通に美味しいだけのキャンディかも?



柊崎 直香(ゼク=ファル)
  タダで触らせろとか厚かましすぎるよね

とはいえ任務なので無傷で兎さん引き渡す
トランスや武器の使用は無し
ゴム手袋装着
コートは肩掛け。すぐに広げられるようにしとく

仲間が罠を仕掛けている間、周囲警戒
草トラップは自分達が掛からないよう足運び注意

野原に立たせたゼクの前。後ろ向きに体添わせて待機。
僕のお尻護って貰おうと思って?
一撃目が凌げればいい
その後は回避&回避
ゼクのお尻目当てに飛んできた兎の尻尾握りにいくよ
僕に向かってくる兎の顔にはコートばさっと
勢い削いだとこで背後取る
むしろ触らせろー、と尻尾ぎゅー

報酬は……ゼク。口、怪我してない?
ちょっと見せて?
二つともゼクの口にぽいっと
キミの意中の相手って誰だろうね


セラフィム・ロイス(火山 タイガ)
  (尻、尻言わないでくれ、聞いてるだけで恥ずかしい…)
小声で文句)タイガ!嵌めたね
兎とはいえ御免だよ。下がってるから
■『キツめのズボン履いてくれ』言われ従った

…タイガは平気なんだ。触られても(逸らしまた見て赤く
(何考えてるんだ。僕は)
もういい!…尻尾握りならするから

■何がかんだとできることは協力
「オーガ・ナノーカ」を放ち近くに居ないのを確認
散歩にきたを装い警戒、春の息吹を感じ
メイド特製ランチボックスも持ってきた。後でしたい

背中合わせで守る
狙われた時は堪え。サラダの人参で気を逸らす

ひ!?…っこれあげるよ。ほら(お願いだ!)

■ビンタは振るわない、タイガには振るう
気絶の見張り番。普段も好きだったのかな


明智珠樹(千亞)
  ●心
ふ、ふふ、触るだけならお好きなだけどうぞ…!ですのに。
狂暴化していない時にお願いしたいですね(尻ふり)
あ、千亞さんもどうぞ遠慮なさらずに(プリ尻)

●動
ゴム手袋着用、トランス使用。
「シノビである千亞さんの本領発揮ですよ…!さぁ!」
チューしたいだけとも言う。

●戦
喜んで尻を差し出す
「テクニシャン…!」
攻撃あらばオモチャの短剣で威嚇。
「く、ふふ、ふははははは!!悪い子はいねがぁーーー!」
狂い咲き追い回す。
痺れも喜び。だが動けなくなるのは困るので感電二回受け次第
千亞の後ろに。

●飴
飴を舐め
「千亞さん、後生ですので尻尾触らせてください」と頼み込む。
他兎との感触に違いがあるのか研究。

アドリブ歓迎ド変態。



日下部 千秋(オルト・クロフォード)
  心情:
わー。二足歩行の兎とかなんてメルヘンチックな異世界。
……なのに何故そこに来て尻を狙われにゃならんのか。しかも初任務。(現実逃避失敗)

来たからにはやるしかないよな……。

行動:
トランスはしない方向で。必要なさそうだしな。

野原に立って無防備にしてるよ。要するに囮。
攻撃されないうちに先輩にしっぽ掴んで引っぺがしてもらう。
「あの見てないでそろそろ助けてもらえません?!」

Q 飴どうすんの?
「言われてる」だけなんだろ……別に俺はいいよ。
そもそも先輩が俺をどう思ってるか分からないからなおさらどう使えばいいのかだし。
そもそも振り向かせるってなんだよ。

相棒への感情:
正直こういう関係になった事に戸惑ってる。



■モミモミ準備
 精霊『ラセルタ=ブラドッツ』は考える。
(尻程度、俺様は触られようと別に構わない訳だが)
 神人『羽瀬川 千代』は口にする。
「こういう年頃の子って、何だか微笑ましいよね」
 ちなみにのほほんと言っている。
(駄目だ、寧ろ千代の方が心配だ、兎の前ではさり気なく背中合わせに位置取ろう)
 警戒心のまるで無いパートナーに、ラセルタは気付かれないように溜息をつく。
「我に返った時の後悔が深くならない内に、早く戻してあげたいね」
 優しさは尊い。千代の美点だ。だが、もう少し。もう少しだけ厳しくてもいいと思う。
(動物、子供と見ればすぐに甘やかすではないか…! 危険極まりない!)
 ラセルタは気を揉むが、自身の千代への甘さには、気付いていない。

『日下部 千秋』は現実逃避する。
「わー。二足歩行の兎とかなんてメルヘンチックな異世界」
 だが、次の瞬間現実逃避に失敗する。
「……なのに何故そこに来て尻を狙われにゃならんのか。しかも初任務」
 それでも千秋は腹をくくる。
「来たからにはやるしかないよな……」
 そんな千秋を興味深そうに見るのは『オルト・クロフォード』。
「初任務か。ふむ」
 口にしながらも、もっと気になる事がある。
(……日下部が何故嫌そうな顔をしているのかがわからない。見ていればわかるのだろうか)
 こうして、彼の中で任務よりもこちらの疑問が優先される事になってしまった。

「尻好き兎か……」
 欲望に忠実で羨ましいぜ、などと思うのは『火山 タイガ』で、その視線の先は勿論、パートナーの『セラフィム・ロイス』、ではなく。

「ふ、ふふ、触るだけならお好きなだけどうぞ…! ですのに。狂暴化していない時にお願いしたいですね」
 鼻歌交じりに小さく尻をふる『明智珠樹』だ。
「あ、千亞さんもどうぞ遠慮なさらずに」
「誰が触るかド変態!」
 プリっとさし出された明智の尻を『千亞』は容赦なく蹴り飛ばす。
「ッくぅ! ふふ、ナイスキックです……! さぁもう一回、さぁ、さぁ!」
「尻を突き出すなこのド変態!」
 そして二度目の蹴りと二度目の嬉しそうな声が響く。

「うん、明智みてぇ」
 タイガはアハハと笑いながら「尻がそんなにいいのかー」などと感心している。
(尻、尻言わないでくれ、聞いてるだけで恥ずかしい…)
 そんな周囲に若干ついていけないのがセラフィムだ。
「タイガ! 嵌めたね」
 くいっとタイガの袖を引き、小声で訴える。『キツめのズボン履いてくれ』と言われ従ったが、こんな依頼だなんて聞いていなかったのだ。
「セラ戦わないのかよ!?」
「戦うとかそういう問題じゃ……! ……タイガは平気なんだ。触られても」
 言って、目を逸らす。けれどちらりとタイガを、タイガの尻を見て、顔を赤くする。
(何考えてるんだ。僕は)
「え、え……? くすぐってぇぐらい平気だけど」
 セラフィムの変化と発言の意図が読み取れず、ただつられて顔を赤くしながらも正直に答える。答えながらも考える。
(どういう意味だ。何で照れ……俺じゃなくてセラがか! 好きな奴しか触らせたくねーって事か!?)
 ようやく繋がったタイガだが、反応するにはちょっと遅かった。
「もういい! ……尻尾握りならするから」
「おう……」
 拗ねたように背を向けるセラフィムに(何だかんだで優しいっつか、大丈夫かな……)と心配する。その小さな尻を見つつ。

「タダで触らせろとか厚かましすぎるよね」
「対価を支払えばいいのか……いや、何も言うまい」
「いや、言ってるよね? ゼク君何が言いたいのかな?」
 下から覗くように『柊崎 直香』が見上げれば、『ゼク=ファル』は逃げるようにふいっと顔を背けた。
 ふいっと顔を背けたが、ゼクの着ている服はかわいいかわいい兎耳のパーカーである。勿論、直香の命令、ではなくてリクエストで。
 だからか、顔を背けられてもなんかカワイイ。直香は楽しそうに笑う。
「まぁいいや。とはいえ任務なので、無傷で兎さん引き渡す。頑張ろー、ゼクが」
「お前も頑張れ」
 思わず直香の方に顔を戻してつっこんだ。

 様々な思いを胸に、ウィンクルム達は戦場となる町外れの野原へと向かう。
「ウサちゃんを正気に戻して……兎が胸やらお尻だとかに執着するイメージを払拭したいよ……」
 白く長い兎の耳を揺らして遠い目でぼやく千亞に、ウィンクルム達は目を逸らしたり苦笑したり。なんていうか、スマン。
「大丈夫ですよ、千亞さん。千亞さんが尻に執着してるところを想像するだけで、かなり心が昂ぶります」
「大丈夫の意味がわかんないんだよ!」
 なんていうか、ほんとスマン。


■モミモミタイム
「あー……」
 町外れの野原に来て、タイガが残念そうな声をあげる。
『野原』とは。
 あたり一面に草などが生えている、広い平地。原。のっぱら。byデジタル大辞泉
 木の上から網の罠を作ったり、深い茂みに潜み隙をつこうと考えていたタイガは、それらが叶わない事を知る。
 また、セラフィムも『オーガ・ナノーカ』で兎達がいないか確認しようと考えていたが、この何も無い野原で放っても意味が無いだろう。兎達がやってくるのを待った方がいい。
「しょうがない、草の罠だけでも作るか」
 ぐいっと腕まくりしながら動き始めたタイガに、千代がゴム手袋をしながら「手伝うよ」と続く。
「はいはーい、こっちも手伝うよー、ゼクが」
「手伝うが、お前も少しは!」
「皆が罠を仕掛けている間、周囲への警戒は任せて!」
 罠作りに直香とゼクも加わる。いや、正確にはゼクだけだが。
 直香が罠作りに加わらなかった理由は、ゼクには見当がついている。
(虫を避けるためだな)
 呆れながらも溜息だけで何も言わず、ゴム手袋をつけて罠作りを始める。
「オレ達は無防備に立ってるよ。囮として」
 言ったのは千秋で、千秋とオルト、そしてラセルタとセラフィムが所々で立っている。
「シノビである千亞さんの本領発揮ですよ…! さぁ!」
「皆トランスしないって言ってんだから僕らも別にいいだろがっ」
 そんな犬も食わぬ言い争いをしているのは珠樹と千亞。
 この任務におけるトランスの必要性? あんまりないね! チューしたいだけじゃないかな! そういうのいいと思う。凄くいいと思う。
『咲き誇れ、誓いの薔薇』
 何だかんだで、千亞が顔を赤くしながらもトランスを終える。
 そうして、草を編んでの簡単なトラップも幾つか出来た頃。
 奴らはやってきた。

 どん、と千代の尻に何かがぶつかった。
「うわ!」
 屈んで罠を作っていた為、押されたような形になって両手をつく。
 同じように罠を作ってる誰かとぶつかったのかと思い、「ごめん」と言いながら振り返ると。
「兄チャン、エエ尻シトルナグヘヘヘ」
 尻にぴったりとくっついている変態、じゃなかった、ラピット・ラビットがいた。
「出た!」
 千代の叫びに呼応するかのように、千秋が、セラフィムが、珠樹が悲鳴をあげる。若干一名悲鳴じゃなくて歓声だったかもしれない。
 かくして、戦いのゴングは鳴り響いた。
 
 千秋は自分の尻に飛びついてきた兎に、グッと我慢で耐えていた。
 そもそも囮として立っていたのだ、これでいい。あとは攻撃されないうちにオルトがしっぽを掴んで引っぺがすだろう。
 オルトは千秋の様子を観察している。
「コレハイイオシリ、イイオシリ」
 オルトは千秋の様子を観察している。
「若クテピチピチイイオシリ」
 オルトは千秋の様子を観察している。
「揉ミゴタエ抜群ノイイオシr」
「あの見てないでそろそろ助けてもらえません?!」
 耐え切れなくて叫んだ。
「ん。もういいのか。了解した」
 ようやく動き出したオルトは、お尻を揉むのに夢中になっている兎の尻尾をきゅっと握った。
「オシリ!」
 叫んで、兎は気絶する。正直もう千秋も気絶して現実逃避したかった。出来なかったけど。

 兎とはいえ触られるのは御免だ。そう思っていたセラフィムのお尻には、今、兎が飛びついて顔をすり寄せている。
「ひ!?」
「タマラン……! ペタンコオシリタマラン……!」
 今日は散々だ。タイガには騙されるような形でこんな任務に参加させられ、兎に痴漢行為をされ、それなのにこの兎に怪我をさせてはいけないのだ。
(ど、どうすれば……タイガ!)
 事前準備が可能ならば、メイドにランチボックスを作ってもらって持って来れたのに。
 しかし、依頼内容も詳しく知らないまま連れてこられたセラフィムには何も無い。
 あるのは、いるのは、パートナーのタイガだけ。
「セラー!」
 罠作りをやめ、セラフィムを助けに来たタイガ。
 向かってくるタイガにほっと安心したのもつかの間、そのタイガが駄目な事を口走ってる。
「羨ましい、羨ましいぞこの野郎!」
 そしてどう見てもぶん殴る気満々なご様子。
「タイガ! 怪我させたら駄目だからね!」
 慌てて叫べば、ハッとしてコクコクと頷く。
「わ、わかってる手は上げねぇ。掴む! 堪えれる俺はできる!」
 嫉妬と怒りを尻尾へ向けてギュッと掴む。すると兎は「フアァ……!」と気絶した。

 とりあえず自分のお尻にくっついた兎をどうにかしようと考えていた千代。
 この位置だとちょっと尻尾を掴むのは難しい。
 ならば一度叩き落して……。
「……ッ出来ない! 健全な状態じゃないとはいえ平手打ち出来るほど俺は非情になれない……!」
 やっぱりラセルタさんが心配してた通りになったよ! 流石ラセルタさん、大分わかってる!
 そんなラセルタがやってきたのに気付き、千代は兎が振り返れないようそっと頭を押さえつけた。兎が「ウヒョウ! 尻ニ密着!!」と喜んだのは聞かなかった事にした。
「瘴気にあてられた助平な兎達め、大人しく尻を差し出すがいい!」
 言いながらラセルタは尻尾をギュッと握る。千代の尻から兎がぽとりと落ちる。
 その様子を見ていたにも拘らず、めげない別の兎が、今度はラセルタの尻目掛けて飛びついてくる。
「オシリオシリオシリー!!」
「俺様の尻を選んだ事は目が高いが、やられっ放しは性に合わんのでな」
 いざ、尋常に勝負! とばかりに兎と向き合うラセルタ。
 だが、直前で兎の勢いががくんと止まる。
「オシリ! オシリ目ノ前ニアルノニ! アルノニイイイ!!」
 見事罠に嵌って足が草に絡まっている。
 ラセルタと千代はしばし罠にもがく兎を見つめ、そしてきゅっと尻尾を掴んで気絶させた。罠凄い。便利。

 揉み揉み揉み揉み……
 どこか恍惚とした表情で兎にされるがままになっているのは、ご存知ド変態、明智珠樹である。
「テクニシャン……!」
「はいはい、そこまで」
 うっとりとした珠樹にばっさりと言ったのは千亞で、珠樹の尻にしがみついていた兎の尻尾を掴んで気絶させた。
 ここで本来なら『怖かった! 助けてくれてありがとう!』『どうって事ないさ! HAHAHA!』という展開になる筈だが、残念ながらここにいるのはご存知ド変態、明智珠樹である。
 テンションがあらぬ方向へとガン上がりした珠樹は、すらり、オモチャの短剣『殺人鬼ダガー』を取り出す。そして、それを振りかざし。
「く、ふふ、ふははははは!! 悪い子はいねがぁ―――!!」
 狂い咲いた明智珠樹、まさかの兎を追い回すの巻。
「オシ、オシリィィイィ?! オシリィィィイィイ?!?!」
 もはや兎も何を叫んでいるのかわからない。とにかく怪しい人物から逃げ回る。追いつかれそうになれば電撃。しかし電撃を食らわせるたびに「ふ、ふふ……!」と笑うのは何故なのか。兎にはわからない。あの人間、兎の知らない世界に生きている。
 その兎の知らない世界に生きている人間だが、痺れを堪能しながらも頭の片隅は冷静で、あ、もう二回受けちゃったから次はやばいですね、と考え、名残惜しげに千亞の後ろに隠れた。
 もうこれ僕いなくてもいいんじゃないかな。そう思いながらも千亞は兎と対峙する。
 大人しくなった珠樹に反撃というか珠樹はやめて千亞の尻を狙おうと、兎がようやくハンターの目になる。
 しかし、千亞は兎の攻撃をことごとく月盾で防ぐ。
 防いで、防いで、防いで、兎が泣きそうな目で「ジャアイイヨ! ヤッパリソッチノオシリ狙ウヨ!」と千亞から珠樹に狙いを変更する。
 そうなると、ウェルカムな珠樹の尻に飛びつけば、結果として千亞にお尻を曝け出す事になり。
 千亞は二羽目の兎の尻尾をきゅっと掴んで気絶させた。

 兎耳の男、ゼクの前に立つ直香。いや、直香の背後の立つゼク、の方が正しいのだろうか。
「動かないのか」
「僕のお尻護って貰おうと思って?」
 それはつまり、尻に飛びつかれるのも自分という事か。
 ゼクはわかっていたこととはいえ、溜息を一つ。
 そう、今日のゼクが直香から課せられたのは『兎耳で野原に突っ立っているだけの重要なお仕事』なのだ。ふざけてるが正しい。ただ、何度考えても、兎耳にする必要は皆無だったと思う。
 とはいえ、さっきから聞こえてくる声。
 二人を囲むようにぐるぐる回っている二羽の兎。その兎から「オシリ! オシリ!」「オオキイウサギ! オオキイウサギ!」と楽しそうな声が聞こえるのだから、多少は兎耳にも意味はあったのかもしれない。あったとしても無視したかった。
「さーて、ゼクのお尻目当てに飛んできた兎の尻尾握りにいくよ。わかってると思うけど」
「立ち続ければいいんだろう」
「正解ー、わかってるみたいで嬉しいよっと!」
 ぐるぐる回っていた兎がゼクの背後から飛びかかる。狙いは、ゼクの尻。
「キュッテ硬メノオシリヲー!」
「スリスリ揉ミ揉ミー!」
 そうか、硬めなのか俺の尻。
 変なところで感心してる間に、その問題の尻にドドンと衝撃が来る。二羽同時に飛びついたようだ。
 そして目の前にいた直香が動き出す。
「尻尾いただきー」
「ウホ!」
 素早くゼクの背後に回りこんだ直香は、一羽の尻尾は上手く掴んで気絶させた。けれど、もう一羽が直香が動いた瞬間、ゼクから離れたのだ。
「オオキイニャンコ……!」
 兎がじりっと今度はサイバースノーヘッド『ネコミミ』をつけている直香に狙いを定める。ちなみにこの場合の『大きい』は実物の猫と比べての『大きい』だが、何となく直香の気持ちをくすぐった。よし、この兎には優しくしよう。
「オオキイニャンコノ柔ラカオシリー!」
 兎が直香に飛びかかる。そこへ、直香は肩にかけていたコートをばさっと広げて勢いを殺す。
「?! オシリ! オシリドコー?!」
 コートに受け止められた兎は、地面に落ちてからもコートに絡まって上手く動けない。
「お尻、ここー」
 その身動きの取れない兎の背後で、直香が楽しそうに答える。
「むしろ僕に触らせろー、えーい」
 わしゃわしゃと兎の尻を撫でてから、尻尾をぎゅーと掴む。兎は「ンアッ」と叫んで気絶する。
 こうして大きい兎と大きい猫のお尻は守られたのだった。


 気絶した兎の子達八羽を確認すると、疲れ果てたウィンクルム達は深く溜息をついた。なんだったんだこの依頼。若干一名疲労ではなく満足気な溜息だったかもしれない。
 ともあれ、このろくでもない戦いはウィンクルム達が見事制したのは事実だ。兎達に怪我もない。
「じゃあ、お母さんに引き渡そう」
 直香が言うと、タイガが「わりぃ、オレ達ここでリタイアする」と言った。セラフィムがあまりにもぐったりしていたからだ。
「そっか、無理しないでね」
 というわけで、他のウィンクルムで兎達を連れて戦場である野原を去った。


■キャンディの行方
「皆さん、本当にありがとうございました! こちらお礼です!」
 ウィンクルム達は【幸運のランプ】に【幸せの灯火】が灯るのを見ながら、お礼のミルクキャンディを渡された。
 けれど、そのうち一組は受け取りを拒否した。
 拒否したのは……。

「意中の相手を振り向かせるフェロモンが出る、って『言われてる』だけなんだろ……別に俺はいいよ」
 他の人にどうぞ、と言ったのは千秋。
「そうですか」
 他にお礼の品も無いのですが、と困っている母親達に「お礼なんて気にしないで」と告げ、オルトと共に仲間達に挨拶をして帰路につく。
 もしも、ミルクキャンディの効果が本物だとしても。
(そもそも先輩が俺をどう思ってるか分からないからなおさらどう使えばいいのかだし)
「そもそも振り向かせるってなんだよ」
「そもそも振り向かせるとはなんだ?」
 千秋とオルトが、同時に呟く。
 目を丸くしてオルトを見る千秋。そんな千秋を不思議そうに見るオルト。
 千秋は思わずふきだす。オルトはますます不思議そうな顔になる。
 自分達には何もかもが早すぎる。まだ何も知らない。自分の事も、相手の事も、とりまく状況も、何もかも。
 まずはこの先輩を知ろう。
 相手への戸惑いが消えて、そうして真っ直ぐにお互い向き合えてから。
 それから。

「動いた後の甘いものは格別だね」
 言ってキャンディを口にしたのは千亞。それを珠樹は微笑みながら見ていた。
 その視線に気付いた千亞が慌てて聞かれてもいないのに言い訳をする。
「べ、別に効果信じてるわけじゃないからなっ」
 ツンツンとする千亞を愛でながら、珠樹もキャンディを舐める。
 そして、今日一日でずっと気になっていた事を口にする。いや、頼み込む。
「千亞さん、後生ですので尻尾触らせてください」
「尻尾?」
「尻尾です。どうしてもどうしてもどうしてもどうしても触りたいんです。千亞さんの、その、尻尾が!」
「なんでそこまで……あーもう、今回だけだぞ」
 言って、くるりと背中を向ける。
 今日はぼさぼさの毛並みの兎を触ったからか、感触に違いがあるのか研究したい、と珠樹は思っていたのだ。
 もふっ。
 今日触った中で一番いい毛並みの尻尾を触る。
「おお、これは……! ふ、ふふ……!」
 もっふもっふとその感触を堪能していると、千亞が僅かに身をよじる。
「く、くすぐったい……!」
 漏れた声の甘さに、珠樹の中にむくむくっと別の欲求も出てくる。
「千亞さん、このまま尻を、千亞さんの小さくってプリッとしたキュートな尻も触って揉みしだいてもいいですか?!」
「駄目に決まってるだろ!!」
 叫んで千亞は見事な回し蹴りを珠樹の横っ腹に決める。
 珠樹は「がふっ!」と呼吸を乱しながらも、実に満足気な笑顔で倒れた。

 キャンディを貰った直香は、少し考えた後「そうだ」と言いながらゼクの方を向いた。
「ゼク。口、怪我してない? ちょっと見せて? 口開けて?」
「口を怪我した覚えはないが……」
 疑問に思いながらも、わざわざ言うという事は何か気になる事があったのだろう、と考え、ゼクは素直に少し屈んで口を開けた。
 と、そこへ、キャンディを二つともぽいっと入れた。
「ってオイ」
 口の中に入ってきた異物に驚き、咄嗟に口を閉じたゼクが直香を軽く睨む。というかいつの間にかゼクの分のキャンディまでぶん取っていたのか。さすがである。
「キミの意中の相手って誰だろうね」
 軽く睨んでくるゼクを睨み返すなんて事はせず、小悪魔染みた笑みで対応する。
 グッと言葉につまったゼクが、逃げるように体を起こした。
 けれど、視線は直香から外すことなく。外せることなく。
「……知るか!」
 それだけ言って、思い切り顔を逸らした。
 ゼクは後ろでクスクス笑う声を無視して、口の中の甘さを処理する事だけに集中した。

 ほんの少しの期待と不安を胸に、千代はキャンディを口に含んだ。
 ラセルタは完全に興味本位で口に入れたようだ。
「……普通に美味しいだけのキャンディかも?」
 コロリ、口の中に広がる優しい甘さに、少し残念なような、ほっとしたような。
 そんな千代にラセルタが声をかける。
「さあ千代、思い切り振り向いて良いぞ」
「え」
「おお、振り向いたな」
「ん?」
 ラセルタはご満悦だ。どうやら、動作的な意味で『振り向かせる』ものだと思っていたようだ。
 そんな相手にクスクスと笑ってしまう。
 こんな程度の効果でいいじゃないか。
 千代はそう考えて、またコロリ、甘いキャンディを口の中で転がした。
 甘い匂いを纏わせる千代を、ラセルタは気分よく見る。
(……? 何故か千代の方に視線を遣ってしまうような、気のせいか)
 それが気のせいなのかどうか。
 キャンディの効果については、謎のままだ。



依頼結果:成功
MVP

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 青ネコ
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル イベント
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 とても簡単
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 通常
リリース日 03月11日
出発日 03月18日 00:00
予定納品日 03月28日

参加者

会議室

  • [14]明智珠樹

    2015/03/17-23:59 

    なかなか顔を出せずに本当にごめんなさいっ!(ぺこぺこ)
    プラン提出完了だよ!皆に迷惑をかけてないことを祈るよ…
    よろしくねっ(ぺこぺこ)

  • [13]明智珠樹

    2015/03/17-23:58 

  • [12]セラフィム・ロイス

    2015/03/17-23:55 

    :タイガ
    なんとかプランは提出した
    皆お疲れさん!いい結果になってるのを祈ろうぜ!

  • [11]柊崎 直香

    2015/03/17-21:27 

    おーう。反応できてなくてごめんよー。
    ギリギリまで覗いてるから何かあればどーぞ。

    うちは普通に突っ立ってるだけです。
    演技とかうちの精霊、小細工苦手だし。
    網が用意できたらの捕獲関連はタイガくんにお任せして、
    僕はひたすら尻尾狙いで行くつもり。
    武器は行使せず。できたら手も上げない。

    >罠
    千代さんの転ばせる案は了解。
    自分たちが引っ掛からないように歩き方も気を付けておくよ。

  • [10]セラフィム・ロイス

    2015/03/17-19:40 

    あ、こちら武器は・・・弱いの売り払ってしまったから
    使わない、かビンタかな
    本気でいい加減にしろって時まで使わないつもりではいるけれど・・・

  • [9]セラフィム・ロイス

    2015/03/17-19:37 

    :タイガ
    もう〆切まで数時間だな!?皆、大丈夫か!?

    とりあえず言った感じでざっくりプラン起してるから
    時間一杯まで反応するつもりだ。気軽にどうぞ
    ネタもOKだし、助けにももちろん行こうと思ってるぞー
    (PL的には意気投合や羨ましいと思うタイガをさせたい、させてる)

    無防備=しらずに来た風でいいかなぁ・・・とゴロゴロ
    ううん、ここら辺のすり合わせは個人でいいかな。兎対処してりゃ(もう時間なさそうで)

  • [8]セラフィム・ロイス

    2015/03/17-00:57 

    :タイガ
    >作戦
    悪りぃ。しばらく経った後「草地掘ると目立つか?大変かな」と思った。
    深い穴なら生け捕りにできるかな~~とも思うけど尻尾にぎるには遠いからやめる方向にすっか?
    そうそう。草むすんでのトラップは転ばせるのにいいよな
    是非ともしたいところだ

    気絶した奴はロープで縛ろうとは思ってる
    木がありゃあ上から投網トラップもいけそうだし、まあ駄目元で書いとく

    >囮
    強調はネタとしてな(笑。半分冗談)
    頭が尻一色だしどうやってもくるとは思うけど無防備なのがいいか?
    無防備にする場合、どう動くというか装うのか決めねーとな
    散歩とかボール遊びとかピクニックにきたとか

    俺は、マタギらしく草の合間に潜んで狩り、してぇけど!

    あと、【女の子が五匹、男の子が三匹】らしいけど
    男いるから女装とかした方がいいかとも。・・・まあ普通に見えそうな奴そろってるけど
    選り好みしねーから平気かなぁ(悩)

    囮はされたら避けるべきか、堪えて尻尾にぎるまで我慢かも、ちょっくら迷ってる

    >兎の攻撃からは
    んー、尻さわってる間ならうっとりしそうだとは。
    だな。仲間が捕まった後や抵抗したらは、電流攻撃の心配もあるかもな。警戒して
    そしたら捕獲に重点でいくか
    それとも駆け引きして気をそらして交渉とかもぐるぐる考えてるけどさ

    時間がたてばたつほど攻撃回避がやりにくそうだなー

    >トランス
    俺らもしないつもり。シンクロサモナーは火力だし。
    千亞はシノビの本領発揮だなー!惑わすの楽しみにしてっぜ!

  • [7]羽瀬川 千代

    2015/03/16-03:11 

    こんばんは、羽瀬川千代とパートナーのラセルタさんです。
    日下部さんと明智さん達とは初めましてですね、どうぞ宜しくお願い致します(ぺこ

    >トランス
    俺たちも兎さんの安全を第一に、トランスはしない方向で考えています。
    武器も何を持っていくかちょっと迷いますが…
    もし気を逸らす必要がありそうなら、俺がクリアライトかクリアレインを装備するつもりです。

    >作戦
    現状、兎さんたちの選り好みも無いようですし、わざわざ強調せずとも
    無防備なところに真っ直ぐ向かってくるのではないか、と俺も思います。

    ただ、兎さんたちが狂暴化している事には違いないので
    お尻に触れている最中にうっかり噛みついてきたり、とか
    感電させてくる、みたいな事も可能性としてはあるのかな…と。
    おびき出した後も油断せず、早めに対処しておけば安心でしょうか。

    兎さんの数が多いので、落とし穴でなくとも罠はあったら良いなと思います。
    お尻に一直線な兎さんなら、足元に何かあっても気付かれにくい気はしますし。
    例えば簡単に草を編んでおいて転ばせる仕掛け、とか?

  • [6]柊崎 直香

    2015/03/16-00:45 

    はいはい、どーも。
    クキザキ・タダカと、精霊はエンドウィザードのゼク=ファルだ。

    ラビット達は無傷で引き渡すってことなので、
    今回は僕のところはトランスしない方向。
    EWは火力特化の攻撃主体だからトランスしてもやれること限られるし。

    というわけで、ゼクは率先して野原に置いておこうと思う。

    場所は町外れの野原。
    木とかありそうならそこに隠れることも考えたけど。
    野原って言葉から連想したの、一面平らで草生えた土地、なので期待薄か。
    すると囮役とか分けずとも全員狙われちゃうかも?

    ちょっと疑問に思ってるのは、ラビットが攻撃してくるタイミングかな。
    大人しくお尻触らせておけば積極的な攻撃はないんだろーか、と。
    拒否したり、邪魔したりすると前歯や感電飛んでくるー?
    ……まあ今のところ、無防備に突っ立ってる方に飛んでくるんじゃない?
    お尻に夢中になってるところを背後から尻尾ぎゅってするよ!
    とかいうノープランなプランしか考えてないけど。

    落とし穴は労力に対してあまり効果上げられない気がするー。
    まず穴を掘るのに時間掛かるし、一回しか使えないし。
    それに、上手く穴にラビットを落としたとして、
    無力化の手段……尻尾はどうやって握ればいいだろう、って思うのだよ。

  • [5]柊崎 直香

    2015/03/16-00:45 

  • [4]日下部 千秋

    2015/03/15-17:13 

    いつの間にか結構集まってる……!
    えっと、初めまして。日下部 千秋(くさかべ・せんしゅう)と……相方で先輩でブレストガンナーのオルト先輩……です(すごく慣れてなさそうな自己紹介

    任務には初参加なんでよろしくお願いします。

    >トランンス
    なんか内容見てるとトランスはしなくてもよさげ……だと思ったんで俺たちはしない方向で。

  • [3]明智珠樹

    2015/03/15-13:13 

    改めて、皆さまよろしくお願いいたします。明智珠樹と兎テイルスの千亞さんです。
    千秋さん、オルトさんはじめまして。
    そして千代さんとラセルタさんも何気にはじめましてな感じがいたします…!
    何卒よろしくお願いいたします、ふふ!

    >作戦
    ふ、ふふ、喜んで囮しますよ(うっとり)
    感電すらご褒美です、ふふ…!
    あぁでも、依頼失敗にならない程度にいたしますが。

    こちらは尻。10人全員が標的ですものね。
    敵は8羽。
    例え一人に1羽向かってきたとしても2人が手が空く、と考えて良いものでしょうか。

    あとはウィンクルム背中合わせになれば尻は護れそう…ですかね。

    事前準備がどの位できるものかわかりかねますが、
    落とし穴できるならばだいぶ楽になるかと思います。

    >トランス
    ひとまず千亞さんはシノビのスキル(分身とか動き緩慢にするとか)使っても良さそうかな、と思うので
    トランスする予定です。
    攻撃を加えるようなスキルの使用はいたしませんのでご安心を。ふふ…!

  • [2]セラフィム・ロイス

    2015/03/15-12:08 

    :タイガ
    俺タイガと相棒のセラフィムだ!顔なじみと、
    日下部とオルトははじめましてになるな。よろしく!
    さーて10人の勇者が集った訳だが・・・作戦どうすっかな~

    囮を用意すんのと落とし穴は思いついたけど・・・
    囮は尻強調する服きてさ(どんなのだ)、ひょいひょいきたのを落として、ぎゅーって尻尾

    トランスは皆どうする?

  • [1]明智珠樹

    2015/03/15-00:05 


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