プロローグ
あなたとパートナーは、ショコランドの王都跡「忘れられた古都」周辺を散策していた。
近くの丘陵地帯には、いくつもの地下洞窟の穴が開いている。この洞窟は、幸運の兎とも呼ばれるブレジール・ラビットの家だ。二足歩行をして文化的な生活をしている。
ウィンクルムは、ショコランドのA.R.O.A.支部から、この土地で起きている問題をまとめた資料を渡されていた。
瘴気の影響で一部のブレジール・ラビットが凶暴化しているらしい。完全なデミ化とは違い、適切に対処をすれば元の姿に戻すことができるという。
ふと、精霊にほんの少しの隙ができた。資料を読むのに集中していたのかもしれない。あるいは、のどかな景色に心奪われていたのかもしれない。
その間、神人は予期せぬ者の存在に気を取られていた。
「……アーサー王子?」
アーサー王子。ショコランドの重要人物だ。そんな彼が、どうしてこんな場所で無防備に立っているのだろう。
疑問を感じながらも、無視するわけにもいかない。あなたはアーサー王子らしき人物のそばへと近づいた。
王子の口が動く。だが、その口から出てきたのは言葉ではなく、魔法の力が宿った甘い吐息だった。
「!?」
意識が朦朧としていくあなたの目に、アーサー王子の姿が少女風のウサギに変わっていくのがぼんやりと映った。
パートナーの精霊が異変に気づく。彼の目には、ウサギの獣人娘とその手下らしきラピット・ラビットが見えた。意識を失った神人をラピット・ラビットがえっほえっほと担いで、アジトへと運びこんでいく。
こうしてラビットクイーンのイタズラで、神人がさらわれてしまった。
その場で神人を助けることはできなかったが、精霊はラビットクイーンのアジトを突き止めることには成功した。
アジトの洞窟。
ラビットクイーンは無邪気な笑みを浮かべて、眠り続ける神人をふわふわソファに座らせた。意識のない神人の髪をとかしたり、アクセサリーをつけたりと、お気に入りらしく大事に扱っている。
神人たちはまるでドールハウスの人形だ。
ラビットクイーンが神人の命に危害を与えることはないが、このまま放っておける事態ではない。
それに、瘴気の影響を受けたラビットクイーンたちを元に戻せば、ショコランドの人々を助けることにも繋がる。
精霊たちは神人救出のため、ショコランド住民のため、アジトである洞窟の入り口付近へと近づいた。
解説
・幸運の兎(ブレジール・ラビット)
ショコランドの住民。直立歩行をするウサギで、衣服を着ている者もいる。
・ラピット・ラビット
瘴気の影響で一時的に凶暴化したウサギたち。まだ完全にデミ化しておらず、尻尾を握って気絶させることで元の状態に戻せる。
相手をマヒさせる電撃を放つ。命への影響はないが、何度も電撃を受けるとしばらくの間、体がしびれて動けなくなる。
複数登場。
・ラビットクイーン
瘴気の影響で一時的に特殊能力を得て変異したウサギ。まだ完全にデミ化しておらず、尻尾を握って気絶させることで元の状態に戻せる。
人間と同じくらいの体格だが、腕力は強くない。
特殊能力は弱いテレパシーと変身、吸い込むと眠り続けてしまう甘い吐息。今回、ラビットクイーンはこれらの能力を使って神人をさらった。
一体登場。
・洞窟
照明は設置されている。
人間の背丈でも移動には困らない。通路の幅はやや狭い。
通路の横側に、小さな部屋がいくつかある。通路を進んだ一番奥に、クイーンの部屋があり、そこに眠っている神人も集められている。
・目的
さらわれた神人の救出。
凶暴化したウサギたちを正気に戻し、家に送り届ける。
ゲームマスターより
山内ヤトです。
神人がさらわれてしまいトランスができない。(敵は、トランスなしの精霊でも対処できるバランスです)
相手を殺さずに元に戻さなくてはならない。
といった制約がありますが、上手く解決してくださいね。ウィンクルムの活躍を期待しています!
リザルトノベル
◆アクション・プラン
油屋。(サマエル)
眠り込んですやすや夢の中 ショコランドでウサギさんと遊んでいたら 大きなライオンのぬいぐるみがアタシに近づいてくるの 「早く逃げなければ 悪い魔物に食べられてしまうよ」 そのままライオンに暗い森の中へ連れて行かれるんだ どこまでもどこまでも、足が動かなくなっても歩き続けて… 怖くなったところで目が覚めた 目覚めたら精霊に抱きかかえられていた 状況を察し、精霊にお礼を言う ちょ、サマエル何処行くの?勝手に動かないでよ (また何処かに連れて行かれるなんて冗談じゃない) 不安なので下りて自分の足で歩く |
手屋 笹(カガヤ・アクショア)
(ラビット達のアジトでスヤスヤ) ・眠っている間 クイーンラビットさんからの扱い:お任せ。 ・ラビット達を元に戻した後 起床:寝ぼけつつ。 「あ、あら…?わたくし、寝てましたの…?」 アーサー王子がうさぎさんで…?突然眠くなってしまって…? 一体何が…? 何が何だか分かりませんが… カガヤと…精霊さん達で何か頑張ってくれたみたいですね…? 「カガヤ!いまいち何があったのかよく分からないのですが… ありがとうございます、お疲れ様でした…」 「夢…?あんまりはっきりとは覚えていませんが… 何だかふわふわしていて…あったかかった気がします。 …うさぎさん達が居たからでしょうか?」 うさぎさん達と一緒に帰りましょうか。 |
かのん(天藍)
甘い吐息で眠らされた影響で血の気の引いた青白い肌 花冠、花束で飾られ 意識が戻り、吐息のかかりそうな距離で顔を覗き込む天藍のあまりの至近距離に一気に目が覚める 具合は悪くないか聞かれ大丈夫ですと回答 良かったと安堵の吐息を漏らし自分を抱き締める天藍の腕が微かに震えている事に気付く ごめんなさい、不用意な行動で心配をかけてしまって・・・ ・・・助けに来てくれてありがとうございます 彼の背中に腕を回し、子供をあやす時のようにそっと背中を撫でる お友達が欲しかったのでしょうか? 持っていたハンカチを折って結んで兎を作る 手にしていた花束から1輪抜き取りハンカチ兎の耳元に飾り、眠るクイーンの手に持たせ他の兎と共に家に送る |
クロス(オルクス)
☆心情 ア、レ…? ここは、何処だ…? 確か… あぁ思い出した 俺は此奴の人形だ… ☆服装 洋風和風幅広く 但し全て男性物 ☆髪型 服装に合わせて色々 ☆夢 …俺は人形 人の手で色々着飾るだけのつまらない人生 だが俺は女型の人形だ 良いか俺は人形だとしても女だ…! そう、お・ん・な(強調)! それなのになんで俺が着るのは男もんばっか!? 毎日毎日男の服ばかり! 俺だってたまには女の服着たい! エリーも笹もかのんさんも早瀬も他の人形達は可愛い服着てるし羨ましい… あぁそうか、男にイメチェンすりゃ良いのか 男になれば認めて貰える…? ☆救出 オルク、決めたよ 俺イメチェンするわ 髪切って男になる!(未だ夢の中 …はっ! おっオルク? アレ俺何してたんだ? |
Elly Schwarz(Curt)
・睡眠中クイーンにどう扱われるかはお任せ ・可能であれば、その間ふわふわとした意識の中でクイーンに大切に扱われている様子が見える ・それは夢かもしれないと思いつつ、その無邪気な様子に笑みがこぼれる ここは…洞窟?視界がフワフワしててよく見えません。 兎さんが無邪気に僕を見てる…凄く楽しそうです。 ・クイーン気絶後に目覚め、攫われた事をクルトから聞く ・クルトの心配そうな表情を見て申し訳ないと思いつつ、兎と和解出来ないか説得 え、僕誘拐されていたんですか!?うぅ…ご心配おかけしました…。 クルトさん、あの…心配させてしまって、なんですけど 兎さんと和解する事は出来ませんかね?兎さんにも悪気はなかったと思うんです。 |
●分かたれたウィンクルム
ラビットクイーンのイタズラで、神人が連れさらわれてしまった。騒動に巻きこまれたウィンクルムは、この五組だ。
「馬鹿な女だ。この俺から逃げられると思うなよ」
自分だけに聞こえる声の大きさでそうつぶやいた。『油屋。』をさらわれ、憎悪の炎を燃やす『サマエル』。彼の怒りは神人を連れさらったラビットにも、愛の告白を断った油屋にも向けられていた。
「笹ちゃんどうか無事で……」
『カガヤ・アクショア』は『手屋 笹』の無事を祈る。ラピット・ラビットはオーガやデミではなく、尻尾を握れば幸運の兎へと戻せる相手だ。さすがにラビットたちが神人の命を奪うようなことはないだろうが、やはりさらわれたパートナーのことが心配だ。
「くっクー!? チッ油断してたぜ……」
『オルクス』は『クロス』を取り戻す決意を固めた。
「よくもオレのクーを誘拐しやがったな? 絶対に取り戻す……」
そういって、ぐっと拳を握る。
「かのん!」
『天藍』は何が起きたか理解すると同時に、問題を解決するための行動へと移った。冷静な対応だ。『かのん』のことを思うからこそ、彼は迅速な解決を目指して動いたのだろう。
「俺とした事が……無事でいてくれよ……」
本当は心配で仕方ないが、『Curt』は冷静な行動を心がける。パートナー『Elly Schwarz』救出のために。
かくして五人の精霊たちは、ラビットクイーンがアジトにしている洞窟の前に集まった。
一方その頃。
洞窟の最奥にある部屋では、ラビットクイーンがさらった神人たちを勝手気ままに飾り立てていた。
油屋は夢を見ていた。ショコランドでウサギと遊んでいる彼女の元に、大きなライオンのぬいぐるみがぬっと近づいてくる。
夢の中でナゾの声が警告する。早く逃げなければ悪い魔物に食べられてしまうよ、と。
ライオンの背後には、深く暗い森が不穏に広がっていた。
ラビットクイーンは、笹の緑色の髪を丁寧にクシですいた。眠らされている笹は、抵抗も反応もできない。
野原でつんできた白いクローバーの花を編みこみながら、繊細な三つ編みを作っていく。笹の手首に、珍しい四葉のクローバーをあしらった草花の腕輪が飾られる。
クロスは自分が人形になった夢を見ていた。
(良いか俺は人形だとしても女だ……! そう、お・ん・な!)
夢の中のクロスは女型の人形であるにもかからわず、持ち主から毎日毎日男の服ばかり着せられていた。
(俺だってたまには女の服着たい! あぁそうか、男にイメチェンすりゃ良いのか。男になれば認めて貰える……?)
血の気の引いたかのんの青白い肌。
深く眠らせすぎたのではないと、クイーンはかのんの様子をうかがう。小さいが安定した呼吸がある。
クイーンは青のネモフィラをメインに据えた花束をかのんの手元に置いた。青い花は、蒼白の肌とよく似あっていた。
エリーにはどんなアクセサリーが似合うかと、ラビットクイーンは手持ちの品をあれこれ付け替えて試してみた。ツヤツヤした木の実のブローチや、キレイな小鳥の羽で作った髪飾り。
おぼろげな意識の中、エリーはちょっとした幽体離脱のような体験をしていた。
(ここは……洞窟? 視界がフワフワしててよく見えません)
大切に扱われている自分の姿を見下ろす。
(兎さんが無邪気に僕を見てる……凄く楽しそうです)
一方的に誘拐されたにもかかわらず、エリーはそんなのどかな印象を抱いた。
●小部屋の手下ラビット
洞窟に足を踏み入れた精霊たちは、二手にわかれることにした。洞窟内には主要通路の横に、いくつかの小部屋があったからだ。
サマエル、カガヤ、クルトの三名。オルクス、天藍の二名。どちらのチームも、プレストガンナーを含んだ構成になっている。
入り口付近の小部屋を確認してみたが、ここにはラビットたちはいない。ただの荷物置き場のようだ。ラビットたちは、もっと奥の方にいるのだろう。精霊たちは慎重に洞窟内を進んでいく。
通路を進み、新たな小部屋を見つけたカガヤが、サマエルとクルトに目配せした。小部屋の中から生き物の気配がする。
クルトは威嚇射撃のために片手銃「龍眼」の準備をし、サマエルはラビットに直接触れずに済むように自分の上着を脱いで手に持った。
チーム全員の用意ができたところで小部屋に突入。
「ギィッ!?」
ボサボサの毛並みをしたラピット・ラビット三匹が、食べ物の散らかった食堂でニンジンをかじっていた。
ラビットたちが動き出すより早く、クルトが引き金に指をかけた。銃弾が直撃しないよう、クルトはラビットの足元を狙って撃つ。耳をつんざくような銃声と火薬の臭いに、ラピット・ラビットたちは怯んだ。
その隙をサマエルは見逃さなかった。銃声におののいたラビットに上着をかぶせて、その視界を奪う。素早く後ろに回り込み、尻尾をつかんだ。これでまず一匹。
銃声のショックから立ち直ったラビットは、クルトを最大の脅威と見なした。毛を逆立たせバチバチと電気をまといながら、クルトに飛びかかる。
「くっ!」
電撃で手先がしびれるのを感じた。
「早急にエリーの救出に行かないといけないのに……」
しびれはすぐに回復したが、この電撃を何度も受けると一時的に体が動かなくなってしまいそうだ。
ラビットの注意は、クルトに向けられている。サマエルは不意をついて上着をかぶせる。ラビットはバタバタ暴れて抵抗した。今度は簡単に尻尾をつかめそうにない。
潰してしまわないように力加減をしながら、ラビットの体を地面に押し付ける。抵抗が弱まったところで尻尾をぎゅっとつかむ。ラビットは気絶したらしく、動きがとまった。
「……」
相手を殺さずに無力化するのは骨が折れる、とサマエルは苛立ちのため息をついた。
カガヤはラビットが逃げ出さぬよう、また通路側から奇襲を受けることがないよう、小部屋の入り口で警戒にあたっている。彼の方に、食堂にいた最後のラビットが向かった。
前歯での噛み付きをフェスティナガントレットで受け止めるカガヤ。空いている方の手で、尻尾をにぎった。ラビットは気を失い、ポテンと地面に落下した。
同じ頃、オルクスと天藍も洞窟内の小部屋を調べていた。まず天藍が慎重に中を確認する。その小部屋には、ラピット・ラビットが二匹いた。
「この中に二匹いる」
「その数なら、中に入るのは一人でも問題なさそうだな。任せたぞ」
オルクスは入り口付近で牽制の射撃をする役目。天藍が中に入り尻尾を握る役目。適切な役割分担だ。
二人でタイミングを合わせて、小部屋に踏み入る
すぐさま洞窟の壁に向けて、オルクスが片手銃「龍眼」を発砲。奇襲は成功。突然の銃声に驚いて、ラビットたちは硬直した。
天藍は背後に回り尻尾をつかむ。これで一匹がヘナッと倒れた。
もう一匹は攻撃態勢へと移っていた。天藍も素早くそれに対応する。今回は相手に大きなケガをさせられない事情があるため、武器である双剣は鞘に収めたままだ。回避と、尻尾を握ることに専念する。
「ヂヂッ!」
電撃をまとっての体当たり。回避行動に意識を割いていた天藍は、ラビットの攻撃をかわすことに成功した。ラビットは土埃をあげて着地。偶然、オルクスのそばだった。
ラビットの顔にオルクスが銃口を突きつける。あくまでも脅しであり、実際に撃つつもりはない。だが、ラビットはそのことをしらない。命の危険を感じ、たじろぐラビットの尻尾を天藍がつかんだ。よろめいた後、ラビットはパタッと倒れる。
それぞれ全ての小部屋を見まわった後で、二手にわかれた精霊たちが合流した。通路を進み、最奥部を目指す。
●最奥の部屋
クイーンはアジト内部に敵対的な何者かが侵入したことをすでに察知していた。クルトとオルクスが放った銃声は、この部屋にまで届いていたからだ。クイーンに存在をしられることになったが、威嚇射撃をしたことで手下ラビットから受ける被害を最小限にすることもできた。発砲したことには、メリットもデメリットもあった。
侵入者に気づいたところで、ラビットクイーンの戦闘能力は低い。手下のラビットからの音沙汰もない。
苦し紛れにクイーンは変身能力を使ってその姿を変えると、静かに侵入者を待ち構えた。
アジトの最奥部にたどり着いた精霊たちは見た!
ふかふかのソファに寝かされている神人五人と、なぜか部屋の隅の椅子で狸寝入りをしているアーサー王子の姿を。
「……」
「ラビットクイーン?」
「ラビットクイーンだな」
……変身自体は本人そっくりの完璧なものだったが、状況の不自然さという点であっさり精霊たちに正体を看破される。しょせんは浅知恵。
「クイーンの変身は厄介だと思い、かなり高度な策略を仕掛けてくることも想定して用心したんだが……」
天藍があきれ気味につぶやく。
あえなく変身を見破られたラビットクイーンは獣人風の姿になり、毛を逆立たせて精霊たちを威嚇した。
近くに手下ラビットたちはいない。小部屋は全て確認した。後はクイーンの尻尾を握りさえすれば、この洞窟にいる全てのラピット・ラビットを幸運の兎へと戻すことができそうだ。さらわれた神人も取り戻せる。
オルクスの威嚇射撃。
天藍は甘い吐息に警戒し、不用意な接近を避ける方針だ。
ふと、クイーンによって好き勝手に飾り立てられた油屋の姿がサマエルの視界に映った。クイーンに対して、一瞬殺意が芽生える。
その殺意をラビットクイーンは感じ取った。自分の命を守るため、クイーンは弱いテレパシー能力と変身能力を駆使する。この精霊にとって特別な相手の姿になれば、きっと殺すことを躊躇するだろう。という、浅知恵を働かせる。
殺意を向けられたことへの防衛反応として、ラビットクイーンは油屋そっくりに姿を変えた。そして、命乞いをするような目つきでサマエルを見る。怯えきった、ぎこちない笑顔を浮かべて。
「っ……!」
サマエルは、尻尾を握るどころではなくなった。メンタルヘルスの技能をもってしても、自分の感情を制御することで手一杯になる。片腕を伸ばして宙を掻きむしる。その手は、誰かの首をしめようとしているようにも見えた。
すぐに油屋の姿の変身を解除して、クイーンは逃げ回った。獣人姿の方が動きやすいのかもしれない。
今牽制の射撃をすれば、銃弾が当たる可能性がある。クルトは苦々しい表情で、冷静にそう分析した。
カガヤが動く。対ラピット・ラビットでの経験を元に、クイーンの背後をとった。甘い吐息を受ける前に、素早く尻尾を握る。
クイーンは脱力して、パタリと地面に横たわった。
ソファに寝かされた神人たちは深い眠りに落ちているが、ケガなどは一切ない。無事だった。
サマエルは油屋を抱きかかえると、足早にこの場から退去することを選んだ。
まだ眠ったままの油屋の頭を撫でながら、彼は笑う。
「捕まえた……お帰り、早瀬」
「あ、あら……? わたくし、寝てましたの……?」
少し寝ぼけながら、笹は目を覚ました。
「カガヤ!」
周囲を見渡し、記憶を振り返る笹。
「いまいち何があったのかよく分からないのですが……ありがとうございます、お疲れ様でした……」
微笑みながらカガヤが問いかける。
「笹ちゃん、いい夢見れた?」
「夢……? あんまりはっきりとは覚えていませんが……何だかふわふわしていて……あったかかった気がします。……うさぎさん達が居たからでしょうか?」
「クー無事か!?」
オルクスの声に反応し、クロスは半ば夢のまま寝言で答える。
「オルク、決めたよ。俺イメチェンするわ。髪切って男になる!」
「くっクーさぁん?! 目ェ覚ませ! 早まるな! 髪を切らずともクーはそのままで良い! ありのままの姿で男になる必要無い!」
慌てて説得。
「……はっ! おっオルク? アレ俺何してたんだ?」
「良かった正気に戻って」
ホッと胸を撫で下ろすオルクスだった。
青白い肌で眠るかのん。天藍はそっとその頬に触れた。
かのんの意識が戻りかける。吐息のかかりそうな至近距離に天藍の顔があった。ドキドキして、一気に目が覚める。
「かのん。具合は悪くないか」
「大丈夫です」
「良かった」
安堵の息と共に、天藍はかのんを抱きしめる。彼の腕はわずかに震えていた。
「ごめんなさい、不用意な行動で心配をかけてしまって……助けに来てくれてありがとうございます」
背中に腕を回し、子供をあやす時のようにそっと背中を撫でる。
「離れず傍にいてくれ」
かのんの耳元で、天藍が小さくささやいた。
「え、僕誘拐されていたんですか!?」
「そうだ。攫われたんだ」
目を覚ましたエリーに、クルトが事情を説明した。
「うぅ……ご心配おかけしました……」
クルトの心配そうな表情を見ていると、申し訳ない気持ちがわいてくるが、それでもエリーはある頼み事をしたかった。
「クルトさん、あの……心配させてしまって、なんですけど兎さんと和解する事は出来ませんかね? 兎さんにも悪気はなかったと思うんです」
「……本気か?」
クルトは悩んだ。
五組のウィンクルムがこの事件に巻き込まれた。これで神人を救い出すという第一の目的は無事に達成された。
ただ第二の目的、正気に戻ったラビットたちを家に送り届けることに協力する意志を示したウィンクルムは笹、かのん、エリーたちの三組にとどまった。
もちろんメインの目的は神人の救出で間違いない。だが、ラビットたちを家に帰すことも、事件の結末を左右するという意味では無視できない重要項目だ。ここにきて、まさかの参加メンバーの欠落は、残された仲間たちにとって手痛い損失となった。
●幸運の兎、家に帰る
カガヤはラビットが全員元に戻ったか確認をするついでに、気を失っている五匹の手下ラビットを最奥部まで運んだ。
「お友達が欲しかったのでしょうか?」
そう考えたかのんは、持ってたハンカチを器用に折って兎の形にした。自分が眠っていた時にクイーンから持たされていた花束から一輪を抜き取り、ハンカチ兎の耳をその花で飾る。クイーンの手に、そっとそのハンカチを持たせた。
気絶したラビットたちが意識を取り戻すのに、だいたい一時間ほどかかっただろうか。
クルトは迷いながらも、エリーの願いを聞き入れることにした。ラビットたちと和解できないか、礼法と会話術を使って試みる。
「お前達が大切に扱ってたのは解った。……だが、返して欲しい」
特に、元クイーンラビットだった兎を見て話をする。
「俺には彼女が居ないとダメなんだ」
そういってクルトが頭を下げようとしたところで……。
「やめて! 待ってください」
ラビット側から、制止の声がかけられた。
「あなたが頭を下げる理由はありません。自分の欲望のおもむくまま好き勝手に振る舞って、散々迷惑をかけたのは、私たちの方なんですから」
瘴気はすっかり抜けたらしく、ラビットたちは幸運の兎に戻っていた。
「どうやら私たち、一時的に凶暴化していたようですね……。うっすらと記憶があります。皆さんのキレイな容姿に惹かれて、ぜひ自分のお人形にしたいと思いました。そういうワガママな気持ちから、あんなことを……。人をさらって閉じ込めるだなんて、とんでもないことをしてしまいました。本当にごめんなさい」
ウィンクルムたちに深々と頭を下げる。
和解と円満な解決を望んだのは、むしろラビットたちの方だった。正気にさえ戻れば凶暴性はなくなり、元の温厚な幸運の兎になるのだ。
「私たちを瘴気の影響から助けてくれて、ありがとうございます」
「暴れたりして、ごめんなさい!」
ラビットたちは、六匹ともまだ子供だった。どうか村まで送ってくれないかと、恐縮しながら向こうから頼んできた。オーガの残党がショコランド内をうろついている可能性があり危険なためと、村の大人たちを通して正式にお礼がしたいから、とのことだ。
「ええ、構いませんわ。さあ、うさぎさん達と一緒に帰りましょうか」
笹はそう承諾した。
三組のウィンクルムで、六匹のラビットを引率する。懸念されていたオーガとの遭遇はなかった。
道中、かのんが作ったハンカチ兎は好評で、エリーの寛容な態度はラビットたちの罪悪感を和らげた。
子供ラビットたちが無事に家に戻ったことで、村は喜びに包まれた。ウィンクルムたちに厚い感謝の言葉が送られ、活躍の成果を労われる。幸運の兎の子供たちを村に戻したことで、村長から謝礼のジェールが手渡された。
途中から不在となったウィンクルムにも、後でA.R.O.A.を介して同量のジェールが届けられるだろう。
依頼結果:普通
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 山内ヤト |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | イベント |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 簡単 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 少し |
リリース日 | 03月08日 |
出発日 | 03月15日 00:00 |
予定納品日 | 03月25日 |
参加者
- 油屋。(サマエル)
- 手屋 笹(カガヤ・アクショア)
- かのん(天藍)
- クロス(オルクス)
- Elly Schwarz(Curt)
会議室
-
2015/03/14-23:58
-
2015/03/14-23:51
-
2015/03/14-23:50
-
2015/03/14-23:44
-
2015/03/14-23:43
-
2015/03/14-21:36
オルクス:
んじゃ全員異論無いみたいだし、組み合わせはそれで行こうか
>天藍
あぁ此方こそ宜しくな(微笑 -
2015/03/14-21:23
クルト:
>戦闘
……!俺も言葉が少なかった。
勿論俺も「怪我する」と言うのは「兎」の認識になる。
この場合「怪我をさせないように」と言う言い方にもするべきだった、重ね重ねすまない。
-
2015/03/14-20:35
>2手に分ける
ん、この感じだと
・クルト、サマエル、カガヤ
・オルクスと俺
になるか
プランの方はオルクスと組んで動く事を書き込んでおく
>オルクス
よろしくな
通路横の扉を少し開け、隙間から見える中の広さと兎の数で2組の内どちらが踏み込むか決める感じだろうか
>戦闘
武器云々については、手法は個々の対応で「兎に怪我をさせない」事で良いかを確認するつもりだったんだが、こっちの書き方が言葉足らずだったな、すまない -
2015/03/14-20:30
クルト:先程はリロードを怠った、すまない。
>電撃対策
そうか。確かにどの状況から始まるか解らないし
申請出来ると記載がない場合はしない方が良いのかもな……了解した。
>武器
俺も天藍……が言ってた牽制の動きの認識だ。
ただ両手銃は銃武器の中でも高火力、低命中と言う点で怪我をする可能性が高いと考慮してみた。
何か誤解のある言い方であったらすまない。
>組み合わせ
変更はなさそう……か?
では俺はサマエルとカガヤと、になるか。書き込んでおこう。よろしく頼む。 -
2015/03/14-19:58
戻りですー。
>2手の組み合わせ
今の所
・PG&HBの組み合わせのどちらかに天藍さんが加わるパターン
・クルトさん(PG)・サマエルさん(HB)・カガヤ(HB)
オルクスさん(PG)・天藍さん(TD)のパターン
の2通りですね。
どちらでも異論は無いです。
強いて言うならオルクスさんの案だとその時に入る部屋の広さで人数に合わせて
どちらの組が入るか変えるのがいいのかな、といったところです。
どちらでも不都合なければメンバーを明示して頂いてますし、
オルクスさんの分け方案に同意です! -
2015/03/14-18:30
>戦闘
PGさん、お二人が牽制射撃に銃を使用されるのは予定通り問題なくです。
武器無しは俺だけを指したつもりだったので誤解させておりましたら申し訳ない…。
とはいえうさぎさん達の噛み付き対策はしないとなので、
こちらは武器を使用せず防具の手甲、足甲で受けるようにしようかなと思っています。
使えそうに無い斧を持ち歩くのは逆に不便そうかなと…。
装備欄に入れておくものの、使用はしない、状態となりそうです。
>電撃対策
申請しても通らないの場合がある+現場から開始でコンビニに行く時間も無い、の状況で考えておいた方がやっぱり無難そうでしょうか。
天藍さんと同じく、電撃は回避に努めるようにしますね。
>2手
お返事したかったのですがしばし離脱です。
戻りましたら反応します。 -
2015/03/14-17:35
>組み分け
ええ、私もオルクスさんの決めて下さったもので異論はありません。
>戦闘
……そうですね。私も鈍器とはいえ力加減を間違えれば危ういので
護身程度で使うに留めましょう。私も背後に回って尻尾を掴む方向で考えていました。
-
2015/03/14-17:25
クルト:
>電撃対策
確かにその場の戦闘ではなく
予めアジトの洞窟を見つけてから向かう事になるから、準備出来そうではある……か?
申請するだけしてみるのも手か。
もしも字数が皆厳しいようであれば
ウィッシュは厳しいが、アクションの方でなら努力する方向だ。
ウィッシュで書いた方が良いのかもしれないが(汗
>組み分け
こっちも決めてなかったな。あんまり話し合えてなくてすまない。
俺はオルクスの振った組み合わせでも、他に意見があればそれでも従う。
-
2015/03/14-17:23
度々すまん
>武器
尻尾握る事に専念するんだと思っているんで装備はしているが使わない方向で考えている
PG達の牽制も、最初の方の話から兎に当てないように足下狙うって事だと理解していた
>電撃対策
他の依頼だとゴム手袋にゴム合羽が貸出品になっているみたいだが、俺達の場合どうなんだろうな?
あえて明示されていない事を考えると、使えるのならそれに越した事はないが、無くても困らないような対応を考えておいた方が良い気がする
(PL:とは言え、不用意に近づかず隙を突いて背後に回る位しか考えてませんが)
>二手
決めておいた方が確実だと思う
ジョブのバランス的なところで、PG+HBで組んで兎の数に合わせて俺がどっちかに付くかと思っていたが、オルクスの案も良いな
これについては皆の意見に合わせたい -
2015/03/14-17:15
オルクス:
オレも大体皆と同じだな
クーのプランも
>二手
あーやっぱ決めといた方が分かり易いか…
なら
クルト・サマエル・カガヤ
オルクス・天藍
はどうだろう? -
2015/03/14-16:30
まだ全然書けてないけど、ちょこちょこっと。
>うさぎさん達への攻撃
このエピソードのプロローグでは殺さずに、ってなってるけど
他のエピソードだとOKなのがビンタとかだったりだから、
実質的には怪我はさせないようにって事ですよね。
中々難しいけど、うさぎさん達も悪気があって
今回の事態になってしまったわけじゃないからやるしかないね。
俺自身は今回武器無しでもいいかなと思っています。
普段の武器が斧だし、怪我させない方が難しいだろうし、
トランス出来ないっていうのもある意味良かったかもしれない…。
少し気になっているのが、2手に分かれるメンバーは具体的に決めておかなくても良いか?
っていうのと、
電撃対策なんですけど、今回って洞窟入り口スタートで事前準備は出来なさそうな状況なのかな。 -
2015/03/14-15:53
こっちはクルトとオルクスが牽制射を行っている間に兎の背後に回る事
通路横の部屋は手前から順に中を確認していく事
この際、通路で警戒する者と室内の確認をする物で手分けする事
後はかのんを見つけた時の対応が少々といったところだ
かのんの方は目を覚ました以降の動向と心情がほとんどになっている
ラピット・ラビットにせよ、ラビットクイーンにしても凶暴化はしているが完全にデミ化しておらず元に戻るって事だから、今回の件は誰も怪我をすることなく済ませたいと思っている -
2015/03/14-12:12
クルト:連投すまない。
プランは大体埋まっている。あとはエリー側のみになるか。
まだ結構字数が開いてしまっている。最後まで考え抜きたいところだ。
俺の方は発言を元に書いたものと、俺がやりたい事も含め書き終えている。
あと武器も片手銃へ切り替えた。
両手銃では相手に怪我の可能性があると思ってな。今回は攻撃力<命中で行かせて貰う次第だ。
ラピットファイアもあるし、命中には問題ない……と思いたいんだが。
まぁ、何かあればギリギリまで調整する。 -
2015/03/12-17:05
クルト:
二手に別れる、把握した。
一旦この方向で書いてみようと思う。
何かあればまた発言しよう。 -
2015/03/12-15:28
オルクス:
二手に別れる、だな
了解した
-
2015/03/11-23:23
二手に分かれて、ですね。承知致しました。
電撃には気をつけなければいけませんね……。 -
2015/03/11-23:13
確かに全員で小部屋覗いていたら効率悪そうだよな、狭そうだし
例えばだが、進行方向向かって右と左で中を確認する担当を分けておくのはどうだろうか?
1部屋の中に入るのは、PGのどちらか1人と尻尾掴む役の1~2名ってことで
残った奴が通路で警戒する感じになるか
万が一同じ位置で小部屋の扉があったとしても、交互に確認すれば良いよな
流れについてはカガヤの[13]の内容でイメージしている
[14]から(この辺はたぶん【家族】の共通事項ではないかと)
何とも微妙なサイズだよな、これ、うさぎにしては間違いなくでかいが -
2015/03/11-22:53
連投ごめんで、思い付きを色々と。
他の【家族】エピソードのうさぎの情報も見てみたよ。
これらは一応共通だと思っていいのかな?
・プレジールラビット→大きさ:50cm~75cm
ラピットラビットの大きさは瘴気の影響を受けただけなので大型化はしておらず
プレジールラビットと同じと見てよい?
・ラピットラビットの攻撃→噛み付き。
電撃能力→3回食らうと痺れ。15分程度で回復。
うさぎさんが二足歩行しているとはいえ何だか小さい気がしてきたな…。
普通のうさぎより大きいけど。
小さい部屋を回る時は全員で1部屋入るよりは
2手くらいに分かれた方がいいのかなと思いました。
小さな部屋に何人かで入り、残りのメンバーで部屋の入り口見張る感じかな。 -
2015/03/11-22:37
>各部屋の確認
承知しました!
そうなると大雑把な流れはこんな感じ?
洞窟入り口
↓
通路
↓
横側の小さな部屋
↓
(小さな部屋を全て回ったら)
↓
一番奥、クイーンの部屋
各部屋でうさぎ発見毎に尻尾を掴む。 -
2015/03/11-22:20
オルクス:
>戦闘
確かに挟み撃ちされたら厄介だな…
部屋の確認は大事だ
随時部屋の確認をしよう
-
2015/03/11-21:37
クルト:
>髪切り
……まぁ、そうだよな。悪い。
PL:これもメタですが「お気に入りらしく大事に扱っている」ともありますしね(汗
こちらも不安を煽るような発言失礼しました。
>戦闘
確かにラピット・ラビットの動きも、挟み撃ちされてしまうのも厄介だ。
部屋を確認するのは良いかもしれない。 -
2015/03/11-21:25
んー、今の所はPGのオルクスとクルトがうさぎたちの正面で注意を引いてる間に、残りの3人が隙を突いて背後に回って尻尾を掴むってとこか、了解した
ところで、アジトの洞窟で、ラピット・ラビット(複数体)とラビットクイーン(1体)の2種類相手にするわけだが、こいつら纏まって1カ所にいるんだろうかと
クイーンはラスボス的に洞窟の際奥で神人の傍にいるんだろうが、他のうさぎに、通路移動中に挟み撃ちにされたら厄介だなと思っている
通路の脇に部屋があったら、逐一中を確認したいんだがどうだろうか?
普段はジョブスキル使うのが前提で考えるから、今回みたいにトランス出来ないってのは意外と厄介だな(苦笑)
(条件反射的にエトワールで回避しながら移動して・・・と考えていた模様) -
2015/03/11-21:21
オルクス:
>髪切り
それもそうか…
兎だし鋏とか持てないよな、うん
それに鋏なんぞあるはずないもんな!
悪いな、不安がらせちまって(苦笑)
(PL:それもそうですよね~
もしやるとしたら、注意事項ありますよね(苦笑)) -
2015/03/11-20:51
>髪切り
えっと…お2人ともさすがにこれは心配無いと思いますよ…。
うさぎさん達は神人さん達を所謂「お人形遊び」のように扱っていると思うので。
人形遊びで人形の髪型をアレンジする事はあっても切ったりってしないですよね…?
PL:メタな話、今回のエピソード中で元に戻せないような変化(髪の長さ)は、
プロローグと解説に注記無しで行われる事は無いと思っています。(怪我を除く)
あと、神人さん達を危険に晒すつもりは無い様子という点からも
鋏を向けるという事も無いと思っています。
-
2015/03/11-12:07
オルクス:
そうなんだよ、分からないんだ、髪を切られる可能性は無きにしも非ず…
…!?
トランス出来ないんだった、忘れていた…
普通に撃つしか無いな…
勿論当てない様に…(汗) -
2015/03/11-11:42
クルト:
……!
髪を切られるのは……いや、命に関わる事はしないにしても解らないよな。
難易度と言えど慢心は出来ないか。
あと作戦自体は良いと思う。
だが……トランスが出来ないから、ジョブスキルは使えないようだ。
ただ引きつける、だけでも通用すると良いんだが……。
トランスなしでも対処出来るとしていても、トランスが出来ないのは辛いところだな。 -
2015/03/11-11:25
サマエル:
おのれ獣畜生が……なんちゃってー(>ワ<)きゃはっ★
気づいたら可愛いウサギさんに乳女誘拐されてて草生えちゃいましたk…ワロス
尻尾を切り落とすんでしたっけ?あぁ、捕まえるだけで良いのでしたね
では、私は尻尾を捕まえる方に専念致しましょう。
PGが引きつけている間に近づいて……といった感じで -
2015/03/11-11:02
オルクス:
全員久しぶりだな!
今回も宜しく頼む(微笑
チッ、不覚だった…
クーを連れてかれちまうなんて…
背後を取って尻尾を捕まえる、か
さてどうしたもんかな…
PG→オルクス、クルト
TD→天藍
HB→サマエル、カガヤ
ならばオレ達PGが前方で気を引こうか
ファストガンで不意打ちを狙いに行き(勿論当てない様に気を付ける)その隙にTDとHBが尻尾を掴む
と言うのはどうだ?
あのさぁ…ふと思ったんだが…
人形遊びみたいになってるなら、長髪の神人は髪を切られてないか心配なんだが…
ほら小さい子とかの人形遊びだと、美容院ごっことかして誤って切っちまうだろ?
全員今回、綺麗な髪してるから心配になっちまって…
でもまぁ【髪を梳いたり】と書いてあるし大丈夫か、うん兎だし… -
2015/03/11-07:18
天藍:
うかつだった・・・
・・・目の前で己の神人攫われるなんざ不甲斐ないにも程がある・・・
気落ちしていても仕方ないな、さっさと神人奪還といこうか
こういう時に顔見知りばかりなのは心強い、よろしく頼む
さて、うさぎを倒すわけにもいかないんだよな、尻尾を掴むのに背後取るにはどうした物か
前方で注意引くのと背後に回るのと、複数に囲まれないように周囲警戒して一気に近づかれないように牽制するとか、ある程度皆で分担する手もあると思うが -
2015/03/11-00:40
クルト:
……どうも。
この前あった奴から、かなり久々な奴もいて……安心だな。
改めて、神人Elly SchwarzのパートナーCurtだ。
俺が目を離した隙に……不覚だ。
今は挨拶だけ……作戦的な事は後ほどにさせてくれ。すまない。
では……よろしく頼む。 -
2015/03/11-00:31
わー見知った人ばかりで頼もしいな!
カガヤ・アクショアです。
笹ちゃんガー!笹ちゃんガー!
うさぎさんのしっぽを掴まないとなら
どうやって後ろを取るか、になり…そう…かな?
とりあえずまだしっかり考えられてないけど、よろしくお願いします!
(※アイコンに意味はありません)