オーガ・ナノーカは見た(上澤そら マスター) 【難易度:とても簡単】

プロローグ

●ぐわっぐわ
 アヒル特務隊「オーガ・ナノーカ」
 それはお役立ちアイテム「アヒル特務隊」のひとつ。
 某ギルティと同じ湯に浸かっていたことで瘴気を帯びており、オーガに気づかれにくい。
 その点を利用して、偵察用に使えるよう小型カメラが搭載された青い色をしたアヒルちゃんである。

「それを使ってですね、皆様の戦闘を撮影したいんですよ!」
 A.R.O.Aの職員が力強くダムンッと机を叩く。
 その表情は真剣そのものだ。
 どういうことかと聞いてみれば。
「最近、新しいウィンクルムさん達がどんどこ増えているんですよ。ウィンクルムとしての活動内容は勿論伝えてはいるのですが……やはり、胆の部分であるオーガとの戦闘は、言葉だけでは伝えきれません」
 そこで、今回開発された素敵アイテム『オーガ・ナノーカ』の出番と言うわけらしい。
「このアヒルちゃんには小型カメラが搭載されております。そしてオーガに気付かれにくいという特質もあります」
 今までだったら確かに、ウィンクルムに着いて撮影を試みるのは……不可能ではないが、危険が伴ったであろう。
「お願いします、ウィンクルムの皆様の戦いっぷりを撮影させてください。そして新たなウィンクルムへの教材として使わせてくださいっ」
 別に構わないがそう簡単に敵が現れるかどうか……と、皆が渋い表情を見せた所、別の職員が駆け込んできた。

「大変ですっ!敵が現れましたっ!手の空いてるウィンクルムさんがいましたら急行してくださいっ!」
 ……世の中、よくできてるものである。皆が思ったのは言うまでもなく。

解説

●流れ
 ハピのようなアドです。
 ウィンクルムごとに個別のリザルト予定ですが、お友達やらとグループアクションも
 その旨プランに書いていただければ喜んで書かせていただきます。

 トランス~敵を倒すあたりまで。
 撮影されていることは知らされています。
(神人と精霊、どちらか一人しか知らされてなかったというのもアリです)

 撮影を意識して戦うもよし。
 そんなの関係ねぇ!と戦うもよし。
 使いたいスキル使ってみるもよし。
 難易度低いのでザックリ楽しく戦ってみてくださいまし。

●敵
 以下から敵をお選びください。
 1~6のどれか単品との戦いとなりますが、敵の数の増加OK。
 他の方とかぶってもオッケィ、敵があぶれてもどっかのウィンクルムが倒すのでご安心を。

1・デミ・ベアー【中】デミ化したクマさんです。意外と俊敏。でかい。
2・デミ・トロール【強】トロール強化バージョンです。でかい!硬い!なんでも食う!
3・ヤックハルス【強】ハイエナの頭を持ったオーガ。動き早い!鉤爪びゅんびゅん!
4・デミ・リビングデッド【弱】デミ化したゾンビです。動きも遅く弱いですが、ひたすら気持ち悪い。
5・ゴブリン魔法使い【弱】カタコトの人語を話します。使う魔法は「小石の雨」10メートル四方に拳大の石が降り注ぎます。
6・盗賊【弱】オーガかと思って出かけたら盗賊でした。ひっ捕らえましょう。

【弱・中・強】は一体あたりの目安です。

●注意
 基本的に負けることはありません。
 あまりに敵の方が強かったらモブウィンクルムが加勢にくるかも。
 逆に、アッサリ倒す場合はトランス描写や戦後のキャッキャウフフが濃厚な感じになるかと。
 戦う場所等、拘りある方はぜひっ。
 場合によってはご希望に添えない可能性も……!


【種類:6番 数:3体 他:戦う場所は砂漠】
【種類:4番 数:1体 他:無駄にカメラ目線】

テンプレ【種類: 数: 他: 】

あと何か、新人さんに伝えたい事とかあらば適当に書いてみてくださいな!

ゲームマスターより

いつもお世話になっております、上澤そらです。

アドですがハピ的要素たっぷりです。
開始数秒で倒して青いアヒルにイチャイチャアピールするもよし、真面目に戦うもよし。
自分達の戦う意味を考えてみるも良し、アドだから親密度関係ねぇや!とチャレンジ精神溢れて戦ってみるもよし、
格下相手に全力尽くすもよし、格下相手だから己は裸エプロンで戦ってみるもよし。

新人さん中堅さんヴェテランさん、どなたも大歓迎!
シリアスもコメディも熱血もラヴラヴもどんとこい!
レッツ キャオス!

リザルトノベル

◆アクション・プラン

信城いつき(レーゲン)

  【種類:6 数:3人 他:屋外】
レーゲン先制攻撃よろしく。こちらもクリアライトで怯ませて、まずひとり倒すから
逃げるフリして残りの盗賊を分散させ、レーゲンとでそれぞれ倒す
捕まえたら、縄でぐるぐる巻きして引き渡そう。


依頼者に報告
気にしないで。本当にオーガなら一大事だったんだから。
また何かあったら呼んで。
”声が届くなら、どこへだって、駆け付ける”から

※後輩へ
…時にはこういう時もあるよ(苦笑)
でもオーガ退治と同じ位、不安な気持ちを取り除く事も大事な事だと思う
今回は一組で、できる事は限られたけど、二組三組と互いに出来ることを組み合わせれば、オーガを倒すだけじゃなくさらに人を助ける事も色々できたりするよ。



アキ・セイジ(ヴェルトール・ランス)
  ・撮影は不知
・シチュ明智参照


敵の感知を防ぐため未トランスで現着
瞬間で戦局を判断し把握
「行くぞ、ランス」
物陰でハイトラ

敵背後から魔法の奇襲
同時に全速接近で合流を目指す

「奴等の態勢と連携を崩すぞ」
すれ違い、引き付け、
押して、引き、歴戦の駆け引きを
樹で防ぎ、盾で受け流し、
フェイント織り交ぜ隙を作って、致命撃を入れる

仲間と合流が叶ったら反撃
片方に集中攻撃だ


◆戦闘後
家鴨を捕まえる
理由を聞き多少マジになる

「何故俺達が最低2人のユニットなのか
トランスだけじゃない理由がある

戦いは遊びじゃない
怪我も死も有る
敵の命を奪う意味を、活動の異議を、心に問え

死を恐れろ
恐れた上で困難に挑め

君には仲間が居る

俺からは以上だ」



セラフィム・ロイス(火山 タイガ)
  【種類:3番 数:2 他:教会裏の墓地、薄暗い不気味な雰囲気。避難誘導後かけつけた】他プラン優先で
※タイガはカメラ目線後、集中。セラは知らない
★設定
幽霊騒ぎがオーガだった
デミ・リビングデッドが出た!話で行ったら
仏くわえたヤックハルス

■構えつつ(ホラー嫌い)合流前にトランス。ハイトランス・ジェミニ
まさかヤックハルスだったなんて
いつもより少数なんだ。頼むよ
どうしたの(タイガもここが苦手なのか…?)

銃で威嚇射撃。割って入り援護
大丈夫!?駆けつけるの遅くなってすまない

銃の特性をいかして目など急所を
仲間に危害が及ばないよう回避し立ち回る
やらせない…!


…聞いてないんだけど。タイガ!(赤
参考や励みになればね


明智珠樹(千亞)
  ★希望
種類:3番 
数:2体
他:場所は教会裏、薄暗い不気味な雰囲気。
明智組苦戦中、住人の避難に向かっていたセラフィム組&アキ組が援護に。

●伝えたい
例えどんな強敵が現れようとも、仲間がいるんだぜ!的アピール

★明智願い
トランス描写希望
<薔薇の花が舞い散るようなイメージででお任せしますっ>

★動
素早い敵に苦戦必至。
二組が来るまで耐えきるのを目標に。
明智は槍で間合いを取られぬように、千亞はスキルで回避重視。

援軍到着後は動ける状態ならば
千亞は珠樹護りつつ手裏剣で仲間援護。
仲間の攻撃の邪魔にならぬよう、珠樹は自衛メイン。

★戦後
和やかに労を讃え合えれば幸い。
「皆様の動き、目標にさせていただきます、ふふ…!」



●映
「それじゃ、皆さんに映像をみていただきますねー」
 A.R.O.Aの職員がプロジェクターを操作する。
 新人ウィンクルムの希望者に先輩の活動を見てもらおう、ということになったのだ。
「それじゃあ、真剣に見てねー」
 気さくな職員が部屋の電気を消せば、画面に映像が映し出された。

●絆
 オーガ・ナノーカの小型カメラによる撮影は、やはり普通のビデオに比べると画像は荒い。
 そしてアヒルの小ささからか視野は狭い。
 しかし偵察には十分な映像ではあるし、音声は拾えている。

 ピクピクと、白き弓「スノーラビット」の兎型オブジェの耳が動いた。殺気を感知した合図だ。
 レーゲンは隣に居るパートナー、信城いつきに目配せする。
 2人は慎重に進み、曲がり角を覗くと3人の盗賊の姿が見えた。
 角の付いたヘルメットを付けていたことから、彼らはオーガと思われA.R.O.Aに依頼が来たのだろう。
「……ただの盗賊かな?教団員でもなさそうだね」
 敵の様子にレーゲンが呟く。だがオーガでないからと言ってそれで終わりではない。市民の平和を護るのも立派なウィンクルムの務めだ。
「放置するわけにもいかないからね」
 レーゲンといつきは盗賊たちを視界に捉えたまま、簡単な会話で動きを決める。
「レーゲン。先制攻撃よろしく」
「いつきも、気を付けて」
 レーゲンの言葉に笑みを返し、いつきが動き出した。

「なんだっ!?」 
 三人の盗賊がいつきの気配に気づくのと同時に、光のような速さで飛んでくるレーゲンの矢。
「ッ!?」
 反射的に盗賊たちが動くも、矢は一人の盗賊の衣服を貫いた。
「う、動けねぇっ」
 盗賊の服に刺さった矢を抜こうと、もう1人の盗賊が駆け寄る。そして残った一人にいつきが飛びかかった。
「ふん、力で勝てると思ってるのかっ」
 屈強な盗賊はいつきのタックルに動じない。が。
「甘く見られたくないないんだけどっ」
 盗賊の懐に入り、至近距離で短剣「クリアライト」をかざす。
 その刀身は光を集め、敵の目を眩ませた。その隙を見ていつきが盗賊の急所を攻撃すれば、そのまま倒れこんだ。
「てめえっ!」
 やっと矢が抜けたことで残りの盗賊達がいつきへと向かってくる。
 いつきが逃げるフリをしながら他方へ走れば、盗賊たちは彼を追いかけた。
 二対一になるのを避けるように、レーゲンの弓から更なる矢が飛ぶ。
 その矢は敵の足を捉え、盗賊は苦痛に顔を歪めた。
 動きを止めて転げまわる盗賊にレーゲンは素早く駆け寄り、攻撃を加え敵を気絶させた。更に手際よく敵の身体を縛り上げる。
 レーゲンが残り1人の盗賊を見れば、ナイフを持ちいつきと剣を交わしている最中。
「くっ、アイツらみたいな雑魚と一緒と思うなよっ」
 残る1人がどうやらボスのようで、他に比べて手強い。
「ふん、生意気な小僧がっ」
 ボスがいつきに向かって大きく振りかぶれば、レーゲンの声。
「いつきっ」
 その言葉にいつきは、ニヤリと笑みを浮かべた。そしてそのままスッと横へ飛ぶ。
「ぐわぁっっ」
 いつきが避けると同時に、レーゲンの矢が盗賊に降り注いだ。
 
 三人の盗賊を見事な連携で退治し、三人の盗賊は縛り上げられた。
「レーゲン、念のため他に敵や壊れたものがないか見てくるね」
 いつきが告げ、見回りへ行った。
 意識を取り戻したボスは、身を縛られたままレーゲンの姿を見上げる。そして。
「おまえ……さっきの攻撃、仲間ごと打ち抜く気だったんか……そんだけ神経図太けりゃ、俺らの仲間に……」
 下品な笑みを浮かべれば。
「あなた方にはないでしょうね、信頼するパートナーとの絆なんて」
 レーゲンがグラデーションがかった蒼い髪を揺らし、ふわりと微笑んだ。

 いつきとレーゲンは盗賊達を依頼主へと引き渡した。
「本当にごめんなさい、たかが盗賊にお二人の力を借りてしまい……」
 頭を下げる村人に、いつきはぶんぶんと手を振る。
「気にしないでっ」
 そしてニッコリと太陽のような笑顔を向けた。
「本当にオーガだったら一大事だし、盗賊だって野放しにするわけにもいかないからね」
「そうです。大した敵じゃないかも……と躊躇していて実はオーガだった、と言う方がずっと危ないですから。声が上がれば早いうちに動くことが出来ますので、迷わずに言ってくださいね」
 2人の言葉に依頼人の心が和らいだ。

 その後、2人は村人へ身の隠し方や応急処置など、危険への対処法を伝えた。
 帰り際、村の子供の一人が彼らへ感謝の気持ちを込めて一輪の花を手渡した。
「ありがと、おにいちゃん」
 いつきが身をかがめ、子供に目線を合わせる。そして。
「また何かあったら呼んで。声が届くなら、どこへだって駆け付けるから」
 ニパッと笑顔を見せ、その花を受け取った。
 そんな2人の交流を優しく見守っていたレーゲン。
「……ところで、これ地味すぎて教材になるのかな?」
 こっそり呟いたのだった。

●尋
 そこで映像は終わった。
「地味どころか、凄く素敵な映像よねぇ!せっかくだからお二人にお話を聞こうかしら?」
 そう言うと、職員が部屋にいたいつきへとマイクを渡す。
 己の行動を改めて見るのもやや気恥ずかしいのに、コメントまで求められるとは……と焦る。
「えっと………時にはこういう時もあるんだよね」
 やや苦笑するも、いつきは言葉を続ける。
「……でも、オーガ退治と同じ位、不安な気持ちを取り除く事も大事な事だと思う」
 うんうん、と職員が頷いた。
「そうなのよ、ウィンクルムはただ敵を倒すだけ、じゃないのよね」
「はい、戦う以外でも私たちが出来ることはたくさんあります」
「今回は一組で、できる事は限られたけど、二組三組と互いに出来ることを組み合わせれば、オーガを倒すだけじゃなくさらに人を助ける事も色々できたりするよ」
 レーゲンの言葉に、いつきの笑み。
 その場にいた者達が2人へ拍手を送った。
「それじゃ、次の映像行くわよー」

●唇
 三組のウィンクルムが向かった先はとある、教会。
 裏の墓地にリビングデッドが出たという報告がA.R.O.Aに入り、彼らは緊急出動することになった。
 到着し、捜索するも墓地に敵は見つからなかった。
 二組のウィンクルムが教会に住まう人々を念のため安全な場所へと避難させる。
 残りの一組は、墓地を見回ることとなった。
 
「……どうしました、千亞さん?」
 広さのある墓地を見回りながら、隣に居るパートナーに声をかけるのは明智珠樹。
 右目を黒髪で隠し、黒い装束に身を包んだ彼はこの墓地の主のようにも見える。
 いつもの笑みで声をかけるも、白兎のテイルスである千亞は表情を強張らせている。
「な、なんでもないっ」
 強がって答えるが、千亞の身体は小刻みに震えている。
「ふふ、可愛いですね……!」  
 珠樹の呟きに千亞がキッと睨み返し、蹴り飛ばそうと千亞が足を上げた瞬間、珠樹がポム、と手を叩く。
「千亞さん、良いおまじないがあります」
「……おまじない?」
 キョトンとした表情を浮かべる千亞に、珠樹は真剣な表情で。
「こんな時こそ、トランスです」
「……は?」
「トランスです」
 千亞の肩をガシッと掴む。眼がマジだ。ハァハァと息遣いも荒い。どう見ても変態さんだ。
「こんな時に何言ってんだド変態ッ!」
 改めて千亞が珠樹を蹴り飛ばそうとすると、2人の耳にザザッという音が聞こえた。
 ―――ひぃッッッ!!!!
 千亞は咄嗟に珠樹の胸に飛び込んだ。珠樹役得。
「べ、別に怖いからトランスするんじゃないからなっ。て、敵が現れる前に念のため……」
「良い子です、ふふ」
 言い訳するツンデレに、珠樹は妖艶に微笑む。
 そして千亞の顎にそっと手を添え、その小さな顔を自分の方へと向ける。
 グッと目を瞑る千亞の頬は朱に染まり、まるで少女のようなウブな表情に胸を高鳴らせながら、珠樹は己の唇を千亞の唇へ……
「違 う だ ろ !」
 綺麗に千亞のカウンターパンチが珠樹の腹にクリーンヒット。
「どさくさに紛れて何やってんだド変態!!」
 怒りつつも胸のドキドキがやまない千亞と、ご褒美ですありがとうございますとブツブツ五月蠅い珠樹。
 そんな2人の耳に再度ザザッという音。
『咲き誇れ、誓いの薔薇』
 珠樹が今度は真面目にインスパイア・スペルを囁き、千亞の頬に唇を寄せた。
 すると2人の身体の周りを薔薇の赤い花弁が舞い散る。
 鮮やかな色を躍らせながら、花弁は雪のように消えていけば、2人は薄紫色のオーラを纏った。
 
 トランスを完了し、音の鳴る方向へ近づき珠樹が物陰から影を見る。
「千亞さん、安心してください。正体は幽霊でもリビングデッドでもありません」
「そ、そうか」
 と千亞が安堵の表情を浮かべた。が。
「仏様を咥えたヤックハルスです」 
「ッッ!?」
 むしろ最悪だ!と叫びたいのを千亞は堪え、状況を見る。
 ヤックハルス達は此方に気がつかないが、更なる餌を求めてか教会へと向かっている。
 避難は済んでいるが、皆の教会を守らねばならない。
「時間を稼ぐぞ、珠樹」
 千亞の言葉に珠樹は頷いた。

●顔
 セラフィム・ロイスは火山・タイガと暗い道を見回っていた。
 無事に住人の避難は終えたが、不安の種はまだ消えていない。
「しっかし、薄気味悪ぃ道だな」
 敵の気配はないか、と虎系テイルスのタイガは辺りを見回しつつセラフィムの前を歩く。
「あ、あぁ……」
 胸を張りしっかりとした足取り……のように見せているが、中性的で美しいセラフィムの表情は強張っているようにも見える。
「セラ。暗いから足元気を付けろよ」
 そんなセラフィムを気遣いつつも、ごく自然に彼をエスコートするタイガ。
「……ありがと」
 タイガの優しさと太陽の如く明るい笑顔にセラフィムの不安もいくばくか晴れる。
 セラフィムの表情や所作が少し柔らかくなったかな、とタイガが感じた時。
「タイガ、あれっ」
 空を指さしながらセラフィムがタイガの腕を掴んだ。
 彼らの目に入ったのは、白い煙。それは千亞が放った煙玉での合図。
「……敵がいたってことか……」
 タイガの言葉に頷くセラフィム。そして2人は視線を合わせる。
『絆の誓いを』
 セラフィムが呟き、タイガの頬に唇を寄せれば2人の身体はオーラで包まれていく。
 しかし、セラフィムは違和感を感じた。タイガの心がどこか上の空のような……
「タイガ?」
 セラフィムはタイガもこういう場所、やっぱり苦手なのかな……とタイガの表情を覗き込む。
 不安げな表情で顔を覗き込まれ、タイガは笑顔を返した。
(トランスする表情、ちゃんと撮れてっかな……)
 と視界の端にこっそり佇むアヒルちゃんを思っていたのは内緒だ!
(や、別にちゅーしてる所撮っておきたいってわけじゃなくて、トランスって新人としても気になるだろうしっ!)
 心の中でモダモダしつつも、タイガはセラフィムに手を差し出した。
 タイガの手をセラフィムはそっと取り、もう一度インスパイア・スペルを唱える。
 セラフィムの唇がタイガの紋章に重なれば、トランスの上位スキル、ハイトランス・ジェミニが発動し、2人は更なるオーラに包まれた。
「よっし、行くぜっ」
(よかった、いつものタイガだ)
 セラフィムは心の中で安堵の息をつき、タイガと共に駆け出した。
 そんな2人の後ろを小さな青いアヒルが着いて行くのを、セラフィムはまだ気がつかなかった。

●呼
 セラフィム達が教会に向かう頃、他所を見回っていたアキ・セイジとヴェルトール・ランスも煙の合図に気がついた。
「ランス」
「ああ行こう、セイジ」
 様々な戦闘を潜り抜けてきた2人は、既に阿吽の呼吸。多くを語らずともお互いの行動がわかる。
 2人は視界に入る煙を頼りに、まずは現場へと急行した。

●戦
 千亞の手裏剣、サイレントキルが音もなくヤックハルスの一体へと飛ぶ。
 攻撃はヒットするが、同時に2人の存在を知らすことにもなる。
 素早い動きで飛びかかる敵に千亞はシノビのスキル朧月を使用する。
 その緩慢な動きに敵は調子を狂わせる。爪を伸ばし振りかざすも、千亞は華麗に避け切った。
 しかし敵の狙いは神人へと変わる。
「ふ、ふは、ふははははははは!」
 珠樹が手に持つ槍「ピースメーカー」を大きく振るうが、敵の動きは早い。
「くっ!」
 月盾を構え千亞が珠樹に急行するも、ヤックハルスの爪は彼の腕を僅かに捉える。
「ふ、ふふ……!」
 傷を負った腕から血が滴るが、珠樹は不敵な笑みを崩さない。
「珠樹っ、下がれっ」 
「ふはははははは!!」
 痛みを感じてないかの如く珠樹は槍を振るう。千亞は珠樹を護るように動くが、スピードの速い敵に前方を塞がれてしまう。
 敵の爪が珠樹を捉えようとした瞬間。

 ――ぽわん!!

 ドーナツ型のビームがヤックハルスの胴を捉えた。
 一瞬可愛らしい音だが、その攻撃は絶大で。珠樹を狙った敵は吹き飛ばされた。
「大丈夫!?駆けつけるの遅くなってすまない」
 声の主は、セラフィム。その青い髪が揺れ、白い肌は急いできたためかやや紅潮している。
 手に持つ銃器は「赤い鼻のキッス」
 その銃を構え、珠樹の前に立つ。
 更に追いついたタイガがウルフファングを使用し、千亞の前にいるヤックハルスに勢いよく攻撃を振るった。
「ありがとう、助かった……!」
 千亞が少しだけ頬を緩めるが、まだ敵は倒れていない。
「まさかヤックハルスだったなんて……こっちはいつもより少数なんだけど」
 セラフィムが呟きつつ更にビームを発射し、タイガと千亞のテイルスコンビはヤックハルスと対峙し、攻撃を加えていく。
 しかし敵の一体が千亞の横をすり抜け、ヤックハルスは弱った珠樹を目がけ突撃する。
「やらせないっ」
 セラフィムが持つ盾、食いしん坊お化けがあんぐりと口を開け、ヤックハルスの爪を噛み切った。
 ダメージを与えるわけではないが、敵を驚かせるには十分だったようだ。
 ハイトランスで能力のアップしているセラフィムが再度、銃からビームを放てば。
「ぐがあぁっつつ!!」
 と敵は顔を歪めた。

●纏
 直後、戦い真っ只中の現場にセイジとランスは到着した。
 セイジは冷静に、また一瞬で戦況を判断し、隣にいるパートナーの名を呼ぶ。
「ランス」
 セイジがランスに声をかければ、もう次の行動はわかる。ランスはその身をやや屈め、セイジから紡がれる言葉を待った。
『コンタクト』
 インスパイア・スペルを唱え頬に口づければ、彼らの身体がオーラに包まれた。
 更にランスは左手を差し出しハイトランスジェミニを手早く済ませれば、ランスは直ぐに魔法の詠唱を始めた。

●狙
 タイガの持つ両手鈍器「ランブリングダイス」が豪快に振るわれ、ヤックハルスの身体を薙ぎ倒す。
 もう一体にはセラフィムと千亞が銃と手裏剣で威嚇し、敵同士の距離をコントロールしていく。
 その時。
「避けろ!」
 別方向から聞き慣れた声が飛んできた。皆が見れば、そこにはセイジとランスの姿。
 予め決まっていた攻撃であったかのように、三人はヤックハルスから即座に身を引いた。
 タイミング良く、ランスの詠唱した『カナリアの囀りⅡ』のプラズマ弾がヤックハルス達の頭の上へと飛ぶ。
 それは大気と摩擦を起こしキューキューと音を発し。
 ――ドゴォォオオンッッ!!!
 弾が地に落ち、破裂した。
 ヤックハルス達は慌てて逃げるが、直撃ではないにしろ爆風に巻き込まれ、体が吹っ飛ぶ。
 その隙にセイジとランスは皆と合流した。
「待たせたなっ」
 2人の姿にセラフィム達の表情が明るくなる。
「奴等の態勢と連携を崩すぞ」
 セイジの言葉にタイガやランスが頷いた。セラフィムは千亞達に後ろへ下がるよう伝えた。
「あとは大丈夫だから」
 珠樹は気丈な顔をし槍を構えているが、腕から流れる血を見ればこれ以上無理はさせられない、とセラフィムは思う。
「ごめんね、助かるっ」
 そう言うと千亞は珠樹に肩を貸し、戦線を下がっていった。

 セラフィムは彼らの姿を視界の端で見届けた後、タイガに目を移す。
「タイガ、行くよっ」
 彼に声をかけつつ、セラフィムがビームを放てば狙い通り敵の目にヒットした。
 ダメージと光にヤックハルスの体勢が崩れた瞬間。 
「倍返しだぜっ!」
 タイガのウルフファングが敵の腹に食い込み、大きな傷を負わせた。
 更にランスが唱えた『朝霧の戸惑い』が発動し、瀕死の敵達は霧に包まれていった。
 セイジがもう一体の敵の足にウィップ「ローズ・オブ・マッハ」を絡ませ、転倒させる。
 霧の中で闇雲に爪を振るう敵に音もなく近づくセイジ。
 敵を惑わすように押しては引き、敵の攻撃を軽く受け流す姿は優美だ。
 ランスの魔法攻撃と共に敵の体力を奪う。
「それじゃ、そろそろ一気に行くぜ!」
 タイガが叫び、エネルギーを貯めこめば、セイジ達は一歩引き身構える。
 ヤックハルス達に突っ込むタイガに、敵の爪が襲い掛かる。
「やらせない!」
 とセラフィムのビームがその爪を弾き。
「喰らえ、コスモ・ノバ!!」
 敵2体の中心にタイガは到達し、その瞬間彼から放出されたエネルギーが輝く。
 タイガの雄叫びと共に放たれた力。それを真正面に受け、ヤックハルス達は衝撃に身を焦がされ、膝を崩し……遂に倒れた。
「よっし!」
 タイガがガッツポーズを見せれば、セラフィムは駆け寄った。
 すっと上げたタイガの手にセラフィムは己の手をパチン、と合わせハイタッチするのだった。

●伝
「まったく……無理するなって言ったのに」
 千亞が珠樹の怪我を簡単に処置する。
「千亞さんの……柔らかな尻尾を触れば……すぐに回復……」
 珠樹がそっと千亞の尻尾に触れようとした瞬間。
「そういや、ちゃんと撮れてるのかな?」
 ランスがヒョイ、とオーガ・ナノーカを持ち上げ覗き込む。
「……なに、それ?」
 セラフィムが問えば
「わりっ、忘れてた」
 てへ、とタイガが笑う。撮影依頼があったことを伝えれば、セラフィムはもぅっ!と赤面する。
「聞いてないんだけど!」
「でもほら、いい感じだろ?」
「まぁ、参考や励みになれば……」
 セラフィム同様、セイジもランスに詰め寄った。
「見世物のために戦ってたわけじゃない!」
 と綺麗な顔に怒りを浮かべる。
 まぁまぁ、とランスが真面目なセイジに今回の意図を伝えれば、一応は納得してくれたようで。

「珠樹、おまえは知ってた……のか?」
 てへ!と可愛こぶる珠樹。千亞はランスからアヒルちゃんを受け取り
「戦闘以外は消してくれっっ」
 とアヒルちゃんをいじくった。
 その際の操作のせいか、映像はここで終わった………が、音声はもう少し続く。

「ほら、先輩から何か言ってやったら?」
 楽しげなランスに、セイジはコホンと一息つき。
 
「何故俺達が最低2人のユニットなのか
 トランスだけじゃない理由がある
 戦いは遊びじゃない
 怪我も死も有る
 敵の命を奪う意味を、活動の異議を、心に問え
 死を恐れろ
 恐れた上で困難に挑め
 君には仲間が居る
 ……俺からは以上だ」

 そこで、セイジとランスの声が遠くに聞こえる。
「え?俺も?」
 そんなランスの声が聞こえると、コホン、と咳ばらいが。
「まあ、死なない程度に頑張ろうぜ。命以外の大抵のことは取り返しが付く」
 すると、ガバッという音が聞こえてきた。
「何が大事かを忘れないでくれよ」
 楽し気なランスの声が響き。
「お、おい、ランスっ。なんでこの態勢で言う……ってか離せよ、カメラがっ……あっ……!」
 ……そこで、音声は切れたのだった。

●照
「やだっ、これ編集前じゃない!戦闘だけ見せる予定だったのに、あたしったらおバカさん☆」
 職員がテヘペロる。しかしあれは確信犯だ、と皆が思った。
 いったいセイジがランスに何をされたのか。気になってモヤモヤする新人ウィンクルム達。

 そんな彼らの様子を一番後ろでこっそり見ていたウィンクルム達。
 セイジは羞恥に固まるが、ランスはニヤニヤとその時のことを思い出す。
 苦笑するレーゲンに、タイガは
「音声だけってのがむしろヤバイよな」
 と笑った。いつきはこそっと隣にいるセラフィムに声をかけ。
「ねえ、あれ何があったの?」
「え……」
 動揺しつつ言葉を選ぶセラフィムに、珠樹の声がかぶさった。
「あれはアキさんをランスさんが熱っぽく、また狂おしく背後から抱きしめ、その白い首筋に唇を……」
「言うな!」
 セイジの言葉と千亞の鉄拳がかぶさったのだった。



依頼結果:成功
MVP

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 上澤そら
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル 戦闘
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 とても簡単
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 4 / 2 ~ 4
報酬 通常
リリース日 02月14日
出発日 02月21日 00:00
予定納品日 03月03日

参加者

会議室

  • [25]セラフィム・ロイス

    2015/02/20-23:56 

    :タイガ
    おう、皆おつかれーい!(団子かかげて食べつつ)
    こっちもプランは提出済みだぜー!セイジにランスに明知に千亞がんばってこー!

    いつきは一緒じゃないけどもしかしたら見る時とか何か接点ないかなー
    なかったらまた別で一緒に楽しめる機会くるの期待しとく!

  • [24]明智珠樹

    2015/02/20-23:49 

    千亞
    (有難く餡団子をモグモグいただきつつ)
    無事にプラン提出したよっ。
    いつきくんとレーゲンさんの動きも凄く凄く楽しみにしてるね!

    セラフィムさんタイガさん、アキさんランスさん、お疲れ様っ!
    良い結果になりますように…っ!!

  • [23]明智珠樹

    2015/02/20-23:47 

  • [22]信城いつき

    2015/02/20-22:51 

    こちらもプラン完了したよ!
    みんなと一緒に動くのもいいなと思ったけど、
    ちょっとやりたいことあったので、そのまま個別で行動させてもらいました

    みんなと絡むのは難しいかもしれないけど、
    こっちはこっちでしっかり頑張ってくるよ!

  • [20]セラフィム・ロイス

    2015/02/20-22:26 

    どうどう(タイガ押さえつつ)
    場所や敵の種類や数とかも意見聞きたかったんだよ
    ランスの行動はわかるけども、神人で何かすることも過去あったしね
    注意することや、別の敵の方がいいかとか。数によって対策も代わりそうだし
    外れとはいえ、教会裏の舞台で、避難誘導でおくれたでもいいかもこちらが言いっぱなしだったし・・・
    戦経験のある分、聞きたかったんだ。全員に決める権利があるのだし

    まあ、特に悪い部分が無くてよかったと喜ぶべきか

  • [19]アキ・セイジ

    2015/02/20-22:01 

    あたりまえと言われてもなぁ…
    俺の行動はすでに「発言10で表明済み」だったんだが?(凄く困惑した顔)

    「シチュは明智参照」とプランに入れて、仲間内での矛盾も防止した。

    プランは提出済みだ。2人には感謝。
    信城も上手くいくと良いな。

  • [18]セラフィム・ロイス

    2015/02/20-21:13 

    タイガ:やりたい事やれねーとがっくりするしな!(満面の笑み)

    同じパーティだから返答まつのあったりまえだろーっ
    セイジ頭いいしさあ、俺先行型でおいてってないかなーってさあ!・・・くう(尻尾が上がり下がり)

    どうどう、落ち着いて。返事もらって一安心した
    みんなもどうぞ(濃い緑茶と餡団子をおき)
    千亞は詳しい動きありがとう。情景うかびそうだ。シノビらしいね、明智はそのタイプはめずらしいね
    現在のところ特に他はないかな


    それではこちらは駆けつけた後、
    《カナリア2》が発動して千亞が下がるのと入れ替わりにタイガが
    前線に出るよ。一匹は逃さないように対峙しとくから、
    もう一方は僕らが牽制しつつ、払える時には手をかす動きになると思う。素早いし
    その後、コスモ・ノヴァで終わらせる予定
    これでもできない場合は皆に頼むことになる

    出発までパソコン前に待機してるはずだから、何かあったら言うよ
    (PL:文字数余裕そうならメッセージいれるのもいいかも。こちらは・・・・多分駄目だー)

  • [17]アキ・セイジ

    2015/02/20-19:37 

    さて、プランを書こうと開いたら、
    なんかタイガに俺の返答待ちにされててビックリしてる。
    特にプラスすることはないよ。

    あとは背後がネオチしないことを祈るばかり。起きろ背後。

  • [16]明智珠樹

    2015/02/20-15:33 

    なかなか顔を出せなくてごめんよぅ!(ぺこぺこ)

    ひとまず、セラフィムさんの言う通り敵は3・ヤックハルスを2体がちょうどいいかな、と思うよっ。

    あと、戦闘時の動きとしては…

    僕はスキルが回避の「朧月」セット。多分セラフィムさんやアキさんが来るまでに
    既に使ってるはずっ。
    二組到着したら手裏剣で援護、だね。

    珠樹は遠距離武器がないから、槍装備で間合い詰められないような動き、かな?
    攻撃を加えるよりは自衛寄りになりそうだね…。
    得意なのは叫びながらのタムタム無双らしいんだけど、多分最初の戦いで
    多少ダメージとかありそうな気もするし、何より魔法に影響しそうだし後ろに下げておくね。

    あと、タイガ君トランス描写の心配もありがとうっ!(ぺこぺこ)
    大丈夫、今の所文字数も上手くいけそうだよ。
    優しさに感謝だよー!(にっこり)

    次に来れるのは夜の遅い時間になりそう…!
    何か要望あればぜひにー!

  • [15]セラフィム・ロイス

    2015/02/20-07:23 

    21日出発だから1日きったからあせっている
    こちらで口走った設定もろもろはこちらで書くから(よければ)
    文字数は他に割いてくれて構わない。【】内は頼むよ


    仮で↓の通りに。数は1~・・・あっても3までにしたいけども
    種類や数など大きく違ってくるなら早めに返信があると対処できるよ

    【種類:3番 数:2 他:教会裏の墓地、薄暗い不気味な雰囲気。避難誘導後かけつけた】暫定。他プラン優先で
    ※セラはカメラを知らない。タイガはカメラ目線後、集中

  • [14]セラフィム・ロイス

    2015/02/20-01:04 

    あ。セイジの言ってたスキルには異論ないよ
    ジョブスキルから《カナリア2》が引けないのがネックだけれど爆破一撃と
    《霧》で弱体化があるなら釣り合えるだろうし(朝霧の戸惑い、だよね?)

    明智やセイジたち神人はどう動くのかもしりたいな
    背中合わせしたいとか(自分の希望)、罠や何かするなら協力したいし

  • [13]セラフィム・ロイス

    2015/02/19-18:47 

    :タイガ
    (´・ω・`)・・・くおっ負けねー!><
    だな。確実性でいったら単品でやるのが安全だと思う
    けど、「トランス描写希望」ってだけでもいれといてくれよ?
    【強】選んだからできなかったーなんてなったら申し訳ねぇ

    これでいくなら幽霊騒ぎがオーガだった、
    もしくはデミ・リビングデッドが出た!って話で行ったら
    仏くわえたヤックハルスだったとかいいかも
    ・・・・でも素早い【強】の敵だから遭遇する前トランスが描写の可能性でるかな~


    まあ、最終判断はセイジの返信まってからで。これは一案っと
    選ぶ敵と数もきめねーとな

    >スキル
    俺はいつものウルフファング(連撃)と
    コスモ・ノヴァ(MP23・瞬時・威力184)を一度つかってみてー
    以下説明を下においとく

    属性エネルギーを溜め込み、一挙に放出する技。
    自然界に存在する属性エネルギーを自らの体にシンクロさせて凝縮させる。
    この際、憑依侵食が一時的に一挙に進むが、属性修正+40の攻撃力を上乗せできる。
    エネルギーを一気に放出、周囲3m内の敵全部にダメージを与え吹っ飛ばす。


    ・・・使い勝手わるそうだけどさ。何かあったらいってくれ
    千亞が素早いし、ランスは後衛だし、声掛け合えば計れるとはおもうけど最後の最後かな
    仕掛けるのは(侵食の関係で)
    つかセイジのとかぶるか(苦笑)爆破系。やりにくいなら別をもってくぞ!

    セラ:ちなみに僕は片手銃を使って援護する予定だ

  • [12]明智珠樹

    2015/02/19-13:08 

    ふふ、皆様のお優しきお言葉に私感激です、目から汁が溢れそうです、ふふ……!
    改めてよろしくお願いいたします…!

    で、ですね。
    考えてみたら私たちの主に見せたいところは「トランス場面」で
    別に敵を素敵に華麗に倒さなくてもいんじゃね!?と思ったようでして…

    初めから【強】単品指定で良いのではないか、と思いました。
    敵数はお二人の良い感じの敵数にて。
    私達は後ろからちょこちょこ邪魔にならない程度に動きます、恐らく…!

    ホラー設定を活かせたらいいな、と思うので
    タイガさんのおっしゃる「教会裏、お二組は避難させた後合流」というの
    素敵だと思います、ふふ!


    種類:●番 
    数:●体
    他:場所は教会裏、薄暗い不気味な雰囲気。
    明智組苦戦中、セラフィム組&アキ組が援護に。

    みたいな具合で私、入れますよ…!

  • [11]セラフィム・ロイス

    2015/02/19-00:50 

    タイガ:
    んじゃ、セイジ達もよろしく頼むぜ!がんばってこー!
    ・・・ところでグループアクションの書き方ってここではないよな?名前指定でいいのか・・・?

    千亞は返信はやいと思うぜ。色々考えてるし
    いいイメージだった。その案でいきてぇなあ~。
    いいチョイスだ。希望はがっつり叶えつつオーガ・ナノーカにはそのシーンを撮ってもらおう!
    あ、セラもホラー駄目だぜ!強がってるとこいいんだよな~


    セラ:・・・うるさい(赤面)
    人数が増えれば種類も増えるといいよね。本当。妥協案も考えてれば安心かな
    わけると明智が【弱】で戦って
    僕とセイジが【強】指定で、それで一緒の戦場のうちです!一緒に戦う、と言い切ればできるとも思うんだけどね・・・
    テンプレの書き方も悩みどころだ

    >場所
    相手にする敵がいそうな場所が無難だろうか。弱も強もいそうな場所・・・
    ・・・ホラーの話するから町外れの教会裏とか。僕らは避難させてて遅れたとかそんなのしか浮かばなかった

  • [10]アキ・セイジ

    2015/02/18-18:57 

    お返事サンキュな。そんじゃ混ぜてもらうかな。よろしくなー。

    >【弱】が現れて僕らが戦って、そこに【強】数体が現れて僕ら敵わなくて
    >そんな【強】数体ををセラフィムさんアキさん達が倒す、とか…そんな場面が浮かんだりっ。

    なんかかっこ良いぞ。
    俺らもそこまで強くないから最期は全員で倒せるといいなと思う。
    俺らが複数なら相手も増えてくれるさきっと。(増えるよな?)

    基本の流れは了解だよ。
    使う魔法は救援の時に援軍一発目で範囲爆裂魔法の《カナリア2》
    (一瞬だけ一寸下がってくれると余波を食らわずすむ。)
    その後合流して敵の弱体化魔法の《霧》で支援するよ。

    しかし、ここは、町か、街か、森か、平原か、岩場か、林か…(考え込む

  • [9]明智珠樹

    2015/02/18-17:56 

    うわわ、お返事遅くなってごめんなさいっ(ぺこぺこ)
    そして、僕らはアキさん達もご一緒構わないよっ!

    一案として…
    僕と珠樹が戦っていて、数の多さか敵の強さかで僕らは戦いきれず、
    セラフィムさん達やアキさん達が助けに合流、華麗に倒す~な流れも素敵だなって思ったりもっ。

    新人さんにも「君たちは一組じゃない、仲間がいるんだ!」的なメッセージになるかな、って。

    敵は単品、ってあるけれど、グループでもやっぱり単品なのかなぁ……
    【弱】が現れて僕らが戦って、そこに【強】数体が現れて僕ら敵わなくて
    そんな【強】数体ををセラフィムさんアキさん達が倒す、とか…そんな場面が浮かんだりっ。


    なんだか徒然でごめんね。
    えーと背後的な願望としては…
    『トランス描写を描いてもらいたい』『珠樹、どーにかして千亞の尻尾触るリベンジ』
    (メモを読み、クシャっと握り潰し)
    …みたい、だね(遠い目)

    なので敵とか戦う場所はそこまで重視じゃないっぽいね。ってか戦闘する気あるのか…(苦笑)
    珠樹「ちなみに千亞さんはホラー苦手なのでゾンビ怯えます、多分。ふふ…!」
    黙れ珠樹。
    えっと、とにかく共闘はどんな形でもオッケィだよ!ってことで(ぺこり)

  • [8]セラフィム・ロイス

    2015/02/18-01:01 

    :タイガ
    『アドですがハピ的要素たっぷりです』ってMSがいってる分
    自由度高くてゆれるんだよな~。いつき達のような他に割くのもいい感じだしさ

    ほらホラー嫌いなら4・デミ・リビングデッド【弱】で【50体・暗い森の墓場】でとかいろんな意味で楽しそうじゃね
    連携の意味合いでは微妙かもだが
    危機的状況にも数で押すのもできるんだよな。使ったことない技ためす絶好の機会だとも思うし
    (あ。でもシナリオ難易度は低かったか)
    んー・・・本当やりたいこと次第だと思う

  • [7]セラフィム・ロイス

    2015/02/18-00:40 

    (な、なんだか照れるなあ・・・)
    どうも。セラフィムとシンクロサモナーのタイガだよ。よろしく頼む
    元は背後が「連携やってみたいなあ」と呟いたのがきっかけだけれど
    明智の説明の通り・・・だよ。こちらこそお誘いに感謝を。
    でもガン見は控えてくれるとうれしいな・・・!(PL:コメディもどんとこいですb)

    タイガ:明智も千亞もよろしく頼むぜ!がんばってこうな!

    新人に向ける言葉・・・しっかりしてるな、いつき達は
    そちらも頑張ってくれ

    >明智たち
    希望を出し合っていけたらと思う。なので遠慮せずにいってくれ

    僕らが20、明智たちが8レベルなら間をとって【中】の敵にするかい?
    一匹なら【強】でもよさそうかな
    希望としては素早い敵に対しての戦い方を個人的にやりたい、な
    (過去あまり経験ないので)
    あと『がっつり絡みたいのはこちらも同じで!』と背後がうるさいから・・・柔軟に聞けると思うよ
    何をメインに割きたいかで選ぶ敵もかわるだろう
    (ひたすら強敵上等で鍛えるか、連携に重きをおくか、交流やトランスやコメディに割くか)

    >埋まっているか
    (明智を見)こちらは「連携したいな」「しましょう」で集ったから・・・どうなるんだろう
    やりたいプランの方向がそろったら僕は良いけれど・・・どうする?(2人に)

  • [6]アキ・セイジ

    2015/02/17-22:45 

    俺達は、
    2・デミ・トロール【強】
    3・ヤックハルス【強】
    あたりかなと考えている。

    共闘も興味有るんだけど、人数はもう埋まってしまったかな?

  • [5]信城いつき

    2015/02/17-21:16 

    こんばんは!信城いつきと相棒のレーゲンだよ
    今回もみんなよろしくね。

    俺たちのところの敵は、どうも盗賊みたい。
    基本、地味だと思う……う、ウィンクルムも色々いるって事で。
    新人さんに伝えたい事とかあるんで、俺たちなりに頑張ってくるよ
    (へへっ、ちょっと先輩になった気分(照れ))

    というわけで、盗賊退治行ってきますっ
    みんなも気をつけてね!

  • [4]明智珠樹

    2015/02/17-20:09 

    改めまして、明智珠樹です。
    アキさんご両人、そしてセラフィムさんご両人は引き続きよろしくお願いいたします。
    いつきさんご両人、今回もよろしくお願いいたします、きゃっきゃ!

    そして私の熱烈アプローチにより、セラフィムさんと共闘させていただく運びとなりました。
    お二人の戦いっぷりを参考にさせていただきたく!
    お二人のトランスをガン見したギャフッ(千亞の飛び蹴り)

    千亞:
    こんなののお誘いを受けてくれてありがとう(ぺこぺこ)
    お邪魔にならないようにするから、よろしくお願いします。
    希望の敵だとか、場所だとか、あとテイストあればなんなりと!(にこっ)

    皆様よろしくお願いします、ふふ…!

  • [2]明智珠樹

    2015/02/17-00:38 

  • [1]アキ・セイジ

    2015/02/17-00:16 


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