【解放】銀盤の門番はおじゃま虫!(碓井シャツ マスター) 【難易度:簡単】

プロローグ

 『初恋宮』に新任の女神がやってきた。
 この甕星香々屋姫(みかぼしかがやひめ)、まだまだ幼く、知識偏ったところも多い。
 お目付け役に任命されたテンコは、甕星香々屋姫より地上に詳しいので何でも教えてさしあげよう、正しい知識を身につけて頂こう、と一所懸命になっている。
 これはそんな善意が生んだ悲劇だった。

「テンコさん、これは何です?」

 長官室で、甕星香々屋姫は鏡を指し示して尋ねる。
 この鏡は女神が地上のようすを見るために使う神器であり、今はそこに氷の張られた丸い平面広場が映し出されていた。

「それはスケートリンクですね」
「それは何ですか」
「刃のついた靴で氷の上を滑って遊ぶところで、皆の冬の楽しみになっております」

 テンコの説明に甕星香々屋姫は眉を寄せて、不可解そうな顔をする。

「転んだら、あぶないではないですか」
「上手い者に教わりながら滑れば大丈夫ですよ。こう、手を引いてもらって……」

 丁寧に手振りをまじえて説明したテンコを見て、甕星香々屋姫はみるみる顔を真っ赤にした。

「手取り腰取りというものではないですか! 破廉恥です! スケートリンクなんて許しません! 閉鎖です、閉鎖~~~!!!」

* * *

「テンコ様のせいだったのですね、この騒ぎは」

 A.R.O.A.本部には要請がひっきりなしだ。
 なんでもスケートリンクに岩石と土偶を掛けあわせたような巨人が出現し、カップルが入ろうとすると「塞! 塞! 塞! 通さぬぞう!」などと言って、通せんぼをするのだとか。

 女神の命令により、場を塞ぐ、塞の神だ。
 塞の神は動きこそ遅いものの凄まじく頑健な神の鎧をまとっており、手練れのウィンクルム達であっても、とても歯が立たないらしい。

 ただ顔に書かれた、なぞなぞを解き明かしてしまえば鎧は無効化できるとの話である。

 目撃情報によると、顔には『まみむねも』と謎の呪文が書かれていたらしい。
 何のことだろうか?

「め、面目ない……悪気はなかったのじゃ~っ!」

 A.R.O.A.職員にじと目を向けられ、年若き妖狐一族の長が涙声を上げたのは無理のないことだった。

解説

スケートリンクの前に立ちふさがる塞の神にどいて頂いて、スケートデートしようぜ!

・場所
 街にあるスケートリンク場の前です。
 街の中ではありますが、前が多少ひらけた広場になっていますので戦闘に支障はないでしょう。

・塞の神
 3mほどの大きさ。
 頭こそあまり良くありませんが、任務に忠実なだけで基本的に悪い神様ではありません。
 なぞなぞを解き明かしてしまえば鎧が無効化して攻撃が通るようになりますが、それでもタフです。闇属性の武器には弱いようです。

・謎の呪文『まみむねも』
 本来なら、あの文字が入るはずなのに『ね』に変わっているなあ……

ゲームマスターより

新年と共に初シナリオです!
今年からよろしくお願い致します。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

高原 晃司(アイン=ストレイフ)

  「やれやれ困った神様だぜ」
まさか神様が塞いでるとはなー
さて…みんなが色々とやってくれてるんだから
俺は戦闘に集中をさせてもらうぜ

鎧が無効化になり次第攻撃開始だ
俺は前衛にでるぜ
コネクトハーツで攻撃して後のアインの攻撃の威力を上げるぜ
「頼んだアイン!」
今俺にできる全力をする

説得体勢に入ったら攻撃をやめるぜ

動きは鈍いみてぇだから
なるべくは回避をする
もし無理そうな場合はガード体勢をとるぜ

アインのMPが無くなったら後衛に下がって
ディスペンサで回復する

戦闘が終わったらスケートだ!
「俺結構上手いんだぜ?」
アインにいい所をみせねぇとな!
特技スポーツでアピールをするぜ!

「どうだ?中々上手いだろ?」



羽瀬川 千代(ラセルタ=ブラドッツ)
  凄い迫力の神様だね。無事にお話し出来るといいけれど

スケート場へ到着後にトランス
謎解き正解までは周囲見渡し、障害が無いか今一度確認
前衛で攻撃、光耐低下の効果で援護

ダメージの蓄積が見て取れれば塞の神に近い位置で撤退して貰えるよう説得
あなたを無理矢理に倒したい訳では無いんです
ここは決して疾しい場所じゃありません、女神様もきっと分かってくれますから。ね?

折角だから一滑り…あれ、もしかして滑った事な(むぐ
(堂々と言う事じゃないと思うけれど
拗ねる前に宥めすかしてリンクへ

俺は何度か滑っているから大丈夫だよ、たまには頼ってくれても良いでしょう?
繋げた手は温かくて思わず頬が緩む
はいはい、ちゃんと支えてるからね



セラフィム・ロイス(火山 タイガ)
  茂などに潜み、ミストが解いた後に一斉攻撃
銃器「赤い鼻のキッス」で攻撃命中時:対象闇耐ー7
を狙いサポート

■双眼鏡を覗き問題を確認
『まみむねも』…一文字おかしいね。(他にないか確認)普通にいれればいいのかな…

(ミストの答えに驚き)
そう、なの…?

違えば再チャレンジ
「五十音の、ま行、まみむめも。違うのは『ね』、入るのは『め』だ」

■後衛。プレストガンナーの姿勢を参考にし銃を扱う
射的やパイ投げ、枕投げはしたけど戦闘中だと訳が違うな
いつも精霊に任せきりで小細工や罠ばかりだったから特に思う。これに立ち向かってるんだタイガは
僕だって役に立ってみせる

◆ふるふる
わかってる…!スケート初めてなんだから仕方ないだろ



瑪瑙 瑠璃(瑪瑙 珊瑚)
  こんなに大きな神様が通せんぼをしているんです。
何とかしないといけないのは確かだと思いますね。

賽の神様は、
最初は自ら手を引いてもらう事前提に背後から攻撃。
向こうが退却する素振りを見せたら、
わざわざ追いかけてまで倒したくないからだ。
なので本当に攻撃をするのは、
賽の神様が退かずに通せんぼをし続ける時にしましょう。

「それにしても、任務の後にスケートが滑れるとは思わ」
って言っている内から珊瑚の奴、派手に転んでるな。
やれやれ、手を貸して起こそう。
スケート靴は現地で貸してくれるかA.R.O.Aに聞こう。
無理なら家から持参する。
「珊瑚、一緒に滑るぞ」
大丈夫だ、スケートはおれが教えるから。
(スポーツスキル使用)



スコット・アラガキ(ミステリア=ミスト)
  答え:眼鏡
ってミストがゆってた
天才かよ…
えっ 皆わかってたの?
天才集団かよ…


>戦闘
はじめてのトランス嬉しいな!
(これで名実ともに彼は俺の精霊だ
十五年待った甲斐があったよ)

…ミストどうしたの、具合わるい?

巻込み防止のため人払い
鎧を壊してから戦うよ

前よりの中衛で隙を見て攻撃
突出しないよう斬っては後退の繰返し

武器効果を生かしてミストと連携
攻撃時は彼への合図も兼ねて雄叫び

体力危険なら無理せず後退


>スケート
見ててね俺のスケート靴さばき(すてーん
まだまだ(すてーん
よし次こそ(すてーん
やばいこのままだとケツが割れる

ミスト、変な顔してる
俺はスケート楽しいし、
戦ってミストの役に立てたのも嬉しかったのになー



●発見! 銀盤のおじゃま虫!
「凄い迫力の神様だね」
「なるほど塞の神か、言い得て妙だな」
 スケート場近くの茂みに身を隠しながら、羽瀬川 千代がおっとりとした声で言ったのに、ラセルタ=ブラドッツが返す。
 門を塞ぐ堂々とした巨体は、確かに『塞の神』の名前に相応しい。
「無事にお話し出来るといいけれど……」
 スケート場に入ろうとしたカップルがまた一組、通せんぼを食らっていた。
 説得を試みようと考えている千代は、その強情そうな様子に眉を下げたが、ラセルタからしてみれば千代の説得に応じないなど、愚の骨頂である。
 千代の説得を跳ねつけるような愚か者であれば、神と言えど容赦するつもりはない。千代だけは何をしてでも守る、と決めていた。

「あいつがいたら、いなぎ(男)もいなぐ(女)も安心して滑れねぇな。おっし! ここは、わんが一肌脱ぐぜ!」
「珊瑚、声が大きい。こんなに大きな神様が通せんぼをしているんです。何とかしないといけないのは確かだと思いますね」
 閉め出されたカップルの姿に拳を握ったのが瑪瑙 珊瑚 。珊瑚を茂みに引き戻したのが瑪瑙 瑠璃だ。
 顔に書かれた謎を解かなければダメージを与えるのは難しい、と事前に聞かされているウィンクルム達は、満場一致で謎を解いた後に塞の神にかかると決め、身を潜めている。

「やれやれ困った神様だぜ」
 まさか、恋の神様自身がお邪魔虫とは。
 高原 晃司が呆れた顔で言い、なあ、と同意を求めるように隣のアイン=ストレイフに目配せした。
 アインは茂みに隠れるには少々、体が大きすぎたが――何せ他の場所に出現した塞の神には彼と同じ身長のものもあったらしい――、塞の神がこちらに注意を向けてくるようなことはなかった。
「年若い神様ですからね。そういうこともあるでしょう」
 あまり誉められたことではありませんが、とアインは感情的にならずに短く言った。

 早速なぞなぞに取りかかるべく、セラフィム・ロイスは取り出した双眼鏡を覗き、塞の神の顔に書かれた文言を確認する。
「『まみむねも』か……一文字おかしいね。普通に正しい文字をいれればいいのかな……」
 明らかに異質な一音にセラフィムは思案げに目を伏せた。
 更に注意深く確認するが、他に書かれている言葉はない。目と鼻と口があるだけだ。
 パートナーの火山 タイガも眉間にしわを寄せて、まみむ、まみ、と唱えている。

「なるほどな。俺が注意を惹きつけて、謎の答えをぶつけるから、鎧が外れたら一気に畳み掛けようぜ」
「ミスト、もう分かったの!? 天才かよ……」
 いち早く提案した、ミステリア=ミストにスコット・アラガキが驚嘆の表情を見せた。
 スコットの星屑を集めたようなきらきら視線をもらってミストは、子ども向けのなぞなぞ如きで大袈裟なと、たじろぐ。
 まあスコットの場合、子どものようなものか、と思い直したミストに向かって、スコットは笑顔で両手を広げた。
「じゃあ、はいっ! トランス、必要でしょ?」
 無邪気な笑顔と裏腹に力強い腕が、ミストを抱き込む。
 神様の言うとおり、とインスパイア・スペルを唱え、スコットはミストの頬に口づけた。神秘的な光が二人を包み込み、力の顕現を示す。
「はじめてのトランス嬉しいな!」
 スコットの顔に満ち足りた笑顔が浮かんだ。
(これで名実ともに彼は俺の精霊だ)
 十五年待った。十五年、子どもの頃に出会ったあのときから望み続けていた。神様に願い続けた、執着の結実に歓喜する。
「なに喜んでんだよ……ンな目出度いもんじゃねーぞ、トランスなんて」
 スコットとは裏腹に、ミストの表情は硬い。
「……ミストどうしたの、具合わるい?」
「べ、別に元気なくねーよ! さっさと倒してスケートしようぜ!」
 陰鬱な声音を聞いたスコットが心配そうに顔を覗き込んだのを見て、ミストはすぐに表情を取り繕うと、プロテクションで防御力を上げ、塞の神の前に飛び出していった。

●撃退! 銀盤のおじゃま虫!
 唐突に目の前に現れた精霊に塞の神の視線が向く。
 十分にこちらに注意が向けられたのを確認して、ミストは大声で謎の答えを叩きつけた。
「めがね!!!」
 ミストが答えを放った瞬間、塞の神の巨体を覆っていた鎧がぼろぼろと砕けて土くれになる。
「塞ッ!?」
 神の鎧を瞬殺されて、塞の神が驚きの声をあげた。
 しかし、驚いたのは塞の神にとどまらなかった。
「そう、なの……?」
「へーっそうなんだ! ああ! まみむめもの『め』が『ね』になっているからか!」
「天才かよ……!」
 セラフィムが目を瞬かせ、タイガが成る程、と手を打つ。そしてスコットは再び驚嘆していた。

 その横を、瑠璃と珊瑚が飛び出る。塞の神の左に瑠璃、右に珊瑚が陣取り、挟み撃ちの格好になった。
 鎧を破壊されてそのまま退却してくれるならいいけど……と、塞の神の退路をふさがぬよう、後方の立ち位置だ。
 塞の神に動くようすはない。やはり多少、手荒な真似が必要のようだった。
「うおりゃ!」
 タイガの武器が狼の牙のかたちをとって、塞の神に襲い掛かる。塞の神の動きは鈍く、攻撃はまともに直撃した。
「スケートは冬の醍醐味なんだぞ! んな遊び所の邪魔なんてさせねぇ! デート場へるじゃねーか!」
「た、タイガ……恥ずかしいから……」
 タイガの怒りの咆哮に、後衛についたセラフィムが顔を赤らめる。タイガの率直さは、いつもセラフィムを慌てさせるが、不快なものではないのが困るところだ。
「塞! 塞! 通さぬぞう!」
 ウルフファングが当たった場所が土になってボロボロ崩れるが、さほど大きなダメージを負ったようには見えない。
 塞の神はスローな動きでタイガに掴みかからんと手を伸ばしてくる。
「一撃で効かんなら、集中攻撃といくしかねぇさー!」
 珊瑚の双剣が伸ばされた塞の神の腕を斬りつけた。驚異的な速度の接敵。二合、三合と加速していく刃が頑健な土の肌を削りとっていく。
 決定的な攻撃をするつもりはないので、注意がタイガから珊瑚に移った時点でバックステップで下がった。
「やーいやーいおまえの母ちゃんめーがーねー!」
 バトンタッチして注意をひいたのは、ミストだ。挑発的な言葉を投げつけ、攻撃を誘う。
「塞……! 塞~~ッ!」
 そもそもメガネは悪口ではないし、怒る必要もない筈だが、塞の神は怒りの拳を繰り出してきた。
 動きの遅い塞の神の攻撃を回避するのは難しいことではない。塞の神が攻撃を外して体勢を崩したタイミング逃さず、ミストは中衛の相棒に合図を送る。
「スコット!」
「うおおおおおおお……ッ!」
 雄叫びを上げてスコットが塞の神に斬りかかる。コネクトハーツは精霊の攻撃を助ける。すかさずミストが追撃した。餅つきのような息の合ったコンビネーションだった。
「こっちも行くぜ……!」
 晃司も流れに乗じてコネクトハーツを振るう。元々身の軽さには自信がある。反撃はひらりと躱して、後衛のパートナーに視線を向けた。
「頼んだアイン!」
 信頼を受け、睨みを利かせていた二丁拳銃がおおよそ人体の急所と呼べるべき箇所を撃ち貫いていく。
 彼は、急所を狙うのに慣れている。
「見つけましたよ…そこですね?」
 関節部分に銃弾を食らった塞の神の動きが鈍ったのを目敏く見て、銃をリロードと共に構え直した。
「ふん、嬲るようで気は進まんが……弱点を狙うのは定石だからな」
 少しも気の毒がったところのない顔で、ラセルタがアインと同じ部位に長銃で狙いをつける。
 弱点を狙いすましたピンポイント集中砲火だ。

 射撃のスペシャリストに挟まれて、セラフィムは見よう見真似で銃を構える。
(射的やパイ投げ、枕投げはしたけど戦闘中だと訳が違うな)
 いつもタイガに頼りきりで、小細工や罠ばかりだったから特に思う。
 心を落ち着けようと思えば思うほど、狙いを定めるのは難しい。相手の巨大な体に威圧される。
 これに立ち向かってるんだ、タイガは。
 あらためて思い知らされ、深く息を吸い込む。
(僕だって役に立ってみせる)
 助けられるばかりじゃなく、助けたい。セラフィムは懸命に攻撃に加わった。

「た、タフですね……」
「ダメージは溜まっている、はずです……」
 少々、息切れしてきたと言外ににじませた瑠璃を励ますように千代が応える。塞の神は動きが遅いので、攻撃に当たるようなことは早々ないが、ヒット&アウェイを繰り返す前衛陣はへとへとになってきた。
「晃司」
 後衛からの射撃の手をとめてアインが晃司を呼ぶ。振り返った晃司に対してアインは銃を上げて見せた。
「弾切れです」
 アインの言葉に晃司は目を瞬かせる。替えの弾など持たされた記憶がない。えっ、は? と聞き返してしまう。
「千代! 俺様もだ」
 ラセルタも構えていた銃身を下げ、自分の神人を呼び寄せる。千代の方はすぐに心得て、後衛のラセルタの元へ下がった。
「はい、どうぞ、ラセルタさん」
 額にキスと共に魔力を譲り渡す。ディスペンサで再び身に満ちた力に、ラセルタは不敵な笑みを口元にのせた。
「な、なるほど!」
 やっと合点のいった晃司も慌ててアインの元へ駆けつける。傍まで来ると、あ~う~、と唸り、
「ちっと屈んでくれっ!」
 と、25センチ差の補填を求めた。
 力の充填を果たし、二人の銃が再び火を噴く!

「塞……さ、塞……」
 ウィンクルム達の辛抱強い攻撃に、ついに塞の神が片膝をついた。
 千代が、一歩前に出るのを見て、後衛組が武器を下ろす。
「うまくいくといいですね……」
 アインが呟いたのは、ラセルタが睨みをきかせていたせいでもある。説得が上手くいかなければ、殺気立った展開になるだろう。
「あなたを無理矢理に倒したい訳では無いんです」
 歩み寄る千代のために前衛組も道をあけ、千代は塞の神と近距離で向き合う。
「塞、塞……っ」
「ここは決して疾しい場所じゃありません、女神様もきっと分かってくれますから。ね?」
 おそらく自分の任務について訴えている塞の神の手を握り、千代は安心させるように微笑んだ。
 圧倒的な包容力を目の当たりにした塞の神は、ひとつ頷いて、煙のようにポンッと姿を消す。
「千代さん、凄いな……」
 長びいた戦いの終わりに、瑠璃はぽつりと感嘆をこぼした。

●れっつ・銀盤デート
「おーっし! 滑るぜー!」
 人工的につくられた氷の上、冷たい空気を頬にうけて珊瑚は両腕を天に突き上げた。
 塞の神を退けたウィンクルム達に対するスケート場の職員たちの喜びようは凄まじいもので、どうぞ無料で滑っていってください、と湧き上がる姿に、よほど営業妨害だったんだな、塞の神……と瑠璃はしみじみと思う。
「それにしても、任務の後にスケートが滑れるとは思わ……」
 背中にどんっ、と衝撃がきて、瑠璃は、つんのめりそうになった体を手すりを掴んで立て直した。
「あがー!」
 振り向くと、珊瑚が尻もちをついて痛がっている。随分と派手に転んだものだ。
 やれやれ、と手を差し出す。
「珊瑚、一緒に滑るぞ」
 大丈夫だ、スケートはおれが教えるから。
 スケートなら南国生まれの珊瑚より、北国生まれの自分に一日の長があるだろう。
「やっさー、いっちょ滑りに行くか!」
 運動神経のいい珊瑚だ。本当のところ、さっきは少し調子に乗りすぎただけで滑るのに問題はないのだが……二人で滑った方がきっと楽しい。
 珊瑚は差し出された瑠璃の手を、ニッと笑って掴んだ。

 ラセルタは、スケート靴は履いたものの初めの一足が踏み出せず、リンクサイドに立っていた。こんな不安定な靴で氷上に出るなど正気の沙汰なのか? という気さえする。
「折角だから一滑りしましょうか。あれ、ラセルタさん?」
 ひと足先にリンクに下りた千代は、なかなか下りてこないパートナーに気づいて不思議そうにその姿を見つめた。
「あれ、もしかして滑った事な……っ」
 千代の疑問を手で口を塞ぐことで遮り、ラセルタはふん、と鼻を鳴らした。
「夏と冬は家に閉じ篭る季節なのだから、滑る訳がない」
 外で過ごすのに向かない気候と知りながら、外に出る道理があるか。いや、ない。
 自信満々に持論を披露したラセルタに千代は苦笑を漏らす。
(堂々と言う事じゃないと思うけれど)
 困ったひと。そう思う以上に、愛しいひとだと感じてしまう。
「俺は何度か滑っているから大丈夫だよ、たまには頼ってくれても良いでしょう?」
 拗ねてしまう前にと、リンクに誘った。
 ラセルタは差し出された手を不服げに見たが、結局は千代の促す儘に握ってくれる。繋げた手は温かくて、思わず頬が緩んだ。
「千代、此方を見ていなければ、か弱い俺様は転ぶぞ?」
 ぐいと手を引かれ、我が儘を吹き込まれるのはいつものことで。笑みが深くなってしまうのは惚れた欲目なのだろう。
「はいはい、ちゃんと支えてるからね」
「当然だ。お前は俺様だけを見ていればいい」
 その我が儘は、ふと見た千代の柔い表情を他人に見せるのは惜しくなったのが理由だと、本人が知るのはまだ先のことだった。

「久しぶりでも何とかなるもんだな」
 もともと体を動かす生業のタイガは、アイススケートに対するブランクを物ともせず、すいすいと氷上を滑る。
 最初こそ探り探りという感じだったが、すぐに奇麗なトレースをえがけるようになった。これくらい安定してくれば、ひとの手を引いて滑っても大丈夫だろう。
「セラ、足震えてっぞ」
「わかってる……! スケート初めてなんだから仕方ないだろ」
 セラフィムは手すりにしがみついて、ふるふると足を震わせている。覚束ない足で何とか立っているセラフィムの隣につけ、タイガは手を差し出した。
「いつまでも、しがみついちゃ慣れねぇって。ほら」
 手すりに縋りついたままのセラの手を取り、自分の前腕を掴ませる。
 セラの初めてのスケート。セラの初めてはいつだって自分とであってほしい。
「行こう、セラ」
 笑顔を向けると、ガチガチになっていたセラの肩から力が抜けるのが分かった。

 貸し出されたスケート靴の紐を結び、晃司は意気揚々と氷上に滑り出た。
「俺結構上手いんだぜ?」
 シャッと音を鳴らしてターンを決める。アインはリンクサイドで、くつろいだようすで晃司を見ていた。
 アインの視線が向けられているのを見て、いい所をみせねぇとな! と晃司はますます張り切る。八の字をえがいてみたり、スリーターンをダブルで決めてみたりと、エネルギッシュに滑った。
「どうだ、中々上手いだろ?」
 一通り持ち技を披露し終えて、アインの元へ戻る。少々ハイペースで滑ったので、呼気が短い。白い息が幾つも上がった。
「ええ、中々の滑りでした」
 アインが落ち着いた声音で晃司に賛辞をおくり、冷えたでしょう、と湯気を上げる紙コップを差し出してくる。
 中身はホットココアだった。指先からじんわりと体をあたためてくれる熱に、逆にいいところを見せられてしまったな、と思う。
「……かなわねぇなぁ」
 そう思い知らされるのだが、悪い気にはならない。休憩がてら、二人で茶を飲みたくなった。

 スコットはミストに向かって両腕を大きく振る。
「見ててね、俺のスケート靴さばき!」
 スコットは、均整のとれた筋肉質の体をしている。その如何にも運動神経の良さそうなスコットが、あまりに自信満々に言うので。

 すてーん!

 どれほどの腕前かと思えば。

「まだまだ!」

 すてーん!

 この有様なのだ。

「よし次こそ!」

 すてーん! べしゃっ!

「やばいこのままだとケツが割れる……」
 しこたま打ちつけた尻をさすりながら、生まれたての小鹿が立ち上がろうとするように足を震わせている。ミストは大きく、深い息を吐いた。
「ケツは元から割れてるだろ……ったく、スットコなんだからなぁ」
 スコットに肩を貸してやって、滑り方を指南してやる。
「足はVの字、膝に腰をのせるような感覚だ」
 ミストの教えをスコットは、ふんふんと熱心に聞いている。
(ガキの頃は凍った池でよく滑ったっけ)
 思考は、いつでも過去へ飛んでいくことができるのに、体の方はそういう訳にはいかない。
(とうとうトランスしちまった)
 頬に受けたキスが思い出された。
 神人と精霊の契約はただ楽しいだけの単純なものではない。ミストはそれをよく知っていた。
(楽しいだけの関係には、もう戻れないんだろうな)
 大切に思っている。だからこそ変化に、二の足を踏む。ミストは複雑な思いに唇を噛んだ。

(ミスト、変な顔してる)
 スコットは、上の空になってしまったミストを横目で窺った。ミストが思うより、スコットはミストのことをよく見ている。
(俺はスケート楽しいし、戦ってミストの役に立てたのも嬉しかったのになー……)
 上手く噛み合わない気持ちがすこし寂しい。
「俺はミストがいれば、いつも楽しいよ」
 貸してもらった肩をぎゅっと握って伝えると、ミストは少し驚いた顔をした。

 時間は前にしか進まない。
 今積み重ねた時間がどのような未来を築くのか、誰も知ることはできない。
 それでも、だからこそ、大事なひとの手を取りたいと思うものだろう。
 ウィンクルム達の未来に祝福がありますように。もう銀盤におじゃま虫はいなかった。



依頼結果:普通
MVP

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 碓井シャツ
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル イベント
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 簡単
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 通常
リリース日 01月12日
出発日 01月20日 00:00
予定納品日 01月30日

参加者

会議室

  • [21]セラフィム・ロイス

    2015/01/19-23:59 

    もう挨拶するのも厳しそうだからしておくね
    皆おつかれさま。いい結果になるのを祈ろう

  • [20]セラフィム・ロイス

    2015/01/19-23:54 

    (もし迷わせてたらすまない)

    >装備
    今回返ってきた依頼書(詳しくは「【解放】アイスケーキと子供遊び」)
    で僕がやった銃の攻撃で「対象のー闇耐」で「闇の力に対する耐性を下げる」と
    あったからそれは確実。

    防具の「光耐」についてはわからないけど皆「光耐」をもっていってるみたいだった
    でもガイドみるかぎり「闇耐」で対策にみえるけど・・・・

    おなじ賽の神できいてたから攻撃なら「光攻」だよ

  • [19]羽瀬川 千代

    2015/01/19-23:38 

    >塞の神対応
    説得する旨を無事にプランに記載しておきました。
    ……褒めても何も出ません、よ(真っ赤

    >装備
    前の書き込みで属性について勘違いをしてしまっていたから、
    改めて確認をしておこうと思って。

    ■塞の神は『闇属性』に弱いので今回適用されるのは『光攻・対象光耐』
    ・光攻が「光属性に対してよりダメージが増える(闇属性の武器)」
    ・対象光耐が「光属性に不利な属性=闇属性からの攻撃に弱くさせる」

    ガイドを読み返してみてもこれで合っているのか自信が無くて。
    時間も少ないけれど、もし間違っていたなら指摘して貰えると助かります。

  • [18]瑪瑙 瑠璃

    2015/01/19-23:26 

    ミステリアさん、セラフィムさん、意見ありがとうございます。

    オトーリ・デコイはミステリアさんが囮をするとの事なので今は入れていません。
    もし、使う場合は賽の神様に自分達が気づかれない上で使わないと、あまり意味がないと思っているからです。

  • [17]セラフィム・ロイス

    2015/01/19-23:12 

    と、いうか僕がやめればいいのか・・・!(気づき)

    えっと・・・珊瑚と瑠璃の都合で構わない
    今、スタンバイしてて修正もきくし遠慮なくいってくれ

  • [16]セラフィム・ロイス

    2015/01/19-23:07 

    >ひっかけなぞなぞ
    >珊瑚たち
    あ。自分の解答が不安になってきたからダブル記載でもいい気がする・・・
    他に文字数でやりたいことがあったら、無しでも構わない。こちらでやろう
    反対にあまりなかったらそうしてもらえると助かるかな

    >スケート靴
    ん。僕も貸してもらえるイメージだった
    幼い頃やって借りた覚えがあるって(PL談)
    でもマイシューズでもあればやり慣れてる感じするかもね

  • [15]セラフィム・ロイス

    2015/01/19-22:49 

    >なぞなぞ
    (若干赤い)大丈夫、気づいた答えはそれで間違いないよ
    じゃあ、そちらの解答はミストにお願いということで平気かな
    珊瑚もありがとう。
    ひっかけ対策(詳しい真面目なの)はこちらで賜ったよ

    >オトーリ・デコイ
    別依頼で正体がばれたら利かない場合があったからね。お任せするよ

    >双眼鏡
    では一応いれて、他の文や不審な物がないのを確認して知らせよう

  • [14]スコット・アラガキ

    2015/01/19-22:30 

    ミスト:

    >なぞなぞ担当
    >ウィッシュプラン抜粋
    『トランス後プロテクション使用
     先駆けて敵の攻撃を引きつけ、なぞなぞ解答

     戦闘中は盾役。敵の目につく位置でうろちょろ
     併せて言葉でも挑発し攻撃を誘う』

    …囮役ってことで、こんな感じにしてみたぜ
    俺はそろそろタイムアップだ
    なんか齟齬とかあったらごめーん

    >スケート靴
    たぶん貸してくれるんじゃね?
    ほらボーリング場でも専用靴貸してくれるだろ?

    スコット「ボーリング場とスケート場って比べていいものかな」
    うるせーなバカ、言葉のあや的な何かだよ!

  • [13]瑪瑙 瑠璃

    2015/01/19-21:50 

    珊瑚:
    ……よく考えたらミステリアが囮やるなら、デコイいらねぇかもしれねぇな。
    万が一いるなら、その時はその時でプラン書き換える。

    瑠璃:
    引っ掛け対策に関しては、念の為珊瑚が答える予定です。
    他の方が先に対策していましたら、早めに伝えて下さるとプランを書き直しやすいのでよろしくお願いします。

  • [12]瑪瑙 瑠璃

    2015/01/19-21:06 

    プラン提出していたら、すみません。
    オトーリ・デコイは自分も持っていますので、必要でしたらプランに書かせて頂きます。

    賽の神の対策については、なぞなぞを解いてから攻撃するという解釈でいます。
    自分も珊瑚も光攻と光耐の武器を持っていますので応戦する気でいます。

    余談ですが、討伐後のスケート靴諸々は貸与か持参でしょうか。

  • [11]スコット・アラガキ

    2015/01/19-20:04 

    ミスト:
    >なぞなぞ分担
    んじゃ俺の方で「答え:×××」ってプランに書いとくわ
    念のため言っとくけど×××は視力を矯正するアレのことな
    ひっかけ対策は他の奴に頼んだぜ

    >双眼鏡
    万全を期するのは大切なことだし、携行に反対って訳じゃないんだぜ
    むしろ気をつかってくれんのはありがてぇよ、さーんきゅっ。

    >塞の神対応
    年の始めから神殺しってのはなんか嫌だもんなー…
    ってわけで俺も降参を促すのに賛成
    人当りのいい羽瀬川の話なら、塞の神も邪険にできないさ

  • [10]セラフィム・ロイス

    2015/01/19-00:25 

    >なぞなぞ
    ああ!!スコットので「あれっ?」て思って納得いった
    瑠璃の懸念も
    別の解答の可能性か・・・×××か

    調整していれてみてもいい。(別の人がいってもいい)
    とりあえず書いておくな。2回解答駄目なら「なぞなぞ」らしいのを先に言っておく

    >塞の神対応
    千代は記載たすかるよ。やさしい所があってて自然だと思うし

  • [9]羽瀬川 千代

    2015/01/19-00:07 

    >作戦
    セラフィムさんはなぞなぞの記述有り難う御座います。
    塞の神の動きはさほど早くないようですし、逃亡の恐れも無いですから大まかな流れがあれば俺も平気かと。
    ラセルタさんは後衛で確実に攻撃を命中させていく方向で動く予定みたいです。
    一応スキルとしてスナイピング(急所狙い)、ワイルドショット(威力重視)、パッシブを装備で。

    >塞の神対応
    別地方の方まで調べて下さって有り難う御座います!
    それなら、ある程度攻撃が通ったら降参を促す(許す)方向に賛成です。
    こちらは俺が言い出した事だから、良ければプランに記入しておきますね。

  • [8]セラフィム・ロイス

    2015/01/18-23:34 

    仮プランは送っておいた(言いだしっぺゆえの双眼鏡+なぞなぞ詳しくも)
    (いらない声が多いならおいていくけど、不安症がっ)

    文字数みたかったし白紙さけたかったからね。誰もやらない事は無くなった訳だ
    ただ余裕ないから、作戦したり、なぞなぞ分担できるならしていきたいな
    明日一日で調整するつもりだ

    >戦闘。こちらの動き
    あ。トランスはありで(相手が戦いしかけるだろうし)
    タイガはウルフファング(武器憑依・威力92、連続かみつき、消費12)
    でいくつもり
    サブでブラッティローズ(防具憑依・カウンター、威力65、防御80)
    でいくけど、要望がなければつかわない。敵の対峙でがっつり戦うそうだ

    >倒すかどうか
    スコットは別地方の情報ありがとう。
    倒すことに拘らなくてもいいなら、僕は許す方向がいいけれど・・・皆にまかすよ

    また今の段階(分担すればその限りじゃないけど)
    で文字数に余裕ないからその旨は他で書いていてほしい

  • [7]スコット・アラガキ

    2015/01/18-17:08 

    >作戦
    なぞなぞを解いてから攻撃、にさーんせぇい
    内容を細かくつめなくても、それぞれの行動をこの場で確認しとけば
    流れでなんとかなるんじゃね?

    俺は前衛でうろちょろして敵の引きつけ役をするつもり
    敵の火力がわからないんで、プロテクションで守り固めとくわ
    スコット「俺もまえに出て剣でちくちくするよ!(めがねくいっ)」

    >なぞなぞ
    双眼鏡での確認はいらない気がするなー
    目撃情報が不正確かもしんないなら、AROAもそう補足してくれるはずだろ?

    答え:×××って感じでプランには書いとく予定だけど
    担当者が居れば助かるな。主に文字数の面で

    >塞の神は完全に倒すべきか?
    別地方(女性側)の話になるが、とどめ寸前で塞の神が降参した事例もあるらしい
    ある程度叩いてから、諦めるよう頼めば退いてくれるかもな

  • [6]セラフィム・ロイス

    2015/01/18-10:20 

    ロイヤルナイト
    テンペストダンサー
    プレストガンナー 2
    シンクロサモナー
    か。前線と後衛がまんべんなくいて手が多そうだね。神人だけは気をつけて
    難易度「簡単」だし困難に陥ることはなさそうかな

    >作戦
    それで作戦はどうする?
    固いため、なぞなぞを解いた後に一斉攻撃で考えてるけど・・・細かな動きはいるかな?
    頭がよくないとあるし騙すのもありかもしれない
    (囮(カップル、デコイ等)で目を引いてる隙に解答、戦闘など)

    あと
    なぞなぞ答えたい人がいればその人がなぞなぞ担当(もちろん後で参戦OK)
    という風に別依頼ではしたけれど・・・・答えたい人いる?

    >なぞなぞ
    答えたい人は問題の確認のためにも
    双眼鏡を持っていった方がいいと思う(3mの背で顔になぞなぞ)

  • [5]高原 晃司

    2015/01/18-01:20 

    おっす!高原晃司だよろしくな!

    まぁ、星のめぐり合わせだろうなー今回もよろしくなー
    多分なぞなぞの答えは単純な感じでいいんだろうな。
    戦闘に関しては俺が前、アインが後ろって感じでいくつもりだぜ!

  • [4]羽瀬川 千代

    2015/01/18-01:19 

    ご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。
    羽瀬川千代とパートナーのラセルタさんです。
    スコットさんとミステリアさんは初めましてですね、どうぞ宜しくお願い致します。

    >なぞなぞ
    俺も引っ掛けは特に気にせず、そのままの答えかなと思っています(上下揺れるめがね見つめ)
    後で塞の神関連の報告書を読んで、なぞなぞの傾向は確認するつもりです。

    >戦闘
    今回はオーガ相手ではないのでトランスの必要は無い、ですがタフだと聞くと
    スキルが使用出来た方が有利に進められそうな気がしますね。
    ただ、悪い神様ではないとの事なので完全に倒すのは少し違うのでしょうか…(首傾げ)

    ラセルタさんには光攻の装備を、俺は両手杖で闇耐マイナスを狙うつもりです。

  • [3]セラフィム・ロイス

    2015/01/16-07:06 

    :タイガ
    よおおーーす!俺、シンクロサモナーのタイガと相棒のセラだ
    皆知ってる面子だな。がんばってこうぜ!
    ・・・眼鏡くいくい俺もやってみようかな『効果ないって・・・』

    >なぞなぞ
    んー。そのまんまでいいんじゃねーか?
    答えは「 」
    答えは「 行」
    悩んでるのはこの感じ?他のひねりようが思いつかねーや
    詳しくでもかいてみるか

    >戦闘
    シンクロサモナーだし前線でがんがんやりてーな!+光攻の武器もてにはいったことだし
    『セラ:僕は銃で対象のー闇耐、をするつもりだよ

  • [2]瑪瑙 瑠璃

    2015/01/15-22:23 

    スコットさんミステリアさんとの依頼は初めてですね、瑪瑙瑠璃です。
    セラフィムさんはお久しぶりですね。
    晃司さんと千代さんは前回に引き続き今回もよろしくお願いします。

    なぞなぞの答えは何となくわかるのですが、引っ掛けな気がして少々警戒しています。

  • [1]スコット・アラガキ

    2015/01/15-21:54 

    「こまったぞ~… なぞなぞのこたえが全然わかんない~!
    (呻きながらメガネを高速でクイクイしている)
     100円ショップのメガネじゃ知力はたいして上がらないというのか~!」

    『そもそもメガネに頭をよくする効果なんてねぇよ。

     ……あー、精霊のミストと神人のスコットだ。よろしくー。
     羽瀬川は初めましてで、他のやつらとは面識あるよな。
     しかし高原とはよく会うなぁ…』

    「う… クイクイしまくってたら、きもちわるくなってきた」

    『……スットコなことしてんなよ、もー…』


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