【鐘の守護】鐘を盗むヤツらにはおしおきだ（和歌祭 麒麟 マスター） 【難易度：簡単】
プロローグ
ノースガルドの教会から助けを求める手紙がＡ．Ｒ．Ｏ．Ａ．に届いた。
文面には、近くマントゥール教信者が教会の鐘を盗りに来ると書いてあった。
最近になって、マントゥール教の犯行と思われる、教会の鐘の強奪事件が相次いでいる。
これも類似の事件だと思われる。
今回は犯行前に情報が、どこからか零れたようだ。
犯行実行の日にちと時間までわかっている。
明るいうちに来てくれるなら助かるが、見つかりにくい夜にやってくるそうだ。
冷えるこの時期にご苦労なことである。
手紙には注意書きがあって、マントゥール教信者に力をかすクラックという勢力がいるそうだ。
悪魔のような見た目をしているらしい。
お互いに協力し合っているらしく、強い警戒が必要だと考えられる。
教会の鐘はクリスマスを成功させるために、必ず守らなければいけない。
力の限りを尽くして教会の鐘を死守しよう。
教会の構造は次のようになっているそうだ。
★エリアＡ
教会の外。
隣接している建物はなく、視界が開けている。
一部が崖となっていて、死角もある。
たくさん人が集まれる広さ。
明かりはない。
★エリアＢ
教会の一階。
長椅子が左右に５個ずつある。
中央は通路になっている。
ロウソクの灯りがつけられる。
収容人数は最大で２０名くらい。
奥の突き当たりは、一段上がっている。
このスペースで説教をするので、少し広い。
４人は乗れる。
★エリアＣ
教会の鐘がある場所。
教会の屋根の上で、一階からハシゴで上がってこられる。
暗い。
狭い。２人が立つのが限度。
解説
防衛エピソードです。
マントゥール教信者とクラックから教会の鐘を守り抜きましょう。
防衛成功となる目安の時間は１５分です。
１５分経過前に、敵を全滅させた場合は、その段階で防衛成功です。
★ＰＬ情報
マントゥール教信者は４５口径の拳銃とロープを持って、エリアＡからやってくる。
ウィンクルムに警戒していて、クラックが少数先行してエリアＡとエリアＢの様子を調べる。
信者は教会の中には入らずに、静かに鐘まで登る。ウィンクルムに見つかっている場合は、急いで登る。クラックも信者が登るのを手伝う。
鐘に辿り着いたら、ロープを鐘に巻きつけ、仲間が登るのを助ける。
２人で鐘の取り外しをしたら、滑車で鐘をおろして、力を合わせて持ち去る。
近くにトラックが隠してあって、エリアＡの外に持って行かれた段階で追跡不能になる。
あらかじめ、トラックを見つけることはウィンクルムたちには出来ない。
鐘をエリアＣからエリアＡに移動中は、クラックがマントゥール教信者を警護する。
教会周辺や中に異変を感知したらクラックが向かい、対応もする。
信者は鐘の強奪を優先して、邪魔をすれば発砲してくる。
マントゥール教信者の数はウィンクルムと同じだけいる。
クラックは精霊の数と同じだけいる。
ゲームマスターより
教会の鐘を盗もうとするロクデナシには、鉄拳制裁ですね！
リザルトノベル
◆アクション・プラン
ハロルド（ディエゴ・ルナ・クィンテロ）
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【道具貸出申請】 インカム×２ 【待機場所】 Ｂ 【ハロルドの役割】 偵察を教会に誘うため教会へ向かう足音をいくつかつけておく ディエゴのコートを被り長椅子の陰に隠れています 狙撃で残る敵の体（残るのなら）とディエゴが放った矢を後発が来ないうちに始末 【対後発】 クラックが全滅、又はウィンクルムの存在が敵に発見され次第ディエゴの元に行きハイトランス発動 Ａ組の援護の為教会の外へ 鐘の元に行こうとする信者を追走 【対信者】 ロープに登っていない奴を狙う 弾に当たらないようジグザグに動き、回避後一気に懐まで間合いを詰めて拳打、鳩尾を狙う 武術の立ち回りでサイドに回り込みながら攻撃 使用スキル:【スポーツ】＋【ストレッチ】スキル |
七草・シエテ・イルゴ（翡翠・フェイツィ）
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教会の鐘を盗むだなんて、一体何を考えているんでしょうね。 どんな理由があっても、鐘を渡さないよう死守します。 エリアＡをレム達と防衛します。 黒いローブを羽織り、インカムを装着しながら、 他のウインクルム達と敵の状況や有無を確認し合います。 香奈さんやレムさん達の様子を見ながら、教団員を探します。 何かあったら、すぐ対応して反撃する為です。 そうでなければ、 クラックにも、教団員にも基本的には気づかれないよう、 隠れて背後を狙い、弓矢で奇襲攻撃しましょう。 万が一、梯子を登ろうとする教団員を見たら可能な限り接近。弓矢を打って攻撃しても当たらなければ、 朱音さん達にインカムで連絡し、教団員がいる位置を知らせましょう。 |
テレーズ（山吹）
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鐘を盗むなんてとんでもないですね！ きっちりお仕置きしちゃいましょう インカム準備 適宜連絡取り合い情報共有 Ｃ担当 並ぶと狭いですがその分、敵が来ても鐘が取り外しにくくなるかと 敵が確認できるまではしゃがんで出来る限り姿を隠しておきますね 敵の存在を確認したり仲間の明かりが目に入ったらマグナライト使用 周囲を照らして地上の動向を把握 随時敵の動向を確認し数や位置などを味方に連絡 登ってくる敵がいないかは周囲を常時警戒 敵のロープが確認できたら切断を試みる 乗り込まれる事を未然に防ぐ事を意識 信者かクラックが接近した場合は後退してシャイニングアローⅡの範囲に誘導 クリアライトの刀身で目晦まししつつサポート |
空朱音（鴇色 灯火）
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【事前申請】 インカム 黒い布 ≪配置≫ エリアＢ 【行動】 教会内で時間が近づいてきたらトランスするよ トランスしたら一度教会内に隠れて身を潜めて 主様と一緒にインカムで何体こっちに来たか 何体倒したか等の情報を細かく共有するよ 隠れてる際は黒い布を被ってなるだけ見つからないようにする エリアＢの敵を倒したらエリアＡに移動して エリアＣに行ける梯子付近で応戦 この時も黒い布は被ったままでできるだけ見つからないように気をつけるよ 遠くからフェアリーボウで攻撃するけど 相手の気をそらすくらいしかできないかも でも、主様が忍法霞を使う時の補助ができたらいいなって思うよ インカムで情報が入ったら 柔軟に対応できるように頑張るね |
出石 香奈（レムレース・エーヴィヒカイト）
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泥棒にはきついお灸を据えなきゃ 事前に外壁から鐘（エリアC）に登る最短コースのあたりをつけておき、そこに蛍光シールを貼って目印にしておく このことは仲間にも共有 鐘の場所が敵にも分かりやすくなるけどこちらも信者を探しやすくなるわ A担当 教会内への入り口付近に隠れて待機 見つからないよう神人・精霊共に黒い服を着ておき マグナライトにはカバーをかけて必要な時だけ外すようにする 偵察クラックがBに入った後、シールを目印に信者捜索開始 敵に見つかるか奇襲できそうならトランス、敵とは少し距離を取る 精霊がクラックと戦闘中は、マグナライトで照らして視界を確保 信者がフリーにならないよう警戒 こちらに向かってきたらジェンマで攻撃 |
●闇に潜む
ここは夜の教会。情報通りなら、あと少しで、マントゥール教信者とクラックが教会の鐘を盗みにやってくる。
気温が低く、待機しているだけで体が寒くなる。
風が顔に当たると、冷たさで少し痛みを感じた。
朝、見たときは教会の白い壁や黒い屋根がよく見えていた。夜になった今では、もうよく見えない。
綺麗に手入れがされていた一面に広がる芝生も、夜の闇に消えていた。
教会の裏に崖があったが、暗くて近寄るのは危険だろう。
星明かりだけが頼りである。星明かりだけでは、自分のすぐ近くもあまりよく見えない。
闇に目が慣れてきても、深い闇で遠くを見ることはできなかった。 マントゥール教信者がやってくれば、足音や声でわかるだろう。
クラックはどんな音を立てるだろうか？
暗闇が全て隠してしまいそうで、ウィンクルムたちは警戒の色を強めた。
七草・シエテ・イルゴはインカムを付けながら、いう。
「教会の鐘を盗むだなんて、一体何を考えているのでしょうね」
少し不機嫌そうにしている。どんな理由があっても、泥棒はよくない。
絶対に教会の鐘は泥棒には渡さないと意気込む。
「ヤツらには、一人でも土下座してもらうしかないね」
翡翠・フェイツィは笑顔でいう。考えていることは表情からは読み取れない。だが、土下座だけで許す気がないのは、雰囲気から伝わってきた。
シエテと翡翠は黒いローブを纏い、冷える教会の外を警戒する。
インカムには「特に以上ありませんね」と、定期連絡を入れていた。
「泥棒にはきついお灸を据えなきゃ」
出石 香奈は罠を一つ用意した。上手くいけば、闇の中でマントゥール教信者たちを探す手間が省ける。
レムレース・エーヴィヒカイトは、いった。
「折角のクリスマスに泥棒とは、ご苦労なことだ」
「入口の近くに貼っておいた蛍光シール。ちゃんとマントゥール教信者はきがつくわよね。わざわざ教会の鐘までの近道に、光る印を付けてあげたんだから使いなさいよ」
香奈が罠をセッティングしたのはいい。
レムレースは、教会の外に隠れる場所がない事が気になっていた。
「それにしても、教会の外は隠れる場所がほとんどないな。暗闇が俺達を隠してくれている。だが、ライトでも当てられたら、まずいだろう」
香奈は少し考えて、いう。
「黒い服も着てきたし、平気じゃないの？ いざとなったら教会のなかに隠れればいいよ」
レムレースは、教会のドアがわずかに開いている事に気がついた。
「教会の扉が少し開いている。……風で、だろうか？」
隙間は１０センチメートル程で、何かが通れるようには思えない。
教会の外を警戒していたウィンクルムたちは、何かが近くを通過したような気がした。だが、暗闇の中ではよくわからなかった。
近付いて確認をすると、何も気配は感じない。気のせいだろう。
教会の一階は、フロアの中心に、通路が入口から奥まで延びている。通路の左右には五脚ずつの長椅子があった。
ブラウンカラーの背もたれのついた椅子だったが、闇の中では黒く見える。
教会の中はとても綺麗に手入れがされている。この場所が、近隣の住民に愛されている証拠だ。
一階フロアには蝋燭台が何カ所かある。明かりを付けようと思えば出来るが、今は付けていない。
一階フロアの明かりは、ステンドグラスから入ってくる星明かりだけだ。
かろうじて室内の様子が見えるが、闇は/★深かい★/。
空朱音と鴇色 灯火は教会の一階フロアにいる。
「そろそろ盗みに来る時間です。主様、トランスしましょう」
灯火は「そうだな」といった。
『汀で踊る月の如く』
インスパイアスペルを唱えてキスをすると、二人はオーラに包まれる。
朱音は黒い布を被って、教会の隅に隠れた。
「主様、私、ちゃんと隠れられていますか？」
「ああ、大丈夫、きちんと隠れられている」
灯火は朱音が上手に隠れられているのを確認する。大丈夫だと判断すると、教会の扉から外の様子をうかがった。
ディエゴ・ルナ・クィンテロのコートを被って、長椅子の影にハロルドは隠れていた。
ディエゴが弓で攻撃する予定である。その後処理を担当するのがハロルドという打ち合わせになっている。
「敵の気配が無いですね」
ハロルドが、いった。
「既に敵は近くかも知れない。こういう時こそ、警戒を強めるべきだ」
ディエゴは息を殺して、教会の闇に潜んだ。
「時間になっても、気配一つ感じないなんて不気味です」
「今は集中するしかないだろうな」
必殺のタイミングを根気強く待つディエゴ。ハロルドもディエゴにならって闇に溶け込んだ。
教会の一階フロアに何か気配を感じる。
足音はおろか、羽の音もない。何の気配だろう？
ステンドグラスの光が、悪魔のような見た目の生き物を照らし出していることに、全員気がついた。
クラックだ。
このクラックは、１５センチメートルほどの小柄な体である。グレムリンを小さくしたら、きっと、この生き物と同じに見えるだろう。
教会の一階フロアを飛び回っている、このクラックの名前はインプである。
「気配の主はどうやら、コイツか。上手く忍び込んだものだ」
灯火が、いった。
教会の屋根には鐘がある。一階フロアから梯子で繋がっている。
階段は一階フロアの奥にある個室から伸びていた。
明かりのない暗闇の中で、登りたい場所かというと、そう思う人は少ないだろう。梯子から滑落してしまいそうで怖い。
梯子の上は鐘を鳴らすスペースではなく、鐘の掃除や手入れをする場所らしい。とても狭い。
風が地上より少し強くあたり、寒さを感じた。しゃがむと、周り囲む低い壁が風よけになる。
「鐘を盗むなんて、とんでもないですね！ きっちりお仕置きしちゃいましょう」
テレーズがいうと、山吹は頷いていった。
「少しお灸をすえなければなりませんね」
二人がいる教会の鐘の足場は、とにかく風が冷たい。下から見つからないようにとしゃがむと、背の低い壁が風を防いでくれる。
「こういう狭い所で待ち伏せするのって、ワクワクしませんか？」
テレーズの言葉に、山吹は苦笑して、いった。
「これからマントゥール教信者が来ます。私から離れないでくださいね。……と、いっても、この狭さじゃ離れるのは無理そうですね」
「山吹さんとくっついていると、とても温かいです」
テレーズはいった。
●小さいけれどクラックなんです
インプがインカムを使って仲間と連絡を取っている。
「……ウィンクルムの配置はだいたいこんな感じ、デス」
ウィンクルムたちはインプに注目している。
インプは自分が見られている事に気がついたのか、いった。
「……あ、見つかった、デス。めっちゃ、ヤバい、デス」
インプはプルプルと震え始める。
灯火はいった。
「こちらの待ち伏せをくぐり抜けてくるか……。たいしたヤツだ。覚悟は出来ているんだろうな？」
インプがフロアにいるウィンクルムたちを見回して、いった。
「ボク、囲まれてる、デス？」
朱音は笑顔でいった。
「折角、教会に来たんです。神様にお祈りするのには、いい場所ですよ」
暗闇から一本の矢が放たれる。インプは矢に貫かれた。
インプは言葉をこれ以上発することなく、ポンッと音を立てて消滅する。
矢が床に転がりカランと音を立てた。
ハロルドは黙って矢を回収に向かう。
ディエゴはすぐに状況を考え、言葉を漏らした。
「/★ますいな★/、インプか」
「気配が無かったのと関係があるんですか？」
ハロルドはディエゴが何か知っていそうなので聴く。
「偵察とイタズラだけが取り柄のクラックだ。戦うことに関しては三流未満でも、情報収集能力は油断できない」
ハロルドは、話を聞き終わると、いった。
「すぐに倒してきます」
ディエゴの手の甲に文様が浮かんでいる。ハロルドは文様にキスをした。
『Semper fidelis（常に忠実であれ）』
インスパイアスペルを唱えると、周囲を圧倒するオーラが発生する。
ハロルドは、体から力が漲り、頭の回転もグッとよくなっていくのを感じた。
すぐにハロルドは教会の外へ飛び出していった。
「俺たちも外へ出るぞ。もうここには誰も来ない。待ち伏せしていたのが相手に筒抜けだ」
ディエゴはハロルドに続く。
教会の外が騒がしい。教会の中から登るのは無理だとマントゥール教信者たちは思ったようだ。
外から教会の屋根に登るのだろう。
クラックは登るのを手伝いに行ったようだ。
教会の鐘は入口近くから登ると、最短距離で鐘までたどり着くことが出来る。
マントゥール教信者は、インプから「なんか、罠ある、デス」と伝えられていて、近寄らない。
マントゥール教信者たちは、最短ルートがなくなったので、急いで別のルートを探し始めた。
明るいライトを付けて、教会を照らしてバラバラ走り回る。インカムで連絡を取り合っているようだ。
シエテはライトの数を見て、いった。
「まあ……。人が沢山出てきましたね」
「オーガではないからと、気を抜いてはだめだ。武器を持っているかも知れない」
翡翠は手を抜く気は微塵もない。
「こちらの場所はバレているんですよね？」
「そのわりには、こちらに向かってこないのが不自然だ。……そうか、教会の周りは広い。俺たちの正確な場所まで伝わっていないんだ」
シエテは、少し考えて、いった。
「なら、背後から奇襲攻撃しちゃいましょうか」
翡翠は「そうだな」と賛成する。
「ヤツらが攻撃してくる前にけりをつけるぞ」
『交わるは――淡き雫』
インスパイアスペルを唱えてキスをすると、二人はオーラに包まれた。
闇を明るく照らしながら走り回る、マントゥール教信者はとても目立っている。
香奈は感想を率直に、いった。
「あの……、マントゥール教信者ってアホなの？」
香奈は場所がバレたのなら、マグナライトであたりを照らそうと思っていた。
ところが、相手が居場所を教えてくれている。闇の中に１０個のライトの光がよく見える。
レムレースも少し呆れながら、いう。
「この闇の中でライトを付けたら、相手に居場所を知らせることになる。本来なら、居場所がバレている俺たちが明かりを付ける方なんだが……。たぶん……、アホなんだろう」
敵が出てきたので二人はインスパイアスペルを唱えた。
『やってやろうじゃない』
キスをすると体がオーラで包まれる。
香奈がマグナライトを照らし、教会周辺を明るく照らす。
「インプっていうのが、いるのよね？ ぜんぜん見つからないわよ」
マグナライトを左右に動かすと、一人のマントゥール教信者が照らし出された。至近距離で。
「うおっ、光線強いよ！ まぶしいっ」
レムレースがすぐに気合いのオーラを放つ。
「そこの泥棒たち、俺が相手だ」
すぐにプロテクションを発動させると、レムレースの防具が光り出す。
アプローチⅡで三人のマントゥール教信者が集まってきた。
信者は自信満々に、いった。
「へへへ、兄さん、そんな強気でいいんですかねぇ？」
「これ見える？ 拳銃だよ」
「しかも、もらったばかりの新品だぜ」
バンバンバンッと連続して発砲音が響いた。
レムレースは耐えきってみせると体に力を込める。ところが、いっこうに衝撃が来ない。
代わりに、背後の教会の壁に穴が開いていく。
レムレースは、いった。
「おい、一発も真っ直ぐに飛んでないんだが」
信者は不思議そうに首をかしげて、いう。
「あれ？ 拳銃って、引き金を引いたら、弾が相手に当たるんじゃないの？」
レムレースと香奈は「こいつらアホだ」と呆れ、いった。
「少しは練習しろ！」
「少しは練習しなさいよ！」
香奈とレムレースによって、マントゥール教信者はあっという間にボコボコにされて、転がされた。
テレーズが教会の鐘からマグナライトで地上を照らす。辺りが一気に明るくなった。
マントゥール教信者たちの動きがよく見える。
クラックの姿だけが見当たらなかった。
「クラックはどこにいったんですかね？」
テレーズがいうと、上の方から声が聞こえてきた。
「うまく結わけた、デス」
「ボクが頑張った、デス」
「ロープ重い、デス。もっと軽量化して欲しい、デス」
「ニンゲン、世話が焼ける、デス」
テレーズと山吹が上を見上げる。するとインプが四体いた。どうやらロープを結わいていたらしい。
全然、気がつかなかった。
テレーズは驚いて、いった。
「いつの間にやったんですか？ 全く気がつきませんでした」
「テレーズさん、私の後ろに隠れてください」
二人はインスパイアスペルを唱える。
『全ては未来のために』
キスをすると二人はオーラに包まれる。
山吹はすぐにシャイニングアローⅡを展開する。光の輪が幾つも空中に出現した。
インプは興味を持ったようだ。
「なんか出てきた、デス」
「ボクの槍で壊してやる、デス」
インプがちくりと小さな槍で光の輪をつつく。光の輪から小さな閃光が飛び、インプの体を貫いた。
「いーたーいー、痛い、デス！ なんか、めっちゃ痛いの飛んできた、デス！」
インプの攻撃力が弱すぎて、カウンターの威力が出ていない。
山吹は、いった。
「思っていたより、ずっと弱いのが相手ですね。でも、鐘を守るのには都合がいいです」
テレーズは、インプと山吹のやりとりの間に、ロープの切断を試していた。
「えいっ！ 山吹さん、ロープが切れましたよ。……あれ？ ロープが切れてない……」
インプは自慢げに、いった。
「手品の技術、デス」
「一本切っても、切れない、デス」
「このロープを切ったらたいしたもの、デス」
「ボク、痛いから帰りたい、デス」
●武器を持ってるからって、ボクら強くないっすよ
教会の鐘からロープが垂れ下がってきた。
シエテと翡翠は、ロープにマントゥール教信者たちが駆け寄っていくのを見て、こっそりと信者の後ろに立つ。
「うふふ、後ろは注意した方がいいですよ」
短剣でざくりと後ろから刺すと、信者は飛び上がって驚く。
「いててっ、邪魔するな」
拳銃を取り出すマントゥール教信者。
翡翠は素早く、グリップビートをした。信者の拳銃を上手くたたき落とすことに成功する。
マントゥール教信者は武器を失って、急に弱気になった。
「ふ、二人がかりかよぉ」
シエテの後ろから一人の信者がダッシュしてくる。あっという間に、信者と合流して相手は二人になった。
マントゥール教信者は自信を取り戻して、いった。
「これで、こちらも二人だぜ」
合流した信者は何も言わずに、ロープを登り始める。
「……あれ？ 加勢してくれるんじゃない……の？」
「お前の死は無駄にしないからな」
後から来たマントゥール教信者は、クールにいった。
「見捨てないでえええ！」
二人のマントゥール教信者はシエテと翡翠にボコボコにされて、拘束された。
朱音がフェアリーボウで、教会の外からインプを狙い撃つ。
インプにザクリと矢が当たる。
「なんか、下から飛んできた、デス」
「ボク、当たった、デス。地味な痛み、デス。リアクションに困る、デス。芸人殺し、デス」
朱音はインプが倒せなかったのを見て、いった。
「やっぱり、威力が足りませんね」
灯火がチャクラムで追撃をした。直撃したインプがポンッと音を立てて消滅する。
「隠れていなければ、ただの的だな」
インプは危機を感じて行動を起こす。
「ボク、鐘の中に隠れる、デス」
「あ、ボクも、デス」
「ボク、もう帰りたい、デス」
朱音はフェアリーボウを構えて、いった。
「隠れてもダメです」
フェアリーボウが鐘を打つ。
ゴーンと大きな音が響いた。インプはたまらず転がり落ちてくる。
「頭がガンガンする、デス」
「うるさいにも程がある、デス」
「厄日、デス」
灯火は近くに転がってきたインプたちに、いった。
「さあ、次はどいつを狙って欲しいんだ？」
インプたちは一斉に別々の相手を指さす。
「冗談だ。まとめて相手してやる」
インプたちはプルプルと震え始めた。
こうして、インプたちクラックは全滅する。
ハロルドは教会の外をジグザグに走りながら、マントゥール教信者に接近していく。
マントゥール教信者は銃を構えながら、焦る。
「右、左、右……、速すぎて狙えねえ！」
ハロルドはあっという間に、信者を射程圏内に捕らえる。問答無用で鉄拳制裁をした。
マントゥール教信者はくの字に折れて、ぐったりと芝生に沈んだ。
ハロルドは機械的に、いう。
「残りは四名ですね」
マントゥール教信者は顔を青くして、いった。
「いやいや、それ、パンチの威力じゃないっしょ……」
殴られた信者は、痙攣しながら泡を吹いていて、他の信者は怯えきっていた。
ディエゴが闇から弓を放つ。
信者の一人がパタリと倒れて、残りの信者が驚いた。
「三名になったぞ」
ディエゴは淡々と、いった。
マントゥール教信者たちは恐怖でバラバラに走り出す。
ハロルドは信者の後を追いかける。
信者にとっては生きるか死ぬかレベルの話なので、かなり本気でダッシュして逃げ回る。
「足が速いようですね。追いかけるのに時間を使わせないでください」
マントゥール教信者は距離を詰めてくるハロルドをみて、鼻水を垂らしながら叫ぶ。
「いやあああ！ まってえええ！ その、めっちゃ痛そうなパンチ、怖いんですけどおおお！」
ハロルドは素早くサイドから回り込むと、拳を叩き込む。
信者は白目を剥いて、倒れた。
ディエゴは逃げ回るマントゥール教信者を見て、いう。
「こいつら、泥棒なだけあって、逃げ足だけは速いな」
「こら、逃げるんじゃないわよ」
香奈が頑張って信者を追い込みに走る。
「逃げるなっていわれて逃げないヤツは、泥棒じゃねえ！」
レムレースはもう一人の信者を追いかけていた。
「そっちは崖だ。諦めたらどうだ？」
「諦めたいけど、怖すぎるものを色々見過ぎちまったぜ」
信者は、もはや、鐘を盗むどころではない。自分の身の安全が第一になってきている。
「では、崖から飛び降りるのか？」
崖の方に追い詰めていくレムレース。
香奈の声が聞こえる。
「レム、そっちに一人行った！」
香奈は全力疾走を続けたので、息を切らしている。
足だけは速いマントゥール教信者。信者二人は、崖に向かってダイブした。
「とうっ！」
「さらばだ！」
レムレースはマントゥール教信者が、崖側に垂らされたロープに掴まっているのを見た。
信者たちはやけくそになって、鐘に向かって続くロープを登っていった。
「うわっ、ロープがすごく揺れ始めました」
テレーズが驚いていると、山吹がいう。
「マントゥール教信者はまだ残っています。登ってくるそうですよ」
テレーズは急いでロープを切断していく。どれだけ切ってもロープは完全に切断されなかった。
「インプさん、どれだけロープ結ぶの上手なんですか。このままじゃ、信者さんたちが登ってきちゃいます」
山吹はシャイニングアローⅡを使って、光の輪を出現させる。
信者達のと交戦は避けられそうにない。
「テレーズさん、これ以上は危険です。私がここを守りますから、梯子で逃げてください」
「あと一本だけ切らせてください」
マントゥール教信者達が見えてきた。
「上にも誰かいるんだった！ でも、もう色々と引き返せない！」
信者の声がよく聞こえるようになった。
「これを切ったら、ロープが切れますように」
願うようにしてロープを切断するテレーズ。
ロープがブチッと音を立てて完全に切断された。
信者達は目を見開いて、いった。
「あっ」
「――落ちるぅ」
マントゥール教信者達は、深い崖に落下していった。確実に戦闘不能である。
「ぎりぎりですが、間に合いましたね」
「テレーズさんに怪我がなくてよかったですよ。ひやりとしました」
こうして、信者とクラックは全滅した。
教会の鐘は無事に守られたのだ。
依頼結果：成功
ＭＶＰ：
| 名前：テレーズ 呼び名：テレーズさん |
名前：山吹 呼び名：山吹さん |
メモリアルピンナップ
エピソード情報 |
|
|---|---|
| マスター | 和歌祭 麒麟 |
| エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
| 男性用or女性用 | 女性のみ |
| エピソードジャンル | 戦闘 |
| エピソードタイプ | ショート |
| エピソードモード | ノーマル |
| シンパシー | 使用不可 |
| 難易度 | 簡単 |
| 参加費 | 1,000ハートコイン |
| 参加人数 | 5 / 2 ～ 5 |
| 報酬 | 通常 |
| リリース日 | 12月16日 |
| 出発日 | 12月23日 00:00 |
| 予定納品日 | 01月02日 |
参加者
- ハロルド（ディエゴ・ルナ・クィンテロ）
- 七草・シエテ・イルゴ（翡翠・フェイツィ）
- テレーズ（山吹）
- 空朱音（鴇色 灯火）
- 出石 香奈（レムレース・エーヴィヒカイト）
会議室
-
2014/12/22-23:58
プラン、ぎりぎり書けた！危なかったー；
-
2014/12/22-23:08
-
2014/12/22-23:04
＞バリア
あ、そうだったのね、ごめんなさい。
それじゃ梯子はBの人たちに任せることになるわね。
外せるタイプなら、一時的に外しておいてもいいかもしれないし。
というわけでこちらはプランを提出したわ。
Aで信者達捜索、後発クラックを引き付ける感じのプランになってるわ。
皆改めてよろしくね。 -
2014/12/22-23:00
あ、すみません見落とし。
バリアはお椀型のドームの形らしいので、下にあるだろう梯子はおそらくカバーできないです。ごめんなさい。
-
2014/12/22-22:59
＞エリア
となると…
私達は最初からエリアＢでハロルド姉様達の攻撃補助と援護した方がいいかな？
インカムでどのくらい人数が来たか等の報告は共有できるように、頑張る！（こくこく
＞シエテ姉様
うん、了解です！（こくこく
寧ろこんなぎりぎりに提案してごめんなさい；（ぺこり
＞背後より
全体的にぎりぎりに書き込んで申し訳ありませんでしたーー；（スライディング土下座 -
2014/12/22-22:56
遅くなりましたー。
基本的にはＣでは屈んで、見つかるまではなるべく隠れてます。
上の方という事で全貌を把握しつつ信者の規模だったりなんだりを随時連絡、な感じのプランになってます。
武器はカンケツセンにしようかなーと思いましたが、ロープ持ってくるのならナイフ一択でした。 -
2014/12/22-22:44
情報共有はとても助かる、ありがとう
では、俺はＢに移る
クラックが少数先行…とあるから偵察は２～３か
俺の１ラウンドでの攻撃回数は２回
残った一体に騒がれたら厄介だから、朱音達はできるなら最初はＢの入り口で討ち漏らしを始末してくれると助かる。
Ａの戦闘は後発組が来てからだろうから、それから外で援護に回るのも間に合うと思う。 -
2014/12/22-22:44
んー、やっぱり当初の予定通り、シエテ達がA、朱音達がBにいた方がいいと思うわ。
Bは障害物があるから翡翠の武器では不利になるだろうし
霞で移動ができる灯火と、体が小さくて隠れやすい朱音の方が適任かなと。
梯子に関しては、Cにいる山吹のバリアで防いでおいて、
クラックが梯子を上ろうとしたら後ろから攻撃するとかの対応ができると思うわ。
Aにはあたし達がいるから、いざとなったらAの側からになるけどアプローチⅡで引き付けてみるわね。 -
2014/12/22-22:38
申し遅れましたが、Cについての立ち回りができるかわからないため、
今のところのプランはAを基に書いています。
私は黒いローブをかぶった上、フェアリーボウで教団員を奇襲する予定です。 -
2014/12/22-22:34
ごめんなさい、作戦見落としと勘違いしてたかも。
＞偵察クラックと信者
Ｂでハロルド姉様達がクラックを討ってくれるなら
私達はＡで来た信者を攻撃した方がいいかな？
エリアＣの鐘がある部分は狭くて二人入るのがやっと
って事を考えると、恐らくテレーズ姉様達がそこに居るだけで襲ってくる可能性があるから
それを防ぐためにもエリアＡに誰かが居た方がいい、かな？
鐘がある部分に上る梯子があるっていうからその部分を優先的に見ておくべきかな
んー、と考えると…
火力が弱い私達より梯子部分でシエテ姉様達が居てくれた方が安心かも？
私達は闇に紛れながら敵を見つけ次第インカムで情報を皆に共有するようにするね。
最悪、私達がＢにもＣにも行きやすいだろうから
情報を貰えればそちらに援護に入ろうかなって思うよ！ -
2014/12/22-22:29
朱音の嬢ちゃん、香奈の姉さん、ディエゴの兄さん意見ありがとう。
後々クラックが物音に気づいて攻めて来ることを考えると、Aが１番いいかもしれない。
Cは場所が暗い事と狭い事を考えたら、敵に攻撃が上手く当たらない可能性を考えた。 -
2014/12/22-22:01
言葉が足りなかったから補足をすると
翡翠の武器がＢに合わないと思う理由は
ＢがＡより狭く障害物があること
そしてハードブレイカーの命中率
他の障害物を避けてクラックだけを切り捨てるのは難しいと思うからだ
障害物も巻き込んでしまったら音を立ててしまう。 -
2014/12/22-21:53
偵察クラックは
Ｂで討ち、Ａ組で討ち漏らしたクラックを始末する、の流れで良いのか
今のままだとＡとＢの役割が曖昧な気もする。
偵察が帰ってこない時点で異変を感じるんじゃないか
だが、戦闘音が無ければ即座に臨戦態勢にはならないかもしれない
Ｂで偵察を暗殺するなら、翡翠は武器的に合わないと思う
鴇色と俺の射撃ならば無音で排除できそうではあるが。
Ｂはクラック
Ａは信者撃退、で分けたほうが良いかもな
Ｂはクラックを倒し次第Ａの援護に回り、ロープを登る信者を撃つ、とか。
-
2014/12/22-21:41
んー…
・まずBに来た偵察クラックから倒す
・信者を手伝っているクラックを誘導（偵察クラックが帰ってこないことで様子を見に来たらそこを撃破）
・偵察クラックを倒したことにより信者とお供クラックが鐘の奪取を急ぎ始めたら、こちらから向かう
…っていう認識で合ってるかしら？
PL情報ではあるけれど、
＞教会周辺や中に異変を感知したらクラックが向かい、対応もする。
とあるから、偵察クラックとの戦闘を察知されたら、他のクラックもやってくるんでしょうね。
偵察クラックを倒しきれないうちに来られたらこちらが挟み撃ちされる形になるかもしれないし、
うまく信者と分断して一気に倒したいところね。
＞クラックの武器
解説に、信者は銃を持っているとあるけどクラックについては書かれていないし、持ってないんじゃないかと予想してるわ。
グリップビートを使うなら、信者に向けての方がよさそう。
……これ、鐘を運んでるのを落とすのに使えたりしないかしら…重そうだから無理かな… -
2014/12/22-21:18
＞空朱音
そうなると俺と行動が被るわけだが、Ａは後発クラックの暗殺にしたほうが良いのか？
＞誘導
それについての俺の意見は「１３」で発言してある -
2014/12/22-21:14
ハロルド姉様とシエテ姉様はこちらでは初めまして！
空朱音と言います。
宜しくお願いします（ぺこり
＞個人
うん、主様もエリアＢの方が障害物が多いしやりやすいかな？って言ってた！（こくこく
じゃあ、私と主様で先行してきたクラックを暗殺していく形がいいかな。
それとも偵察部隊だからできるだけ教会へ来させるように誘導した方が良いかな？
個人的にはできるだけクラックは暗殺しておきたいなって思うけど…作戦的にまずいかな？
どちらにしても、敵が来た時点でインカムで人数等情報は共有しておくのがいいかな。
人数把握大事！
＞シエテ姉様
もしエリアＢに来るのなら、私達は攻撃補助に回ろうかなって思うけど、シエテ姉様達はどうする？ -
2014/12/22-19:51
翡翠:
遅れてゴメンよ、精霊の翡翠だ。
朱音の嬢ちゃん達とテレーズの姉さん達とは初めましてだね。
ハロルドの嬢ちゃんは久しぶりだけど、香奈の姉さんとは多分三度目か。
改めてよろしく。
俺とシエがするとしたら、BかCかな。
エリアBをしても構わないんだけど、クラックって連中は武器を持ってないよね？
そうしたら、グリップビートで武器をたたき落とせるんだけど。 -
2014/12/22-14:14
＞アプローチ
そういえばそうだったな…あると便利なのだが
こちらは全体的な動きが決まり次第の判断で良いんじゃないかと思う
信者とクラックの分断にも使えそうだしな
＞偵察クラック
ウィンクルムを警戒する偵察
ということならば、物音や足跡も調べるんだと思う
それらをあえて晒すことで教会側に近づけさせることは可能なんじゃないか？
狙撃するにしても矢を回収しなければ奇襲に気づかれる
だから先に足跡をつけておきたくはあるな。 -
2014/12/22-13:56
あ、それじゃアプローチは控えた方がいいかしら…あれは使うには声を出さないといけないから。
プロテクションに変更をするか、使いどころを考えなきゃね。
先にクラックを片づけるのは賛同するわ。
信者たちに「クラックが助けに来てくれる」と思わせて油断させたまま、でも実はもう倒しちゃいました
…っていう流れにできればこちらのものよね。 -
2014/12/22-10:55
ああ、よろしく頼む
できれば…クラック全滅まで音を立てずに行動したいな
信者は１０人もいることになるし個々は力がなくても協力されると面倒だ
それにクラックが加わると尚更だな。
偵察が来ないことにより後発のクラックか信者が様子見に来るかもしれないが
クラック→信者と奇襲をかけていけば大丈夫だと思う。 -
2014/12/22-10:04
ハロルド達もまたよろしくね。
Aからクラックまたは鐘に登るのを狙撃ということなら、やっぱりあたし達もAの入り口付近で待機して
クラックを外に誘導、狙撃しやすいよう引き付けておこうかしら。
流れとしては
・クラックがBに入る
・中を偵察後、または灯火達発見後信者のサポートのため外へ向かう
・BからAに出てくるところをアプローチで引き付け＆足止め、のち狙撃
クラックへの対処は簡単に書くとこんな所かしら。
とりあえず、こちらは【6】をもとにプランを書いてみるわね。
シエテ達がどうするのかまだ意見が出ていないけど…
ハードブレイカーの火力を生かしてクラックの対処に回ってもらうのがいいかしら？ -
2014/12/22-02:28
ハロルドさん達もよろしくお願いしまーす。
まだ全員の意向が出揃ってない所申し訳ありませんが次にのぞけるのが夜になりそうなので、とりあえずＣ担当でプラン提出しておきますね。
何か変更点がある場合は帰宅次第対応可能です。 -
2014/12/22-00:58
滑り込みすまない
ディエゴ・ルナ・クィンテロとハロルド着任した
俺は暗がりから偵察しにくるクラックを狙撃しようと思っていた
音を立てず迅速に始末したい。
と、なると担当はＢかＡか…ＡからＣを狙えるのであればＡ希望だな
偵察に護衛、ロープの援助などクラックの存在が厄介だと思う
先んじてクラックをたたいておけばあちらの行動テンポは全体的に下がる
信者は１０人と多いがロープで登ったり鐘を運ぶ際は必ず無防備になる、こちらも俺の遠距離攻撃でなんとかしようと思っている。 -
2014/12/22-00:12
-
2014/12/21-20:21
あら、人が増えたのね。心強いわ。
朱音達とシエテ達はまたよろしくね。
＞配置
分担の人数はそれでいいと思うわ。
C担当もいるなら鳴子の準備もなしね、分かったわ。
＞個人
ならあたし達はAを担当しようかしら。
PL情報では「クラックも信者が登るのを手伝う」ってあるから、
おそらくBに入ってくるのは偵察が主目的だと思うのね。
中を探って、誰もいないと判断、あるいはこちらに見つかれば
外でロープを使って登ろうとする信者の手伝いに引き返すんじゃないかと予想してるの。
そこで、あたし達はAとBの間…教会の出入り口付近、扉の外側（Aの側）に隠れて
クラックが出てきたところを挟み撃ちにしたいと考えているわ。
ただ、ここで問題なのはBには現状一組しかいないということで、
クラックがその場でBの組を倒してから戻ろうとする可能性があるってこと。
その場合は、あたし達もBに入ってアプローチして外に誘導するようにするのがいいかしら？
とりあえず、外で待ち伏せて挟撃の場合と、入っていって外に連れ出すの、二通り書いておくわ。
もちろん他にこうした方がいいという案があれば、そちらへの変更も可能よ。 -
2014/12/21-16:57
朱音さんとシエテさんよろしくお願いしまーす。
これで四組ですね！
となるとＰＬ情報ですが、現状で敵の数は信者が８名とクラック４体な感じですかね。
＞配置
４組なら各エリアに最低１組ずつ配置も可能ですね。
香奈さんが仰ってる流れにＡとＣに一組ずつ追加して、Ａに２、ＢとＣに１組ずつな感じがいいかなーと。
あ、鳴子はこの場合いりませんね。
最初は様子見だけっぽいので、Ｂを見て無人と判断したら信者と合流しにＡに向かうんでしょうか。
クラックも全てＡに回って敵が固まってくれればこっちも対応楽になりそうなんですが…。
Ｂのロウソクの明かりも全部消してしまって、無人に見せかけてしまえればなーと思ってます。
Ｂも明かりを消してしまうなら、Ｂは暗がりに強そうなシノビの灯火さんがいいかなと思ってます。
Ｂで戦闘になっても障害物が多いので一番動きやすそうかなと。
＞個人
この人数なら私達はＣに行きたいなと思っています。
もともと攻撃手段がカウンタースキルのみなので、Ｃで篭城したいなーと。
シャイニングアローで侵入を阻止しつつ、下にサンクチュアリ使用する流れを考えてます。
ＭＰが大変そうなので適宜判断して使用かなと。
＞明かり
私もマグナライトは調達可能そうです。
付けるタイミングも信者達に気づいたらで問題ないと思います。
＞連絡
インカムで賛成ですよー。 -
2014/12/21-02:44
出石姉様はお久しぶり。
テレーズ姉様は初めまして。
空朱音って言います。
パートナーはテイルスでシノビの主さ…違かった
鴇色灯火様です。
宜しくお願いします（ぺこり
えっと、主様がね？
暗がりに紛れて相手が行動するなら自分も暗がりに紛れて攻撃しようか？
って言ってた！
目には目を、暗がりには暗がりを、だって。
エリアＡにもＢにも、障害物や死角があるみたいだし、多分動きやすいと思うって。
事前に暗がりで目を慣らしておけばある程度は動けると思うし
それも踏まえてスキルは「忍法霞」をセットしておく予定だって。
どうかな？
あとはインカムで情報交換するなら貰った情報で敵の方へ向かう事もできるかも。
間に合うかは…判らないけれど。
装備は手裏剣とサブ武器で時雨も装備してるから遠距離も近距離も攻撃可能だよ。
-
2014/12/20-23:52
えぇそうね…万が一、Cに登って来られたら
こっちは一階（B？）の梯子から上がって、登って来たところを蹴落とすくらいしかできなくなっちゃう。
＞配置
PL情報に頼らない時点でのこちらのとれる対策として
敵は『Aから直接Cに登る』『B経由で梯子を使ってCに上がる』二通りを考えていると想定してるわ。
AからBへの入り口（教会の扉等？）の内側に一組が隠れて待ち伏せ、クラックをBに入れさせない
Aには壁伝いに隠れて待機、
ロープをかけて無理やりよじ登るということであれば、鐘の直下の壁が一番可能性が高い
そこの壁に蛍光シールを貼っておいて目印にすれば、
信者がそれを見付けて動きが早まるリスクはあるけどこちらも信者を見付けやすくなる
蛍光シール案を採用するならそれを目印にいつでも飛びだせるように警戒し
信者の声や足音などに気を配り、気配がしたら明かりをつける
…という風に考えているわ。
AとBで分かれることになるから、通信手段にインカムがあった方がいいかしら。
Cへの鳴子の罠はいいわね。万が一信者を見付けられなかった場合、音で気付けるし。
ただ、音が鳴るということはそこまでの侵入を許してしまっているってことだから
こっちはすぐに梯子から上がって信者を食い止めないといけないわね。
＞明かり
あたしはマグナライトを持ってるから、明かりをつけるのは大丈夫だけど
見つかるリスクも考えると、最初からつけない方がいいかもしれないわね…
＞分担
以上を踏まえて分担だけど、どうしようかしら…
BでクラックにアプローチⅡを使用して足止めしてもらっておくか
Aで信者を引き付けるか。どっちも有用そうだけど… -
2014/12/20-04:26
テレーズと申します。
パートナーはライフビショップの山吹さんです。
今回もよろしくお願いしまーす。
私も今の人数ですとＣまで入られてしまったら対処は難しそうだと思います。
やっぱり早期発見を重視して鐘に近づけさせない、が大事そうですね。
＞配置
現状２組だけですし、配置はＡ＞Ｂな感じがよさそうでしょうか？
配置についてはパトロールっぽく常時歩くか、事前にここだ！という所を見つけてしまって張るとかそういうのですかね。
Ｃには紐に音の鳴るものを括りつけて足元に張っておくなどで物に頼るのがいいかなーと思います。
時間が夜ですから黒い糸を使えばほとんど見えなそうかなと。
＞侵入経路
信者に関しては、登るという表現が気になってます。
仲間を登らせるのにロープを使うという事は、外に梯子だったり階段だったりなど備え付けのものはなさそうかなと。
あとはそういった通路があったら教会の人が最初から教えてくれるんじゃないかなとも思ったので。
正規ルートではなく道具を用いて無理やり登る感じなのかなという気がしています。
あとは妄想の粋ですが、クラックってガーゴイルやインプだったり飛べるのもいるそうなのでもしやそれ経由？とも。
信者のＡ→Ｃ潜入ルート探しの落とし込みについては、
泥棒が正面から堂々とはこないだろうと推測を立てて、別のルートを探しておくなどで可能そうかなと思います。
もしくは鐘がよく見える場所だったり、何か引っ掛けられそうな取っ掛かりがあったりとか…。
日付ははっきりしていますからおそらく下調べする時間は大丈夫ですよね。
＞明かり
Ａは明かりがないという事で持参でしょうか。
ただ見つかったら急ぐっていうのはウィンクルムがいると気づいた場合も急ぐのかなと気になってます。
ないと不便ですが、向こうからは明かりで位置がもろばれで避けて動かれたーとかがあると面倒そうですし。
-
2014/12/19-21:10
出石香奈とロイヤルナイトのレムレースよ。
今回もよろしくね。
さて、今回は防衛戦なわけだけど…
現在の戦力では、エリアCまで入ってこられた時点でほぼ詰みって考えていいと思うわ。
Cはあくまで、AかBで食い止めている際の援護射撃に使うスペースのような気がするもの。
それから、PL情報の「信者は教会の中には入らずに鐘まで登る」というのを考えると
クラックを引き付けつつも信者を探して鐘のところへ行くのを阻止する必要があるわ。
あとは、教会に入らずに鐘まで上るコースをあらかじめ調べておいて、その場所を警戒するとか？
何にしてもまだ人手が足りなさそう…配置をきっちり決めないとね。
