プロローグ
●平和なA.R.O.A.事務所?
「スギバヤシさん大変っす!」
のほほんと書類整理をしていた男性職員スギバヤシの元に慌ただしく女性職員ナカムラがやってくる。
「は? 俺は変態じゃない!」
スギバヤシは真顔でそう返す。
「変態じゃないっす大変っす。あぁもう、真顔で変な事言わないで下さいっすよ」
ナカムラは呆れた顔で溜め息を吐いた。
「落ち着かせてやろうとしただけじゃないか。それで、どうかしたのか?」
「今朝任務を受けてオーガ討伐に出発したウィンクルムさん達が今さっき帰って来たっす。それでそのウィンクルムさん達の報告によると、オーガ討伐に行った道中の沼地で目的とは違うオーガ達に待ち伏せを受けて負傷者が出たので帰還してきたらしいっす」
「それで負傷者は?」
「今病院に行ってるらしいっす」
「そうか、無事なら良いんだが……。しかし、待ち伏せか……」
「詳細な報告書はもうすぐ出来るのでもう少し待って下さいっす」
言ってからナカムラは来た時と同様、慌ただしく去っていった。
●帰還したウィンクルム達の報告書
当初の目的。
リノ遺跡に潜伏するオーガの討伐。
目的の場所。
サンブラ湿地帯の先にあるリノ遺跡。
待ち伏せを受けた場所。
サンブラ湿地帯の森の中の沼地。
任務を受けたウィンクルムは6名。
ハードブレイカー1名、テンペストダンサー1名、シノビ1名。
結果。
サンブラ湿地帯を移動中、森を通り掛かった際に突然四方から射撃を受けた。
反撃を試みようとしたが木々の生い茂る森の中は視界が悪く、沼地で足場が悪かった為、敵を見つける事も探す事も出来ず、我々は帰還した。
解説
●目的
沼地で待ち伏せをしているらしいオーガ達の討伐。
●場所
サンブラ湿地帯の森にある沼地。
木々が生い茂っているらしく、陽の光が余り差さないらしい。
待ち伏せを受けた場所の近くは10cm程の泥濘のある泥沼があったらしい。
●オーガ
射撃を受けた、という報告から複数のヤグズナルが居るのではないかと推測される。
他にも隠れている敵が居るかもしれないが、待ち伏せを受けたウィンクルム達は報告書以上の事は分からないらしい。
ゲームマスターより
げっへっへ(挨拶
視界も足場も悪い嫌らしい戦場へようこそ。
連携や隊列も大事ですが自分の手の届く範囲で精霊さん達に行動させないととんでも無い事になるかもしれません。
地の利も奇襲のタイミングも敵次第になると思われるので恐らく無傷では済まないと思って攻撃を受けた場合の対応の事を考えるほうが良いでしょう。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
ミサ・フルール(エミリオ・シュトルツ)
☆戦闘 列の最後尾に立ち【魔守のオーブ】と【鎧の殺気感知能力】で警戒しながら森を進む 戦闘前にトランス→【ハイトランス・ジェミニ】 カウンター技に反応があった瞬間が戦闘開始の合図 早く動けた組順で分かれる 単独にならないよう注意 エミリオがターゲットした敵を狙う ヤグズナルの聴覚が良いことを利用し状況に応じて爆竹を使って仲間を援護(使用する時は耳を塞ぐよう呼びかけ) 攻撃する時は仲間の攻撃で敵が怯んだ隙を狙うか 爆竹でダウンさせた後に追撃 伏兵がいる可能性を頭に入れておき(特に地面や木の陰には注意)どんな敵が現れても冷静に行動(メンタルヘルス使用) ☆持ち物 ライト(首からさげるタイプ)、長靴、インカム(2人分) 爆竹 |
リゼット(アンリ)
森に入る時にトランスを済ませる カウンターで敵の位置を判断するため あえてエミリオさんとソレイユさんに 攻撃が通るような隙を作って移動 樹上や暗がりに敵が潜んでいないか周囲を警戒しつつ 移動中は敵に少しでも見つけられにくくするため 明かりは最低限、使わず行けそうなら不使用 攻撃を受けたら攻撃が放たれた方向を確認 カウンター攻撃が発動するか 目で見て敵の場所が把握できたら 敵からの攻撃の集中を防ぐため二手に分かれて行動 組分けは早く動けた人に続く形で4人ずつで2組 戦闘中はアンリと極力離れないように行動 必要があればマグナライトで明かりを確保し 交戦中の敵以外からの攻撃があれば 戦況把握するために攻撃された方向と数を記憶 |
上巳 桃(斑雪)
準備:長靴、カンテラ ヤグナズルかヤグマアルが怪しいんだっけ 1体だけとも限らないし 対処療法でしか動けないのって少し悔しい はーちゃん。沼地に入ったらすぐ手裏剣を投げて、森の高いとこの枝や葉を落とすことってできる? スキル使わないで出来るだけでいいよ そしたら少し視界もよくなるし、沼に落ちた枝葉で足場も確保できるかも まあ、気休めとただの威嚇だけどね 敵が出ても、私はあまり動かないでおこう 何処行っても多分敵の射程内だろうし それなら落ち着いて、攻撃の方向と敵の数を見極めたほうがいいや オーガを退治できなくっても、以前より情報が集められれば一歩前進でしょ なるべく冷静に気楽にね ところでカンケツセンで体洗いたい人-? |
ミルヒヴァイス=フォルモンテ(ソレイユ=ヴェルミリオン)
事前申請 ・インカム ・懐中電灯 ・カンテラ 敵の姿はまだ未確認とお聞きしてますわ…ソレイユ様、慎重に行きましょう 何が出ると確定をせず、何が出ても良いように… 森に入った時点で私達はトランスしておきましょう 私は懐中電灯で辺りを照らします 情報はインカムが使用可能でしたらそちらを利用して皆さまと情報共有しましょう それが難しいなら索敵した際声で私が場所皆さまに伝えます もし申請が通りましたらカンテラは私が所持致しますわ ソレイユ様は防御とカウンターを担ってますもの その他の事は私にお任せ下さいな♪ カンテラで360度照らせれば懐中電灯より広い視野で皆さまの周りを照らす事ができますわ 上下左右常に気を張って見ておきますわ |
●いざ、湿地帯へ
ここサンブラ湿地帯はタブロス市からやや離れた所に位置する辺境と言えば辺境の地である。
長い事馬車に揺られ凝り固まった体を解すように伸びをするのは『アンリ』。
「あ゛ぁ゛~、疲れたっと」
かったるそうに右肩をぐるりと回し、ゴキゴキと音を鳴らせながらアンリはそう呟いた。
「馬車の景色も良かったですがこう長いと疲れてしまいますね」
初めて訪れた土地に興味津々の『斑雪』は長旅の疲れなど吹き飛んだのかピョンピョンと跳ね動きながらそう答える。
「わぁ、鬱蒼と生い茂る怪しげな沼地ですわっ!」
斑雪と同じく興奮気味の『ミルヒヴァイス=フォルモンテ』はフンスと荒げた鼻息を隠そうともせずに相方の『ソレイユ=ヴェルミリオン』に笑い掛ける。
「ふふ、ミルヒはいつも元気だね」
相槌を打ちながらソレイユは微笑ましそうにミルヒヴァイスの後ろ姿を眺める。
「ほら桃、起きて!」
「んぁ~?」
『リゼット』馬車の中でいつまでも起きようとしない『上巳 桃』の肩を揺さぶり無理矢理目を覚まさせる。
「おはようござ……いました?」
焦点の合ってない目を向けてそう言って、桃は項垂れるように二度寝に……。
「 寝 る な !」
勿論、リゼットによって許されないのだが。
「ミサ、ここから先は常に気を張っていこう」
沼地方面から漂う嫌な雰囲気を感じ取ったのか『エミリオ・シュトルツ』は気を引き締めるように『ミサ・フルール』に声を掛ける。
「う、うん」
エミリオ達が事前に先行隊の様子を確認した所、外傷の殆どは射撃によるもので間違いないようだ。
姿を確認し難い位置からの攻撃だと推測して念の為、全員に注意を促した。
件の森に入る前、ウィンクルム達は戦闘態勢を取る。
「『リズの王子様』」
身長差を埋める為に少しだけ屈んだアンリの頬にリゼットは口付けをする。
オーラを灯した身体の感覚を確かめるように手を開いたり閉じたりしながらアンリはニッと笑う。
「よっしリズ、俺から離れんなよっ!」
「『さぁ、一つの道を切り開こう』」
インスパイアスペルを唱え、飛び付くようにソレイユの頬へ口付けをしたミルヒヴァイスは軽やかに着地をした。
光のヴェールのようなオーラを纏ったソレイユはそんなミルヒヴァイスを守るように前に立つ。
「ミルヒ、この先は足元に気をつけるんだよ」
「はい、ソレイユ様っ!」
自分を気遣ってくれるソレイユの言葉にはにかみながらミルヒヴァイスはソレイユの背中に抱き着いた。
「『絆を繋ぎ、想いを紡ごう』」
ミサはいつものように頬にキスをする。
二人の周りを透明の薔薇が舞い散り、エミリオの左耳のピアスが赤く赤熱を帯び、ミサの腕輪が青く輝く。
更にミサは続けてエミリオの手の甲の紋様に口付けをする。
『ハイトランス・ジェミニ』、トランス状態から発動する上位のトランスである。
通常のトランスでは神人が纏うオーラは一時的なものとなるが、このハイトランスではそのオーラを持続させ、神人と精霊、二人の力をお互いに高め合う事が出来る。
「ミサ、分かってるとは思うが……」
「うん。無理はしないでエミリオさんの後ろで援護に徹するよ」
既に耳タコ状態のミサは先回りするようにそう言って満面の笑みを向ける。
そんな笑みに少しだけ圧されたのかエミリオは言葉に詰まるように後退り、気を取り直すように視線を森の方に向ける。
「分かってるなら良いんだ、分かってるなら」
「『ネクタル』」
まだ眠気の残る桃は目元を擦りながら小さな斑雪の肩を手で抑え、頬にキスをする。
途端、銀色の旋風が斑雪を中心に巻き起こる。
「斑雪、いざ出陣しますっ!」
「(はーちゃんは元気だなー)」
気合は十分、握り拳を振り上げて高らかに声を上げる斑雪を見ながら桃も比較的真面目な顔になった。
●サンブラ湿地帯
先行隊が襲われたらしい森に足を踏み入れたウィンクルム達は周囲に気を張りながら静かに歩を進めていく。
先頭はエミリオ。
「……『ユニゾン』」
予め身に纏ったオーラを同調させ、敵からの攻撃に反応するスキルを使いながら、先頭を練り歩く。
じめじめした場所にうんざりしつつも時偶に羅針盤〈宿命の羅針盤〉を気にしながら先頭の役割を果たす。
その後ろに続くのは斑雪と桃、火を灯したランタンを掲げて通り道を照らす。
「はーちゃん。森の高いとこの枝や葉を落とす事って出来る? スキル使わないで出来るだけでいいよ。そしたら少し視界もよくなるし、沼に落ちた枝葉で足場も確保出来るかも。まあ、気休めとただの威嚇だけどね」
と言った桃からの指示に従い、斑雪は周囲の木々に向けて手裏剣〈カットマン〉を投擲してみる。
四方八方へと投擲してみるが樹の枝は硬く分厚く、手裏剣程度ではあまり効果を成していないようだ。
「うぅ……すみません。ダメだったみたいですぅ……」
「あははー、私の気休め程度の作戦だからあまり気にしないでー」
桃はしょぼんと項垂れる斑雪を励ますように笑い掛ける。
「『シャイニングアロー』」
ソレイユは両手を左右に広げ、光輪を召喚する。
「わぁ……このランタンの明かりも幻想的で素敵ですけど、ソレイユ様の光の輪も綺麗ですっ」
ゆらゆらと揺らめくランタンの明かりに負けるとも劣らない感じでミルヒヴァイスは目を輝かせる。
浮遊する光輪はソレイユの手の動きに追従するように動き、ソレイユの、ミルヒヴァイスの左右を守るように付き従う。
「僕も注意深く見ておくけれど、ミルヒも周りを気にしてね」
「はいっ」
森に入るなり、アンリは立てた耳をピクピクと小刻みに動かして周囲の気配を探りながら静かに進んでいく。
「(まだ敵の気配は感じないが……)」
そんな凛々しいアンリの横顔にリゼットは少しだけ見惚れてしまう。
「(い、いけない。集中しなきゃ……)」
ハッとしたリゼットはそれに自分で気付き、小さく頭を振って樹上や暗がりに敵が潜んでいないかと、マグナライトを片手に周囲を警戒する。
そして最後尾はミサ、着込んだ鎧〈カムイノミ-ホロケウ〉による殺気感知能力を頼りに警戒を厳にする。
「(武器良し、爆竹良し……)」
腰に佩いた魔剣〈黒き月〉を確認したり、懐の爆竹を確認したりしつつ成る可く平静を保つようにしながら最後尾を歩く。
森を進むウィンクルム達への奇襲は静かに、それでいて唐突に訪れる。
右斜め前から音もなくランタンを持ったミルヒヴァイスに飛来する弾丸をソレイユの光輪が受け止める。
「ッ! 今のはミルヒを……!? いや、ランタンの明かりが狙われているみたいだ、ミルヒと桃さんは伏せてっ!」
素早いソレイユの指示に光源を持つミルヒと桃は頭を下げる。
「攻撃は前方から……」
エミリオは首に下げた小さなライトを攻撃が来た方向に向ける。
「キュルルル……」
突然向けられた光を煩わしそうにするヤグズナルがライト光に照らし出される。
前方のヤグズナルとの距離は6m程、間に泥濘があるがエミリオは泥濘の上を真っ直ぐに駆け抜ける、長靴を履いては居るが泥濘に足を取られ普段通りの俊敏な動きとは程遠い。
それでも歩みが止まる程ではない。
「キュルルルルルル!」
ヤグズナルの第二射、接近するエミリオに向けて放つ骨弾は泥濘を進みながらでは避けれない。
直撃の寸前、エミリオの持つ宝玉〈伊焚荷ノ勾玉〉が強い光を放って直撃する筈の骨弾を無効化する。
「射程圏内に……入った!」
漸く自分の距離まで接近したエミリオはヤグズナルの懐まで一気に踏み込み、双剣〈ハンテ&オーバーシュタイン〉の刃を存分に振るう。
「『オスティナート』」
左右に別れるように分身したかのように動くエミリオの剣は一瞬でヤグズナルを切り刻む。
断末魔を上げる暇さえ与えずにヤグズナルは無力化される。
エミリオが前方のヤグズナルに向かて泥濘に足を踏み入れた辺りで後方では敵からの次の攻撃をソレイユの光輪が再び防ぐ。
「次は右斜め後ろだよっ!」
「リズっ、向こうに光だっ!」
ぐるりとソレイユに言われた方へ向き直りアンリはリゼットに指示を出す。
リゼットは素早くマグナライトの光をそちらに向けると、木の影になるような位置に半身だけ姿を現したヤグズナルを捉える。
幸いなのか距離は4m程で間には泥濘はない。
大剣〈ムーンスカル〉を構えたアンリはそちらへ駆け、リゼットは鉱弓〈クリアレイン〉の矢を番える。
先に攻撃するのはリゼットの弓矢、光を放ちながら飛び、命中と同時にヤグズナルの目を眩ます。
「キュル!?」
「もらったっ『グラビティブレイク』」
よろけたヤグズナルをアンリは大剣の一撃で斬り伏せる。
―――しかし。
「ぐあッ!!?」
敵を倒した筈のアンリから苦悶の声が上がる。
アンリの攻撃の直後の硬直を狙って別の位置から骨弾が飛来したのだ。
「アンリっ!」
「後ろだッ!」
アンリが指差したのはウィンクルム達の隊列の後方、ミサ側の方角。
直ぐにミサがそちら側にライトの光を向けるが既に移動したのか身を隠したのか、敵の姿が見当たらない。
ミサを後ろに庇うようにソレイユが前に出るが見当たらない敵からの攻撃は無い。
背中を撃たれたアンリの元に駆け付けたリゼットに心配すんなと声を掛けながらアンリは大剣を持つ手に力を込める。
「ぐ、何処に……っ」
後手後手になってしまう現状にアンリは歯噛みをしていると追い討ちをするかのように2発の骨弾がアンリへ飛来し、ソレイユの光輪に弾かれる。
「そこですっ」
即座に反応した斑雪は蛍光色の塗料を塗布した手裏剣〈カットマン〉を攻撃の方向へばら撒くように投げる
命中した部分に蛍光色の塗料が付着し、それの一つが逃げるように動く。
「逃がしませんよっ!」
敵の位置さえ分かればと、投擲する手裏剣を逃げようとするヤグズナルに集中させる。
その内の一つが足に命中したようで体勢を崩したヤグズナルにアンリが一気に接近する。
「さっきはよくもやってくれたなっ『グラビティブレイク』」
一撃必殺の剣を叩き込まれ3体目のヤグズナルは倒れた。
「そっちは大丈夫か!?」
3体のヤグズナルを倒し、エミリオが合流をしようとインカムを通じて声を掛け合っていると、隊列の左側から複数のヤグズナルの声が聞こえる。
「「キュルルルル」」
「ッ!」
エミリオは咄嗟に双剣を交差させ防御に徹するが乱れ撃たれた骨弾はエミリオの肩や足に命中していく。
「ぐ、うぅぅっ!」
「エミリオさんッ!!」
悲鳴を上げるミサを連れてウィンクルム達はエミリオの元へ駆けつける。
肩や足に骨弾を受けたエミリオは倒れはしていないものの、すぐに動ける状態ではない。
エミリオを庇うようにソレイユは立ち塞がり、ランタンを持つ桃とミルヒヴァイスはランタンを掲げて視界を確保する。
光りに照らされたのは2体のヤグズナルと魚頭のオーガ〈ヤックドーラ〉、シュルリと長い舌を出し、木の上から嘲るようにこちらを見下ろしている。
「俺は右のヤツを、斑雪は左のヤツを頼む!」
それだけ言ってアンリは右に迂回するようにヤグズナルの方へと駆け寄っていく。
「は、はいっ!」
指示された斑雪は逆に左に迂回するようにヤグズナルへと接近を試みながら手裏剣を投擲する。
「エミリオさんをよくもっ!」
更に激情に駆られたミサが双剣〈黒き月〉を握り締めてアンリの後ろを追う形で駆けて行く。
その場に残った桃とミルヒヴァイスはランタンを大きく掲げて視界を広げ、リゼットは鉱弓〈クリアレイン〉の弓を引く、それを守るようにソレイユは効果の切れた光輪の代わりに新しく光輪を召喚する。
「『シャイニングアロー』」
「ギュルルル」
ヤグズナルは迎撃するように骨弾を発射する。
「『陽炎』」
走りながら分身を出した斑雪は骨弾を避けながら的確に手裏剣を投擲し、時折飛んでくるリゼットの閃光矢も相まって手数で押していく。
「うおおおっ!」
一方、アンリ達の方は大剣を盾にするように構えたまま走り、攻撃を受けながら無理矢理接近していく。
「やぁっ!」
「ギュル!?」
何とか接近を果たし、アンリの影から飛び出したミサの爆竹で怯ませ、更に双剣で攻撃を仕掛ける。
そして後詰めとしてアンリの大剣の一撃が振り下ろされる。
「『グラビティブレイク』」
木の上から飛び降り、泥濘の上を滑るように接近してきたヤックドーラは長い舌を撓らせ槍のようにソレイユの首元を狙って突き出してくる。
「むっ」
上手く光輪を動かし、突き出してくる舌を弾いて返す。
「ッ!! その輪っか、邪魔、ダナ」
ヤックドーラはソレイユの光輪を警戒したのか少しだけ距離を取るように動き、再度舌を使っての攻撃を仕掛けてくる。
難なく光輪で弾いた所で急接近してきたヤックドーラから爪での攻撃を受ける。
「くっ、緩急を付けた攻撃も出来るのかッ!?」
ソレイユはバリアを張って軽減はしたが飽くまでも軽減であってダメージは消せない。
形勢は若干不利、手数で押されてジリ貧になりつつもソレイユにはヤグズナルを倒しに行った前衛が戻るまで防戦をするしか選択肢はない。
「ヤグズナル倒しましたっ! 今戻りますっ!」
「こっちもヤグズナルを倒した! もう少し持ち堪えてくれっ」
インカムを通じて斑雪とアンリからの通信を聞いてソレイユは不敵な笑みを浮かべながら激しくなるヤックドーラの攻撃を耐える。
少なからずヤックドーラも光輪の反撃でダメージを受けている筈だがヤックドーラの攻撃は衰えるどころか激しさを増してきている。
「それでも、僕の後ろには守るべきものがある。退く訳にはいかないよ!」
そう言ってソレイユは一歩も退かず、斑雪達が戻るまで耐え凌ぐ。
「お待たせしましたっ!」
駆け付けた斑雪の手裏剣がヤックドーラの手足に命中していく。
「リズ、ディスペンサ頼む!」
「分かったわよっ『ディスペンサ』」
そして遅れてやってきたアンリにリゼットの精神力〈MP〉が受け渡され、万全の状態となったアンリは大きく大剣を振り被り―――。
「くらいなっ『グラビティブレイク』」
動きの止まったヤックドーラに大技を叩き込む。
「が、ぁ……」
ぐらりと重心を崩したままヤックドーラはその場に倒れた。
ヤグズナル5体、ヤックドーラ1体を倒しきった所で敵の攻撃が止んだ。
「終わった、のか?」
アンリはそう言ってはみるが周囲に気を張るのを止めない。
「負傷した人も居ますし一旦戻りましょう」
後ろで休ませているエミリオに視線を向けつつソレイユは全員に提案するようにそう言った。
●戦い終わって泥だらけ
アンリとソレイユの肩を借りて歩くエミリオ、深い傷はないが蓄積したダメージで余り動けない様子だ。
「ふぅ、まさかあんなにヤグズナルが潜んでいるとはね……」
森の入口まで戻ってきた所で気が抜けたのか桃は軽く溜め息を吐いた。
「大丈夫ですか主様?」
沼地を走り回った為か泥の跳ねた顔で斑雪は笑い掛ける。
「……ぁー、皆さん。私の水鉄砲〈カンケツセン〉で体洗いますかぁ?」
泥だらけのウィンクルム達の中に桃の魅力的な提案を断る者は居なかった。
その後、サンブラ湿地帯の前で待機してもらっていた馬車まで何とか戻る事も出来、今回の討伐はこれにて終了を迎えた。
全てを倒したかどうかの確認は取れなかったものの計6体のオーガを討伐する事が出来た。
サンブラ湿地帯の奥、リノ遺跡には次の機会に調査隊を出す事とする。
依頼結果:大成功
MVP:
名前:リゼット 呼び名:リズ |
名前:アンリ 呼び名:アンリ |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | うち |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | とても難しい |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 4 / 2 ~ 5 |
報酬 | 多い |
リリース日 | 12月12日 |
出発日 | 12月19日 00:00 |
予定納品日 | 12月29日 |
参加者
- ミサ・フルール(エミリオ・シュトルツ)
- リゼット(アンリ)
- 上巳 桃(斑雪)
- ミルヒヴァイス=フォルモンテ(ソレイユ=ヴェルミリオン)
会議室
-
2014/12/18-23:56
ちょっとだけどうでもいい変更しました。
2丁拳銃「カンケツセン」装備してくので、終わったら体洗えるよ(マジでどうでもいい) -
2014/12/18-23:17
-
2014/12/18-23:17
プランの見直し終わったよー。
任務の成功を祈って、 -
2014/12/18-22:55
ミルヒヴァイスさんたちのプランが動かせないので
かっちり決めていくのではなくて
「エミリオさんとソレイユさんに攻撃が通るような隙を作って移動」としてみたわ。
移動中もちろん目や耳でも敵を探していくけど
カウンター頼みなところが大きい以上、守ってばかりじゃやれないものね。
苦しいところから始まるけどがんばりましょう。 -
2014/12/18-22:23
といっても、空白はないよってことだけだけど
もうちょっと練る余地もあるし時間もあるから、まだまだプラン考えるねー
我ながら、隊列のこともうちょっと書き直したほうがいいかも -
2014/12/18-22:21
-
2014/12/18-21:52
確かに桃さんの言うとおりね。
囲んで歩く、というよりは縦列で歩くイメージで行きましょう。
四方から襲われたということだから
どこかに攻撃が通る隙を作っておけばいけるかしらね。 -
2014/12/18-20:15
ミルヒヴァイスさんがんばれーー
隊列ねー。どうしよう。
ソレイユさんには申し訳ないけど、シャイニングアローのカウンターで敵の方向を見極めるなら、
むしろ前に出て敵を誘き寄せてもらった方がいいかも。
(と、別エピでいわれたばかり・汗 そうしないと別キャラ狙われる可能性のが高いから) -
2014/12/18-20:14
こんばんはー遅くなってごめんなさいー!(慌てて駆け込み)
>組み分け
色々考え直してみたのだけど、アンリさんが言った【早く動けた組順】がいいなと思ったよ。
状況によっては事前に決めたチームに分かれることができないこともあるかもしれないし。
どんな状況にせよ単独になることだけは避ける、の認識で大丈夫かな?
>伏兵への対応
もし伏兵がヤグマアルだとするなら毒を含んだ粘液にも要注意だね。
接近職は切り付ける時とか、唾液をかけられないように気をつけなきゃ(ブルブル)
>敵に目印
ポシェットにインクの缶を入れておいて、攻撃する際にしゅばっと手裏剣をインクにつけてしゅばばっと攻撃するのはどうかな?
インクは蛍光色だとなおいいかも。
出発直前に提案しちゃってごめんね。
>森を移動するときの隊列
私はリゼットちゃんが【25】言った形でいいと思うよ。 -
2014/12/18-16:54
人数が増えたから、ミサさんが提案してくれていた森を移動するときの隊列を
組み直さないといけないわね。
組分けの方針にも寄ってくるところだけど
エミリオさんが先頭、ミサさんが後方、というのは維持して
その内側をさらに桃さんたちと私たちで挟んで
ソレイユさんたちの守りを固める、という感じでいいかしら? -
2014/12/18-15:38
※背後より
ご、ごめんなさいー;
これより背後が夜勤入りせにゃならないので相談参加できませんー!
急ぎで自分のプラン内容は皆様にツイッターを利用してDMさせて頂きましたので…
本当に申し訳ありませんでしたー; -
2014/12/18-15:12
>LEDランタン
申請通ればとても役に立ちますよね~(頬に手を当て
私もそちらが良いのですが…うん、ない物を申請してますから…頼り過ぎないようにしましょう(震
>伏兵の可能性
えぇ…人数の確認ができてないので…
複数居る可能性も考えておかなければいけませんわ
酸の雨…だと確かに長期戦はこちらの不利になりますから…
できるだけ早く見つけ出したいところですわね…
カウンターが上手く決まれば恐らくわ…というところですが… -
2014/12/18-15:01
>リゼット様
ふむふむ…確かに。
一応、攻撃手段がない&文字数まだ私の部分が余ってるので
カンテラ部分書いてみますが…
マグナライトはとても心強いですわー♪
うーん、今シャイニングアローの確認をしたのですが…
時間にして4R
つまりは60秒の発動時間、との事でしたので…
それを考えると戦闘時には困らないかと思うのですが
常時それを発動して歩くと考えるとMPが持たない危険性がつきまといますわ
なので、待ち伏せされた場所近くになってからの発動…となるかも
バリアを常に張れるようにしておく準備しておきます(握り拳
-
2014/12/18-15:00
ミサさんもミルヒヴァイスさんも、よろしく~♪
実は、私も魔守のオーブ持ってるんですけど、まだ使えるレベルにない……orz
ただの盾代わりに持ってきます……。
マグナライトも持ってないから、カンテラ申請してみるね
LEDカンテラとかまでいったら、贅沢いいすぎかな
>枝や葉で足場確保
やってもよさげ?
じゃ、はーちゃんに頼んで高所の枝を狙ってみようかな
といっても、これで出来る足場は精々気休めだと思うし、結局ただの威嚇にしかなんないと思うけど
うーん。折角はーちゃんが遠距離攻撃できるんだから、攻撃のとき、敵に目印でもつけられたらいいんだけど
いい方法が思い付かないなー(ぐるぐる) -
2014/12/18-14:51
そういえば伏兵への対応をどうするかを詰め損ねていたわね。
「沼地で待ち伏せをしているらしいオーガ達の討伐」が目的だから
敵の数が明確ではないから
見つけた敵から順次叩いていくとするしかないかもしれないけど
ヤグマアルだと仮定すると、範囲攻撃と継続ダメージが痛いから
早めに片づけておきたいところよね。
森の中でも特に影になっている場所には注意しておいた方がいいかもしれないわね。 -
2014/12/18-14:40
光源については神人がそれぞれ持つようにすれば
そこまで懸念するほどのことにはならないんじゃないかしら。
カンテラは無理だとしても、マグナライトであれば私もアイテムとして持っているから
さすがにこれが蹴られることはないでしょうし。
一応武器として弓を持っていくつもりだけど、まず命中しないだろうから
私も周囲への警戒と光源の確保を中心に動くつもりよ。
シャイニングアローのカウンターが意識せず自動的に行われるものなのであれば
発動後は防御に集中してもらえれば少しは行動の負担も減ると思う。
杖によるバリアは常時発動するものではないようだから
発動のタイミングを計らなくてはいけないとしたらそこに集中するのがよさそうよね。 -
2014/12/18-14:30
ミサ様提案ありがとうございます!
んー…
索敵に関してはインカムという手で行くのはどうでしょうか?
使えるかどうかが微妙なところですが使えるなら互いの情報共有でどちらの方に敵が居るか周知ができるはずですわ。
問題は電波的な問題でしょうか?
うっそうと茂る森ということでしたので…
んー、やらないよりかはマシ?
…ふむ、となりますと…
私達が光源、防御の他に敵の索敵を担うのが一番無難?かも?
カウンターが来た際、懐中電灯でそちらを照らしておきますわ!
陣形がどの様になるにしてもその様にとりあえずプランは書かせて頂きますわー♪
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2014/12/18-10:41
挙げてくれた中で行くならパターン1かね。
理由は、現状の流れでいくなら全員で陣形を組むというよりは
チーム単位で動くっていうイメージであること。
けど、索敵に使えそうなカウンタースキル持ち同士で組むのは
ない者同士のチームが相手を見失う可能性が高いから、分けた方がいいだろうな。
いっそ早く動けた組順、ってのでもいいかもしれんけどな。一緒に動きやすいし。
あとは何より単純にマスコメが気になってるってのがでかいんだけどな。
ひと固まりで行動しない方針で行くなら、ウィンクルムは分けん方が無難そうでさ。
数少ない貴重な情報は活かしていきたいとこだしよ。
3のひとところに集めて守りを固めるのもアリかとは思うんだが
こっちが攻める手段が減りそうなのが困るとこか。
敵は遠距離主体で、積極的には近づいてこないだろうから
この人数で敵の近くへ動いてそのたび隊列組み直してってしてると敵が逃げちまうかも。 -
2014/12/18-07:44
連続ごめんなさい。
こちらの持ち物に【爆竹】を追加しました。
ヤグナズルの聴覚の良さを利用して混乱させられないかなと思って。
戦闘中使う前に皆に呼びかけるようプランに書いておくよ。
一応 仮プランできたよ(書けるところまで書きました)
これから仕事だから毎度のことながら帰宅は18時以降になります(深々とお辞儀) -
2014/12/18-05:55
わーい♪ また仲間が増えた!
桃ちゃん初めまして!どうぞよろしくね(にこり)
うん、長靴もプランにばっちり書いておいたよ。
>カンテラ
素敵!懐中電灯と二段構えならもし申請が通らなくても安心だねっ
どうか使えますように!
>樹の枝や葉っぱで足場を作る
いい案だね!
でもアンリさんが言ったように範囲が広いのとタイミングが難点かも。
私達もお手伝いできればよかったのだけど…残念ながら飛び道具は使えないし…うむむ
私も何とか足場をつくれないかなーと色々考えて、ライフビショップさんのバリアを地面に展開してそれを足場にしたらどうかなと可能かどうか本部に問い合わせてみたのだけど…やっぱりダメでした(苦笑)
>カウンター後にバラける
やっぱりだいたいでもいいから敵の位置を把握したいですよね。
カウンター後にバラけるのに賛成です。
もし分かれるとしたら、こんなのはどうでしょう?
組み分けの案を2パターン思いついたので皆の意見を聞かせてくださいな。
※敬称略
(パターン1)
1:ミサ&ミルヒ ウィンクルム
2:リゼット&桃 ウィンクルム
・4人2組の均等に別れるパターンです。
(パターン2)
1:エミリオ&ミサ
2:アンリ&斑雪
3:ソレイユ、ミルヒ、リゼット、桃
・3組に分かれるパターンです。
私の持っている魔守のオーブのバリアは1日に1回しか使えないから、本職で制限なくバリアを展開できるソレイユさんと一緒に神人が行動するパターンを考えてみました。
もしこの案でいくとしたら陣形はこのように考えてます↓
■ ◎◎ ■
■ ◎◎ ■
◎:チーム3
■:チーム1&2
チーム1&2は3を挟み込んで戦う感じで。
指摘&別案 どしどしどうぞ! -
2014/12/18-02:52
リゼット様も桃様こちらでは初めましてー♪
ミルヒヴァイス=フォルモンテと申しますわ
わぁ♪
ミサ様お茶ありがとうございます
…はふーっ(飲みながらほっこり
>ミサさん
はいー♪
では、光源は任されましたわー(元気良く手を上げつつ
一応、駄目元でカンテラも申請してみますわ。
懐中電灯で遠くが照らせますがカンテラなら360度照らせますから
とはいえ申請が通るか判らないので本当にダメ元になってしまいますが
ふっふっふ、私はソレイユ様の後ろから安全に照らさせて頂きますのでご安心くださいなー♪(どや顔で卑怯な作戦
>音で敵を呼び込む
うーん、恐らくですが
地の利も奇襲のタイミングも敵次第になると思われるので恐らく無傷では済まない
と書かれてますので敵の先手は恐らく避けられない物なのかなーと思ってましたわ
寧ろ、攻撃された時と後を考えた方がいいかも? -
2014/12/18-01:08
おう、久しぶりだな桃。いいってことよ。またなんか食いに行こうぜ。
範囲が広いからどのぐらい葉っぱで足場を固められるかはわからんが
悪くない案だと思う。
ただ、それだとミサがあげてくれた最初の移動の時の
カウンター案がうまくやれねぇ可能性がでてくるかもしれん。
ちなみにバラけて動くのはカウンターで敵の位置をざっくり割り出した後だな。
どっちにしてもあんまりそれぞれが離れすぎないようにとは思うが。
状況次第だが、四人二組とかそういう感じかねぇ。 -
2014/12/18-00:55
改めてよろしくおねがいしまーす。
リゼットちゃんはファンタスティック以来おひさー、アンリさんに落書きありがとーって(←本気で感謝してる)
ひとつ思い付いた。
出来るかどうか分かんないし、かなり奇策だけど。
沼に入ったら、真っ先にまわりの樹の枝や葉っぱを狙ったらどうだろうって。
「敵の隠れ場所を少なくする(&視界を確保する)」のが第一の目的、
第二の目的は「足場の確保」葉っぱや枝を踏んづけてったほうが、泥よりまだマシかなと思ったの。
懸念は、あきらかに音で敵呼び込むよね…ってことだけど、
これはもう、最初っから狙い撃ちされてるし。
>陣
にゃるほどなー。>リゼットちゃん
でも、最初からバラバラだと、こっちの誰か一人が囲まれたらそれで終わりだし、
敵を見付けたら、その敵を囲むようにバラバラになるってのは、どだろ? -
2014/12/18-00:23
いらっしゃい桃さん、斑雪さん。
飛び道具が使える精霊さんが増えると作戦の幅も広がりそう。
よろしくお願いしますね。
もし自分が敵の立場になったとしたら
こちらの位置を把握できていない敵(私達)が
一箇所にまとまって行動していたら狙い放題でやりやすいんじゃないかと思ったの。
だから、こちらもある程度バラけたほうが
ダメージを分散できるんじゃないかって。
弱っている敵を集中的に狙うのは定石だし。
あと「自分の手の届く範囲で精霊さん達に行動させないととんでも無い事になる」
というのが引っかかっているのよね。
神人は敵から狙われやすいと言われているから
危ないからとまとまって下がっていてはそこを一網打尽にされかねない、とか
もし敵が潜って身を潜められる位深い場所が沼の中にあったとしたら
単独で行動させた場合落ちて行動できなくなる、とか…
これだ!というのは思いつかないんだけど
とりあえず最低でもウィンクルム一組以上で動いた方がいいのかしらね。 -
2014/12/17-23:29
びよよーんとお邪魔します。
まだまだひよっこなんで、全然自信ないけど、【ヤグマアル】か【ヤグナズル】かー……。
うーん。どちらにしてもリゼットちゃんのいうとおり、見付け次第攻撃かなあ。
長靴履いてこうかなあ。
機動性ははっきりいって落ちるけど、それより泥対策のが先決かなって。
ごめんなさい、まだ全然まとまってないや。
あとでもう1回きまーす。 -
2014/12/17-23:02
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2014/12/17-14:53
遅ればせながら参加します。よろしくお願いします。
ありがとうございますミサさん。お茶、いただきますね。
戦闘の方針については
アンリはスキルとしては索敵に有効なものはないので
カウンターで反応したエミリオさんや、シャイニングアローの射線を追って
敵の位置を大まかにでも把握してからの攻撃になるかしら。
なので、敵の位置がわからない間はどうしても
他の人が攻撃した敵へ攻撃を重ねていく形になると思うわ。
初期位置から敢えて動かずに攻撃を受けて、敵の位置や数をはかったり
他の伏兵に備えることもできるかもしれないけど
人数的には初撃を受けて以降は攻めの姿勢で行きたいところね。 -
2014/12/17-05:48
リゼットちゃんとアンリさんだ!
来てくれて嬉しいです、今回もどうぞよろしくお願いします(お辞儀)
>地面からの奇襲
可能性は十分にありえるね。
目の前の敵に気を取られていると地面からにゅっと敵が現れてそのままずるずると沼地に…お、恐ろしいっ(ティーポットを持つ手がガタガタ震える)
あ、皆さん紅茶をどうぞー♪
過去の依頼書を読み漁って、もし沼地に潜んでいる敵がいるとしたら【ヤグマアル】なんじゃないかと思ったよ。
日光が苦手みたいだから今回みたいな環境はヤグマアルにとって居心地いい場所なんじゃないかと。
ヤグナズルと戦っている最中に酸性雨なんて降らせられたらますます厄介だね。
>懐中電灯
ミルヒちゃんありがとう!
エミリオさんは双剣を装備しているし、私は片手剣にオーブを持っているから戦闘中は懐中電灯を持つ余裕がないや、どうぞよろしくお願いします。
少しでも明るい方が戦いやすいよね、なら私とエミリオさんは懐中電灯の代わりに首からさげるタイプのライトを持っていくことにするよ。
ミルヒちゃんにはバリアの中で懐中電灯を使って周囲を警戒してもらって、伏兵が現れたらすぐメンバーに知らせてもらいたいなと思ったのだけど、どう?
・戦闘方針
皆今回はどのスタイルで戦おうと思ってる?
敵の数的に各ウィンクルム別々の敵を狙って戦う?
それとも集中攻撃で確実に敵を減らしていった方がいいのかな。
別の案も大歓迎! 皆の意見を聞かせてほしいな。
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2014/12/16-19:13
はい、ミサ様初めまして!
こちらこそ!どうぞ宜しくお願い致しますわ♪
シャイニングアローがどのように動くかによりますが…
おおむねその陣形で賛成ですわ!
カウンターで反応したら戦闘の合図でドーム状にバリア展開ですわね♪
判りましたわー♪
私頑張ります!
ちょっと考えていたのですが…
視界が悪い、足場が悪いと言う事
あとは沼地という事も考えて地面からの奇襲も考えておいた方が良いかも?
敵の足元を崩して体制を崩すのは戦闘の基礎ですし…今回特に視界が悪いと言う事も考慮すると沼地に隠れられると相手からの奇襲を許してしまいそうでやや恐ろしいかなと。
個人的には、うっそうと茂る森の中なら、視界を空ける為になんとか光を入れたいところですが…。
案は思いつきませんわ…(しょんぼり
とりあえず懐中電灯辺りは持って行くべきかもと思ってましたわ。
ただ、戦闘をするにあたりお二人のどちらも片手を封じられてしまうのは恐ろしいような気がするので
今回攻撃手段がない私が辺りを照らすのはどうでしょうか?
んー、難しいでしょうか;
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2014/12/16-07:46
おはようございますー…ふあ(眠い目をこすりつつ)
昨日色々考えてみて出た案を言うね。
今回 依頼書には「地の利も奇襲のタイミングも敵次第」「攻撃を受けた場合の対応の事を考えるほうが良い」とのことだから今の人数で行くのなら あらかじめこんな隊列で進むのはどう?
もし仲間が増えたのなら、また改めて考え直すよ。
・陣形案(敬称略)
(進行方向↑)
A
◎ C ◎
◎ D ◎
B
A:エミリオ B:ミサ
C:ソレイユ D:ミルヒ
◎:シャイニングアローの球体
前衛職のエミリオさんと私が後衛職のソレイユさん達を挟む隊列を考えてみました。
側面はシャイニングアローの球体(実際何個展開できるか分からないけれど)で防御できるよう配置してみたよ。
それに加えて前方でエミリオさんがカウンター技の【ユニゾン】、後方で私が【魔守のオーブ】の準備をしておいて、何時どの方向から襲撃受けてもいいように私なりに考えてみました。
誰かしらのカウンター技に反応があった、それが戦闘開始の合図でどうかな。
戦闘開始後すぐにソレイユさんには杖でドーム状のバリアを展開してもらいたいなと思ったのですけど、どうでしょうか?
ツッコミ大歓迎なので、何かあったらじゃんじゃんどうぞ!
戦闘について詳しく話し合いたいところだけど、ごめんなさい、これから仕事なので帰宅してからまた会議室に来ます(ぺこり)
帰宅は18時以降になります、それでは また後で!
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2014/12/15-08:19
おはようございますー
よろしくお願いします(お辞儀)
ミルヒちゃん、初めまして!
私のことはミサでいいよ(ふにゃりと笑う)
複数のヤグズナルに伏兵もいるかもしれなくて、視界悪いのに加えて足場も悪い・・・と。
これは気を引き締めて挑まないとねっ
相方のエミリオさんはテンペストダンサーで機動力が売りな訳だけど、足場が悪いとなるとその状況下でどう立ち回るか考えないといけないな・・・むむむ
ちょっと色々考えてからまた会議室に来ますー -
2014/12/15-07:56
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2014/12/15-01:04
こんばんわ~♪
ミルヒヴァイス=フォルモンテと申しますわ♪
名前は長いのでどうぞミルヒと呼んで下さいな!
パートナーはファータでライフビショップのソレイユ様ですわ!
どうやら、ヤグナズルではないかとの事でしたが…。
森から狙撃されたとのことですし、ソレイユ様にシャイニングアローで攻撃を反射させてみようかと思ってます。
ただ不確定要素も多いですので…ちょっと不安ですわ(頬に手を当て