【愛の鐘】ホワイト! クリスマス(如月修羅 マスター) 【難易度:とても簡単】

プロローグ

●こんにちわ、嫉妬団です
「今年もやってきたぜ、この季節が!!」
「リア充共に制裁を!!」
「いちゃいちゃしているあいつらに、俺らの力をみせつけてやるぜ!!」
「私を振って別の女に走ったあいつを懲らしめてやるわ!!」
「「「うぉぉぉぉぉー!!!!!!!!!」」」
 両手に白い塊を持った嫉妬団と呼ばれる集団が、街中を走り出した……。


●というわけで、お誘いです
「というお祭りなんです」
 迫真の演技をしていた職員がそう言って、どんっとポスターを叩いた。
 だがしかし、それだとただたんにリア充を嫉妬する集団が白い塊持って、街中に走り出したっていうことしか 分からない。
「あ、正しく言うと、「ホワイト! クリスマス」です」
 ! の部分が若干怪しいのに、にやりと職員が笑った。
「気が付きました? そうです、今回は確かにあまーいクリスマスではあるんですが、パイ投げをしてもらうんです!」
 パイ投げ。
 それはお皿の上に山盛りに乗ったパイをぶつけ合う遊びである。
「クリスマスだからって、しっとり甘ーい時間を……じゃ物足りない方向けのお祭りですね。
勿論、恋人や夫婦は勿論、独り身OK、家族や友達、仲間と参加全然OKです!
全身ホワイトになって、皆でわいわい楽しもうぜ! というコンセプトで毎年運営されています」
 では、詳しいルールを説明しますね、と職員が微笑む。
「チームは大きく2チームにわけられます。
赤チームと緑チームです。
服の上にゼッケンをつけて貰うので、最初のうちはとても分かりやすいです。
まぁ後半クリームだらけになると、もうどのチームかわかんなくなるんですけど。
制限時間は1時間で、その間ひたすら供給される生クリームの乗った皿をぶつけ合います。
例えば恋人同士で別々のチームでぶつけ合ったり、逆に連携を組んでやるのもありでしょう。
大きな太い通り一本でやりますので、周りには注意してくださいね。
他の通りに抜ける道にはスタッフが居ますので、ちゃんとスタッフの案内に従って楽しくパイ投げをしてください」
 その時、当たり前ですが命の危険になるような行為はお控えください。と注意が入る。
 また、生クリームは甘さ控えめであり、甘いのが苦手な人の口に入ってしまったとしても大丈夫だろうという。
「着替えの場所はまた別にあります。シャワーも使えるそうですからご安心下さい。
お分かりだとは思いますが、汚れてもいい恰好でご参加くださいね。
パイ投げが終わりましたら、別の通りでは「クリームフェスタ」をやっています。
勿論そちらに参加するだけでも可能ですよ」
 クリームフェスタは、今回パイ投げで使ったのと同じ種類のクリームを使った商品が並ぶという。
「シチューやスープ、デザートに時にはサラダ、まぁ色々あるようです。
それ以外のもありますのでのんびりと見てくださいね」
 そこまで言った後、すっかり忘れていたという顔をした職員が唇を開いた。
「そうそう、今回のパイ投 げなんですけれど、知らない誰かにパイを投げるなんて……とか、独り身で誰にも投げる相手いないよ……! とか、もっともっと何も考えずにぶつけたいんだー!!
とか、そういう方のために嫉妬団がおります。
嫉妬団は誰だろうとぶん投げてきますから、心置きなくお投げ下さい。
ちなみに、嫉妬団は嫉妬と書かれたゼッケンと頭に赤い鉢巻をしているので分かると思いますが……。
それ以上に「うぉぉぉリア充滅べー!」とか、「我ら嫉妬団は不滅なりぃぃぃー」とか叫んでますので目立ちます」
 あぁ、それはすげぇ目立つな、っていう顔をしたのに職員が頷いた。
「そうそう、勝敗なんですが……」
 職員がにっこりと微笑んだ。
「実は、ないんです。チームに別れるのはその方が盛り上がるから、という理由だけで、勝敗なんぞ気にせずとにかく盛り上がっちゃってください!」
 ではいいお祭りを!
 そう言って送り出すのだった……。

解説

 パイ投げしようぜ!
 クリームフェスタもありますので、どちらかだけ、とかどちらも! 等、お楽しみ下さい。
 リプレイの描写は、プレイングをみて決めます。

◆パイ投げ注意事項
1・無理やり押さえつけて口に詰め込む等の危険行為禁止。
2・スタッフの誘導に従うこと。
3・中央通と呼ばれる場所以外でのパイ投げ禁止。
4・汚れてもいい服で。
5・片付けなどは運営スタッフがしますので、皆様はお祭りをお楽しみください。

◆投げるコツ
 フリスビーみたいに投げると危ないので、接触面積の大きいパイの上面が相手にぶつかるよううまく狙いをつけて投げるのがいいらしいです。


◆お洋服 
 着替えの描写等はする予定はありません。
 ですが、着替えた服は勝負服なんで描写してくれよ! という場合は表記願います。


◆クリームフェスタ
 一律200ジェールになっています。
 今回はお手軽料金となっているため、量は全体的に多くありません。
 食べ歩きしやすいよう、紙皿や紙コップ等に入っているようです。

 シチュー・スープ・サラダ・パスタ
 アイスクリーム・パン・プリン・ケーキ

 上記以外にも、焼き鳥やたこ焼き等沢山の種類があります。
 大体お祭りといえば思い浮かぶものはあります。

ゲームマスターより

こんなクリスマスがあってもいいかなーと。
よろしくお願い致します!

リザルトノベル

◆アクション・プラン

(桐華)

  チームは桐華さんと一緒ならどっちでもいいなぁ
少ない方に飛び込んどこう

雪合戦でも壁に隠れながらが定石!
てことで桐華さんを盾に頑張ります
汚れても良い服でも、勝敗は関係なくても、
折角のチーム戦なんだからちょっとは勝つつもりで頑張りたい

良ーし桐華、投げるのは僕に任せ…うん?
ちょ、桐華さん、両手持たれたら投げらんないよ
わぁ、ダンスみたーいって、ちゃっかり僕盾にしてませんか!?

うっかりクリーム塗れになったのでチーム無用で桐華さんにもぶつけてやる
ええい仕返しだ!
知った顔の子にもしれっとぶつけちゃお

あー楽しかった。クリームフェスタでもほっこりしたい
シチュー食べようシチュー。温まろう
お付き合いありがとね、桐華



ハティ(ブリンド)
  精霊共々交流OK
アンタ汚れてもいい服なんて持ってるのか?
俺とは別のチーム、か(察し)
やり過ぎだぞリン、見ろ白い涙が…なんだクリームか
真新しい服にただならぬ気合いを感じる…でもブーツはいつものいいやつ
部位狙いだとか、倍返しだとか、一瞬頭を過ぎるもののそっと封印
シンプルな投げ合いへ
こんな汗と涙的なクリスマスもありか…いやこれクリームだ
ちょっと待て前が見えん、リン
よろけて名前を呼べば、この状況でも出てくるから少し溜飲が下がる
重くなったクリームをぺたぺたお裾分け
着替えたら当初の目的だったシチューを食べに
皆も誘おう
結果としておいしく食べられるし良い運動だったと思うが
リンが敵じゃなくて良かったなとしみじみ


セラフィム・ロイス(火山 タイガ)
  調子は?よかった。って起きたばかりだろ!
…『行くだけ』なら

■緑チーム。交流・アドリブ。嫉妬団を両チームでなど歓迎
(こうなるか。押しが弱いのは考え物かな…)
緑で。緑がいい
(赤い。赤に染まるタイガは、今は見たくない)
そう?いい機会だし反射神経養おうと思って
っ!?わかってるよ(何で初めてはわかるんだ)

◆思いつめた顔で真剣。飛ばない
…っ …駄目か
わかってる…!
!庇わないで。タイガ避けれるだろ

…馬鹿

そんなのいつも見てる
(動ければタイガは倒れなかったかもしれない。前はよかったけどそれ以上だったら…強くなりたい、せめてタイガの背に立てるような)
当てられ)っ平気。えい

あ…僕でもできるんだ(微笑
…いいって(赤面


天原 秋乃(イチカ・ククル)
  パイ投げ参加。緑チーム

日頃の鬱憤やらなんやらかんやら…とにかく色々を、このパイに込めておもいっっっきり相手にぶつける!!

とりあえず、最初に狙うのはイチカだな
あいつのせいで何度散々な目にあったことか…今日はあいつをのめす!
「イチカ、覚悟しろこの野郎!!」
あ、くそ!ちょこまか逃げるな!!

他の参加者にパイをぶつけられたら、こっちもぶつけに行く
やられたらやり返すぜ。全力でな!

パイ投げが終わった後は、せっかくだしクリームフェスタにも参加しよう

…イチカのことは放っておくとして…
冬に食べるアイスクリームって結構うまいもんだよな

今日は一日楽しかった。みんなとこうやってワイワイするのもたまにはいいな



明智珠樹(千亞)
  「ふ、ふふ。なんて素敵なお祭りでしょう。
さぁ千亞さん楽しみましょう…!」

【格好】
全身黒タイツ。「嫉妬」と書かれたゼッケン。赤い鉢巻。
一日嫉妬団入隊希望。
色んな人にパイをぶつけられたい明智。
嫉妬団入隊が無理な際は数が少ない方のチームへ。

【戦】
「く、ふふ、ふはははははははは!!」
イっちゃった目で目に入る者にパイを投げまくる。
「ふ、ふふふ…!さぁ、皆さんの欲望を私にぶつけてください…!」
当てられ悦ぶド変態。
「さぁ、もっと…!」
でも千亞には投げないド変態。

【終】
いい汗かきましたね、ふふ。
さぁ甘いもの好きの千亞さん、私のクリームを嘗め尽くしてくださ(略)

あ、私はシチューを。千亞さんには甘ーいプリンを。




 その街は、活気に包まれていた。
 そこかしこで楽しげな声が聞こえ、そんな声音をぬうようにハンドベルの音が鳴り響き、場を華やかにしている。
 どこかそわそわと落ち着かない……そんな雰囲気の中、やってきた人々が居た。
 セラフィム・ロイスと火山 タイガだ。
 パイ投げをやっていると聞けば、タイガの瞳が輝いた。クリームまみれのセラがみたい、なんて動機だけれど。
 視線に気がつき、調子はどうかと聞くセラフィムに、タイガがにっと笑った。
 ついこの間、セラフィムを庇って倒れた記憶は新しい。
「セラ! ん。おう! 親父に鍛えられてるし平気だって」
「起きたばかりだろ!」
 その言葉におう……と頷き、ちょっとだけしゅんっとしつつも、クリームフェスタもあるときけばぱっと笑顔になる。
 食べ歩きもしたいし、パイ投げもしたいというのに、行くだけならばと渋るセラフィム。
 参加しないと意味がない……と、タイガはセラフィムに、無理はしないからと頼み込む。
 そんな2人の様子をちらりと見たのは、ハティとブリンドだった。
 視線を外し、唇を開く。 
「アンタ汚れてもいい服なんて持ってるのか?」
 ハティが緑色の瞳を向けた先。
 それは相棒のブリンドではなくハンドベルの魔法が掛ったクリームだ。
 すでにそれは、山となってあちらこちらに配備されている。
 パイ投げで楽しむだけじゃなく、幸せな時間も。
 そんな思いが込められているのだろうか。
「服? 当たり前だろ買ってきたわ」
 ブリンドが応じ、同じようにクリームに視線をやった。
 あれを、今から投げ合うわけである……勿論、別々のチームで。
 言葉に出さずとも、2人ともお互いが何を思っているのか感じとっていた。
 そんな彼らと同じように、別々のチームで思う存分やり合おうと思っている者達がいた。
 天原 秋乃とイチカ・ククルだ。
 ノリノリというか、やる気に溢れる秋乃とは違い、同じチームに居られないイチカはちょっと残念な気持が沸き起こる。
(……とはいえ、勝敗はないみたいだし気楽にやろうかな)
 そんなイチカが見守る秋乃といえば、好戦的な視線を向けてきた。
「それにしても、秋乃がこの手のことにやる気満々なのってめずらしいね?」
 日頃の鬱憤だけでなく、色んなあんなことやこんなことの、とにかく色々を込めてぶつける気満々な秋乃の心境は幸か不幸かイチカには届かない。
 チームは一緒ならばどこだっていい。
 そんな気持ちで居るのは叶だった。
「チームは桐華さんと一緒ならどっちでもいいなぁ」
 そんな殊勝なこと言う時は……と桐華が突っ込む。
「チーム一緒が良いなんて、お前がそう言う時には裏があるって、俺は知ってるんだからな?」
 それに答えず、叶が首を傾げる。
 赤と緑、人が少ない方に入ろう……そう思っていたが、どちらも同じぐらいの盛況で。
「緑で。緑がいい」
 セラフィムの声が聞こえてきたのに、じゃぁ……と桐華を見る。
「桐華、赤でいい?」
「構わないぜ」
 赤とか、緑とかそんなのは関係ない2人も居た。
「ふ、ふふ。なんて素敵なお祭りでしょう」
 明智珠樹と千亞だ。
(美味しいものが食べられるって聞いたのに……!)
 涙目で見詰める先では、ちゃくちゃくとクリームが積み重なっている。
 そして、話を一緒に聞いたメンバー皆が、パイ投げ参加だと知れば少々気持ちは傾く。
「え? 皆パイ投げ参加するの?」
 ハティやイチカから頷きが返ってきて、覚悟を決める。
 とはいえ。
「さぁ千亞さん楽しみましょう……!」
 珠樹の全身黒タイツ姿な上に嫉妬と書かれたゼッケン、さらに赤い鉢巻という、一体どこで用意したんだと突っ込みをいれたくなる、嫉妬団御用達のソレに、千亞は唇を開きかけて……。
「そろそろ始まりますよー!!」
 そんな声に意識が向けば、開始の挨拶が始まった。
 パイ投げ本番だ! 




 開始の鐘が鳴り響く。
 誰よりも何よりも、多分弾丸よりも早く飛び出したのは、やはり嫉妬団の皆だった。
 明らかに開始の鐘の音より響くその声と共に、白いクリームが空中を舞って、的確に秋乃とイチカの方に落とされる。
 それは距離があったため足元に散った程度だったが、再び補充したクリームを両手に持ってやってきた嫉妬団にイチカが瞳を細めた。
 別れたチームの所為で、秋乃の姿は未だ見えない。
 見えたとしても、ぶつけたら後が怖そうだと思えば後腐れない嫉妬団を狙った方がいいような気もする。
「なんだか五月蠅い人達だね」
 そして、遠慮なくクリームをその顔面に叩きこむ!
 そんなイチカの背後に迫るのは、秋乃だ。
 そう、彼は一番最初に狙うのはイチカと決めていた。
 なぜならば……。
(あいつのせいで何度散々な目にあったことか……今日はあいつをのめす!) 
 日頃の鬱憤とかそういうのは、主にイチカから発生するのか。
「イチカ、覚悟しろこの野郎!!」  
 そう言ってしまえば、イチカだって何が起こるか分かると言うもの。
 ひょいっと避けた足元に、秋乃からはなたれたクリームがべちょりと白く地面を染め上げた。
 間髪置かず、背中に当てられたのに再度持たれたそれは、狙ってきた嫉妬団へと。
 やられたら全力でやり返すそれは、見事顔面にヒットした。
 これがイチカ相手にでればいいのに……! 秋乃の闘志は燃えて行く。
 始まったパイ投げに、押しが弱いものも考えものか、とセラフィムは思う。
 それに、今はまだ赤が際立って見えるゼッケンに、自然と眉がよった。
(赤い。赤に染まるタイガは、今は見たくない)
 なんか、ある顔だ、とタイガは思う。
「あんま強調しねーのに珍し」
 先程のだと分かったのか、セラフィムが首を傾げる。
「そう? いい機会だし反射神経養おうと思って」 
「初めてだからこそ楽しんでこうぜ」 
「っ!? わかってるよ」
 真剣な表情で、投球するものの、真剣さと反比例でなかなか飛ばない。
 そんなセラフィムの脇で投げたクリームは、見事嫉妬団の頭に命中した。
「よっしゃ! あったりー! セラもっと力抜いて脇しめて」
「分かってる!」
 憮然としつつも、もう一度、と投げるが上手くいかない。
 上手くあてられるのは当分後かもしれなかった。
 当てるか当たるか、そんな問題より違う問題に直面していた者が居る。
 全身タイツを着込む珠樹に服を差し出された千亞だ。
「千亞さんに汚れてもいい服をご用意しました、ふふ」
 なんて言って差し出された短パンサンタ服に、男装の麗人に見えることもある千亞が突っ込みをいれる。
 いや、千亞は女性じゃない。
「……僕は男だー!」
 そう、男である。
 けれど一歩も引かない珠樹に折れればサンタ服に身を包む。
(あーもう、お望み通り着るよ、参加してやるよ、当ててやる珠樹…ッ!)
 愛らしい千亞に良く似合っていた。
「珠樹、日頃の恨みッ!」
 赤い怒りの炎を燃やす千亞からパイが投げられれば、珠樹の瞳がぱぁっと輝く。
「千亞さん、さぁさぁもっともっとぶつけてください!!」
 はぁはぁと息が上がる勢いで向かってくる黒タイツに、千亞からパイだけでなく説教まで飛び出す。
「って、自分から当たりに来るな馬鹿っ!」 
 どんどん投げられるパイに屈しない珠樹に、なぜか逃げながら投げることになる千亞だった。
 千亞から投げられた叶達の元へと向かう。
 投げるのは僕に任せて、なんて言っていた叶は、桐華の影に隠れる。
「桐華!」
 咄嗟に壁にされた桐華は、こういうのは先にあたってしまった方が楽しいと叶に言う。
 あちらこちらから投げられるパイに、壁にしようと動く叶の両手を持って、くるっとターン。
「ちょ、桐華さん、両手持たれたら投げらんないよ」
 まるでステップを踏むかのようなそれは、テンペストダンサーである桐華の本領発揮である。
「わぁ、ダンスみたーい」
「ダンスステップはお手のものですから?」
 再度くるっとした瞬間、べちょり当たったのはパイだろうか。
「って、ちゃっかり僕盾にしてませんか!?」
 不満を漏らす叶に、桐華が嘯く。
「ほら、そんだけべたべたなら、どれだけ喰らっても一緒だろ」
 それもそうかもしれない、と叶が頷くのだった。
 ハティとブリンドは出会ったその瞬間から投げ合っていた。
 記憶スキルを駆使して投げつけてきた相手に投げ返していたブリンドは的確に相手を沈めていた。
 丁度10個目を数えた時に投げてきたのはハティだったのだ。
 ハティ相手ならば日頃の鬱憤をブチ込んだ一撃を。
 そう決めていたブリンドから放たれる一撃を、ハティが回避する。
「やり過ぎだぞリン、見ろ白い涙が……なんだクリームか」
 けれど、ちょっとついたクリームを拭いながら言うハティにブリンドは思う。
 契約前は臆病なヤツなら神人なんて要らないと思っていた。
 けれど、ハティはそうじゃない。
(怯んだことがねーのも、考えもんだがな)
 立ち向かうハティは、真新しい服にただならぬ気合を感じるけれど、ブーツはいつものいいやつだと気がついた。
 それにちょっとだけ頭に浮かんだ、部位狙いだとか倍返しだとか、そっと封印する。
 シンプルな投げ合いこそ、戦いに丁度いいだろうか。
「こんな汗と涙的なクリスマスもありか……いやこれクリームだ」
 投げ合うパイは、どんどん激化していく……!




 時間は半分以上過ぎた。
 回りはもう誰も彼もがクリームだらけだった。
 無事な人はスタッフと建物含めどこにもない。
 庇うタイガの背にクリームが付く。
 それは、少し前の出来事を嫌でも思い出させて、自然と沈みがちになる瞳。
「! 庇わないで。タイガ避けれるだろ」
 それに気がついたタイガがにっと笑い覗きこむ。
「当たるって分かってて何もしねぇなんて我慢できねーよ。倒れた挽回に良いとこ見せてぇし」
「……馬鹿」
 セラフィムの言葉にタイガが苦笑を零す。
(動ければタイガは倒れなかったかもしれない。前はよかったけどそれ以上だったら……強くなりたい、せめてタイガの背に立てるような)
「そんなのいつも見てる」
「へ?」
 褒められた? とタイガがそれ以上何かを紡ぐ前に、無防備だった2人へ忍び寄る姿。
「さぁ、もっとぶつけて下さい……!!」
 千亞以外には当てに行く珠樹から放たれたクリームは、セラフィムの肩に当たって地面にと落ちて行く。
「ぶつけちゃって下さい……!」
 千亞も援護するかのように愛らしいサンタ服から想像もつかない勢いで当てに行く。 
「?! よくも!」
 平気、と答えを返しタイガより一足早く投げられたクリーム。
 上手い具合に顔面に当たったそれに、セラフィムに笑みが広がった。
「あ……僕でもできるんだ」
「お、よかったな!」
 にっと満面の笑みを浮かべたタイガの視線が、セラフィムの頬にと注がれる。
 顔面直撃はお互い避けていたけれど、気がつけばついてるクリームをつい癖で拭って舐めとるのに、セラフィムの顔から笑みが消えて、真っ赤に変わる。
「いいって!」
「あ、ごめん、つい」
 そんな2人の傍に通りかかった叶がにやりと笑うとタイガ達へとクリームを投げる。
 それは当たらなかったけれど、タイガから投げられたクリームを桐華を盾にして避けた。
 それにしてもお互い盾にして盾にされての結果、クリームだらけだ。
 うっかりクリームまみれになったのは、桐華の所為! とばかりに同じチームだったはずの桐華に標的を定めることにした叶。
 ぽいっと投げられたクリームの宣戦布告に答えない桐華じゃない。
 支給されたクリームを手に取ろうと手を伸ばす。
「はしゃぐなら、もっと前ではしゃいで来……」
「桐華さん、覚悟!」
 最後の台詞とほぼ同時だった。
 顔面にあたったクリームが、でろりと地面にと落下すれば、その下から響く声音。
「……やったな?」 
 そっちがその気なら乗ってやるよ。と笑う桐華にはすでにクリーム。
 両手に何も持ってない叶に此方も宣戦布告。
「後で泣いても知らないからな」
 たっぷり載せられたクリームが、叶へと投げられた……!
 べちょりとついたクリームに、2人の闘志は燃えあがって行った。
 同じように、たっぷり載せられたクリームを先程から投げまくっては避けられているのは秋乃だった。
「あ、くそ!」
 肩を擦っていったクリームに眉をひそめる。
 あとちょっとで顔面に当てられたというのに。
 そんな様子をみて、さっきから僕を狙ってる? とイチカが首を傾げた。
 再び狙ってくる秋乃ににこりと微笑む。
「あはは、秋乃がそうやって僕だけを見てくれてるのはとっても嬉しいけど、それじゃあ僕には当てられないよー?」
 ひらり、ひらりと避けるのを追いかけながら、パイが宙を舞う。
「ちょこまか逃げるな!!」
 渾身の一撃と共にそう言えば、べちょりと背中に当たって地面にと落ちる。
 肩越しに振り返ったその先で、秋乃の瞳は真剣そのものだ。
「わー、秋乃ってば目が笑ってない……」
 これは、本気でやらないといけないかもしれなかった。
 そして本気で投げる方に回っていたのは珠樹もだった。
「く、ふふ、ふはははははははは!!」
 いや、本気で投げて本気でぶつけられるのを楽しみにしていたのかもしれない。
 どこかイっちゃった瞳で投げられるそれは、ぶつけるよりも当てられるほうが多かった。
「ふ、ふふふ……! さぁ、皆さんの欲望を私にぶつけてください……!」
 嫉妬団の格好をしている珠樹相手とはいえども、そのどこかイっちゃった雰囲気に投げる方もちょっとビビりが入っていた。
 その動揺が、近くで投げていた千亞へと向かう。
「千亞さん」
 包み込むように守られた千亞が、腕の中で瞳を瞬く。
 千亞のことを気にかけてくれていたのか。
「……お、おい。なんなんだよ……馬鹿」
 自然と見つめ合う形になれば、顔が照れて赤くなる。
「どうせなら、もっと千亞さんも私に投げて下さい……!」
 かっこ良かった時間もすぐに終了し、お望みとあらばと持って居たパイを顔面に叩きこむのだった。
 汗と涙的なクリスマスを行っているハティとブリンドも、そろそろ全身がクリームだらけだ。
 何度でも立ち向かってくるハティに、俺が見たいのはこれじゃない、とブリンドは内心思う。
(もっと弱ったハティが……)
 意外と重くなってきたクリームが、前髪を伝ってハティの視界を遮った。
「ちょっと待て前が見えん、リン」
 ストップを掛けたと同時に、足元のクリームに足をとられてよろければ、咄嗟にブリンドの手が伸びた。
 支えられた力強い腕の力に、少し溜飲が下がった。
 いつだって、きっと彼は名を呼べば出て来てくれるだろうから。
「どうする? まだやるか?」
 ブリンドが問いかけたその時だった。
 空に轟音が響き渡る。 
 終了の合図だ!



 肩で息をするセラフィムに、タイガがお疲れさんと声を掛ければ微笑みが返る。
 守られるだけじゃなく、守ることも再確認できたのは、大きな成果だったのだろう。
 お互いクリームまみれだけれど、やりきった笑顔を浮かべたのは秋乃だ。
 イチカに思う存分ぶつけられたのが良かったのかもしれない。
 クリームを拭い、ハティがぺたぺたとおすそわけだとクリームをつければ、ブリンドからもおすそわけ。
 いや、かなり本気のお返しだ。
「顔だけじゃ足んねぇらしいなヘアパックもしてやろうか?」
 ふるふると振られた頭へ、ちょこんとクリームがのっかった。
 あー楽しかった。と叶が笑う。
「シチュー食べようシチュー。温まろう」
 クリームフェスタでほっこりしたいと言えば桐華が頷く。
「楽しんだようで何よりだ」
 桐華の言葉ではないが、このパイ投げで一番楽しんだであろう珠樹は千亞に迫っていた。
 全身クリームまみれで、すでに黒タイツから白タイツへと変貌を遂げている。
「いい汗かきましたね、ふふ。
さぁ甘いもの好きの千亞さん、私のクリームを嘗め尽くしてくださ……」
「……誰が嘗めるかド変態」
 スパーンと手に持って居たパイを先程同様に顔面にと投げつければ、珠樹から恍惚に浸ったラブコールが掛る。
「さぁ、もっと……!」
 残念ながら、終了したためパイの補充はない。
 迫ってくる珠樹をいなしながら、千亞がクリームを拭う面々に声を掛ける。
 どうせならば、お祭りを一緒に楽しもうというのに、皆が頷いた。
 とはいえ、まずは先に着替えをしなければならない……。
 それぞれ、着替えをするために歩きだしたのだった。 

 


 お祭りで使われる料理にも、メリー・ベルの魔法が掛っている。
 手に取り歩く人々の顔は、凄く幸せそうで。
 愛し愛し合う者達の楽しげな笑い声が、街全体を包み込んでいた。
 一番の目的であったシチューを堪能しているのはハティとブリンドだった。
 先程のパイ投げのお陰でいい運動も出来た。
 あったかいシチューが、体に沁み渡るようだった。
 体だけじゃなく、心までもあったかくなったのか。
 ぽつりと唇から言葉が毀れ落ちた。
「リンが敵じゃなくてよかった」
 しみじみと呟けば、ばさりとタオルが頭に掛けられる。
「ちゃんと髪乾かせっつっただろーがボケ」
 赤い燃えるような髪が、タオルにわしゃわしゃとされて慌ててシチューの入ったコップをしっかりと掴む。
 少々手荒いけれど、それは相手を思ってこその行動だ。
「その台詞、そっくりそのまま返す」
 その言葉に、ハティが瞳を眇めた。
 そんな2人と同じように、シチューを手に語り合う姿があった。
 あったかいシチューにほっこりと笑みながら、叶がほっと息を吐く。
 沁み渡る暖かな温もりが、先程の楽しさと相まってさらに幸せな気分になる。
「お付き合いありがとね、桐華」
 俺も、お前に倣って久々にはしゃいだ気分だ、と頷く桐華。
「……また、こういう遊びに、混ざるなら、勿論誘ってくれるよな?」
 それに、当たり前でしょうと叶が頷く。
 そんな4人の傍に、仲良く歩いてくるふたつの影。
「タイガ、何食べる?」
「そうだな……」
 4人が食べているシチューを見て、あれにしようか? というのに叶がこれ美味しいよと答えを返した。
 その言葉にタイガとセラフィムが視線を合わせる。
「じゃぁ、まずはシチューってことで!」
 タイガの言葉に、セラフィムがそうだね、と微笑む。
 そんな皆に、あ、いいなーと声が掛けられた。
 やってきた秋乃だ。
「美味しい?」
 着替えが終わってやってきたばかりの秋乃の問いに、すでに食べていたハティが頷く。
 シチューもいいけれど、アイスもいい気がする。
 少々視線を彷徨わせていれば、やってくる姿が見えた。
 放って置かれていたイチカがアイスを買ってきていて。
「秋乃ー、このアイス美味しいよ。はい、あーんして」
「……するか!」
 くすくすと笑いがおきた。
 奪い取ったアイスを口に含めば、火照った体に心地いい甘さが広がる。
 こうやって皆とわいわいするものいいものだな……と思っていれば、今回参加したメンバーの中で一番クリームまみれになっていた珠樹と千亞がやってきた。
 お目当てはやはりシチューだ。
「私はシチューを、千亞さんには甘ーいプリンを買いましょうね」
「……そうだね」
 ちゃんと自分のことも考えてくれている珠樹に照れた瞬間、先程の顔面に当てられたクリーム、実に素晴らしかったとセラフィムに話しかける珠樹を慌てて止める。
 なんというか立ってれば美形なのに、口を開けばとても残念な変態である。
「あーもう、食べよう!」
 ぐいぐいと珠樹の背を押し、屋台へと向かいながら言えば、皆から笑いが起こった。
 同じ空間を過ごした者同士、一体感のようなものが生まれている証拠だろう。
 それぞれ買った物を手に、感想を語り合えば、それぞれがそれぞれの時間を過ごしたことが分かって笑みが毀れた。
 日頃のあれやそれが果たされた者、お互いの絆を確認した者、全身にクリームを受けて喜んだ者、なんだかすっきりした者……。
 色々とあったけれど、共通しているのは楽しかった時間ということだろうか。 
 やがて、あちらこちらで言われるメリークリスマスという言葉に、皆に笑顔が広がる。
 もう少し、楽しい時間は続いて行ったのだった。



依頼結果:成功
MVP

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 如月修羅
エピソードの種類 ハピネスエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル コメディ
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 とても簡単
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 なし
リリース日 12月15日
出発日 12月23日 00:00
予定納品日 01月02日

参加者

会議室

  • [17]セラフィム・ロイス

    2014/12/22-23:07 

    :タイガ
    叶は遊び心満載のピンおめでとさん!おどろいたー

    こっちもプラン提出っと!
    フェスタの方は一文しかいれれず、すっげーーーー残念なんだけど
    皆で満喫したいと書いたからMSに託したい。やりたいこと結構ふくらんじまったな
    当日はよろしくな!お疲れさんでした!

  • [16]ハティ

    2014/12/22-22:40 

    (おー)俺達も先程提出してきた。嫉妬団に触れる余裕がなかったんだが、きっと巻き込んでの乱闘になっていることと思う。クリームフェスタには皆も誘うと書いてみた。

  • [15]叶

    2014/12/22-21:38 

    思わぬところから思わぬ言葉を頂いてしまって真顔になった僕が居る。
    なんか方々にごめんなさい言わなきゃいけない気がしたけどね!
    なんか流行ってるらしいから着とかなきゃいけない気がしてね!
    着たら遊ばなきゃいけない気がして!!つい!!ありがとう!!

    クリームフェスタもちょろっと混ざれる感じに纏まったし、ほっこりタイムが結構あるかもしれないねー。
    パイ投げもフェスタも楽しみー。恨みっこなし!おー。

  • [14]叶

    2014/12/22-21:35 

  • [13]明智珠樹

    2014/12/22-18:42 

  • [12]明智珠樹

    2014/12/22-18:42 

    千亞:
    とりあえずプラン提出完了だよ。
    クリームフェスタは、「終わったら皆でご飯食べたいな」ぐらいしか入らなかったよ、むむむ。
    皆の戦いっぷりが楽しみだね。
    当たっても当てられても、恨みっこなし!で楽しもうー(おー)


    あ、あと珠樹が叶さんの胸開きタートルに大興奮していたことを追記しておきます、です。

  • [11]天原 秋乃

    2014/12/22-00:58 

    プラン仮提出してきた

    思いのほか文字数があまったんで、クリームフェスタのほうにも参加するつもりだぜ

  • [10]セラフィム・ロイス

    2014/12/20-09:33 

    :タイガ
    皆の意思OKっと!お前ら仲いいつかライバル同士みてーでいいなー♪
    『・・・僕らもやる・・・?』Σむり、無理すんなって!?(俺があてらんねー;)
    ってことで俺らは同チームでいくつもり

    迷えばお任せもいいかもな
    『・・・みんな色に拘りもないみたいだし『緑チーム』を希望しておこうかな
    少ない方にといっておいてわるい』
    んー(思惑ある感じ?)


    内戦でも寝返りでもおいしいし、決闘の奴らを見守ったり(加担はOKそうならする)
    ちょっかいかける嫉妬団を両チームで成敗とかそこらへん書いてみるつもりだ
    あ。フェスタでおつかれ会や話すものいいかもなー、文字数しだいか

  • [9]叶

    2014/12/19-22:25 

    心配要らねぇよ。これ(叶)も手遅れみたいなもんだから(きっぱり)

    別々組が多いのな。日頃の鬱憤を晴らすってのもいいかと思うけど…
    人を盾にする気満々の神人を華麗に裏切るのもありかと思ってるんで、チームに関してはまだ悩み中だな。

    ま、その辺もリザルトでお楽しみに、でも良いかと思ってるんで、ぎりぎりまで悩んどく。
    ダイスだけ記念に振っておこうか。

    【ダイスA(6面):6】【ダイスB(6面):6】

  • [8]天原 秋乃

    2014/12/19-22:15 

    俺とイチカも別チームにわかれるつもり。
    どっちがどっちになるかはリザで明かすとして…どうせだからダイスで決めてみようかな

    よっと

    【ダイスA(6面):5】【ダイスB(6面):2】

  • [7]ハティ

    2014/12/19-19:40 

    ブリンド:
    期待には応えねえとなー。俺はハティと別チームとだけ書いとくつもり。
    あれば希望を書いておいて、カラーについてはお任せでもいいんじゃあねーかと思ったな。

  • [6]明智珠樹

    2014/12/19-14:30 

    (このイケメンさん達、皆、やる気だ……!)

    改めて、みなさんよろしくお願いします(ペコリ)
    そして叶さん、珠樹の影響なんて受けちゃダメですよっ。変態がうつっちゃいますよ!(あわわ)

    うわぁ、結構皆さんパイ投げ参加するんですねっ。
    うーん、それじゃあ僕もガッツリ参戦しようかな。
    珠樹は相変わらず嫉妬団に紛れる気満々なようなので、よかったらぶつけまくってくださいね。
    あ、勿論僕も、ですけどっ。

    >タイガさん
    僕もチームはリザで、にしようかなって思ってるますよー(チーム人数少ない方へ)
    特に勝敗にこだわりはないし、一番狙いたいのはアイツだから(珠樹を見て)

    クリームフェスタはパイ投げ行動次第、かな……。悩むよー。

  • [5]セラフィム・ロイス

    2014/12/19-06:58 

    今回は俺から挨拶っと。よっす!俺タイガとセラフィムだ
    明智たちははじめまして!後は顔見知りの面子だな。よろしく頼むぞ!

    パイは全力でいくには決定済み!!セラもだって。フェスタは考え中かなあ
    つかクリームもった皿なんだな、これ。紙皿・・・?珍しい感じ?

    結託して投げたり連携できねーか模索中。交流・アドリブOKとは書いとくつもりだ
    チームは・・・リザで明らかにでも平気か?
    (PL:少ないほうに行こうかなーとも思ってたけど、その他大勢もいるから問題ないか・・・?)

  • [4]ハティ

    2014/12/19-03:48 

    ハティだ。自分の精霊が目下一番の敵になりそうなので戦いは避けられそうにないが、クリームフェスタで使われるクリームのパイってなんだか美味そうじゃないか…?
    味わっていたらブリンドにパイまみれにされそうではあるので、クリームフェスタのシチューを楽しみにパイ投げの方も参戦できればと思う。よろしくな。
    ケーキも捨てがたい。

  • [3]天原 秋乃

    2014/12/19-02:13 

    どーも、天原秋乃だ。
    珠樹さんは初めましてだな。以後、よろしく。

    ストレス発散によさそうだなってことで、俺達はパイ投げに参加するつもりだぜ。
    クリームフェスタはちょっと考え中(文字数的な意味で)

    勝敗はないって言っても、やるからには全力で挑むつもりだからよろしく。
    俺もイチカも、遠慮せずぶつけにきてもらってかまわないぜ。その分、お返しはさせてもらうけどな。
    目には目を、歯には歯を、パイにはパイを…!

  • [2]叶

    2014/12/19-02:00 

    こんばんわっと。叶と愉快な桐華さんだよ宜しくねー。
    ふふり、今回は僕も言ってやるんだ。明智君ご両人は先日ぶり。
    ご一緒の子も、皆顔を合わせたことのある子ばっかりだねぇ。
    あ、秋乃君達はみちびきの家の件ではお疲れ様。
    僕も気になってたお話だから、解決って結果が出たのは、何よりだよ。

    労いの意味を込めて思いっきりパイぶつけちゃったりしても怒んないでね☆

  • [1]明智珠樹

    2014/12/18-13:07 

    こんにちは、明智珠樹と申します。
    叶さんご両人、ハティさんご両人、今回もよろしくお願いいたします。
    セラフィムさんご両人、天原さんご両人ははじめまして、ですね。
    どうぞよろしくお願いいたします、ふふ……!

    見事にイケメン揃いですゆえ、皆様がパイを投げるのか投げられるのか
    クリームフェスタでまみれるのか動向が気になります。
    皆様にクリームまみれにされたい派としては嫉妬ゼッケンと赤い鉢巻用意しちゃおうかしら☆
    なんて思っておりますが…!(うきうき)

    千亞さんはとりあえず私にパイをぶつけまくりたいようです。愛ですね、ふふ…!


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