プロローグ
「スマイル担当『炎』でーすっ」
「ラブリー担当『龍』でーすっ」
「セクシー担当『王』でーすっ」
3体そろってー、せいのっ、
「「「炎龍王プリンセスです!!!(キラッ☆)」」」
※
「こういうかんじの炎龍王の分身を、がんばって相手してきてください」
「すいません。一番はじめから、すごく丁寧に、がぶり寄りで、説明してくれませんか?」
というわけで、状況を整理する。
タブロスより北に位置するノースガルドの、これまた北部に拡がる『スノーウッドの森』。その最奥部の『古代の森』に座す『メリーツリー』が、炎龍王やその配下の手のものによって、強力な魔法で閉ざされた。
この封印を破るには、古代の森の方々に設置された封印石を破壊し、魔法の力を弱めるしかない。だが、封印石の周囲は炎龍王の勢力下にある妖怪、オーガ、場合によっては炎龍王の分身などによって警固されている。
よって、封印石破壊の遂行には、ウィンクルムの力が必須となる。此度も、新しく発見された封印石を破壊してほしいという依頼が、A.R.O.A.からウィンクルムへと託されたわけだが――……、
「封印石のまわりにね、炎龍王の分身が3体もいるらしいんです」
炎龍王の分身があらわれてから、それなりの時間が経過した。そのせいか炎龍王の分身にも個性が生まれつつある。なかには、寡黙であったオリジナルと遠く離れた性格の分身もいるようだ。
そうして、誰も望まない方向に振り切れすぎた個体が3体、意気投合し、何故かアイドルユニット(と、本龍たちが申しております)を結成した。してしまった。
額を貫く一本角も禍々しき、ドラゴンに似た外貌の、筋肉隆々たる巨躯。それが3体。彼等は歌ったり踊ったり握手会を開いたりウィンクをキメたりして、ちなみに今んとこそれ以上暴れてはいない、古代の森に棲まう百獣を辟易させている。
「それが『炎龍王プリンセス』でして……」
曲がりなりにも、たとえプリンセスを自称していても、するなっつっても既にしているのだから仕方がない、相手は炎龍王の分身だ。真正面から当たれば、苦戦は必至であろう。対象の急所を突き、即急かつ堅実な仕事が望まれる。
「で、自称アイドルでしょ? だから、貴方方もアイドルになってアイドルの魅力で圧倒してきてください。そうしたら、あっちで勝手に精神的なダメージ受けてくれるそうですので、その隙に封印石をゴチンとやればいいんです」
やけにメンタルぐずぐずな炎龍王の分身だな、おい。
「いえ、そうでもないですよ。なんというか奴等、妙に自信をもっているらしいです。将来タブロスの次世代アイドルを担うのは、自分たちをおいて他にないとか。炎龍王プリンセスの魅力でミッドランドを席巻するとか。好き勝手ほざいているそうですから」
が、今回の通報者に同行した実娘の純真さに対しては、渋々白旗をあげたようだが。ぅゎょぅι゛ょっょぃ。
尚、今回の主なる目標は、あくまで封印石の破壊。炎龍王の分身は、必ずしも倒す必要はない。というよりもお薦めしない、実力の詳細が判然としないからだ。
「だから、ウィンクルムらしく胸を張って、純粋に、炎龍王とアイドル・バトルしてきてください!」
ウィンクルムって一体なんなんだろう(哲学)。
解説
元ネタばれないよね、ね?
・スマイルとラブリーとセクシーで、炎龍王の分身に対抗しようぜ! ついでに封印石も壊そうぜ!(←大事) そんなところです。
・炎龍王達の分身それぞれが得意とし担当する(と、言い張ってる)スマイル、ラブリー、セクシー、をテーマとしてアイドルバトルをします。
・アイドルバトルがなにかっていうと……なんなんでしょ。とりあえずアピール合戦とか? で、分身に『負けた』と思わせれば、隙ができて、封印石に近付きやすくなります。それで、封印石を壊す。
・負けた分身は、しばらく素直にへこんでます。
・アイドルバトルは、どなたかお一人で全部やってもいいですし、こちらもユニット組んでもいいですし。そのへん全部おまかせします。
・あっちがプリンセスだからって女装しなくともいいのです。いいのですけどね(なにかを期待する目)。
・アイドルバトル判定基準:その場のノリと勢い、気分、舞台演出、はったり、らぶらぶらぶ、ぱんつ(嘘)(たぶん)
・がんばれば1体ぐらい戦闘で分身は倒せるかもしれませんが、難易度は上がります。ちなみに、物理1択。強い。
・場所は、森のなかの広場のようなところです。炎龍王の分身が3体もいるわけで、しかもそれでも余裕があるわけで、つまるところわりと広々してます。中央に、封印石。これのまわりに、炎龍王の分身がいるわけです。
・動物と喋るための『ルンプルの帽子』を貸し出すこともできます。炎龍王の分身とはルンプルの帽子を使わずとも、会話が可能です。会話が無事に進行するか否かは、別問題ですが。
・行き帰りのあいだに大きなトラブルはないです。
ゲームマスターより
そんなUTSUWAでウィンクルムといえるんですかすいませんごめんなさい調子に乗りましぱんつはもうちょっと英気を養ってからにします
リザルトノベル
◆アクション・プラン
羽瀬川 千代(ラセルタ=ブラドッツ)
炎龍王プリンセス、強敵の予感がするね …ラセルタ、さん。リボン曲がってるよ(謎の羞恥で正視出来ない ルンプルの帽子貸し出しを申請 バトル前に森の動物達を探す 封印石を壊すために炎龍王プリンセスと戦いに来た事、 バトルに勝つ為に一緒に応援して欲しい旨を伝える お礼にサンドイッチや果物など持ち込んだ食料を渡そう 不安そうな人が居れば話をして勇気付けるよ(※メンタルヘルス使用) バトル中は精一杯声を出して応援します 皆、アイドルとして頑張っているんだから俺も一ファンとして出来る事をしないと サイリウム代わりにマグナライトとステッキを振り 助力請われた場合は快く承諾する 石の破壊はクリアレインで目くらましを行い援護を行う |
西園寺優純絆(ルーカス・ウェル・ファブレ)
アドリブ可 ラブリー担当 目的 ・アイドルバトルで勝つ ・封印石を破壊 グループ名 【LTM48(らぶてぃめ48】 コンセプト ・今会えるオーガ殲滅アイドル 衣装 淡いピンクのフリルとリボン付ゴスロリ 手首には桃色シュシュ 挨拶 「ラブリー担当西園寺優純絆なのだよ~☆ユズって呼んでにゃ(キラキラエンジェルスマイル」 「私たち、今会えるオーガ殲滅アイドル!LMT48です!(キラッ☆」 決め台詞 「プリティーラブリーゆずきっち☆(言いながら可愛くくるりと回りあざとくウィンクの近くでピース ファンのハートをピックアッープ♪だもん、ね(ハートを撃ち抜く仕草」 スキル 会話術 行動 ・自然な仕草 ・感情豊かに喜怒哀楽を可愛くやる ・味方の応援する |
フラル(サウセ)
【LTM48】を結成。 女装でアイドル…。 よし、ウィンクルムの力を見せてやる。 スマイル担当。衣装は元気なパンク系。 衣装に着替え、気力チャージしたら皆と一緒にアイドル! アピール合戦で、「爽やかな笑顔と逞しさであなたを魅了する、スマイル担当フラルです★」と爽やかさたっぷりに自己紹介する。 「私たち、今会えるオーガ殲滅アイドル!LMT48です!(にっこり)」 爽やかで明るい満面の笑みと、時折見せる、包容力たっぷりな凛々しい笑顔の2種類のスマイルを使い分け、アピール。 他のメンバーがアピール中は見守ったり応援したり。 グループメンバーと一緒に頑張ってアイドルして、プリンセスたちを敗北に追い込んでやる。 |
ロキ・メティス(ローレンツ・クーデルベル)
「この度LTM48入ることになったセクシー担当の一人となったロキだ、よろしく☆」 (役割・キャラ付けイメージ:クールビューティーでも若干天然) ラブリーもスマイルもセクシーも集まった。 LTM48きっとあなた好みのアイドルもいるはず☆ (棒読み) アイドル。しかもセクシーとか俺がやったら水商売臭くなるとしか思えないんだが…なんとかなってる、のか? ははは…俺一人でアイドルしかも女装なんてやるわけがないだろローレンツもちろんやるんだ…!! いい様だなローレンツとってもお似合いだぜ。 とにかく自分の思うアイドルを演じるしかねぇ。 やるぞ、お前となら。いやみんなとなら出来るはずだ。 石を砕くのは裏方・応援に任せた。 |
●その名は、LTM48
物の本にもあるではないか。1玉でも大蒜(にんにく)、2粒でも山椒、と(←嘘)。ならばこの場に存する人員が計8名だったとしても、その数値を冠することに、なんら問題はないはずである。
48。相撲の決まり手ではない。
「私たち、今、会えるオーガ殲滅アイドル!」
揃いのアピールが玲瓏と響く。
木暗がりより浮かびあがる人影。或る者は両の掌で胸元にハートをかたどりながら愛らしく片膝を曲げ、別の者は爽やかな笑みを浮かべつつ誘うように利き手を差し出し、また別の者は頭上の角から爪先に至るまで幻想の煌めきを鏤める等、各自が思い思いの姿で佇む。
「LTM48です!(キラッ☆」
らぶてぃめっとふぉーてぃーえいと。ルーカス・ウェル・ファブレによる命名だ。
沈黙の帷が落ちる、刹那。
「ほらね、応援はこうするんだよ」
場を取り繕うように、羽瀬川 千代が拍手をはじめれば、成る程と、彼の周りの小動物、たどたどしく前脚や羽翼を打ち合わす。
鳥獣の正体は、ルンプルの帽子を通じて、千代が誘い掛けた動物たちだ。道々のスカウトだったので数は多くないが、なに、心意気こそ肝要だ。それが証拠に鳥獣ら、千代のゼスチュアをひっしと見詰め――……、
「というよりは……」
懐を抑える千代。彼等が真に狙っていものは、千代が手配した、果物やサンドイッチかもしれない。
「ありがとうっ♪」
一足先にポーズを解いた、西園寺優純絆。手首に結んだ桃色のシュシュを揺らして、彼の――ほんとうに『彼』、か?――精霊にサインを送る。
「ルカさま、言われたとおりにできたのだよ~☆」
「ユズキ。見事です」
ルーカス、銀縁の下のまなじりに滲む光をそっと拭う、若しくはそんな素振りをしてみせる。
「皆さん、よくぞここまで成長なさいました。私も長年プロデュースに携わった甲斐があったというものです」
「そうだったの?」
「しっ」
封印石破壊の任務を引き受けたのはつい数日前のことであるし、打ち合わせにかけた手間暇も、そんなものではなかったろうか。
ローレンツ・クーデルベルが首を捻りながら、ロキ・メティスの袖を引けば、ロキは食指を唇に添える。
「やると決めたのだろ? ならば、プロデューサーの言葉は絶対だ」
「そうかもしんないけど……」
ローレンツ、やるせない気分で自らを、正確には自らの衣装を見下ろす。そりゃあ確かに、この依頼をもらってきたのは、ローレンツ自身だ。だからといって、これはない――ひらひらのぴかぴかのびらびら。
まごうことなき女装ってやつ。
この場にいるウィンクルムの半数以上が、ルーカスPの目利きによる、ガールズファッションに身を包んでいる。が、一人きりでないからといって、それがなんになるというのか。ローレンツ、テイルスの尾をしょんぼりさせる。
「俺がやらないと自分もやらないって、ロキが言うから……」
「……ははは、」
空虚な綻びで応じる、ロキ。彼も又きらきらしい衣装を着こなす一人だ。
精神的な寄る辺の一部を犠牲にしてまで、クライアントの希望に添おうとする姿勢は立派の一言。社会人、いや、社畜の鑑だ。そう呼ばれて本人が嬉しいかどうかは、ともかく。
「俺一人でアイドル、しかも女装なんて、やるわけがないだろ。ローレンツも勿論やるんだ!」
「やるよ! やってやるよ! やればいいんだよね、やっちゃってるけどね!!」
一方で、フラルやラセルタ=ブラドッツ、妙に張り切っている。二人の意気込みの方向性は少々違っているけれども。
サウセ、ヘテロクロミアの瞳を流し、相棒を見遣る。アイドルといえば女装と聞かされ、いささか気後れしていたフラルだが、封印石の間近に至った現在は、衣装から放たれるまばゆさもなんのその、きりきりしゃんと正面を睨む。
線の儚さは上辺だけ、その実、フラルの内面はなかなか質実剛健だ。華やかにめかしても心がけは男前。サウセ、素直に感心した。
そういえば、と、サウセは思う。ウィンクルムの任務におけるフラルの女装は、2度めだったか。幾分中性的なうえ、着痩せするタイプのフラルは問題なく――むしろ見目麗しいといってぐらいに、女物を着こなしている。
似合う。とてつもなく似合うのだが、これでいいのだろうか。
いいんだよ(どこからともなく)。
サウセがフラルをみやる傍ら、千代はといえば、逆に、ラセルタへまともに顔向けできないでいる。
「炎龍王プリンセス、強敵の予感がするね……」
「ああ。だが、負けるわけにはいかない。アイドルたるもの笑顔を届けるのが仕事だからな」
あくまで上品に優雅に、格調高くあらんと努めるラセルタ、アイドルとして。
それ以前に、俺たちはウィンクルムだったはずじゃあ。千代、すんでのところで言葉を呑む。
「……ラセルタ、さん。リボン曲がってるよ」
いっそ自分が女装したほうが、気は楽だったろうに。謎の羞恥に苛まれつつ、ラセルタの衣装を直す千代の十指のこわばりに、ラセルタ、とうとう感付かなかった。
「さあ、では皆さん、」
ルーカス、ぽん、と手を打つ。
「リハーサルはここまでです。本番も気合いを込めて、まいりましょう」
全部リハだったのかよ!
と、突っ込む野暮天はいなかった。各々、ふたたび気を付ける。一様のデザインの腕首のシュシュが眩しい。
「ラブリー担当西園寺優純絆なのだよ~☆ ユズって呼んでにゃ」
「スマイル担当ローレンツだよ。よろしくね☆」
「爽やかな笑顔と逞しさであなたを魅了する、スマイル担当フラルです★」
「この度LTM48入ることになったセクシー担当の一人となったロキだ、よろしく☆」
「ごきげんよう、LTM48セクシー担当ラセルタだ。俺様の魅力でハートを射抜いてやろう」
ぱふぱふぱふ、と、手拍子。千代、サウセ ft.森の動物さんたち。
そして、
『私たち、(略)』
此処に至るまで出番のなかった炎龍王の分身こと炎龍王プリンセス、いたんだよ最初っから、ようやく口を開く。
「今、会えるというか、そっちから会いに来てない?」
「一時の細部にとらわれてはいけません。エンターテイメントとは、時代の潮流を読むことからはじまるのです」
「アッハイ」
答えてるんだかないんだかなルーカスに押され、炎龍王プリンセスおとなしく肯く。どちらかといえば細部にとらわれがちなのは、『細かいところまで気になるのが、僕の悪い癖』(一人称違ってんぞ)いつものルーカスのほうだが、んなこと、プリンセスが勘付くわけない。
かように少々おつむの可哀想な炎龍王プリンセスであったが、使命には忠実である。
「あたしたちのステージを邪魔しにきたのね!?」
「許せない!」
「こうなったらアイドルのプライドをかけて、勝負よ!」
すまん、忠実だといったな。あれは嘘だ。なにはともあれ、始まるアイドルバトル。勝利の行方は貴方の心のなかに。
●えるおーぶいいー
いわゆるゴシックロリィタ調の、基調は、黒。差し色としてライトピンクを、フリルとリボンにあしらう。
パニエで膨らませたスカートからのびる健やかな両脚の先、編み上げのショートブーツ。厚底の踵を上手に使って、1回転。
「プリティー・ラブリー・ゆずきっち☆」
魔女っ娘見習い♂の如く、リズミカルに。明るい色のツインテールから、鈴の鳴るよう、しゃんしゃんと煌めきを放つ。千代がさしかけるマグナライトの明かりを、斜め下から浴びる優純絆、天使のような悪魔のような、極上の微笑みをこぼす。
「ファンのハートをピックアッープ♪だもん、ね」
ピストルのかたちの片手を、優純絆、こっくりひらめかせる。あざとい実にあざとい。
優純絆は、前方の炎龍王を撃ったはずだった。しかし、反応は優純絆の後方から兆した。ルーカス、律義に心臓のあたり押さこむ。
「はは、真っ赤なハートをもっていかれてしまいました。流石は、ユズ。百発百中ですね」
「……組織も末端になると、色々ぶっとびますが」
はたはたと拍手を送りながら、サウセ、ふと思案する。今回の炎龍王の分身が炎龍王本体の性格からずいぶんとかけはなれているのは、そういう理屈だろうかと思っていたが、ひょっとして、ウィンクルムも同類ではなかろうか。
「もう1回、えぇい☆」
「ぐわあ、やられたぁ」
親莫迦である、完膚なきまでに。
常日頃ダンディで通すルーカスが、満面の笑みを浮かべながら、スローモーションで俯せになる様子は、もはや一種のオカルトだ。
が、孤児院で生まれ育った千代にとっては、また別の感慨を喚起する情景だったらしい。
「麗しい親子愛だね」
千代もまた喜んで前のめりになり、周囲の動物たちもそれを見倣いバタリと伏せ、不思議な義務感に突き動かされたか、応援にまわっていたウィンクルム達もくしけずるように、バタバタと倒れ――……、
気が付けば立ち尽くしているのは、炎龍王プリンセスとサウセのみ。
あざとく、じゃなかった、あどけなく、優純絆は小首を傾げる。
「サウセお兄ちゃんは平気ですの?」
「……サウセ」
低いところからの、フラルの低い声。はなはだ遅ればせながら、サウセ、這いつくばう。そのとき彼は、仮面の下でどんな表情を作っていただろう。
どっこい眼鏡は生きている。
「どうです。ユズのラブリーの魅力に、うちの味方は全滅です」
うつむきのままのルーカスからの、どうみても勝利宣言とはおもえない、勝利宣言。その声はまるで、銀縁眼鏡そのものから鳴り渡るようであったという。
「くっ。しかたないわね、ここは引き下がってあげるわよ!」
炎龍王はおとなしく応じる。出だしは順調だ。
まずは、1勝!
●にっこりにこにこー
第2ステージへ突入。
フラルはきびきびしたと仕種で衣装の埃を払い、立ち上がる。『10/6』のタグの縫われたフェルトのシルクハットを脱いで、晴れ晴れしく一礼。不敵な笑みで。
彼の意志を結晶させたかのような、衣装はスチィムパンクロリィタ。皮革や真鍮の風合いを程良く取り込んだ衣装は、他のアイドルのものと比べれば、可愛げという点では一歩劣るかもしれない。だが、フラルにはそれを補うだけの決意がある。
「オレは、守られるだけの存在になるつもりはない。今こそウィンクルムの力を、いや、神人の力をみせてやろう」
なんだか微妙に争点がずれてはしないか。相棒のサウセは、しかし何も告げず、携帯プレイヤーを操作して、フラルのためのBGMをさぐる。
自分の出番でもあるのだ、と、ローレンツ、押っ取り刀で教養と経験を総動員させる。彼の知るかぎり、アイドルとは笑顔がすごく可愛いものだ。花のようで、虹のようで。線が細く、色白で、金髪碧眼のロキならいざ知らず、果たして自分にそれが務まるだろうか。
だいたい女装なんて、似合うはずがないのに。フラルのそれとほんの少し意匠の異なるコルセットに締め付けられながら、ローレンツ、健気に思い切る。
「でも俺、がんばるよ! にこー」
にこー。オノマトペではない。ローレンツは、現実にそう発音したのだ。
にこー。
――……、
「助けて、ロキぃ!」
「泣くな、ローレンツ。あくまでもスマイルだ」
見かねた千代、ここがメンタルヘルスの使い処かと、助けをさしのべる。
「ローレンツさん。笑わなきゃいけないからって、別に、にこーって口に出す必要はないとおもうけど」
「笑うのってどうすればいいんだっけ。あ、ハイチーズだ!」
「ちょっと違うんじゃ……」
「チーズじゃなくて地図ならあったような、えっと」
ローレンツ、千代の手には負えぬほどの恐慌を来たしている。衣服を手繰って地図を取り出そうと、だが、あまりにも焦りすぎたのだろう。慣れない女装が理由でもあった。
「きゃうんっ」
いつのまにやら悲鳴までそれらしく、ローレンツはうしろにくずおれた。ドロワーズ(≓ぱんつ)のフリルが、冬の酷寒にまざまざと晒される。
「……ローレンツ」
いいざまだ、と扱き下ろす気にもなれず、ロキ、凍てつく蒼い瞳で相棒を見下ろす。涙ぐんで反駁するローレンツ。
「だってルーカスPが、やるときは徹底的にって!」
「ふははは、スマイルはこちらのものだな!」
上目遣いで泣きべそをかくローレンツはたいへん愛くるしい(主に、苦しい)けれども、勝利の条件はあくまで『スマイル』、あわや1敗か。ウィンクルム達に危機が迫る、しかし、ここで凛と響く名乗りが、炎龍王の宣言を断った。
「いいや、まだだ。俺がいる」
フラルが動く。まかせてくれ、と、身を切る風のように清冽な、しかして、濃やかな情のあふれる笑みをローレンツに与える。否、その微笑みは、一人だけに与えられるものではない。彼は半周し、その場の生き物すべてを愛おしむ。
最後に、彼にいちばん近しい精霊にとっておきの面持ちを、それがきっかけになる。サウセは携帯プレイヤーの音量を一気に引き上げた。
『えんやーとっとー♪ エンヤーーーァサーァのドッコイショ♪』
アニキー今朝は大漁ですぜーーーー!
あ、と、誰もが唖然とした、無論、その筆頭はフラル。サウセ、と、弱々しくふりかえれば、仮面の相棒はけろりと答える。
「フラルさん(の凛々しさと優しさ)を形容するには、東方につたわるという、大漁節が最適かと、私なりに愚考しました」
「すまない。お前の感性を信じた俺が、まちがっていた」
だが、これが決定打になったようだ。炎龍王プリンセス、がっくり肩を落とす、ドラゴンの肩ってどのへんだ?
「くっ。自らがスマイルを放つだけでなく、相手をもスマイルを呼び起こす……それが、真のスマイルというのか」
「そ、そうだ! これがウィンクルムの実力だ!」
「フラルお兄ちゃん、なんだか、あわあわしてますですの?」
「ユズ、憶えておくといいですよ。アドリブやアクシデントを味方に付けることも、アイドルとしての実力です」
「はぁい、なのだよ~♪」
ルカ様がいうのだから、そうなのだ。優純絆は無邪気に受け取った。ルーカスに付いていけば、きっとトップアイドルになれると思った。いや、だから、そうじゃなくって。
計2勝1敗?
●セクシーもいいけどコケティッシュもね!
荒っぽい空っ風が吹き付ける。黄金の前髪がはらはらと舞いあがり、ロキの冷ややかな表情を剥き出しにする。
「ローレンツ、仇はとってやるからな」
死んでない、いや、死んでいるも同然かもしれない。ローレンツ、三角の耳までたたんで小さく丸く縮こっている。手の空いたとなった優純絆が撫でこ撫でこして慰めているが、魂でも流れ出したかのように身動ぎもしない。
「ローレンツお兄ちゃん、とってもどじっ子で可愛かったですの?」
「う、うわああああん」
たぶんそれ追い打ちです、ゆずきっち。
セクシーなぞ自分がやったら水商売も同然だろうと考えていたが、相棒をコケにされた(←自滅でした)のではやむをえまい。とにかく自分の思うアイドルを演じるしかねぇ。決意の言の葉を噛みしめる。
「やるぞ。今は亡きお前の魂と共に(※だから、死んでない)。いや、みんなとなら出来るはずだ」
科白は雄々しいが、彼の装いは、再々度ルーカスによるプロデュースの、ロリィタ「Qi lolita」である。チャイナドレスから媚を除き、風格と気品を取り入れた意匠。詰め襟のプラトニズムとは対称的に、ボトムには大胆な切り込みを、しかしストイックなニーソックスが最後の砦となって露出を防ぐ。
ロキと色違いの衣服を召すラセルタ、あくまでも毅然と、悠然と、千代の方角に確かめるように視線を流す。その瞬間、千代の背筋をぞくりと駆け上る感覚の正体は、いったいなんだったのだろう。
「さあ、行くぞ。ファン1号。俺様に勝利の口付けを」
「俺、1号なんだ」
「名誉な数字だろう?」
「はいはい」
いたたまれなさを辛うじて堪えつつ、千代、ラセルタの頬に口付ける。静かに、微睡みが近寄るように――インスパイアスペルを誦した途端に、トランスの光が古代の森の薄闇をぼう、と押し開ける。
燐光に誘われたか、千代は改めてラセルタに見入る。似合う、似合うけれども、せめて大腿筋ぐらいはもうすこし隠してくれやしないか。スリットから垣間見える、絶対領域。おまけに、ディアボロの尻尾までこれ見よがしにひらつかせて、これなら寧ろ、全部見えていたほうがマシだったかもしれない。
ラセルタ、顎で指図して、手近な樹木の幹に、千代の背をぴったり添わせる。滴るように真っ赤な林檎を、千代の頭上と両手に据え付ける。
「狙ったハートは逃がさない、百発百中の狩人なのだから」
と、腰のガーターベルトからから魔法銃をくるりと、ラセルタ。右手、左手にぴったり誂えたように収まる二挺拳銃、取り出すのとほぼ同時に構える。射撃と射撃の切れ目には、殊更間合いを置く。矢継ぎ早に、千々と砕ける果実、針で突いたが如く。果汁がはじけた。
が、そこで思い掛けない反応は内輪から兆した。千代の連れてきた動物たちが、ざわめいたのだ。
「ああ、ごめんね」
並みの動物よりは知能が高いとはいっても、そこは獣の本能、銃に恐怖をおぼえるのもいたしかたがない。千代、孤児院でそうするように、動物たちを宥める。
「だいじょうぶ、怖くないからね。あのお兄さんは、角もあってとんがった尻尾もあって怖い顔してるけど、たぶん悪い人じゃないから。この林檎、良かったら食べてもいいよ」
「おい、ファン1号」
ファン1号のファン1号とはおもえぬ言い草を、ラセルタ、咎めようとする。しかし、それより一瞬早く、
「負けたわ!」
炎龍王プリンセスが轟かせる、落胆、悲鳴。
そうだろう。俺様の隠しきれぬ気品のまえには、降伏せざるをえないだろう――が、ラセルタの確信はあっけなく裏切られる。
「なんというあふれる母性……これぞ男女の垣根を越えるセクシャリティだわ……。あたしたちにはそこまで考えが回らなかった」
千代のほうか!
「そ、そう、ラブリーもスマイルもセクシーも、これにてミッションコンプリート。LTM48、きっとあなた好みのアイドルもいるはず☆」
もしかして俺の出番なくなってね? 仇とらなくてもよくね?
しかし、ローレンツはそれぐらいでしょげたりしない。ここぞとばかり平静を装い、たたみかける、科白はいくらか棒読みちっく、声音に若干の動揺がみてとれたが、そんな細かいニュアンスが相手方に伝わるわけがない。
勝利の決まったっぽいその隙に、サウセ等の裏方兼待機組が封印石に忍び寄る。敗北の苦さに酔い痴れる炎龍王プリンセスに、接近を塞ぐ余裕はない。武具を二振りもすれば、ごちん、石は速やかにひびわれる。早々に退散するウィンクルム達。
ルーカスは、終始御機嫌だった。
「皆さんよく頑張りましたね、お疲れ様です」
自分たちが率先して企画した公演の成功ほど、嬉しいものはない。おのずと微笑が込み上げる。ほうれい線が懇ろに深まる。
「私が教えられることはもうありません。自分の道を信じて歩んで下さい」
「ルカ様、 ユズも独りでやらなきゃですの?」
「ユズはいいんですよ。私といっしょに世界をめざしましょう」
いや、だから、そうじゃなくて(3時間ぶり・2度目)。ウィンクルムだし。が、そんなことにおかまいなく、
「これからも精進しょーじん。えいえいお~なのだよ☆」
優純絆は手を振り上げる、桃色シュシュの出番がそれだけでないことを喜んだ。そのときはラセルタも連れて行ってやるとよかろう。彼は何処か未練たっぷりに、封印石の方角を見返る。
「お前達とはもっと別の場所で出会いたかった、炎龍王プリンセス」
もしも何かの奇跡が起こったならば、やはりファン1号と一緒に。そして今度こそ千代を上回る蠱惑を見せつけてやる。ラセルタの対抗心など素知らぬ顔で、千代、動物たちに約束の御馳走をわたしていた。
依頼結果:成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 紺一詠 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 男性のみ |
エピソードジャンル | イベント |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 簡単 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 4 / 2 ~ 4 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 11月28日 |
出発日 | 12月05日 00:00 |
予定納品日 | 12月15日 |
参加者
会議室
-
2014/12/04-21:42
ルーカス:
えぇそうですね、自己紹介はアイドルにとって大変重要且つ大切です
個々の担当や各自にあったアピールが良いでしょう
それと、他の人達がやってる時は皆で応援するのも仲良しグループとしてポイントが高いかと思われますね
個性も出せるようなプラン…
此方ももう少し煮詰める必要がありそうですね… -
2014/12/04-19:33
よし、今日中にプランを仕上げるぞ…!
ふむ。アピール合戦か…。
「私たち、今会えるオーガ殲滅アイドル!LMT48です!」の前に、どこかのアイドル見たいに自己紹介をすればいいのかな?
個性を出すにはよさそうだな…。
どんな台詞でアピールするか…。 -
2014/12/04-12:39
ルーカス:
遂に明日出発ですねぇ
皆さん、頑張りましょう(微笑)
所で、アイドルバトルは一体何をするのでしょうか?
アピール合戦と言いますけど、一人づつですかね?
あぁそうでした、言い忘れる所でしたよ
アイドルは最初の挨拶、掴みが大切なので各自担当にあった挨拶をお願いします(微笑)
そして挨拶し終わったら全員でコレを言って欲しいのですが、平気でしょうか?
ユズ…
優純絆:
はいですの!
「私たち、今会えるオーガ殲滅アイドル!LMT48です!(キラッ☆」
ルーカス:
こんな感じで如何でしょうか?
(すみませんすみません暴走してすみませんーーーーー(土下座) -
2014/12/04-03:09
ここまでの流れを確認しました、衣装案及びLTM48発案まで有り難う御座います!
ラセルタさんも女装とはったりは頑張ってくれるみたいです。
残念ながらメイクスキルを持っていないのでこのまま行く事になりそうですね…。
石の破壊は裏方側で、ですね。俺にもお手伝い出来れば良いのですが。
その場のノリを此方へ引き寄せる為にも、裏方として頑張りますね。 -
2014/12/03-23:29
ルーカスがプロディーサーか…そうだな似合ってると思う。
LTM48はいいと思うが。
女装か…まぁ、頑張ってみよう。
ローレンツ:「えっ!?それ俺も?」
-
2014/12/03-22:09
ルーカス:
プロデューサー、ですか…
悪くありませんねぇ…(微笑)←
うふふふふふっ何を言ってるんですか、フラルさん?
LTM48はアイドルですよ?女装に決まってるじゃないですか(ニコニコ)
しかしそうなると、メイクが出来る人が必要になってきますね…
誰かこの中にメイクスキルある方はいらっしゃいませんか? -
2014/12/03-22:00
プロデューサールーカス氏、衣装提案感謝する!
そういえば今更だが、アイドルの衣装って女装でいいのかな?
天の声(GM)が何かを期待しているし…。
あ、今のところセクシーが多そうなので、スマイルに移りたいと思う。 -
2014/12/03-21:45
ルーカス:
ではその名前で行きましょう(微笑)
それでしたら、ラブリー衣装は可愛くフリルやリボンがついたゴスロリ系統ですかね
ユズのタンスにあった筈ですしね
スマイル衣装は元気なパンク系ですかね~
不思議の国のアリスにいる帽子屋の様なイメージは如何でしょうか?
セクシー衣装…スリットが入った中華ロリ系統は如何でしょうか?
今巷で流行りみたいですしね(微笑)
共通で身に付けるのは、手首にシュシュなんかどうでしょう?
ワンポイントでアイドルっぽいかと(微笑)
>石
分かりました、では隙を見て撃破に向かいますね(微笑) -
2014/12/03-21:17
なるほど。全員でってのはいいな…。
グループ名は【LTM48(らぶてぃめ48)】でいいと思う。
楽しそうな名前だな。
衣装…。
スマイル、ラブリー、セクシーでそれぞれタイプが違うし、共通コンセプトか何か共通のものを身につけてあとはそれぞれってのもありかもな…。
石の破壊は、応援と裏方担当のメンバーが分身ズが打ちひしがれたりしたら、隙を見てって感じの方がいいかもな…。 -
2014/12/03-16:59
ルーカス:
遅くなりすみません。
そうですね、この際決まらなそうでしたらグループでも良いと思います
グループ名は【LTM48(らぶてぃめ48)】ですかね(微笑)
そうなると決め台詞とかあったほうが良いですねぇ
そしてコンセプトは【今会えるオーガ殲滅アイドル】だと思います(色々混ざっているよルカ様by背後)
衣装はその人にあった服ですけど、統一した方が華やかな気がしますねぇ
どうしましょうか…?
後、今回は向こうのアイドルが負けたと思わせてその隙に石を破壊する認識で良いんですよね?
その役目は誰に致しましょう?
あぁ後、バリアとかは無いんですかね?
他の任務を見るとバリアがあり、感情に左右されると聞きましたのですが…
優純絆:
ルカ様楽しそうですの~(ニコニコ
決め台詞…えーっと…
「LMT48、ラブリー担当の優純絆なのだよ~♪ユズって呼んで欲しいのら(キラッ☆)」← -
2014/12/03-11:56
まとめ感謝する。
ローレンツにはスマイルをさせる予定だ。
ユニット…面倒ならいっそ全員でグループとかでもいいと思う。 -
2014/12/03-09:18
明後日になるまでにプランを仕上げないとだから、そろそろ色々決めないとだな…。
今のところ、アイドルは
優純絆(ラブリー
ロキ(セクシー
ローレンツ(スマイル?
ラセルタ(セクシー
フラル(セクシー?
…こんな感じか?
(敬称略。抜け落ちやミスなどあったら申し訳ありません)
セクシー多いなら、オレはスマイルでも大丈夫。
あとは、ユニットを組むかどうか…。
異なるタイプのメンバーでユニットは楽しそうだな…。 -
2014/12/03-03:01
お待たせしてしまってすみません。
組み分けが難しいですね、そろそろ決めておきたい所ですが(うむむ考え込み)
ウィンクルムでユニットを組むのも俺はありだと思いますよ。
もちろん、裏方希望が譲れない方はパートナーさんの応援・裏方を頑張って頂く形で。
アピールするアイドルは何組いても良さそうですしね。
…もし人手が不足しそうなら、付け焼刃のメンタルヘルス使用で俺も入ろうか、と…!
明日も返信が遅くなりそうなので、話が進められそうであれば
俺の順番は飛ばしてしまって構いませんので何卒宜しくお願いしますー。 -
2014/12/02-14:25
ルーカス:
成る程…ウィンクルムユニットですか…
残念ながら私には向かないでしょうね(苦笑)
なので私は裏方で宜しくお願いします(微笑)
そうなると、ユズは誰かと組んだ方が良いでしょうね
一人だと心配ですから(苦笑)
どなたか宜しければユズとユニット組んで下さる方いらっしゃいますか?
優純絆:
フラルお兄ちゃんはスマイルっぽいですの!
それとね!セクシーが沢山いるなら皆でやれば良いと思うのだよ!(ニコニコ -
2014/12/02-11:56
む…裏方希望というのもあるのか…
スマイルかセクシーかと言われたら俺は後者のほうが近いとは思うが
セクシーが多いようなら…ローレンツにスマイルをさせるが…。
…羽瀬川もスマイル思うがな…苦手ならしかたないな。
ローレンツ「俺はロキがアイドルやらないなら絶対やらないからね!」
…神人と精霊でユニットを組むのもありだと思う…。
ローレンツ「Σ新たな案を出した…!?そんなに俺にやらせたいの!?」 -
2014/12/02-09:32
うーん。
オレはスマイルとセクシーどっちだろうか…。
笑顔、色気…。
い、一応、セクシー希望でいいか…?
ユニット組むのもいいな。
相乗効果が出てくるかもしれない。
あ、サウセは裏方か応援希望だって言っていたから、そっち方面でよろしく頼む。 -
2014/12/02-00:03
ご挨拶が遅れて申し訳ありません。
羽瀬川千代とパートナーのラセルタさんです。
皆様どうぞ宜しくお願い致します。
ラブリー担当は西園寺さんに決まったのですね、とてもよくお似合いだと思います。
残るはスマイルとセクシー、ですか…どなたがやっても良さそうですが(見回し)
いっそ希望者同士がユニットを組むのも良いのではないでしょうか。
俺はその、あまり自信が無いので可能なら応援や裏方作業をしようかと。
ラセルタさんは…セクシー希望みたいです。 -
2014/12/01-21:20
ルーカス:
ではユズにはラブリーを担当してもらいましょうか(微笑)
アドバイスありがとうございます(微笑)
となると、衣装はユズに似合うものを新調しなくてはなりませんねぇ…
はてさてどんなのが良いですかねぇ…
優純絆:
分かりましたですの!
ユズはラブリーを担当するですの~(ニコニコ
-
2014/12/01-19:45
こんばんは。
オレはフラル。よろしくな。
やはりラブリーは優純絆がいいだろうな。
愛らしいアイドルをやれると思う。
どれを担当するか悩むな…。
アイドルバトルってことは、衣装とかもある程度気合い入れろってことだろうし…。 -
2014/12/01-17:04
ロキ・メティスとローレンツ・クーデルベルだ。
よろしく頼む…。
優純絆はラブリー担当が似合うと俺は個人的に思うが…。
さて、スマイルとセクシーとやらが誰になるのかが問題だな。
ローレンツ「ロキはセクシーとか似合うんじゃない?」
…ならお前はスマイルか? -
2014/12/01-14:16
優純絆:
皆様、初めまして…ですの〜
今回も頑張るですの!
ルーカス:
皆様お初にお目にかかります、以後お見知りおきを(会釈)
しかし、炎龍王にも色んな分身がいるんですねぇ…
皆さんはどれを担当致しますか?
ユズはラブリーかスマイルのどちらかを担当出来ればと考えております。
他に何かあれば遠慮なくお申し下さい -
2014/12/01-14:00