【封印】森のトナカイさん(上澤そら マスター) 【難易度:簡単】

プロローグ

●トナカイを誘導せよ!
「さて、今回の依頼内容をご説明します」
 生真面目そうな職員が眼鏡をクイ、と指で押し上げ、手元の用紙に目を落とす。
「今回の目的は、封印石を壊すことです」
 封印石とは古代の森を守っている不思議な魔法の石である。
 これを破壊することで森の封印を弱め、また炎龍王のパワーの充填を阻止することができる。
「調査の結果、2体のデミ・シルバーウルフが封印石を守っていることが判明しました。このデミ・シルバーウルフだけならば、皆さんにとって驚異とはならないでしょう。しかし……」
 職員がひと呼吸。
「少々厄介な事態となっております」
 職員の眉間に皺が寄った。

「問題は、このシルバーウルフの周りにたくさんの野生のトナカイがいることです。ネイチャーではありませんが、瘴気の影響か彼らは人間を見つけると近寄り、皆さんの動きを邪魔してくるでしょう。デミ・シルバーウルフとの戦いの最中、トナカイ達に攻撃が当たり、傷つけることは避けたいのです」
 幸い、デミ・シルバーウルフはトナカイを攻撃することはなく、封印石を守るかのよう宙に浮く封印石の周りを徘徊しているようだ。 
「なんとかトナカイだけを移動させることはできないか、と対策を考えていたところ……」
 職員が力強く正面を見据えた。
「ひとつの解決策が見つかりました。このトナカイ達、あるものを使えば気を引き付けられるそうです」
 ガサガサと持参していた袋から何かを取り出す眼鏡職員。
「それは、これです…!」
 ババーーン、と職員が取り出したもの。

 それは、真っ赤な―――ミニスカサンタ服。

 真剣な表情で話を聞いていたウィンクルム達は動揺を隠せない。そりゃあそうだ、わけがわからない。
 そんな空気にコホン、と職員は咳払い。
「この服を着用すれば、トナカイ達は意識をそちらに向け、また安全な場所まで誘導することができます」
 それは確かな情報なのですか、と質問が飛ぶ。
 その言葉に職員は大きく頷いた
「はい。何せ依頼人は、周りの状況とデミ・シルバーウルフに困った……トナカイの内の一頭、でしたから」
 そういうと職員はルンプルの帽子をスポリとかぶった。
 動物と会話することのできるこのルンプルの帽子を被った職員の言うことはきっと本当なのだろう。
「サンタ服は魔力を高めており、着用中は寒さを感じなくなります。特別品のため四着しかありませんのでご了承ください」
 そういうと職員はルンプル帽子を脱いだ。

「そしてこれが、封印石を示す地図です。デミ・シルバーウルフはこの小高い丘の上。丘の下にトナカイ達がおります」
 地図を見れば、丘まで一本道。トナカイ達を動かさないことには敵にたどり着けなさそうだ。
 職員は地図の一点を指差し
「このあたりまでトナカイを誘導できれば安心です」
 丘から結構な距離がある。
「サンタ服を着た方が動けば、トナカイはついてきます。サンタ服を着ない方だけで敵を撃破することができればベストかもしれませんね。また最後に、依頼人のトナカイから重大な注意事項を伝えられました」
 職員の眼鏡がキラリと光る。
「トナカイ達は……
 『野郎のサンタ姿にゃ興味ねぇ!!!!!!』 だ、そうです。それでは皆さんの健闘を祈ります」

 ド酷いトナカイは少し懲らしめてもいいのでは、と思ったウィンクルムがいたとかいないとか。

解説

●目的
 封印石の破壊。
 封印石自体はもろいです。とんかちゴツンで壊れるレベルです。

●敵
 デミ・シルバーウルフ。
 銀色狼と灰色狼の2頭。
 孤高の狼さん達なので連携意識ありません。 
 森の中の小さな丘で封印石を守りつつウロウロしています。

●障害
 野生のトナカイ盛り沢山。
 攻撃はしてこないが、いかんせんウジャウジャいるためひたすらに邪魔です。
 男性のサンタ服には興味がねぇ!とのことですが、女子的男子なら話は変わるかもしれなくもなくもなく。

 サンタ服を着る人数は4人推奨です。
 トナカイの数が多いのでサンタ娘が少ないとトナカイ取りこぼしちゃうかもしれません。

●サンタ服
 着ていると寒さを感じない特別サンタ服を貸出しします。
【1:オーソドックス、可愛いミニスカサンタ服】
【2:ご奉仕!メイド服風ミニスカサンタ服】
【3:癒し!ナース服風ミニスカサンタ服】  
【4:セクシー!バニーガール風ミニスカサンタ服】  

 各一着ずつですので、一組一着を目安に相談して分担してください。
 プランのどこかに【1】など着るものの記載をお願いします。
 また今回、ルンプルの帽子の貸出はありません。

 サンタさんはひたすら囲まれます。
 鼻でクンカクンカされる可能性はありますが、お触りはしてきません。
 服を脱げばトナカイは丘へと戻りますのでご注意。

ゲームマスターより

女性側でははじめまして。
新米へなちょこGM、上澤そらと申しますっ。
精一杯頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします!

こんなエピソードをアドベンチャーと言い張ります…!
初めてのアドベンチャーなのにコメディです。てへ。
サンタ服を着せたいだけですねそうですね。

ぜひ精霊さんは神人さんのサンタ姿でトランスすればいいと思います。
敵の難易度も低めです。
精霊さん達だけで倒すぐらいの勢いでぜひに。

プラン内容にもよりますが、サンタウフフイチャイチャキャッキャに力を入れる可能性大です。
が、ご油断なさらずにー。

また、放っておくとアドリブ入れたがるかと思いますので、
「キャラ壊すなや!」な方は【アドリブ不可】とお書き添えいただけると幸いです。

それでは、よろしくお願いいたしますっ!

リザルトノベル

◆アクション・プラン

夢路 希望(スノー・ラビット)

  【4】


準備:
上着

心情:
私が着るとセクシーには程遠いですね(胸元見つめ、太股つまみ
…ユキにがっかりされないでしょうか
って
私、今、何を考えてっ
これはあくまで困っているトナカイを助けるための格好ですっ

行動:
トランスは事前に
恥ずかしいので陰でこっそり
…気を付けて下さいね

トナカイの誘導は二陣に分かれて
私は第二陣で八神さんと一緒に行動を
一時的にサンタ服を隠すよう上着を羽織って待機
第一陣が退後したら上着を脱いで前へ
残っているトナカイ達を集めて誘導します

安全な場所まで移動できたら
精霊達の報告を待ちます

任務後:
え、選んだ理由、ですか
…ゆ、ユキと…お揃いになれるかな、って
…そ、そんなに見つめないで下さい



八神 伊万里(アスカ・ベルウィレッジ)
  服【1】
申請:インカム人数分、事前配布
サンタ服の上にコートを羽織り服を隠しておく

事前に地図等を見てトナカイの誘導、撤退しやすいコースを割り出す
誘導第二陣を担当
トランスして精霊を送り出した後
サンタ第一陣がトナカイを連れて後退して来たらインカムで撤退方向を指示
入れ替わり前に出てコートを脱ぐ

こんなにスカート短いのに寒くないなんて不思議…でも、は、恥ずかしい!
いえ、今は任務に集中です
第一陣に乗り遅れたトナカイさん
サンタはこちらにもいますよー!

って、集まってきました
第一陣からの情報を元にトナカイを誘いこみ
他に残っていないかよく確認
見つけたら少し近づいて、手を振ってアピール
全員集まったのを確認後揃って撤退



ペシェ(フランペティル)
  衣装3
どうしましょう、胸とかきついです…(はち切れそうな胸元)

うふふ、他の神人さん達可愛いです…(デレ)
…デレデレしていやらしいですねフランは(棚上げ)

いやらし系!?失礼ですよ!
フランだって着てみれば良いんです!

トランスして誘導開始
インカムで連絡取り合う

■誘導
第一陣としてブランシュさんと組む
散開してトナカイの視界を横切り誘導
囲まれないようやや足早に
取り漏らしや他のトナカイの位置を第二陣に共有
後退して殿のノワールさんの所へ回り避難させる
取り漏らしあるなら出陣

嗅がれたら嗅ぎ返す匂いフェチ
「…獣臭い」

デミ排除後、封印石にタムタムフルスイング

任務後サンタ服来てるし折角だからトナカイに乗れ無いか挑戦



ブランシュ・リトレ(ノワール)
  【2.メイド】
持ち物:インカム

こ、この格好で本当に効果は、あるんでしょうか…
恥ずかしいですが…、が、頑張りますっ!

でも、可愛い服ですよね
ノワールさんからも可愛く見えていればいいな…
みなさんは似合っていて、いいな
私ももう少し背があれば…

私はペシェさんと一緒に最初に誘導にまわります、ね
トナカイの動きをよく見て何かあったらこまめにインカムで連絡
位置についたらトランス

お、多いです多いです…!
でも慌てず後退してトナカイを丘から離しますね
教えてもらった安全な位置まで誘導します
デミとの戦闘で怪我をしないため、ですから
でもどうしてミニスカサンタなんですか…?



●乙女のお着替えタイム
「こ、この格好で本当に効果は、あるんでしょうか……」
 ブランシュ・リトレはおずおずと鏡に映る自分を確認する。
 今回、敵を倒すにあたり、まずトナカイ達を避難させねばならない。
 大量のトナカイを引き寄せるアイテム。それが ――ミニスカサンタ服。
 無駄に露出度は高いが、寒さを感じさせない作りになっている、という試作品。
 その技術はもっと他のことに生かしていただきたい。

 ブランシュが着ているのはメイド服風ミニスカサンタ服。
 真っ赤なワンピースは胸元に切り替えがあり、ブランシュのあどけない少女の表情とはアンバランスに思われる、大いなるたゆんたゆんが更に強調される作りだ。
 メイド服らしく、白いフリル付のエプロン。勿論メイド風カチューシャも忘れない。
 白いニーソックスから覗く絶対領域が輝いている……!
 不安げに鏡を覗くも、着る機会はほとんどないミニスカサンタ服、しかもメイドバージョンに少し顔を綻ばせる。
(可愛いお洋服……ノワールさんからも可愛く見えていればいいな……)
 パートナーであるノワールが頭に浮かぶ。
 この姿を見たら彼はなんと思うだろう。見せるのが楽しみなような、少し怖いような。
 ブランシュは今回一緒に任務にあたる仲間サンタと自分を見比べる。
(みなさんは似合っていて、いいな)
 ブランシュの視界に入ったのは夢路 希望。
 しかし希望もブランシュと同じく、気恥ずかしそうな表情で鏡を見ていることにちょっとだけ安心した。

 すでに着替えを終えた希望が着ているのは、バニーガール風サンタ服。
 胸元のザックリと開いた赤地のワンピースは身体にフィットし、ボディラインをくっきり浮かび上がらせる。
 白い耳に白いしっぽ。可愛らしい雰囲気ではあるが、露出度ゆえか希望が思う以上に断然色気が漂っている。
(私が着るとセクシーには程遠いですね……)
 希望が己の胸元を見つめ、伏し目がちな瞳に更に影を落とす。皆自分のことだと評価が厳しい……!
 足元に目をやれば、スカートの裾はふんわりと開いているものの丈は短い。
 希望は太ももをちょっとつまみつつ、思う。
(…ユキにがっかりされないでしょうか)
 パートナーのスノー・ラビットことユキのことを考え……顔がみるみる紅潮していくのが自分でもわかる。
(って、私、今、何を考えてっ)
 ぶんぶんと手を振り、顔の火照りを冷まそうとする。
(これはあくまで困っているトナカイを助けるための格好ですっ)
 と、無理矢理に任務のことを考え、拳を握り。なんとか意識を任務へと向けた。

(希望さん、色っぽい、です。それに、ペシェさんも)
 ブランシュは今回の任務でパートナーを組むペシェを見る。
(私ももう少し背があれば……) 
 ブランシュの視線を、比較的長身のペシェが気づいた。
 しかし羨望の視線であることは気づく様子もなく、ぽってりとした色気ある唇で微笑んだ。
「ブランシェさん、第一陣として頑張りましょう」
 ペシェの言葉にブランシュもはい、とお辞儀をする。
「それにしても……ペシェさん、お洋服ちょっとキツそうです、ね」
 ペシェが着ているのはミニスカナースサンタ服。
 通常は白衣の天使!だが今回はサンタ服。赤地をベースに白い十字のアクセント。
 しかし注目はその胸元。大きくハートでくりぬかれ、そこから見えるはペシェのむっちりとした山脈と谷間……!
 通常ならぴったり収まるハート穴も、ペシェの規格外たゆんたゆんでは溢れんばかりだ。
「そうなのです。どうしましょう、胸とかきついです……」
 胸元に手を添え嘆くペシェ。
「私も、です」
 と頷くブランシュ。たゆんたゆんも大変だ。

 そんな二人にインカムを持って近づいてきたのは八神 伊万里。
「残念ですが、試作品のためワンサイズしかないようですね」
 二人の会話が聞こえていた模様。
「私はサイズはピッタリでしたが……」
 彼女も勿論、サンタ服を着用中だ。
 伊万里が着るのは王道、ミニスカサンタ服。
 露出度が一番低いかと思いきや、ベアトップの赤ワンピースの上に、同じく赤いケープ。
 ケープを脱げばそれはもう色々と露わだ。
 そしてスカートの裾からのびる美脚。ピッタリとした赤いブーツが彼女の足を更に長く見せる。
 頭はサンタ帽をかぶっているがトレードマークの紫のリボンも忘れない。
「こんなにスカート短いのに寒くないなんて不思議……」
 不思議そうに自分のミニスカサンタ姿を見る。
(改めて見ると……は、恥ずかしい!)
 一瞬頬が桜色に染まるも
(い、いえ、今は任務に集中です)
 グッ、と表情を引き締める伊万里。流石学級委員長。
 そこに希望が上着を持って現れた。
「八神さん、サンタ服がすっぽり隠れる上着、お借りしました」
 伊万里に上着の一着を渡し、希望はインカムを受け取る。
「それじゃあ、行きましょう」
 伊万里の言葉に希望とブランシュが頷いた。その一方ペシェは
(うふふ、他の神人さん達可愛いです…)
 と三人の姿にうっとりトロけていたことに気付くものはいなかった。

●精霊胸キュンタイム
「お待たせしました」
 別室で待っていた精霊たちの元に4人が戻ってくれば、待ってました!とばかりにペシェのパートナー、フランペティルが満足そうな笑みを浮かべる。
 そして伊万里のパートナー、アスカ・ベルウィレッジ。普段は下ろしている前髪も、今日は戦闘任務なので真ん中分け。
 キリリと戦闘モードなアスカも、ミニスカサンタ姿の伊万里を見た瞬間、露出された額まで彼の瞳の如く真っ赤に染まる。
(伊万里ならなんでも似合うと思ってたけど……似合いすぎるっ)
 気持ちを内面に隠そうと頑張るアスカとは対照的に、フランは
「真面目な伊万里嬢のオーソドックスさ……直球ストレートに素晴らしい!」
 と、伊万里を褒め称える。フランの言葉とアスカの視線に伊万里は恥ずかしさを感じ。
「わ、私は希望さんと第二陣ですし、コートを着ますね」
「あ、あぁ」
 目のやり場に困るし、他の人に見せたくない!と思うアスカ。コートを着て安心……のような、ずっと見ていたい、と思う複雑な男心見え隠れ。

「あどけなさの残るブランシュ嬢のメイド服、実に可愛らしい!」
 フランがじっくりとメイド服を観察する。
 服飾関係に傾倒しているフランにとって、各ミニスカサンタは興味深いのだろう。多分。物凄くデレ顔だけれども。
 フランの言葉に、赤面しつつはにかむブランシュ。
 メイドサンタは彼女のパートナーであるノワールの元へ。恥ずかしそうにノワールの表情を伺う。
 伊達眼鏡の奥のノワールの黒色の瞳はやや驚きの表情を見せ、次の瞬間にはブランシュの銀色の瞳から視線を逸らす。
 似合っている……とは思う。しかし、そう思う気持ちを素直に伝えてはならない気がする、28歳(外見年齢)。
 衣装に目をやりすぎるのはなんだかモヤッとした罪悪感を感じてしまう、28歳(略)
 そんな複雑な心境を抱えているとは露知らず、衣装に反応がないことに寂しさを感じる乙女心。
(やっぱり可愛く見えないですか、ね)
 切なげに視線を落とす。
 彼のパートナーが私なんかでいいのかな、とますますネガティブ思考に陥っていると……
「……か?ブランシュ?」
 ブランシュがノワールの声に顔を上げる。
 自分の思考に陥りすぎ、何と言われたのかわからず首を傾げた。
 その様子を察したノワールがもう一度、声をかける。
「それにしても露出が結構高い気がするが……本当に寒くないのか?」
 その言葉で、彼が自分の身を案じてくれることに気付く。彼は彼なりに、自分を見てくれている。今はそれだけでも、嬉しい。
「はい、大丈夫です。寒くないです、よ」
 ブランシュはノワールに頷いた。

「奥ゆかしい希望嬢のバニーサンタ姿……そのギャップ、心意気、素晴らしい!」
 フランの言葉に、希望のパートナーであるスノー・ラビットことユキも希望のミニスカバニー姿に見惚れる。
 希望はひたすらに頬を赤らめ、モジモジと視線をさまよわせる。
(サンタさん姿のノゾミさん…)
 普段では絶対に見れない希望の姿にユキの胸が高鳴る。ずっと眺めていたくなる。
 だけど、今は。
(まずは任務に集中しないと、ね)
 ユキの穏やかな表情がキリリと変わる。希望はそんなユキを見て自分も気を引き締めた。

 フランが各ミニスカサンタチェックに勤しんでいれば。
「……デレデレしていやらしいですねフランは」
 と、サンタナース姿のペシェが唇を尖らす。女子だけだった時のトロけ顔は棚に上げ。
 フランは改めて、ふむ、とペシェのサンタ姿を観察する。
「癒し系というよりいやらし系である。色々けしからんな」
 ふ、と鼻で笑うフラン。
「いやらし系!?失礼ですよ!フランだって着てみれば良いんです!」
 普段は弱気なペシェもフランにだけは強気だ。
「吾輩は着ないぞー。この脚線美を白日に晒したら皆釘付けになってしまうからな!はっはっは!」
 腰に手を当て高笑い。
「私のサンタ服でしたらサイズが合えば、フランさんでも着られますでしょうか」
 伊万里が真剣に考え、呟く。
「伊万里が着たものを……ぜ、絶対ダメだ!」
 アスカが机をドム!と叩く音が部屋に響いた。

●サンタが精霊にキスをした
 サンタ姿お披露目後、雪の積もる道を8人は丘を目指し歩いていた。
 万全な事前準備のお蔭でスムーズに進む。
「この先にトナカイがいるはずです。そろそろトランスしましょう」
 伊万里の言葉に皆が頷く。
『運命を切り拓く』
 正統派ミニスカサンタ、伊万里の唇がアスカの頬に。
『綻ぶ花の香気に惑え』
 妖艶溢れるナースサンタ、ペシェの唇がフランの頬に。
『無事を願います』
 愛くるしいミニスカメイドサンタ、ブランシュの唇が
「恥ずかしいけど……頑張ります」
 と、ノワールの頬に。
『あなたに、力を』
 恥ずかしさからか、皆には見えないように木の陰に隠れた可愛く色気のあるバニーサンタ、希望の唇がキスしやすいように、と少し屈むユキの頬に。
 目を瞑るユキはバニーサンタがくれた暖かな感触。
(…何だかいつもより頑張れそう)
 と微笑んだ。

●トナカイ、こいこい
 トランス後、更に進むとすぐにトナカイの群れが目に入った。
 その奥には小高い丘。
 伊万里と希望はコートを着込み、サンタ服は見えない。
 ペシェとブランシェが先行し歩みを進め、トナカイの群れへと近づく。
 すると。

 ―ズドドドドド……!!!

 まだトナカイとは距離が離れてるにも関わらず、一頭が此方に気が付き駆け出してきた。
 それに続けと何頭も後に続いてくる。
「雪だらけな所に赤い服…やはり目立つのだろう」
 ノワールが伊達眼鏡の奥の目を細める。
「伊万里、気を付けろよ」
「ありがとう、アスカくん」
 微笑みに力をもらうアスカ。
「それじゃあ、作戦通りに」
 ユキの言葉に伊万里と希望が道の端に寄り、精霊達は丘へと向かった。

「き、来ました、です……!」
「後退しましょう」
 勢いよく近づいてくるトナカイに、二人は退避場所へ足早に移動する。
 その隙に、精霊たちは狼にみつからないように丘を目指す。ノワールは殿を務めるため、適度に距離を取りながら。
 伊万里と希望は残ったトナカイがいないか注意深く周りを見る。
 すると第一陣から報告が入ってきた。
「先ほどより進みは遅いですが……避難場所まで少しずつ進んで、ます」
「やはり、若干の取りこぼしがあるようですね。位置は……」
 ペシェの報告に、伊万里が了解、と応える。
 希望と伊万里がコートを脱げば、可愛らしいミニスカサンタとバニーサンタが出現。
 残るトナカイ達に近づき、伊万里が声を上げる。
「トナカイさーーん、サンタはこちらにもいますよー!」
「いますよー」
 大きく手を振りトナカイの気を引く伊万里サンタ。
 希望も精一杯の声を出し、トナカイに声をかける。
 声に反応し、残っていたトナカイの群れは二人に近寄ってくる。
 勢いに圧倒されつつも目的地である避難場所に急いだ。
「第二陣、避難場所に向かいます。状況はいかがですか?」
 伊万里の言葉に、ノワールがインカムで応えた。
「見たところ、取りこぼしたトナカイがいる気配はないようだ」
 ノワールは念のためスキルの準備をし殿を務めていたが、トナカイの移動がスムーズなため封印石から離れていく。
「念のため、殿に戻りますね。そうすればノワールさんも戦線に戻れるかと……」
 第一陣のペシェの言葉に、皆の『了解』の声が響いた。
 
「デミとの戦闘で怪我をしないため、ですから…皆さん、着いてきてください、です」
 ブランシェの微笑みに、トナカイも安心した目をしているように見える。
 トナカイ誘導、順調。
 そりゃそうだ。これだけ魅力的なサンタが四人もいるのだから。

●狼なんて怖くない
 精霊達の視界に入ったのは、まず宙に浮かぶ封印石。
「そろそろお出ましのはずであるが……」
「いるね」
 ユキが狼の姿を発見する。銀色と灰色、二体のデミ・シルバーウルフは此方に気付いている様子はない。
「どっちから行く?」
 アスカの言葉に。
「それでは、手前の灰色に」
「わかった。銀色は吾輩に任せるのである」
 フランはオズの杖を握りしめ、詠唱の準備に入った。

 まずは跳ねるようにユキが飛び出す。そして灰色狼に双剣アジンドゥバの二つの刃を振り下ろした。
 両利きのユキだからこそできる、均等に力が加えられた斬撃に狼がギャァンッッ!!と悲鳴を上げた。
 狼は不意打ちに驚きつつ、ユキを睨み付ける。
 ユキは更に反撃の暇を与える間もなく、アルペジオで狼の足を狙い追撃する。
 その隙に、狼の側面にアスカが移動。狼はユキの姿しか認識されていないようだ。
 アスカは大きく刃を振り上げ、渾身の力でインプローションの力で更にパワーが乗っているグラビティブレイクを叩き込む。
 ガシィンッ!とアスカのグレードソード、バーリーの重く強烈な刃が狼の背に食い込んだ。
 グギャァアオッ!と灰色狼の悲鳴が轟き、そのまま息絶えた。
「あっけないぜ」
 アスカは刃を抜き、もう一体を見る。
 不意を突かれていた銀色狼はやっと突然の敵を認識した模様で、ユキに牙をむいた。
 冷静さを欠かず、ユキはエトワールで優雅に、舞うように狼の攻撃を受け流した。
「ふん、貴様の相手は吾輩であるぞ」
 艶やかなピンクの髪をかき上げ、フランが銀色狼に杖を向ける。
 視線を引き付けるように、自ずから狼の視界に入り詠唱の仕上げ。
 朝霧の戸惑いが発動し、銀色狼の体が霧に包まれていく。
「一気にやってやるぜ!」
 霧を振り払うように身悶えする狼にアスカがグラビティブレイドを叩き込んだ。ザシュッ!と鋭い刃が狼の腹に食い込むも、瞳にはまだ生気が宿っている。
 続いてユキが銀色狼に流れるような攻撃を刻み付けると、遂に狼は立ち上がることなく、息絶えた。
「ふむ、吾輩の本気を出すまでもなかったであるな、はっはっは」
 フランが杖をクルッと回す。
「そうだな。さて、次の獲物は……」
 アスカは視線を封印石へと移すと同時に、此方にやってくるノワールの姿が見えた。
「なんだ、俺の出番はなさそうだな」
 ノワールのクールで整った表情が、少しだけ残念そうにも思える。
「封印石は脆いと聞いておるが……」
 フランの言葉に、ノワールが手に持つマジックブック「目眩」の角で封印石をゴツンと叩いてみる。その瞬間、ピキリ、とヒビが入り……瞬く間に封印石の全体にヒビが広がった。
「想像以上の脆さであるな」
 止めとばかりにフランもオズの杖で叩いてみれば、封印石はガラガラと崩れ落ちていった。
「任務完了、だな」
 アスカとユキは笑みを浮かべた。

 その頃。無事にトナカイの退避場所に到着し始めたミニスカサンタ達。
 退避場所である広場にはたくさんのソリも置かれていた。
「意外と大人しい子達でしたね」
 伊万里が呟く。しかし真剣な表情は崩さず、狼討伐の一報を待つ。
「でも、どうしてミニスカサンタなのですか……?」
 ブランシュがトナカイに聞いてみるも、トナカイは嬉しそうな瞳でブランシュを見つめ返すばかり。
「皆さん、お待たせしましたー」
 ノワールに代わり殿を務めていたペシェも無事に広場に到着した。それと同時に。
「退治と封印石の破壊、無事に完了だよ」
 インカムにユキの明るい声が届いた。

●それぞれのサンタさん
「改めて……凄いぜ」
「そうね、凄いトナカイの数ね」 
 広場に戻ってきたアスカの声に、伊万里が答える。
「あ、いや、なんつーか、そっちじゃなくて……。目のやり場に困る……つーか」
 アスカはチラリ、と伊万里のサンタ姿、特に開いた胸元から目を逸らした。
「え、あ、そ、そうね、任務も終了したし、皆も恥ずかしいだろうし、着替えないと!」
 アスカの視線に急激に恥ずかしさを覚える伊万里。
(俺はいつだって……伊万里しか目に入ってないけど、な)
 皆を気遣う伊万里の言葉にアスカは目を細めた。

「せっかくサンタ服ですし……トナカイさん、お背中に乗せてくださいませんか?」
 ペシェが一頭のトナカイの頭を撫でながら聞いてみる。嫌がるそぶりは見せず、むしろペシェに懐くようにすり寄ってきた。更にクンカクンカと鼻先を向ける。
 匂いフェチのペシェ、負けじとトナカイの匂いを嗅ぎ返す。
「……獣臭い」
 どことなくうっとりとした表情に見えるのは気のせいか。
「吾輩の香水を貸してやってもいいのだぞ?」
 フランが笑えば
「やめてください、香水の香りと混ざったら獣本来の香りが……」
 今にもとめどなく語りだしそうなペシェを制する意味でも、フランはトナカイを指さした。
「乗ってほしそうにしておるぞ?」
 トナカイの一頭が背を屈めてペシェを待つ。よいしょ、とペシェは見事にトナカイの背に乗った。
 ナース服サンタ、トナカイに乗る……!!実に新しいサンタの誕生である。トナカイもなんだか誇らしげな表情だ。
 ペシェの細すぎず太すぎず、肉付きの良い足が実に扇情的だ。そんな様子にフランは
(……く……トナカイが羨まし……って違う!吾輩はそんなこと全ッ然考えてなぞいないっ!)
 一人悶々とするのであった。新しい世界の幕開けだ。
 
 ペシェを見て、感嘆の声を上げるブランシュとノワール。
「意外と大人しく乗せてくれるんだな。しかし……見てるほうが寒さを感じそうだ」
「でも本当に、このサンタ服寒さを感じないんです、よ。どういう仕組みなんでしょう……?」
 ブランシュが己のメイド風ミニスカサンタ服のスカート裾を摘まむ。
 ノワールの目に映るのは、大きく成長しているたゆんたゆんを持つ可愛らしい天使。
 天使から視線を逸らせつつ。
「……着るといい」
 ブランシュに上着を差し出した。
「ありがとうございます、です」
 ノワールの優しさに顔を綻ばせ、ブランシュは上着を纏った。

「そういえば」
 皆の輪とは少し離れ、ユキが思い出したように声を出す。
「ノゾミさんがそういう服を選ぶのって、その、珍しいね。何か理由があるのかな?」
 大人しい希望がバニー服を選ぶとはユキは到底思わなかった。
「え、選んだ理由、ですか」
 ユキの質問に驚いたように目を見開き、希望は頬を赤らめた。そして、瞳を逸らし答える。
「……ゆ、ユキと……お揃いになれるかな、って……」
「……!……僕のこと考えてくれたんだ」
 今度はユキが驚き、そして頬を赤らめる。
「嬉しい」
 今すぐ希望をハグしたい衝動を抑え、満面の笑みで希望の姿を見る。
「本当だね、お揃いだ」
 嬉しそうなユキの言葉に、希望は更に頬を紅潮させた。
「……そ、そんなに見つめないで下さい」
 恥ずかしさに上着を着込もうとする希望の手を、ユキがそっと掴む。
「あ……上着で隠さないで。まだ、見ていたい」
「ユキ……」

 見つめあう視線を祝福するかのように、広場にどこからか鐘の音が鳴り響いた。
 神聖で、心を落ち着かせる音色に一同が周りを見渡す。
 すると先程までサンタにご執着だったトナカイ達が動き始めた。
 ペシェも異変を感じトナカイの背から降りると。
「あ、トナカイ達がソリに……」
 トナカイ達が自らソリに向かい、自ら綱を引く。そして鐘の音と共に軽やかに、空へと飛び立っていったのだ。
「うわぁ……」
 寄り添うサンタと精霊達はキラキラとした光を纏いながら空を進むトナカイ達を楽しげに見送った。



依頼結果:大成功
MVP
名前:夢路 希望
呼び名:ノゾミさん
  名前:スノー・ラビット
呼び名:スノーくん

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 上澤そら
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 女性のみ
エピソードジャンル イベント
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 簡単
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 4 / 2 ~ 4
報酬 通常
リリース日 11月25日
出発日 12月02日 00:00
予定納品日 12月12日

参加者

会議室

  • [24]ペシェ

    2014/12/01-23:26 

    お疲れ様です!プラン提出完了しました!

    フラン「神人諸君のミニスカサンタ、楽しみにしておるぞ!ふははははは!」

  • [23]八神 伊万里

    2014/12/01-23:20 

  • [22]夢路 希望

    2014/12/01-23:02 

    組み分けとトランスのタイミング、了解しました。
    八神さん、宜しくお願いします。

  • [21]八神 伊万里

    2014/12/01-22:54 

    >トランス
    はい、タイミングはその認識で大丈夫だと思います。
    私達第二陣も同じく到着後すぐにやっておきたいですね。

  • [20]ペシェ

    2014/12/01-22:09 

    ブランシュさん、よろしくお願いします。
    あ、第一陣として出るので、誘導の際に取り漏らしたトナカイとか位置とかをインカムで第二陣に共有するようにしますね!

    トランスですが、第一陣は早々にやって誘導に入るという認識で進めてますが大丈夫でしょうか。

  • [19]ブランシュ・リトレ

    2014/12/01-22:07 

    遅くなって、すみません。
    私も[15]の案と組み分けで問題ありません。
    では、私もその流れでプランを作成してきますね。

  • [18]八神 伊万里

    2014/12/01-21:24 

    お二人とも、ありがとうございます。
    はい、希望さんの仰る『最初に誘導する二人』『残りを誘導する二人』の認識で合っています。
    では組み分けについては、精霊たちの最初の位置を考慮して
    LBノワールさん、EWフランペティルさんの近くに第一陣の二人が配置、その場でトランスができるように

    第一陣『最初に誘導する二人』をペシェさん、ブランシュさん
    第二陣『残りを誘導する二人』を私と希望さん

    という分け方ではどうでしょう?
    時間もあまりありませんし、ブランシュさんの意見を待って、他の案がなければこれで決めたいと思います。
    上記案で決定の場合、第二陣はあらかじめトランスしてから精霊を前線に送り出すことになりますね。

    とりあえずこれを仮決定としてプランを書いていきますね。
    ギリギリまでは対応できるので何かありましたらすぐに調整します。

  • [17]夢路 希望

    2014/12/01-18:33 

    まとめ、ありがとうございます。
    同意ばかりになってしまってすみません。

    トナカイの誘導については、[15]の案に倣って動きたいと思います。

    組み分けというのは、『最初に誘導する二人』と『残りを誘導する二人』、であってます?
    間違っていたらすみません。
    私も、どなたとでも大丈夫です。
    会議室上の参加者一覧の順番で、上から『1と2』と『3と4』でもいいのかな、とか。

  • [16]ペシェ

    2014/12/01-18:15 

    まとめありがとうございます。
    反応遅くなってすみません。

    15で纏めていただいた案と、上着の件、私は問題ないと思います。
    組分けですが、私はどなたと組むのでも構いません。

    トナカイに乗るのは、任務の後にチャレンジしてみますね!

  • [15]八神 伊万里

    2014/12/01-15:43 

    何度もすみません。
    誘導案についてですが、実際にプランに書く時に並び順等や動き方の詳細が書きづらかったので
    【13】ペシェさん案の二人一組で散開案と合わせて、まず二人でトナカイを誘導後後退
    同時に、上着を羽織って待機していた残り二人が前に出て上着を脱ぎ、残りのトナカイを誘導
    という風にした方が幾分かすっきりするのではと思いました。
    みなさんがよろしければ、この方法で行きたいと思います。
    組み分けの希望などあれば仰ってください。
    もちろん他にも良い方法があったら、まだ少し時間はありますのでお願いします。

  • [14]八神 伊万里

    2014/12/01-10:12 

    んー、では案2をベースに【13】のペシェさんの二手に分かれる案を合わせるかどうか、って所でしょうか。
    撤退時に横に広がって機動力が落ちるデメリットはありますが
    二人で呼びこむので一気にたくさんのトナカイを早く戦線から引き離すことができるので
    その後すぐに戦闘に移れそうなのがいいですね。

    >サンタ服の効果
    今から問い合わせは間に合わないと思うのでどちらかは分かりませんね…
    ただ、同じサンタ服でも男性が着ると効果はないそうですから
    上着を着て、帽子などで髪を隠して一見『ミニスカサンタ女子』だと分からなければ
    もしかしたらいけるかもしれません。
    となると、誘導した側の神人と位置を後退してから上着を取れば
    残りのトナカイもやって来てくれるかもしれませんね。

    >インカム
    分かりました、ではこちらで人数分申請して事前配布しておこうと思います。

    >騎乗
    それは楽しそう…なのですが、作戦中だと
    他のトナカイが「自分も」と寄って来られる可能性もありますね…一応、お触りはないとのことですが。
    あまり安全とは言えませんし、任務終了後にしておいた方がいいかと思います。

  • [13]ペシェ

    2014/12/01-01:46 

    改めて、こんばんは、ペシェです。
    伊万里さん、誘導案ありがとうございます。

    確実性と取り漏らしの無さと安全性なら伊万里さんの出した案の二つ目は良いですね!

    一気に集めて安全な場所へ誘導できた方がアスカさんやスノーさん、フランは動きやすいんじゃ無いかと言う場合の案も考えてみました

    ■神人は二人一組で散開
    →片方にノワールさんが護衛につく
    ■スノーさん、アスカさんでデミシルバーウルフを攻撃、フランはフリーな方を朝霧で撹乱、足止め
    ■↑と同時にバラバラに居るトナカイを纏める

    ■ノワールさんのところへ合流、殿をお任せして伊万里さんの割り出したルートで退避

    とかいかがでしょう?二人一組なのは、トナカイに群がられて身動き取れなくなってしまわない様にフォローしあうのと、何かあった時に対処できるように、です。

    デメリットとしては、トナカイを全て引き連れる事になるので隊列の整理が難しく、機動力は落ちるかもしれ無いことですね。

    あの、これはもし入れられたらなんですが……折角サンタさんの格好しますし騎乗スキルでトナカイに乗ってみたら楽しそう……なんて思ってます
    あまり意味はないと思うので、作戦の邪魔になるようなら止めておきますね

  • [12]ブランシュ・リトレ

    2014/12/01-01:34 

    では、ノワールさんにしんがりをお願いしておきます、ね。
    シャイニングアローはトナカイを巻きこんでしまわないよう、気をつけてもらいます。

    >トナカイの誘導
    私も、案2と夢路さんの提案がいいと思います。
    服を脱げば丘に戻るそうなので、隠すも同様の効果がありそう、です。
    帽子もありませんし私達にはトナカイの言葉はわかりませんが、トナカイ間でサンタ服がいるのは伝わりそうかな、と。

    >合図
    私もインカムでいいと思います。
    旗もトナカイへの合図にもなりそうですし、一緒に持っていけば便利そう、ですね。

  • [11]夢路 希望

    2014/12/01-00:30 

    >トナカイの誘導
    八神さんの案なら、案2がいいかな、と思います。
    他のミニスカサンタに気が逸れて固まらないように、誰かがトナカイを集めている間、
    他の神人は上着を羽織るなどして一時的にサンタ服を見せないようにすれば、
    一人に集中してスムーズに誘導できないかな、と思ったのですが……。
    サンタ服の効果が、『着ているだけ』で無条件に気を引けるのか、『視界に入ったら』なのかによりそうです。

    あと、ちなみになんですが、
    最終的な列のイメージは

    狼    EW  ト    ト    ト    ト
      TD  LB ト神ト→ト神ト→ト神ト→ト神ト  (進行方向→)
    狼HB       ト    ト    ト    ト

    であってます?
    (図がズレてましたらすみません)

    >合図
    申請が通るなら、『インカム』が便利そうです。

  • [10]八神 伊万里

    2014/11/30-15:41 

    あ、書きこんだ直後にすみません。
    トナカイの誘導について、もう一つ考えてみました。
    最初に見たミニスカサンタを見たトナカイたちが、
    目の前にもいるのにわざわざ遠くのミニスカサンタのところまで大人しく行ってくれるかとふと疑問に思いまして…
    なので、一番近い側の神人がある程度トナカイを集めたらそのまま下がり、二番目の神人が前に出る
    またトナカイを集めたら今度は三番目が…という風にするというものです。

    EWト
    ト神ト→ 神 神 神
    LBト

    ここから

    EW   ト
      ○ ト神ト→
    LB↑  ト   神 ←神 ←神
      ↑←←←←↓

    こんなイメージです。
    …うーん、図にするといまいち上手くいく気がしませんね…どうするべきでしょうか。

  • [9]八神 伊万里

    2014/11/30-15:32 

    そうですね…きっと4人に同じくらいの数のトナカイが群がって来るのではと思っていたのですが
    その中でも大まかに位置取りや役割を決めておいた方がいいかもしれませんね。
    では、私がトナカイの先導役をやりたいと思います。
    戦いの邪魔にならずスムーズに離脱できるコースやペース配分などを計算して
    合図は…例によってインカムか、旗を振って進行方向や一時停止などを知らせるとかになるでしょうか。
    ルンブルの帽子がないのは少し不便ですね…

    そしてしんがりはノワールさんにお任せしますね。
    バリアの範囲を考えると、トナカイは縦長に並ばせて列になって撤退するのがいいかもしれませんね。
    神人は一かたまりではなく、列を作る縦方向に少し離れておいて
    トナカイに一番近い神人から順次遠くにいる方の神人に誘導していくとか…

    狼 ト ト    EW
     TD ト ト→  神 神 神 神
    狼HBト ト    LB

    図にするとこんな感じでしょうか?分かりづらかったらすみません。
    スノーさんとアスカ君が、トナカイの邪魔をしないよう回り込んでデミについて
    フランペティルさんはノワールさんのバリアの範囲付近でフリーの方(図では上)のデミに朝霧をかける、というイメージです。
    アスカ君には、スノーさんが抑えている方のデミの隙をついて当てやすくするため側面を狙う等してもらいますね。

  • [8]夢路 希望

    2014/11/30-11:51 

    では、あの、衣装はそれで。
    ……が、頑張ります。

    作戦の流れについては、私も問題ないと思います。
    3R……油断はできません、ね。
    ラビットさんは手数勝負なので、アスカさんの一撃を入れやすくなるような立ち回りを、と考えています。

    トナカイの誘導は、たくさんいるみたいですし、分担するのも手かもしれません。

  • [7]ブランシュ・リトレ

    2014/11/30-03:00 

    では、衣装は決まり、ですね。
    が、頑張ってトナカイを引きつけてきます。

    私も、八神さんが仰る流れで問題ないと思います。
    その場合ノワールさんにはトナカイ達の殿を、と考えています。
    スキルはシャイニングアローにして、デミが来てしまった場合の盾になれれば、と。
    バリアの範囲は直径2、3mらしいので、トナカイの数が多いのでおそらくほとんど入らないかなと、思ったので…。

  • [6]ペシェ

    2014/11/30-01:12 

    フラン「
    ふむふむ、衣装は決まったようだな。ペシェはナースで行こう。
    奥ゆかしい希望嬢のバニー姿も、真面目な伊万里嬢のオーソドックスも、あどけなさの残るブランシュ嬢のメイドも実に楽しみである!

    さて、作戦の方だが……
    伊万里嬢の言う流れで吾輩は問題ないと思うぞ。

    一方の動きについてだが、吾輩の朝霧の惑いはアスカとスノーが相手をしていない方にかけよう。
    3Rの効果時間がある故、時間は稼げる。
    二人かかりであればその間に倒せると踏んでおるが……早計か?
    朝霧を発動後は神人の護衛に回るか、魔法弾でシルバーウルフを倒すかは検討中である。
    護衛に回りがてらトナカイと一緒にミニスカサンタを堪能したいなーなんて事は決してないぞ?な、ないからな?

    【トナカイ誘導】
    神人諸君がトナカイ誘導中に襲われる事が一番の懸念であるが……

    ノワールがバリアで護衛に入るのであれば、神人諸君はノワールの近くにトナカイを集めて安全な場所へ誘導が良かろうな。
    とは言え、トナカイもひとつの場所に居るとは限らん。
    集める担当二名と集めたトナカイを誘導する担当にわけてもいいかもしれん。

  • [5]八神 伊万里

    2014/11/29-09:41 

    改めて、八神伊万里です。よろしくお願いします。
    サンタ服については皆さん希望がばらけましたね。
    では私は残りのオーソドックスタイプにしようと思います。

    デミとはいえシルバーウルフはかなり強いですから、一体ずつ撃破には私も賛成です。
    流れとしてはこんな感じでしょうか?

    ・神人がトナカイの気を引き誘導
    ・フランペティルさんが朝霧の惑いでウルフを攪乱
    ・ノワールさんのバリアで誘導中の神人とトナカイを守る
    ・スノーさんとアスカ君がウルフに攻撃、一体ずつ倒す

    えぇと…一体を攻撃中、もう一体がトナカイの方に来るのをどう防ぐかが懸念事項ですね…
    トナカイに群がられているので、神人が弓等で牽制するのも難しそうです。

  • [4]夢路 希望

    2014/11/29-01:28 

    遅れてすみません……!
    えっと、夢路希望、です。
    パートナーは、テンペストダンサーのラビットさん、です。
    宜しくお願いします。

    『朝霧の惑い』、いいと思います。
    今回のデミ・シルバーウルフがどうかは分かりませんが、知能も高く、動きも素早い、との報告が多いので……。
    少しでも動きを鈍らせることができるのは、心強いです。

    服は……ど、どれもミニスカートなんですね。
    ……えっと……バ、バニーガール風のものに、興味が……少し。(ぼそぼそ
    あの、でも、他も可愛らしくて迷うので、皆さんのご意見次第で。

  • [3]ブランシュ・リトレ

    2014/11/28-22:56 

    えと、ブランシュ・リトレです。
    パートナーはライフビショップのノワールさんです。
    よろしくお願いします、ね。

    トナカイさんを誘導してデミ退治、ですね。
    み、ミニスカサンタ服となるとすごくハードルが高いですが、必要とあらば、が、頑張ります…。
    ええと、わ、私はメイド服風のものが少し気になって、ます。

    >朝霧
    はい、いいと思います。
    連携意識がないとの事なので、単体ずつ対処に当たれればやりやすいかなと、思います。

  • [2]ペシェ

    2014/11/28-13:40 

    フラン「
    ふはははは!吾輩は流麗の輝ける水神フランペティルである!気軽にフランと呼んでも良いぞ!
    こちらの眼鏡は神人のペシェである。
    伊万里嬢、アスカは久し振りであるな。他の者は初顔合わせか。よろしく頼むぞ。

    ハードブレイカーにテンペストダンサー、ライフビショップとエンドウィザードと、バランスの取れた編成であるな。

    神人はトナカイの誘導に当たるのであれば、敵も2頭だし護衛に一人割いて精霊三人で対処しても良かろうな。
    やっと朝霧の惑いが使えるようになった故、ウルフは撹乱させておくか?
    あまり派手な魔法を使ってトナカイを巻き込んだり怯えさせるのは避けたいからな。

    選ぶ服か……大事な事である!各々魅力的な神人の個性が光るのだしな!
    ……おい、ペシェ。
    メイドサンタを吾輩サイズで探すな。吾輩は着ないからな!
    そうだな……ペシェにはその肉を活かしてナースかバニーと行きたいところだな。

    バニーは嫌がるかも知れんが、そこはおだててなんとかするとしよう。

  • [1]八神 伊万里

    2014/11/28-07:12 

    アスカ:
    アスカだ。職はハードブレイカー、神人は八神伊万里だ。
    初めての奴も久しぶりの奴もよろしくな。

    サンタ服とか何とか言ってるけど、これ要するに神人を囮にする作戦みたいなもんだろ?
    トナカイは攻撃はしてこないみたいだからまだいいものの…
    いや、デミの囮になるよりはマシか。
    トナカイが群がってくる前にトランスしてさっさと倒しちまおう。

    …と、ところでどうでもいい話だけど、その…
    誰がどの服を着るとかってやっぱり決めないとな…
    まあ俺は本人が選ぶなら何でもいい。
    べ、別に伊万里なら何でも似合うとか、思ってるわけじゃないからな!


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