プロローグ
気持ちが悪いくらい見通しの良い道だ。
ホワイト・ヒルA.R.O.A.支部の偵察隊は、「古代の森」のとある地区を行軍していたのだが、全くもって敵に遭遇することもなければ、罠がしかけられていることもなかった。
そして、まっすぐ突き進んでいただけで、一時間もしないうちに、まさにあっと言う間に、森の最深部の一カ所にたどり着いてしまったようである。
偵察隊が、周辺住民から聴取した「封印石があるらしいけれどまったく敵がいない地区」という情報をもとに行軍したものの……本当に何も起こらず、気がつけば、封印石の目の前まで来ていた。しかし、こうも都合が良すぎると、これはいよいよ薄気味悪い。
一方で状況を懸念している隊長の心を知らず、隊員の精霊Aと神人Aは、封印石の30メートル前まで来て、大笑いする。
「ハッハッハ! おかしいや! 本当に何もなく封印石の前まで来ちゃったぞ! 炎龍王の奴、ここだけマークを忘れちまったんだろう!」
精霊Aは、もはや完全に油断している。
「そうね! 敵もミスして配下を置いていなかったようだから、早いところ石を壊してずらかりましょうよ!」
相棒の神人Aも、既に眼前の状況を信じ込んでいる。
だが、隊長は、あまりにも簡単な今の状況の何かがおかしい、と腕を組んで、考え込んでしまう。
隊員たちが石を早く壊しに行こう、と急かす中、やがて隊長は、重たい口を開く。
「待て、これは罠だ! うかつに近寄るな!」
と、注意するや否や、封印石のちょうど上空を炎龍王らしき龍が飛翔していた。
龍は、地上にいる偵察部隊をにたにたと眺めながら、叫び出す……。
「やーい! バーカ! アーホ! ドジ、マヌケ! ここまで来てみろ、べろべろばあー!」
あろうことか、厳つい龍の口元からは、世にも幼稚な罵倒の数々が繰り広げられたのだ!
「ほら、隊長! 言わんこっちゃないでしょう! もたもたしているから敵のボスが出て来たじゃないですか!」
慌てる精霊A。
「このやろうー! 俺たちをバカにすんじゃねー! 俺がとっちめてやる!」
挑発に乗ってしまった精霊B。
「よせ、おまえら! 罠だと言うのがわからないのか!」
止める隊長を遮り、トランスした精霊Aと精霊Bが突っ走ってしまう!
精霊Aは封印石を狙ってまっすぐに走り、精霊Bは炎龍王を狙って木の上へ飛び乗った。
***
さて……判断が正しかったのは……。
「うぎゃああああああ!」
封印石まで、あと10メートルのところで……精霊Aは透明の壁から発射された火炎でじりじりと焼かれてしまう……!
「ぐおおおおおおおお!」
木の上を飛び上がり、上空からの銃撃を狙った精霊Bであったが、炎龍王のしっぽの打撃と見えない壁から発射された火炎玉の両方に挟まれ、地面に叩き落とされてしまう……!
「くっ……! みんな、この場は退却だ! 精霊AとBを消火し、抱えて道を引き返すぞ!」
隊長は敵の奇襲に面を食らっていたが、いつまでもこの場にいるのは危険と判断し、部隊に撤退を命じる。
隊長が精霊Aを抱え、神人A&Bが精霊Bを抱え、来た道を必死で引き返すことになってしまった……。
「がはは! おまえらなんてイチコロだぜ! バーカ! バーカ!」
撤退中、炎龍王が幼稚な罵倒をして来たものの、敵は全く追ってこなかった。意外にもあっさりと森の外へ逃げることができたのである。
おそらくこの地区の守備は、封印石のところまで何もないと侵入者を油断させ、そして封印石まで来た敵を奇襲で撃退するだけの仕組みだったのだな……と、今更ながら悟った隊長であった。
もっとも、戦闘に負けて逃げ帰ったものの、収穫はもちろんある。
それは、敵の手口が割れたことだ。
あとは、A.R.O.A.本部へ連絡して、精鋭のウィンクルムたちを派遣してもらえばよい。万全の体勢であれば、この地区は攻略できるだろう、と隊長は考える。
隊長は、本部に連絡するため、重要事項をメモ帳にまとめた。
***
・封印石のところに炎龍王がいたが、遭遇した敵はおそらく分身。炎龍王にしては、ひどく幼稚だった。
・封印石まで何もなかったが、封印石を四方でマークしている見えない炎の壁があった。おそらく奴らは炎龍王の配下である妖怪「ぬりかべ」。
解説
「古代の森」のとある地区にある「封印石」を破壊するシナリオです。「封印石」は、見えない壁である妖怪「ぬりかべ」たちがガードしています。しかも上空には、炎龍王の分身が飛んでいます。
成功条件:敵の全滅&封印石の破壊に成功。
失敗条件:パーティの全滅または封印石の破壊に失敗。
<敵データ>
●炎龍王(の分身)
体長:30m
体重:20t
属性:火
攻撃手段:火炎、ひっかき、尾尻攻撃。
防御手段:「鱗」がとても頑丈。エンドウィザード、ハードブレーカーなどの大技の一撃で穴を空けないと、攻撃が通りにくい。「目鼻口」には鱗がないので攻撃が通りやすい。また「首」に「逆鱗」があるので、そこを攻撃すると通常の数倍のダメージを与えられる。なおHPもそれなりに高い。
機動力:最高時速数百キロ程度で、自在に空中を飛べる。
性格:極めて幼稚
数:1匹
●ぬりかべ
体積:縦×横×高さ=3m×10m×5m
体重:1t
属性:火
特徴:透明な壁。壁に触れると、触れた者は発火してしまう。封印石の近くまで近づこうとすると、半径20m以内にて火炎攻撃をしてくる。HPがそこそこ高く、防御力もそれなりに高い。(炎龍王の分身の鱗ほどの硬さではない。)
数:4匹
陣形:封印石の前後左右5メートルを四方塞がりでガード。動くことはできない。
ボス:ぬりかべの中にボスはいない。炎龍王の分身がボス。
倒す手段:再生能力を持つぬりかべなので、4匹同時に撃破する必要がある。4匹同時撃破で壁は全員いなくなる。
<封印石と瘴気のデータ>
封印石:高さ1mほどの円筒形の石。地面より30cmほどの高さに浮いてゆっくり回転している。石自体はあまり丈夫でないので、金づちで叩くくらいの強さで割れる。数は1個。
瘴気:この地区は罠の地区なので、瘴気はほとんどない。
ゲームマスターより
今年もクリスマスが近づいて参りました。「らぶてぃめっと」でクリスマス・イベントが開催されるとの連絡を受けたとき、そういえばもうそんな時期になるなあ、としみじみ思った夜神です。
クリスマス・イベントで炎龍王や炎の妖怪たちと戦うシナリオというのは、ある意味でお祭りの花火大会みたいなものでしょう。皆様もぜひ当シナリオで、花火みたいに思いっきり弾けてみてくださいね。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
ミサ・フルール(エミリオ・シュトルツ)
☆心情 先発隊の努力を無駄にしたくない 今度こそ私達が敵を討伐しなくちゃ 戦闘前に相方とトランス後ハイトランス・ジェミニ使用 ☆分身 仲間が攻撃した後、敵が怯んだ隙に逆鱗を攻撃(※逆鱗が首の後ろにあった場合は敵の背後に回って戦う) 敵が飛んだ場合は味方の援護の後敵がダウンしたところを追撃、再度の飛行を妨害する為に翼を痛めつける 敵の動作をよく観察して行動(首を大きく動かしたら火炎、尻尾や腕を振りかざしたら叩きつけやひっかきに警戒+仲間に呼び掛け) 仲間がスタン(一時的行動不能)した場合は攻撃で敵の注意を引き付けるか「魔守のオーブ」で敵の攻撃を防ぎ仲間が立て直す時間を稼ぐ ☆ぬりかべ 相方と共に東側のぬりかべを攻撃 |
ニーナ・ルアルディ(グレン・カーヴェル)
炎龍王ってどんなのかなぁって思ってたんですけど… 何だか村の子供達を思い出しちゃいました。 よくあからさまに子供扱いされたりすると怒ってましたっけ… トランスは皆に合わせて。 ぬりかべの20m以内へは入らないように気をつけないとですよね… あとはユークレースさんよりも前に出ないようにします! 分身との戦闘中は、皆がぬりかべの攻撃射程内に入っていたら伝えます。 分身が自分達の方へ飛んで来たら、あまりにばらけないようにしましょう。 離れちゃうと危ないですし… 戦闘後、敵の攻撃で周りがボロボロになっていないか確認して、酷いようなら地面を均したりして整えておきます。 あとは火傷とかする人、いないといいんですが… |
音無淺稀(フェルド・レーゲン)
既に何人か犠牲が出てしまってるということですし できるだけ早くなんとかしたいところ、ですね …敵は大きなボスは一体とぬりかべさん 空を飛んでると言う事 まずはトランスをしてから一度後ろに下がりますが… 何が起こるか判らないので、私は一応「湯煙」をすぐに抜ける状態にして待ちかまえておきます ミサさんとエミリオさんが正面から攻撃してくださるとの事 油断はせず、辺りを警戒して そして何よりぬりかべの攻撃範囲内には入らないよう皆に注意を促し、実際入りそうであれば声を掛けます 炎龍王を倒したら私達は南側のぬりかべを倒しに行きましょう 皆さんと同タイミングで、私がカウントしますのでフェルドさんはそれに合わせてお願いしますね |
リオ・クライン(アモン・イシュタール)
分身といえども相手は炎龍王・・・用心した方がいいな。 こちらの策が上手くいけばいいが・・・。 <行動> ・炎龍王戦ではユークレースの後ろで待機。 ・炎龍王の様子を伺い、逆鱗の確認、動きなどを観察してアモンに報告する。 ・一般人が迷い込んでいたらすぐに避難誘導をする。 ・巻き込ませないために注意しながら急いで逃げる様に促す。 ・ぬりかべ戦では西側を担当。 ・気づかれない様に移動し、奇襲を狙う。 ・ハンティングスキル(レベル1)を使い、ぬりかべに弓で攻撃して怯ませる。 「行け、アモン!」 |
アメリア・ジョーンズ(ユークレース)
【目標】 ・5人の神人の護衛 ・戦闘の支援 ・敵の隙を作る(スキルや武器を使用) 【精霊の行動・戦闘】 他の精霊達が戦ってる間、ユークレースは神人達を護衛をする もしも敵が神人達に近付くようならば、マジックブックを飛翔させる 飛翔した本は主に体当たりで攻撃 それでも敵が攻撃してくるようなら、スキル【罰ゲーム】を使用 ぬりかべ同時撃破の為、マジックブックの[目眩]で敵を錯乱状態にし、 隙を作り、味方の攻撃を支援する 【神人の行動】 一般人が侵入した場合のみ、ハリセンにて反撃 ユークレースよりも攻撃力は低いが、口から出る言葉の攻撃は敵をも怯ませる(と言うか、心が折れる)とか… 【討伐後】 二人で口喧嘩をしながら片付け&消火活動 |
●準備
不気味なほど静かで誰もいない森の中、くるくると回転する封印石だけがひっそりと存在感を出していた。
「分身といえども相手は炎龍王……用心した方がいいな。今のうちにトランスを済ませておこうか?」
令嬢リオ・クラインは、周囲を警戒しながら、隣にいる相棒に話しかける。
「炎龍王にぬりかべに封印石か……こりゃ、けっこう骨が折れそうだな。ま、お前は無茶するんじゃねえぞ、リオ! じゃ、やるか?」
ゴロツキ風のディアボロ・アモン・イシュタールは、重たいマサカリ「足柄」をどっさりとおろし、トランスの準備に入る。
『汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に』(チュ!)
リオがアモンの頬へキスをすると、風と炎が吹き荒れた。風は、真っ白く輝くオーラとなって。炎は、真っ黒なオーラとなって。白黒のオーラがキラキラと輝き……アモンは一気にフルパワーへ達した!
『やーい、アホどもー! こっちまでこいやー、べろべろばー!』
ウィンクルムたちの気配に気がついたのだろうか……炎龍王の分身は、封印石の真上5メートル空中から挑発を開始してきた。
「炎龍王ってどんなのかなぁって思っていたんですけれど……。何だか村の子どもたちを思い出しちゃいました……。さあ、グレン、さっさとトランスしちゃいましょう!」
と、目の前の幼稚な龍の挑発にため息をついたのは、農村出身の村娘ニーナ・ルアルディである。
「何だよ、デカイのは体だけで中身はガキかっつの……。あーあ、龍っつーから期待していたのに損したぜ。ニーナ、早いところこらしめてやろうぜ!」
同じく、挑発に乗るどころか、あきれているのは、強気なポプルス剣士であるグレン・カーヴェルだ。
『持てる力の全てを託す』(チュ!)
グレンは、ニーナの口づけを頬で受け、トランスに入る。漆黒の闇の炎が二人の全身を包み、燃え上がる……。グレンは力がみなぎり出す……。
「なんなのよ、その幼稚な態度は! 図体ばかりでかくて、なんてバカなの!?」
分身のあからさまな挑発に対して、大声を張り上げて反撃してしまったのは、ファッション大好き女子のアメリア・ジョーンズだ。
「エイミーさん、バカの挑発に対して本気で反論してはいけません! 早いところトランスをして、作戦に取りかかりましょう!」
相棒のトリックスター・ユークレースは、今にも殴りに行きそうなアメリアを笑顔で取り押さえた。
『さぁ、マジックショーの始まりです』(チュ!)
アメリアがユークレースの頬へ口づけをし、トランスが起こると……。光るトランプと輝く国旗のテープがくるくると回転しながら二人を包み、ハトたちが飛び交い、魔力が充実して行く……。
「既に偵察部隊では犠牲が出てしまっていることですし……こんな罠がしかけられている封印石の破壊、早くなんとかしたいところですね!」
少女趣味な黒髪少女の音無淺稀は、敵の卑劣な罠に対して静かな怒りを覚えると同時に、自らも罠にかからないようにと気持ちを改める。
「ん、龍も壁も石も僕が狙撃してやるさ。オトナシ、トランス頼んでいい?」
ガンナーで機械少年のフェルド・レーゲンは、愛用の「ビリースペシャル」をホルスターから抜き出し、くるくると回転させていた。
『貴方に加護がありますように』(チュ!)
淺稀の唇が、フェルドの頬に触れ、トランスが発動。
爆竹音と共に無数の火薬が弾け出し、フェルドは力が装填される。
「先発隊の努力をむだにしたくない……! 今度こそ、私たちが敵を討伐しなくちゃ!」
心優しき剣術少女のミサ・フルールも、やはりここまで来たからには、二度もA.R.O.A.が負けるわけにはいかないと意気込んでいる。
「うむ、同じく! 俺たちで殲滅してやろう! ミサ、トランスを頼む!」
ディアボロ剣士の好青年エミリオ・シュトルツは、強い口調でありながらも、飛んでいる龍をにやりと笑って見つめていた。
『絆を繋ぎ、想いを紡ごう』(チュ!)
ミサの気持ちのこもったキスがエミリオの頬にそっと触れると、トランスが発動して行く……。
透明のバラが二人の周囲に舞い散りながらも、青い光と赤い光が飛び交いながら、スポットライトのように二人を照らす……。
ミサの方は、エミリオから贈られた右手の腕輪が青くきらりと輝き……。 そしてエミリオの方は、ミサからの贈り物である左耳のピアスが赤く灯る……。
「エミリオさん、強敵が相手だから、『ハイトランス・ジェミニ』もしよう!」
「もちろんだ、ミサ! 頼む!」
エミリオが手を差し出し……。
ミサがエミリオの手の甲に浮かぶ文様に、軽く口づけをする……。
すると、エミリオの手の甲が青く、赤く、発光し、『ハイトランス・ジェミニ』が完成! 二人は互いの力を分かち合うことで、各ステータスが上昇して行く……。
●対分身
「よし、準備はこれで十分。あとは、作戦通り、俺が挑発をやるから……他のみんなはそれぞれの持ち場へ動いてくれるか?」
エミリオは作戦の決行を皆へ促すと、炎龍王が飛んでいる付近まで一気に走り出した。
「やーい、バカ龍王! おしり、ぺんぺん、べろべろばー! くやしかったら、こっちまでおいでー!」
エミリオ、全てを捨てる覚悟で決死の挑発!
無論、突然のキャラ崩壊に、戦場は敵味方関係なく、全員凍った。
が、しかし……。
炎龍王は……。
「てめー! 俺を誰だと思っていやがるんだー! ムカー! ぶっ殺してやるぜ!」
キレた龍は、高速の猛スピードで飛ばして、本気で突っ込んで来た!
必死で逃げるエミリオ……。
そして、敵がエミリオに到達する寸前で……。
「ふん、バカな龍め! もらったぁぁぁ!」
エミリオ側から向かって、左側面において、グレンが愛刀「百虎」を上段から振りかぶって突撃!
グレンの「百虎」は暗褐色に輝きながら、重い刀の一撃を敵の首に叩き付けた! 『グラビティブレイク』が思いっきり決まった瞬間である。
「うぎゃあああああ!」
しかも「首」はこの分身の弱点でもあり、通常よりも数倍のダメージが与えられ……さらに『グラビティブレイク』で防御力まで低下。首を押さえながら、ジタバタと暴れる炎龍王。
「オラァ! もう一発くらいやがれぇぇぇ!」
炎龍王から向かい、背後からアモンがマサカリ「足柄」を振り回しながら飛び出して来た!
ただでさえ重たそうな「足柄」が……『グラビティブレイク』をまとったことで、通常の何十倍も重い一撃を龍の背中にストライク!
「ぐぎゃああああ! いてえええええ!」
ハードブレイカーたちによる『グラビティブレイク』の二連続攻撃をくらい……苦しそうにもがきながら尾尻をぶんぶん振り回す炎龍王。
「はあ、はあ……。てめえら、やってくれるじゃねえか! 死ね、死ね、死ねええええええ!!」
逆上した龍は、ところかまわず、尾尻を全力で大回転!
10メートル近くもあるシッポのランダム攻撃が、前衛である三人の精霊たちを襲う……!
「クっ……! 速い!!」
グレンは、高速の尾尻のムチが腹に勢い良く当たり、後方10メートルへ吹っ飛ばされた。
「チッ……!」
アモンの方も、シッポが顔面に思い切りヒットして、鼻血を出しながら後方5メートルも飛ばされてしまった。
(む……見える……!!)
エミリオは「エトワール」が発動し、しなやかな動きで高速度のシッポを紙一重で回避する……。
(まずい……仲間二人が……。注意をひくため……もう一発、挑発するか!?)
エミリオは、言葉の挑発から剣技の挑発に変える。
双剣を中段に構え、攻撃が通りやすい顔(目・鼻・口)を目がけて、斬撃を繰り広げるのだが……。
龍は、エミリオの剣を爪で受け流し……。
その直後、上空へ羽ばたいて行ってしまった……。
「おーい! そっちへ行ったぞ!」
エミリオは別の場所で待機している仲間たちへ大声で呼びかける。
***
「がはは! 神人たちを人質に取っちまえば……てめえらは手も足も出まい!!」
炎龍王は、悪役にお約束なセリフを吐きながら、ぬりかべ付近で待機していた神人たちへ向かって飛んで行く……。
もちろん、神人たちは、ぬりかべの射程内である半径20メートルの圏外にはいる。
だがなぜ、この位置にいるのか?
それは、炎龍王とぬりかべを同時に相手にすると厄介なので、当初の作戦では、エミリオが分身を壁から引き離すことになっていたからだ。
そして、後方支援に回ったユークレースが神人たちに危険がないように守っていたのだが……。
「げへへ! くらえ! くらえ! くらえー!」
龍は、今先ほどの戦いのときと同じく、尾尻を高速度でランダムに振り回し、猛攻撃!
「きゃっ!」
淺稀は小刀「湯煙」で応戦しようとしたが、あまりにも速いシッポ攻撃で、武器が弾かれ、後方5メートルも吹き飛ばされた。
「オラ、オラ、オラ!!」
分身は、まるでシッポも分身しているかの如く、猛スピードでムチのように振り回す。
その攻撃の毒牙にかかり……ニーナが、アメリアが、ミサが、ユークレースが……悲鳴と共に、後方5メートルも弾き飛ばされた。
「ぬりかべよ! 燃やしてしまえ!」
あろうことか、ぬりかべの射程内に入らないように注意していた神人たちであったが……吹き飛ばされた位置は……ちょうど半径20メートルのぎりぎりの地点であった!
透明の壁は、一瞬、赤くギラリと光り……。
火炎玉の砲撃が飛び交う……!
『どかん! どかん! どかん!』
火炎の集中攻撃を受けながら、神人たち5人とユークレースは命からがら……必死で射程外へ逃げ回る……。
だが、炎龍王は、卑劣にも追い回して来た!
「ふぅ……止めてくださいよ! 契約者一人守るだけでも、疲れるのに……」
突然の猛攻で頭にきていたユークレースは、真っ正面から突っ込んで来た龍を相手に、「マジックブック」を本気で放り投げた!
魔法の書は、龍の顔面にクリーンヒット!
本が分身の顔面に激突するや否や、龍の頭上にひよこたちがピヨピヨと舞い踊り……炎龍王は一緒に踊ってしまった……。
「スキあり!!」
この瞬間を待っていたとばかりに……木陰に潜んでいたフェルドは、敵の顔面に向けて「ビリースペシャル」で狙いを定める。
高速度で乱射される「HS・32口径リボルバー」は、炎龍王の目、鼻、口をめがけて蜂の大群が押し寄せるかのように焼いて行く……。
龍は視覚を奪われ、鼻と口が焼かれ、うめき声をあげてジタバタともがき出す!
その時点において……これ以上の攻撃を神人たちが受けないようにと……「魔守のオーブ」で女子たちを守っていたミサだったが……反撃に出た!
ミサが、「二つの牙を持つ黒き月」……すなわち魔剣を上段で構え……。
ハイトランスに導かれた刀身は、紅と蒼の強き輝きを帯びて……。
今、龍の両翼へと振り落とされる……!!
魔剣の斬撃は、翼に向かって見事に切り込んで行ったはずなのだが……。
乱心した炎龍王は……ヤケクソになって火炎放射で最後の反撃に出た!
「俺に任せろ!」
分身の乱れた火炎放射に正面から突っ込んで行ったのは……『ユニゾン』しているエミリオだった。
暗く燃える深紅の炎……すなわちエミリオは自身の属性に包まれながら……双剣「ハンテ&オーバーシュタイン」を突きの構えで……カウンターのつもりで突進して行く……。
炎龍王の火炎をエミリオ自身の火炎で遮りながら……距離を詰め……5、4、3、2、1メートル……そして、最後に首を突きの一撃で貫通……撃破……!
こうして炎龍王の分身の一体は、ウィンクルムたちの活躍により、無事に討伐されたのであった……。
●対ぬりかべ
さて、ここまでは作戦通りの展開になっていたであろう。
残すは……封印石を守るぬりかべたちだ。
ぬりかべは封印石の前後左右……あるいは、東西南北に位置して、四方を囲み配置されている。
しかも奴らは再生もできるので……4匹同時撃破という至難の業も成し遂げないとならないのだ。
***
東側……。
「エミリオさん……準備はいい?」
ミサは、多少の緊張はしているものの、魔剣を構え直し、相棒に問いかける。
「ああ……いつでも行ける!」
先ほどの戦闘でやや疲れているが、ここががんばりどころなので、気を引き締めるエミリオ。
***
西側……。
「アモン……顔、痛そうだけれど大丈夫? 私も一緒に弓で攻撃手伝うよ……」
やや痛めつけられたパートナーの顔を伺いつつ……弓の準備をするリオ。
「へん、たいしたことねぇぜ! お前の方こそ、すすけて黒くなってねぇか? ま、よろしく頼むや!」
心配してもらったものの、逆に相棒が心配なアモン。顔面がまだひりひりするが、その程度はがまん。
***
南側……。
「オトナシ……。大丈夫だった? さっきのシッポ攻撃で手を痛めてない?」
敵の攻撃に対処するため、身を潜めていたフェルドだったが……。パートナーが尾尻やら火炎で攻撃されていた様はさすがに胸が痛んでいたことを思い出す。
「私は平気です! それよりも……ぬりかべ同時攻撃のタイミングですが……。私がカウントしますので、フェルドさんはそれに合わせてお願いしますね!」
リオと同じく、やや黒くすすけている淺稀……。手を少しひねったらしく、赤くなっていた。フェルドの心遣いが嬉しく、にこりと笑う。
「そうだね、淺稀! あたしたちは、大声でカウントしよう! あとニーナも呼ぼう!」
同じくすすけているアメリアも、とりあえずカウントが今の自分にできること、と認識し、北側にいるニーナのもとへ向かう。
「フェルドさん……。僕の『マジックブック』もお貸しします! 僕が敵を錯乱させますので、お好きなだけ銃撃してくださいよ!」
魔法の書をがっちりと担ぎながら、にこにことしているユークレース。もちろん、彼の顔も火炎砲撃を受けたせいで真っ黒だ。
***
北側……。
「あーあ……さっきは痛かったな、あのバカ龍! ニーナも大丈夫? なんか顔が黒くなっているけれど?」
腹をさすりながら、改めて「百虎」を構え直すグレン。
一応、パートナーにも気をかけている。
「はい、私は何とか……! グレンの方こそご苦労さまです。それよりも、同時攻撃ですね……。一斉攻撃のためのカウントができるといいのですが……」
ハンカチで顔を拭きながら、ニーナは人差し指を唇に当てて、考える……。
「おーい! ニーナ! あたしたちとカウントしないー?」
南側からアメリアがやって来て、カウントの呼びかけに来た。
もちろん、ニーナは快く応じる。
神人三人は、カウント係になった。
***
『3!』
ニーナが大声で叫ぶ。
『2!』
アメリアが続いて大声を張り上げる。
『1!』
最後に、淺稀が声を振り絞り叫ぶ。
***
東側……。
「俺に続け、ミサ! 俺が『ユニゾン』で相殺するから……!」
「はい、エミリオさん!」
敵の半径20メートル以内に入り、ミサとエミリオは全力で突撃して行った。
ぬりかべもやはり最後の砦らしく、死ぬほどの火炎砲撃を浴びせてくる!
しかし、炎龍王の火炎すらも相殺したエミリオの『ユニゾン』は、暗褐色の炎を盾にしながら、じりじりと距離を詰め寄る……。
やがてぬりかべに到達した二人は、双剣と魔剣の同時攻撃で、壁に向かって徹底的に斬撃を浴びせるが……!?
***
西側……。
「行け、アモン! 骨は拾おう!」
「はいよ、お嬢様!」
敵の射程範囲内へ突撃して行くアモンとリオ……。
リオは後方から「フェアリーボウ」を引きながら、次々と威嚇射撃を……。
アモンは、マサカリ「足柄」を大きく振りかぶり、『グラビティブレイク』の一撃を、壁に向かって思いっきりぶち込むが……。
だが、ぬりかべもこれで最後と言わんばかりに、必死の火炎攻撃!
火炎玉の砲撃に、リオが吹き飛び……。
アモンの一撃は……砲撃のトドメよりも速く決まったのだろうか……!?
***
南側……。
「それ行け、『マジックブック』! ぬりかべに、ひよこを見せてやりましょう!」
ユークレースは、「マジックブック」を思いっきり放り投げ、ぬりかべに対してクリーンヒットを狙うが……。
敵の火炎玉とユークレースの本攻撃……到達したのが速かったのは……!?
「援護ありがとう! 僕も行くよ……!!」
勢いをつけて飛び出したフェルドは、『ガン・アサルト』の構えで、「ビリースペシャル」を本気で乱射する。
さすがにぬりかべも火炎玉の連射で抵抗してくるので、フェルドも気が気でならない。
高速でぬりかべの死角へ移動しながら、攻撃のチャンスを何度も何度も狙い直し、ひたすら撃ち込む……。
ときどき、射撃のフリも織り交ぜ、敵の火炎攻撃のペースを狂わせながら、負けずにくじけずに連射攻撃!
最後の一撃が決まった方は……!?
***
北側……。
「ひゅー! こっちは一人かよ!? ま、俺の痛恨の一撃で死んでくれよ、ぬりかべー!!」
ちょっと悪ふざけをしているかのようだが、グレンは至ってまじめだ。
グレンは、真剣「百虎」を中段に構え、ぬりかべに向かって、一思いに突進して行く……。愛刀は黒き闇の炎を燃え上がらせ、死ぬほど重たい一撃を放つ……。『グラビティブレイク』は、敵の息の根を止めてくれるのか……!?
相手に死んでほしいというのは、ぬりかべであっても同じ思い。今は亡きバカボスの敵討ちでもしているかのように……全力で火炎砲撃を繰り出して来る……。グレンは砲撃に耐えられるのか……!?
***
●勝敗
古代の森のとある地区……。
封印石周辺に位置する四方のぬりかべたちは、大爆発を起こしていた……。
ウィンクルムたちの活躍により、石を守る炎の壁妖怪たちは、一匹も残らず、同時に破壊されたのである……。
「げふん、げふん……。いやー、あぶねーとこだったぜ。ニーナも大丈夫?」
爆撃の煙を吸ってしまい、咳き込んでいたグレンは、パートナーのもとへと歩み寄る。
「グレン! よかった……無事だったのですね! 今、火傷の手当をしますから……」
ニーナは、A.R.O.A.から支給されている「応急セット」を取り出して、グレンの火傷を消毒する作業に入る。
***
「ふぅ……ふぅ……。あと一歩で負けていたぜ……! お、おい、リオ? どこだ?」
爆撃跡から這い上がって来たアモンは、相棒を探し出す。
「大丈夫か? 私はキミの目の前にいるぞ?」
リオも火炎攻撃で痛手を負っているが、今は倒れているアモンの具合を優先し、応急処置に入る……。
***
「ミサ、大丈夫か? ケガはないか?」
『ユニゾン』で火炎攻撃を相殺していたものの、敵も本気で砲撃して来たので、かなりのストレスとプレッシャーを受けていたエミリオ。正直、肩が少し痛いところだ。
「うん、エミリオさんのお陰でこの通り元気よ! でも、私は『ユニゾン』ができなかったから、ちょっと火傷しちゃって……」
顔や服が黒くすすけて、火傷しているミサの両腕を見ながら……エミリオは無言で素早く応急処置をしてくれた。
***
「フェルドさーん! どこー? 生きていますかー?」
淺稀は半泣きの表情で、決死に戦っていた相棒を探す。
「オトナシ……。泣くな! 僕はここだ!」
なぜか木の上から、さっと飛び降りて来たフェルド。
しかし、着地のとき、不覚にもふらついてしまった。
敵の決死の砲撃もなかなか堪えたものだ……。
***
「ふう……僕の本が……すすけてしまいましたね……」
ユークレースはボロボロになった魔法の書を抱きながら、封印石へ向かってとぼとぼと歩いていた。
「ユーク! アンタ、生きていたのね!」
アメリアはパートナーと感動の再会……を果たしたものの、ダメージをあまり受けていない相方が不思議に思えた。
「まあ……。攻撃が外れて、攻撃手段が尽きた僕は……逃げ回っていましたからね……」
ふっ、と爽やかに笑うユークレース。
その後、彼は、どつかれる!
「では、封印石を割りましょう! それ!!」
ユークレースは、ボロボロだが、まだ強度が保たれ、武器にもなる厚い本の角で……封印石を攻撃する……。
すると、石は……。
ぱりん!
と、割れて、封印が解除されて行く……。
とにもかくにも、こうして古代の森の一地区は無事に攻略されたのであった。
<終わり>
依頼結果:大成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 夜神鉱刃 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 普通 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 11月23日 |
出発日 | 11月30日 00:00 |
予定納品日 | 12月10日 |
参加者
- ミサ・フルール(エミリオ・シュトルツ)
- ニーナ・ルアルディ(グレン・カーヴェル)
- 音無淺稀(フェルド・レーゲン)
- リオ・クライン(アモン・イシュタール)
- アメリア・ジョーンズ(ユークレース)
会議室
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2014/11/29-23:53
-
2014/11/29-23:51
とりあえずこちらもプラン確定だ。
前線は私達に任せてほしい。
みんな必ず成功させよう! -
2014/11/29-23:18
あたしもプラン完了!
全面的にみんなに任せることになるけど、自分なりに頑張ってみるわ!
足手まといにだけは、絶対絶対!ぜーーーったいならないんだからぁっ! -
2014/11/29-23:18
アモン君達は西側だね!
避難誘導のこと書いてくれたんだ、ありがとう!
もし一般の人がいたらよろしくお願いします(ぺこり)
プラン見直し終わりました!
私も頑張って起きてるよ(ぐっ) -
2014/11/29-23:08
が、ガン・アサルトの間違いでしたがとにもかくにも
プラン完成しましたー♪
微調整は致しますのでぎりぎりまで掲示板ねばりますよ! -
2014/11/29-23:07
グレンさんは北側、フェルド君は南側だね、了解です。
ニーナちゃんの環境整備、フェルド君の援護射撃すごく助かるよ、どうもありがとう! -
2014/11/29-23:02
なら、私達は西側にするか・・・。
アモンも余力を残しておいた方がいいだろう。
私が弓でぬりかべに攻撃して、怯んでいる隙にアモンが攻撃・・・といった感じか。
避難誘導なら私の方でしておこう。
-
2014/11/29-22:45
どのぬりかべを倒すか書く感じでしょうか?
なら、私達は「南側」のぬりかべを倒しに行く感じで書いておきますね(メモしながら
>神人なにするか
私は…とりあえず自衛する事とフェルドさんの方で注意できなさそうな事を私の方で注意したりとか…でしょうか。
あとは心情とトランスのタイミングとか、怪我をしないようにぬりかべの攻撃範囲内に入りそうな時声を掛けるとか、でしたね。
>攻撃
文字数と格闘してますが、ミサさんとエミリオさん達の体力温存も考えて
撹乱目的の援護射撃も織り交ぜての攻撃も入れておきます…!
スナイピングで…頑張りたいです…!(主に文字数に対して -
2014/11/29-20:24
字数行けそうだったので、戦闘後ボコボコだったら
地面均しておくことにしましたっ!
ボロボロの状態で帰るのは少し申し訳ないですもんね。
グレンは北側のぬりかべを最優先で狙うそうですっ!
どのくらいの硬さがあるのかが分からないらしくて、
「一発目は通常攻撃で様子見かなー」とか呟いてました。 -
2014/11/29-18:14
>神人にできること
プランの文字数の関係で書けなかったんだけど、もし私が攻撃に参加しなかった場合は、敵の火炎攻撃で木々に火が燃え移った場合の消火活動とか、一般人が迷い込んでいたら避難誘導とか戦闘後の後片付けなんかを考えていたよ。
>ぬりかべ
どれを狙うかはこちらもプランの文字数の関係で「仲間と分担して4匹同時撃破」としか書けなかったんだ。
もし詳細に決めるのなら、私とエミリオさんは東西南北の「東側」のぬりかべを狙うよ。
>アメリアちゃん
いえいえ、少しでも力になれたのなら嬉しい(微笑む)
うん、攻撃は任せて!
皆で力をあわせて頑張ろうねっ -
2014/11/29-17:03
>ミサ
アドバイスありがとう。
うっかりスキル付けてなかったわ。
そうねぇ…じゃああたし達は、敵がこっちに来た時にマジックブックの[目眩]を使って、支援するわ。
攻撃力はちょっと心許ないのよねぇ…誰かと一緒に叩けばなんとかなるとは思うけど…。
スキルの『罰ゲーム』も、どれだけダメージ与えられるか…。
でもまっ、今回はみんなを守るのを中心に、やってみるわ!
攻撃は…ごめん、任せてもいいかな? -
2014/11/29-16:58
連投失礼するのです(ぺこり)
そういえばぬりかべって4枚なんですよね、
精霊5人いますけど、誰がどの壁に攻撃を加えるかとかも
決めておいたほうがいいでしょうか? -
2014/11/29-16:53
14の発言途中で途切れてたのです…
分かりやすく出していただけて助かるのですー…orz
最高時速が数百キロらしいですし、分身が突っ込んでくる速度も
利用してうまく攻撃の威力に乗せられればいいですね。
一応ぬりかべ用にグラビティブレイクを一発分残しておいて貰うように
グレンに頼んでおきました。
…ミサさんはハイトランスがあるから戦えますけど、
私達はどうしてましょうねぇ…
一応皆さんがぬりかべの射程範囲内に入っていないか、
空中で分身がどこから飛んでくるかは見ておこうとは思います。 -
2014/11/29-15:33
ミサ、久しぶりだな。(微笑)
そうなると、アモンは背後からの攻撃になるな。
思い切りスキルを叩き込めばダメージも大きいだろう。 -
2014/11/29-13:46
(連続投稿失礼します)
ニーナちゃん、今回もよろしくねっ(嬉しそうに片手を振る)
グレンさんは側面から攻撃だね、了解です! -
2014/11/29-13:41
>アメリアちゃん
初めまして、改めてよろしくね(手を握ってぶんぶん)
神人の護衛どうぞよろしくお願いします(ぺこり)
あとはそうですね・・・分身が飛んだ時にユークレースさんが装備しているマジックブックの[目眩]の援護があるととても心強いです・・・!
拝見したところユークレースさんのジョブスキルが何もセットされていないようですが、トリックスターレベル1から使用できる『罰ゲーム』の遠距離攻撃が2回打てると思うので、セットすることをオススメしますですよ(ふにゃりと微笑む) -
2014/11/29-13:23
ミサさんだーっ!(ぶんぶん手を振って)
よろしくお願いしますねっ!
陣形案分かりやすく出して
2人で攻撃できるのはすごく心強いですっ
それじゃあグレンには側面から攻撃してもらえるように伝えておきますね。 -
2014/11/29-12:28
淺稀とミサ初めまして、アメリアよ。
作戦ありがとう!
あたしこーゆーの初めてだから、作戦立ててくれて助かったわ。
なるほど、判ったわ。じゃあユークは後衛の方でみんなを守ってもらうわ。
レベル低いから、何処まで役に立てるか判らないけど、全力で頑張るよ。
他に出来ることがあったらなんでも言って。
できる限りのことをする! -
2014/11/29-12:16
>ぬりかべ
うん、エミリオさんのプランには火炎攻撃を回避しながら接近して攻撃するって書いたよ。
分身戦で体力を消耗していることだし、長期戦をする余裕はあまりないだろうからエミリオさんには前の戦闘では体力に気を使ってもらって、ぬりかべ戦では残った力を全力で叩き込んでもらおうと思っているよ。
>淺稀ちゃんの背後さんへ
私も仕事がある時はなかなか会議室に来れないので、どうかお気になさらずに、ですよ!
いつもお仕事お疲れ様です(微笑み)
-
2014/11/29-11:08
仮プラン仕上げました!
後ろの人が「今日は何時に帰れるか判らない」って言ってるので
日はまたがないとはおも…いたいですが…
もしかしたらほとんど時間がなかったりするかもでした;
その時はすみません; -
2014/11/29-10:43
ふんふん、挑発で誘導して…。
私はミサさんの意見に賛成です!
何より、フェルドさんも私も回避率が低いので
正面から敵を惹きつけて下さると心強いです!
後はぬりかべさんを同時攻撃で倒す…ですが
皆さんはぬりかべさんの方は攻撃を回避しながら近づく感じなのでしょうか?
20mから攻撃を開始してくるとのことでしたので…。
こちらは一応攻撃範囲内に入ったら早打ちの要領で撃って一度攻撃範囲内を離脱する方法で攻撃する感じかなぁって考えてますが…(少し考えながら -
2014/11/29-05:58
分身は挑発などで誘導してぬりかべがいる位置から引き離すとして、こんな陣形はどう?
画像がずれて見にくかったらごめんなさい。
皆の意見を聞かせてね。
指摘大歓迎だよ!
(陣形案)
★:敵
△:TD &ミサ
□:HB ●:PG
○: TS ☆:神人
□
★□
△
●
○
☆ ☆ ☆ ☆
テンペストダンサーのエミリオさんが正面で敵の注意を引きつけるから、ハードブレイカーのアモン君とグレンさんには敵の側面と背後 からスキルを当てるのに集中してもらって、プレストガンナーのフェルド君には前衛の間から狙撃、ユークレースさんには神人の皆を守る位置にいてもらいたいなと考えたんだけど、皆どう思う?(周囲を見渡し)
出発まで時間がないことだし仮プラン書き上げちゃうね。
皆の意見を聞いた後で調整したいと思います。
長文失礼しました!
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2014/11/29-02:35
ミサさんはお久しぶりですね!
こちらこそ宜しくお願いします♪
ですね…。
となりますと…。
私達も恐らく当てる事はできても決定打にかけると思いますので
他の方の後方支援の方向で動くのがいいでしょうか。
目、鼻、口は攻撃が効く様ですし
おびき出す事も考えて私達は弱らせる方向で攻撃を仕掛けてみようかと思います。
文字数が許すなら「逆鱗」をできるだけ狙えるようにはしたいですが…。
うん、それよりは高火力な方が確実に攻撃を当てて貰えるような戦法の方が確実ですね。
できるだけ目を狙い相手の視覚を奪えたらいいなと思ってます。
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2014/11/29-02:10
飛び入り参加ごめんなさい!
ミサ・フルールと相方のエミリオさんは【火属性テンペストダンサー】です。
私達なりに精一杯頑張るので皆さんどうぞよろしくお願いします(お辞儀)
んと、【分身討伐後→ぬりかべ4体同時撃破→封印石破壊】の流れでいいのかな、了解です。
私もそれがいいと思うな。
分身の妨害は必ずあるだろうし、一番厄介な敵は早めに倒したいものね!(ぐっ)
テンペストダンサーのエミリオさんには その機動力を活かして分身の正面で攻撃をかわしつつ、敵の弱点の箇所を狙って攻撃スキルを当ててもらおうと思うのだけど、敵と同属性の火だから追加ダメージは期待できない…ということで水属性の私もハイトランスで敵の攻撃に参加しますっ(片手剣を握り締めながら) -
2014/11/28-23:12
初めまして、淺稀。(微笑)
現在の戦力はハードブレイカー×2、トリックスター、プレストガンナー。
まず遠距離組が攻撃して、相手が油断しているところを近距離組が襲撃する・・・?
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2014/11/27-23:50
あ、ぬりかべって封印石の周りを囲ってるだけで動くことはできないみたいですよっ
通せんぼしてる上に防御も硬くて更に攻撃してくるなんて何か卑怯です…
音無さんとってもお久しぶりですーっ、お元気でした?
炎龍王(分身)に飛ばれると手が出せないので遠距離攻撃助かりますっ -
2014/11/27-15:34
ニーナさんはお久しぶり、アメリアさんとリオさんは初めまして、ですね。
音無淺稀と申します。
パートナーはマキナでプレストガンナーのフェルドさんです。
囮役…。
適してるかどうかは判らないのですが、遠距離攻撃は可能なので
おびき寄せる&攻撃する事ができるかも?
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2014/11/27-14:14
おお、リオは久しぶり!
ニーナは初めましてね。
アメリアよ、気軽にエイミーって呼んでちょうだい。
今回は簡単そうで厄介な敵ね…。
挑発と言えば、おとりよねぇ…あっ、ユークにやらせればいいかしら?
アイツ足は速いし、手品とかで気を引けるかも!
(すっごい嫌そうな顔をしてるユークがアメリアの後ろに見える) -
2014/11/27-08:11
ニーナ達は初めまして、アメリア達は久しぶりだな。
リオ・クラインという。
パートナーはハードブレイカーのアモンだ。
ぬりかベを誘き寄せるか・・・。
挑発とかが効くかもしれないな。 -
2014/11/27-00:34
初めましてっ、ニーナ・ルアルディです、よろしくお願いしますね!
えっと…空を飛んでる炎龍王の分身を倒さなきゃいけなくって、
更に封印石の周りのぬりかべ4体を同時に倒さなきゃいけなくて…
分身を先に倒すのが一番こちらに被害が出ないでしょうか…?
ぬりかべは20m以内に入らなければ攻撃してこないみたいですし。
…ただ、分身に20m範囲内に逃げ込まれるとちょっと厄介なことになりますけど。
子供っぽい性格みたいなので、誘き寄せは通じそう?