プロローグ
綺麗なものは愛される。醜いものは嫌われる。
その判断はきっと自然なもの。私だって同じ判断をするから。
綺麗になりたかった。可愛くなりたかった。誰かに愛されたかった。
だけど、無理だった。
だったらせめて。
ディアーナとルーナは同じ孤児院にいる十四歳の少女。
ディアーナは銀髪に青い目、白い肌に華奢な体。病弱だけど賢くて、可愛らしい顔でふんわりと笑う。
ルーナは黒髪に茶色の目。日に焼けた肌にやせぎすの体。元気がとりえで近所の子と喧嘩ばかり、いつも無愛想で口はへの字。
そんなだから、孤児院の先生達は自然とディアーナを可愛がった。愛さずにはいられない、優しく可愛らしいディアーナを。
そんなだから、孤児院の先生達は自然とルーナに頭を抱えていた。問題ばかり起こしてしまう、やんちゃなで手のかかるルーナに。
それでも不思議と二人はとても仲が良かった。沢山子供がいる孤児院の中でも、一番仲がよかった。
そう思っていたのに。
ああ、可哀想なディアーナ。まさかあんな悲劇が待っているなんて。
「ディアーナしっかりして! ルーナ! どうしてこんな酷い事をしたの?!」
「血がこんなに……! 院長先生、急いで病院へ連れて行かなきゃ!」
「大丈夫よディアーナ、すぐお医者様に診てもらいましょうね」
ある日、玄関を開けようとしたディアーナを、ルーナが思い切り引っ張って、放り投げるように後ろへ倒した。
ディアーナは頭に怪我を負い病院へ。ルーナは顰め面のまま部屋へ。
そのままルーナは閉じこもった。
先生達が幾ら呼んでも答えない。怒っても宥めても出てこない。物音一つたてやしない。もしかしたら平然と寝ているのかもしれない。
ああ、可哀想なディアーナ。こんなルーナのせいであんな目に遭うなんて。
先生達がディアーナを想って泣きたくなるほど腹を立てた頃。
孤児院の一番小さい子供が、玄関で絵本を見つけた。
* * *
『白鳥の湖』
むかしむかし、ある国に、まだ誰も愛したことがない王子様がいました。
王子様は、誰も好きになれないのでずっと結婚せずにいましたが、とうとう花嫁を選ぶ舞踏会が開かれることになりました。
「結婚なんていやだ」
舞踏会の前の日、王子様はお城を抜け出し、夜の森の湖へと逃げ出しました。
湖にはそれは美しい白鳥がいました。
王子様が白鳥に見とれていると、なんと目の前で白鳥はお姫様に変わったのです。
「なんて美しい姫。どうか名前を教えてください」
「わたしは、のろわれた姫、オデット」
オデット姫は、悪魔ロットバルトの呪いにより、夜の湖でしか元の姿に戻れないと泣きました。
「どうすればその呪いは解けるのですか?」
王子がたずねると、オデット姫は答えました。
「まだ誰も愛したことのない人からキスしてもらえれば呪いは解けます」
王子様は喜びました。
「私はまだ誰も愛したことがありません」
さあキスを、と王子様が進み出たとき、朝日が昇り、オデット姫は白鳥に戻ってしまいました。
「明日の舞踏会に来てください。皆の目の前でキスをして、あなたを救いましょう」
王子様は飛び立っていく白鳥に叫び、はれやかな気持ちでお城へと帰っていきました。
舞踏会の日、女王様が呼んだたくさんのお妃候補が踊りますが、王子様は見向きもしません。
すると、誰も見たことのない立派な貴族が、娘を連れて舞踏会に現れました。
その娘を見て、王子様は喜びました。
「オデット姫!」
娘は昨夜見たお姫様そっくりだったのです。
「姫、来てくれたのですね!」
王子は娘に駆け寄り、キスをしました。
「あなたを愛しています!」
すると、貴族と娘はフクロウと黒鳥に変わり、王子様を笑いました。
「まんまとだまされたわね。私は悪魔ロットバルトの娘オディールよ」
「王子はオディールを愛してしまった。これでオデットはもう戻れない!」
笑いながら城から飛び去る二羽を、怒った王子様は追いかけます。
悪魔に王子様の裏切りを知らされ泣くオデット姫のいる湖の前で、悪魔においついた王子様は、必死に戦い、とうとう悪魔を倒しました。
でも、やっぱりもうオデット姫の呪いは解けません。
オデット姫と王子様は泣きながら湖に身を投げるのでした。
* * *
「ルーナを助けてください!」
A.R.O.A.本部に駆け込んできたのは、とある孤児院の四人の子供だった。
「トラオム・オーガっていうんですよね? 最近、人が眠って起きなくなる原因のオーガって」
一番年上らしい十二歳ほどの少女が話を進める。
ディアーナという少女とルーナという少女の事。二人が玄関でもめて、ディアーナは倒れた時に頭に怪我をした事。
そして、ルーナは部屋の中でずっと眠り続けている事。
「きっとルーナは、トラオム・オーガからディアーナを庇ったんです」
「ルーナはね! ケンカするけどね! あたしたちを守ってくれてるんだよ!」
「そうだよ! 近所の連中、オレたちのこと馬鹿にしやがって……! ルーナはそいつらを黙らせてるだけだ!」
「ディアーナが病院に連れてかれてすぐ、ルーナは一人で部屋に戻ったんだ。それからずっと出てこなくて、僕たちが外の窓から覗いてみたらベッドで寝てて……」
どれだけ声をかけても起きない。思い切って窓を割っても、そこから中に入って体を揺すっても。
それなのに、怒っている先生達は「狸寝入りだ」と決め付け、放っておけと言う。
「でも、この子が見た事の無い絵本を見つけて……」
それで子供達は思い出したのだ。今、世間を騒がしている、人を悪夢に閉じ込めるオーガを。
絵本を受け取ったA.R.O.A.職員は、これがオーガ被害と確信を持つ。
この『白鳥の湖』の絵本は、さっきから被害報告が続出しているのだ。
「お願いです、ルーナを助けてください! 私達に出来ることがあるなら何だってしますから!」
ああ、可哀想なディアーナ。
ルーナに引っ張られなければ、倒されなければ、怪我をしないですんだのに。
「そう思うだろう? 悪魔と同じ黒髪の娘」
美しくなったルーナは黒いドレスを身につける。
「彼女の傷は治らない。意識も取り戻さない。可哀想に、お前が関わったばっかりに」
美しくなったルーナはアクセサリーで身を飾る。
「だけど私は優しいから、可哀想なディアーナを助けようと思う。その代わりに、わかるね?」
美しくなったルーナはロットバルトを睨みつける。
「……王子を騙せばいいんでしょう? 絶対に、ディアーナを助けてよね」
ロットバルトは笑顔で嘘をつく。王子を騙してみせればディアーナを助けると、甘く残酷な嘘をつく。
「さぁ、我が愛娘オディールよ。舞踏会の幕が開く。見事この悲喜劇を演じてみせよ」
綺麗になりたかった。可愛くなりたかった。誰かに愛されたかった。
だけど、無理だった。
だったらせめて、綺麗なものを守りたかった。
守りたかったのに。
こんな形で綺麗になんてなりたくなかったのに。
解説
●目標と成功条件
眠ってしまったルーナを目覚めさせる
・夢をハッピーエンドにするか、トラオム・オーガを倒すと目が覚めます
・ハッピーエンドの最低条件は、ロットバルト以外は死なない事です
・上記を守っていればどんなハッピーエンドでも構いません
・バッドエンドになるとPCは夢から弾き出され、ルーナは目覚めずに死んで石になります
・オディールがルーナだという事はPL情報です。PCは誰がルーナか知りません
・ロットバルトがトラオム・オーガだという事もPL情報です。PCは誰がトラオム・オーガか知りません
●夢の中
・夢の中に入ったらそこは開始直後の舞踏会会場です
・全員クラシック(中世ヨーロッパ位)な正装を着ている状態になります。何か希望があったらプランに書いて下さい。無い場合はこちらでどんなものか決めさせていただきます
・装備している武器や道具は持ち込めますし、それぞれスキルも使えますが、『白鳥の湖』の絵本は持ち込めません
・十五分ほどしたらロットバルトとオディールが現れます。二人は立派ですが真っ黒な衣装です
・オデットがいる森の中の湖は、お城から歩いて二十分程です
●トラオム・オーガ
・夢の外では弱いのですが、夢の中では悪魔ロットバルトに成り切り、相手を鳥に変えてしまう呪いの羽をダーツのように投げてきます。
・羽が刺さると鳥になってしまい、意思疎通は誰とも一切とれなくなります。鳥に変えられたらこの夢の中では元に戻れません
・あえて鳥になりたい! という方はプランに何の鳥になりたいか書いて下さい
・悪魔を改心させるのは絶対に不可能です
●オデットとオディール
・オデットはディアーナそっくりな容姿をしています
・オディールもディアーナそっくりな容姿をしていますが、黒髪茶色眼です
ゲームマスターより
あき缶GM主催の連動企画【SL(Swan Lake)】の一つです。
クラシカルな衣装に身を包み、ハッピーエンドの夢に変えてください。
そして、眠ってしまった少女を目覚めさせて下さい。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
月野 輝(アルベルト)
■事前 ディアーナさんの容態と顔を確認 夢の中でルーナさんに伝えてあげたいわ ■服装 暗い赤色のシンプルなドレスにマント着用 ■役割 ルーナを捜す オディールってディアーナさんそっくりね もしかして… ロットバルトから引き離し話をするわ(会話術使用 仲間が姫を連れてくるまで時間を稼がないと ルーナさん?(反応を見る これは夢、悪夢よ あなたの気持ちは判るわ 私も昔そうだった 自分の役割を自分で決めてそこから抜け出せなくなって でもきっと、みんなはあなたの良いとこ判ってるし みんなあなたを心配してるわ ■戦闘 マントで羽を防ぎ弓で攻撃 精霊が危険な時は羽から庇う ■現実へ戻ったら ルーナを変身させてあげたい 髪や服できっと可愛く変身できるわ |
かのん(天藍)
服装:天藍共通 動きやすい男性用正装マント着用 サラシ使い体型補正 髪型も男性仕様 他の客等に声をかけられた時は演出上の都合と躱す 全速力で湖に向かう オデット姫の姿を確認声かけ 王子は城の舞踏会場で貴方を待っているので同行して欲しいと礼を尽くして依頼 会場到着後 周囲の視線は気にせず堂々と王子の所へ姫を案内 戦闘時宝玉使用し王子と姫の盾に 対ルーナ 自身も幼い頃お転婆だったので親近感 両親との死別がルーナの年頃 輝さんが行う変身の手伝い 無理に表情を作る必要はないけれど、への字口や眉間の皺より笑顔を浮かべた方が似合うと思う事 処世術という程の物ではないけれど、言葉を少し丁寧に使う事で人当たりは変わる事 屈んで視線を合わせ話す |
ひろの(ルシエロ=ザガン)
先生なのに、贔屓するものなんだ……?(首傾げ 夢に入る前、本の内容をパラ見。 足止め担当なので、ロットバルトの姿と来る時期を確認。(大体 煌びやかな場と、溶け込んでるルシェに尻込み。 ルシェの袖を握り、味方の位置と、王子を確認。 (オデットさんを見て、一目惚れしたなら。オディールさんとキスしなくても) (最初から無理じゃ無いかな……) ルシェの影に隠れ会話は頑張る。 ロットバルトと距離を取ったら直ぐトランス。 戦闘の邪魔をしない為に下がる。 流れ羽に当たり鳥化。(イワヒバリ) 困惑し、周囲確認し首傾げ。 オディールの肩に止まり、頬に擦り寄ってから誰の手も届かない位置に逃げる。(触られたくない ルシェの言葉に再び首傾げ。 |
アマリリス(ヴェルナー)
孤児院の職員や子供にディアーナとルーナの事を聞く 写真や容姿の特徴確認 夢の中では王子対応 状況を見て失礼のないよう接近し対応(礼法2) まずオデットの事を切り出し話を聞いてもらう 話題 これからくる貴族とオデット似の娘の見た目に騙されない事(髪と目の色) 今オデットを仲間が迎えに行っているから待っていて欲しい事 オデットは夜の湖以外では人間になれない事を念押し オーガが正体をあらわしたらトランス 多少距離を取り羽の動きに注目して指示を出す 王子は後ろに下げ庇う 解決後はルーナに自分に出来る範囲でお洒落指南 綺麗も性格も作れるもの なぜ綺麗になりたかったのか考えてみて 自分らしさだけは忘れないで 可能ならディアーナのお見舞い |
■真実の欠片
突然の来客に孤児院の院長は驚く。けれど、子供達はそれを無視してウィンクルム達を部屋へと案内する。
「失礼、わたくしはアマリリス。皆ウィンクルムです。孤児院の院長先生ですね? 子供達から依頼を受け、ルーナさんをトラオム・オーガの被害から救助する為に参りました」
毅然として言う『アマリリス』の背後には厳しい顔つきの『ヴェルナー』がいる。二人に気圧された院長だったが、すぐに反応する。
「ルーナが? いえ、あの子は不貞腐れて部屋に篭ってるだけで……」
「だから違うって言ってるじゃん! 何でルーナの事だと信じてくれないんだよ!」
子供が涙目で訴える。その様子を見ていた『ひろの』が首を傾げる。
「先生なのに、贔屓するものなんだ……?」
何気ない純粋な疑問は、孤児院の院長をぐっと黙らせ妥協させた。
「わ、わかりました。ウィンクルムの方に見てもらえば真実が分かるでしょうから」
そう言って案内された部屋には、昏々と眠り続ける少女がいた。
やせぎすの体に日に焼けた肌。そばかすだらけの顔は、眠っている時でも眉根に皺が寄っている。真っ黒な長い髪はぼさぼさでベッドに広がっている。
それが、ルーナだった。
「間違いありませんね」
ウィンクルム達を代表して医者でもある『アルベルト』が言えば、ようやく院長も事態を理解して愕然とした。
アマリリスと『かのん』と『月野 輝』は、眠っているルーナの顔をよく見て覚える。夢の中でルーナを見つけ出す為に。
その間に、ひろのと『ルシエロ=ザガン』は絵本を見る。ロットバルトとオディールの足止めを担当する二人は、その姿と城へ来るタイミングを確認しているのだ。
「そういえば、ディアーナさんの容態はどうなんですか?」
ふと思い出した輝が尋ねる。
怪我を負わせてしまった事実以外、庇った本人は知らないのだ。例え最悪の状態だったとしても、何も知らないよりはずっといい筈だ。
「夢の中でルーナさんに伝えてあげたいわ」
■舞踏会の幕が開く
藍色の上着の下には黒いベストに白いシャツ、スカーフタイの中央にはカボションカットの色濃い紫水晶。ストレートな黒のパンツに動きやすそうなブーツ。
『天藍』は見事にその服装を着こなしていて、王子に見初められる為に集っている筈の淑女達の熱い視線を集めていた。
いや、熱い視線だけではない。
天藍の横には、色違いの格好をしたかのんがいた。
深緑の上着、焦げ茶のベスト、スカーフタイの中央には大きな蒼玉。違いはそれ位。
サラシで胸を潰し、長い髪は襟足で唯一つに結んで横に流し、男装の麗人にはなっているが、男性にはどうしても見えない。だからこそ好奇と嘲りの視線が集まる。
しかし二人はその視線を無視し、足早にある場所を目指している。張り詰めた気配を察し、皆視線を注ぐだけにおさめている。
「湖の場所はわかったが、足はやはり無理か」
天藍が残念そうに零す。城にある馬車も馬も当然王家のもので、いくら「王子の客を迎えに行く」と言っても、城の使用人でもなく王家の令状も持たない者に貸し出される事は無かった。
「仕方ありませんね、走りましょう」
城から湖までは歩いて二十分程。走ればもっと時間は短縮される。走りやすさを考えた格好は正解だった。
二人は揃いの灰色のマントを羽織ながら城を出る。オデットのいる湖を目指して。
既にさりげなく会場の奥を場所取っているアマリリスは、ヴェルナーと共に周囲の状況を確認する。
アマリリスは薄紅を基調とした豪奢なドレスに身を包んでいた。コルセットで華奢な体の細腰が更に強調され、胸元には柘榴石をちりばめたネックレス。アップにされた髪にも同じ意匠の髪飾り。
横に立つヴェルナーは、鮮やかだが落ち着いた緑で統一された正装だった。袖の返しや中のベスト等は水色が使われ、襟には銀細工の大きな蒼玉が光っている。
不意に、音楽が重厚なものに切り替わる。王子の登場だ。
「皆、今日は楽しんでくれ」
心ここにあらずといった様子の王子の宣言をもって、舞踏会が正式に始まった。
アマリリス達はすぐに動き出す。一直線に王子のもとへ。出し抜かれた、と思った何人かの客が慌てて後を追うが、ヴェルナーがそれをさりげなく遮る。
「お初にお目にかかります、王子」
「何だ、私はまだ踊る気分ではないぞ」
「ええ、わたくしも踊る為にここへ来たのではありません」
そこまで言って、アマリリスは声を潜める。
「白鳥の姫君を、お待ちなのでしょう?」
「何故お前が知っている……!」
王子は目をむいて反応した。
「わたくしはただ王子と白鳥の姫君の幸せを願っているのです。白鳥の姫君に呪いをかけた悪魔と、敵対しておりますので」
嘘ではない。ハッピーエンドにする為にはどう転んでもロットバルトは敵だ。
呪いをかけた者と敵対している、という言葉を王子は信じたらしく、アマリリスと向き合う。
「お気をつけ下さい、王子。これから貴方を騙そうと、白鳥の姫君と似た娘を連れて悪魔が近寄ります。娘は髪と目の色が真っ黒ですので違うとわかる筈。そもそも白鳥の姫は夜の湖以外では人間になれないのです。それは貴方もご存知では?」
言われて王子ははっとする。舞踏会に来てくれとは言ったが、もしオデットが来るならば白鳥の姿だ。そして白鳥を迎え入れる準備などされていない。
「だ、誰か窓を全開にしろ! それからもし鳥が入ってきても……」
慌てて命令を出す王子に、アマリリスはクスリと笑ってもう一つ伝える。
「ご安心を、王子。今、わたくしの仲間が白鳥の姫君を迎えに行っております」
楽しげな舞踏会の中、ひろのは固まっていた。
「どうした」
ルシエロが訊ねるが、黙って首を横に振るだけだ。
とても言えない。この煌びやかな場に、場に溶け込んでいるルシエロに、ただ尻込みしているだけだなど。
鮮やかな赤い髪は、後ろに流され一つに纏められ、毛先が緩く波打っている。上品な紫色の上着には金糸の縁取り、スカーフタイには金細工の紅玉がタイピンとして飾られている。すっきりとした黒のパンツは金糸のアラベスク刺繍が施され存在を際立たせる。
そんなルシエロの横に立つひろのは、淡い黄色のドレスだ。身ごろと袖にはルシエロのパンツと同じ金糸のアラベスク刺繍。シンプルなようで丁寧で華やかな作りだとわかる。短い髪も整えられ、黄色の生花がふんだんに飾られている。
ひろのは気後れして逃げそうになるのを、ルシエロの袖を掴む事で押さえつける。そして誤魔化すように考え事に集中する。
(オデットさんを見て、一目惚れしたなら。オディールさんとキスしなくても)
呪いが解ける条件が『まだ誰も愛したことのない人からのキス』ならば、既にオデットを愛した王子なら。
(最初から無理じゃないかな……)
一抹の不安を感じながら、ひろのはルシエロと共に辺りを見回す。味方の位置と、王子の位置、それらを確認しながら、入ってくる客をじっと見る。決して見落とさないように。
「あれか」
悪魔ロットバルトとその娘のオディールが入ってきたのを確認し、ルシエロが小さく呟いた。
「来たぞ、行ってくる」
「ええ、お願いします」
ルシエロがアルベルトに声をかけてから動き出す。そのアルベルトの横で、輝が眼を瞬かせた。
「アル、私達も行かなきゃ」
「輝?」
言いながらも歩き出した輝を追いながらアルベルトが訊ねる。
「見て、ロットバルトの横のオディール」
輝はずっと客の中からルーナに似た人物はいないか探していたが、その考えがたった今変わった。
「あれは……!」
アルベルトもまたオディールを見て驚きの声をあげる。
「オディールってディアーナさんそっくりね。もしかして……」
二人は物語に入る前にディアーナの姿も確認していた。そのディアーナにそっくりで、けれど髪の色だけはルーナと同じ黒髪のオディールに目をつけた。
「それにしても、自分が愛した人の髪色すら覚えてない王子も抜けてる気がしますね」
「しょうがないじゃない、恋は盲目なのよ」
「少し意味合いが違う気がしますが」
「う、五月蝿いわね! とにかく声かけましょ! 出来ればロットバルトと離して」
■悪魔と他人と自分の心
「これはこれは、貴方の様な方に、今までお会いしたことが無かったとは」
声をかけてきたのは、赤い髪の美しい男だった。冠のような角があるから精霊だろう。
ロットバルトは素っ気無く追い払おうとするが、赤い髪の男は離れない。
「令嬢もお綺麗でいらっしゃる。やはり、王子の妃にとの参加ですかな」
「分かっているなら邪魔をしないで貰おうか。まぁ、邪魔をしたくなる気持ちもわからんではないが」
ロットバルトが、赤い髪の男の後ろに隠れるようにしている黄色いドレスの少女を見て嘲る。可愛らしいけど大人しそうで、とても王子への主張など出来そうもない。
けれど、オディールはそんな少女にすら劣等感を抱く。
だって、可愛いじゃない。大きくなれば、綺麗になりそうじゃない。本当だったら、私よりも王子に近い立場じゃない。
憂鬱で逃げ出したくなるが、ディアーナを助ける為にはロットバルトの望みである、王子を騙す事をしなければ。
「ルーナさん?」
突然、ここで呼ばれる筈の無い名前を呼ばれ、バッと声の方を振り返る。
そこには暗赤色のドレスを着こなしている女性と、モノトーン基調の正装の男性がいた。
(また、綺麗な人達……)
男性はロットバルトの黒一色と違い、襟や袖口に灰色を混ぜ、落ち着いているのに華やかさを持たせていた。マキナ特有の耳すら飾りと見せるように、ボタンやタイピンは変わった形の金古美色だ。
女性の方は、女性特有の柔らかさを際立たせるような絶妙なグラデーション。赤いビーズ刺繍が袖口や襟ぐりにあるものの目立った装飾がほとんど無いドレスだが、形そのものが流れるようで美しい。綺麗な黒髪は左右に一房ずつ垂らし、あとは全てアップにし、暗赤色の花のコサージュで飾られている。
自分のぼさぼさの黒髪とは大違いだ。
いや、違う。今の自分の髪は綺麗に整えられている。ドレスだって目の前の女性に負けていない。今の自分はオディールなのだから。
オディールの筈なのに、何故この人は、自分の本当の名を呼んだのだろうか。
「ルーナさん、なのね」
言って、赤いドレスの女性はルーナの手を引く。
「オディール!」
気付いたロットバルトが鋭く呼ぶが、赤い髪の男が「おや、王子の方へ向かうようですね」と言えば一応納得したように息を吐く。けれど、見張るようにこちらを見続けている。
ロットバルトと離されていく。そして王子に近づいていく。けれど、ある程度進んだところで赤いドレスの女性は歩みを止めて振り返った。
「ルーナさん聞いて。これは夢、悪夢よ」
赤いドレスの女性は、はっきりとそう言った。
「な、何を言って……」
輝の言葉に、ルーナは動揺した。
二人が立ち止まり話し始めた事にロットバルトも気が付く。ルシエロが言葉巧みに留めようとしているが、こちらへ来るのは時間の問題だろう。
アルベルトはロットバルトの動きを警戒しながら、輝とルーナの話し合いを見守る。
「ゆ、夢でも何でもいいのよ! ディアーナを守れるのは私だけなの、邪魔しないで!」
焦るように叫ぶルーナを輝は真っ直ぐに受け止める。
「あなたの気持ちは判るわ。私も昔そうだった。自分の役割を自分で決めてそこから抜け出せなくなって」
本当に好きな事も、本当に大切な事も、上手く出せなくなって。だけどそれでも。
「でもきっと、みんなはあなたの良いとこ判ってるし、みんなあなたを心配してるわ」
判ってくれる人はいる。だから、抜け出す勇気が持てた。
輝の視線はルーナから離れないが、今頭に思い浮かべているのは、隣でロットバルトを警戒してくれているアルベルトだ。
「だから何よ! それでもディアーナが助からなきゃ意味が無いじゃない!」
「そのディアーナさんに頼まれたのよ、あなたを助けてって!」
輝の訴えにルーナが大きく眼を見開く。
「え、いつ……だってディアーナは、怪我をして、目が覚めなくって、だから、私……」
トラオム・オーガが吹き込んでいた嘘に、ひびが入っていく。
輝達ウィンクルムは、夢に入る前にディアーナに会っていた。怪我はしているものの、入院する事も無く、意識もはっきりした状態で孤児院に戻っていたのだ。
そしてルーナの状況を知ってすぐ、ウィンクルムである輝達に「助けてくれ」と頼んだのだ。
「オディール! 早く王子のもとへ行け!」
異変を察知したロットバルトが、ルシエロを振り切って怒鳴りながら近づく。ルーナはロットバルトと輝達を見比べる。
「このままだとディアーナは眼を覚まさないぞ!」
「そんな事ないわ! ディアーナさんはちゃんと起きてる!」
輝が力強く打ち消す。
「ッ起きたとしても怪我は治らないぞ!」
「ディアーナさんの怪我は私がきちんと治療してみせます」
アルベルトもはっきりと宣言する。
「わ、私、は……」
困惑するルーナの手を、輝は信じてくれと言わんばかりにぐっと握り、アルベルトは患者を安心させるような笑顔を見せる。
悪魔と、見知らぬ他人と。どちらを。
その時、かのんと天藍が、オデットをつれて舞踏会会場へ辿り着いた。
時間は少し遡る。
「ディアーナさん?」
湖でオデットを見つけたかのんは、思わずそう呼んでしまった。絵本に入る前に会ったディアーナにそっくりだったからだ。
けれど呼ばれたオデットは、不思議そうに首を傾げただけだった。
「ルーナさん、ですか?」
「それは誰です」
やはり不思議そうにオデットは言う。どうやらディアーナにそっくりなだけで、完全に絵本の中の人物のようだ。
「失礼しました。オデット姫ですね? 王子がお待ちです。迎えに参りました」
「王子が? まぁ、あの言葉は本当だったのね!」
涙ぐみながら微笑むオデットは、素直にかのんの言葉を信じて二人の手を取る。
「よし、急ぐぞ」
湖から離れるとオデットは白鳥になってしまったが、天藍が抱えて走った。舞踏会はもう始まっている時間だ。
そして今、とうとう舞踏会場へ戻る事が出来た。
「何だお前達は!」
「王子の客人だ! 通せ!」
「きゃ、客人?!」
男装の麗人に、白鳥を抱いた男。いかにも怪しいが、王子の客人という一言が一瞬守衛の判断を鈍らせる。その隙に二人は走って守衛の横を駆け抜け、舞踏会場へと入る。
「何だあの者達は?!」
「は、白鳥……?!」
戸惑う客達を無視し、かのんと天藍は王子を探す。
「こちらです!」
アマリリスの声が響く。声のもとには立ち上がりこちらに見入っている王子がいた。
「オディール!」
ロットバルトの怒鳴り声、ルーナはビクリと身体を震わせる。
悪魔は嘲笑いながら言った。お前のせいだと、けれど私ならディアーナを助けられると。
けれど輝とアルベルトは真剣な顔で、落ち着かせる微笑みで言った。ディアーナは大丈夫だと、治してくれると。
悪魔の嘲りと、他人の真剣さと優しさ。
「私は! この人達を信じるわ!!」
ルーナがロットベルトに決別を叩き付けた時、王子は辿り着いた白鳥に口付けを落とした。
■ハッピーエンドへ
王子の腕の中で、白鳥が美しい姫に変わる。呪いが解けた瞬間だ。
「まだだ!」
ロットバルトは何処からともなく梟の羽を取り出し、オデットに向けて矢のように鋭く投げる。けれど、それを王子の側にいたヴェルナーが盾で防いで落した。
「おのれ……! ウィンクルム共めがぁッ!!」
ロットバルトが咆えた。この白鳥の湖には絶対に登場しない役の名を。
「お前がオーガか!」
叫びながら、ルシエロがロットバルト、いや、オーガの腹を全力で蹴り付け飛ばす。同時にひろのを抱えて距離をとる。
「悪魔です! 皆さん逃げて下さい!」
アルベルトの呼びかけに客が慌てて舞踏会場から逃げていく。その混乱に乗じ、ウィンクルム達は次々とトランスしていく。同時に、ヴェルナーと輝とアルベルトは、室内だからと外されていたマントを身につける。
オーガは次々と羽根を投げつけるが、ことごとくウィンクルム達に落とされていく。
「ヴェルナー! 攻撃を集めて!」
アマリリスの指示にヴェルナーがアプローチⅡを発動させる。オーガの攻撃がヴェルナーへ集中する。それを好機と、アマリリスは王子と姫をかのんの方へ誘導する。かのんが宝玉「魔守のオーブ」を使用し王子と姫を守る魔法力場の盾を作る。また、そこへ輝とひろのがオディールを連れて駆け寄る。
と、その守りへ辿り着く前に流れ羽が輝とひろのに向かう。輝はマントで防いだが、ひろのは当たってしまい、イワヒバリへと変わる。
「ひろの!」
叫ぶルシエロの前で、イワヒバリが困惑したように周囲を見て、近くのオディールの肩に一度止まり頬に擦り寄ってから、誰の手も届かない位置に逃げた。
「あの高さなら逆に安全か」
逃げたひろのを確認しながらも、ルシエロは不愉快そうに呟き、双月「白黒」を持ち直して再びオーガに向かう。
飛ばす羽根はヴェルナーに防がれ、天藍に落とされ、そしてルシエロが切り付けてくる。次第に追い詰められていくオーガはついに、アルベルトのが発動させたウルフファングによりその身を噛み砕かれた。
ポン! と軽快な音が舞踏会場に響く。
オーガの体が弾け、様々なお菓子になってウィンクルム達に降り注ぐ。
「姫、貴方は白鳥である身を晒しても私を信じてきてくれた。その心の健気さと強さをこそ、愛しています!」
「王子様、わたしも白鳥の身に口付けをくださったあなたをこそ、愛しています!」
降り注ぐお菓子の中で、『白鳥の湖』がハッピーエンドを迎える。
呪いが解けるか、というひろのの懸念は杞憂で終わった。なにせ、二人はたった今愛を見つけたのだ。
それをオディールも笑顔で見守っていた。
■夢から覚めた夢
「子供の本質をもっと良く見た方が良いですよ」
アルベルトの忠告を、孤児院の院長達は神妙な顔で聞き入った。
子供達と神人達はルーナを可愛らしく改造していた。
「あの子は、少し前の輝と似てますね。我慢強くて素直に自分を出せない所が」
アルベルトは一人呟く。
弄られて混乱しているルーナを精霊達は微笑ましく眺める。
「笑顔はきっと可愛いでしょうに」
その笑顔は、きっともうすぐ見られる。
「混ざらないのか」
「うん」
騒いでいる子供達と神人達の中にひろのは混ざらなかった。自分も着飾るという事がいまいちよく分からないので、とてもアドバイス出来るとは思えなかったからだ。
「それにしても、変わらんな」
「え?」
ルシエロは夢の中での出来事を思い出す。鳥に変わっても地味だし、人に寄り付こうとしない。その事を指してだったが。
ひろのは首を傾げながらルシエロの服を掴む。答えを教えて欲しいと。
その僅かな主張は出会った頃にはなかった反応だ。
それに気付いたルシエロは、ふっと眼を伏せて笑う。
「……いや、変わったか」
翻された言葉に、ひろのはますます判らなくなった。
「私も幼い頃はお転婆だったから、何となく親近感が湧きますね」
かのんが言いながらルーナの髪を整える。両親を亡くしたのもこれ位の年だったと、少し胸を痛めながら。
「無理に表情を作る必要はないけれど、への字口や眉間の皺より笑顔を浮かべた方が似合うし、処世術という程の物ではないけれど、言葉を少し丁寧に使う事で人当たりは変わるから」
さぁ出来た、とかのんがルーナの顔を覗き込めば、ルーナは恥ずかしそうに目を逸らす。
「綺麗も性格も作れるもの。なぜ綺麗になりたかったのか考えてみて、自分らしさだけは忘れないでくださいね」
お友達を守るその心はとても素敵ですもの、とアマリリスが微笑めば、ルーナは顔を赤くした。
「ほら、立って鏡を見て! きっと可愛く変身出来てるわ」
ディアーナと一緒に服を選んで着せた輝が、姿見を持ってきてルーナの前に置く。
おずおずとルーナは鏡を見る。子供達は「ルーナ可愛い!」と囃したてる。
「ガラじゃないよ」
そう言ったルーナの顔は、それでも今までで一番自然で可愛らしい笑顔だった。
依頼結果:大成功
MVP:
名前:月野 輝 呼び名:輝 |
名前:アルベルト 呼び名:アル |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 青ネコ |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | イベント |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 普通 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 4 / 2 ~ 5 |
報酬 | ほんの少し |
リリース日 | 10月10日 |
出発日 | 10月18日 00:00 |
予定納品日 | 10月28日 |
参加者
会議室
-
2014/10/17-23:31
-
2014/10/17-23:19
-
2014/10/17-21:08
こんばんは
こちらのプランの概要はこんな感じです
男性用の正装
城内で泉の位置聞き取り
湖へ移動(全速力)
オデット姫へ声をかけ王子が待つ舞踏会会場への同行の依頼
城への行程は天藍が姫背負って移動
王子の元へ案内
ルーナ変身のお手伝い
への字口より笑顔の方が似合うと思う事
精霊さん達が鳥になった場合 白ウサギの懐中時計の使用
天藍のスキルは、アナリーゼとオスティナートにしています
こちらも会議室の確認は行えますので、何かありましたらお声かけください -
2014/10/17-20:33
とりあえず、プラン詰め込んでみました。内容としては、
・事前にディアーナさんの容態と顔を確認
・マント付きのドレス着用
・オディールに近づいてロットバルトや王子から引き離す
・ルーナさんかどうか確認
・トラオム・オーガが正体を現したらトランス
・ブラッディローズとウルフファング使用
・解決後、ルーナを変身させたい
ザッとだけど、こんな感じで纏めてみました。
ギリギリまで調整はしようと思うので、何かあれば言って下さい。
アルベルト:
何を食べてるんですか、輝?(呆れた顔
輝:
頭使うとお腹空くんだもの。 -
2014/10/17-20:11
じゃあ、ロットバルトが来たら。話しかけようと思います。
入り口の近くに、いるつもりです。 -
2014/10/17-02:36
ひろのさんは初めまして。よろしくお願いいたします。
>正装
こちらにも正装に対しての共有メールが来ていましたわ。
お問い合わせありがとうございます。
その条件ならばわたくしも衛兵より男装が適任だと思います。
>王子
ロットバルトとオディールには気をつける事。
オデットはまだ湖にいるからここにはいない事。
そのあたりを話して警戒を呼びかけるつもりでしたわ。
ではかのんさん達がオデットを連れてくる、という事も付け加えておきますね。
怪しい人、に関してはオデットがこちら側にいる時点で王子は格好に関係なく信用してくれると思っていますわ。 -
2014/10/16-20:10
続き
この回答を踏まえての私達の対応ですが、衛兵に関しては王子から命を受けたという説明を周りにする事で湖へと向かう事も考えましたが、先にアルベルトさんが言われるとおり、衛兵の仕事の縛りがある事と男装している衛兵がいる事の2つのリスクを負いそうです
このため、私と天藍は通常の来客の立ち位置で、私が男装する方向を現在考えています
本の中に入ってすぐに湖に向かう事になりますので、会場に長居はしませんし差し支えはないかと
万が一面白がって話しかけられた場合は、「舞踏会の演出の都合です」とにっこり笑ってかえそうかしらと思っています
しつこい方がいらした場合は、天藍が睨みを利かせてくれるようですし
オデット姫を連れてきてからは、ロットバルトと対峙する事になると思いますので、この時点で周りの反応がどうのこうのという場合ではないでしょうしね
ふと気になったのですが、アマリリスさん達が王子に対応する際に、王子の面識のない2人組がオデット姫を王子の元へ連れてくる事になっているという情報を王子に話すという認識で良いでしょうか?
貴族(ロットバルト)+娘(オディール)と天藍+男装した私+オデット姫という組合せの場合、私達の方が怪しい人達になってしまうかもと思いまして・・・
-
2014/10/16-20:09
こんばんは
正装に関する問い合わせ、他の皆さんにも届いているのですね
この場で借りてで申し訳ありませんが、本部の皆様にお礼申し上げます
・・・現在の参加者さんに配信されているのであれば、こちらに掲載不要かとも思いましたが、まだ一枠空いていて新たに参加される方も想定できますので、念のため、頂いた回答について掲載しておきますね
>このドレスコードに関してなのですが
>・女性はドレスの着用が必須か?
>・プランに明記することで女性は男装が可能か?
▼必須条件は『舞踏会会場にふさわしい中世ヨーロッパ位の正装』のみとなります。
そこに性別は関係ありません。
希望をプランに書いていただければ、女装も男装も大丈夫です。
>・お城の衛兵の正装は可能か?
▼お城の衛兵の正装を選択されても構いません。
ただし、その場合は役柄自体も衛兵となってしまいます。
恐らく動き回りやすい服装にはなりますが、立場と仕事に縛られてしまいます。
>・男装等を行う事の弊害はあるか?
▼舞踏会会場には問題なく入れますが、周囲からは実際の正式なパーティーで女装、男装をして参加をした時と同じような反応を
されます。(奇異の目で見られる、面白がられて話しかけられる等)
女装、男装と気づかれない程の嵌まり様なら、特に何も反応されないでしょう
と、いうことでした
すみません、長くなったので続きます -
2014/10/16-19:38
アルベルト:
連続で申し訳ありません。輝が言い忘れてるものですから…
かのんさんが問い合わせて下さった内容ですが、回答がこちらにも送られてきていました。
情報の共有と言う事で、参加者全員に送って下さったようですね。
かのんさんと本部の皆様には感謝の意を。
衛兵の恰好は、衛兵として仕事をさせられるかもしれない事を考えると自由に動けなくなる可能性もありそうです。
男装女装は可能と言う事ですし、すぐに抜け出すなら周りの反応を気にしなくても良いでしょうし、男装の方がいいかもしれませんね。 -
2014/10/16-19:27
ひろのちゃん、ルシエロさん、お久しぶり。来てくださって嬉しいわ、ありがとう。
そうね、ロットバルトの相手をルシエロさん達がしてくれるなら助かるわ。
最初、私とアルで手分けしようかと思ってたから嬉しいわ。よろしくね。
そうすると、ひろのちゃんとルシエロさんがロットバルトの気を惹いてる隙に
私とアルがオディールを引き離してルーナさんか確認、説得すれば良さそうね。
>かのんさん
お問い合せ有難うございます。
そうですね、もし男装とか衛兵の恰好とかがダメなら、ドレスの下に何か着ておくしかないわね…
大変そうだけど、よろしくお願いします。
>担当
王子担当→アマリリスさん
オディール担当→輝
ロットバルト担当→ひろのちゃん
オデット姫担当→かのんさん
>戦闘
それではマント着用の正装にしましょうか。
テンペストダンサーさん達は素早いから、剣で羽を叩き落とすとかできそうよね。頑張って!
>解決後
皆さん、ありがとう。
私もファッション関係のスキルは無いけど、普通に女性としてのたしなみくらいはあると思うし…
大丈夫よね。ええ、彼女は笑ったらきっと可愛いと思うわ。
ディアーナさんのお見舞い…そう言えば、ディアーナさんって入院してるのかしら?
何となく入院してるような気になってたけど、もしかしたら治療して戻ってきてるかもしれないわよね。
本に入る前にディアーナさんの容態が確かめられないか、私の方でちょっとプランに入れてみますね。
もし大したこと無かったようなら、それもルーナさんに伝えられればと思うわ。
あと、気になるのが孤児院の先生達の対応よね。
できたら先生達にも物申したいのだけど…文字数キツイかもしれないわね…。 -
2014/10/16-09:38
アマリリスさんと、ヴェルナーさんは、初めまして。
ひろのです。
パートナーは、テンペストダンサーの。ルシェ、……ルシエロ=ザガンです。
輝さん、と。アルベルトさん。お久しぶりです。
かのんさんと、天藍さんは。また、よろしくお願いします。
え、と。
お城に残って、王子様の担当をする人と。
オデットさんを連れてくる人に分かれるんです、よね?
なら、その。
ルシエロ=ザガン:
オレもヒロノも説得には不向きだ。
オディットを連れてくる組の時間稼ぎに、舞踏会に来た直後のロットバルトに声をかけようと思っている。
誰も見たことが無い立派な貴族なら、好奇心から声をかけてもおかしくはないだろう。
ただ、それよりも他の事をというのなら、拘ってはいなからな。遠慮なく言ってくれ。
それと、オレとヒロノのスキルはこうなっている。
ひろの:
家事1、裁縫1、雪かき1、調理1、菓子・スイーツ1、文学1、哲学1
動物学1、植物学1、オカルト1、占い1
ルシエロ:
ダンス1、服装2、デザイン1、礼法2、ストレッチ2 -
2014/10/16-07:14
おはようございます
>正装に関して
とりあえず考えて答えが出る物ではないので、女性の男装が可能か等お問い合わせしてみました
回答が届きましたらお知らせしますね
基本ドレス着用となった場合は、多少不格好になりますがこちらはすぐオデット姫の所へ向かう事ですし、ドレスの下に動きやすい格好を仕込んで、お城出たらドレスを脱ぐ事を検討しようかと
>担当
はい、それでは私と天藍で湖に向かい、オデット姫を連れて舞踏会会場へ向かいますね
>戦闘
とりあえずは羽の対策ですね
飛んで来る羽、剣で叩き落とせないかしら?(隣の天藍見上げつつ)
マントの着用も良いですね、こちらも賛成です
>解決後
ルーナさんに会う事賛成です
スキルはありませんが、私も変身のお手伝いさせてください
後はそうですね、タイプの違うディアーナが近くにいる分、両極な感じの行動になってしまっているような気もするので、への字口を笑顔か、せめて普通にできないかお話してみたいなと思っています
お問い合わせを行った事のお知らせのつもりが長くなってしまいました
この後は、こちらに来るのは本日夜の見込みです
日中にプランも念頭にもう少し考えてみますね -
2014/10/16-01:53
かのんさんお久しぶりです。よろしくお願いいたします。
オデットの所に向かって頂けるという事で心強いですわ。
正装はどういった判断になるのでしょうね…。衛兵が通るのならば楽になりそうですが。
確実にいくなら時間はありますしお問い合わせでしょうか。
>担当
ありがとうございます。
ではわたくしは王子側を担当いたしますね。
>戦闘
一応夢の中ですし、なんでもありという可能性もありますものね。なかなか悩ましいです。
舞踏会なら不自然にもなりませんしわたくしもマント着用には賛成ですわ。
とりあえず現状ではスキルはアプローチⅡとプロテクションで考えています。
ヴェルナーに目が向いていれば比較的アルベルトさんは安全になるかと思いまして。
こちらはあまり攻撃に優れていませんし、お互いそのあたりを補っていければと。
>解決後
確かどこかの依頼で夢に入るのは当人の近くにいる必要があるとあったので今回もそうなのでしょうか?
それならば目覚めの現場には居合わせる事が可能そうですね。
想定している時間がそれより先でも特に会うのに問題はないと思いますわ。
>変身
そうですね、見た限りではすっかりコンプレックスを抱いてしまっているようですし。
本人にも自信が付けば考え方がかわるかもしれませんわね。
あとわたくしは出来ればルーナさんを連れてディアーナさんのお見舞いに行ければ、と考えていますわ。
-
2014/10/16-00:50
かのんさん、こんばんは。来てくださって嬉しいわ。どうぞよろしくお願いしますね。
あ、かのんさん達がオデット姫の所へ向かってくれます?
サバイバル持ってらっしゃるなら、森の中を安全に走るのはお任せして大丈夫そうだし、助かるわ。
ええ、私もオデット姫を城へ連れてきて王子と引き合わせると言う認識だったので、それでいいかと。
衛兵の正装!なるほど……それなら動きやすそうね。
ただ、私達の立場が客だとするとマスタリング対象になる可能性もあるかも…
客としての男装の方がいいかも、という気もするんだけど、どうなのかしら。
-
2014/10/16-00:11
こんばんは、輝さん、アマリリスさん、お久しぶりです
出発まで余り間も無い所ですが、お手伝いさせて頂きたく参加致しました、よろしくお願いします
早速で申し訳ありませんが、私と天藍は今までの経過を見る限り、湖に居るオデット姫の所へ向かうという事で良いでしょうか?
素速さも2人の間に差がありませんので、揃って湖に向かえると思います
お二人の間で走る場合に懸案になっていた衣装については、お城の衛兵の正装を着用してはどうかなと思っているのですが如何でしょうか?
(女性はドレス!という明記も無かったので、正装であれば良いのかなと思ったのですが・・・)
私達が湖に向かう事で差し支えが無ければを前提とした確認なのですが、本物のオデット姫と会って、王子が城で待っていると説得し舞踏会の会場まで連れて来て王子に引き合わせるという事で良いでしょうか?
時間があまりない事を言い訳に、一方的に書き連ねてしまいました
上記は会議室を拝見して思った、こちらの行動希望と疑問です
必要に応じて行動の修正を行いますので、どうぞよろしくお願いします
なお2人のスキルは以下のとおりです(思いっきり偏っておりますが・・・)
かのん:植物学4、ガーデニング5
天藍:サバイバル5、動物学4 -
2014/10/15-17:44
>担当
了解よ。それじゃ、私達はオディール側を担当するわ。
私がオディールに話しかけてる間、ロットバルトの相手をアルにして貰う事にするわね。
アマリリスさんは礼法があるから王子に対するのに適任よね。
この分かれ方は適材適所かなって思うわ。
>戦闘
どのタイミングでロットバルトが攻撃してくるか、よね。
一応、対応策としてはブラッディローズ発動で羽を弾くつもりではいるのだけど、
羽が刺さるのを防げるか謎な部分もあるし、トランスしてない時に攻撃されたら危険よね。
衣装の指定でマントを着用って事にして、マントで羽を防ぐ、とかもアリかしら…?
あ、他にウルフファングも使用予定よ。
とにかく精霊達が鳥になっちゃうとマズイと思うので、いざと言う時には私が庇うつもりでいるわ。
(アルに聞こえないように小声で)
>解決後
解決した後ってルーナに会ったりできるかしら…
もしできるなら、彼女を可愛く変身させてあげたいなって思うのよね。
着る物や髪型で絶対に可愛くなれると思うの(握り拳をぐっ -
2014/10/15-02:36
>スキル
アマリリス:礼法2、会話術2、メンタルヘルス2
ヴェルナー:騎乗3、スポーツ1、ストレッチ2
になります。
スキルだけ見るとこちらが王子、輝さん達がオディール対応をした方がよさそうかと思いました。
ロットバルトもなかなか扱いに困りますしフェイクならば多少は誤魔化せそうかなと。
こちらはヴェルナーが説得面ではあまり役に立てそうにないですし。(性格的にも)
>走る
・精霊が神人を抱えて走る(服も結構重そう)
・靴を脱ぐ(痛そう)
などが思いつきましたが、どうもしっくりきませんね。
とりあえず人数も足りてませんし他の事を優先で考えておきます。
>戦闘
そういえば書き忘れていましたが、こちらもトラオム・オーガを倒す方針で問題ありません。
まだこのあたりはあまり考えていませんでしたが、羽が刺さらない事を第一に考えて行動しようと思っています。
>写真
ありがとうございます。
では厳しかった場合はよければお願いしたいですわ。 -
2014/10/15-00:28
そう言って貰えると助かるわ。ありがとう。
そして、もしかして所持してる一般スキル晒した方がいいかしらって思ったので、書いてみるわね。
私:会話術3・語学3・記憶力2・演奏1・調理1
アル:医学5・フェイク3・騎乗1・演奏1
になります。
>手分け
オディール…ルーナが話を聞いてくれないとどうしようもないものね。
できれば会場に入ってすぐに捕まえられるといいんだけど…ロットバルトが邪魔よね。
王子の方は…女性の方からダンスに誘ったりすると失礼かしら。
オディールが来る少し前くらいから王子と踊って出入口に意識を向けさせないと言う手もあるかも…
もしくは、「オデット姫はまだ湖にいます」と話をして、前もってオディールがオデットだと思わないように持っていくとか…
どちらでも何とか考えてはみるし、もし走る事になっても、それはそれで最善を尽くそうと思うわ。
>走る
そうだったわ、正装なのよね…男性陣はともかく、私達ドレスよね。
これは、走る役になった場合、なるべく走りやすそうなドレスを指定するようにするしか無さそうね。
もしくは男装にしちゃうか……マスタリングされちゃうかしら…。
馬に関しては、見つけられるかどうかも判らないし、頼らない方がいいわね。
自分達の足を信じて走るって事で了解。……まあ、人数が増えたらの話だけど;
>写真
文字数大丈夫?
それじゃ、圧迫しちゃって申し訳ないけどお願いするわ。
もしキツいようなら言ってね。
「二人の特徴を聞く」「写真がないか尋ねる」と分けるだけでも文字数減らせると思うから、その時は分担しましょう。 -
2014/10/14-23:52
そのあたりはお気になさらず。健康第一ですわ。
そうですね、エピソードの量的に人数が増えるか怪しくなってきましたし色々対策を立てて置いたほうがよさそうですね。
>解釈
やはり物語の方ですよね。
それならば現状の流れのままで問題なさそうですわね。
>手分け
ええ、3組からならオデットの元へ向かう組を増やせそうですわ。
それ以降は舞踏会側に順次追加で大丈夫そうですね。
わたくしもどこになっても問題ないように考えておきますわ。
王子とオディールだとおそらくオディールの方が難度は高そうですね。
ディアーナの事を話す必要もありますし、話術が得意な人が当たったほうが安全かもしれません。
王子も王子でまず近づく事が難しそうですね。
どちらに当たっても最善を尽くすつもりですが、少し悩みますね。
>湖まで
歩いて20分なら走れば大分短縮できそうですね。
少し気になったのは各自正装をしているという所でしょうか。
ドレスコード的にはかなり走りにくい靴を履いている可能性もあるかしらと。
マスタリングの可能性はありますがスカートの下に動きやすい靴を履くというのもありかもしれませんね。
馬と馬車は調達できれば最善ですが、調達できなかった時が痛いのでとりあえずは走る方向で考えるのがいいと思いますわ。
>写真など
この人数のままだと書くこと一杯で文字数が厳しそうですね。
入るようでしたらわたくしの方のプランに記載しておきますわ。 -
2014/10/14-11:16
昨夜は返信が短くてごめんなさい。
(PL:すみません、思考回路が半分死んでました)
改めて考えてみたんだけど、まず、人数がどうなっても大丈夫なように考えておく必要があるわよね。
>ハッピーエンド
解釈については昨夜も言った通りなんだけど、とりあえず、王子に「あれはオデットじゃない」と判らせて
トラウム・オーガを倒すだけでも何とかなるかなと思うわ。
この人数のままなら、それを狙うのが一番確実よね。
>手分け
二組でなら、アマリリスさんが言う通り、王子側とオディール(ルーナ)側に分かれて
それぞれに対応するのがいいわよね。
もう一組増えるようなら、オデットの所に行く組を増やして…でいいかしら?
その時はもう一度編成し直しが必要かもしれないから、どの役になっても大丈夫なように考えておくわね。
現状だとアマリリスさんはどちら側がいい?
私達は王子側でもオディール側でもどちらでも構わないわよ。
人数が増えれば、の話だけど、オデットの所に行く人は走ったらどうかしら。
それなら往復40分も掛からないわよね。
20~30分で何とか…お城なら探せば馬もいそうだから拝借するとか…無理かしら。
>PL情報
夢に入る前に病院を訪問できるといいんだけど…頭を怪我してるって事は面会できなさそうよね。
依頼に来た子供達、ルーナとディアーナの写真とか持ってないかしら?
もしくは、せめて二人の特徴を聞いておくとかできるといいわね。
一応、プランに入れてみる?
ロットバルトについては同じ意見みたいね、良かった。
とにかく王子とオディールの邪魔をして、正体を現させるように頑張りましょうね。 -
2014/10/14-00:04
私も「物語の」ハッピーエンドだと思ってたわ。
ただ、解説には
・上記を守っていればどんなハッピーエンドでも構いません
と書いてるので、ルーナにとってのハッピーエンドでもいいのでしょうけど…
その場合でも、ルーナが王子を騙すのはハッピーには成り得ないのだから……
どっちにしても、ルーナにディアーナを助けるには目覚めないとって話をする必要はあるわよね…
もう少し考えつつ、人が増えるか様子見しましょうか。 -
2014/10/13-22:32
連投失礼します。
ハッピーエンドとは「物語」がハッピーエンドの認識で大丈夫でしょうか?
わたくしはその認識だったのですが、ふと一応ルーナ=オディールですので彼女の願うハッピーエンド?と思いまして。
そうなると全く方針が変わるかと思ったので一応認識確認をしておきたく。
…と、ここまで書いてルーナさんを説得して騙されている事を理解させられれば問題ないと気づきました。
ルーナさんから悪魔を離して、状況確認する事も必要そうですわね。
一応消すのも勿体ないので残しておきますわ。 -
2014/10/13-22:08
ごきげんよう、アマリリスと申します。
お久しぶりです。今回もよろしくお願いいたしますね。
>成功条件
最低限のハッピーエンドがロットバルト以外は死なない事なら最悪王子がオディールにキスをしてしまっても、身投げを思いとどまらせればハッピーエンドでしょうか。
ただそれだと後味が悪い上に記憶が残るか分かりませんがルーナさんの精神が心配ですし、なるべく避けたいですわね。
なのでトラオム・オーガを倒すか、オデットの呪いが解けた状態でのハッピーエンドが理想です。
>PL情報
ルーナさんが女性である事を考えると女性の何かの役に成り代わっているのは推測できそうですね。
あとは輝さんの仰る通りディアーナさんの顔で黒髪茶眼な所から連想できそうです。
夢に入る前にディアーナさんとルーナさんの顔を確認できれば確実かとは思いますが、実行できるかが不安な所ですわね。
ルーナさんはともかくディアーナさんの写真でもあればいいのですが。
ロットバルトの方はうまく立ち回って王子が二人を怪しむ状況を作り出せれば自然と本性を表しそうですね。
このままではバッドエンドにならない、と思わせられれば問題なさそうです。
ただ舞踏会となると戦闘になった場合、他にも人がたくさんいるでしょうし立ち回りがなかなか難しそうですわね。
>ハッピーエンド
オデットを連れてくる場合、わたくしも時間と人数がネックだと思いますわ。
現状の2組なら会場からは出ずに王子とオディールの接触を妨害した方がよさそうだと思います。
王子のために開かれた舞踏会ですし、王子が出て行こうとしたら城の人からも引き止められそうな気がしまして。
プロローグを読む限り王子はオディールが現れてすぐに接触しに行っていますし、オディール達と王子に1組ずつあたってなんとか接触するのを防ぐ形でしょうか。オディール=ルーナの落とし込みも必要ですし。
王子にはオデットは夜の湖でしか人間になれないから、ここにいるのはオデットではないとは説得はできそうです。
もう少し人数がいたら最初から1組程湖に向かうといった方法も取れますが…。
深読みするとオデットが亡くなるパターンもバッドエンドでしょうから、悪魔が不利を悟ったらわたくし達ではなくオデットのもとに向かう可能性もありますわね。
それを考えるとやはり1組ほどはオデットの傍にいた方が良いかなとも。
とはいえまだ時間はありますし人数は増えそうと楽観的に考えていますわ。 -
2014/10/13-08:41
こんにちは、アマリリスさん、ヴェルナーさんお久しぶり。
今回はよろしくお願いしますね。
この依頼って、まずPL情報をどうやってPC情報に落とすかが問題よね。
それからハッピーエンドを目指すのか、トラウム・オーガを倒す事による解決にするのかもあるわね。
>PL情報
これはオディールが黒髪・茶眼でディアーナそっくりと言う事から予想する事はできないかしら。
それで本人に近づいて「ルーナ」って呼びかけてみれば反応するんじゃないかと思うのね。
私達が邪魔をしに来てると見れば、ロットバルトも正体表さないかしら…。
>ハッピーエンド
本物のオデット姫を連れてくるのが一番だと思うんだけど、片道20分、往復40分の道のりは遠いわよね…
今の人数だと二手に分かれるのは難しい気もするし。
王子に「あの娘は偽物です」とか言って、森へ連れ出すとかの方がいいのかしら。
王子なら馬とか馬車とか持ってるでしょうから、20分かからず湖に到着できるでしょうし…。
(誤字があったので一度削除しました。ごめんなさい) -
2014/10/13-08:39