プロローグ
「ラピットエデンにヴァーミンが現れた!」
その噂が都市中を駆け巡り、ウィンクルム達の耳に届くまで、そう時間はかからなかった。
噂の根源はエデンの端の方に住んでいた、とあるホワイトラビットの家にあった。
その家に住むラビットの名前は”ウーリー”。
いつもどこかから色々な物を拾ってきては、家に籠ってそれを研究したり改造したりしていた。
あまり外には出てこないため、周りのラビットからは”変わり者”と呼ばれていた。
その彼の家から、最近、奇妙な物音が聞こえるようになった。
何かの金属が擦れ合うような音だったり、何か重い物が落ちたかのような音だったり、とにかくとても不気味なものだった。
初めは「また変わり者が何かを始めた」と、気にもしていなかった周囲のラビット達だったが、
そのうちの一人がふと彼の家を訪れてビックリ。なんと、家の中は荒れ放題の状態だった。
割れた花瓶や食器、そして床は水浸しで本も散乱している。とにかくもう色んな物が散らばりとても生活が出来る様子では無い。
しかも家の奥からはあの奇妙な物音が…。
慌ててその家を飛び出したラビットは、走りながら大きな声でこう言った。
「きっとヴァーミンが現れたんだ!あの変わり者はヴァーミンに食べられてしまった!エデンが危ない!」
…そこからその噂があっという間に都市中を駆け巡り、ラビット達はすっかり怯えてしまっている。
その噂を聞きつけたウォンクルム達は、彼の家を調査することにした。
もしその話が本当なら、何か手を打たないと大変なことになってしまう。
早速調査を開始したウィンクルム達。しかし、家の中からは噂の音は聞こえない。
代わりに見つけたのは、この家の主の物だと思われる日記だった。
『もうすぐ、キャロットピットまでの道が開く。あの迷宮の謎を解き明かすのが私の夢。
ヴァーミンなんかに邪魔をされてたまるか!私の家には、あの”隠し通路”がある。
周りの者に気づかれないよう、早くキャロットピットまで貫通させなければ!』
…隠し通路?
家の隅々まで調べてみると、その隠し通路は案外すぐに見つかった。
とても大きな本棚を横にずらすと、同じだけ大きな扉が現れたのだ。
扉の先の道は煉瓦のようなもので整備されており、思っていたよりずっと立派な通路だった。
そして人二人が横並びでも、余裕で通れるくらいの広さがあった。
中は薄暗かったが、照明が等間隔で設置されいた為、何とかこのままでも進めそうだ。
これを一人で作り上げたとはとても思えないが…。
この通路の謎は一旦後回し。まずは変わり者のラビットことウーリーの探索と、噂の音の正体を確かめなければ。
ウィンクルム達が足を進めていると、程なくしてあの”奇妙な音”が聞こえてきた。
恐る恐る音に近づいていくと、広い開けた場所に出た。
そしてそこには、怪しい動きでコチラを見つめるロボットのようなモノが一体。
体の所々が何か黒いもので覆われており、とても正常な状態とは思えない。
生き物のヴァーミンがいたことは、他の依頼で知ってはいたが、まさかロボットのヴァーミンもいるなんて。
そして両手には穴を掘る為のものだろうか?大きなドリルがついている。
『コ、コンニチワ…。コンニチワ…。…ボクト、イッショニアソビマショー?』
ドリルをギュイーンと回しながら呟くその言葉は、とても「一緒に遊びたい」という雰囲気とは思えない。
あのドリルも危なそうだし、できればもっと準備を整えてきたい所だが…。
そのロボットの傍には倒れているラビットが一人。恐らく彼がウーリーなのだろう。
どうやら態勢を整える時間は無さそうだ。
ウィンクルム達は、武器を構え戦闘態勢をとった。
解説
●目的
ロボット型ヴァーミンの退治と、ウーリーの救助をお願いします。
●ウーリー
色々な物の研究が大好きで、巨大迷宮であるキャロットピットの謎を解き明かすことが彼の夢でした。
偶然、キャロットピットへと続く謎の通路を発見したものの、途中で道が崩れてしまっていた為、
はた迷惑なことに、ヴァーミンの巣窟となっているキャロットピットへの道を貫通させようとしていました。
とても自信家で頑固な為、これまで周囲のラビット達の声を聞こうともしませんでした。
その為、”変わり者”と呼ばれてしまっていたようです。
●隠し通路
誰が作ったのかわからない謎の通路です。
色々と整備されているため、足をとられる心配はありません。
(変わり者のラビットは、この隠し通路の存在を知っていて、
敢えて都市の隅である不便なこの場所に、家を作ったようです。)
元々は休憩所として利用されていたのか、通路の途中途中に開けた場所があり、
そこでヴァーミンと遭遇してしまいました。
隠し通路は、幸いなことにキャロットピットまで、まだ貫通はしていないので、
このまま刺激を与えなければ大丈夫です。
●ヴァーミン(ロボット)
噂の正体は、ロボット型のヴァーミンでした。両手には大きなドリルがあります。
言葉を喋り、理解することも出来ますが、正常な状態では無いので説得する事はできません。
攻撃はドリルで攻撃してくる短調な物なので、よく見ればかわすことができそうです。
ゲームマスターより
皆さんこんにちは!まめです。
お月見イベント!そして記念すべき初のアドベンチャーエピソードは、
はた迷惑なラビットを懲らしめる…あ、違った。助けだすお話です。
皆さんの力で、ロボット型ヴァーミンをどうか退治してくださいませ!
リザルトノベル
◆アクション・プラン
七草・シエテ・イルゴ(翡翠・フェイツィ)
心情 ・こんな所にヴァーミン? いえ、それよりも傍らで倒れているウーリーさんが心配です 何とかして助け出しましょう 行動 ・レオンさんがヴァーミンを寄せつけている間 ヴァーミンに気づかれないよう、先に他の神人達をウーリーさんの所へ行くよう促してから自分も移動 ・途中でヴァーミンに気づかれたら、私が囮になります ウーリーさんと神人達を近づけないようにしましょう ヴァーミンからの攻撃を避けている間 精霊達が攻撃する隙を作る事が出来ればと思います 万が一、隠し通路が停電になったら 予め持ってきた懐中電灯を人数分、皆さんに渡しながら脱出 ウーリーさんには 「覚えている限りで構いませんから出口まで案内してもらえないか」尋ねてみます |
エリー・アッシェン(ラダ・ブッチャー)
心情 うふふ……! これは面白い。ラダさん、遊んでさしあげなさい。(悪人風に) ……何をのんきに挨拶などしているのですか。戦って破壊しろ、という意味です。 あの様子では説得は不可能でしょうから。 行動 周囲の警戒と自衛に努めます。広い空間に出たのでそれほど心配する必要はないかもしれませんが、戦闘の余波や通路の崩落の兆候を警戒しています。適用可能ならサバイバルスキルを使用希望。 戦闘が終わったら、現場を荒らさない程度に調べてみたいです。ロボットのヴァーミンやキャロットピットへの隠し通路など、不可思議なものが多いですね。自分の頭脳ではナゾを解明できなくても、少しでもわかったことはA.R.O.A.に報告します。 |
ガートルード・フレイム(レオン・フラガラッハ)
ロボットが襲いかかってくるとは物騒な世界だな…。 まあ、こちらも強力な仲間がいるし、大丈夫かな。 レオン、任せたぞ。(とトランスのキスをする。その反応には) そんな場合かっ!(と、ハリセン・チラシアタックでぺしっとどつく) (レオンが敵を引き付けている間に、歌菜たちとウーリーさんを救助に行く。 ペットボトルの水が持ち込み可能なら飲ませたりするかも) 大丈夫か? しっかり。 (歩けないようなら肩を貸したりする) (戦闘終了後) 変人と言われる人種は、私は結構好きなんだがね。 だが、この世界で君を大切に思っている人がきっといるから、 無茶もほどほどにな? (などと励ましながら。帰りは道案内してもらうだろう) |
ティアーゼ(リンド)
ロボットもいるだなんてヴァーミンにも色々な種類があるんですね ユーリーさんが危険ですし討伐するしかない、ですよね ヴァーミンがユーリーさんから離れたら救助の手伝いをします アプローチがあるので大丈夫とは思いますが、こちらを見ないよう警戒しておきますね 無事にユーリーさんを救助できたら介抱を行い目覚めるのを待ちます この隠し通路を少し探索してみたい気もしますが貫通してしまったら危ないですものね ここまで歩いて来た分で我慢して起きましょう あとは、ユーリーさんにお話を聞きたいですね 夢とはいえどうして危険なのに貫通させようとしていたんですか? 私達がこなければ命が危なかった事、それはちゃんと理解してくださいね |
桜倉 歌菜(月成 羽純)
弄りアドリブ歓迎 ウーリーさんを助けるべく、皆と一緒に頑張りますっ 即トランス 私と羽純くんは、仲間がヴァーミンを引き付けてくれている間にウーリーさんの元へ 羽純くんが彼の両脇、私が足を掴み 迅速にヴァーミンの攻撃圏内から離脱 彼が怪我していたら、羽純くんのファストエイドで回復 彼の意識が戻って歩けそうなら、羽純くんにはヴァーミンとの戦闘に加わって貰う 歩けそうにないなら、羽純くんにおぶって貰う(羨)か、私と羽純くんで肩を貸す 皆と一緒にウーリーさんを守る ウーリーさんへ 一人で無茶するのは勝手ですけど 他の皆さんの命を危険に晒すのは駄目です 私達がきっとヴァーミンを何とかしますから それまで探索は待ってくださいね 約束! |
●戦闘開始…!
『トモダチイッパイ…ウレシイヤ。ダレガ遊ンデクレルノカナ?』
重量感ある体をギシギシと揺らしながら、不気味に呟くロボット型ヴァーミン。
両手のドリルがギュイーンと唸る。
「ロボットが襲いかかってくるとは物騒な世界だな…。」
妖しく光るドリルを一瞥し、ガートルード・フレイムは呟いた。
「いきなり月にきてロボットと対決かぁ…異世界って感じだな!」
「おい、レオン。能天気なことを言っている場合ではないぞ。」
パートナーのレオン・フラガラッハはこんな時だというのに能天気な様子である。
ガートルードはふぅと小さくため息をついた。
ただでさえ謎の多いこの月世界。
様々な事象を想定していたが、まさかここでロボットと戦う事になるとは思ってもいなかった。
やや準備不足感が否めないが、一緒に任務にあたるメンバーに恵まれた。
「まあ、こちらも強力な仲間がいるし、大丈夫かな。」
ティアーゼは、ガートルードからの視線を受け取ると大きく頷いた。
「はい。こちらの準備はできてます。」
例えロボットとはいえ無益な戦いはしたくはなかったが、この状態では仕方がない。
迷う気持ちを振り払うと、ティアーゼはパートナーのリンドに声をかけた。
「ウーリーさんが危険ですし、討伐するしかない…ですよね。」
「ん、そうだね。…にしても、ウーリーさんってば、随分面倒かけてくれるねー。せめて可愛い女の子だったらやる気もでるんだけど…。」
まったくこの人は、とティアーゼが睨み付けると、リンドはなおも飄々とした様子で答える。
「あ、うそうそ。男でも真面目にやるって。だから怒らないでよティアちゃん♪」
「だから、さん付けで呼んでくださいと何度も…!」
「…おい。そろそろ集中しろ。」
「そうですね。あちらの方は、そんなに気が長いとは思えないですし。」
膨れるティアーゼを「はいはい」と受け流していたリンドは、隣からの声にビシっと姿勢を正した。
声をかけたのは翡翠・フェイツィ。そしてそのすぐ側に立つ神人の七草・シエテ・イルゴ。
二人とも実戦慣れしているのだろう。その佇まいには隙が無い。
そんな二人の背中を見て、桜倉歌菜と月成羽純ペアは顔を見合わせて大きく頷き合った。
「こんなとこで緊張してられないよね。私も皆と一緒に頑張りますっ!」
「あぁ。それに傍迷惑なアイツも、放ってはおけん。」
実戦の経験が無く硬くなっていた二人だったが、先輩ウィンクルムの姿に勇気を与えられたのだろう。
歌菜の表情にも羽純の表情にも、もう恐れなど残っていなかった。
一方、この状況を心から楽しんでいるペアがいた。
「うふふ……! これは面白い。」
「月世界!ヒャッハーッ!」
神人のエリー・アッシェンと精霊のラダ・ブッチャーだった。
「さぁ、ラダさん、遊んでさしあげなさい。」
エリーが怪しく笑いながら、ロボットヴァーミンを指差したのだが…。
「え?あ、こんにちは!え?遊ぶ?一緒に遊ぶの?」
「……何をのんきに挨拶などしているのですか。戦って破壊しろ、という意味です。」
ラダはロボットの言葉につられて会話をしようとしていた。
それをエリーが冷やかに諭す。
「バリバリ不穏な雰囲気だけど、挨拶されたらとっさに返事しちゃうよねぇ。」
「……。」
「ロボットの敵なんてはじめてだけど、ウーリーさんを助けなくちゃ。」
今度は無言で冷やかな視線を向けられ、ラダは半ば無理やりに気持ちを切り替える。
「よし。それでは各自トランスだ。」
ガートルードの合図に各自が戦闘準備に入る。
「カルミナ・ブラーナ」
「導きのままに」
「交わるは――淡き雫」
「茜さす」
「身は土塊に、魂は灰に」
全体が光に包まれたとき、それと同時に「スパーーーーン!」と何かが響く音がした。
ガートルードの手にしたハリセンが小刻みに揺れていた。
●怪しく光はそのドリル
全員のトランスが完了すると、一戦からレオンが飛び出した。
一同の作戦は、敵をこちらに惹きつけ、その隙にウーリーを救出するという囮作戦だった。
「おしっ、遊んでやるぜ!てめぇがぶっ壊れるまでな。」
レオンは腰に掛けていたレイピアを抜くと己の前で構えた。
細長くしなやかなその剣は、照明の光を浴び暗闇で煌めく。
駆け寄ってくるレオンに反応したロボットヴァーミンも、ギシリと体を動かしレオンの正面に構える。
右手のドリルで攻撃のモーションに入ったが、レオンはその範囲手前で立ち止まり、スキル「アプローチⅡ」を発動した。
ロボットの体が軋んだ音を立てる。
「効いたか?!」
…しかし、一瞬動きを止めただけで、ロボットヴァーミンは再度、レオンに向けてドリルで攻撃を仕掛けてきた。
『…外敵認識。駆除シマス…。駆除シマス…。』
スキルの効果があったのかどうか定かでは無かったが、どうやらレオンを攻撃対象としてロックしたようだった。
「そうそう!こっちだよ!オンボロロボット!」
一度、二度、連続のドリル攻撃をかわし、レオンは周りの皆に視線で合図をした。
「歌菜、行くぞ!」
「はい!ガートルードさん!」
ウーリー救出班に回ったガートルードと歌菜・羽純ペアは、ウーリーの元へと駆け出した。
思いの外ロボットヴァーミンの攻撃が激しく、ドリルが床や壁に衝突する度に、足元を揺れが襲う。
足を滑らせて転びそうになった歌菜を羽純が支えつつ、なんとかウーリーの元へとたどり着くことに成功する。
「おい。しっかりしろ。意識はあるか?」
ウーリーの元にしゃがみ込むと、羽純はウーリーの頬を軽く叩いた。
「……。う~ん…。」
ウーリーはその衝撃に少し遅れて反応を示した。
どうやら意識はあるらしい。
「ほら。水だ。」
ガートルードが手にしていたペットボトルを羽純に渡す。
受け取った羽純は小さく開いたウーリーの口にゆっくりと水を含ませた。
ウーリーは喉を鳴らしながら、その水を飲み込んでいく。
「…かすり傷程度で目立った外傷は無いな。」
「ならばここから早く離れた方がいい。」
「そうですね。それじゃあ私と羽純くんでウーリーさんを運びます!」
歌菜と羽純がウーリーを両側から支え、腕を肩に乗せて歩き出そうとしたその時だった。
「…危ない!」
救出班のやや後ろにいたシエテの声に反応したガートルードが後ろを振り返ると、先ほどまでレオンと対峙してたロボットヴァーミンがこちらに左手をかざしていた。
その左手には丸い空洞が出来ており、例のドリルが見当たらない。
それもその筈。空洞から出ている細いコードの先にドリルがあり、今まさに激しい音を立ててこちらに向かっていた。
…しかしそのドリルは、救出班の元に到達することは無かった。
「まったく…。ドリルが飛ぶとは奇天烈にもほどがある。」
「翡翠さん…!」
飛んできたドリルは、マンゴーシュを構えた翡翠のすぐ隣でガシャンと音を立てて落下した。
ロボットヴァーミンとドリルの間のコードを、ドリルが届く既の所で断ち切ったのだ。
もしドリルを受け流そうとしていたら、この武器ではきっと耐えきれなかっただろう。
たまたま脆い部分があったことが幸いした。
「さぁ、皆さん今のうちに!」
「僕達が時間を稼ぐから!」
ウーリー救出を援護するように、ティアーゼとリンドはロボットヴァーミンと救出班の間に躍り出る。
左のドリルは失ったが、まだ他の攻撃を隠しているかもしれない。
敵の得体が知れない限り、警戒を緩めるわけにはいかない。
翡翠とアイコンタクトを交わし、シエテも救出班に加わる。
そして一同はウーリーを部屋の入り口付近まで退避させることに成功したのだった。
『…コッチニモ外敵出現。駆除シマス。』
ロボットヴァーミンは目の前に立ち塞がったリンドと翡翠を外敵として認識したようだ。
そこに右手のドリルをかわしつつ、二人の元にレオンが駆け寄る。
「悪い。左のドリルは予想できなかった。手を貸してくれ。」
「あぁ。後は任せてくれ。」
「いいよ。僕もすっかりロックされちゃったみたいだしね。」
一人でロボットヴァーミンの相手をしていたレオンは全身汗だくの状態だった。
(かなり無理をさせてしまったな…。)
翡翠はそう思いながらレオンの肩をポンっと叩くと、神人達の護衛に回るようレオンを促した。
中央に立ったリンドは杖を構えて詠唱の準備に入る。
「ヒャッハーッ!ボクとも遊んでよぉ。」
ウーリーの救出を確認したラダも、その隣に並んで自身の武器である杖を構えた。
「あのドリル、まともに喰らったらマジヤバそうだねぇ。なんとか詠唱完了まで時間稼ぎしてみるよぉ。」
『駆除シマス…駆除シマス…。』
相も変わらず機械的な言葉を呟きながら、ロボットヴァーミンは三人の前に立ち構える。
「そうだね、遊ぼうか。…君が鬼だよ。」
ニヤッと笑うリンドを隠すように、前へ躍り出る翡翠とラダ。
「…物騒なヤツだ。」
「アヒャヒャ!お望み通り遊んであげるよぉ。」
左の腕を警戒しつつ、翡翠とラダの二人は、ロボットヴァーミンを翻弄するように左右に動く。
攻撃をかわしながら動きを観察していると、捉えられる視界の範囲がそんなに広く無い事がわかる。
ラダが右側に現れると、それに反応するようにロボットヴァーミンは視界を右へと動かす為、左側にいる翡翠は死角となる。
翡翠は死角から右のドリルとボディの接合部分を集中して攻撃する。
その攻撃により、ロボットヴァーミンのドリルの動きが鈍くなる。
「よし。このパターンで行くぞ!」
「ウヒャァ!!もうドリルなんて怖くないよぉ!」
二人が何度か同じパターンでロボットヴァーミンを攻撃すると、遂に接合部分からドリルが崩れ落ちた。
ドリルは激しい音を立てて床を這いずり回ると、そのまま静かに音を絶った。
がら空きとなったボディ目掛けて、翡翠がスキル『グラビティブレイク』を放つ。
スキルは見事命中し、ロボットヴァーミンの装甲を打ち砕いた。
「リンド!いまだ!」「やっちゃってぇ!」
翡翠とラダの声を合図にリンドの魔法『小さな出会い』がロボットヴァーミンに直撃した。
辺りを土煙が包み、全員の視界を奪う。
「…やったのか?」
翡翠が腕で煙を払い、ロボットヴァーミンの姿を確認する。
ロボットヴァーミンは命中したスキルと魔法によってボディを激しく損傷し、床に崩れ落ちていた。
しばらく警戒して様子を伺ってみたが、動く気配は無い。
「やったぁぁぁぁ!ヒャッハーーー!!」
ラダは大喜びでその場で飛び跳ねる。
リンドもかなりの集中力を使ったのだろう。ふぅと大きく息をついて額の汗を拭う。
翡翠も警戒態勢を解いて、神人のいる元へと体を翻した。
数歩進んだその時、歌菜が驚きの声をあげた。
「…嘘…でしょ?!」
あれ程までボディを破壊され、両手のドリルを失ったというにも関わらず、ロボットヴァーミンは軋んだ体を起こし、活動を再開しようとしていた。
『…ク、クジョ…駆除…シマ…ス』
「そんな…!」
「まさかまだ動けるとは…!」
リンドと翡翠が再度武器を構えるが、先ほどの戦闘でもう攻撃が出来るほどの力は残っていなかった。
ゆっくりと近づいてくるロボットヴァーミンを何とか退こうと一同が構えた時だった。
「うふふぅ~…皆さんそこから絶対、動かないでくださいね~。」
エリーの怪しげに笑うその声が、全員をその場に留めた。
「エリーがそう言うなら、ボク動かないよぉ。」
ラダの陽気な声に微笑むエリー。
しかしロボットヴァーミンとの距離はどんどん近づいている。
エリーの言葉を信じ、静かに皆が息を飲んだその時。
ロボットヴァーミンの足元の床が崩れ、それを覆うように大きな瓦礫が降り注いだ。
崩れた床のすぐ下には今いる場所とまた同じような階層があり、先ほど崩れ落ちた瓦礫で一面が覆われていた。
ロボットヴァーミンはこの瓦礫の下敷きになってしまったようだった。
この様子では今後こそ、また動き出すようなことは無いだろう。
「先ほどそちらのロボットが落とした左手のせいで床が脆くなっていたんですよ。うふふぅ~自業自得ってことですね~。」
●変わり者ラビット『ウーリー』
ロボットヴァーミンの再活動が無い事を確認し、一同はウーリーと共に、隠し通路から脱出しようと歩を進めていた。
代わり者と呼ばれたウーリーはとても小さな少年ラビットだった。
白衣のような服を纏うも、あきらかに大人サイズのその服は、ウーリーにはとても大きすぎて手も足も隠れてしまっている。
ずるずると白衣を引きずって歩いている姿が印象的である。
顔つきにもやや大人びた雰囲気があった。
「…こんな事になるなんて思わなかったんだ。」
ずっと押し黙っていたウーリーだったが、沈黙に耐えられなくなったのか、ぽつりと呟いた。
むすっとした表情を浮かべているが、瞳にはじんわりと涙が浮かんでいた。
ウーリーのその強がりとも言えるその言葉に、ティアーゼは優しく微笑むとウーリーの頭を優しく撫でた。
「ウーリーさん、夢とはいえどうして危険なのに貫通させようとしていたんですか?」
予想外の優しさをうけ、ウーリーは瞳を大きく開いてティアーゼを見つめた。
だらりと垂れた白衣をぎゅっと掴み、ウーリーは静かに語り始めた。
「ボク、小さい頃に両親を亡くしてからずっと一人で…。一人でもちゃんと生き抜くために色んな事をたくさん勉強したんだ。
この世界に生息する生物や草木のこと。道具とか工具とかの使い方、作り方とか色々ね。」
ウーリーの言葉に歌菜は静かに頷いた。
自分もずっと孤独だと思っていた。羽純と出会うまでは。
「そしたらさ、いつの間にかこの街でボクが一番の物知りになったんだ!それからは今までそっけなかった皆が、ボクに色々聞いてくるようになったんだよ!
でもさ色々教えたら、皆ボクの所に来なくなっちゃった。勝手だよねアイツら。用が済んだらもうサヨナラなんだ。」
ウーリーの瞳からポロポロと涙が零れる。
「それは本当に”用が済んだから”なのか?…君が皆をそういう人達だと思い込んでいたからではないのか?」
「…え?」
ガートルードの言葉にウーリーはハッと顔をあげる。
そしてその言葉をきっかけに過去の出来事を思い出した。
それは自分よりも大きいラビットに、とある道具の作り方を教えていた時の事だった。
確か自分はその彼に向かって、色々と酷いことを言っていたかもしれない。
”困ったらすぐに聞きにくるなんて簡単でいいね!”
”ボクより大人なのに仕方ないね…。ま、ボクにかかればこんなのあっという間だけどね!”
もちろんそんな事本心で言っているわけでは無い。
”困った時にボクを頼ってくれてありがとう!”
”ボク小さいけど色々知っているんだよ!すごいでしょ!もっと色々聞きに来て!”
本心ではそう思っているものの、どうしても素直な言葉が言えなくって、結果として相手を傷つける言葉ばかり吐いてしまっていた。
「どうやら心当たりがあるようだな。」
「…。」
ガートルードの言葉に静かに頷くと、ウーリーは涙を拭って顔をあげた。
「ん~。ってことは、皆に相手にされなくなっちゃって、もっとすごい事調べようってここを調査しはじめたってトコかな。」
今度はレオンが会話に混ざる。
さらっと要約しているが、きっとそうゆう事なのだろう。
ウーリーも否定をしなかった。
「…でも何かを調べるって事が、いつの間にか大好きになっちゃってたんだよね。
だからこの世界の一番の謎と言われているキャロットピットが何なのかってことを解き明かすことが、いつの間にか僕の夢になってたんだ。
…それを、ヴァーミンなんかに奪われたくなかった。」
「ふ~ん…。まぁ、そうゆう事ならフォローしないこともないかな。今後、依頼を受けて何かわかったことがあったら、教えてあげるよ。」
「本当っ?!」
これまで無言だったリンドだが、ウーリーの夢の理由に納得したのか、ウーリーにフォローを申し出る。
その言葉にウーリーは目を輝かせて微笑んだ。
しかし喜ぶウーリーを嗜めるように、今度はティアーゼが間に入る。
「け・れ・ど!私達がこなければ命が危なかった事、それはちゃんと理解してくださいね?」
人差し指をピッとたてて、ウーリーに言い聞かせるティアーゼ。
「そうですよ?一人で無茶するのは勝手ですけど、他の皆さんの命を危険に晒すのは駄目です!
私達がきっとヴァーミンを何とかしますから、それまで探索は待ってくださいね?」
そして歌菜もウーリーの前にずいっと小指を突き出す。
その勢いに負けてウーリーも小指を差し出すと、歌菜はその指をきゅっと結び、「…約束!」と微笑んだ。
「歌菜のやつ、大きく出たな。」
その光景に羽純もくすりと微笑む。
「…変人と言われる人種は、私は結構好きなんだがね。だが、この世界で君を大切に思っている人がきっといるから、無茶もほどほどにな?」
この依頼を引き受ける時、誰かがウーリーの家へ様子を見に行ったと聞いた。
きっと彼もウーリーの帰りを心配して待っているはずだ。
一同が歩みを進めていると、目の前に三つ又に分かれた通路が現れた。
「さ、ウーリーさん。帰り道案内していただけますか?」
「もちろん!ボクに任せてよね!」
シエテに頼られて、ウーリーは無邪気に微笑んだ。
シエテの手を引っ張り、ぐいぐいと先を急ぐウーリー。
これからきっと彼は変わることができるだろう。
「あ、そういえばさぁ。あのロボットはどこから現れたのかなぁ~。」
突然のラダの発言。
ウーリーは一瞬悩んだ様子を見せたが、問題ないと判断したのか静かに答えた。
「…まだ知っているの僕だけだから、内緒にしてて欲しいんだけどね。
あのロボット、前にキャロットピット近くで拾ってきたもので、ちょっとだけボクが修理の手を加えたものなんだ。」
「うふふぅ~。またキャロットピットですかぁ~。」
謎のロボットに、明らかに人の手が入り整備されているこの隠し通路。
いくつかの謎は全部キャロットピットへと繋がっている。
「穴掘り用のロボットだったから、穴を掘るのに便利だと思って連れてきたんだけど、道を進むうちに段々様子がおかしくなってきて…。」
「ヴァーミン化した…ということか?」
翡翠の問いに無言で頷くウーリー。
この場所にはまだまだ多くの謎が隠されている。
いつかその正体に辿り着くことがあるのだろうか…。
「あ、出口が見えてきましたよ!」
一同の目の前に光が広がる。
この先の未来はいったいどこに繋がっているのだろうか。
皆の胸にいくつかの謎を残し、今回の事件は幕を閉じた。
依頼結果:成功
MVP:
名前:エリー・アッシェン 呼び名:エリー |
名前:ラダ・ブッチャー 呼び名:ラダさん |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | まめ |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 普通 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 少し |
リリース日 | 09月12日 |
出発日 | 09月19日 00:00 |
予定納品日 | 09月29日 |
参加者
- 七草・シエテ・イルゴ(翡翠・フェイツィ)
- エリー・アッシェン(ラダ・ブッチャー)
- ガートルード・フレイム(レオン・フラガラッハ)
- ティアーゼ(リンド)
- 桜倉 歌菜(月成 羽純)
会議室
-
2014/09/18-22:39
>七草さん
ありがとう、じゃあ七草さんって呼ばせてもらうな。
ああ、もちろん、私は長かったらガーティでかまわないよ。
いや、年上の方を呼び捨てするのは…(照)
レオン:(名前呼ばれて、目がきらんっとなった)
おう!七草ちゃんの頼みならお安い御用だぜっ!
囮になるなんてっ(首をフルフル)俺がヴァーミンを引き付けて絶対七草ちゃんを護ってみせるよ!
(グラマーな美人さんに声をかけられて大喜びである。
後ろで「…おい、パートナーさんがいるから?な?…というか君は誰の精霊だ?」と困って声をかける神人)
それでは、皆さん、改めましてよろしくな。
皆の武運を祈るよ。 -
2014/09/18-21:33
神人の皆さん、改めてありがとうございます。
うーん、ヴァーミンがロボットである以上、迂闊に手を出さない方がいいですね。
私は、神人の皆さんがウーリーを保護している間、
万が一、ヴァーミンがウーリーさんを襲いそうになった時の囮になりますので
その間に皆さんはウーリーさんと逃げて下さればと思います。
(恐らく、ないとは思いますが)
>エリーさん
了解しました。
ヴァーミンの接近には、どうか気をつけて下さいね。
>ガートルードさん
了解しました。
うふふ。私は、七草さんか、シエテさんでいいですよ。
堅苦しいなら、呼び捨てでも構いませんのでどうぞお気軽にお願いします。
私もガートルードさんをガーディさんって呼んだ方がいいでしょうか?
レオンさん、当日はできる限りで構いませんのでヴァーミンの引き付け役、
私からもどうぞお願いします。
>ティアーゼさん
了解しました。
リンドさんが詠唱中は、攻撃されないように私も精霊も立ち回りますね。
>歌菜さん
了解しました。羽純さんには回復役とサポートを兼ねて下さり、心強く思います。
私もヴァーミンの接近には注意を払いますので、ウーリーさんを無事に助け出しましょう。
もうすぐ、出発ですね。
ちなみに私は、隠し通路の照明が万が一の事を想定して、懐中電灯も人数分持って行く予定です。 -
2014/09/18-19:49
シエテさん、纏め有難う御座いますっ
わかりやすいです!
羽純くんは、ウーリーさんの意識が戻って、彼が自力で動けそうなら
ウーリーさん側で対処いただける神人の皆さんに彼を任せ、
後方から、マジックブックでヴァーミンとの戦闘サポートする旨、
プランに追記、提出しました。
>ガートルードさん
はいっ 呼び捨てで♪(きゅんきゅんっ)
か、かわ……!?(ドキッ)
『調子に乗るな』
アイタッ(後ろから精霊にどつかれた)
上手く行きますように…!
がんばりましょうっ -
2014/09/18-14:38
>歌菜さん
す、すまないありがとうorz
(ぇ、むしろ嬉しい? などと思って)
そ、それではこれから歌菜と呼ばせてもらおうかな(照れて笑った)
レオン:えーっ、いいなぁ、あんな可愛い子呼び捨てオッケーとか!(ぷんぷん)
それから、七草シエテさん、作戦のまとめありがとう。
私も、敵と戦えるような装備はほとんど持っていないから、ウーリーさんを守る側に回れればと思うよ。
レオン:そばに女の子いないと張り合いがないんだけど(ぶつぶつ)
いや、張り合いがどうとか言われても…(相方を見てつぶやいた) -
2014/09/18-01:13
>ヴァーミン
わかりました、ではアプローチで離れた後にリンドさんに攻撃してもらいますね。
スキルは回数重視で小さな出会いにしようと思います。
複数回使えますので最後のみではなく何回か攻撃する予定です。
アプローチがあるならヴァーミンがリンドさんを狙う危険もないでしょうし。
>歌菜さん以外の神人 ウーリーさんを守る側とヴァーミンを倒す側
私も現状ではヴァーミン側に回っても足手まといになってしまうと思います。
なのでウーリーさんを守るなどのサポートにまわれればと。 -
2014/09/18-00:55
>歌菜さん以外の神人 ウーリーさんを守る側とヴァーミンを倒す側
今の私の実力ではヴァーミンを倒す側に回る自信はないですね。
これまで何度か積極的に敵をせめにいって、手痛い返り討ちを喰らっているもので……。うふぅ……。
なのでウーリーさんを保護する人たちのお手伝いや、精霊たちが戦う間の周囲の警戒などの役割をさせていただければ……、と思っています。 -
2014/09/17-23:09
遅れてすみません
皆さん、意見ありがとうございます
そうしましたら
ヴァーミンを倒す側とウーリーさんを助け出す側に分担して行動する作戦にしますね
こんな感じでしょうか
ヴァーミン
レオンさんがアプローチⅡで誘い、近づいて来たらウーリーさんから離れるように後退
完全にウーリーさんから離れた所で、ラダさんと翡翠さんが攻撃し、最後にリンドさんが魔法で攻撃
ウーリー
歌菜さんと羽純さんが保護しつつ、ヴァーミンから引き離すように移動
ケガしていたら、羽純さんのファストエイドを使う
ヴァーミンを倒したら、ウーリーさんに通路の事を聞きながら、脱出といった所でしょうか
歌菜さん以外の神人メンバーは、どうしましょう
ウーリーさんを守る側とヴァーミンを倒す側に分かれてもいいと思いますが -
2014/09/17-00:23
皆さん、有難う御座いますっ
>ティアーゼさん
うっかり、経験値を貰わないと取得出来ないと勘違いしておりました!
ファストエイド装備出来ましたっ
有難う御座います♪
>エリーさん
はいっ、気合を入れて、迅速にウーリーさんを助け出したいと思います!
他にご意見なければ、その流れで異存ありませんっ
>ガートルードさん
呼び捨てでも全然問題ないですよっ(寧ろ嬉しかったり…!)
はわわ、見事なツッコミです…!(レオンさんに思わず拍手)
>シエテさん
何かご意見あれば、お時間ある時に是非っ
羽純くんがファストエイド2回使えそうなので、ウーリーさんが怪我をしていたらまず彼に、
あと一回は臨機応変で使えたらなと思います。 -
2014/09/16-21:15
ロイヤルナイトのレオンさんがヴァーミンの注意を引きつけ、その間に桜倉さんと月成さんがウーリーさんをヴァーミンから引き離す、という流れでOKですか?
ウーリーさんを保護でき次第、ヴァーミンへの攻撃に移るようにしますね。 -
2014/09/16-13:46
>歌菜さん
大変申し訳ない…前回の書き込みで「さん」が抜けていた…orz
(「ダメじゃん!」 と背後から「ハリセン・チラシアタック」で突っ込む精霊)
>皆さん
了解。それじゃレオンに「アプローチⅡ」で敵の注意を引きつけるように頼むな。
敵がかかってきたら、じわじわ後退して、ウーリーさんからなるべく離れるようにするよ。 -
2014/09/16-01:21
エリー・アッシェンと申します。うふふ……。
お久しぶりの方も、はじめましての方も、どうぞよろしくお願いしますね。
>桜倉 歌菜さん
はい、私からは異存はなしです。
ウーリーさんはヴァーミンの近くで倒れているので、彼を無事に保護するのも大事な役目だと思います! -
2014/09/16-01:17
ごきげんよう、ティアーゼと申します。
パートナーはエンドウィザードのリンドさんです。
皆様初めまして。よろしくお願いしますね。
私もヴァーミンを倒す側とウーリーさんを助け出す側に一票ですね。
傍にとの事ですので意識もないようですし攻撃に巻き込まれてしまうかもしれません。
救出してしまって心配事なく戦える状況を作った方がやりやすいかと思いました。
>桜倉さん
最近レベル1のスキルが実装されましたので、レベル1でもトランスもスキルの使用も可能ですよ。
確かライフビショップだとファストエイドですね。 -
2014/09/15-23:52
皆さん、初めまして!
桜倉 歌菜と申します。パートナーはライフビショップの羽純くんです。
宜しくお願い致しますっ。
まだレベル1なので、トランス化もスキルも使えないのですが、
なるべく足手纏にならないよう、お手伝い出来たらなと思っています!
先輩方、頼りにさせていただきますねっ。
えっと、ウーリーさんが怪我などしている場合は、出来るだけ早く助けてあげたいですよね。
また、ウーリーさんが万一人質に取られたりしたら大変ですので、
個人的には、『ヴァーミンを倒す側とウーリーさんを助け出す側に分担して行動』
に一票です。
上記の場合は、ウーリーさんを助け出す側で行動したいなって思ったりしました。
(戦闘ではお役に立てないかなと思ったので)
以上、あくまで一意見として、書き込ませて頂きますっ。 -
2014/09/15-19:13
こんにちは。エリーさん、七草シエテさんとはお久しぶり。
ティアーゼさんと歌菜は、はじめまして。
ガートルードとロイヤルナイトのレオンだ、よろしくな。
そうだな…アプローチⅡで敵を引き付けておいて、そのすきに救出してもいいし、
ハードブレイカーやシンクロサモナー、エンドウィザードの攻撃力があれば、
一気に倒してしまってから落ちついて救い出すのもありだと思うので、
皆の作戦に合わせるよ。 -
2014/09/15-10:28
七草シエテといいます。
ティアーゼさん、歌菜さん、初めまして。
エリーさん、ガートルードさんは大変お久しぶりですね。
皆さん、よろしくお願いします。
方向性としては、ヴァーミンを倒してからウーリーさんを助け出す
または、ヴァーミンを倒す側とウーリーさんを助け出す側に分担して行動すると解釈しているのですが、皆さんはどんな風にお考えですか?