【夏祭り・陽炎の記憶】人食い刀の涙(雪花菜 凛 マスター) 【難易度:普通】

プロローグ

「キ・リ・タ・イ」

 夜半過ぎの出来事でした。
 一人の男が、抜身の刀を手にフラフラと歩いています。
 男の瞳には生気がなく、薄く開いた口からボソボソと何かを呟いていました。
 前方に歩く男女の姿が視界に入ると、男の口角が上がります。
 お祭り帰りでしょうか。男女は浴衣姿で砂糖菓子を持ち、幸せそうな笑顔が溢れています。
「斬りたい……!」
 徐ろに男は刀を構えると、その男女へ向け、駆け出しました。
「きゃああああああ!」
 男と刀に気付いた男女が悲鳴を上げたその時、
「!!」
 ふわふわとした雲のような何かが現れると、男の進路を邪魔します。
 男の身体はバランスを崩し、瞬間、手から刀を取り落としました。
 刀は地面に突き刺さり、男はその場へ崩れ落ちます。
「…………」
 ふわふわした雲のようなそれは、やはりふわふわした手足を持っており、その手が刀にそっと触れます。
 そして、刀ごと、煙のように姿を消したのでした。


「この刀は【人喰い刀】じゃ」
 【紅月ノ神社】の宮司にして妖狐一族の長である子狐、テンコ様はそう言いました。
 テンコ様の前には、鞘に収められた一振りの刀があります。
 テンコ様の隣には、砂糖菓子の神、ワタガシニコ・ハイテル姫が居ました。
 ワタガシニコ・ハイテル姫は、ふわふわした雲のような手で刀を指差します。
「昨夜、この刀に操られた一般人が刃傷沙汰を起こしかけたのを、この姫が止めたのじゃ」
 テンコ様は黒髪おかっぱと狐耳を揺らし、小さく溜息を吐きます。
「この刀を抜くと、血を見なければ、再び鞘に納めることが出来ないと言われている。
 悪しきものならば、成敗すべきなのじゃが……コヤツ、1000年鏡に姿が写ったんだよな……」

 1000年鏡とは、時間を遡れる特殊な鏡です。
 この鏡に姿が映る妖怪は、まだ心が悪に染まっておらず、過去の道を踏み外した事件を解決できれば、更生できる可能性が残っているのです。

「こほん。そんな訳でじゃ。諸君らには、1000年鏡で時を遡り、この刀が悪に染まる切っ掛けになる事件を防いで欲しいのじゃよ」
 テンコ様はウィンクルム達を見遣り、そう言います。

『人間などに、何が出来る』
 刀から、低く暗い声が響きました。
『我が親を無残に殺した、人間などに、何が……』


 ※

 今から遡ること、500年ほど前の事でした。
 その刀は、一人の刀鍛冶の青年によって鍛えられました。

「出来た……!」
 銘切りを終えた刀を見つめ、青年は晴れやかな笑みを浮かべます。
「貴方」
 そこへ一人の女性が歩み寄り、一緒に刀を見つめました。
「俺の魂を込めた一振りだ」
 青年は女性へ微笑みます。
「きっと領主様も気に入ってくださる。報酬を頂けたら、お前と腹に居る子にもやっと少し贅沢をさせてあげられるぞ」
「えぇ」
 二人は女性のお腹を見遣り、生まれてくる子供へと想いを馳せます。
 しかし、その未来は断ち切られる結果となるのです。

「ほう、これは素晴らしい刀だな」
 青年から受け取った刀を眺め、領主は口の端を上げました。
「腕は噂に違わなかったようだ。報酬をやろう」
「有難き幸せ……」
 頭を下げた青年は、次の瞬間、言葉を失いました。
 領主は、青年の隣に居た妻へ、刀を振り下ろしたのです。
「良い切れ味だ。気に入った」
 倒れる妻と、飛び散る紅。
「領主様! 一体何を……! お静! しっかりしろ、お静!」
 妻を抱き上げ、何が起こったかまだ思考が付いていなかい青年に、刀を手にした若き領主は酷薄の微笑を向けました。
「この名刀に、最初に斬られる名誉を与えたぞ。そなたも直ぐに後を追わせてやろう」
「どうして……」
「名刀はこの世に一振り、この私が持てばいい。これ以上、刀を作る事は許さん」
「そんな……」
 領主の刀は、刀鍛冶の青年の命も奪いました。
「気分がいいぞ。実に良い刀だ」
 領主は愉悦の表情で刀を撫でます。
「この家は燃やしておけ。死体ごとな」
 部下にそう命じると、刀を手に領主は去って行きました。

『私は、何のために生まれたのだ』

 刀は泣いていました。
 精魂込めて自分を作ってくれた青年のため、役に立てると信じていたのに。
 その自分が、青年とその妻と子の命を奪ったのです。

 この後も、領主は試し斬りと称して、己を振るい沢山の人々の命を奪いました。
 そして、何時しか、刀には呪いのような力が宿ったのです。

『憎い。憎しや人間。人間は、すべて斬り殺す』

解説

1000年鏡で時を遡り、【人喰い刀】が生まれた原因を解決するエピソードです。
皆さんは、500年前の世界へ行き、刀鍛冶の青年を救うなどで、【人喰い刀】の誕生を阻止するよう、行動してください。

プロローグ後半(※以降)の情報は、すべてPL情報となりますので、ご注意ください。

500年前の世界に滞在できる時間は、1時間です。
時間切れになった場合は、自動的に現在へ強制送還されます。

スタートは、刀鍛冶の青年の家近くです。
刀鍛冶の青年の名前は、【人喰い刀】の銘から知っている状況となります。

以下、500年前の地に出てくる登場人物です。

・景友(かげとも) :刀鍛冶。名工の卵として腕を磨いています。
・お静(おしず) :景友の妻。お腹に子供が居ます。
・領主 :一帯を取り仕切る若き領主。刀マニアで殺人癖があります。普段は人当たりの良い善人の仮面を被っています。
・領主の部下達 :先代から領主に仕えており、領主の悪癖は知っていますが、見て見ぬ振り、隠蔽も日常茶飯事です。

ゲームマスターより

ゲームマスターを務めさせていただく、『日本刀だいすき!』雪花菜 凛(きらず りん)です。

今回は、時を遡り問題解決いただくエピソードです。
皆様のお力で、【人喰い刀】の誕生を阻止して頂けたらと思います。

皆様の素敵なアクションをお待ちしております!

リザルトノベル

◆アクション・プラン

マリーゴールド=エンデ(サフラン=アンファング)

  ○服装
浴衣、髪は玉結びに

○持ち物
懐中時計、笛

○行動
過去が変わったら人食い刀は
どんな名前で呼ばれるようになるのかしら
願わくば刀にとって幸せなものでありますように
……頑張りましょうね、サフラン!

過去に到着したら景友さんの家の位置と
中の様子を見つからない程度に確認

仲間と集合時間や場所を決めてから
犯人に関する情報収集に向かいます

まずは人がいる場所へ
案外堂々としていた方が怪しまれないと思うので
いつも通りに話します

周囲に何か変わったことがないか注意
時間を見つつ戻って仲間に報告

○犯人との接触時
仲間のトランスに合わせトランス状態へ

もし相手が複数なら応援を呼ばれても厄介なので
逃げ出されないよう気を付けておきます


月野 輝(アルベルト)
  刀が苦しんでるわ
親を殺した…多分自分を生み出してくれた鍛冶師を自分を使って殺されてしまったのね
この苦しみから解放してあげたい
この子の魂は本来もっと綺麗なはずだもの

服装
和装、髪は一つに纏め

持ち物
腕時計

扇子

行動
お静さんに会いに行くわ
奥さんなら旦那さんとはまた違う事知ってるかも
腕のいい刀鍛冶師がいると聞いて刀を譲って貰いにきたと口実

刀を渡す相手が怪しいと睨み
おめでたですか?いつ生まれるんですか?と雑談交えながら
刀の受け渡し相手について探る

受け渡し時はこっそり家に侵入、陰から見守る
危険と見たら扇子を犯人に投げつけ阻止
相手が驚いてる隙にトランス
事の間は夫妻の傍で彼らを守る

刀も夫婦も幸せになって欲しいわ



日向 悠夜(降矢 弓弦)
  ●心情
人喰い刀…彼ないし彼女の凶行を止める事が出来るかもしれないんだね
興味深い場所だけど、短い時間しか居られないからキリキリ動いて解決を目指そうか!

●行動
先ずは聞き込みだね
皆と重ならない様に町の中心から少し離れた場所でしようか。降矢さん、走るよ。
聞く事はそうだね…この地域の権力者とその噂…かな
…噂好きの妖怪とか居ないかな?(聞ける場合語学スキル使用&金平糖で気を引く)

その後は皆と一度合流して情報を整理しないとね
領主様かぁ。脅すのは…ふふ、ワクワクしちゃうな

帰る前に、金平糖が残っていたらお静さんに渡したいな
お腹の子供が元気に育ってくれる様に願って…ね

●服装
動きやすい旅装束の着物

●所持品
時計
金平糖



クロス(オルクス)
  アドリブOK

懐中時計

青地桜柄着流し

この子を作った鍛冶屋はどんな思いで作ったのだろう
もし護る為にこの子を作ったのなら解放したい!

行動
鍛冶屋夫婦に輝達と一緒に聞き込み
すみません刀を探しに来たのですが見せてもらっても良いですか?
えぇココの鍛冶屋の腕が良いと、俺には護りたい人達がいるので是非話を聞きたいなと(ニコ)
その刀はご主人の思いを込めて作られたんですね
(その後も刀や保育スキルで子育て談義)

領主が犯人で斬り殺そうとしたら間に割って入り阻止

「敵を斬る為じゃない
弱き己を斬る為に
己を護る為じゃない
己の魂を護る為に
そして俺は大切な人達を護る為に刀を振るうんだ!
テメェみたいにただ人を斬り殺す為じゃねぇ!」



アマリリス(ヴェルナー)
  鍛冶師の方はこの刀が人喰い刀と呼ばれている事を知ったらどう思うのでしょう
悲劇は食い止めねばなりませんわ

他の方と範囲が重ならないよう町で聞き込み
訪れたばかりという事にし治安は問題ないかなど尋ねてみる(会話術2
はぐらかされたり辻褄が合わない箇所はさりげなく追求
領主関係者らしき人にも臆さず話を聞きに行く

まめに時計を確認し行動
ある程度経ったら味方と合流し情報整理

引き止めている間に部下と会話
お仕置きが必要な方は他にもいますわよね
ねえ、皆様?
主人が道を外れようとしているのならば
それを正すのは部下の貴方達の役目ではありませんの?

非常時は笛で合図
笛の音が聞こえた場合も駆けつける

服装
和装、髪は結ぶ

持物
時計、笛


●1.

 こけら葺や杉皮を使った板葺きの屋根の長屋達。
 道行く人々は着物姿。
「降矢さん、走るよ」
 珍しい風景に視線を奪われそうになりつつ、日向 悠夜は降矢 弓弦にそう声を掛け、見知らぬ道を走り出した。
 悠夜は、手足に黒い手甲脚絆を着けた旅装束姿。弓弦は白い着物姿だ。
 500年前の異世界。
 時間さえあれば、そしてこれが依頼でなければ、ゆっくりと見学したかったが、生憎と時間がない。
 人喰い刀の凶行を止める為、与えられた時間は一時間。
 ウィンクルム達は、手分けして手掛かりを探し始めていた。
 悠夜と弓弦は、町の中心から少し離れて、手掛かりを捜索しようと先を急いでいる。

「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい! 今日もてぇへんな事件が起こったよ!」

 少し走った辺りで、陽気な大声が響き渡った。
 悠夜と弓弦は、一旦足を止めて声の方を見遣る。
「本日の瓦版は、これだぁ!」
 一人の男が、手に紙を持って声を上げていた。
 男の周囲には、瞬く間に町人達が集まり、彼の話を興味深そうに聞いている。
「瓦版屋……今で言う新聞売りだね」
 弓弦が悠夜にそっと囁いた。
「巷を賑わす辻斬が、なんと、お天道様が出ている時間に凶行に及んだとキタもんだーッ」
 男はぶんぶんと紙を持った手を振る。
「今回の犠牲者は、うら若き乙女!」
 町人達が顔を見合ってざわめいた。
「今まで夜にしか現れなかった辻斬だが、お天道様にも恐れをなさずに凶行に! これじゃ、昼間もオチオチ歩いてられないってモンだ!」
 男の言葉に、町人達はウンウンと頷いている。
「凶行の詳細については、この瓦版を見ておくれーっ」
 町人達が一斉に、瓦版を買い求め出した。
「気になるね」
「気になるな」
 悠夜と弓弦は同時に呟いていた。


「辻斬、ですか?」
 和装姿のアマリリスは、町人の女性の言葉に首を傾けた。
「そうなんだよ!」
 女性は自分の身体を抱きしめ、眉根を寄せる。
「夜に現れて、無差別に人を斬り殺すんだ。刀でね、バサーッと」
「刀……」
 ヴェルナーがぼそりと呟き、アマリリスに視線を送る。
 アマリリスは頷くと、女性に更に尋ねた。
「とても物騒ですわね。早く犯人を捕まえて頂きませんと」
「領主様がね、毎晩見回りをして下さってるんだけど、それでも見つけられないみたいなんだよ。
 だからさ、妖怪の仕業なんじゃないかって、皆言ってるよ」
「失礼。領主様というのは、どのような方なんですか?」
 ヴェルナーが問い掛けを投げると、女性は瞳を輝かせた。
「領主様はこの土地の守護者さ。とっても優しくて立派な方だよ! 私達庶民にも分け隔てなく接してくれるんだ」
「立派な方なのですね」
「そうとも! 先代様が亡くなり、家督を継がれたばかりで年若いのに、本当に立派な方だよ。男前だし、剣の腕も達人だしねぇ」
 女性は頬を染め、熱弁を奮う。
「この町を守って下さってるんだ!」
「それで、辻斬の件でも、自ら見回りを行っている、と」
 成程とヴェルナーは頷き、続いて質問を口にした。
「先代様は、どのような方だったのですか?」
「先代様もそれはもう立派な方さ! 剣の腕はからきしだったけど、いつもニコニコ笑顔でお優しい方だったよ」
 惜しい人を亡くしたもんだよ、と女性は肩を落とす。
「私達、暫くこの町にご厄介になりますので、領主様に是非ご挨拶をしてみたいですわ」
 チラリと手元の時計を確認してから、アマリリスは笑顔で女性を見つめた。
「領主様のお住いはどちらでしょう?」


 刀鍛冶・景友の家は、直ぐに見つかった。
 町外れの坂を上った先にある、平屋建ての古い家。
「周囲は少し寂しい雰囲気ですわね」
 マリーゴールド=エンデは、周囲を見回しながらそう言った。
 玉結びにした金の髪に、浴衣が涼し気な出で立ちだ。
「鍛冶場があるからカナ」
 同じく浴衣姿に、耳を隠す為に帽子を被ったサフラン=アンファングが呟く。
「ナニカあっても……人目に付き難い」
「ええ」
 マリーゴールドは眉を寄せた。
「私(わたくし)達は、少し周囲の様子を確認してから、聞き込みへ向かいますわ」
「お願いするわ」
 和装に髪を一つに纏めた姿の月野 輝は、頷いて景友の家を見遣る。
「私達は、このまま景友さんの家を訪ねてみます」
「直接、刀について聞き込みしてみるぜ」
 クロスも決意の眼差しで、その家を見上げた。青地に桜柄着流しがふわりと風に揺れる。
「また後ほど!」
 マリーゴールドとサフランを見送り、和装で耳は髪で隠してたアルベルトが微笑んだ。
「では、参りましょうか」
「……それにしても、やっぱこの容姿は目立つな」
 白に秋海棠柄の着流し姿のオルクスが、ぼそりと呟いた。
「でも、凄く似合ってるぜ! 普通にしてりゃ大丈夫さ」
 クロスは笑顔で、ポンとオルクスの背中を軽く叩く。
「クーも似合ってる」
 オルクスは微笑んで、クロスの耳元へ囁いた。
「は、早く行こうぜ!」
 思わず頬を染めながら、クロスは輝達の後を追う。
 オルクスはその様子に小さく笑いながら、後に続いたのだった。


●2.

 輝達がその家の門を潜ると、丁度、井戸から水を汲み上げている女性が居た。
「こんにちは」
「あら、お客様?」
 ぺこりと頭を下げた輝に、女性は作業の手を止め、前掛けで手を拭きながら一同へ歩み寄ってくる。
 そのお腹は一目で子が宿っていると分かった。
「すみません。刀を探しに来たのですが、見せてもらっても良いですか?」
 クロスがにこやかに微笑んで尋ねる。
「まぁ、刀を?」
 女性の表情が嬉しそうに綻んだ。
「えぇ。ココの鍛冶屋、景友さんの腕が良いと、噂に聞いたもので」
「少しお待ちになって。貴方! お客様がいらっしゃったわ」
「あぁ、走らないでくださいっ」
 駆け出そうとする女性を、慌てて輝とクロスは止める。
「お静! お客様だって?」
 勢い良く、家から男性が飛び出してきた。
「お前、また水汲みなんて! 俺を呼べと言っただろ?」
「だって、貴方にはお仕事に集中して欲しいですし……」
 男性が井戸と女性を交互に見て抗議すると、お静と呼ばれた女性はバツが悪そうにもじもじとする。
 それだけで、二人がとても仲の良い夫婦なんだなと一同は理解した。
「す、すみません! お客人が居る前で……!」
 我に返った男性が、ペコペコと頭を下げる。
「いえ、構いませんよ。仲良き事は美しき哉」
 アルベルトがニコニコとそう言うと、夫婦の顔は真っ赤に染まった。
「え、えーっと。本日はどのようなご依頼で?」
 誤魔化すように男性が切り出す。
「景友さんの刀を見せて頂きたいのです」
「俺の?」
 オルクスの言葉に、景友は一瞬顔を輝かせるも、申し訳そうに眉を下げた。
「すみません。俺、まだ駆け出しで……数本作った刀はこの間全部売れてしまったので、今あるのは、領主様の為に作った一本だけなんです」
「領主様の為に作った?」
 輝とクロスは顔を見合わせる。
 今、刀は一本だけ。
 そしてそれは、領主様の為に作ったもの。
「その刀、見せて頂く事はできませんか?」
 クロスは真摯に景友を見つめた。
「お売りする事は出来ませんが……」
「構いません。是非、貴方の作った刀を見てみたいんです」
「見るだけで良いですから」
 オルクスも後押しすると、景友は微笑んだ。
「分かりました。どうぞ、こちらへ」
 景友はクロス達を促し歩き出す。
「お茶を用意しますわ」
 再び井戸へ歩き出すお静を、輝は焦って止めた。
「水汲みなら、私が!」
「でもお客様にそんな事……」
「大丈夫です。お腹にお子さんがいらっしゃるんでしょう?」
「適度に動くのはいいことですが、力仕事は禁物ですよ」
 アルベルトがスッと井戸へ向かうと、水汲みを始める。
「有難う」
 お静は嬉しそうに笑った。


「いつ生まれるんですか?」
 お茶の用意を手伝いながら輝が尋ねると、お静は照れ臭そうに頬を染めた。
「お医者様の話だと、来月だそうです」
「楽しみですね」
「えぇ」
 お静は大事そうに腹を撫でる。
 周囲の様子に気を配っているアルベルトが、ちらりと輝を見遣った。周囲に怪しい様子はないという合図だ。
「景友さんは、領主様の為に刀を作ったのですか?」
 火鉢の上に、水の入った鉄瓶を仕掛けつつ輝が尋ねると、お静は誇らしげに微笑んだ。
「そうなんです。領主様より直々にご依頼を受けて。こんな名誉な話はありませんわ」
「その一本以外は、今は作ったものはないと?」
「えぇ。主人はずっとその刀に掛かりきりでした。でも、今朝、それが完成したんです」
「出来たばかりだったのですね。刀は何時、受け渡しされるのですか?」
「本日、夕刻に領主様のお屋敷にお届けする予定なんです」


 その刀は、美しい刀だった。
 鞘から抜いて、刀身を眺めたクロスとオルクスは息を呑む。
 水の流れを思わせるような刃文が見事だ。
 そして、二人は確信する。
 禍々しい気を放っていた『人喰い刀』と、この刀は同じものであると。
「思いを込めて作ったのですね」
 クロスの言葉に、景友は照れ臭そうに頬を掻く。
「領主様はこの町の為に、時には悪人と戦ってくれています。そのお手伝いが出来たらいいな、と。
 護る力が宿るように、心を込めて作ったんです」


●3.

「駄目だ! 領主様は今、お忙しい!」
 領主の館の門にて、門番は迷惑そうにアマリリス達へ手を振った。
「少しご挨拶がしたいだけなのですが」
「出直してくれ。帰った帰った!」
 ヴェルナーが真摯にお願いするも、門番は頑なだ。
「仕方ないですね」
 アマリリスは小さく息を吐き出すと、門番を真っ直ぐに見た。
「ところで……辻斬の件、調査は進んでいらっしゃいます?」
 ピクリ。
 門番の表情が一瞬引き攣るのを見逃さなかった。
「一般人には公開してない事だ! 早く帰れっ」
 アマリリス達は門番に押し出されるようにして、その場を後にした。


「人間って、怖い~人間って、怖い~」
 町外れの川。
 そこで今朝、辻斬が起こった。
 瓦版屋からそれを確認した悠夜と弓弦は、実際に川へ出向いてみたのだが、調子はずれの奇妙な歌がする。
「人間って、怖い~人間って、怖い~」
 ぴょこんと、川面に皿が浮かぶ。
「……河童?」
 弓弦が呟くと同時に、ザバーッとその妖怪は姿を現した。
 子供のような体格で、全身が緑色。頭頂部に皿がある。
「人間! 人間だーッ」
 河童は二人を指差すと、慌てて逃げ出そうと背を向けた。
「待って!」
 悠夜は咄嗟に、持っていた金平糖を河童へ投げる。
 金平糖は河童の皿に当ってから、その目の前に落ちた。
「何だ?」
 キラキラ光る美しい金平糖に、河童は思わず拾い上げてじっと見る。
「お菓子だよ。美味しいから、食べてみて」
 悠夜の言葉に、河童は恐る恐る金平糖を口に入れた。
「美味しい~!」
 河童は振り向くとピョンピョンとジャンプする。
「よかった! もっとあげるから、少しお話聞かせてくれないかな?」
「ホント?」
 河童は悠夜達の方へと川を泳いで来るのだった。


「辻斬は無差別なのですね」
 マリーゴールドの問い掛けに、町人の男性は頷いた。
 町人達の話によると、老若男女問わず、辻斬の被害に遭っているという。
 そして、被害者は全て殺されており、助かった者は居ないとの事だった。
「これ、お礼ダヨ」
 サフランは飴玉を取り出すと、一つを自分の口へ放り込み、一つを町人へと差し出す。
 町人はサフランが食べている様子を眺めてから、自らも飴玉を口へ入れた。
「美味しい!」
「遠いクニから仕入れてきたんだ」
 商人と名乗ったサフランに、町人は納得顔で頷く。
「いいな~」
 気付けば、町の子供達がマリーゴールド達に周囲に集まっていた。
 飴玉目当てらしい。
「サフラン、差し上げてくださいな」
「順番ダヨ」
 サフランがきちんと並んだ子供達へ飴玉を渡し、マリーゴールドが子供達へも尋ねる。
「辻斬について、何か知っている事はありますか?」
「ん~分かんない」
「お清が何か見たとか言ってなかった?」
「お清さん、ですか?」
 マリーゴールドが首を傾けると、子供達は一斉に一箇所を指差す。
「!」
 壁に隠れてこちらを見ていた小さな少女が肩を震わせた。
 そのまま走って逃げ出す。
「待ってくださいな!」
 マリーゴールドとサフランは急いでその後を追う。


「領主だよ。領主が女の子を斬ったのを見たんだ」
 河童は金平糖をポリポリと食べつつ言った。

「りょうしゅさまが、カタナをふって、おとこのひとがたおれたの……」
 少女は怯えた表情で涙を零す。
「でも、おとうさんにおこられたの。そんなことはありえないって。うそつき、って」


「騒がしいな、何があった?」
 領主の館の門が開き、仕立ての良い着物に身を包んだ若い男が、数人の連れと共に姿を現す。
 門番はびしっと一礼した。
「な、何もありません! 領主様、お出かけで?」
「見回りだ。それから、刀を取りに行く」
「自ら出向かれなくても、持って来させれば」
「フン。それだと、試し斬りが出来ないではないか」
 領主は口の端を上げた。
「まだ妊婦は斬った事がないんだ」

「……」
 壁に隠れてその様子を伺っていたアマリリスとヴェルナーは、確信を持って頷き合ったのだった。


●4.

 情報を交換し合い、領主が怪しいと睨んだウィンクルム達は、密かに景友の家に潜む事にした。
 アマリリスとヴェルナーは家の外で待機し、それ以外のウィンクルム達は庭へ隠れる。
 程なくして、領主とその部下達が姿を現した。
 部下二人が門に残り、領主と三人の部下が景友の家に入ってくる。
「領主様! わざわざこんな所へ……!」
 景友とお静が、慌てて領主達を出迎えた。
「頼んでいた刀は出来ていますか?」
 領主は柔和な笑顔で尋ねる。
「はい! 直ぐに持って参りますので、お待ちを……!」
 景友が走って刀を取りに向かった。
「では、お茶でも……」
「受け取ったら直ぐに帰りますので、お気遣いなく」
 領主がやんわりとお静を止める。
「来月に出産予定でしたか?」
「はい」
「丈夫な子を産んでくださいね」
「有難う御座います」
 そんな会話をしていると、景友が刀を手に戻って来た。
「こちらでございます」
 領主は景友から刀を受け取る。
 すらりと鞘から刀を抜き、領主は刀を眺めた。
「ほう、これは素晴らしい刀だな」
 ニィとその口元が上がる。
「腕は噂に違わなかったようだ。報酬をやろう」
「有難き幸せ……」
 景友が頭を下げた瞬間、領主が刀を振り上げた。

「「させない!!」」

 一発の銃弾が領主の頬を掠り、飛んできた扇子が刀を持つ手に当たった。
 領主の手から落ちた刀が、足元に刺さる。

「誰だ!?」
 領主が叫ぶように言い、銃弾と扇子が飛んできた方向を見る。
 拳銃を懐に隠し、淡い水色の桜吹雪を纏ったオルクスは、眼差しをキツく領主を睨んだ。
「その人達は、殺させないわ!」
 扇子を投げた輝はそう言うなり、アルベルトを見上げる。
 心得たようにしゃがむアルベルトの肩に手を掛け、力ある言葉と共にその頬に口付けた。

「友の力をこの身に・・・」

 瞬間、風に揺れる水面のような輝きが、輝とアルベルトを覆う。
「妖か!」
 いち早く領主が床に刺さった刀をもう一度手にした。
「させないって、言っただろ!」
 領主と景友達の間に、淡い水色の桜吹雪が舞った。
 キィン!
 澄んだ音と共に、領主の刀を受け止めてクロスは叫ぶ。
「その刀はなぁ、敵を斬る為に作られたもんじゃねぇ! 弱き己を斬る為に振るうもんだ!
 己を護る為じゃない、己の魂を護る為に振るわれるもんだ!」
 ギリギリと押し合いながら、クロスは紅い瞳で領主を睨んだ。
「くっ!」
 押し負けた領主は、一歩下がって距離を取る。
「戯言を……刀は人を斬る為の道具ではないか!」
「俺は大切な人達を護る為に刀を振るってる! テメェみたいにただ人を斬り殺す為じゃねぇ!」
 青龍桜紅月を突き付け、クロスは言い切った。
 輝とアルベルト、オルクスも景友達を庇いながら領主を睨み付ける。
 マリーゴールドとサフラン、悠夜と弓弦は、領主達を逃がさないよう警戒した。


「中が騒がしくないか?」
 門の外で待機している領主の部下二人は、顔を見合わせた。
「領主様のいつものアレだろ」
「けど、少し変じゃないか? いつもなら静かにやるだろ? 様子を見に行った方が……」
「お待ち下さい」
 その二人の前に、アマリリスとヴェルナーが現れる。
「主人が道を外れようとしているのならば、それを正すのは部下の貴方達の役目ではありませんの?」
「な、何を言っている!」
 部下二人は、アマリリスの問い掛けに明らかに狼狽する。
「証拠は揃えていますわ。目撃者が居ますの」
 それを聞いた瞬間、部下二人の表情は青ざめた。
「なぜ見て見ぬ振りをするのですか?」
 続いてヴェルナーが問い掛ける。
 静かな怒りが、彼の声には含まれていた。
「仕える身としての誇りはないのか?」
「そ、それは……」
「名こそ惜しめ!」
 ヴェルナーの一言に、部下二人の目が見開かれる。


●5.

「小奴らを斬り捨てろ!」
 領主は血走った目でウィンクルム達を睨んで、部下達へ怒鳴った。
 三人の部下達は、ウィンクルム達と領主を交互に見て、戸惑いつつも刀へと手を掛ける。
「やめときなって」
 サフランのマジックブックが輝くと、クマのぬいぐるみが現れて部下の周囲を飛び回った。
「ヒィッ」
 部下達は戦う所ではなく、恐怖に震えて逃げ惑う。
「役立たず共が!」
 領主は舌打ちすると、刀を手に駆け出した。
「逃がす訳にはいきません」
 弓弦の放った弓矢が、足元へと突き刺さる。
「こうなったら、全員斬り殺す……!」
 領主は狂気を孕んだ瞳を細め、刀を握り締めた。

「お止め下さい!!」

 その時、二人の侍が飛び込んできた。
 門の外で見張りをしていた部下二人だ。
 彼等の頬には、見事な痣が出来ていた。
「ヴェルナーさんに言われて殴られて、やっと気付きました。我々は部下として、領主様を命に代えても守るんじゃない」
「領主様を命に代えても正しい道へ導く! それが部下の役目なのだと!」
 二人の後ろから現れたアマリリスとヴェルナーは、その様子に微笑む。
「お前達……」
 クマに追い掛けられていた部下三人も動きを止めると、雷に撃たれたように二人を見つめた。
「だから領主様!」
「罪を償ってください!」
 二人は叫ぶと、領主を捕まえようと飛び掛かっていく。
「裏切り者がッ」
 領主は刀を振り上げるが、その動きが止まった。
 部下三人が後ろから、彼を捕まえていたのだ。
「貴様ら!!」
 刀を振り回す手へ、サフランのマジックブックが飛んだ。思い切り齧り付く。
 領主の手から、刀が落ちた。


「先代様のお言葉を守り、領主様を守る事ばかりを考えていました」
 領主の部下達は、深々とウィンクルム達に頭を下げた。
「領主様の罪は、私達の罪でもあります。領主様と共に然るべき所へ申し出て、罰を受けるつもりです」
「そんな事、許さない!!」
 縄で縛られても尚、領主は叫んでいる。
 そこへオルクスが前に出た。
「我は神の使いである妖狐」
 深い蒼眼が冷たく領主を睨む。
「そなた、力と権力を使い幾多も殺人し隠蔽してきたな? 人の命を何だと思ってる!」
「今後人を斬ろうとしたら、取り憑き殺してやります」
 オルクスに続いて、アルベルトも機械の耳を晒して領主を笑顔で見下ろす。
 その隣で金の瞳を鮮やかに輝かせ、弓弦はニコニコしていた。
 サフランも笑顔を見せつつ、マジックブックからクマを飛ばしている。
 流石の領主も顔を青褪めさせたのだった。

「刀は生まれてくる子供へ」
 クロスとオルクスは、刀を景友へ渡す。
「護り刀にすると、きっと良い働きをしてくれますよ」
 アルベルトが微笑んで付け足すと、夫婦は頭を下げた。
「何とお礼を言ったらいいか!」
「貴方方は一体……」
「時間のようですわ」
 アマリリスが告げると同時、周囲の風景が色褪せていき、暗くなっていく。
「幸せになって下さいね」
 夫婦も、刀も。
 ウィンクルム達の姿は、霧のように消えていく。
 最後、弓弦は領主達の前に、紙を投げた。

【神ハ 何時モ 視テイルゾ】


●6.


「景友! 何しているの?」
「刀の手入れだよ」
「代々受け継がれてるって言ってた奴?」
「そう。昔、名工と言われたご先祖様が作った刀。綺麗だろ?」
「同じ名前のご先祖様だっけ?」
「うん、自慢のご先祖様だな。いつか超えてやるんだ」
 青年の手の中で、刀は凛と光り輝く。


『ありがとう』


Fin.



依頼結果:大成功
MVP
名前:アマリリス
呼び名:アマリリス
  名前:ヴェルナー
呼び名:ヴェルナー

 

メモリアルピンナップ


( イラストレーター: TARO  )


エピソード情報

マスター 雪花菜 凛
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 女性のみ
エピソードジャンル 戦闘
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 普通
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 通常
リリース日 08月05日
出発日 08月12日 00:00
予定納品日 08月22日

参加者

会議室

  • [35]月野 輝

    2014/08/11-22:38 

    とりあえず、プランに詰め込めるだけ詰め込んではみたわ。
    成功するといいわね…

    皆さん、相談お疲れ様でした。
    色々お話しできて楽しかったです。
    成功する事を祈って…!

  • [34]クロス

    2014/08/11-22:35 

    クロス:
    皆、もう少しで出発だな!
    改めて、宜しくな(微笑)
    最終調整して挑むぜ!!
    絶対に成功させような!!

  • [33]日向 悠夜

    2014/08/11-22:24 

    >刀
    なるほど…護り刀。素敵だね。
    大賛成だよ!

    >怪文書
    少し、シンプルにする事にしたよ。
    【神ハ 何時モ 視テイルゾ】
    再犯防止の為には自身よりも立場が上の存在からの視線が大事だと思うからね。
    ふふ、効き目があると良いなぁ。

    もう少しで出発だね。
    よっし、最後の仕上げを頑張るよ!

  • [32]アマリリス

    2014/08/11-20:51 

    >刀
    なるほど、そういった意図でしたのね。
    それでしたらわたくしも賛成ですわ。

    あと少しで出発ですね。
    まだ見直すつもりですが先ほどプランは提出してきましたわ。
    いい結果となるよう頑張りましょう。

  • [31]クロス

    2014/08/11-10:20 

    クロス:

    >怪文書
    別に多少位過激でも良いと思うぜ?
    繰り返させねぇ為にも…
    やる人に任せるな!

    >刀
    そうだな、生まれてくる子の護り刀…
    それが良い!
    この二人の子供ならちゃんと扱ってくれるさ(微笑)

  • [30]月野 輝

    2014/08/11-07:07 

    >怪文書
    最後に一枚残すならできそうね。
    やるならシンプルな方が効果あるんじゃって気もするけれど。
    「呪」って一文字とか、かえって怖いと思うの。

    まあ、やる方にお任せするわ。


    >刀の行方
    私は、『生まれてくる子の護り刀に』って提案して返すのがいいかなって思ってたの。
    刀鍛冶って事は、ある程度刀を扱えるはずだし、その家の子を護る仕事を与えられたら
    刀も幸せなんじゃって思うのよね。
    魂が籠もった業物だからこそ、景友さんの家を永く護ってくれるんじゃないかって。

  • [29]日向 悠夜

    2014/08/11-00:25 

    >怪文書
    やっぱり、一時間はネックだよねぇ…
    脅した後に残して置く文…一枚だけなら、こんなのはどうかな?
    【一人殺し 二人殺し
    血を浴ぶる毎 血に溺れる
    血に溺るるわ 鬼と為る
    神は 何時も 鬼を見ているぞ
    努々忘るる勿れ】

    うーん…ちょっと過剰かな?脅すに越した事はないけれど…

    >刀の行方
    景友さんへ渡すんだね。了解したよ。
    アマリリスさんの言うとおり刀が眠ってしまうのは勿体ないから、誰か良い人に渡す様に言っておくのは良いと思うな。

    >聞き込み
    私達も、一応町での聞き込みをするね。
    皆と被らない様にするよ。…郊外で聞きこもうかな?

  • [28]アマリリス

    2014/08/11-00:06 

    >怪文書
    時間的な関係で1枚目の方は厳しそうですね。
    でも消える前に置いていく2枚目の方は可能だと思いますわ。
    1枚だけでも恐怖を与えられる文面にしてみるのがいいのではないかしらと。

    >脅し
    ではヴェルナーには引き離し対応をしてもらいますね。
    言葉だけでは離れてくれなそうですし、人間に効くのかわかりませんけれどダメ元でアプローチを使ってみますわ。
    領主も反応する可能性はありますが、それよりも脅し側の方に気を取られると思いますし。

    >刀を取り上げた後
    ええ、景友さんに持っていてもらうで異論ありませんわ。
    ただ魂を込めた一振りがいつまでも手元で眠っているのも少し勿体ない気もしますね。
    今回は渡す相手が駄目な人だった結果が人喰い刀だと思うので、刀に相応しいと思える人がいたら渡してもいいと言ってしまってもいいかもしれませんわ。

  • [27]クロス

    2014/08/10-23:58 

    クロス:
    >輝
    どう致しまして(微笑)

    >怪文書
    良い案だが時間がなぁ…(汗)
    有るかどうかの問題が……

    >脅し
    そうだな、護衛役の事を忘れていた!
    ならそっちは任せて良いか?

    オルクス:
    それと取り上げた刀だが景友さんに返すようかな?
    多分持ち帰るとかは出来ないだろうし、護り刀として持っているよう伝えとくか
    刀もそれが望んでるかも知れねぇから…

  • [26]月野 輝

    2014/08/10-23:27 

    >クロス
    そう言って貰えると嬉しいわ、ありがとう♪

    >怪文書
    良い案だとは思うのだけど、問題は時間があるかどうかよね。
    もうPL情報入れつつ言っちゃうけど、犯人が領主だと判明してから、領主に怪文書を送ってる時間あるかしら?
    1時間しかないのだし、時間的に無理な気がするのよね……。


    >脅し
    あ、そうね、護衛の部下がいる可能性は高いわね。
    領主が1人で出歩くとは思えないし。
    ヴェルナーさんがそちらを引き受けてくださるなら心強いわ。

    アルベルト:
    「ああ、脅しを掛ける時なのですが、私は『ウルフファング』を発動しようかと思います。
    狼の頭がいきなり出現したらかなり驚くと思いますので…(くくっ」

    輝:
    …………楽しそうね(汗)
    えっと、オルクスさんが刀を取り上げた後は、この刀をどうするの?
    景友さんに返す?
    「この刀は終生大事に持ってて下さい」って言って返せば…
    『神の使い』だと景友さん達も思ってくれれば、きっと誰にも渡さないでくれるわよね。

    (すみません、誤字見つけたので書き直しました(汗)

  • >聞き込み
    了解しました!
    私の方もアマリリスさん達と被らない範囲で調べて参りますねっ

    >脅す
    精霊の容姿とトランス状態で脅かすの、良いアイデアだと思いますわ!
    怪文書も精神面からじわじわと来ますわね…!
    怖い事がじわじわと起こって行くと不安が増しますものねっ

    持って行く笛も脅しにも使えるかも。
    弱めに吹いて、お化けが登場する時の音とかも再現してみる、とか。

  • [22]アマリリス

    2014/08/10-23:08 

    解決してくれといいつつ全く関係ない時間帯に送られるというのもあれですものね。
    その辺りは配慮して下さる気がしますし、居合わせられる前提で進めてしまって問題なさそうですわ。

    街での聞き込みではマリーゴールドさん達と被らない範囲で行う予定ですわ。
    会話術2ですので、多少は踏み込んだ会話も可能だといいな、と。
    (領主部下にも接触してみます。)

    >脅し
    人喰い刀にしてしまうような人物ですし、その方をどうにかしないと根本的な解決には至らないでしょうね。
    わたくしもその辺りは同感ですわ。
    妖怪を切りたいと言い出すほどおかしな人でなければいいですわね、面倒な事になりそうですし。

    全員で囲んでトランスした方が威圧感は与えられそうですね。
    ただ、身分の高い人の場合は近くに護衛がいる可能性がありそうですわ。
    ポブルスのヴェルナーにはそちらの対応をしてもらい、引き離すなりした方が脅すのもやりやすいかしらと思いましたわ。

    >持ち物
    時計と笛ですね。了解ですわ。

  • [21]日向 悠夜

    2014/08/10-23:05 

    中々会議に参加出来なくてごめんね

    >脅す
    脅すなら思いっきり、だね。
    肉体面で脅すのもいいけれど、折角500年前なんだから古典的に、精神面から脅すのはどうかな?
    普通の日常を送っている中、謎の怪文書が届く…鼻で笑うだろうけれど、実際に可笑しな事が起こったら…心に残るでしょう?
    段々と怯えさせて、最後に精霊達で震え上がらせる。
    1時間の制限があるから、目の前から消える事も可能なんだよね。
    その時、最後の仕上げとしてもう一枚怪文書を残せば…まさに、神の所業じゃない?

    そうだなぁ…内容としてはこんな感じかな?
    一枚目【ナンジ ニ カミ ノ サバキ ガ クダロウ ゾ】
    二枚目【今宵を努々忘るる勿れ】


    …まあ、一意見として検討して欲しい…かな?

  • [20]クロス

    2014/08/10-22:12 

    クロス:

    >輝
    良いぞ!俺は気にしないからな(微笑)
    仲良くなりたいから…(照笑)

    オルクス:
    あぁそうだな…
    なら他の刀を渡さない方向で行くか…
    では精霊達全員が神の使いという設定にして犯人を取り囲み脅す(物理)か
    トランスか…実はオレもそう考えてたんだ
    それとオレの容姿は銀狼だが見ようによれば妖狐に見えなくないと思ってる
    だから刀を取り上げる台詞はオレに任せてくれ
    刀を取り上げその後直ぐに犯人を取り囲み脅せば…
    要は刀から興味を無くせば良いんじゃないか?
    そうすりゃ斬る気も失せる…
    どうだろう?安易かな…?(苦笑)

    (番号が抜けてるのは間違えに気づき削除したからです、すみません(汗))

  • [18]月野 輝

    2014/08/10-21:59 

    >クロスさん
    え、呼び捨てでもいいの?私の方が年下だと思うんだけど……
    ……うん、でも、せっかくだから、今度からクロスって呼ばせて貰うわ。ありがとう♪

    >オルクスさん
    この刀を奪い取って他の刀を渡しても、その他の刀で斬られる可能性があると思うわ。
    確かに、この刀が人食いになる可能性は無くなるかもしれないけど、景友さん達が殺されてしまっては……
    やっぱり、犯人が斬る気を失わせた方がいいんじゃないかと思うのよね…。


    アルベルト:
    精霊全員で犯人を取り囲んで脅す方が効果はありそうですね。
    見た目が人間とあまり変わらない方達は付け耳等でもいけるのではないかと思います。
    それと、トランスした状態で脅したらどうでしょうか。
    トランスするとボーっと光るはずですし、かなりビビらせられるのではないでしょうか(口の端だけでニッと笑い)

  • [17]クロス

    2014/08/10-20:38 

    オルクス:
    横から失礼
    少し考えたんだが、これを解決するには最終的に刀を受け渡しさせなければ良いんじゃないか?
    それか鍛冶屋夫婦を殺させなければ…
    解説には『鍛冶屋の青年を救うなどして阻止して欲しい』って書いている
    つまり刀を奪い取る又は譲ってもらうか等をし、犯人には他の刀を渡す…
    最悪犯人の罪状を探し出し突き出すか…
    いやそれだと解決になるのか分からないな…
    やはりオレで脅すしかないな…
    多分受け渡し当日に行くはずだ
    1時間の内にされれば良いんだがなぁ…
    という事でオレからの提案は『刀を奪い取る』
    それと、街での聞き込みではその時代の領主についてや運が良けりゃ部下に逢えるかも知れねぇから聞いて欲しい…

    クロス:
    あの刀はもしかしたらお偉いさんに捧げる為に作ったのかも知れん
    勿論鍛冶屋は全ての刀に思いを込めて打つだろうけど、お偉いさんに奉納するとなったら自分の魂を込めるんじゃないかと考えた
    それと脅す時なんだが、精霊達全員妖の類で脅さないか?
    オルクは銀狼だけど、衣装などで妖狐に見えるだろうし…
    どうだろう?

    (情報が少な過ぎて推理がおかしくなってるかも知れません、すみません(涙)
    やはり問い合わせした方が良いのだろうか…
    刀の受け渡しはいつなのか、時間内に出来なかったら何度も行き来出来るのかとか…)

  • [16]クロス

    2014/08/10-13:51 

    クロス:

    >輝
    あぁそう思う!
    了解した、俺達はなるべく鍛冶屋夫婦から付かず離れず気を付けていこう!

    子供、か…
    俺とオルクは保育スキル持ってるから一緒にその話題や刀についてお喋りすれば!
    それなら尚更受け渡しの時に傍にいたいな…

    そうか?
    なら遠慮なく輝って呼ばせてもらうな(微笑)
    俺の事も呼び捨てで構わねぇよ♪

    >脅し
    (では此処はオルクに脅してもらいましょうか★
    精神的苦痛と物理で…←
    オルクはプレガンなので拳銃で脅し、尚且つ少し頬に傷を付けさせてとか…)

    >持ち物
    んじゃ笛と時計…っと(メモする)
    後は…何かあったかな…

  • [15]月野 輝

    2014/08/10-12:17 

    >クロスさん
    ね、そう思うわよね!
    それじゃあ、私達は夫婦を見張るというか、情報収集と共に離れないように気を付ければいいかしらね。

    PL情報からの意見で何だけど、お静さん、お腹に子供がいるみたいだし、
    その辺話題に出しつつ、傍にいられるように努力してみるわ。
    可能なら、刀の受け渡しの時に、お静さんの代わりに近くに控えられればいいな、と思うんだけど……

    あ、私の事は輝でいいわよ(にこ


    >脅し
    (実はオルクスさんの外見見て思い付きました(笑)
    アルも耳の形とかで”人間じゃない”のは一目瞭然ですから一緒にやらせます。
    性格的に喜んでやると思います)


    >持ち物
    トランシーバーとかは使えないとマズイし諦めた方がいいわよね。
    時代感にも合わないし。
    それじゃ、時計と笛(ホイッスル)を持つ事にしますね。
    あと何かあるかしら……

  • [14]クロス

    2014/08/09-23:23 

    クロス:

    >月野さん

    あぁ確かにそうだよな!
    俺もよぉーく読んでみたらそう書いてあった!
    って事は事件が起こる事を前提に話し合いすれば…!
    別に甘くはないと思うぜ?

    それに「過去の道を踏み外した事件を解決できれば、更生できる可能性が残っている」
    ↑とも書いてあるし確実に事件が起こる事を言ってないか?

    夫婦から離れずにいる方法…
    それも考えとかねぇとな…
    取り敢えずは鍛冶屋夫婦に詳しい聞き込みが優先かな…

    (領主を脅すなら精霊達に任せるしか無いかと…
    丁度オルクはテイルスで銀狼族だから演技スキル使えば何とかなりそうな…
    トラウマ植え付けさせりゃ領主とて自分の命は大事だろうし…!)

    >持ち物

    笛か…
    それなら持ち運びも楽だし良いんじゃないか?

  • [13]月野 輝

    2014/08/09-22:45 

    少しでも何か判らないかと、プロローグを何度か読み直してみたんだけど、

    「1000年鏡で時を遡り、この刀が悪に染まる切っ掛けになる事件を防いで欲しいのじゃよ」
     ↑これって、つまり、『切っ掛けになる事件が起きる時』に私達が送られるって意味にも取れない?
    つまり、詳しい事は判らないけど、事件が起きる事は間違いないから、それを防げって事なのかなって。

    『事件は起きる』を前提にして動いても大丈夫じゃないかしら?

    と思ったのだけど…甘いかしらね……

    事件が起きる前提なら、聞き込みももちろんだけど、鍛冶屋夫妻から離れないでいられるような方法を考えた方がいいわね。
    もちろん、不審な人物がいないかや、受け渡し相手がどんな人物かも調べられれば……

    あと、相手が権力者だった場合、その場は何とか出来ても後から鍛冶屋さんが斬られてしまう可能性もあるから、
    その後の事も考える必要があるわよね。

    (領主を精霊達が脅すのはどうでしょうね。
    精霊達の見た目を上手く使えば、妖怪とか神様の類に思わせる事が可能なんじゃないかな、と。
    「今後人を殺めたら、お前を取り殺してくれる」と、脅しつけるとか……)


    >持ち物
    時計は必要そうよね。あと、緊急時の合図用として、笛とかどうかしら?
    昔の捕り物時のように、笛を鳴らして合図するの。
    これなら音がした方向で、誰が鳴らしたかも判断つくし。
    …トランシーバーとかなら、機械同士の電波があればいいのだから何とか使えないかしらね……。

  • [12]クロス

    2014/08/09-21:39 

    クロス:
    そっか、時間も分からないと意味ないのか…
    なら懐中時計を持って行くのはどうだろう?
    あぁいうのなら持っていてもそんなにあの時代に違和感なさそうだし…
    それか腕時計か?

    手分けして聞き込みするしかないよな…
    俺達と月野さん達が鍛冶屋に行くとして、後は街の人達に聞き込み?

    >犯人らしき人物
    1時間以内に特定出来れば良いんだがなぁ…
    だが特定する前に景友さん達が殺されてしまったら意味ないし…
    やっぱ地道に聞き込みするしかないのか…

    あぁそういやこの時代って領主とか将軍様とか上のお偉いさんが取り締まっているんじゃなかったっけ?
    前にそう言う小説を読んだ事があるんだ
    もしお偉いさんに会えれば…
    って無理か(汗)
    幾らなんでも無理に決まってるか(汗)
    あぁもう情報が少なすぎる!!
    自分でも何を言ってるのか分からなくなってきた!!

  • >聞き込み
    そうですね、連絡手段は予め決めて行動した方が良いと思います。
    タイムリミットもありますし、何か時間が分かるものを持って行った方が良さそうですね。

    聞き込みは、犯人に「自分の事を調べ回っている奴がいる」と思わせて注意を惹いた方が良いか、それとも気付かれないように動いた方が良いか、どんな雰囲気の方が良いでしょう?
    (隠蔽が日常茶飯事との事ですので、もしかしたら領主の部下と接触出来るかも?と思いました)

    >犯人らしき人物
    刀の受け渡し……そうですね、やはりご本人が直接渡したいでしょうし。
    せめて景友さんに刀が届かないくらいの立ち位置で渡せるたら安全なのですけれど。
    1時間以内に景友さんに近づいてきた相手は、ひとまず怪しいと思って警戒しておいた方が安全でしょうけれど、なかなか難しいですね。

    >服装、髪
    私達も服装は和装で行きますわ。
    そうですね、髪は妖怪がいるので、何とかなったら……!
    怪しまれたらフェイクのスキルで誤魔化すか何かしてみますわっ

  • [10]アマリリス

    2014/08/09-13:56 

    >聞き込み
    1時間でやりくりをするのは中々大変そうですね。
    不明瞭な事が多いので対策を立てようにも情報不足感が否めませんわ。

    ある程度行動がばらけますが状況的に連絡手段に悩みますね。
    インカムは距離的な問題、携帯は電波があるかどうかですし不安要素が多いです。
    時間と場所を予め決めておいて待ち合わせが確実かしらと思いましたわ。

    (核心部分がほぼPL情報なのは難しいですね。
     領主の部下が隠蔽を行っているそうなので、
     どこかしらで真実を知っているけど話せない人や辻褄が合わない箇所がでてきそうです。
     そのあたりを繋ぎ合わせていかないとPCも推論のみで行動しなければならないですし。)

    >時間帯
    居合わせて防ぐ事ができればとは思いますが、どうなるのでしょうね。
    どちらでも構わないように対策を立てられればいいのですが、それによってがらっと行動が変わりますものね。

    乗り込むのは相手の素性が判明しなくてはならないので難しそうですわ。
    わたくし達の立場では顔を会わせる事も難しい相手かもしれませんし。
    (プロローグを見る限り受け渡し場所は景友の自宅な雰囲気なので、用心棒なり家の周辺なりを張る派ですね。
     時間帯によっては奥さんは念のため家から連れ出した方が安全かなと思います。
     相手は領主で多少の事では揉み消されると思うので言い逃れができない状況を作って、
     失脚させられれば今後も安全かとは思いますが、1時間でとなるとやはり厳しいですね。)

    >服装、髪
    わたくし達も和装で行く予定ですわ。
    髪と目については染めてもどうしようもなさそうなのでこのままで。(ピンクですし)
    同じくですが妖怪絡みですしどうにかなればいいなと。

  • [9]クロス

    2014/08/09-13:52 

    クロス:
    そうなんだよ…果たして受け渡し迄にいられるのか…
    刀の完成はしてあるとは思うが…
    犯人特定を時間内に出来るかどうか…
    いやするしかないんだ、犯人特定を!

    てかもしかしたら最初から刀を渡すその場面に出くわす可能性もあるんじゃないか?
    まぁ俺の推測だし当てにはならないけど…
    取り敢えず家の近くでスタートなら直ぐに鍛冶屋へ向かい犯人又はそれらしい人物が中にいないか確認しようぜ
    それに犯人は人を斬るのになんの躊躇いもない殺人鬼かも知れねぇぜ?
    刀が『無残に殺した』と言ってるほどだしな…
    多分試し斬りとかなんとか理由つけて…
    そう言う奴程仮面を被ってる可能性があると推理小説の鉄板だ!←
    受け渡しの際に入れ替わるとか出来れば良いんだがなぁ…
    無理そうだよな…

  • [8]月野 輝

    2014/08/09-13:06 

    >クロスさん
    はい、了解です。
    奥さん視点だと、旦那さんとはまた違ったお話聞けるかもしれないですしね。

    問題はそこなんですよね…<受け渡しまでいられるのか
    刀の呪いを解くのだから、刀は完成してるだろうとは思うんだけど、
    1時間のうちに受け渡しがあるのかとなると、きっと難しいわよね。

    そうすると、犯人らしき人物を特定したら、その人物の所に乗り込む形がいいのかしら。
    その人物を説得するとか、もしくは景友さん達に刀を渡さず逃げてくれと頼むか…
    どっちにしても、1時間のうちにできるのかしら(汗)
    皆さんはどうしたらいいと思います?

  • [7]クロス

    2014/08/09-10:28 

    クロス:

    >聞き込み
    確かに時間制限有るから少人数での聞き込みが良いのかもな

    >月野さん
    実は俺も店に入る時、刀が欲しいから見せてくれって言おうかと…
    なら俺達景友さんに聞くな!
    奥さんの方、 宜しくお願いします!

    所で、俺達が1時間の内に渡す日迄居る事は出来るのか?
    その世界の時間の流れとか現実と同じだったら意味無いし…
    いや、もしかしたら日時が分かった途端その日に一気に時間が流れたり行く事が出来たりするのかな…?

    >服装 髪
    俺達も和装で行く事にしようかと…
    髪色はしょうがないからもうこのままかなぁって…(苦笑)
    それか最悪黒髪鬘とか一時的に染めるか…
    でもまぁ妖怪が居るし多分平気とは思うが…

  • [6]月野 輝

    2014/08/09-07:35 

    >聞き込み
    時間も少ないし、手分けするのがいいわよね。
    確かに、周りの人達に不振な人物がいないかの聞き込みも大事よね。
    おかしな人に心当たりがあれば景友さんを斬った人物を特定しやすいかもだし。

    えと、景友さんに刀を渡す先を聞くのは良いんだけど、いきなり知らない相手に教えてくれるか判らないので、
    客のフリして「この刀を譲ってくれ」と言ってみるつもりだったのよね。
    そこから切っ掛け掴もうかなと。
    クロスさん達も行くのなら、私、奥さんの方に話を聞きに回ろうかしらね。

    刀を渡す相手が判明したら、その人物についての調査。
    刀を渡す日時が近ければ、できれば用心棒的に景友さんの近くにいられればベストなのかなーと…
    (プロローグがほぼPL情報なので、なかなか難しいです…)

    >服装、髪
    とりあえず私達は和装で行こうかと思ってました。変に目立たない方がいいと思ってたので。
    ただ髪の色までは考えてなかったわ。私はともかく、アルの髪色は目立つかしら…(精霊の方を見)
    妖怪達のいる世界なのだし大丈夫じゃないかな、とは思うのだけど、どうなのかしら(首傾げて)

  • [5]日向 悠夜

    2014/08/09-01:49 

    こんばんは!日向悠夜って言うよ。
    パートナーはプレストガンナーの降矢弓弦さん。
    皆とは何度か顔を合わせているね。今回もよろしくお願いするね。

    1000年鏡に映ったという事は彼ないし彼女の人喰いという凶行を止める事が出来るかもしれないんだね…頑張ろう。

    500年前の時代…刀に刀鍛冶の名前が書かれていたよね。
    名前からして和名だから…その場所にはそういった人が集まっている可能性が高いかも。
    500年も昔で、閉鎖的な場所だった場合…髪の毛の色が違うだけで警戒されちゃうかもしれないね…。

    制限時間は1時間だけれど、強制的に戻された後も連続で向こうの世界に入る事は出来るのかな…
    うーん、出来ない事は無いんだろうけれど…聞き込みは全員で取り掛かるよりも、少数の方が良いのかなぁ?

  • [4]アマリリス

    2014/08/08-23:18 

    ごきげんよう、アマリリスと申します。
    精霊はロイヤルナイトのヴェルナーです。
    今回はよろしくお願いいたします。

    人喰い刀とはまた物騒な名が付いてしまっていますのね。
    野放しにはできませんもの。更生が可能なのならば正しい道に戻せるよう手を尽くしましょう。

    ええ、刀のあの言葉は大きなヒントになりそうですわね。
    わたくしも渡す相手は確認してから動こうかと考えています。
    その後は一応わたくし達も周辺で何か不穏な事件があったりしないか聞き込みをと思っています。
    時間が1時間しかない事を考えると、不特定多数の人に尋ねる事柄は人手があった方がよいかと思いまして。
    その場合はわたくし達は少し遠くまで足を伸ばしてみようかと思っていますわ。

    ところでふと思いましたが服装面などの事は特に気にしなくても問題ないでしょうか?
    500年前ですと文化もだいぶ違うでしょうし、
    聞き込みをしようにも逆にわたくし達が不審者扱いされる可能性があるのかしらと思いましたわ。

  • ごきげんよう、マリーゴールド=エンデと申します。
    パートナーはトリックスターのサフランですわっ
    皆様、お久しぶりですっ今回もよろしくお願いします!

    今は人食い刀と呼ばれておりますけれど、本来はどんな銘がつけられるはずだったのかしら。
    名は体を表すとも言いますし、本来の名前があるのなら、人食いなんて悲しい言葉ではなくて、そちらで呼べるようになれるよう、私も頑張りますわっ

    そうですわね、刀の言葉を考えるなら、刀鍛冶の方の命が奪われるという事ですわよね。
    私は鍛冶屋の近くに住んでいる人達に話を聞いてみようかしら。
    何か変わった事や、物騒な事が起きていないか調べてみますわ。

  • [2]クロス

    2014/08/08-15:57 

    クロス:
    こんにちは!
    俺はクロス、パートナーはプレガンのオルクスだ(微笑)
    気軽にクロスと呼んでくれ♪
    月野さんは初めまして、他は久しぶりだな(微笑)
    今回は宜しくな!

    刀ってのは確かに敵を斬るために作られたと思われがちだが、俺はそうじゃないと思う
    鍛冶屋にだって誰かを護る為の刀を作りたいって思ってるだろうしな
    人食い刀を作った鍛冶屋も本来は、護る為の刀を作っていた筈…
    とことん原因を調査して解放させてやろうぜ!!
    俺も刀を扱うから黙っていられない!!

    そうだな、鍛冶屋の近くからスタートらしいし…
    先ずは誰にその刀を奉納するのかが分からないと何も出来ないし…
    なら俺は刀は完成してるのかといつ何処で刀を渡すのか聞いてみるかな…

  • [1]月野 輝

    2014/08/08-01:09 

    こんばんは、月野輝とパートナーのアルベルトです。
    クロスさん達には初めまして、他の皆様にはお久しぶりです。
    今回はよろしくお願いしますね。

    刀は本来、邪を斬るものであって、こんな呪われるような使われ方をしたなんて…
    刀が可哀想よね……
    何としてでも呪いを解いてあげないと。
    ヒントは刀が言ってた
    『人間などに、何が出来る』『我が親を無残に殺した、人間などに、何が……』
    って言葉だと思うのよね。
    だから、私は向こうに着いたらまず、刀鍛冶の方にお会いして、この刀を誰に渡すつもりなのか聞いてみるつもり。
    そこが判らないと動きようがないわよね、たぶん。


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