プロローグ
●報告
タブロス市の西の街道にてオーガの存在を確認。
詳細をここに報告します。
場所はタブロス市の西の街道、街道に隣接する森でも遭遇の報告あり。
敵の数は2~3体、2体の時もあれば3体の時もある。
しかし、1体での目撃情報は無い。
目撃されたオーガはDスケールオーガのヤックドロア、ヤグアート、ヤグマアルの3体。
ヤックドロア。
全身が鱗に覆われた爬虫類めいた頭部を持つずんぐりとしたオーガ。
分厚い装甲が特徴で、多少の攻撃は受け付けない。
1分ほどの間、自分の周り3m四方に力場を形成し、敵の攻撃を防御する事が出来る。
この力場+装甲を打ち破るにはかなりの破壊力が必要である。
ヤグアート。
長い嘴を持った鳥めいた頭部を持つ聴覚に優れたオーガ。
やせ細った体に細長い手足を持つ、背中には蝙蝠のような小さな羽がある。
普段はブルブル震えており、脆弱そうに見えるが一度戦闘状態になると目にも止まらぬ動きで襲い掛かってくる。
ムササビのように低空を無音で短距離滑空する事が出来る。
足には鋭い鈎爪がついていて注意が必要。
ヤグマアル。
2m程ある二足歩行する蛙に近い形状のオーガ。
全身を覆う粘液は、微弱な毒を含んでおり異臭を放つ。
魔力を持っており、小さな酸性の雲を空中に作り出し、10m四方に集中豪雨を降らす事が出来る。
そしてこれが一番重要なのだが、そのオーガ達は雨の日に現れるらしい。
西の街道は一般人の通行を封鎖。
A.R.O.A.のウィンクルム達よ、このオーガ達の討伐を頼む。
解説
●目的
Dスケールオーガの討伐、または撃退。
●場所
タブロス市の西の街道。
●注意事項
雨の日にしか現れないらしいオーガとの戦闘では視界に注意する事。
Dスケールとは言え相手はオーガでしかも複数だ、十分に注意をする事。
ゲームマスターより
どうもうちと申します。
毎度の事ながらプロローグ閲覧ありがとうございます。
今回の任務は複数のオーガとの戦闘です。
中々粒揃いで手応えも歯応えもある敵が複数出てきます。
持てる力の全てを使い、戦ってみましょう。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
リチェルカーレ(シリウス)
それにしても、3種のオーガが組みで出てくるって不思議な感じ なかよしなのかしら…? そんなことを思いつつ 持ちよった物で戦闘準備 私は なるべく光量の強い持ち運び用の灯(防水加工・災害時用の物選んで)と細い紐 長靴を5足分用意 長靴や合羽の袖が開いてこないよう 紐で上から縛る 少しでも動きやすいよう 肌が露出を減らして怪我が減るように 気をつけて シリウスの袖を縛りながら囁きをひとつ 敵が現れたらトランス 戦闘中は邪魔にならないよう 後方で灯りを持って待機 敵の不意打ちや魔法を使う素振りに気を付けて 皆に伝達を ヤグアマルが力場に籠らないよう 必要なら囮になって誘い出す 仲間への攻撃や魔法は 盾になって庇う |
ミサ・フルール(エミリオ・シュトルツ)
色んな経験を積んで強くなりたい 大切な人達を守りたいから 戦闘前にトランス 相方の邪魔しないよう後方で待機 事前に敵の特性を記憶してあるから、敵の攻撃パターンを予測してエミリオさんに指示を出します 常に仲間を気にかけて行動 仲間の体力、戦況には特に気を配る もし敵が神人の皆を狙ったり、メティさんの魔法を妨害しようとしたら剣で追い払います しつこく狙われて危険だと判断したら相方に救援要請 助けに来てくれるまで持ちこたえるよ 食べる時間があったら皆に『サンドイッチ』と『飲み物』を渡します これを食べて少しでも体力を回復してくださいね 使用スキル 記憶術 メンタルヘルス 調理 紅茶・コーヒー 持ち物 インカム(仲間全員分用意して配る) |
手屋 笹(カガヤ・アクショア)
市への今後の安全性を思うと3体とも討伐してしまいたいですね…。参りましょう。 用意してきた合羽、長靴、レインバイザーを皆さんへ配り、 着用して頂きます。 これで雨による視界不良、体温低下等は避けられるでしょうか。 さて雨の振り続ける中、長期戦は面倒ですわね。 さっさと終わらせますわよ! 戦闘前にトランス状態に入ります。 わたくし自身は戦闘している場所から距離を取って下がります。 インカムを使用して戦闘中、 状況に合わせて攻撃対象の変更の指示等を行います。 特にヤックドロアが防御力場を 使った時のカガヤへの対象変更指示は確実に即座に伝えます 【持ち物・服装】 合羽(人数分)、長靴(5足分)、レインバイザー(人数分) |
日向 悠夜(降矢 弓弦)
●心情 雨…厄介だね 視界と共に体温を奪われてしまう…それをどうにかしないと 後は、皆との連携と被害をどう抑えるかだね さぁ!皆揃って無事に帰還できるよう頑張ろう! ●行動指針 雨具を受け取り装備する 必要があればカイロを配る 街道に着いたらトランス状態に入る 戦闘開始時もしオーガを2体しか確認できなかったらもう1体の奇襲を想定し森を警戒しつつ防御と敵の観察に徹する 観察は敵の隙や癖を少しでも見つけ、依頼の成功に貢献するために行う 戦闘終了後大なり小なり怪我をしていると思うので簡易的な治療を行い、ちょっとしたお菓子を配る ●アイテム 使い捨てカイロ人数分(トランス状態で体温低下を防げるのならば不使用) 応急道具一式 |
テーマ・セルケト(メティ)
|
●雨の中、進む馬車
本日タブロス市の天気、雨天。
「昨日の天気予報通りですわね」
幌馬車の外でしとしとと降る雨を見た『手屋 笹』は馬車の中で用意してきた雨具〈雨合羽や長靴、レインバイザー〉を着けながらそう呟いた。
「おぉ、雨合羽のフードを被った笹ちゃん可愛いなぁ」
なんて言ってがばっと後ろから笹を抱き寄せたのは『カガヤ・アクショア』、笹のフード姿のままの笹の頭をぐりぐりと撫で回す。
「にゃわ!? ちょ、カガヤっ、やめっ、やめて!」
あわあわと目を回しながらカガヤを止めようとするがカガヤ本人は可愛い笹を撫で回すのに夢中で笹の言葉は届いていないようだった。
笹から受け取った雨具を身に着けながら口を結び、いつもなら喜ぶべき恵みの雨〈オアシスの日〉に鋭い視線を向けているのは『テーマ・セルケト』。
「(初の案件になるな。オアシスの時のみ現れる敵か……。ふん、贅沢な奴等め)」
「……なんだか怖い顔になってるけど大丈夫かい?」
テーマの緊迫した雰囲気にテーマの精霊『メティ』が心配そうに声を掛ける。
「む、気にするな。妾の心配などせずとも良い。メティは自分の心配でもしていろ」
「(僕はそんなテーマが気になってしょうがないんだけど……言ったら怒るだろうしなぁ……)」
同じく雨具を装着し終えた『リチェルカーレ』と『シリウス』は雨合羽の袖口や長靴の脛部分が開かないように紐で縛っていく。
そしてシリウスのやりにくい袖部分をリチェルカーレがきゅっと紐で上から縛り付け終えて。
「シリウス、気をつけてね」
リチェルカーレはニコッと優しい笑みを向ける。
「あぁ、分かっている」
シリウスの厳しい双眸がふっと一瞬柔らかくなり、くすっ微かに頬を釣り上げてぽんぽんとリチェルカーレの頭を撫で、指の部分が開いた手袋を手に馴染ませるように手袋の裾を引っ張った。
「無事に雨が降ったのは良いけど、この雨量だと視界が狭まってしまうね」
「……こういう日は静かに読書がしたいものだけど、これも仕事だから仕方ない、かな」
思案顔で呟く『日向 悠夜』、そしてやれやれと溜め息を吐いて微笑む『降矢 弓弦』は全員が雨具を着け終えたのを見計らって持参してきたカイロを全員に配っていく。
「雨具で濡れにくくはなっているが自分の体温には常に気を配るようにしておこう」
悠夜が全員にそう呼び掛けている内にウィンクルム達を乗せた幌馬車は目的地のオーガが目撃された街道に到着したらしいと馬車の操者が告げた。
操者の言葉を聞いて『エミリオ・シュトルツ』と『ミサ・フルール』の2人はレインバイザーを被って真っ先に馬車から降り、周囲の警戒を始める。
真っ直ぐ続く街道、右手に森、そして左手には平原が続いている。
街道に遮蔽物は殆ど無く、視野的には問題無い筈なのだが、如何せんこの雨の中だとレインバイザーがあったとしてもそう遠くは見通せないだろう。
「これは……厳しい戦いになりそうだね」
ポケットの中からじわじわとカイロの熱を感じながら、エミリオは気を引き締めるように息を吐いた。
そんなエミリオの緊張を感じ取ったのかミサはエミリオの雨合羽の袖をくいっと引っ張り。
「大丈夫です。私はエミリオさんを信じてますから」
と、笑い掛けた。
●雨の中の探索
狭い視界を補い合う為、ウィンクルム達は2~3m間隔で散会し、明かり〈ランタン〉を持ったリチェルカーレを目印にしつつ街道を中心に探索を開始した。
「リチェはこのパーティーの中心だ。あまり動かずにしていろ、俺もあまり離れないよう気をつける」
「うん」
「良いかいテーマ。敵を見つけたら一人で対処するんじゃなくてこのインカムで全員に報告するんだよ」
「……分かっておる」
「出来れば先に敵を見つけたい所だね。僕の魔法だと詠唱に時間が掛かるから咄嗟に動きにくいからね。敵がいきなり襲い掛かってきたらテーマは退いてくれよ」
「ええいメティ、さっきから一々五月蠅いぞ! そのような事、確認せずとも分かっておるわ!」
「あはは、ごめん。僕も初めてって事で緊張してるみたいだ」
視程は大体5m程度で街道に障害物がないのが唯一の救いだが、森から出てくると言う証言もある為、油断は出来ない。
ウィンクルム達は十分に注意しつつ、5分、10分と探索を続けていく。
そして探索から1時間程の時間が過ぎた辺りでインカムを通してミサが全員に呼び掛ける。
「そろそろお昼の時間ですので、馬車まで戻って休憩しませんか? 私、全員分のサンドイッチと飲み物の紅茶を持って来たんです」
視界不良の上に何時何処で現れるのかも分からない敵の探索に不毛なものを感じ始めていたウィンクルム達にミサの提案を断る理由など無かった。
ウィンクルム達は幌馬車に戻り、ミサから弁当箱に入れられたサンドイッチと紙コップに注がれた紅茶を受け取り、一息ついた。
弁当箱に入っているサンドイッチは味も良く、色とりどりと言った感じで、腹を空かせていたカガヤや、やや緊張気味だったテーマなどは勢い良く食べ始めた。
「うわ、笹ちゃんこれ美味いよ、美味い」
カガヤはサンドイッチを加えたまま笹の方に振り返り、パタパタと尻尾を振る。
「もうカガヤったら、口に入れたまま喋らない!」
そんなカガヤを行儀が悪いと叱り、笹は紅茶を口にする。
「紅茶の方も美味しいですわね……(でもちょっとミルクが欲し……、いえいえ今は任務中、任務中)」
ぱくぱくとテーマは無言でサンドイッチを頬張る。
「うむ。美味いな」
ハムサンドをぺろりと食べ終え、機嫌が良くなったのか固かったテーマの表情が少しほぐれたようだ。
「うん、探索はまだ始まったばかりだが疲れが取れるようだよ」
悠夜はサンドイッチを食べ、ミサに感謝するように感想を言う。
「ありがとうございます。あっ、紅茶おかわりもありますよ」
そう言ってミサは空になった弓弦の紙コップに紅茶を注ぐ。
「あぁ、ありがとう。こんな美味しいお茶を飲みながら読書がしたかったなぁ……」
「降矢さんってばまたそんな事言って……」
若干呆れつつものほほんとマイペースな弓弦の様子に悠夜は苦笑する。
「あの……ミサ? このレタスサンドなんだけど……」
「ダメですよエミリオさん、ちゃんと食べて下さいね」
「う゛……ダメカナ?」
「そんな笑顔で誤魔化そうとしてもダメダヨ♪」
そんなこんなで微笑ましい(?)昼食も終わり、馬車から降りて探索を開始しようとしたその時。
「クェェェェェェ!」
けたたましい鳴き声を響かせながら“何か”がこちらへと近付いて来た。
●雨の中の遭遇
「ッ!?」
全員がその声の方を見ると森にある樹の枝から長い嘴を持った鳥の頭をしたオーガが小さな蝙蝠のような羽を広げて木の枝から枝へと滑空しているのが見える。
「クェェェェェェ!」
声を響き渡らせるように発し、高速で滑空するオーガの名はヤグアート、今回の討伐対象だ。
「皆、急いでトランス状態へ!」
そう言ったのはエミリオもすぐにミサの方へと近付く、幸いまだ敵は森の中だ。
「『友よ、共に進もうぞ。』」
最後に馬車を降りた為、お互いの距離が近かった悠夜はすぐにインスパイア・スペルを唱え、隣にいる弓弦に急いで口付けをする。
瞬時に弓弦は重々しい黒い風のようなオーラを身に纏った。
「『私達の全ては、ただ潰滅の為にある。』」
笹がインスパイア・スペルを唱え終わるのと、カガヤが手慣れた様子で笹の身長に合わせるように笹の前で屈むのは殆ど同時だった。
息の合った2人の流れるようなトランス状態への移行。
しかし、流れるような一連の動作だったからこそ、その事件は起きた。
ガツッ、笹は自分が付けていたレインバイザーを外すのを忘れたままキスをしようとしてつばの部分が思いっきりカガヤの顔面に直撃してしまったのだ。
「ぅごぁっ!?」
「あぁっ! カガヤごめんなさい……」
気を取り直して口付けをし直し、ごうと旋風を巻き上げるようなオーラをその身に纏い、改めてカガヤは得物の野太刀を抜いた。
「『この手に宿るは護りの力』」
シリウスもカガヤと同様にリチェルカーレの身長に合わせるようにその場で屈む、流石に隣での出来事を見ていたリチェルカーレは笹と同じ轍は踏む筈はなく。
強く吹き付けるようなオーラを体から放つシリウスは双剣を逆手で抜いて構える。
「『王の加護の元に』」
テーマは他のウィンクルムに遅れないよう手早く、そして躊躇いなくメティの頬へと口付けをする。
「(少しぐらい躊躇して欲しいんだけど、状況が状況だからね)」
カァッ、とメティの体が輝き、橙の光に包まれる。
「『絆を繋ぎ、想いを紡ごう』」
インスパイア・スペルを唱え終えたミサは飛び付くようにエミリオの頬に口を付ける。
瞬時にミサの右手に着けたペリドットのブレスレットが青い光を帯び、エミリオの左耳のピアスが赤熱しているような赤い光を帯び始める。
トランス状態へと移行し、ヤグアートに一番最初に対応したのは弓弦だ。
悠夜を自分の後ろに下がらせ、素早くヤグアートを正面に見据えたかと思うとすぐに矢を番えて狙いを付け、1本、2本と続け様に矢を放つ。
弓弦の矢を見たヤグアートは体ごと羽を傾け、空中で旋回し、2発の矢を避ける。
「避けられたか……っ!」
武器を弓に変えての初陣故に余計な力が入ったのかもしれない、という自己分析を弓弦は瞬時に行い、その場で反省し、次に活かす。
そのままヤグアートは人数不利を悟ったのか身を翻すように森の奥の方へと逃げていく。
「追い掛けよう!」
エミリオの指示が全員への号令となり、全員で空中を滑空するヤグアートを追う。
ヤグアートは振り返らず、木々の間を伝うように飛び、追い縋る弓弦に狙いを定めさせないように逃げているようだ。
ざばざばと水気を含んだ草を長靴で踏み分けながら一行は森へと足を踏み入れていく。
そしてランタンを持った一番後ろのリチェルカーレが森の中に足を踏み入れたのと、爬虫類の頭部を持つオーガであるヤックドロアが横の草むらから街道側を塞ぐように現れたのは殆ど同時だった。
「ジャァァァァァ!!」
「待ち伏せ!? 挟まれましたわっ!」
リチェルカーレのすぐ近くを走っていた笹がインカムを通して全員に状況を伝える。
ヤグアートを追う為に縦に伸びた隊列が仇となった。
現在の隊列は弓を構えた弓弦を先頭に、エミリオ、カガヤ、メティ、シリウス、神人達となっている。
ヤックドロアはにやっと嘲笑うような素振りを見せ、広げた両手に魔力を集中させ始める。
リチェルカーレとヤックドロアの間に割って入ったシリウスは迷わず漆黒の双剣を交差させるように振るう。
広げた左腕を狙って振るった双剣の攻撃だったが、ヤックドロアの丈夫な皮膚を切り裂く事が出来ないようだった。
シリウスの攻撃後の隙を狙ったのか、偶然そのタイミングで魔力が溜まったのかは分からなかったが、ヤックドロアの黒い魔法弾が両手から放たれる。
流石に避けれるタイミングでは無く、シリウスはその魔法弾を直撃〈モロ〉に受けてしまう。
弾かれるような衝撃がシリウスの体に走り、少し体を仰け反らせる事になったが―――。
「シリウスっ!」
しかし、一撃で昏倒する程の威力はなかったらしく、心配して叫ぶリチェルカーレを心配無い、と手だけで制してシリウスは立ち上がる。
ヤックドロアから神人達を守るように他の精霊達も集まり、ヤックドロアを囲むような陣形を取るとヤックドロアは自分の体を抱くようにし、自分を中心に防御力場を発生させる。
予め決めていた通り、それ〈防御力場〉を見た笹は瞬時にカガヤに指示を出す。
「カガヤ、力場の破壊を狙って下さい!」
「了解だぜ笹ちゃん」
膝を曲げて姿勢を低く沈めたカガヤは溜めた力を開放するように地を蹴った。
両手で持った野太刀を尾を引くように後ろに構えて接近し次第、横から薙ぎ払うように野太刀を叩き付ける。
「『トルネードクラッシュⅡ』」
同じくエミリオもカガヤと並ぶようにヤックドロアへと一直線に駆ける。
握り込んだ短長の双剣は相手を射抜くように構えられ、接近すると同時に引き絞られた双剣がヤックドロアを蜂の巣にするように放たれる。
「『スタッカート』」
―――カガヤの全力の薙ぎ払いで力場を壊し、エミリオの目にも止まらぬ刺突がヤックドロアを貫く。
自慢の力場が壊された為か、予想以上のダメージに怯えたのか、あるいはそのどちらともなのかヤックドロアは1歩2歩と後退る。
「逃しはしないよ」
漸く詠唱を終えたメティが風の刃で追撃を掛ける。
元々鈍いヤックドロアにそれを避ける術はなく、直撃を受けた後ゆっくりとその場に倒れた。
ヤックドロアが倒れ、入れ変わるように戻ってきたヤグアートが後ろで固まっている神人達に襲い掛かり、ヤックドロアの後ろに隠れていたのか、新たにヤグマアルが現れる。
先程とは打って変わって無音で滑空するヤグアートに気付くのが遅れてしまい、爪の攻撃をテーマが受けてしまう。
「くぅっ!?」
「大丈夫ですかテーマさん!」
リチェルカーレは悲鳴を上げ、テーマに近付こうとする。
そんなリチェルカーレを次の攻撃目標と決めたヤグアートは樹の枝を中継して再び襲い掛かる。
「―――させないよ。『ダブルシューター』」
2本同時に矢を番えた弓弦がそれ〈ヤグアート〉を迎撃する。
避ける暇を与えずに放たれた矢はヤグアートの右羽と左腕に命中し、揚力を失ったヤグアートはくるくると錐揉み状態になりながら墜落していく。
墜落したヤグアートはすぐに起き上がり、羽を負傷して飛べないと悟るや今度は細長い足を使って走って近付いて来る。
しかし、リチェルカーレを守るようにシリウスの双刃がヤグアートの前に立ち塞がる。
「あまり調子に乗るな。『アルペジオⅡ』」
射抜くような鋭い視線を向け、ヤグアートを通り過ぎ様に2回斬り付け、ギアを上げるように速度を上げ、鋭い爪で応戦しようとするヤグアートの速度を凌駕し続けながら切り刻む。
現れたヤグマアルは予め詠唱を終えていたのかすぐに両手を上げたかと思うと木々の間に雲を作り上げ、酸性雨の集中豪雨を降らせる。
「ゲロロォォ」
ドザーッと一気に降り注ぐ酸性雨に回避方法などなく、ヤックドロアの方に集まっていたカガヤ、エミリオ、メティの3人の雨合羽は穴だらけにされ、大ダメージを受けてしまう。
しかし、所詮は雨、確かに大きなダメージを受けはしたが、それ単体で足が止まるという訳ではない。
足に力を込めて踏ん張り、カガヤは再び体勢を低くし、ギラリと相手を睨み付け野太刀を握り直す。
「う、おおおおっ!」
奮起したカガヤに続くように体勢を立て直したエミリオも力の入らない両手の感覚を確認するように双剣を逆手に持ち直す。
「はぁ、はぁ……ぐっ」
合図をせずとも2人はヤグマアルを挟み込もうと左右に分かれる。
それを見てヤグマアルは再び詠唱し始めるが、メティがそれ〈詠唱〉を許さない。
風の刃を先に放ち、ヤグマアルの詠唱を妨害するように命中させる。
詠唱が間に合わない事を悟り、ヤグマアルは瞬時に頭を切り替え、口をモゴモゴとさせたかと思うとその大きな口から拳大の唾液を発射する。
「ッ!?」
咄嗟の出来事で反応が遅れたエミリオはその唾液を受け、後ろに弾き飛ばされる。
だが、攻撃の手はエミリオだけではない。
反対側から接近したカガヤが野太刀を振り上げ、叩き付けるようにヤグマアルを叩き斬った。
●戦い終わって雨が上がって
3体のオーガを倒した事で戦いは終わり、一行が森から出る頃には先程まで振り続けていた雨は上がっていた。
雨の中で戦ったウィンクルム達は雨合羽を着ていたにも関わらず、ずぶ濡れだ。
ダメージを負った者も多く、神人達は相方の精霊の体を拭いてあげたり治療を行いながら待っていてもらったA.R.O.A.幌馬車で帰路につく。
その帰路の途中で悠夜は持参していたお菓子を全員に振る舞う。
甘さ控えめのビターチョコレートに薬用等はないが、無事にオーガ討伐を終えたという事実と美味しいチョコの味が傷の痛みを和らげてくれているようだった。
依頼結果:成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | うち |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 難しい |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | なし |
リリース日 | 06月23日 |
出発日 | 06月29日 00:00 |
予定納品日 | 07月09日 |
参加者
会議室
-
2014/06/28-23:55
出発まであと10分を切ったね。
なんとかプランは完成したけれど…至らない所があったらごめんね。
ミサちゃん、笹ちゃん、リチェルカーレさん、テーマさん。
改めてよろしくお願いするね。
それじゃあ、オーガ討伐頑張ろう! -
2014/06/28-23:36
持ち物の件は解決したようだな。
出来る事が少なくて心情強めのプランになってしまい悪いが、一応プランは完成した。
改めて、皆よろしく頼む。 -
2014/06/28-22:52
笹さん、リチェちゃん、アイテムの件ほんと助かります。どうも有り難う(微笑み)
プランの見直し終了しました。
皆さん改めてどうぞよろしくお願いします(一礼)
-
2014/06/28-22:34
>リチェルカーレさん
分担ありがとうございます!
物量的な意味で用意できるか心配だったので助かりました!
と、プランも文字数満杯使って終わりました!
怖々としかし楽しみに結果を待ちますね…(ガタガタ
まだ何かありましたら可能な限り詰めようと思いますのでお気軽にどうぞ。 -
2014/06/28-22:22
笹さん
わかりました。長靴5足ですね?
はりきって持っていきます!(やる気の目)
悠夜さん、テーマさんもよろしくお願いします。
成功できるよう、がんばりましょう。 -
2014/06/28-22:08
>悠夜さん
皆集合できて良かったです…。
締め切りまで一緒に頑張りましょう!
>リチェルカーレさん
そうしましたら…
文字数は問題ないのですが、
実際に長靴を10足持っていける光景が思いつかなかったので
半分お願いしてもよいでしょうか?(平伏)
合羽とレインバイザーは大丈夫だと思いますので、
長靴5足分プランに含めて頂けると助かります…っ -
2014/06/28-21:50
>悠夜さん
ああ、よかった・・・!
ずっと顔が見られなかったから心配してたんです。
お帰りなさい! (微笑み)
>笹さん
レインバイザーの用意もよろしくお願いします。
プラン用紙300文字びっちり書いてしまったので助かります(ぺこり)
-
2014/06/28-21:46
>笹
ああ、討伐優先順はそれぞれでだったか。了解した。
では妾達の優先はヤッグドロア→ヤグアマル→ヤグアートで応戦しよう。
>視界
トランスでどうにかならないか聞くにも、時間が遅過ぎたところだな。
レインバイザーか……なるほど。
用意してもらってばかりでは悪いな。他に何か必要なモノはないものか。
妾達も字数にはまだ余裕がある故、出来る事があれば言ってくれ。
>悠夜
役割了解した。よろしく頼む。 -
2014/06/28-21:43
レインバイザーなんて便利なものが世の中にあるんですね…!
最悪ひさしのある野球帽みたいなもの、と思っていました。
ある程度の雨よけがあるのと無いのでは、視界がだいぶ違うと思います。
笹さん、持ち物そんなに頼んでしまって大丈夫でしょうか?
ある程度分担できると思うので、文字数たいへんなら言ってくださいね。 -
2014/06/28-21:30
>ミサさん
『レインバイザー』調べてみました。
雨をブロックできる範囲が顔全体に及ぶ、
加えて角度で視界を遮らないようにする事も出来るのですね…。
世の中にはいいものがあるものです…(
スノーボード用のゴーグルよりは一般的なはずですし、
持込の難易度も問題ない気がします。
こちらもわたくしの方で合羽と一緒に用意するものに含めておきましょうか。 -
2014/06/28-21:20
わああっ、遅くなってごめんよ!
日向 悠夜です。パートナーはプレストガンナーの降矢 弓弦さん。属性は『闇・風』。
挨拶もそこそこにさせてもらって、急いでプランに掛からせてもらうね…。本当にごめんよ。
私たちはヤグアートを狙うね。
動きを『ダブルシューター』(若しくはⅡ)である程度制限できないか試してみるよ。
作戦やその他、アイテムは本当にありがとう。
皆の足を引っ張らない様に頑張るね。 -
2014/06/28-21:06
>笹さん
合羽と長靴の用意、有り難うございます。
助かります。
>ゴーグル
用意できるか謎ですが、『スノーボード用のゴーグル』なんてどうでしょう?
曇り止めように『二枚レンズ』のやつで。
それか雨の日の通勤通学のお供!『レインバイザー』・・・とか?
視界に注意ってことは相当雨が降ってそうですよね。
顔に雨が当たらなくなるだけでも戦闘に集中できるんじゃないかな、と思って。
皆さんどう思います? -
2014/06/28-20:49
笹さん
了解です。ヤグアートが出てきた場合はそちらの対応を優先できるようにします。
視界が狭まるのは嫌ですね。
ただでさえ雨で視界不良でしょうし…普通の雨ならわざわざゴーグルは要らないと思うんですが。
無しでもいいかなぁ。 -
2014/06/28-19:28
>テーマさん
倒す順番の認識はそれで大丈夫です。
対応順も今考えて頂いてる状態で大丈夫かと思います。
>リチェルカーレさん
ヤグアートの対応、すみませんがよろしくお願いします。
必要に応じてリチェルカーレさん達は
ヤグアマルよりヤグアートの対応を優先して頂いた方がいいかもしれません。
わたくし達もヤグアマルを倒せたらそちらの対応にも回りたいと思います。
水泳用ゴーグル…水中の視界はクリアになりそうですが、
陸上で使う分には眼鏡とあまり変わらないことになってしまいそうな気がします…。
レンズの水滴で視界が歪んだり、曇ったりというのが後ろの人の経験での認識ですね…。
雨量にもよるとは思うんですけど、どうなんでしょう…。
目を守るという意味では申し分ないかと。視界の問題になりそうです。 -
2014/06/28-17:02
明日出発だと言うのに、あまり会議室に顔を出せず、すまない。
人数が揃ったようだな。改めて、皆よろしく頼む。
さて確認だが
順の目安としてはヤグアマル→ヤグアート→ヤッグドロアと言う流れだろうか?
オアシスは恵みだが、こう言う時は視界を悪くしてしまうな。
『ヤグアマルとヤックドロアが同時出現』は妾達もヤックドロアの戦闘に対応しようと思う。
もしヤグアマルの方を対応して欲しいと言う事であったら、そちらでも構わない。
素早いヤグアートに、メティは素早さ的に対応出来そうになさそうだ。
持ち物の用意も感謝する。
せめて足を引っ張らなぬよう尽力させてもらおう。
何か把握違いがあれば指摘を頼む。
妾達も出発時間ギリギリまで対応できる。
何かあれば妾の方でも相談を持ち込もうと思っている故、よろしくお願いしたい。 -
2014/06/28-13:54
ミサちゃん、エミリオさん、今回もよろしくお願いします。
笹さん初めましてです。こちらこそ、よろしくお願いします、ね。
ヤグアマル+ヤッグドロア
力場から誘い出しヤグアマルから、で良いでしょうか?雨が厄介ですけど、早めに片付けたいですね。
視界の確保と多少なりとも目を守るために、水泳様のゴーグルとか使えないかな…。
ヤグアート
もし出てきたら頑張ります。テンペストダンサーも敏捷性では負けません!
地面に降りた時に目とか翼とか狙って機動力を削ぎたいですね。 -
2014/06/28-13:20
持ち物に雨よけの合羽と長靴を入れておきますね。
こちらも人数分持って行くように書いておきます。 -
2014/06/28-10:13
>リチェルカーレさん
初めまして、よろしくお願いします!
>ミサさん
何故かヤックドロアが動かない前提で考えてた気がします…。
気づかせてくださりありがとうございます。
インカムの用意もありがとうございます!
ヤグアマルが動いたらヤックドロアが付いていく…かわいい等と一瞬思ってしまったのは内緒です(
オーガなのです、惑わされてはいけない(頭ぶんぶん
同時出現時の役割分担ですね。
それではわたくし達でヤグアマルを引き付け、まず最初に倒しにかかります。
ヤグアマルの攻撃範囲を思うとヤックドロアから離れるメリットが少ないので、
離れなず力場に引きこもってしまった場合は先に力場破壊に動きますね。
ヤグアートの相手は恐らく難しいので、こちらはどなたかにお任せしたいと思います…。
わたくしもまた相談ありましたら書き込みさせて頂きますね。 -
2014/06/28-09:36
リチェちゃん!(嬉しそうに手を振る)
今回もよろしくお願いします(ぺこり)
いよいよ明日出発ですね。
時間の経過は早いなー。
仲間同士で連携をとるのに『インカム』がいるかなと思って持ち物に書いておきますね。
皆の分用意して配ろうと思います。
うっかり寝落ちして白紙提出は怖いので、一応仮プランを書き上げました。
本日 こちらは休みなので、何か提案&困ったことがあったら遠慮せず言ってください(微笑み)
寝落ちしなければ出発時間ギリギリまで対応できると思います。私も何かあればここで相談しますね。 -
2014/06/28-01:30
ギリギリでの飛び込み参加、失礼します。
リチェルカーレと言います。パートナーはマキナのテンペストダンサー、シリウスです。
よろしくお願いします。
敵への攻撃優先順位、読ませてもらいました。
今出ている案で私たちも戦い方を考えますね。 -
2014/06/27-21:12
>テーマさん
仲間が増えて嬉しいです!
どうぞよろしくお願いします(お辞儀)
>笹さん
ただでさえ雨で視界が悪いのに、さらに酸性雨だなんて・・・!(ガタガタ)
私もヤグアマルは早めに倒した方がいいと思います。
カガヤさんの行動方針も了解です。
では『敵の種類が複数現れた場合』は役割分担するのはどうでしょう?
もし『ヤグアマルとヤックドロアが同時出現』した時は、エミリオさんには『ヤックドロア』を引きつけていてもらおうと思ってるのですが、どうでしょうか?
ヤグアマルだけを誘い出してもその後をヤックドロアがついて行ってしまったらいけないなと思って。
-
2014/06/27-13:29
あ、あとはカガヤの行動方針も。
近接で大剣を使用して攻撃します。
・対ヤックドロア
力場、装甲に対してはスキル攻撃で破壊を試みる。
必要と思われるダメージ量に応じてスキルを変更。選択可能スキル1つのみ。
間に合うようなら『トルネードクラッシュⅡ』MPの関係で2回まで。
最大ダメージ狙いなら『スパイラルクロー』MPの関係で1回限り。
力場の破壊が不要ならスキル使用1回、
力場、装甲それぞれを破壊するならスキル使用2回のつもりです。
・対ヤグアート
命中に難あり。一番てこずる事になりそう。
当てようとはするもののスキルは命中ダウンが多い為通常攻撃。
・対ヤグアマル
属性的に特に問題は無く、接近さえ出来れば大剣の攻撃を当てて行く。
といったところでしょうか。
長文の後の連投の申し訳ありません。
こちらにも突っ込みありましたらお願いします。 -
2014/06/27-13:02
>テーマさん
初めまして、今回はよろしくお願いしますね。
>ミサさん
わたくしも討伐の方針で問題ありません。
頑張りましょう。
エミリオさんの行動も了解です。
オーガを倒す優先順位なのですが
一応このように考えていました。
①ヤグアマル:10m四方という酸性雨の範囲が脅威。
②ヤグアート:素早い滑空によりこちらの攻撃を妨害してくる?
③ヤックドロア:防御力場(4R、3m四方)、
装甲は強力であるものの、特筆すべき攻撃手段は無い?
倒すのはこの順番であとは必要に応じて各個対応を入れて行きたいかなという感じです。
各オーガの能力を眺めていましたら、
ヤグアマルを一番に倒したい気がするのですが、
そうするとちょっと考えなくてはならない部分が出てきました。
ヤグアマルがヤックドロアと同時に出現し、
且つヤグアマルが防御力場の範囲内に居る場合、
力場を即座に破壊しなければこちらが一方的に
酸性雨を食らう事になってしまう可能性があるのですよね。
高防御と遠距離攻撃の組み合わせ怖い。
このパターンに対する対策は
ヤグアマルを力場の範囲外へ誘き出す、
力場をまず破壊するのどちらかになるかなと…。
あとは降り続ける雨による視界と足場、疲労への対策でしょうか。
合羽と長靴とかとか。
他に出現場所ですか…
西の街道に3体全部出てくれればありがたいのですが、
森も範囲に含まれていてそっちから奇襲などがあると怖いですね…。
とりあえず一気に書いてしまいましたが、
容赦ないご指摘、突込みなど頂けるとありがたいです。
長文で失礼しました…。 -
2014/06/27-07:46
初めまして。
ここでは弱者・初陣故に参加を控えようと思ったが、挑戦させて頂く。
妾はテーマ・セルケト、精霊はディアボロの愚図・メティだ。奴のジョブはエンドウィザードだったか。
以後よろしく頼む。
オーガとは一昔一度対面した事はあるが、オアシスの日にしか現れないらしいオーガか……。
(※水、雨のような水関連の言葉をオアシスと言っています。)
ちなみにメティは光・風属性故、属性で足を引っ張る事は少ないか?
まぁオーガの力の方が勝るのだから、それも意味を成さなそうだが。
妾が戦えれば闇・土属性故有利だったのだろうが、そんな事は置いておこう。
妾は討伐の方向で問題ない。脅威を態々残す意味などないからな。
作戦についてはそれが妥当なのだと思う。
後衛ジョブ的に言えば、ヤグアートかヤックドロアと戦闘すべきか?
ヤグアマルの戦闘も出来ない事もないのであれば、そちらも対応するよう心得よう。
今回は挨拶と言う事で、この辺りの発言にしておく。
何か把握違いな事があれば、指摘を頼む。 -
2014/06/26-21:20
そうですね、現在の人数だと全員で一体ずつが・・・でも、もし『敵の種類が複数同時出現、かつ連携してきた場合』のことを考えると・・・ううむ。
西の街道と森とで どちらにどの組み合わせの敵が出現するか分からないですけど、私がやっかいだなと予想した敵の戦術は、
ヤックドロアが前衛の盾役、後方からヤグアマルの魔法攻撃、その2つにばかり目がいってると横からヤグアートが・・・。(←※三種類同時出現の場合です)
とりあえず『エミリオさんが各敵にどういう行動をしようとしているか』簡単に書いておきますね。
皆さんの意見を聞いて調整していきたいと思います。
☆ヤグアート
飛行型ということで敵が降下したところを狙うか、仲間のアシスト後に追撃
☆ヤグアマル
毒の粘液に注意しつつ敵が詠唱する前に接近して叩く
※当方属性が火の為 相性が悪い
☆ヤックドロア
力場発動中は通常攻撃で敵の注意を引きつけ、
一分経過後、温存していたMP でスキル『スタッカート』発動。装甲の破壊を試みます。
依頼書には敵の討伐または撃退って書いてありますが、私としては市民の安全の為にも『討伐』の考えでいます。
今のところ私達の考えはこんな感じです。
指摘大歓迎なので、ツッコミどころはじゃんじゃんツッコミをお願いします!
長文失礼しました(ぺこり) -
2014/06/26-12:27
手屋 笹と申します。
精霊はカガヤです。
ジョブ『ハードブレイカー』、属性『光・風』ですわ。
ミサさんは初めまして、よろしくお願いします。
悠夜さんは木苺畑の任務時、
紫陽花園でもお会いしましたね、今回もよろしくお願いします。
>ミサさん
雨が降っているというだけで、色々考えなくてはならない部分が多くなりますね…。
でも、皆様と一緒に戦えるというだけで心強いです。
頑張りましょう!
今の人数のままですと全員で1体ずつ撃破がセオリーでしょうか…。
作戦は慎重に練って行きたいですね…。 -
2014/06/26-05:06
ミサ・フルールと相方のエミリオさんは『テンペストダンサー』で属性は『闇・火』です。
笹さんは任務でご一緒するのは初めましてですね。
悠夜さんは『幻の虹色リンゴ』以来ですね、お久しぶりです。
今回の戦場には雨が降っているということで、水属性のヤグアマルは元気いっぱいでしょうし、ヤグアートとヤックドロア対策の爆竹は使えませんね。
オーガがパーティーを組んでくるのなら、こちらも仲間の連携で頑張って討伐しましょう!
皆さんどうぞよろしくお願いします(お辞儀)