プロローグ
「彼を探し出して欲しいのです」
A.R.O.A.本部にやって来たうら若き女性は、涙ながらにそう訴えました。
彼女の名前はスーザン。
タブロス市に住んでおり、近々愛する男性ボリスと結婚する予定です。
ボリスは宝石商を営んでおり、時折タブロス市郊外へ宝石の買い出しに行っています。
その日も、ボリスは自家用車で宝石の買い出しに出掛けて行きました。
『夜には戻るよ』
いつも通り、電話で彼女にそう告げた彼は、しかし、翌日になっても戻って来なかったのです。
「彼の車だけが残されていたのです。荷物もそのまま、彼だけが……!」
タブロス市近郊の森の中で、彼の車が停車しているのが発見されましたが、彼自身の姿は忽然と消えていました。
「あの森は、普段からオーガが出ると噂があって、皆近付かないのです。
けれど、タブロス市へ帰るにはあの森の道を通るのが近道で……。
きっと、彼は早く帰るために……私のために、あの道を……」
スーザンは大粒の涙を零し、多額の依頼金を差し出して頭を下げます。
「どうかお願いします。彼を探してください……!」
その地下室は、暗く異様な空気に包まれていました。
「ふふ、ふふふふふふ」
歌うように笑いながら、ウェデイングドレスに身を包んだ一人の少女が、ベッドに眠る男性の頬を撫でます。
「エステル」
名前を呼ばれ、少女は振り向き微笑みました。
「リオネル。見て頂戴。綺麗でしょう」
「……薬を盛ったのか」
「だって、この人、五月蝿いんですもの。オーガ様の事をどんなに教えても受け入れてくれないし」
エステルと呼ばれた少女は、頬を膨らませて、眠る男性を見下ろします。
「こんなに綺麗な顔をしているのに、残念だわ。やっぱりオーガ様に食べられちゃった方がいいわね」
クス、と口元に笑みが広がりました。
「オーガ様に浄化されたらいいんだわ。そうしたら綺麗な身体だけが残るでしょう?
私がず~っと大事にしてあげる。皆と一緒にね」
「…………」
リオネルと呼ばれた青年は、血の匂いに塗れた彼女のコレクションルームを思い出し、眉を顰めます。
それから、諦めたようなため息を吐き出すと、少し強い口調で彼女に言いました。
「用心した方がいい。近辺をウィンクルム達が探っている。きっとその男を探しに来ているんだろう」
「ウィンクルム、ですって?」
ふわりとスカートをはためかせ、彼女は青年を見つめます。
「オーガ様に仇なす連中に、お仕置きする良い機会じゃない?」
ふふ、ふふふふふふ。
無邪気に笑って、彼女は上を見上げました。
「誰か来たみたい。きっとウィンクルムね」
ウィンクルム達は、その森の中を行方不明のボリスを探し、歩いていました。
そして見つけたのです。
森の奥に、古城のような佇まいの屋敷を。
ぽつり。ぽつり。
落ち始めた雨が大粒となり、ウィンクルム達はその屋敷へと向かいます。
呼び鈴を鳴らすと、ウェデイングドレスに身を包んだ少女が現れました。
「いらっしゃいませ」
少女はにっこりと人懐っこい笑みを浮かべます。
「あら? 雨が降り出したのですね。良かったら、雨宿りをして行かれては如何です?」
落雷の音が辺りに響き、少女の姿が稲光に怪しく浮かびました。
解説
行方不明となった男性ボリスを救出する事が目的です。
ウィンクルムの皆さんは、森の奥で屋敷を発見した状態からスタートとなります。
エステルの誘いに乗り、屋敷へ入る事が可能です。
※屋敷に入らないことも可能ですが、外は大雨です。
(森の中は車では入れないため、徒歩での移動です)
また、外から屋敷の中へ潜入する事は、かなり難しいため、お勧めいたしません。
屋敷は、外から確認出来る限り、三階建ての建物です。
ボリスは地下室に閉じ込められています。
睡眠薬を盛られ、眠っている状態です。
リオネル(21歳)とエステル(16歳)は兄妹で、オーガを崇拝する狂信者教団【マントゥール教団】の一員です。
ウィンクルム達を敵として見ており、彼女達が出す食べ物や飲み物には、全て睡眠薬が含まれています。
なお、ウィンクルムの皆さんは兄妹の正体は知らない状態でのスタートです。
ただし、彼らの様子を注意深く観察すれば、何かがおかしいと判断は出来ます。
屋敷を詳しく探索する事で、兄妹の正体に気付く事も出来るでしょう。
兄妹の正体を見抜き、ボリスを救出してください。
※兄妹を怪しいと思う切欠や理由が必要となります。自由に考えていただき、プランに明記してください。
余りにも唐突過ぎたり、説得力がないものは採用できない場合やマスタリングさせていただく場合があります。
※状況により、デミオーガとの戦闘が発生する場合があります。
※とある理由により、エステルは狂信的にオーガを崇拝しているため、説得はほぼ不可能となっております。
ゲームマスターより
ゲームマスターを務めさせていただく『ウェデイングドレスはロングスカート派』雪花菜 凛(きらず りん)です。
ジューンブライドですが、サスペンス風味のエピソードをお送りいたします。
あくまで男性の救出がメインです。
皆様のお力で、無事救出していただけたらと思います。
皆様の素敵なアクションをお待ちしております!
※ゲームマスター情報の個人ページに、雪花菜の傾向と対策を記載しております。
ご参照いただけますと幸いです。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
マリーゴールド=エンデ(サフラン=アンファング)
オーガが出ると噂の森に兄妹だけで住んでいるなんて危険じゃないかしら 屋敷の外に特別何か施している雰囲気もないですし…少し妙ですわね ○兄妹との会話 案内された部屋は外の雨の様子を見るフリをして さり気なく窓に近づき施錠状態や現在位置の確認 兄妹達と話をする際は気になる点や視線の動きなどに注意 ○見張り 私達は兄妹の見張り班ですわね 作戦開始の物音がしたら兄妹に駆け寄り 「大丈夫ですわ、落ち着いて、座っていて下さい」と 相手の肩に手を当てて動きを封じます あくまで一般人に接するように声を掛け 相手の表情の変化や顔色にも注意 何かあれば直ぐトランス状態へ 別行動の仲間にインカムで連絡 ○持ち物 小型のインカム ロープ |
アリシエンテ(エスト)
持ち物: 筆記具、服の中に腰に巻きつけたロープ、小型インカム 彼の車が森の中にあった もしかしてここにボリスさんが居るかもしれないと予測 主要な会話をサマエルさんに任せつつスキル「礼法」で相手を立てて会話をサポート しかしこの土砂降りの雨の中、ウェディングドレスを着て、更に憂いの無い笑顔?相手は何処? オーガのいる森の奥に兄妹の二人きり? もう怪しい事この上ないじゃない! 『下着も濡れてしまったので部屋を借りたい。ウィンクルムだから一つの部屋で構わないわ』と申し出て、ドアのある個室を借りるわ 他愛の無い会話をしながらも各人怪しいと思った点は筆談で共有 部屋を出て、大きな物音に安全の為と兄妹を先程の部屋に押し込める |
油屋。(サマエル)
ボリスさんの事 住人全員に聞きたい 会話を注意深く聞く 場所からして、本人が居ても不思議じゃない 慎重に行動、出された物は手を付けない 教団と接触した経験がある 言動・行動等不審な点に気が付くかも なんか怪しい、もう少し話を聞きたいので 服は乾いているから、と言って残る 兄妹が席を外そうとしたら止める アタシが犯人なら 地下に閉じ込める 地下は窓も無い音も漏れない 逃げにくいから 精霊と地下室へ、他捜索班にもその事を連絡 念のためトランスを ボリスさんを発見、又は危険を感じた場合 皆に連絡 彼の安全を第一に考えて行動 デミ戦闘では精霊のサポートに回る 彼に被害が及ばないようにする 持ち物:通信機・懐中電灯・ライター |
ペシェ(フランペティル)
■切欠 行方不明者の失踪したオーガの森のお屋敷なので聞込みができそうですね 話の進行はサマエルさんに任せつつ空気をよまないフランのオーガと教団への悪口に兄妹が不快や反論を示したら疑い、アリシエンテさんの提案で別室に来たら疑惑、作戦の共有をします ■行動 別室から戻ったらフランとおトイレを借りるふりをして離席して違う階で物音を立てますね(主に魔法での破壊行為 ※インカムで常に連絡は取り合います 戦闘は極力避けつつ、アマリリスさんペアと合流後破壊行為は止めて地下のサマエルさんに合流して男性が動けないようなら、フランと私で運びます 戦闘になったらトランスします。 ■所持品 インカム |
アマリリス(ヴェルナー)
酷い雨…、ついていませんわね 随分と立派なお屋敷ですが、ここにお二人だけで? それにオーガの話題に対してのあの反応 何か怪しいですわ… ヴェルナーはあまり濡れていないようですし 部屋の外でご兄弟とお話していてくださらない? あら、わたくしの着替えが見たいというのなら入っても構いませんけれど ふふ、よろしくお願いいたしますわ 着替えと見せかけて筆談も行いつつ情報共有しますわ やはり皆様違和感を感じていらっしゃいますのね 途中、大きな物音がしたらオーガかもしれないと考え ヴェルナーをつれて音の場所、ペシェさん達との合流を目指しますわ 移動中にヴェルナーに事情を説明しておきます 連絡を受けたら地下室に救援に向かいますわ |
●1.
鉛色の雨が地面を濡らし始めていた。
ウィンクルム達の前には、まるで古城のような佇まいの屋敷がある。
扉を開けて現れた少女は、純白のウェディングドレスを身に纏っていた。
稲光に何処か怪しく浮かぶ少女に、一行は一瞬言葉を失う。
「雨が酷くなってきましたわ。どうぞ、中へ」
少女は栗色の長い髪を揺らし、笑顔で扉を大きく開いた。
「失礼、お嬢さん。お言葉に甘えてお邪魔いたします」
サマエルは笑顔を浮かべ、少女に礼を言うと扉を潜った。
「お邪魔するぜ」
油屋。はサマエルの後に続きながら、長いスカートの裾をはためかせ微笑む少女を見遣る。
何だろう? 笑顔なのに、笑顔ではないような……胸がざわめく違和感があった。
「酷い雨……、ついていませんわね」
屋敷の中に入ったタイミングで雨音が強くなり、アマリリスは溜息を吐いて、窓ガラスを叩く雨を見つめる。
「まさか森の中にこんな屋敷があるとは……」
アマリリスのパートナー、ヴェルナーが、周囲を見渡して目を丸くした。
広々とした玄関ホールは、ウィンクルム達が入っても窮屈さは感じさせず、調度品は古めかしいものの品の良い高貴さを湛えている。
「よろしければタオルをお持ちしますわ」
そう言って少女が振り返ると、タオルを手に持った青年が奥から現れた。
少女は青年からタオルを受け取ると、ウィンクルム達に差し出してくる。
「有難う御座います」
マリーゴールド=エンデは微笑んでお礼を言い、タオルを受け取った。
「……ふかふかだ」
タオルの感触を指先で確かめて、サフラン=アンファングがそう呟く。
「吾輩の髪が崩れたのも香気が流れたのも雨が降るのもオーガのせいである!」
タオルで髪を拭きながら、フランペティルが不機嫌全開でそう声を上げる。
雨のせいで自慢のピンクの髪が乱れ、コロンの香りが飛んだ事に、彼は憤慨していた。
「下品で下劣で下衆な醜い一本角め……大体、マンホール教の阿呆共の美意識はどうかしているのだ! 理解不能、言語道断である!」
少女と青年が、憐れむような視線をフランペティルに向けた。
「すみません。少し喋らせておけば、その内収まりますので……」
フランペティルのパートナー、ペシェが眉を下げ、少女と青年に頭を下げる。
「うふふ、構いませんわ。賑やかな方ですのね」
少女はすぐに笑顔を返して、タオルを再び配り始めた。
「有難う御座います、助かります」
その様子を注意深く見つつ、アリシエンテもタオルを受け取り笑顔を見せる。
隣に居るパートナー、エストへさりげなく視線で訴えた。
エストもまた、タオルを注意深く指先で確かめ、異常がない事をアリシエンテに目線で伝える。
「ますます雨が酷くなってしまいましたね」
違和感を感じたマリーゴールドもまた、サフランと共にさり気なく窓に近付き、施錠状態を確認した。
窓ははめ殺しになっており、叩き割らない限り、簡単には開きそうにない。
「お嬢さん方、少しお話を聞かせていただきたいのですが、よろしいですか?」
タオルで髪を拭くのも早々に、サマエルはにこやかに少女に問い掛ける。
「『お嬢さん』だなんて、照れてしまうわ」
少女はクスクスと笑って、瞳を細めた。
「私は、エステル。こちらは兄のリオネル。名前で呼んでください」
「それでは、エステル。私達は人を探してこの森にやって来たのです」
「人を?」
「えぇ。この森で行方知れずとなった人が居るのです。何かご存知ではありませんか?」
「さぁ……どうかしら? リオネル」
エステルが首を傾げて振り返ると、リオネルは無言で首を振った。
「ごめんなさい、分からないわ」
「そうですか」
サマエルは笑顔を絶やさずに頷く。続けて、アリシエンテが口を開く。
「ここに住んでいらっしゃるのは、お二人だけですか?」
「私とリオネルの二人だけですわ」
「えっ? 二人だけで住んでるのか?」
油屋。が目を丸くして声を上げると、エステルは不思議そうに瞬きした。
「だって、この森、オーガが出るって噂があるんだろ?」
「……」
エステルはきょとんとした表情をしてから、クスクスと肩を震わせて笑い始める。
「嘘ですわ」
「嘘?」
「えぇ、嘘、です」
ふふ、ふふふふふふ。
無邪気に笑ってエステルは両手を広げた。スカートがふわりと揺れる。
「私、人間が苦手ですの。だから、リオネルと二人、静かに暮らす為に嘘の噂を流したのです。
この森にはオーガが出る、と」
栗色の瞳が、夢見るように細められた。
●2.
「失礼、どうも下着まで濡れてしまったみたいです。着替えに部屋をお借りしてもいいかしら?」
アマリリスが、申し訳なさそうに挙手をしてそう言った。
「私(わたくし)もですわ」
恥ずかしそうにマリーゴールドも挙手し、追随するように油屋。とヴェルナー以外のメンバーも挙手する。
「勿論ですわ。リオネル、ご案内してあげて」
エステルの言葉に、無言でリオネルが頷く。
「ヴェルナーはあまり濡れていないようですし、このままご兄弟とお話していてくださらない? お礼を兼ねて」
後に続こうとするヴェルナーに、アマリリスは微笑んだ。
「わたくしの着替えが見たいというのなら、一緒に来ても構いませんけれど」
「着替えを……滅相もございません!」
ヴェルナーは頬を赤く染めると、慌てて首を振る。アマリリスはクスリと笑った。
「ふふ、よろしくお願いいたしますわ」
「……案内する」
リオネルに先導され、アマリリス達は玄関ホールから移動する。
「二階の客室を使って貰う」
木製の階段を登り、二階へと。
サフランは道順を記憶しながら、屋敷の構造を把握する。
「男性はこちら、女性はこちらの部屋を……」
リオネルは迷いなく、2つ並ぶ部屋の扉を開ける。
「一つの部屋で大丈夫です。私達、ウィンクルムですから。お気遣いなく」
サマエルが笑顔で言うと、リオネルは片方の扉を閉じた。
「……部屋の外に居るから、何かあれば呼んでくれ」
「有難う御座います」
リオネルの漆黒の瞳に見つめられながら、一行は部屋の中へ入る。
「いやぁ、親切なご兄弟がいらっしゃって良かったですね」
扉を締めそう言いながら、サマエルは懐からメモとペンを取り出し、文字を書いて皆に見せる。
『あの兄妹は怪しい』
『森で行方不明となった人物について、性別すら何も聞かずに、知らないと即答した』
「えぇ、雨が降り出した時はどうしようかと思ったけど、本当によかったわ」
アリシエンテもメモにペンを走らせる。
『オーガの悪口を言うフランペティルさんに向けた視線が、普通ではなかったように思うわ』
「雨が止むまで、お世話になりましょう」
考えながらアマリリスはペンを動かした。
『オーガが居ると、嘘の噂を流したという話も、本当なのでしょうか?
私達を油断させる為の、嘘のような気がしましたわ』
「濡れたまま、風邪を引いてしまう所でしたわね」
マリーゴールドもまた、注意深くメモに文字を書いていく。
『オーガが出る事が本当だとして、屋敷の外に特別何か施している雰囲気もないですし……妙ですわ』
「暖かい季節とはいえ、雨で濡れたままは良くないですから」
ペシェが口元に指を当てながら、文字を書き込んだ。
『でも住んでいる、住めているという事は……オーガが出ても問題がない、という事になりますね』
フランペティルとエストの眉間に皺が刻まれた。
多分、同じ想像をしているとお互いに目線で悟る。
それを代言するように、サマエルがメモにこう書いた。
『あの兄妹は、【マントゥール教団】の関係者……いや、教団員、かもしれない』
●3.
「お茶でもお持ちしますわ。少しお待ちになって……」
エステルが歩き出そうとするのを、油屋。は慌てて止めた。
「茶はいい。それより、少し話をしないか?」
「お話、ですか?」
エステルが瞳を細めて油屋。を見遣る。
その視線に、僅かに背中が冷たくなるのを油屋。は感じた。
この視線は知っている。本能がそう告げる。
「ええ、勿論良いですわ。お茶は皆様が戻って来てからにしましょうか」
エステルは笑顔になると、油屋。の手を引いた。
「椅子に座ってお話しましょう? 貴方も」
ヴェルナーの手も取ると、そのまま歩き出す。
油屋。とヴェルナーは、エステルに手を引かれ、談話室らしき部屋へと連れて来られた。
やはり古めかしいが品のあるソファと椅子、テーブルが並んでいる。
エステルに請われるまま、彼女を真ん中に挟み三人で一緒にソファへ腰を下ろした。
「うふふ、何のお話をしましょう?」
「お伺いしてもよろしいでしょうか」
遠慮がちにヴェルナーがエステルを見つめる。
「なぁに?」
「そのドレスは……確かウェデイングドレスですよね。普段着にする格好ではないと思うのですが……ご兄妹で暮らしているとなると、どうしてドレスを着ていらっしゃるのかな、と」
(直球だ!)
油屋。は冷や汗が出るのを感じた。
飾らないストレートな質問。
ヴェルナーだから、仕方ないというか許されるというか。
クスッと、エステルは口の端を上げた。
「お母様の形見なの」
「形見、ですか?」
「そう。お母様の形見。お母様は着る事が出来なかったから、代わりに私が着ているの。綺麗でしょう?」
ふふ、ふふふふふふ。
歌うようにエステルは笑って、油屋。を見遣った。
「貴女も着てみる? きっと似合うわ」
そう言ってから、彼女は『あ』と油屋。を凝視する。
(何だ!?)
再び油屋。の背筋を冷や汗が伝った。
すると、急にエステルの手が伸ばされて……。
むぎゅ。
油屋。のバストを鷲掴んだ。
「駄目ね……お胸のサイズが合わないわ」
「ッ!!!?」
予想外の出来事に、停止する油屋。とヴェルナー。
「楽しそうですね~★」
その時、背後から聞き覚えのある声が聞こえてきて、油屋。とヴェルナーは振り向く。
そこには、サマエルとペシェの笑顔があった。
「着替えが終わったのね」
エステルは何事も無かったかのように、油屋。を放すと立ち上がり、戻ってきた兄へ笑顔を向ける。
「お茶にしましょう、リオネル」
「急ぎ厠の場所を教えよ!」
急にフランペティルが、声高にそう言ったのに、兄妹は何事か?と目を丸くした。
フランペティルは、隣のペシェを指差して続ける。
「ペシェめが腹痛で漏らしそうなのだ! こやつの脱糞音は酷い故に、吾輩以外に聞かれては恥ずかしかろうし……場所だけ教えよ!」
(もっと何か言い方が無かったんですか~!)
ペシェは羞恥に赤くなりながら、お腹を押さえて『そうなんです……』と頷いた。
「玄関ホールに戻って、左側の廊下を進んでください。突き当りにありますわ」
エステルが玄関ホールの方向を指差す。
「大丈夫ですか? 私がご一緒に……」
「いや、貴女には是非、乳女の胸を揉んでいた経緯をお伺いしたいです」
サマエルが笑顔でエステルの前に回った。
「揉まれてねぇし!」
「では、ぼでぃたっち、という奴デスカ?」
赤くなって叫ぶ油屋。に、サフランが真面目な顔でそんな事を言い出す。
「私達の居ない間に、一体何が……」
アリシエンテが、じーっと油屋。のバストを見つめた。
「ヴェルナー、何があったか説明してくださる? お兄様もお知りになりたいですよね?」
アマリリスがリオネルに同意を求め、ヴェルナーは『あのその』と言葉に詰まる。
その間に、ペシェとフランペティルは部屋を抜け出す事に成功したのだった。
●4.
ガシャーンッ
階上から、何かが壊れる破壊音が響き渡った。
直ぐ様、部屋から飛び出そうとしたリオネルの肩を、エストが掴んだ。
「貴方はここに居てください」
「リオネル……!」
「大丈夫ですわ。落ち着いて、座っていて下さい」
リオネルの元へ駆け寄ろうとしたエステルの肩を、マリーゴールドが優しく抱いた。
そのまま、彼女をソファへと座らせる。
ガシャーンッ
続いて破壊音が響き、エステルの肩が小さく跳ねた。
「私達が見てきますわ」
「ご一緒しますよ」
アマリリスとヴェルナー、油屋。とサマエルがそう言い、兄妹を振り返る。
「オーガかもしれません。貴方方はここを動かないようにお願いします」
サマエルの言葉に、エステルが口を開きかけて噤んだ。
「ここは任せて!」
アリシエンテが力強く言い、それに頷いて四人は部屋を出て行く。
「作戦、ですか?」
二階へと急ぎながら、アマリリスから告げられた言葉に、ヴェルナーは目を見開いた。
「破壊活動をしているのは、フランペティルさん達です。ヴェルナー、時間がないですから、よく聞いてくださいね」
アマリリスは前を見据え、サマエル達と至った推論とこれからの行動について話し始める。
「……と、言う訳だ。わかったか?」
「そーいう事かよ」
兄妹の居る部屋から離れて、サマエルから事の次第を聞き、油屋。はぐっと拳を握った。
嘘の襲撃騒ぎを起こし、兄妹を守るからと足止めして、その間にボリスが居ないか家探しする。
それがサマエル達が立てた作戦だった。
「そこで、だ」
サマエルは人差し指を立てる。
「仮に屋敷に彼を誘拐したら、何処に閉じ込めるか。お前ならどうする? 早瀬」
少し考えてから、油屋。は口を開いた。
「アタシが犯人なら……地下に閉じ込める。地下は窓も無い、音も漏れない。逃げにくいから」
「よし、地下だ」
油屋。とサマエルは、地下への階段を探して動き始める。
「ふははははははは! もっとやっておくか?」
フランペティルは、上機嫌で廊下にあった棚を破壊した。
「アマリリスさん達が来るまでは、派手に音を立てる作戦です。どんどん行きましょうッ」
ペシェは思い切り、椅子を壁に投げ付ける。
椅子は壁に当って無残に壊れた。先ほどペシェにどつかれたフランペティルの背中がジンとなる。
「……凄く気合が入っているような気がするのだが?」
「気のせいですよ、気のせい」
にっこり笑うペシェの顔に、フランペティルは『八つ当たり』と書いてあるのを見たような気がした。
「大丈夫ですか? エステルさん」
一言も言葉を発しなくなったエステルの隣に座りその肩に触れながら、マリーゴールドは慎重にその様子を伺った。
返事はない。
ソファに座り身動ぎもせず、栗色の瞳は感情を映さない色で、ただ床を眺めている。
「お兄さんは、大丈夫ですか?」
椅子に座るリオネルに、サフランが問い掛けた。
リオネルが視線を上げ、こちらを見てくる。
その漆黒の瞳には、強い憤りの色が浮かんでいた。
「お前達が来るまで、こんな事は起らなかった。お前達は疫病神だ。妹も怯えている」
「……仲間が対処しているわ。貴方達の身は、私達が守る」
アリシエンテが強い口調で言い切ると、リオネルは鼻で笑った。
「どうだか。侵入者とお前達がグルではないという証拠が何処にある。俺達をここに足止めして、どういうつもりだ」
「それは……」
「足手纏いだから、ですよ」
アリシエンテの言葉を遮り、エストがきっぱりと言う。
「我々ウィンクルムの力は、ご存知でしょう? 一般人の貴方は足手纏いにしかならない。ですから、ここに居て頂きます」
「……言い方は悪いケド、そういう事カナ。好き勝手に動かれたら、守れるものも守れないデスシ」
サフランはそう付け加えると、やんわりと笑った。
「今はここで待ってください。私達で守りますから」
そう微笑みながらも、マリーゴールドは反応のないエステルの背中を撫でつつ、何所か言い様のない不安を感じていた。
●5.
暗く湿った空気が充満している。
油屋。とサマエルは、石畳の階段を降り、地下へと足を踏み入れていた。
油屋。が持参していた懐中電灯を点けると、目の前に鉄製の扉が見えた。
「チッ、鍵が掛かってやがる」
重い鉄製の扉は、押しても引いてもビクともしない。
「早瀬、退いてろ」
地下へ降りる前にトランス状態となっていたサマエルは、ソウルシェイカーを構える。
黒と紫の輝炎が揺らめいた。
ドアノブ目掛けて鈍器を振り下ろす。ドアノブは音を立てて破壊され落ちた。
ギィ。
鈍い音を立てて扉が開く。
懐中電灯で部屋の中を照らして、二人は目を見開いた。
「油屋。さん、サマエルさん!」
そこへ、アマリリスとヴェルナー、フランペティルとペシェが合流してくる。
「どうしました?」
四人は油屋。とサマエルの目線の先へ、視線を向けた。
「ウェディングドレスが……沢山……」
沢山の純白のドレスが、部屋の中を埋め尽くしている。
否、それは純白だったドレス。
嘗て濁り無い白だったそれは、所々が暗い紅の色に染まっていた。
それはまるで。
「血……?」
「皆さん、あそこ……!」
ペシェが指差す先に、ベッドの上で眠っている男性が居た。
「間違いない、ボリスだ!」
借り受けてきた写真と同じ顔である事を確認し、サマエルが駆け出す。
「残念だわ」
インカムで油屋。達からの連絡を受け、アリシエンテは瞳に強い光を灯して、兄妹を見遣った。
「私達の探し人、行方不明だった男性がこの屋敷の地下で見つかった」
その視線を受けても、エステルの様子は変わらず、リオネルは取り乱す様子もない。
「貴方達が、彼を誘拐したのね。言い逃れは出来ないわよ」
アリシエンテはマリーゴールドに目線を向けた。
ロープを手に、マリーゴールドは頷く。
「拘束させていただきますわ」
ふふ、ふふふふふふ。
不意に、エステルの肩が揺れた。
「……よかった」
歌うようにそう言うと、彼女は顔を上げる。心から安堵している、そんな微笑。
ゆらりとスカートを揺らして立ち上がる。
「動かないで!」
アリシエンテが眼差しを険しくし、制止した。
エストが銃を構え、彼女に向ける。
「リオネル。『人』が来たんじゃなかったわ。よかった」
エステルは真っ直ぐにリオネルへ笑顔を見せた。
「そうだな」
リオネルもまた立ち上がる。
「動かないでと言っているの!」
アリシエンテが声を荒げると同時、エステルの足元へ銃弾が撃ち込まれた。
エストの銃から硝煙の匂いが漂う。
「貴方達は拘束する」
「動かないでください。無闇に傷付けたくはありません」
「悪いコトは言わない。もう逃げられないよ」
マリーゴールドとサフランが、ロープを手に兄妹へじりじりと近付く。
「どうして?」
エステルが首を傾けた。
「どうして、貴方達に拘束されなきゃいけないの?」
「巫山戯ないで! 誘拐は犯罪よ」
「誘拐なんかじゃないわ。彼が善い人だから、オーガ様に選ばれる為、正しい道を教えようとしただけよ」
それの何所がいけないの?
エステルは不思議そうに問い掛けた。
「オーガは呪われし存在、世界の敵よ!」
アリシエンテは瞳に力を込め兄妹を睨んだ。
「何故、オーガが正しいと思うのですか?」
マリーゴールドの問い掛けに、エステルは微笑む。
「だって、私を助けてくれたのは、オーガ様だけだもの。人は嫌い。稀に善い人も居るけど、悪い人はオーガ様に粛清されなきゃ」
「助けてくれたとは、どういう……」
マリーゴールドが続けて尋ねようとした時、インカムが通信を告げた。
『皆、早く屋敷から逃げろ! 地下にデミオーガの集団を見つけたから、火を放った!』
油屋。達からの連絡に、一瞬気を向けた刹那。
「リオネル、愛してるわ」
エステルが床をトントンと蹴ると同時に、彼女の居た床に穴が開いた。
彼女の身体が下へと落下する。
「エステル」
リオネルの足が床を蹴り、その穴へと飛び込んだ。
「いけませんわ!!」
マリーゴールドが必死に手を伸ばすが、彼の服を虚しく掠る。
「危ない!」
サフランがマリーゴールドの身体を抱き留めた。
兄妹が消えた穴からは、火災の煙がもうもうと立ち上ってくる。
「……早く逃げた方がいいですね」
穴を睨みながら、エストがそう促した。
●6.
ボリス救出の際、部屋の奥にあった扉の外に、サマエル達は無数のデミオーガの姿を確認した。
咄嗟に油屋。の持っていたライターで、ウェディングドレスに火を放ち屋敷から離脱。
連絡を受けたアリシエンテ達もまた、無事に屋敷から脱出し、ウィンクルム達は、ボリスを伴い帰還した。
後日、A.R.O.A.より、屋敷へ調査隊が派遣される。
雨のお陰で屋敷は原型を留め、地下にて多数のデミオーガの焼死体が見つかった。
しかし、人の死体は見つからなかったのだった。
Fin.
依頼結果:成功
MVP:
エピソード情報 |
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---|---|
マスター | 雪花菜 凛 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 推理 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 難しい |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 多い |
リリース日 | 06月17日 |
出発日 | 06月24日 00:00 |
予定納品日 | 07月04日 |
参加者
- マリーゴールド=エンデ(サフラン=アンファング)
- アリシエンテ(エスト)
- 油屋。(サマエル)
- ペシェ(フランペティル)
- アマリリス(ヴェルナー)
会議室
-
2014/06/23-23:34
サマエル:
間もなく出発ですね……、上手く行くと良いのですが。 -
2014/06/23-18:30
サマエルさん、まとめありがとうございます!
>アリシエンテさん
ロープと拘束、入れられそうでしたので、プランに追加しておきますねっ
何か情報を得られるかもしれませんし、何とかなるならば、A.R.O.A.に連れて行きたいですね。 -
2014/06/23-01:02
サマエルさんまとめありがとうございます。
その流れでプランを作成させて頂きますわ。
では着替えの段階で理由を付けてヴェルナーを部屋の外に残しますわね。
ヴェルナーに会話は期待できませんが、見張り自体は問題なく行えるかと思います。
そしてペシェさんと合流後は地下に、ですね。把握しましたわ。
あと、先ほどレベルが上がったためアプローチが習得できました。
デミが出た場合は使用してこちらに注意を引くことにいたしますね。
一応人間にも効きそうなのですが、文字数との兼ね合いもありますのでそこは入ったらにしておきます。 -
2014/06/22-22:15
>捜索班
あ、ごめんなさい。
捜索班のペシェさんとアマリリスさん達は無事合流出来次第、地下へ向かって下さると嬉しいです
場所など、こちらからご連絡させて頂きます。 -
2014/06/22-22:09
サマエルさん
ひゃっ!?(名指しで話しかけられるとビビるやつ)
あ、離席のタイミング、わかりました。ここでデミに遭遇して嘘から出た誠にならないようにしたいです……
では、それまで居たのとは違うフロアで音を立てますね。
フランはそこらをドカーンと吹き飛ばしたいみたいですから、MP尽きない程度にドッカンドッカンするでしょうね…… -
2014/06/22-21:56
>ペシェさん
失礼致しました。私とした事が書き違えを
お手洗い、と言って席を立つタイミングとしては、
『部屋で計画を立てた私達が油屋・ヴェルナーさんと合流してから』となります
はい、それ以降は大丈夫です。
破壊場所ですか……ふむ どの場所でも大丈夫だとは思いますね。
その時、どの階に居るのか分からない、というのもあります。
一階に居た場合は上の階、 二階、3階に居た場合は下の階が望ましいと思います。
出来れば一回と言わず、複数回魔法でヒャッハァーして頂きたいところですが、
MPの関係もあると思いますので、とにかく大きな物音を出して頂ければ構いません。
-
2014/06/22-20:27
サマエルさん、まとめありがとうございます!
私達はやることが明確なので、
主要な会話はサマエルさんにお任せしながら疑惑の分担と方針を記載しますね。
行方不明者が出たので話を聞かせて欲しいと中に入り二人に会います。
サマエルさん主導で会話を進めていただく中でフランは素でオーガと教団の罵倒を愚痴っているので、私は兄妹が不快そうだったり反論してきたら疑惑を感じて覚えておきます。
アリシエンテさんの提案で別室に行った際に各自の疑惑や作戦を共有して怪しいと解ったら、
油屋。さんヴェルナーさんが時間を稼いで下さってる間にお腹痛いのでトイレに行くフリをします。急ぎだから説明だけ貰えるようにしておきます。実際には行きませんけど…
破壊場所……もとい、物音を立てる場所に何か指定があればそちらで暴れてきますよ。
別室での作戦共有の時点で地下室の話が出るならあまり離れないように二階には行かず一階でやります。
その後、アマリリスさんヴェルナーさんに合流、デミに警戒しつつサマエルさんに合流して男性の保護をします。
男性が動けない際の運搬は此方で行いますね。
こんな感じで大丈夫でしょうか?
-
2014/06/22-16:21
試しに文字数の壁に挑戦してみたところ、ギリギリ勝利できたから、こちらで出来そうな事を列挙するわねっ。
基本、サマエルさんの案に賛成よ。まとめお疲れ様だわっ!
私は、主要な会話をサマエルさんに任せつつスキル「礼法」で相手を立てて会話をサポート
『下着も濡れてしまったので部屋を借りたい。ウィンクルムだから一つの部屋で構わないわ』と申し出て、ドアのある個室を借りる
他愛の無い会話をしながらも各人怪しいと思った点は筆談で共有
部屋を出て、大きな物音に安全の為と兄妹を先程の部屋に押し込める
エスト(主に見張り班行動)
兄妹の会話にスキル「記憶術」で矛盾点が無いか探しておいてもらう
筆談後外に出て、大きな物音がした際に、兄妹をガッシリ拘束して守ってるフリをしてもらう
他の方の「オーガ出現?!」芝居後、「安全の為」とこじつけて、マリーエンデ組と一緒に先程筆談した部屋に兄妹を押し込む
マントゥール教団としてデミオーガを呼ばれるかも知れないので、兄妹に逃走されないよう気をつけながら、仕留める
(デミを呼んだ時点でマントゥール教団の人間と確定)
デミが呼ばれなければそのまま確保という名の拘束継続
確定した場合は、妹の足元に一発撃って脅迫
以上となるわっ。これ以上は入らないとも言えるわねっ!(汗)
男性確定安全保護、救出後の、ロープ拘束までは収まりきらなかったわ。
必要となりそうな、兄妹に猿轡をしてロープで拘束し連れて行く辺りは、どうか他の方にお願い出来ればと思う次第よ。
特に妹は普通に自殺される可能性があるわ。救出後に拘束出来たら奇跡と思って良いかも知れない。
お願いしても大丈夫かしら……? -
2014/06/22-13:46
ふむ、皆様の意見を基にまとめてみましたが、現状こんな感じでしょうか。
長々と失礼致しました。
間違いがあれば、どうぞ遠慮なく言って下さいな。 -
2014/06/22-13:45
★ 捜索班
ペシェさん・フランさん(暴れ役)、アマリリスさん(A)・ヴェルナーさん(B)
油屋。(B)・サマエル(A)
☆ 見張り班
アリシエンテさん・エストさん、 マリーゴールドさん・サフランさん
①まず、彼の車が森の中にあった事から「此処にボリスさんが居るかもしれない」という予測をする事が出来ます。
②兄妹を呼び出し、会話を始めます。
私が会話術3を持っていますので、主な進行はお任せください。
無論、皆様のお力も必要です。この場面では会話術に加え、礼法をお持ちのアリシエンテさん、記憶術をお持ちのマリーゴールドさんに活躍して頂く事になりそうですね。
他の皆様も、兄妹の会話を注意深く聞く、等の行動をお願い致します。
③怪しいと分かった時点で部屋を借りましょう。
油屋はBに回る関係で、この『下着も濡れてしまったので部屋を借りたい』
と申し出る役は何方か(出来れば女性)にお願いしたいです。
ヴェルナーさんと油屋。は引き続き兄妹の所へ残り、時間稼ぎをお願いします。
④部屋に籠ったグループで作戦会議です。二人が怪しいという会話を繰り広げた後、
ここで、以下の作戦を立てます。
1 部屋から出た後、ペシェさんとフランさんが「お手洗い」等の理由で席を立ちます
(精霊は護衛とでも言ってついていけば怪しまれずに済むかと思います)
2 大きな物音がします。ここで、咄嗟に見張り班が兄妹を庇う、というかガッシリ拘束して守ってるフリです。それを確認した後、「オーガが出たかもしれない」と芝居をします。見張り班は「安全のため」とでも言って二人を部屋に押し込めてしまっても良いかもしれません。サフランさんのフェイクスキルの出番ですね。
3 捜索班が様子を見てくると言ってその場から離れます。アマリリスさんはヴェルナーさんに事情を説明しつつ、ペシェさん達と合流。ロイヤルナイトとエンドウィザードなら、たとえデミが来ても負ける気がしませんね……フフフ 私は、油屋。に説明した後、地下へ向かいます。地下にてボリスさんご本人を発見次第、通信機を通して皆様にご連絡させて頂きます。探索班は地下へ向かい、見張り班は兄妹の確保をお願いします。
-
2014/06/21-23:51
なるほど、確かに素直に食事時を待つ必要はない……といいたい所だけれども。
アマリリスさんの仰るとおりに、何とか部屋の中へは連れ込みたいわね。
『オーガ出現!大変だ!』と叫んだ瞬間に、『安全のためにと』部屋に連れ込む前に、妹に走って逃げられたら大事な情報源がパーになる上に、それが音のしたほうならば、『探索班の時間を稼ぐ事すら出来なくなってしまう』わ。
とっ捕まえようとはするけれども……それに、妹を追いかけたら兄はフリーになってしまうからそうもいかない。
しかし、相手がデミならなんとか……と兄、妹に監視組2組が分かれて行動すると言うのもありかとは思われるわ。
ここら辺の問題点について、プランに「『危険だから!』と、4人見張り役全員で、自分たちが着替えをしていた部屋に無理やり部屋に押し込める」と一文追加する事で回避かつ、
油屋。さんの案が安定で実行できそうだけれども……
どうかしら……?(自分でも唸りながら尋ねて)
-
2014/06/21-23:02
>探索班
ご一緒して下さるのなら心強いですわ。よろしくお願いいたします。
フランさんが暴れるで異論ありません。
ふふ、やる気に満ち溢れているようですし頼もしいですわ。
>食事
食事のタイミングは不明な上に状況によっては起こらない可能性もありますものね。
いきなり10人が押しかけてきた訳なので準備するにしても時間はかかりそうですし。
けれど別行動時の見張りの事もありますし見張りやすいどこか室内に留めさせられる状況が望ましいですわよね…。
すぐにの場合は喉が渇いたと伝えて飲み物だけでもねだってみる方法もありますが
状況上出されても断りにくくなる人が出てくる事がありますものね…。
>部屋の見張り
確かに見張りを立てて目を離さないようにした方が安全そうですわ。
扉が塞がれるという事があっても困りますものね。
屋敷の構造は当然あちら側の方が詳しいでしょうから、何か仕掛けられても困りますし。
AとBはわたくし達が担当でも大丈夫ですわ。
ただ、Bについては相手は2人ですのでできればもう1人いた方が不足の事態にも対応できるかと。
兄妹が部屋の前で待機するのかどこかに移動するのかも不明な事もありますので念には念を入れたいなと思っております。
オーガ出現かもと聞いて兄弟がどう反応するか楽しみですわね。
屋敷にオーガとなると通常なら外から侵入されたとみて玄関や窓などからの侵入を疑うはずですが、
デミが潜んでいる事を知っている兄妹なら何かぼろを出してくれるかもしれませんわ。 -
2014/06/21-21:17
アマリリスさん、よろしくお願いしますっ
アリシエンテさん、まとめありがとうございます!
そう言えば確かに……!食事のタイミングは分かりませんね。
油屋。さんの仰る通り、誰かに見張りをお願いして相談、そのあとで全員で戻るのは良いと思いますわ!
兄妹に勘ぐられににくくなるでしょうし。
部屋で話している間に、兄妹の姿や行動が分からないのは、危険ですものね。
>班分け
では、私は飛び出した後の見張りの方をさせて頂きますね!
見張りの最中は、位置的にドアの近くか、窓の近くあたりに待機していれば、逃げられる可能性を少し下げられると思いますわっ
(PL:遅くなりまして申し訳ありません!取り急ぎ、表明だけ先に失礼します…!) -
2014/06/21-20:05
とうッ!ここでアタシ参上!!アマリリスさんよろしくねッ
アリシエンテさんはまとめありがとう!
思ったんだけど、食事ってどのタイミングで出されるかは分からないよね?
だから、部屋でヒソヒソした後 全員であの兄妹達の所へ戻るって流れでどうかな
その後、一組がお手洗いを借りたいとか、理由をつけて離れるってどう?
ここで、問題を発見しちゃったんだけど
部屋でコソコソしている間に、兄妹が大人しくしているとも限らないよね?
そこで、一人(もしくは二人)兄妹の拘束・見張り役を付けてみたらどうかと思ったんだ。
後で離れる事の出来る捜索班の中から、暴れる役目ではない人 で。
(※以下、 A=一緒について部屋で作戦会議をする方 B=作戦を知らないまま、見張りの役で説明)
①まず、Bが二人に引き続き、行方不明者の話について聞く。
こうすれば、Bの方でも何か新しい情報が得られるかもしれないよね
Aは、皆と同じく部屋で作戦会議、Bは皆と合流
一組が席を離れる、次に大きな物音がする
オーガが出たかもしれない!って誰かが騒げば、何も知らないBは慌てるよね
AはBと一緒に捜索に出て、兄妹の姿が見えなくなった所で実は……と事情を説明する
Aはアマリリスさん、Bはヴェルナーさんが適任だと思うけど、どうかな?
間違いとかあったら遠慮なく指摘してね~ -
2014/06/21-18:57
アマリリスさん、初めましてだわ、どうぞ宜しくお願いするわねっ。
……なるほど。今回の案はサマエルさんに任せ切りで申し訳ないくらいね。
しかし、少し混乱してきたわ。今までの発案行動を纏めるから、間違いがあったら指摘して頂戴。
1.来訪、『この屋敷に居る全員から話を聞きたい』
2.『行方不明者の探索をしている』話題切り出し
3.記事[14]【疑わしき要素メモ】より、任意話題質問(分担?)
4.フランさんの発言に対する態度(重要)
5.『行方不明者探索』のみの情報に対して、犯人しか知りえない情報(重要)
以降、記事[14]より
部屋を借りて【怪しい】情報共有。
食事が出される前後で、ウィンクルムが1組離れる。
暴れる
『オーガかもしれない!』探索3飛び出し:兄妹見張り2に分かれる。
……あら? ペシェさん、ここはやはり食事直前にでも、ウィンクルムが一組出て暴れないと、探索組が口実付けて邸内探検に出れないわっ!(汗)
ここは、ペシェさん組とアマリリスさん組が一緒に行動すればデミが出てきても対処できるのではないかと思うけれども如何かしら……?
(※探索箇所は、油屋。さん組が地下へ行く為、兄妹の他の情報を集めるのもありかも知れない)
も、もちろん『そうじゃなくて』があったらガシガシ言ってもらえると助かるわっ!
見張りは私達と後一組…いないと、気がついたら兄妹に逃げられる可能性もあるわね(汗) -
2014/06/21-18:30
フラン
「お。やっぱり暴れるのか?暴れるのか?
吾輩やるぞ?やるぞ?
ペシェの阿呆は暴れないとか言ったかもしれんが吾輩はいつでも良いぞ?
なぁに、ペシェの阿呆を出し抜く程度造作もない。
暴れ役が要るなら吾輩に任せてもらおうか(ニヤニヤ)」
言い分をひっくり返してすみません。
暴れ役が要るならフランに任せますが、
サマエルさん、油屋。さんが単独で行動されるのでしたらアマリリスさん、ヴェルナーさんについていくことになるので、お二人から止められなければフランの好きにさせますよ。 -
2014/06/21-17:42
サマエル:
さて、兄妹についてですが バラバラに行動されると面倒ですし、
早い段階から二人とも我々の前に出てきて貰いましょうか。
ボリスさんについて尋ねる前に『この屋敷に居る全員から話を聞きたい』と言います。
居留守は通じません、外は大雨ですし……
他に家具などを細かく見れば一人でない事も見破れるかと
また、兄も同席する事になった場合 もしかしたら行方不明者の事について
黙秘・曖昧な回答をするかもしれません。
まぁ、そうなれば 怪しい・疑わざるを得ない状況になりこれはこれで良いのかも知れませんが
言い出しっぺの法則、私共は単独で地下へ向かおうかと思います。
暴れ役ですが、如何しましょう?
捜索班の何れかの方にお願いする事になりそうです。
-
2014/06/21-16:37
アマリリスさん
はじめまして!ペシェといいます。
ロイヤルナイトの方がいらっしゃると防御面で心強いですね。
サマエルさん、アリシエンテさんから出てる案に賛成です。
私たちはこんな感じで行こうかと。
フランが悪口で煽る(アマリリスさんが言うようにやり過ぎて攻撃的にならないよう注意)
筆記具持っていくので別部屋で情報共有後、私達は捜索班に同行します。お手数をおかけしますが、アリシエンテさんのおっしゃるように1:2の2で行動します。
この時は暴れるのは無しで…(見張り班が兄妹を引きつけてくれてるし、男性が動けない場合を考えてデミを寄せ付けたく無いです。インカムで連絡取り合いましょう。)
男性が動けない状態で見付けたら合流次第、フランが運ぶつもりだそうです。意外です。前衛ジョブはいつでも動ける状態で居て欲しいんですって。
わ、私も一緒に運ぶんですか?…うう、男性は苦手ですが、仕方無いです。
兄妹の拘束に成功したら見張り組と合流、可能であれば片方だけでも連れ帰りたいですね。
字数的に入ればですが、脱出時に入口を塞がれていたら、ここぞとばかりにトランスして魔法で暴れて壁を破壊したりで退路を確保…って、無茶苦茶じゃ無いですか?
-
2014/06/21-02:06
初めまして、アマリリスと申します。
パートナーはロイヤルナイトのヴェルナーです。
スキルは所持していませんが、精一杯頑張らせて頂きますわ。
今回はどうぞよろしくお願いいたします。
サマエルさんの案、素晴らしいと思います。
その流れで異論ありませんわ。
ちなみに森の奥で屋敷を発見した状態からスタートとなりますと、
わたくし達の初期位置は玄関前及びエントランスと考えていいのですよね?
雨に濡れた状態となるとまずは着替えをとなるのも自然ですし、
移動中にここに来た経緯に絡めてオーガなどの話を振るのもやりやすそうですわね。
怪しいと情報共有できれば食事も危ないのではないかと推測できますものね。
ただ怒らせすぎると攻撃的になってくる可能性もありますので匙加減が大事そうですわ。
外が雷雨な関係上、何かがあっても外に逃げる事が難しい状況ですし。
わたくし達の安全のためにも兄妹は早めに拘束してしまいたいですわね。
あとは一応懸念をあげておくとすれば兄妹がばらばらに行動していた場合ですわね。
食事の場となれば集まってくるとは思うので恐らく問題はないと思うのですが……。
>班分け
でしたらわたくし達は探索班を希望しておきますわ。
雨に濡れたせいで体調が悪くなったとでも伝えて退席いたします。
ヴェルナーが冗談が通じないタイプで恐らく本気にするので、大根演技は避けられると思いますわ。
>デミ
戦闘はなるべく避けたい所ですわね。
ボリスさんもおりますし、守りながらの状況になると厳しいですわ。
薬で眠らされているとなるとわたくし達で運ぶ必要がありますし、
意識があっても薬が抜けきっていないと自力での移動も難しそうですもの。 -
2014/06/21-01:28
小型インカム賛成だわっ。耳のみに付けられるタイプが良いわねっ。
(話を聞いて)
サマエルさん、頭が良いわっ!凄いっ、凄いわっ!!(アリシエンテと背後の頭は基本脳筋)
筆談の方が安全そうね、他愛のない雑談をしながらがベストかしら。
男女ごとに部屋を分けられてしまいそうなのは、
「ウィンクルムだから気にしない。一緒で」で通しましょう。
地下探索判断、サマエルさんの案で全く問題ないわ。兄妹の部屋から出たら周知出来たらいっせいに地下への入り口を探せるかも知れない。
>見張り
マリーの2:3、もしくは3:2案にも同意だわ。
個人的には探索班3組:見張り班2を薦めるわ。
メタ情報だけれども、相手にとってこちらの目的は、男性の救助だと知られているのだもの。
私達は見張り班の方へつこうと思案しているわっ。
ここで、何か問題があったら言って頂ければ幸いだわ。
探索の方々が男性を助けて戻ってきたら、兄妹を自害を封じる為に、猿轡させて固く縛り上げましょう。生きて連れて帰れたらA.R.O.A.の情報源になるわね。
【現状持ち込むもの】
小型インカム・腰に巻きつけておいたロープ、筆記具
(筆記具は一人持っていれば充分そうだから、探索組はペンライトとかの方が良いかも)
プランに書くべきは、
【疑わしき要素メモ】
○オーガの出る森の奥で二人きり?
○せっかくこんなに美しい花嫁さんがいるのに花婿さんはどこへ?
○雨の日の中、一人でウェディングドレス?
○フランさんの発言に対する態度(重要)
○『行方不明者探索』に対して、犯人しか知りえない情報(重要)
部屋を借りて【怪しい】情報共有。
食事が出される前後で、ウィンクルムが1組離れる。
暴れる
探索3:見張り2に分かれて、当方は見張り。
(どちらもデミ遭遇の恐れがある為、ジョブ留意。探索の中でも1:2(エンドウィザードが単独で動いた場合危険の為)に分けても良いかも)
※油屋。さん、サマエルさんが地下へ行く為、他の情報を集めるのもありかも知れない。
見張りは、デミ呼ばれても泣かずに頑張る。デミを呼んだ時点でマントゥール教団側人間がこちらでも確定。
兄妹逃がさないように留意しつつデミ討伐。後は探検隊が戻ってくるまで、脅して待つ。(あれ?)
……こんなところかしら。これをプランに収まるように分担しなければならないのね……(汗) -
2014/06/20-23:12
追記:
いつ、何があっても対応出来るよう 各自通信機(小型インカム等)を持ち物に入れておきましょうか。
これまでの任務でも持ち込み可能だったので、今回も大丈夫だとは思うのですが……。
これがあれば、デミオーガと遭遇してピンチに陥った場合でも近くの者が応援に行けると思います。 -
2014/06/20-23:05
サマエル:
ボリスさんの車が発見された森、その奥の屋敷……
この時点でこの屋敷に彼が居る可能性を考える事が出来ますね
ここの住人から何か重要な事を聞き出せるかもしれない
こうして屋敷へと入っていき、我々は二人と会話を始める訳です
そんな中、ポツリと誰かが(この場合、フランさんが良いかと思われますが)口にした
オーガへの悪態……、もしくは行方不明者の話……
激高したら、それは十分疑う理由になると思いますし、こちらが開示していない
ボリスさんの情報(例として、容姿・性別等)を知っていたらもうこれは確定です。
以上の事に彼女や彼がどんな反応を示すのか、あるいはどう返してくるか……
それによって後々の行動にも影響してくるでしょう。
この会話は非常に重要なものになりそうですね。
ここまでが上手くいき、我々が彼女たちを怪しいと感じたら
後はアリシエンテさんの言う通りに部屋でも借りましょうか?
部屋ではない場所に(ドア・壁が無い場所)に案内される可能性を考え、
屋敷入る前に油屋。を思いっきり雨で濡らしておきましょう。
下着も濡れてしまったので、出来ればドア付きの部屋が良いと言います。
小声で話すか、筆談で済ませるかはさて置き、ここで話し合い 本格的に屋敷の調査を始める。
全て上手くいけばこんなところでしょうか?場所の目安についてですが、
自分が誘拐犯だったら と考えれば答えは絞られてくるのではないでしょうか
私だったら地下に隠します。
行方不明者が生きていた場合、窓付きの部屋では逃走される可能性があります。
行方不明者が死亡していた場合、地下ならば遺体を隠せますし、冷蔵庫でも突っ込んでおけば他の部屋に比べて保管も楽に出来ると思います。
か、勘違いしないでよねッ!私にそんなシュミなんて全然ないんだからねッ!!
コホン……これまでの皆様の意見を参考に一連の流れをシュミレーションしてみました★
ごめんなさいね、私ばかり発言してしまって。
あのゴリラは考えるのが苦手なものですから……
-
2014/06/20-22:54
(精霊アイコン無いので神人アイコンですが)
フランペティル:
ふむ、サマエルとやらの案、吾輩も乗ってやろう。
オーガを馬鹿にされた程度で怒るとは、マンホール教徒はデミのような単細胞か。
アリシエンテ嬢の言うように吾輩、存分にオーガとマンホール教を罵らせてもらおうか。
騒ぎを起こすなら吾輩存分に暴れて気を引こうぞ。ちょうどストレス発散がしたかったのだ。
……ん?ああ、ボリスとかいう男の救助と捜索がメイン?
なぁに、床なり天井に穴を開けてやれば上か下かに行けるであr……ムグッ
ペシェ:
めちゃくちゃ言っててすみません……。
うう、私は出来れば見張りで可愛いエステルを見たかったんですけどね……あまりお役にたてそうに無いですし、捜索というか御屋敷破壊というか……あの、私はちゃんと捜しますから……!
騒がない方が良ければちゃんとおとなしくさせますので……
とは言え、あまりレベル高くないのでもしデミに会ったらどうしましょう。 -
2014/06/20-21:23
サマエルさん達の作戦、良いと思いますわっ
兄妹の居場所がはっきりと分かっているならば、捜索中に奇襲される可能性は少ないですし、比較的自由に屋敷を捜索が出来そうですね。
それに、怒らせると口が滑りやすくなりますものね……!
居場所については、兄妹との会話で、
・行っても大丈夫そうな場所/話題に出る場所
・話題を避ける場所
などを気を付けていれば、ある程度は目安を付けられるかも……?
サフランに『フェイク』のスキルがありますので、相手が誤魔化しそうとしたり騙したりしようとしたら、気が付けるかもしれません。
エステルのウェディングドレス姿についても少し話を振ってみたい気もしますね。
>見張り
えっと、デミオーガを呼ばれる可能性と、あと兄妹がどのくらい戦えるか分かりませんので、
捜索と見張りで2:3か3:2くらいで別れた方が安全なのではかな、と思いました。 -
2014/06/20-20:49
この間のギルティ復活時に見た魚頭や蛙頭にそこまで心酔する気持ちが分からないものね。……何かこちらが抱えていない考古書類ぎっしり抱えてたりして。(細めた目を斜め下に向けながら)
サマエルさんの案は素晴らしいと思うわっ。
それならば、
1、フランペティルさんに程ほどに『オーガを罵って』頂き、
2、『行方不明者の捜索途中』と告げ、
3、上記+不自然な点を『全員で服を乾かしたいので空いている部屋を貸して欲しい』で兄妹からドア越しにでも可能な限り離れて距離をとり、
4、小声で兄妹の『うさんくささ、怪しさ』の情報共有。
これが出来ていれば、事前に食べ物飲み物に口を付けずに済むと思うわね。
後は、2人組みが『体調悪い』『お手洗い』等で抜けて、サマエルさんの案に従えば、
見張り以外の4組のウィンクルムが動けるようになる。名案だわっ。
こちらが見張りを買って出ても構わないわ。兄妹の抵抗如何では、皆が戻った時には足に風穴開いているかもしれないけれども。
……という冗談は置いておくとして(どこまでも真顔)
兄妹がデミを呼ぶ可能性を考えると、見張りも多少はLv上がっているウィンクルムが見張りに当たった方が良いかと思われるけれども、どうかしら? -
2014/06/20-20:03
サマエル:
お話合いの途中、失礼させて頂きます。マントゥール教団についてですが、
皆様が仰るように、彼・彼女達は、オーガを貶されると高確率でキレるようです。
「この辺には人間を食う野蛮なオーガ共が出るから気を付けた方が良い」とでも言ってやれば
激高してあちらが失言する可能性もありますね。(特に妹が)
あるいは、『行方不明者の捜索途中』という情報だけ与え、そこから相手の失言を狙うのもアリかもしれません……。
例えばですが、こんな芝居を考えてみました。ご参考程度にどうぞ
①2人組が適当な理由をつけて席を外し、指定場所へ移動する(地下室か、或いはそれ以外の場所)
②その場でなるべく大きな音を出して騒ぎを起こす
③残った人たちが「オーガが出たかもしれない。危険なので待機して欲しい」と
兄妹を残した状態で 向かうフリをする。(もちろん、兄妹に見張りをつけます)
その隙に地下室へ…… と、穴だらけですが、こんな流れは如何でしょう?
会話で探りを入れ、怪しいと感じてからの行動になります。
最初は、お手洗いに行くとでも言って席を立てば良いでしょう。
もしかしたら、邪魔な案内人が付いてくる可能性もありますが、
その時は腹パンでもして気絶させちゃえば良いと思います★
-
2014/06/20-15:04
>冒頭で怒らせてしまったら
しめたものだと思えるわっ。「え?何でオーガの悪口で怒るの?」状態に……
でも、立場上顔をしかめるだけだと思うけれども、それでも充分に疑わしさ一杯ねっ。
>ロープ
まあっ、あれば便利そうっ!
でも、来客扱いなので、こっそりと隠して持ち込めれば「そんな無粋なものは置いておいて」とうっかり取り上げられずに済むと思うのだけれどもどうかしら……?
>少人数行動
食事中「食欲もないし、濡れた服を乾かしてしまいたいから空いている部屋をお借りできないかしら」と言えば、2組位まで(もしくはタイミングさえ合わせれば、全員)なら、一緒に行動できて、兄妹に聞かれずに小声で会話が可能かも知れない。
ここで「あの二人怪しい」と全員で情報のすりあわせをするとか、二組で抜け出して行動するとかが可能そう。
問題は2組の時に、万が一『確証をもってマントゥール教団だと判明している場合の』兄に見張りに立たれた場合だけれども……
部屋に引きずり込んで、気絶させてさるぐつわして縛り上げておく位……?他に何か約に立つかしら?
後で情報を聞きだすのに使う。とか……(マントゥール教団をオーガとしてしか見ていない)
-
2014/06/20-13:55
皆さん頼もしいです!
●疑う切欠
全体的に怪しさ満点ですよね……。
オーガが出る森…人が近付かないのに好都合…何かを隠すためとか……。
入り口以外から入れないということは、そこからしか出ることもできないって事ですし、何かを隠すのには好都合ですよね。
男性を助けても、退路の確保のことを考えたら、兄妹は拘束しておきたいですね。
…ロープがあれば、拘束もできるし上の階から屋敷を出るのにも使えますね。
●食事とか飲物
うう、すみません、私目の前の飲食物に耐えられる自信があまり無いです…。
怪しいことに確信がもてたり他の方に教えて頂いたら我慢します…
●少人数行動
フランはエンドウィザードなのでもし戦闘に入ったときに咄嗟の対応が難しいです。
なので別れて行動するにしても私達は他のペアの方や、前衛ジョブの方達に同行、同席させてください。
●正体を暴く
可愛いウェディングドレス姿の妹さんが、説得できないくらい心酔してるなら、聞くに耐えない程のオーガやマントゥール教の悪口で揺さぶれたりしないでしょうか。
雨に濡れて不機嫌なうちの精霊がオーガの悪口ばっかり言っててうるさいです。
怒らせてしまったら情報を聞き出すどころじゃなくなりそうですが…… -
2014/06/20-12:41
>お手洗い
二人はむつかしいけれども、一人ならば『お手洗いに行って迷った』は有効だと思われるわねっ。
可能な限りの建物配置を覚えられれば、地下があるって予測も立つかも知れない。
>少人数行動
今回は怪しいと思った切欠がある上に、取得したい情報がどこにあるか分からないから、気がついたら少人数行動となっていそうね。
でも大人数だと、それはそれで狙われそうな気もするし……むむむ。
>妹説得不可
……これ、兄単体なら説得可能と言う事かしら。淡い期待かしらね……。
あ、そうだわ。ハンドライト機能付の腕時計持っていきましょうっ。 -
2014/06/20-07:37
ごきげんよう、マリーゴールド=エンデと申します。
パートナーはトリックスターのサフランですわっ
皆様、どうぞよろしくお願いしますっ
>スキル
会話スキル!頼もしいですわっ
私の方は記憶スキルがありますので、屋敷を捜索している時にお役に立てると良いなと思いますわっ
>疑うきっかけ
そうですわね、ウェディングドレスを着ている時点で怪しいですわ。
あとはオーガが出ると噂の森に、兄妹2人だけで住んでいる事も疑うきっかけになりそうですね。
>食事辞退
あとは雨に濡れたので着替えを借りられないか、とかで食事を引き延ばすとか。
お手洗いに出かけてうっかり屋敷の中を迷ったとかでしたら、食事を食べない+屋敷の捜索も出来るかも?
でも、少人数で別れるのは危険かしら……むむむ。 -
2014/06/20-02:27
アリシエンテと言うわ。相方はプレストガンナーのエストよ。
皆さんどうぞよろしくお願いするわね!
育ちと立場柄、金持ち程、気の触れた宗教に入りたがるというもの。その教団のお陰で、ウィンクルムを殺そうなんて思う人は普通居ないけれど、普通じゃなければいるのよね。
お陰で安全を確認するまでパーティではまともに食事をした記憶も無いわ。
そんな訳で、会話と礼法は一応あるし、睡眠剤の入った食事は辞退する事が出来そう。
(会話スキル2が羨ましい……)
飲んだ振りをして体調が悪いと、途中退席して部屋を借りて外から鍵を掛けられてもスキル「機械工学」で開ける事が可能かも。(ダメなら武力行使よっ!)
それに、豪雨の中家で一人ウェディングドレスを着ている時点で怪しい。
更には笑顔。豪雨の中で?一人?ウェディングドレス? 一人の消えた被害者。
怪しい事この上ないじゃない!
それで、序盤発言だから出来る事なのだけれども……マントゥール教団って、知恵のあるオーガよりも任務に支障に来たすのよね。
話が聞けそうな状態でなければ、遭遇するかも知れないデミとの戦闘に巻き込まれた事にしてエステル殺害してしまっても良いかしら。どうせ口は割らないでしょうし。(あっさり)
ああ、でも兄にだけ話を聞ければ良いと思っていたけれども、妹殺されたら口割らないわね。仕方ない、諦めるとしましょう。
しかし……マントゥール教団関連の事件関連、何か今回役に立ちそうな情報は無いかしら?
出される食事の危険性だけは皆にも(可能なら自分にも(汗))周知出来れば良いのだけれども……(自分もマスタリング如何で食べる・飲む可能性が……(ガタブル)) -
2014/06/20-01:16
はじめまして。ペシェと言います
「ふはははは!吾輩は煌めく清流の魔法の使い手、エンドウィザードのフランペティルである!!!」
……なんですか、その変な肩書き。
特にスキルも無いので、どこまでお役に立てるかわかりませんが、宜しくお願いします。 -
2014/06/20-00:28
油屋。です!初めましての人も、そうでない人も宜しくね!!
相方はハードブレイカーのサマエルです。
スキル会話2アリ、人から情報を聞き出す時何かお役に立てるかな~
(PL: 近く3に上がりそうですが、現状2です。又、二人は過去マントゥール教団関連の事件に関わった事があります。この経験から、怪しげな物・言動を見つける事が出来ると良いかなと思ってみたり)