プロローグ
●雪合戦???
タブロスから見える山々には雪化粧が施されている。
もちろんタブロスにも雪は積もっているものの山に比べればかわいいもの……そしてそのタブロスにあるA.R.O.A.本部では……。
今日も元気に6匹のカラフル小熊が本部内でお手伝いをしている。
「お届けなのぉ~」
ニコニコ笑顔で黄色小熊は職員に書類を手渡しする。
「ちゃんとお届けするのぉ~」
と急ぎ足で部屋の中を歩き回るのは茶色小熊。
「小熊たち! あけましておめでとう!」
小熊たちに声を掛けたのはミリアルド・ウォルフという職員で、通称「みーたん」と小熊たちに呼ばれている。
「みーたん! おめでとうなのぉ~」
青小熊が言えば、それに続いて小熊全員が言う。
「ずっと遠くでお仕事してるって聞いてたのよ……寂しかったのよ」
青小熊はそう言いながら甘えるようにミリアルドの足にヨジヨジとしがみ付く。
この通称みーたん、A.R.O.A.本部で復興に関わる仕事をしている。
村へ慰問ため小熊たちが訪れる際に手続きをしているうちに、小熊たちに懐かれて今では親心も出ているほど。
「ごめんね……あ、そうそう最近復興した村があってね、そこでイベントをやるらしいんだよ」
ミリアルドはそう言うと一枚の紙を小熊たちに見せる。
なんだろ、なんだろ、と小熊たちは興味津々にその紙をマジマジと覗き込んだ。
そこには『雪合戦! 挑戦者待つ!』の大きな文字。
どうやら最近復興した町は、村再生の一貫として雪合戦イベントを行なうようだ。
「おもしろそうなのぉ~」
「雪合戦好きなのぉ~」
ピンク小熊と黄色小熊はニパニパ顔でその紙を見つめている。
赤小熊と紫小熊といえば……。
「スノーウッドで鍛えたこの腕前を見せるときがきたのよ!」
「優勝間違いなしなのよ!」
やる気満々のようだ。
「でもね……」
少し残念そうな顔をしてミリアルドは言う。
「参加人数が8人~16人までとなっているんだ……」
それを聞いた小熊たち……何かの絵画の叫びという顔。
「た、足りないのよ……」
「6人じゃ……」
困った、とミリアルドを見る小熊たち。
すると、ミリアルドはすまなそうに言う。
「あと、僕は参加できそうにないんだ、その日は復興支援で他の村を回らなくてはいけなくてね」
それはしょうがないとミリアルドに一つ頷く。
「みーちゃん……いつものなのよ!」
いつもの、と言われてミリアルドは一瞬考えたが、あ! と綺麗な紙を机から取ると小熊たちに渡す。
「お願いだね!」
ミリアルドが朗らかに笑うと、小熊たちは元気良くそして力強く頷いた。
「さて、書くのよ!」
ピンク小熊はペンを持った。
あれから数時間。
とあるウィンクルムはA.R.O.A.本部の掲示版に普段は見慣れないものを見かけた。
それは小熊たちの少し漢字を覚えたような文章。
以下内容である。
『雪がっせんにいっしょにさんかしてくれるウィンクルムぼしゅう中!
ここから少しはなれたとこにある村で雪がっせんのたいかいがあります。
さんかにんずうが8~16人なのでわたしたちこぐまだけでは足りないのです。
そこでウィンクルムのみなさんにお願いです。
いっしょにさんかしてくれるひとをぼしゅうしています。
ゆうしょうしょうひんもあるみたいなので、いっしょにたのしくゆきがっせんしてくれませんか?
ごおうぼおまちしてます! なの!
※もふもふしてくれるとうれしいな♪
詳細やお申し込みはミリアルド・ウォルフまでお申し出ください。』
「雪合戦だって! 楽しそうだね!」
とある神人は精霊に言った。
「小熊ってあのよく手伝ってる小さいカラフルなのだよな?」
「そうそう! 村を慰問したり、いろいろここで仕事しているみたいよ」
少し興味が湧いたのか2人は張り紙をマジマジと見る。
「参加してみる? 商品もあるみたいだし!」
「そうだな!」
そう言うととあるウィンクルムはミリアルドのところへと向かったのだった。
解説
【目的】
・小熊たちと一緒に雪合戦に参加して優勝を狙う!
【小熊について】
・二足歩行し、人語を解します。行動や思考は人と変わりません。
好奇心旺盛で、フワフワの毛並みで人懐っこいです。優しく思いやりがあります。
好物ははちみつ、木の実、とうもろこしにチョコレートです。
個性を有しておりますが、甘えん坊で抱きつき癖等があります。
・最近言葉に文字といろいろ覚えたので作戦会議の内容も理解します。
・基本小熊は機敏に動き、スノーウッドで育ったため雪の扱いは得意です。
個体差については、
ピンク 頭脳派でサポートタイプ。
青 テンペストダンサーのような華麗な動きができる。
茶色 忍の動きで俊敏かつそっと相手に近付くことが可能。
黄色 元気印で皆を鼓舞しながらサポートする。
紫 ハードブレイカーの心得から強烈な雪玉を相手にぶつけることができる。
赤 飛び切り優しいが優位になる方法を考え瞬時に行動する。
【場所や時間、大会について】
・場所はタブロスから約1時間ほどの山にある村で時間は朝方から夕方にかけて大会は開催されます。
・雪合戦場は46000㎡ぐらいあります。
山間でところどころ高低差がありますので立地をいかした作戦を立てても良いかもしれません。
・地面は雪が15cmほど積もっており、動きづらい状況です。
基本雪玉が当たると失格となり雪合戦場から退場となります。
・優勝商品は村での豪華夕食と秘湯のある旅館に1泊です。
秘湯は心がスッキリすることで好きな相手に素直な気持ちを伝える効能があります。
【その他及び注意・ジェール消費について】
・描写は合同描写となります。
・小熊に作戦を伝えれば優位に動きますが、個体に向き不向きがありますのでご注意ください。
・危害を加える等危険なスキルの使用は禁止とします。純粋に雪合戦をお楽しみください。
・過激な発言や行動があった場合描写できかねます。
・参加費と移動費などで300jrいただきます。
ゲームマスターより
草壁 楓でございます。
ご閲覧いただきまして誠にありがとうございます。
今年初めのエピソードです。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
小熊たち今度は雪合戦のようです。
小熊のエピソードもこれで8つ目となりました。
少しずつ成長している小熊たち……。どうかもふもふなり抱っこなりお好きにしてあげてください。
その描写を書くと草壁は悶えつつ楽しく執筆できます(汗)
また寒くなってきておりますので、皆様お体をご自愛くださいませ!それでは皆様のご参加お待ちしております!!
リザルトノベル
◆アクション・プラン
リチェルカーレ(シリウス)
一緒にがんばろうね と笑顔で皆とハイタッチ 小熊さんたちが可愛くて むぎゅっと抱きしめちゃいます 雪玉投げもしてみたいと思うけれど 人に当てるのも避けるのも苦手 大人しく雪玉を作って仲間に渡す シリウスは 攻撃がんばって! 小熊さんをしっかり守ってあげてね? 後ろにいる小熊ちゃんと 一緒に雪玉を作ったり皆のサポートをしたり ピンクちゃんには 様子を見て投げる子たちに指示を出してほしいな 玉が飛んで来たら 近くにいる小熊さんを抱っこして物陰に隠れる 作戦が上手くいったら やった!と歓声 試合後 お疲れ様と皆に花型チョコを シリウスにはビターのハート型をこっそり 小熊さんにバレたら 慌ててしーっと内緒のポーズ 恥ずかしいからナイショ ね? |
かのん(天藍)
こんにちは 今日は頑張りましょうね 小熊さん達へ挨拶と一緒にぎゅうっとハグ 合間のおやつにアヒルに入れたホットチョコ 木の実たっぷりの一口サイズクッキーをポケットに 背後から攻撃されない場所で物陰に隠れて雪玉作り 黄小熊さん、雪玉を物陰からこっそり移動して攻撃の要所に運ぶので、その間皆を応援して人目をひいて貰えますか 攻撃の的になると大変なので、黄小熊さんも移動しながら味方の射程圏内に向かってください 周囲の観察で対戦相手の居場所が解れば皆に連絡 掲示板 前はひらがなだったのに漢字が入っていてびっくりしました いつもお勉強しているんですね(頭撫でつつ 小熊さんもふもふしつつ 今日は楽しかったですね 天藍と顔見合わせて笑う |
出石 香奈(レムレース・エーヴィヒカイト)
雪合戦なんて施設にいた頃以来ね 楽しみだわ、思いっきり暴れましょう! 茶色小熊と一緒に行動 シノビみたいに素早く動けるのよね それを生かして隠れながらこっそり近づいて、 メインアタッカーの紫小熊と敵を挟み撃ちしちゃいましょう もし見つかりそうになったら、あたしが出ていって盾になるから引き続き隠密続行よ 大丈夫、そう簡単にはやられないわ(ウィンク) 十分敵に近づいたら、一気に飛び出して攻撃よ! 深追いは禁物、投げ終わったらまたすぐに隠れてね 小熊達、とても可愛かった 施設の子供達を思い出しちゃった …えっ!?あ、ありがとう…(照れ) レムこそ、きっといいお父さんになれると思うわ あたしの子の父親が貴方であればいい…なんてね |
瀬谷 瑞希(フェルン・ミュラー)
あの、私。 投擲に自信があるとは言い難いので。 雪玉を作るのと、周りの警戒、敵の雪玉に当たらないように頑張りますね。 物陰に隠れて雪玉を作ります。 攻撃は。フェルンさん、頑張ってください(じっと見つめる。 小ぶりだけどギュッと固めて投げやすい雪玉作りますね。 チーム構成員の脱落を減らしたい、敵チームの動きを良く見て、 他の人に敵が近付いたら声をかけて知らせます。 それか雪玉投げて敵の注意を味方から逸らします。 敵がこっちに気づいてないなら、こそっと雪玉投げて敵の数を減らしましょ。 敵が近くて、私に注意を向けてないときに限りますが。 敵に見つかったら囮にもなります。雪玉を避けるのに専念。 この隙に誰か敵に雪玉ぶつけて。 |
アラノア(ガルヴァン・ヴァールンガルド)
雪の移動に慣れてないけど頑張ろう… 作戦 黄熊:味方の鼓舞及び囮、狙われたら味方の射程圏内まで逃げて誘導 ピンク熊:戦況を把握し指示を飛ばす司令塔、前衛への応援もしてもらう 赤熊:味方のミスをフォローしたり全体的に上手くいくようにサポート 小熊さん達に合わせて私達も動く 私は赤熊さんと一緒に雪盛って防壁・雪玉作り、前線のサポート 何があっても臨機応変に対応できるよう周囲に気を配りたい 勝ったら近くにいる小熊もしくは人に喜びのハグ 秘湯に入ってすっきりしたら …まだ戸惑いとかあるけど…やっぱり私、ガルヴァンさんの事が好き …私だけ言ってばっかりな気がする…たまにはその…言ってくれても、いいのに…(拗ね かわっ…?!(照 |
●開始前の準備なのぉ~
タブロスから約1時間程離れた山間部にある村。
46000㎡程ある敷地には150名程の人々が集まっていた。雪山や木々、山間部のため平らではなく高低差がある箇所もある。
会場には5組のウィンクルムとカラフル小熊の姿がある。
「こんにちは、今日は頑張りましょうね」
かのんは小熊たちそれぞれに微笑みながら優しく抱き締める。
続いて彼女の精霊の天藍も、
「今日は頑張ろうな」
と1匹ずつわしわしと頭を撫ぜながら挨拶する。
「一緒にがんばろうね」
ふんわりと微笑を浮べながらリチェルカーレが小熊たちに声をかけてきた。
「リチェちゃん、ごさんかありがとなのぉ~」
少し言葉足らずに茶色小熊が頬を赤らめ返事する。
ムギュっと茶色小熊を抱き締めるリチェルカーレ。
それを見て他の小熊たちもリチェルカーレの下にピョコピョコとジャンプで集まった。
リチェルカーレも一緒にピョコピョコジャンプ。
その様子にシリウスは既視感を感じていた。
(……ああ)
小さく、人懐っこくている小熊たち……これは!!
リチェルカーレを見るシリウスの瞳が遠くを見る。
「シリウス?なあに?」
その視線に気付きリチェルカーレは紫小熊を抱きながら彼を見る。
少し困ったような表情のシリウスに赤小熊がキラキラと瞳を輝かせて近付いてくる。
軽く息を吐くとしゃがみ赤小熊の頭を撫でてやる。
キラキラの瞳、誰とは言わないが似ている行動……シリウスは根負けしたのである。
出石 香奈は会場を見ていた。雪合戦なんて施設にいた頃以来だと。
「楽しみだわ、思いっきり暴れましょう!」
「がんばるのよ!」
香奈の声に応えるようにピンク小熊が彼女の隣でフワフワの手を上げて言う。
そこにレムレース・エーヴィヒカイトが、
「風邪を引かないように気をつけて楽しもう」
ここ最近寒くて体が鈍っていたからな、とそのままレムレースは軽く準備体操を始めた。
瀬谷 瑞希とフェルン・ミュラーは2人で作戦について確認をし合っている。
「お話し?」
現れたのは黄色小熊。
「はい事前に皆さんとは作戦を考えてきましたので」
黄色小熊“スゴイ”と瞳を輝かせて頷く。
「頑張ろう」
フェルンは言うと黄色小熊の頭をまふまふで可愛いと感じつつ撫でた。
「雪の移動に慣れてないけど頑張ろう……」
隣でも作戦の確認がされており、アラノアとガルヴァン・ヴァールンガルドが真面目に話しを始めた。
「小熊たちにも伝えねばな」
「何を?」
青小熊は?と頭に浮べながら2人の下へとやってきた。
「作戦だ。我々のみ作戦を考え、意思疎通は出来ているが、お前たちにも伝えねば連携がとれぬからな」
なるほど!ともふもふ手をポンと鳴らす青小熊。
「今日はよろしくね!」
「よろしく頼む」
と言うのだった。
●試合開始~なのぉ~!!!
試合が始まる頃。
アラノアとガルヴァンは作戦の再確認と小熊たちそれぞれに作戦を伝えていた。
大まかな作戦はこうである。
玉作り役にはかのんにリチェルカーレ、アラノア、瑞希の4人。
攻撃と引き付け役として天藍、シリウスとガルヴァンにレムレース、フェルンに香奈。
小熊たちの役割はそれぞれの特性を活かしたもので、ピンク小熊と黄色小熊は引き付けや応援に指示出し、赤小熊はミスのフォローやサポートに専念。
他男熊は攻撃やウィンクルムと共に行動しつつ相手の撹乱をすることとなっている。
「各自役割は大丈夫か?」
この作戦を1番綿密に練ったのはアラノアとガルヴァンである。
そのため、ガルヴァンは皆の顔を見渡しながら確認する。
全員が力強く頷いた。
すると会場にアナウンスが流れる。
『雪合戦にご参加いただきましてありがとうございます!参加組数は20組となっており、最後の1組になるか夕暮れまでに人数の多い組の優勝となりますので、皆さんのご健闘を期待しております』
「はじまるのぉ~」
小熊たちは楽しそうに跳ねながら胸をドキドキさせている。
「フェルンさん……」
「ミズキ」
投擲に自信がないことを伝え自分は雪玉を作ると仲間に伝えた。
「周りの警戒、敵の雪玉に当たらないように頑張りますね!応援してますから!」
軽く握りこぶしを作り瑞希は自分の分も頑張ってほしいとフェルンに告げ見つめる。
瑞希に応援されるならば頑張るしかないとフェルンは顔を引き締めた。
『それでは!試合開始~~~~』
開始の合図が会場に響く。
まずはとアラノアと赤小熊が雪をかき集めて雪玉避けの防壁を作り出す。
雪玉組は固く握りながら綺麗な玉を作っていく。
攻撃組は木々や高低差のある影に潜み敵が来ないか散策しつつ自身でも雪玉を作っていく。
「行ってくる」
シリウスはリチェルカーレに告げる。
少し心配そうな面持ちでシリウス及び傍にいる青小熊を見る。
「守ってあげてね」
そう言われ、傍にいる青小熊を凝視するシリウス。
傍目からは無表情に青小熊を見つめているのだが……シリウスは少々困惑していた。
「……いや 雪合戦だろう?怪我の心配は……」
オーガと対峙しているわけではない、そう簡単には怪我はしないはず……なのだが。
その言葉にリチェルカーレの頬はプクっと膨れる。
「ー了解 気をつける。いくぞ!」
「りょうかいなのぉ~」
最前線へとシリウスは走り出す。青小熊も置いていかれぬようにと四足歩行でついていった。
戦場は混乱状態である。
「気をつけろ!あちこちから雪玉が来てるぞ!」
「はいなのぉ!」
最前線へと行きながら1人と1匹は息を合わせるように飛び出していく。
その後方ではリチェルカーレと共に雪玉を作りながらピンク小熊が全体を把握しつつ指示を出していた。
「フェルンさん!まえのえんごをお願いしますなの!」
「わかった、えっとミズキ」
「私もお2人と共に雪玉を作りながらフェルンさんや皆さんに声をかけます」
「頼んだよ!」
瑞希に軽い笑みを向けフェルンはシリウス達の下へと駆け出す。
囮やサポートに回る者達を確認するとレムレースとガルヴァン、そして紫小熊が皆が作成した雪玉をあらゆるところに詰めつつ準備を完了させていた。
「皆、協力して囮やサポートをやってくれている」
レムレースは紫小熊を見つめそう言う。
「お前は安心して攻撃に専念しろ」
紫小熊は不思議そうな顔をして困惑したような顔でレムレースを見上げる。
「せんねん?せんね……ん」
どうやら専念という言葉が分からなかったようだ。
そんな表情の紫小熊の様子にレムレースとガルヴァンの表情がフッと和らぐ。
「専念とは……つまり、とにかく相手に雪玉を当てることだけを考えていればいい」
「そうだ、相手を倒すことを考えればいい」
レムレースとガルヴァンは顔を見合わせて頷く。
「いざという時は俺が守ってやる」
レムレースは大丈夫だと数回頭を撫ぜる。
「紫小熊、自信を持て!」
ガルヴァンも続くように紫小熊の頭を軽くモフとする。
「わかったの!」
2人と1匹は頷くと最前線の仲間の元へと駆け出す。敵を狩るために。
その頃……
「シノビみたいに素早く動けるのよね?」
高低差で出来た死角に隠れていた香奈は一緒にいた茶色小熊に尋ねる。
バッチリ!ともふもふ親指を立てて瞳をキラリとさせる茶色小熊。
「それを生かして隠れながらこっそり近づくの」
ふむふむと茶色小熊は数回香奈を真剣な眼差しで見つめながら頷く。
香奈はそのまま続ける。
「今青小熊組と紫小熊組が前へと出たわ」
「うん、いったのよ!」
「メインアタッカーの紫小熊と敵を挟み撃ちしちゃいましょう」
青小熊組が撹乱している間混乱している戦況で、紫小熊組で向かってきた敵を討つ。
香奈も雪合戦を幼少期に体験しているため、そう簡単にはやられないと自負しているのだ。
「十分敵に近づいたら、一気に飛び出して攻撃よ!」
「わかったのぉ!」
「でも、深追いは禁物、投げ終わったらまたすぐに隠れてね」
「香奈ちゃん!りょかいなのよ!」
少々言葉足らずに茶色小熊は応えた。
香奈と茶色小熊もこそりと素早く前線へ向かう。
「天藍……皆さん前に行きました」
天藍は皆の動きを把握しつつ隠れている敵や油断している敵を時間差で討つためにかのんと黄色小熊と共にいた。
「頃合だな」
「黄色小熊さん、雪玉たくさんできましたか?」
「たくさんできたのよ!」
そこには30玉以上の雪玉が積み上げてあった。
「雪玉を物陰からこっそり移動して攻撃の要所に運ぶので、その間皆を応援して人目をひいて貰えますか」
「りょうかいなの!」
「天藍……気をつけてくださいね」
「小熊と皆の様子を見つつ撹乱する、かのんも気をつけろ」
「はい!」
天藍は雪道のせいか普段より動きが鈍くなることが予想できた。
やはりいつものようにはいかなかった……仲間が戦ってる動線上を外れないように移動する。
「皆さん!防壁完成したので、これを壁にしつつ雪玉をお願いします!」
攻撃隊が前に出た頃、アラノアと赤小熊は雪玉作成と指示組の人数分の防壁を作り上げた。
最前線で飛び交う雪玉は届かないが、最前線の仲間に雪玉を運ぶには丁度良い距離に。
●飛び交う雪玉!優勝目指して投げまくるのぉ~!
どれぐらい時間が過ぎたのだろう……半数は退場となっている。
ウィンクルム雪合戦組はというと……全員無事に敵を狩ることに成功していた。
「皆さん!休憩しながら戦いましょう!」
かのんは防壁の裏で持参したアヒルに入れたホットチョコを仲間と小熊に分ける。
お腹が空いてそうな小熊には木の実たっぷりの一口サイズクッキーを渡す。
「黄色小熊さん、そろそろお願いします!」
「はいなのよ!」
かのんに声を掛けられ黄色小熊は前線へと出ると、
「みんながんばるのよぉ~、おわればおんせん!あったかなのよぉ~」
よくわからない応援ではあるが、敵の視線は黄色小熊に向かったようだ。
その隙を付きかのんやリチェルカーレ、アラノアと瑞希は仲間の元へと急ぎ雪玉を運ぶ。
「よわっちいてきをたおすのよぉ~」
黄色小熊がそう言うと、対戦相手全員が黄色小熊を見る。
言ってはいけないことを言ってしまったようだ。
その隙に雪玉が仲間の元へと届けられる。
そんな時、言ってはいけないことを言った黄色小熊へと、
「この!」
と、1つの雪玉が投げられる。
「右へ跳んで」
フェルンの声が黄色小熊の耳へと入り華麗に右へとジャンプする。
フェルンは注意を払っていたのだ、応援し鼓舞する場合黄色小熊は標的になりやすいと。
そして雪玉が投げられてきた方向へとフェルンは振り返り構えて投げようとしたのだが……。
「えい!」
そこには瑞希が雪玉を相手に投げつけていた。
「隙だらけだったので……」
敵はフェルンと黄色小熊に注意していたせいか全く瑞希には気付いていなかった。
『お知らせしまーす!あと3組!残り40人となっております!皆さんがんばってください!』
アナウンスが流れた。
あと3組。40人ということは自分たちには脱落者がいないため、敵は24人いる。
天藍は物陰に隠れつつ戦場を見つめている。
今現在目視できるのは16人……あと8人はどこにいるのかと。
反対側にいる香奈と茶色小熊も戦場を見ている。
どこかに狙っている自分と同じ奇襲組がいると。
狙われるとすれば最前線にいる攻撃組ではなくサポート組……。
「香奈ちゃん……あしあとあるの……」
茶色小熊に言われ香奈は足元を見た。
それは少しずつサポート組へと近付いているような足跡。
もっていた雪玉を太陽に照らしレムレースへと合図を送る。
最前線で攻撃を繰り出しているレムレースは光る玉が目に入る。
その先に目をやるとリチェルカーレへと近付く敵!
「ピンクちゃんもう少しだよ!」
「はいなの!いい感じですすんでいるのよ!」
リチェルカーレもピンク小熊もそれに気付いていない。
撹乱をしているシリウスはレムレースが突如リチェルカーレの下へと駆け出していることに気付く。
「リチェ!!」
「シリウス?」
呼ばれて防壁から顔を出すとそこには敵。
「リチェちゃーん」
「ピンクちゃーーん」
ひえーーと言いつつもリチェルカーレはピンク小熊を庇うように抱き締め物陰に隠れるように移動する。
敵はリチェルカーレを追うが、しかし!
「そうはいかないわよ!」
足跡に気付いた香奈と茶色小熊は素早くそれに対応できたのだ。
香奈の合図に気付いたレムレースと挟み撃ちに成功する。
形勢逆転され慌てる敵だったが、香奈の強烈な玉により脱落する。
「「助かった……」」
リチェルカーレとピンク小熊は声を合わせて安堵の息を吐いた。
「紫小熊……そこにいるぞ!」
孤立した敵を各個撃破していたガルヴァンが紫小熊に声を掛ける。
すると紫小熊の強烈な一撃を敵にヒットした。
ガルヴァンやシリウス、戻ったレムレースと青小熊に紫小熊の活躍で続々と脱落者を出している。
そして天藍は隠れた敵にフェイントを仕掛けては玉を投げる。
前線部隊と連携を取りつつ挟撃を行なったり、時には木の雪を落とし遊撃するなどの戦法を駆使しつつ活躍していた。
ふとかのんに視線を移すと彼女近くの木の上に人影が見える。
「かのん!上だ!」
雪に足を取られつつも天藍は駆け出した。
「上!?」
上というのは予想外だった。
すると黄色小熊は四つんばいになり唸る。
かのんを守らねばと。
「う~~~~」
小さい熊ではあるが熊は熊である。
「負けません!!」
その場にあった雪玉を投げまくるかのん。
1個、2個……ありったけの雪玉を敵に投げつけたのだ。
天藍が着いた頃には……
「かのん……」
「この!!」
一生懸命投げているかのんに天藍は笑う。
敵は既に脱落していたのだから。
●優勝からのまったり~なのぉ~!!!
脱落者は出ず敵は残り1人となる。
会場を見渡しても敵はいない……。
「どこだ……」
ガルヴァンは瞳を凝らしつつ見渡す。
シリウスもレムレースも物陰や周囲にサポートをしている神人や小熊に注意を払う。
油断すれば1人でも全員倒すことができるかもしれないからだ。
アラノアは全体を見渡した。
「アラノアちゃん……近くにいるの……知らない匂い」
近くと言われてアラノアは立ち上がり雪玉を手にしながら物影や高低差のある箇所を見る。
何かが動いた。
「子供……皆さん!雪山です!」
アラノアは10歳ぐらいの子供が視界に入ったのだ。
雪山の近くにいたのはシリウスと青小熊だった。
近付くと男の子がいた……仲間の大人達が脱落したため不安で隠れていたようだ。
シリウスがそっと雪玉を投げる。
これで自分達以外いなくなった。
優勝である。
ガルヴァンは勝ったことでアラノアに近付いたが……
赤小熊を抱きかかえ体全体で喜びを表すアラノアがいた。
ガルヴァンはアラノアと喜びを分かち合いたかったが、そこでは既に赤小熊と分かち合うアラノア。
そんなアラノアの姿を見てなんだかモヤモヤしてそわそわするガルヴァンが。
無事終ったことに安堵したリチェルカーレは小熊たちに労いの言葉を掛けながら花形のチョコレートを渡していく。
「お疲れ様」
ふんわりとしたその笑顔に小熊たちもほんわかと微笑む。
「ありがとうなのぉ~」
ピンク小熊はリチェルカーレに抱きつきスリスリと頬ずり。
「シリウスもどうぞ!」
リチェルカーレはシリウスにハート型の彼が食べられるビターチョコレートを差し出した。
その差し出されたチョコレートにシリウスは瞳を瞬かせる。
すると青小熊がシリウスのそれを覗き込むと何か話そうとする、が。
「恥ずかしいからナイショ……ね?」
口元に人差し指を立てて内緒のポーズをし青小熊の耳元で囁く。
私の彼への感謝の気持ちと真心と愛なのは内緒よ、と。
試合も終わり、優勝したウィンクルム達と小熊たちは冷えた体を秘湯で温めていた。
混浴で水着着用ができる露店秘湯。小熊たちはもちろんそのまま。
そこではのほほーんと雪合戦での会話などが繰り広げられている。
「小熊達、とても可愛かった」
秘湯をプールのように泳いでいる茶色小熊と紫小熊を見ながら香奈は言う。
「施設の子供達を思い出しちゃった」
施設で育っていた香奈、雪が降れば今日のように施設の子供達とよく遊んでいた。
「面倒見が良かったんだな」
施設でも今日のように楽しく雪合戦をしつつ子供達の面倒を見ていたのが直ぐに目に浮んだ。
微笑みを向けてくるレムレースに頬を赤らめて香奈は視線を逸らす。
「……えっ!?あ、ありがとう……」
「子供ができたら、香奈はきっといい母親になれると思う」
そして今日のように面倒をみる香奈からは良い母親になることも容易く想像できたレムレース。
「レムこそ、きっといいお父さんになれると思うわ」
小熊たちと共にいたことで彼もとても良い父親になることが容易く想像できた。
「『お母さん』になるのが夢だったよな」
そうレムレースが聞けば、香奈は小さく頷く。
(あたしの子の父親が貴方であればいい……なんてね)
(できれば俺の子を……とは、気が早すぎるか)
お互い同じ想いを抱きながら星空を眺めた。
その少し離れた横ではかのんと天藍がほっこりと秘湯に浸かっている。
「きょうはありがとなの!」
黄色小熊は天藍とかのんの間に(邪魔!?)いた。
「お疲れ、小熊達は皆大活躍だったな」
わしわしと頭を撫でてやる天藍に黄色小熊は気持ち良さそうにしている。
そんな様子にかのんはくすくすと笑いながら天藍を見る。
「今日は楽しかったですね」
最後近くにたくさんの雪玉を投げるかのんを思い出す天藍。
「たまにはこういうのも良いな」
笑う天藍にかのんは彼が何で笑っているのかわかるのか少し恥ずかしそうにする。
「もう!そうですね……あ!黄色小熊さん!」
「ん?」
天藍に撫でられている頭を上げかのんを見る黄色小熊。
「掲示板なんですが、前はひらがなだったのに漢字が入っていてびっくりしました」
「がんばってるのよ!」
「いつもお勉強しているんですね」
偉い偉いとかのんは優しく微笑み抱き締めながら頭を撫で続けた。
「お疲れ様でした!」
「助かったよ」
今日フェルンは黄色小熊を助けるため声を上げた時に狙われたのだが、瑞希のお蔭で脱落することを逃れた。
「今日はありがとうございましたなの!」
2人に声を掛けてきたのは赤小熊。
「皆さんが頑張った結果です」
瑞希はもふもふと頭を撫でる。
赤小熊は気持ち良さそうに瞳を細めるとそっと瑞希に寄り添う。
「このあとごちそうっていうのをたべるんだって!はちみちゅかな?」
ごちそうが分からず考える赤小熊を見つめつつ笑顔を浮かべる2人。
「もしなかったらお願いしてみたらどうだろう」
それは良い考えだと赤小熊はフェルンにニパニパ笑顔を向ける。
そんな様子に瑞希は平穏な時を楽しんでいた。
「……まだ戸惑いとかあるけど……やっぱり私、ガルヴァンさんの事が好き」
秘湯に浸かりつつさっぱりしだしたアラノアは少し遠くて紫小熊に遊ばれているガルヴァンを見つついう。
ブクブクと顔を半分つけながら湯を見る。少し曇っている自分の顔。
「……私だけ言ってばっかりな気がする…たまにはその……言ってくれても、いいのに……」
顔を上げて拗ねたようにアラノアが言う。
「っ……お前という奴は何故そう可愛いいんだ……」
さっきまで紫小熊と戯れていたはずのガルヴァンが目の前にいる、そして自分を可愛いと言っている。
周りに響くほどの声でアラノアは硬直しつつ、
「かわっ……?!」
ガルヴァンは少し眉間に皺を寄せたような顔をしているが、困ったような困惑したような顔をしながらアラノアを抱き締める。
「いつもは優しくありつつも冷静な判断をするというのに、ふとした時に見せるお前の態度がどうしようもなく可愛いんだ」
秘湯の効果だろうか……ガルヴァンも素直な心の内をアラノアに告げる。
今までこんなに愛おしいと想う相手はいなかった……凛々しくも見えながらたまに見せる可愛い仕草、表情。
自分の背中に回されている手に胸をドキドキとさせながら少し戸惑いつつアラノアも彼の背中に腕を回した。
他のウィンクルムの声はするものの気温が下がってきたせいか周囲には湯煙。
その湯煙は2人を包むようにそのまま少しずつ濃くなっていった。
依頼結果:大成功
MVP:
名前:アラノア 呼び名:アラノア |
名前:ガルヴァン・ヴァールンガルド 呼び名:ガルヴァンさん |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 草壁楓 |
エピソードの種類 | ハピネスエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | ハートフル |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用可 |
難易度 | 簡単 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | なし |
リリース日 | 01月21日 |
出発日 | 01月27日 00:00 |
予定納品日 | 02月06日 |
参加者
会議室
-
2018/01/26-22:20
こんばんは、瀬谷瑞希です。
パートナーはファータのフェルンさんです。
挨拶が遅れて申しございません。
皆さま、よろしくお願いいたします。
リアルで雪に翻弄されている間に、
小熊さん達への緻密な指示・作戦が提案されてますね。
足引っ張っちゃったらどうしよう。
私達は、私が雪玉を作って、周りを警戒。
フェルンさんが雪玉投げて…という程度の
大雑把なゆるゆる案しか考えて無かったです。
出来る限り頑張ります。
-
2018/01/26-21:59
じゃあ、わたしはピンクちゃんに物陰に隠れつつの指示と応援をお願いしますね。
危ないと思ったら、小熊ちゃん抱っこして逃げます。
シリウスには青くんを気にかけてくれるよう、言っておきます。
-
2018/01/26-21:38
こちらでこっそり作った雪玉を攻撃の要所に置くタイミングに合わせて、黄小熊さんに応援をお願いしましょうか
黄小熊さんの応援が、止まっての状態だと相手の的にされそうなので、応援しながら主力の攻撃範囲に移動してもらって、対戦相手をうまく誘い込めたら良いかなと
天藍の方は現在特定の小熊さんへのサポートは入れていないのですが、近くの仲間とは時間差つけて動くことで一網打尽にされることを避けるようにしています -
2018/01/26-20:56
そうね、小熊達への指示や行動は、一緒に行動する人がそれぞれ書いておくと分かりやすいかも。
それでいくと、レムは紫小熊が安全に攻撃できるようサポート、
あたしは…それじゃ茶色のサポートにつこうかしら。
少し離れてついて行って、敵に見つかりそうになったら姿を見せて茶色に注意がいかないようにするわ。 -
2018/01/26-19:59
小熊さん達への作戦については[6]で書いたような感じのをプランに書きました。
あとは皆さんがどの小熊さんと一緒のポジションになるのか書いて下さればGM様も分かりやすいかなと思います。
ただ[3]で書いたような細かい指示は文字数的に厳しい気がしたのでその辺は小熊さんと同じポジションになった人(もしくは文字数に余裕がある人)が説明してくれるとありがたいです…。 -
2018/01/25-22:46
アラノアさん、小熊さんたちの作戦をありがとうございます。
わたしもそれでいいと思います。
注意をひく必要があるなら、シリウスが引きつけ要員をすると言っています。
ええと、天藍さんや青の小熊さんと一緒かしら?
がんばってねシリウス。青小熊さんの安全を守ってね!
雪玉だし怪我の心配はないんじゃ、なんて言わないで(頬膨らませる)。やる気の問題よ。
わたしは…ピンクさんや赤さんのサポートしながら雪玉等作りますね。いざとなったら盾になります!
小熊さんたちが楽しめるよう、がんばりますね。 -
2018/01/25-22:10
ガルヴァン:…避けられるか心配なら「やられる前にヤれ」の精神で突っ込めばいいと思うぞ。
アラノア:…ええと、ガルヴァンさんは前線で雪玉を投げまくり、私は赤熊さんと一緒に防壁を作ったり雪玉を投げて前線のサポートに徹しようかなと思っております。
ポジションを分かりやすくすると…
青:最前線でのかく乱及び攻撃
紫:青や他に気を取られている隙に狩る
黄色:味方の鼓舞及び囮
茶色:戦場が混沌としている隙に敵陣営の背後に回り奇襲、挟み撃ちにて一気に仕留めてもらう
ピンク:戦況を把握し指示を飛ばす司令塔、前衛への応援もしてもらう
赤:味方のミスをフォローしたり全体的に上手くいくようにサポート
…こんな感じで、小熊さんの配置に合わせて私達も動くと分かりやすいかもしれませんね。 -
2018/01/25-21:16
小熊達への作戦はアラノアの案で良いと思う
一発当たったら退場なんだよな
山間部なら木立があるところを拠点にすれば、身を隠したり、移動がしやすいんじゃないかと思ってる
対戦者も隠れる分、やりにくさも上がりそうだが
なるべくこっちに注意を引き付けて、小熊達が動きやすくなると良いかな -
2018/01/25-11:29
出石香奈と、パートナーのレムレースよ。よろしくね。
小熊の役割分担と作戦は、アラノアの案でいいと思うわ。
あとはあたし達がそれぞれ小熊達についてサポートって感じかしら?
あたしは攻撃か雪玉作り、レムは攻撃役の護衛をしたいなと思ってるわ。
…とはいえ、一発当たったら退場なのよね…レム、避けられるかしら…? -
2018/01/24-23:00
アラノアと、ガルヴァンさんです。
よろしくお願いします。
漢字が使えるようになってる小熊さん達の成長に感慨を覚えつつ、僭越ながら小熊さん達を有効に動かす作戦を考えてみました。
・まず青熊さんを始めとした避けるのが得意そうな人が前に出て相手を挑発し、戦場を掻き回してもらいましょう。
・黄熊さんには囮も兼ねて力いっぱい応援してもらいましょう。狙われたら味方(紫熊さん等の主力)の射程圏内まで逃げて誘導してもらう感じで。
・ピンク熊さんは味方陣営にて戦況の把握をし、指示と激励を飛ばす司令塔になってもらいましょう。ピンク熊さんからの応援があれば青熊さんも格好悪い所は見せられないと思うので士気も向上しますし。
・そして戦場がいい具合に混戦している間に茶熊さんが迅速かつこっそり移動し敵陣の背後を奇襲。相手側にも司令塔がいればそれを討ってもらい挟み撃ちにて一気に片を付けましょう。
・赤熊さんは誰かが転ぶ等のミスをしてしまった際のフォロー役として動いてもらいましょう。
雪の中での移動が得意でない人は雪を盛って一時避難できる防壁の建造と雪玉の製造。
ピンク熊さんと赤熊さんの護衛兼前線のサポート、という形でどうでしょうか…?
作戦の参考になればと思います。 -
2018/01/24-21:52
リチェルカーレです。パートナーはシリウス。
皆さん、よろしくお願いします。
ふふ、可愛い小熊さんたち。
一緒に楽しめたら嬉しいな。
シリウスは攻撃班にお願いします。わたしも投げたいなあと思ったのですけど、全然当たらないし大人しく雪玉作っていようかなあ…(しょんぼり)。 -
2018/01/24-20:27
こんにちは、かのんとパートナーの天藍です、よろしくお願いします
小熊さん達、漢字も使えるようになったんですね(しみじみ)
雪合戦、楽しみですけど会場がとても広いですね、作戦どうしましょう?
天藍は積極的に攻撃に行くつもりのようですが、私は物陰に隠れながら雪玉作りと索敵をしてみようかしらと思ったりしています