プロローグ
ある日、A.R.O.A.本部にこんな情報が寄せられた。
場所はタブロス郊外にある屋外ライブステージ。
そこで開催されるアイドルフェスティバルなるイベント会場にマントゥール教団員が紛れ込み、出演するとあるタレントを誘拐しようと画策しているとのこと。
彼らの狙いは、今回のイベントで総合司会を務める、元アイドル現在マルチタレントのメリルという女性である。近年彼女の両親がマントゥール教団に入信し、教団としてはメリルも教団に引き入れ、有名人である彼女を教団の広告塔にしようとしているのだ。
A.R.O.A.としては、会場にウィンクルムを派遣し、一被害が出る前に迅速に教団員を撤退させたいところなのだが、それに難色を示したのがアイドルフェスティバルの主催会社だった。
曰く、「このフェスティバルは生中継でテレビ放映されるんです。生中継がダメになってしまっては、取り返しがつきません」。
つまり、武装したウィンクルムうろうろするな、ということだ。
かといって、生中継中にタレントが誘拐されてしまっては、それはそれで大ごとだろう。
そこで、主催会社とA.R.O.A.は交渉を重ね、1つの方針を打ち出した。
依頼に当たるウィンクルムのうち半数は武装したまま事が起こるまで舞台裏で待機。残る半数は駆け出しアイドルのふりをしてバックコーラスとして舞台に立ちつつ警戒活動を行う、と。
相手は強力なオーガではない。数人の教団員だ。なんとかなるだろう。
しかし、現場に到着したウィンクルムたちを、さらなるトラブルが襲った。
何人かのアイドル、何組かのグループが、マントゥール教団を怖れ出場をドタキャン。
主催会社は、なんとかアイドルのふりをしているウィンクルムたちでその穴を埋めて欲しいと無茶振りをしてくる。
さらに。
この会場のどこかに『失敗作のギルティ・シード』が落ちているらしく、ウィンクルムたちの性別が逆転してしまったのである。
精霊は女性に。神人は男性に。
細くなったウエスト。厚くなった胸板。これでは装備が体に合わず、待機組は戦いにくい。
アイドルのふりをする組も、精霊は女性アイドルとして、神人は男性アイドルとして行動しなければならない。
さて、この依頼の行方はどうなってしまうのか。
『失敗作のギルティ・シード』の効果はウィンクルムが大きく感情を昂らせると消失すると聞く。
アイドル組のウィンクルムが熱いライブで会場を盛り上げれば、もしかしたら効果が切れるかもしれない。
解説
性別転換してアイドルを楽しむと同時に、マントゥール教団員も撃退するエピソードです。
アイドルとして熱いライブを行えば、ギルティ・シードの効果は消えます。
効果が消えずとも戦うことは出来ますが、いつもより戦いにくい体ですので、その時には少し苦戦するかもしれません。
ライブ成功→戦闘難易度が下がる
ライブ失敗→戦闘難易度が上がる
と考えてください。
メリルはイベントの進行に合わせて舞台に出たり引っ込んだりします。
舞台下には警備員が5人配置されていますので、そう簡単には教団員が舞台そのものに乱入することはありませんが、油断は禁物です。会場には合計10人の警備員がいますので、観客の避難に関しては彼らの協力を仰ぐのも良いでしょう。
マントゥール教団員は4人ほど潜入しているようです。ナイフを携行しているので注意してください。
アイドル組の人数が多ければ、ライブ成功の確率が上がります。
本来出場するはずのアイドルが多数欠席している非常事態ですので、プラン次第では全員がアイドル組に回るのも良いでしょう。アイドルでも戦えないわけではありません。ただし、誰もアイドルをやらない、という選択は失敗判定に繋がります。
個人で歌う、複数人でグループを組んで歌って踊る、どちらでも構いません。グループ結成の場合は、各自のプランと齟齬が無いよう掲示板でよく話し合ってくださいね。
アイドル衣装は貸してもらえます。ローラースケートもあるそうです。
ゲームマスターより
性別転換したウィンクルムにアイドルをしてもらいたい!
でも、そろそろアドベンチャーも書きたい……!
そんな私の我儘から生まれたエピソードです。
素敵なライブをお待ちしています!
リザルトノベル
◆アクション・プラン
ハロルド(ディエゴ・ルナ・クィンテロ)
ライブということなので…ここはディエゴさんにアイドルとして出てもらいましょう、名前も今から「ディアナ」ちゃんです 敢て悪い点を挙げるとするなら… 貴方みたいにデカくて筋肉質の女がいるか!スカタン!ってくらいですか。まあ個性ですよね。 ダンスは私が軽く振付し、教えます。 その意気ですディアナさん ライブ成功したらスタブローでスーシーでもべーたーに行きましょう。 <舞台裏待機> ひろのさんケネスさんの警戒範囲と被りすぎず離れすぎでもないポジションで警戒 緊急時は舞台下の警備員に報告 舞台に上がる通路?を特に警戒メリルさんの関係者を名乗ったとしてもまず疑う。 戦闘はバリア重視で攻撃を跳ね返したら峰打ちで気絶という手段。 |
水田 茉莉花(八月一日 智)
取りあえず、あたしもほづみさんもこの装備を 歌声合成ソフトのキャラコスプレ、で、通そうかな 仕込み杖にマイクくくりつけておきますし ほづみさんの武器は袖の中にしまって置きます 通らなかったらこの上にブカブカの衣装を着ます 歌はほづみさんに、合成ソフトでプログラム組んでもらって 口パクで踊ればスキルなしでも行けますよね できれば動画配信をしてメリルさん護衛の死角を舞台上で少なくしたいんですが… ムーチューブから『づみたまチャンネル』の僕達が出張して来ました、メリルさん 何か面白いコメント来てますか、づみっくすさん ステージ前にはほづみさんにCD成就します ステージ中に襲撃された場合は、振り付けっぽく仕込み杖で反撃です |
シルキア・スー(クラウス)
男になった…悪くない わーい力こぶー 事前 メリルにクラウスと挨拶に 警備員にも挨拶し全員顔記憶しておく 殺気感知してみる 感知した人は要注意人物として仲間に報告 トランス 彼女と組む 共通部 ユニット名 ケモノ☆パンデミック ジャンル ロック 衣装 軍服系パンク+バトルコーデ品 アイドル組 芸名 シルキー 赤軍服 黒猫尻尾装着 身長175㎝ 細マッチョ 溌剌男子 俺 ~だ ~だぜ メインボーカル 歌声も振付もパワフル 他の出演者のバックコーラスやダンサーにも入る 何でもやるぜ 自分達と同時にメリルも舞台にいる時 周りに殺気感知してみる 頭上潜伏や奈落作動も警戒 感知や異常ありならメリル庇い 近くの仲間に目配せと待機組にインカムで警戒連絡 万一の場合 避難誘導に回る |
ひろの(ケネス・リード)
縛る為に、予備含めロープを6本用意。 イベント開始前、メリルさんと警備員さんに「今日はよろしくお願いします」って挨拶する。 契約の文様を見せて、ウィンクルムだって確認して貰う。 イベント中は舞台裏で待機。 メリルさんが舞台裏に下がったら邪魔にならない近くで警戒。 舞台裏で事が起こったら、盾を構えてメリルさんを背に庇う。 スノーヘッドで味方に連絡。 教団員を牽制するのに、神符も展開。 舞台上で事が起こったら、こっそり神符を数枚展開。 教団員がナイフを出したら、腕を狙って取り落とせないか試す。 騒ぎが拡大したら、メリルさんの傍に急いで盾を構えて護衛。 見える以外にいないかを警戒。 男性時:169cm、普通体型、声変わり済 |
アンジェリカ・リリーホワイト(真神)
あ、少し力ついてる。 でも…背丈そんなに変わらないし、童顔のままだし…あれ?あんまり変わってない? ていうか、なんで雪さまは美人さんなんですかー! うぅ…普段の服でもあんまり違和感がなかった…スカートじゃなくてショートパンツ穿いて… あと、メリルさんに挨拶します 「バックコーラス兼護衛の、アンジェ、です…よろしく、お願いします」 ステージではがんばって歌います 人前で歌うの、慣れてないけど… シルキアさんの敵判別が解ったら敵を確認 襲ってきたら、警備の人にお願いしておいたペイントボールを投げつけます あとフライパンで殴ります、殴ります |
マントゥール教団に狙われるメリルを護衛すべく気合い充分でやって来たウィンクルムたちを悲劇が襲った。
「男になった……」
茫然とした表情でシルキア・スーは骨ばった自らの両手を見下ろした。
クラウスは、そんなシルキアに声をかけようとほっそりした手を伸ばした。
クラウスも女性へと変化していたのだが、女性にしては高い170センチメートルの身長とクールビューティーな見た目のおかげで、戸惑いはあるもののなんとか変貌を受け入れることができた。
しかし、シルキアはどうであろう。クラウスは気遣わしげにシルキアに手を伸ばす。と。
「……悪くない」
頷いたシルキアの口から出て来たのは、前向きな言葉であった。見れば、ふふふ、と笑みが湧き上がっている。二の腕をぐっと曲げて「わーい力こぶー」と、完全に現状を楽しんでいる。
クラウスは伸ばしかけた手を引っ込め、自分も覚悟を決めこの姿で任務に当たる意志を固めた。
「あらぁ、困ったわね」
なんて、さほど困った様子もない口調でケネス・リードは自分の体を押さえる。押さえても押さえきれないDカップ。小首を傾げればボブカットの襟足から覗く色香漂ううなじ。身長も心なしか低くなったような。
「そうだね」
と言いかけてひろのは驚いて口を噤んだ。自分の口から出た声が、低い男性のものだったからだ。
女性化した八月一日 智を見た水田 茉莉花は思わず「あ、似合ってる」と言いそうになったが、それを全力で我慢した。鏡を見た智本人がとてつもなく落ち込んでいたからだ。
「えぐえぐ、普通におにゃの子外見……じゃねぇ、こーなったら日頃培った技術で盛り上げ役やんぞオラ!」
涙目で拳を突き上げる智に、
「そーですよ、ほづみさん、頑張りましょう!」
と、茉莉花は励ます。
「ライブということなので……」
ハロルドはちらりと隣に立つ美女に視線を向ける。
「ここはディエゴさんにアイドルとして出てもらいましょう、名前も今から『ディアナ』ちゃんです。敢て悪い点を挙げるとするなら……」
美女、ディエゴ・ルナ・クィンテロはため息をついている。
「貴方みたいにデカくて筋肉質の女がいるか!スカタン!ってくらいですか」
そう、元々の体格が影響しているのか、ディエゴは格闘技選手系美女と化している。
「こんなナリで女性アイドルもなにもないだろうが……」
「まあ個性ですよね」
そう、芸能界とは個性がものを言う世界……かもしれない。
「女子のカラダとは、不便なものだな」
変化した体で戦えるかどうか、試しに弓を引く体勢を取ってみた真神が呟く。
いつものような力が出せず、上手く弓が引けない。胸が邪魔で狙いが狂う。
真神の様子を見て、それなら自分はどうなっているのだろうと、アンジェリカ・リリーホワイトもバトルフライパンを持ち上げて見た。
軽々と持ち上がる感覚。
「あ、少し力ついてる」
でも……。
アンジェリカは鏡に映る自分の姿を見やる。
背丈そんなに変わらないし、童顔のままだし……あれ?あんまり変わってない?
「ていうか、なんで雪さまは美人さんなんですかー!」
大きな変化が実感できない自分に比べ、真神ときたら。
「ふむ」
真神は自分の体をひとつひとつ確認する。
「出っ張った胸、括れた腰、尻が丸い。背丈はあまり変わっておらんの」
アンジェリカに向かって真面目な顔で
「所謂もでる体型というやつであろうか?」
と問うと、アンジェリカは、むぅ、と膨れっ面になった。
と、まあ、ここでわいわいやっていても仕方がない。
一同はメリル始めスタッフたちに挨拶を兼ねた打ち合わせを行うことにした。
楽屋裏に集まったメリル他、主催会社責任者にスタッフ、そして警備員たち。
性別が入れ替わってしまい、体に合わぬ装備品を身を纏うウィンクルムたちはまるで学生がコスプレで遊んでいるかのようで、スタッフたちの中には疑いの目を向けて来る者もいたため、ひろのが手の甲の紋様を見せつつ身分を証明した。
アンジェリカは緊張しながらメリルに挨拶を。
「バックコーラス兼護衛の、アンジェ、です…よろしく、お願いします」
「ばっくだんさー兼護衛の真神だ、よろしく頼む」
「よろしくお願いね」
そう言って笑うメリルは、流石は元アイドル、年齢の割に可愛らしい。
「教団員が暴れたら、観客の避難は皆さんにお願いするわね」
ケネスが警備員たちにそう願い出た。
シルキアは笑顔でひとりひとりに挨拶をしながら、警備員たちの顔をしっかりと記憶する。
翻る叛逆ノ黒外套が、シルキアに僅かな殺気を伝え、シルキアは笑顔のまま眉だけがぴくりと動く。
神経を研ぎ澄まし、その殺気がどこからくるのか明確にしようと試みたが、相手の殺気はまだ小さなものらしく、警備員たちの誰か、とまでしかわからなかった。
「できれば動画配信をしてメリルさん護衛の死角を舞台上で少なくしたいんですが……」
茉莉花が責任者に提案するが、彼は渋い顔をする。その反応は予想の範囲内であった。スポンサーやその他諸々との兼ね合いもあるのだから、突然お願いして了承してもらえるとも思えない。
「そこをなんとか!」
智が責任者にずいと詰め寄り、身長差から上目遣いになって頼み込む。と。
「うぅむ……スポンサーに掛け合ってみます」
と、責任者は携帯電話で連絡を取り始めた。智の女子力の賜物だ。
「やりますね、ほづみさん」
茉莉花が智に囁くと、智は
「嬉しくないやい」
といじけてしまった。
顔合わせが終わるとウィンクルムたちは楽屋裏の一角に集まり、シルキアは皆に微弱な殺気を感知したことを伝える。
「警備員の誰かが怪しい、ということですね」
ハロルドが眼光を鋭くさせる。
「1番怪しいのはあの金髪の、ソフトモヒカン?って言うのかな、あの髪型」
シルキアは小声で説明する。皆は視線を警備員たちに向けないように注意しながらその情報を聞く。
「舞台に上がったら、照明に紛れてシャインスパークを行おう。さすれば、あやつが敵が否か明らかになるだろう」
クラウスの言葉にひろのが頷き、所持していたロープを掲げる。
「これを、使って」
ひろのは皆にロープを渡す。
そして楽屋裏に「間も無く本番でーす」の声が響いた。
会場内に大音量の音楽が響き、まばゆい照明が舞台を照らす。
舞台中央にメリルが出て行く。その両脇には茉莉花と智。
「今日はお手伝いしてくれるゲストに来てもらいました」
と、メリルがにこやかに2人を観客に紹介。
「ムーチューブから『づみたまチャンネル』の僕達が出張して来ました」
長髪の青年となった茉莉花が観客に向かいぴしっと敬礼。
「今日はキャラコス風衣装で決めてみたぜ」
どうにも女の子口調ができない智が親指を立てる。
そう、2人は身に付けた装備をそのまま衣装として押し通すつもりであった。
武器も、茉莉花は仕込み杖にマイクをセットし小道具に見せかけ、智はぶかぶかになってしまった袖に隠している。
2人は前もってトランスし、智にはコンフェイト・ドライブを施してある。
纏ったオーラの輝きは、有難いことに強い照明のおかげで目立たない。
「さてこのライブ、緊急に動画配信もされ、ネット上では続々コメントが届いてますよー、何か面白いコメント来てますか、づみっくすさん」
「おーらいたまりん、こんなの来てるぜ」
茉莉花と智は軽快にトークを繰り広げる。
「『づみっくすたんカワユス』『萌え袖ピョンピョンするんじゃー』……ウルセェ」
真顔になった智の脇腹を茉莉花が突く。智ははっとして笑顔を取り戻す。
「気を取り直して歌うぞ!ネット動画で有名な『千石桜』だ!」
メリルが舞台袖に下がり智と茉莉花が歌い、舞台後方ではアンジェリカと真神、シルキアとクラウスがコーラスを務める。この二組も舞台に上がる前にトランスを済ませている。
スピード感のある楽曲に会場はあっという間に盛り上がる。
そんな舞台の裏では、ディエゴ改めディアナがハロルドの指導のもと本番前の練習に勤しんでいる。
「ディアナさん!全然身が入っていませんよ!」
ハロルドが叱責する。
「しかし……」
口ごもるディエゴに、ハロルドは真剣な表情で詰め寄る。
「どんな仕事も誰かのためにという所は同じで大事です」
「……そうだな。観客はアイドルの仕事を楽しみにしている。俺たちは<こんな>姿になってでも教団員を止めるのが仕事だ、どちらも大事だな」
ディエゴは自分に言い聞かせると、カッと目を見開いた。
「やるぞ!…じゃあなく、やるわ!ディアナとして心込めて歌うわ!大きい体はそれだけ愛が詰まっているから!」
半ばヤケである。
「その意気ですディアナさん。ライブ成功したらスタブローでスーシーでもべーたーに行きましょう」
業界用語で気分を盛り上げるハロルドであった。
ひろのとケネスは舞台裏でメリルを護りながら警戒を強めている。
シルキアから警備員の中に敵がいるかもしれないと聞いていたから尚更注意を払う。
舞台では曲が最後のサビを迎え最高潮。
照明が激しく閃光を放つ。それに紛れ、クラウスがシャインスパークを放つ。
ウィンクルムたちの間に緊張が走る。
「やはりな」
クラウスが小さく呟く。シルキアが狙いをつけていた通り、舞台下で警備に当たっていたソフトモヒカンの警備員が目を覆い悶絶していた。
茉莉花と智は頷きあうと、演出を装いながら舞台下に下り、当該警備員を挟むと、智が観客に見えないように警備員の背に双剣の切っ先を軽く当てる。
茉莉花は警備員の腕をしっかり搦め捕る。
笑顔で観客に手を振りながら、警備員を引っ立て舞台に戻ると、そのまま舞台袖に下がっていった。
舞台袖ではシルキアからサイバースノーヘッドを介し連絡を受けていたひろのがケネスと共に待ち構えており、皆で協力して警備員をロープで縛りあげた。
「詳しい話を聞かせてもらおうかしらね」
ケネスがにんまり笑う。その笑顔は美しかったが、それ故に警備員を震え上がらせた。
会場には他にもシャインスパークの眩しさに悶えていた者が数人いたはずだが、いかんせん観客が多く、その者たちの発見には至らなかった。
茉莉花と智が舞台から下がった後は、インターバルとして真神が和風の舞で場を繋ぐ。
普段のアンジェリカの服装を参考にしたという真神の衣装は和風のドレス。
似合っている。
それに比べて……とアンジェリカは自分の姿を見下ろす。
流石にスカートはまずかろうとショートパンツを穿いてはみたが、普段の自分と大差なく、がくりと肩を落としてしまう。
「さあ、会場が温まってきました!」
笑顔のメリルが舞台に登場する。
先ほど眼前で繰り広げられた捕り物劇に若干手は震えていたが、表情や声に動揺は現れていない。彼女のプロ精神と、ひろのとディエゴによるメンタルヘルスを用いたフォローのおかげであった。
「次は……ケモノ☆パンデミックのシルキーとクラリスです!」
メリルの紹介で、それまでバックコーラスとして後方に控えていたシルキアとクラウスが前面に出る。
元々の装備にシルキアは赤軍服、クラウスは黒軍服を組み合わせパンク風に決めている。
シルキアは黒猫尻尾も装着して、テイルスのクラウスに合わせている。
シルキアの歌声が生かせる機会だ。クラウスはマイクスタンドにマイク型片手杖キャストハウリングをセットすると、気合を入れてエレキギターを掻き鳴らす。
ロックテイストのイントロが流れ、シルキアのパワフルな歌声が轟いた。クラウスがシルキアの声に重ねて歌う。綺麗にハモれば気分も爽快だ。
一方で、ひろのとケネスは先ほどにも増して警戒を強めている。
舞台裏に戻ってきたメリルから付かず離れずの距離を保ち、常に四方に視線を巡らせる。
ケネスとハロルドの尋問により、会場に観客として紛れている教団員が他に3人、オーガなどは連れておらず、警備員に扮した教団員の手引きで舞台裏に浸入する予定だったことが明らかになった。
しかし、警備員に扮した仲間が捕らえられたことで、他の教団員がどんな強行手段に出るかわからない。
時折ひろのはメリルに声をかけ、彼女を安心させるように気を配っていた。
ハロルドは浸入経路として予定されていた廊下で周囲の警戒に当たる。
ケモノ☆パンデミックのパフォーマンスにより、会場はさらに熱気を増し、その高揚はウィンクルムたちにも伝わってきた。
最後に二人が敬礼でポーズを決めると、大きな拍手喝采か響く。
「次は俺……じゃなく私の出番ね」
体格を隠すため、とハロルドが選んでくれた過剰なまでのフリル衣装に身を包んだディエゴがメリルと共に舞台へ上がる。
シルキアとクラウスは舞台後方に下がり再びバックコーラスに。
アシスタント役の茉莉花と智がメリルの司会をトークで盛り上げ、ディエゴは舞台中央へ。
イントロが流れると同時にメリルは舞台から下がる。
ディエゴは元々の歌唱力に加え、筋肉美を活かしたキレの良いダンスで観客を魅了する。
踊り歌いながら観客の動向にも気を配る。だから、ディエゴは気付かなかった。
自分の体が、元に戻っていることに。
「む……衣装がきつい。あんじぇ、一旦舞台を下がるぞ」
アンジェリカと真神、シルキアとクラウスは舞台をディエゴに任せ急ぎ舞台袖に用意された簡易更衣室へと走る。
ディエゴは性別が変わっても体型に大きな変化はなかったため、違和感なくパフォーマンスを続行することができた。観客も違和感を感じなかった……と思いたい。
そして、ディエゴの眼は不審者の動きを逃さなかった。
捕らえた警備員の情報から、残る敵は観客席前方の端の方にいるのでは、と予測していたが、見事にそれは当たっていたようだ。
ダンスの一環と見せかけて不審者たちを指差す。それに気づいた正規の警備員がそれを無線で舞台裏のスタッフに伝え、スタッフはウィンクルムたちに伝えた。
性別が戻り本来の力も取り戻した皆は、一斉に警戒態勢を取る。
ハロルドは廊下になだれ込んできた3人の教団員と対峙し妖刀・恋慕を構える。
先頭の教団員が襲いかかってきたが、リュングベル・フォースの魔法陣がそのナイフを弾き返す。
後ろ2人の教団員がその横をすり抜けるが、ハロルドは深追いせず先に攻撃してきた教団員の相手に専念する。
他の2人は皆に委ねた。
廊下を抜けた教団員は舞台裏に到達するが、そこでひろのとケネスが並び待ち構える。
メリルの側には茉莉花と智がついていてくれている。
ひろのの放った神符水龍宮が教団員たちに襲いかかる。
それを振り払いながら教団員の1人がナイフを投げつけ、ひろのはそれを式占盾六壬式盤で弾き飛ばした。
もう1人が切りつけてくるが、ケネスが木刀竹光で小手を打ちナイフを取り落とさせる。
落ちたナイフが拾われることの無いよう、ケネスはナイフを蹴りつける。
床を走るナイフはひろのの足下で止まり、ひろのはそれを回収した。
2人の教団員はこれで丸腰となった。
「打ちどころ悪いとやばいから。やり過ぎないように加減しないと」
小悪魔的な笑みを浮かべて悪魔的な発言のケネスに、教団員はぞくっと背中を震わせる。
が、ここまで来て逃げるわけにもいかず、素手で殴りかかってくる。
人の腕と木刀ではどちらが有利か。当然長さのある木刀である。
ケネスは木刀の先で1人の鳩尾を突き、その反動でくるりと回転すると、翻した木刀でもう1人の背中を打つ。
鳩尾を突かれた教団員は気を失い、もう1人は蹲ったところをひろのの盾で上から押さえつけられ動きを封じられる。
更衣室で装備を整え直したシルキアとクラウスが駆けつけ、2人の教団員をロープで縛りあげた。
廊下では、教団員と一対一の戦いを繰り広げていたハロルドの耳に、
「離れてください!」
というアンジェリカの声が届いた。
ハロルドが教団員の腹を蹴りつけ距離を取ると、そこへ、駆けつけてきた真神がダブルシューターⅡを放ち、教団員の脚を撃つ。
動けなくなった教団員にハロルドはゆっくり近付き、その武器を奪った。
「全く、何故このような事をしでかそうとしたのやら」
こんな時にせんでもよかろうに、と呟きながら、真神は教団員をロープで縛った。
かくして4名の教団員を無事捕縛し、メリルの身は護られた。
そしてディエゴはステージで見事パフォーマンスをやり遂げた。ディエゴが観客の目を引いていてくれておかげで、今回の騒動が一般の観客に知られることはなかった。
そしてディエゴ=ディアナの姿は性別不詳のマッチョアイドルとして暫くネットを騒がせたという。
依頼結果:成功
MVP:
名前:シルキア・スー 呼び名:シルキア |
名前:クラウス 呼び名:クラウス |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 木口アキノ |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | イベント |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 普通 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 03月17日 |
出発日 | 03月25日 00:00 |
予定納品日 | 04月04日 |
参加者
- ハロルド(ディエゴ・ルナ・クィンテロ)
- 水田 茉莉花(八月一日 智)
- シルキア・スー(クラウス)
- ひろの(ケネス・リード)
- アンジェリカ・リリーホワイト(真神)
会議室
-
2017/03/24-22:36
挨拶の件了解しました。
あたしのプランには入らなかったので、ほづみさんにお願いしようかと思います。
こちらは、プラン調整して最終投稿します。
みなさん、頑張っていきましょうね! -
2017/03/24-22:03
私達もメリルさんと警備員さん達にご挨拶に行こうと思います。
プランは提出しました。
成功祈ります。 -
2017/03/24-21:42
意見ありがとうございます。
じゃあ、最初に挨拶はしようと思います。 -
2017/03/24-20:42
はい、知って貰った方がいいと思います。
-
2017/03/24-20:05
護衛するメンバーを知ってもらうのは賛成です、いざという時に信じて行動してもらえないと歩調が合わせられないですから。
-
2017/03/24-19:50
舞台裏で事が起こった場合は、捕り物中とかの隙に他の教団員に攫われないように。
メリルさんの近くで護衛するつもりです。
一応、メリルさんと警備員さんには。
よろしくお願いします、って最初に挨拶しようと思ってます。
メリルさんには、誰が護るのか知って貰った方がいいかなって。思ったんです、けど。
やめた方がいい、ですか? -
2017/03/24-14:45
なかなか来られなくてごめんなさい、ほづみさんがごねちゃって…
どんな衣装も萌え袖になるって泣いてるの。
えっと、メリルさんが狙われている訳ですから
あたし達は舞台上での護衛をメインでプラン組み立てたわ。
動画配信は難しいかもしれないけど、舞台上での死角を埋めたいからって理由で申請してみるわね。
コメント読み上げたりして、盛り上げのお手伝いをするわ。
あと、舞台上で襲撃があった場合の事は、あたし達のプランに書いておくわね。
振り付けっぽく退治出来るといいなぁ、閃光ノ白外套で目眩ましきくかしら? -
2017/03/24-13:57
何か、しゃべりっばで失礼します。
ケモノ☆パンデミックでもし一緒にやりたい方いましたら以下をご参考にどうぞ。
衣装 軍服 アイドルなので色自由
パンク的装飾品 鎖とか手錠←とか
ケモ耳と尻尾必須 種類問わず
ジャンル ロック
私は歌唱スキルがあるのでメインボーカルです。
クラウスはエレキギターとリードボーカル予定。
なので、一緒にメインボーカルやベースギターやリードボーカルなどいいかと。
軍服なので、もし舞台上で捕り物が発生してもパフォーマンスを装えたりできないかな
という淡い期待があります。
もちろんこの時に捕り物が発生するとは限りませんが。
どなたでもどうぞ。
>警備員さんの事前チェック
殺気感知だけしようと思います。
いきなりl5かます理由づけの文字数が厳しかったので…。 -
2017/03/23-22:12
>教団員が逃げる
こちらで出来る事として
「紛れられたらl5で判別試みる」としてみます。
l5の使い所
仕掛けられる前に炙り出すという考えから
向うが行動起こしたら対応、に変更しようと思います。
こっちの方が皆さんと連携しやすいですよね。
事前にチェック出来る所ではしようと思います。警備員さんとか。
メリルさんは出演者の歌はじめに捌け、終りに出て来る訳ですから
舞台にいる側としてはそこを重点的に警戒すればいいのかな。
私は殺気感知試してみます。
誘拐に来てるので殺気を拾えるか怪しいですがダメ元で。
感知したら目配せの合図と待機組さんに連絡します。
クラウスは怪しい動きする人がいたらl5使います。
という感じで考えてます。
変更すいません。 -
2017/03/23-19:48
>待機
あーすみません、舞台裏で待機っていうところ見落としてました
なのでひろのさんケネスさんの隊規範胃に被らない位置で警戒してますね -
2017/03/23-17:38
>敵の判別の場所
愚策と言われてしまったので、よく考えてみます。
確かに目が眩んで転倒や挑発になる可能性もあるので。
真神さんご意見ありがとうございます。
>性転換での身長
そう言って貰えて、安心しました。
ありがとうございます。
(修正の為再投稿しました) -
2017/03/22-19:49
邪眼のオーブとかもないなら、デミ・オーガもいそうにない。かな。
一応、教団員を捕まえた時の為に、ロープも。用意しようと思います。
ケーネは、舞台裏みたいです。
スタッフに紛れてるかも知れない、って。
>性転換での身長
骨格から変わると思うので、身長が変わっても大丈夫だと思います。
私も、身長伸びてるし。
ケーネも、いつもより身長低くなってます。 -
2017/03/22-00:51
連投済まぬ。
我は舞踊には長じて居るが、こちらの今どきの歌とか言うのはよく解らぬ。
(一般スキル:ダンスLv1、歌唱なし)
故に、誘拐されそうなあいどるとか言うのの後ろで踊っていようかと思う。
即興で踊れるのは、東方の踊りとなるが。(所謂日舞。)
あんじぇは…声は良いのだ、一人で歌ってこい。
アンジェリカ:Σなんでそうなるんですか?! -
2017/03/22-00:34
すまぬ、我が神人はまともな争い事はこれが初になる故、我が代わって発言する。
(ナイスボディの背の高い、モデル様な出で立ちで考え事してる)
そしてはろるどは現状のまとめ感謝する。
>でみ・おーがとか出てくる可能性
言及されておらぬ故、基本的にない、であろう。
居たら密やかに潜入し、誘拐する、なんぞ無理であろうよ。
とっとと露見して騒ぎになっておるだろう
>敵の判別
判別については、しるきあの発案で良いと思う。
舞台がコケるのは防がねばならんのであろう?
敵が出演者として振舞う内は舞台の見えてる所で事を起こすのは愚策であろう。
しゃいんすぱーくによる判別は光る故、客に見えぬ場所や舞台袖でやった方がよいのではないか?
舞踊になどに組み込んで、演出としてするとかやり様はあるかもしれんがの。
>教団員が逃げる
有りうるだろうよ。
何と言うのか忘れたが、よくこんびににある、塗料の入った玉とか用意できぬかの
用意できるのであれば、あれでも戦闘前にぶつけてやればよかろうて。 -
2017/03/21-21:38
連投失礼します。
>教団員が逃げる
それはあるかもしれませんが、紛れられたら見つけるのはほぼ不可能に思います。
そうならない様に頑張るしかないかなと思います。
と、現状まとめありがとうございます。 -
2017/03/21-20:58
メンバー増えましたね、よろしくお願いします!
>アイドル組
自分の出番が終わったら他の出演者のバックコーラスやダンサーに入って
なるべく舞台にいるようにすればいいのかな? と思うので
ハロルドさんの言う様に「欠場の穴を埋めるという意味」でも
分けて、というか、好きな様に参加してもいいような?
>敵の判別
l5の効果範囲的に舞台上の人しか判別はできないと思うので
私達は舞台上の出演者に教団員が紛れている可能性を警戒します。
眩んだぽいリアクション取った人がいたら、すぐ、押えに掛かるのは早計かなと思うので
舞台上の方へは、振付のふりしてその人を指さして、目配せも入れて「要警戒」をお知らせする感じでいいでしょうか?
ナイフ取り出し等、明らかな態度取ったら別ですが。
>デミ・オーガとか出してくる可能性
この事態になったら舞台どころではないですよね。
会場まで及ぶ様なら私達は舞台出演者の避難に回ります。
なのでメリルさんの方はどなたかにお任せしていいでしょうか。
>動画配信
生中継でテレビ放映されるので権利関係どうなんでしょうか?
というのが気になります。
>スノーヘッド
了解です。
眩んだぽい人がいたら「要注意人物発見」として特徴など報告します。
AROAから借りられるインカムとも互換性はあるのかな?
私達の現在のアイドル予定ですが、[4]で言ってますが、
クラウスと2人組予定しています。
ケモ耳と尻尾と衣装は軍装系?でロックとか(よく分らない…)
ロックなら多少暴れまわる行動しても許容して貰えるかな…と。
ユニット名は「ケモノ☆パンデミック」
………(恥
コホンッ
性転換は、身長とかにも影響が!?というのもありでしょうかね?
身長も彼と逆転したいかな…。 -
2017/03/21-08:30
っと、皆さん待機組についてのご意見ありがとうございます・
-
2017/03/21-08:30
フルメンバーになったようですね
宜しくお願いいたします。
現状まとめますね、敬称略ですご了承ください。
アイドル組
水田 茉莉花・八月一日 智
シルキア・スー・クラウス
アンジェリカ・リリーホワイト・真神
ディエゴ
(ケネス)
待機組
ひろの
ハロルド
(ケネス)
間違いがあったら訂正お願いします。
ひろのさんが舞台裏にいるなら、私は客席側から異変がないか監視します。
戦闘が起きたら観客を避難協力したいと思うんですが
紛れて教団員が逃げ出さないか心配なのですが
教団員も目的達成しない限り逃げないかな?とかも思ったり…みなさんはどう思われますか?
アイドルはグループでも分けてもかまいません
ただ人数が多いのと、欠場の穴を埋めるという意味で
わけた方がライブらしくなるのかなって思います。
-
2017/03/20-20:59
<待機組
あたしも、いた方がいいと思います。
敵は舞台の上のアイドルだけを狙うんじゃなくて
舞台袖とか舞台裏でも狙うんじゃないかなって思いますし…。
あたし達はどっちかというと司会の方が得手だから、舞台上でメリルさんの近くに居ることにするわ。
<敵の判別
クラウスさんのスキルで判別、いいと思います!
杖にマイクくくりつけておけば、スタンドマイクって言い張れますよね!
舞台上にいる人たちには、目くばせ等の合図で知らせる、って感じで良いのかしら?
…え、なになに?
えっと、ほづみさんが拗ねながら言うには、動画配信もやってみるのはどうだろうって?
機材のセッティングはほづみさんがやるし、コメントを読みながら双方向で盛り上げるのも
面白いんじゃないか、ですって。
…大丈夫です、ゲームキャラのコスプレ、似合いますよ。 -
2017/03/20-20:38
神人のアンジェリカと、プレストガンナーの真神雪之丞さま、です。
よろしく、お願いします。
歌とか、ダンスとかは、得意ではないですが…アイドル、挑戦してみたいと、思います…
雪さまだったら、背の高い、きれいなお姉さんになって、ました。
わたし…あ、ぼくは…ちいさい、まま、でした… -
2017/03/20-20:16
ひろの、と。SSのケネス・リード、です。
今回は、よろしくお願いします。
え、と。
当初の予定通りに、待機組と舞台組で別れるなら。
私は待機組で、部隊裏での警戒に入りたいと、思います。
ケーネは、
ケネス:
あたしはどっちでも。(ウィンク
アイドルやる方が人が足りなきゃそっちに行くし。
舞台裏の待機組が足りないなら、そっちに。
まあ、今のところアイドルするっていう人が半数以上既にいるみたいだから。
待機組かな?
>ハロルドさん
司会のメリルさんが舞台裏に下がったとの警備を考えると。
警備が10人いるっていってもマントゥール教団がデミ・オーガとか出して来ないとも限らないんだし。
シルキアさんのいうように、待機組はいてもいいと思う。
>シルキアさん
ひろのがサイバースノーヘッド持ってるから、装備させておくわね。 -
2017/03/20-15:12
シルキアとLBのクラウスです。
どうぞよろしくお願いします!
私達は一応スキルを持っているので2人共アイドル組をしようと思います。
(シルキア・歌唱とダンス クラウス・演奏)
アイドルは武装品の持込は駄目っぽいので
私は拘束札とサイバースノーヘッドネコミミ(ケモコス兼ねて)
クラウスはマイク型の片手杖を。
なのでスキルが使えると思うのでl5(敵は目が眩む)使って接近する教団員判別できないかなと思ってます。
光るスキルなので見た目舞台演出でごまかす方向で。
私達は2人組アイドルでも、グループでも可です。
クラウスがテイルスなので私はケモ耳と尻尾つけるので、それでも良ければですが…。
気になる点は
警備員に教団員が紛れてる可能性を考えて
l5での判定を事前にしてみようかと。
目が眩んだら教団員の可能性が高いという事で。
あと、警備員の顔は覚えておこうかと。
>待機組
私はいてもいいと思います。
l5で眩んでる人がもしいたら待機組の方にお知らせすればいいでしょうか?
インカムつけて貰えれば私のスノーヘッドとで連絡は可能そうです。
と、今考えている事を。
騒ぎになる事なく舞台成功させて、教団員も秘密裏に捕まえられたらいいな。 -
2017/03/20-08:58
…ん、あれ、これって全員アイドルをやならきゃいけないというわけではないけども
少ないと失敗するんですよね…待機組はいても良いんでしょうか…? -
2017/03/20-07:48
えーっと、水田茉莉花です。
パートナーのほづみさんは「フッツーに衣装が似合うーっ!」と、舞台裏で大泣きしてます。
あたし達は、会社で動画配信してるのもあるので、そのノリでステージする予定です。
二人とも、歌とか残念なんですが…なんとかなるわよね?
…はぁ、あたしも普通に衣装合ってるなぁ。 -
2017/03/20-07:39
こんにちは、私はハロルド
タブロスの平和を守ります。
いつも会議に参加するディエゴさんは出席拒否とのことで私でお許しください。
希望としては私が戦闘待機で、ディエゴさんは相変わらず195cm越えのゴリラ女みたいな姿ですがちょっとは歌えるのでアイドルとして置いておきたいです。
ゴリラ。をプロデュースしなんとしてもこのライブ・・・任務を成功させねば。