まさに雪だるま(残念矜持郎 マスター) 【難易度:普通】

プロローグ

 とある雪山。もう二月だし、雪遊びも終わりだろうと思った家族がいた。
「ぱぱー! 雪だるま!!」
「んー? どれど……れ……」
 子どもの声に微笑ましい物を目にするのだろうと思った父親の想いとは裏腹に、子どもがきゃっきゃと示すのは、山頂の方から高速で下ってくる巨大な雪だるま。
「なんじゃありゃあ!?」
「雪だるまー!」
「雪だるまー!」
「二人とも呑気すぎぃいいい!!」
 二人の我が子を脇に抱えて全力疾走する父。向かうは妻の待つ野外用の簡易テーブル……しかし、雪崩もかくやというスピードで迫る雪だるまを前に、彼はあまりにも無力だった。
「ちくしょう……せめてこの子たちだけでも……!」
「わー!」
「きゃー!!」
 二人を妻の方に投げ、ボスッと雪に埋まる子ども達を見つめて、後ろから迫る影に気づいて固まる妻と、目があった。
「ごめん……今までありがとう。愛してる……!」
 ずしゃぁああああ!!
「あ、あなた!?」
 過ぎ去る雪だるまを横目に、妻が駆け寄るのは無残にも潰された夫。すっかりペラペラにされた彼の体は……。
「ちべたい……」
 あ、埋まってるだけだった。



「というのが、今回の事件のあらましです」
 説明を受けたウィンクルム達が既に震えているのを見て、受付もまた遠い目に。
「分かってます、どう見ても寒そうですし、実際冷たい思いをするのでしょうが、何かの拍子にけが人が出てもいけませんし、近隣住民によればそんなものは見たことがない、という事から、新手のオーガの可能性もあります。どうか、討伐を。ちなみにこちらが資料でして……」
 ウィンクルムが逃げる隙を与えないように、すぐさま情報を提示する受付。こいつ、一見くだらない事件に関して上級者だぞ!
「敵は体長六メートルほどの、大型のオーガ(仮)です。厄介な事に、上の雪玉に当たった攻撃しかダメージは入らないらしい、ということが確認されています」
 どうやら下半分はただの雪玉らしい。襲われた家族が助かったのも、単に雪に押し潰されただけだったからだとか。しかし、次もそうなるという保証はない。
「戦場が戦場ですから、防寒着をお忘れなく。また、飛び道具、魔法、跳躍や登攀できる増備など、高所の敵を想定した装備が必須ですから、ご注意を」
 何か最後だけまともっぽくまとめられ、釈然としないウィンクルムたちなのだった。

解説

戦場:雪山

寒いよ☆

昼間だから灯りは不要

照り返しはそこそこあるけど、目を守る装備はなくてもイケる

敵:巨大雪だるま

上半身(頭だけの、雪の達磨的なモノ)が本体

下半身(一回り大きいが、ただの雪玉)に攻撃を当ててもダメージはないが、破壊すると動きが速くなる

敵にしてみれば、動かさなくちゃいけない部分がなくなるから楽なんだろうね

それでも三メートルくらいあるからただの動く的だね!

ちなみに、自分に雪をつけるんじゃなく、別にして転がしていた辺りから察する人もいるかも知んないけど、こいつに雪をぶつけると重くなって動きが鈍くなるという不思議な事が起こるよ

ゲームマスターより

シリアスかと思った? 残念! ネタ依頼でした!!

えぇ、残念(名前)です

今回は遠隔攻撃のほか、相棒の為の足場づくりとか、冷えた相棒をあっためるとか、連携が色々重要になりそうですね

なお、下の雪玉を破壊することなく敵を撃破すると、その雪玉に穴をあけてカマクラが作れます

ヌクヌクです、オヤツを持ち込めます

いい感じに敵を撃破できたら、皆も雪を楽しんでいいんじゃないかな……

リザルトノベル

◆アクション・プラン

リチェルカーレ(シリウス)

  何だか可愛らしい感じね
仲良くできたらいいんだけど…
まずは動きを止めなくちゃ

目につきやすい 鮮やかな赤の防寒具着用
滑らないように靴に縄を巻く
現場についたらトランス
囮役

巨大雪だるまを見つけたら 仲間に連絡
雪だるまに おーいと呼びかけ手を振る
気付かなかったら雪玉投げて
鬼さんこちら さぁ追いかけてきてちょうだい
向かってきたら全力で逃げる

仲間と打ち合わせた 周囲に木のある開けた場所まで誘導

所定の場所まできたら 「封樹の理」を発動
雪だるまの動きを止めて と周りの木々にお願い
無理そうなら神符で拘束付与しながら雪玉を胴体に
いい子だから大人しくして

戦闘後
持ち込んだココアとコーヒーを皆で 

オーガでなければ危険ではないと本部に連絡


シルキア・スー(クラウス)
  必要数申請
カラーボール 赤
スコップ
インカム 皆に配る

基本作戦
【周囲に木がある開けた斜面】に雪だるまを誘き出し戦闘という流れ

準備
自分の所定位置
誘き出し場所の坂上で30センチ程の雪玉を沢山作っておく

誘き出し開始時トランスからHTG
所定位置へ

対雪だるま
オーガ判定
オルガスコープでチェック
結果は知らせる
動きが早い内は雪玉落して鈍化促進
鈍ってきたら頭部へ弓攻撃(誤射に最大注意)

戦後
お疲れ と彼に触れて労う

雪だるま調査
戦後 頭を調べ
・良くないモノに寄生されている
・魔法や何かの実験の産物
・ネイチャー
の可能性を探る
目鼻パーツ等にヒントないかな

かまくら掘り手伝う
持込み屋外用ガスヒーター横にして豚汁温める
皆さんに振舞いたい


エセル・クレッセン(ラウル・ユーイスト)
  持ち物
防寒具と救急箱

被害が出るのはまずいから。
でも、本当にオーガなんだろうか…??

うん、話しかけて意思疎通ができるかどうかやってみよう。
ええと、
「お前、何者なんだ?
私たちと遊ぼう。でも下敷きにするのはやり過ぎだぞ?」
とか、かな?

そう言えば、オーガはトランス状態でないと攻撃が通じなかったよな。
なら、通常攻撃してみれば…?

戦闘
前準備に雪玉作り。

私は斜面の上から雪玉落とす役をやるよ。
雪玉が転がる時間と、雪だるまの移動方向・速さを考えて…。
外れても、転がした雪玉、足場代わりとかになるかも…?

戦闘後
救急箱で応急手当。

皆でかまくら作って遊ぼう。
私も掘った雪を運ぼうかな。
雪だるまも一緒に?


アラノア(ガルヴァン・ヴァールンガルド)
  大きな雪玉に乗った雪ダルマ型のオーガ…?
…よく分かりませんが、頑張りましょう

念のためHTG

万が一敵じゃなかったらどうにかしたいですが一応頭だけ撃破を目指して立ち回ります
雪ダルマ引き付け役
本体狙撃組がいる坂の下に行き、雪ダルマがその場に止まるよう周囲を旋回
この時詠鬼零称の拘束が効くかも試す
雪ダルマがこちらを標的としている間は引き付けと逃げに集中
逆に誰かが標的になっている間は雪玉を作って投げ付け鈍化を狙う
動けない位に鈍化したらスコップで雪を積み足場を作って頭を直接叩きに行く
運悪く誰かが雪に埋まった場合は助ける

撃破後
皆でかまくらを作りましょう
かき出した雪を運んだり
かまくらに七輪にお餅は鉄板ですよね?


●雪だるまは転ばない
「よし、これくらいでどうかな?」
 シルキア・スーが木々がまばらに立ち並ぶ斜面に大き目の雪玉をいくつも作って転がし、インカムに触れた。
「こっちは準備できたよ。雪だるまは見つかった?」
『まだです。この辺りのはずなんですが……』
 通信機が運んでくるリチェルカーレの声が震え、周りを見回している様子が伝わってくる。二人が連絡を取り合っている間に、エセル・クレッセンは小型の雪玉を作ってはストック。自身の役割に備えていた。
「よし、これだけあれば十分だろう」
 ふんす、達成感から微かにドヤ顔のエセルを横目に、ラウル・ユーイストは眼下に広がる林とは呼べない、木々がまばらに林立する斜面と、その向こう側で雪玉を設置しているシルキアの相棒、クラウスを見下ろした。
「……上から雪玉を……無難な選択だな……しかし、本当に転がして当てられるのか?」
「ふ、いくら私の運動神経が悪くても、そのくらいは……」
 そんなことは想定していたエセルだが、それでも言われてしまうと不安になるのか、そっと目を逸らす彼女へラウルは辛い現実を突きつける。
「斜面は雪の積もり方の関係でかなり凹凸があるし、木々もある以上転がして正確に当てるのは至難の業だが……本当に大丈夫か?」
「だ、大丈夫だとも! ……多分」
 目を合わせないエセルにラウルが深いため息をついた頃、アラノアは首を傾げていた。
「大きな雪玉に乗った雪ダルマ型のオーガ……? ……よく分かりませんが、頑張りましょう」
「……敵であるにせよないにせよ、転がり回って周囲に迷惑を振り撒くのは止めなければな」
 敵の姿の想像がつかず、思考を放棄したアラノアにある意味簡潔な答えを明示するガルヴァン・ヴァールンガルド。ふと、前方で赤い布が揺れ、インカムからリチェルカーレの声が。
『雪だるま発見です! 何だか可愛らしい感じね。仲良くできたらいいんだけど……』
「私たちからは見えませんね……ガルヴァンさん、急ごう」
「……うむ」
 山の斜面は微かに丸みを帯びており、真っ直ぐ先を見通そうとしてもその実直線的には見えていない。故に囮組はウィンクルム同士で間を空けて、より効率的に捜索範囲を確保していたのだが、その前方を行く赤ずきんことリチェルカーレが狼の如く雪原を駆けるシリウスに抱かれて猛烈な速度で戻ってくる。その後方からわずかに遅れて、巨大な雪だるまが姿を現した。
「何あれ大きい、そして速い」
 驚きのあまり、少しだけ目を見開いて淡々と感想を述べるアラノアを、ガルヴァンが抱き上げた。
「え、ちょ、ガルヴァンさ……」
「黙っていろ、舌を噛むぞ!」
 すぐさま踵を返し、走り出すガルヴァンにシリウスが並んだ。
「ねぇシリウス! やっぱり悪い子じゃないんじゃないかな? 声をかけたら返事をするみちゃっ!?」
「……リチェ、あれほど黙ってろって言ったのに……」
 人の体重で一々沈む雪の上を精霊の身体能力で移動しているのだから、そりゃまぁ、揺れる。だからガルヴァンもアラノアに対し口を閉じるように言ったのだが、雪だるまとの出会いに感動した? リチェルカーレは無邪気にはしゃぎ、ついに舌を噛んでしまったらしい。
「あぅう……」
 腕の中でフルフルと震えるリチェルカーレに深いため息をついて、シリウスは遠い目をした。
「しかし、随分と速いな」
 ちらと、ガルヴァンが後方に視線を投げる。
「ただ雪玉を転がしているだけではないのだろうか……もしそうなら、どんどん雪がついて雪玉が巨大化し、いずれは動けなくなるだろうに」
「そこが雪だるまの能力なんじゃないかな? 雪をぶつけると動きが鈍くにゃっ!?」
「……大丈夫かアラノア?」
 つい口を挟んだせいで猫のような悲鳴をあげるアラノアに、ほんのりガルヴァンが微笑んでいたのは、誰も見ていない……目標の合流地点まで、あとわずか。

●敵さんも馬鹿じゃない
「あれか」
 ラウルが少し身を乗り出して、斜め下方、眉間に赤いボールが埋まっている雪だるまを発見。その前方にはクラウスと合流した囮組の姿も見える。
「準備はいいか?」
「もちろんだとも!」
 用意した雪玉に両手を添えるエセルに合わせ、ラウルも銃を構えて狙いを定めた時だった。
「……止まった、だと?」
 雪玉を転がす時を今か今かと待っていたエセルが固まる。雪だるまは木々の方へ寄ってこないのだ。それに動揺を隠せないのは坂の下のメンバーも同じ。雪だるまには、自分が動きにくくなる場所へと誘導されていると気づく程度には知性があると、ここで初めて知ったのだから。
「き、木々のみなさん、お願いします!」
 リチェルカーレが杖を掲げると、周りの木々がざわめき、雪だるまに向けて枝を伸ばし始めた。しかし、その枝が届く前に雪だるまがUターン。
「ヤバい、逃げる前に……!」
 アラノアが素早く札を投擲。それが上の雪玉に張り付いた瞬間、痺れたように動きが止まり、木々に囚われた雪だるまが少しずつ、本来誘導するはずだったポイントへと引きずり込まれていく。
「よし、今のうちに……」
「敵かどうか、見極めさせてもらおう」
 シルキアが片眼鏡をかけ、クラウスの本が強い光を放ち始める。途端に雪だるまが身をよじって光から逃れるように後ろを向き、片眼鏡にはDの文字が浮かぶ。
『Dランク……光にも怯んだから、弱い敵、ってこと?』
 インカムから聞こえるシルキアの声に、クラウスが仰々しく頷いた。
「そうであろう。まぁ強弱についてはさておき、こうして対峙している以上、こちらが勝手に敵だと思っているが故にシャインスパークが目くらましになった可能性も否めないが、そこはそれ。正体がなんであれ、放置できぬ以上倒すのみだ」
 そりゃ、確実に味方だとは思ってないんだから、プラスの効果は発生しないね。とはいえスキルは敵味方を判別するものではなく、ただそういった事象を引き起こすものなのだから、考えたって仕方ない。インカムに攻撃開始の連絡をいれたクラウスは本を開き、一節をなぞった。
「ここから先は雪合戦と参ろうか?」
 動けなくなった雪だるまを前に、クラウスが不敵な笑みを浮かべて雪玉を構える。
「うぅ、私もあっちがよかったぞ……」
 下で始まった雪合戦(という名の一方的雪玉当て)に微かに涙をにじませながら、エセルは用意しておいた雪玉を斜面へ突き落す。勝手に転がり落ち乍ら大きくなっていくそれを見送っていると、雪玉を投げている赤ずきんが見えた。
「リチェルカーレさん!? え、当たらないかもって止められたんじゃ……」
「木々と術で動きを完封した相手に当たらないって、相当じゃないか?」
「じゃあ私も……」
「やめておけ」
 狙い澄まし、上の雪だるまのみを狙撃して攻撃が通用することを確認したラウルが視線を外した。雪に足を取られながら、のそのそと斜面を下ろうとするエセルを掴んで引き留めて。
「仮に何かの拍子にあいつが動き始めたとしよう。その時、自力で逃げ回れるのか? 現時点で既に動きのトロいお前が」
「う……」
 言い方こそ少々荒いが、ラウルなりに怪我してほしくない、という小さな優しさ故の警告。それが分かるからこそ、エセルは大人しく雪玉落としに戻った。
『シルキアよ、寒くはないか?』
 インカムから聞こえる坂下のクラウスの声に、シルキアが苦笑。
「大丈夫だよ、心配しないで」
 今回、雪玉を扱う側のシルキアは坂の上に、雪だるまとの戦闘を想定したクラウスは下に、と唯一コンビが離れている二人。特にクラウスはシルキアに対して彼女を守り抜くことこそが自身の存在意義であり、その隣にある事を望みとしている。そんな彼が作戦のためとはいえ、安全な離れた場所だったとしても、シルキアと離れて戦場にあらねばならないなど、ストレス以外の何物でもない。理性で押さえつけてはいるものの、今すぐにでも雪だるまをほっぽりだしてシルキアのもとへ向かいたいのだが、それをすれば陣形が崩れてしまうジレンマに囚われ、こうして通信することで彼女の安全を確かめて自分を落ち着かせているらしい。
『俺は寒くて仕方ない。やはりお前は俺の太陽だよ』
「ありがとねー。雪だるまの方はどう?」
 クラウスの事情を知っている故に、シルキアはサラッと受け流す。さりげなく依頼に関することを聞きながら、彼と会話を続けるきっかけを作りながら……。

●雪だるまの正体
 雪だるまの下半身が雪で肥大化し、動かなくなったところでシリウスが跳んだ。リチェルカーレが呼んだ木々を足場に、雪だるまの首に双剣を突きつけ、その時に備える。
「で、どうする?」
 いつでも仕留められる状況を作ってから、シリウスはリチェルカーレに確認の視線を向けた。彼女はパタパタと雪だるまに駆け寄り、両手を振ってみる。雪だるまはシリウスを物凄く気にしながらも、意思疎通は可能らしくリチェルカーレの方をチラチラ。
「やっぱり、この子は話せばわかるんじゃないでしょうか?」
「でも、雪だるまに通じる言葉なんてありますかね……」
 アラノアが眉間にしわを寄せて小さく唸っていると、エセルを抱いたラウルが雪の斜面を背中で滑り降りてくる。何故こうなったか? 言うまでもないだろうけど……。

「よし、雪だるまが大人しくなったな!」
 下の様子を見降ろしていたエセルが身を乗り出し、安全を確認してから斜面を降り始めようとするが、ラウルの懸念通り雪に足を取られてバランスを崩し、ゆっくりと倒れ始める。
「う、わ、わ、わ!?」
「……だから言ったろうに」
 呆れかえった様子のラウルがエセルの手を掴み、引き寄せながら自分もまた身を乗り出して後ろに倒れ込む。
「ラル!?」
「大人しくしてろ、このまま降りる」

 で、ラウルに抱っこされたエセルが滑ってきて今に至る。
「見たところ、私たちに敵意を見せる様子はないな……むしろ、怖がってる?」
 エセルは雪だるまの様子を眺め、ふむ、と頷く。
「お前、何者なんだ? 私たちと遊ぼう。でも下敷きにするのはやり過ぎだぞ?」
雪だるまは嬉しそうだが、シリウスに怯えている!
「シリウスさん、武器をしまってはくれないか? こいつが怖がってしまっている」
「……」
 シリウスはちらと、リチェルカーレの方に目をやる。彼女が頷くのを確認して、刃を納めて木々から飛び降りてくる。それを見届けた雪だるまは、ホッと安堵のため息をこぼすようにして……コロリ、雪玉から落ちてしまった。
「落ちちゃった!?」
「上が本体、と報告は上がっていただろう?」
「いや、そういう話は聞いてたけど、いざ目にすると……」
 敵の姿が想像しきれていなかったアラノアがビックリ、ガルヴァンがやれやれ、と言わんばかりに軽く頭を振るのだった。

●今季最後かもしれない雪遊び
「あら、じゃああなたはネイチャーなのね」
「意外と話が通じるものだな……」
 リチェルカーレの声に応えるようにユラユラコロコロする雪だるま。言語を持たないようだが、こちらが何を伝えようとしているのかは理解しているらしい。その一方的なようで通じ合っている様子にエセルが感嘆の声を漏らしている隣を、シルキアが降りてくる。
「ただいま……ってほど離れてもないかな?」
「おかえり、と言いたくなるくらいには遠く感じたよ」
 ようやく合流したクラウスの手を取る彼女に微笑みかけられ、クラウスの表情に安堵の色が浮かぶ。
「でも、こんな大きなネイチャーが今まで見つからなかったってどういう事かな?」
 シルキアがクラウスの手を引いたまま、雪だるまに近づくと、コロコロ。
「いつもはもっと山の奥の方にいるんだけど、この時期に人の気配がするのが珍しくて様子を見に来て、一緒に遊びたくなっちゃったんですって」
 何言ってるかさっぱり分からない所をリチェルカーレが翻訳。シルキアが目を丸くした。
「なんで分かるの?」
「雰囲気……ですかね? 一緒にいると、段々分かって来ますよ」
 二人が話しこみ始め、クラウスはそっと手を離して、代わりにスコップを握る。
「では、こちらも早速参ろうか?」
「これはどっちに……」
「その辺でいいだろ」
 クラウスが雪玉を削り、その削った雪をエセルとラウルが隣に積んでいく。
「よし、私たちもやろうか」
 かまくらで餅を焼くその時を思い描きながら、アラノアも雪運びに参戦、ガルヴァンも手伝おうとして、そんなに中に人がいても仕方ないだろうか、と外側へ。
「どうせならかまくらに少し意匠を施してみようか……」
 スッと指を滑らせれば、表面は粉雪のようにサラサラしているが、その下はしっかり固められており、そう簡単には壊れそうにない。
「これなら軽い彫刻くらいは……」
「あれ、ガルヴァンさん何し……うわっ」
 相棒の姿が見えず、気になったアラノアが見つけたのは、ミニチュアサイズのA.R.O.A.本部と大型のA.R.O.A.シンボル、そして等身大のアラノア雪像。
「な、何作ってるの……!」
 シンプルだが、煌びやかなドレスを纏った自身の雪像を前にアラノアが帽子を引き下げて目を背ける。
「ああ、これか? 折角だから身近にあるモノを作りたいと思ってな」
「そ、そう……」
(そっか、ウィンクルムとして、ずっと隣にいるもんね……)
 記憶に強く残っているのだろう、と少しだけ嬉しくなるアラノアと。
(いつか、このドレスを纏ったお前と……)
 二人で歩む未来を想うガルヴァン。二人のすれ違いは、もうしばらく続きそうだ。
「そ、そうだ、そろそろ中が終わるからガルヴァンさんも……」
 おいで、と呼ぼうとして、かまくらの側面に気づいた。
「うわぁ……」
 雪の壁のはずなのに、七色の光を放つかまくらに目を奪われるアラノア。隣に並ぶガルヴァンが、ほんの少しだけ微笑んだ。
「宝石加工の技術を盛り込んでみた。本来は内部で反射する光を美しく見せるための物だが、この雪は宝石に近いほど透過度が高い。そこで少々表面を削って……」
「綺麗……」
 ポツリ、零れた言葉にガルヴァンは語るのをやめて、誇らしく思うと同時に、淡くも微笑みを浮かべるアラノアに、頬を緩ませるのだった。
「まったく……」
 ため息をこぼすシリウスがスコップを雪に突き立てる。目の前の空洞は、全員が収まるのに十分な広さを持っていた。
「ありがとう!」
「!?」
 シリウスの手を、リチェルカーレが握り、少しだけ翡翠の瞳が開く。
「なんだ……?」
「冷たくなったかなって思ったのだけど……邪魔だった?」
 不安そうに見上げる少女から、そっと目を逸らす。
「……別に」
「ならよかった! あ、そろそろお茶にしましょう!!」
 まるで子どものように、次から次へと興味が移り変わるリチェルカーレ。無邪気で、純粋で、どこまでも明るい彼女を見ていると、ほんの少しだけ救われる気がする彼は、首を振った。
「ふん、らしくないな」
 その口角が、微かに上がっていた事に彼は気づかない。
「皆さん! 豚汁温まりましたよ!!」
「どんどん食べられよ、量はたんとある故にな!!」
 持ち込んだガスヒーターで温め直した豚汁を器によそって配るシルキアとクラウス。受け取って息を吹きかけて冷ましているエセルを横目に、ラウルが果物を取り出した。
「火を借りてもいいだろうか?」
「えぇどうぞ?」
 ヒーターを借りて作るのは焼き林檎。少し火から遠めにして、じっくり炙っていく。
「エセル」
「ふぅ……ん? なんだい?」
 豚汁を食べ終えたエセルに向かって、胸元へ放物線を描くように、ゆったりと投げて渡す。「ちょ、いきなり渡したら熱……くない?」
 運動神経の悪いエセルでも受け取れるように渡されたそれは、程よい程度の熱だけを持っていた。
「あ、甘いのいいな……」
「食うか?」
 興味を示したシルキアにラウルが焼き林檎を差し出し、クラウスが豚汁の残りを器に。
「そなたも味わうといい。まだ温かいぞ」
「あぁ……焼き蜜柑、食うか?」
「是非とも!」
 甘い物を持ちこむ余裕がなかった二人に、甘く温かい果実が振舞われた。
「かまくらといえば、これだよね」
 じー……アラノアは七輪で膨れていく餅を眺めてその時を待つ。そんな彼女の向かいでガルヴァンはマシュマロをふにふに。
「七輪で焼けるだろうか……」
「割り箸で刺せばいけるんじゃないかな?」
「それは?」
 ガルヴァンが早速箸に刺したマシュマロを炙っていると、リチェルカーレがひょこり、マシュマロを見てぱぁああ……と笑顔になる。
「マシュマロはまだありますか?」
「あぁ」
 受け取った白い菓子を、そっとココアに落してかき混ぜる。ゆっくりと溶けていくそれを口に含むと、
柔らかな甘味が広がって……。
「美味しい……あなた達もどうですか?」
「あ、いただきます。お餅食べます? 普通は餡子とか醤油と合わせるんですが、ココアの粉をかけても美味しいかもしれません」
(アラノアは餅が好きなのだろうか……)
 程よくとろけたマシュマロを口に運ぶガルヴァンがふと思考した時、リチェルカーレは少し離れて静かに様子を眺めていたシリウスの下へ。
「はい、シリウスも!」
「俺はココアは……」
 少し鬱陶しそうにしつつも、カップを受け取るシリウス。ふと、その匂いに眉を顰めた。
「シリウスはココアより、こっちですよね?」
「……まぁな」
 シリウスはそっとまぶたを閉じて、眠気を拭い去る香り高いエスプレッソを味わうのだった。



依頼結果:成功
MVP

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 残念矜持郎
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 女性のみ
エピソードジャンル 冒険
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 普通
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 4 / 2 ~ 5
報酬 通常
リリース日 02月07日
出発日 02月17日 00:00
予定納品日 02月27日

参加者

会議室

  • [24]エセル・クレッセン

    2017/02/16-23:22 

    プラン、提出っと。

    おやつは焼き林檎と蜜柑にしてみた。
    作るのは私じゃないけど。

    成功するといいな。お疲れ様。

  • [23]リチェルカーレ

    2017/02/16-23:00 

    美味しいものがたくさん!
    依頼が成功して、楽しくお茶?できればいいですね。
    わたしもプラン提出済みです。
    うまくいきますように。

  • [22]シルキア・スー

    2017/02/16-22:47 

    >おやつ?
    と、豚汁を持ち込んでみようかと。
    もはやオヤツではないですが。

    プランは提出しました。
    成功を祈ります!

  • [21]アラノア

    2017/02/16-22:18 

    かまくら
    私もガルヴァンさんもお手伝いする位しか入りませんでした
    その代わり(?)ガルヴァンさんはかまくらに色々装飾してみたいそうです(職人魂)

    おやつ
    私は七輪とお餅としてみました(かまくらでよくある(?)光景ですね)
    ガルヴァンさんはマシュマロを持ってくるらしいです。そのままでも焼いても美味しいですよね。

  • [20]シルキア・スー

    2017/02/16-21:51 

    >かまくらへの持込
    屋外用ガスヒータープランに入れました。
    横置きするとコンロとして使えるので焼き物とか鍋とかできるかも。
    良かったら利用してください。

  • [19]リチェルカーレ

    2017/02/16-21:49 

    >シルキアさん
    申請ありがとうございます。最初に接触するのがわたしたちになりそうなので、見つけたらシリウスがカラーボール投げると言っています。わたしもやってみたかったんですけど…当たらなかったら駄目だからって…(しょんぼり)。敵発見時はインカムで皆さんに連絡しますね。

    >エセルさん
    はい、説得というか意思疎通が無理っぽければ討伐に切り替えます。

    >かまくら
    なんとかココアとコーヒーを持つ、とねじ込みました!シリウスの方でかまくら作りとはしたけれど、わたしたちもそのくらいです。

  • [18]エセル・クレッセン

    2017/02/16-21:44 

    >話しかけ
    説得というより、会話できるか試してみる感じになりそうかな。
    だから、攻撃のタイミングは皆に任せるよ。

    >かまくら
    私も掘った雪を運ぶのを手伝う、位しか入らなそうだ。

  • [17]シルキア・スー

    2017/02/16-20:46 

    えっと、こちらで予定している申請物について。
    カラーボール(赤)
    スコップ(かまくら掘り用)
    インカム(皆さんに配ります)
    これらをプランに入れています。
    必要数申請としてますので皆さんも使えると思います。
    もし、被ってたらこちら削ってもいいです。

    あと、かまくらですが
    雪だるまの正体暴きに文字数取られて
    穴掘り手伝うとだけはプランに入れました。
    何か持ち込みたいなぁ…なんとかねじ込もう。

  • [16]リチェルカーレ

    2017/02/16-18:41 

    はい、よろしくお願いします!

    ではわたしとシリウスは最初は誘き寄せ・囮役でいきますね。
    シルキアさんが上げてくださっている【周囲に木がある開けた斜面】まで、がんばります。
    雪が積もっているから、足元をちゃんとしないとですね。シリウスの装備は「足場の悪い戦闘時でも態勢の立て直しやすく」となっているから大丈夫かなと思うんですけど…。
    靴に縄を巻くとかすれば、滑りにくくなるでしょうか?

    開けた場所に出るまではとにかく逃げて、ついたらわたしは拘束付与。シリウスは…エセルさんが説得(?)するなら、あんまり攻撃するのも可愛そうかしら。最初は胴体めがけて雪玉投げてもらおうかなと思っています。

  • [15]シルキア・スー

    2017/02/16-14:52 

    人が増えた!
    よろしくお願いします!

    作戦は[7]の感じで良いようでしょうか?

    >戦場
    誘き出す場所については
    【周囲に木がある開けた斜面】
    という感じでいいでしょうか。

    >リチェルカーレさん
    では、良ければ誘き出しの囮役お願いしたいです。

    >雪に埋まって冷たい思いをするだけ
    GMさまがネタと言っているのでノリ的にそれは避けられないかもしれないですね
    私は、雪だるまからの攻撃手段は押し潰し、体当たり、雪玉発射辺りを想定しています。
    なのでダメージ0ではない可能性もありそうに思っています。
    でも、動き回る方が多いようなのでl8は使用しない事にします。

    >話しかけ
    エセルさん、ありがとうございます。
    あ、でも文字数とか厳しかったら無理しないでくださいね。

    こちらの予定
    私は坂上陣取り組に。

    クラウスは誘き出しはお任せして坂下に待機組。
    雪だるまの足元固めて貰おうかと。(考え中)
    スキルはl5で援護します。
    このスキル味方と敵で効果が違うので、雪だるまが眩しがったら敵って事になるし
    効果無ければ敵じゃないという事に…?

  • [14]エセル・クレッセン

    2017/02/15-22:35 

    リチェルカーレさんとシリウスさんも、どうぞよろしく。

    ああ、そうか。雪山だから当然坂なんだよなあ。
    私は、シルキアさんの作戦でいいと思う。

    となると、ラルは坂の上側になるから、私も上から雪玉落とす役になろうかな?
    …うまく当てられるかどうかは…、当たるよな、大きい相手だし…。
    外れても、上から転がして雪玉が大きくなれば、足場代わりになるかもしれないし…?

    >シルキアさん
    雪だるまに話しかけるのは、やってみる。
    何て言うのがいいかは、まだちょっと思いつかないけど。

  • [13]リチェルカーレ

    2017/02/15-20:11 

    飛び込みで失礼します。
    リチェルカーレといいます。パートナーはTDのシリウス。
    どうぞよろしくお願いします。

    ここまでの流れ、読みました。
    胴体部分に雪を当てて、動きを遅くするんですね?
    シリウスは近接型なので、誘い出す時の囮役とかさせてもらってもいいかもです。
    わたしも囮とか雪玉作ったりとか…「封樹の杖」か「神符」を使って拘束効果で動きを鈍らせたりしようかと。

    それにしても、不思議な生き物(?)ですね。オーガじゃないのなら、仲良くできるといいんですけど…。

  • [12]シルキア・スー

    2017/02/15-19:53 

    (ちょっと内容が早計過ぎた気がするので発言削除しました、すいません。)

  • [10]アラノア

    2017/02/15-18:31 

    あ、言い忘れてました。
    私達は遠距離攻撃手段がない(私は一応弓持ってますがトランスソードを手放したくない気持ちが…)ので、引き付ける側に回ります。
    その代り私は拘束出来る札を持って行こうかと思っています。(本体に当たればいいんですが雪玉に当たっても拘束出来れば僥倖レベルの認識です)

  • [9]アラノア

    2017/02/15-18:23 

    ええと、オーガの胴部分の雪玉についてプロローグを読み返してみたんですが、
    どうも轢かれても雪に埋まって冷たい思いをするだけ(要はダメージ0)っぽいような感じがするので、チャーチで守る必要はあまりないような気がします。

    なので、この作戦の場合、坂の下ではオーガを引き付けつつ雪玉をひたすら投げつけ鈍化させ、誰かが埋まった場合救助する流れになるかと思います。(動けない位に鈍化したら足場を作って直接叩きにいくみたいな)
    PGであるラウルさんや遠距離武器持ちの人は坂の上に陣取りオーガ本体(頭)をひたすら狙撃する感じになるかと。

  • [8]シルキア・スー

    2017/02/15-16:29 

    あっ
    この作戦だと
    誘き出す人も下にいて雪玉に当るかもしれないので
    誘き出しの人は下でl8に入って貰えれば安全かな。
    なのでこの作戦の場合、クラウスは誘き出し役になります。

  • [7]シルキア・スー

    2017/02/15-14:42 

    連投失礼します。

    作戦1つ思いつきました

    場所は雪山なので当然斜面になっているので
    雪だるまを誘き出して、高い位置から雪玉転がして落してやれば
    それが当たって鈍化できないかなって。

    ・前準備に雪玉沢山作る
    ・誘き出す人
    ・上で雪玉落す人

    が必要かな。
    場所は障害物の無い開けた所が良いかも。
    動けなくなるくらい鈍化できれば胴体に階段作って
    悠々と頭部の攻撃できないかなって、思います。
    身体を切り離してくる可能性もありますが、接近戦ができる様になるだけで
    特に不利になるという事もないのかな?
    その時はl8で安置作りますし。

    というのを考えてみました。
    どうでしょうか?

  • [6]シルキア・スー

    2017/02/14-22:22 

    >ぶつかって壊れる
    成程、思いっきりぶつかられたら多分割れるかも。
    あと、攻撃が効かないとなると逃げるかもしれませんね。
    外で動いて貰う人は必要かもしれません。

    デメリットもあるので、l8に関しては
    【戦闘場所が開けた隠れる場所も無い様な場所だったら張る】
    としておく感じでいいかな…?
    雪山なので、周りに木もあるでしょうから隠れたり
    木を盾にする事もできそうです(落雪に注意ですが)
    l8はちょっと考え直してみます。

    >エセルさん
    意思疎通できるかの話しかけしますか?
    それならそこはエセルさんの方にお任せしてもいいでしょうか?

    こちらは[4]で言った他に、オカルトの見地からもできたら考察してみようかと。
    一体正体は何なのか?

    >足場
    前準備をするなら逆に穴を掘っておいてそこに誘い込んで嵌めてやった方が
    戦いやすい気もします。
    足場にしろ穴にしろ結構な重労働になりそうですが、やるならやりますよ!

    他に考えていることですが、
    敵の居場所について
    雪だるまの場所は雪玉が通った後が残ってるでしょうから
    それを辿れば見つけるのは簡単かなと思います。
    戦闘になったら
    相手の頭にカラーボール当てたらどうかなと思ってます。
    雪山に雪だるまは完全に保護色なので、視認しやすいように。

  • [5]エセル・クレッセン

    2017/02/14-20:37 

    クラウスさん、バリアとか張れるのか、すごいなあ。
    バリアの中から雪玉投げられたら、助かるな。
    ただ、後でかまくら作るつもりなら、皆がバリアの中にいると雪だるまがぶつかってきたりして、胴部分が壊れたりしないかな?というのが、少し気になるかなあ?
    そうなりそうなら、ある程度は動いたりして雪だるまを引きつけるといいかもしれない。

    >雪だるまの正体
    オーガでなければ、倒さずに済むといいよな。
    私も何か判別する方法考えてみようかな?とりあえず、話しかける位しか思いつかないけど。

    ラルは遠距離攻撃だから、頭部を狙うのは問題無いんだよな。
    雪だるまの動きが鈍くなれば、胴を登るってこともできるかもしれないけど…。
    足場も作った方がいいかな?

  • [4]シルキア・スー

    2017/02/13-11:01 

    シルキアです、パートナーはLBのクラウス。
    今回もよろしくお願いします。

    雪玉ぶつけて鈍化+かまくら狙いますか?
    それなら1つ提案できます。

    ●クラウスにチャーチ(固定防御バリア直径12m・240R・防御230)を張って貰って
    皆で中からひたすら雪を投げる。
    十分鈍化したら本体攻撃開始。

    チャーチの防御力的に、中にいれば敵の攻撃はほぼ気にしなくていいと思います。
    チートくさい?のでこれが戦法として面白いかはアレなんですが…。
    動き回りたい方もいらっしゃると思うので、この案下げても大丈夫です。

    私はこの雪だるまの正体が気になるので、正体暴きをしたい考えです。
    オーガかどうかは角の有無調べたり、オルガスコープチェックもしたいですね。
    最初に、意思疎通ができるか、と、殺気チェックして倒していい確証取りたいです。
    ネイチャーである可能性も微レ存?

    戦闘では、ハイトランスジェミニ予定しています。
    それと私の武器は遠距離武器(弓)を持っていくつもりです。

    ひとまずここまで。

    (投稿し直しました)

  • [2]アラノア

    2017/02/13-05:45 

    アラノアとSSのガルヴァンさんです。
    よろしくお願いします。

    体長6メートルの巨大雪だるまオーガ…
    胴はただの雪玉らしいのでイメージ的にはサーカスの大玉乗りでしょうか

    編成によってはガルヴァンさんのs8で胴を吹き飛ばして頭部を攻撃しやすいように落す…とは思うんですが、頭だけ上手く撃破出来ればかまくらが作れちゃうんですよね…ぬくぬくしながらのお餅の魅力は抗い難いです…
    そうなると雪を積む等して足場を作って頭部を攻撃するか、遠距離攻撃可能な人頼りで近距離の人はひたすら囮に徹するか雪を投げて動きを鈍くさせるか、ですね。
    どちらにせよ、かまくらで皆ぬくぬくEND狙いなら胴を壊さず頭部を撃破する方法を考える必要がありますね。

  • [1]エセル・クレッセン

    2017/02/12-20:10 

    私はエセル・クレッセン。パートナーはプレストガンナーのラウル・ユーイスト。
    シルキアさんたちもアラノアさんたちも、またよろしくな。

    うん、被害が出るのはまずいから。
    でも、本当にオーガなんだろうか…??

    あ、雪をぶつけると動きが鈍くなるなら、雪合戦みたいに雪玉作って投げてみようかな?


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