プロローグ
「すっ……スライムだ~~~!!」
白昼の市街地に叫び声が響き渡る。
とある一戸建ての排水溝から現れたのは巨大なスライムだ。
長い間掃除していなかった溝を開いた瞬間せきを切ったように溢れ出てきたそれの体長はゆうに二メートルを超える。
「おそらく長期間かけて微生物が膨大に集まり、一つの固体を形成しているんだろう。邪念などは感じられないが、何故かデミ化して……」
「うわぁーっ! な、なんだこのスライム、服が溶かされっ……ああああぁ!?」
かいつまんで説明する職員の向こう側でスライムに捕まった哀れなウィンクルムが悲鳴を上げる。
取り込まれた彼の服は無残に溶かされてしまった。その他には一切外傷はない。
ぱんつ一つ残して満足したように、スライムは捉えたウィンクルムをペッと吐き出した。
「大丈夫か!? しっかりしろ!」
「うう、もうお婿にいけない……」
「大丈夫だ俺がもらってやるから! クソッ、許さないぞスライム野郎ー!」
壮絶な修羅場が繰り広げられスライムは「モブウウゥ!!!」と鳴きウィンクルムに襲い掛かった。
「……とまぁ、こういう具合だ。邪念といえば邪念なんだが……服を溶かす以外は何もしない」
「何故服を溶かすんです……?」
「わからんがこの世界は広いからな。とにかくこんな季節だ。風邪をひかれても困るし何より掃除も出来ないと近隣住民が嘆いている。洗剤が効く事は分かっているから申請分貸し出そう」
いいようにやってくれ。
都合のいい言葉を残して職員はそそくさとその場を後にした。
解説
・概要
排水溝に溜まった微生物に乗り移る『冬だから嫁のガード固くて露出が少ないのが切ないので脱がしたい』っていう邪念が篭ったスライムを倒してください。
・敵:デミ・スライム(スタート時体長二メートル)……参加ウィンクルム一組につき一体
黒っぽくて透き通ってます。「モブー!」って鳴いたりカタコトでなんか言ったりします。
物理的な攻撃はあまりダメージになりません。ウィンクルムとデミ・オーガなのでトランスしていればスキルは通りますが斬られると分裂して増えたりします。体積は変わらないのでその分小さくなりますが粘液に触れても服は溶けます。飛散すると穴だらけになったりします。この攻撃は通るの? みたいなものは余程でなければ通ります。装備は戦闘の都合上溶けませんが下地の服だけ溶けます。
服溶かす以外の事は何もしません。レベルとしてはデミ・ワイルドドッグなんかと同じくらい。
申請で貰える洗剤が唯一決定的なダメージになるので、掛けると徐々に小さくなりますがスライムも死にたくないので抵抗して襲い掛かってきます。
・フィールド
市街地の一角
・事後
風邪ひいて寝込むとかそういう事後プランがあればどうぞ。傷心を癒すための特休がもらえます。
・戦闘パートは全体描写になりますが戦闘後は個別になったりならなかったりです。
ゲームマスターより
大掃除の季節ですね。我が家は何一つ終わっておりません。排水溝開けるのが怖い梅都です。
寒そうなシナリオにしてしまいましたが夏ごろに出した「夏の海辺の大攻防」と似たジャンルだと思っていただければわかりやすかなと。
こんなモンスターなので判定は非常にゆるいです。どなたでもお気軽にご参加ください。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
俊・ブルックス(ネカット・グラキエス)
本音と建て前、逆ゥー!? 申請:長靴人数分 履いて洗剤の滑り止め対策に 一応着替えも持参 何となくだが敵が狙うのは『人が着てる奴』のような気がするから 離れた場所に置いておく 服の上にレインコート着用、コートと盾に洗剤を塗る 武器は抜かないでおく トランス、HTG 自分達担当の一匹を決めて盾を前面に構えつつ接近 射程に入ったら洗剤を噴射(粉洗剤なら布に包んで投げる) 飲み込まれる前に少しでも小さくする 手持ちが尽きたらネカの方へ行き補充 ネカが狙われそうになったらオ・トーリ・デコイを放ち気をそらす 自分が飲み込まれそうになったら内部からも洗剤ぶちまける 服がなくなっても攻撃はできる むしろもう失うものは何もない!(やけくそ |
瑞樹(共夜)
人数分のレインコート申請しておく 表面に洗剤を塗ったレインコート・長靴・ゴーグル・マスク着用。 左手に液体洗剤のボトル、右手に粉洗剤の計量スプーン 粉洗剤の箱に紐をつけて斜め掛け、ズボンの両ポケットに小分けにしたの沢山 CDは自分に。もっと撫でてくれてもいいんだよ 今日のきょーちゃんのパンツ言ったら寄ってきてくれるかな? 来なかったらその時考えよう! 攻撃可能範囲に来たら粉洗剤をばらまき開始! 近づかれたら液体洗剤で威嚇して距離を取る 滑らないように最初は意識してたのにまさか自分で蒔いた洗剤で尻もち… 案の定、翌日は風邪ひいた…。 共夜に「あーんして?」と言ったらノリノリであーんしてくれて 風邪っぴきも悪くないかなぁ |
鳥飼(隼)
毛布人数分申請。 溶かされないように戦闘場所から、離れた場所に置いておきます。 帰りに巻くだけでも少しマシなはずです。 「隼さん?」 余計にここまで戦闘場所を広げる訳にはいかなくなりました。(ぐっと気合いを入れる 武器のスプーンに申請した洗剤を入れて、スライムにかけるように振ります。「えいっ」 触手や飛沫は傘で防御します。 掃除してない排水口から出てきたってことは汚いですから。 捕まったら: 「ひぁ!?」(感触に驚いて悲鳴 うう、鎧の下がスースーします。(残った感触と現状に半泣き 「でも、溶かされたらもう狙われませんよね」 一度やられたら怖くありません!(洗剤片手に涙目のまま突撃 戦闘後: お疲れ様でした、と毛布を配る。 |
ユズリノ(シャーマイン)
この寒い季節に… 迷惑スライムやっつける! 申請 人数分立体マスク 皆に渡す 業務用袋粉洗剤 液体洗剤原液 ガーゼ 皆の申請物 彼と使わせて貰う 準備 2人の盾とレインコートに液体洗剤原液を塗りコーティングする ガーゼに包んだ粉洗剤爆弾大量作成しバリケード内の取り易い位置にセット 戦闘 トランス済 敵1体、裾ひらひらさせバリケードへ誘き寄せる 僕は裾ひらひらで気を引きつける役 戦闘姿勢 襲うタイミングに外套の閃光効果で行動妨害 好機に僕も爆弾投げる 掴まったらその部分に洗剤塗り付け脱出試みる やられたら 気持ち悪+寒=怒り 消滅しろ変態スライム! 殺意爆発の洗剤攻撃 被害者への反応 手で目を覆うも隙間から見る位には興味 戦後 帰ったら速攻お風呂だね |
テオドア・バークリー(ハルト)
ゴーグル人数分申請 発生経緯に関しては触れないからな… 弱点は分かってるんだ、 せっかくだしこの一年の色んな恨み こいつらと一緒に綺麗に流してやろうかな。 ハル、それ以上喋るようならそのマスク取り上げて 口の中にもこれ突っ込むけど? 夏のトラウマが… 念のためトランス 一応レインコートに洗剤コーディングしてあるけど不安だな… とにかく囲まれないように注意しないと。 一体づつ退治していこう。 他の人を取り込んだらそっちを優先攻撃 取込み脱出用に洗剤少量隠し持っておこう 掌サイズでも随分頑張るんだな… まあ問答無用で洗剤かけるんだけど。 容赦ない?当然でしょ。 ハル、その煩悩も綺麗に落としてやろうか? |
●
現場に到着し、五匹のスライムと哀れに項垂れる全裸のウィンクルムを見るなり、ぐっと拳を握り締めたネカット・グラキエスの口からは、大衆に向けた綺麗な建前の代わりに「シュンの服をひん剥いていいのは私だけです! 細胞の一片たりとも残しません!」という本音がモロに口をついて出た。
「おっと間違えました。服を溶かしてしまうなんてはた迷惑な敵ですね。ご近所の平和のためにも早いとこ倒してしまいましょう」
「今更訂正してもおせーよ!?」
すかさず突っ込んだパートナーの俊・ブルックス。
持参した着替えと申請分の長靴を配り終え、相方の調子にこの先を思いやって溜息を吐いた。
同じく人数分のレインコートを申請したのは神人、瑞樹。
「きょーちゃんのパンツ、どんなのか言ったら寄ってきてくれるかな?」
人差し指を口元に当てて、不埒なスライムへの対策を考える瑞樹の隣で、精霊の共夜が小首を傾げた。
「みずきちー? 何の話だよ?」
「なんでもないよー!うん、来なかったらその時考えよっと」
一方で装備を確認しつつ「この寒い時期に……」と、憂鬱そうな顔でスライムを見遣る神人、ユズリノ。
「腹立たしいのはあの邪念だな。剥かせる気などさらさらないが」
ユズリノの言葉に精霊シャーマインも同意しつつ。
「迷惑スライム、やっつける!」と、意気込む神人と共に戦闘へ赴いた。
傍らで、ゴーグルを配り終えたのはテオドア・バークリーだ。
何故かこんな依頼にばかり関わりたがるハルトに並んで、ぷよぷよと揺れ動く黒い物体を遠目に見ている。
「流石にこんな時期に服溶かされたら、テオ君風邪引きやすいから大変な事になるなぁ……」
「そう思うならなんで引き受けたんだよお前……」
「ええー? そりゃあなんていうか、気持ちがわかるっていうか……いたた!」
すかさず頬を抓られてハルトは二の句を封じられる。
「発生経緯に関しては触れないからな……弱点は分かってるんだ。折角だしここ一年の恨み、こいつらと一緒に流してしまおうかな」
一人すみっこで病的な薄ら笑いを漏らすテオドアに、ハルトがひえっ……と背筋を震わせた。
鳥飼は人数分の毛布を申請していた。万が一溶かされた仲間が、帰りに何も身に付けるものがないよりマシだろう、と。
うっかり溶かされてしまわぬよう、戦闘区域から離れた場所へ固めて置く。
「人が着てないモノなら、溶かされないよな」
俊も念の為にと持参した着替えを毛布と一緒に預けた。
精霊である隼は、今回も妙な依頼だ、などと思いつつ、外したイヤーカフスをそっと毛布の上に置く。
「隼さん? 珍しいですね、それ、いつも着けてるのに」
「……母の形見だ」
小さく告げられた言葉に意表を突かれた。一層鳥飼に手に力が篭る。
「余計にここまで、戦闘区域を広げる訳にはいかなくなりました」
ぐっと拳に気合を込めて、隼と共に戦闘へ赴いた。
●
「モブー!!」
美味しそうな――否、脱がし甲斐のありそうなショタからマッチョまでの揃い踏みに、スライムたちは歓喜に震えた。
スライムの反応にテオドアもぶるりと震えた。夏のトラウマが蘇りそうだ。
「そうか、あんたは夏の時も……」
「……聞くな」
テオドアのうんざりした表情には、夏の件の報告書に目を通したシャーマインも同情を禁じえない。
今回は大丈夫なはずだ。トランスも皆済ませたし、装備も持ち寄って、ゴーグル、マスク、長靴、洗剤を塗ったレインコートに盾――等々。皆一様にガードを固くしてある。
そもそもガードを固くしなくたってこんな寒い季節に脱がされるいわれはないのだ。なんだ嫁を脱がしたいって。
ちら、と隣を見遣ると、今回最年少ウィンクルムである瑞樹が、共夜に頭をなでなでしてもらっていた。
「もっと撫でてくれてもいいんだよ?」
「はいはい。全部終わったら思う存分撫でてやるからな」
『コンフェイト・ドライブ』とは分かっていても、純粋で無垢なふたりにちょっとだけ周囲も照れる。
気を取り直しテオドアもハルトを見れば、いつの間にか前線へと駆け出した彼は、びしっ! とスライム達に向け人差し指を突きつけた。
「今回は非っ常ぉぉに! 惜しいが! ここは大人しく退治され――」
いや待てよ? いさましく啖呵を切りかけたハルトの言葉がふと止まる。
「……服を溶かされる、イコール風邪を引く……すなわち、看病イベント発生!」
導き出された答えにカッ! と目を見開いた。振ったらカラカラと音がしそうな頭がこんな時だけフル回転する。
スライムも「モブモブ」と頷いており協力的である。勝利の方程式は整った!
「テオくん!! 折角だからかっこよく前線に出てみる気は――」
すかさずぶちまけられた洗剤に続く言葉を封じられた。
ゴーグルがなければ目を潰されていたかもしれない。
「それ以上喋るならマスク取り上げて、口の中にもこれ突っ込むけど……?」
「あっ! やめてやめて! 無表情で洗剤ぶっかけてくんのやめて! いやー!」
スライムそっちのけで遊んでいる二人から離れた所では、瑞樹がスライムに向けおーい! と語りかけていた。
「きょーちゃん、今日は青い水玉のクマさんだよー!」
「なに人の下着事情バラしてんの!?」
共夜は驚いたがスライムは喜んだ。モブー! と吠えてにゅるにゅると精霊へにじり寄る。
存外足が速く一旦距離を取り、腰につけた予備の洗剤をガンマンよろしく乱射した。
小さなプレストガンナーの威嚇射撃に風穴を空けられモブー! と苦しんだ。
「やったー掛かった! 悪気はなかったんだよ、おとり作戦っていうか?」
「悪気がないにしても恥ずいし俺勝手に囮にされたの!? 後でうーんとお説教と、三日間おやつおごりの刑にしてやるからな!」
「えー? それはやだ、なっ!」
共夜を追い回すスライムが背を向けた所へ、瑞樹は勢いよく洗剤をぶちまけた。
「モブウゥアアァ!! ショタ、チガウ、ロリ……ッ!?」
ゲルを溶かされ悲鳴をあげながらも、瑞樹を振り返り接近を試みるスライムの言葉を彼は聞き逃さない。カチンと来た。
「僕は、男の子だよっ!」
強烈な洗剤攻撃がまた一撃スライムにヒットした。
「えいっ!」
スプーン型の武器に洗剤を乗せスライムに振りかけていく鳥飼。
隼も隣り合い、同じ様な形のバトルスプーンで応対する。
少しずつではあるが堅実にダメージを蓄積させていた。鳥飼が上手く傘を使い飛散物をガードする一方で、隼は細々とタンクトップに穴を開けていた。
「モブー!」
引き締まった胸筋のあたりに開いた穴にスライムが奮起した。そういう趣向の持ち主なのかもしれない。
「隼さん、防がないんですね……!」
既に服はあちこち虫食いの様相だが男らしい立ち姿である。ちょっと惚れてしまいそうになった。
「穴が開こうと下着一枚になろうと別にいいが……捕まった後は滑って武器が持てなくなりそうだ」
ふむ、と隼は思案する。一体ずつこの数を殲滅するのは結構骨が折れそうだ。
何か妙案はないものだろうか――考える二人の傍らで俊とネカットが一体を相手取っている。
「シュンには触れさせない!『天の川の彼方』!」
前線で盾を構える俊の前へ更にスキルによる壁を張る。
「モブー! ワンコ系、イイ……!」
「わん……なんだって!?」
よくわからないカタコトに一応答えつつ粉洗剤爆弾をぶちまけた。
攻撃意思に反応しスライムも逆上するが、触手の様に伸びた一撃はスキルに阻まれる。
地道にではあるもののこちらもじりじりとダメージを与えていった。
「……ハッ!? こんな事してる場合じゃなかった!」
テオドアの魔の手から逃げ回っていたハルトが我に返り、シャーマイン達が居る安全圏へ避難した。
彼とユズリノの二人は雪合戦よろしく、バリケードを使用し一体のスライムに対応していた。
神人が裾を揺らし挑発する事でギリギリまでおびき寄せ、用意した粉洗剤爆弾を投げつける戦法だ。
「大丈夫か? 大分息が荒いが…」
「いや……敵と関係ない所で戦っててちょっと……」
「?」
真面目に心配するシャーマインと首を傾げるユズリノに、遅れて駆け寄って来たテオドアも合流する。
「そっちはどうですか」
「地道だが有効な戦術だ。溶かせないモノが間にあると動きを阻害できて便利だな……これでも剥いてろ!」
体を広げて、ユズリノに襲い掛かかるスライムへ大量の洗剤が入った袋爆弾を投げ込んだ。
布を溶かす習性を否めないスライムはごぷんと飲み込み、体内で溢れ出した洗剤にもがき苦しんだ。
「モブウウウ!」
「おさわりは禁止だ。特にうちのはな」
「ひゅー! シャーマインさんかっこいい、俺も言ってみてぇー!」
便乗するようにハルトと共に、呆れ顔のテオドアもバリケードの安全圏からダメージを与えていく。
戦況は圧倒的有利――で、あるかのように見えた。
「……そうか、飲み込ませる戦法は有効だな」
シャーマインの爆弾攻撃を見ていた隼が不意に呟き、封のあいていない液体洗剤を懐に忍ばせた。
「きゃんっ!」
「瑞樹っ!」
ぶちまけた液体洗剤ですっ転んだのは瑞樹だ。
「うう、まさかの自分で撒いた洗剤で尻もち……」
すかさずスライムがにじり寄るが共夜が庇う様に前へ出て洗剤を乱射した。
「モブ! ショター!」
「うわっ、めっちゃ散るし!」
びちゃびちゃと飛散するゲル状の溶解剤がみるみる内に共夜の服に穴を開ける。
先程瑞樹が宣言した通りクマさん柄のパンツが現れてスライムが歓喜した。
「……は、恥ずかしくない、もん!」
頬を染めつつも懸命に応戦し、スライムと距離を取る共夜にテオドアが加勢する。
「大丈夫かっ!?」
「テオドアさん!」
安全圏から自ら駆け出て身を晒したテオドアを、シャーマインらが応戦していたスライムの一体も見逃さない。
「モッブー!」
「そう簡単に、何度も剥かれてたまるかよっ!」
容赦なく噴射した洗剤の恩恵で奇跡的にテオドアは難を逃れハルトがチッと小さく舌打ちした。
「あとちょっとだったのに……!」
「ハル聞こえてるぞ!」
「いっだ!!」
間髪いれず精霊にぶつけられた洗剤がスライムにも飛散する――が、こう細々とでは致命的な一撃を与えられない。
蓄積させたダメージで一回りずつ小さくなってはいるものの、まだまだ彼らの煩悩は元気だ。
ザッ! と勇ましく一歩踏み出たネカットがキリリと表情を引き締まらせ口火を切った。
「私にいい考えがある! 敵と十分距離が取れていて、なおかつ障害物がない状況なら『お日様と散歩』で熱線照射すれば、敵は干からびるんじゃないでしょうか!?」
「そ……そうですね。敵は汚物ですし、洗剤とのダブル攻撃で弱らせる事は出来るかも……!」
鳥飼もネカットの考えに賛同する。
「難しい事はよくわかんないけど、熱いのは効きそう」
「やってみる価値はありそうだね」
「エンドウィザードの火力、頼りにしてますよ!」
瑞樹にユズリノ、ハルトも続いて同意する。
「そうと決まれば、時間を稼がないとな……!」
俊が『オ・トーリ・デコイ』を手に前衛へと駆け出た。
ほんの数十秒、スライムの攻撃を精霊へ向けさせなければいいのだ。
シャーマインは『アプローチ』でバリケード側に敵を固定し、俊や瑞樹と共夜、テオドア達前衛組はフィールドを駆け回って撹乱した。
スライムもどこに狙いを定めていいのか分からないようだ。
しかし、隼の動きだけは違った。鳥飼を狙い触手を伸ばした固体へ向け、駆け出す。
「ひあっ!?」
レインコートの洗剤からダメージを与えつつも、胸元の一部を大きく溶かされてしまう鳥飼。
「うう、鎧の下がスースーします……っ」
再び鳥飼に向けて触手を伸ばしたスライムの前へ隼が庇い出た。
「させん」
「マッチョ! モブー!」
口を開ける様に襲い掛かったスライムに、隼は容易く飲み込まれてしまった。
「隼さん!?」
汚物に取り込まれた精霊へ鳥飼が叫ぶ。
一方の本人はといえば、スライムの中心でも無表情のまま、至って冷静に洗剤を開封している。
息を止めて数秒、内部で洗剤を攪拌する。体内に埋め込まれた劇薬に、スライムがぶるぶると震えた。
「モッ、モブウウゥーーー!!」
断末魔と破裂音を派手に立て見事に爆散した。
無事隼は生還するもほぼ生まれたままの姿である。駆け寄った鳥飼は視線のやり場に困るかのように、慌てて毛布を差し出した。
「し、下着も、溶かされてますから……早くこれをっ」
「すまん、助かる」
やたら強めの力で胸板に押しつけられる布を受け取るが、まだ戦闘中である事から一先ず腰周りにだけ巻いた。
「モブー!」
「そっちも行かせないぜ!」
ネカットに向け動き出したスライムには俊がアヒルを投げ付け気を引き付ける。
囮効果の恩恵により稼いだほんの数秒は、スキルが発動する時間稼ぎには充分だった。
「食らいなさい!『お日様と散歩』!」
ネカットのスキルがスライムの一体に向け発動された。
「やった、効いてる!」
熱線がジュワアアアッと音を立てスライムの体を焼く。
熱さにもがき苦しみ確かに大きく質量を減少させた――が。
「モブウウウ……ッッ!」
「は!? え、ちょっ……!」
命の危険に晒された事で逆上したらしく、最期の力を振り絞り抵抗を始めた。
「モブーッ!!」
「しまっ……!」
反動をつけて勢い良く飛び上がり、一番近くに居た俊の頭上からどぷんっ! と、覆い被さる形で飲み込んでしまった。
「ぶっは!」
「シュン、いけない!」
顔を出した相方に慌てて魔方陣の効果を断ち切るが、スライムから立ち上る湯気を見るに随分と内部が暖かくなっているようだ。
本領を発揮した敵の内部からはレインコートに塗りつけた洗剤が体積を減少させたが、一瞬で服を消し去られた俊は熱を帯びたゲルに包まれてたまったものではない。
「あ、あっつ……は、はぁ……っ!」
汗が頬や首筋を伝う。身動きも取れず、息も絶え絶えに表情をのぼせ上がらせる半裸の俊に、一時フィールドは騒然となった。
「た、助けないと、なんだけど……っ!」
「ああ……つい見てしまうな」
指の隙間からガン見してしまうユズリノの肩を、シャーマインが護る様に抱き寄せた。
そんなの有りかよ羨ましい! と叫んだハルトにはテオドアの洗剤爆弾が飛んだ。
奇跡のコンボを起こしたネカットも暫し凝視していたが「早くなんとかしろっ!」と叫んだ俊の言葉で我に返り、洗剤を噴射した。
「よくもシュンをこんなあられもない姿に!」
気合充分の洗剤攻撃がスライムにヒットする。助けます! とテオドアも続いた。
「熱い、がっ……これ、だけでもぉ……!」
耐え切れなくなったスライムが俊を吐き出す寸前に、内部から大量の洗剤をぶちまけてやる。隼の戦法と同じものだ。
「モッモブウウウ!」
俊が脱出した直後、断末魔と共に爆散した。
飛び散ったゲルは一部のレインコートや衣類を溶かしたが、そもそも服が無い者にはダメージもない。
残ったスライムは三体だが地道な洗剤攻撃により随分サイズが小さくなっている。
人の背よりも小さめの個体がほとんどだが、小さくなった事で小回りも効く様になったらしい。
ユズリノが相手取る一体がバリケードを突破しビチャンッ! とレインコートに張り付いた。
「き、気持ち悪っ……!」
最早スライムも命がけである。洗剤に溶かされつつ服も溶かす。肉を削り骨を絶つのだ。煩悩は果てしなく強かった。
「リノ!」
シャーマインが素手ではたき落とすがユズリノの服は虫食い状態になっていた。
身を刺す寒気と不快感に、彼の殺意が爆発した。
「消滅しろ、変態スライムー!」
あらん限りの洗剤をぶちまけて見る見るうちにサイズを小さくしていく。
「モブウゥ……オイシ、カッタ……!」
手の平サイズになったそれは次第に意思を無くしていき、また一体討伐成功だ。
「溶かされたら、襲われる心配はありませんよね!」
「ああ! もう失うものは何もない!」
涙目で特攻するのは鳥飼と俊だ。下がればいい……と、モノローグを浮かべつつ隼も続いた。
「パンツだけど、恥ずかしくないし!」
「きょーちゃんかっこいいー!」
更に共夜が続き、バリケードからはユズリノとシャーマインも応戦する。
各々の尽力により二体のスライムも、ゲルを飛散させつつ手の平サイズまで縮まった。
一体は次第に力尽きたがもう一体は小さくなっても懸命に頑張っていた。
うようよとテオドアの足元までにじり寄ってきたそれを、手の平に乗せて剣呑な眼差しで見つめる。
「小さくても随分頑張るんだな……まあ問答無用なんだけど」
「もぶー!」
甲高い声で泣いたスライムにぷしゅ、と一発噴射して、一片たりとも残さず殲滅した。
「テオ君、容赦ないのね……」
「当然でしょ」
「でも惜しかったなー。勝ったけど負けた気が……」
「……その煩悩も溶かしてやろうか?」
戦闘開始時と同じ様に、晴れやかな笑顔で洗剤の噴射口を向けてきたテオドアに、いやーごめんなさい! とまたハルトが逃げ回り、周囲を笑わせていた。
●
「皆さん、おつかれさまでした」
戦闘終了後、鳥飼が毛布を配って回った。
被害者以外もこの寒さと散布された水分量には体を冷やしていた為、この暖かさはありがたいものだった。
瑞樹がぷしゅん! と子供らしいくしゃみをして、大丈夫? とユズリノが穏やかに声を掛けた。
「帰ったら速攻お風呂だね」
「ああ。洗剤いらずだな」
シャーマインも続いて、あはは、と皆で笑いあった。
「隼さん、これを」
厳重にくるんであったイヤーカフスを鳥飼が取り出す。
受け取ろうとした隼に、ふと彼は申し出た。
「あの。付けさせてもらって構いませんか?」
「? ……ああ」
構わないが、という答えに微笑み、左の耳元へ。
精霊の大切にしている青い羽根飾りをふわりと飾った。
「あー。死ぬかと思った……火事場の邪念は、何するか分かったもんじゃないな」
熱くなったり冷えたりで、ひとり寒暖差の激しすぎる戦闘だった俊は、毛布を被りしゃがみこむ。
「そうですね。邪念とは恐ろしい……はからずともお互いに、良い仕事をした気がします」
「……どういう意味で?」
「討伐成功してよかった、という意味ですよ」
いい笑顔の精霊には大分引っかかるものを感じたが、集まってきたご近所のおばちゃんたちがあらあらそんな格好じゃ風邪をひくわようちでお茶なんてどう!? とこれまた別種の雑念に囲まれ始めてしまい、逃げる様にして任務を終えた。
スライムは全て討伐完了、被害は数名に留まった今回の任務であったが、翌日には布団の中でふてる瑞樹の顔があった。
「やっぱり、風邪ひいた……」
さほど服を溶かされたりはしなかったものの、真冬の汚物退治は子供の体に堪えたらしい。
「まあまあ。そうふてるなって」
りんごとおじやを片手に、甲斐甲斐しく看病へ勤しむ共夜は「あーんして?」という瑞樹の甘えにも「いっぱい食べろよ!」と、ノリノリで答える。
「風邪っぴきも悪くないなぁ」
嬉しそうにもぐもぐする瑞樹のぼやきには流石にこらこら、と一つ苦言を呈したものの、けれどもやっぱり折角のオフに外出ひとつ出来ないのはつまらない。
「早く元気になって、一緒に遊ぼうぜ!」
「うん!」
はにかんだ共夜には、つられる様にして瑞樹も笑って、大きく頷いた。
依頼結果:成功
MVP:
名前:俊・ブルックス 呼び名:シュン |
名前:ネカット・グラキエス 呼び名:ネカ |
名前:テオドア・バークリー 呼び名:テオ君、テオ |
名前:ハルト 呼び名:ハルト、ハル |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 梅都鈴里 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 男性のみ |
エピソードジャンル | イベント |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用可 |
難易度 | 簡単 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 12月01日 |
出発日 | 12月12日 00:00 |
予定納品日 | 12月22日 |
参加者
- 俊・ブルックス(ネカット・グラキエス)
- 瑞樹(共夜)
- 鳥飼(隼)
- ユズリノ(シャーマイン)
- テオドア・バークリー(ハルト)
会議室
-
2016/12/11-21:09
こっちもプランは提出した。
個別対応が主になるかな。一応ネカの方で少し支援してるけど。
長靴と、あと一応着替えを置いてある。
なんか最終的にひん剥かれてそうな予感がするが
皆、健闘を祈る。 -
2016/12/11-20:01
シャーマイン:
プランは提出した。
マスクの申請はした、初動は個別と了解している。
皆さんの申請物も有難く使わせて貰う。
多少行動調整をしたがバリケード戦法は変更なしだ。
皆さんとの助け合いや共闘になった時の行動にほぼ触れられなかったので
シンパシーでのアドリブに頼る事にした。
大丈夫だと思いたい。
では、よろしく。 -
2016/12/10-00:55
じゃあ僕たちの方から人数分レインコート申請しておくね
-
2016/12/09-21:57
スライムは一体ずつ、ですね。
わかりました。
スライムに飲み込まれないように、まず半分にしようと考えてましたけど。
分裂させない方がいいんでしょうか。
なら、隼さんには両手鈍器を使っていただこうと思います。
丁度大きなシャモジがあるんです。 -
2016/12/09-20:53
レインコート(手ぽむ
普通の服だとドロドロで気持ち悪いし、その方がいいかもな。
内側に粉洗剤入れた布とか隠し持っておくとかもできるし。
あ、俺盾持ってるから、それにも洗剤塗っとこう。
なんで武器は収めておいて、もう片手には噴射用の洗剤装備だな。
確かに集まられるとこっちが動きづらくなるし
一匹ずつの方が対処が楽かもしれねえな…
そういうことなら俺達担当分は、EAMの壁で防ぎながら倒して、
他の組担当の所にEASで支援、って感じになると思う。
>滑り止め
レインコート装備ならいっそのこと長靴も履いたら滑りにくくなるんじゃないか?
よければ俺の方で申請しておく。 -
2016/12/08-23:36
服に直接洗剤はやめといた方が…。
やるならレインコートとビニール手袋の上からの方がいい気がする。
攻撃したら分裂しちゃうし、洗剤のみで倒す感じか?
盾に洗剤は保険としていいと思うぞ。
まぁ、俺たちは盾持ってないし遠距離は液体洗剤で水鉄砲、近距離は粉洗剤投げつける感じに
なると思うけど。
敵、一組一匹ずつ担当でいいんじゃないかなぁ。割と大きいし、一匹ずつのほうが対処しやすそう。
マスクにゴーグルに毛布ありがとっ!
滑るのは…まぁうちの場合はほぼ確実だからその分俺が気を配ればいいかなくらいだな。
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2016/12/08-18:07
液体洗剤なら水鉄砲感覚で、
粉なら箱抱えて粉を投げつける感じかね
もしグループ行動になるようなら
俺達もシャーマインさん達のトコ参加しよっかなー
>申請物
うん、マスクいる、絶対いる!
あと一応ゴーグルも必要かなって思ったんで人数分頼んでみようかなーと。
こんな場所で目がー!目がー!なんてことになったらちとヤバイし!
>まとめて?各個撃破?
最初は1匹2mあるっぽいし、あんまり集まられると大変そうだから
敵はなるべく1体づつ確実に仕留めていきたいなーって気も。
ところで一箇所にスライムがまとまりすぎると通路が
スライムでぎっちぎちになって身動き取れなくなったりしないかなー…
戦う場所次第なんだけど、そこんとこどうなんだろなー?
>取り込み対抗策
確かに万一取り込まれちまった時も服に洗剤付いてたりすれば
吐き出してくれる確立高そうだよなー
服に直塗りがきっついやつは、うーん…
レインコートでも着てその上に塗っておくか、
布に洗剤包んで服の中に隠し持っとく?
>滑り止め
俺も「気をつけまーす!」って心構えでいるくらいしか出来ないかなー
扱うものの関係上仕方ないね! -
2016/12/08-16:41
シャーマイン:
失礼する。
夏のイカ退治の報告書を確認した(戦慄
…気合入れて掛ろうと思う。
こんな依頼に参加しといて何なんだが、俺達は溶かされるつもりはさらさらない
ってつもりでいるんで、とにかく奴に容易に近寄らせない戦法を考えている。
(いや、万一の覚悟はしておくが)
>武器に洗剤
>服に洗剤
効果ありそうに思う。
盾に洗剤を塗っても牽制に使えそうな気がする。
その場合の洗剤は液体洗剤の原液が良さそうだ。
垂れ落ちないという理由で。
>滑り止め
対策はいるだろうか?
気にはなる点なんだが、さほど重要でもない様にも思う。
というか、対策は「滑らない様に気を付ける」くらいしか思いつかない(汗)
申請物だが、俺の方は 立体マスク人数分 を申請予定だ。
洗剤扱うなら必需品かと思うので。
俺のスキルだが、r2は基本使わない。
裾をひらひらでもさせてやれば食付きそうなヤツだから使うまでもないだろう。
使うとしたら弱った残りが一つに合体して襲ってくる様な場合にはr2で釣って
その間に皆攻撃頼むーっみたいな限定的な状況位だな。
一応セットはしておく。
俺達はこんな戦法考えてる。
粉洗剤を自分等の周りに山積みしてバリケードを作り足元から近づかれるのを防ぐ。
盾に液体洗剤原液塗っといて牽制に使う。
薄布で粉洗剤包んで洗剤爆弾作って投げつける。
自分の服にもぶら下げておく。
で、俺は投げる役、ユズリノは爆弾補充役で頑張りたい。
さながら雪合戦の様な戦法だが季節的には丁度いい(笑
一緒にやってくれる人がいれば心強いが個別戦でも大丈夫だ。 -
2016/12/07-21:17
(メタだけど)駆除パートは全体描写になるみたいだから
敵それぞれが離れてるようなら各個撃破、集められるようならまとめて
…って感じになるかな?
こちらの対策としては、ネカのEAMで壁を作って、その壁で身を守りながら洗剤を噴射してみる予定。
あとはEASで敵の動きを鈍らせるとかだな。
壁が消えたら突貫するしかないかな…
…なあ、あらかじめ服を洗剤まみれにしておくという捨て身の戦法もあるっちゃあるんだが……
この場合、どう処理されるんだ?
服は溶けて、敵にもダメージが行くのかな?
あ、毛布はありがたく使わせてもらう。 -
2016/12/06-19:50
隼さんの紹介が抜けてました。
僕と一緒に任務に参加する、HBの隼さんです。
改めて、皆さんよろしくお願いします。
一組につき一体出るんですね。
初めは各組で一体ずつ受け持ちますか?
今回5体出て来るみたいですけど、5体で固まって行動しているとも限りませんし。
服を溶かされたときの為に、毛布を人数分申請しようと思ってます。
戦いの場所より少し離しておけば、デミ・スライムに溶かされないんじゃないかと。
溶かされたままの格好で帰るのは避けたいのも、ちょっとあります。
洗剤:
僕は液体かと思ってました。
試してみないとわからないですけど。
申請のときに指定すると選べたりするんでしょうか。 -
2016/12/05-23:05
瑞樹とプレストガンナーの共夜です、よろしくお願いしますっ!
寒いのに服とかすなんてお仕置きしなきゃだめだよね。
洗剤、勝手にスプレータイプだと思ってたけどそういえば粉もあったね。
液体なら水まき感覚でだばぁっと…は滑りそうだからやめといたほうがいっかな。 -
2016/12/05-21:47
ネカット:
EWのネカットとパートナーのシュンです。
よろしくお願いします。
洗剤の形状については深く考えてませんでした。
粉ならぶわっと振りかけて、液体だったらそのまま噴射ですかね…
ところで少し考えたんですけど、敵はスライム状の群体生物っぽいので
EOHで熱線照射してやれば干からびたりしないでしょうか?
俊:
たぶん無理だろ。
あ、俺らはHTGするつもり。
スキル云々より単純に身体能力の向上目的で。 -
2016/12/05-20:38
あ、そうか。
種類が特定されて無いって事は洗剤なら何でもOKって事かもしれないですね。 -
2016/12/05-20:28
ユズリノとパートナーはRKのシャーマインです。
どうぞよろしくお願いします。
洗剤の種類の情報が無いので「粉」タイプと思っていいのかな?
ナメクジに塩を掛けるが如く、洗剤を掛ける感じかな。
水に溶かすのもありかもしれないけど滑りそうだし、粉で使いたいな。 -
2016/12/05-19:40
僕のことは鳥飼と読んでください。
皆さん、よろしくお願いします。(お辞儀
洗剤が効くんですね。
なら、武器に洗剤をつけたらまた少し違うでしょうか。
スキルを使うかはわかりませんけど。
一応、僕たちはトランスしようと思います。 -
2016/12/05-01:38
とりあえず挨拶だけー!
テオドアとPGのハルトでっす、よろしくー!
どうやったら排水溝にそんな邪念が溜まって乗り移るんだとか
え、普通に洗剤効くんだとか色々ツッコみたいトコはあるけど
言いたいことはただひとつ、分かる!分かるぞその気持ち!!!!!
(そんなに使うの?ってくらいの量の洗剤を申請しまくってる神人は見ないフリ)