ハロウィンの災難(梅都鈴里 マスター) 【難易度:普通】

プロローグ

「収穫祭だ! ハロウィンのおまつりだー!」
 ショコランドに位置する小さな小人達の村。
 毎年秋になると、この時期はどこへ行っても収穫祭で賑やかしい。
 この村も例に漏れず、実りの秋を願うお祭りに大忙しだ。
「大変だよ! また一人消えちまった!」
 祭りの予定に華を咲かせる広場に、小人の一人が大慌てで駆けつける。
「またなの? 今年で二人目だ」
「今までこんな事なかったのに」
「悪霊だ。きっと、悪い幽霊に食べられちゃったんだ!」
 楽しい祭りの空気は一変し、小人たちは連日続く失踪事件に震え上がった。

「場所はショコランドに位置する小人の村……の、更に郊外へ位置する畑での出来事だ。秋の収穫祭に乗じ、何者かが悪さしていると見ている」
 失踪事件、と銘打っているのは、遺体も戻ってきてはいないからだ。
 忽然と消えてしまった。まだ生きている望みもある。
 一人目が消えたのは三日前。収穫を切り上げ招集時にはもう居なかった。
 二人目は二日前。これも状況はまったく同じ。
「近郊ではオーガの目撃例がある様だ。話に聞いた形状によれば、おそらくヤグルロムに違いない。消えた小人たちは幻を見せられ、惑わされたのだろう」
 畑から少しまた離れると小さな森がある。
 迷い込み、ひとたび方向感覚を失えば戻れなくなる程度には広い森だ。
「この時期になると、死者が現世に返り悪霊が作物を荒らす、と現地では信じられている。小人たちは悪霊の仕業だと信じているようだ」
 ふむ、と口元に手を当て職員男性は考える。
 この世界では何が起きてもおかしくはないから、もしかしたら本当に悪霊の仕業なのかもしれないが……と、ぼやくように付け足す。
 直接小人たちから依頼を受けた訳では無いのだ。たまたま訪れた商人が聞いた話が、A.R.O.A.まで流れてきただけで。
「とにかく、行ってみない事にははっきりしないことも多い。村には救助に向かわせる一報は入れてある。ヤグルロムだとすれば、対策さえ練ればそこまで脅威じゃない相手だが、くれぐれも注意だけは怠らずに頼むぞ」

解説

・目的
失踪事件の原因であるヤグルロムの排除
二人の小人の救出

・場所
畑と小さな森。

*PLのみの情報ですが、小人は夜の森に誘われて迷っています。
*ヤグルロムはウィンクルム一組につき一体出ます。

・ヤグルロム=アンコウの様な頭部を持つオーガ。
頭部に触手上の突起があり、その先についた光体が幻影を見せる。
幻影は三体まで出現可能。攻撃力は実物と同じ。幻影は攻撃を受けると自爆する。
幻影の出現中ヤグルロム本体は背景に紛れて防御力が上がる。
現れている時は攻撃を当てやすいが胴体には弾力があり、ダメージをある程度軽減する。

・プランにいるもの
捜索方法や討伐描写など。全体+幻影戦がある部分は個別描写。
幻術には、掛かっても掛からなくても構いません。かかった場合は何を見ているか、どうやって克服するかなどの記載をお願いします。
無事に救出成功すれば村ではささやかなハロウィンの感謝祭を行います。余裕があればこちらもどうぞ。



ゲームマスターより

ハロウィンは、お盆と同じように死者が舞い戻り、悪霊が作物に悪さをすると信じられていたそうですね。
敵は十中八九オーガですが、ハロウィンの夜に舞い戻った死者だと仮定しても、また違ったプランになるかなと思います。
よければお気軽にご参加ください。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

アキ・セイジ(ヴェルトール・ランス)

  配布物受け取り事前打合せ
失踪日時を考え小人の無事を願う

●村にて
篝火を焚く「火と煙の目印だ」
周辺地図借りる
現場に案内を請う

●畑から
足跡を探す
ふらふらなら確率大だ
幻に誘われたなら足取りは特徴的になるからな
目撃者が無いんだから、自分から居なくなったって事だよ

痕跡辿る
協力し捜索
周囲警戒

●敵襲
幻はカボチャのオバケ(ハロウィンか!w
予め持ってたミント飴噛み砕き着合い入れ吹き飛ばす

ハイトラ
弓閃光で目晦まし
ランスの魔法+これで二重の弱体化
後は倒すだけだ
本体を優先的に狙い、片端から射殺す!

★小人見つけたら
怖がらせないよう美味しい菓子出し香りで正気付かせる
そっと抱きしめ暖かく
もう大丈夫だよ
ああ、やっつけたさ(にこ


セイリュー・グラシア(ラキア・ジェイドバイン)
  防犯カラーボールを申請。皆に配る。
最初からトランスする。オーガがいたら誘き出せるかも。
皆で一緒に探索。
失踪した小人の名前を呼んで探す。
森ではハンティング・サバイバルスキルて小人の痕跡を探るぜ。
オレ達は仲間の安全を考えオーガや野生動物の襲撃に注意を払う。小人も襲われてないといいが。
暗くなったらゴーグルで灯り確保。

オーガを見付けたらカラーボールを投げ塗料で隠れにくくするぜ。
ヤグルロムの側の奴は幻覚とオレ達は知ってるから惑わされない。幻影に攻撃し自爆させ潰す。
盾の傘でダメージ軽減・回避。敵は剣で攻撃。
仲間に幻覚だと声をかけ現実に引き戻すぜ。

戦闘後は小人に「怖かっただろ、もう大丈夫だぜ」と安心させる。






鳥飼(鴉)
  申請:救急箱
持参:清潔なタオル2枚、お絞り2本(リュック用意

村の小人さんたちに挨拶します。
必ず見つけて救出して来ます、と。
根拠なしで言うのが、僕のだめなところでしょうか。(ふと思う

畑を調査します。
皆さんと離れ過ぎないように、失踪の手がかりを探します。
ヤグルロムだとしたら、足跡とか。

わかったことは情報共有します。
皆さんとの距離に注意し、森を探索です。
はぐれたらインカムで連絡を取ります。

戦いはトランス後、傘を広げ防御重視で前衛に。
爆風を傘で緩和して、幻影を1体は確実に担当します。
少しでも皆さんが動きやすいように。

救出した小人さんの汚れを、お絞りとタオルで拭きます。

感謝祭は、雰囲気を楽しみたいです。


信城いつき(ミカ)
  ミカは初めてなんだから(ちょっと先輩顔しつつ説明)

探索:小人やオーガの移動痕跡を調べつつ移動

幻影:レーゲン(デミオーガ)
おいでおいでしてる…?
ダメだよ今任務中なんだし、ミカは慣れてないんだから早く戻らないと
おかしい、なんだか違和感。

来てくれてありがと。今度は俺がミカを助けるからね

戦闘:ハイトランスオーバー
最初は小人の保護優先。ミカへ託す
オーガの位置確定次第、一撃入れて防御力低下を狙う

周囲の影響が少ない位置を狙い幻影を倒し、姿が見えたらヤグルロム攻撃(できるだけ触手ごと攻撃)他の皆と連携
終わったら戦闘で荒れた森の片付け

白い犬か……マシロを思い出す。彼だったら、一目でもいい会いたかったな。


ユズリノ(シャーマイン)
  前準備 
小人の 名前 容姿 当日の服装聞き皆と情報共有
人数分インカム申請 皆に配る
①飲み水と簡易食料申請 皆に配る
②幻影対策に小石拾う

捜索
皆と行動
畑の次森を捜索
ライト照らし呼ぶ
小人発見 敵遭遇 殺気感知どれかでトランス

幻影戦
亡くなった兄 10歳
その精霊は僕のだ 等言ってくる
お兄ちゃん…
ショック 考えた事がある
生きていれば彼が契約したのは…
精霊の言葉に渡したくない想い湧き対決の意思
②握り距離取れたら幻影にぶつける
僕の精霊だ

本体戦
基本彼の側で戦闘
敵をライトで目暗まし
隙あれば触手を切り落としたい

彼が大怪我ならサクリファイスを

戦後
小人さんに①を差出す
帰る際おぶる役立候補

感謝祭
隅で祭り眺める
兄の姿に石を…
鎮魂の祈りを捧げる



「必ず、居なくなった小人さんたちを、見つけて救出して来ます」
 穏やかな微笑みを浮かべた神人、鳥飼が、村の小人達を安心させてやるように笑いかけた。
 申請した救急箱に、持参したタオルとお絞りをそれぞれ二組ずつ。
 消えた小人のぶんだけリュックに詰めて、まだ明るい昼下がりにも関わらず鬱蒼と茂る森を、遠目に見詰める。
(……根拠なしで言うのが、僕の駄目なところでしょうか)
 ふと考える。だって、消えた小人が見つかるという保証はどこにもないのだ。
 神妙な顔つきの鳥飼の背を、大きな手の平がぽん、と勇気付けるように叩いた。
「行きましょうか、主殿」
 振り返った先で、精霊である鴉もまた、不安を抱く鳥飼を安心させてやるように、にこりと笑う。
「何が居ても構いませんが、収穫後の畑に森の中、ですか……」
 ふむ、と思案し今日の装備を鑑みて、鴉はひとつ踵を鳴らす。
「足場はあまりよくなさそうですね。気をつけるとしましょう」
 一方で、村人達から消えた小人の名前や容姿、当日の服装などを聞き出し皆と共有する神人ユズリノ。
 人数分のインカムも全員分支給済み。更には無事見つかった際の、小人達用の簡易食料と水分も。
 防犯用のカラーボールを全員分支給し、既にトランスを済ませたのはセイリュー・グラシアとラキア・ジェイドバイン。
 神人を狙うオーガを、上手くいけば誘い出せるのでは、という考えあっての事だ。
「悪霊が食料を漁りに来るよりは、何か生き物が来ているのだろうね」
「生き物……ネイチャーなど、ですか?」
「うーん。というか、悪霊のように見えるというなら、幻影系オーガであるヤグルロム、などが怪しいかな」
 問い返す一行に、予測されるオーガの特色や対策をラキアが説く。
 神人、信城いつきは、受け取った情報を確認しながら、彼の精霊ミカとなにやら傍らで話し始めた。
「ミカは本格的な任務、初めてなんだから、あんまり無茶しちゃだめだよ? 特に森は皆についてないとすぐはぐれて……」
「はいはい先輩。よろしくお願いします」
 肩を竦めて茶化すミカだが、戦闘に関しては初心者の自覚が十二分にあるため、真面目に聞いてよー! といきがるいつきの話はしっかり頭に留めておいた。
「――……無事に、見つかるといいな」
 篝火を焚きつつ、ぽつりと白昼に呟きを落としたのはアキ・セイジ。
 小人達の消えた日時を鑑みれば、悪い方の予感が的中する可能性は充分ある。
 篝火は火と煙の目印だ。一行が戻る方向を間違えない目的と、万が一にも帰路につこうとしていた小人二人が村の方向を見失わない様に。
「ベデリアと、ホリーは。まさか名も知らぬ者にかどわかされた、などということは……」
「……目撃者が無いんだから、自分から居なくなったって事だよ」
 だからきっと生きてる。不安がる小人を安心させる様に、セイジは苦笑しつつ付け足した。
 配布物を受け取り、ユズリノからは小人の、ラキアからはオーガの情報を共有した所で、村人に案内を頼み、一行は村を出立した。


 捜索は畑から行われた。
 周囲との距離に気をつけつつ慎重に手掛かりを捜索するいつきと鳥飼に、周囲の警戒にあたる鴉。
「二人ともー! 居たら返事をしてくれ!」
 セイリューが大きく呼びかけるがやはり返事はない。
「これ、足跡じゃないか?」
 最初に地盤から手掛かりを得たのはセイジだった。
 足跡は点々と森の方向へ続いている。
「幻に誘われたなら、足取りは特徴的なものになるからな……」
 ジグザグに、バラバラに土を踏んだ形跡はその予想を裏付けていた。
「このルートは……やっぱりあっち、だな」
 持参したライトを手にしつつ、精霊ヴェルトール・ランスは、鬱蒼と広大に茂る深緑を、足跡から続く視線の先に捉えた。

「おーい! ベデリア、ホリー!」
 暗い森の中をライトで照らしつつ、ユズリノとシャーマインは引き続き、小人二人の名を呼びかける。
 ある程度奥入った所で、不意にシャーマインが事前申請していた黄色いリボンを木の枝に括り付けはじめた。
「そうか、それで帰り道を忘れないようにするんだな……」
 隊列の中ほどを歩くミカがふむふむとその様子に感心する。
 帰る際には回収する、と付け足し、シャーマインもすぐさま捜索に戻った。
「オーガ以外に、野生動物も多く居そうだな」
「どうしてわかるの?」
「足跡とか糞とか、不自然に齧られてる幹とか。なーんか獣臭いなって思う場所が所々あるんだよ」
 小人も襲われてないといいが――首を傾げるいつきに答えつつ、持ち前のハンティング、及びサバイバルスキルを駆使し、セイリューは茂みを散策する。
「俺たち以上に鼻が利きそうだな、セイリューは」
「はは、生粋のテイルスには負けるぜ」
 ランスの言葉に謙遜で返して、再度周囲の散策と警戒にあたる。
 ラキアもセイリューに併せて、森の動物や小人の声が聞こえないか耳を澄ませていた。
 そうしてほどなく捜索が進み、空に浮かぶ太陽が沈み始めたころ。
「……リノ」
「ああ、わかってる」
 ユズリノとシャーマインの二人が手早くトランスを行使する。
 殺気――明らかに獣とは違う気配を探知したためだ。
 一層森が暗くなり、不自然に光を放つ光体が遠目にぼうっと浮かぶ。
「来るぞ……!」
 ついに幻の正体――ヤグルロムが姿を現した。


「――お兄ちゃん……!?」
 トランスを済ませ、構えたユズリノの前に現れたのはしかし、オーガではなかった。
 齢十ほどで亡くなったユズリノの兄。
 亡者であれば幻覚だという事は容易に知れる。
 だというのに、いざ目の前にすると足が竦んだ。
「ユズリノさん、幻覚だ、しっかり!」
 セイリューが遠巻きに声を掛ける。
「あ、ああ、わかってる。けど……!」
 じり、と一歩後退した。
 いざ幻影が現れたらぶつけてやろうと、事前に拾い集めていた小石を握り締めたその時。
『――僕の精霊だ』
「っ!」
 兄は――幻影は、シャーマインをゆっくりと指差して、告げた。
 幼少時、神人に顕現した事が切欠で兄は落命した。
 けれども、もし生きていたら。オーガに襲われてさえいなければ。
 シャーマインと契約したのは――そう、考えた事は少なくない。
『どうして僕だったんだ。お前が死ねばよかったのに』
「……っやめろ! 彼は僕の精霊だ! お兄ちゃんは、そんな事」
『言うはずない? そうだな死者に口はない。けれどお前は知っているだろう。ユズリノ、疎まれ者のお前は――』
 ――ザァッ!
 兄の幻影が、ノイズの様に揺らいだ。
 シャーマインが、ユズリノの手にしていた小石をひとつ投げたのだ。
「幻影だ」
「……シャミ、ぃ」
「俺が契約したのはリノだ」
 ぐい、と肩を引く。幻覚が彼の兄だと言葉から察した。
 何に、ユズリノが苦しんでいるのかも。
「――そうだ、彼は……」
 シャーマインの力強い言葉に勇気付けられる。
 例えあれが本当に兄だったとしても、きっと自分は同じ事を思うだろう。
「シャミィは、僕の精霊だっ!」
 渡したくないという、強い想いと共に、石を強く投げつけた。

「あれ、レーゲン……?」
 手招きする――今回は留守番させたはずの別精霊。
 いつきには彼が見えていた。
 代わりに、隣にいた筈のミカが見当たらない。
 視覚をかく乱されているのだとわかったけれど、目前のレーゲンが本物で無いという確証は、どこにもなくて。
『いつき。こちらだよ』
「でも」
『いつきの探し物は、こっちにあるよ』
「……」
 見慣れた笑顔に、けれどいつきは思い出した。
 ミカは今回が初任務で、きっと不慣れな状況に戸惑っているはず――。
「だめだよ、ミカは慣れてないんだから。早く戻らないと」
『いつき……』
 哀しそうな顔をするレーゲンに、いつきも困った様に笑う。
 更に同じ頃、ミカも彼と同じ様にいつきを見失っていた。
「チビ、どこいった!?」
 辺りを見回すが相方どころか仲間の姿も見当たらない。
 動きようがなく、しかし動揺しては思う壺だと自身を落ち着かせる。
 すると目の前に、一匹の大きな白い犬が現れた。
「わん」
「……犬?」
 真っ白な、大型犬。
 人懐っこそうな顔をして、会えた事を喜ぶように鳴いた。
「呼んでるのか? わかったから吠えるなって……ん?」
 犬はわんわんと鳴きながら、明確な意思を持って森を進み始めた。
 何度か振り返って、ミカを導くように。
 理屈では説明の付かない安心感に促されるまま、着いて行った先でいつきを見つけた。
「チビ!」
「あ……ミカ!」
 駆け寄り、しっかり隣に並び立つ。
 違和感もないことから幻影でもないと認識して、安堵した。
「良かった、探したんだ」
「来てくれてありがと、ミカ。どうやって見つけたの?」
「ああ、それは――」
 振り返ると、ミカの見た大きな白い犬は姿を消していた。
「あれ……? 確かにそこに」
「ミカも幻覚を見てたの?」
「ああ……多分。だが――」
 違和感のあるレーゲンは未だ武器を構えてそこに居るのに、犬の姿は消えている。
 どういうことだろうか……と思案している間に、レーゲンが穏やかに笑った。
『譲ってくれないなら、仕方がないな。力ずくだよ』
 武器を振り上げる。だから二人は確証を得た。
 家族のような存在である本物の彼は、何があっても自分達に刃を向けたりはしない。
「今度は俺が、ミカを助けるからね!」
 頼もしく笑って、いつきも再び幻へと向き直った。

「ん……なんだ? かぼちゃ?」
『イタズラスルゾ~~!』
 トランスを済ませた直後、安っぽい被り物をしたようなかぼちゃのオバケに遭遇したのはセイジだ。
「ああ、ハロウィンかあ」
「せ、セイジ? おーい」
 顔の前でひらひらとランスが手を振ってみる。
「お前には見えてないのか。じゃあ、幻覚なんだな」
「何が見えてるんだよ」
「かぼちゃのおばけがたくさん……」
「ぶふっ」
 ひとりふたり……と、光体の浮かぶ場所を指差し数える惚けた相方の様子が可愛らしくて、ついランスは噴出した。
「ハロウィンには丁度いいけど、お祭りにはまだ早いぜっ」
 冗談混じりに光体へ向け魔法を連射すれば、セイジの見ている幻覚がザザッと歪んだ。
「そうだったな。遊びの時間は、おしまいだ!」
 口に放り込んだミント飴をバキンと噛み砕いて、幻に向け武器を構えた。


「女神リンゴのご加護を」
「この先の為に」
「コランダムの絆と共に!」
 敵と遭遇した事で他もトランスを――いつきとミカはオーバーまで――を、手早く済ませる。
 幻影はレーゲン、カボチャオバケ、ユズリノの兄である子供の三体。
 術に成功しなかった二体ほどは容易に姿を確認出来る位置取りだ。
 幻影に関しては、本人達意外にはおぼろげにしか形は見えていないのだが、それでも本物相応の攻撃力と自爆効果がある以上、厄介な相手である。
「セイリュー、いくよ!」
「ああ!」
 シャイニングスピアを纏ったラキアとセイリューが前衛へと駆ける。
 続こうとした鳥飼の頭を鴉が不意にぽんぽんと撫でた。
「気をつけて、主殿」
「ありがとうございます、鴉さん!」
 コンフェイト・ドライブの加護により鳥飼を包むトランスの光が一層濃くなった。
『ユズリノどいて。その精霊、僕にちょうだい!』
『いつき、早く。こちらへ!』
 幻影たちが二人に向け迫る。セイジの武器【クリアレイン】が強く瞬いた。
「いくら幻覚を見せようが無駄さっ。【朝霧の戸惑い】!」
 同時にランスの術が発動し、二重の効果で幻影達は視界を奪われる。
 辺りに充満する霧は味方には一切無害だが、幻影だけでなくヤグルロム達にも当然効果を与えた。
 狼狽したらしい、隠れていたヤグルロムの気配を察知したセイリューが咄嗟にカラーボールを投げつけた。
「そこだっ!」
「ギギィッ」
 胴体へ派手にペンキをぶちまけたヤグルロムが姿を現した。
『くそっ、ユズリノ――そこかっ!?』
 子供の幻がもがいた末、霧の中で弟の姿を捉えた。
 標的を彼に――ではなく隣の精霊へと向ける。
「させないよ!」
『チッ……!』
 ライトを使い幻影の目をくらませ精霊への攻撃を防ぐ。
「二人とも、離れろ!」
 セイリューが子供の幻影へ武器を振り下ろした。
 シャーマインがユズリノを盾で庇うと同時に、敵との間へ入った鳥飼が傘を広げる。
『ギャアアッ!』
 ――ドオオンッ!
 断末魔と共に爆風が巻き起こる。
 鳥飼の傘とシャーマインの盾により、ユズリノや仲間達へのダメージはほぼゼロだ。
 巻き上がる砂塵に僅か視界を奪われた隙に、遠方のヤグルロムがまた幻を出そうと動くが、突然頭上に現れたかわいらしいハンマーがピコピコッ! と音を立て頭上に命中した。
「鴉さん、ナイスフォロー!」
「それほどでも。パペットも試してみましょう」
 鴉のスキル【罰ゲーム】に続き、トラのぬいぐるみが現れレーゲンの幻へ迫った。
『ち、こんなものっ――』
 遮蔽物を排除しようと幻が一撃与えれば、パペットの自滅攻撃が幻を襲い、それにより幻もドォン! とあっけなく爆散する。
 両者とも同じ自爆効果で相殺した形だ。
『イタズラサセロ~!』
 続けてカボチャのオバケがセイジを襲うが、側にいたミカのシャインスパークが発動し幻はまたも視界を奪われる。
「ありがとう、ミカさん。本格的な戦闘は初めてだと聞いていたけれど」
「いえ、幻とはいえ油断ならないですね。ヤグルロムとかいうのも、気持ち悪いし……」
「はは、オーガは大体あんな感じだよ」
 仲間達からほどなく離れた位置まで、カボチャがふらふらと後退した所を狙い、いつきの鞭が幻にヒットする。
 周囲を爆風に巻き込まない配慮だ。砂塵を巻き上げ最後の幻も爆散した。
「よし、後はヤグルロムを倒すだけだ!」
 セイジの弓が片っ端からヤグルロムを射抜いていく。
 弾力性に跳んだ胴体は表面を覆う粘液と相まってダメージをある程度軽減してしまうが、足止めには充分だ。
「出来れば本を濡らしたくないけどっ……!」
 前衛でラキアが本を使い攻撃すればカウンターの光輪がヤグルロムを襲い、隣合って武器を振るうセイリューと共に触手を次々に切り落とし、本体へもダメージを蓄積させていく。
「ギイイッ……!」
「逃がさないさ、こっちだオーガ!」
 姿を隠そうとするヤグルロムにはシャーマインがアプローチを発動し意識を逸らさせる。
「これ以上、厄介なものは出させないよ!」
 予め、シャーマインの発動させていたフォトンサークルの範囲で動くユズリノが、触手をずばりと切り落とした。
 幻が消えた事で動きやすくなったいつきも近くのオーガに鞭を振るう。
 とにかく隠れさせない事と幻を出させない事を主体に各自動いていたが、ランスの【乙女の恋心Ⅱ】が決まったのを皮切りに数を減らし始めた。
「カナリアなら事が早いんだが、森が傷むからな」
「へえ、殊勝じゃないかランス」
「惚れ直していいぜ?」
「言って、ろッ!」
 セイジの放った鋭い一撃が、ヤグルロムの粘液も全く意に介さず胴体を貫いた。
 ほどなくして、セイリューの攻撃と光輪によるダメージ蓄積で二体ほどのヤグルロムも絶命する。
 残る一体は、先程ユズリノに幻を見せたヤグルロムだ。
 触手は既に切り落とされ、他の個体が倒された事でやはり森に身を潜めようと後退するが、神人への護り主体で動いていたシャーマインがすかさず駆け出した。
「リノを傷つけた事――地獄で後悔しろッ!」
「ギャアアッ……!」
 凶悪な形の武器がヤグルロムの胴体をまっぷたつに裂き、最後の一体も間も無く絶命した。
 現れた五体のヤグルロムは全て掃討され、無事討伐完了となった。

「怖かっただろ、もう大丈夫だぜ」
 その後しばらく森を探索し、一行は無事二体の小人を発見するに至った。
 話を聞けば、セイジの見た様なカボチャのオバケに追い回されて奥へ入ってしまい、帰れなくなっていたのだという。
 セイリューの声と笑顔に安心した小人たちの汚れを、鳥飼が優しく拭き取ってやる。
「よく頑張りましたね。無事に見つかってよかった」
「うん、たすかるよ。おなかがすいたなぁ」
 腹を鳴らす小人に、医学やサバイバル術にも長けたランスが、持参したキャンプ用具で白湯を作り、少しずつ飲ませてやる。
 ユズリノが持参した簡易食料も、食べれるものだけ与えてやった。
 あちこち擦り切れていた怪我はミカと鴉が応急処置し、いつきはその間荒れた森を掃除し環境を整えた。
 帰る際は、体力が完全に戻ってない小人二人をユズリノとシャーマインが背中に負ぶって。
 篝火の煙とリボンを目印に、無事村へと帰還した。


「皆様本当に、ありがとうございました。おかげで犠牲者も出ることなく、お祭りを迎えられました」
「今夜は皆様の為のお祭りでもあります。ささやかですが存分に、収穫祭を楽しんでいってください!」
 大きな怪我もなく、村へ戻った小人達も動けるようになり、予定されていたハロウィンの祭はスケジュール通り開催された。
 取れた果物やお菓子を振舞う屋台にセイリューは釘付けで、ラキアは仕方ないなぁと笑いながら小人達の勧めを受け取っている。
 鳥飼と鴉も二人と一緒に、輪の中心で祭の雰囲気を楽しんでいた。
「なんだったんだろうねー? 僕達がみたのは」
「やっぱり悪霊だったんだよ、だって今日はハロウィンだもん!」
 一行に混じって、恐怖などきれいに忘れ楽しそうに話す小人達に、鴉はふとうそぶく。
「ヤグルロムが出すのは幻影であり、実体の無い幻覚ではない……そう考えれば確かに、あれは悪い霊だったのかもしれませんね」
「どういうことー?」
「ふふ。二度と変なオバケに誘われたりしないように、という戒めです」
「そっかー!」
 鴉の笑みに小人達はきゃっきゃと笑った。

 村の周囲に設置された、カボチャのランタンをしゃがみこんで見ているいつきに、ミカがそういえば、と口火を切る。
「……白い犬だったんだ」
「え?」
「俺を、チビの所まで導いてくれたの」
 ヤグルロムに惑わされた時の事。
 あの瞬間はすぐに敵が現れてそれどころではなかったけれど、今になって改めて思う。
「白い大型犬……幻のレーゲンと違って、嫌な感じはしなかった」
「……そっか」
 神妙な面持ちで、いつきはランタンから浮かぶオレンジの明かりをぼんやり見詰める。
 脳裏に浮かぶのは、親友であり家族の様な存在であった、今は亡き大型犬の姿。
「マシロだったら、一目でもいい。会いたかったな」
「そうだな……俺も、また会えたらお礼を言わないと」
 ふたり、少しだけ、寂しそうに笑って。
 ぽつりぽつりと空に浮かび始めた灯篭を見上げた。

「や~。のんびり出来ていいなぁ」
「そうだなぁ」
 ランスとセイジは、二人肩を並べて。
 片端にある木株のベンチに腰掛け祭りを眺めていた。
「あ、そうだ。トリックオアトリートっ!」
「なんだよ唐突に」
「何ってハロウィンだろ。お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうぞっ」
 はぐっ! とセイジの体を抱き締める。
 ついでにそのまま良い雰囲気に持っていこうとするが、びたん! と顔面に飴の入った袋を押しつけられた。
「残念、予想の範疇だ。ってもこれ、さっき村でもらったんだけど」
「ちえっ。お菓子もいいけど、セイジに甘やかしてもらいたいぜ~俺は」
「はいはい、後でな」
 じゃれあいつつ飴玉をひとつ口に放り込むと甘い香りが広がって、疲れが癒されていく気がした。

「リノ、混ざらないのか?」
「シャミィ」
 端の方で、祭りの様子を一人眺めていたユズリノの元へと、シャーマインがお菓子を抱えて歩み寄る。
 隣に並んで、小袋入りのチョコレートを一つ渡すと感謝を告げ小さくはにかんだ。
「元気がないな。小人は救出できたのに」
「うん……」
 思い返すのは幻影との戦い。
 幻だったとはいえ、姿かたちは兄そのものだった。
「たとえ偽者でも、僕はおにいちゃんに石を投げてしまった」
「仕方が無かった事だ。気にするな」
「うん。……最後に、シャミィが怒ってやっつけてくれたの、嬉しかったよ」
 ありがとう、と告げると肩をやさしく抱き寄せられた。
 鎮魂を願い空に消え往く灯篭を眺める。どうか安らかでありますようにと。
 今は空の上に居るであろう兄に、静かに思いを馳せた。



依頼結果:成功
MVP
名前:ユズリノ
呼び名:リノ
  名前:シャーマイン
呼び名:シャミィ

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 梅都鈴里
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル イベント
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用可
難易度 普通
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 通常
リリース日 10月18日
出発日 10月29日 00:00
予定納品日 11月08日

参加者

会議室

  • プラン書けたー!
    やるべきことはやった。後は天の采配に任せよう。
    結構役割分担も出来てると思うので、きっと大丈夫。
    ハロウィンっぽさは皆の行動に期待だ。
    オレ達はヘンにシビアだからそーいう要素入らなかったぜ。

    相談その他アレコレお疲れさまでした。
    巧くいきますように。

  • [17]アキ・セイジ

    2016/10/28-23:20 

    申請お疲れ様。
    配布物を受け取ることについてはプランに記載済みだ。

    幻覚は俺がかるく掛かるらしい。
    なんかカボチャのオバケとかあのあたりを幻に見てしまうという…
    ハロウインデスネソウダネ。

    戦闘では敵の行動をダブルで阻害して攻撃に繋いでいく予定。

    では、リザルトで。

  • [16]ユズリノ

    2016/10/28-23:07 

    プラン提出しました。
    幻影戦があるので本体戦に加わるのが遅れるかもしれませんが
    加わったらアプローチで引き付けて敵が逃げ隠れない様に努めます。
    皆さんの足引っ張りませんように><

    それではよろしくお願いします。

  • [15]ユズリノ

    2016/10/28-12:05 

    >申請物について
    飲み水・簡易食料の申請は誰でも使える様に「皆に配る」と付け足しました。
    それとインカム申請も皆に配るとして行動入れました。

  • [14]信城いつき

    2016/10/28-00:18 

    >ユズリノ
    小人への水や回復は戦闘後のおちついてからになると思うから
    文字数に問題がなければインカムとあわせてお願いしていい?
    逆に文字数きつそうな所があれば引き受けるから言ってね

    俺達の行動については大まかに
    探索:痕跡が残ってないか確認しつつ移動。

    戦闘:ハイトランスオーバー
    まず小人の保護→ミカへ
    俺の武器が1回だけ相手の防御力を3R(45秒)の間300点減らせるので
    カラーボールとかで場所がわかり次第、隠れてようが一撃いれようと思う。
    (5体いるので、姿が見えるまで攻撃しない訳にもいかないし)

    あとは幻影をすこしづつ倒しながら、姿が見えたらヤグルロム攻撃(できれば触手もつぶしたい)
    その辺は連携うまくとれるといいな。


    ミカ:
    チャーチについてのアドバイスありがとう
    いつきはともかく俺が戦闘に参加するのは今回がほぼ初なんで助かる

    俺はチャーチ、戦闘後の回復でファストエイド
    あと一つシャインスパークにしてみようかと思ってる
    回復と目くらましもあるし、ヤグルロムの影とか出ないだろうかとう期待も込めて


    なお、明日(もう今日か)は都合により書き込みは22時以降にしかできない
    見ることはできるので、何かあれば書いておいてくれれば確認する

  • ゴメン、顔出しが遅れた。
    大体今までの流れでいい感じになってきているので、
    この流れで行きたいと思う。

    ■全体+幻影戦がある部分は個別描写
    これは発言[10]でシャーマインさんが言っている認識で良いと思う。

    ■オレ達の行動:戦闘時
    回復役のラキアがトランス切れになると困るので
    オレ達はハイトランスは使わず、ディスペンサの予定。
    敵対処はシャイニングスピアのカウンターとオレの剣で普通に戦う。
    負傷者はサンクチュアリⅠか負傷が大きければサンライズで回復。
    小人達の防御はミカさんのチャーチに任せる。
    ただしハイトランス持続時間を考えると
    戦闘時間は30分以内におさめたい。
    チャーチは基本に1時間持続スキルだけど、術者がチャーチから出ると消失する。
    術使用中にトランス切れになった場合、チャーチが持続される保証は無い。
    トランスが切れる前にオーガは殲滅しておきたい。

    ■敵の幻影出現中ヤグルロム本体が背景に紛れることの対処
    防犯グッズのカラーボールを申請して持っていけるように手配してみる。
    塗料や泥などを敵にぶつければいいのだけれど
    現場で泥とか用意する時間やら使い勝手やら考えると
    カラーボールが一番使い勝手いいんだよな。

    ■インカム・他
    バラバラになってしまった時の事を考えると申請してもらえるとありがたいかな。
    他のユズリノさん申請予定物品はいい内容だと思う。
    飲み水・簡易食糧・応急手当セットは全員が持っていてもいいと思うんだ。
    誰が小人を見付けるか判らないし。

    ■一緒か分かれるか
    敵との遭遇を考えるとみんな一緒の方が良いかと思う。
    一緒ならお互い補って戦えるし。人数多い方が小人達を護りやすい。

  • [12]ユズリノ

    2016/10/27-16:33 

    僕等の事前行動ですが
    小人さんの名前、容姿、当日の服装聞いておき 皆さんと情報共有します
    目印用黄色リボン申請
    飲み水・簡易食料申請

    飲み水と簡易食料は僕等の場合、戦闘後に小人さんにあげる事になるので
    もしかしたら保護対応する方が申請した方が良いタイミングで使えるのかな?と思っています。
    お考えありましたら言ってください。


    シャーマイン:
    >信城さん
    返答感謝。(ほっと胸撫でおろし)

    >探索
    まずは畑を捜索、いなければ森を捜索という流れと認識している。
    痕跡調査は任せる。
    俺達は目視と呼びかけをする。
    オーガに勘付かれるだろうが戦闘ありきの依頼だし問題はないかな?
    殺気感知を使うので感知したら知らせる。

    現在の所、皆一緒に捜索というつもりでいるが、
    行方不明者は2名なので二組に分かれるか?
    こちらはどちらでも構わないが、どちらかを選ぶなら「皆一緒」に一票だ。

    それと信城さんが逸れた場合の道具用意してくれているが
    インカムもあった方が安心だな。
    申請考えている方はいるだろうか。
    いなければこちらでしようと思う。

  • [11]信城いつき

    2016/10/27-07:18 

    >シャーマイン
    本体戦と幻影戦の認識は俺も同じだよ

    >探索
    森の中でも、小人かヤグルロムの移動した痕跡が残ってるのを探しながら進んだ方が見つかりやすそうだね
    リボンの目印の他に、万が一はぐれた時の為にミカが「星見之水晶球」(仲間の位置を教える)を持っていくつもり

    俺はハイトランスオーバー選択
    俺のMPやミカの攻撃力を入れ替えた方がステータス的によさそうなんで
    あとは盾持って前線にでるつもり

    あれ?どうしてレーゲンがここにいるの?(幻術かかった様子)

  • [10]ユズリノ

    2016/10/27-02:16 

    満員だ!
    セイジさんとランスさん、初めまして。
    みなさんよろしくお願いします!


    シャーマイン:
    >地元の言い伝え
    ああ、職員の言葉をうちの神人が気にしててな
    故人の幻影1体を見る事になる予定だ。
    (正体はデミリビングデッド?)

    >全体+幻影戦がある部分は個別描写
    本体戦は皆で。
    幻影戦は個別で。
    幻影にかからない人の幻影は出てこない。本体戦のみ。
    って事だよな?
    解説の「プランにいるもの」を注意深く読んでみてるんだが
    何度読んでも自分の解釈が不安だ。

    >爆風
    俺の方はフォトンサークルで凌ぐつもりだ。
    利用できそうなら利用してくれ。

    (投稿し直し)

  • [8]鳥飼

    2016/10/26-22:51 

    わ、これで全員ですね。
    改めてよろしくお願いします。

    戦闘では、僕は盾代わりの傘を持って行くので。
    これで幻影が爆発したときの爆風を緩和できないかな、と思ってます。

  • セイリュー・グラシアとライフビショップのラキアだ。
    挨拶しそびれている間に満員御礼になってた。皆、ヨロシク。
    これでヤグルロムは5体、幻影は最大15体と
    なかなか激しい雰囲気な感じになってるけど、
    心強い顔ぶればかりだから、皆で頑張ろうぜ。

    1人目の小人が行方不明になったのは3日も前だから、早く見つけてあげたい。
    ヤグルロムはそれなりに厄介な敵なので5体とも確実に駆除しなくちゃな。
    近隣の村に脅威を残したくないし。
    オレ達は幻影にかからない予定だ。
    地元の言い伝えはちょっと気になる。
    具体的捜索方法やヤグルロム対処はもーちょっと考える。

  • [6]アキ・セイジ

    2016/10/26-16:58 

    アキ・セイジだ。相棒はウイズのランス。

    はじめましての人も居るな。
    どうぞ、よろしく。

    まとまっていくのも、分かれるのもどちらでも対応できるので希望に沿うよ。
    医学は相棒が修得しているので、分かれた場合も対処できるかな。
    それと、幻術にかかるかはまだ考え中だな。

  • [5]信城いつき

    2016/10/26-07:11 

    信城いつきと相棒のミカだよ、よろしくね!
    ちょっとまだ考えまとまってないけど、まずは挨拶から。

    幻影の爆風に巻き込まれると危ないんで
    シャーマインがオーガから引きつける間に、小人を救出もしておいたほうがいいよね
    今のところミカにチャーチを発動してもらって、救出した小人はそこで保護しようと思ってる

    今の状況だと、本体が4体+幻影が最大12体になるのか
    見えなくなったり自爆したりするのが面倒だよね…その辺はまだ考え中

  • [4]鳥飼

    2016/10/24-19:44 

    はい、よろしくお願いします。(お辞儀

    >救急箱
    じゃあ、僕の方で申請しますね。
    お互いに申請は、僕たちが戦って怪我をした場合の手当に役立ちそうですけど。
    文字数に余裕があれば、でいいと思います。

    >捜索方法
    なら、人数も少ないですし。
    まとまって行きましょう。

    畑に痕跡が何か残ってないか確認したいです。
    もし森に行ったなら、森に続く足跡があるかも。

    >戦闘
    僕たちは幻術にかからない予定です。
    どういう流れで遭遇するのかは行ってみないとわからないですけど。
    個別になるってことは、足止め状態になるのかも知れません。
    PL情報で一組にヤグルロム1体のようですし。

    僕が前衛。鴉さんは後衛になると思います。
    幻影を攻撃すると爆発するんですよね。
    収穫が終わった後みたいですけど。
    爆風で畑が荒れないように、シャーマインさんの言うように広いところがあればそこがいいですね。

  • [3]ユズリノ

    2016/10/23-19:33 

    鳥飼さん、鴉さん初めまして、よろしくお願いします。

    >医学スキル3
    あ、頼もしいです! よろしくお願いします。
    それなら救急箱の申請はそちらにお任せした方が
    スムーズな気がしますが、申請お任せしてもいいでしょうか?
    もしくはお互い申請してもいいのかな?

    >捜索方法
    今の人数ならまとまって捜索に1票です。
    でも分かれて捜索でもオッケーです。


    シャーマイン:
    失礼する。
    森に関して、迷う可能性も示唆されている様なので
    記憶スキル2で道を覚えておく対策をしておく。
    他に目印用に枝に結ぶリボンも申請しておこうかと考えている。
    もっといい方法が出てくればこの案は引込める。

    幻影戦
    俺の所は神人が掛かる事になると思う。
    掛らない選択もできるというのが…うーん。
    ここは個別という事だし掛っても皆に迷惑が及ぶ事はないのだろうか。

    戦闘に関して
    オーガと小人が一緒にいる可能性もあるなら
    アプローチで引き離したいと考えている。
    戦いやすい広めの場所があればそれも合わせて。
    今の所考えているのはこの位だ。

  • [2]鳥飼

    2016/10/22-12:46 

    僕は鳥飼と呼ばれてます。
    こちらはトリックスターの鴉さん。
    よろしくお願いしますね。

    鴉さんが医学スキル3なので、現地での診察ができると思います。
    後は、小人さんは二日も彷徨ってることになりますし。
    清潔なタオルも何枚か持って行きたいです。顔を拭くくらいはしたいと思いますから。
    でも、そう考えるとお絞りの方がいいでしょうか。

    捜索方法は、まずはまとまって探すか、分れて探すか。でしょうか。
    相手はオーガの可能性が高いですし。
    戦うことを考えると、まとまっての方が無難……?

  • [1]ユズリノ

    2016/10/21-12:49 

    ユズリノと相方はRKのシャーマインです。
    どうぞよろしくお願いします。
    まだ僕等だけだけど。

    小人さんが無事救出できた時の為に

    簡易食べ物
    救急箱
    は用意した方がいいかなと思ってます。
    ショコランドは確かお菓子で出来た世界でしたよね。
    食べ物は現地調達出来そうでもあるけど?

    相談期間長いからじっくり考えよう。


PAGE TOP