プロローグ
アジサイ。梅雨時に花を咲かせる、小さな花が集まったような姿をした植物である。赤から青のような幅広い色を持つこの花だが、とある地域では真っ赤になっているという。けれど、同時にその場所には不穏な影もあった。故に大人たちは子どもに絶対に近づいてはならないと言い聞かせていたが……それでも面白がって見に行った一人の少年は、帰って来なかった。
「息子が……昨日から帰って来ないんです」
依頼人の女性は、目を伏せて不安に駆られた表情を隠す。
「真っ赤なアジサイの噂を聞いて飛び出していったから、そこに向かったのは確かだと思います。でも、道に迷うような場所でもないのに帰って来なくて……ついでに、変な噂も聞いてしまったものですから……」
女性は噂の地点を示す地図を差し出した。どうやら森の奥にあるようだが、道が開かれており、迷子ということはまずないだろう。
「その、変な噂が真っ赤なアジサイの側に居た大きなナメクジを見たとかで……今までそんな話は聞いた事がありませんでした。もしかしたらオーガかもしれないと、怖がって誰も探しに行ってくれないし、私も止められてしまって……こんなことをしている間にも、子どもがそれに襲われていたらと思うと……」
女性は顔を覆い、小さく声を漏らし始めた。やがて、絞り出すように彼女は告げる。
「どうか、息子を連れ帰ってください。もしもの時は、せめて遺品を……」
そう懇願する彼女の顔は、絶望に染まっていた。
解説
【目的】
真っ赤なアジサイを見に行ったきり帰らない少年の捜索
【現場】
森の奥にある、真っ赤なアジサイの咲く花畑
アジサイはそれなりに背があり、自在に動き回るには多少邪魔
大型犬から四つん這いの熊くらいなら姿を隠せます
【敵】
大型ナメクジの化け物
そんな強くないけど、ヌメヌメしてます
アジサイの大きさからして、アジサイという名の壁の向こうからの奇襲(意味深)には気を付けたいところですね
ゲームマスターより
皆さま初めまして、残念矜持郎と申します
お察しの方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな酷いことにはなりません
違う意味で酷いことになるかもしれませんが
ちゃちゃっと片付けてアジサイでも見て帰れるくらいには余裕な予定です
リザルトノベル
◆アクション・プラン
上巳 桃(斑雪)
ナメクジかー そんなに苦手でも得意でもないかな ナメクジってきっと何処でも寝られるだろうから羨ましいな、とは思う ぬるぬるの花畠でも滑らないよう長靴、それから塩も用意していこう ちっちゃいナメクジ相手の気休めぐらいにはなるでしょ トランスは、花畠に入ってから 他の人達とロール作戦で、なめくじやお子さんを探していこうっと マグナライトを使って、足許ってか、花や葉に隠れそうなところを見ていく ナメクジが出たら戦闘 コネクトハーツで、上手くはーちゃんと連携取ってダメージ与えられるといいけど 終わったら、大きいナメクジが他にいないか、確認 うーん、沢山の手毬が転がってるみたいで、朝顔ってかわいいな |
藤城 月織(イリオン ダーク)
申請:全員分の塩、目立つ4色の旗 突入時トランス 他組と手分けし四方から捜索 上から動くものを目視確認 他組の近くも何か動けば報せる 死角になる背後、音や声にも注意 名を呼び声掛け 助けに来たよ!ライトの光か旗の方においで! 動けなかったら呼んでね、すぐ行くよ! ・子発見 降りて子を保護、守備 タオルを肩へかけ エイコン組に合流、託す 敵襲なければ安全圏まで誘導後ナメクジ捜索・退治へ ・奇襲 奇襲を他組へ知らせ 肩車から後ろへ飛び降り、一度距離を取って態勢を整えてから精霊の前へ ・戦闘 もとよりそのつもりっ コネクトハーツ活用 攻撃+塩を投げ花畑の外へ追い立てる 精霊の援護のため主に攪乱 イリオンさん顔怖いけど、怒ってるんじゃないからね |
マユリ(ザシャ)
無事だと良いですね… …真っ赤なアジサイ、ですか(きょろきょろ 僕だって流石にそこまで抜けてません…! …そ、そう言わず。僕もいますから …トランス、するんですよね…? い、いえそうじゃないですっ ・四方に別れ捜索 子供の名前が判明したら呼びつつ捜す 花畑周辺に子供の足跡が残っていたら辿る !見つからなければ子供のと思われる物を回収 ・戦闘 敵出現時にトランス 隙あらばナメクジに月織さんから受け取った塩をかける サポートとして弓を引く ・持参物 大きめのタオル(各組一枚ずつ捜索時に配布) 救急箱(子供が怪我をしていたら応急処置)をリュックに詰め持参 (怒ったりはしないはず…) 大丈夫ですよ、お母さんは怒ったりしませんから |
Acorn168(Huang710)
事前に花畑の地図を借り、先に視察しておく 道が舗装されているか、迷う程の広さかも確認 お母さんのお名前、男の子の特徴や年齢も聞いておくよ これらの情報は他のウィンクルムにも伝え、情報共有 花畑でも予め、月織さんからお塩と旗を、マユリさんから大判タオルを貰う 大型ナメクジの出現に注意を払いつつ、男の子の名前を呼びながら捜索 気配や姿を確認次第、すぐ他の皆さんにも知らせるよ 私達は男の子の保護を優先 発見次第、大声で叫んで見つけた事を全員に知らせる 他のウィンクルムの場合、目印や声のする方を頼りに駆けつけ、彼を預かる どちらの場合も 大型ナメクジの襲来から彼を守りながら、花畑を慎重に抜けましょう |
●いざ、花畑に
先に視察に赴いたAcorn168とHuang710の帰りを待って、舗装されてこそいないが道に迷ったとは考え難いことが判明したことで、一同は警戒しながら森の中を進み、真っ赤なアジサイの咲く花畑に来ていた。
「無事だと良いですね……」
小さく呟きながら、マユリは周りをきょろきょろしながらアジサイの花畑を進んでいく。周りで咲き誇る花々は、通常のアジサイとは異なる様相で、強い存在感を放っていた。
「……真っ赤なアジサイ、ですか」
「……きょろきょろすんのは別に良いけど前見て歩け。危なっかしい……」
「僕だって流石にそこまで抜けてません……!」
ザシャにフードと髪の奥から半眼を向けられている気がして、マユリは両手を握って抗議するが、当のザシャはどこ吹く風。それどころか、他のウィンクルムたちが行方不明の少年の名前を呼びながら捜索しているにもかかわらず、欠伸をした。
「……どうでも良いけど帰りたい」
「……そ、そう言わず。僕もいますから」
ね? とフードの下からマユリに覗き込まれて、ザシャは鼻で笑うも踵を返すようなことはしなかった。
「まあ……できることはする。……梅雨になったら顔を出すアイツには触りたくないけど」
白くて細長い軟体に触覚的な物を生やしてヌメヌメしていそうな奴を思い浮かべて、嫌悪感からか若干テンションの下がるザシャ。
「ネクタル」
インスパイアスペルを口にして、斑雪にそっと口づけをする上巳 桃。トランスした斑雪がドンッと胸を叩く。
「拙者、お山育ちですからナメクジは平気です。だから、主様、ご安心くださ……」
「ナメクジかー……そんなに苦手でも得意でもないかな」
「もうご安心してるみたいでした」
薄いオーラに包まれるも、どこか空振りに終わってしまった感に襲われて、苦笑するしかない斑雪は既にマグナライトで花や葉の陰を調べ始めている桃に続いていく。
「孤高の銀月」
更に藤城 月織もイリオン ダークの頬に唇を重ねて、トランスと共に吹き抜ける風と共にその肩に飛び乗った。
「それじゃ、詳しくは事前に話した通りね!」
月織に高い位置から見下ろされるようにして見送られつつ、ウィンクルムたちはそれぞれアジサイ畑の中を捜索し始めた。
「助けに来たよ! ライトの光か旗の方においで! 動けなかったら呼んでね、すぐ行くよ!」
「……チッ」
少年の名前を呼びながら旗とライトを振り回す月織に、イリオンは不機嫌そうに小さく舌打ちした。仕事でなければこんなことはしないのに、そう言いたげに自身の頭上から降ってくる大声に耐えながら足元やアジサイの葉を照らしながら、その花をよく観察する。
「……違うな」
アジサイの花が少し潰れていたが、それは人の手によるものではないと判断したイリオンはすぐさま次の場所を照らしていく。
「聞こえたら返事すればいいよー!」
「っていうか、その少年って実はいいセンスしてるかもなんだよ」
エイコンが声をあげる傍らで、実は植物が好きなファンはアジサイの花をジッと見つめてみる。
「ファンも探してよー?」
「エイコが大声を上げている分、別においも頑張る必要は感じないんだよ」
桃と橙のオーラを交互に纏うファンは既にトランス済みだが、戦闘に対する意思を感じられない。というのも、知識が豊富であるが故に、少なくともこの近辺には敵の気配がないと見抜いており、余裕を持っているが為であって、やる気が全くないわけではない。それぞれのウィンクルムが少年を探している一方、別れた後のマユリはどこかしおらしくしていた。
「……トランス、するんですよね……?」
先ほど、他のウィンクルム二組のトランスする様を目の当たりにして、自分もまたああいうことをするのだと意識してしまったマユリはザシャの方を見ることができなくなり、目を伏せていた。
「……オレじゃ嫌って意味、か……」
ポツリ、と溢してフードの端を引き、いつも以上に深く被って俯いてしまうザシャに、マユリはわたわたと両手を振る。
「い、いえそうじゃないですっ」
「うん。そうやってわたわたすんのは分かってた」
慌てて否定していたマユリだが、にたりと笑う口元を見せられ、呆気に取られて固まってしまう。その間もザシャは歩みを止めずに、ある程度進んだところで振り向いた。
「……遅い。とっとと歩けよ」
「あ、はい……」
不機嫌そうな声に、我に帰ったマユリがとてて、と続いていく。
●見えないものほどジワジワ恐い
「おかしい……」
イリオンの肩車の上から見下ろしていた月織は首を傾げ乍ら、眉根を寄せる。
「みんなでこんなに探してるのに、なんで何にも見つからないんだろ……ナメクジのオバケも出ないって、どういう事?」
「どっかに集まってるのかもしれんな」
「どういうことです?」
体を丸めるようにしてイリオンの顔を覗き込もうとする月織に、バランスを崩しかけてイラッとしつつもイリオンは足元の中途半端に潰れたアジサイを示す。
「見てみろ、斜めに、それも潰れ方が整ってる。ここを通り抜けたんじゃなく、ぶつかりながら進んだか、この花を伝っていくような、妙な動き方をしたような潰れ方だ」
「それってつまり、ナメクジが通ったってことですか?」
イリオンは面倒くさそうに眼を細めた。
「粘液みたいなものも僅かについているから恐らくそうだが、どう見てもナメクジってサイズじゃないな……」
そう語るイリオンの視線の先では、大型犬程度の大きさに薄く粘液の道ができている。
「あれ、じゃあ塩くらいじゃ意味ないかも?」
二人が話している間に近づいてきていた桃ががさり、とアジサイの茂みの向こうから顔を出した。
「いやいや、大きかろうと何だろうと、相手がナメクジであるなら有効だと思いますよ?」
続く斑雪もひょこり。
「時に藤城様、何か変わったモノなどはございましたか?」
「全然です。イリオンさんがここの跡を見つけてくれたくらいで……」
「あれ? 皆さんお集まりです?」
「別に何もなかったんだよ……っていうか、みんな同じような状態なの?」
既にいた四人の様子から察したファンが渋い顔になってしまう。と、その時だ。風でめくれそうになるフードを押さえたザシャを引き連れてマユリが駆けてきたのは。
「よかった……皆さんお揃いのようですね」
息を切らせるマユリは二、三度深呼吸して落ち着いてから、自分たちが走って来た方を示した。
「あっちの子どもの足跡みたいなものを見つけたんです。もしかしたら探している子のものかも知れないです……!」
その方角を見て、イリオンは小さく舌打ちした。先ほど見つけたナメクジの跡と思しきものは、真っ直ぐそちらへ続いていたから。その事態に気づいたファンは、ふぅむ、とあごに手を添えた。
「っていうか、これは急いだ方がいいかもしれないんだよ」
「っていうか、どういうことなんだよ?」
言い方を真似しながら首を傾げるエイコンに、ファンは人差し指を立てた。
「別に難しい話じゃないんだよ。さっきダークさんが見つけたこのナメクジの跡は、ディトメアさんが来た方、つまり子どもの足跡があった方に続いてるんだよ」
「……うん?」
ファンの言わんとすることを察したのか、斑雪は腕組みして斜め上に、虚空を見つめた。
「あー……という事はですよ? 行方不明のお子さんは更に奥の方へ逃げてしまって、今回噂になっているナメクジは、逃げる子どもを追いかけられるくらいには動きが速いと、そういうことですか?」
「っていうか、へたすると現在進行形で逃げてるんだよ」
「あー、ナメクジの跡が何かぬめってるもんねー」
しゃがみこんだ桃が観察して見たままの事を口にするが、彼女を除く一同に緊張が走る。
「ってことは、あの子は無事!? ピンチ!? どっちでもいいや、イリオンさん急いでください!!」
「……」
文句の一つでも言おうかと思うも、一々口にするのも面倒になったのか、舌打ち一つでイリオンは走り出すのだった。
●白くてヌメヌメしてるアイツ
少年の名を呼びながら走るウィンクルムたち。斑雪が目を細めるなり、青い小剣を構えた。
「いました!」
彼の見据える先にいたのは、ボロボロの少年を取り囲むようにしてズルズルと地面を這う、大型犬サイズのナメクジの群れ。少年は転んだまま立ち上がることもできずにいる。もう限界のようだ。
「この思いはいずれ、力となる」
すぐさま詠唱したマユリが踵をあげ、ザシャの頬に触れる。途端、吹き抜ける風に揺れるは藤色の光。周りのアジサイのように朱に染まるマユリとは対極に、淡い青紫に包まれるザシャが言の葉を紡ぎ、電子の球体を生み出す術式を組み上げ始める。
「はーちゃん、ごー」
「承知!」
ゆるーく、桃が人差し指を少年に向けた直後、パンッと小さな音と土煙を残して斑雪が消えた。
「そこまでです!」
一足跳びにナメクジの頭上を取った斑雪は小剣を突き立て、抉るようにしてナメクジの一匹にトドメを刺す。しばしのたうっていた白い軟体はやがてパタリと動かなくなるも、残り三匹のナメクジが一斉に斑雪の方を向いた。
「イリオンさん、私たちも!」
「チッ……」
イリオンの肩車から体を一旦曲げ、反動で飛び降りた月織とイリオンがスイッチ。その瞬間、バフッと乱雑ではあったが、イリオンが月織の頭を押し付けるようにして撫でた。
「……無茶はするなよ」
ボソリ、小さな呟きは月織にだけ届き、その背を押して纏うオーラをより一層輝かせる。
「行くよっ!」
短剣を構え、真っ直ぐナメクジへと突進……したかと思えば、その直前で大きく跳んで少年の側へと飛び降りた。刃でナメクジを牽制しつつ少年を抱き寄せて、ジリジリと横に滑っていく。
「ちょっとはこっちも気にすればいいんだよー!?」
「っていうか、ナメクジに言葉は通じないと思うんだよ……」
両手を口の横に添えて大声を上げるエイコンにファンはやれやれ、と首を振るが、ナメクジたちはビクッと驚いたようにエイコンの方を向いた。注意が逸れた瞬間に月織が軟体達の間をすり抜けて少年を救出。しかし、アジサイの陰から新手のナメクジが飛び出し、襲いかかる!
「チッ」
めんどくさそうにイリオンが狙撃、空中に縫いとめられた瞬間に斑雪の投げた手裏剣により、地面に縫いとめられて絶命したようだ。
「イリオンさん……!」
「余所見してないでとっとと走れ」
思わず振り返る月織に目も向けず、イリオンは銃を構えて退路を確保。番犬のような鋭い眼光で白い敵を睨み付ける。
「エイコンさんお願い!」
「後は任せておけばいいんだよ!」
エイコンが受け取った少年にタオルをかけ、彼の容態を確認すると顔をしかめる。
「酷い傷……ずっと逃げ回ってたのかな?」
「別に、命に別状はないし、傷そのものも数は多いけどほとんどかすり傷なんだよ……まぁ、すっかり疲れ切ってはいるみたいなんだよ」
そうため息を溢すファンの前で、少年は安心したせいか、意識を手放してしまった。
「でも、やっぱり手当しないと……」
二人の下へマユリが歩み寄ろうとすれば、ナメクジの一匹が飛びかからんとするも、彼女に触れるより速く、ピコッと軽快な音を立てるハンマーに叩き落とされる。
「っていうか、仮にも戦場で手当ては厳しいんだよ。まずは逃げるのが先なんだよ」
本を閉じたファンが少年にジャケットを羽織らせて、彼を背負い踵を返した。その背に追い縋ろうとする三匹に、斑雪と桃が立ちはだかる。
「はーちゃんいっくよー?」
「承知!」
半眼で脱力した様子の桃が短剣を振るう。一見単調過ぎたその一撃は当たらないかと思いきや、夢の中で『は』頑張れる系女子の桃は刃が当たりそうになったところで突然の軌道変更。眠気のあまりにもつれたように見えなくもない、不思議な軌道の得物がナメクジの一匹に突き刺さった。予想外のタイミングで攻撃されたナメクジの方が暴れようとするも、動き出す前に二枚の手裏剣が左右から突き刺さり、その身を上下に分割してしまった。
「ナメクジ可哀想ですけど、お子さん達の安全のためにお仕置きです」
斑雪は仕留めたナメクジに対して合掌しつつも、油断なく次の手裏剣を構える。月織は素早く塩を引っ掴み、ナメクジたちへとばらまいた。もだえ苦しむようにのたうちはするが、逃げる気配はない。
「そう簡単には引いてくれないか……!」
動きが鈍った隙に短剣を構え、手近な一匹に投擲。その身を貫通して地面に固定したものをイリオンが的確に撃ち抜き、ついでに短剣も弾いて月織の手中へと舞い戻らせた。
「僕だって……!」
弓に矢を番え、速射するマユリ。見事最後の一匹に突き刺さるが、浅い事を察して次の矢を番えようとするも、ザシャに止められた。
「上出来だ」
イリオンが時間を稼いだことで詠唱は完了、マユリが射抜いた事で動きが鈍った的を外すわけがない。ザシャの放つプラズマ球により、最後の一体も塵と消えた。
「あれ……?」
ウィンクルム達は先に戻ったエイコン達と合流するべく道を戻っていた。まだ大型のナメクジがいるかもしれない。そう警戒して周りを調べていた桃だが、大型のナメクジを発見はしたものの、先ほどと異なり襲ってくる気配はない。
「まぁ、いっか」
ふわぁ、と欠伸を一つ。危険性がないなら問題ない。そう判断した桃は考えるのをやめた。
「うーん、沢山の手毬が転がってるみたいで、アジサイってかわいいな」
「あ、拙者はアジサイは開いた傘に似てると思います」
危機は乗り越えた。その安堵感ゆえだろうか。桃と斑雪は咲き誇る真っ赤なアジサイを眺めてゆっくり来た道を戻っていく。しばらく歩くと、エイコンとファンが少年を手当てしているところに遭遇した。既に意識を取り戻した少年へ、イリオンが歩み寄る。
「気が付いたか……いいか? 冒険心は大事だ。だが、禁止されたことには意味があるということも忘れるな」
「ふぇ……」
地面に座った自分を上から見下ろし、鋭い眼光で見据えるイリオンに怯えたのだろう。少年は目の端にジワリと水滴を溜める。
「あー、大丈夫大丈夫! イリオンさん顔怖いけど、怒ってるんじゃないからね。そうだよね?」
すぐさまフォローに入った月織がイリオンを振り向けば、無表情な彼はめんどくさそうに舌打ちしながらソッポを向いてしまった。
「でも、お母さんに、怒られる……」
少年には不安の種がもう一つあったようだ。俯いてしまう彼の肩を、マユリが優しく抱いた。
「大丈夫ですよ、お母さんは怒ったりしませんから」
「絶対……?」
そんな保証はどこにもない。けれど、今は彼を安堵させるために、事実だけを伝えておく。
「お母さん、すごく心配してましたよ。きっと、あなたが帰ってくるのを待ってます」
「……本当?」
「本当です」
優しく微笑みかけるマユリに、ほんの少しずつ、少年の顔から不安の色が消えていく。
「……昔から変わらねぇな、アンタは」
「え? 何か言いました?」
「何でもねぇ」
ポツリと呟くザシャの脳裏に過るそれは、かつての自分と、それを支えてくれたマユリの姿。彼女は覚えていないけれど、それでいい。少なくとも、今はそう思ったザシャはごまかすようにフードを引っ張り顔を隠す。かくして、ウィンクルム達は少年と共に帰路につくのだった。
依頼結果:成功
MVP:
名前:藤城 月織 呼び名:おい、アンタ |
名前:イリオン ダーク 呼び名:イリオンさん |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 残念矜持郎 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 冒険 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 簡単 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 4 / 2 ~ 5 |
報酬 | 少し |
リリース日 | 06月08日 |
出発日 | 06月18日 00:00 |
予定納品日 | 06月28日 |
参加者
会議室
-
2016/06/17-23:31
【イリオン】
>追記
あぁ、何か微妙なニュアンスの齟齬がある気はしたんだが、そういうことか……
中央から外に散るだと、どうしても一旦中央まで移動する手順がいるからな
場合によっては移動中に敵に出くわすかもしれん(たぶん無いとは思いますけれど)
だから外から中心へ向けてが現実的だと思ったという理由で「四方[から]探索」にしていた
一列へ並んでローラー作戦も、余計な移動時間と見落とし・無駄がないようにと思ったからだが
まあ手分けして探索すると分かれば問題ないかと思う
言葉が足りず混乱を招いたな、すまなかった -
2016/06/17-22:51
私達もプランは出しました。
私は前に、お母さんに花畑の広さや地形を聞いておくと発言しましたが、
地図を借り、皆さんより先に視察しておくという事を書いています。
理由は、地図の広さと現地の広さが同じかどうかわからない事、
先に把握しておけば、どこに何かが把握でき、知らせる事ができると判断した為です。
お母さんに関しては、お子さんの特徴や年齢も聞く予定。
もし書いているようでしたら、他の事に文字を割かせていただきます。
上記の事は、わかり次第、先輩方に知らせて情報を共有したい所ですね。
花畑では月織先輩からお塩と旗、マユリさんからタオルを借りた上で、
男の子の名前を叫びながら、捜索します。
それと、ファンが合流する場所の目印として、仕込み刀(時雨)を置く予定です。
他に何か案があれば、そちらを組みます。
道が舗装されていない場合は、私達が歩いた道の跡に、落ちている葉っぱや石を置いて、
帰り道の目印にするつもりでいます。
プラン本文には文字数の都合上、お子さんではなく、男の子と書いています。
追記:
私自身、何か勘違いしたようです……。
イリオン先輩が「四方に探索する」というのを、
十字型に並んだ後、菱形のように散って探索と解釈していました……。
4組で並ぶようにして一定の方角から捜索しながら進む、と書いてましたね。 -
2016/06/17-21:50
相談お疲れさまでした
プランは出来てます。これからプランの最終確認しますので会議室は覗けます
なにかありましたら私も対応可能ですので仰って下さいな。 -
2016/06/17-21:40
私もプラン出せたよー
いちおうギリギリまで粘るつもりだから、なにかあったら教えてね -
2016/06/17-21:39
-
2016/06/17-20:01
-
2016/06/17-20:00
【イリオン】
いつの間にやら間もなく出発だな
プランは提出済みだが、出発までは定期的にここを見るよう心がける
何か変更があれば対応可能だ
色違いの旗と塩を申請済み
肩車とマグナライト使用は予定どおり
子供が見つかればエイコンたちへ託して、ナメクジ退治へ戻るつもりだ
無事に子供を見つけ保護できるよう全力を尽くそう
改めてよろしく頼む -
2016/06/14-23:35
分かりました。タオルについてはお任せ下さいな。
-
2016/06/14-20:17
そんじゃあ、私もお願いしちゃおうっかな。>タオル
私はその分マグナライトを使って、足許を重点的に見ていくねー。 -
2016/06/14-00:07
汚れ云々についてはなんにも考えてませんでした(
了解です、そういう意味でも用意しましょう!
ええと、今のところ月織さん、エイコンさん一組ずつ、ですね。
桃さんも必要でしたらどうぞ。 -
2016/06/13-22:56
お返事ありがとうございます。
肩車の件は了解しました、下の方にナメクジが見えましたら、よろしくお願いします。
(※場所と距離によっては、すぐ駆けつけられるか、わからない為)
>タオル
どこで見つかるかわかりませんので、出来れば一組ずつお願いしたいですね。
私達も、お子さんを探す前にマユリ先輩からタオルを、
月織さんから、お塩を受け取る旨をプランにも書きます。
>攻撃・守備
私達はお子さんの守備に入りますね。
先輩方がナメクジへの攻撃を担当している間、
お子さんをファンと守りながら、花畑を抜けます。
イリオン先輩が言ったように、外で皆さんを待機していますね。
万が一の場合は、ファンに時間を稼いで貰い、私がお子さんをお母さんの元へ送り届けたいですね。
勿論、先輩方がナメクジを一匹残らず仕留めてくれるって事を第一にしていますけどね……。
頼りにしています、先輩♪
>旗
誰がどこにいるか、把握できるという意味で、私は申請を希望します。
できれば、色違いか記号もつけて下さると、一目で判断できます。 -
2016/06/13-22:21
>タオル
お願いしちゃおうかなー
もちろんお子さんに必要だからだけど、うん、なんかねぇ
ぬめぬめーとか、べちゃべちゃーとか、何かそういうのがありそうで……(ブルブル
あったら何かと便利な気がします、はい
じゃ、桃さんは主に下の方担当と言うことで
それぞれの長所を活かしていきましょう!
私はもちろん、イリオンさんの長所をしっかり活かしたいと思います!!
あ、すっかり忘れてたけど『旗』どうします?
必要なら申請に入れておきますけど -
2016/06/13-22:04
なるほど、分かりました。
ザシャさん共々戦闘に回りましょう。
詠唱完了までの援護、大変助かります。
こちらでお子さんを見つけたらタオルをかけて、エイコンさんたちにお任せしますね。
…そうしたら一組ずつタオルを用意した方が良いでしょうか?
必要でしたらこちらのプランに書きますよー -
2016/06/13-21:45
>お子さん
…すいません、何も考えてませんでした
いきあたりばったりってなもんで
ええっと、任せちゃっていいかな?
私達、ナメクジ退治に集中したい(残りはいないかとか
>肩車
あ、私達は下の方を見落とさないよう、下の方を見る役割しようかと思ってるんだけど
というわけで、肩車なしでてくてく歩く予定
>攻撃と守備
はーい、じゃあ私もはーちゃんもナメクジに向かうねー -
2016/06/13-21:35
【イリオン】
>守備と攻撃
エイコンとファンが子供の守備に回ってくれるならありがたい
レベルから言っても、上巳と斑雪は攻撃に回った方がいいんじゃないか
コネクトハーツがあるなら猶更だな
月織もコネクトハーツがあるから戦闘に回ることにする
必然的にマユリとザシャも戦闘側に回ってもらう形になるか
ザシャの小さな出会いの発動までは2Rを要するから、その間の援護はこちらで補おう
>探索
なら四方から探索でいいか
こういったことはあまり得意じゃないんでな、意見があると助かる
広さの確認はエイコンに任せた、よろしく頼む
地図があるらしいから、それが手に入れば花畑の地形もわかって探索も楽だろう
とにかく子供を見つけたら花畑の外でエイコンらと合流、託す、だな
あとはナメクジが複数じゃないことを祈ろう -
2016/06/13-20:43
先輩方、こんばんは。
マユリ先輩、ザシャ先輩も初めまして。
お子さんの遺品を回収するという案、良いと思います。
もちろん、そうなる前にお子さんを救い出しますね(なぜかウィンクを投げかける)
>お子さん
桃先輩、班雪先輩のご意見を伺っておりませんが、ファンと私でよければ対応します。
ファンはマユリ先輩が持参するタオルと合わせ、
自分のバトルジャケットを着せて、お子さんを温めたいみたいです。
遺品を回収するというのは、万が一もありますので私達もその旨を書きます。
どこでお子さんが見つかるか、わかりませんし……一番心配されているのはお母さんですから。
>捜索の仕方
四方から捜索っていう考えで合っていると思いましたが……。
よく、考えますと一組は辿った道を戻るような形になりますね。
花畑がどれくらい広いかは、お母さんに尋ねて大体の広さを想定するのはどうでしょうか?
私かファンが尋ねて、先輩方にお知らせします。
>肩車
解釈違いでしたら申し訳ありません、最初からしない方向ならいいんですけど、
班雪先輩をファンが、桃先輩を私が肩車するのはどうでしょう? -
2016/06/13-20:29
おおっ、進んでる
遅くなってごめんなさい
マユリさんもエイコンさんもよろしくー♪
肩車はありだと思うよー
私とはーちゃんは体重の関係で無理だから、地道に歩くけど
>タオル
おお、それもいいアイディアだね
それじゃあタオルはお任せするね
私はマグナライトを振り回して、
「おーいおーいこっちだよー」って言う係でいい?
>守備と戦闘
基本、神人が守備で子どもを保護、精霊が攻撃担当でナメクジ退治かな?
あ、でも私「コネクトハーツ」持ってるから、攻撃のほうがいいかも
すぐに敵の近くに行ければ、だけど
私のスキルは同じくコンフェイトドライブだよー -
2016/06/13-20:22
【イリオン】
あぁすまない、[16]に間違いがあった
流れの提案の1行目、途中で案を変えたんだが修正するのを忘れていた
× 4組で手分けして四方から捜索
○ 4組で並ぶようにして一定の方角から捜索しながら進む
上記のとおりローラー作戦と言いつつ齟齬があった
正しくは○の方だ
とはいえ、花畑の広さが分からんからな
四方から捜索の方が適当かもしれんとも思うが……どうだろうな
何れにせよ、他のメンバーの意見も聞いてから、だな -
2016/06/13-18:51
[17]
×何度も撃てない
○物理攻撃できない
ですね。失礼しました -
2016/06/13-18:45
えっ? あ、いえ。身長高いなぁ、と。
ザシャ:…オレがしてやっても良いけど。肩車(にたぁ
その笑顔一つで人を脅せそうですね…ザシャさんは
…あ、えと。失礼しました
>守護・戦闘担当
そうですね、予め決めておいた方が後で慌てなくて済みそうですし。
んー…ザシャさんがEWなので、どちらでも対応できると思います
子供は嫌いだそうですが…
スキルの小さな出会いは、MPが14で、消費が7なので二回撃てます
杖で殴るのはダメージうけないようです…痛そうですが。
攻撃力は期待できそうですが、何度も撃てないのが難点、でしょうか。
そこを考えたら、ザシャさんは守護に回ってもらった方が良いかもしれません。
>全体的な流れ
今、イリオンさんが上げて下さった案で、私は特に異論はないです
>旗
確かに、目印には丁度良いかと思います。 -
2016/06/13-16:33
【イリオン】
……肩車したいのか?(マユリ見下し
足跡か、確かに見つかるかもしれんな
少しばかり[14]から変更しているが……
『旗』かなんかを持ち込めたら、頭上に掲げることで、互いの居場所の目印にも
子供が俺たちを見つける一助にもならないだろうか
これならマグナライトがなくとも目印になると思うんだが
それから、守備担当、戦闘担当をある程度割り振っておくと
緊急時に楽なのかと考えたがどうだろう
因みに俺は子供は苦手だ、神人は……まぁ自分が子供だからな
戦闘に回る方が楽だが、守備も無理じゃない
一応流れを提案する
4組で手分けして四方から捜索
要するに見落としがないようローラー作戦だな
・子供を先に発見
見つけた組が花畑外の安全圏へ誘導
守備担当に託して他はナメクジ退治へ
守備担当が合流できない場合は見つけた組が守備
・ナメクジを先に発見
先に全員でナメクジ退治、複数いた場合は各組で抗戦
撃破した組から他組へ合流、援護だろうな
そして退治後ゆっくり子供を探せばいいだろう
もっといい案があれば聞かせて欲しい
あぁそうだ、塩はこっちで申請しよう -
2016/06/13-14:40
>イリオンさん
お返事ありがとうございます。
桃さんやエイコンさんが良いようでしたらそうしますね。
タオルは私が言い出したのでこちらで用意しますー
>子供発見時の対応
そうですね…
神人はお子さんの守護。精霊は戦闘に専念、良いと思います。
>肩車
おおう…肩車、なんだかすごそうですね…
高い視線で見ればなにか手がかりが見つかるかもしれません(イリオンさんを見上げ)
---
私はマグナライト持っていないので、光で誘導したりなどは持っている方に任せようかなと。
花畑周辺にお子さんの足跡とかあれば、探しやすくなるかもしれませんね… -
2016/06/13-13:28
【イリオン】
随分人が増えたな
エイコンとファン、マユリとザシャだな
先輩っていう程経験は積んでないが……まぁよろしく頼む
これで4方向からローラーで探す手も使えるな
月織を肩車って話、やってみるのも手かと考えている
上に載せて、高い位置から動くものを目視確認だな
何かあっても、月織なら振り落すなり飛び降りるなりで対処できる(ひどっ!(月)
後は子供がナメクジの恐怖から、音がするものを避けて隠れている可能性もある
声と音だけでは安全かどうか判断できない場合もあるだろう
マグナライトで照らしながら、光の方に来いと誘導する手はどうかと考えていた
まぁあくまでもマグナライトを持っている俺たちの立ち回りだが
子供を見つけたら神人が守備、精霊が戦闘
他の組が見つけたらどっちも戦闘へ入り、神人は主に退避路を確保に回るよう考えている
>回収とバスタオル
良い案なんじゃないか
備えるというのは、大事なことだからな -
2016/06/13-10:44
本当に、何度も何度もごめんなさい…!
お子さんが見つかった時ですけれど、
その日の天候がどうなるか分かりませんが、念のために大きめのタオルを持ってったら良さそうですね…
お子さんの体が冷えている可能性もありますから。 -
2016/06/13-09:45
何度もごめんなさい。
[10]ですけれど、「ナメクジの気をそらす」と言いましたが、
この考えは浅はかかなと思ったので訂正しますね。
私も剣でできる限りザシャさんと戦闘に挑みたいと思います。
あと、ザシャさんはエンドウィザードです。
(一部おかしかったので番号飛んでいます。すみません) -
2016/06/13-09:19
思ったより、長くなりました。連投しますね。
>戦闘
戦闘になるようでしたら、ザシャさんは使えるスキルは一つしかありませんので、
小さな出会いをセットしますね。
戦闘中は正直、僕…あ、いえ。
私はお役に立てそうもないので、ナメクジの気をそらす、程度ならできるかなと思ってます。
なにをするかはまだ考えてないです(きっぱり)
あと、こちらもコンフェイト・ドライブでいきますね。
>お子さん
メタなお話になりますけれど、
難易度は簡単とのことですからお子さんの死亡、見つからないなどは
ないとは思いますが、
もしも見つからない時はお子さんの物と思われる物の回収も視野に入れておいた方が良いかな、と思います。 -
2016/06/13-09:13
途中参加失礼しますー
マユリと、こちらはザシャさんです
先輩の皆さんどうぞよろしくお願いしますね。
>ナメクジ
ナメクジは液体しか通さない体質のようですから、
塩はとても良いと思います
……仰って下さればザシャさん、働きますよー
(隣から刺すような視線が)
こちらも先輩方が上げられた案で異論はないです -
2016/06/13-00:14
先輩方、今晩は。
ナメクジ対策は、お塩とマグナライトで、私も良いと思っています。
他は、まあ、思い付いたらその時に。
といっても現在、私達はマグナライトを持っていません。
その分、ナメクジが複数現れた場合は、対処させていただきますね。
お母さんにお子さんのお名前を聞いておき、そのお名前を呼びながら捜索するのは私も賛成。
何かあった際には、お互いを呼び合うのもいいですね。
>肩車
精霊も私も背が高い方なので、必要でしたらお手伝いします。無理強いはしませんが。
精霊は罰ゲーム。私はコンフェイト・ドライブを使う予定です。
というわけでご挨拶が遅れました。
精霊はファン、神人は私エイコンと申します。
改めてよろしくお願いいたします(頭を下げる)。 -
2016/06/12-20:29
いっ、一匹じゃない可能性もあるのね!?
そっか、そうだよね……(ブルブル
それじゃひとまずの持ち物は、塩とマグナライトかな
イリオンさんのスキルはダブルシューターⅡ(遠距離から連続射撃、命中5)の予定です
私はサクリファイスで良いかな
お子さんが見つかったら早めに合流して、怖い花畑からは離脱したいですね
ナメクジ?
うーん、ここはイリオンさんに任せちゃいましょう(こそっ
(……おい、聞こえてるぞ)
ぁえっ?(ビクゥ
やだなぁ、合流して神人でお子さんを警護して、戦闘は精霊にお任せしますって意味ですよ!
自分だけ逃げるなんて、まさかそんなこと……
あ!(話逸らし
戦闘になりそうだったら、できるだけ花畑から離れた方がいいよね
せっかくの紫陽花がダメージ受けちゃうから、ねっ!
桃さんはどう思います? -
2016/06/12-19:28
塩持ってくのはいいねっ。
私、虫除けハーブケース持ってるけど、これはデート携帯品だからなー。
あ、うん、マグナライトも持ってるよ
御言葉もらっちゃって、これも持っていこうっと
はーちゃんのスキルは命中率中心で行けたらなぁと思ってたけど、そんなスキル少なかったや
遠くからでも行けるように、霞斬と…あと、どうししよっかなあ。
ナメクジ1匹だといいなあ。
はーちゃんは私よりちっちゃいから肩車無理だね、がんばって歩くぞー
ここは長靴がいいかな?
(なんだか後ろのほうで「やるときはやりますよっ」の声) -
2016/06/11-20:02
【イリオン】
連投になって済まない
大型ナメクジに対抗できるだけの塩って、どれだけ必要なんだ……
まぁ無いよりはいいだろうが
紫陽花は根元まで葉が密集しているから、見通しが悪そうだ
持ち物にあるなら、一応マグナライトを持って行ったらどうだろうか
隠れている子供を探すのにも、場合によっては合図にも使えるかもしれん -
2016/06/11-19:56
藤城月織です、パートナーはイリオン・ダークさん
桃さん、斑雪さん、どうぞよろしくお願いします!
イリオンさんなら紫陽花よりも断然背が高いので、全体を見通せるかと思いますけど
私は……どれくらい見えますかね、これ(不安
イリオンさん、肩車してくれないかなぁ……
うーん、花畑の中には道とかあるんですかね?
地図を確認して、手分けして探すより良い方法は浮かばないですね
まずはお母さんにお子さんの名前を確認して、名前を呼びながら探してみます
そして桃さんの言うとおり、何かあったらお互いを呼ぶのが良いかもしれませんね
ナメクジ嫌だなぁ……
そうだ、塩持って行きましょう、塩!
皆さんの分も準備しますねっ!(ふんす -
2016/06/11-14:35
紹介が遅れたけど、私が上巳桃で精霊がはーちゃんです。よろしくー
……えーっと、どうしよう()
森の奧の花畑かー。結構、なんでもいそうな場所だね。
うーんうーん地道に探しながら、何かあったらお互いに呼び合うとか?
今はとりあえずこれだけ。 -
2016/06/11-14:35
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2016/06/11-00:48