メイドよ、誇り高くあれ!(巴めろ マスター) 【難易度:簡単】

プロローグ

●せめてプロローグはシリアスにいきたかったとGMは供述しており
「初めまして。僕はマシュー=グラニエフ」
 A.R.O.A.本部の応接室にて。金糸の髪に芽吹く緑の瞳の美少年は、まだ小学校に通っているほどの年齢に見えるも、微塵も臆することなくそう言った。グラニエフ家と言えば、政界にも多大な影響力を持つという大財閥だ。応対に当たっていた職員の男が、礼儀作法には疎いなりに礼を失さぬようにと頭を下げかけたところで、マシューその人から制止の言葉が掛かる。
「いいよ、そういうのは。ここはビジネスの場でも社交界でもないんだから、もっと普通の子供にするように話しかけてもらって結構だよ。その方が、貴方もやりやすいだろう?」
 自分は子供だ、敬意は要らない。但し、まだ未熟なれどもグラニエフ家の血筋の者なればこそ、これから話すことに関して安い同情だけは欲しくないというのが、この生意気で、ある意味高潔な少年の願いだった。一つ頷いて、職員の男は問いを零す。
「ならば、単刀直入に。グラニエフ家のご子息が、A.R.O.A.にどんな用事で?」
「端的に言えば、僕は今、どうやらあの憎い邪教徒ども――マントゥール教団に狙われているらしい。とある筋からの確実な情報だ。まあ、グラニエフ家の人間ならば、幾らでも利用のし甲斐があるだろうから」
 淡々と零される言葉に、職員の男は僅か目を瞠った。マシューが少し笑う。
「驚くことでもないだろう? ここに用があるからにはオーガに関わるものの名前が出てくるのはしかるべきことだし……それとも、僕が奴らの襲撃を予期していることが気に掛かるかい? でも、この程度はグラニエフの名を持つ者なら収集できて当然の情報だよ」
 思わず、職員の男は低く唸った。まあ理解してもらうのは難しいだろうけど、とマシュー。
「そういう次第で、僕にウィンクルムの護衛を付けてほしいんだ。明後日大事な買い付けがあるから、僕はどうしてもタブロスを離れてとある小村に向かわなくてはいけない。襲われるのは、その道中に街道でということになっている。と、これも、納得できかねるかもしれないけれど確かな情報だと思ってもらいたい」
 情報の出所に関してなど色々と気に掛かるところはあったが、暫しの逡巡の後、職員の男はマシューへと頷きを返した。それでいいとばかりに微笑んだマシューが、言葉を続ける。
「ありがとう、報酬は多めに用意させてもらうよ。ただ一つ、特別に協力をお願いしたいことがある」
「……それは?」
「はっきり言うと、僕は自分以外の人間を心底からは信用できない性質でね。こう言うと気を悪くするかもしれないが、誰かに自分の命を預けるというのは本当は不本意なんだ」
 だから。
「護衛を担当するウィンクルムたちには、全員須らくメイド服を着用してもらいたい」
 あまりにも荒唐無稽な話だが、職員の男はこれにはうろたえなかった。なんせ、マシューの後ろに控えている屈強なボディガードの男たちが、全員漏れなくメイド服姿なのである。職員の男の視界には、このやり取りの冒頭から見事な筋肉でパッツンパツンのメイド服の胸元が、ずっと見えていました。彼の心境には、あえて言及しないことにしよう。
「これまでの人生で、僕が唯一心を許せたのは幼い頃面倒を見てくれたメイドだけだった……だからかな、僕のためにメイド服を着てくれる相手には、ある程度信を置ける気がするんだ」
 ややしんみりとして、そこはかとなくいい話っぽくマシューが言うが、なんかもうそれだけじゃフォローし切れない感がある。さてどういうふうにウィンクルムたちに話を切り出せばいいかと、職員の男は痛む頭を抑えて思案した。

解説

●目的
マントゥール教団員の魔の手からマシューを守り切り危機を脱すること。
プロローグのマシューの情報に裏はありません。
また、街道には下記の敵以外の脅威は現れません。

●敵
○フィガロ
マントゥール教団員の男。イケメンなことだけが取り柄。
偶然マシューの買い付けの情報を得て、今回の計画を思いついたようです。
下記ゴブリンたちをけしかけてくる+一応ナイフで武装している様子。
美しいものが大好きですが、彼にとっての『美しい』の幅は異様に広いです。

○瘴気に当てられたゴブリン×いっぱい
瘴気の影響でデミ・オーガ化しかけているややアグレッシブなゴブリン。
正確な数は参加者様の人数やレベル等によって変動いたしますが、戦闘難易度は低いです。
ウィンクルムと触れ合う(?)ことで瘴気が浄化されてネイチャーに戻ります。
また、何故かこの際性別なんて何でもいいくらいメイドに飢えています。
細かいことを気にしたら負けです。頑張れ、メイドたち!

●備考
小村までの道は舗装されておらず途中からは歩きになり、敵は一行が車を降りてから村までの道中で襲撃してきます。
戦場は小村への道。両サイドは森。
道幅は戦闘に支障がない広さで、光源も充分です。
舗装されていない道を始め、地形による戦闘への悪影響はありません。

●服装について
メイド服着用が必須条件となっております。
神人さんも精霊さんも、必ずメイド服をご着用くださいませ。
「こんなメイド服が着たい!」というご要望がございましたら、プランにてご指定を。
可能な限りリザルトに反映させていただきます。
ご指定ない場合も強制的にメイド服着用です。
その際、メイド服のデザインはお任せとなります。

●マシューについて
大財閥グラニエフ家の一人息子。
まだ10歳ながら幾つもの事業を取り仕切る天才児。
物言いはやや尊大ですが、メイド服着用ウィンクルムの指示には従うよ!

ゲームマスターより

お世話になっております、巴めろです。
このページを開いてくださりありがとうございます!!

神人さんも精霊さんも関係なく、須らくメイド服を着てほしいと私は思いました。
シチュエーションを楽しんでいただけるよう、難易度低めのエピとなっております。
色モノな内容ではありますが、新米ウィンクルムの皆さんもどうぞお気軽に!
メイド服に対する反応や道中のやり取り、メイド服大好きゴブリンへの対応など。
メイド服着用必須というシチュエーションを楽しんでいただけますと幸いです。
皆さまに楽しんでいただけるよう力を尽くしますので、ご縁がありましたらよろしくお願いいたします!

また、余談ではありますがGMページにちょっとした近況を載せております。
こちらもよろしくお願いします。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

アルヴィン=ハーヴェイ(リディオ=ファヴァレット)

  …うぅ、メイド服を着なくちゃいけない理由は分かったけどぉ…。

…じゃあ、勘でこれに決めたっ(手に取ったのはフリフリのミニスカメイド服)
…うわぁ。可愛い女の子が着たら似合うんだろうけど。
どう、リディ?似合ってる?…なんて。
…よく考えなくても、オレ達って結構怪しい集団に見えるかも?

…わ、ゴブリンがいっぱい。
…んー、あのゴブリンたち変だね。メイド服?を見る目が尋常じゃない気がする。
攻撃しなくても追い払えるならそうしたい所だね。触れば何とかなったりするのかな。

…あ、あのイケメンが首謀者、かな。
捕まえた方がよさそうだね。深追いは禁物だけど。
挟み撃ちにする感じで取り押さえたらいい、かな。


セイリュー・グラシア(ラキア・ジェイドバイン)
  ラキアにメイド服を着せる為なら、オレがメイド服を着る事に何ら抵抗はない!自分の姿は見れないんだし(酷い。
動きやすいようにフレンチメイド服希望。
詳細は雇い主に任せるぜ☆
ホワイトブリムも付ける。
面白いから皆で記念撮影しとこうぜ!

トランスは最初からしておく。
どんなコスをしていようと、護衛任務は確実にこなすぜ。
マシューの所へ敵が行かないようにする。
ゴブリン達を水玉ハンマーで殺さないように殴りスタンさせる。
「ご褒美をくれてやるぜ」と敵を蹴り飛ばしたり。
スカートは足技使いやすいな!爽快感!
ゴブリンを何体かスタンさせたら
ロープで後ろ手に手首・足首を縛って捕縛する。
逃げるなら追わない。迫るなら更に殴るぜ。


天原 秋乃(イチカ・ククル)
  メイド服:スカート丈長めのヴィクトリアンメイド服

……なんでまたこんな格好しなきゃいけないんだ
男のメイド姿なんて地獄絵図だろ……イチカはいつもどおりへらへらしてるし
というか、なんだよあんたのその格好。メイドといえばこうだろ!?
(同じような服装をしている人にも同意を求める)
清潔感あって主張しすぎず地味すぎず……女の子が着てるとこみたかった

戦闘:
マシューの護衛を優先
ゴブリンはネイチャー化したうえで追い払う
フィガロは捕縛。封樹の杖で周囲の植物に協力してもらい、フィガロが逃げないように足止めする(フィガロの足に植物を絡みつかせる、植物で視界を遮る等)
フィガロの足止めが成功したら、その隙に捕縛してもらおう


エルド・Y・ルーク(ディナス・フォーシス)
  メイド服:
長袖のロングスカート
背後にワンポイントでリボン付き
──完全な清楚を目指すのでしたらリボンは不要ですが、せっかくの機会ですので

今回マシューさんには、ウィンクルムが集まる場所の中心にでもいて頂ければ安心でしょうか
他の方の指示があればそちらに従います
トランス後、もしメンバーが散開状態でしたら、敵とマシューさんと間に盾になれるように動きましょう

ディナスがゴブリンを送ってくれますので、彼らをメイド服で強く抱き締め、精霊命名の『愛の抱擁(ベアハッグ)』で浄化します

パツパツの服ですから、抱き締めればダイナミックに服も破けるのもやむを得ませんねぇ
ディナス、着替えまで用意してくれているとは…(ホロリ)


シムレス(ロックリーン)
  ロングドレスのヴィクトリアンメイド
ボリュームタイプのペチコート着用

ここまで白好きだったか…感心
(自前)猫耳メイドという奴か?
屋敷のメイドはこれだった
周り見回しこれ程バリエーションがあったとは興味深い

マシュー護衛最優先
これだけの護衛メイドだ、怖くはないだろ

ゴブリン
角有無チェック
無ければネイチャー(だが様子がおかしい?
追い払い方向で対処
スカートでひらりいなしてロックに任せる
しつこいなら蹴りや肘鉄
無表情で「ごめんあそばせ
攻撃的ならフライパンでスタン!踏みつけ

情報あるなら教団員の人相は事前に聞いておきたい
皆と情報共有

教団員警戒
マシューに寄るならロックへ合図
襲うならスタン狙う

中々刺激的だった
薄く笑う


●メイド模様、悲喜交々?
「……うぅ、メイド服を着なくちゃいけない理由は分かったけどぉ……」
 場所は、目的地の小村へと続くでこぼこ道。半ば涙目で零したアルヴィン=ハーヴェイは、ふりっふりのミニスカメイド姿だ。と言っても、これは彼の趣味嗜好ではない。その証拠のように、
「大丈夫だよ、アル。皆一緒だから怖くない……はず」
 ね? と、傷心の神人に柔らかく微笑んでみせるリディオ=ファヴァレットも、当然の如くにしっかりばっちりメイド姿なのであった。だが、こちらはミニスカメイドではなく、淑やかなロングスカート着用。ちなみにアルヴィンのチョイス。閑話休題、精霊の言葉に促され、勘で選んでしまった短すぎるスカートの裾をぎゅっと握ったままで、アルヴィンは顔を上げた。
「そう……そう、だよね。こういう展開になるとは思いもしなかったけど、任務、だし」
「そうだよ、アル。その調子」
 シックで落ち着いたメイドさんなリディオの励ましを受け、アルヴィンは幾らか冷静になって辺りを見回す。そこには――先のリディオの言葉が示す通りの光景があった。そう、『皆一緒』なのだ。その場にいる一団は、依頼主のマシューを除いて、皆須らく、しかしバラエティ豊かなメイド姿である。アルヴィンの頭に、また別の悩みが過ぎる。
「……よく考えなくても、オレ達って結構怪しい集団に見えるかも?」
「だーいじょうぶだって!」
 ぼそりと零したアルヴィンへと、自信満々、とんと胸を叩いたのはセイリュー・グラシアだ。彼の瞳は、溌剌として煌めいている。短いスカートに、真っ白フリルやキュートなリボンがあしらわれたフレンチメイド姿さえ、眩しく輝いて見えるほどに。
「いいか、よーく考えてみろよ? どうせ自分の姿は見えないんだ!」
「な、成る程……」
 勢いに負けて頷くアルヴィン。更に! とホワイトブリムを揺らしてセイリューが続ける。
「ラキアにメイド服を着せる為なら、オレがメイド服を着る事に何ら抵抗はない!」
「……セイリュー、君ってば……」
 痛む頭を抑えて、それ以上言葉もないとばかりの様子を見せるは話題にされた当のラキア・ジェイドバインだ。こちらはロングドレスがリディオに負けず劣らずの清楚感を醸し出すヴィクトリアンメイド姿。
「うんうん、肌の露出がないところもまた……」
「って、セイリュー、あんまり具に観察するのはやめようよ……」
 ローブに似たようなものだから動きに支障はないし、と選んだ格好だが、こうもまじまじと眺められてしまうと何とも言えない面映ゆさがあるラキアである。そんなセイリューたちを尻目に、
「ここまで白好きだったか……」
 なんて、無表情の奥に好奇心を覗かせるはシムレス。声にはどことなく感心の色が滲んでいる。それもそのはず、彼の視線の先に立つホワイトタイガーのテイルス、ロックリーンは、ちらりと覗くドロワーズも純白の、全体的に白を基調とした愛らしいメイド姿なのだった。差し色のピンクが益々キュート――とは言うものの、ロックリーンはゴツイ系の男前である。ギャップが半端じゃない。しかし、シムレスの興味は別のところにある様子で。
「……自前猫耳メイドというやつか?」
「もー、虎だから!」
 ピンク×白のニーソックスが眩しいガタイのいいメイドは、シムレスの問いに照れ混じりの苦笑を漏らす。仕事ならと覚悟を決めてきたものの、恥ずかしいものは恥ずかしい。そんなロックリーンの複雑な心境を知ってか知らずか、ロングドレスをボリュームタイプのペチコートでふんわりとさせたシムレスは、眼差しを辺りに走らせる。
「しかし、これ程バリエーションがあったとは興味深い」
 品のある女顔のシムレス、周囲を見回すというそのありふれた造作さえも何やら気品に溢れていて、ロックリーンは寸の間その姿に見惚れた。
(シムさんのメイド姿……美しい!)
 だけど、と、ロックリーンは首を傾ける。メイド姿が、あまりにも板に付き過ぎてはいないだろうか?
(……振る舞いが自然だね? まさか……)
 そこまで考えて、ロックリーンはふるふると首を振るとそこで思考を放棄した。やや遠い目になった精霊の胸中に気づいてか、
「屋敷のメイドはこれだった」
 と、シムレスは表情を変えぬまま端的に言うのだった。
「いやぁ、皆さんよくお似合いですねぇ」
 にこにことして一行の様子を眺める老紳士、エルド・Y・ルークも、当然のような顔でメイド服を着用している。長袖にロングスカートのこちらも清楚路線だが、背後にはワンポイントでリボンが付いている。おちゃめ。
「完全な清楚を目指すのでしたらリボンは不要ですが、せっかくの機会ですので」
 何がどういうふうに『せっかくの機会』なのかツッコミを入れられてもおかしくないのだが、彼のパートナーであるディナス・フォーシスは、艶やかな金糸の髪を揺らして何やら自信ありげな笑みを漏らす。
「フッ……A.R.O.A.の依頼2回目にして女装コンテストに全力で出た僕達に、一体何の恐れがあるでしょうか」
 つと口の端を上げ、その碧眼を爛々と光らせるディナス。
「いいえ、あるはずがありません! 準備は万端ですよ、ええ!」
 そんなディナス、言葉の通りにその出で立ちには微塵の隙もない。レースたっぷりのふわふわパニエで膨らんだミニスカート、袖は可愛らしさ重視の半袖、トドメのように衣装のあちらこちらを派手可愛いフリルが彩っている。ついでに、足の手入れにも一切の抜かりがない。このメイド、本気である。
「邪道? いいえ、可愛いは正義で……」
「……違う」
 遮るは、声。声の主は、スカート丈しっかり長めのヴィクトリアンメイド――天原 秋乃だ。この状況に分かりやすくげんなりとしている秋乃だが、その一方で、その目はやや座っている。
「えーっと……秋乃?」
 パートナーの尋常でない様子に、イチカ・ククルが軽く首を傾げて声を零した。秋乃の眼差しが、キッ! とイチカに向けられる。
「……なんだよあんたのその格好は。メイドといえばこうだろ!?」
「えー、護衛もしないといけないんだから動きやすい方がよくない?」
 へらりと笑うイチカは、華やかなミニスカメイド姿だ。イチカの言を耳に、秋乃はずずいっと身を乗り出した。
「そのへらへら笑いを今すぐ止めろ。いいか、メイドってのは清潔感があって主張しすぎず地味すぎず……」
 秋乃、まるで何かに乗り移られているかのようにつらつらと語る。殆ど常にイチカの口元を彩る笑みが、俄かにぎこちなさを帯びた。
「……あきのんってメイドさん好きなの? メイド服について語る秋乃、僕でも引くわー」
 可愛いんだからなんでもよくない? との言葉に秋乃の双眸が益々鈍く光る。
「あきのんって言うな、そしてメイドを愚弄するな」
 イチカに詰め寄る秋乃だったが、
「どう、リディ? 似合ってる? ……なんて、可愛い女の子が着たら似合うんだろうけど」
 というアルヴィンの言葉がふと耳にとび込むや、がくりとうなだれるのだった。アルヴィンの問いに、リディオが「アルも似合ってるよ」なんてさらりと口にしたのも、全く聞こえていない様子。
「そう……女の子が着てるとこ見たかった……男のメイド姿なんて地獄絵図だろ……」
 なんでまたこんな格好しなきゃいけないんだとぼやく秋乃の肩に、ぽむとイチカの手が置かれる。
「いやあ、僕もまさかメイド服を着ることになるとは思わなかったけど……」
「……けど?」
「依頼じゃ仕方ないよね♪」
 にっこりへらり、返るのはいい笑顔。秋乃、最後の力を振り絞るようにして、清楚の極みとも言える己の長いスカートをひらと摘むと、密かに結構な人数を占めるヴィクトリアンメイド勢へと声を張った。
「百歩……いや、千歩譲ってそうだとしても……なあ、メイドっていったらこうだよな!?」
 シムレスが、表情筋を動かさぬままに顎に手を宛がって曰く、
「確かに、俺の知っているメイドはこうだが」
 動きやすいからと自分はフレンチメイドなセイリューが、うんうんと深く頷いて曰く、
「清楚、いいよな。何より、ラキアによく似合ってる!」
 最後に、精霊の頑張りで何とかこの状況から立ち直ったアルヴィンも淡く微笑して、
「リディも、結構似合っちゃってるしねぇ。いいんじゃないかな?」
 と応じたために、秋乃は何とか心の平穏を保つことができた。現実逃避だとか言ったらいけない、いけないんだ。セイリューが、からりと笑う。
「面白いから皆で記念撮影……とか、やりたいとこだけど」
 精悍なフレンチメイドさんは、おもむろに力呼ぶスペルを唱えると、ラキアの頬へと口付けを一つ。そうして、見た目だけはポップな鈍器を構え、
「どうやら、敵さんのおでましみたいだぜ!」
 と、不敵に口の端を上げてみせるのだった。

●戦え! メイドさん!
「ハーッハッハ! グラニエフ家のご子息よ、少々ご足労願お……何このメイド!?」
 突如現れた男が口上を述べ掛けて、しかしそれはウィンクルムたちによる視覚的暴力によって阻まれる。強いぞ、ウィンクルム!
「何って、こっちが聞きたいっての……」
 とぼやきながらも、秋乃はイチカへと、セイリュー達に倣い、力呼ぶ言葉と頬への口付けを零した。胸元がパッツパツの屈強メイドであるエルドも、同様にディナスとトランスを済ませる。現れた男を観察していたシムレスが、ごく淡々として言った。
「マントゥール教団のフィガロで間違いないな」
 事前にマシューとA.R.O.A.が得ている情報を突き合わせておいた通りの相手である。その時、油断なく警戒に当たっていたロックリーンの白虎の耳がぴくりと動いた。
「前方! 来るよ!」
 果たして、とび出してきたのは15匹のゴブリンたちだ。そのどれもが、飢えたような目でメイドたちを捉えている。
「デミ・オーガか!?」
「いや、様子がおかしいが角はない……ネイチャー、か?」
 セイリューの言葉に、応じたシムレスが仄か首を傾けた。ゴブリンたちのギラギラとした眼差しに、こちらを見る目が尋常じゃない気がすると、頬に汗を伝わせるアルヴィン。
「ゴブリンがいっぱい……は、ともかく、やっぱりちょっと変だよね」
「瘴気に当てられてるってところか?」
「だったら、命は取らずに終わらせたいところだね」
 秋乃が現状一番可能性の高い答えを導き出し、それに頷いたラキアが、小さな依頼主へとにこやかな笑みを向けた。
「皆が護ってくれるから、安心してね。ほら、俺と一緒に」
「あ、ああ……」
「2人共、こちらへ!」
 ディナスが、マシューを連れたラキアを後方へと誘導する。ゴブリンとの戦闘が考えられる今、マシューの身を守るためにと、教団員と彼との間にメイドの壁を作る的確な指示だ。
「……ハッ! ご、ゴブリンども、何だかよくわからんがやってしまえ!」
 ようやっと我に返ったフィガロが、ゴブリンたちへと指示を出した。彼らを操るための道具は所持していないようだが、心を冒された根の単純な小鬼らは、彼の命に従ってウィンクルムへととびかからんとする。一行は、マシューの護衛こそ最優先だと、彼の盾になるようにして動いた。
「これだけの護衛メイドだ。怖くはないだろ」
 マシューに言って、シムレスは向かってくる2匹のゴブリンを長いスカートでひらりといなす。その優雅な所作に翻弄されて――ゴブリンたちは、何故だか益々興奮したようだった。テンション高めに正統派メイドへと纏わりつく小鬼たち。そのあまりのしつこさに、
「ごめんあそばせ」
 と、シムレスは無表情を保ったままで、鋭い蹴りを食らわせる。1匹がロックリーンのいる方へと見事に吹っ飛んだが、それでもなおメイドさんに抱きつこうとするもう1匹を、シムレスはむぎゅと踏みつけた。
「躾がなってないな」
 なんて足でむぎゅむぎゅしながら言うわけだが、不思議なことにゴブリンはうっとりとしている。じきに、ゴブリンは完全に大人しくなった。なんやかや浄化完了。
「はいはいお触りしたいならこっちだよ愛の抱擁!」
 一方、シムレスに蹴り飛ばされた方のゴブリンはにっこり笑顔のロックリーンにぎゅむーっと抱き竦められていた。明るく温厚な性質のロックリーンだが、シムさんへのセクハラは断固阻止! というわけで、本日の笑顔は目が一切笑っていない。そして、彼の腕の中に捕らわれたゴブリンは、
「あれ? 気絶した? ……ま、いっか。正気に戻ってよね」
 と、ぽいされてしまったのである。仲間をハグで浄化されてなおゴブリンの勢いは衰えず、1匹が白虎の尻尾にじゃれかかろうとする。途端、言葉もなしに、光の速さでロックリーンの拳がその頭に落ちた。怖い。
「……さーて、お次はどんなご奉仕しちゃおっかな」
 いい笑顔で指をポキポキと鳴らすロックリーン。もう流石に、彼に近寄ろうとする猛者はいなかった。
「ふふふ……シムレスさんもロックリーンさんも中々やりますね……」
 2人の様子を横目に、玄人らしい余裕めいた呟きを漏らすミニスカメイドさん、ディナス。ふわふわパニエにわっと群がろうとするゴブリン×3を、ディナスは祭具「イクパスイ」で生み出したバリアで手際良く弾き飛ばしていく。
「ミスター! 瘴気の浄化はお任せしました!」
「ええ、心得ていますよ」
 少しだけ離れたところで、大きく手を広げて待っているのはエルドだ。その腕の中にぽぽいっと収まったゴブリンたちを、エルドは力強く抱き締める!
「出ました、『愛の抱擁(ベアハッグ)』!」
 拳をぐっと握り締め、パートナーの奮闘(?)ぶりを実況するディナス。活き活き。
「偶然にもロックリーンさんと技名が被ってしまいましたが、読み方が違うので! セーフです!」
 保たれたオリジナリティ。自身が命名した技だけに、安堵も一入のディナスである。さて、俄かに(一人で)盛り上がるディナスの前で、エルドに抱き締められたゴブリンたちの瘴気が浄化されていく。それと同時に、筋肉でパッツンパツンだったエルドのメイド服の胸元が、ビリリ! と音を立ててダイナミックに破けた。あられもなく露わになる逞しい胸。
「おやおやこれは……やむを得ませんが、困りましたねぇ」
 ゴブリンたちを解放して常の穏やかな調子で眉を下げるエルドへと、
「安心してください、ミスター!」
 ディナスが、そのかんばせに整った笑みを浮かべて声を掛けた。その手には――どこに仕舞っていていつの間に取り出したのか、エルド用のメイド服の替えが!
「ディナス、着替えまで用意してくれているとは……」
 ドヤ顔のディナスと、ほろりとして目頭を抑えるエルドなのだった。
「アル、大丈夫!?」
 どことなく和やかな空気を醸し出す2人とは対照的に、アルヴィンとリディオは必死の奮闘中。攻撃しなくても追い払えるならそうしたい、と思ったアルヴィン。触れば何とかならないかな? とゴブリンとの接触を試みたのだが、
「攻撃はっ、攻撃はされてないけど……! わっ、そこ、触らないで……っ!」
 という具合で、3匹のゴブリンに見事に群がられてしまったのだった。しかも小鬼たちは、ふりふりミニスカメイド姿のアルヴィンにお触りしまくりである。
「襲ってくる相手は追い払う、でいいんだよねえ?」
 ここは天国かとばかりにメイド服を堪能するゴブリンたちの背後に、リディオが迫る。アルヴィンができるだけ攻撃したくないと言うので武器は使わないが、リディオは精霊の地力で、彼に纏わりつくゴブリンを千切っては投げ、千切っては投げ。
「アル! しっかりして!」
「……うう。尋常じゃない目で見られてると思ったら、メイドを狙ってたんだね……」
 精神的疲労からぐったりとするアルヴィンを、懸命に正気づかせようとするリディオ。
「リディ……トランスは、しなくて平気だった、ね……」
 虚ろな目でそんなことを呟くアルヴィンがくず折れてしまわないよう、リディオは献身的にその肩を支えるのだった。
「どんなコスをしていようと、護衛任務は確実にこなすぜ!」
 揚々としてサベージソウルハンマーを振るうはセイリューだ。フレンチメイドな彼にもゴブリンが3匹向かっていたが、
 ――ドォン!
 彼の振り下ろしたおもちゃめいた鈍器が地面を轟と揺らすや、その威力にゴブリンたちは慄いた。当たったらヤバい。じりと後ずさるゴブリンたち。
「あれ? 来ないのか? ……じゃあ、こっちから行くぜ!」
 水玉ハンマーを手にしたまま、セイリューは地を駆ける。逃げ遅れたゴブリンには、蹴りの一撃をプレゼント。
「ご褒美をくれてやるぜ! って、おお、スカートって足技使いやすいな! 爽快感!」
 快活に笑うセイリューだが、蹴りの際にはパンツがばっちり見えていた。満足だとばかりに浄化されたゴブリンにも、少し離れたところで彼を見守るラキアにも。
「セイリュー……」
 開いている方の手で再び痛む頭を抑えて、しかしラキアはすぐに立ち直ると、マジックワンド「パラライズスネーク」を翳した。セイリューの周りには、及び腰ながらまだ2匹のゴブリンが残っている。
「ちょっと眩しいけど、ごめんね」
 ワンドが、眩く光を放った。味方を癒し敵の目を眩ませる煌めき、『シャインスパーク』。
「サンキュー、ラキア! 助かるぜ!」
 鈍器が唸り、蹴りが閃き。セイリューは、あっという間にゴブリンを組み伏せた。
(誰も殺さない方針みたいだし、手加減しないと、っと)
 故に、イチカが繰り出すのは『エトワール』。剣舞の如き優美な動きは、中身が見えそうで見えない絶妙なスカート丈と相まってゴブリンを誘惑する。
「それにしても、このゴブリン達はなんでメイドに飢えているんだろう?」
 ぐるぐると目を回してしまったゴブリンたちを前に頭を捻るイチカだったが、
「……まあ、いいか。よーし、ご奉仕しちゃうぞー☆」
 考えたら負けだと思考を放棄して、ゴブリンたちにノリノリでご奉仕(物理)をお見舞いしていった。すっかり参ってしまったゴブリン×3に、秋乃が瘴気を払わんとそっと触れていく。これで、全てのゴブリンの瘴気が浄化完了だ。
「後はあんただけだな」
 秋乃の言葉にフィガロが怯む。自分の味方はもういないと見て取って逃走を図るフィガロだったが、
「逃がすかよ!」
 頼む! と秋乃が振るうは封樹の杖。フィガロの足元の植物が意を得たとばかりに動き出し、彼の足先を引っ掛けて転ばせる。
「よし! 今のうちに捕縛を!」
 秋乃の言葉に応じるようにして、アルヴィンとリディオが前方からの挟み撃ちでフィガロを捕えようとするも、
「くそっ、こうなったら……!」
 存外しつこい男は立ち上がると共に方向転換をするや、メイドたちの間をすり抜け自棄のようにマシュー目指して走った。
「ラキア!」
 セイリューが叫ぶ。瞬間――ラキアのワンドが、ぶんと唸った。
「あっはは、逞しいねー」
 その結果を見て、イチカが可笑しげに笑う。海蛇思わせるワンドはフィガロの頭に見事クリーンヒット、フィガロには麻痺の効果が付与されていた。
「さて、この迷惑な人をどうにかしないとだね」
「任せて! いたずらっ子にはメイドさんがお仕置きするよ! ムッフン」
 穏やかかつ平然として言うラキアに笑顔で応じて、ロックリーンが持参した縄を取り出す。そのままフィガロは、ぐるぐる巻きに捕縛された。その様子を眺めていたシムレスが薄く笑う。
「中々刺激的だった」
「……同意」
 パートナーから返るのは、苦笑。拘束されているフィガロが口を開いたが、
「完敗だな……なんだこのわけのわからんメイド集団はと思ったが、戦ってみれば……」
「おいこらあんた俺の傷口を抉るな」
 まだ己の格好を気にしている秋乃が噛みついたので、台詞は最後まで紡がれず。
「おや? ディナス、ゴブリンの治療を?」
「ええ、ミスター。ダメージの大きい個体も結構多いので、追い払う前にと」
 『サンクチュアリⅠ』がゴブリンたちを癒していく。秋乃以外は、誰もフィガロの話を聞いていない。
「そうだ! 記念写真!」
 そんな中、セイリューが思い出したように声を上げた。その言葉に顔を引きつらせた者も、いたとかいなかったとか。



依頼結果:大成功
MVP
名前:エルド・Y・ルーク
呼び名:ミスター/エルド
  名前:ディナス・フォーシス
呼び名:ディナス

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 巴めろ
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル 戦闘
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 簡単
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 多い
リリース日 05月13日
出発日 05月20日 00:00
予定納品日 05月30日

参加者

会議室

  • セイリュー・グラシアとライフビショップのラキアだ。
    心強すぎるメンバーで頼もしいぜ。
    プランは提出済み。
    皆のメイド姿が楽しみでもあり恐ろしくもあり(笑。

    うまくいきますように!

  • [13]エルド・Y・ルーク

    2016/05/19-21:48 

    >フィガロ捕縛
    お二人が関わってくださっていると分かりますと非常に心強いですねぇ。
    フィガロさん捕縛に関しましては、具体的な良案が浮かびませんでしたのでお任せする形となってしまいますがどうかよろしくお願いいたします。

    こちらもプランを提出させていただきましたよ。
    成功すると良いですねぇ。

  • [12]シムレス

    2016/05/19-20:46 


    ロックリーン:
    >封樹の杖
    場所的にすごくいいですね。
    よろしくお願いします!

    プランは提出してます。

  • [11]天原 秋乃

    2016/05/19-08:38 

    >ゴブリン
    俺も追い払う、程度でいいと思う
    マシューの護衛が一番の目的だし深追いする必要はないかと

    >フィガロ
    「封樹の杖」を使って動きを封じることができないか試してみるよ
    動きを封じることができれば捕縛もしやすいと思うし

  • [10]シムレス

    2016/05/19-04:40 


    ロックリーン:
    >フィガロ
    捕縛行動入れてますが僕一人だと取り逃がすかもしれないから
    他にも捕縛行動取る方がいるのを期待してます。
    彼にとっての『美しい』ってどんななんでしょうかね?

    僕等は抑えときたい行動入れたら色モノ部分がこじんまりしてしまったので
    皆さんのパフォーマンスに期待してます!

  • [9]エルド・Y・ルーク

    2016/05/18-16:12 

    みなさん改めまして、どうかよろしくお願いいたしますよ。

    >天原さん
    いつもお世話になっております、今回もよろしくお願いいたしますよ。
    ええ、この歳になりまして初のメイド服着用です……人生とは分からないものですねぇ。
    しかしながら、お恥ずかしい限りですが、せっかくの初体験ですので楽しんで参りたいところです(内心ノリノリ)

    >アルヴィンさん
    初めまして、エルド・Y・ルークと申します。どうかよろしくお願いいたします。
    大丈夫ですよ、A.R.O.Aの依頼2回目にして女装コンテストに参加させていただきました身といたしましては、『この歳の女装も、やってしまえばとてもたのしい』ものでした。(悟り)
    この度も、人生初の経験として是非。

    >ロックリーンさん
    こちらこそ、どうかよろしくお願いしますよ。
    (自分と精霊のプランを見返して)……おや、思えばプランの八割が色モノで埋め尽くされていましたよ。これは困りましたねぇ(思わず遠い目)

    ゴブリンに関しましては、こちらもネイチャーに戻してから追い払う方向で考えておりました。
    (精霊のサンクチュアリIもここで発動させて、傷を癒す方向で)

    マシューさんには、LBの方が多いですので『一番メイド服の人物が集まっている中心にいるように、と告げる・難しければ(散開状況であれば)自分がゴブリンとフィガロさんの盾になるように行動』と、ゆるふわながらも軽く触れさせていただいている状況です。
    教団員のフィガロさんにつきましては、ロックリーンさんの対処がとても的確かと思われますので、よろしければお任せしてしまっても大丈夫でしょうか。
    トランスに関しまして、こちらはサンクチュアリI発動の為、ぜひ記載発動をさせていただこうかと……いやはや荒事系の依頼は久し振りですのでトランスについてはつい忘れてしまっていけません(情けなくも見事なまでの記載漏れ)

    現状、このような形でプランを纏めて来ようかと思案中です。
    今回は依頼内容が内容の為、楽しんでしまっている節が多くみられるプランとなっておりますので、『実行必須なのに、文字数が足りない!』という内容がございましたら、善処いたしますので是非お声掛けいただければ幸いですよ。

  • [8]シムレス

    2016/05/17-15:18 


    ロックリーン:
    アルヴィンさん、天原さん、エルドさんは初めましてですね。
    改めてよろしくお願いします。

    色モノ部分はそれはそれとして、
    基本的にゴブリンは追い払う方向と思ってるけどそれでいいかな?
    退治で考えてる人もいるんだろうか。

    えーと僕等は
    シムさんはマシューの護衛優先で行動
    僕は護衛しつつゴブリン蹴散らすのと教団員捕縛行動
    縄用意とオーブ持ってたら叩き壊すよ。
    あと、敵遭遇までは殺気感知して感知したら皆さんにお知らせ。
    スキルは一応ファストエイドセットしたけどLB率とゴブリンだし出番は無いかな。
    トランスもしないで終わりそう。

    こんな感じで仮プラン提出したよ。

  • う、うーん…メイド服、かぁ。

    っと、アルヴィンだよ。精霊のリディ共々よろしくね。

  • [6]天原 秋乃

    2016/05/17-00:13 

    えーっと、天原秋乃と精霊のイチカだ
    シムレスさんは初めまして。アルヴィンも戦闘依頼では初めましてだよな?
    セイリューとエルドさんは久しぶ・・・え、エルドさんも着るのか!? メイド服(想像できない、といった表情)

    と、とにもかくにもよろしく頼む

  • [5]シムレス

    2016/05/16-19:34 


    ロックリーン:
    僕等のメイド服予定です。
    シムさん
    ロングドレスのヴィクトリアンメイド

    白基調のメイド服+ドロワーズ+ニーソ(痛い

    武器はスタンと麻痺効果のあるもの装備してるから
    ゴブリンも教団員も殺す事無く対処できると思います。
    怪我人(メンタル?)の回復はお任せします。

  • [4]エルド・Y・ルーク

    2016/05/16-14:38 

    ディナス:
    エルド・Y・ルークの精霊のディナスです。どうかよろしくお願いします。
    一応ですが、やりたいと思っている事の報告を置かせてもらいますね。

    ○メイド服を着た僕(精霊)が、瘴気に当てられたゴブリンを神人の方に片手杖のバリアで弾きます。
    ○メイド服を着た神人が、そのゴブリンを取っ捕まえて『力いっぱい愛の抱擁(ベアハッグ)』して瘴気の浄化を狙います。

    以上です。ゴブリンたちや、依頼主を含む周囲の皆さんへのメンタルダメージは考えてません。
    サンクチュアリIで、メンタルダメージは回復できるでしょうか。気になるところです。

    ちなみに、僕(精霊)は『ミニスカ半袖パニエに、派手可愛いフリル付き』のメイド服、
    神人の方は『清楚一択。長袖ロングの背後にワンポイントでリボン付き』のメイド服着用を考えています。
    神人は、メイド服が筋肉ではち切れると思いますので、代わりのメイド服も用意する予定です。

    それでは、どうかよろしくお願いしますね。

  • [3]シムレス

    2016/05/16-10:56 

    シムレスとLBのロックリーンだ。
    よろしく。

  • [2]エルド・Y・ルーク

    2016/05/16-10:45 


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