プロローグ
ショコランド、ブランチ山脈--。
そこにある比較的大きな村に住まう村長は難しい顔をして村の若者たちと向かい合っています。
「近隣の村で、次々と誘拐事件や問題が起こっている。何でも、マントウゥール教団という者たちが悪さをしているとか……」
いくら辺境の村とはいえ、こういうことは伝達が早いものす。
「お父様、何でも女神様がくださった祝福の金平糖を狙っているそうですわ」
村長の娘、エイミがそう発言しました。
「私も、そう聞いた。とんでもない話だ。一体なんに使うのかは知らないが、きっとろくでもないことに違いない」
嘆かわしい、と村長は首を振っています。
「村長、この村でも祝福の金平糖は集めています。女神様の慈愛の象徴として。フラーム神殿の祝祭にお参りしたあと、鞄いっぱい詰めて帰ってくる者が多いんです。マントゥール教団はそれを狙ってくるかもしれません」
村の若者、カーティスがそう言いました。
「考えたくないが、我が村も祝福の金平糖を狙われる可能性はあるな。危険だ。しかし女神様の慈愛をまさか捨てたりする訳にもいかない。それに、祝福の金平糖はそもそもウィンクルムの力を高めると聞く……うかつな事は出来ないな」
「そうだわ。お父様。ウィンクルムに祝福の金平糖を差し上げましょう!」
エイミがそう言い出しました。
村長は少し驚きましたが、村を守るためにはそれが一番だと思いました。
「村長、エイミの言っている事は名案だと俺も思います。オーガやおかしな教団からウィンクルムに守ってもらいましょう。それに、ウィンクルムに力を高めてもらえれば一石二鳥です」
カーティスもそう言いました。
若者たちとも話し合い、村中の祝福の金平糖を集めてA.R.O.A.に引き取って貰う事にしたのです。
引き取る前に、子供達などは祝福の金平糖を食べてしまったりすることもありましたが、皆、近隣の村がマントゥール教団に襲われている噂は知っていましたので、村長の家に祝福の金平糖を持っていきました。
いくつもの樽に詰められた祝福の金平糖。後はそれをA.R.O.A.に引き渡すだけです。ですがそれをまたマントゥール教団に狙われては仕方ありませんから、A.R.O.A.のウィンクルムが来るまで、樽のある倉庫を村の若者たちが交代で見張りをすることになりました。
明日はウィンクルムが来る--。その日、エイミは見張りの若者達のところへ差し入れのお茶を持って行きました。
「きゃあああっ!」
しかし、そこにいたのは人間より大きなカマキリが二匹。村の若者たちを鎌で引き裂いていました!
「逃げろ……エイミ……逃げるんだ!」
血塗れのカーティスがエイミの方へ手を伸ばして必死に叫びます。
エイミはカーティスと他の村の若者を助けたくて一歩前に出ましたが、巨大カマキリが彼女の方へ鎌を向けました。
更に鷹よりも大きなスズメバチが二匹、エイミの方に襲いかかってきます。エイミの視線の端を、不敵に笑う人間の女性がかすめました。彼女はスィミンといい、銀髪の大変な美女です。
(ひょっとしてマントゥール教団……!? それとデミ・オーガだわ!!)
エイミは差し入れの荷物を放り出して逃げ出しました。
しかしたちまち昆虫のデミ・オーガが追いかけてきます。エイミは必死に走りながら叫びました。
「助けて!!」
そこにトランスの光が飛び散ります。一日早くついたあなたたち、ウィンクルムの登場です! 颯爽とマントゥール教団の女性とデミ・オーガに立ち向かうウィンクルム。さあ戦いの行方は……!?
解説
・逃げてきたエイミを守りながら、マントゥール教団とデミ・オーガを倒してください。
スィミン……マントゥール教団の女性。デミ・オーガを操る他は普通の女性です。殺さずに捕獲してください。
巨大カマキリ1・2……デミ・オーガ。鎌で人を引き裂いてきます。また、噛みつき攻撃もします。
巨大スズメバチ1・2……デミ・オーガ。空中から針を飛び道具にして攻撃してきます。また滑降してきて針でさします。
※デミ・オーガは全力で倒してくださって構いません。
エイミ……普通の村娘です。倉庫のある広場から出口の方へ飛び出てきました。ウィンクルムに助けを求めています。
倉庫……村に入ってすぐにある普段は穀物倉に使っている場所です。倉庫は三つ並んでいて周囲に広い庭があります。庭の大きさはスーパーの駐車場程度で地面は整備されています。
村の若者たち……出血していますが、命に別状はありません。しかし戦闘力にはならないので倉庫のドアの前に寄りかかって待機。
祝福の金平糖の樽……村の若者たちが健闘したため、まだ倉庫の中にあります。
ウィンクルム……こうした場合を想定して、あらかじめバトルコーディネイトで来ています。
ゲームマスターより
虫が大の苦手な遠東です。虫を思い切りやっつけてください。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
リチェルカーレ(シリウス)
すぐにトランス エイミさん、早くこちらへ! 逃げてきた彼女を後ろへさげ エイミさんの護衛担当へ守りを任せる 前衛と後衛の間くらいで 近づいてきたオーガへ攻撃 倒すことよりも攻撃を当て 対象の回避を下げることを狙う 他の神人や精霊と連携 シリウスのMPが10を切ればディスペンサ スィミンの位置は常にわかるように 逃走の兆候があれば最優先で動き 退路を塞ぐ エリーさんとタイミングを合わせ確保 エリーさんと挟み撃ちになるよう 一気に距離をつめて 攻撃は回避または盾での受け流し 峰打ちでの首筋狙い 気絶・戦闘不能を狙う(殺さないよう) 戦闘後 怪我人の手当てのお手伝い 皆さんが無事で良かったです ほっとしたように笑顔 金平糖回収お手伝い |
手屋 笹(カガヤ・アクショア)
金平糖を狙う教団員さんの多いこと… さっさと片付けましょう。 トランス→ハイトランスジェミニを行います。 戦闘 エイミさんとオーガ達との間に立ち、 デミオーガの数減らしを目的に動きます。 攻撃:カガヤが攻撃対象にしている個体へ神符を飛ばして攻撃。 カマキリは鎌を可能な限り狙います。 防御:基本的には敵個体に対して距離を取って行動。 近い時は相手の動きをよく見て、後方に下がり回避。 デミオーガが居なくなれば、 スィミンさん確保へ動きます。 他の方とスィミンさんを囲み、逃がさないようにします。 神符を飛ばして威嚇はしますが、怪我をさせないように。 教団員も確保して安全になれば負傷している方に 応急手当(医学3)を行いましょう。 |
シルキア・スー(クラウス)
すぐトランス エイミさん保護したい 保護出来たら クラウスの後ろに一緒に避難 攻撃はエイミさん守りクラウスのシャイニングアローの庇護内で凌ぐ スズメバチの「流れ針」警戒 エイミさん落ち着かせ状況聞く 怪我人の存在と彼らが居る倉庫の場所聞く その場の仲間と情報共有 状況によりクラウスと倉庫へ移動 エイミさんも同行してもらいたい 倉庫を避難所として使用 怪我人確認しサンクチュアリの回復範囲に移動してもらう 可能ならエイミさんもここで怪我人見てて貰う 自分もドア前で守りに加わる 「流れ針」警戒 万が一スィミンがクラウスに攻撃したら 全力で割って入り盾で防御※カウンター発動させたくない 終了後 怪我人村の医療施設へ運ぶ 金平糖回収作業 |
かのん(朽葉)
事前に金平糖の量を確認 運搬用に荷車の借受を要請 現場到着後、急ぎトランス 自分又は朽葉のHP半減でサクリファイス エイミの元へ走り、盾を構え背後へ匿いながら後退 エイミの安全確保を優先する 周囲を観察し、怪我人の人数と状態を確認 デミオーガ襲撃の時は近くに教団員がいる可能性が高いので、姿を探しその動向に注意 エイミへ付近に村人以外の人間がいないか尋ね、見知らぬ者がいた場合、その者が教団員である確率が高いので周囲の仲間へ外見の特徴伝える 逃亡しそうな様子が見えたら朽葉おじ様へ声をかけ阻止 戦闘終了後、人手が必要であれば多少薬学を学んでいるので怪我人の手当のお手伝い 金平糖を確認、協力してA.R.O.A.へ持ち帰る |
エリー・アッシェン(モル・グルーミー)
心情 村の惨状に顔をしかめ。 ……これはひどい。きっちり報いを受けてもらいましょうか! 行動 トランスし状況把握。 不審人物(スィミン)がいたら捕縛の準備に移ります。 デミが多い間は無理をせず、仲間の位置を見ながらスィミンを挟み撃ちできる場所につくことを優先。 デミの数が減るか、仲間に動きがあれば、スィミン確保へ。 私は偽の刃物を装備しているのでこれで驚かせて隙をつきたいです。 武器がオモチャだとバレないよう、武器そのものはむやみに見せびらかさず、凶器を隠し持っている素振りだけ見せます。 逃げ道を塞ぐように移動します。 こちらにスィミンが向かってきたら、偽武器がバレていてもいなくても、刺突タックルで転倒を狙います。 |
●エイミ保護
「助けて!!」
デミ・オーガ達に追われ、エイミは倉庫前の広場から門の方へ走る。後ろからは巨大なスズメバチの羽音。
恐怖し、慌てたエイミは脚をもつれさせて転んでしまう。絶体絶命。
そのとき--
--この手に宿るは護りの力--
トランスの光が飛び散り、バトルコーディネートを身に纏った十人のウィンクルムが現れた。
「エイミさん、早くこちらへ!」
リチェルカーレが叫び、ブランラムハンドを着けた手を彼女の方に伸ばす。よろめきながらリチェの手を取るエイミ。
何故エイミの事を知っていたのかというと、金平糖をA.R.O.A.に寄付するという話をした際に、彼女は村長と共に一度本部を訪れており、顔見知りになっていたのだ。
リチェとエイミの前に【盾】ジェンマの抱擁を突きだして、彼女たちを庇う。飛び交うデミ・オーガのスズメバチたちは、盾を前に攻撃をためらっているようだった。
そこにシルキア・スーと精霊のクラウスがかけつけてくる。クラウスがシャイニングアローを展開。その光輪を盾にしながらシルキアがリチェからエイミを受け取り自分の腕の中に庇った。
「ごめんなさい、金平糖を引き取る荷車を借りていて遅くなってしまったの」
かのんは油断なく盾を構えながらエイミに言った。そうは言っても、ウィンクルムは予定より一日早く到着したのだが。
荷車はというと、まだかのんの精霊の朽葉が押しているようだった。
「エイミさん、落ち着いて。他に怪我人はいる? 金平糖は無事?」
シルキアが落ち着いた口調で尋ねる。
「は、はい……」
エイミは声を震わせながらも、倉庫のドアの前に村の青年達が3~4人、固まっている事、彼らが怪我をしている事、村で見た事のない美人がデミ・オーガを操っているらしい事、ドアに錠がされていたので金平糖はまだ倉庫の中にあるらしい事を告げた。
「他に不審な人間は見なかった?」
かのんがきくと、エイミは首を左右に振った。
「エイミさんと他の怪我人は私たちが見ます。クラウスはライフビショップですから」
シルキアがそう言って、エイミの案内の元、クラウスと共に倉庫の方へと移動し始めた。
途端にスズメバチが流れ針を打ち出して攻撃してくる。しかし、クラウスのシャイニングアローの盾が全て跳ね返してしまった。
●スズメバチ戦 I
「スズメバチは我らに任せてもらおうかの!」
「パペットマペットII! 我はこちらの蜂を狙う!」
トリックスターの二人が戦闘状態に入った。荷車から離れる朽葉。一方、エリー・アッシェンの精霊モル・グルーミーが鳥のパペットを召喚。
「モル! 我はこちらの蜂だ!」
モルとは別のスズメバチの方へと朽葉が接近する。
巨大な蜂は耳障りな音を立てながら空中で旋回し、やがて針を突き立てて朽葉の方へ襲いかかってきた。
「ミラーデーモン!!」
タイミングをはかって、朽葉が等身大の鏡を出現させる。
スズメバチが朽葉の前の鏡に針を向ける。
途端に、反射するかのように、針からの会心の一撃を受けたのはスズメバチ自身だった。悲鳴のように騒がしい羽音を立てて、スズメバチは空中へと逃げていく。
「ふん、そんなものかのう。もう一度、かかって来んかい」
朽葉がそう言う。ミラーデーモンの中に映るスズメバチも嘲るような動きで飛び回っている。しかし、スズメバチは空中から鏡の様子をうかがっているようだった。
「仕方ないのう!」
朽葉は鏡を消すと、かわりにパペットマペットIIで鳥のぬいぐるみを召喚した。
鳥のぬいぐるみは朽葉の命令で、スズメバチのいる上空へと飛んでいく。
スズメバチは鳥のぬいぐるみに向け、流れ針を乱射する。
鳥のぬいぐるみはスズメバチの攻撃を避けてジグザグに旋回しながら遙か上空へと飛んだ。
スズメバチは羽音を立てながら様子を観察している。
朽葉の鳥は、スズメバチの真上へと飛ぶと、そこから--
--急降下!!
鳥のぬいぐるみが、巨大スズメバチの羽の上に真っ逆さまに落ちていく。そのように見えたかもしれない。スズメバチは羽の上に鳥のぬいぐるみを乗せ、ひとたまりもなく、地面へと落下した。
パッシブスキルのトゥインクルスターにより、朽葉は運気を上げクリティカル率をアップしている。その能力により、片手本「カ・ギヅメ」で哀れなスズメバチにトドメをさした。
●スズメバチ戦 II
朽葉がスズメバチを倒す少し前。
「……これはひどい。きっちり報いを受けてもらいましょうか!」
神人のエリー・アッシェンは村の惨状に対して顔を顰めていた。
(一足遅かったか……!? いや、今この場で、我がケリをつけてやろう)
エリーの精霊、モル・グルーミーはエイミや倉庫のドアのところの若者たちの姿を見て戦意をかきたてる。
その後、朽葉と声をかけあって、それぞれ自分が狙う蜂を決めた。
モルは、パペットマペットIIで召喚した鳥のぬいぐるみを、スズメバチの方へと向けていく。
蜂が流れ針を次々と打ってくる。
モルの鳥のぬいぐるみは、彼の巧みな操縦によりそれを華麗にかわしていく。
鳥のぬいぐるみが優雅に舞いながら、スズメバチへと思い切り体当たりをした。
よろめくスズメバチ。
しかし、すかさず針を使って体当たりを仕返ししてくる。
空中で、スズメバチと鳥のぬいぐるみが激しい攻撃の応酬をかわした。
「大丈夫かしら……」
エリーが心配そうにモルの鳥のぬいぐるみを見上げている。
「我の策に抜かりはない……」
そのとき、モルはすかさず鳥を引っ込めて、ジョブスキル罰ゲームを放った。
スズメバチの上に突如出現したピコピコハンマー。そのハンマーがスズメバチの頭をピコピコと滅多打ちにする。スズメバチは逃げ惑うが、ハンマーが逃がさない。
「大丈夫ね」
エリーは安心したようにそう言うと、自分はスィミン確保のために走り出した。
ピコピコハンマーの乱打にスズメバチが空中でよろめき降下し始める。そこに手の空いた朽葉の鳥のぬいぐるみが飛来。ピコピコハンマーでスズメバチの頭が傾いたところに鳥のぬいぐるみの体当たりが決まり、スズメバチは地面へと落ちた。
●カマキリ戦 I
スズメバチ戦が始まる前。神人の手屋笹とその精霊カガヤ・アクショアはこんな会話をした。
「金平糖を狙う教団員さんの多いこと……さっさと片付けましょう」
笹は、村の見知らぬ女という者が、マントゥール教団の人間だと見当がついていたのだ。
「教団員も? あっちは金平糖センサーでもあるのかな……? ともあれ、勝って金平糖回収しなきゃ!」
二人は即座にトランスし、ハイトランスジェミニを行った。
犬のテイルス、カガヤは、元気に張り切っている。
エイミを追ってきたスズメバチは、朽葉とモルが担当しているので、カガヤはその奥のカマキリへと狙いをつける。
カマキリの一匹の前にカガヤが走り出ると、敵は鎌をもたげて接近してきた。
「ギギ……!」
まるで錆びた鉄をこすり合わせるような音を立ててカガヤへ鎌を振り下ろそうとするカマキリ。
「させませんわっ!」
そこに、笹が神符「水龍宮」を飛ばして攻撃。神符が鎌にあたった衝撃でカマキリの動きが一時的に止まる。
笹は、遠距離から、神符の次は護符を放ってカマキリの注意を引き、気を散らしていく。
カガヤはジョブスキルインプロージョンで自分の戦闘力を上がっている。
カガヤは上げきった戦闘力を持って、【斧】アフタヌーンティーをカマキリに向かい打ち下ろす。
「ギガァッ!」
苦しげな悲鳴を上げたかと思うと、怒り狂ってカガヤに襲いかかってくるカマキリ。それでも果敢にカガヤは斧をふるい続け、笹は護符を飛ばして援護する。
カガヤはジョブスキルで上げた重い一撃を持って、カマキリの腹に向かい、グラビティブレイクを撃ち放つ。カマキリの防御力が下がり、敵は無様に後退する。
それを逃さず、カガヤはグリップビートII。笹がずっと護符で鎌を攻撃していた事もあり、カマキリの鎌が折れる。
「トドメだ!!」
そこにカガヤはヘルダイバーを行った。様々な属性オーラに包まれたハードブレイカーの重い激烈な攻撃により、カマキリは沈められた。
●カマキリ戦 II
その頃……リチェルカーレと精霊のシリウスは残ったカマキリへと向かっていた。
そのわずかに離れたところを、クラウスとシルキアがエイミを連れて倉庫へと向かっていく途中だった。
リチェはカマキリとシルキア達の間に位置して彼らが早く怪我人のところへ向かってくれる事を願う。
シリウスはその更に前、カマキリの方へ立ち、テンペストダンサーの属性を発動し始めている。
カマキリが鎌でシリウスに襲いかかる。
しかし、シリウスは既にエトワールで回避を上げていた。
優雅な動きで鎌の左右連続攻撃をかわすと、シリウスはアナリーゼでステップを踏み、攻撃回数も上げていく。
【双剣】ポトリーダブルナイフを構え、シリウスはカマキリの死角を狙う。
巨大なカマキリはシリウスよりも遙かに身長が高く、上から鎌でシリウスの首を狙う。
シリウスの動きを読み、更にカマキリの行動にも注意を払いつつ、リチェはロスト・マシナリーソードでカマキリに横から切りかかった。
衝撃を受けたカマキリはリチェの方へと首をもたげ、鎌で攻撃してくる。リチェはすんでのところでそれをかわす。
そこでシリウスが高速のジョブスキルを放つ。オスティナートで2分身しながら、カマキリに対で攻撃。
「ギギィ!!」
怒りの声を上げたカマキリは、シリウスへと鎌で突進したが、彼はエトワールでかわす。
「ギギ……! ギガ……!!」
カマキリは痛みと屈辱で怒り狂い、鎌を無茶苦茶に振り回しながら、怯えたエイミを抱えているシルキアの方へと突進を行った。
「危ない!!」
悲鳴を上げるリチェ。
しかし、クラウスがシャイニングアローを広げながらシルキアとエイミの前に出る。ぎりぎりのところで光輪の盾がカマキリの攻撃を跳ね返し、シルキアとエイミを守る。
「グァア!!」
更に怒りに突き動かされ、カマキリが鎌を振り上げるが、そこに、更にアナリーゼをきかせたシリウスのオスティナートが決まった。
完全に死角からの急所を突いたシリウスの攻撃に、カマキリは怒声すらも上げず、地面に崩れ落ちた。
●スィミン確保
オーガとの戦闘が終わった後、シルキアをのぞいた神人たちは一斉に、その場にいた教団員の美女の元へ走り寄っていた。
倉庫の前の庭は、出入り口が一箇所しかない。他は高い塀で覆われている。ウィンクルムたちは出入り口の方から入って来たため、教団員の美女スィミンは逃げ場がない。
仕方なく塀の方へ駆け寄ってよじ登ろうとしていたが、そこを真っ先に駆けつけたエリーに止められた。
「お待ちなさい!」
エリーは懐から隠し持っている凶器を見せるようなそぶりを見せる。オモチャの短剣「殺人鬼ダガー」だ。
「村での悪行を見過ごす訳にはいきません。大人しくお縄をちょうだいしなさい」
「くっ……」
普通の女性であるスィミンは、刃物を出されたらどうしようもない。それでも逃げようとエリーの反対側に走り出そうとする。
しかし、そこにリチェが駆け寄って退路を塞ぐ。
「デミ・オーガで一般人を傷つけるなんて許せません!」
リチェは腕を広げてはスィミンの行き先に回り込んで逃すまいとする。
そこに笹も駆けつけた。
「往生際が悪いですわよ!」
三人とも、スィミンを殺す気はないのだが、暴れても絶対に逃がさないと思っている。
三方から囲まれたスィミンは、じりじりと倉庫の壁の方へ後退しながら、緊張のあまり息を切らして神人たちを睨み付けている。
ついにスィミンは、エリーとリチェの間を、凄い速さで駆け抜けようとした。エリーとリチェが同時に動き、スィミンの腕を腕で絡め取ろうとする。スィミンが腕を振り回して暴れようとするのを、二人がかりで地面に押さえ込んだ。
「みんな、これを!」
ちょうどそのとき、ロープを持ったかのんが駆け寄ってきた。オーガがいなくなったため、無事に倉庫の中に入り、中にあったロープを持って来たのである。
エリーとリチェがスィミンを押さえつけ、笹とかのんでスィミンを縛り上げた。
--マントゥール教団員、無事確保。
●怪我人の回復
カマキリの横を通り過ぎた後、シルキアはクラウス、エイミと共に無事に倉庫の前についた。
そこには三人の負傷した若者たちが、呻きながらもドアの前に立ち、金平糖の樽を守ろうとしていた。
「みなさん、大丈夫ですか!」
シルキアはエイミとともに若者達の前に走り寄った。
「はい……なんとか……」
恐らく、カマキリの鎌でやられたのだろう。洋服が袈裟懸けに切られている。
「回復します。皆さん、俺を中心にして近寄ってください」
クラウスが頼むと、若者たちはきょとんとしたが、相手がウィンクルムである事を思いだして、言われた通りにクラウスの至近距離に寄って彼女を取り囲んだ。
エイミ、シルキアも一緒である。
クラウスはジョブスキル、サンクチュアリIを発動した。
彼のエナジーフィールド内で徐々に回復力が高まり、少しずつ少しずつ傷が癒えていく。
転んだ時にエイミの擦り傷などは、15秒後には綺麗になくなっていた。
「これが、ウィンクルムの力--!」
村の青年たちは眼を見開いて感動している。
「お手伝いしましょうか?」
そこにかのんが声をかけた。
薬学のスキルのあるかのんは、怪我人の治療も多少は出来るのである。
「私も、応急手当なら」
更に、笹がそう申し出た。彼女も医学スキルを持っている。
「私も……出来れば」
リチェもそう名乗り出た。
「それではお願いしましょうか」
クラウスが中心となって、神人たちは倉庫の中から薬箱や包帯を探し出して怪我人の手当を行った。迅速な治療により、怪我人たちはそれほど経たずに回復し、元通り動けるようになったのだった。
「ありがとうございます!」
感動し、感謝をこめて若者とエイミはウィンクルムに頭を下げた。
●金平糖確保
それでも心配なので、シルキアとクラウスは念のため村の医療施設に若者達を連れて行くことにした。特に異常はなかった。
かのんが荷車を用意していたため、モルをはじめ男性でアル精霊たちが倉庫の中から樽を持ち出し、荷車に乗せていった。
金平糖をいっぱいに詰めた樽は全部で四個あった。
「ありがとうございます。この金平糖のおかげで、私たちウィンクルムはより力を高める事が出来ます」
騒ぎを聞きつけた村長と、その娘エイミにウィンクルムたちは礼を言った。
「いえいえ、こちらこそ……あなたたちのおかげで、世界の平和は守られるのですから……」
感謝の意を伝える村長。
そこにシルキアとクラウスが戻って来た。
「それでは、皆さん、またご無事で……」
ウィンクルムたちは微笑んで、村長達に挨拶と礼を言い、その村を後にしたのだった。
荷車を神人と精霊がかわるがわる押しながら、ショコランドのお菓子の道をどこまでも歩いて行く。
愛を高める金平糖を荷車でA.R.O.A.に運びながら、ウィンクルムたちがどんな会話をし、どんな時間を過ごしたのか、知る者はいない。
だが、それは本当に、祝福の金平糖の味わいよりもずっと甘い時間だった事だろう。
依頼結果:大成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 森静流 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 普通 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 03月09日 |
出発日 | 03月18日 00:00 |
予定納品日 | 03月28日 |
参加者
会議室
-
2016/03/18-00:00
-
2016/03/17-23:38
特に追加は無さそうでしょうか?
時間も迫ってきましたので、
カガヤのプランもエイミさんを追ってきた個体を倒した後、
倉庫の方に向かう旨を入れて完了しました。 -
2016/03/17-22:48
ギリギリで申し訳ありません。
大まかに行動は以下のようになりそうです。
笹
トランス→ハイトランスジェミニ
デミオーガの数を減らす事を目的に戦闘。
攻撃対象はカガヤと同様に。
デミオーガが全て居なくなれば、スィミンさん確保へ。
直接捕縛行動は取らず、捕縛のサポート。
怪我をさせないよう神符を飛ばして威嚇し逃がさないようにする。
捕縛まで終了後、
怪我をしている方の応急手当。
カガヤ
カマキリ→蜂の順に攻撃。
戦闘以外の行動は既に出揃っているようでしょうか…?
カガヤのプランの文字数に随分余裕があるので宜しければ捻じ込みます。
何かあれば仰って下さい。 -
2016/03/17-22:04
かのんさん、ありがとうございます。
元々回収に向かっていたのだし、戦闘終われば普通に回収できると思っていました…。要請してもらえると安心です。
スィミンさん確保はエリーさんとタイミングを合わせて挟み撃ちになるように、としておきました。
シリウスは戦闘後、スィミンさんをロープ等で拘束としてあります。ロープなければ服を破って代わりにします。何事もないとは思いますが、念のため。 -
2016/03/17-21:16
>タル
そうですね、では、他の方のプランの文字数にご迷惑かけるのもどうかと思うので、言い出しっぺの法則で、こちらで荷車の貸出要請をしてみておこうかと思います
事前に村から要請受けて来ているので、タルの数も分かっているので貸出となれば良いのですけれど -
2016/03/17-20:52
>タル
一応村の人達が、A.R.O.A.に引き取って貰う事前提で集めたものなので、精霊達で運搬不可能なほど巨大なものではないとは思いますが……。
ただ、やっぱりタルのままだと持ち運びに苦労しそうですね。持つところがないですし!
どなたか、文字数に余裕があれば、A.R.O.A.か村から運搬の補助になる道具(背負子とか運搬用一輪車とか?)を借りれないか相談する……なんてどうでしょうか?
背負子なんてコンビニに売っているような日用品ではないので、申請が通るかは微妙なところですが……。 -
2016/03/17-20:33
こんばんは、出発までもう少しですね
こちらも行動予定お知らせします
かのん
トランス後、エイミさんの護衛
スィミンと村人の見分けがつかないことを想定して、エイミさんに見かけない人物が周囲にいなかったか聞き取り
内容を皆さんへ伝達
スィミンの動向に注意し、逃亡しそうな場合皆さんへ注意喚起
戦闘後、手が足りなければ治療のお手伝い(薬学スキルが少しあります)
ジョブスキルはサクリファイスを(朽葉おじ様とはこれしか使えないのですが)
朽葉
モルとは別のスズメバチの対応、引きつけ
スズメバチの討伐に手を焼くようであれば、モルと連携の上、攻撃
余力があれば、スィミンが逃亡しようとした際に魔本を飛ばし牽制
パペマメの鳥の動きにモジスウを割いたため、まとめてしまうとこの3点になりました
ところで金平糖なのですが、「いくつもの樽」に入っているんですよね
……これ、どうやって持って帰りましょう? -
2016/03/17-20:22
エリーさん、よろしくお願いします。
スィミンさんへ近づく時には、エリーさんと挟み撃ちにできるよう動きますね。
ハイトランスは今回は無しの方向で考えています。ただでさえテンペストダンサーの攻撃力は低めなので、デミ戦に手間取っても困りますし…。
スィミンさんへ近づく前、サポートならハイトランスしなくてもわたしもお役に立てると思うのでそのように動くつもりです。
シリウス使用スキル:アナリーゼ(手数増)、エトワール(回避率増)、オスティナート
カマキリ(カガヤさんの向かうものとは別個体)担当、一気に距離をつめて攻撃
怪我人やエイミへ向かわないよう注意を引きつける
倒したら他の敵へ向かう(優先順はカマキリ>蜂)
という予定でいます。 -
2016/03/17-19:36
現在の行動予定
────────────────────────────────
シルキア
すぐトランス後エイミさん保護
シャイニングアローの庇護下で状況確認
・怪我人の存在と彼らが居る倉庫の場所
・その場に居る方と情報共有
デミ戦及びスィミン戦
戦闘が倉庫の近くで行われていれば倉庫へ移動
エイミさんも同行してもらう
若者とエイミさんと金平糖守る為倉庫入口ガード
終了後
怪我人村の医療施設へ運ぶ
金平糖回収お手伝い
────────────────────────────────
クラウス
トランス直後シャイニングアロー
エイミさんと保護に動いた仲間の盾役に
後ろの仲間守る範囲でハチの流れ針対処(カウンターで微力ながらダメ貢献
デミ戦及びスィミン戦
戦闘が倉庫の近くで行われていれば倉庫へ移動
アローで入口ガードしつつ怪我人サンクチュアリで回復
倉庫が壊れて避難所にならない場合
若者達回復させつつ無事な倉庫へ移動
終了後
・MPが足りれば怪我人回復
・金平糖回収手伝い
────────────────────────────────
受動スキルは前衛向きではないので守りメインで行動したいと思います
問題無ければこれで、何か皆さんの行動の阻害になってましたら変更します
文字数が余ってる…何かないかなやれる事 -
2016/03/17-18:28
>リチェルカーレさん
良かった! 心強いです!
スィミン確保、一緒に頑張りましょう! うふふ!
ハイトランスするとシリウスさんの攻撃力が下がってしまう……それは悩みますね……。
私とモルさんの行動予定はだいたいこんな感じです。
☆エリー
・トランスし状況把握。
・不審人物(スィミン)がいたら捕縛の準備に移る。
・デミが多い間は無理をせず、仲間の位置を見ながらスィミンを挟み撃ちできる場所につくことを優先。
・デミの数が減るか、仲間に動きがあれば、スィミン確保へ。
・装備品の偽の刃物で、スィミンを威嚇または驚かせる。
・逃げ道を塞ぐように移動。
・こちらにスィミンが向かってきたら、偽武器がバレていてもいなくても、体当たりで転倒を狙う。
★モル
優先順位
蜂の対応>デミ全ての退治>スィミン確保の補助>怪我人の様子>金平糖の確認
戦闘
・我は朽葉とは別の蜂を狙う。
・蜂が一匹になったら、朽葉と連携攻撃。
スィミン確保
・パペットマペット2で一回で同時に五種類呼び出し。
・退路を塞ぎ逃亡の妨害をする目的。
・スィミンを直接捕まえにはいかない。
怪我人
・人手が足りない時のみ手伝う。
金平糖
・村人に礼を述べてから、AROAへ運ぶ。 -
2016/03/17-07:27
反応が遅くなってすみません!
ええと、シリウスはカマキリ対応に、わたしはよければエリーさんとスィミン対応に回りたいな、と思います。といっても、わたしも特に身体能力高いわけではないのですが…(申し訳なさげ)。
ハイトランス:どうしようかな、と悩み所です。わたしの武器だとシリウスの攻撃力がかなり落ちてしまうんですよね…。デミを精霊さんたちが担当してくれるなら、普通のトランスでもいけるかなぁと思っているのですが。 -
2016/03/17-01:27
あれ、倉庫の位置村に入ってすぐにあると解説に…
エイミさんへの倉庫質問はいらないみたいなので質問内容変えるか削ります
(ちゃんと把握しよう、私
>エリーさん
スィミン対応よろしくお願いします -
2016/03/17-00:58
>カガヤさんの正座
……しびれた足をつつきたい衝動にかられますが、さすがにそれは意地悪なのでやめておきましょう。
>満員
シルキアさん、お気になさらず~。
気になっていた事件だったのですが、もう一人の精霊(近接物理ジョブ)とモルさんのどちらで参加するかで、しばらく悩んでました。うふふ。
>神人の動き
会議室の流れを見たところ、まだスィミン確保担当はいないっぽいですか?
それなら、私が確保役に回ります。
ただ私は身体能力が特に高いわけではないので、仲間と協力してスィミンの捕縛がしたいです。
複数人で対応すれば、挟み撃ちなどで逃げ道を潰すこともできますし。 -
2016/03/16-23:24
あっ、ちょっと誤解を招く発言が
>満員になったんですね(今頃
「今頃それ言うの?私」という意味です; -
2016/03/16-22:54
満員になったんですね(今頃
よろしくお願いします!
初手のクラウスの行動ですが、
①攻撃手が足りているなら後衛でエイミさんと彼女の保護をされる神人さんの壁役につくというのを考えています(主に流れ針の対処
※クラウスが守っているのでこの間にエイミさんから情報収集ができる可能性があります
②攻撃に加わるなら投石等で敵(ハチ)の気を引き攻撃を誘いカウンターダメ入れます(受動スキルなので
※ちなみに足が遅いので攻撃連携には不向きです><;
[12]での
>エイミや神人に危害が行かぬようにしたい
という部分をフォローするなら①なのですが一応ハチ対応も可能です
行動予定
初動は①か②
・エイミさんから倉庫の位置情報とどの倉庫に怪我人が居るか確認(皆さんと情報共有
・怪我人いる倉庫で怪我人回復させつつ、倉庫入口ガードして若者とエイミさん守る(戦闘続いていたら)
※倉庫壊れていたら無事な倉庫に移動させる
しない事
スィミン関係はお任せします
※アローのカウンターでスィミン死なせてしまうかもしれないので近づけない
注意点
サンクチュアリ(範囲半径3m)はスィミンも回復してしまいます(すいませんご面倒掛けます
現在考えてることをざざーっと
気付けば相談明日までなんですね(焦
-
2016/03/16-22:30
カガヤ:
しび…しび…
俺が情けない事になってる間に人数増えてたんだね…
皆、よろしくお願いします!
俺はカマキリの相手するよ。
早く倒して金平糖を奪われないようにしないと。
笹:
戦う人数に不安があるならわたくしもハイトランスを行って参戦しましょうか。
デミオーガを相手にするにせよ、エイミさんの守りに付くにせよ、
スィミンさんの相手をするにせよ、出来そうならやった方が良さそうでしょうか。 -
2016/03/16-18:13
あっ、……すまぬ。
敵を倒すことばかりに気が向いて、精霊がデミを引き付けることの重要性が抜け落ちていた。
初手は別個体のハチ狙いで、敵の引き寄せがメイン。
敵の数が減ってきてから同じ個体を集中攻撃という朽葉の案は良いと思う。
カマキリの数にもよるので、このあたりは仲間の意見も聞いておきたいな。 -
2016/03/16-06:44
>モル
そうじゃのう
我はモルとそれぞれ別の個体を受け持つつもりでおったよ
パペットがはずれた場合は、攻撃を受ける体でいれば、ミラーデーモンのカウンターで対応できるかと思うてな
我らが使う鳥2体でスズメバチ1匹狙うのは、確かに確実だと思うのじゃが……
その間、もう1匹の扱いが悩ましいの
エイミや神人に危害が行かぬようにしたいと思うておるので、個人としては、デミ4体は精霊が張り付いていたいた方が良いんじゃないかと思ってな
他の皆の行動予定にもよるじゃろうし、我も命中が高いわけでもない故悩ましいの
……提案じゃが、初手は各自別々のスズメバチを対応
(鳥の攻撃が届かぬ場合でも、スズメバチを我々2人に引きつけるのが目的)
その後、カマキリ対応する精霊達に余力が出て、スズメバチ2体が残っている場合は我等2人連携して同じ1匹に攻撃を集中させるというのはどうじゃろうかの?
できれば他の皆の意見も聞いて、良い方法を選びたいと思うのじゃが -
2016/03/15-23:47
モル・グルーミー
鷹より巨大なスズメバチ……、う……想像しただけで鳥肌が立つ……。
こんな虫に飛び回られては、それだけで脅威だ。朽葉、共に戦おう(会釈)
それぞれ別個体を担当するのも良いと思うが、ハチの機動力がどれだけのものかわからぬ。
このハチは、針を飛び道具にするらしい。パペットが敵に到達する前に空中で破裂して無効化される、というのは避けたい。
ハチの方が飛行性能や回避に秀でていた場合、朽葉と我の鳥二羽でハチ一匹を狙って攻撃する、という方法も我は考えているのだが……、朽葉はどう思われるか?
遠距離攻撃ができるのなら、鳥パペット以外の攻撃手段に目を向けても良いやもしれぬ。
>怪我人の応急手当
我はごく初歩の医学と薬学はあるが、すでに怪我人の対応に立候補しているクラウス達の方が、我よりも適切な治療ができるだろう。頼んだ。 -
2016/03/15-20:50
ふむ、フルメンバー揃ったようじゃの
精霊が5人おる事じゃし、フリーのデミができることはなさそうかの
ひとまず行動の希望は先に言うたことと変わらんのじゃが、我はスズメバチの相手をできたらと考えておるよ
トリックスターと一緒に戦うのは初めてじゃが、なかなかにおもしろそうじゃな
かのんはエイミの護衛を行おうか考えておるようじゃ
教団員と村人の区別がつかないかもしれんので、護衛しながら見かけない人物が周囲にいないか聞きたいんじゃと -
2016/03/15-20:49
駆け込みで失礼します。リチェルカーレです。
パートナーはマキナのテンペストダンサー、シリウスです。
どうぞよろしくお願いします。
精霊さん達はデミ・オーガへ向かう感じでしょうか?
朽葉さんとモルさんが蜂対応だとシリウスはカマキリの方へ向かってもらうと良いでしょうか。
人数が揃っていますし、神人はエイミさんの護衛とスィミン確保へ分かれてもいいかもしれませんね。
金平糖の回収はかのんさんの言うように戦闘後でも大丈夫かな、と思ったり。 -
2016/03/15-11:41
エリー・アッシェンとトリックスターのモルさんで参加です。
皆さん、どうぞよろしくお願いします。
デミ・スズメバチが二匹いるので、鳥パペットで一匹引き受けようかと考えています。
戦闘面では、トリックスター同士で朽葉さんと連携する機会が多そうですね。
改めてよろしくお願いします! -
2016/03/15-01:41
発言遅くなりました
改めてよろしくお願いします
かのんさんと朽葉さんはアドエピでは初めまして
スキルは
シャイニングアロー(自動防御+カウンター攻撃)
サンクチュアリ(範囲回復)
を予定しています
スキル的に怪我人の対応に立候補させて頂きます
デミ戦はよければ私も戦闘に参加しようと思います>オーガに向かう人
クラウスと組んで、という事なのでデミ余りの解消にはなりませんが(汗)
ひとまず意思表示を -
2016/03/14-19:58
笹さん、シルキアさん改めてよろしくお願いします
(良い笑顔でカガヤさんの背後に近づくおじ様の挙動(しびれた足つつきに行った模様)は見ない振り)
そうですね、デミオーガとの戦闘にエイミさん巻き込むわけにはいかないですから背後に庇いつつ戦闘という形になるでしょうか
デミオーガ4体ですよね……
出発までに人数が増えれば良いのですが、このまま3組だった場合、精霊さん達は3人ですので、1人1体ずつ張り付いたとしても1体フリーなデミオーガができてしまいます
私達神人も主にエイミさんを庇う人とオーガに向かう人とで別れた方が良いのかもしれないですね
デミをまず倒して、その後、逃げられる前に教団員の捕縛と怪我人を安全な所へ移動・応急手当も必要ですよね
金平糖は保管されている倉庫の扉が無事なら、金平糖の回収は(警備はしておかないとかもしれないですが)教団員捕縛と怪我人の手当の後でも良いかしらと思ってみたりしています -
2016/03/14-10:05
シルキアさん、かのんさん、よろしくお願いします!
カガヤは正座しすぎて足を痺れさせたようなので放置しておきましょう。
流れとしてはエイミさんをわたくし達の後ろに庇って
追いかけきたデミオーガと相対するような感じでしょうか。
エイミさんは金平糖を持って来てしまったわけではないのですよね…?
そうなるとエイミさんを追いかけてきたデミオーガを討伐後、
すぐに倉庫にも向かった方が良さそうでしょうか。
怪我人も居ることですし、応急手当も必要そうですね。
あとは教団員さんの捕縛もと。 -
2016/03/14-00:18
かのんとトリックスターの朽葉じゃ、よろしゅうに
ひとまず状況が状況故、カマキリとスズメバチを何とかせんといかんかの
教団員の確保もせんといかんしな
ひとまず、パペットマペットⅡだと鳥のぬいぐるみも呼び出せるらしいんで、飛んでる蜂の対応はできそうじゃよと
-
2016/03/14-00:09
シルキアとライフビショップのクラウスです
どうぞよろしくお願いします -
2016/03/12-00:26
カガヤ:
あいさつしたものの、まだ他に誰も居ないから座って待機していよう…(正座 -
2016/03/12-00:25