プロローグ
●青の子
ショコランドで蔓延する怨嗟の金平糖による凶暴化事件。
黒き禍ともいえる怨嗟の金平糖をバラ撒くデミゴブリンが牧場を彷徨いている、と通報があった。
牧場中に怨嗟の金平糖を撒かれて、家畜を放牧できないため、非常に困っていると言う。
故に、君たちはショコランドの牧場で、黒い金平糖を回収・浄化しつつ、犯人であるデミゴブリンを捜索していた。
「いた!」
ウィンクルムが来ているというのに、あまりおつむのよろしくないデミゴブリン達は、せっせと己の職務に邁進していた。
デミゴブリンが撒いた怨嗟の金平糖を、飢えたのかそれとも中毒になってしまったのか、野良犬が口にしている。
デミゴブリンは五体、怨嗟の金平糖を食べた野良犬は三匹。ウィンクルムにとっては朝飯前の数だ。さっさと倒して、解決してしまおう。と君たちは思ったが。
ふと、デミゴブリンの奥、小高い丘でデミゴブリンに指示を出しているらしき人影を発見した。
涅色の髪を風に揺らす少年であった。きつく、孤高を思わせる切れ長の瑠璃色の瞳は大きく、少年らしい華奢な体躯もあって、一見少女にも見える。黒いロングコートをたなびかせている姿は、十歳程度の幼さなのに、不遜なまでに凛として見えた。
通報にはない状況に、君たちは一旦A.R.O.A.に電話で報告を行った。
そして、写真データを送った君は、驚くべき回答を得る。
彼は、まさしくロベリア・ダール。数カ月前、顕現を確認し、その直後に行方不明となった少年だと――。
電話口で、職員は息せき切って言う。
『その距離では見えないと思うが、きっと彼の手の甲には青い紋章があるはずだ』と。
なぜロベリアがデミゴブリンを操っているのか、今は皆目検討もつかない。
とにかく、発見できたからには保護せねば。
君たちは、ロベリアに向かって走りだす。
デミゴブリン達が慌ててロベリアの周囲を固める。野良犬も凶暴化して、ウィンクルムに向かってくる。しかし、どちらもウィンクルムの敵ではない。保護は簡単に済むと思われた。
しかし。
ロベリアは不敵に笑って、半ズボンのポケットから三枚の黒い羽根を取り出す。
羽根は投げられるなり、傀儡となり、それから……君の見知った精霊の姿をとった。
ロベリアを守り、敵対する態度を取る精霊を模した羽根傀儡。
羽根傀儡……?
この術に、君は覚えがあった。これはたしか、担ぎ屋と呼ばれるデミ・ギルティの術では……?
今は考えている暇はない。とにかく敵を撃破しなくては、話が進まないのだから。
解説
●成功条件:デミゴブリンと羽根傀儡を倒す
●敵
デミゴブリン 5
棍棒で武装している
非常に弱い
野良犬 3
凶暴化した犬
デミゴブリンと同等の強さ
戦闘不能にして、神人が触れながら祈れば元に戻る
羽根傀儡 3
今回の参加者の中で、レベルの高い精霊3名のコピー
ステータス、姿形、言動すら模し、スキルも使うことが出来る
●ロベリア
十歳くらいの気の強そうな少年
デミゴブリンも羽根傀儡も彼の命令に忠実
未契約の神人だと言われているが……?
●場所
ショコランドの牧場内
少し小高い丘もあるが、概ね平坦な芝生
家畜や住民は避難しているので、特に配慮は不要
ゲームマスターより
お世話になっております。
そろそろ担ぎ屋さんも年貢の納め時じゃないかな、と思っているあき缶です。
なにやらややこしいことになっている模様。
成功条件を満たす「だけ」なら、難易度は「普通」です。
行動如何によっては、話が展開する可能性があります。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
叶(桐華)
トランス後、デミゴブリンと野犬の対応 野犬は後で凶暴化を解きたいから止めは刺さない。刺させない ロベリアが逃げる素振り見せるなら捕まえるよ 別に連れて来いって言われてるわけじゃないけど、お話ぐらいしてってよ ほら、金平糖でも食べてさ。甘くて美味しいよ? 羽根持ってたから警戒ぐらいはするけど…神人なら、危害は加えたくない ランスもどきを倒すか、桐華が倒れたらハイトランスオーバーで僕も前線に出る 羽根傀儡の優先はレーゲン>桐華 乱舞は頼りにしてるけど、一撃を確実に当ててく事を重視 桐華のそっくりさんでも別に、殺せるよ 回復、僕らは後回しでいいからね。肉壁上等 担ぎ屋さん、見てるならくればいいのに 一発くらい殴らせろー |
信城いつき(レーゲン)
ハイトランスオーバー使用 本物みたいで嫌だな…でも俺が怪我したらきっとみんな悲しむ。 桐華もどき足止め 双剣と槍のリーチの差を利用し、間合いを詰められないようにする 仲間と連携時は動きを止めるようサポート ロベリア: 念の為不意打ちされないよう警戒はしておく。ただし危険な時は守る 戦闘後 ・紋章および怪我の有無を確認 ・行方不明以降の行動・羽根をくれた人(担ぎ屋)について・なぜこの行動を起こしたか、を聞く ・(前回の話をして)利用される可能性があって危ない事を伝える 担ぎ屋: (レイヴはやけに絆に壊そうとしたり、あざ笑ったりする 前回のハーピー戦前の怒り方とか…まさか、もしかして絆を求めているのの裏返し、とか?) |
アキ・セイジ(ヴェルトール・ランス)
どの偽物も相当強いな 乱戦前に決着をつけたい 向こうになくてコッチに有る物は、沢山の仲間とハイ・ラブトランスの力だ 勝負はこの3Rだ ⇒ラブトラ発動(服装お任せ 盾を掲げガンナーかダンサー(布陣の端の方)へ走る 固まってると偽ランスの爆裂魔法の餌食になるので散開 親玉近辺まで進めれば範囲魔法は撃ち辛くなるだろうから、全速だ 回避と盾と勾玉と時計で回避(不可でも無効化 偽精霊に肉薄して強打 ランスの合図に反射的に後さじリ、伏せる 二打目の前に偽物二人目を皆で叩くぞ 緊急事態には盾を掲げて全員のHPを+25 これで凌ぐ間に味方の決定打が来ると信じる ★少年は可能なら生かして捕縛 浄化した金平糖を食べさせて様子をみてみるけれど… |
天原 秋乃(イチカ・ククル)
ロベリアにいろいろ聞きたいことはあるが、戦闘中は難しいだろうか・・・ 戦闘にはいったらまずトランス 羽根傀儡の対処は精霊や一部の神人たちに任せて、デミゴブリンと野良犬の対処にまわる デミゴブリンは相手の攻撃に気をつけつつ、殴って討伐 凶暴化した野良犬は戦闘不能にしたら邪魔にならない位置に避けておいて、戦闘終了後に元に戻す 戦闘が終わったら、ロベリアに色々聞きたい。本物のロベリアなのかとか、なんでこんなことしたのか気になる。担ぎ屋との関係とか もしもこの時ロベリアが逃げるような素振りを見せたら、封樹の杖を使用 植物に協力してもらって足を絡めとったり視界を塞いだりして、足止めできたらいいんだけど・・・できるかな |
エルド・Y・ルーク(ディナス・フォーシス)
羽根傀儡の精霊とはおそろしいですねぇ 今回は戦闘に専念しましょうか。少年の動機や挙動については気になりますが、それは他の方の方が詳しいことでしょう 皆さんに比べて戦歴の浅い己にはデミゴブリンにも油断は出来ません 武器の「対称防御-7」に期待を掛けて、他の方が倒しやすいように、デミゴブリン5体に1回ずつ攻撃を加えていきます デミゴブリン退治後、野良犬へは武器の柄で殴り無力化して、安全圏へ運搬 戦闘が終わって皆さんが少年との話に集中し易いよう、野良犬への対処は両手と抱き上げ、可能な限り一手に引き受けられるように手を触れて祈りましょう 戦闘中、ディナスが傀儡精霊からの攻撃を受けてまだ無事でしたらサクリファイスを |
●決定的な差
涅色の髪を風に流し、ロベリアだと言われた少年は、向かってくるウィンクルムを睥睨し、三枚の黒い羽を撒いた。
羽はぐにょんと輪郭を曲げて、三人の精霊に姿を変える。
一人は金色の髪をしたテイルスに、もう一人は白髪に薔薇の髪飾りをつけたディアボロに、そして最後の一人は優しげな眼差しの青い髪のポブルスに。
「!」
己を模されたと悟ったレーゲンは髪を項の辺りでまとめる。これで見た目は少しだけだが違うはずだ。
「レーゲン!」
信城いつきが精霊に駆け寄り、解放! と叫んで頬に唇を寄せ合う。ハイトランス・オーバーの力が、レーゲンの力と引き換えにいつきにいつも以上の力を渡す。
「おいで、遊ぼう」
キスを贈り、叶は桐華に自分の首元にあしらっていたリボンを手渡す。手早くリボンを手首に巻き、桐華は素早くポトリーダブルナイフを抜いた。
「力が同等なら、どれも相当強いな」
アキ・セイジは独りごち、だが笑う。
「向こうになくてコッチに有る物は、沢山の仲間とハイトランス・らぶてぃめっとトランスの力だ」
「おっ、やる気だな」
ヴェルトール・ランスは神人の意図を察知し、嬉しそうに笑う。
「……背に腹は代えられないからな。コンタクト」
僅かに頬を染め、セイジはランスの頬に唇を寄せる。
ここまではもう慣れた。問題はその次だ。
「コ……ンタクト」
もう一度唱えて、今度は唇同士を重ね合わせる。
ぶわりと神々しい光が一瞬眩く放たれ、二人の服装が天空の騎士を思わせる神々しい物へと変化する。
誰の目から見ても、今のランスとセイジに宿る力は凄まじい。
ロベリアの口が嫌悪にゆがんで、
「比興だ」
とボソリと呟く。
「聞きたいことだらけだが、今はそれどころじゃないな」
ロベリアが何やら呟いたことだけは口の動きで悟り、天原 秋乃は頭を掻くと、イチカ・ククルとトランスを果たすなり、走ってくるデミゴブリンめがけて走りだす。
「じゃあ、イチカは羽根傀儡を。俺はデミを片付ける!」
「オーケー。思いっきりやっちゃっていいんだよね?」
走り去りざまに言われた言葉に、にやんと笑って、イチカは羊をあしらわれた短剣と、それと対の植物の短剣を抜いて、桐華に並走する。
めがけるは、早速超大魔術を詠唱し始めている偽物のランスだ。
「恐ろしいですねぇ」
味方なら心強いエンドウィザードも敵に回ればおぞましい。トランスを果たしたエルド・Y・ルークは身震いすら感じた。あれが放たれれば、自分はただでは済むまい。
「色々と気になることはありますが、まずは戦闘に専念です」
ディナス・フォーシスは戦場からなるべく離れるように走る。エンドウィザードの効果範囲、プレストガンナーの射程、両方共かなり広い。唯一の回復手であるディナスの体力はさほど多くはない。一撃でも貰えば、おそらくただの足手まといになってしまう。
「あっ」
野良犬がよだれを口から流しながら、ディナスに噛み付こうとするのを、なんとかバリアでしのぎ、ディナスは走る。追いつかれそうだ、という瞬間、咆哮のような銃声二発のあと、野良犬は倒れた。
「大丈夫!?」
ユーウェインの獅子から硝煙をたなびかせ、レーゲンが叫んでいる。彼の足元には、ディナスを追おうとしていたもう一匹も倒れている
「大丈夫です!」
ディナスは叫び返し、なお走る。意外に野良犬の足は速い。
「すぐ片付けるからねっ」
残る一匹に、レーゲンはすかさず銃砲を向けた。
エルドはそんなパートナーにハラハラしながらも、他人の心配をしている場合ではない。
まだまだオーガ系戦闘に経験の浅いエルドは、デミゴブリン相手でも油断はできないのだ。
「ほっ!」
エムシを打ち下ろすも、ガチンと棍棒でまともに打ち合ってくるではないか。
ぎりぎりと押し合い、エルドはデミゴブリンと睨み合うのであった。
デミゴブリンの棍棒を叶はマンゴーシュで払い、がら空きの胸に妖刀・恋慕の朱色の刀身をぞぶ、と埋める。
秋乃の封樹の杖に秘められた霊格が、周囲の蔓草を急速に成長させ、デミギルティを絞殺する。
「これで、二匹目っと」
叶は息を吐きつつ、ちらりと横目でロベリアを見やる。彼はディナス同様にエンドウィザードの攻撃範囲からは外れていたが、真剣に逃げるつもりはなさそうだ。
(まだ、逃げるつもりはないみたいだね。さすがに……デミゴブリンや野良犬に僕らを止める力はないくらいは想定済みか)
叶は注意深く周囲を見回すも、担ぎ屋レイヴの気配は感じられない。とはいえ、神出鬼没のあのデミギルティの気配など読めた試しはないが。
(でも見てるんだろうね。だったら来ればいいのに……)
●圧倒的な力
「出し惜しみはなしだッ!」
桐華はそう言うなり加速する。高速過ぎて桐華が二人に増えたようにしか見えない。
挟み込み、揺さぶるように刺突連打……ただでさえ回避力に欠けるエンドウィザードに避けられるはずもない。
「速さで圧倒する!」
イチカも同じく分身しているかと思うほどの高速で動く。桐華の攻撃の穴を埋めるかのように短剣を振るう。
ほぼ周囲を囲むかのような斬撃。テンペストダンサーに囲まれては、逃げ場など無い。
苦し紛れのように模された神秘の勾玉が抵抗するも、それをも目にも留まらぬ短剣の連撃は穿ち切る。
その二人をエンドウィザードから引き剥がそうと、桐華の格好をしたテンペストダンサーが走るも、その間に神速で飛び込むはセイジだ。
「行かせるか」
乱舞する短剣と魔道書の盾がぶつかる。強固な表紙が短剣をセイジの肉にまで届かせない。
「……ちっ」
桐華が舌を打つ。一瞬のうちに精神力が尽き果てた。
だがイチカは歓声を上げる。
「やった!」
偽物のランスが為す術もなく膝を負って、細切れの羽根に戻ったのだ。
エンドウィザードが呪文を練り上げる前に、二人のテンペストダンサーは敵を削りきった。
一番恐れていた大きな魔法が全員を襲うという危険を素早く排除できたといえる。
「……けど、これ以上は無理だな……」
桐華は滴る汗を拳で拭い、眉をひそめた。すっからかんだ。
そこに、咆哮と共に銃弾が飛び、桐華の膝を貫く。
「がっ!」
持ち前の回避力で急所を避けつつも、痛みに一瞬耐えられず体勢を崩す桐華を、イチカがとっさに手を伸ばして支えるも、その肩をまた咆哮が襲う。イチカは、肩を吹き飛ばされるかと思うほどの衝撃にもんどり打って倒れた。
「イチカッ!」
「……」
イチカは微動だにしない。
微笑みをたたえたまま、偽物のレーゲンが銃を構えていた。
「エンドウィザードだけが、怖いんじゃないよ」
と偽りのレーゲンは言う。
「よく出来ました、桐華!」
膝を庇う桐華に、叶が走り寄る。
「おつかれ、もういいよ、代わる」
「……」
何かを訴えるかのような精霊の視線に、叶は苦笑した。
「大丈夫、……桐華のそっくりさんでも別に、殺せるよ。心配しないで」
「……おいで、遊ぼう」
桐華の口唇が叶の頬に触れる。途端、桐華は脱力を覚える。力を渡してしまったのだから、致し方ない。
「無理、すんなよ」
と言い、イチカを背負って退いた。
セイジは想像以上に早くランスの偽物が倒れたことに驚きつつも安堵した。
「お前もさっさと倒れろ!」
音速を越えて、ウィップを桐華の偽物に打ち付ける。
素早すぎて流石のテンペストダンサーでも避けられぬ。そしてハイトランスの上位互換たるらぶてぃめっとトランスによって覚醒したセイジの神の血が、ウィップの威力を増す。
「ぐっ」
凄まじい威力は、羽根傀儡の脇腹を吹き飛ばす。
「……は。やるね」
凶悪に笑みを浮かべる桐華の偽物だが、まだなんとか立てている。だくだく流れる血を見て、セイジは眉をひそめた。
「そんなところまで似せるのか」
「悪趣味だよね!」
いつきが、ふらつくテンペストダンサーに槍を突き出す。きらびやかな装飾が施された柄まで傀儡に埋まった。
「が、あ」
低いうめき声を漏らして桐華を模した傀儡は、ふわりと黒い羽毛散らして消えた。
「……あれ、殺す暇がなかったや……」
少しほっとしながら、叶は呟いた。
彼の視線の先のロベリアは、憎々しげに一部始終を見ていたが、まだ逃げる様子を見せない。
叶は身を翻し、
「じゃあ、仇討させてもらうよ!」
深紅に変わった妖刀を偽物のレーゲンへと振り回す。
スパン。
呆気無く偽レーゲンの青い頭が落ちて、無言で羽根に戻る。
妖刀・恋慕は滑らかな切り口を讃えられる名刀だ。斬られた相手は命を奪われたことにも気づかずに絶命する――。
「…………高速で決着かよ」
ランスは惜しそうに詠唱を中断した。
中途半端に温まっていたプラズマが雲散霧消する。
さすがに、この一瞬で全てを溶かすカナリアは、ロベリアに向けて撃つわけにはいかない。
●反抗的な男
「回復のタイミングが無かった……!」
ディナスは歯噛みする。
羽根傀儡との戦いは、互いに実力が高すぎて、殺るか殺られるかの世界なのだ。
「いや、でも、私は助かりますよ……あいたた」
野良犬に手を当てて、浄化を祈りながらエルドはフォローめいた言葉をディナスに渡した。
「デミゴブリンでも私には強かった。レーゲンさんが居ないと苦戦すらしていたかも」
「まさか、回復相手がミスターになるとは」
ディナスはファストエイドを発動しながら、口をとがらせる。
戦線を退いた桐華も同様にファストエイドを当ててやったが、回復量は微々たるものだ。
一方、イチカはもう戦闘不能だ。ここでライフビショップの回復を施すよりも、然るべき施設へ送ってやらねば解決しないだろう。
「イチカ!」
デミゴブリンを始末し終わった秋乃が、焦った顔で走り寄ってくる。
「止血はしました。命に別条はないと思います」
ディナスが秋乃に言う。
芝生に横たえられたイチカの側に座り込み、秋乃は呟いた。
「さすが強いな……レーゲン……」
「なんだか複雑な気持ちだよ」
秋乃の言葉を聞いて本物のレーゲンが肩を落とす。
だが、勝利の余韻に酔っている暇はなかった。
「囲むぞ!」
ランスが叫ぶ。
「負傷者はこちらで見ておきます。皆様は少年を」
エルドが秋乃やレーゲンに言う。
「ごめんな、頼んだ」
と秋乃は後ろ髪を引かれる思いで立ち上がると、レーゲンと共に丘の上へと走っていく。
ウィンクルムに囲まれてなお、ロベリアは逃げる素振りがなかった。
「ねえねえ、お話ぐらいしてってよ。ほら、金平糖でも食べてさ。甘くて美味しいよ?」
と叶は人好きのする笑顔で、祝福の金平糖を差し出すのだが、ロベリアはプイとそっぽを向いた。
「そんなもの、見たくもないな。何が祝福だ……世界中のすべてを救う気はない癖に」
苦々しくロベリアが祝福の金平糖を非難する言葉を聞いて、叶はどこかで聞いた言い分だな、と思った。――そういえば、担ぎ屋も同じようなことを言っていた気がする。
「捕縛しよう」
とセイジは言い、ランスも薬物で洗脳でもしてやろうかと言うのだが、残りの面々が『神人なら危害は加えたくない』と反対するので、留保する。捕縛は逃げようとした時でもいいだろうし、薬物は今この手元にない。
ランスは周囲に気を配る。口封じでロベリアが殺されてはならないからだ。しかし、特に不穏な気配は感じられなかった。
「……本物の、ロベリア・ダール……なのか?」
秋乃が包囲に加わるなり、尋ねた。
「そうだ。それがどうしたっていうんだ」
ロベリアは不遜な態度のまま返した。声変わりもまだの、甲高い声は、王族かと思うほどに偉そうである。また彼の足は微動だにしない。逃げようなど欠片も思っていないらしい。それが逆に、怪しい。
「なんでこんなこと、したんだ?」
秋乃は、不審を思いつつも、質問を重ねる。
ロベリアは目を細め、鼻で笑う。
「なんで? そんなの当然のことだ。僕は、神様を救うためなら何だってするんだ」
「待って、神人、なんだよね……? 神様って……?」
いつきが青い顔で尋ねた。
ロベリアは笑みを浮かべ、無言で手を掲げてみせる。見まごうことなき神人の『青い』紋章が刻まれていた。
「居なくなったって聞いたよ……それから、どうしてたの」
「神様の側に置いていただいていた」
「この羽根、どうしたの」
いつきは拾い上げたレーゲンを模していた羽根を掲げて尋ねる。
「神様に頂戴したのさ」
に、とロベリアは笑む。よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに。
「もしかして、神様って担ぎ屋……?!」
レーゲンは眉を寄せた。
「彼は、危険だ。ウィンクルムの絆を壊そうとしたり、竜をオーガにしようとしたり……。君がデミゴブリンに撒かせていた黒い金平糖は……」
「煩い。それくらい、僕は知っている」
レーゲンが説いて聞かそうとした怨嗟の金平糖の説明を、ロベリアは切って捨てる。
それでもレーゲンは食い下がる。
「今回は、オーガに命令してたけど、他のオーガは君を狙うんだ……!」
「神様がそんなこと、絶対にさせない。僕は、神様に愛されているからな」
ロベリアはレーゲンの心配を一笑に付す。
「で、お話とやらは、それで終わりか? だったら、僕は帰るぞ」
踵を返そうとするロベリアを見て、セイジがランスの名を鋭く呼ぶ。
ランスが高速で迫り、当身でロベリアを気絶させようとするが。
ガチィン!
手は唐突に現れた鏡に阻まれ、鏡に映ったランスが嘲笑しながらランスを突き飛ばす。
「なっ!?」
芝生に転げ、目を白黒させてランスは鏡を見上げる。
「くそっ」
秋乃が杖を掲げて、植物で絡め取ろうとするのを叶は止めた。
「分が悪いよ」
以前、アタランテの洞窟で重傷を負わされたことがある叶としては、今の秋乃がこの反撃に耐えられるとは思えなかった。
叶の目が鋭くなる。いつきの目が丸くなる。レーゲンは顔をしかめた。
「担ぎ屋……やっぱ見てたんじゃない」
叶は低く唸るように言う。
「あはは、こないだぶりもいるけど、初見の人も多いねえ。どうもどうも」
ガスマスクに喪服――担ぎ屋レイヴが、ロベリアを庇うように忽然と立っていた。
●後天的な愛
レイヴはロベリアを抱きしめる。
「この子を連れて行かれるわけにはいかなくてね。僕の大事な大事な子だからさ」
「神様」
笑顔で見上げるロベリアを、優しく見下ろし、レイヴは優しく告げる。
「さ、行きな。退路を開いてあげるよ」
「レイヴ、君は、まさか、もしかして」
いつきの言葉は途中で、けたたましいファンファーレにかき消された。
轟音としか言えない軽快な音楽に、目を灼くようなライトが虹色に変化しながらグルグル回る。
スポットライトに照らされたレイヴは慇懃に腰を折った。
「じゃあね。今日はちょっと自慢しに来ただけ。可愛いだろう? 僕の、僕だけのロベリアだよ。他の誰にもウィンクルムにもオーガにも、ギルティにだって触らせない。ふふ……また遊ぼうね」
まるで舞台のフィナーレのような礼をして、一枚の羽と化したレイヴは風に舞って何処かへと消えていった。
ファンファーレによってがんがんと轟音と閃光で揺らいだ頭を振ってウィンクルムは、しんと静まり返った周囲を見回すも、もうレイヴもロベリアもいない。
ウィンクルム以外には、ただデミゴブリンの死体と、元通りになった犬がいるだけの牧場。
いつきは言えなかった言葉を呟いた。
「やけに絆に壊そうとしたり、あざ笑ったりするレイヴ……絆を求めているのの裏返し、とか?」
後を追うことはもうできない。それよりも今は、イチカを病院に連れていき、A.R.O.A.に報告をしなければ。
心配そうに丘の上を見上げているエルドとディナス、桐華の元へと、ウィンクルムは駆け下りていく。
依頼結果:成功
MVP:
名前:信城いつき 呼び名:いつき |
名前:レーゲン 呼び名:レーゲン |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | あき缶 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 男性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 普通 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 3 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 03月04日 |
出発日 | 03月13日 00:00 |
予定納品日 | 03月23日 |
参加者
会議室
-
2016/03/12-23:58
いや、わりとギリギリで本当焦った・・・
余裕持った行動って必要だよな・・・ -
2016/03/12-23:57
-
2016/03/12-23:56
-
2016/03/12-23:36
イチカ:
背後がぐーすか寝てたから、今急いでプラン書いてるよー
こっちも「桐華君と一緒に速さで圧倒」ってプランで書いてて特にタイミングとか指定してないけど、たぶんこれで大丈夫・・・だと思いたいな!! -
2016/03/12-23:24
さて、こちらもプランを作成する事ができましたよ。ご相談での内容はあらかた盛り込めたものと思われます。
ディスペンサが使えれば、もう少し胸を張る事も出来たのですけれどもねぇ(まだまだ)
さて、うまく行くと良いのですが…… -
2016/03/12-23:22
一先ず提出ー。
いつき君の聞いてくれる内容がいい感じだから、僕はゆっくりお話できる状況を頑張って作る方向で動くよ。
お話できなかったら折角の言葉がもったいないしね。
もうちょっと色々詰めるよー
あ、桐華さんは、イチカさんと合わせて速攻仕掛けるー、とはしてあるけど、
イチカさん側で合わせたいタイミングあれば言ってくれれば詰め込むよ。 -
2016/03/12-23:19
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2016/03/12-22:44
叶さんなら俺達より仲よさげだからすぐ出来ると思うんだ。(確信)
フラグは立てることで自分を追い込む戦法(何
さて、プランは書けたよ。
俺は精霊に向かうが、ダンサーとガンナーのどちらに向うかは彼等の布陣次第。
3人の端に位置する偽物を狙うことで集中攻撃を防ごうと思ってるんで…
あとは、味方と連携できるなら、それで確実にまず1人落したい。
そう簡単に行くかは分からないけれどorz
行動でほぼ全部がとられて、かける言葉が入らない悲しい事態になったよorz
なので『担ぎ屋』云々とかそのあたりは皆に任せることになりそうだ。
それを聞き出せるかどうかも、まずは少年の捕縛が出来るかどうかにかかっているので、
俺はそちらに注力したい。
うまくいっているといいな。 -
2016/03/12-22:28
あははっ、僕、まだらぶトラ使えません!もう一年くらいかかるかな!
んん、わんこに関しては戦闘後にゆっくりでも良いから、
野犬は戦闘後に浄化するーって書くくらいでいいのかなって思ってるよー
エルドさんもかけたい言葉があるならぜひぜひ。
一先ず、戦闘に終始しそうなプランをずざーっと仕上げてくるけどまだなんかあったら反応はできるのでー! -
2016/03/12-22:26
とりあえずロベリアについては、
・紋章を確認
・行方不明以降の行動・羽根をくれた人(担ぎ屋)について・なぜこの行動を起こしたか、を聞く
・(前回の話をして)利用される可能性があって危ない事を伝える
あたりの話をするつもり。聞き入れてもらえるか分からないけど…
>らぶトラ
どんな感じに変化するんだろう、楽しみだなぁ(わくわく) -
2016/03/12-22:16
>叶さん
大丈夫ですよ、私も最近ちょくちょく……(叶さんと異なりこちら耄碌の可能性)
それでは、ディナスは精霊側ですね。ターゲットに入らない範囲で後ろに下げさせて、余剰ダメージが出ない範囲で駆け込んで回復して離れる…文字にあってはならない余裕がありそうですので、もう少し詳細をつめてみようかと思われます。
桐華さんの情報問い質しにつきましてなのですが、私はこの度『担ぎ屋』さんについては明るくないので、野良犬の浄化をこちらで可能な限り一手に引き受けられれば、他の方も作戦容量も軽く、そこに情報取得に分けられるのではないかと思われました。
少年については持て余す身ですので、もし神人で情報取得に当たられる方がおられましたら、もし浄化の件を省いて頂いても問題ないよう出来ればと思っています。
おや…この歳にして、アキさんのフラグに説得力が……
折れるような力がなく申し訳ない限りではありますが、ディナスには精一杯はたらかせますので……(己のの目じりにハンカチ)
-
2016/03/12-22:11
叶さんの素敵なラブトラも見てみたいぞ。
次回は是非。ゆっくり眺めたい。
ってところで、プランは今書きまくってる。俺の背後はネオチ禁止。 -
2016/03/12-21:50
_(:3 」∠)_
ごっめん。
ファストエイドの「相手の体に触れ」の部分完全に読み落としてた。ごめん。
それ、なら…ディナスさんには、攻撃じゃなくて回復専念、何事もなければ防御として、
精霊側に寄っててもらったほうが良いね!うわーん、ごめん。
あとアキ君のそれあれかな、フラグかな(真顔)
そんな人様のトランスマジマジと見たりしないから安心して!ファイト! -
2016/03/12-21:48
悪相…ってなんだろう不吉な。服装な。
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2016/03/12-21:41
助言やらありがとな。一先ずは指輪装備のままでいく。
ハイトランスもオーバーで行こう。少なくとも、ランスもどきを倒すまでは使用はしないだろうな
…ロベリア対応、どうする?
一応、あっちの立場がどうあれ話くらいは聞きたいから、最悪捕縛という手段も視野に入れてる
手荒な真似もしたくはないが、何も聞けないまま逃げ出されるのも困るからな
まぁ…穏便に話を聞ければベストだろうし、そこら辺は対応出来そうな神人に任せる
叶も一応は声の一つくらいかけるつもりではいるけど……
……担ぎ屋とは接触が多いもんで、なんとなく色々知られてる感があるからな。
あまり、説得として良い言葉が出るとは思えない。
周りが声かけるならついでに、くらいで構えてるんで、そんな感じで宜しく。 -
2016/03/12-21:33
うん。「らぶてぃめっとトランス」を使う予定でいるよ。
なんか恥かしいんだけど、このさいそうもいってられないからね。
どんな悪相になるのかはマスターにお任せの方向だ。
精霊相手か…死なないように頑張るよ。
帰って来たら美味いコーヒーを淹れるとしよう。
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2016/03/12-20:18
取り急ぎ
>桐華の攻撃力
下げないで、そのまま行っていいよ。
傀儡への反映を恐れて、倒せなかったら本末転倒だから。
こっちもレーゲンの防御力あげたので、少しはマシになるはずだし、
さすがに俺一人で倒せるとは思ってないから、倒すより足止めを意識するつもりなんで。 -
2016/03/12-19:35
>叶さん
大変お久しぶりですよ。いやはや、こんなに喜んでいただけるとはお恥ずかしい限りです。
この度は雀の涙程度ですが、頑張らせていただきますよ。
>ターゲット
なるほど、ハイトランスの為に神人が下がる必要が無く、作戦の立て方が大分変わっているのですね。これは勉強させていただかなくては(粛々と)
ディナスについては、後方に下がり、とにかく被ダメージが発生した時より行動開始にて、駆け寄って『ファストエイドで余剰回復が出ないダメージを受けた方を順に回復』のみで考えておりました。
攻撃が、出来ればまた違ったのですが……(しみじみ)
現行では片手杖のバリアで一瞬弾く程度ですが……恐らく羽根傀儡には通じないでしょう。
その為、デミオーガと野犬に向かう方の回復に向かうのは問題ありませんが、デミゴブリンと野犬では、皆さんにはLBが必要になる程のダメージは出ないのではないかとも思われます。
デミゴブリン退治後に、羽根傀儡対処組の方の回復に向かうようでしたら、それまで回復は抑えた方がよろしいでしょうか。気になるところです。
>羽根傀儡
あちらがはっきりと出現してからハイトランスをすれば反映されないと思っていましたが、確かにそれも可能性としては甘いかもしれません。
個人的には1で問題ないかと個人的には思われますねぇ。
>指輪
上乗せ30×3ダメージと、安定の410ダメージ(カナリアの囀りII)ですか……(かなり悩んで沈黙した後)
とても恐ろしい判断かも知れませんが、個人的には『付けたまま』に一推しを──(思い詰めた表情)
エンドウィザードさんを4Rまで残すまでには行きません。倒しそびれても3Rまでには倒したいところですから、桐華さんには是非とも火力として上乗せしていただきたいと思われました。
これは、是非他の方のご意見も伺いたいところですねぇ。 -
2016/03/12-18:27
僕はハイトランスジェミニを今すっごく悩んでるところなんだよね…!らぶトラもなんだけど、
神人スキル使用でのステータス変化が反映されるのかが微妙なのが怖い。
反映されるならオーバー一択なんだけど…うーんうーん…
今のところの方向性としては、
1:デミ他倒すまで通常モード→倒した時点(orリアル桐華が倒された時点)でオーバー発動
2:最初っからハイトランスジェミニでデミとか早めに倒す
のどっちか、かなぁ、って。
1は僕が残機みたいなノリだね。乱舞効果で、運が良ければ手数増やすことは可能だし…
なやみどころ。今のところは1の予定でプラン練ってるよ。
あと、あとあとあと…物凄く、申し訳ないんだけど……
桐華さんの攻撃力、指輪効果でステータスより30点程上乗せされるん、だけど…さ、下げたほうが、いいです、か…!
でもチームテンペストダンサーで速攻するには火力高いほうが…とも思ってて悩んでる。 -
2016/03/12-18:17
満員御礼ー!そしてエルドさんひーさーしーぶーりー!!(両手広げて飛びつこうとしてるのを襟首掴まれて阻止された)
LB頼もしいありがとうありがとう…!
んーとんとんと、回復量的にはサンクチュアリの方がやっぱり見込めるんだよねぇ…
でも今回はやっぱり瞬時が嬉しい感じ。前線下げられないだろうってのもそうなんだけど、
ギリギリの所で踏みとどまらせてくれるイメージ?もあるから、
ファストエイド+ワードオブゴッドでお願いしたい所、かなぁ
んでもって、ディナスさんヒットアンドアウェイで動いてくれるーってお話だけど、
攻撃の対象はデミと野犬って捉えててもいいのかな?
LBって通常攻撃じゃダメージ入らない、よね…?
攻撃の衝撃で足止めは可能だろうとは思うけど、正直、回復手を早々に落とされるのが怖いから、
出来れば、精霊もどきの方には近づけさせたくないんだ。
まぁ、プレストガンナーいるから関係ないっちゃないんだけどね!でもテンペストダンサーは当たらないだけマシだと思うし、
いつき君がハイトランスオーバーで精霊の相手するならなおのこと早めにレーゲンさんも精霊側に動けるようにしたい
という僕の主観的なあれこれ含んで、デミ&野犬対応を
レーゲンさん、エルドさん、ディナスさん、秋乃君、僕…で行けたらいいかなぁ。
アキ君がねー、らぶてぃめっとトランスもあるし、あれめっちゃ強いし、
それ使って精霊にあたってもらうのも手かなーと思ってたんだけどアキ君どうする? -
2016/03/12-17:12
おや、早速こちらのスキル名に間違いが……
>×ワードオブゴッドワード ○ワードオブゴット
しかし、今回のような局面でしたら、せめてディスペンサが使えれば良いのですが……ふがいなく申し訳ありません(親密度もそれほど高くない) -
2016/03/12-16:59
失礼いたします。エルド・Y・ルークとディナス・フォーシスと申しますよ。
我ながら、最終日に飛び込むなど何を考えているのかと思わなくもありませんが、
いやはや『担ぎ屋さん』には本当に接点が無く、ここは一つ是非ともご縁を…と思いいたらせていただいた次第です(初っ端からなんてメタい話を)
と云う冗談はおきまして……
こちらは神人の私も、デミゴブリンと野良犬の対処を行いまして、
問題は精霊のディナスですね。雀の涙程度ではありますが、回復役に回らせていただければと思いまして。
アキさんの仰られるように、浸食か爆裂でスキルを変えるべきか悩ましいところです。
それを言っては、正直に申しますと、皆さま全員の羽根傀儡自体おそろしいところではありますが……
スキルセット案
1.サンクチュアリ&ワードオブゴッド(侵食対策)
2.ファストエイド&ワードオブゴッド(爆裂対策)
3.サンクチュアリ&ファストエイド
エンドウィザードがおられる以上、どのようにレベル高い方がおられても2撃必殺は避けられないものと思われます。
それを思案いたしますと、皆様が仰るような早期決着が好ましく思われ、
その為、テンペストダンサーとプレストガンナーの方のダメージ(こちらも怖い)をお受けになられましても、一旦下がってサンクチュアリの範囲に来ていただく訳にはいきません。
その為、現状、まさしく雀の涙な3と、1は除外かと考えましたが如何でしょうか。
一番恐ろしいのは、プレストガンナーさんとテンペストダンサーさんの攻撃を受けた後に、エンドウィザードさんの攻撃を受けて、こちらの精霊さんが2R即ダウンなさる事かと思われますので、
現状、案2にて、ディナスをヒットアンドアウェイで走らせ、ダメージ6以上を受けた方からの回復を考えております。
こちらは是非ご希望を頂けましたら、そちらに合わせたいと思われます。皆様、どうか宜しくお願いしますよ(改めて頭を下げて)
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2016/03/12-09:28
ちょっと思いついて変更
俺がハイトランスオーバーして、もどきの対応。
レーゲンをデミオーガ・野良犬対応にしようと思うんだ。
オーバーならステータス的に引けは取らないし、銃の方が敵との距離に関係無く素早く攻撃できるんで。
(あとレーゲンが桐華もどきと戦うと、接近されたら不利だなと気がついたんで)
一応桐華もどきに行く予定だけど変更は可能だよ -
2016/03/11-07:22
エンドウィザード……桐華・イチカ
テンペストダンサー
プレストガンナー
デミオーガ・野良犬…神人
チームテンペストダンサーがランスもどきに向かうなら
邪魔されないよう、レーゲンは桐華もどきに行こうかな
とにかくランスもどきを倒すのが最優先ってことで。
このまま4組での出発なら、神人からも数人羽根傀儡の方に回った方がいいかな…? -
2016/03/10-19:29
そうだな。意外と一緒の機会が少ないよな。
てなわけで、よろしくなー。
テンペストダンサー
プレストガンナー
エンドウィザード
・・・確かに!このまま味方に引き入れられないのが辛いな(笑
以前のシナで偽者が出たときにも速攻でランスをおとして貰ってる。
注意すべき魔法は、大規模範囲の爆裂魔法(カナリアの囀りⅡ)、あと単体への持続ダメージかつ感染ダメージの浸食魔法(明日への期待)、かな。
向こうも自分が狙われるという判断はできると思うので、援護系の霧魔法ではなく、浸食か爆裂でいくとおもうんだ。
これって、精霊のスキルを予め弱いものをセットすることでメタ的に防ぐのってのは…ダメ?(爆 -
2016/03/10-00:55
現段階での羽根傀儡の構成は
テンペストダンサー
プレストガンナー
エンドウィザード
・・・か、なんてバランスのいいチームなんだ
っていうかステータスやばいな。みんな強すぎないか?(顔面を青くさせながら
>羽根傀儡
自精霊に目印、は俺も賛成。
見分けつかないとややこしいもんな・・・。
>チームテンペストダンサー
俺もそれ考えてました。
ヴェルトールは早めに抑えておかないと本当にやばそう。
イチカには手数重視のスキルもっていかせようかな。
>ロベリア
話はしたいけど、戦闘後だよなやっぱり。
声をかけつつ戦う・・・ならできるだろうけど、まともな会話はできなさそう。 -
2016/03/09-22:53
あははははっ、なにこれやばい。ヤッバイ。
ランスさんもどきもう即効で落とさないとやっばい(ステータス見てけらけら
ていうかアキ君たちとお仕事ってなにげに久しぶりじゃない?よろしくねー。
んーとんーと、戦闘開始時点ではパートナーな神人と精霊は近くにいると思っていい、よね。
それなら、敵の羽根傀儡が形状決まった時点で、何か目立つものくっつける感じで行ってみる?
それも真似されちゃう可能性はなくもないから、基本的には自分のもどきとは並ばないようにした方がいいかなとも思ってるよ
というか、ランスさん本当やばいから、ちょっとチームテンペストダンサーで全力で斬りに行かない?
とーぜん向こうも対処してくるだろうから、速攻ってわけにも行かないかもだけど…
でも魔法連発される前に削りたいです。
桐華さんはちょこちょこ動いて躱してくタイプだし、ユニゾンとかやらしー反撃技あるから…
どうしよう、足止めしつつ後回しにしてもらったほうが良いのかな。
防御と回避はそこそこあったりしちゃうから、先に狙うのはちょっと面倒くさいかも知んない。
後一人はレーゲンさんが濃厚、かな。
高火力と高命中は敵に回ると怖いね!PGも手数は少なくないし、こっちの行動阻害はたくさんされそうだなー…
具体的な対処思い付かないや…手数の心もとさに行き詰まっちゃってる。
ロベリア>
僕ねー、この子ねー、本物かなー?って思ってんだけどどうなんだろ。
かと言って確かめるために攻撃するってわけにも行かないし…
基本的には、説得するって方向で、良いと思うんだ。
ロベリア自身がウィンクルム嫌ってるとかなら、理由ぐらいは聞きたいし。
お話できそうなら、したいなとは思ってるよ。
まぁ…ゆっくり話せる機会は全部仕留めた後になるだろうし、僕は戦闘中にはロベリアは構えなさそう。 -
2016/03/09-20:45
こんばんは!信城いつきと相棒のレーゲンだよ。みんなよろしく!
>デミゴブリン・野良犬
うん、神人の対応でいいと思うよ。
今のところ俺は「封樹の杖」と「魔守のオーブ」にを持って行こうと思ってる
平坦な場所を犬やデミゴブリンが走り回るのを、杖の効果で動きを止めたりできるし。
戦闘不能にした犬をオーブの範囲内に引っ張っていけば、戦闘に巻き込まれる心配減るかなって。
>羽根傀儡
ランスと桐華のそっくりさんは確定だね
今回は言動すら模すらしいから、目印あるといいな
区別がつかないと、いざという時 攻撃ためらってしまいそうなんで……
ロベリアも命令できるから、彼のそばにいて守るって可能性もあるね。
攻撃の時巻き込まないようにレーゲンの命中率あげとこうかな…
>ロベリア
できれば保護したいけど…簡単にはいきそうにないね
行動からすると、俺たちを敵と思ってるみたいだね
担ぎ屋との関わりも気になるけど、まずはアタランテの時みたいに敵じゃないって説得したら良いのかな? -
2016/03/09-00:21
>今回の参加者の中で、レベルの高い精霊3名のコピー
・・・ごめん(ランスをみて目をそらす -
2016/03/08-18:02
よいしょー、ちょっと出遅れ失礼。
叶と愉快な桐華さんだよ。テンペストダンサーの…桐華さんのレベルが37になった所。
んーと、レベルが上から3人って事は、人数満員でも桐華さんもどきは居るってことになるかな。
まぁ、もどきなんで、遠慮無くぼっこぼこにしちゃってください。
ていうか、見分けつけれるのかな?全く同じってのはちょっとややこしいなぁ。
最初にマネちゃったら後は変わらないってのなら、目印追加する感じで行けるかとは思うんだけど。
あるいは、最初から対処する相手を決めておいて、それ以外はなるべく殴らないようにする、とか?
羽根傀儡以外は神人が頑張って対応する感じにしたらいいのかな?
デミは仕留めるとしてー、野良犬の方は、戦闘中に戻すのは難しそうだし、
終わったら戻せるようにちょっと離れた所に引きずっておく感じが、無難かなぁ?
一先ずそんなトーころ!
改めてどうぞよろしくねー。 -
2016/03/08-00:47
とりあえず挨拶だけでも
天原秋乃とイチカ・ククルだ。よろしく頼む
現段階だと羽根傀儡として登場するのは
テンペストダンサー×2
プレストガンナー×1
って構成になるのかな・・・
まあ、参加人数増えたら変わるだろうけど