プロローグ
●差別的な慈愛
愛らしい金平糖が一面に散らばる。そこに黒い靴が現れた。
ざらり、と金平糖を掬う手の中で、じわりと金平糖は黒く染まった。
それを、ガスマスクのゴーグル越しに認めたデミ・ギルティは、不愉快そうに眉をひそめる。
「ハン、貴女の愛は、僕達にはもたらされない訳だ」
ぎゅぎゅ、と靴が軋み、金平糖を踏みにじって粉糖に変える。それもまたじわじわと黒くなった。
「何が慈愛に満ちた御心で……だよ。あまねく生命に愛を? 僕だって立派に生きてるってのに」
ぐっと黒くなった金平糖を握りしめ、デミ・ギルティは憎々しげに呟いた後、目を笑みの形に歪める。
「いいさ、そういう者なら、そういう者らしく、僕は名前の通りに動くよ」
●シュクル糖鉱
キャンディニア王国に面したブランチ山脈の片隅にある村、カンディト。
ここの特産品はキャンディ宝石細工だ。また、キャンディの原石も重要な財源である。
村が管理する岩窟、シュクル窟はキャンディの原石や氷砂糖の結晶が大量に取れる糖鉱なのである。村人は半数が糖鉱夫、もう半数がその加工を行う職人だ。
シュクル窟は決して無人の岩窟ではない。ハーピーの群れがそこを住処にしている。ある意味、シュクル窟はハーピーの村でもあるのだ。きらきらしたキャンディの原石や氷砂糖は、宝石が好きなハーピーにとっても宝の山なのである。
同じ場所で活動するというのに、カンディト人はハーピーと仲良くやっていた。取り過ぎないように、ハーピーを尊重して行動し、ハーピーもカンディト人の侵入は許す。
その共存を司っていたのが、ハーピーが神と仰ぐ竜アタランテであった。
アタランテはもふもふとした羽毛に覆われた神々しい白い竜であり、例えるならば綿飴細工だろうか。シュクル窟の最奥で暮らす彼女は、自分を慕うハーピーを我が娘のように可愛がっていた。
長く生きたことにより人語も解し、ハーピーだけでなく、カンディト人も心優しき平和を愛する彼女を崇めている。
アタランテの加護により、カンディト人は安全に採掘することができ、ハーピーとも仲良くできていた。
「そんな話がありますか」
アタランテは、唐突に岩窟最奥の寝所に現れた喪服の男を睨めつけた。
「馬鹿なものか。人間というものは欲深いものさ」
男は肩をすくめ、さも残念そうに言ってのける。
「カンディトは気づいたんだ。もっと沢山、キャンディを採掘できれば、もっと儲かるってね」
「そんなことは私が許しません。キャンディは、ハーピーたちのものでもあるのです」
首を横に振るアタランテを、男はせせら笑う。
「それくらい向こうも承知さ。いい顔しときながら結局は、あんたが怖くて邪魔なのさ。だから、あんたを殺してハーピーを排除しようとしている」
アタランテは、愛した人間たちの裏切りを知らされ、悲嘆と驚愕に大いに動揺した。
ぶるぶると震えて、純白の清純なる竜は叫ぶ。
「そんなことが出来ようはずは!」
「ウィンクルムなら、出来るだろう」
男の出した単語に、アタランテは動揺を見せる。
「な……」
「ウィンクルムは正義の味方。いや、人間の味方さ。カンディトが、オーガが居るだの、デミ化しようとしているだの、いろいろ訴えれば、ウィンクルムはあんたを排除、いやハーピーごと此処を無人に変えるくらい、簡単なのさ」
蒼い優しげな目を見開くアタランテに、ガスマスク越しに男は微笑んだ。
「所詮、あんたは竜であって、人間じゃない。炎龍王を知っているだろう。あれも無残にウィンクルムに殺されたんですよ、アタランテ様」
アタランテは、狂う前の炎龍王しか知らない。岩窟の奥底でずっと暮らしていた世間知らずの深窓の令嬢のような竜に、その言葉は真偽を考える余地もないほどのショックを与えた。
「そ、そんな……あの方は立派な……おおお、なんと酷い。なんとむごいことをするのでしょう、ウィンクルムという者達は……恐ろしい。いや、許せぬ、許せぬ……」
ゆるゆると長い首を揺らし、アタランテは憂いに美しい瞳を伏せる。
気遣わしげに男は彼女の羽毛を撫でた。
「ウィンクルムなんて、そんなもんです。ハーピーを守るために、僕も力を貸しましょう」
「ありがとう、ええと」
そういえば彼の名前を知らない、と純粋なアタランテは愛らしく首を傾げる。
「レイヴ、とお呼びください。アタランテ様。僕は、そんな身勝手なウィンクルムや人間を嫌う者です。貴方のお力に成れるよう、全力を尽くしますよ」
にこり、と人好きのする笑みを、担ぎ屋・レイヴはアタランテに向けると、真っ黒な金平糖を差し出した。
「さあ、これをお食べなさい。貴女を守るための力を込めました」
●凶暴化したハーピー
A.R.O.A.にカンディト村から訴えが届いた。
内容は、シュクル窟のハーピーが急に凶暴化して、糖鉱夫が糖鉱に入れないというものだった。
「よくわかりませんが、デミ化しているのかもしれません。でしたら、A.R.O.A.の管轄だと思って」
と訴状には書かれていた。
内容としては、恐れや迷惑よりもハーピーの異変を心配し、慮る気持ちが大きいものであり、カンディト人がどれだけシュクル窟のハーピー達を親愛しているかがよく伝わるものであった。
「調査に行かなくてはいけませんね」
と受け付けた職員は訴状を読みながら、言う。
場所がきな臭いのだ。シュクル窟があるショコランドのブランチ山脈といえば、フラーム神殿がある場所ではないか。
フラーム神殿には、祝祭のため女神ジェンマが祝福の金平糖を撒いたはずだ。
「祝福の金平糖を、悪しき者が触れば、怨嗟の金平糖となって、食べた者を凶暴化させるという報告が届いています……」
何者かが、シュクル窟のハーピーに怨嗟の金平糖を与えているなら、一大事である。
怨嗟の金平糖によって凶暴化した者は、動けなくしてから、神人が救おうという強い意志をもって触れることで元に戻せるはずだが……。
「……あと、とても不穏な目撃情報が来ているんですよね」
職員は、先程目にした別の訴状をもう一度開いた。
フラーム神殿の職員から、ガスマスクに喪服のデミ・ギルティを目撃したという情報が届いているのだ。
その特徴を持つデミ・ギルティを、A.R.O.A.は知っている。
「担ぎ屋・レイヴが関与しているなら、事態は深刻かもしれません」
職員は急ぎ、ウィンクルムに招集をかけるのだった。
解説
●成功条件:シュクル窟の解放
ハーピーやアタランテ、カンディト人の生死は不問
形はどうあれ、カンディト人が再びシュクル窟で採掘が出来るようになれば成功
●予想される敵 必ず登場して敵対するとは限りません。
ハーピー:怨嗟の金平糖によって凶暴化していて、ウィンクルムに対して不審を抱いている
翼を持つ女性の姿をしていて、幼児並の知能はあり、意思疎通は可能
歌や爪で攻撃してくる
シュクル窟の外まで追ってはこない
シュクル窟には、50体ほど生息している模様
アタランテを自分たちの守護神として崇めている
聖窟竜アタランテ:シュクル窟の最奥にいるが詳細不明
真っ白なふわふわした竜であり、人語を解す
非常に強いことは確実
侵入者、特にウィンクルムに強い怒りを燃やしているが、去る者追わず
レイヴ:デミ・ギルティ
アタランテと同等の強さと予想される
羽根傀儡や毒薬での攻撃が想定される(TSのような戦闘方法)
※レイヴ以外はオーガではないので、トランスしなくても戦うことが可能だが、
スキルを使用するにはトランスが必要
●カンディト村
糖鉱の村であり、キャンディや氷砂糖を採掘し、それを加工することで生計を立てている
村人は20人ほどで、ショコランドでは珍しく全て人間
ウィンクルムには協力的だが、全く戦力にはならない
道案内は可能だが、ハーピーの攻撃で死んでしまう可能性が高い
●シュクル窟
岩の洞窟だが、そこかしこに色とりどりのキャンディが埋まっていたり、水晶のような氷砂糖の結晶が生えている糖鉱
幅2メートル、高さ3メートルほどで、身をかがめなくても歩けるが、当然内部は暗い
蟻の巣のように幾重にも分岐しているが、行き止まりは直ぐなので、迷うことは滅多にないはず
糖鉱夫は感覚で内部を覚えているので、カンディト村にシュクル窟の地図はないし、村人は地図を描くことも出来ない
●怨嗟の金平糖
オーガが祝福の金平糖に触れると、黒く染まって怨嗟の金平糖と化す
味は苦いが中毒性がある模様
食べた者を凶暴化させるが、戦闘不能に追い込んでから神人が救おうという気持ちでそっと触れることで元に戻せる
(元に戻すには十分程度必要)
ゲームマスターより
お世話になっております。あき缶でございます。
久々にシリアスで担ぎ屋さん本業にて登場と相成りました。
真剣に難しい話になります。
担ぎ屋・レイヴも、担ぎ屋としての面目躍如といったところですね。
「EX・とても難しい」ですが、みなさまの挑戦をお待ちしております。
戦うつもりなら、ガス欠にご注意を。
しかし、デミ・ギルティとドラゴン相手――五組で正面からぶつかって、勝ち目があるかどうかは、かなり怪しいところです。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
叶(桐華)
移動時は先頭寄り 照明は見えない時のみの使用とし、桐華の周囲はなるべく照らさない 分岐では行き止まりの手前に周囲の石等を積み目印に サン・セシリールを桐華以外の全員にかけておく ハーピーとの戦闘時は増援警戒し、場を離れようとする者優先に攻撃 戦闘不能の状態で凶暴化を解くために触れる 一度に数体いるなら手分けして行う 聖窟竜にはハーピーの救出に来た旨を説明。そのために攻撃してしまうことを謝罪 担ぎ屋が何度も相対したデミ・ギルティであることも明言し、 討伐の必要性があるとすれば彼であることも告げておく 聖窟竜、担ぎ屋いずれかとの戦闘段階でトランス→ハイトランス 聖窟竜と担ぎ屋の間に割り込めるように位置取り 乱舞頼りで攻撃 |
ハティ(ブリンド)
ハーピー、アタランテの説得 事前に住民から話を聞いておきたい トランスせず応戦も被攻撃時 討伐ではなく調査に来た姿勢を示す ※でトランス ◆ハーピー 凶暴化解除優先 攻撃時は過剰にならぬよう注意 ◆聖窟竜 ※凶暴化 応戦しつつ声かけ ◆担ぎ屋 ※説得前に奇襲 リンに対応頼み説得続行 ※説得後は全力で サクリファイスで連戦を支え ハーピー、アタランテを守る ◆説得 変化を気にかけたカンディト人の依頼である事、 デミ化とその原因が外から持ち込まれた事を報告 自分達以外に誰かが訪れなかったか尋ねる カンディト人から聞いた話も糸口に 彼らが信頼した通りの人間である事を伝えたい 言い聞かせるのではなく思い出させる言葉を 貴方が一番知っているだろうから |
羽瀬川 千代(ラセルタ=ブラドッツ)
・怨嗟の金平糖の苦しみから救いたい ・担ぎ屋からハーピー、アタランテを護る ▼道中 ライトで照らす。耳栓は有事のみ 分かれ道で羽ばたきや風を探る 出会い頭デミ・凶暴化の判断として会話試み 盾で防御し態勢を崩す事を主に動く 不必要に傷つけたくない 率先して応急手当と解除に回る 落ち着いた声音を心がけて元気付ける みんな、必ず助けるから 金平糖は甘くてきらきらなのが一番だしね ▼寝所 戦闘時のみトランス 後ろに控えハーピー達を守るように立つ 精霊の合図でサクリファイス ジェンマ様…どうか俺の分までラセルタさんを守って下さい(杖握り アタランテ及びハーピー攻撃されたら身を挺して庇う ▼戦闘後 凶暴化の解除と残った怨嗟の金平糖浄化に努める |
信城いつき(レーゲン)
白い生き物、銃…でも今度は助けるんだ、絶対 準備:手配…耳栓懐中電灯(全員に渡るよう)救急セット 訴状確認や村人にハーピーや聖窟竜の話を聞く 明かりや物音・戦闘は最小限で洞窟内は移動 ハーピー行動不能後は手当しつつ触れて凶暴化解除。必要なら抱えて移動 聖窟竜:裏切りはレイヴの話のみ、実際に村人が何かしたか?を問い、また過去のハーピーと村人の交流を思い出してもらう 彼らの心配や、自分達も元に戻す事が目的と伝える 攻撃不回避時は援護 担ぎ屋:緊急時はオーブ発動でハーピー達を守る 途中でレーゲンの攻撃を援護する…に見せかけて、隙をついて銃で担ぎ屋を攻撃 戦闘後:レーゲンと共に皆の怪我の手当 聖窟竜に再度和解をお願いする |
柳 大樹(クラウディオ)
移動:耳栓して殿。 ライトは足元を照らして光が拡散しないように使う。 肩を叩かれたら消灯。近くの人の肩を叩いて消灯の合図をする。 説明:耳栓外す。 「これ、悪いヤツが触って黒くなった金平糖なんだけど」 「神人が触れば元に戻る」金平糖を手に乗せ、色の変化を見せる。 「黒くなった金平糖は一回でも食べたら凶暴化して、神人が10分くらい触らないと元に戻らないんだ」 治しに来たんだよ。 担ぎ屋が聖窟竜と居たら、できれば説明後に。 「ここの怨嗟の金平糖、原因はあんたかな?」 覚えてないだろうけど。久しぶりだね、担ぎ屋。 戦闘: 確定まで武器に触らない。 ハーピー戦は後衛で奇襲警戒。 聖窟竜か、担ぎ屋戦は前衛。味方攻撃後の硬直を補助。 |
●糖窟彷徨ひ傀儡嗤ふ
一歩足を踏み入れた瞬間から、一気に光が失せる。
ほんのりと外から入ってくる僅かな光で、岩から顔を覗かせる色とりどりの飴がキラリ煌めく。
ひんやりと、しかしなんとなく甘い香りが漂うこの洞窟こそ、シュクル窟。カンディトの人々が生計を立てる糖鉱だ。
カチンと懐中電灯のスイッチを入れる音が、複数響いたのに羽瀬川 千代は気づいた。
(……ハーピーは俺達に気づいたかな……?)
暗い先に目を凝らすも、すぐにたくさんの分岐があり、奥を見通せない。
洞窟だから微かな音でもよく響くが、ハーピーの歌の攻撃を警戒して耳栓をしている柳 大樹とクラウディオには聞こえない。
(弱ったな)
列の最後尾で、大樹はカリと眼帯に爪を立てた。
聖窟竜アタランテに、ウィンクルムの身の潔白とデミギルティの悪事について説明すべく、怨嗟の金平糖を持ってこようと思っていたのだが、手に入らなかったのだ。
確かに今、ショコランドでは怨嗟の金平糖の事件は多発しているものの、この黒い金平糖は、そうゴロゴロと祝福の金平糖よろしく転がっているものではない。
事件解決後に怨嗟の金平糖を没収、保管しているA.R.O.A.に申請もしてみたが、危険物故にウィンクルムであっても持ち出しは許されない。と断られてしまった。
ウィンクルムはまだトランスしていない。光を帯びず、十人が進む。
物音は最小限にするということで、皆何も言わずに黙々と進む。ふんわりと彼らからは桜の香りが漂っていた。叶がかけた、サン・セリシールだ。悪しき者を遠ざける力があるといわれているが……。
電灯は足元だけを照らす。
先は暗いが、桐華が先行して、様子をうかがいながら歩いて行く。何もない分岐には、叶が適当に転がっている石を積んでおいた。
ウゥ……と唸る音がウワンと響いた。
「ハーピー?」
こそりと叶が桐華の耳元で尋ねる。
「だろうな……」
桐華の表情は険しい。洞窟内で共鳴したが故に、出所がわからない。
「耳栓、しようか」
信城いつきが尋ねる。
だが、ラセルタ=ブラドッツは首を横に振った。
「まだ駄目だ。今、聴覚を塞げば、相手に奇襲の隙を与えるに等しい」
「あはは」
気の抜けた笑い声が響いた。
バッと一同は後ろを振り返る。その異様さに、耳栓をしていた大樹とクラウディオも振り返る。
背後にぬうっと喪服のガスマスク男が立っていた。
ウィンクルムは焦る。
まさか、レイヴが此処に出てくるとは。てっきりアタランテのそばにいるのだと思っていた。
トランスするか、否、今してしまってはアタランテまで届かないだろう。
幸い、レイヴは戦闘態勢には入っていない。ただニヤニヤと立っている。
「やぁ、君たちが来たんだね。知ってる顔もいるなー」
呑気にレイヴはそう言った。
「……覚えてないだろうけど。久しぶりだね、担ぎ屋」
大樹が言う。
「あはは、覚えてるってば。お久しぶり……? そうだっけ、あー人間と僕らじゃ時間の感覚が違うんだったなぁ」
小首かしげてレイヴは、言外に己が長命であると述べた。
「で、今日は何しに来たのかなぁ? ドラゴンスレイヤー?」
「…………救えるならば、救う」
ラセルタはレイヴを睨みつけ、言い切った。それを聞いたレイヴは一瞬、馬鹿にしたように凶悪に目を眇め、それから弾かれたように笑い出した。
「アハッ、あっはっはっはっは。そいつは傑作。どこまでも正義のお味方ウィンクルム、いや、さすがさすが。ブレないねえ!」
そして、怒りに満ちた目をウィンクルムにまっすぐ向け、レイヴは吐き捨てた。
「お前たちに救ってもらえる生きとし生けるものは幸福だ!」
レイヴは芝居じみた動きで腕を大きく天に広げてみせ、哀れっぽく鼻を鳴らしてから己を抱きしめるように腕を体に巻きつけ、頭を垂れた。
「だったら僕らも救っておくれよ。なぜだって世界は僕らだけを見捨てていくんだい。嗚呼、お救いくださいませ、ウィンクルム様。慈愛の女神による金平糖の祝福すら許されない、哀れな我等を」
静寂が満ちた。
「生憎だけど」
叶は膠着を忌避するように、口を開く。
「ひどい目に合わされたやつを助けてやるほど、僕はお人好しじゃなくってね」
レイヴは俯いていた顔をちろりと視線だけ叶に向け、にやと笑う。
「ひどいなぁ……僕のおかげでそこのディアボロと仲良くなったんじゃないのかい? まぁいいや。聞いたかい、ひどい目に合わされたなら救わないってさ!」
レイヴが叫ぶなり、四方八方から血走った目をしたハーピーが襲い掛かってくる。
「いつの間に!」
とっさにムーン・アンバー・ガーズを抜いて応戦するブリンドらを、レイヴは嗤う。
「はははは、この洞窟は彼女らの家だよ。地の利は彼女らにあるに決まってるじゃないか……」
デミギルティに全員が注意を注いでいたから、音もなく近寄ってきていた敵に気づけなかった。
対応に大わらわになるウィンクルムの様を、笑いながらレイヴは羽根傀儡に変わって……操り手のいなくなった人形よろしく地面に崩れた。
「カエレ!」
「カエレッ」
口々に叫ぶハーピーの数は五。
ハーピーの止めどない攻撃に、ウィンクルムは耳栓をする暇がない。
「ここまでが、レイヴの作戦だったのかな」
弓を引きながらレーゲンは歯噛みする。どこまでも小狡い男だ。
クラウディオの六翅の琥珀であえなく倒れたハーピーを見て、仲間のハーピーが悲痛な歌を歌う。
大樹は、肩で息をしながら、闇の奥を睨む。
「この歌、なんだかわからないけど。仲間を呼ばれたんなら厄介だね」
「凶暴化を解除する時間、十分を稼げるかどうか……」
襲い来る爪をブランラムハンドで受けながら、ハティは眉をひそめた。
「数が多すぎる。一旦逃げたほうがいい」
陶器製のナイフで二体目のハーピーを沈め、桐華は冷静に言った。
「そうだね、ここで消耗してちゃ、アタランテまで行けないからね」
叶が頷く。
千代は倒れたハーピーを背負った。
「カエセ! カエセ!」
血走った目で仲間のハーピーが喚いて、千代に手を上げる。
陶器でできた盾でハーピーの爪を防ぎながら、千代は辛そうに目を伏せた。
「返したいけど、今は、ダメだよ……」
ラセルタが千代の意図を悟り、彼とハーピーの間に割り込んだ。
「行け!」
「ネエサン、ネエサン! カエセカエセー!」
ハーピーが泣きわめき、ラセルタの髑髏を刻んだ盾に爪を滅茶苦茶に浴びせている音を、千代は痛そうに背中で聞いた。
「ありがとう、ラセルタさん。ごめんね、みんな、必ず助けるから」
千代を見て、いつきもハーピーを背負う。
ぐたりと力が抜けた彼女の体はなかなか重たい。
「行こう」
いつきの力強い意思を感じる声に、レーゲンは微笑んだ。いつきはずいぶん強くなった。
ウィンクルムは桐華の先導で、別の分岐へと移動を始める。
それを背に、
「殿は務めるよ……」
大樹はエムシを構える。クラウディオがその側にピタリとついた。
近づけさせまい、と手裏剣を打つ。
「ギャッ」
と遠くで悲鳴が聞こえた。
「凄いね」
大樹の思わずこぼれた賞賛に、
「シノビだからな」
クラウディオは答えになっていなさそうな返答をよこした。
「さて……ここからは遅滞作戦、か。クロちゃん、でも殺しちゃダメだからね」
耳栓を耳にねじ込む大樹の頬に冷や汗が伝う。
闇から無数の光が見える。此処に住まうハーピーの数は五十だと聞いている。それが全てやってきたならば、いかなクラウディオと大樹でも――。
しかも、今回のパーティーにライフビジョップはいない。
「元来、殿というものは、命賭して行うものだ。おお、なんと美しきかな仲間愛……っ」
今まで黙って崩れ落ちていた羽根傀儡が急に喋り出したのを、ぐしゃり踏み潰し、クラウディオはしかし、淡々と返した。
「……理解している」
●反響し残響し影響するか
戦闘音が小さく長く響いてくる。
「大丈夫かな」
袋小路の入り口で武器を構え、叶は気遣わしげに呟いた。戦ってみた感触としては、凶暴化していてもネイチャーはネイチャー。ハーピーはさほど強い敵ではなかった。
だが、五十もいて、それが全て殺到するならば……。
「加勢に行くか?」
桐華の言葉に、叶は目を伏せて首を横に振った。
「……いや、信じよう。大樹くんの気持ちを尊重したいし」
ここを警戒することが今は大事だ。
奥の少しふくらんだ空間、行き止まりではあるがまるで小部屋のようになっていて、治療にはうってつけだった。
中では、千代といつきが、倒れたハーピーに触れて、怨嗟が祝福に変わるように祈っている。
「俺のサクリファイスが、リン以外にも効けばよかったんだが」
叶の隣でワンドを握るハティが申し訳なさそうに呟く。十分後に戻った時、大樹達が無傷だとは思えない。
「しっかし、あのデミギルティ、あんな芸当も出来たんだな」
ブリンドは眉をひそめた。以前、トラウマの相手に化けた戦闘能力のない羽根傀儡と対峙したことがあったが、先ほどのレイヴに化けた傀儡はその技の応用なのだろうか。
袋小路の入り口をぴったりふさぐように四人は立っていた。袋小路が『袋小路ではなかった』場合、つまり万が一に備えて、ラセルタとレーゲンは、自分のパートナーについている。
「……お願い……」
いつきは、ぴくりともしないハーピーの腕に触れながら、必死に祈っていた。
元に戻る、と聞いてはいたものの試すのは初めてだ。どうなるのか、検討もつかないし、本当に戻るかも分からない。
レーゲンは弓を握りながら、いつきと同じくらいハーピーの回復を祈っていた。ここにまで、戦闘音が聞こえてくる。気は逸るばかりだ。
千代も、ハーピーの額に手を当てて、じっとしている。
気遣わしげに、ラセルタは千代を見る。先程の姉を取り戻そうと必死になる妹ハーピーは、優しい千代の心を抉っただろう。
ただひたすらに祈る十分は、とても永かった……。
ぱちり、とハーピーの瞼が開いた。
「……ココハ?」
ぽつんと呟く彼女を、心底ホッとしたようにいつきは笑んで、覗きこむ。
「よかった! 元に戻ったんだね!」
千代が祈っていた方のハーピーも戻ったらしい、千代が長く深いため息を吐いていた。
「オマエラハ……」
眉をひそめ、ハーピーは痛む体をだましだまし、起き上がろうとする。
いつきがハーピーの背を支えて助けてやった。
だが、ハーピーは眦を厳しくすると、渾身の力でいつきの手を払った。
「ハナセ……ッ! オマエラ、ウィンクルム! ワルイヤツ……ッ」
千代が祈っていた方のハーピーがよろよろと仲間に寄って、庇うようにいつきの前に座り込んだ。キッと彼女もウィンクルムを睨みつけている。
その様子に、千代はショックを受けたように瞳を震わせた。
「そんな……」
怨嗟の金平糖の力に浮かされていた、というだけではないようだ。凶暴さは鳴りを潜めたが、ウィンクルムへの敵意は強い。力がまだ残っていたなら、戦闘続行していただろう。
きっと、担ぎ屋に何やら吹きこまれたアタランテが、彼女たちに何か言ったのだ。ハーピーにとっては、女神や母と仰ぐ聖窟竜の言葉こそが至上である。
「……しばらくここを頼めるか」
後ろのやり取りを聞いていたハティは、叶に尋ねた。
「う、うん。大丈夫だよ」
頷く叶に、ハティは会釈するとブリンドを伴って奥へと向かう。
新手が顔を見せたことで、ハーピーはフーッと怒り狂った猫のような音を立てた。
「カンディトの人が嫌いか」
ハティはそう切り出した。
「今まで上手くやってきたんだろう」
「アイツラ、ダマシテタ」
「お前たちを心配していた」
「オマエラ、ウソツキ。イマモ、キット、ウソツイテル」
不審で凝り固まっているハーピーには、ハティの言葉も届かないのか。ウィンクルムの間に憂う空気が漂った。
その時、コロンとハーピーからこぼれ落ちた黒い金平糖を、ブリンドはひょいと拾い上げた。
怨嗟の金平糖は中毒性があるという。数粒、先に渡されていたらしい。
ハーピーがアッと声を上げる間もなく、
「ハティ」
ブリンドがヒョイと神人に向けて怨嗟の金平糖を投げる。
「カエセ!」
パシリと片手で捕らえたハティにハーピーが飛びかかる。だがハティはうろたえることもなく、ハーピーの目の前でゆっくり握った手を開いて見せてやった。
黒かったはずの金平糖が金色に輝いている。
「?!」
見事な奇術を目の当たりにした幼児のように、ハーピーの目が見開かれる。
「これが本当の金平糖なんだよ」
ブリンドがハーピーに声をかけた。
「黒かったのは、毒だったからだ。今、神人が元に戻した」
「……」
目を見合わせるハーピーらに、ブリンドは口元を緩める。
「食ってみるか? なに、こんなにキラキラしてんのに毒じゃねえよ。……ハティ、毒味」
「……ああ」
ぱくんと口に放り込まれた金平糖の描いた軌跡を、ハーピーらが顔ごと追っていく。
「美味い」
「だろうな」
ハティの呟きに、ブリンドは頷いた。ジェンマが祝福と称してもたらした金平糖だ。まずいわけがない。
「ヤッテ、ヤッテ!」
ハーピーがいそいそと隠し持っていた怨嗟の金平糖をハティに押し付けるように渡してくる。
「いいぞ」
ハティがぐっと握ってやれば、あっという間に漆黒から色とりどりの愛らしい金平糖に変わった。
「そら」
と渡された祝福の金平糖を、ハーピーは急いで口に運び、その美味さに震えた。
「ス、スゴイ!」
美味しいものを食べた、しかもそれが神人のハティによってもたらされたという事実は、ハーピーの心を懐柔した。
「オマエラ、イイヤツ」
「オイシイ、イイヤツ」
美味しい金平糖を食べて癒やされたのだろう、ハーピーの目に温かい光が戻ってきた。
「なあ、俺らアタランテに用事があるんだ。仲間に、道を開けてくれるように言ってくれねえかな」
「……」
「……」
ハーピーはブリンドの要請に困ったように、互いの顔を見合わせた。
そして、疲れ果てている身では凶暴化した仲間を止めようがない、と拙い語彙で、申し訳なさそうに答えた。
「そうか……無茶言って悪かったな」
ブリンドは頷くと、ウィンクルム達に出発を告げた。
弱ったハーピー達に後ろ髪を引かれる思いのいつきと千代に、叶が厳しい声をかける。
「早く。大樹くん達が戻ってこない」
そうだ、殿を引き受けた大樹とクラウディオがまだ戻っていない。
ハッとして神人達は立ち上がった。
「……アタランテサマ、アッチ」
まだ機敏に動けぬハーピーだったが、せめてとばかりに奥を指し示した。
「ありがとう!」
いつきが礼を述べ、今度こそウィンクルムは大樹の元へと馳せた。
●無理無茶無謀ノ結末
「大樹くん!!!」
叶が叫びながら駆け寄る。
ハーピーが死屍累々と横たわる傍ら、壁にもたれかかるようにぐったりと座り込む一組のウィンクルム。
新手のハーピーが大樹に飛びかかろうとするのを桐華が止め、クラウディオに爪を振り落とそうとしたハーピーはレーゲンが撃った。
とどめをさしてやろうと凶悪な歌を歌おうとするハーピーを、ラセルタが仕留める。
「…………大丈夫、だった?」
弱々しく大樹が叶に尋ねる。
「それは、こっちのセリフだよ……。ごめんね、遅くなった」
「気力は、……あるんだけど、ね……」
トランスしていないから、スキルを打つ力は有り余っている。だが。
「体力が……もう、限界、かな…………」
喘ぎ、時折咳き込みながら、大樹は続けた。
「お疲れ様。ハーピーは二人とも元に戻ったよ」
「そっか……こっちも、頑張ったよ……」
ぼろぼろの腕だったが、まだ大樹はしっかりとエムシを握りしめている。いや、納刀するだけの体力がもうないのか。
「まさか、こんなにかかってくるとは、ね……怨嗟の金平糖とやらも、凄いもんだ」
大樹は乾いた笑いを漏らす。
「もう喋らなくていいよ。本当にお疲れ様」
叶は痛そうに大樹の口を止めた。本当は誰にも傷ついてほしくない叶だ。大樹達が引き受け、信じて託した殿だが。こんなに激闘になっているならば、自分も加わっておけばよかった、と悔いて止まぬ。
「立てるか」
ラセルタが、うなだれているクラウディオの前に不遜に立ち、傲岸に声をかけた。
「……ああ」
よろり、とクラウディオは立った。
「大丈夫ですか!?」
千代がその弱々しい姿に驚いて駆け寄る。
「大樹よりは、平気だ」
とクラウディオはゆっくり大地を踏みしめるように大樹に歩み寄ると、ぐったりした彼を背負った。そして、
「行くぞ」
と言うので、
「ちょ……」
叶は驚いて、止めようとする。だが、クラウディオは冷静な目を叶に向けた。
「固まって行動するほうが、ここにいるより安全だ」
「だったら俺が背負うよ。クラウディオはボロボロでしょう」
いつきが申し出る。
逡巡するクラウディオに、いっそ傲岸不遜ともいえる言葉を、ラセルタがかけた。
「いつきの言う通りだな。お前が背負っては全体の速度が落ちる。ハーピーはこれで全てでもないだろう。新手が追ってきた時、お前の両手が塞がっていては戦力にならん」
「……承知した」
反論のしようがなかったクラウディオは、すんなりと大樹をいつきの背に移す。
「…………待って、ハーピーから、怨嗟の金平糖、取って……」
大樹がかすれそうな小声で、頼む。
背負ったことで、大樹の声を聞き取れたいつきが、仲間に伝言する。
ハティが先程ハーピーの信頼を取り戻した過程を見ていたウィンクルムは、大樹の意図がすぐに分かった。
精霊が手分けして、転がるハーピーの体を探って、クラウディオが持ってきた袋いっぱいに、怨嗟の金平糖を詰めてやった。
「金平糖拾うついでに数えたが、さっきの含め、これで四十八体か。残ってても片手で数えるほどだろうな」
ブリンドが言う。
倒れたハーピーを、千代は辛そうに見た。姉を返せと襲い掛かってきた者も、ここにいた。
「……必ず、助けるから」
怨嗟の金平糖から救うには、今は時間がなさすぎる。
大樹達が随分と倒したおかげで、洞窟はシィンと静まり返っていた。
ハーピーが教えてくれた道を、ウィンクルム達は急ぎ進む。いつき達を待つ間に、桐華が作成した地図はそれなりに参考になった。
最奥に聖なる真っ白なドラゴンは居るという。
「ウィンクルム……!」
ひときわ奥まで辿り着いたウィンクルムを、二体のハーピーが迎えた。
まとう雰囲気は凶暴化のそれ。
「近衛兵って感じかな」
叶が呟く。
廊下のように磨き上げられたモザイク飴の床の両端に控えている彼女らは、まるで狛犬だ。
「この奥に、アタランテがいるということだね」
千代が頷く。
「メアテハ、アタランテサマ、カ……!」
「ヨルナ! ヨラバ、コロス!」
グルルと喉を鳴らし、ハーピーはギリリと血走った目を向けてくる。
「通るならば問答無用というわけか」
ラセルタは銃をいつでも抜けるように用意する。
「数を考えれば、こいつらが最後のハーピーだろうな」
桐華も陶器のナイフに手を伸ばす。これからアタランテに対面することもあり、あくまで正当防衛の形をとりたかった。『攻撃は最大の防御なり』とはいうものの、極力先に仕掛けたくはない。
「いつきは、少し離れていて」
レーゲンは、大樹を背負っていることでいつもに比べて身軽さに欠けるいつきを気遣う。
しばし、睨み合う両者。結局先に仕掛けたのは、凶暴化していて理性に乏しいハーピーであった。
暴力的な歌を耳栓で軽減しつつ、隙を突くように突進してくるもうひとりの鋭い爪を桐華のナイフが弾く。
ブリンドの銃が音もなく銃弾を吐き出す。続くクラウディオの手裏剣で、ハーピーが倒れた。
相方が沈んだことで、逆上したハーピーが罵詈雑言を吐きながら、千代に躍りかかる。
途端、千代のイヤーフックである魂の牢獄から悪霊が吹き上がり、ハーピーの悪意を相殺した。
「ウガッ!?」
視界いっぱいに悪霊が迫り、怯んだハーピーをラセルタが撃ち落とす。
護衛のハーピーも倒せた。あとはこのシュクル窟の主だけだ。
「……行こう」
いつきが言い、大樹を背負ったまましっかりとした足取りで、色とりどりのモザイク飴で出来た廊下を進んでいく。彼の意見に反対する者などいない。皆、いつきの後に続く。
●無垢なる令嬢竜に告ぐ
狭い廊下だったが、すぐに広くなった。
洞窟の中とは思えないほどの明るい世界に、ウィンクルム達はクラクラと目眩すら感じる。明るい理由は、この部屋の主が美しく白く自ら輝いているからだった。
とても大きな部屋なのに、アタランテはその部屋をみっちりと詰めるように大きい。
「……綺麗」
呆然といつきは、初めて見る聖窟竜を見上げて呟いた。
白い……。
いつきは自分の腰に下げた得物を見下ろす。イルミナウェルテックスという名の大型拳銃。いつきは、以前自分が愛した白犬を拳銃で撃ち殺した。
あの時は、救えなかった。
(でも今度は助けるんだ、絶対……!!!)
ぐっと決意を込め、いつきはアタランテを見つめる。
そしてその大きな青い瞳の透き通った麗しさに、息を呑んだ。まるで深い森に湧き出る泉のようだ。
(アタランテは、怨嗟の金平糖を食べていないんだ……)
食べていたなら、こんな目ではないはずだ。
「ウィンクルムですね」
アタランテは口を開いた。瞳と同じ透き通った麗しい声だった。彼女の声は例えるならば水琴窟。平素ならばきっと、心癒される音色だろう。だが、今の彼女の声は固い。不審と怒りを秘めている。
「ああ、そうだ」
とブリンドが肯定するが、アタランテは彼に目もくれず、怒りに任せて言葉を継いだ。
「よくも、私の可愛いハーピー達を虐めてくれたものです」
アタランテに、叶が謝りつつも反論する。
「ごめんね。でも、違うんだ。虐めたんじゃない。彼女らを救うにはこうするしかなかった」
「人間は、言葉だけは巧みですね」
「君が話を聞いた、あのレイヴっていうやつはデミ・ギルティだ。担ぎ屋って呼ばれている奴で、僕らは何度も彼とやりあった。あれは邪悪な者だよ」
「レイヴは私を守ってくれる者です。侮辱は許しません」
叶が話す間に、桐華は素早く視線を左右に走らせる。部屋いっぱいにアタランテがいるので、隠れる場所などなさそうだが、レイヴも羽根傀儡も見当たらなかった。
「レイヴの特技は、心を揺さぶることだ」
桐華は視線をアタランテに戻し、言葉を続けた。
「他人を担ぐから、担ぎ屋と呼ばれている」
「お前たちの言葉など信用いたしません。事実お前たちは、カンディトの依頼に応え、このシュクルに土足で踏み込んだ挙句、寝所を守ろうとしたハーピーを尽く打倒したではないですか」
美しい目を鋭くするアタランテに、ラセルタは慇懃に腰を折った。
「侵入した非礼は、心よりお詫びする」
そしてすいと優雅な動作でラセルタは身を起こすと、アタランテを見上げた。
「我々の言葉が信用出来ない気持ちもよく分かる。あの男やウィンクルムの口から聞く話だけが真実ではない。貴女がご自分で見聞きし、思いを感じ、見極めなければ」
「私が、自分で見聞きができれば、どれだけよいか」
アタランテは目を眇めた。
「見て分かる通り、私はもう大きくなりすぎたのです。このシュクルから、いやこの寝所より出ることは、叶いません。故に、私の目は、耳は、全てハーピーに託しております」
つまり、ハーピーが外で見聞きしたことしか、アタランテはわからないのだ。
「なら、ハーピーは、カンディト人の不審を告げたことがあったか?」
ハティはアタランテに尋ねた。
「思い出してくれ、カンディト人は、ハーピーによくしてくれていたはずだ。今回も、急に暴れだしたハーピーを心配して、俺達に調査を依頼してきた」
アタランテはハティの言葉を聞いて、一瞬考えるが、気丈に言い返した。
「あれは、きっとハーピーを懐柔させる演技です」
「そんなことがあるものか。彼らは足るを知る人々だ。シュクルのキャンディを独り占めしようという気はさらさらない。それに、演技なら、何かほころびがあったはずだ。聡明な貴方なら気づいたはずだ」
いつきがハティの言葉を聞き、援護射撃を行う。洞窟に入る前に、訴状も読みこんだし、カンディトの人々にも話をじっくり聞いてきた。
「村の人に何かされた? 全部レイヴの話だけじゃない? 今もとっても皆ハーピーと貴方を心配しているよ!」
「…………」
「ずっと一緒にシュクル窟で仲良くやってきたカンディトの人を信じないで、急に来たレイヴの話を信じるの?!」
いつきの必死の言葉に、アタランテは眉間を寄せた。
「力を貸すと言いながら、彼が何を貴方にしてくれたの?」
レーゲンはアタランテの心が揺さぶられたことに気づき、続けて尋ねた。
「自分で動くことはせずに、ハーピーに黒い金平糖を渡して回っただけじゃない?」
「……」
アタランテは動揺したのか、青い瞳を伏せた。
「本当に助けるつもりなら、今も貴方の横にいるだろうに!」
「うう……」
アタランテはますます眉間の皺を深める。
「うう、揺らぎません。揺らぎませんよ。貴方がたは、あの炎龍王を殺したというではないですか……人間は賢しく卑怯で、人外には冷たい生き物なのだ……」
「ありゃ、俺達じゃない」
ブリンドは炎龍王殺害の罪を否定した。
「俺達じゃ、到底勝てなかった。あれに勝てるのは、オーガぐらいだ。レイヴのような」
「…………」
「俺達が嘘つきか、それともレイヴが嘘つきか、考えてみろ」
ブリンドは言う。オーガが炎龍王を殺し、その罪をウィンクルムになすりつけて、アタランテを騙そうとしている可能性をなぜ考えられないのか、と。
「あの黒い金平糖。あれでしょ」
いつきの背から滑り落ちた大樹が、クラウディオが掲げる怨嗟の金平糖を指差す。
叶が急いで大樹に駆け寄り、いつきと一緒に彼のおぼつかない足を支えてやる。
「怨嗟の金平糖って名前なんだ。悪いヤツが触って黒くなる」
大樹が手を差し伸べるから、クラウディオは彼の掌に一粒金平糖を乗せてやる。
途端に、金平糖がピンクに輝いた。
「!」
驚くアタランテに、大樹は淡々と説明する。
「神人が触れば元に戻る。女神ジェンマがもたらしたものだからね」
「……これは……」
アタランテは目を見張った。否定出来ない優しい気が金平糖から放たれている。あれが悪しきモノだとはどうしても思えない。
「黒くなった金平糖は一回でも食べたら凶暴化して、動けなくさせた上で、神人が触らないと元に戻らないんだ」
大樹は目を眇めた。
「ハーピーを治しに来たんだよ」
「そ、そんな……あれは、力をくれる魔法の金平糖だと……」
うろたえる白龍を、
「うん、力はくれるね。でも、凶暴化して、中毒になって……いつか悪いものになるよ」
大樹はまっすぐ見据えて、宣告するかのような強い口調で言った。
「わ、私はなんてものをハーピーに……!」
アタランテは後悔を滲ませ、悲鳴のように叫んだ。
「大丈夫、ハーピーは俺達が助ける」
大樹が安心させるように強く頷いてみせた。
「俺達はただ、怨嗟の金平糖の苦しみから皆さんを救いたい。それだけで、ここまで来たんです」
千代が言う。
「あああ、ありがとう。そして、疑ってごめんなさい、ウィンクルムよ……」
アタランテは大きな目に涙を浮かべ、どうかハーピーを助けてくれと頭を垂れた。
●純白羽竜と漆黒鴉、そして絆の二人
パチパチパチとやる気のない拍手が、ウィンクルムの背から聞こえてきた。
「はいはい、おめでとう。君たちの心尽くしの説得で、無垢なる龍は真実に気づいた。やっぱ、純粋すぎる奴はダメだな、まるで振り子だ。染めてもすぐに染め直されやがる」
ガスマスクの喪服男――レイヴだ。
ラセルタが眉を寄せ、怒りを込めてレイヴに銃口を向ける。
「……随分と酷い嘘を吐いてくれたな?」
おー怖い、と心にもないことを呟き、レイヴは首をすくめた。
「おいおいおい、お前らも嘘ついたじゃないか。さっき僕に『ひどい目に合わされたなら救わない』と言ったのに、そこの眼帯君とフードのマキナをボコボコにされときながら、まだハーピーを救うと抜かす。ええ? 朝令暮改か!? 褒められたもんじゃないねえ」
「お前ら『も』……? レイヴ! 私に嘘をついていたのですか!」
「あはははは、まるで物語に出てくるヒロインのような幼気さですね、アタランテ」
ガスマスクの奥の瞳を嫌悪に染め、レイヴはアタランテを睨んだ。
「僕ぁ、あんたみたいないい子ちゃんが堕ちるのは好きだが、いい子ちゃんが持ち直して正義のヒロインの椅子に座っちまうのは大っ嫌いだ」
「炎龍王を殺したのは」
「ああ、誓ってそれは僕じゃない。僕よりもっと強いオーガだ。そもそも、あの妖怪トカゲはもはやオーガだったよ。長年、負の感情に漬けられてねぇ。ああ、哀れ哀れよのう」
アタランテの目が怒りに燃えるのを、レイヴは面白そうに見やる。
「今回、私達を担いで彼女との相打ちを狙っていたのかい?」
レーゲンの硬い声に、レイヴは肩をすくめる。
「ん? いやいや、相打ちってお前。腐ってもアタランテ様は長命竜、お前ら十人が掛かったって倒せるものか。あんまアタランテ様ナメんなよ」
そして、レイヴは目を三日月形に歪める。
「ヴェロニカ様の楽しい遊びを僕もアンタでやってみたかったんだけど、なかなか上手くいきませんもので。いやはや……やっぱりヴェロニカ様は凄いねえ」
「どこまでも私を愚弄して……!」
アタランテが怒り心頭で口を開く。
「ああもうやっぱいいや、殴ろう桐華。一発殴り飛ばさないと気が済まないや色々。……おいで、遊ぼう」
叶が言い、桐華の頬に口を寄せ、そして手の甲にも唇を落とす。二人を聖なる光が包む。
殺到する二人を認めた、レイヴは瞳孔を開き、凶悪に叫ぶ。
「あはは! 死にたがり、僕に殺されたいのか! おいおい、本当に死因が僕でいいのかい? よかないだろう!? お前の死因はそこのディアボロじゃなきゃああ!」
瞬時に彼を守るように現れた鏡に、桐華と叶が映るなり、二人は『自分に反撃された』。
「はい、残念。また『おいで、遊ぼう』よ。ま、僕の玩具になってもらうだけだけどさ」
軽視できないダメージを負う二人を、睥睨し、レイヴはゆっくり背を向ける。鏡はレイヴを守るように立ちはだかり続ける。
「くそっ」
ブリンドが銃を抜き、レーゲンが弓に矢をつがえるも、ハティに止められた。
「やめろ、鏡があるかぎり弾き返される」
悔しげに二人は武器を下ろした。いたずらに傷を負う訳にはいかない。
「許しません……! どいてください、ウィンクルム!」
アタランテが息を吸い込み、まばゆい光のブレスを放つ。
だが、レイヴは意に介さない。
トランスしていない者による攻撃は、オーガに何の影響も与えないのだ。そしてレイヴは悠々とシュクル窟を出て行った。
「うう、く、私はなんと無力か……。一矢も報いることすら出来ぬとは……」
悔し泣きに身を伏せるアタランテに、ハーピーが二体飛び込んできて縋り付く。
先程、千代達が救ったハーピーだ。
「アタランテサマ! アタランテサマ、ドウシタノ!」
「ウィンクルムニ、ナニカサレタノ!?」
アタランテはゆるゆると頭を振って、泣く。
「いいえ、いいえ、違うのです……、彼らは悪くないのですよ……。私は騙されていたのです……。……お前たち、ウィンクルム、そしてカンディトの村人達、物を知らぬ私を許して下さい……。特にお前たちには悪しきものを与えてしまって、本当になんと詫びれば……」
「アタランテサマ……ナカナイデ……」
「ワタシ、モウ、ダイジョウブヨ。ウィンクルム、タスケテクレタ」
ふわふわの羽毛にハーピーが顔をすり寄せる。
「お願いします、ウィンクルムよ……。この子たちのように、他の子も救ってあげてください」
深く清らかな泉のごとき美しい瞳から、水晶のような綺麗な涙を流し、アタランテはウィンクルムに懇願する。
「それはもちろん」
もとよりそのつもりで来たのだから、と千代は微笑んで頷いた。
「ありがとう……せめて、癒やさせてください。せめてもの償いです」
アタランテはバサリと翼を振るう。きらきらと輝きながらふわふわの白い羽毛が、ウィンクルムに降る。
不思議な事に、羽毛が触れたところから傷が治り、体力が戻っていく。
すっかり万全になったウィンクルムは、彼女の願いに応えるべく洞窟を戻り始めた。
もう、いつきの肩を借りずともしっかりと立てるようになった大樹は、戻る前に振り向いて、アタランテに最後の質問をした。
「そういや、どうして怨嗟の金平糖を食べていなかったの?」
アタランテは、当然のことだとばかりに答えた。
「私は頂いたものは、なんでもハーピーに与えます。カンディトの人から捧げられる供物も、いつも、ハーピーに食べさせ、残ったものを私が食べるのです」
怨嗟の金平糖は中毒性がある。我も我もとハーピーが取り合って、アタランテの取り分が無くなってしまったのだそうだ。
なるほど、と納得する大樹の横で、いつきは遠慮がちに訊いてみる。
「ねえ、今度は、ここに、遊びに来てもいいかな? その……貴方のふわふわした体に触ってみたいんだ」
「私のことを許してくれるのですね。勿論、いつでもいらっしゃい。……ふふ、触るのは今でもいいんですよ?」
アタランテは慈母のごとき笑顔で頷き、嬉しそうに答えるのだった。
依頼結果:成功
MVP:
名前:信城いつき 呼び名:いつき |
名前:レーゲン 呼び名:レーゲン |
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | あき缶 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 男性のみ |
エピソードジャンル | 冒険 |
エピソードタイプ | EX |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | とても難しい |
参加費 | 1,500ハートコイン |
参加人数 | 5 / 4 ~ 5 |
報酬 | 多い |
リリース日 | 02月15日 |
出発日 | 02月26日 00:00 |
予定納品日 | 03月07日 |
参加者
会議室
-
2016/02/25-23:59
-
2016/02/25-23:24
まとめ等、有難う御座います、あまり顔を出せず申し訳ありません。
プランは先ほど提出してきました。
明かりについてはマグナライトを所持しているので其方も持っていく予定です。
俺は後方でハーピーさん達への手出しを警戒。
ハイトランスしない分をジェンマで補う形になりそうです。
ラセルタさんは前線に居る人達の援護中心に動く想定でお願いしています。 -
2016/02/25-22:46
ほいっと、僕も一応こんな感じで提出してます。
アクションプラン】
移動時は先頭寄り
照明は見えない時のみの使用とし、桐華の周囲はなるべく照らさない
分岐では行き止まりの手前に周囲の石等を積み目印に
サン・セシリールを桐華以外の全員にかけておく
ハーピーとの戦闘時は増援警戒し、場を離れようとする者優先に攻撃
戦闘不能の状態で凶暴化を解くために触れる
一度に数体いるなら手分けして行う
聖窟竜にはハーピーの救出に来た旨を説明。そのために攻撃してしまうことを謝罪
担ぎ屋が何度も相対したデミ・ギルティであることも明言し、
討伐の必要性があるとすれば彼であることも告げておく
聖窟竜、担ぎ屋いずれかとの戦闘段階でトランス→ハイトランス
聖窟竜と担ぎ屋の間に割り込めるように位置取り
乱舞頼りで攻撃
ウィッシュプラン】
筆記具を持参
移動時は先頭にて気配を探りつつ進行
分岐では大まかな地形把握の後消灯し先行視察
敵の居ない道を選んで進むようにする
ハーピーとの戦闘は一度に3体までを目安にし、それ以上居る時は迂回を試みる
戦闘時は耳栓装備の上応戦
援軍警戒・行動補佐を主とし、過剰攻撃を回避
道は記憶しておき、ハーピーの凶暴化解除中に簡易の地図を作る
聖窟竜とは可能な限り戦闘は避ける
説得中は担ぎ屋を警戒し、言葉を挟むようなら敵が心理攻撃をよく行うことを明らかにしておく
攻撃の素振り見せれば即座に接近できるように身構え
トランス後ハイトランス
聖窟竜が凶暴化していなければ狙いは担ぎ屋
レクイエム→オスティナートで早々にダメージを重ねる -
2016/02/25-22:04
叶、まとめありがとう。その内容でプラン書いたよ
手配は「耳栓懐中電灯(全員に渡るよう)、救急セット」で書いてる
俺の行動はほぼ【22】で書いた内容。
レーゲンはガン・アサルトの援護、ワイルドショットの攻撃を使い分ける感じで攻撃予定
羽根傀儡はカウンターに備えて近距離組より先に攻撃するつもり
レイヴは他のエピで精神的ダメージ羽根傀儡や毒ガスっぽいボールを使ったりして技多いし
攻撃参考になってるTSはカウンター技もあるんで、念のためね。
あと、洞窟内で気配を感じたら小声と懐中電灯の点滅で合図入れてみた
声と光なら、耳栓の使用前後どちらの場合でも伝わると思うんで
何かあれば、まだ訂正きくから言ってね。 -
2016/02/25-20:21
……(早速誤字を発見していそいそ書き直す)
-
2016/02/25-20:07
時間も時間なので仮提出したものの報告を。大体原文。
そして移動中のことにほぼ触れられていない…マッピング助かる。
今のところ耳栓は有事にという形で書いてはいるが、合図などあれば組み込みたいところ>懐中電灯
同行願うのとは別に進路にハーピーを近づけないよう協力してもらえるか入れてみてる。
何体相手することになるかわからないので可能ならという形で。
・ハティ
ハーピー、アタランテの説得
事前に住民から話を聞いておきたい
トランスせず応戦も被攻撃時
討伐ではなく調査に来た姿勢を示す
※でトランス
◆ハーピー
凶暴化解除優先
攻撃時は過剰にならぬよう注意
◆聖窟竜
※凶暴化
応戦しつつ声かけ
◆担ぎ屋
※説得前に奇襲
リンに対応頼み説得続行
※説得後は全力で
サクリファイスで連戦を支え
ハーピー、アタランテを守る
◆説得
変化を気にかけたカンディト人の依頼である事
デミ化とその原因が外から持ち込まれた事を報告
自分達以外に誰かが訪れなかったか尋ねる
カンディト人から聞いた話も糸口に
彼らが信頼していた通りの人間であることを伝えたい
・ブリンド
有事のみ耳栓、鉢合わせを警戒
攻撃を担い説得や解除に当たる面子の盾となるよう動く
戦闘外ではハーピー、聖窟王含め負傷者の手当て
トランス後はファストガンで即時対応
突破はダブルシューターで阻止
止まらなければ間に割って入る
◆接触
担ぎ屋に紹介される前に自己紹介、隠し立てはしない
◆ハーピー
神人に金平糖に触れさせ元の輝きと毒であった事をわかりやすく伝える
頼めそうなら進路に同族を近づけないよう協力願う
◆聖窟竜
炎龍王の経緯、ウィンクルムでは届かなかった事を伝える
担ぎ屋との戦闘を通しあの男なら可能かもしれないと注意喚起
◆担ぎ屋
気を逸らすための挑発も交え化けの皮を剥がす -
2016/02/25-19:01
もう出発だねぇ。色々詰めてしまおー。
いつき君は持ち物類の申請ありがとね。お任せしちゃう。僕も一応所持はしておきたいです(挙手
確認も兼ねてもう一回
移動】
先頭桐華、殿クラウディオ
ハーピーとの遭遇(戦闘)は極力避ける
戦闘したハーピーは戦闘不能の上で凶暴化の解除を行う
応急手当を施し、可能であればアタランテの元まで案内してもらえるよう依頼(説得)
トランスなし
ハーピー戦対応のため耳栓準備
あと、桐華さんには道を記憶してもらう予定。僕も多少マーキングしてこうかなと。
凶暴化の解除に時間かかるし、その間に今までの道を軽くマッピングしてもらえば、
ハーピーが案内できない状態でも多少は迷子回避できるかなって
アタランテ】
未トランス状態で説得
金平糖が変化するところを見せて、訪れた理由の説明
ハーピーの凶暴化を解除したい旨の説明
(可能なら解除済みのハーピーにも説得に加わってもらいたい)
凶暴化したハーピーの増援が懸念
犠牲ゼロで済ませたいし、出来れば大人しくしててもらいたいんだよね…
アタランテとの戦闘が回避不可なら、その時点でトランスでいいよね
全員同時のトランスが無理なら多少時間稼ぐよ。後衛組を優先したい
担ぎ屋】
出来れば殴りたいがアタランテと同時戦闘は避けたい
アタランテやハーピーへの手出しを警戒
戦法とか考えて無いけど、とりあえずガンガン行こうぜで良いよね。
羽根傀儡がどんな種類で来るかなー。
回復系>後衛>前衛で火力の高い順くらいのざっくりとした優先度つけとけばいいかな -
2016/02/25-01:07
ブリンド:
おー、よろしくな。
装備変更これからかもしんねーけど、戦闘音について。俺の方はたぶんラセルタと同じ武器になると思う。
歯車式で銃声がしねーってやつだな。
威力優先するか弾数優先するかでスキルはまだ悩んでる。
リアルにやりそうで会う前からうっとーしい>殺す気満々だぞー
つーのは置いておいてもトランスのタイミングは了解。
懐中電灯は俺もハティも装備していける。
・アタランテ
羽瀬川は炎龍王の経緯あんがと。ダークニスの名前まで出すつもりはねえんだが、ギルティが殺った事自体PL情報なのか気になって。ググったんだがよーわからんかったんだよな。
話を持ち出されたらそこんとこは否定して構わねえだろうか。
担ぎ屋のやつがどこまで知ってるのかわからんが、担ぎ屋との戦闘を通して「あいつなら可能かもしれないけど」ぐらいは言ってやろーかと思ってる。
意趣返しってわけじゃねえが、あいつを近くに置くことに危機感もってもらえりゃいいなと。
・ハーピー
耳栓したまま説明にも入れんだろうし、集まってきたら落ち着くまでは相手することになんだろなー。
複数解除すんなら手分けするのがスムーズそうだし、俺が攻撃してハティは解除してって分担してこーかと思ってる。
信城は申請と移動補助の申し出あんがとな。
俺は手当てのこと書いとくわ。持ち込めるもんは少ないと思うが、少しは役に立てるかもしれねえ(医学3薬学1)
金平糖に関しては担ぎ屋が相手じゃないが、ハーピーに持ち込んだやつがいてアタランテが危ないかもしれないことと、自分達の他に誰か立ち入らなかったか、合わせて触れてみよーかと考えてるな。 -
2016/02/24-22:48
>耳栓
じゃあ、好意に甘えて。いつきくん申請頼んでもいいかな。
>懐中電灯
耳栓してたら声聞こえないけど、どういうタイミングで明り消すとかある?
他の生き物の気配感じたら、明り消して隠れる感じなのかな。
そうだったら、後ろから何か来そうなら近くの人の肩でも叩いて合図するけど。 -
2016/02/24-21:58
三銃士……なんか格好いいね(レーゲンの方を見てにこにこ)
ハティもブリンドもよろしくね。
>準備
大樹が言ってくれてたけど、耳栓、
ハーピーの応急手当用に救急セットも手配するつもりだったんで、俺まとめてしようか?
後、懐中電灯手配必要な人いる?いるなら一緒に手配するよ
>ハーピー
トランスせずに行くの了解。
ハーピーを元に戻すのに十分ぐらい触れてないといけないけど、
他に希望がなければ、俺やっていい?
今回俺がもっていくのが銃だから、(発砲音の問題から)ここでは役に立てそうにないんで……。
戦闘不能状態になってるから、場合によっては抱えての移動が必要かなって考えてる
>アタランテ
A.R.O.A.に依頼が来たときの訴状を見たりして(可能なら出発前にカンディト人に話を聞いて)心配してる事とかを伝えたいな。
……どうしてもの時は戦う事も頭にいれておくけどね。
>担ぎ屋
今回、俺の武器は「イルミナウェルテックス」(邪悪度によって威力変動)の予定
担ぎ屋相手なら、結構ダメージ与えられると思うし。ガス欠の心配もないんで。
その代わり、羽根傀儡やアタランテとの戦いには弱いと思うんで(ハイトランスはしてるので、全くダメージ与えられないって事はないとは思うけど)倒すより、援護的な動きになりそう
魔守のオーブももっていくので、もし担ぎ屋が攻撃してもそれでハーピー守ろうと思ってる
レーゲンの方はもうちょっと考える…… -
2016/02/24-21:29
5組揃ったね。ハティくん達もよろしく。
>怨嗟の金平糖の説明、治し方
言い出しっぺだし、聞く耳持ってなくて順番が前後するかも知れないけど。
ハーピーにも聖窟竜にも俺から説明するよ。
>担ぎ屋
聖窟竜のところに辿り着いた時に居るんだったら。
「ここにある怨嗟の金平糖の原因はあんたかな?」って水向けてみようと思うけど。
いいかな?
止めた方が良かったら言ってね。
>懐中電灯
一応、マグナライト持ってるから持ってく。
クロちゃんは、シノビで夜目利くから持ってかない。
>耳栓
文字数削減の為にも俺の方でまとめて申請しようと思う。
>ハーピー
最終的に全部解除として。
行きは速さ重視って事だね。了解。
そういえば聖窟竜を神として崇めてるんだっけ。
聖窟竜のところで戦いになったら、凶暴化したままのハーピーが増援に来そうな気も。
うーん。考えるとキリがないなあ。(頭を掻く
>戦闘
行きは殿につくから、後ろから襲われない限りは後衛のつもり。
聖窟竜とレイヴの時は、俺が前衛でクロちゃんが後衛かなあ。
後は、[15]で言った内容で動く予定。
自分のやろうと思ってる事、だだーっと書いたけど。
変な事言ってたら遠慮なく突っ込んでねー。 -
2016/02/24-02:48
…三銃士と聞いて俄然楽しそうな御仁が後ろに(ちらと精霊の方を見た)
人数が揃って何よりです、改めて宜しくお願いしますね。
・ハーピー
アタランテさんを説得する為にもトランスせず対処する方向で賛成です。
戦闘時の音もなるべく響かないようにできたら尚良し、でしょうか。
確かに全員は厳しくても、奥へ行くまでに出会うハーピーさんは
可能な限り解除できれば御の字かな、と思います。
・アタランテ
炎龍王は何度か分身と相対しましたが、直接会う事は無かったように思います。
確か負の感情からデミ・オーガになってしまった…という経緯だったかと。
・担ぎ屋
彼との戦闘は被害がアタランテさん達やシュクル窟そのものに影響が出ないかが心配です。
柳さんやブリンドさんの仰っていたように攻撃目標を変えてきたり、とか。
撒いた毒薬で糖鉱が駄目になる、とか…此方は俺の想像ですが。
・トランス
今の所、通常トランスとサクリファイスの組み合わせを予定しています。
勿論、作戦次第で変更も可能です。 -
2016/02/23-23:23
千代さんたちにハティ君たちも宜しくー!わぁい!五人で行けるのがすっごく嬉しい!
よろしくねよろしくねー!三銃士ばっちこい!
ていうか大樹君もブリンドさんも挙げてくれてるように担ぎ屋さんがアタランテ狙う可能性もありすぎるくらいあるし、
ガンナーたくさんいるのはむしろ心強いなって思う僕です。
ハーピー】
耳栓は有効活用していきたいよね。
全員解除してる時間は流石にないだろうなぁ。
アタランテの方から動いてくる可能性もあるし、あんまり戦闘しまくりすぎて
ハーピーの悲鳴でも聞こえちゃったら怒り倍増しちゃいそうだし。
ただ、最終的には全員解除させていきたいとも思うし、その旨を告げるってのは賛成。
アタランテ】
担ぎ屋さんが近くにいて最初から姿見せてる感じだったら、トランス状態で乗り込むのもまずいかな?
トランスしてるぞー、殺す気満々だぞー!って言ってきそう。
の、で。ハーピー戦ではなるべくトランス無しで行って、説得メインで頑張りたい、かな。
トランスしてないとスキル使えないだけで極端に弱体化するってほどでもないし、
戦闘が避けられないって解ってからのトランスでもいいと思う。 -
2016/02/23-23:07
…初っ端柳さんとかぶってしまった。すまない。
そんなわけで担ぎ屋のことは個人的にあり得ない話でもないと思ってる。
そしてアトランテと連呼してるがアタランテの間違いだな。重ねてすまん。 -
2016/02/23-22:51
ブリンド:
すまん三銃士になった。ラスト、ハティとプレガンのブリンドだ。よっしく。
アトランテの説得優先って方向でいーんかな?
・ハーピー
んーと戦闘不能までは追い込む必要があんだよな。全員ボコボコはさすがに保護者のアトランテが放っとかねえ気がする。
最奥に引っ込んでるとはいえ、外まで追ってこないってだけで移動しねえわけじゃねえだろうしなー。
だがその場で全員は無理でも、解除して回る(回りたい)旨は話しときてえな。
あとは俺達の他に見ねえ顔のやつが入らなかったかも聞いとこーと思う。まあ担ぎ屋のことなんだが。
・アトランテ
金平糖と担ぎ屋にフィルターかけられちまった状態だと思ってた。そうか食ってるとも限らねえのか。
自分で食ってもねーもんをハーピーに食わせっかなと思ったんだが担ぎ屋がアトランテより先にハーピーに食わちまってたのかもしれねえな。
炎龍王なあ…封印石壊しに出掛けたことはあってもそれ以前の話は正直詳しくは知らねえんだよな。ダークニスが殺ったのは覚えてるが。
・担ぎ屋
ぼっちでいるのに飽きたんかねぇ。つってもあいつが利用する以外の感情をアトランテに持ってるとは考え難いな。
ウィンクルム憎しで動いてる感じだし、状況が悪くなったらこっちによりダメージ与える方法に切り替えてくるかもしれん。
具体的には同行願ったハーピーやアトランテに(凶暴化を解くために消耗させた状態だとすれば)トドメ刺しにこねえかとかそういう。
・トランス
ハイトランスできる面子が揃ってるみてーだし、念のため俺らは通常トランスとサクリファイスで行こうかと考えてる。
ハティは解除と説得優先で、担ぎ屋の野郎のことは多分俺(ウィッシュ)の方で書くことになると思う。 -
2016/02/23-22:23
千代さん達もよろしくー。
迷ったけど、クロちゃんのスキルは
・朧月(回避)
・双葉弐式(遠距離攻撃)
・遁甲(防御)
で行って貰うつもり。
遁甲は使用中攻撃できないけど、防御上がるからさ。
何かあったときの壁役にと思って。
無いとは思うけど、もし聖窟竜と戦うことになって戦闘不能にしたときに。
レイヴがいたら、戦闘不能になった聖窟竜攻撃されるの怖いんだよね。
そんな状況なきゃいいんだけど、その時まだクロちゃん動けたら聖窟竜護って貰おうと思って。
俺も盾持ってくけどさ。
>聖窟竜、担ぎ屋
どっちも戦闘になったらハイトランス・ジェミニをしようと思ってる。
まだ一時間も維持できないけど。 -
2016/02/23-07:31
千代とラセルタ来た!これで出発できるね!どうぞよろしくっ
>アタランテと金平糖
【10】の叶の発言、言われてみれば
(メタ発言になるけど)アタランテだけ攻撃に関する情報がないね。
そして、怒りを燃やしているけど、去れば見逃す程度の冷静さはある。
彼女的にはシュクル窟から人間を追い出せれば、それで良さそうな気もするんだよね……
食べてないのなら、交渉次第では戦闘回避できるかもしれないね。
金平糖食べてたら、凶暴化してそうだから見た目で判断できそうな気がするけど、
逆に食べてない場合、冷静に話ができるなら、食べてない…とか推測から判断するとかかな
説得が可能なら、できるなら戦闘避けて担ぎ屋とがっつり戦いたい心境。
カンディト人がハーピー達を心配している事とかをうまく伝えられたらいいんだけど……
>担ぎ屋ぶん殴り
……実は最初【2】の挨拶時に「腹の立つ相手」の前に”一撃たたき込みたい”と書いてたぐらい、レーゲンもぶん殴りたい相手だって言ってるよ
ただアタランテと戦うのなら、担ぎ屋との連戦は難しそうなので避けた方が良いのかなと先走ってた、ごめん。
>作戦名「がんがんいこうぜ!」
戦闘になった場合、それでいくよ。
全力で行くことしか、俺できないからね。頑張る。
>星見之水晶球
なくても大丈夫と思うよ。はぐれた時に役に立つかも、ぐらいに考えての発言だったんで… -
2016/02/23-00:14
こんばんは、羽瀬川千代とパートナーのラセルタさんです。
依頼に顔を出すのは久し振りな気がするけれど…少しでも力になれたらと。
どうぞ、宜しくお願いします。
過去の依頼と、まとめて頂いている内容も含めて
もう少し目を通してから改めて発言しに来ますね。 -
2016/02/22-21:55
内容被ってないしセーフセーフ。問題無し。
そんで叶はまとめありがとね。わかりやすくなったよ。
いつきくん達も叶達も改めてよろしくー。(右手をひらっと振る
>怨嗟の金平糖使った交渉
叶が言ってくれたのが一つと。
後はハーピーとかが全然こっちの話聞いてくれなくて。
でも、怨嗟の金平糖に中毒作用から反応するんだったらさ。
それを餌に「話聞いてくれたらあげるけど?」的な事ができないかなー、って。
そのやり方がやり方だから逆上するかも?っていうね。
あんま良いやり方じゃないだろうし。
金平糖使うなら叶が説明してくれたヤツの方がいいな、って今は思ってるとこ。
>星見之水晶球
固まって行くなら別に必要ないんじゃないかなあ?
ばらけて進むなら必要かも知れないけど。 -
2016/02/22-20:59
かぶったー!
けど内容まで被らなかった?セーフ??
んとんと、戦闘無しで説得出来そうなら武器を構えないでってのはありだと思う。
金平糖食べてるかどうかは見た目で判断できるのかな?
ハーピーに、アタランテは食べたのかを事前に聞けたらいいかもしんないね。
と、んーと、ちょっと前に大樹君が言ってた、「怨嗟の金平糖を交渉に使う」?ってのは、
個人的には、怨嗟の金平糖を持って行って、神人パワーで祝福の金平糖に変えるところを見せて、
オーガの影響でこうなっちゃったのをハーピーが食べてしまってるのをどうにかしたくて来たんだ
っていうのならありかなー?って思ってるんだけど、そんな解釈しても良かった?
星見之水晶球はあった方がいいですか…僕一応一つ持ってるけど…
現状のコーデが戦闘重視過ぎて、今回どれくらい戦闘のつもりでいるかによってはちょっと持てない、かも。かも…。 -
2016/02/22-20:49
わぉ。大樹君だいらっしゃーい!よろしくねー!
えーと、そういえば僕、アタランテは金平糖食べてるって思ってたけど、明言はされてないっぽいし、食べてないかも?
だとしたら、なおのことハーピーを連れて行って、一緒に説得してもらいたいなぁ。
あとねー、あと、ねー……
僕、担ぎ屋さんぶん殴りたぁい☆
ので、割りと積極的に攻撃していきたいと思ってたや。えへ(笑ってごまかした
そっかー、僕らがアタランテとやりあってるのを茶々入れながら見てる可能性もちょっとあるのか。
一応現状こんな感じかな?ってメモメモ
★はどうしよっかなーな部分って認識だよ
1:シュクル窟の探索
ハーピーとの戦闘はできるだけ避ける&戦闘不能時点で凶暴化を解除したい
ハーピーに道案内を依頼できたら理想
★時間を掛けたくないがトランスは温存すべき?
2:アタランテと対峙
ハーピーと一緒に説得できたら◎
金平糖を食べている状態なら戦闘不能にした上で解除の必要あり
★(戦闘必須なら)戦闘時の対処
3:担ぎ屋どうする?
★静観するならアタランテと決着がつくまでは手を出さない?
★アタランテに勝てるかどうかで賭けをしないか交渉してみる?
★戦闘時の対処
担ぎ屋さんに関しては全体的にまだ決まってない感じだよねぇ。
ていうか彼とは戦闘メインになりそうだから、面子揃わないと方向性も決めらんないぞ!
すっごい前のめりな面子な気がするんだけど作戦名「がんがんいこうぜ!」でいいのかな!? -
2016/02/22-20:47
まあ、戦いわないで済むなら戦わないで解決にしたいところだよね。
最初は武器構えないで説得に徹した方がいいのかな。
いきなり武器構えたら「倒しに来たんだ」って余計刺激しそうな気もするし。
戦うにしても、金平糖と凶暴化と治し方は説明したいけど。
聞いてくれるかどうか……。
一度戦闘不能にしなきゃいけないのがなあ。(頭を掻く
やっぱ叶の言うように、聖窟竜を説得する場合はハーピー連れてくのがいいかも?
ああ、そういや思ったんだけど。
聖窟竜のいる最奥に行く前にハーピー全部凶暴化解除って手もありかな、って。
時間かかるだろうし。あんまり現実的じゃないかも知れないけど。
ハーピーを正気に戻した後なら、聖窟竜が耳貸してくれたりしないかなあ。(溜息 -
2016/02/22-00:38
大樹とクラウディオだ!二人ともよろしくね
>対レイヴ
元に戻すまで大人しく見てる必要ないよね、確かに。
……過去の報告書見ると、彼のいう「遊び」に勝ったら素直に引いたようだから
彼に勝負を持ちかけて、勝って手をひかせるとかできないかな?
(例えば「アタランテと戦って、俺たちが彼女を元に戻せたら俺たちの勝ち」みたいな感じで)
どう話をもっていくかはまだ思いつかないけど……
とりあえず思いついたこと書いてみた。 -
2016/02/21-17:28
ん。なんとなく把握。
案内頼むなら、正気に戻した後のハーピーで。
聖窟竜のところまではなるべく戦闘を避けて進む、と。
なら、道中は俺とクロちゃんが殿につこうか。
ハーピーが後ろから来ないとも限らないし。
聖窟竜のところには担ぎ屋のレイヴもいる可能性が高いんだっけ?
居る場合、あいつが聖窟竜を戦闘不能するまで大人しく見てるとも思えないけど。
どうしたもんかな。
そういえば『怨嗟の金平糖』は中毒性があるらしいね。
中毒ってあたり、上手くハーピーか聖窟竜を相手に交渉かなんかで使えないかな。
まあ、逆上させる可能性もあるけど。
使う場合は、神人が触ると祝福の金平糖に戻るみたいだし。
精霊が持つことになるから。使う時はクロちゃんに巾着にでも入れて持って貰うよ。
後は。
俺らも、トランスは聖窟竜と戦闘確定になった時にするつもり。 -
2016/02/21-11:48
はい、こんにちはー。
柳大樹とクラウディオ。この依頼に参加させて貰うよ。
ひとまずは挨拶だけ。
後でまた来るね。 -
2016/02/20-01:00
【移動】
あ、なるほど。村人じゃなくて元に戻ったハーピーに道案内をお願いするってことだね。
それいいと思う!もともとは友好的だし意思疎通は可能らしいし。
アタランテや他のハーピーを助けたいって言ったら協力してくれないかな
(レーゲンが医療レベル3、俺が1を持ってるから、ある程度手当はできるよ)
ハーピーの所は、叶が言うように50も0も無理だと思うので
ハーピーを避けつつ移動して、避けられない時だけ戦闘にしたら結果的に少数になると思うよ
俺としては、ここはできるだけトランスせず力を温存しておきたいところ
(トランスすると、ハーピーを倒してしまったり全身が光って目立つっていうのもあるしね)
あと使えそうなアイテムで星見之水晶球あるけど、近くの人しか表示しないから
使う場合ははぐれた人を探すというより、自分達がはぐれた場合の使用になりそう
トレジャー回すけど出ないんだ……(しくしく)
オーガナノーカの代わりなら
矢で他の場所を撃ち音をたてて、そっちにおびき寄せるっていう手は以前使ったことある
これならちょっと遠くでも音は立てられるし、ハーピーをかわす一つの手段として使えるかも
【戦闘】
ハーピーって”「歌」や爪で攻撃”ってあるね。
耳栓も事前に用意しておいた方がいいかな。
気配を感じたら装着して……緊急時はライトを点滅させるとかして意思疎通はかるとか
アタランテも金平糖たべてるんだっけ…説得だけって訳にはいかないか…
俺もここでハイトランスするつもり
レーゲンは音が響かないように弓でいくつもり、対空補正も付くしね。 -
2016/02/19-02:31
いつき君とレーゲンさんはよろしくねー。
ちょこちょこでもお話してけたらいいね。頑張ろがんばろー。
【移動】
懐中電灯系の明かりが、つけたり消したりしやすくて良さそうかなぁ
ハーピーとの戦闘をどの程度避けたいかで、道の選び方は変わってくるかな?
オーガナノーカは、暗がりだとあんまり効果なさそうだし、自力で道を確かめてくほうが良いかな
んで、分岐の手前で桐華さんにちょっと先を見てもらえたらいいかな?って思ってるよ。
暗がりに紛れる仕様が基本装備になってる状態だし、殺気感知も少しは役に立つと思う。
後は気休めに使えるかな?ってのが、悪しきものを遠ざける力が有るっていうサン・セリシール…なんだけど…
元々ギルティガルテンの調査用ーって感じだし、効果が期待できるかどうかは未知数かなぁ。
ホント、気休めにこんなのもあるよー、ぐらいにしかならないね。
あとは…村人に道案内を依頼する気は僕もないね。
出来るなら、ハーピーの方だと思う。
ただ、戦闘不能に追い込んだ上で神人が接触しないと怨嗟の金平糖の効果が切れないから、
戦闘はどうしても避けられないし、面子によっては案内を頼むどころじゃなくなるかな、ってのが問題点。
【戦闘】
最低限戦わなきゃならなさ気なのがアタランテかなって思ってる。金平糖効果の解除のためにもね
後は、移動のところでも上げた、ハーピー。
50体全部相手するのは無理だし、逆に全部を避けるのも無理なんじゃないかなって思うんだよね…
出来れば1~3体程度を相手するのに収めたいのが個人的な考え。
道案内を頼むことが出来る状態なら、戦闘避けることも可能かもだし、理想、ってとこかなぁ。
ハーピーを連れて行けたら、アタランテの説得もしやすくないかなぁ、と思ってるんで、
やっぱり数体とは戦って、手当しておきたい、かな。
具体的な戦闘手段は、最低限出発出来る人数揃ってからのほうがいいかなって思うし、今はちょっと控えるね。
トランスもハイトランスも使うつもりだけど…ハイトランスはアタランテ戦のみにしたいかなぁ。
移動に時間はかかるだろうから、ガス欠になったら大変だし。
あと僕遠距離武器持たない主義だからばりばり前衛で働くよ。
一先ずそんなとーこーろ。 -
2016/02/18-22:28
とりあえずシュクル窟
・内部は暗い
・幅2メートル、高さ3メートル
・幾重にも分岐しているが、行き止まりは直ぐなので、迷うことは滅多にない
・シュクル窟の地図はない
まず懐中電灯は必須だね
分岐が多いから、ハーピーが近くにいる時 見つからないように身を隠したりできるかもしれないけど、
見つかって逃げる時はすぐ行き止まりに追い詰められそうだね
俺としては、村人達の事を考えると道案内を依頼するのは避けたいな。
そうなると自力での探索になるけど…地道に道を見て行く位しか今のところ思いつかないなぁ -
2016/02/18-22:23
こんばんは、信城いつきと相棒のレーゲンだよ
久しぶりの戦闘がらみ(になるかもしれない)依頼参加になるけど、頑張る。
叶も桐華もよろしくね!
レーゲン:
担ぎ屋ね……色々腹の立つ相手ではあるけど(眉間にしわ)
今はハーピーやアタランテ達の方が優先だね。
まだ考えはまとまってないだけど、こちらも思いついたことあげていくよ
これから参加のみんなもよろしく -
2016/02/18-00:22
よーいしょっと。はろはろ、叶と愉快な桐華さんだよ。
担ぎ屋さんが関わってるとなったら動かずにはいられないーというわけで飛び込ませてもらってまーす。
出発日がかーなーり先だからまぁ、じわっと最終的に人が揃ったら嬉しいなーくらいの気持ちで。
その間は、思いついたことをぽんぽん挙げていくつもり。
ツッコミ大歓迎だから、今後増えてく方々もどうぞよしなにって先にいっておくね!