プロローグ
ショコランドの小人の女の子、リネッテは、バレンタインに向けて、いつもよりワンサイズ大きなチョコレートケーキを作る事にしました。
お相手は幼なじみの小人のルーです。
コーティングジャムにあんずジャムとちょっぴりブランデーも使ったしっかり濃厚なプロ並みのチョコレートケーキです。
幼なじみのルーは、リネッテには優しいのですがなかなか気持ちに気がついてもらえていません。
リネッテは数年前からバレンタインには手作りのケーキを作ってアピールしているのですが、勇気ある一言が言えずに、いつまでもじれったい関係が続いているのです。
「今年こそは、このケーキを手渡して、告白するのよ」
いじらしい決意を何度も固めながら、リネッテはそう口に出して自分を奮い立てようとします。
リネッテはショコランドのケーキ屋の娘でもあり、あなたは去年から何度かこのケーキ屋を訪れていますので、リネッテの気持ちもケーキの事も知っています。今日もたまたまケーキを買いに訪れたところ、リネッテが奥でチョコケーキを前に何度も告白の練習をしているところを目撃しました。
「きゃあっ!? み、見ましたね! 聞きましたね!! わ、私……!!」
「いいから、いいから。気にしないで。今年こそ告白を成功させるんでしょ? 私なら応援してるよ!」
あなたはウィンクルムの相方と一緒に笑ってリネッテを勇気づけました。リネッテは赤面しながらも喜んでいるようです。そうして、奥から小人サイズにしては大きなチョコレートケーキを運んで持ってきました。
「これ、変じゃないかしら……? ルーがこれをもらったときに、へたくそって思ったりしない?」
あなたがのぞき込んでみると、そのチョコレートケーキは、スイートチョコレートやココアパウダーを練り込んだ記事にあんずジャムとブランデーが隠し味に入っているザッハトルテで、粉砂糖でハートの飾りをされていました。
「いいと思うよ~素敵じゃない!」
「これなら確実にルーをゲット出来るな!」
あなたと相方は口々に褒め称えてリネッテを元気づけようとします。
リネッテもほっとした顔になり、自信を持って告白しようという気持ちになったようです。
そのとき、どこからともなく魔法の呪文が聞こえ始めました。何事かとあなたたちウィンクルムとリネッテが顔を見合わせた途端、かっと光が飛び散って、世界が暗転しました。
次に目覚めた時に、あなたたちはショコランドの大地の上にいる--と思いましたが、何だか空気が違います。足下がチョコレート生地になっています。それからやけに大きな砂糖の塊があちこちに転がっています。
「???」
ここはどこかと思ったウィンクルム立ちのうえにいきなり緑色の蔓が現れました。巨大な触手の怪物のように、蔓はあなたたちに容赦なく襲いかかってきます!
びっくりして何が何だか分からないまま、緑色の蔓から逃げ回るあなたたち。そこに小さな角を持つ小人が現れたかと思うと、飛びかかってきて、あなたのスカートをめくりました!!
「ケケケ、厄介なウィンクルムも、小さくしてしまえばこっちのもんさ!」
解説
【解説】
小型化して、ザッハトルテの上で、ケーキを食べながら、黴と小人オーガと戦う事になります。
・緑色の蔓(黴)
蔓の正体は黴です。手作りですので防腐剤を入れていなかったのです。小人オーガの魔法により、黴が厄介な触手のように伸びては襲いかかってきます。ケーキ全体に侵食しながら増殖していきます。
・小人オーガ
名前はトニです。本来は普通の小人サイズですが、魔法によりウィンクルムと同じく小型化してチョコケーキの中に入っています。趣味はセクハラ。黴を操ってウィンクルムを攻撃してきます。また本人も、非常に素早く、二本ナイフで攻撃してきます。
★ トニを倒せば黴は魔法が解けて普通の安全な菌糸に戻ります。植物ですので弱点は火です。
★ トニは黴を操り、魔法でケーキの中に隠れながら移動します。神出鬼没でどこから襲ってくるかは分かりません。
★ トニを探すために、ウィンクルムでケーキを食べながら移動してください。ただ武器で掘り返してもいいですが、出来るだけケーキを無駄にせず食べてください。
★ トニは隠れても、女性にセクハラしたくてすぐに出てきます。そこを狙ってもOKですが、スカートをめくったり胸や脚を触られたり、服を斬られたりしてしまいます。
★ トニの他人を小さくする魔法は、自分も同じように小さくならなければかけられません。そのため、トニも小型化した後はウィンクルムとの大きさの比率は変わってません。トニは小型化してもウィンクルムから見てミニマムな小人です。
ケーキをたっぷり食べながらオーガと触手を倒すプランになります。よろしくお願いします!
ゲームマスターより
チョコケーキをおなかいっぱい食べられるアドベンチャーエピソードになります。ですが食べ過ぎには要注意ですね。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
リチェルカーレ(シリウス)
一生懸命作ったケーキにこんなことするなんて、ひどい! 早くなんとかしなくっちゃ 早めにトランス トニへの囮役 スカートをたくし上げ太ももが見えるよう縛る 小動物だと思えば恥ずかしくないわ 基本蔦対応 リネッテがいれば彼女の護衛 蔦やトニが彼女に近づいたら庇う リネッテ不在なら劣勢な方に加勢 なるべく遮蔽物のない場所を選んで立つ 他の神人と連携 死角をなるべくなくす 向かってくる蔦はできるだけ根元から切るよう トニが自分にきたら輝白砂を試す うまくいったら周りに知らせ攻撃 不発だったらシリウスの方へ弾き飛ばすように 戦闘後リネッテに ケーキを壊してごめんなさいと謝罪 作り直すのなら お手伝いさせて ルーさんに気持ち 伝えるんでしょう? |
ガートルード・フレイム(レオン・フラガラッハ)
すまんレオン、2月5日の誕生日は覚えていたんだが… バレンタインに今まで縁がなかったものでな… せめて依頼でチョコを堪能してくれ… ■作戦 最初にトランス レオンの死角に回り 蔦の動きを観察して彼に報告 砂糖の塊を蔦に投げつけて威嚇(スポーツ4) 色気はあまりないので心配ないと思うが トニがもし来たらマグナライトで急に照らす 多少の目潰しになるかも トニを発見したら大声で皆に伝える 素早くトニの背後に回り込み、退路を断って味方の攻撃をサポート 加勢の必要あればハイトランスジェミニ ■その後 リネッテさんにはただ優しく微笑んで背中をぽん 君なら必ずできるから、と レオンには 「久々にお前が戦っているところを見た 格好良かったぞ」 |
シャルティ(グルナ・カリエンテ)
開幕時にトランス …あんたケーキ食べれる? 大丈夫? って聞いてる? まあ別に無理しないでも私食べれるしあまり気にしないで …心配してるのにあんたはなんでそう、一言多いのよ。殴るわよ 触りたければ触ればって感じね。その代わりただじゃ帰さないわ。まあ…捕まえられるかは別として なにか、言った? …? そう 自分の言葉がどこも変だと感じてない 行動 最初にオ・トーリ・デコイを小人を誘き寄せるのに使用 「とりあえずは使えそうなものは使うしかないわ。さて、どこから来るかしら…?」 敵がどこから来るかケーキ食べつつ見張る リネッテさんが、その場にいるなら対応は他の神人に任せる 主にルーチェフルスタで蔓を倒すのに専念 必要時サクリファイス |
秋野 空(ジュニール カステルブランチ)
開始トランス 精霊と共に応戦 トニのセクハラに気付き精霊に囁く あなたはあなたの、私は私の為すべきことを 女の子の気持ちを踏みにじる行為も セクハラも許せない 怒りで冷静になる方なのかも? リネッテを庇いつつ蔓へ応戦 積極的にトニの囮になる 上下左右と足元へも警戒 触るなら武器を降ろすはず 出てきたトニに …触ってみます、か? 屈んで胸元を強調、恥ずかしそうに誘い 足止めを試みる でも、タダでいい思いはさせません アプローチⅡ成功後 引き続きリネッテの守護と蔓へ応戦 コンプレックスの胸が役立ち、良かったような…微妙な気分 改めて自分の様子を見て、羞恥に震える …ありがとうございます すみません、心配を掛けました ケーキ食べ えぇ、本当に… |
藤城 月織(イリオン ダーク)
本当にケーキ? ちょっと食べる なにコレ、美味しっ!(目を輝かせ ・…来るぞと精霊に急かされトランス ・最初は精霊と一緒に行動 ・戦力にならない分、せめて周りを警戒 ・他のみんなとは離れないように注意する 誘き寄せになるかわかりませんが、一応ミニスカートですし、が、頑張ります! (平らな胸を気にしつつ) ・トニの誘き出し成功後は、蔓への応戦 リネッテさんの告白が成功しますように 見届けたいけれど……邪魔しちゃいけませんから 今度こっそり結果を教えてくださいね (バレンタインか……いいなぁ) すっごく美味しかったので、リネッテさんところのケーキ屋さんで、チョコケーキを買って帰りたいです イリオンさんも食べますよね! |
気がついた時、ウィンクルムたちは小型化してリネッテのチョコケーキの中に閉じ込められていた。あたりは魔法で突入した時の衝撃だろうか、ケーキの中に小さな広場のような穴が出来ており、そこに合計十人のウィンクルムが呆然と立ち尽くしている。リネッテはいない。どうやらトニの魔法に巻き込まれなかったらしい。
「本当にケーキ??」
藤城月織は、そのあたりのケーキを手で掘って食べてみた。
「なにコレ、美味しっ!」
目を輝かせて、月織は更にケーキを頬張ろうとした。
「おい、いい加減にしろ」
それを月織の精霊のイリオン・ダークが諫める。
その月織たちを余所に、シャルティと精霊のグルナ・カリエンテがトランスを行う。
シャルティと精霊のグルナ・カリエンテは小声で何か話している。
「すまんレオン、2月5日の誕生日は覚えていたんだが……バレンタインに今まで縁がなかったものでな……せめて依頼でチョコを堪能してくれ……」
ガートルードは精霊のレオン・フラガラッハに苦笑いしながらそう謝った。
(バレンタインを彼女にすっぽかされるとか……)
レオンはがっくりした。
「くそー、やけ食いしてやる!」
レオンは悔しさに拳を強く握りしめた。
「一生懸命作ったケーキにこんなことするなんて、ひどい! 早くなんとかしなくっちゃ」
リチェルカーレは珍しく怒りを感じているようだ。その隣でシリウスはいつも通りなのか、それとも怒っているのか、不機嫌な表情で無口である。
秋野空は、精霊のジュニール・カステルブランチとともにいち早くトランス状態に入った。
--Im here to celebrate you--
「女の子の気持ちを踏みにじる行為もセクハラも許せない」
空は、怒りのあまり逆に冷静になりつつあった。
続けてガートルードも精霊とトランスを行った。
バトルコーディネートとなったレオンは片手斧「ガルメニオン」で次々とあたりのケーキの壁を切断し、ブロック状にしていった。
衝撃力と高周波、切れ味の鋭いガルメニオンの太刀筋によりケーキはどれも掌大のカステラのようになっていく。それを他の神人や精霊が食べる。
甘い物が苦手ではないレオンは自分も時折手を休めて口の中にケーキを放り込みながら甘い壁を斬り、トニの行方を捜す。
ガートルードもトニの視覚を見渡しながら、あたりを這い回る魔法の蔓の様子を観察した。蔓は天上から壁の半ばを覆い、触手のようにうねりながらウィンクルムたちを狙っている。
一本の蔓が蛇のように頭をもたげ、ウィンクルムの方へ飛びかかった。
やにわにガートルードは近くの砂糖の塊を掴み、力いっぱい投げつけた。蔓は空中で折られて元に戻る。ガートルードはスポーツが得意で、運動神経は相当にいい方なのだ。
「ふう……」
そうため息をついた瞬間、ガートルードの脚に何かがへばりついた。
「へ?」
「ヒヒヒ、ピンクのオーバーニー……!」
小人のトニがガートルードの足甲忍装束「冬影」の太ももに頬ずりをしている。瞬間移動していつの間にか彼女の足下に出現したのだ。ガートルードの敏捷な運動神経も、トニの瞬間移動には反応出来なかった。
「ガーティに何すんだっ! このセクハラ小人!!」
当然レオンが怒って斧で叩き斬ろうとすると、トニは瞬間移動して逃げてしまった。
「セ、セクハラ……」
神人たちは、今見たトニの行動により、彼の特徴を知った。ケーキの壁の中を自由自在に瞬間移動ですり抜けるトニに対しては、自分の体を囮に使うのが最も有効であると。
精霊たちは精霊たちで何とも気まずい沈黙に落ちてしまう。
羞恥と嫌悪感のために俯いてしまう神人の中、空は一人、きっと顔を上げると広場の中央の方へ歩いていった。蔓に対して油断なく片手剣「主を選びし炎」を掲げつつ、上下左右を見渡す。
すぐにトニが瞬間移動して空の左斜め前に現れた。
空は彼の方を向き直る。
(触るなら武器を降ろすはず……)
空は自分も武器を下ろして屈み、鎧の胸元を強調するポーズを取った。
「さ、触ってみます……か?」
演技ではなく恥ずかしさに頬が赤く染まっている。それを見て、精霊のジュニールは目を見開き驚愕する。空がそんな行動を取るなんて。
「……おおきなおっぱぁーーい!!」
空の胸はFに近いE。それに向かって、トニは二本のナイフを振り回して猛烈な勢いで突進していった。触る前にまず服を切り裂く気である。
それを見て、ジュニールは空の行動の意味を理解した。
問答無用でジョブスキル「アプローチII」を発動。
気合のオーラを放ち、周囲の存在を自分に引きつける。オーラに接触した対象は、無視することが出来なくなる。
トニは突進する方向をぐるりとジュニールの方角に変えざるを得なかった。
トニの突進をジュニールは盾「弱き者の守護者」で受け止める。
その状況を見ながらの、シャルティとその精霊グルナの会話はこうだった。
「……あんたケーキ食べれる? 大丈夫?」
シャルティはクールな調子で精霊を気遣った。
「セクハラ小人か……また変つーか、厄介だな……」
「って聞いてる?」
「……ん? ああ、聞いてる。とことんぶちのめせばいーんだろ? あ? ……あー、食える。多分」
「まあ別に無理しないでも私食べれるしあまり気にしないで」
「……あんまし食うと太るぜ? 油断大敵、だろ? シャルティ」
「……心配してるのにあんたはなんでそう、一言多いのよ。殴るわよ」
「にしても小人変態なのか……お前も気をつけろよ?」
「触りたければ触ればって感じね。その代わりただじゃ帰さないわ。まあ……捕まえられるかは別として」
「……物騒な発想……。ひっでえなそれ……」
「なにか、言った?」
「べっつになんも言ってねぇって」
「……? そう」
そうこうしているうちに戦闘開始。二人はトランスする。シャルティは、「オ・トーリ・デコイ」を呼び出した。
グルナは、ジュニールの盾の影から飛び出した。
ハードブレイカーの剛腕から日本刀「百虎」の攻撃が放たれる。ジュニールが注意を惹きつける中、トニに対して容赦のない攻撃を浴びせるグルナ。
「……男はいらないんだぜぇえーっ!!」
グルナの刃から逃れたトニが、神人たちの方へ向かおうとすると、シャルティのデコイが立ちふさがる。
「……来るぞ」
イリオンに促され、月織もトランスに入る。
プレストガンナーのイリオンは、片手銃「HS・バイパー45口径オートマチック」をまっすぐに構えてトニに向かう。
そのイリオンから離れない位置で月織は敵の動きをよく見極めようとする。
トニは、シャルティのオ・トーリ・デコイを振り切り、月織の方へものすごい勢いで走り寄って行った。
「ちっぱいミニスカァアアア!!」
イリオンがこめかみに青筋を立てて銃をぶっ放す。
(ち、ちっぱいって……気にしているのに……)
月織は気持ち悪いのと恥ずかしいので身をすくめる。
銃をかいくぐってめげずに走り寄ってくるトニに、イリオンが蹴りを入れる。するとトニは痛みの声を上げて、瞬間移動をしてかき消えた。
「どこへ逃げたっ!?」
かなり苛立ちながら精霊たちがトニを探す。月織もケーキの壁や天井を見回した。
「……蔓が!!」
月の叫びに、精霊たちが上方の蔓を見上げる。
トニの魔力に操られて、蔓が波打ち、それぞれ蛇のような動きで神人たちに襲いかかり始めた。
「……ちっ」
イリオンは月織を狙うように迫り来る、触手のような蔓たちに向けて続けざまに銃を撃つ。
それでも天井いっぱいに蔓は広がっていき、壁を伝って降り、月織を背後から絡め取ろうとした。
「……負けませんっ!」
月織は護身用小刀「ライラック」をふるって応戦する。
瞬間移動してケーキの壁のいずこかに、トニは消えた。レオンが斧でケーキをがんがん削っていくが、簡単には見つかりそうもない。トニはどこからか蔓を操って神人たちを絡め取ろうとしている。リチェルカーレたちも既にトランスして応戦していた。
襲いかかってくる蔓たちにシリウスはウェルテックス・ギアのオーバードライブを使用して応戦する。「風の音楽」。
それからテンペストダンサーのジョブスキルを華やかに駆使していく。次々と四方八方から来る蔓に対し、アナリーゼで手数を エトワールで回避を上げてオスティナートで攻撃。正に完全無比な闘いの舞踊だ。
リチェルカーレは、ウェルテックス・スーツの裾をつまんでたくし上げた。そして太ももを見えるように縛り上げる。
「小動物だと思えば恥ずかしくないわ」
彼女の勇気ある行動に他の神人は尊敬の目を見せる。
だが、シリウスは
「どれだけサービスするつもりだ」
そう、ぼそりと呟いた。
案の定、死角の壁から早速トニが飛び出してくる。
「ちちしりふとももーーっ!!」
途端に、シリウスの武器「Wウェルテックスソード」が閃いた。
突進してくるトニを叩き落としたかと思うと、シリウスはこれ以上無いぐらい冷ややかな瞳でトニを睨みすえる。
「……気安く触るな」
口元にだけ薄い笑み。それが余計に彼が怒っている事を知らしめる。
そこで、レオンが反応した。
叩き落とされたトニに向かい、ロイヤルナイトのジョブスキル「アプローチII」を放つ。
レオンの気合いのオーラに対してトニは否応なしに引き寄せられる。
トニが二本のナイフを両手に握り、くるくると独楽のように回転しながらレオンに斬りかかっていく。
レオンは盾「パヴィス」を前に出してナイフの攻撃は防御。
そのトニに向かい、盾の影からマグナライトが突き出された。ガートルードが先程の仕返しとばかりに目くらましに使ったのだ。
「うわっ……!!」
突然の光線にトニがのけぞる。ケーキの中なのであたりは薄暗闇であり、強力な光は充分にダメージとなった。レオンがガルメニオンで追撃しようとする。しかしトニはまた独楽のようにころころ転がりながらかわした。
「畜生! 男なんかこれで十分だ!」
「レオン! 蔓が!!」
ガートルードが蔓の動きをレオンに報告する。
四方八方から迫りくる蔓。
そこでレオンはジョブスキルを発動させる。
「フォトンサークル」。自分自身を中心周囲円形5mに聖域を造り出し、中に入った味方の防御力を上昇。
レオンばかりではなく周囲の神人や精霊たちも、聖域の力に守られ、襲いかかってくる蔓の攻撃を弾き返した。
呆然とするトニ。その背後にガートルードが回り込む。
「退路は断ったよ、このセクハラ小人!」
やぶれかぶれになってトニは蔓を呼び集めガートルードを襲わせる。
それをレオンの「イージスの盾」が防ぐ。
レオンが「アプローチII」を使っていられなくなったのを見て、同じロイヤルナイトのジュニールが「アプローチII」を発動する。
トニが再びナイフで襲いかかってくる。
それをジュニールは盾を巧みに利用してかわしていく。
トニは自分もナイフで攻撃しながら、蔓を操り神人や精霊を襲わせる。更に自分の援護もさせる。
それでもジュニールは「アプローチII」を使い、トニの注意を自分に向けさせる。
次第に疲れと苛立ちで動きが大ぶりになっていくトニ。
「今です!!」
ジュニールの声を聞いて、シリウスとグルナが同時に動く。
シリウスは「アナリーゼ」で華麗なステップを踏みながら攻撃回数を上げ、更に「オスティナート」で高速に--ほぼ二人に分身したような動きで対の踊りの攻撃を繰り出す。
グルナは「インプロージョン」で体内のエネルギーを限界まで貯める。それからトニの遙か頭上にジャンプして「スパイラルクロー」。
二人のアタッカーがジョブスキルを駆使して攻撃。それもジュニールが優秀な盾だからこそだ。
しかしトニは、そこで瞬間移動を行った。ごくわずかの距離だった。なんとジュニールの盾の内側に瞬間移動し、ナイフで彼の胴を切りつける。
悲鳴を上げる神人たち。傷つき倒れるジュニール。
「大丈夫です、これぐらい……!」
しかしすぐにジュニールは無理に身を起こして余裕の笑みを浮かべようとする。空は何も言わずに彼に横から抱きついた。夢中だった。
--サクリファイス--
ジュニールの受けたダメージを自分も引き受ける空。特別な愛しい存在が相手だから、自己犠牲が出来る。ジュニールの傷が癒えていく。
「セクハラでちょこまかうるさい上に妙なところ頭いいのか。最悪だな……」
スパイラルアローをかわされたグルナは苛立ちを増して毒づいている。一方、シャルティはルーチェフルスタで神人に襲い来る蔓を振り払っている。
「次は当てればいいでしょ。文句を言わずに働きなさいよ!」
シャルティはアヒル特務隊「オ・トーリ・デコイ」を使い、壁際に逃げているトニを更に追い詰めようとする。
トニは瞬間移動を使って逃げようとするが息切れをしている。
以前のように長距離を逃げるには、疲れが溜まっていてうまく行かないらしい。
「本当にチョロチョロしてるわね……」
それでもなかなか捕まえられないトニにシャルティもイラっとしている。それにしても小人とアヒルの追いかけっこは見た目だけは可愛らしくほのぼのしていた。
やがて、オ・トーリ・デコイがトニを壁の隅まで追い詰めた。
「よーし、そこを動くなよっ!!」
グルナは再び、ジョブスキルを発動。
「インプロージョン」で体内のエネルギーを限界値まで貯めていく。
「速くしなさいよ。こっちは押さえてるんだから」
シャルティはクールな口調のままである。
「食らえっ!!」
グルナは再び「スパイラルアロー」を放つ。天井近くまでジャンプをしながらトニの頭上から日本刀「百虎」で斬りかかった。
斬撃は今度こそ、トニをとらえる衝撃があった。一刀両断とはいかなくても大ダメージのはずだ。
(やったか!?)
しかし、攻撃を受けた後、トニはまたしても瞬間移動で消えた。
(トニは一体どこへ……!?)
天井や壁から襲ってくる蔓を小剣で切り払いながら、月織は周囲を窺う。
だが、トニはケーキの壁の中に隠れてしまったらしく、見つけるところが出来ない。
不意に蔓の動きが変わった。他の神人たちを襲っていた蔓が方向を変換したと思うと、一斉に月織に襲いかかってくる。
「えええっ!?」
仰天する月織。一瞬、動きが止まった隙に、蔓たちは月織の手足をがんじがらめに縛り上げてしまった。
月織は、剣で切り裂こうとするが、間接まで縛られてうまくいかない。
「ちょ、ちょっと……何これえっ!?」
そのまま月織は天井の蔓に引っ張り上げられ、空中高く持ち上がりぶら下げられてしまった。それでは、抵抗することも出来ない。
「月織!」
触手のような蔓に巻き取られた月織を見て、レオンたちも硬直する。空中では彼らの武器も届かない。
「……うへへ、ミニスカがいいアングルだぜ!」
ケーキの床の中から声が聞こえる。どうやらトニは床に隠れてミニスカートを下から見ているらしい。
「……ふざけるな!」
イリオンは低く恫喝の声を放ち、片手銃を撃ち放つ。つり上げている蔓に命中。
二発、三発と当てるごとに蔓は切断されて、月織は無防備な姿のままケーキの床に向かって落下する。
その地点にイリオンは駆け寄り、見事、月織を抱き留めた。
「ふんわり笑顔にいやされたーいっ!!」
次にトニが狙ったのはリチェルカーレだった。
懲りずにセクハラしようと、いきなり彼女の前に出現。
ウェルテックススーツの彼女の胸に飛びついた。
突然の出来事にリチェルカーレは硬直してしまう。
「……気安く触るなと言ったはずだ!!」
激怒したシリウスが珍しく表情を崩してトニの後頭部を剣で思い切り叩く。
叩き落とされるトニ。
「あ、ありがとうシリウス……」
シリウスの怒り具合に戸惑いながら礼を言うリチェルカーレ。するとシリウスは普段の無口無表情に戻ってしまった。
無言のまま、シリウスは双剣Wウェルテックスソードで完璧な構えを取り、トニの方に向かって行く。
「チョロチョロと遊び回るのもここまでだ」
シリウスがジョブスキルを使う。
--アナリーゼ--
高度に洗練されたステップを踏み、一定確率で攻撃回数を上昇。
--エトワール--
流れるような剣舞の美しさで回避をアップ。
--オスティナート--
高速攻撃で2分身。分身が対象の舞踊で攻撃。
ただでさえ手数の多いテンペストダンサー。その速度と回避が極限まで高められた舞の攻撃が二重攻撃となってトニの小さな体を完膚なきまで切り裂いた。
先にグルナたちから受けていた傷も相まって、トニは今度こそ戦闘不能となった。
「あーくっそ…マジ厄介なヤツ…。ああ、全員無事か?」
ケーキの中から解放されて、リネッテのケーキ屋に戻った後、まずグルナがそう言った。
特にトニのナイフ攻撃を受けたジュニールを見ると、彼は空のサクリファイスのためにかなり回復しているようだった。
自分の着ていた上着をそっと空の体にかける。
「…もうあんな無茶はしないでください。ソラのこのような姿を、人目に晒したくはありませんから」
空は少し困ったような顔だが喜んでいる。
(何より俺自身、目の毒ですし……)
ジュニールはそう思っているが口には出せない。
そこにリネッテが皆をねぎらうケーキを持ってきたので、ジュニールはそれを空の口に放り込んだ。
「でもお疲れ様でした。リネッテさんの告白が成功するといいですね」
「ええ本当に……」
空はリネッテの気持ちを踏みにじる行動を怒っていた。当然、リネッテが立ち直れるかも気にしている。
「……他人の事を気にかけられるなら、大丈夫だな」
グルナは安心してシャルティを振り返りそう言った。
「ええ、そうね。みんな無事で何よりだわ」
シャルティもほっとしている。
皆に気にかけてもらって悲しそうな顔をしていたリネッテも微笑んだ。
そのリネッテの背中をガートルードがぽんと叩く。
「君なら必ず出来るから」
ガートルードの励ましに、リネッテの顔に明るさが戻る。
それからガートルードはレオンの方に向かった。
「久々にお前が戦っているところを見た。格好良かったぞ」
「白々しいなお前。……貸しにしといてやる。この借りはいつか返せよ」
それからレオンは元のケーキの黴の部分を切り取って、皆に食べないように言った。
「リネッテちゃん、ケーキはすっごく美味しかったぜ!」
その上でリネッテへの気遣い(?)も忘れない。
「ケーキを壊してごめんなさい……」
そこでリチェルカーレが本当にすまなそうにリネッテに謝罪をした。
リネッテは戸惑っている。
「作り直すのなら、お手伝いさせて。ルーさんに気持ち、伝えるんでしょう?」
そのリチェルカーレに向かい、眉間に皺を寄せたシリウスが寄ってきた。
「足隠せ」
元々不機嫌だが、もっと不機嫌である。何を怒ってるのかと不思議に思いながら、リチェルカーレはスーツの裾を下ろして足を隠した。
「リネッテさん、諦めちゃダメよ」
リチェルカーレは真剣な顔で善意で申し出る。ケーキの騒動が起こったのは昼過ぎだったので、まだケーキを焼く時間はあった。バレンタイン当日である。リネッテはリチェルカーレの力も借りてケーキをまた焼く事にした。
(リネッテさんの告白が成功しますように。見届けたいけれど……邪魔しちゃいけませんから。今度こっそり結果を教えてくださいね)
その様子を見て、月織はこっそりそう思う。
「バレンタインか……いいなぁ」
それから月織は、ケーキを作りに奥に行く前のリネッテを呼び止めた。
「すっごく美味しかったので、ケーキを買って帰りたいです。イリオンさんも食べますよね!」
「そうだな……一つもらうか」
とんでもないケーキ騒動だったが、精霊と神人の絆はまた一つ深まり、皆成長したようだった。
後に月織が聞いたところによると、神人の協力で作られたチョコケーキはまた一段と美味しく、リネッテは無事告白を成功させてルーとは仲の良いほのぼのしたカップルになったということである。ウィンクルムたちの活躍はまた広く伝わり、みなが感謝の念を抱いたのだった。
依頼結果:成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 森静流 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 普通 |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 通常 |
リリース日 | 02月11日 |
出発日 | 02月16日 00:00 |
予定納品日 | 02月26日 |
参加者
- リチェルカーレ(シリウス)
- ガートルード・フレイム(レオン・フラガラッハ)
- シャルティ(グルナ・カリエンテ)
- 秋野 空(ジュニール カステルブランチ)
- 藤城 月織(イリオン ダーク)
会議室
-
2016/02/15-23:55
ギリギリになりましたが、こちらもプラン完了しました
どうにも遣り辛い相手ですが、連携して頑張りましょう
作戦の成功と、リネッテさんの恋の成就を祈ります -
2016/02/15-23:40
プラン提出完了しました
…少しくらいケーキ食べてもいいですよね?
どうか無事に終わりますように! -
2016/02/15-23:34
私もプラン完了しました。
うまくいきますように! -
2016/02/15-23:30
こっちもプランできてんぜ上手いこといくと良いな。
-
2016/02/15-23:19
-
2016/02/15-23:19
レオン:
よっしゃープランかけたぞー
小さくて素早い相手ってのは結構骨折れるが、
近接攻撃中心によいメンバーが揃ったし、いい戦いができるんじゃねーの。
美味いチョコケーキをいっぱい食おうぜ! -
2016/02/15-21:36
空さん、お返事ありがとうございます。
囮兼護衛で良かったんですね。がんばります!
といっても効果的な囮に見せる方法も思いつかないのですけど…うーん、スカートたくし上げるとか?
小人さんだし、犬とか猫が足元にいると思えばそんなに恥ずかしくないです。たぶん!
基本黴対応、リネットさん不在なら劣勢な方に加勢ですね。
ではそのようにしておきます。 -
2016/02/15-20:59
>リチェルカーレさん
大丈夫です、囮兼リネットさんの守護であってます
お手伝いいただけるなら助かります
もしもリネットさんがいなければ、積極的に囮になる形でしょうか
トニを誘き出せなくては、作戦自体が成り立ちませんから
どちらにしても神人は全員トニのセクハラに対する囮とも言えますが…
現在の所、対トニには、グルナさん(HB)、シリウスさん(TD)、ジュニール(RK)
それに援護としてイリオンさん(PG)が入りますので大丈夫かと
対して、蔓の動きと数が不明なため、ひとまず神人は蔓対策でと考えています
リネットさんがいなければ余力が出ると思いますので
プランに「劣勢の方へ加勢」としてもいいかなと思います -
2016/02/15-20:36
あ、ごめんなさい。囮ではないのかな?リネットさんの守護とセクハラ対応ですね?
リネットさんがいなければそのまま黴対応に回る感じでしょうか。
人数が多いならトニに回ってもいいです。
効くかわかりませんが、スタン効果のある「照白砂」というのをそういえば持っていました。 -
2016/02/15-20:10
シリウスがトニ対応ですね?ではエトワールとアナリーゼで手数と回避を上げ、オスティナート(高速攻撃)をしていこうと思います。
囮、兼リネットさんの守護、私でよければいきます。狙って貰えるかわからないんですけど…(自分の体型見下ろしてしょんぼり)…じゃなくて、ええと、他に希望する方がいなければ、で。
ガードルートさん、レオンさんはお久しぶりです。空さんとシャルティさんはこの前ご一緒しましたね。月織さんは初めまして。
あらためて、よろしくお願いします。 -
2016/02/15-18:21
私もリネッテさんを「セクハラ」から守るの認識でおります
また、守護については仮プランに入れていますので
問題がなければこのまま行こうと思います
今回はほぼ対セクハラになるかと思いますので
プランに余裕がありセクハラも受けて立つという方に
あとおひとり程度守護に回っていただけると助かります
とはいえ、リネッテさんがいるか否かも現状不明ですが…
それから、蔓の弱点である火の攻撃付加や炎属性の武器等をお持ちの方は
できるだけ蔓の応戦に入っていただけると良いかと思います
神人の防御をレオンさんに頼る形になり申し訳ありませんが、おかげで安心です
また、遠距離攻撃と威嚇が可能なイリオンさんに全体の援護に回っていただき
トニの撃退も、速さのシリウスさんと攻撃力に長けるグルナさんが揃ったので
正直とても安堵いたしました
どうぞ宜しくお願いいたします
また後程参りますし、ギリギリまでこちらを見るようにいたします
作戦に穴がないかドキドキしていますが…上手く行くことを願います -
2016/02/15-15:24
レオン:
ぎりぎりですまんな、ロイヤルナイトのレオンと、相棒のガーティーだ。
リチェルカーレちゃんところは久しぶり、他は初めまして、…だったかな?(トリ頭)
ん、俺がフォトンサークルとイージスの盾で神人の防護にまわればいいのかね?構わんぞ。
夜まで来れないんだが、とりあえず皆の作戦に合わせつつ動く予定だ。
-
2016/02/15-15:17
こっちも作戦に異論はない。
秋野があげた提案を元にプラン組むな
で、俺もリネッテ守るのは物理攻撃じゃなく、セクハラって意味での認識だったな。
…忘れるとこだった。
人数増えたんで、蔓とリネッテの対応見直す必要があるか…?
俺としてはシャルティはこのまんま蔓の応戦してもらうつもりでいる。
あと作戦については得に指摘する点とかはねぇように思うんで、とりあえずこんだけ。 -
2016/02/15-13:14
ギリギリで失礼します。
リチェルカーレです、パートナーはマキナのテンペストダンサー シリウス。
よろしくお願いします。
作戦の流れ、了解しました。
今出先なので書き込みは夜になりますが、今上がっている流れでプランを書くつもりです。
取り急ぎ、ご挨拶を。 -
2016/02/15-12:07
【イリオン】
こちらはあまり場数を踏んでないので、増員は大歓迎だ
よろしく頼む
作戦の流れは了解
リネッテの守護だが、物理攻撃からと言うより「主に」トニのセクハラの部分との認識でいいか?
レオンの了解が取れてフォトンサークルとイージスの盾があれば、物理は何とかなりそうだしな
上記のとおり物理攻撃はかなり問題なさそうだから
俺自身は神人の援護と考えるより、蔓への応戦とした方が広範囲に対応できる気もするな
まぁどれだけ役に立てるかわからんが、最善は尽くす
時間もないことだし、今から大幅変更は厳しいだろう
俺たちは現状の作戦に異存はない -
2016/02/15-10:13
ギリギリで増えましたね、とても心強いです
改めましてよろしくお願いいたします
リネッテさんの対応についてはグルナさんの仰る通りかと
これだけ増えましたので、確かにそれが一番動きやすいと思います
ロイヤルナイトが2人になりましたので
Lvの高いレオンさんに神人側の援護に回っていただいて
フォトンサークルとイージスの盾を発動していただけると
蔓の対応についてはかなり安心ですね
後はトニの素早さに対抗できそうなシリウスさんに「トニの撃退」へ
遠距離攻撃が可能なイリオンさんに「神人の援護」へ
それぞれ入っていただくと良いのかなと思っています
ひとまず自分の意見だけ挙げておきます
問題点や良い提案などあればぜひ教えてください -
2016/02/15-08:46
ん、満員になったか。よろしく。
リネッテだが、神人全員で守らず1~2人で対応したら良いかもな。
んで、残った3人は蔓対応。
あー…精霊も1人くらいついてた方が良いか…? 人数増えたし。
まあ、逆にこうしたら良いっていうのがあればこっちも従うんで、言ってもらえると。 -
2016/02/14-23:26
連投連投で申し訳ありません
蔦の攻撃を考えると神人が一か所に集まっているのは
もしかしたら危険かもしれませんね…
最初は互いにあまり離れず、ウィンクルムごとに蔓への応戦
誰かがうまくトニを誘き出せたら
その時点でアプローチⅡ発動の方が安全かもしれません
それ以降の流れは予定通りで…どうでしょうか -
2016/02/14-22:16
すみません!
浮き勢とは、機に応じて援護する遊軍、遊撃隊と言う意味です -
2016/02/14-22:14
ひとまず全員で蔓への対応をしつつ、トニの誘き出しを狙う
神人が一か所に固まって囮に
+オ・トーリ・デコイを使って誘き出し
トニを上手く誘き出せたら、素早さ封じのためにアプローチⅡ発動
トニがジューンに掛かっている間にグルナさんがトニを仕留める
シャルティさん、月織さん、私で蔓への応戦
近くにいればリネッテさんも神人で守る
イリオンさんには浮き勢として両方の援護をお願いする
今のところはこのような流れで大丈夫でしょうか?
認識・解釈違いなどあればご指摘ください
せっかくのケーキですが、食べる余裕があるかしら… -
2016/02/14-21:39
シャルティと、HBのグルナ。
月織さんたちはこないだぶりで、空さんたちとは結界石ぶり…かしら。改めてどうぞよろしく。
それで、誘き寄せるのに使えるかどうかは微妙なんだけどオ・トーリ・デコイ持ってるから、これ使えると思うわ
デコイの鳴き声でトニが興味示して顔出すんじゃないかしら…
とりあえず、使えそうなものは使うつもり。
リネッテさんも近くにはいると思うけど…そのことは解説には特にないわね。
近く……というか、すぐそばにいるなら神人で守る、で大丈夫、だと思う。 -
2016/02/14-21:08
人数がいれば探索班と囮班に分けられるのですが
今の人数だと力を分散させたくありませんし
やはり誘き出しが確実かなと思っています
増えたら分けることも考えましょう
精霊の姿が見えるとトニが警戒しそうな気もするので
囮の神人が固まっている周辺に
精霊が隠れる塹壕でも掘りましょうか…
神人は背中合わせで、できるだけ死角が無いようにしたいですが
場所が場所ですから足下も気をつけないといけませんね
セクハラ対応の服装…この場合、事前にできるのでしょうか?
突然起こった事件だと無理そうな気もします
それから、リネッテの事を失念していました!
そうですね
リネッテも神人が護りながらが一番安全…でしょうか -
2016/02/14-20:40
まだレベル1ですので私たちは使えそうなジョブスキルも武器もないです
なので皆さんの援護に回る方向で考えています
対トニの囮役くらいなら私でも何とかできるかなと
あぁ、やっぱり無理かもしれませんが……(胸元を見おろして溜息
せめてミニスカートで視線を引きつけましょうか
下にショートパンツでもはけばめくられようが切られようが見えませんしね!
トニを誘き出せたあとはジュニールさんのアプローチⅡで注意を引いてもらって
そこをグルナさんに攻撃してもらえばいけそうですね
その間他のメンバーで緑色の蔓の対応に回る感じでしょうか
イリオンさんの銃も蔓の応戦には使えるかもしれません
ひとつ気になるのは、リネッテもその場にいるのかなってこと
いるとしたら守る方も考えないといけませんよね -
2016/02/14-16:36
(連投失礼します
ただ、ケーキを食べる量にも限界がありますし
トニをうまく誘き出すのが一番の得策かと思います
そうなると問題は…セクハラの方、ですね
防御力を上げるだけならジュニールの
フォトンサークルが使えますが
セクハラには効かない気がします
あとはセクハラ目当てにトニが出てきたところを
アプローチⅡで引きつける…と言ったところですね
あまり良い案が出せずすみません
みなさんのご意見もぜひお聞かせください -
2016/02/14-16:36
秋野空とジュニール・カステルブランチです
改めまして、宜しくお願いいたします
出発までもうあまり間がありませんので
少し作戦会議を進めさせていただこうと思います
今後参加者が増えましたら
その時にまた修正案を出しつつ…ということで
黴触手はトニさえどうにかすれば消えるようですので
トニの撃退を優先かなと思っています -
2016/02/14-16:05
初めまして、藤城月織です
パートナーはPGのイリオン・ダークさん
戦闘系は初めての初心者なので、足を引っ張らないようにがんばります
よろしくお願いします -
2016/02/14-15:58
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2016/02/14-15:53