朝、夢見る君は(真名木風由 マスター) 【難易度:とても簡単】

プロローグ

 『あなた』は、ぱちりと目が覚めた。
 寝慣れない寝袋の中で迎える朝は、少々肌寒い。
 夏が過ぎたからというより、ここが山間部であるからだろう。
 『あなた』達は、A.R.O.A.の研修の為に山間部を訪れていた。

 オーガの活動も活発になってきた昨今、常に市街地で戦闘がある訳ではない。
 また、自分達が思い描くような状況ばかりか、不利な状況で戦闘開始を迎えなければならないこともある。
 当たり前と言えば当たり前だが、そうしたこともあり、A.R.O.A.は人里離れた山間部で幾つかの状況を想定した実戦訓練を行っていた。
 チーム戦であったこの訓練も終わり、キャンプ場へ移動し、寝袋を並べる位しか出来ない一応コテージで寝ることになったのだ。
 寝るだけの1フロアコテージとあって神人も精霊も一緒の雑魚寝状態。
 『あなた』のパートナーは、まだ寝袋の中で夢の中にいるようだ。
 朝食を作る時間にはまだ早く───昨日の訓練がハードであったこともあり、起こすのも憚られる。もう少し寝かせてあげたい。
 とは言え、自分の目は覚めてしまい、また寝るのも何だか勿体ないような気がする。

 パートナーの寝顔観察も悪くないが、起こさず、笑って許される範囲でちょっと悪戯してもいいかもしれない。
 そんなことを考えていないで朝の散歩に出かけ、起きるのを待ってもいいかもしれない。ごそごそした気配を感じるから、他にも誰か起きているだろう。一緒にどうかと誘っても、パートナー相手とは違う新鮮な話が出来るかもしれない。

 『あなた』は、ひとまず寝袋を出ることにした。
 さて、貴重な朝をどうやって過ごそうか。

解説

●状況整理
・A.R.O.A.の訓練後、キャンプ場で全員寝袋で雑魚寝した翌朝。
・パートナーより早く目覚めました。

●プランの書き方
・先に目覚めた方
下記行動が選べます。
ア:パートナーの寝顔を眺める(個人)
起きるまでパートナーの寝顔を見てます。
パートナーが見る夢によっては助けてあげてもいいかもしれませんね。

イ:パートナーに怒られない範囲で悪戯(個人)
起きない・笑って許される範囲での悪戯となります。
自分以外にも起きている方がいますので、2人きりならではの悪戯は視線が気になって止める(不採用)となります。

ウ:パートナーに怒られない範囲で悪戯(連合)
起きている誰か(プランにご明記ください)と結託し、自分達のパートナーに悪戯します。
連合しない方まで巻き込んでしまうような悪戯や2人きりならではの悪戯でなければ概ねOKです。

エ:起きている人を誘って散歩に行く(連合)
起きている誰か(プランにご明記ください。神人・精霊問わずOK)と朝の散歩に出かけます。緩い雑談でもOKですが、同性でないと分からない話題や恋愛話(性別問わず)、パートナーが大事だからこそ話せず悩んでいることなども双方の合意あればOKとします。

・後から目覚める方
下記行動が選べます。
ア:パートナーに起こされる(個人・連合)
先に起きた方の選択肢がア~ウの方専用選択肢です。
目覚めるまでは夢を見ており、やがて起きます。
起きた時どうであるかは先に起きた方のプラン次第です。

イ:散歩(個人・連合)
先に起きた方の選択肢がエの方専用選択肢です。
パートナーもいないので1人または同じようにいない方と散歩に出かけます。
そこで先に起きたパートナーの話を聞いてしまうか遭遇しないで終わるかはプラン次第。
誰か(原則先に起きた方と同行している方のパートナーです)と一緒の場合は、同じように話をすることが出来ます。

●消費jr
・キャンプ場使用料として1組300jr消費

ゲームマスターより

こんにちは、真名木風由です。
今回は、ちょっと変則的ですので、解説をよく読んでプラン作成をお願いします。

神人・精霊混合で雑魚寝して朝を迎えてます。
雑魚寝状態から起きますので、悪戯は程ほどに。場合によっては不発となりますのでご注意を。
夢も特別な力が干渉していませんので夢らしく現実にはありえないようなものも可能ですが、逆に言えば自由設定に準じているものも『それが事実とは限らない』扱いとなり、今後に影響することはありません(そういう夢を見たという事実以外は持ち出せません)

こういう時ならではということで、他の神人・精霊と話をすることで、改めて自分のパートナーが大事である・パートナーが好きっという認識をすることも可能です。
第三者からの意見も時として重要ですからねっ。
勿論、同性同士だから出来る話題も朝から過激過ぎない範囲で大歓迎です。

それぞれ、素敵な朝を迎えられますよう。

それでは、お待ちしております。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

ニーナ・ルアルディ(グレン・カーヴェル)

  後:イ

はっ、うっかり寝過ごしました…っ!
もっと早く起きるつもりだったのに失敗です…
グレンはどこに行ったんでしょう、
いつもは私が先に起きるので、そばにいないと落ち着かなくて少し不安です…
あ、お散歩に出かけたんですね、それなら探しにいってきます。
チハヤさんと一緒に出て行ったんですよね…
メイリちゃんも一緒に探しに行きませんか、
一人じゃ危ないですよ?

グレンが他の人と一緒に行動してるのって不思議な感じです…
どんなことお話してるんでしょうね。
…あっ、あそこにいるの二人じゃないですか?
お話中みたいで…えっと…つい反射的に隠れてしまったというかなんというか…
聞き耳はいけないですけどちょっとだけ、ちょっとだけ…



手屋 笹(カガヤ・アクショア)
  先に起きる:ア

先に起きた方は皆様お散歩へ行かれたようですね。

誰か残っていた方が良さそうですし
後から起きた方達へは
「先に起きたパートナーさん達は外へお散歩に行かれました」
と伝えましょう。

…肝心のカガヤは…まったく起きる気配がありませんね…
無闇に起こすものでもありませんし
しばらく様子を見ましょう。
相変わらず油断しきった顔で眠っていますね…

何だかうなされてる…?
「カガヤ?カガヤ?どうかしたのですか?大丈夫ですか?」
肩をゆすって起こしましょう。

何ですか?!
どうしたんですか?
カガヤを抱きしめ返して
「…そう簡単に離れませんよ…」

さて皆さんとっくに起きてしまわれていますし
カガヤもさっさと身支度して下さい!



夢路 希望(スノー・ラビット)
 


早起きは苦手ですが…が、頑張りました…
皆さんに見られる前に支度ができてよかったです
<メイク

あっ
クロスさん、おはようございます
オルクスさんは…まだ?
ふふ…ユキもぐっすりです
私はこれから眠気覚ましにお散歩しようかなって
…あの、もしよかったら…(おずおず

二人でゆっくりお話しするのは初めてです
少し緊張しつつ勇気を出して質問
…あの
クロスさんはオルクスさんとお付き合いしているんですよね?
好きになった瞬間…好きって気付いたきっかけって、何でした?

私、憧れと恋愛の好きの違いがよく分からなくて…
お付き合いしている人のお話を聞けば何か分かるかな、と

いえ、あの、別にスノーくんと何かあった訳じゃ…あ…うぅ…(赤面



クロス(オルクス)
  ☆先目覚め・エ

☆心情
「ふあ…(欠伸
朝、か…
んー、だが少し早い…
散歩にでも行くかな…
(最近オルクの奴ロクに寝れてなかったし寝かせておこう)」

☆散歩(希望と一緒に
「あっおはよう(微笑
ふふっ希望も早く起きたのか?
なら一緒に散歩しに行こうぜ♪
1人より2人の方が良いしな♪」
・散歩中は他愛の無い話や質問されたら答える

☆質問返答
「好きになったきっかけ?
…オルクって仕事や稽古に熱心で忙しいのにいつも仲間に気遣って自分の事は二の次
軍人なのに感情豊かで人の為に泣けて怒ってだから周りには慕ってる奴が沢山いるんだ
でもその分溜め込み過ぎる時あるから俺が隣で支えたいって思ってさ
可愛い所もあるしな(微笑
希望はどうなんだ?」



メイリ・ヴィヴィアーニ(チハヤ・クロニカ)
  起きたらちー君がいない…。
何か不安であたりを探し回るよ。
寝起きであんまり頭が回らなかったのか混乱してたのか
ちー君の寝袋に入っちゃった。
しばらくしたら出てくるの。恥ずかしい…

笹お姉ちゃんにちー君はグレンお兄ちゃんと散歩に出かけたって
聞いてニーナお姉ちゃんと追いかけるの。
朝のお散歩って気持ちいいね。

ニーナお姉ちゃんとおしゃべりしてたら二人を発見!
なんか結構楽しそう。
話しかけようとしたら話してる内容聞こえちゃった。
「ニーナお姉ちゃん愛されてるね。ラブラブだー」って言ったら照れられた。
ちー君と恋人同士か…。
なんかちー君がぎこちなくなりそうでちょっと嫌かな。

二人の話が一段落したら飛びついて朝の挨拶だね



●朝、気づけば
 手屋 笹は、寝袋から出た。
 周囲を見回すと、まだ寝ている者もいる。
(希望さんがいらっしゃらないみたいですが、散歩でしょうか?)
 笹は夢路 希望の寝袋は既に空だと首を傾げるが、全員が起きるような緊急事態が発生している訳でもなさそうだ。
(まだ半数の方が寝てらっしゃいますよね)
 昨日の訓練を思えば、無理に起こすこともない。
(カガヤもよく寝てますね……)
 パートナーであるカガヤ・アクショアの顔はこちらから見えないが、起きてはいないようだ。
「早いな。こっちはまだ寝てる」
 声に振り返ると、グレン・カーヴェルが寝袋から出ていた。
 パートナーのニーナ・ルアルディは、まだ夢の中らしい。
「昨日随分と頑張ってたし、いつも早い分たまにはゆっくり寝かせておこうと思ってな」
「まだ寝てる方もいますからね。カガヤも寝てますよ」
 他の奴もいるのに無防備な寝顔だとグレンが言うと、笹はそう微笑む。
 それもそうか、とグレンは立ち上がって、伸びをした。
 すると、同じような動きをした者に気づく。
 メイリ・ヴィヴィアーニのパートナーであるチハヤ・クロニカだ。
「何か早く起き過ぎてぼーっとしてたけど、暇だし、散歩に出ようかと思って」
「話し声で起こすかもしれねーな、俺も少し外に出るか」
「なら、一緒に行かないか?」
「俺は構わない」
 チハヤがグレンを誘い、2人は外へ出て行く。
(お2人が起きたら、教えないといけませんね)
 朝起きていなくなってたら心配するだろう。
 笹はまだ起きる様子がないニーナとメイリを気遣い、そう決めた。
 と、そこへ希望が戻ってくる。
「起きた方もいらっしゃるんですね」
 ほっとした様子の希望は、1番に早起きして支度を整えていたそうだ。
 苦手な早起きをし、メイクもきちんとされてある。
 そうか、メイクの為に席を外していたのかと笹も納得。
「グレンさんとチハヤさんが散歩に出られたんですよ」
 そうなのですか、と希望が答える前に、クロスの「ふあ……」という欠伸が空間に響いた。
 笹と希望が顔を向けると、クロスが寝袋から出てくる。
「朝、か……。んー、だが少し早い……」
「クロスさん、おはようございます」
 希望がクロスへ声を掛けると、「おはよ」と笹と希望へ微笑を向けてくる。
「希望も早く起きたみたいだな」
「ええ。何とか。オルクスさんは……まだ?」
 希望が問いかけると、クロスはオルクスの寝袋に近寄り、顔を覗き込む。
 どうやら、寝てるらしい。
「ふふ……ユキもぐっすりです」
 パートナーであるスノー・ラビットもまだ起きる気配がない模様。
 ここで話していても話し声で起こしてしまうかもしれない。
「私はこれから眠気覚ましにお散歩しようかなって」
「なら一緒に散歩しに行こうぜ♪ 俺もそのつもりで寝袋から出てきたし」
「あ……ご一緒していいんですか?」
 クロスへ希望が控えめに問うと、クロスは一緒の方が楽しいと笑みを見せた。
「お2人で行ってらっしゃって大丈夫ですよ。スノーさんやオルクスさんが起きたら、わたくしが教えますから」
「ありがとうございます」
 笹の申し出に希望が礼を言い、(最近オルクの奴ロクに寝れてなかったし寝かせておこう)とオルクスの寝顔を見て思っていたクロスも笹に礼を言ってから、外へ出て行く。
 再び、空間に静寂が舞い降りる。
 笹はカガヤの寝袋に回り込み、予想通りの寝顔を確認した。
(相変わらず油断しきった顔で眠っていますね……)
 無闇に起こす気はない。もう少し寝かせてあげよう。

●境目のススメ
(そういえば、2人でゆっくりお話しするのは初めてです)
 希望は昨日の訓練の話や最近の任務事情といったことから、そろそろハロウィンが近いといった他愛ない話をクロスとしつつ、そう思った。
 2人とも昨日今日ウィンクルムになった訳ではなく、任務や外出などを通じてお互い知り合い、友人とも言える間柄だが、こういう機会はなかったような気がする。
(い、いい機会かもしれません……)
 頭に蘇ったその言葉で少し赤くなった頬を朝の空気で冷やし、希望は聞いてみようと思った。
「……あの」
 自分でも少し緊張していると思ったが、勇気を出して質問することにした。
「クロスさんはオルクスさんとお付き合いしているんですよね?」
 好きになった瞬間……好きって気づいたきっかけって、何でした?
 思わず足を止めたクロスが希望を見た。

 さて、その頃、スノーが話し声で目が覚めた。
 寝袋から出ると、笹がオルクスへクロスは散歩へ出たと話している。
(……あれ……ノゾミさん、いない……?)
 おはようの小声の先に希望はいない。
 起こしてくれても良かったのに、と思っていると。
「クロスさんと一緒に散歩に出られましたよ」
「何だ、1人で行ったんじゃないならいい」
 先程まで寝ぼけ眼で欠伸していたオルクスも先に起きた神人同士で散歩かと納得する。
「良かったら一緒に行かないか?」
「僕も折角だからと思ってました」
 こうして、スノーとオルクスも笹に見送られて外へ。

「好きになったきっかけ?」
 クロスは、希望の答えを反芻した。
「私、憧れと恋愛の好きの違いがよく分からなくて……。お付き合いしている人のお話を聞けば何か分かるかな、と思ったんです」
「なるほどね……」
 希望の動機に納得したクロスは、「俺は、の話になるけど」と前置いて話し始めた。
「オルクってさ、いっつも自分のことは後回しなんだ。暇なんかない筈なのに、誰かを気遣ってばかりでさ。感情だって、誰かの為に笑って、泣いて、怒って……だから、オルクの周囲には慕ってくれる奴がいるんだと思う」
 クロスの瞳には、この場にいないオルクスの日常が映っているのだろう、その瞳は優しい。
「けど、その分……オルクは溜め込み過ぎる所がある。だから、俺が隣で支えたいと思ったんだ」
 それに、可愛い所もあるんだ。
 最後にそう言うクロスの微笑を見ていると、本当に想い合っているのが分かる。
「それを聞く希望はどうなんだ? 何かあったのか?」
「いえ、あの、別にスノーくんと何かあった訳じゃ……あ……うぅ……」
(『スノーくん』、ね)
 クロスはささやかな変化に気づいたが、そこには触れない。
「そういうことにしておくよ」
 何かあったら、希望はちゃんと話してくれる。
 クロスがそう笑うと、希望は小さくお礼を言った。

●聞き耳立てることには
 ニーナはぱっと目を開くと、寝袋から出た。
(失敗です……っ)
 もっと早く起きるつもりだったのに、寝過ごしてしまった。
(……? グレンがいないですね。どこに行ったんでしょう?)
 いつも自分が先に起きることもあり、起きたらグレンがいないということはない。
 傍にいないと、落ち着かなくて不安……と視界の隅でメイリがごそごそしている。
(……?)
 何しているのだろうとニーナが見ていると、メイリはチハヤの寝袋の中に入っていった。
 頭を突っ込んでごそごそしている所を見ると、捜している?
 ニーナが暫く見ていると、メイリが出てきて、それからこちらに気づいた。何だか恥ずかしそうな顔だ。
「起きたら、ちーくんがいなくて、何か不安で……」
 ニーナへ弁明するようにメイリが赤い顔でぽそぽそ話す。
 きっとメイリも不安だったのだろう、とニーナは微笑を零した。
(寝起きであんまり頭が回らなかったのかな……?)
 メイリは、チハヤの寝袋に入って捜した理由をうんうん考えてみる。
 起きて姿が見えなかったから、混乱したのかも。
「お2人なら、連れ立って散歩に行かれましたよ」
 2人の会話で起きたことに気づいた笹がそう教えてくれる。
「それなら、捜しに行って来ます。メイリちゃんも一緒に行きませんか?」
「うん! ニーナお姉ちゃん、追いかけよう」
 チハヤも一緒ならとニーナがメイリを誘い、外へ出て行く。
 これで、コテージにいるのは自分とまだ眠っているカガヤだけとなった。
「……肝心のカガヤは……起きる気配すらありませんね……」
 寝ているカガヤの様子を見ているが、まだまだ夢の世界に別れを告げる時間ではなさそうだ。

「朝のお散歩って気持ちいいね」
「散歩に行く理由が分かりました」
 メイリの笑顔にニーナも微笑みで応じる。
(グレンが他の人と一緒に行動してるのって不思議な感じですけど……)
 が、これも訓練ならではのことかもしれない。
「……あっ、あそこにいるの二人じゃないですか?」
「あ、発見!」
 ニーナとメイリは同時に声を上げた。
 2人は何やら話していて、ここからでは会話は聞こえない。
 何となく、茂みに隠れた2人はこそこそと彼らへ近づいていく。
(聞き耳はいけないですけどちょっとだけ、ちょっとだけ……)
(何か結構楽しそう)
 ニーナとメイリは彼らの会話に耳を傾けた。

●それもひとつの愛だよね
 時間は、多少前に遡る。
 グレンとチハヤは何気ない世間話をしながら、散歩していた。
 やがて話は、自分達が外に出る時点でまだ眠っていたパートナーへ移っていく。
「パートナーと恋人同士ってどんな感じ?」
 チハヤに問われた瞬間、グレンが足を止めた。
「そういう質問が出るってことはアレか。お前、そういう……」
「別に深い意味で聞いた訳では……」
「いや、気にするなって。応援するわー」
 チハヤがメイリとのことを考えて聞いた訳ではないと否定するが、グレンは訳知り顔で頷く。
「だから応援とかしなくても」
 必死に否定するが、こんなに否定していること自体が意識していることなのだろうかとチハヤは頭の片隅で思った。
「まぁ、朝の微笑ましい冗談は置いておくとして」
 チハヤ的にはあんまり微笑ましくないことをそれで片付けたグレンは、チハヤの質問に答えた。
「いつも目の届く範囲にいるから安心っちゃ安心か。……ただ危険な場所にも必然的にあいつを連れて行くことになるからその点は考えもんだがな」
「そういうリスクはありそうだな」
 チハヤは、グレンの言葉に軽く頷く。
「……ま、パートナーだからとかそういうのは抜きで、あいつが側にいてよかったと思うことはあるかな。落ち着くし、もう1人じゃないと思える」
 チハヤは、想像力豊かにニーナとグレンの日常を想像した。
 恋人同士ではなく、何故か結婚したての夫婦のような甘いやり取りを。
 顔に出ない為、チハヤ以外がそれに気づくことはないが。

(ニーナお姉ちゃん愛されてるね。ラブラブだー)
(ラブラブって……)
 メイリの言葉にニーナが照れる。
(けど、ラブラブ……)
 メイリは自分達に当て嵌めて想像してみる。
 チハヤがぎこちなくなるような気がして、それは何かやだった。

(恋愛っていうのもいいものなのかな)
 姉達に振り回された為か、若干女性恐怖症のきらいはある。
 メイリに振り回されるのは嫌ではないが。
(恋愛感情は別として、俺もこれ位の気持ちでメイを守らないと)
 グレンのニーナへの想いを聞いていると、ロリコン扱いされたりメイリから婚期を気にされる悩みよりも大事だ、と心に決める。
 と、グレンがチハヤの背後の茂みへ視線を向けた。
「……で、お前はいつまで覗いてる気だ?」
 チハヤが振り返る前に腰に衝撃が走り、よろけた。
「ちーくん、おはよー!」
 笑顔のメイリとは対照的にバツが悪そうなニーナが「おはようございます」とグレンに言っているのが見えた。
(気づいていて、言ったのか)
 想像はちょっと修正したけど、何をどう修正したかはチハヤだけの秘密だ。

●ささやかな願望
 希望とクロスが話をしている頃、スノーとオルクスも彼女達とは違う散歩コースで他愛ない話をしていた。
(ゆっくりお話しするのは初めてかも。頼れるお兄さんって雰囲気で話し易い)
 オルクス自身は話し上手聞き上手という程ではないだろうが、その雰囲気はスノーにとって話し易いものだと思った。
「なぁなぁスノーと夢路って恋人なんだろ? 最近どうだ?」
 そういえば、入れ替えみたいな散歩だとオルクスが話を向けると、一瞬きょとんとしたスノーが大変分かり易くその瞳の色のように赤面した。
「……なりたいな、とは、思ってるんだけど」
 そう見られていた嬉しさと共に蘇るのは、あの夜のこと。
 拒絶への不安以上に想いを告げた時の希望の顔だ。
「最近告白したばかりで……返事を待ってる」
「へぇ、そうなのか! でも、幸せそうに見えるな」
 スノーがもじもじしながら近況を教えると、オルクスは伝えられる幸せがあるだろうと微笑を浮かべる。
(そっか。……伝えられないまま終わってしまうことだってあるよね)
 世の中の恋愛全てがハッピーエンドではないし、想いすら伝えることなく終わってしまうものだってある。
 では、伝えて『今』があるオルクスはどうなのだろう?
 スノーは、それが聞きたくなった。
「オレ達は最近契約者増えたからな。色々大変さ……」
 遠い目をするオルクスは、もう1人の精霊の顔を思い浮かべているようだ。
 が、すぐにフッと笑みを浮かべた。
「クーは渡さねぇけどな」
 その精霊よりも早く、先日クロスにラブレター書いた男を駆逐したが、既にオルクスの記憶からは消去されているかもしれない。
「クロスさんのどんな所が好き?」
「クーのどういう所が好きか?」
 スノーが話を向けると、オルクスは質問を反芻すると、コテージへ戻るまでの道の間自分はクロスのどういう所が好きかについてとても詳しく語ってくれた。
「まだまだ語り足りないが、見えてきたからこの辺だなー」
 オルクスがそう笑うと、スノーは「ご馳走様でした」と微笑む。
(僕も2人みたいになれたらいいな)
 とりあえず、散歩から戻ってきた希望に会ったら、「おはよう」から始めよう。

●ここにいるよ
 カガヤが目覚めると、笹は「おはようございます」と顔を向けてきた。
 「訓練大変だったものね」と寝袋から出、ふと笹の手の甲に神人としてあるべき文様がないことに気づく。
「笹ちゃん、文様は?」
 カガヤが尋ねてみると、笹はよくぞ聞いてくれましたと言わんばかりの顔をした。
「何だかすっごく嬉しそうだけど……どうしたの?」
「先程、この世界からオーガが消滅したという連絡が入ったんです」
「えっ!?」
「だから、神人としての役割は終わったという意味なのでしょう」
 笹は文様が消えた左手の甲を見、微笑を深める。
「ですから、故郷へ帰ろうと思います」
「帰るの? そっか。……良かった……ね……」
 カガヤは、応じる自分の声がやけに遠いと思った。
 世界が平和になったのに、突き落とされた気がする。
「では、これで」
 笹がコテージを出て行く。
(……俺は……いいの? これで……)
 カガヤは、突き動かされるように立ち上がる。
 世界が平和になって故郷へ戻っても、またタブロスへ来ると約束してくれた。
 約束してくれた、けれど!
(……それは……寂しいよ……! 俺、何も言えてないよ…!)
 カガヤは、笹を追うように走り出す。

(何だかうなされてる……?)
 笹は、カガヤの異変に気づいた。
「カガヤ?」
 返事はないが、悪夢を見ているように見える。
「カガヤ? どうかしたのですか? 大丈夫ですか?」
 起こした方がいい。
 そう判断した笹はカガヤを揺さぶり、彼の意識を引き戻しにかかる。

「待って!」
 背を向けて歩き出す笹へカガヤが声を上げる。
 けれど、笹は振り返らない。
 距離は縮まらない所か笹は遠ざかって───

「カガヤ!」
 カガヤは、笹の声で目覚めた。
 視線を動かすと、心配そうな笹の顔が見える。
「ゆ、め……?」
 カガヤは口の中で呟いた後、慌てて寝袋から出て笹を抱きしめた。
「な、何ですか!? どうかしたんですか!?」
「笹ちゃん、左手の甲、見せて……」
 カガヤの顔があまりにも必死なので、笹は戸惑いながらも左手の甲を見せた。
 いつもと変わらず、そこには文様がある。
「良かった……」
 明らかに安堵した様子のカガヤの目には涙が浮かんでいる。
 戸惑う笹を他所にカガヤは抱きしめる腕の力を強くしてきた。
「笹ちゃん、いなくならないでね……」
 カガヤがどんな夢を見たのか、笹は何となく察した。
 笹はカガヤの背中に腕を回し、意思を持って抱きしめ返す。
「……そう簡単に離れませんよ……」

 その時だ。

 コテージの扉が開いた。

●朝、夢見た君は
 びたぁん。
 ドアを開けた瞬間、カガヤが床とキスをしていた。
「さて、皆さん既に起きてしまわれていますし、カガヤもさっさと身支度してください!」
 笹が立ち上がり、カガヤからさっと離れる。
「……皆、早い……」
 起きるのが早いという意味なのか、別の意味で早いという意味なのか。
 その意味は、カガヤも知っているかどうか不明だ。

 全員起きたということで、皆、寝袋を片付けにかかる。
 A.R.O.A.の職員の話によると、この後は近隣の町へ移動し、そこで食事をするのだとか。
「訓練の後も食事は準備していただいてましたしね」
「温かいお弁当で美味しかったよね」
「俺達の負担を考えてくれたんだろうな」
 希望とメイリが思い返すと、クロスが訓練後やその翌朝は疲れが残っている者がいるかもしれないというA.R.O.A.サイドの配慮について触れた。
 料理が出来る自分はそうではないが、普段料理に触れていない者が料理をすることになった場合、負担が大きいだろうから、と。
「実際、寝過ごしてしまいましたから、そういった配慮は助かります」
「たまには朝食も外で食べるのも悪くないですしね」
 ニーナが微笑むと、(立て直したらしい)笹も普段と違う朝も悪くないと頷く。
 神人達は手早く荷物を纏め、コテージの外へ出て行く。

 一方、精霊達も荷造り真っ最中。
「ところで、お前はナニしたんだ?」
「うっ……言えないっ」
「言えないようなことでもしてたのか」
 オルクスとグレンに挟まれる形でカガヤは寝袋を畳んでいる。
 笹(と神人達)が聞こえている所で触れるのは危険なのでしなかったが、男子だけになればその限りではない。
 が、赤面のカガヤは沈黙を選ぶ。
「言えないようなこと……」
 口の中でぽそりと呟いたチハヤが、ちょっとだけ想像を逞しくした。
 顔には出ていないので、誰も気づかないのが幸いといった所か。
「……幸せなんだね。いいことだと思うよ」
 スノーがとても微笑ましい瞳でカガヤを見つめると、カガヤは真っ赤な顔を手で覆った。
(笹ちゃんと一緒にいないと、俺包囲網突破出来ない!)
 そそくさと笹の元まで荷物抱えて走っていった。
 元々、悪い意味でからかうつもりもなかった精霊達は逃げたかと思うこともなく、ごくごく普通に荷物を纏めると、彼に続いてコテージを出て行った。

(もう1人じゃないと思えるって……)
 聞いてしまったニーナはグレンをちらちら見たり。
 そのグレンは、聞いてただろとばかりにニーナの頭をぽんぽん撫でる。
 2人のやり取りを見るチハヤは、恋人だからごく当たり前ものなのかとパートナーとの恋愛について思いを馳せ、それを見るメイリは(ちーくんとずっと楽しいままでいたいなぁ)と思ったり。
 グレンとニーナのやり取りは希望も見てて、クロスの言葉を思い返して、やっぱりちょっと考えているのをスノーが気づかれないよう見つめてる。
 そんなスノーを見てオルクスが微笑を零したのを見て、クロスがオルクスを見ると、オルクスは口元に指を当てる。
「後でな」
「了解」
 短いやり取りで成立しているやり取りを見たカガヤは思う。
(笹ちゃんとは、そうなれてるかな)
 笹の感情の動きを、分からないなりに考えるようにしてるけど、ちょっと不安。
(あの夢が現実になったら……)
 笹は世界が平和になれば、故郷へ戻る。
 その後、タブロスを訪れてくれると約束してくれた。
 が、『訪れる』というのは、そこにずっといることを前提とした言葉ではない。立ち去ることを前提とした言葉だ。
(俺は……)
 まだ何も言っていないとカガヤが目を閉じる。
「カガヤ? どうかしましたか?」
 笹の声で我に返ると、笹の心配そうな顔があった。
「い、勢い良く突き飛ばしたことは謝ります。加減出来ず」
「……大丈夫だよ。ありがと、笹ちゃん」
 謝る笹へ、カガヤは笑う。
 もうちょっと欲張りなった方がいいか聞いたら、また同じ答えを返してくれるかな。

 いつもと違う朝。
 いつもと違うから、ちょっと違う話が出来たね。



依頼結果:成功
MVP
名前:手屋 笹
呼び名:笹ちゃん
  名前:カガヤ・アクショア
呼び名:カガヤ

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 真名木風由
エピソードの種類 ハピネスエピソード
男性用or女性用 女性のみ
エピソードジャンル ハートフル
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 とても簡単
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 なし
リリース日 09月25日
出発日 10月01日 00:00
予定納品日 10月11日

参加者

会議室

  • [20]ニーナ・ルアルディ

    2015/09/30-22:59 

  • [19]クロス

    2015/09/30-22:48 

  • [18]クロス

    2015/09/30-22:48 

    >希望PLさん
    PL:
    こちらこそ宜しくお願いします!
    プラン完成なのです!

  • PL:
    チハヤから散歩誘います。
    メイリはニーナについていきます

  • [16]手屋 笹

    2015/09/30-17:25 

  • [15]手屋 笹

    2015/09/30-17:23 

    後から起きた方へお散歩を伝えるようプランに含めました。
    こちらはこれにてプラン提出完了となります。

    リザルトでの皆様がどうなるか楽しみにしていますね。

  • [14]夢路 希望

    2015/09/30-15:48 

    >手屋さん
    ありがとうございます。
    心配かけるといけないので、もしよければお願いしてもいいですか?


    PL:
    >クロスさんのPLさん
    精霊もご一緒させていただき有難う御座います!
    遭遇無し、質問に関しても、了解です。
    改めまして宜しくお願いします。

  • 笹お姉ちゃんありがと!
    うん、一緒に行く!

    PL:
    大丈夫です。
    遭遇させますか。

  • [12]ニーナ・ルアルディ

    2015/09/30-12:06 

    ニーナ:
    …はっ、寝てたら何か色んな人がいない…っ!
    あ、行き先ご存知でしたか、笹ちゃ…笹さんありがとうございます。
    2人一緒らしいですし、メイリちゃん一緒に捜しに行きませんか?

    PL:
    質問にはそれなりに真面目に答えてくれるはず。
    いじっても大丈夫とか言うと
    「そういうこと聞いてくるってことはやっぱりそういうことかー、
    年の差凄そうだけど応援しとくわー」
    …な視線向けてるかもしませんがよろしいか

    こっちは神人遭遇の方向でいきますかね?

  • [11]クロス

    2015/09/29-22:31 

    クロス:
    おう!大歓迎だ(微笑)

    >笹
    なら頼んでも良いか?
    多分心配しそうで探しそうだからなー

    PL:
    是非是非精霊も一緒に行きましょう!
    質問はどっちがしても良いかなぁと思ってましたが、神人の方は希望ちゃんが質問するなら精霊の方へ回しますのでお願いします!
    オルクスの方も遭遇は無しの方向で行こうかと…
    たまには精霊同士神人同士で話すのも良いかなぁって思ってます

  • [10]手屋 笹

    2015/09/29-22:16 

    Σはっ
    気付けば先に起きる人の中ではただひとり、コテージに居残る事になっていましたわ…!

    とはいえ起きる順番も行動も変える予定は無いのでこのままですが、
    わたくしの行動はアに変えるのも有になったところでしょうか。

    もし、皆様のお邪魔でなければ後から起きた方に、
    「先に起きた方はお散歩へ行かれましたよ」とお知らせするように入れましょうか?

  • [9]夢路 希望

    2015/09/29-21:38 

    >クロスさん
    えっと、えっと……じゃあ、あの、宜しくお願いします(もじもじ、ぺこり)


    PL:
    有難う御座います!スノーの方ももし宜しければ…!
    そして齟齬が無いよう確認させていただきたいのですが、その質問はオルクスさんがスノーにするかも?という認識で合ってますでしょうか。
    と、神人組の話を聞いてしまうかどうかの辺りはどうしましょう?
    スノーの方は最初は聞かずに遭遇もしない方針でいたのですが、オルクスさんの方はどうでしょうか?

    締め切り間近にすみません;
    時間無ければ精霊の方は個人行動でも大丈夫ですので…!

  • [8]クロス

    2015/09/29-18:28 

    クロス:
    希望が良ければ一緒に散歩しに行こうぜ(微笑)
    俺は構わないぞ!

    (PL ではクロスと希望ちゃんで先に散歩へ行き、後からオルクスとスノーくんが散歩へ行くと言う形で大丈夫ですか?
    質問とかは恋人とどんな感じ?的なのを聞こうかなと思ってます)

  • うー…ねむいよー

    PL:
    じゃあチハヤが起きて散歩ご一緒します。
    パートナーと恋人ってどういう感じ?的なことを聞いてみようと思います。

    チハヤはいじっても構いません。

    神人組も一緒にお散歩しますか?

  • [6]夢路 希望

    2015/09/29-03:23 

    (あれ……A.R.O.A.の方から連絡が……?)


    ※PL
    すみません、私の最初の書き込みが紛らわしかったのかもしれません;

    『エ:起きている人を誘って散歩に行く(連合)』の行動をとる方で、
    パートナーと恋人関係の人がいる場合は『神人が先に起きる(エ)→精霊が後で起きる(イ(個人or連合))』
    いなければorいても都合が付かない場合は『精霊が先に起きる(アorイ)→神人が後で起こされる(ア(個人))』
    どちらにするかで迷っていました。

    [2]でクロスさんが先に起きるとのことで、
    もし宜しければお散歩ご一緒させていただけると嬉しいのですが、ご都合いかがでしょうか?

  • [5]ニーナ・ルアルディ

    2015/09/29-01:27 

    ニーナ・ルアルディとパートナーのグレンです、
    よろしくお願いしま…ふぁ…(欠伸)
    …はっ、いけないいけない、早起きしますからね私、
    いつも通りちゃんと早起きしますってば…(すやぁ)

    PL:
    眠気には勝てなかったよ…
    という訳でニーナ寝過ごします、仕方ないね。
    チハヤ君、ここに起きてる精霊が一人いますよ一緒にどうですか。

    先に起きる(グレン)→エ
    後から起きる(ニーナ)→イ

  • メイリ・ヴィヴィアーニなの。
    パートナーのちーくんと参加するよ。
    よろしくね。

    頑張ってちー君より早く起きてみたいなぁ…無理かなぁ

    (PL:どっちが先に起きるか迷ってます)
    他に精霊のほうが先に起きてる方がいたらチハヤが先起きます(ア・エ)
    誰もいなかったらメイリがチハヤに悪戯仕掛けます(ア・イ)

  • [3]手屋 笹

    2015/09/28-12:20 

    こんにちは、手屋 笹です(先起きで小声

    カガヤがまだ寝たままなので悪戯しようと思っています。
    どうぞよろしくお願いします。

    PL:
    先に起きる(笹)→イ、ウ
    後から起きる(カガヤ)→ア
    の予定です。パートナーに悪戯予定の方、何かご一緒できたら楽しいかなと思っています。
    特に申し出なければ個人で行動しようと思います。

    ※背後事情により、プランの提出を9月30日、17:30頃までに行わなくてはならない為、
    早めにお申し出頂けるとありがたいです。

  • [2]クロス

    2015/09/28-11:58 

    クロス:
    皆久しぶりかな?
    今回も宜しくな(微笑)!

    朝食作ろうと早く起きたら少し早く起きすぎた見てぇだ(苦笑)
    オルクは最近仕事続きで疲れてるのか起きる気配無いな…
    いつもなら俺が起きると同じ様に起きるんだがな…

    (PL 一応行動は、必ず先に起きるのがクロスでエ 後から起きるのがオルクスでアorイを考えてます)

  • [1]夢路 希望

    2015/09/28-00:35 

    夢路希望、です。
    ス、スノーくんと、参加します。
    宜しくお願いします。

    雑魚寝……といっても、神人さんは神人さん、精霊さんは精霊さん、で纏まっている感じでしょうか。
    それともパートナーで並んで……?

    み、身支度があるので、早く起きたいところですが……早起きは得意ではないので、まだ分かりません。


    (PL:どう行動するかはまだ迷っています)
    希望:『エ』
    恋人関係の人で起きている人がいたら、相手を好きになった瞬間というか好きと気付いたきっかけ的なことを聞いてみたい。
    スノー:『アorイ』
    あわよくば神人の寝顔を眺めたい。
    悪戯するなら個人予定。


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