プロローグ
●悲劇の再来
「……遅かった、か……」
警官である彼が駆け付けた時、そこには石化した少年が横たわっているだけだった。場所は森林地帯の東側、比較的タブロスの市街地から近い位置である。
「続くなぁ……これで連続5日目か?」
「6回目だ……最初の犠牲者を含めりゃ、俺達が見ただけで8人目だぜ」
唇を噛みしめるのは、以前にも同様の事件を追って後手を踏み、A.R.O.A.の扉を叩いた警官の一人で、名をスミスと云った。
「しかし、発見される現場が段々と特定出来るようにはなって来たな。奴も、人家の近くで子供を襲う事にリスクが付き纏う事を学習したんだろ」
そう言って少しでも場を和ませようとしたのは、いつも彼とコンビを組んでいる相棒のハリーである。が、スミスは『防げなければ、何を言っても言い訳にしかならないんだ』と言って地面に拳を叩き付けた。そう、彼らはいつも石化した後の少年たちを発見しては、悔しさを募らせるだけなのである。
「ひょっとして……これもパフォーマンスなんじゃないかな?」
「わざと犯行の跡を見せ付けて、俺達を小馬鹿にしてるってか……? ふざけやがって!!」
更に悔しさを爆発させるスミスだったが、ハリーの言は的を射ていた。そう、先日街の近くで少女を襲撃しようとして失敗して以来、ギルティは素早くターゲットを攫い、自分達のテリトリーである森林地帯の外郭部で『食事』をするようになったようだ。そうすれば食事の邪魔をされる事も無く、その痕跡が見付かっても後の祭り。更に、拠点である地下要塞に攻め込まれてもまだ武装した人間やウィンクルム達を返り討ちに出来る自信があるのだろう。彼はこれ見よがしに、自分の拠点付近に『食事』の痕跡を残すようになったのである。
「拠点の位置は分かっているのに……」
「相手が穴倉の奥深くに潜んでるんじゃ、手も足も出ないよ。狭い通路で挟み撃ちにされた日には、お陀仏確定だしな」
ハァ……と溜息をつきながら、恐怖の表情を克明に残す石像を交番へと運ぶ二人。これから被害者の身元を洗わなくてはならないのだ。これがまた、辛い作業なのである。
殆どの場合は先に捜索願が出されているので、その家に問い合わせれば凡そビンゴなのであるが、ごく稀に親子仲が悪く、子供が家に帰らなくても無視を決め込む親がいるのである。今回の少年もその一人のようで、人相書きを貼り出しても名乗り出る大人は居なかった。
●どちらが悪魔だ
その日から3日目、スミスは裏口から石像を持ち出す影に気付いて、即座にその後を追った。大人がヒィヒィ言いながら漸く運ぶ事が出来る重量のそれを、その相手は片腕で小脇に抱え、軽々と走り去っていく。しかも、良く見れば人型はしているが、毛深く衣服もボロボロだ。どう見ても人間には見えない。
そしてスミスは、息を切らしながらも追跡を続け、遂に目的地と思しき場所を突き止めた。そこは一件の人家。タブロス市街からは少し離れた田舎町の片隅にある、ごく普通の家である。
『グル……』
石化した少年を丁寧にその玄関脇に安置すると、『彼』は立ち去ろうとした。その時にハッキリと見えたのが、巨大な体躯に防具を纏ったその姿だった。明らかにそれはトロールだった。何故ネイチャーであるトロールがそのような行為に出たのか、それは分からない。だが、確かにそのトロールは石化した少年を優しく扱い、自宅と思われる家屋に届けたのだ。
(化け物が、何で……?)
スミスはその場で考え込んでしまった。が、人の気配を感じたか、『彼』はサッと身を隠し、去って行った。
「誰だぁ、人んちの前に妙なモン置きやがって……ん? 何だ、サムじゃねぇか……ふん、帰らねぇと思ったら、勝手におっ死んじまいやがって。この親不孝モンが!」
ボコッ! と、その男は石化した少年の頭部を蹴りつける。それを見たスミスは思わずその行動を制止しに掛かった。
「おやめなさい! その石像が、元人間だった事は知っているでしょう!」
「あー? ……何だ、お巡りが俺に何の用だ?」
「その石化した少年は、3日前に森林地帯で保護され、先刻まで交番に安置されていたものです。それを、恐らく……トロールと思しき者が、ここまで運んだのを追って来たのです……今、貴方はこの少年の名を呼びましたね?」
男は、さも面倒臭そうに頭を掻きながら答えた。
「おう、コイツは俺の倅のサムだ。いや、もと倅……だな。今はただの石ころだ」
「!! ……御自分のご子息でしょう! その態度は何なんですか!?」
「っせぇな!! 人んちの事情に嘴突っ込んでピーピー言うんじゃねぇよ、若造が! その石っころが気になるんなら、テメェで何とかしな。俺は知らねぇからよ」
男は、それだけを言うと扉を閉ざし、二度と出ては来なかった。
スミスが近所で聞き込みをしたところによると、サム少年はいつも虐待され、とても血の繋がった親子とは思えない仕打ちを毎日のように受けていたという。殴打、締め出しは日常茶飯事。その度にサム少年の泣き叫ぶ声が木霊したという。
「これじゃ、どっちが悪党か分からないじゃないか……」
歯を食い縛り、うっすらと浮かんだ涙をサッと拭うと、スミスはサム少年を最寄りの墓地まで連れて行き、牧師に事情を話して埋葬して貰った。参列者は牧師とスミスの二人だけ。寂しい葬儀であった。
●疑念
「そりゃまた……妙な話だな?」
「親失格のその男の事はもうどうでも良いが、問題はそのトロールが何故、少年を自宅まで運んでやったのか……ってところだな」
スミスの話を聞いたハリーも首を傾げる。以前、少女を助けたゴブリンが居たという報告は受けているが、その個体には特殊な事情があった。助けて貰った礼をしたいという一心があったと聞いていたので、その話は理解できるのだ。しかし、今回の事例は被害者とそのネイチャーとの間に全く因果関係が無い。何故、そのような人情話の種になりそうな行動に出たのかが皆目わからないのだ。
しかし、その後もそのネイチャーによる『石像運び』は続いたのである。これはただの偶然ではない、何か裏がある……スミスとハリーは特別捜査権を貰い、当該ネイチャーの追跡と事情調査の任に就いた。
そして調べて行くうちに、ある共通項が浮かび上がった。そのネイチャーが自宅まで石化した遺体を運んだケースは、何れも親から冷遇された子供たちだけだったのだ。
「……化け物の方が、人情深い……ってか?」
「しかし、幾ら協力的な奴だとは言え、相対すれば敵になるんだぜ? 何せ奴は只の悪人じゃねぇ、ネイチャーだ。しかも、例のギルティの根城から出入りしているという目撃情報もあるんだ。オーガの手下である可能性を秘めている以上、いずれは倒さなきゃならねぇ」
「……倒したとしても、苦い勝利になりそうだな……」
「仕方ねぇよ、奴らは所詮、悪魔なんだ……恩義はあっても、手を携える事は出来ねぇンだから……」
二人は重い脚を引き摺り、再びA.R.O.A.本部へと足を運んだ。武人の心を持ったトロールの討伐を依頼する為に……
解説
●目的
子供を好物として付け狙うギルティの手下と思われるトロールを討伐するのが目的です。
その個体はネイチャーは勿論、並のデミ・オーガより力は強く、ネイチャーでありながら部下を多く従える隊長クラスであるようです。なお、部下は自分より力の劣るデミ・オーガやネイチャーで構成され、その規模は30体程度だと言われています。
その個体の特徴は、両肩に棘の付いたアーマーを纏い、屈強且つ巨大な体躯持つ、いかにもな強敵です。
●手段
今回は明確な『囮役』が居ない為、策を講じて相手を誘き出す必要があります。
冷遇された子供に情を移して見守る習性があるようで、その子供が自分達のボスであるギルティの餌食になるのを実は嫌っているようです。つまり、冷遇されている子供を見付けて網を張っていれば、会敵出来る可能性はグッと上がります。
ただし、とにかく力が強く、図体に似合わぬ俊敏さを持ち合わせているので討伐は困難になるでしょう。まずは周囲を固める部下を確実に倒し、残り一体になるのを待つ方が良いと思われます。
●何故?
そのネイチャーが何故、冷遇される子供に情を移すようになったのか。それは、モンスターとして生を受けた自分自身が悪魔として追い立てられ、辛い思いをした事に起因しているようです。
それ自体は他のネイチャーも変わりは無いのですが、彼の場合は幼生の頃、やはり冷遇されていた少年に匿われ、温情を受けた経験があるのです。その時の記憶が、今でも残っているのでしょう。
このような敵を倒すのは辛い任務です。しかし、オーガの手下である以上、いつ更に強大な敵に化けるか分かりません。辛くとも、まだ完全に開花する前にその芽を摘み取っておく必要があるのです。
ゲームマスターより
子供好きギルティ討伐シリーズ3作目。今度は情を持ったトロールが相手です。
……何故私は、モンスターの側に感情移入してしまう話を多く書くのか? と良く問われます。答えは簡単、単なる勧善懲悪のお話が好きではないからです。
悪玉だから倒す、これは当たり前。でも、それだけじゃ子供だましのお芝居みたいで嫌なんですよね。
こんな変わり者のマスターが紡ぐお話ですが、宜しければお付き合いください。
リザルトノベル
◆アクション・プラン
田口 伊津美(ナハト)
【心情】 情を移したトロールね くだらない ギルティに殴りかかるなりしないと何も変わんないってのに、それじゃ犬と一緒だ 始末は皆に任せるか 【行動】 事前に警察二人や他の職員などに虐待を受けている子供が最近生きてる状態でいないか聞いて、少しその子を張ってみる トロールがいる様子がなければ森の待ち合わせ場所へ 発見次第携帯などで皆に連絡 囮やるらしいけど、方法は多いほうがいいし 【戦闘】 雑魚取り巻きがいたらスキル駆使して速攻で片付ける トロールと1対5になれたら声がけをする 「私も虐待されったけど、生きていれば一人で立つこともできるんだよ、良かったらオーガから一緒に子どもたちを守らない?」 話が通じたら保護、無理なら駆除 |
ミサ・フルール(エミリオ・シュトルツ)
ハロルドちゃんの変装を手伝うよ 一足先に森で待機してるね まず溶かしたボンドで固めておいたウィッグと灰色に染めておいた衣装に着替えてもらうよ 体に塗料を塗ったら、化粧道具を使って石化をリアルに表現するね 準備が整ったら悲鳴をあげてトロールにハロルドちゃんの居場所を知らせるよ 逃げるふりして近くの木に隠れるね 戦闘直前、会議で提案した陣形になるよう仲間に呼びかけるよ(五芒星を描くように精霊達が立ち、中央に神人達が集合) 戦闘中私は皆の邪魔しないように防御に徹するね お願いトロールさん、私達の話を聞いて! ☆持ち物 ボディペイント用塗料(灰色) 舞台用化粧道具 ウィッグ(灰色) 衣装(ハロルドが変装前に着ていた服と同じ服) |
篠宮潤(ヒュリアス)
心情: この霧がかった気持ち… 反感だろうか…トロールへの… 子供を思う心があるなら、その立場で他に出来ることがあるんじゃないのかと… …何も出来ない僕自身の八つ当たり…だな 「ヒューリは…どう思う…?」 警官と共に周辺見回り、何も無ければ予定通り誘き寄せ場、茂みの中待機。 精霊へ思わず問い 対象が姿を見せたら即飛び出し。数いる敵には迷い無し 説得するリヴィエラさんの傍へ 討伐となった場合 「せめて来世では…心ある『ヒト』に生まれてくることを…っ」 気持ちの切り替えが出来れば諸々反応は早い 説得成功の場合 「無駄にはしないよ…必ず、あのギルティから子供たちを守る、から」 トロールへ。ありがとう、は言えず飲み込む |
ハロルド(ディエゴ・ルナ・クィンテロ)
!今回心情的に精霊メインのプランです! ディエゴさん、怒ってる…石になった子の親に 私が止めてないと殴ってると思う 彼は冷厳と激情を一緒に持ってる 囮だけど私がなるよ A.R.O.Aから変装道具を借りるの ディエゴさんの外見を老けさせれば親子に見えるんじゃないかな 付け髭とか…コートの下に防弾ベストを着込んで少し太目に見せる。 私はボロ服を着て花を売るよ、ディエゴさんが「稼ぎが足りない」と言って私の売り上げを持ち去る。 そうやってトロールの目を引いたところで私は花を摘みに森へ 一旦トロールを撒いて皆が待機している場所へ急行 そこで石に偽装してトロールが来るのを待つっていう作戦なんだ 怖いけど、子供を囮にはできないよ |
リヴィエラ(ロジェ)
リヴィエラ: 【心情】 私は生まれながらに神人だったから、『可哀想』と言われ続けてきました。 でも私は幸せです。沢山の優しさに、触れてきたから。 他人の幸せ、不幸せ…生き死には、きっと誰にも裁けない。 だから私は信じます。人の良心と、トロールさんの優しさを。 【行動】 まずは森で待機して、ハロルド様の変装のお手伝いをします。 私…武器は外していきます。殴られ、死んでも構わない。トロールさんの眼前まで行って跪きます。 そしてトロールさんに必死で伝えます。人の子を救ってくれてありがとうと(スキル『会話術』使用) 言葉が通じなくても良い、あなたの部下を殺してしまったのは事実。 私にはこうする事でしかあなたに謝れない… |
●花売りの少女
「チッ、これっぽっちか! もっと愛想を振り撒け、お前にはそれぐらいしか取り得が無いんだからな!」
「あう! ご、ごめんなさい……」
中年の男が、森林地帯の近くの小道で少女を怒鳴り付けている。少女は網籠に切り花を束ねたブーケを入れ、それを売り歩く行商人であるらしいが、その少女が肩から提げていた巾着袋を男が取り上げ、中身を抜いて袋だけを少女に投げ返した。
「あと500ジェールだ、それだけ稼いで来なかったら家には入れんからな!」
「そ、そんな……500ジェールなんて、無理……」
「無理もへったくれも無いんだよ! 自分の食い扶持ぐらい自分で稼げ、このゴクツブシ!」
「ううぅ……」
その叱咤を受けて涙しながら、少女は街の方へと歩き去って行く。そして男は反対に、市街地とは逆の住宅街の方へと歩いて行く。そして歩き去りながらも、ブツブツと稼ぎの悪い少女の文句を言っている。
(ひゃー! ディエゴ様もハロルド様も、気合入ってる……)
(あのぐらい真に迫っていないと、奴は欺けない。彼らも必死だ)
そんな二人を遠巻きに見守っていたのは、『リヴィエラ』と『ロジェ』の二人だった。そして花売りの少女は『ハロルド』が、中年の男……少女の父親は『ディエゴ・ルナ・クィンテロ』が、それぞれに扮した姿だった。
(!! ……見ろ、やはり食いついたぞ)
(本当に子供が大好きなんですね、あのトロールさん……)
(……ネイチャーに『さん』付けか。違和感があるな)
(良いじゃないですか、悪い人……いや、モンスターには見えないですもん)
小道に姿を現し、少女の背を哀しそうな瞳で見送った後、ギロリと目線をきつくしたトロールがディエゴ扮する中年男の後をつけて行く。恐らくは自宅を確かめる為だろう、その巨躯に似合わぬ身軽さで物陰に隠れながら、尾行を続けている。
(さて……俺達も追うぞ、ドジるなよ)
(だ、大丈夫です)
ディエゴを追うトロールの後を、更にリヴィエラたち二人が追う形になる。しかし、自然な通行人を装って、しかも物陰に隠れながらゆっくりと進む対象を追い越さないように歩くのは、非常に難しかった。距離が詰まって来たら立ち止まって何かを見ている振りをして、再び距離が開くのを待つ。この繰り返しである。
(……ディエゴがアパートに入った……よし、奴も確認したようだな。このまま突っ切ってやり過ごすぞ)
(は、はい!)
ディエゴ扮する中年男が街外れのボロアパートの一室に入るのを確認すると、トロールは踵を返して元来た道を戻って行く。恐らく、今度はハロルド扮する少女を見守りに行くのだろう。
●可哀想な子は居ませんか?
その頃、住宅街では、交番に居たスミスとハリーに協力を求めた『田口 伊津美』と『ナハト』、『篠宮潤』と『ヒュリアス』の2組のペアが聞き込みを行っていた。事情を聞いた警官二人は快く調査ファイルを見せてくれた。氏名と住所、そして家庭内の状況検分が1人につき1ページに記されたそれには、かなり克明に状況が明記してあった。虐待の度合いが5段階で評価してあり、時折赤い斜線が引いてあるページがあったが……その意味は怖くて聞く事が出来なかったという。
ともあれ、そのファイルを借りた2組は、度合いの高い方から順に家を回り、事情を聞いていた。
「……何を根拠に……おい、父ちゃんは怖くなんかないよな?」
「え? ……う、うん……」
顔は笑っているが、目が笑っていない。そんな表情を向けて威嚇をしながら、隣に立つ少年に無理矢理『肯定』の意思を表現させる男性。しかし案の定、少年の顔は強張り、やはり無理して笑いながら頷いているのがハッキリと分かる。それはそうだ、膝が思い切り笑っているのだから。
「最近、化け物が子供を襲って石にしてしまう事件が続いている。対象は、冷遇されている子に集中しているそうだ……正直なところを聞きたい、本当にその子は心から笑っているのかね?」
「くどいね! 大体失礼だろう、いきなりやって来て『子供を苛めてませんか』だなんて」
ヒュリアスが父親の目を見据えて真意を聞き出そうとするが、父親は頑として『嘘は言っていない』の一点張りである。その間、少年は俯いてガクガク震えている。
「……分かった……失礼した。しかし注意して欲しい、その少年をあの子たちと同じようにしない為にも……少しで良い、目を配ってやってほしい」
「あー、分かった分かった! 大事にすりゃいいんだろ? 分かったから早く出て行けよ! 他にも見回らなきゃいけねぇ家が沢山あるんだろう? あ!?」
それだけを言うと、男は勢い良く音を立てて扉を閉めてしまった。そしてその後……やはり男の怒声と、少年の悲鳴が聞こえて来た。それを聞いた一同は、それぞれに思惑を馳せていた。
「あの少年、あのまま育てば性格に問題が生じるだろうな……」
「家庭の事情って奴? それに口出しするつもりはないけど、ちょっといただけないよね。ああいう子が何人も居るんだと思うと、やりきれないよ」
ヒュリアスの言に、潤がファイルを見ながら応える。その表情は暗く沈み、今にも泣き出しそうであった。
「兎に角、あのトロールがボスに反感を持ってるとしても、自分で抵抗してみせなきゃ犬と同じだよ。何にもなりゃしない」
「それは……そうだね、僕もそう思うよ。優しさだけの行為は、何も生み出しはしない」
「……ネガティブになり過ぎてはいないかね、君達。それではあまりに悲し過ぎると思うのだが」
「俺もそう思う……少なくとも、あのトロールの行動は間違いじゃない」
伊津美の言に潤が頷くが、ヒュリアスがそれをやんわりと否定する。ナハトもヒュリアスと同意見のようだ。確かにトロールの行為は積極的とは言えない、文句があるならハッキリ言えよと言いたくなるのも分かる。しかし、トロールがギルティに抵抗してみたとしても、歯が立たないどころか一瞬で消されてしまうのは誰が見ても明らかだ。彼は彼なりに、自分に出来る事を精一杯やっているだけなんだよ……と、精霊二人はそう言いたかったようだ。
「……次行くよ、次!」
……仕切る伊津美は、やはり不機嫌そうだ。気乗りがしない……訳ではなさそうだが、生理的に嫌気が差すのだろう。それ程までに、トロールの行動は彼女の心に大きな影を落とすのだった。
●食いついたよ!
こうして演技・尾行・聞き込みと3手に分かれていた作戦行動が一週間続けられ、トロールの目がほぼハロルドのみに絞られたと確信できた時、いよいよ出番! とばかりに目を輝かせる神人が居た。『ミサ・フルール』である。
「読みが当たりましたね! やはりハロルドさんの囮役を屋外でやったのが正解だったようです。家の中で虐待されている子たちより、数段目立ちますからね」
「しかし、この作戦が成功したとしても、ギルティの手から子供たちを守る決め手にはならない。歯がゆいね」
目を輝かせるミサとは対照的に、冷静な意見を述べるのは『エミリオ・シュトルツ』だ。A.R.O.A.本部の会議室の中で、これまでの観察の結果からトロール戦に備えたブリーフィングが行われているのだが、エミリオの言う通り、今回の作戦はまだ『枝葉を枯らす』ものでしかない。そこに歯がゆさを覚える者は多かった。
「けど、段階を踏んで一歩ずつボスを追い詰めるのも、立派な作戦ではないかな?」
「その通りだと思う。子供たちを襲うのはギルティ、これは間違いない。でも相手の手札を一枚ずつ奪っていくだけでも収穫はあると思うんだ」
ヒュリアスがエミリオの所感をやんわりと否定し、潤がそれに同調する。兎に角、今はやれる事を精一杯やるしかない、いつかはギルティに手が届くのだと云うのが彼らの主張だった。
「確かにね……しかしミサは甘いと思うな。トロールと和解してどうしようって云うんだ?」
「そっ、それは……例え相手がモンスターでも、ただ倒していくだけじゃ正義吹っ飛ぶと思うからだよ。ほら、汝の敵を愛せ、っていう言葉もあるじゃない」
ヒュリアス達の言葉を受け容れ、納得したエミリオだが、彼はトロールとの和解をと望むミサを『甘い』と評した。だがミサも負けてはいない。攻撃的な意識を向けるだけでは、相手だって益々こちらを目の敵にするだろう、と言いたいらしい。
「あ、あの……賛成です、ミサ様。まず此方から心を開いて接しなくては、根本的な解決には結びついて行かないと思うんです」
「それは分かる。だが、奴らにとって人間や君達は標的であり『餌』なんだ。それを忘れちゃいけない」
リヴィエラの意見を受け容れながらも、本質的な部分を見失うなよと釘を刺すロジェ。彼も穏健派ではあるが、降り掛かる火の粉は払い除けねばならない、と云う考えのようだ。
「……纏めるね。まずハロルドが石像に偽装して、ミサが悲鳴を上げる。これに引っ掛かってトロールが出て来たら、包囲して説得に掛かる……ま、話の通じる相手じゃないと思うけど」
「余計な事は言わない方が良いと思う」
「煩い、馬鹿ロボット! 茶々入れないで! ……で、もし説得に応じればOK、応じない場合は……攻撃開始。ここまで良い?」
飽くまで場を仕切るのは伊津美である。途中ナハトが口を挟んだが、『煩い』の一言で一刀両断。今の彼女は少々機嫌が悪いらしい。
「良い? と云うより、それしか無いだろ。まぁ、俺も説得の通じる相手では無いと思うので最初から討伐に専念する事を勧めたいが……どうもそういう雰囲気では無いようだからな。なぁハル?」
「そうでなければ、進んで囮役なんか買って出ないよ」
ディエゴが最後を纏め、話をハロルドに振った。何しろ彼女は無防備な状態での囮役を自ら買って出たのだ。何か言いたい事の一つもあるだろう、という配慮によるものである。だが、その回答は存外にアッサリしていた。基本的な考えはリヴィエラやミサと同じなのだが、それをうまく表現できないようだ。しかし、襲われそうな子供に目星を付けてそれを見張るという策には反対だ、という事を一番強く主張したのもまた、彼女である。そして彼女の発言が最後となり、作戦前のブリーフィングはお開きとなった。が……
「……俺が本当にぶん殴りたいのは、あの少年たちの親どもだ。良く、あの程度の認識で人の親になれたものだ……」
……ディエゴは静かに怒りの炎を燃やしていた。それを実現できない事に悔しさを覚えながら……
●その頃、指令室では
「指令、少し宜しいでしょうか」
「ん? どうしたエドガー、君は非番の筈では?」
休日を返上して、本部へと出向いて来たエドガー。彼は以前、この『連続幼児殺害事件』に関与していた関係から、ある相談を受け、司令部に話を通しに来たのであった。
●森へ
いつもの小道を、通行人を装ったミサとエミリオが歩いている。そして道から少し外れた小高い丘の向こう……やはり『彼』はそこに居た。いつもハロルド扮する少女が花摘みを行う場所が、この反対側の野原だからである。
(居るな……)
(ええ……ああやって、子供たちを見守って来たのね。でもギルティには逆らえなくて……何だか同情しちゃうな)
(余計な情けを掛けてると、やられちゃうよ)
(分かってる……じゃあ、もう少し行ったところにリヴィエラさんが待機しているから、そこまで行くね)
小声で相談しながら、二人はトロールの所在を確認しつつ歩み去る。そして少々遅れて、変装したハロルドがいつもの演技を行う。但し、今日はディエゴの叱り演技は無しである。花を摘んだら直ぐにミサたちと合流する手筈になっていたからだ。
(……いよいよ、か……覚悟を決めなきゃ!)
喉が渇く。落ち着けと自分に言い聞かせるが、体は正直なものである。極度の緊張を心では誤魔化せても、体は誤魔化せない。
(……しっかりしなさい、私! 自分から言い出した事じゃない!)
心の中でそう叫び、気合いを入れる。そして花を探す振りをしながら、森の外郭部を歩き回り、フッと木陰に身を隠す。そこで見たミサとリヴィエラの顔に、ハロルドは心底から安心感を覚えたという。だが、本番は此処からだ。
「じゃ、ちょっと気持ち悪いかも知れないけど、我慢してね」
「大丈夫……さ、始めて」
着ていた衣服を脱ぎ、全身タイツのようなゴム製のスーツを纏う。その上から灰色に染めた同じ型の衣服を着用し、特殊メイク用のマスクを頭部に被り、更にボンドで固めたウィッグを被る。無論これらも灰色に着色済みであった。
そして着ぐるみのような特殊衣装に着替えた後、リヴィエラが特殊塗料に溶いた側乾性の石膏で衣服を含めた全身を塗装する。顔面にもマスクを着用したのはこの為である。そうでなければ、目を見開いたままの表情をキープできないからである。
「苦しくない?」
「……」
ミサが問い掛けるが、ハロルドは既に返事の出来ない状態になっていた。
そして塗料が乾き、スカートまでがカチカチに固まったのを見計らうと、ミサは変装セットをバッグに仕舞い、あらん限りの声で叫んだ。
「キャーーーっ! お、女の子が、石になってるぅーーーっ!!」
そしてすぐさまその場を離れ、エミリオと合流して様子を伺う。リヴィエラも同様に、ロジェの待つポイントまで走り去る。すると案の定……『彼』はやって来た。岩のような肌を持つ巨体を揺らしながら。そして見事に『石化』したハロルドを悲しそうな目で見詰めると、彼はその身を小脇に抱え、何時ものように自宅へと届ける為に歩き出す。と、その時!
「今だ!」
ディエゴの号令で待機していたウィンクルムが飛び出し、瞬く間にトロールを包囲する。低い唸り声を上げながら、トロールが自分を取り囲む『敵』を認識して一歩引き、攻撃に対応するため身構える。そして……
『ガアアァァァァァっ!!』
凄まじい咆哮が響き渡る。と、トロールを包囲していたウィンクルムを、逆にトロールの手下と思われるネイチャーやデミ・オーガが包囲する。
「おいでなすったようだね!」
「ここまでは想定内。トロール以外は大した事ないよね、一気に片付けちゃおう!」
ヒュリアスが直ぐに身構え、潤がトランスの準備の為にヒュリアスに近付こうとする。だが、そこに横槍が入った。しかも、仲間内からだ。
「待って……人間の子供にあそこまで感情移入する程の相手だよ? 自分の部下を傷付けられて、黙っていると思う?」
「……!!」
伊津美の放った一言が、精霊たちの動きを止める。そう、現われたのはトロールの部下たち。それを倒せば、トロールは怒り、当然ながら話し合いの余地など無くなるだろう。しかし、相手側には遠慮が無い。殺気を剥き出しにしたまま精霊たちに向かって来る。
「クッ……五芒星の陣形だ、神人を護れ!」
エミリオが号令を掛け、神人を囲む格好で周囲を固める陣形を整える。しかし、ハロルドだけはトロールに抱えられたまま、動けない状態で陣形の外に位置している。
「やめるんだ! 此方には戦闘の意思はない、話し合おう!」
「無駄だよロジェ! 相手は所詮バケモノだ、聞き容れる筈がない!」
ロジェが必死に相手に対して呼び掛けるが、それをエミリオが否定する。ひっきりなしに続けられるネイチャーの攻撃がそれを裏付けるかのように精霊たちを襲う。そして遂に、囲みを突破した一匹が無防備なリヴィエラに突進していく!
「やめてくれえぇぇ!!」
ロジェの銃がネイチャーを捕え、火を噴く。皮肉にも防戦を声高に唱えていたロジェが、戦いの先端を開く形になってしまったのである。しかし、それは止むを得なかった。リヴィエラはある事情により武装解除の上、防具も着けていない状態だったのだ。飛び掛かられ、牙を突き立てられるだけでも重傷を負ってしまう。
「こうなっちゃ、仕方ないね。片っ端から倒すだけだ」
「不本意だが、仕方あるまい。降り掛かる火の粉は払い除けねばならない」
ナハトがダブルダガーを構え、ディエゴも銃のハンマーを起こす。此方から戦端を開いてしまった以上、戦闘行為に入るのも止むを得ない。ロジェも、起こって欲しくなかった事態に流れた原因を自分が作ってしまった事を後悔しながら、戦闘態勢を整える。心の中で『済まない』と念じながら……
精霊たちが本気になれば、ネイチャーやデミ・オーガで構成された集団など、蹴散らすのは訳のない事だった。ものの数分で片は付き、残る相手はトロール一体のみとなった。
「さて、最難関が残った訳だけど……」
「貴女、まだ説得するつもりで居るの? 無理よ、さっきの攻撃を辛うじて防いで貰ったの、忘れたの!?」
ナハトが残った一体……トロールを見据えてボソッと呟き、伊津美がなおもトロール庇護を叫び続けるリヴィエラを制止しようとする。そう、彼女は五芒星の陣形から飛び出し、身一つでトロールの前に歩み寄ろうとしていたのだ。
「……クッ、奴がハルを抱えていなければ……」
ディエゴが自分の神人を相手が抱えている事に臍を噛む。このままではスキルによる攻撃も出来ないからだ。
「止せ、今は無理だ! 話の通じる状態じゃない!」
「無理じゃないです! 話せば分かってくれる……子供たちを大事にしてくれる、優しいトロールさんですもの!」
「下がれ、俺を信じろ!」
ロジェの制止をも振り切って、リヴィエラは無防備のままトロールに歩み寄る。その予想外の行動に、トロールも戸惑っているようだ。怒り心頭である筈だが、攻勢に出ようとはしない。いや、向こうも攻勢に出られないのだ。小脇にハロルド扮する石像を抱えたままだったから。
「ハロルドさんを傷付けないよう、あんなに気を遣って……だからきっと大丈夫です!」
「甘いぞ! 見ろ、奴はハルを手放し、攻勢に入ろうとしている! 危険だ、下がれ!」
尚も呼び掛けを行おうとするリヴィエラを、ディエゴが制止する。しかし相手が攻勢を整えてしまえば、攻撃の機会を逸する。やむなくロジェが五芒星の一角を崩してリヴィエラを抱き抱え、陣形の中に取り込む。そして……
「今だ、掛かれ!」
ハロルドを地面に置き、振り向いたトロールに精霊たちのスキルが集中する! ロジェとディエゴがダブルシューターで正面から、ナハトとエミリオがアルペジオで左右から攻撃を仕掛け、ヒュリアスがローズガーデンで無防備となった神人達を護る。トロールも応戦の態勢に入ろうとしたが、こちらが一歩速かったようだ。
集中砲火を浴びて、流石のトロールも膝をつく。そして、銃を持つ二人のどちらの攻撃かは分からなかったが、トロールの脚を貫いて動きを封じる事に成功していた。ダメージを与えた場所が良かったのであろう、まさに幸運としか言い様が無かった。
「よし、トドメを……」
「ま、待って下さい!!」
ディエゴがその指示を出そうとしたその時、リヴィエラの声がそれを制止した。
「説得が通用する相手では無い、もう分かっただろう!」
「違うんです、本部からの緊急指示です! そのトロールは情報源となり得る為、討伐せず捕獲せよ、と!」
彼女が預かっていたロジェの携帯電話に届いたその指示に、一同は『何!?』と顔を見合わせた……只一人を除いては。
「そんな、急に……」
「でも、本部の決定なんです!」
リヴィエラの報告は事実であった。そして『納得できない』と思いつつも、本部の決定には逆らえないという事で渋々と特殊ロープでトロールの手足を捕縛し、本部からの運送用トラックが来るのを待つ一同の心中は複雑だった。
そんな中、特殊メイクを取ったハロルドが一言『結果的には良かったんじゃない?』と述べ、それはほぼ全員の気持ちを代弁するものとなった。
しかし、これが単なるワンステップであり、背後に大物が控えている事を想像すると、一同はまだ釈然とした気分になれないのであった。
「……そう言えばロジェ、さっき『俺を信じろ』と言ったな? 何か意味があるのか?」
「そうだっけ? ……気のせいだろ」
ディエゴの問いを、ロジェは煙に巻くように誤魔化していた。
<了>
依頼結果:成功
MVP:
エピソード情報 |
|
---|---|
マスター | 県 裕樹 |
エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
男性用or女性用 | 女性のみ |
エピソードジャンル | 戦闘 |
エピソードタイプ | ショート |
エピソードモード | ノーマル |
シンパシー | 使用不可 |
難易度 | 難しい |
参加費 | 1,000ハートコイン |
参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
報酬 | 多い |
リリース日 | 04月10日 |
出発日 | 04月17日 00:00 |
予定納品日 | 04月27日 |
参加者
会議室
-
2014/04/16-14:24
(チョップを受けた脳天をさすりながら)
依頼報告書によると…範囲が市街地~少し離れた田舎町、までと
結構ありそうだから、結寿音さん、僕も少し手伝わせてもらうよ。
警官2人が多少子供たちの事前情報知ってるかもだし
僕は警官と一緒に見回ってみようかな。
何も無さそうなら、予定通り誘き寄せ場待機で。
あとはハロルドさんたちにあえて目立つよう派手に演じてもらって、
トロールが気づきやすくなるのを祈るのみ…
僕もプラン、中々文字数が入らないよ…(とほー。。。) -
2014/04/16-11:49
(くしゃくしゃに丸めた用紙の中に埋もれ、会議室にて精霊と
『ああでもない、こうでもない』とプランを執筆しつつ)
伊…あわわ、結寿音様、ナハト様、どうかお気をつけて。
今日が最終日ですもの、頑張ってプランを書きあげなきゃ…!
あ、あの…その、私、ご一緒してくださる皆さんには感謝の気持ちでいっぱいで…
本当にありがとう…結果がどうあっても、私は幸せ者です。
ロジェ:
バカ(本で軽く小突きつつ)、早く書き上げないと間に合わないぞ? -
2014/04/16-00:47
皆の精霊よく相談してくれるんだね…
ナ「眠い」
アルペジオ攻撃は了解
エトワールは今回も使用できないなぁこりゃ
アルペジオⅡが開放されたけど消費20だったから1回しか使えないというね…
威力40は高防御の相手に有効そうだけどこれはな…
うむ、冷遇された子供に情を移して見守る習性とはいえ、いきなり現れた冷遇役に釣られてくれるか、というか常に子供が冷遇されてないか村見まわってるわけじゃないと思うし、きづいてくれるかが心配だな…
ちょっと個人的にこの村に虐待を受けてる子がいないか村人や職員さんに一応聞いてみるね
いたら少し張ってみるつもり
もしそれでトロール見つけたら連絡するよ -
2014/04/15-14:59
ディエゴ「異議はない、了解した」
-
2014/04/15-13:04
はぁ…お紅茶、美味しい…ミサ様って凄い…(恍惚とした表情で)
…はっ! ご、ごめんなさい私ったら…美味しくて、つい…
まとめ、かしこまりました。が、頑張らなきゃ…!
ロジェ:
俺も了解しました、エミリオさん。良い作戦だと思います。
これは弾を十分に持って行かないとな…。
ヒュリアスさんも盾役、どうかお気をつけて。 -
2014/04/15-12:42
ヒュリアス(精霊):
(ミサ嬢に隅っこから連れ戻してもらったものの、
まだ自主正座を続けているパートナーの背後に立ち、軽く制裁のチョップを入れながら)
まとめは問題ないように思われる。トロール戦におけるエミリオの提案も了承した。
スキルによるバランスのとれた戦法で良いのではないかね。 -
2014/04/15-12:04
では簡単にまとめ!(敬称略)
違ってたらツッコミお願い!
1:ハロルド&ディエゴ トロールの気を引いた後 ハロルド1人森へ※他メンバーは一足先に森待機
2:ハロルドはトロールを撒いた後、石に変装
ミサが通行人装い悲鳴でトロールに居場所知らせる
3:敵がハロルドに接触しようとしたら、部下戦開始
(陣形は五芒星、戦法は各自任せます)
トロールを説得する場を作る
4:トロール説得
成功なら任務完了
失敗ならトロール戦開始(エミリオ提案の戦法で)
こんな感じであってる? -
2014/04/15-11:20
了解ですー一応トランスしたい為、ディエゴはハロルドの確保後に射撃を始めたいと思っています。
あと、悲鳴なのですが…よく考えたら
悲鳴→石に ってのはちょっと早すぎる気もしたので、どなたかお願いします
悲鳴はこの作戦の場合、合図というよりもトロールに居場所を知らせるものになりますね。
紅茶美味しいです…ほっとしますね -
2014/04/15-11:08
エミリオ:
ミサ、勝手に何やってるの?(黒い笑み)
ま、いいか、大勢で飲む方が美味いだろうし
念の為トロール戦になった時の為に
精霊達に相談事項があるから提案するよ
ヒュリアスはローズガーデン使用で盾役を頼める?
ロジェとディエゴはダブルシューターで援護射撃
ナハトは俺と共に側面からアルペジオを叩き込む
各自その為のMPは取っておく
という戦法を考えたけど、どう思う? -
2014/04/15-10:45
皆で飲む為にいれたんだもの、飲んで、飲んで♪(ティーカップを差し出す)
メイクの手伝い、ありがとう! 助かるよ~
(小声で)この茶葉、エミリオさんの仕事のお得意様から頂いたものなの
えへへ、こっそり持って来ちゃった♪
(長くなるので続きます) -
2014/04/15-09:01
(差し出された手を取りながら立ち上がり)
わわ、潤様…ごめんなさい、ありがとう。
ハロルド様も、クッキー食べて下さって嬉しい…(じーん)
わぁ…素敵。ミサ様、わ、私もお紅茶頂いて良いでしょうか?
とっても良い香り…こんなに良い香りのお紅茶、初めてです。
石に変装、かしこまりました…! 私も、出来るだけメイクをお手伝いします…!
ハロルド様の身が心配ですが…頭脳明晰で優しいハロルド様だからこそ、出来る事なのかも…
(紅茶をちらちら気にしながら) -
2014/04/15-08:29
いえいえ、どういたしまして
!?潤さんすみっこ行かないでー(慌てて連れ戻す)
長い時間会議室に籠もってるんだもの、誰だって疲れちゃうよ! だから気にしないで(微笑み)
あと少し訂正
悲鳴をあげて合図するのはハロルドちゃんだったね、間違えてごめん
私はハロルドちゃんの仮装が終わったら、すぐ近くの木の裏に隠れるよ -
2014/04/15-07:56
(リヴィエラさんが立つのに手を貸しながら)
わぁ…ミサさんありがとう。
う、む。。。僕もすでに頭が暴発している、ようなのでとても助かったよ…(若干哀愁)
ハロルドさん、いやむしろ僕の暴走を止めてくれてありがとう、ありがとう。
石に変装は思いつかなかったよ。
それに話してて、囮役に危険は無さそうだ、とも感じてきたので
ハロルドさんとミサさんの案でOKだ。
あぁいや…トロールに単独で接近させるかも、なので危ないことに変わりはない、けど;
みんな…混乱させて本当にごめんよ…
(隅っこへ紅茶を持って移動し、反省の自主正座。でも紅茶は飲んでいる。ずずずぅ) -
2014/04/15-04:10
皆一息つかない?
紅茶をいれたよ~
クッキーに合わせてアールグレイにしてみました♪
お好みでミルクとお砂糖をどうぞ
もし仮装するのなら、ボディペイント用の塗料を使うのはどう?
1人で仮装するのは大変だろうから、当日私 仮装セット一式持って森の方で待機してるよ
ハロルドちゃんは仮装の準備の心配はしなくていいから、トロールさんを撒いたら私の所まで走ってきて
時間勝負だから、一緒にメイクを手伝ってくれる人がいると助かるよ
準備が終わったら偶然通りかかった人のふりして悲鳴をあげるよ
これならトロールさんも気づく筈! -
2014/04/15-01:30
連投420-(失礼)
バラバラでもクッキーは美味しいよ?
ありがとうね。 >リヴィエラさん
私が石になっちゃえばいいんですよ、といっても本当の石ではなく
石の振りをするんです(色付けした石灰とかで…泥湯があればなお良しなんですが)
先述のように「冷遇されている子供」を演じトロールの注目を引き
まあ、花売りなので一人で森林の方へ行き一旦撒く
そこで石に変装??し、倒れてトロールを待つ…。
これならダメですかね?
やはり石になった子供を使っておびき寄せ…はしたくないのです。 -
2014/04/15-00:56
んーと、こちらもメタですみません
以下転用
●手段
今回は明確な『囮役』が居ない為、策を講じて相手を誘き出す必要があります。
冷遇された子供に情を移して見守る習性があるようで、その子供が自分達のボスであるギルティの餌食になるのを実は嫌っているようです。
つまり、冷遇されている子供を見付けて網を張っていれば、会敵出来る可能性はグッと上がります。
この書き方だと、「まだ生きている子供」を見つけろ、ととれるんですが… -
2014/04/14-23:07
ぁぁっ!リヴィエラさん大丈夫かい!?
(慌てて駆け寄りながら)
…なんて素晴らしく上手な説明、ありがとう…
(メタらなくても出来るよ、ね…orz|||) -
2014/04/14-22:54
あっ、これは…(資料を見ながらまた何か発見したように)
トロールさんは、オーガではなく…ネイチャーのようですね。
もしかすると…恐らく強力なネイチャーでも、ギルティのように、子供を石にする力はないのではないかしら…
うぅ、転んでしまったから、折角買ってきたクッキーがバラバラに…(ぐすん) -
2014/04/14-22:50
あっ、潤様、ハロルド様ー! きゃぁっ!?
(二人に駆け寄ろうとして、石に躓いて転んだらしい)
…いたたた…あ、そうだわ、皆さん、これを…
(A.R.O.Aでのこれまでの依頼書を見せながら)
この資料によると…子供達―神人に顕現した幼い子の魂を食らい、石にしているのは…親玉であるギルティのようです。
とすると…今回のトロールさんは、何の悪意もないと思うのです。
むしろギルティの行為を『許せない』と反発しているのでは…
ただ冷遇されている子供を哀れに思っただけ―子供がギルティの餌食になり、石となっても
『せめて親元に返してあげたい』と行動を起こした、善意の塊なのではないでしょうか… -
2014/04/14-22:10
もしもそうだとしたら…
囮にするのは「すでに石にされた子供」、なのでは…と。
ギルティを止める術はまだ僕たちには無いから。
警官たちも、石にされた子供たちから、共通点を見つけたようだし…
警官たちが派出所?交番?かどこかに一旦運んだ石像を運ぶためにトロールは現れてる。
なら…ものすごく悔しい、作戦だけど…
これから石にされた子供の中で、冷遇された子がいると分かったら
警官さんたちから連絡をもらって、その石像の周辺を見張ってる、とか…
(誰か止めてくれねorz) -
2014/04/14-22:06
ちょっとメタるけど失礼っ;
この 「県 裕樹GM様」の、『何者…?』というリザルトで
子供を石にするギルティが初登場するんだ。
(僕は、生気を吸って石に変えてるのかと推測してるんだけど)
あくまで…僕の残念な読解力による考えだから、誰か突っ込んでくれ、ね…
ボスであるギルティを止めることは出来ず、石にされてしまってから
せめて親元に…と後からトロールが現れてるのかと・・・。ボスに秘密で、ね。 -
2014/04/14-21:57
ギルティは「食事」をするために子供を狙います
冷遇されている子供がその「食事」の餌食にならないように
トロールは事前に子供を石にして運ぶ、という読解だったのですが…違ってましたかね?
トロールの手下が子供をさらい、トロールのもとに運ぶのかもですね。
だとしたら発信器をつけた上でさらわれた方が良いかも?
村の入口付近で一人でいれば嫌でもギルティの狙いになるでしょうし。 -
2014/04/14-21:10
すまない…プロローグを読んでいたら…
僕は根本的に何か勘違いしていた、かもしれない…;
子供を狙いに来るのは「ギルティ」であり、
トロールが姿を見せるのは「石になった(冷遇された)子供を運ぶ時」、なのだよ、ね…
つまり、子供が生きているうちは文字通り、見守ってるだけで姿は見せないのではないか、と…
ハロルドさんが『囮役』で演じてくれて、トロールのアンテナに引っかかったとしても、
…姿は…その時点では現さないのではない、かな、、、と…?;
僕たち、隠れてては意味が、ないか…?
またとんだ勘違いしてたら申し訳ない…っ -
2014/04/14-06:15
森林、というか…村から少し離れたら合図として悲鳴をあげるつもりなのですが
これが合図で良いでしょうか?ちょっと危険かもしれませんが…
警官への報告は討伐してもしなくても、解決した、で間違いは在りませんし大丈夫かと。
最終的な判断は本部に委ねるしかありませんね… -
2014/04/13-23:45
ハロルドさん、村の入口付近 了解だ。
僕たちは周辺に隠れて待機、でいいかな?
依頼は…警官のお二人のようだから、そのお二人に
解決(生かすにしろ討伐するにしろ)云々の報告をする感じだろうか…
最終報告と判断は本部にまかすことになるのだろうけど。
リヴィエラさん、ハロルドさん、危険な役回りすまない…宜しく頼む。
判断の瞬間を誤らないよう、僕も任務続行日までに冷静な心を精進しておくよ… -
2014/04/13-23:00
皆さん…ありがとうございます(ぽろぽろと嬉し泣き)
せめて語り掛けは、私の全てを賭けて。
か、語り掛けをする時は…わ、私、誠意を見せられるよう、
武器を外してトロールさんに向き合います…!(ガタガタ震えながら)
ロジェ:
(プリンを食べ終えて)すまん…取り乱した。
トロールが神人を傷つけるなら、俺は撃つ。約束は違えん。 -
2014/04/13-20:31
ですね、生かすにしろ殺すにしろ
最後まで処理した方が良いでしょう。
-
2014/04/13-17:54
ミサちゃんの陣形了解!
でもナハト素早さ命でよく動くからねー
リヴィちゃんなんか言った?イヅって誰かな?
じゃないや!
まぁ親から愛されなかったのは私も同じ。一応トロールに子供でも「生きていれば」私みたいに親を跳ね除けて生きていけるようになるって言ってみるつもり。
「仲間を殺されたら黙っていない」は憶測であって、もしかしたら上司の非道にストレスと溜めていたサラリーマン風に部下らに嫌気がさしてたって場合もあるし、声がけはしてみてもいいかも
抵抗やめたら万々歳で、抵抗続けたら本気で殺しにかかるって感じ?
トロールに情はないけど、巣の構造とかだけ聞き出せれば攻略に役立つんじゃないかなと -
2014/04/13-17:54
いえ、こちらのはトロールが抵抗し続けるという前提のもとなので
語りかけが成功すればそれで良いと思ってますよ!
彼をいかすのであれば、村人たちにはトロールの件は解決したとだけ報告すればいいんじゃないでしょうか。
生かしたと報告すれば、組織の信用が落ちる可能性もありますし、トロールはまた命を狙われかねません。 -
2014/04/13-17:33
ゴクゴク…(ケーキを水で流し込む)
(はっとしたように)ワガママを言ってごめんなさい…ハロルド様の言う通りです…
トロールさんに呼びかけるチャンスをくださった事に、感謝しなければいけないのに
私…優しい皆さんを危険に晒すような事を…(ぐすっ)
…あら? もうっ、ロジェ様、地面に『のの字』を書かないでくださいな!
ほら、私のプリン、差し上げますから。 -
2014/04/13-16:47
改行し忘れ・・・読みにくくてすみません
とはいえ、難しい問題ですね
リヴィエラさんの言うことも理解出来るだけに -
2014/04/13-16:45
リヴィエラさんありがとうございます(照
推測に過ぎないことなのですが
トロールが心を動かすのは冷遇された子供であり、私たちではない
彼の部下を手にかける私たちの言葉は届くのかが心配です。
優しさがあるからこそ、田口さんも言うように「仲間を殺されたら黙っていない」のではないでしょうか?仲間を殺した人間がいる組織に生け捕りは、逆に残酷なのではと思います。
彼を思うなら、一撃で仕留めることを推奨します
せめて苦しまないように -
2014/04/13-15:55
……っ!!(ケーキを喉に詰まらせているらしく、『ハロルド様、頭良い!』と言っているようだ)
ロジェ:
すまない、潤さんの言葉を思い返していて考えていたんだ。
『トロールを生かしておく事のメリット』についてなんだが…
1.潤さんの言う通り、トロールはギルティのアジトの内部について詳しい
2.トロールは、ギルティが子供を餌食にするのを快く思っていないらしい
3.A.R.O.A本部にトロールを留置しておけば、町で暴れる心配がない
リヴィー…リヴィエラが説得に失敗した場合、俺はトロールの脚を狙撃して
奴の動きを止めてみようと思う。
メリットを考えた場合、生け捕りにするのもアリかと思ったんだが…どうだろう? -
2014/04/13-14:44
んー場所は村の入口を想定しております
花を売って、親登場「稼ぎが足らない」といって売上を持っていく・・・みたいな感じです。
-
2014/04/13-12:44
ハロルドさん、囮ということは『冷遇されてる子供』を演じる、んだよね…?
場所とかは案はあるかな?
普通に家族を演じるなら民家、貸家?とかがいいかもだけど…
一般人が多いところで戦闘は避けたい、かな…
でも…森林、根城の近くは…、ギルティにまで見つかってしまうかもしれない、し…(うーむ)
発信機が必要かどうか、場所によるかな、と。
ハロルドさんに危険が及ばないよう、隠れる所があって
すぐ飛び出せる場所がいいなとは思うのだけど… -
2014/04/13-12:42
ミサさん職まとめ&陣形案ありがとう。僕も異論ないよ。
遠距離型と近距離方がバランス良くて、トロール以外の敵には戦いやすそうだ。
…ロジェ、さん、容赦ないな…(言いつつも微笑ましい眼差し←)
リヴィエラさんもとても危険だけど…僕からも頼む。
でも必死になりすぎて、あまりトロールに接近し過ぎないように、ね… -
2014/04/13-11:19
わ、私…生まれた時から神人だったから…色々言われた事があって、トロールさんを他人のように思えないんです…!
皆さんお願いです、3分…1分でいい、私に時間を下さい。
わ、私、命を賭けてトロールさんに訴えます。だから…むぐぅぅ!?(ケーキを口に詰め込まれる)
ロジェ:
バカ、落ち着け。
…皆、俺からも頼む。
トロールが残り一匹になった時、こいつに少しだけ時間をやって欲しい(頭を下げる)
呼びかけが無駄だと判断した時点で、俺も全力で奴を殲滅する事を約束する。
陣形については、ミサの提案に賛成だ。 -
2014/04/13-11:15
…ふぁっ?(泣き疲れて眠ってしまっていたらしい)
…! 潤様、またご一緒できるなんて幸せです、お元気でしたか?
(ハッとして)い…伊津…!? あ、いえ、結寿音様、お会いできて嬉しいです!
ミサ様…ふえぇっ、ありがとうございます(ハンカチを受け取って涙を拭う)
ハロルド様…危険な役目なのに、う、ぐすっ、ありがとうございます…
お子さんを囮にしようだなんて、私、どうかしてました… -
2014/04/13-10:06
囮役、任せてください。
発信機などは必要でしょうか?
語りかけ了解しました。お気をつけて、一筋縄ではないと思います。 -
2014/04/13-08:46
(連投失礼)
トロールに語りかけるの賛成!
少しでも可能性があるのならそれにかけたいな
駄目だった時は
私も覚悟を決めるよ -
2014/04/13-08:29
ハロルドちゃん囮役お願いします
何かあった時はすぐフォローするね
私も部下を先に倒すでOKだよ
各相方さんの職をまとめたよ(敬称略)
ナハト&エミリオ:テンペストダンサー
ヒュリアス:シンクロサモナー
ディエゴ&ロジェ:プレストガンナー
敵が多くて乱戦になるだろうし、味方同士背中合わせで戦うのはどう?
陣形は五芒星になるように各精霊達に立ってもらって、その中央に神人達が集まって防御に徹するのを考えたよ -
2014/04/13-07:44
人数増えて心強いよ。皆よろしく。
うん…了解だ。
僕も残念だけど…冷遇する子供一人一人に網を張ると
戦力が分散しそうだしそれは避けたいから…ハロルドさん、お願い出来る、だろうか…
トロールの部下から先に、も了解だ。
…ただ…、トロール1体になってからの戦闘中…、そこでリヴィエラさんの[会話術]等で
トロールに語りかける、というなら…僕はリヴィエラさんが話をする間くらいは
協力したいと思う。可能性があるなら…試してもいい、とも思うんだ…
精霊のスキルに防御重視のカウンターがあるから…話しかける少しの間リヴィエラさんを守りたい。
もちろん、攻撃陣の邪魔はしないよ。
話が出来ないと判断したら…うん、討伐に全力を注ぐよ。 -
2014/04/13-06:01
私は3~4年前ならいい囮になったんだけどねー、この中で一番背が高いというのを知って若干ショックを隠せない(
というか冷遇された子供を見つけるってわりと労力使うよね…あとこんなのに協力したくないだろうし、ハロルドさんちょっと危険な仕事だけど任せたいなぁ
戦闘は雑魚を先に倒して相手に出来る体制を整えとくって感じでオッケー?
一応話せるかどうかぐらいは試みてみたいとも思うけどー -
2014/04/13-04:35
石になる=死
ってことがわかってる以上、自分としては子供を囮にするのはちょっと反対です
戦闘になった際怯えて体が上手く動かせなくなる可能性もありますし、そんな子供を抱えて戦闘できるほど余裕のある状況ではない・・・かも。
自分と精霊との外見年齢の離れから、自分がおとりになろうかなとも思っています。
精霊の方を着崩したりヒゲなどして15~20の外見年齢を離し、親子に見せることも可能ではないかと考えています。
-
2014/04/13-02:45
ミサです、よろしくお願いします!
見知った人達ばかりでとても心強いよ
リヴィエラちゃん、大丈夫?(濡れたハンカチを差し出す)
私もトロールを保護したかったけど、
エミリオさんに『お前甘すぎ』って怒られちゃった
戦うのはとても辛いけど、頑張って戦うよ -
2014/04/13-01:46
はじめましての方は初めまして
そうでない方は、またお世話になりますーハロルドと申します。
私も討伐推しですね
A.R.O.A.の職員である以上、オーガの勢力に入るものは殲滅すべきです
仕事に感情はあまり持ち込みたくありません…が心情はわかります。
わかった上でやるべきだと思います、何も楽しんで討伐するのではないわけですから。 -
2014/04/13-00:59
結寿音さん、どうぞよろしくだ。
説得も無理だとしたら…捕獲、かな。
ギルティに対して僕たちは今のところ絶対的に不利で…
トロールを倒しても根本は解決しない、と思うんだ…。
ギルティに対しての策が無い限り、また同じ被害者は続々と出る…
トロールの持つ情報が得られれば、今後の対応策が今よりは増える、かなと。
…うん。そのためには、結局トロールを捕えられる程弱らせないといけないから…
僕たちもかなり必死にならなきゃだし…リヴィエラさんには辛い、かもだけど…
やはり討伐の必要あり、となったら僕もそれに全力を尽くすよ -
2014/04/13-00:38
結寿音だよ!
ハロルドさんは連続よろしゅー
リヴィちゃんの気持ちはわかるけど、私達の介入があって仲直りできたら苦労しないと思うんだよね…世の中そう甘くはないと思う
それに冷遇されてる子供はたくさんいるし、これからもたくさん生まれてくるでしょうね
実際私の親は私の事歩くATMって思ってるし
個人的には討伐を推すけど…やるからにはトロールの仲間、つまり部下を倒さないといけないから説得は絶望的になるんだよね、流石に仲間殺されたら黙ってないと思う
みんなが説得方面なら私も説得で頑張るけど、失敗したらかなりやばいね… -
2014/04/13-00:22
あぁリヴィエラさん(知った顔を見て少し安堵顔)久しぶりだ。元気そうで何より。
初めましての方には、篠宮 潤という。よろしくお願いする。
僕もトロールの保護は考えたい。
ただ…仲直り、が襲われるまでに間に合うか…
戦いは避けられないかな…と思ってる。
トロール以外にも、数が送られてきそうだし…
倒しながら、戦いの中でトロールを説得出来ないかな、と…
どちらも無傷で…とは難しいかもだけど…
あのアジトの中を知っているトロールが味方になれば、A.R.O.A.も
心強いんじゃない…かな…と…(段々小声に) -
2014/04/13-00:12
こ、こんばんは、リヴィエラと申します(お辞儀)
(意を決したように顔を上げて)
あ、あの…っ、何とかトロールさんを倒さずに、保護する事はできないでしょうか?
トロールさんは何も悪くありません。
冷遇されている子供さんを探し、親御さんを説得して、仲直りしてもらえば…
トロールさんも安心してくれると思うんです。
いざとなったらスキル『会話術』で私が親御さんを説得します…!
お願いです、トロールさんをもごぉぉおっ!?(口を塞がれる)
ロジェ:
こいつのパートナーの、プレストガンナーのロジェだ。
俺としては神人を傷つける可能性のある魔物は倒しておきたいんだが
こいつがあまりに泣くからな…誰か協力してもらえないだろうか?