【水魚】BS杯!告白コンテスト(上澤そら マスター) 【難易度:簡単】

プロローグ

●ウィンクルムって珍しい
 海底世界にある広大な神殿施設、ブルーサンクチュアリ。
 神殿風の見た目ではあるものの、その中身は様々な商店や遊戯施設があるため
 ちょっと厳かなショッピングモールのような雰囲気に思える。

 その神殿内に、一際大きな貝があった。
 高さ数メートル程の貝は大きく口を開き、舞台のようにあしらわれている。
 ちょっとした野外ホールのようなイメージだ。
 
 そんな中、一人のハ……頭髪のないジイさんが目をカッと開いた。
「トキメキが 欲しいのじゃ!」
 いきなり何言いだすんだこのジジイ。憐れみを纏った目で男人魚は爺を見つめる。
「タラさん何を言い出すんですか、寿命でも近づいてるんですか」
「バカなことを言うな。ほれ、今ウィンクルムが来ておるじゃろう。愛と勇気の力でパワァアップするという美男美女のカップルが」
「あぁ、そうですね。それとトキメキがどう関係あるんですか、タラさん」
 この海底世界はこれまでウィンクルムと言う存在を殆どの者が知らなかった。
 今回、オーガの脅威にあって初めて、他の世界でこのように戦うウィンクルムやA.R.O.A.の存在を知った程。
「で、な。せっかくじゃからこの世界の人々にもウィンクルムの凄さを味わってもらいたいんじゃ。わかるじゃろ?」

 かくして。

●第一回!チキチキ!
 ……何が起こったのかさっぱりわからない。

 ブルーサンクチュアリをのんびりと散歩していたら、謎の魚人に
「あなた達はウィンクルムですか?」
 と、尋ねられた。
「はい。私達はウィンクルムです」
 そう答えただけで、そのまま強制連行されたわけで。

 どんな事件が待ち構えているのかと思いきや……
 看板に書いてある言葉。

『ブルー・サンクチュアリ杯 第一回 ウィンクルム告白コンテスト』
 
 ……なんだこれ。

 既に集まっているたくさんの人、人魚、魚人!
 司会曰く、これからウィンクルムがそれぞれ己のイメージする愛の告白を見せなければならないらしい。

「男女それぞれ、思い描く告白をしていただきますギョ!」
 司会の魚人がマイク片手に高らかに宣言する。
 湧き上がる客席…!
「それぞれの優勝者はブルーサンクチュアリの入場料金を返金しますのと!更に新鮮な魚介類食べ放題ディナー券をプレゼントしますギョ!」

 ルール・その1
  くじ引きで選ばれた相手に即興で愛の告白!
  相手が異性かどうか、は元より人間か人外かはくじ運次第!

 ルール・その2
  シチュエーションはお好みで!
  コント風に即興でセットを組むそうです、手間がかかってますね!

 ルール・その3
  優勝者は告白される相手役がズギャン!と心にキた具合で決定します!

 湧き上がる拍手、観客の期待の眼差し。
 逃げだしたい、その気持ちをにじませるものの、魚人の大きな瞳はあなたを捉える。
 パートナーもゲンナリとした表情だ。
 
 とりあえず、早く終わらせて帰ろう。
 そう思うウィンクルム達であった。

解説

【 全 力 で コ メ デ ィ で す 】

●流れ
 ひょんなことから告白コンテストに出場することになりました。
 神人、精霊、それぞれがクジで選ばれた人相手に告白のマネをしてただきます。

 ・どんな告白をするか
  例1:伝説の木の下で憧れの先輩に、頬を染め恥ずかしそうに
   「……先輩……好き……!」

  例2:部活のマネージャーに
   「このシュートが決まったら……俺と付き合ってくれっ」
   「カズくん……!」
    ※アイスホッケー部

  例3:特に相手との設定もなく、壁ドン
    「オレのこと以外、何も考えんなよ……」

 ・告白をしているパートナーを見てどう思うか
  例1:う、羨ましい…あたしもされたい…!
  例2:謎の同性の魚人に無理矢理告白させられるなんて罰ゲームすぎる
  例3:舞台設定の意味がわからない 

 告白と、パートナーへの想い、比率はお任せいたします。
 真剣もよし!ズレるもどんとこい!


●お願い
 告白する相手を決めるため、挨拶時に【6面ダイスをA,B両方】振ってください。
 Aは神人が告白する相手。Bが精霊が告白する相手です

 1:異性の海底世界人(詳細お任せ)
 2:異性の魚人(魚に人間の手足がついた生物。詳細お任せ)
 3:今回の依頼に参加している同性のウィンクルム(ランダムですが、要望あればウィッシュにぜひ)
 4:同性の海底世界人(詳細お任せですが、同性が好きなお方です)
 5:同性の魚人(魚に人間の手足がついた生物。詳細お任せ。同性が好きなお方です)
 6:今回の依頼に参加している異性のウィンクルム(ランダムですが、要望あればウィッシュにぜひ)

●他
 入場料やブルーサンクチュアリでの遊び代含め、お一人様、300jrかかります。
 但し男女それぞれ優勝者は入場料の200Jrは免除されます。
 海産物食べ放題の描写はありませんのでご注意ください。

ゲームマスターより

ご無沙汰しております、上澤そらです。

海底世界のステージにて、なんだかよくわからないイベントが行われております。
シリアスかコメディか、それともカオスか…!ご参加者様のダイス運次第です。

優勝のために気合をいれるもよし!
そんな恥ずかしいことできるか!と手を抜くもよし!
引きつりながらも魚人に愛を囁くもよし!
相手を愛するパートナーと思うもよし!

どう転んでもコメディな予感しかしませんが、琴線に触れましたら何卒よろしくお願いいたします。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

篠宮潤(ヒュリアス)

  ●告白
…く、クマノミ?の魚人さん、かな
うっ…人、多い…!
膝や肩プルプル

「綺麗な黒い瞳も…人を惹きつける、姿(模様)も、君の内面を、きっと表してるん、だね。
たまに、で、いいんだ。そこ(イソギンチャク)から出て、顔を見せて、くれたら…
直接…何度だって、言いたい、から…」
深呼吸
「…そのままの君が、大好き、だよ。僕が、一緒に生きちゃ、ダメ…かな(共生)」
うるんだ目で笑顔
※真相=緊張しすぎて涙目の頬昂揚

無事終了すれば腰抜けた

〇見学
他の方達のにドキドキ夢中

精霊の見れば唖然
リオさんごめんごめんごめんっ
「あ…ああやって、言った事…ある、の?」
「…多分、やり過ぎ、かと…;」

脱力したようなどこかホッとしたような



かのん(天藍)
 
告白
なまじ知っている精霊さんにって一番言いづらいです…
まだ初めましての方の方がどれだけ良いか…

先にステージにいる精霊さんの所に行き、しばらくもじもじした後意を決して
……あの…その…あ、貴方の事が大好きですっ!!
(改めてこんな時天藍に対してどう言うか考えた)
勢いに任せて言うだけ言い
精霊さん残してダッシュで退場

ステージ袖に戻り不機嫌そうな天藍に気付く
天藍?
首傾げ言い分聞く
あの、ですね
あまり口にしていませんけれど…
好きや愛の言葉は日常の挨拶みたいに使わずに特別な時に使えたらと思うんです

天藍の見て
相手の魚人が少し羨ましい
ふと夏休みの出来事思い出して赤面

リオさん
同性でも面と向かって言われると照れますね



リオ・クライン(アモン・イシュタール)
  知らない相手に告白するなんて面を食らったが・・・女性相手ならなんとかなるか・・・。
でも、アモンは他の女性に告白して、私はヒュリアスさんに告白される。
正直複雑だ・・・。

告白相手・同性のウィンクルム(かのん)

<行動>
・かのんに告白、アモンのアドバイス通りに演じてみる
・コンセプトは「妹系」、頬染め、上目づかいで
「お、お姉さま大好き!ぎゅって、して・・・?」
・「い、今のはその、アモンがこうしろって言ったから!」
・アモンの告白を見て「は、破廉恥すぎる!」と思いながらもやきもちをやく
・ヒュリアスに告白される
「大丈夫だ・・・これは本気の告白ではないのだから」
・突然の壁ドンに乙女っぽく赤面硬直

※アドリブOK!



桜倉 歌菜(月成 羽純)
  5:同性の魚人さんが相手
設定:歌菜→弁当屋の店員
相手→客

どうしました?今日は少し疲れた顔ですね…
そうだ!
ちょっと待ってて下さいねっ

はい
貴方の為だけに用意した、特製のお弁当です
これを食べて元気になって下さい

私…貴方の笑顔が好きなんです

(お弁当に海苔で『スキデス』のメッセージ入り)

私、貴方が大好きです

(終わった後)羽純くんを思い浮かべながら、頑張りました…緊張したーっ

羽純くんの告白が素敵で、瞳キラキラ
いいなぁあんな風に言われてみたい…

かのんさんの告白を受ける羽純くんに、お似合いだと思って…羽純くんには大人の女性が似合うのかも…
…私ももっと大人になりたい…

羽純くん、あのね、待っててね(大人になるから



●突然の告白
 突如「告白コンテスト」に参加を強制されることになったウィンクルム達。
 悲喜こもごも……どころかほぼ驚愕の表情しか浮かばない中、唯一普段通りなのがリオ・クラインの精霊・褐色セクシーディアボロ、アモン・イシュタール。
「なーんだ、楽勝じゃねぇか。昔みたいに口説けばいいんだからなっ」
 余裕の笑みを見せる彼に対し、複雑な表情なリオ。
 彼女は彼女で、女性に告白しなければならないのだ。
(知らない相手に告白するなんて面を食らったが…女性相手ならなんとかなるか……)
 だがアモンは女性に告白して……正直、複雑だ。
 チラリとアモンの姿を見れば、同時にアモンの名が呼ばれる。
「じゃー、ちょっと行って来るぜ」
 緊張など微塵も見せず、アモンはステージへと登っていった。


●アモンから、異性の海底世界人
 ステージで待つのは、海底世界人。
 清楚な雰囲気を醸し出す彼女に対し、アモンはワイルドさと、大人の男の色気がたっぷりで。
 己の性質とはまったく逆の男性の登場に、少しの戸惑いを見せる女性。
 しかしアモンは感じていた。戸惑いの裏に在る、興味を。
 
 彼女を見据え、口の端を上げながら彼女へと近付いて行く。
 後ずさりしそうになる彼女を、慣れた手つきで彼女の腰へと腕を回し。
 彼はやや強引に自分の元へと引き寄せた。
「……なぁ、オレの物になれよ?」
 耳元で響かれるアモンの声。その言葉に拒否権などない。
「……いい夢、見させてやる」
 更に艶めきを増す彼の声に、頬を紅潮させ……女性は腰が砕けそうになる。
 フラリと倒れそうな所をアモンが軽く支えれば、会場からは割れんばかりの拍手が鳴り響くのだった。


●破廉恥っ!
 リオの胸中の複雑さは、まさにピークを迎えていた。
(は、破廉恥すぎるっ!)
 これから告白するのもそうだが、アモンの告白シーンに胸がキュッと痛む。
 押し込めていた自分の気持ちが、黒くジワジワと浸食してきそうで……リオは頭をぶんぶんと横に振った。
 ステージを終えたばかりのアモンは、何事もなかったかのように彼女に近づき。
「おい、何そんな難しい顔してんだよ」
 べ、別に……と呟くリオ。その不安げな表情に
「よし、このオレがお嬢様にアドバイスをしてやろう」
 ニマリ、とアモンが妖艶に笑むのだった。 


●潤から、異性の魚人(クマノミ)
 続いてステージに呼ばれたのは篠宮潤。
 名前を呼ばれステージに立てば、目の前には沢山の観客。
(うっ……人、多い……!)
 肩や膝が小刻みに震えれば、彼女の紫色の髪の毛先もフルフルと揺れ。

 相手役のクマノミ型魚人が現れた。
 潤に負けず劣らず、彼もまたプルプルと小刻みに震えている。
 両者一歩も動かない。もじもじもじ。
 ステージ脇に構えていたヒュリアスは、視線を潤と魚人に向け
(やはり、こんな観客の多い場所でウルが話すのは辛いだろう……)
 ヒュリアスがステージの上の潤を呼び戻そうと足を出した、その時。
「あ、あ、の……!」
 潤が一歩、魚人に歩み寄った。
 その姿を見てヒュリアスは足を止める。
「君の……綺麗な黒い、瞳……も、人を惹きつけ、る…もよ……姿、も……」
 細い声で、だがしっかりと相手の瞳を見て伝える潤。
「君の、内面、を……きっと、表してるん、だね」
 ハッ、とクマノミが己のオレンジ色の模様をみやり。
「たまに、で……いいんだ。そこ、から出て、顔、を……見せて、くれたら……」
 潤が指で示す先には、イソギンチャク。風にサワサワと揺れている、クマノミの住処だ。
「直接……何度だっ、て、言いたい……から」
 そこまで言うと、潤は一つ深呼吸。
 そして改めて魚人を真っ直ぐに見つめる。その表情は涙で目が潤み、頬はピンク色に紅潮し。
「……そのままの君が、大好き、だよ。僕が、一緒に生きちゃ、ダメ……かな」
 彼女の表情と言葉、更に魚人にとっての幸せである、共生……!
 喜ぶ魚人と潤を、大きな歓声と拍手が潤を包み込んだ。
 緊張の糸がほどけ……潤は腰の力が抜け。その場に座り込んだ。


●モヤモヤ
(き、緊張、した……よ……)
 潤の足はガクガクと震え、自由に動くことができなかった。
 すると、それに気付いたヒュリアスがステージ脇から現れ、潤をササッと舞台端へと連れ帰った。
 ろくに喋れないのでは、と予想していたが
「やれば出来るのだな」
 労いの言葉を潤にかければ、頬が赤いままの潤が苦笑する。
(しかし……)
 ヒュリアスは思った。
(ウルのあんな表情は見たことが……)
 大舞台を乗り切った潤の成長は喜ばしいのに。
 それ以上に自分の頭の中にかかるモヤが気になって仕方ない。
 首を傾げ、その原因を探ろうとするも……次にステージに呼ばれたのはヒュリアスだった。
「ヒューリ、頑張っ、て……!」
 潤の言葉に頷きつつ、告白の知識を脳内で検索する。
 周りを見渡せば、目に入ったのはアモンからレクチャーを受けている様子のリオ。
 ヒュリアスは二人に近寄ると
「すまんなアモン。パートナー嬢をお借りする」
 見知った仲間の言葉に、リオは一瞬アモンの顔を見る。
 アモンは「おー、いってこい」といつもと変わらぬ表情で。
「助かる」
 ヒュリアスが一礼し、リオと二人でステージへと向かって行った。
  

●ヒュリアスから、リオへ
(告白とは……誠意を込め、相手に確実に伝わるように……)
 頭の中で繰り返すヒュリアス。
 その隣ではリオが戦闘に赴くような真剣な表情。難攻不落の城のように、その赤い瞳が厳しい色を見せる。
 二人が向かい合う様は、どこか緊迫感に包まれ……観客も息を飲んだ。
(目を覗き込み、至近距離で……)
 真剣な表情で近づくヒュリアスの姿。色黒な肌や体格は似ているが、醸し出す雰囲気はアモンとは正反対だ。
(大丈夫だ……これは本気の告白ではないのだから……)
 リオがキュッと口を締めた。
 リオの瞳を見つめたまま、ヒュリアスが間合いを更に詰めた。
 すると、ヒュリアスの腕がリオの顔の横の壁をどん!と押し付け、ググッと近まる距離
 恋愛経験は乏しいリオ、思わず『はわわわぁっ!』と頬に赤味が差し、どうしていいかわからず硬直してしまう。
(こういう場面では、相手を逃してはいけない。そして言うべき台詞は……)
 ヒュリアスがリオの瞳を見据え、そして
「……愛してる」
 真顔のまま囁かれた言葉。
 心臓がバクバクと鳴りやまないリオだったが、それ以上に大きな歓声と拍手が場内に鳴り響いた。


●衝撃
「リオさん、ごめんごめんごめんっ。大、丈夫……だった?」
 潤の慌てた表情に「あぁ、気にしないでくれ」とリオは言葉を返す。
「リオ嬢ありがとう、助かった。アモン、殴ってくれて構わない」
 ヒュリアスの言葉に、アモンはヘラリと笑みを返し。
「別にフリだけなんだし、そんな大げさに考えなくていーぜ?」
「そうか、ありがとう」
 そう言うとヒュリアスは一礼し、潤の元へと戻った。
 隣のリオは懸命にいつもの表情をしているが、その頬はまだ赤い。
 ……思わず浮かぶ、アモンの感情。
(いやいや、何でイラッとくるんだよ) 
 己の感情にツッコミを入れる彼だった。

 一方、潤は今も唖然としている。
「ヒューリ、あ……あぁやって、言った事……ある、の?」
 冷静に告白する彼に不安を感じ、上目遣いに彼を見れば
「自身の経験で、という意味でなら無いな」
 キッパリと言い切るヒュリアス。むしろ彼は逆に首を傾げ
「……何か間違っていたのかね?あぁするものだと見聞きしたのだが……」
「……多分、やり過ぎか、と……」
 苦笑する潤に、それは申し訳ないことをした、と彼は呟いた。
 そんな彼に脱力したような、ホッとしたような……複雑な心境の潤。
 またヒュリアスも、先程の潤の表情を思い出し……頭の中のモヤを感じるのだった。


●歌菜から、同性の魚人(鯖)
 舞台は、町のお弁当屋さん。
 桜倉 歌菜はその店の看板娘として働いている。
 早朝から明るく可愛らしい笑顔を振り間く歌菜の姿に訪れる客も心を癒され、会社という戦場へと向かっていく。
 そこに登場したのは、くたびれた一人のOL魚人。
 歌菜が彼女の姿を見て、首を傾げる。
 いつものような艶がない鱗。少しにごった瞳。倦怠感を感じさせる魚人の姿。
「いらっしゃいませ!」
 歌菜の笑みに女魚人もつられて笑むも、その笑顔はどこかくたびれて。
「すみません、コロッケ弁当を一つ」
「はい、かしこまりましたっ!でも……どうしました?今日は少し疲れた顔ですね……」
 やや眉を下げ、歌菜が心配そうな表情を見せれば、そう、かしら…?と寂しい笑みを見せる女魚人。二人の大女優の演技力に見る者が引き込まれる。
「そうだ!ちょっと待っててくださいねっ」
 奥へと入る歌菜、そして直ぐに戻ってきた彼女の手には……お弁当。 
「……はい、どうぞ」
 ありがとう、と受け取る魚人に歌菜は笑みと共に言葉を。
「貴女の為だけに用意した、特製のお弁当です。これを食べて元気になってください」
 特製……?と驚きの表情を向ける魚人に
「私……貴女の……笑顔が好きなんです」
 魚人がお弁当を取り出すと……ご飯に、海苔でメッセージが描かれていた。
 『ス キ デ ス』
 モニターに大写しとなったお弁当に、観客が「おぉお!」と騒めく。
 その四文字に驚いて、顔を上げる魚人。歌菜は頬を染め、唇を開いた。
「私、貴女が大好きです」
 真剣さと恥じらいと、想いを伝えられる喜びと。
 様々な心境を現した歌菜の声と表情に、割れんばかりの拍手が舞い起こった。


●大女優の帰還
「はぁあ、緊張したーーっ」
 大きな拍手と共に舞台を後にした歌菜に、精霊である月成 羽純がお疲れ様、と声をかけた。
(告白中は……羽純くんのこと考えてたんだ、よ)
 歌菜はそう思いつつ羽純の労いに笑みを返す。しかしこの後羽純の告白シーンがあると思うと複雑で。
 そんな羽純も、緊張してるかのような真剣な表情に見える。だが
(同性魚人相手であっても……)
 必死に胸の苛立ちを抑える羽純だった。
 
 更に、その隣で渋い顔をしているのはかのんと天藍。
 二人共断り切れずにやってきてしまったが、早く終わらせたい気持ちでいっぱいだった。
 天藍は自分の名が呼ばれると、かのんの視線を受けながらステージへと向かった。


●天藍から、異性の魚人(鯉)
(さっさと終わらせて帰ろう)
 そう思う天藍だったが、想像以上の客の多さにやや面食らった。
 黒髪長身、整った顔立ちを持つ天藍が現れたことで会場の女性陣から黄色い声援が沸き起こる。
(……変に手を抜いて場がしらけでもして、ウィンクルムの評価が下がるのも困るか)
 目の前には、魚人。
 鯉型の魚人は頬を染めている。
 天藍はそんな魚人に真剣な表情で近づいて行き……片手をその魚人の後方の壁へドン、と突いた。
 空いた手で魚人の顎と思われる箇所に手を添え、クイと持ちあげ視線を合わせれば、魚人の目に潤みが増す。
 そして、天藍は低めの抑えた声で囁いた。
「その黒目がちな瞳で俺だけを見ていてくれ……」
 客席の女性陣からキャアア!と黄色い声が響く中、ステージの照明は消えていった。


●不安
 戻ってきた天藍に「お疲れ様です」と声をかけるかのん。相手の魚人が少し羨ましい、と感じる。
 だがそれ以上に、これから披露する自分からの告白に緊張がいっぱいで。
 そんな彼女の表情に、天藍は思案すると……ステージへと登っていく羽純の姿が目に入った。


●羽純から、異性の海底世界人へ
 ステージには、シックなバーカウンターが設置されていた。
 グラスを丁寧に磨き上げるのは羽純。
 黒いベストに蝶ネクタイ、ソムリエエプロンに身を包んだ彼は更に凛々しい美しさを称えている。
 カラン、とドアが開き。入ってきたのは海底世界人の女性。
「いらっしゃいませ」
 甘い微笑みと共にカウンターへと彼女を促した。
「今夜は良い夜です」
 そうね、綺麗な月が出ていたわ。そう返す女性に羽純はそっと首を振り。
「例え月が出ていなかったとしても、良い夜でした。……貴女が、来てくれたから」
 艶やかな眼差しを見せる羽純に、早速彼女の頬は赤らむ。
 普段、母がタブロス市内で経営するカクテルバーに立つこともあり、その手際は非常に慣れたもので。
 シェイカーに酒を注ぎこむ姿は、目の前にいる女性だけでなく観客をも魅了する。
 羽純が真剣な表情でシェイクし、カクテルグラスに注ぎ込めば……透き通る青色のカクテルが出来上がった。
「貴女の瞳のような……綺麗な色のカクテルです、一杯、奢らせてください」
 嬉しそうな笑みを見せた女性は、そっとそのカクテルに口を付けた。
「ケリー・ブルーというカクテルです。少しアルコールは強めなので、少しずつ味わってくださいね。……でも」
 でも?と女性が小首を傾げれば
「……貴方が酔ってくれたらいいのに。そうすれば……堂々と口説けるのに、な」
 真剣な表情を見せる羽純に、女性の手が止まる。
「なんて、冗談です。ここでは貴方はお客様です。店員がお客様を口説いてはいけませんから」
 その言葉に寂しそうな表情を見せる女性だったが、次の瞬間。
 羽純がカウンター超しに彼女の耳元へ顔を近づけた。
「今夜、お時間ありますか?店の中ではご法度ですが……店が終わった後、プライベートで貴女に会いたい」
 羽純へ視線を向ける彼女に、彼は艶やかな眼差しと共に彼女へ告げた。
「……好きだ」
 真剣な言葉に女性は頬の紅潮がピークとなる。
 羽純は、何か言いたげな女性の唇にそっと己の人差し指を近づけた。
「続きは後で……ね」
 片目を閉じ、ウィンク。
 女性陣の声にもならない声がステージ内を包み込むのだった。


●適役
「……何というか……穴に埋まりたい気分だ……」
 なんとも言えない脱力感を見せる羽純。歌菜もこんな思いだったのか、と思うと先程までの苛立ちは少しだけ収まるような気がした。
 そんな羽純の隣には、カウンターの女性以上にポーッとした表情を見せる歌菜。今も瞳は潤みながら、キラキラと輝いている。
(いいなぁ、私も羽純くんにあんな風に言われてみたい……)
 お疲れ様、と歌菜が声をかける。すると、他方から同時に羽純へと声がかかった。
「羽純、ちょっといいか?」
 声をかけてきたのは天藍だった。隣にいるかのんは不安気な表情、かつ胸を押さえている。
 次が自分の番となり、かのんは緊張やら色んな感情がこみ上げている模様で。
(なまじ知っている精霊さんに、っていうのが一番言いづらいです……まだはじめましての方の方がどれだけ良いか……)
 途方に暮れるかのんを見、天藍は羽純が適役だと判断したようだった。
「すまないが、かのんの相手役をお願いできないか?」
 戸惑いを見せる羽純はチラリと歌菜を見た。
 歌菜は沈痛な面持ちのかのんの姿を見て、役に立ちたい、と思う。
「続けてで大変かもしれないけど……私なら、大丈夫だよ」
 笑みを見せる歌菜に、そうか、と羽純は立ち上がった。
「すまない、少し借りる」
 歌菜に向かって頭を下げる天藍に、アワアワと手を振る歌菜。
 こうしてかのんと羽純はステージへと向かって行った。 


●かのんから、羽純へ
 先にステージに立つ羽純。
 ステージ袖からは見守る歌菜や天藍の姿が見え、バーテンダーの時と同様に恥ずかしさを感じる。
 そこへ恥ずかしそうな表情で近寄ってくるかのん。
 羽純の目の前に立つも、恥ずかしさにはとても勝てず。もじもじと視線を彷徨わす。
 羽純は羽純で
(かのんさんの告白には照れてしまうな……。とはいえ、天藍さんには申し訳ない気も……)
 目の前で恥ずかしそうにするかのんに、羽純は優しい笑みを浮かべた。
 そんな彼の微笑みに、かのんは天藍と羽純が同じ程の身長、また黒髪という共通点に気づいた。
 そこで意を決したように、かのんは視線を羽純へと向けた。
 大きく一つ息を吸い。
「……あの……その……あ、貴方の事が大好きですっっ!!」
 かのんはそれだけ言うと、恥ずかしそうにそのまま舞台裏へと駆け戻っていった。
 彼女のいじらしい告白に会場からは拍手の雨が降った。


●嫉妬
 胸を押さえ、緊張した心を落ち着かせるように深呼吸をするかのん。
 少し遅れて羽純がステージから戻ってくれば、天藍が羽純に「ありがとう」と短く礼を伝える。
「かのんさん、俺の後ろに天藍さんを見てたと思う」
 そう言う羽純に、天藍は微かな笑みを見せつつかのんの元へ向かった。

「羽純くん、お疲れ様」
 そう、彼に声をかける歌菜。笑みを見せてはいるが、その笑顔はどこか切なげで……
 かのんさんの告白を受ける羽純は、とてもお似合いだと思った。
 大人の女性らしい美しさを持つかのんの姿に
(羽純くんには大人の女性が似合うのかも……)
 私ももっと、大人になりたい。
 そして歌菜は羽純の服の裾をキュ、と掴んだ。
「羽純くん、あのね……待っててね」
 突然の歌菜の言葉に、羽純はキョトンとした表情を見せた。
(待つ……?)
 歌菜の言葉の意味を必死に考える羽純だった。

 一方、不機嫌な様子を見せるのは天藍。
 羽純から言葉を聞いたものの、相手が誰であろうとやはりムッとしてしまう。
(かのんから、大切とか特別とか一緒にいたいとは言われているが……好きと言われたことあっただろうか)
 自問すればするほど、彼の眉間の皺は深まり。
「藍……?天藍?」
 思考は、愛しの彼女の言葉すら届かない深い所へ来ていたようだ。
 不安そうなかのんの瞳。
「いや……つい最近言って貰えたばかりの言葉を聞くのは……正直、面白くない」
 そっぽを向く彼の表情とその言葉の意図に、彼女は口を開いた。
「あの、ですね。あまり口にしてはいませんけれど……」
 かのんの真剣な言葉に、天藍も視線を彼女に戻した。
「好き、や愛の言葉は日常の挨拶みたいに使わずに、特別な時に使えたら、と思うんです」
 ふ、とかのんは天藍と過ごした夏休みの出来事を思い出した。
 そして熱を帯びる頬。
 潤んだ瞳は、天藍だけを見ている。
「すまない。少し……嫉妬、した」
 そう言うと、天藍はかのんを優しく抱きしめるのだった。
 
 そんな二人の横で、アモンはリオへとアドバイスを送っていた。
「そ、そんなことできるか!」
 リオの叫びが聞こえるが、アモンはお構いなしでニヤニヤと笑う。
「一番適役なのは……っと」
 リオの叫び声に、天藍と身を離しキョトンとしていたかのん。彼女の姿がアモンの視線に入ったようで。
「リオの告白の相手に借りて行くぜっ」
「え、ちょっと、その……!?」
 そのままリオとかのんはアモンに連れられ、ステージへと向かうのだった。 


●リオから、かのんへ
 ステージに立つかのん。告白する緊張とはまた違う緊張が走る。
 そこへ静々とやってきたのはリオ。いつの間にか清純そうなセーラー服に身を包んでいた。
(アモンのアドバイス通りに……妹系……目の前にいるのは憧れのお方……)
 必死に自己暗示をかけつつ、もじもじとかのんへ近づくリオ。
 かのんの前へ立てば、上目遣いで頬を染め。
 もじもじと身を捻る。
「お、お姉さま……大好き!!ぎゅっって……して……?」
(同性でも面と向かって言われると照れますね……!)
 リオの言葉に鼓動が高鳴る。
 かのんは一つ深呼吸をし、そっと親愛のハグを送る。
 可愛らしい少女とお姉さまの柔らかなハグに、ステージは沢山の拍手で包まれるのだった。
 一部のマニアが涙を流して喜んだ。

●結果発表!
 こうして、ウィンクルム達の活躍によりコンテストは大成功に終わった。

「あ、ありがとうございます」
 男性側の最優秀者は羽純。堂に入ったバーテンダーっぷりと台詞に萌え倒れる客が続出したようだった。
 しかし、一番メロメロになったのは隣にいた歌菜であることには変わりない。

「い、今のはその、アモンがこうしろって言ったから!」
 女性側の最優秀者はリオ。
 これも一重にアモンの熱心な指導のお陰だろう。
「やー、これがギャップ萌えってやつか?よかったな、お嬢様」
 ニヤニヤ笑うアモンにムッとした表情を隠せない。

「まったく……なんて日だ」
 苦笑する天藍に、かのんも疲れ顔で同意する。

「みん、な……凄かっ、た、ね……!キラキラ、だっ、た……!」
 瞳を輝かせる潤、そしてその言葉に同意しながらも
(この感情は……何だ?)
 自分の胸のモヤが気になってしょうがないヒュリアスであった。



依頼結果:大成功
MVP
名前:リオ・クライン
呼び名:リオ、お嬢様
  名前:アモン・イシュタール
呼び名:アモン

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 上澤そら
エピソードの種類 ハピネスエピソード
男性用or女性用 女性のみ
エピソードジャンル イベント
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 簡単
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 4 / 2 ~ 4
報酬 なし
リリース日 08月12日
出発日 08月18日 00:00
予定納品日 08月28日

参加者

会議室

  • [26]桜倉 歌菜

    2015/08/17-23:46 

    こちらもプラン提出しました!
    モ=ジスウとの戦いは熾烈を極めましたね…!
    皆様の告白っぷりが楽しみで仕方ないですっ♪

    羽純:
    >天藍さん
    面倒というか…役得?(突き刺さる歌菜の視線を感じて笑って)

    一言声を掛けさせて貰う点はプランに織り込み済みだ。

    楽しい一時になるといいな。

  • [25]リオ・クライン

    2015/08/17-23:29 

  • [24]かのん

    2015/08/17-23:08 

  • [23]かのん

    2015/08/17-23:08 

    こちらもプラン提出しました
    あとは……なるようになるしかないかなーなんて(苦笑)
    どうぞ皆さんよろしくお願いします

  • [22]篠宮潤

    2015/08/17-22:53 

  • [21]篠宮潤

    2015/08/17-22:53 

    >リオさん
    (PL:お忙しい中お答え頂き恐縮ですっ、ありがとうございますー!プランにねじ込ませて頂きました!☆)

    か…かつてない、程、モ=ジスウ……強敵、だった………;
    でも、それだけ皆と、楽しめてる、のかな、って考えたら、…ちょっと、嬉しい(照)

    あとは本番っ……がががが、がが、頑張る、よ…!(緊張マックス)

  • [20]リオ・クライン

    2015/08/17-22:41 

    >ヒュリアス
    PL:壁ドンOKです!
    リオ的には硬直して赤面な感じですかね?

  • [19]かのん

    2015/08/17-19:55 

    >リオさん
    はい、こちらこそどうぞよろしくお願いします

    天藍:
    >羽純
    こちらこそ面倒かける、すまないな
    ……殴ったりはするわけないが、しっかしどうにも心境複雑だな

  • [18]リオ・クライン

    2015/08/17-19:19 

    それでは、かのんさんに頼みたいと思う。
    よろしくお願いします。

  • [17]桜倉 歌菜

    2015/08/17-16:38 

    わわっ、書き込みが遅くなりましたっ!(ずざざっ)

    リオさんとかのんさん、凄く素敵空間になりそうな予感がびしばし…!
    一応、私も全然おっけー!ですので、リオさんが告白しやすいよう、選んでいただけたらと!


    羽純:
    俺もヒュリアスさんを見習って、天藍さんに殴られ…は痛そうだが、一言挨拶しておこうと思う。
    文字数がラスボスだな。

  • [16]篠宮潤

    2015/08/17-08:29 

    …ぼ、僕も、魚人さん…とはいえ、ききき緊張、する………

    リオさんが…かのんさん、に……、…(想像してちょっとほんわか)
    かのんさん、と、羽純さ、ん、すごく、絵になりそ、う…っ

    ……僕、ヒューリが、リオさんになんだか…とっても失礼なこと、しそうな気がして…ならない、よ…
    (顔をそっと覆った)
    じじじ…自分のプラン、頑張って、くる…っ(逃避)

  • [15]かのん

    2015/08/17-07:30 

    おはようございます
    コンテント本番が近づいてきましたね
    ……どうも心臓に良くないです、今回

    >リオさん
    リオさんが対応しやすい方が一番だと思いますので、お好きな方で良いのではないでしょうか?
    私でも勿論構わないですし(面と向かって言われたら照れてしまいそうですよね)

    (以下メタですが)
    現在文字数と格闘中のため、リオさんに対するかのんの反応をこちらのプランに入れ込むのはかなり厳しめなのですが…
    こんな状態でもよろしければいくらでも使ってください-!

  • [14]リオ・クライン

    2015/08/17-06:03 

    私の告白相手だが、やりやすそうなのは歌菜かかのんさんなのだがどう思う?

  • [13]桜倉 歌菜

    2015/08/17-00:28 

    かのんさんの告白かわいい!(確信)よろしくお願いしますっ♪

    そして、殴られてもよいなんて、ヒュリアスさん男前!
    告白へのリオさんの反応が楽しみ!←

    わくわくしつつ、プラン締切が迫ってきましたね!がんばりましょうっ(腕まくりしつつ

  • [12]篠宮潤

    2015/08/16-18:52 

    >アモン
    (若干耳がピン、と戻って) 良いのかね?
    ならばお言葉に甘え、リオ嬢をご指名させて頂こうと思うが。
    後々でも殴りたくなったらば、遠慮なく来てくれたまえ。一ヶ月後でも半年後でも気にせずに←

    リオ嬢、すまんな。よろしく頼む。

    (※PL:うちの精霊、超真顔で素で距離縮めにかかり、後ずさるようなら下手すると壁ドンしかねない勢いなのですがっ。
       リオさん、「怯える」とか「硬直する」とか「逃げ出す」とかあります、か…?
       もし教えて頂ければ、それに対するうちの反応もプランに書きたいな!とっ。
       会議室覗けるお時間やプラン書けるタイミングなどもあると思うので、気づかなかったり時間無かったらお気になさらずです!
       こちらで適当に書いてますのでーノシ)

  • [11]かのん

    2015/08/16-16:27 

    こんにちは
    メタで申し訳ないのですが、ひとまずお知らせを

    >歌菜さん
    お返事ありがとうございます!
    では、ウィッシュにて羽純さん希望を書き込んでおきますね
    行動の方は、先程書いたのとあまり変わらず、多少言いよどんだり躊躇ったりはあるかもですが、どストレートに告白の一言言って脱兎の如く逃げ出す予定でおります

  • [10]桜倉 歌菜

    2015/08/16-15:42 

    こんにちは!
    こちらも羽純くんは既にもうどんな告白するか決まったみたいです。
    素早い…私もがんばらなきゃっ

    >かのんさん
    (こちらもメタ発言失礼します!)
    (ガタタッ)ぜ、是非…!プラン的には美味し過ぎますので、かのんさんがご迷惑ではなければ、お願いいたしますっ

  • [9]リオ・クライン

    2015/08/16-13:23 

    リオ:
    みなさん、お久しぶり。

    私が3:今回の依頼に参加している同性のウィンクルム、アモンが1:異性の海底世界人か。
    よかった、女性相手ならなんとか・・・。
    となると、相手は誰にするか・・・。
    (しかし、ふりとはいえアモンが他の女性に告白するのか・・・)

    アモン:
    一番まともなやつがくるとは・・・。
    なーんだ、楽勝じゃねえか。

    >ヒュリアス
    (リオをチラ見)・・・まあ、それが一番無難なら別にいいんじゃねーの?
    どうせふりだしな。

  • [8]かのん

    2015/08/16-11:35 

    こんにちは
    (皆さんのダイス目眺め、ちょっと羨ましい
    考えるほど、知った方相手にこんな事言うのハードル高いですよぅと頭抱え中)

    天藍はどうするかだいたい決まっているらしいですし、どうしましょうほんとに……

    >歌菜さん
    (以下思いっきりメタですが)
    かのんは今回参加している精霊さんが相手先になるのですが、歌菜さんのプラン的にその方が美味しいのであれば、羽純さんをお相手希望に書き込みますけれど、どうしましょう?
    (今の所どなたに当たっても、ストレートに言うだけ言って脱兎で退出する図しか浮かんでいないのですが(苦笑))

  • [7]桜倉 歌菜

    2015/08/15-23:56 

    ご挨拶が遅くなりました!
    桜倉歌菜と申します。パートナーは羽純くんです。
    皆様、宜しくお願いいたしますっ♪

    私が、5:同性の魚人
    羽純くんが、1:異性の海底世界人
    ですか…むむむ、同性ときましたか…!

    ちなみに、私と羽純くんは、ご要望があれば、告白の的としてもう使ってやってください!ですっ(バリバリ←

    そ、その…私と羽純くんは恋人…ではないですし…うう…(言っていて凹んできた←

    羽純:
    まぁ、こまかいこたぁ置いといて。
    真面目に告白のネタを考えるか(と言いつつ、緑茶を置いていく

  • [6]桜倉 歌菜

    2015/08/15-23:51 



    【ダイスA(6面):5】【ダイスB(6面):1】

  • [5]リオ・クライン

    2015/08/15-12:53 



    【ダイスA(6面):3】【ダイスB(6面):1】

  • [4]篠宮潤

    2015/08/15-09:42 

    改めて、篠宮潤、だよ。
    ……な、なんかっ、大変な所、に、引っ張ってこられちゃった…ね……((震))
    (ダイス見て)
    えっと、ぼ、僕は……ぎょっ、魚人、さんっ?
    (ま…まだ、お魚さん相手、だと思えば、なんとかなる…かなぁぁああ…っ、と自己暗示開始)

    ヒュリアス:
    精霊のヒュリアスだ。宜しく。
    ……本当に、何事かねこれは…………
    (ダイス見た。『……』真顔だが耳がやや垂れて、途方に暮れているのが分かるかもしれない)
    ………
    ……………
    (大真面目に神人さんたちを順番に凝視。
     かのん嬢が面識数的にもいいだろうかいやしかしさすがに恋人の片割れをお借りするのは…、とか
     桜倉嬢なら軽く流してくれそうだろうかだが月成とはどうなんだやはりそういう関係ならば以下略、とか
     アモンとリオ嬢の様子からして一番無難なのはリオ嬢であろうかふーむ……後にアモンに殴られる覚悟もしておくか…?とかとか)

    (堅物、ここまで考えたあたりで、そもそも告白とはどういったものだったろうか……と本の知識を漁り出し振り出しに戻る)

  • [3]かのん

    2015/08/15-09:39 

    (天藍の出したダイス目見て頭抱え)
    ……こんにちは、かのんとパートナーの天藍です
    どうぞ皆さんよろしくお願いしますね

    ……えっと、天藍は2なので異性の魚人ですね
    私は6だから今回ご一緒している精霊さん……ですか……(途方に暮れる)

  • [2]かのん

    2015/08/15-09:33 

    いきなり連れて来られたと思ったら、告白コンテストってなんの罰ゲームだ、これ
    さっさと済ませて帰ろう、うん
    ……とりあえずダイス振らないとな


    【ダイスA(6面):6】【ダイスB(6面):2】

  • [1]篠宮潤

    2015/08/15-09:20 



    【ダイスA(6面):2】【ダイスB(6面):6】


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