カヤコアラお食事会のお知らせ(櫻 茅子 マスター) 【難易度:普通】

プロローグ

●はじまり、はじまり
「カヤコアラを食べてください!」
 依頼は、そんな言葉からはじまった。

●お食事会のお知らせ
「ショコランドに生息する『カヤコアラ』が、他の動物を食べようとしはじめた。本来、カヤコアラはおっとりとした性格で、ショコランドの植物……甘味といった方がいいのか? を主食としている。動物を襲うようなことはまずないのだが……瘴気の影響で、少々おかしくなってしまったらしい」
 そこで、ウィンクルムの出番だ。
 依頼の説明をするA.R.O.A.男性職員は、カヤコアラの生態について語りはじめる。
「肌はもちもちのお餅、お腹には餡子が詰まっている――つまり大福でできたコアラだな。のんびりした性格で、大きさは大人の腕にすっぽり収まるくらいが基本。真っ白な個体がほとんどだが、食べ物によって味が変わるらしく、中にはピンクやオレンジといった体の子もいるとか」
 彼らの瘴気を払うには、ウィンクルムがそばにいてくれればいい。撫でてくれるともっといい。ただ、少し乱暴になっているから気を付けて。という話だ。
 それくらいならすぐにでも、という空気になった室内に、職員は重々しく「だが」と口を開く。
「一匹、やたらと食欲旺盛な個体がいるらしくてな。元に戻っても、まわりのものを食べつくしてしまうかもしれないという心配がある。そこで」
 職員が一度、こほんと咳払いをした。

「瘴気を払うついでに、そのカヤコアラを食べてほしいそうだ」

 ……え?
 そう呟いたのは、一体誰だっただろう。
「大きさは背の高い男性、そうだな、180センチくらいだろうか」
 めっちゃでかい。
「とはいえ、全部を食べるのは辛いだろうから、とりあえず腕とか足を食べて、しばらく動けなくしてくれればいいという話だ」
 え、えー……。
 ウィンクルムの心が一つになる。お菓子でできているとはいえ、動物を食べるって!
 微妙な顔になるウィンクルムに、職員は慌てて付け加える。
「何日かすれば食べられた部位は復活するし、『食べられても特に痛みはないようなのでお気になさらず』とも聞いた。それに、カヤコアラは食べたものの味になるらしくてな、その食べてほしい個体はチョコとか苺とかシュガーレイクの水とかクリームとか口にしているそうだから、いろいろな味が楽しめるかもしれないとも言っていたぞ。人助けができるうえにおいしい思いもできる、一石二鳥の案件だろう」
 すでに何組かのウィンクルムに「考えさせてください」といわれている職員は、これ以上断られてなるものかと必死だった。その祈りが届いた――のかどうかはわからないが、数人が「わかった」と頷いてくれた。
「すまない、ありがとう。どうか、カヤコアラたちを救ってやってくれ」
 果たして、食べられるカヤコアラは救われるのだろうか。
 疑問に思わないでもなかったが、ウィンクルムたちは早速、ショコランドへ向かう準備を始めたのだった。

解説

●成功条件
カヤコアラの瘴気を払う
ビッグ・カヤコアラの一部を食べる

●場所について
見渡す限りのパステルカラーと甘い香りが特徴的な世界・ショコランド。その中央にある砂糖水の湖・シュガーレイク付近が舞台になります。

●カヤコアラについて
真っ白なお肌がまぶしいコアラです。大福でできてます。
体型はもっちり気味。つまり大変ふくよか。触るとぷにょぷにょしています。大きさは大人の腕にすっぽり収まるくらいが基本ですが、まれにとてつもない大きさの子がいたりします。
普通の大福だけでなく、苺大福状態になっている子やメロンと餡子が混ざったような不思議な味の子もいます。
おっとりのんびりとした性格で、動きがとってもスローなのが特徴。……ですが、現在、瘴気の影響でちょっと乱暴になっています。といってももちもちな腕でたたいてきたり、頭突きをしてきたり程度です。動きは変わらずゆっくり+柔らかボディゆえ攻撃力は高くありません。

●ビッグ・カヤコアラについて
あまりにも大きくなりすぎて一時的に『ビッグ』がついた。食欲旺盛すぎていろいろ心配されている。
いろんなものを食べていたので、場所によってはただの餡子ではなく、別の味がするかもしれません。
カヤコアラと同じく瘴気の影響で少し乱暴になっています。ただ、動きがすごく緩慢なので避けるのは難しくないでしょう。隙をついて食べちゃってください。

●余談
ハピネスに近いアドベンチャーです。個別描写になるか一斉描写になるかは、プランを確認の上判断する予定。
普通の子もちょっとかじるくらいなら気にしないです。多分。
ほかのGMアニマルも出てくる、かも?

ゲームマスターより

わたしを食べて(はぁと)

リザルトノベル

◆アクション・プラン

羽瀬川 千代(ラセルタ=ブラドッツ)

  可愛いカヤコアラさんに我慢を強いるのは辛いけれど
他の皆が被害に遭う前に止めてあげないと

仲間と一緒にビッグ・カヤコアラさんを食べる
態勢を崩したところを狙って、足、手の順に戴きます
…美味しい、いくらでも食べられそう
押さえ役は持ち回りで交代。その間は瘴気払いを兼ねて体をさすってあげる

捕まえたカヤコアラは膝の上に抱っこ
こんにちは、俺は千代だよ。少しの間ぎゅっとさせてね
瘴気が早く消えるように願いながら優しく撫で

乱暴にされてもめげずに続行。笑顔で話しかける
やんちゃな子達を相手にするのは慣れているんだ。ね?ラセルタさん
頼られたら喜んでサポートに回るよ

次に会う時は一緒におやつを食べたり、たくさん遊べたらいいな



セラフィム・ロイス(火山 タイガ)
  ※交流歓迎

■コアラは本当に平気か依頼人に聞く。好物も
つぶらな瞳、ぷにぷにほっぺ。なのに大きい
でも可愛い(8頭身ド○ラでも可愛がれる、物好き)
…泣きそうだ
タイガ本当に食べるのか!?生き物だよ、生きてるんだよ
そうだけど…僕、食べなくてもいい…?

■他のコアラ達をロープで規制線をはり隔離。子守り
なでなで好物あげ。早く元通りのいい子に戻って
戻れば笑顔

遠巻きに見やり
……肉食獣みたい。ご機嫌なタイガみるのは好きだけど


◆終わり頃、そっと様子をみてみる。ビックコアラを撫でて問いかけ
ごめんね。依頼なんだ。痛くないなら良いんだけど…いい気分しないよね

元通りになったかどうか確認しにこよう、と心に決め
感極まり抱きしめ


明智珠樹(千亞)
  私、モチモチ大好きです。洋菓子も千亞さんの影響で好きになりましたが、
白玉などのモチッとした感じが特に好きで…
さぁ、カヤコアラ様を賞味しましょう、千亞さん…!

●動
ビッグカヤコアラさんを皆と共に。
ロープあれば千亞さんと共に足をひっかけ転ばせるように動き。
ロープなければ、後ろからそっと近寄り
「頬っぺたは何味でしょうか……!ふ、ふふ……!」
激しく抱きしめ、パクリと喰らいつく。

●皆と団らんモグモグ
ビッグさんを押さえつけ&食べる役割を交代
「瘴気を払うためです、辛抱してください…!」
「千亞さん、ここ美味しいですよー」
「そちらは何味ですか?」
お茶をいただきワイワイ

●撫で
カヤコアラさんのもちもちを触り、うっとり


スコット・アラガキ(ミステリア=ミスト)
  ●ビッグコアラ
状況に応じトランス使用
事故防止にコアラを脇へどけてからお相手

背からじりじり近づき、精霊に倣い片足ホールド
拘束中もむしゃむしゃ食べる
ロープ作戦不発なら羽交い絞め

タイガと大食い勝負だ!
あっ お父さんのあたま眩しくなくなった?

お茶のお礼に塩あげるね
ポッケに入ってるからかけてかけてー
塩大福だよ~頭いいでしょ~
皆もいる?

(苺ソースで汚れた顔ではにかみ)
こうしてコアラを貪ってると、ゾンビ大家族になったみたいだね

●瘴気払い
普通のコアラは他に任せてビッグコアラをあやす
他のやつみたいに優しくされたいと思うんだ
(楽しそうな精霊をちらと見やり)
…お前だって、こんなに大きくなるつもりはなかったんだろう?



カイン・モーントズィッヒェル(イェルク・グリューン)
  目的:食ったり祓ったり
心情:カヤコアラがもっちり気味ならでけぇのもそうであって欲しい(女神へ祈り)
手段:
水筒(2L。出来れば2本)と紙コップ(最低でも人数分)申請
中身は冷緑茶
大福食うし却下されないこと祈る

最初は全員ででけぇのから
縄は誘導とコアラ縛る以外の用途がないことを祈る←
俺らは避けるの上手くねぇから、食べる方で貢献
美味いが、結構シュールだよな
ゾンビっつか踊り食い?
皆で茶を飲みつつ(率先して注ぐ)、どの部位がどの味とか情報交換しつつ、食いてぇな
動けなくなったら、少し我慢しろって頭撫でとく

でけぇの終わったら、普通のへ
攻撃喰らってみて痛くねぇなら、頭撫でたり抱っこしてみてぇな

※絡み・アドリブOK



●いざ、シュガーレイクへ
 ショコランドに足を踏み入れたウィンクルムを迎えたのは、どこまでも淡いパステルカラーだ。
 シュガーレイクへと向かう途中、優し気な風貌が特徴的な『羽瀬川千代』が口を開いた。
「可愛いカヤコアラさんに我慢を強いるのは辛いけれど、他の皆が被害に遭う前に止めてあげないと」
 千代の相棒である『ラセルタ=ブラドッツ』も、言葉にはしないが確かな覚悟があるように見える。……実際は(会話が通じない動物は正直得意ではないが、千代が居る手前、無様な姿は見せられんな)と、負けず嫌いを発揮させているだけなのだが。
 と、そんな二人の少し後ろを歩くのは『カイン・モーントズィッヒェル』と『イェルク・グリューン』、『セラフィム・ロイス』と『火山 タイガ』、『明智珠樹』『千亞』だ。
「カヤコアラがもっちり気味ならでけぇのもそうであって欲しい」
 女神に祈りを捧げんばかりのカインに、イェルクは(祈るほどのものなんだろうか)と内心ツッコミを入れたが、言葉にするのは「可愛いといいですね」と無難なものにとどめておいた。
 ちなみに、何故カインがこのような祈りを捧げているのかというと、セラフィムの「八等身だったらどうしよう……」という何気ない発言がきっかけである。その呟きを聞くまで、一行は話に聞くカヤコアラがそのまま巨大化したものだと思っていたのだが……もし八等身だったら恐ろしすぎる。オーガと戦うのとはまた違う意味で。2Lの水筒2本(中身は冷緑茶だ)、そして渡された紙コップを使う前に逃げ出すような事態がないことを祈る。
 さて、無意識のうちに周囲へ多大な不安を与えたセラフィムはといえば、困ったように眉尻を下げていた。というのも、彼はお菓子でできているとはいえ、生き物を食べるのに抵抗があるからだった。先に寄ってきた依頼人のところでも、改めて「本当に食べて平気なのか」と聞いていた。同時に好物も聞いていたので、瘴気をはらう分には活躍してくれそうだが……。
 落ち込むセラフィムを慰めるべく、タイガは声をかけ続けるが効果は今一つのようだった。
「あっ、あれじゃない?」
 わかりやすいなー、と先頭を歩いていた『スコット・アラガキ』が声をあげた。
 スコットが指差す方を注視すると……いた。なにやらもっちりスタイルの白いものが。
 小走りに寄ると、そこには柔らかそうな体とどこか気の抜けた瞳、そしてほっぺのハートが可愛らしいコアラ――カヤコアラの集団がいた。中に一匹、神人や精霊に勝るとも劣らない大きさのものもいる。八等身ではない。
「ジョブの性質上いつもはオーガに群がられる身。たまにゃ可愛い生き物に囲まれたいんだ……!」
 そんな『ミステリア・ミスト』の悲痛な呟きとともに、ウィンクルムたちはビッグ・カヤコアラとの戦闘(?)を開始するのだった。

●こんにちは、ビッグ・カヤコアラ!
 つぶらな瞳、ぷにぷにほっぺ。なのに大きい。でも可愛い。
「……泣きそうだ」
 セラフィムはくしゃりと顔を歪めた。
「タイガ本当に食べるのか!? 生き物だよ、生きてるんだよ」
「痛くねぇって聞いたろ! 縋り付かれても?!」
 すぐ近くで勃発した小さな争いを聞きながら、珠樹は「ふ、ふふ……!」と意味深な笑いを漏らす。
「私、モチモチ大好きです。洋菓子も千亞さんの影響で好きになりましたが、白玉などのモチッとした感じが特に好きで……。さぁ、カヤコアラ様を賞味しましょう、千亞さん……!」
「こんな可愛いのに食べなきゃいけないなんて……!」
「見事な無視ですね千亞さん! ふ、ふふ、さすがです!」
 可愛いもの好きな千亞は、ビッグ・カヤコアラの大きいながらも魅惑的な真ん丸ボディにごくりとつばを飲み込んだ。
 だが、ここまで来た以上、放置して帰るわけにはいかない。
「だからな、セラ」と前置きを入れるタイガも、同じことを考えていたようだ。
「周りもあいつらも不本意だろうし誰かがやんねーと」
「そうだけど……僕、食べなくてもいい……?」
「ああ! セラの分まで大食い力、発揮して食うしさ」
 セラフィムは、「じゃあ」と周りにいるカヤコアラたちの移動を始めた。
 事故防止のため脇にどける手伝いをするミストの手からカヤコアラを受け取ったセラフィムは、早速瘴気をはらうべく動き出した。ロープで規制線を張り、簡易的に隔離された空間でもちもち柔らかい彼らの相手を始める。
「んじゃ、やるか」
 カインの合図に、珠樹と千亞がロープを取り出した。作戦はこうだ。珠樹と千亞がロープをピンと張り、ミストやスコットがそのロープまで移動させ、拘束する。
 ミストはその辺の見るからに甘そうな植物を餌に誘導しようと考えたのだが
「ん?」
「ムイ?」
 がさりと音がしたかと思うと、ひょこりと桃色のうさぎが顔を出した。
 そういえば、シュガーレイク付近にセタ・ラビットといううさぎが住んでいると依頼人が零していたような。
 ――可愛いじゃねぇか……!
 だが、喜んでいる場合ではないことに気付く。
「ミストさん、ビッグさんがそちらに向かってます!」
「何!?」
 慌てて振り返ると、たしかにビッグ・カヤコアラがこちらに向かっていた。――油断していても避けれるくらいゆったりと。
「ミスト、もしかしたらそのうさぎちゃん狙ってるのかも!」
 スコットの指摘は正しいように思えた。たしかに、言われてみればつぶらなおめめはセタ・ラビットを食べようという強い意思であふれている!
 ミストはセタ・ラビットを抱き上げると、珠樹たちが持つロープの近くへとやってきた。ビッグ・カヤコアラもつられてこちらへやって来て――

 もちゃっ。

「なんというか、柔らかそうな音ですね」
 千代が思わず突っ込みを入れてしまうほど間の抜けた音を響かせて転倒した。
 この隙を逃してなるものかと、ミストはセタ・ラビットに逃げるよう言い――もうちょっと戯れたかったと未練たらたらだったが――ビッグ・カヤコアラを仰向けにすると、片足に抱きつき動きを制限する。
 スコットもミストに倣い、片足を掴んだ。
「あっ、おいしい!」
 そして容赦なく食べはじめる神人に精霊は引きかけたが、これも任務だと思い直す。
「では、俺の出番ですね」
 千代は仕込み刀を取り出すと、手と足を切っていく。
「迷いがありませんね」
 照れたような笑みを浮かべる千代に、イェルクは感心しきりだ。
「さすがですね千代さん! 才能があるような気がします」
「明智はすぐそういうこと言うんだからなー。……そしてここにちょうどよくロープがあると」
「おや、スコットさん鋭いですね。欲を言うなら荒縄の方が」
「これ以上縄の用途がないことを祈るぞ、俺は」
 さっくりと珠樹の暴走を止めたカインに、千亞が「おお」と感動したような目を向ける。
「終わったぞ」
 ラセルタは千代が切り分けた大福を手に持ちながら、「お前たちも受け取るがいい」と促した。
 切り分けられたビッグ・カヤコアラはというと、「むー」と不満なのかなんなのかよくわからない鳴き声をあげている。痛みに悶えているわけではなさそうなのだ。
「んじゃ、さっそく!」
 タイガの明るい声が、ショコランドの一角に響く。
「いただきます!」

●いただきます
「! まじで大福だ!」
 千代に切り分けてもらった分を早々に食べ終えたタイガは、攻撃防止にと腕にがぶりと歯を立てた。
「餡子うめえ、メロンや苺、蜜柑とか柑橘系のとこなんか抜群だし」
 うまいうまいと食べ進めるタイガだが、気になるものがないわけじゃない。
(……セラの視線が痛ぇ)
「……肉食獣みたい」
 ご機嫌なタイガみるのは好きだけど、それが生き物を食べているというのはちょっと。
 そんなセラフィムの気持ちをわかっているのだろう、タイガは「ほら、餅が伸びて楽しげだぞー」とアピールする。が、セラフィムはうまく笑うことができなかった。
「……悲しそうな顔すんなって! 良心痛む!」
 タイガは「ちょっとでも気分あがんねーかっと思ったんだけどな」と苦笑した。だが、これ以上話しかけても変わらないだろう、と少し申し訳なく思いながらも再び食べ始めた。
「お? スコットやるな! 大食い勝負だ!」
「のった! あっ、お父さんのあたま眩しくなくなった?」
「ここでその話ふるのかよ……!」
「おい、あんま食べすぎるなよ」
 食いつくしそうな勢いを見せるタイガとスコットに、ミストはたまらず注意した。
「……美味しい……っ!」
 緊張しながら足にかぶりついた千亞は目を輝かせた。
「きっと普段なら、お腹を空かせた子供達に己の身体を食べさせるヒーローなんだろうね……!」
 千亞の純粋な感想に、珠樹が「なんて可愛らしいのでしょう……! さすが私の天使!!」と密かに悶えたのは後に知られることになる。ついでにいうと、「瘴気をはらうためです、辛抱してください……!」と吐息を含んだ囁きと怪しい手つきを発見され、冷たい目で見られることにもなるのだが。
「……美味しい、いくらでも食べられそう」
「このもちもち感と餡子がたまらないよねっ。果物の酸味もほどよくて……」
「本当に。量が量なのでちょっと心配だったのですが、余裕でいけそうです」
 同じく甘い物好きな千代と千亞は会話を弾ませながら、着々とビッグ・カヤコアラを丸くしていく。
「結構甘いもの大丈夫な人多いんだね」
 仲間がいて嬉しいとほほ笑む千亞に、千代も嬉しそうに答える。
「今度、カフェとかに行っても楽しめそうですね」
「俺様の目の前で他人を誘うとはな」
 千代の腕をひいたのはラセルタだ。
「あ、ラセルタさん。他の部位はどんな味でした?」
「……腕は果物が多かったように思う。食べ進めるたびに味が変わったり、なかなかおもしろかったぞ」
「へぇ。千亞さん、もうちょっと食べたら腕も食べてみませんか?」
「ぜひ!」
「……千代?」
「ラセルタさん、そんな怖い顔しなくても……。一緒に食べよう?」
 千代の提案に(渋々だが)納得したラセルタに、カインが話しかけた。
「おう、順調みてぇだな。茶はいるか?」
「カインさん! ありがとうございます、いただきたいです」
「わかった、ちょっと待ってろ」
 カインは持ってきた緑茶を紙コップに注ぐと、千代とラセルタに差し出した。
「気が利くな」
「ラセルタさんはまたそういう……素直にお礼言ったらいいのに」
 千代が申し訳なさそうにするのを見て、カインは「構わん」と軽く笑った。そしてふと周囲を見回すと、「美味いが、結構シュールだよな」と零した。
「むぐ!」
「タイガ、大丈夫? カイン~、お茶ちょーだい!」
「ああ、わかった」
「ぷはー! 助かった。お茶サンキューな! カイン」
「あんまり食べすぎるなよ?」
「とと、たしかに。加減もしねーとな。あ、このへんメッチャうまいぜ! 苺大福! カインも食べてみろよ!」
「ほー。……うまいな」
「ああ、そうだ。ポッケに塩入ってるからかけてかけてー。塩大福だよ~頭いいでしょ~。あ、皆もいる?」
 はにかむスコットの口元は苺ソースなのかなんなのか、おぞましいことになっている。千代に拘束役を変わってもらったミストは、神人の口周りを拭いに向かった。
 イェルクはイェルクで、腕のあたりをもしゃもしゃと食べ進めていた。先ほどからちらちらと映る神人に、なんともいえない気持ちがわいてくる。
(亡くなったご家族の影響があるとはいえ、似合わない)
 それに、と。自分以外の者にもお茶を準備する姿になんとなくイラッとする。だが、周囲にはそんな内心など悟らせない。
「イェルクさん、すみませんが押さえる役を交代してもらっても?」
「ええ、構いませんよ」
 珠樹と役目を交代すると、カインがやって来た。
「てめぇの美味い茶勧めてんだからあんま拗ねるな」
 ……と耳打ちされ、イェルクは自分が何を思っていたのかばれていたことに気付く。同時に、お茶を勧めていた理由にも気づき、カッと頬を染めた。
「頬っぺたは何味でしょうか……! ふ、ふふ……!」
 珠樹はというと、激しい抱擁とともにビッグ・カヤコアラの頬にパクリと食らいついた。
「なんでしょうこの幸福感……! 甘いだけでなく爽やかな酸味、そしてたまらないこのもちもち……! 千亞さん、ここ美味しいですよー!」
「あっ、珠樹お前、何ほっぺ食べてんだよ!」
「ああっすみません、魅惑の輝きに負けてしまいました……! では足の方にお邪魔しましょう。そちらは何味ですかー?」
「果物がたくさんです。腕と似たような感じ、かもしれません」
「ありがとうございます千代さん。ああ、もう食べちゃいたい!!」
「このど変態!!」
「今のはビッグ・カヤコアラさんに対してなのですが……あぁっ、イイっ!」
 ちゃくちゃくと食べられていくビッグ・カヤコアラの頭を「ちょっとかわいそうだな……」と撫でていたカインに、スコットがにっと笑顔を見せた。
「こうしてコアラを貪ってると、ゾンビ大家族になったみたいだね」
「ゾンビっつか踊り食い?」
 わいわいと話しているうちに、いつの間にかビッグ・カヤコアラの手足はすっかりなくなっていた。これなら、しばらく動けないだろう。
「少し我慢しろ」
 瘴気もすっかりはらえたようで、落ち着きを取り戻しているように見える。
「では、最後の仕上げに入りますか」
 イェルクの言葉に、全員が通常サイズのカヤコアラを見た。彼らの瘴気をはらえば、任務は完了だ。

●瘴気もはらいます
「やっぱコアラはこのサイズだよ」
 嬉しそうに腕に抱くのはミストだ。
「犬ならデカいのも歓迎だけどコアラはな……ちょっと不気味だった」
 今も視界の隅でころころもちもちしているのだが、ミストの目はまっすぐ腕へと向いている。
「ここか~? ここをソイヤしてほしいのか~?」
 はじめは抵抗を見せたカヤコアラだが、ウィンクルムの気に触れ徐々に正気を取り戻してきたらしい。オーガとは違う愛らしい姿にミストは頬を緩めながら、「ソイヤッソイヤッ」と掛け声をかけながらもちもちと撫でまくった。
「はぁ……可愛らしいですねカヤコアラさん……!」
「珠樹、お前は触るなよ」
「な、なんでですか千亞さん! 私は可愛いものを可愛いと愛でているだけです! あっ、わかりましたよ千亞さん、嫉妬してるんですね? ふふふ、大丈夫ですよ、帰ったらじっくりねっとり」
「この……ど変態!!」
「……千亞もへこたれないよなぁ。ロイヤルナイトに向いてるんじゃないか?」
 珠樹と千亞のやりとりに耳を傾けながらも、ミストの手はずっと手元のカヤコアラをもちもちしている。

「喜べ、俺様の高貴な膝を直々に貸してやろう……何故避けるのだ?!」
 カヤコアラの前で座り、大胆に隙を見せたラセルタ。だが、彼の膝には一匹として寄ろうとしなかった。
「くっ、俺様が相手をしてやると言っているのに……!」
 横では千代が捕まえたカヤコアラを膝に乗せ、優しい声音で話しかけている。
「こんにちは、俺は千代だよ。少しの間ぎゅっとさせてね」
 カヤコアラはいやいやするように体をひねったり、腕を振り上げたりしたが(柔らかくて大したダメージにはならなかった)、撫でられているうちに大人しくなっていく。
「やんちゃな子達を相手にするのは慣れているんだ。ね? ラセルタさん」
 甘えるように寄りかかられた千代はとろけるような笑みを浮かべた。
 名前を呼ばれたラセルタはといえば、触ろうにも力加減がわからず四苦八苦している。
「……千代」
「どうしたの?」
「どうすればいい」
 ラセルタの言いたいことはすぐにわかった。千代は楽しそうに笑って、ラセルタがカヤコアラと仲良くできるようにとサポートに回る。 

 一足早くカヤコアラと遊び始めたセラフィムの手つきはすっかり慣れたものになっていた。
 周りには瘴気をはらわれ、無事元に戻ったカヤコアラがのんびりまったりくつろいでいる。
「すげーじゃん、セラ」
「タイガも抱っこしてみれば?」
 膝にのせていたカヤコアラをひょいと抱き上げると、セラフィムはタイガに差し出した。
 柔らかな体に負担をかけないようにと受け取ったのだが、文句をいうように暴れ出す。
「わっ。ご、ごめん! セラ、どうすれば!?」
「タイガ、落ち着いて。座って、お尻を支えるように腕を回してあげて……そうそう」
「おお。可愛いなー!」
「ね。早く元通りのいい子に戻って」
 優しい手つきで撫でられると、カヤコアラの目がうっとりと細くなる。すっかり大人しくなると、セラフィムは嬉しそうな笑顔を浮かべた。
「わっ、この子たちすっかり大人しくなってるね」
 と、そこへやって来たのは千亞だ。
「やっぱり可愛いな~」
「ね。また来たいなって思うよ。……あれ、明智さんは……?」
「気にしないで」
「うん……?」

「こいつらの攻撃、思ってた以上に痛くねぇもんだな」
 カヤコアラの一撃を喰らったカインは、そう呟いた。
 動きがとても遅いことに加え、体は柔らかい。あたっても「もち」「もちっ」くらいで、ダメージを受けるどころか癒されそうだとすら思う。
「こんくらいな抱っこしても平気だろ」
 カインは近くに来たカヤコアラを抱き上げると、そっと頭を撫ではじめた。無骨な外見に似合わない、優しい手つきだ。
 そんな彼を見て、イェルクは今日何度目かわからない感想を抱く。それはずばり(違和感凄い)、だ。
(でも、羨ましいかもしれない)
 自然と、そう思った後――イェルクは自身に愕然とした。自分は何を。
 幸い、こちらの動揺には気づかれていないようだ。イェルクは心臓のあたりをそっと押さえた。
 この気持ちは、一体。
 イェルクの胸に芽生えた『何か』が芽吹くには、まだ時間がかかりそうだ――かかってくれないと困る、とため息をつくのだった。

 それぞれが穏やかな時間を楽しむ中、スコットは一人、ビッグ・カヤコアラの傍にいた。
「お前も他のやつみたいに、優しくされたいよなー?」
 よしよしと額を撫でながら、スコットはちらりと精霊を見る。ミストは通常サイズのコアラを手に楽しそうだ。
「……お前だって、こんなに大きくなるつもりはなかったんだろう?」
「むあー」
「そうだよね」
 それはまるで返事のようで。
 スコットは、先ほどまで体を貪っていたことを感じさせない優しい手つきで、ビッグ・カヤコアラをあやし続けるのだった。

●ごちそうさまでした
「カヤコアラたち、落ち着きを取り戻したみたいですね。そろそろ引き上げてもいいかもしれません」
「んじゃ、片付けっか」
 イェルクに続いてカインはそう言うと、手際よく紙コップの回収をはじめる。といっても、それほど多くはないので、時間はかからなかった。
「次に会う時は一緒におやつを食べたり、たくさん遊べたらいいな」
 膝にのせていたカヤコアラをそっと地面に移動させると、千代はにこりと笑ってそう言った。
 そんな千代を見て、ラセルタはいまだに膝を陣取るカヤコアラに視線を戻す。甘党でおっとりした部分が神人と重なって、なんとなく――本当になんとなく、別れが惜しい気がした。
「また会いに来る」
 ラセルタは小さくそう告げると立ち上がった。
「……もちもちした感触が悪くなかった。それだけだぞ」
 ふいと視線をそらした彼だが、呟きは千代に聞こえていたらしい。ふふ、と楽しそうに笑われる。
 可愛いものと甘いものに囲まれた千亞も、「また遊びにくるね」と満足げだ。ちなみに珠樹はカインに回収されている。

 さて帰ろうかという頃、セラフィムはそっと、ビッグ・カヤコアラへと近づいた。
「ごめんね。依頼なんだ。痛くないなら良いんだけど……いい気分しないよね」 
 傷つけないよう気をつけながら撫でると、「むあ」と返事があった。気にするな、と言っているかのようだ。セラフィムは感極まって、ふくよかな身体に抱き付いた。
 今度、元通りになったかどうか確認しにこよう。
 そう心に決め、立ち上がる。

 ショコランドを去るウィンクルムたちを、カヤコアラたちはじっと見つめていた。
 別れを惜しむように、再会を期待するように。
 こうして、一風変わった依頼は達成されたのだった。



依頼結果:大成功
MVP
名前:スコット・アラガキ
呼び名:スコット、スットコ
  名前:ミステリア=ミスト
呼び名:ミスト

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 櫻 茅子
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル 冒険
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 普通
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 5 / 2 ~ 5
報酬 通常
リリース日 07月29日
出発日 08月05日 00:00
予定納品日 08月15日

参加者

会議室

  • 俺も提出してきたぜ。
    茶は冷たい緑茶で、紙コップ人数分申請してある。

    いい時間になるといいな。
    (頭が眩しいとか荒縄とか色々なことが頭を過ぎったけれど、上手く言えないから言わない顔)

  • [20]明智珠樹

    2015/08/04-22:55 

    やめてっ!私をロープで縛らないでっ!
    縛るなら荒縄にしてっ!

    そんなこんなでプラン提出完了です。
    ひとまずロープは足ひっかけ専用にさせていただきました。
    可能であれば縄跳び…とか妄想に浸っておりましたが、プランの文字数足りませんで残念無念。

    ふふ、塩の用意とは流石ですね…チョイ足しビッグカヤコアラたん…!!
    皆様の素敵食べっぷり、またアレンジングなどとても楽しみにしております、ふふ……!!

    どうか素敵なモチモチタイムになりますように…!!

  • [19]明智珠樹

    2015/08/04-22:51 

  • [18]スコット・アラガキ

    2015/08/04-21:53 

    ビッグフットはいいのか…!?
    セラフィムのストライクゾーンは佇まいと同じように謎めいてんなぁ。

    プランは提出済みだぜー。
    戦闘(?)部分が五行とかなんだが大丈夫かな…。
    トランスは状況に応じて使用、としておいた。不要だとは思うが一応な。

    スコットはタイガとの大食い勝負は受けてたつみてぇだ。
    あと親父さんの頭が眩しくなくなったかを気にしてた。
    な、なんかすまん…。

    他は持ち込んだ塩を皆に勧めてセルフ塩大福だとか
    カヤコアラを取り囲んで貪り食う状況をゾンビ大家族みたいだねだとか
    そんなだ。どんなだ。

    俺は交流の方はおとなしめだが、確定ロールでガンガン来てオーケーだぜー。
    無意味にぶん殴られない限り怒らないと思う。
    殴られても驚きが先だって怒りを発露するタイミングを見逃すタイプだけどな…。

  • [17]セラフィム・ロイス

    2015/08/04-21:22 

    :タイガ
    セラ『スレンダーマン・・・・・・・・・・・あれはちょっとな』
    悩んでる(笑)セラ悩んでる生き物じゃ珍しいな

    とりあえずプラン提出完了!!!
    大きくはかわってねーな。俺はビックメインで「うまいうまい」してる
    喉詰まらせてお茶のお礼いったり、
    スコットと張り合ってみたり(合いそうなら、と書いたので駄目でも可)

    セラはしょんぼりしつつコアラが戻ったら笑顔な感じかな~。若干交流しづずらいか;
    まー、そんな感じで。皆お疲れさん!当日はよろしく頼むぜー!

  • [16]スコット・アラガキ

    2015/08/04-16:24 

    ド〇ラならまだかわいいよな…。
    俺はビッグフットとかスレンダーマン的なUMAを想像しちまったよ。

    ●引きつけ
    千亞がロープを張ってくれるなら、食いもんで釣ってそこまで誘導してみるわ。
    人手は足りてるし、縛るのは緊急時の対策ってことでどうだ?
    正直心が痛むから「代わりに明智を縛って悦ばせようよ!」
    スコットちょっと黙ってような…。

    ●押さえつけ
    腕の抑えはタイガがしてくれるみたいなんで、両足は俺とスコットで受け持つか。
    がっちりホールドしとくから、がっつりいっちゃってくれ。
    スコットは抑えてるあいだもガツガツ食ってると思う。
    疲れたら千代とバトンタッチさせてくれるとありがてぇ。

  • [15]セラフィム・ロイス

    2015/08/04-00:48 

    :タイガ
    日頃の行いに納得だな!おいしいやつめ(ネタ的に)
    『セラ:ド○ラもいいね。どっちにしても愛着もてそうだ』
    (きも可愛い好きなのか物好きか;)あったらあったで思ったよりありかもな(笑)

    >カイン
    お茶サンキューな!頭になかったから一息つけそうだ

    >担当
    俺はじゃあ乗りかかりつつ手(腕)を食おうかなあ。攻撃防止に
    足先までは遠そうだし。どっちのコアラにしても。
    スコットと大食い勝負だ!

    『セラ:僕はミストの提案にのって他のコアラ達の隔離、監視役やってようかな
    食べるのは皆に任せるよ
    あ。ロープで規制線はるのもいいかも。僕も借りようかな。それかまた別のものを。
    わちゃわちゃコアラたち(小)が行かないとも限らないし
    なんだか子守りみたいだ』

    >交流
    俺もセラもOKだ!
    文字数の関係でどうなるかはわかんねーけど何かあったらまた書き込む!
    あっと、話のふりをココに書いててくれればもっと想像しやすいか。んー(ぐるぐる考え中)

  • (イェルの野郎、俺の顔チラ見して言いやがったなと思ったがスルー対応しつつ)

    >お茶
    水筒+紙コップ(人数分は確保)辺りを準備してこうと思ってるぜ。
    中は一応緑茶の予定。季節的に冷たい方がいいかもな。

    >コアラ
    俺は通常のコアラがでかくなった版を女神にでも祈っておく。
    コアラは、普通に可愛い方がいいと思うぜ。
    モデルコアラは、別の場所にオンリーでいた方がいいだろ……。

  • [13]羽瀬川 千代

    2015/08/04-00:18 

    なるほど、言う時に溜めがあれば堂々として見えるのかも…(メモ取り)
    八頭身モデル体型のカヤコアラさん?は迫力がありそうですね。
    大きな着ぐるみ相当の、可愛らしい個体である事を願うばかりです。

    俺とラセルタさんは甘党なので、食べる役で頑張ろうかなと。
    押さえつける役の交代要員にも立候補しておきますね。
    お茶の用意も有り難うございます、戴きます!

    俺の方も交流は歓迎です。
    ラセルタさんも…コアラさんに悪戦苦闘しているかと思いますが、
    お話出来たら喜んでくれるんじゃないかと思います。

  • [12]明智珠樹

    2015/08/03-23:59 

    (そりゃあ日頃の行いだよな、と思いつつ)
    八等身……(ごくり)
    更に食べ辛い感覚に陥りそう、だね……(遠い目)

    えぇと、もし可能であればロープの申請してみようかなって思っているよ。
    ミストさんの引付時にロープをピンと張って足を引っかけたり、
    ビッグカヤコアラさん縛るのに使えるかなって思ったよ。
    申請通るかわかりかねるけど、ねっ。

    明智
    「ロープがなければ私が後方からカヤコアラさんを羽交い絞めに……ふふ……!」

    皆食べるんだからあんまりベタベタ触るなよ。

    えーと、食べられるだけ食べようとは思ってるけど……
    お茶、余ってたら分けていただけたら嬉しいです(ぺこり)
    皆でモグモグで食べられたらいいなっ

  • イェルク:
    絡みは歓迎します。
    (カインさんの人相とかはさておき)私達としても嬉しいので、皆様とお話出来ればと思います。

  • 俺も何となく日ごろの行い説を推してぇな。
    あと、コアラがすらっとした八頭身で眉毛があったりもちょっと。
    (八頭身でド○ラを想像した模様)

    ハピネスに近い任務らしいし、難易度的にも作戦はさっくりって感じで大丈夫そうだな。
    俺もイェルも避けるのは得意じゃねぇし、食う方で頑張るわ。
    ……なぁ、これって踊り食いに該当するのか?
    生まれて初めての踊り食いが、大福のコアラ(下手をするとスマートな八頭身)か……。

    >セラフィム、スコット
    じゃ、茶は準備していくわ。
    喉に詰まったりしたら大変だしな。
    流石に本部も任務として食えって言うなら、OK出すだろ。

  • [9]スコット・アラガキ

    2015/08/02-22:19 

    ミスト:
    「食べちゃいたいほど可愛い」のニュアンスに差がでるのは
    日頃の行いの賜物だと思うぜ…。
    あとタイガのビッグコアラ八頭身説は外れてることを切実に願う。

    >作戦や役割きめてもいいっぽいか?
    難易度がさりげなく簡単じゃないんで、ある程度固めた方が気分的にはいいかもな。
    つってもざっくりで構わないと思うぜー。

    俺はコアラの引きつけ、スコットは転がし役で動くつもりだ。
    食べる方はスコットの胃袋に任せるわ…。

    スコット「大福って粉っぽいからお茶あるの嬉しいな~。
    タイガに負けないくらいたっくさん食べるよぉ!」

    (戸惑いがまるでない神人に若干遠い目をしつつ)
    転がしたコアラを押さえつける役は俺も必要だと思う。
    これは食べる役と交代でやってもよさそうだな。
    食事の最中は手持無沙汰になると思うんで、立候補しとくぜ。

    転がすまえに、通常サイズのコアラを脇へどけておけば事故防止になるんじゃねぇか?
    セラフィムみたいに「食べるのはちょっと」ってやつは
    ひとまとめにしたコアラの見張りをすんのはどうだ?
    カヤコアラの貴重な食事シーンを見なくて済むと思うぜ…。

    スコット「交流は俺達もうぇるかむだよ~。
    全員は難しいかもだけどプランで話しかけにいっちゃうよ!
    ここ(会議室)でプラン内容の合わせを持ち掛けるのも楽しいかもね。

    パートナーとふたりきりで過ごしたい人は
    プランに書いとくとGMさんが迷わなくて済みそうだね」

  • [8]セラフィム・ロイス

    2015/08/02-02:04 

    :タイガ
    挨拶遅れた!俺シンクロサモナーのタイガと相棒のセラだ!皆よろしくな~!
    セラは隅っこでしょんぼりしてるから俺が挨拶にきた(苦笑)
    180センチコアラときいてスラリとした手足長いコアラ想像してた。特殊か・・・?
    やっぱ着ぐるみつかそのまんま180センチのでっかいコアラなんかなー
    『セラ:だったら可愛い・・・けどやっぱり(隅っこ』
    あー・・・まあ、こんな感じだからセラの戦力は期待できないかも

    >でっかいのは
    俺も協力する気でいたぜー。個別で書いて合致したら協力するのかな~・・・と
    思ったけど作戦や役割きめてもいいっぽいか?
    それともざっくり【ビックは協力】でいくか、皆はどっちにしたいんだ?

    俺も千代や明智のいった流れでOKだぜ~
    前衛タイプだし頭突きや叩かれは引き受けたいとも思った。力もあるし転ばせるほうでもいい
    とりあえず食べる量には自信ありだ!

    >カイン
    緑茶でも麦茶でもいいから頼む!
    『セラ:タイガ大食いでせっかちでよく喉つまらせるんだ。あったら助かるよ』

  • [7]明智珠樹

    2015/08/02-00:39 

    私も……食べて……!(はぁと)

    こんばんは、貴方の明智珠樹と兎っ子千亞さんです。
    一番最後にスルリヌルリと滑り込ませていただきました。
    皆様、今回も何卒よろしくお願いいたします、もっちもち。
    千代さんが「食べちゃいたい程可愛い」というと和やかなのに
    私が「食べちゃいたいほど……可愛い……ッ!」というと狂気をはらむのは何故でしょうか。
    無駄な三点リーダーのせいですかね、どうでもいいですね。

    >流れ
    ビックカヤコアラたんむしゃぁ→個々のコアラたん触れ合いタイム!の流れで
    良いかと思います。
    せっかくですので皆様と絡み合いたいです、場所によっての味の違いを伝えあい
    間接キ(千亞に蹴られ)

    ビッグカヤコアラちゃんですが、なんとかして一度転ばせ、数人で押さえつけつつ
    まずは足をモグモグリとイケれば…などと妄想です。
    あまり手荒な攻撃はしたくはない、という気持ちが。

  • [6]羽瀬川 千代

    2015/08/01-23:06 

    …食べてしまいたい程可愛い、というのはこういう時に使う言葉なのでしょうか(ほわわ
    人数が確定したようですので、改めまして。
    羽瀬川千代とパートナーのラセルタさんです、宜しくお願い致します。

    大きなカヤコアラさんを皆で対処してから個々で瘴気を払う、で俺も問題ないと思います。
    動きが緩慢とはいえ、こちらを攻撃してくるのなら気を付けていかないといけませんね。
    安全を期すなら何人かで気を引いている間に先に足をぱくっと。
    その後に手を、もぐもぐするのが良さそうでしょうか…?

  • >ミスト
    俺もでけぇのは全員でいった方がいい気がする。
    食べるにしても数揃えた方が最初食い易くなるんじゃねぇかなって。
    その後、個々でってのも賛成。
    (まぁ、この辺りはそれぞれ希望もあんだろうから、俺の意見ってことで)

    >ビッグ・カヤコアラ
    180cmだろ?
    こいつ(隣のイェルク見て)とほぼ同程度ってことだろ?
    人型じゃねぇだろうし、体つきも違うだろうけど、でけえコアラ(しかも大福)ってのもすげえなぁ。
    お茶持って行った方が良さそうな気がする。(沢山食うには重要だよなと思ってる顔)
    この場合……緑茶か?
    その前に、(一般品として)持って行けるかどうか分からねぇけど。

  • [4]スコット・アラガキ

    2015/08/01-14:39 

    ミスト:

    ロイヤルナイトのミストと神人のスコットだ。
    コアラか~…(ぽわわーん) 独特の面構えがかわいいよなー。
    しかし180センチのコアラはちと不気味だな。
    しかも体を食って身動き止めろって…倫理的に大丈夫か…?

    個別描写か一斉描写かはプラン次第らしいがどうすっかね。
    デカいのは全員でかかった方がよさそうだよな。
    そのあと各自コアラとのふれあいタイムって流れはどうだろう。

    そんな感じでよろしくどーぞ。

  • [3]羽瀬川 千代

    2015/08/01-02:26 

  • カインだ。
    パートナーは、イェルク・グリューン。

    大福のコアラ食うのか……(見た目、可愛いんだがなぁ)
    痛がらないならいいけどよ。(でも、可愛い見た目食ったらどうなるんだろうなぁ)

    ま、よろしく。
    ……ああ、言い忘れる所だった。甘いのは普通に食えるから、問題はねぇ。

  • [1]セラフィム・ロイス

    2015/08/01-00:23 


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