【奪還】3度目の彼女の不幸を食いとめる(大江和子 マスター) 【難易度:難しい】

プロローグ

 イベリン近郊、ある山の頂に二人の女性が捕らわれていた。
 貴族の娘クランベリィ、その侍女兼護衛のグラニュー。
 あろうことか、クランベリィの結婚式当日、それも式の真っ最中にさらわれたのだった。


「わあああん!! こわいよぉ――!!! こわいよぉ――!!」
「あー無線つながらないなー、携帯用だからかなー」
「なんで私なのよ――! なんで私なのよ――! やっと幸せになるはずだったのに――!! ほらみてグラニュー! ウェディングドレスに散りばめられた宝石までも、ピカピカ光って泣いてるわ!」
「もしもーし、もしもーし……あ、つながった! 旦那さま、はい、はい私です、お嬢様も一緒です」
「結婚は人生の墓場ってこういう意味じゃないでしょ――!! ダーリン! 助けてダーリン! ヘルプミーマイダーリン!!」
「ええ、お嬢様はただ今とり乱しておりまして……え? そっちでも一騒動?」
「ううん信じるのよクランベリィ。ダーリンがきっと助けにきてくれるって。私、私待ってるわダーリン……!」
「お嬢様、先方が結婚を取りやめたそうです」
「待って」
「お嬢様がさらわれたとたん、やはり自分にはもったいない話だからとかなんとか言って……良きご縁をお祈りしますとの言葉を残して逃げるように去っていったそうです」
「そんな面接落選メールみたいな台詞で去らないでよ! ってか冷たすぎない!? ここまであっさり捨てるのよくあることなの!? 私前世でなにかした!?」
「ええと、面倒事をしょいこみたくなかったんじゃないですかね……家柄は良いし一人息子のご長男でしたし……」
「だからってあんた! せめて警察とかA.R.O.A.の手配ぐらいしたっていいでしょうが! 仮にも妻になるはずだった女がさらわれてんのよ!」
「……生きてるか死んでるかもわからないお嬢様を、金と手間と命を賭して救出するよりも、結婚ドタキャンの汚名をひっかぶったほうがまだリスクもデメリットも少なくて済むと考えたのではないでしょうかね」
「手配しなかったのは?」
「今後一切、お嬢様に関わるつもりがないからとか……」
「ああああああああ!? あの野郎! あの野郎!! あの野郎ぉぉおおおおぉぉぉぉ!!!!?」
「うわあ! お嬢様の顔、お姫様をさらうトロールみたい!」
「結婚詐欺には殺されかけ、なんちゃら召喚儀式の生贄にはされかけ……やっと、やっとつかんだ幸せだと思ったのに……!」
「(お嬢様、婚活失敗するたびに男を見る目がなくなってくなあ……)」
「よくも、よくも、よくもコケにしてくれやがったわねぇっ!! 草の根かじってでも泥水すすってでも必ず私は生きて帰る!! 帰ってやるわ!!! 帰ったるわっっ!!!」
「そのいきですお嬢様(こんな面倒なしぶといゴリラみたいな女性、誰かもらってくれるのかなあ……)」
「そうと決まれば脱出よ脱出! グラちゃん尖った細長い針はない? こう、鍵が開けられそうなやつ?」
「ありませんよそんなの。おとなしく助けがくるのを待ちましょうよ。もしもし、旦那様、ようやくお嬢様が落ちつきを……あ、聞こえてましたか。ええと、現状をお伝えいたしますね。私たちは今、檻に閉じこめられています。大きさ? ええとギリギリで立てる高さで、広さは……十人は余裕で入れるくらいですかね? 材質は鉄で、檻の出入り口に大きな錠前がかかっています。 あ、お嬢様……」
「かしてグラ子。もしもしお父様? 私たち山の頂上にいるわ。たぶんペクチ山だと思う。オーガ? さっきまでは見張りがいたんだけど……」
「お嬢様、あれ!」
「え? うっわあ!? オーガが仲間割れしてる!?」
「さっきの強そうな見張りと別の強そうな一体が戦って……その後ろで奴らの手下っぽい野犬と大きなネズミの群れがせり合ってますね」
「! カタコトだけどなんかしゃべってる! なになに、ふんふん……要約すると、『どっちが私たちを親玉のもとへ連れていくか』みたいなことを言ってるわ。ってことは今いる場所は中継地点みたいなもので、決着がついたらあらためて親玉のいるところへ私たちを連れていくみたい」
「(この野生じみた超聴力……お嬢様がますます人間から遠ざかって……)」
「冗談じゃないわ! んなとこ連れていかれたらますます生存率さがるじゃないの! グラッち拳銃だして拳銃! やられる前にやりましょ!」
「オーガが私たちの手におえたら、もうウィンクルムの商売あがったりじゃないですか。救助を待ちましょうよ。はやく旦那様にお知らせを」
「ああ、そうね。お父様、オーガの奴ら今は互角にやりあってるけど、いつ決着がつくかわかったもんじゃないわ。ケリがついて私たちが連れていかれる前にはやく……ん? お父様の声が……もしもし? もしもーし! お父様? お父様ー?」
「あ、切れたみたいです……それよりお嬢様、少々大変なことが起こりました」
「なによ!」
「ネズミが優勢です」
「ちょっとっ!?」
「犬側のほうが頭を使った戦いをしているんですけど、やはり数の差ですかね? ネズミが押しています。このままだと制したネズミがリーダーを加勢して私たちはネズミ団に連れていかれることに」
「冗談じゃないわよ―――っっ!? 庶民の灰かぶった娘だってネズミは白馬に変わって王子様のもとへ連れてってくれたのになにこの差! ちょっと駄犬! なめたヤキいれてんじゃないわよ! グラニュー、銃!」
「お嬢様! 弾を無駄にしては……!」

ズガーン ズガーン

「……よっしゃ! 適当に撃ったら高い岩場に不安定に置かれた岩が落ちてネズミどもを何匹が巻きこんでやったわ! 今よ駄犬! 立ちなさい! あなたたちは腐ったリンゴなんかじゃないの! 世界にひとつだけの薔薇なのよ……!」
「……あ、つながった。もしもし旦那様、救助の件ですけどね……え? 素早く動くためにあらかじめお嬢様のウェディングドレスの裾、破っといてくれですか? わかりました、それでですね、救助にきてくださる方々に、きつけ薬とか精神安定剤とかを持ってきてくださるようお願いできませんかね? はい、お嬢様がまた……」

解説

【目的】
さらわれた二人を救出する。
※二人は山の頂上におり、鍵のかかった檻に閉じこめられています。
※檻からやや離れた正面で、オーガの群が二つに分かれて仲間割れをしています。(Dスケールオーガ×2 デミ・ワイルドドッグ×5 デミ・ラット×10(ラットのうち2匹は岩の下敷きになってもがいている)
※散々な目に遭ったせいでクランベリィは情緒不安定になっています。どうにかなだめてください(薬や会話などで)。


【図】


   ■(クランベリィ&グラニュー)


 □   □(Dオーガ VS Dオーガ)


○     ○(ドッグ VS ラット)  ◎(大岩に潰されたラット×2)


木 草 木 草草 木木木木

※頂上は開けた場所で岩が多く、その手前は草木が茂っています。

※基本、緑と茶など自然の色からかけはなれた色や輝くものは敵の注意をひきやすくなります。


【敵】

・ヤックドロア×2(Dスケールオーガ)
ネズミと犬のそれぞれのリーダー。
全身をウロコに覆われて爬虫類めいた頭部を持つ。
魔力があり、攻撃したものには魔法で反撃。
防御力も高く、討つにはかなりの破壊力が必要。
反面、動きはかなり鈍く、攻撃は当てやすい。

・デミ・ワイルドドッグ×5
デミオーガ化した野犬。早い話、タフになった犬。
群れの構成や習性などは普通の犬と同じ。

・デミ・ラット×10
体長30cmほど。基本、集団で行動。
×10ですが2匹は岩に潰されてもがいています(死んではいない)。


【その他】

檻の錠は鉄でできています。知恵や道具やスキルなどを駆使してはずしてください。

仲間割れをしていますが、共通の敵であるウィンクルムの前では当然共闘もありえます。

あくまで救出が目的です。二人をできるだけ安全に下山させてください。なお、敵を全滅させる必要はありません。後からくる後方部隊があらためてオーガの殲滅にかかります。

救出~下山までの描写が中心となります。登山および山から救出者を自宅へ戻すまでの行動は省かれると考えてください。

ゲームマスターより

閲覧ありがとうございます。
かなり面倒の多いシナリオとなっております。力づくの正面突破よりかは、スキルや知恵を駆使した作戦のほうが成功率は高くなると思います。
プロローグでは台詞中心でしたが、リザルトでは地の文がつきます。
また、うるさく面倒なNPCがいますが、リザルトの描写は皆さま中心となります。

暗い結末にはなりませんが、同時にシリアスにさせづらい話でもあります。
NPCとの接触を避けたい方、ギャグっぽいアドリブを避けたい方は、神人か精霊のどちらかのプランに、文頭もしくは文末へ“N”(打ち間違いと区別するために大文字で。“”は抜かしてもOK)をつけてください。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

ニッカ=コットン(ライト=ヒュージ=ファウンテン)

  インカムを装備

ライトが提案した
【体の匂いを消す】ということに賛同し、覚悟を決めて泥や木の汁などを体や武器に塗る

あ、洗えば綺麗になるものねっ(涙目

ディエゴさんの偽装スキルで一緒に隠してもらう
じっと息を殺してチャンスを待つ

ヤックドロアが一体倒れたら矢のクリスタルの泥を落とし、もう一体のヤックドロア目掛けて矢を放つ
※鉱弓クリアレインを装備、閃光による盲まし効果を狙う
他の敵にも効くかもしれないので何本か放つ

ライトがデミ・ラットに囲まれそうになったら、ラットを狙い狙撃
数を減らそうとする

ハロルドさんの指示をよく聴いて落石しそうな岩に当てないよう注意しながら矢を放っていく

絶対無事に救出してみせるわ!


月野 輝(アルベルト)
  結婚相手を見捨てるなんて酷い男!
クランベリィさんが可哀想よ
早く助けてあげなきゃ

■精霊達の戦闘開始後、ハルちゃんの後について檻へ向かう
ヘアピンを使い開錠を試みながら話しかける(機械工学、会話術

それにしても良かったですね、酷い男と結婚しないで済んで
結婚してから判ったらお嬢様の経歴に傷が残ってしまうもの

婚約者に裏切られた悲劇のヒロイン…ああ、なんて心を掴む素敵な響き
今の貴女は、きっと注目の的ですよ
酷い男を後悔させてやりましょうね!
その為にも今は私達の言う事聞いて下さい、ね

・開錠できたらお嬢様の手をしっかり掴み、戦闘してる場所から離れた所を通るようにして逃げる
・開錠失敗時:二人になるべく端へ寄って貰う


ハロルド(ディエゴ・ルナ・クィンテロ)
  【申請】
インカム(人数分)

開幕ハイトランス

第一の狙撃時は精霊の傍にいてヤックドロアの動向を観察、弾丸が確実に届くよう距離や風向きを【計算】し精霊に報告(観測手)

第一の狙撃後は輝さんと共にクランベリィ&グラニューの元まで盾を構えて特攻
向かってくる敵はそのまま盾で突き飛ばし、よろめいた所をレイピアで刺す。
ヤックドロアを狙撃で仕留められなかった場合、そいつを攻撃する。

二人の元に到着したら、クランベリィ嬢を宥め、解錠する輝さんを護衛
ヘアピンで解錠できなければインカムで精霊に錠の狙撃依頼(また距離・射角計算)、クランベリィ達と輝さんに合図をして錠から離れさせる。

状況を見つつ四人で戦線から離脱




ガートルード・フレイム(レオン・フラガラッハ)
  レオン、勿論お嬢さんが不憫だからに決まっている
油断せずいくぞ

■下準備
精霊と同様

■待機
静かに草木の陰から不安定な岩がないか観察(地理学4)
見つけたらその周辺での行動は避けるようインカムで連絡
発砲直前トランス

■発砲時
岩をよく観察し危険を察知したら皆に警告

■戦闘
ニッカさんに寄り添う形で観察を継続
万一敵が来たら鼻を狙い槍で突く

■敵討伐後
鍵がなければ地理学で敵が隠しそうな場所を調べる

■クランベリィ嬢に
(嘆きを聞き)心中お察しする
私のパートナーも平気で人の前で他の女性を口説くわ
浮気はするわ
結婚に関する話題は全力で避けるわ…
こんな奴、と思っても
彼に護られなければ旅行もできない
人生色々あるがめげずに頑張ろうな



 ペクチ山頂上に捕らわれたクランベリィとグラニュー。
 幸か不幸か、オーガ同士の仲間割れが、二人を場にとどまらせる時間をかせいでいた。
 二人にできることはなにもなく、ただ、救助を待つのみである。
「オーガって男かしら?」
「認めませんよそんな交際」
「はあ!? 人を見かけで判断すんなっつったのはどこのどいつですかぁっ!」
「判断できるだけの見る目あったら、あんたの元婚約者はずらかるはずもないんですけどねえっ!」
「うっさいわね! 男なんか、ってか人間なんぞもう信用できっかこらぁ!」
「うっせ――!! そのあらぬ夢で濁った両目えぐんぞおらぁっ!!」
 檻の中でも仲間割れが勃発しようとしたその瞬間、唐突に事態が動いた。


●戦闘開始

 『Youre My Best Friend』
 ハイ・トランスを終え、ハロルドの視線は、一体のヤックドロアをとらえている。
「距離はおよそ100メートル、角度はそのまま、風はなし……対象の負傷による膠着を確認、他の対象の介入の恐れはありません、今です」
 指示を受けとり、ディエゴ・ルナ・クィンテロは スキル、ロングレンジで神経のすべてを狙撃対象へとそそぐ。
 サーチ、キャプチャー、トリガー……シュート。
 狭いスコープの中で一体のヤッグド・ロアが膝をついた。
 銃声はインカムを通して、全ての仲間に届いた。――作戦開始の合図。
 着弾を確認するやいなや、ハロルドはすぐに場を去り次の行動へとうつった。
 
 『燃え上がれ、蒼き不死鳥』
「ガーティー…」
 レオン・フラガラッハは恨みがましそうな目をガートルード・フレイムへと向ける。
「なんでこんな面倒な依頼受けたんだよ」
「勿論お嬢さんが不憫だからに決まっている。油断せずいくぞ」
 レオン、と叱咤のようにひと言残して、ガートルードは別の仲間と合流すべく、さっさと行ってしまった。
「受けたからにはやるけどさ」
 ぶつぶつとこぼしながらも、手を抜くつもりは一切ない彼はやはりプロなのだろう。
 スキル『アプローチⅡ』を発動させ、持ち場へと向かう。
 狙うはワイルド・ドックである。

 『太陽の華、大地の盾』
「お嬢さん、観念してください」
 ライト=ヒュージ=ファウンテンの喜ばしくない提案を、ニッカ=コットンは涙目になりがらも受けいれた。すなわち、泥や草木の汁を体や武具に塗布することを。
「あ、洗えば綺麗になるものねっ」
 ニッカだけではなく、他の皆もライトの言葉を受けいれて、緑や土のにおいを全身にまぶしていた。これでもうオーガの鼻はきかない。
 ライトは静かにデミ・ラットへと近づき、ニッカも自分の持ち場へとつく。
 ニッカは矢尻の泥を落とした。
「――絶対」
 弓を引き絞る。
「無事に救出してみせるわ!」
 クリアレインから放たれた矢の閃光が、ヤックドロアの目を焼いた。

 『Ich kämpfe mit Ihnen』
 運よく銃弾をまぬがれたヤックドロアのもとへ、ひとつの影が音もなく近づいていった。
 アルベルトだ。
「ウル……おっと!」
 不意打ちをくらわせようとしたその矢先、背後に攻撃の意思を感じてアルベルトは横に避ける。
 足を離した地点に、オーガの魔弾が着弾した。
 振りかえれば、ディエゴの狙撃で負傷したヤックドロアが、ふらつきながらも身を起こしていた。思った以上にオーガの装甲は硬く、一撃でしとめるにはいたらなかったようだ。
「やれ、それとこれとは話は別ですか」
 どれだけ争っていたのだとしても、忌み敵ウィンクルムが立ちはだかるのであれば、手を取りあうらしい。
 二体のオーガは、そろって憎悪の敵意を向けている。
 ふと、無傷のほうのオーガが腰にさげていた何かをつかんだ。――鍵だ。
 だが、次の瞬間大きく口を開けると、なんと鍵を丸ごと飲みこんでしまった!
 まず一つ、解錠の手段が断たれた。
 アルベルトは敵の注意をひくように移動しながら、ちらりと別のほうを見る。
 視線の先には彼のパートナー、月野 輝。ハロルドと行動をともにする彼女は解錠の第二手段である。
 

 ウィンクルムたちの連携は正しく働いた。
 ほぼ真正面からの特攻であったにもかかわらず、輝とハロルドはほとんど敵に気づかれることなく無事に檻の前へとたどり着いた(途中、ハロルドは傷を負ったヤックドロアに一太刀あびせようとレイピアを構えていたが、当のオーガがもう一体のオーガに庇われていたため、それはかなわなかった)。
 ようやく救助対象者との接触をはたした輝とハロルド。その矢先、クランベリィが錯乱した。
「ぎゃあっ!? ネズミの白馬のお迎えならぬ、ネズミが美少女戦士になってお礼参りに来たわぁっ!? すみませんすみません! 悪気はなかったんです! 今後いっさい私の邸ではネコを飼いません! 飼いませんから!」
「お嬢様、お気を確かに! 人間です! まごうことなき人間ですから!」
 想像をどう斜めに働かせたのか、クランベリィは自分が岩で潰したデミ・ラットが人間に姿を変えて復讐にきたと思いこみ、雨乞いのような激しい土下座をくりかえした。
 檻が上下に揺れ、錠前もガチャガチャとぶれる。解錠どころではない。
 このとき、檻の前の異常にようやく気づいたヤックドロアが、警告の鳴き声をあげた。
 二体のオーガは檻へ魔弾をはなち、鈍足なりに地を駆ける。
 だが、魔弾はハロルドが盾で防ぎ、檻までの道筋にアルベルトが割りこんだ。
 再度とばされた魔の弾を、アルベルトはブラッディローズのカウンターで逆にオーガをたたく。
 さらにニッカの目くらましをかねた攻撃と、ディエゴの援護射撃が追い打ちをかけ、二体のヤックドロアはたまらずその場を離れて、魔の盾で身の守りをかためるはめに陥ってしまった。
 ならば、とヤックドロアをもう一度鳴き声をあげる。率いていたデミ・オーガどもに、あとを託そうという魂胆らしい。
 だが、どの一匹も命令には従わなかった。いや、従えなかった。
「――せりゃっ!」
 レオンの斧が直下に断つ。アプローチⅡに誘われた、デミ・ワイルドドッグのまず一匹が絶命した。
 囲んだものの飛びだせず、じりじりとさがり始めたドッグの後をレオンは追う。
 対峙にはレオンと挟むように、ライトがやはりアプローチⅡでデミ・ラットを引きつけていた。
「お嬢さん、こちらにも矢を!」
 数で襲いかかるラットを相手に、ライトは盾で壁をつくり、レインカトラリーでなぎ払う。
 どうにか包囲しようとラットは右に左に走り回るが、巧みにさばく剣と盾を前になすすべもなかった。
 オーガを翻弄する精霊たち。ふと、レオンの注意がそれる。
 向けた視線の先には大岩があった。その岩下から、二匹のラットがもがきながらも抜けだそうとしている。
 しとめようとレオンは走った。そのとき、インカムから信号音が。
『レオン! 動くな!』
 直後、レオンの眼前にいくつもの岩が落下し、デミ・ラットの息の根をとめた。
「サンキュ、ガーティー」
『その辺りには近づくな。厄介な岩が多い』
 オーガの群れは苦戦を強いられていた。
 前線で活躍する精霊三人は手におえず、さりとて後方部隊もディエゴの偽装スキルによって姿を隠されている。
 よしんば見つけることができたとしても、絶妙にポイントを変えるディエゴは発見したその瞬間から場を去るであろうし、ニッカのそばには槍を構えたガートルードが控えている。
 とにもかくにも問題はクランベリィであった。
「ソーリーソーリー! 私は止めたのですが隣にいるこの娘がやられる前にやろうと……!」
「落ちついてください。どうかそれ以上仲間を売らずに」
 ハロルドの言葉にもまるで耳をかさず、クランベリィはメトロノームのような土下座をくりかえしている。
 輝は意を決して、口を開いた。
「婚約者に裏切られた悲劇のヒロイン…ああ、なんて心を掴む素敵な響き。今の貴女は、きっと注目の的ですよ」
 慎重に言葉を選びながら、輝は少し芝居がかった口調で声をかける。
「酷い男を後悔させてやりましょうね! その為にも今は……」
 言い終える前に、クランベリィに変化が起こった。
 『酷い男』なる単語が、彼女の理性に火をともらせた。
「男……男……あ――っ!! そうよ! んなところでうだってる場合じゃないわ! 驚かせてごめんなさい、大人しくしてるわ私!」
 檻の揺れが止まる。今がチャンスだ。
 輝は鍵穴にヘアピンをさしこみ開錠を試みた。
 だが、思った以上に錠は大ぶりで、ヘアピンでは鍵穴の底まで届きそうにもない。
 ハロルドは輝にうなずくと、インカムでディエゴに錠の狙撃を求めた。距離や角度、風の有無など、必要な情報を添えるのも忘れない。
『わかった。救助者もろとも、できるだけ鍵から離れてくれ』
 ハロルドの座標をもとに、ディエゴは二度目のスキル、ロングレンジで錠を狙う。
 ダールグレンによって強化されたスキルは、分厚い錠をであっさりと粉砕した。
「大丈夫です。慌てずに外へ……きゃっ!?」
「わ――ん!! 怖かった! 怖かったよぉお――!!」
 扉をあけるなり、再びクランベリィは錯乱した。
 ユーカリの木のコアラのごとく、ハロルドに抱きついたのだ。
「これ! お嬢様迷惑をかけない!」
「やだやだ! 私この人と結婚する! 私この人と結婚するぅう――っ!!」
 命がけで戦うウィンクルムたちに余計な仕事を増やすクランベリィ。
 この後先を考えない節操のなさこそ、彼女がいくたびも失敗するはめになったブライダルのそもそもの原因である。
「アル! ハルちゃんがプロポーズされてる!」
『すぐに道をあけますので、避難したのち、可及的すみやかに赤い糸を切ってください。今この場ではさすがに酷です』
 だがその緊急措置をとる必要はなくなった。
 突然ヤックドロアが細く甲高い声をあげる。声が響くなり、オーガの群れはたちまち四方八方に散って、辺りからは禍々しい気配が消えた。
 一方的な猛攻にオーガは一時退却をよぎなくされたのだ。
 戦火はデミ・ワイルドドッグが3匹とデミ・ラットが6匹、2体のヤックドロアはかなりの損傷を与えたものの倒すまでにはいたらなかった。

 
●下山

 ガートルードはクランベリィの恨み、嘆き、辛みのすべてに耳を傾けた。それはもう真摯に。
「心中お察しする。私のパートナーも平気で人の前で他の女性を口説くわ浮気はするわ結婚に関する話題は全力で避けるわ…」
 クランベリィの笑えない話にどこか響くものがあったのか、ガートルードのなぐさめには彼女自身からなる苦労がにじみでていた。
「こんな奴、と思っても彼に護られなければ旅行もできない。人生色々あるがめげずに頑張ろうな」
「うおお――ん!! 戦友よ(とも)よ! 戦漢女(とも)よおぉぉ―――!!!」
「……酷い事言ってねぇか」
 豪快な男泣きで涙をとばすクランベリィの傍らで、レオンはなにか言いたげな様子でパートナーを見つめている。
 それでも被害者を思い、余計な口を挟むまねはしなかった。
「最近はナンパしてないし、他の子とも別れたんだが。結婚は…うん」
「よーし、その別れた他の子について詳しい話をきかせてもらおうか」
「たんま、今のなし今のなし」
 ガートルードはマイナス10をマイナス3までに縮めた努力は認めても、まだマイナスだという事実にまで目をつぶるつもりは毛頭ないのである。
 後を引き継ぐように、今度はディエゴがクランベリィを励ましにかかった。
「幸せもあれば不幸もあるそれだけ元気なら必ず幸せもやってくるだろう。今はまだ、雨が降っているだけの話だ」
「ディエゴさん優しい」
「……おかげさまでな」
 ハロルドとディエゴの人生もまた、波乱万丈に満ちたものであった。
 谷から始まり頂上へと少しずつ二人歩んでいき、一気に奈落の底まで落とされ、また這いあがり……彼らの愛は名刀匠がうつ刀のごとく、たくましく力強い。
 クランベリィたちのすぐ後ろには、グラニューが前の後を追い、やはり他のウィンクルムたちにに守られていた。
 輝の憤った声があがる。
「それにしても良かったですね、酷い男と結婚しないで済んで。結婚してから判ったらお嬢様の経歴に傷が残ってしまうもの」
 グラニューはさめざめと泣きながら、胸の内を語り始めた。
「皆さまにはどれほど感謝をしていることか……! わずかとはいえご縁のあった方を悪く申し上げたくはないのですが、結婚詐欺に怪しい宗教家など、これより前にお嬢様がお選びなった方にくらべれば、今回の殿方はとても立派な方に見えて……まさかこのような事件で、心根が露呈するとは夢にも思わず……」
「あの、それで男性不信になったりとかは……?」
 ニッカは当然の疑問を口にする。
「普通なら、しばらくは異性と距離を置くのが自然なのでしょうけど、お嬢様はなぜかしくじればしくじるほど、かえって結婚に執着するようになってしまいまして……ここ最近では『リア充から験をもらう』のだと、家族や恋人たちでにぎわう繁華街の中をおひとりでひたすら歩き回る奇妙なふるまいまでなさるように……」
 聞くも涙な、こじらせた女の末路である。
 アルベルトとライトは、なにも言わずに最後尾を歩いている。
 この悲しい話に二人がなにを言えたであろう。
 あえて加わるようなことはせず、話題は先ほどのオーガとの戦闘に集中した。
「――やはり、おかしいと思いますか?」
 ライトが問えば、アルベルトは然りとうなずいた。
「確かに戦闘は我々が優勢でした。ですがそれにしたって撤退は少々早すぎます」
 オーガの退きざまは、一切の滞りがなかった。あたかも、有事のさいにはこうするとでも、取り決めていたかのように。
 アルベルトの懸念を察して、ライトも眉を寄せる。言いようのない胸騒ぎがした。

 ――ひゅっと誰かが息をのんだ。

 ざわり、と空気が揺れる。アルベルトとライトは剣の柄に手をかける
。直後、隊の先頭で悲鳴があがった。
「んぎゃああ!? なに!? なに!? 私のファン!?」
 品のないクランベリィの叫び声。ドレスの裾にはなんとデミ・ラットが噛みぶらさがっていた!
 問題はこれで終わりではない。
「――きゃあっ!」
「輝!?」
 グラニューをかばい、輝の肩から鮮血が散る。
 今度はデミ・ワイルド・ドッグだ。
「いったい何が……!」
 ハロルドが視線を素早くめぐらす。見れば、辺りいったいをオーガの群がぐるりと囲んでいた。ところどころ、負傷のあるそれは、間違いなく、先ほど相手にしていたオーガたちであった。
 帰り道を狙った急襲である。
「これがほんとの袋のネズミってやつか……!」
「冗談を言ってる場合か!」
 飛びかかるラットをさばきながら軽口をたたくレオンをガートルードは窘めるが、むろん、彼はふざけてなどいない。相棒に背中をあずけ、すぐにアプローチⅡを発動させできるだけ自分に敵をひきつける。
「ぎゃああ! 来ないでよ!? あんたなんてこっちからお断りよおっ!?」
 再び、悲鳴。ヤックドロアが魔の手をのばし、クランベリィをかっさらおうとしていた。
 すかさずディエゴが銃を唸らせオーガの足をとめ、その隙にライトがクランベリィを連れ離す。
 別の茂みから、さらにもう一体のヤックドロアが現れ、クランベリィの後を追うが、寸前でアルベルトが間に滑りこんだ。
 近距離ではなつスネイクヘッドⅡ。ヤックドロアは崩れ落ち、生き絶えた。
「今度は犬がぁっ!? グラ子ぉ! 私モテてる! この人生で一番のモテ期が到来したわあっ!?」
「はたから見たら捕食にしか見えませんお嬢様ぁっ!」
 どのオーガもピンポイントでクランベリィを狙っていた。迷いなく一直線に。原因がわからず、みな、途方にくれかけたそのとき、ニッカがあることに気づいた。本能ともいうべき感覚が彼女を答えに導いた。
「こっちへ!」
 クランベリィの手をとり、ニッカは自分ごと生い茂る草木の中へと飛びこむ。
「お嬢さん、なにを……!」
「ライトお願い! 時間をかせいで!」
 聞き返す間もなくラットが飛びかかり、ライトはやむなく思考を切りかえた。
 だが、ひとりでかせげる時間などそう多くはない。やがて不意をつかれ、ヤックドロアが茂みへと侵入する。
「しまっ……!」
 オーガが耳障りな勝ちどきを吠える。肩に誰かを担いでいる。純白のドレス、けれどその正体は……
「お嬢さん!?」
 ニッカだった。目立つ白色と散りばめられた輝く宝石、この自然の中で不自然に浮く、ウェディングドレスが敵をひきつけていたことにニッカは気づいたのだった。
 考えるよりも先にライトの足が地を蹴る。
「――はなせ…っ!」
 彼らしからぬ荒いだ口調で叫びながら、奪うようにニッカを取り戻す。ニッカを抱えながら、ライトは力任せにヤックドロアを盾で殴りとばした。
 二人とヤックドロアの間に距離があく。
 隙ができたその瞬間、二つの影が迅速に動いた。
「ガーティー、いけるか!」
「ああ、任せろ!」
 右からレオン、左からガートルード、二人の刃がオーガの装甲を貫く。

――グルオォォォッッ…!

 悶え苦しむヤックドロアの悲鳴が辺り一帯に響きわたった。
 そして断末魔の悲鳴が終わる頃、すべての片がついた。
 親玉がやられ、ラットもドッグも蜘蛛の子を散らすように逃走をしたからだ。
 ウィンクルムたちはようやく息をつく。逃げたデミ・オーガの群は後からくるウィンクルムの部隊が討伐してくれるだろう。
 不意にがさりと、茂みから物音が。
「みんな――!! みんな生きてる!? 私は!? 私は生きてるの!?」
 体格の小さなニッカの服でつるんつるんてんになったクランベリィが元気いっぱいに立っていた。


●帰還、そして

「お父様ぁぁあああ―――っ!!」
「クランベリィィ――っ!!! 信じていた! お前は必ず生きていると信じていたよ!!」
 父と娘はしっかりと抱きあい、歓喜の涙を流す。
 思う存分泣いてから、あらためてクランベリィとその父はウィンクルムたちに向きなおった。
「みんな、本当にありがとう! 依頼料は必ず払うわ! 私の内臓を売ってでも!」
「私も約束いたします。内臓を売ってでも」
 この娘にしてこの父である。
 とにもかくにも無事、親子の再会をはたすことができた。
 任務成功。
 そしてしばらくのち、依頼料とともに一枚の写真がA.R.O.A.に送られてきた。
 とある裁判所の前、卒倒し救急車で運ばれていく男と、『勝訴』と書かれた半紙をもち笑顔をみせるクランベリィの姿をうつした写真を。

 なお、彼女が誰かと結ばれたという話はまだ聞かない。




依頼結果:成功
MVP
名前:ハロルド
呼び名:ハル、エクレール
  名前:ディエゴ・ルナ・クィンテロ
呼び名:ディエゴさん

 

名前:ガートルード・フレイム
呼び名:お前、ガーティー
  名前:レオン・フラガラッハ
呼び名:お前、レオン

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター 大江和子
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 女性のみ
エピソードジャンル イベント
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 難しい
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 4 / 2 ~ 5
報酬 多い
リリース日 06月11日
出発日 06月19日 00:00
予定納品日 06月29日

参加者

会議室

  • [45]ニッカ=コットン

    2015/06/18-23:49 

    ライト:
    偽装というのが視覚的なものだけだった場合に、デミ・ワイルドドッグに嗅覚で気付かれる危険性を考えて、土や木の汁を体に塗って体臭を消すことを提案する、という内容を書いています
    考えすぎだとは思うのですが、念の為に

  • [44]ニッカ=コットン

    2015/06/18-23:48 

  • [43]月野 輝

    2015/06/18-23:33 

  • [42]月野 輝

    2015/06/18-23:32 

  • [40]ハロルド

    2015/06/18-23:17 

  • [39]ハロルド

    2015/06/18-23:17 

  • [38]ニッカ=コットン

    2015/06/18-23:05 

    ディエゴさん、ありがとうございます。
    ファーストネームで呼ばせていただきますね。
    インカム申請もありがとうございます。

    レオンさん(苦笑)
    ファーストネームで呼ばせていただけることはやはり光栄です。
    近くなった感じがしてとても嬉しいです。

  • [37]月野 輝

    2015/06/18-22:28 

    そうね……ハルちゃんが護衛役で来てくれるんだし、そっちはハルちゃんに任せて、私は普通のトランスだけで行くわ。
    ヤックドロアって防御高いから、アルの攻撃力落とさない方がいいかもしれないしね。

    うん、やっぱり便利な物にはリスクもあるって事ね>レオンさん
    あ、ううん、言い出したの私の方だし。
    むしろ、やる事取っちゃった気もしてるから……ごめんね。


    >合図
    判ったわ、合図はハルちゃんに任せるわね。

    そうすると、その分お嬢様説得の言葉増やせるわね。

  • [36]ハロルド

    2015/06/18-22:14 

    >合図
    私の方で書いておきますね
    狙撃アクションでちょっとやってみたいことあるので…

  • 「落石の兆候を察知する」って結構高度な知識や技術な気もするから、
    神人の地理学を4に上げておいた。多分これで大丈夫かと。
    …大丈夫じゃなかったらすまんな;;

    ディエゴ、わかりやすい流れありがとう。

    うーん、攻撃力下がるんだったなそういえば。<ハイトランス
    なかなか難しいんだなハイトランスも…(;・・)
    なんか輝ちゃんに難しい事色々任せてしまう気がしてきたけれど、頼りにしてる。よろしくな。

    フラ・レオンってハワイアンな感じでいいな!(・・)ノ

    >インカム
    了解、神人が落石の兆候を察知したときはインカムに囁くことにするよ。

  • [34]月野 輝

    2015/06/18-22:11 

    あ、そう言えば忘れてたわ。
    錠前が開かなかった時にディエゴさんに合図を送るの、ハルちゃんがする?私がする?
    一応プランには入れてあるんだけど、ハルちゃんがしてくれるなら、二人で同じ事書いても仕方ないかなって。
    ハルちゃんが書いてないなら、私の方そのままにしておくわ。

  • [33]ハロルド

    2015/06/18-22:06 

    ああ、そうだ
    インカム申請送っておく
    錠を撃つときに必要かもしれないしな
    まぁ、それだけなんだが

  • [32]ハロルド

    2015/06/18-21:22 

    >ライト

    俺もディエゴって呼び方で良いぞ
    呼びにくい(打ち込みにくい)だろう

  • [31]ニッカ=コットン

    2015/06/18-21:20 

    ライト:

    フラ・・レオンさん、ありがとうございます。
    では、レオンさんと呼ばせてもらいますね。

    クィンテロさん、流れありがとうございます。
    とても判りやすいですね。
    私たちもプランを完成させたいと思います。

  • [30]月野 輝

    2015/06/18-21:11 

    あ。(呼び方が戻ってたのに気付いた)
    ……嫌がられてないし、いいわよね。ハルちゃんはハルちゃんだし(小声でぼそぼそ

    フライパン、私も持ってるけど、持ってった方がいいかしら?
    いざとなれば、グラニューさんにも頼んで3人がかりで抑えれば何とかなりそうだし、槍のままで大丈夫のような気もするわね。

    檻の方へ行く時は、私がハルちゃんの後ろね。了解よ。
    何かあったら困るし、ハイトランスしてった方がいいかしらね……アルの攻撃力が下がっちゃうんだけど……。

    とりあえずその辺組み込みながらプラン修正中です。

  • [29]ハロルド

    2015/06/18-20:56 

    流れを確認させてもらう
    ・偽装スキルで全員隠れる

    ・どちらかのヤックドロアが負傷したタイミングで追い打ち狙撃

    ライト&レオンが夫々ドッグとラットを引付、ニッカとガートルードが補助

    輝とハロルドが二人の救助に向かう

    で良いか?
    ハロルドが盾を構えてそのまま二人の元まで行く、輝はハロルドの後ろを頼みたいんだが。

  • レオン:
    プランに「偽装の際ディエゴの手を借りる」と書いてしまった。
    事後承諾になってしまうが、よろしく頼むな。

  • あ、よかったニッカさん来てくれてて。
    そうだな、アレコレ考えたけど、私とニッカさんは後方で支援や観察するほうがいいかな、と思ったんだが、どうかな。

    一つには、輝さんとハロルドさんは高レベルなので、
    この二人で行ったほうがステータスの素早さを生かした行動が可能で、敵に見つかりにくいかと。
    万一見つかっても、ハイトランスしていれば問題なさそうだしな。
    輝さんが行ってくれるなら、フライパンで物理的に黙らせなくても多分大丈夫だろうし。

    もう一つには、リスクの可能性は一番低いものの、
    危険性としてはクランベリィ嬢よりオーガより、落石が一番危ないかな…と。
    よく観察して、特に危なそうな岩があったら事前に耳打ちでみんなに知らせるな。
    その後も、特に発砲があった際は注意して見ることにする。
    (ディエゴさんだけでなく、檻組到達前はクランベリィ嬢の発砲もありうるしな…)

    レオン:
    ライト、俺レオンでいいぜー。
    ドッグとラットを挟むような位置取りね、おっけー。
    じゃ、俺が左側に回り込むから、ライトは右サイド担当してくれるか?

    こんなかんじて仮プランをひとまず提出してくるわ。もちろん変更もきくので。

  • [25]ハロルド

    2015/06/18-12:12 

    ハルちゃん…(照)
    で、ではそのように頑張ります

    また夕方に顔を出そうと思います

  • [24]ニッカ=コットン

    2015/06/18-05:59 

    ニッカ:
    返信が遅れてしまって本当にごめんなさい!(勢い良く頭を下げる
    月野さんとアルベルトさんが来てくれたのね!とても心強いわ!
    よろしくお願いします!

    鍵開けっていうスキルがないのね。
    この依頼でどのスキルが必要かわかるかしら?
    月野さんは機械工学を取ってみるのね、頼りにしているわ!

    ライトが少し説明してくれたのだけど、あたしは弓(鉱弓「クリアレイン」)で矢を放って、盲ましでサポートしようと思っているわ。
    説得に役立つようなスキルも持っていないし、あたし自身、そういうの得意じゃないのよね。
    あ。
    精霊側に付いてサポートしようと思ったけれど、神人たちと一緒に行って、そこから弓を放って盲ましっていうことも出来るわよね、それも有りかしら?
    そしたら、説得している神人の護衛も一緒に出来るものね。
    でもフレイムさんの地理学スキルがあれば落石防げそうよね。
    うーん・・・迷っちゃうわね。


    ライト:
    アルベルトさんがヤックドロアを闘って下さるのですね。
    ディエゴさんの狙撃、頼りにしています。
    では私とフラガラッハさんがアプローチで犬とネズミを突きつけて殲滅という形ですね。

    アプローチについてですが、フラガラッハさんとは
    ドッグとラットを挟むような位置取りでそれぞれアプローチを発動し、別々に引き付けるイメージでいるのですが合っているでしょうか?

  • [23]月野 輝

    2015/06/18-01:02 

    二人とも、お返事ありがとう。やっぱり修理か機械工学よね……
    ちょっと調べてみたら、「機械」って基本が「ネジ、軸、軸受け、歯車、バネ」だそうだから、
    これなら鍵の仕組みについても何とかなるかな?って感じたわ。
    レベルを上げれば、今持ってる暗号スキルと合わせてパスワードの解析とかもできそうかなって思ったので、
    機械工学を取ってみるわね。ディエゴさんの意見と反対になっちゃってごめんなさい(汗)
    これで鍵開けに役立たなかったら、本当にごめんなさい。その時はロングレンジ頼りにしてます。

    あ、ハルちゃんが一緒に来てくれるなら助かるわ。
    よろしくね、ハルちゃん(呼び方が昔に戻ってる事に自分で気付いてない)

    ガートルードさんとニッカさん、やりたい事があるならそちら優先で大丈夫かと思うわ。
    デミとは言え数が多いと大変そうだものね。
    もちろん、一緒に来てくれても嬉しいので、そちらでもOKよ。

    アルベルト:
    「それでは、とりあえず前回のレスの内容で仮プランを書いてしまいます。
     変更は充分効きますので何かありましたら言って下さい」

  • レオン:
    アルベルトの作戦、いいと思うぜ。女の子同士の方がクランベリィ嬢を刺激しないかも。
    鍵は確かに持ってない可能性もあるしな、慎重に準備するのは賛成だ。

    >役割分担
    その場合は、精霊たちが戦闘、神人たちが説得および鍵開けを担当して、
    他の手段で鍵が開けられなかった場合はディエゴが錠を撃つか、アルベルトが両手武器で破壊って理解でいいかな?

    ニッカちゃんがクリアレインで精霊のフォローをするなら、
    俺の神人も一緒に留まって地理学スキルで落石の兆候を観察するのも、
    ありかと思ったけど…神人全員で檻に向かった方が安全かね。

    スキルは…そうだな、ズバリってものがないから、やはり修理か機械工学かってところかと思う。

  • [21]ハロルド

    2015/06/17-20:03 

    機械工学…は、何かピンとこないな
    修理スキルじゃないかと

    >説得
    輝が行くなら、説得中の護衛にハロルドを行かせようと思うがどうだろう

  • [20]月野 輝

    2015/06/17-15:59 

    ね、みんなに聞いてみたいんだけど、鍵開けに役立ちそうなスキルって何だと思う?
    機械工学とか修理あたりかしら。
    レベル1で良ければスキル修得できるから、どうせなら鍵開けできそうなスキル取ろうかなって思うんだけど……。

  • [19]月野 輝

    2015/06/17-15:33 

    アルベルト:

    >鍵
    そうですね……倒して鍵を手にいられれば一番簡単かとも思いますが……
    思ったのですが、こいつら、鍵を持ってないと言う可能性は……
    オーガなら、お嬢様達を檻ごと運ぼうとしても不思議はない気がしまして。
    考えすぎかもしれませんが。

    一つの案としてですが、輝を檻へ向かわせて会話術で話をして宥めつつ、ヘアピンでの開錠を試みると言うのは如何でしょうか。
    ヘアピンは女性なら普通に身に付けてても不思議はないですし、却下はされないと思うのですが。
    もし開けられなくても、とりあえずお嬢様を落ち着かせるお役には立つのではと思います。
    神人だけで行動させるのが不安なようでしたら、ハイトランスしても構いませんし。

    そして、ピンで開かなければ、中の二人になるべく端へ寄って貰って合図をし、
    ディエゴさんにもう一度ロングレンジを使って貰う、と二段構えにしておくと安心かもしれません。

    とりあえず私は、ヤックドロアを倒したら鍵を探すようにしておきます。
    もし無ければ、最終的には剣で鍵を叩き壊してもいいような気もしなくもないと言う気もしますね。

    輝「言い回しがややこしいわよ、アル……」

  • レオン:
    アルベルトと輝ちゃん、今回もよろしくなー。

    >作戦
    アルベルトがヤックドロアの相手をしてくれるなら、相手関係がずっと楽になるな。
    俺とライトが犬とネズミの相手をすればいいかね。
    銃で錠を撃つ…のは銃声で岩が落ちて、下で戦ってるメンバーを巻き込む危険性が皆無ではないので、
    このメンバーなら無理せず、できればヤックドロアの死体から鍵を回収したほうがいいかな?と思うが…どうだろ。
    (GMさんのご希望からは外れる気もするんだが←)

    >犬・ネズミ
    俺の武器も攻撃力200超えてて、ゲーム初期の両手剣ジョブ位の威力があるから、
    犬や鼠なら一撃で倒せると思うんだ。15秒間に三度攻撃できるし、RKで手分けをすれば、
    犬とネズミの全滅には長い時間はかからないんじゃないかなーとは思うぜ。

    (※何度も削除・再投稿失礼orz)

  • [15]月野 輝

    2015/06/17-00:37 

    アルベルト:

    こんばんは、前衛アタッカーはお入り用ではありませんか(にっこり笑顔)
    …と言う事で、手が足りなさそうな気がしましたので、猫の手よりはマシだろうと参戦致しました。
    顔見知りばかりですから自己紹介も必要ないでしょうが、一応。
    私はアルベルト・フォン・シラー、神人は月野輝です。よろしくお願いします。

    輝「皆さん、よろしくね。私達にできる事があれば遠慮無く言ってね」

    今までの会議の内容は拝見しました。
    この流れで私がやれそうなのは、ディエゴさんが狙撃した後に残ったヤックドロアが
    檻の方へ移動できないように相手をする事でしょうか。

    とりあえず、深夜のせいか思考が回ってないようなので、一眠りしてからまた参ります。

  • >狙撃タイミング
    りょうかいー(・・)ノ
    基本的には撃つご本人が決めることでもあるし、
    クランベリィ嬢を待たせすぎるとなにしでかすかわからなそうだしな(笑)
    あとは残りメンバーが増えるかどうかと、その編成によるってことで。

  • [13]ハロルド

    2015/06/16-23:11 

    今の人数だと、狙撃のタイミングはヤックドロアどちらか負傷したらそいつを狙って…と考えている
    そこからニッカのクリアレインでもう一方のヤックドロアを眩ませてまた狙撃、それか
    神人が盾を構えながら特攻(狙撃は錠破壊に使用)でも良いかなと

    RKのスキルがあればドッグ&ラットの妨害はそう激しくは無いだろうし…
    人数が増えればまだ幅が広がるから、今はこれくらいだな

  • >作戦
    クリアレインもオーガの混乱に拍車をかけそうだし、いいと思うぜ。

    同士討ちを利用して数を減らす、となると、
    狙撃体勢が整ってもすぐには打って出ずに、様子を見た方が良いかもしれんな。
    …いっそのこと、仲間割れの決着がつくまで待つのもアリかもな。
    決着がついたら、勝った方のオーガが鍵をもっていなかったら、負けた方のオーガから鍵を奪うだろうし、
    元々鍵をもっていたんなら、悠々と檻の傍まで向かおうとするだろうな。
    勝ったオーガが確実に鍵を持ってる瞬間を狙って狙撃。
    混乱している残りのオーガをロイヤルナイト二人で引き付けて、
    残りメンバーがオーガの死体から鍵を奪い、お嬢さん方の元へ。
    残りの敵もそれまでの戦闘で疲弊しているから戦いやすくなってるはず。

    …難点があるかも、とすれば、クランベリィ嬢が「救出遅い!!」と騒いでまた銃をぶっ放して、
    岩が俺達のところに…とかも考えたがちょいと考えすぎかもしれん。
    クランベリィ嬢的には悠長に待ってないでとっとと助けて欲しいだろうしな。
    …どうだろうかな?

    >気絶
    うちの神人が標的を15秒間気絶させることのできるフライパンを持っているが…
    15秒では少々時間が少なすぎるだろうか。

  • [11]ニッカ=コットン

    2015/06/16-00:38 

    挨拶が遅れてしまったわね、ごめんなさい。
    ニッカとロイヤルナイトのライトよ。
    ハロルドさんとクィンテロさん、フレイムさんとフラガラッハさんよね。
    またお会い出来て光栄だわ。
    レベルが低いから出来ることは限られているけど頑張るわね。
    よろしくお願いします。


    ライト:
    【作戦】
    さっそくですが、作戦についてです。
    私も狙撃作戦に賛成します。
    一応、ニッカも盲まし程度ではありますが遠距離攻撃のできる弓(鉱弓「クリアレイン」)を
    持っていますし何かお役に立てるかもしれません。

    ロイヤルナイトの私は、アプローチⅡでお役に立てるでしょうか。
    クィンテロさんの仰るように、二人の女性を救出する前に敵の数を減らしておきたいですね。
    と言っても数が多いので私も同士討ちを利用して数を減らせないかと考えています。

    【落ち着かせる】
    私もあまり女性に手荒なことはしたくありません。
    が、救出の妨げになるほど騒がれた場合は致し方ないかと思います。
    気絶させるなどの処置になるでしょうか・・・
    回復できる方がいないのであまり無茶はできないですね。

    今回のことで精神的に傷を負っている彼女に更に追い討ちをかけるようなことは
    なるべく避けたいところですね・・・

  • >狙撃
    ロングレンジの性質、了解だ。
    そだな…。少し考えてみたけど、結局何が気になるかって、岩が落ちてきてお嬢さん方二人を巻き込まないかってことなんだよな。
    でも、「二人は山の頂上にいる」と言うことは、オーガ達は二人から見て下の方にいるということだし、俺達はその更に下というになるな。
    つまり、岩が落ちてきたとしても、オーガや俺達の方に転がるから、お嬢さん方二人を巻き込む確率は低いかもしれねぇ。
    …それに、そもそもすぐ傍に、檻の方へ落ちてきそうな大岩があったら、さすがのお嬢さん方も銃はぶっ放さねえよな(笑)
    ちょっとした石くらいなら檻の中にいれば大丈夫だろうし。

    ロングレンジで狙撃する時点では俺らも少し離れた草木の中にいるから、万一俺らの方に岩が転がってきたとしても動きが見えるし、草木が盾になるか。
    狙撃作戦で大丈夫なような気がしてきたが、ニッカちゃん達の意見待ちで。

    >クランベリィちゃん
    すまねえな、ガーティーが暴力的で(後ろで「お前のやり方がうつったんだよ!!」と叫ぶ神人)
    うん、まずは紳士的な優しい説得や気付け薬で落ちつかせるのを試みて、それでも駄目そうなら物理力行使というのが穏便でいいと思うぜ。

  • [9]ハロルド

    2015/06/15-18:08 

    >クランベリィ
    個人的な希望だが、女性にあまり手荒なことはしたくないな…
    興奮状態にあるようだから、一般的な方法で落ち着かせてからそれは考えるとしよう。

    >狙撃
    ロングレンジの性質上、弓は難しそうだ
    射出する武器を固定するもの(岩とか倒木)か、寝そべった状態が必要だからだ
    岩が崩れる程のでかい銃声は心配しなくていいと思うが…
    位置によってはオーガを巻き込めるかもしれないな。

  • ニッカさんとライトさん、ディエゴさんとハロルドさん、よろしくな。
    この状況ではロイヤルナイトは二人いても役立つと思うし、
    ハイトランスができるハロルドさんがいると戦術の幅が大いに広がるな。心強い。

    ロングレンジの狙撃で奇襲、面白いと思う。
    オーガたちを混乱させられそうだし、
    鍵を持っている方のオーガをうまい具合に倒せたら、後の展開が楽になりそうだしな。
    それだと、

    ディエゴさんに偽装スキルを使ってもらって、草木にまぎれて接近

    Dオーガのどちらか一方を狙撃

    混乱している残りのオーガたちをロイヤルナイト二人で引きつけ

    その隙にクランベリィ嬢のもとへ

    …という流れになるのだろうか?

    ただ、銃声で岩が崩れないかとちょっと気になっているんだが…
    弓を使う、となると錠を撃つのは難しそうだし…ううむ。
    ハロルドさんのレイピアでこじ開けられるかな?

    >落ち着かせる
    確かに、まず彼女を落ち着かせないと難しそうだな。
    ディエゴさんがメンタル5で話しかければ新たなる王子様が現れたと思って大人しくなるだろうか…
    …しかし、「お前らウィンクルムなんだろ!?カップルなんだろ!?」という逆上の恐れも…(笑)
    マスターがGMページで「骨が一、二本折れたぐらいでは訴えたりなどいたしません。」と言っているので、
    物理的に黙らせて運び出すのもありかと思う。
    グラニュー嬢は多分理性での話し合いで何とかなるだろう。

  • [6]ハロルド

    2015/06/15-00:21 

    ディエゴ・ルナ・クィンテロとハロルド、着任した
    よろしく頼む

    RKが二人、頼もしい

    俺はメンタルヘルス5を持ってはいるが
    クランベリィと接触する前に、ある程度オーガの数を減らしておきたいなと
    折角同士討ちしているんだから利用したいよな
    シチュエーション的に、ロングレンジ(狙撃スキル)を用いてどちらかのヤックドロアを奇襲でなら倒せるかもしれない。

    上記のスキルで錠を撃つことも考えたが…
    落ち着かせる前に檻から出れるというのは危険かもな
    檻から出すのは目的だが状況によっては二人を守る檻になると思う
    オーガの方も、こちらの隙をついて二人を連れ去ることもあり得るし。

  • …と、あと、救出中にクランベリィ嬢が大声を出さないかな、と思ったが…
    …オープニングであれだけすでに大声出しているし、銃だってぶっ放しているから、
    オーガ達は騒がしいキャラだと認識して気に留めないかも…とちょっと思った。←
    ただ、「救出に来ました、落ちついて下さい」との声かけは必要かな。
    その際は、イケメンの男性が「助けに来ました」と声をかけたら言うとおりにするかも?とも思ったが、
    今の状態じゃ、男性不信に陥ってる可能性もあるしなぁ。と…。
    そうだとしたら、神人のみで救出するしかないわけだが…。

    …取り敢えず、男女ペアで救出にいくのは避けた方がいい気もする。
    「このリア充め!!」となりそうで…。

  • えーと、取り敢えず気になったことを。

    >クランベリィ嬢
    なんとなく、だが、彼女とは親しくなれそうな気がする(遠い目)
    他にメンタルケアが得意な人が来たら別だが、フォローは引き受けよう。

    >高い岩場に不安定に置かれた岩が落ちて
    …ってことは、まだ他にもあるかもしれないし、
    破裂音とか爆裂系の魔法やスキルは要注意と言うことだな。

    >錠前
    オーガがどっちが連れて行くかでもめているんなら、
    二匹のうち片方、あるいは双方が鍵をもっているんじゃなかろうか。
    二匹とも倒せば鍵を入手できる可能性が高いかと。
    …もってなかったらレオンがレイピア持って行って切っ先でこじ開けるか、だな。

    >作戦
    オーガやデミを引き付けて誘導し、草木の生えたところの向こうまで連れて行き、
    その隙に捕まってる二人のところへこっそりと…
    …あ、それじゃ錠前はオーガを倒してからというわけにいかないな。どうしよう。
    他のメンバーのスキルや持ち物にもよるから、それを待つことにしようか。

    犬やネズミは食べ物とかで引き付けられるんじゃないだろうか。
    オーガはアプローチで…するとロイヤルナイトがもう一人いるか…
    懐中電灯や光を反射しそうな武器・防具で敵を引き付けるのがよいだろうか。

    (※誤投稿・ミス等で削除繰り返しました!ごめんなさい)

  • …あれ?盾、もらえてないかな?
    ええと、ガートルードと、ロイヤルナイトのレオンだ。よろしく頼む。
    …人が来ないと作戦が立てられないんだが…どうしたものかな。
    色々面倒そうな依頼だが頑張ろうな。(逃亡しそうなパートナーを首根っこ掴んで引き留めながら)


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