どうして信じてくれないの!(らんちゃむ マスター) 【難易度:難しい】

プロローグ


「っ……!!」
 少年は絶望に満ちた瞳で彼を見た。
その瞳の先にいる精霊に何も言う事もなく、少年は背を向け走りだしてしまった……赤くなった頬を押さえて。
村人達は何も知らない、ただこちらに向かって来た時には既に少年はおらず、機嫌の悪い精霊とそれを宥める神人がいるだけだったのだ。
「ど、どうかされましたかなウィンクルム様」
「い、いえ大丈夫です…ご心配おかけしてすみません…」
「ッチ!おい援軍はまだなのかよおっせえなあ!」

貴方が来る数時間前、不穏な影は既にやって来ていた。


 森の奥にある未開拓の地に足を踏み入れた調査部隊は、奥地にて小さな村を発見した。そこは近代的なものは一切無く、全てが自給自足で行われている村だった。調査部隊と村長との相談の元、この地までの安全な道の用意と村の周辺の調査をする事となったのだ。
小さな村とは言えやる事は山のように用意されており、調査部隊や本部の人間だけでは手の届かない所もある…そこで、貴方と精霊はそこの協力要請を受ける事となった。
「お待ちしておりました…今回この調査部隊の指揮を行ってるパトラと申します」
金髪の長い髪の女性…パトラと呼ばれた彼女は村を中心とした周辺調査を依頼されたウィンクルムだと名乗った。
彼女はウィンクルムとしての活動が長く優秀な事が買われ、今回の指揮を担当する事となったらしい。こちらも自己紹介をと精霊共々挨拶を済ませると、パトラは切り株に座って大人達の話を聞く男に声をかける。テレンツォと呼ばれたパトラの精霊はこちらを見るだけで挨拶はしなかった……。
忙しいのだとうと気に留めないでいると、調査部隊の近況報告会が行われるらしく全員が集まる事に。

 調査報告によると現状は良好、このまま進めば一週間とかからずにバリケード及び道の保全が完了するとの事だった。思ったより早く終わりそうだと思っていると、何処からか「ちょっと待ってください」と声がした。
振り変えるとそこには村の大人達がいて「子供達の姿が見えないんです」と言った……言われてみれば村に到着してから子供の姿を見ていない。
どうするのかと指示を待てば、パトラは少し考えて派遣されたウィンクルムから子供達の調査をするチームを組む事を決める。
……そこで名前を呼ばれた貴方は別室にて、作戦内容を聞く事となった。
「最優先は子供達の救出…盗賊の住処を発見しても攻撃には行かないで下さい、子供の身が第一です」
万が一対峙した時には剣を抜いて構わないと言われ、頷く貴方にテレンツォはため息をついた……こんな時にため息をつく彼に視線を向けると、呆れた様子で彼は言った。

「盗賊に捕まると厄介ださっさと連れて帰って来てくれ」
「テレンツォ!……私達は指揮を行う為動く事は出来ません、よろしくお願いします」
頭を下げるパトラと、あくびを殺すテレンツォに頭を下げて部屋の外へと出て行った……。


作戦内容は明白であり、対処も手段もある程度は考えられるこの依頼、貴方は一分一秒でも早く子供達を助けなくては…と、剣を磨く手に力が篭った。



 ……未開拓の森の奥の、更に奥。
そこには誰にも邪魔されずにすくすくと育った巨大な樹木があった。季節ごとに色を変え、森の恩恵とも言える甘い果実を実らせる木。
入り組んだ先にある為滅多に人は通らずそこはとても静かなのだ……今までだったら。
「ケンちゃん痛くない?」
「平気、舐めときゃ治るよ」
「そんなおっきく腫れてるのに、舐めれないよぉ~…うう、ううう」
「アンタが泣くんじゃないわよ!!!……許さないんだから、ケンちゃんの事嘘つき呼ばわりして!!」
泣き出す男の子、怒りに震える女の子…巨大な木の上に空いた大きな穴の中、小さな子供達が四人輪になって座っていた。
本を読んでいた男の子が、眼鏡を上げてケンちゃんと呼ばれる少年の顔をまじまじと見つめた。
「……やはり痛そうですね、大人のパンチとはそんなものなのでしょうか」
「あんまじっと見るなよ、ヒリヒリするだろ?」
「す、すみません…にしても良い所を見つけました、ここなら誰も…あのウィンクルムも来ないはずです」

穴から顔を出してあたりを見渡すと、うんうんと頷く子供達。
女の子は怒りがこみ上げてくるのを、森で取ってきた果物にかぶりつく事で沈めようとしていた。
「っきー!ほんと!あったまきちゃう!」
「え、エミリーそんな一気に食べるとお腹こわしちゃうよ」
「ふんだ!あたしは食べてもスグルみたいに太らないもん」
「う、うううう…僕はぽっちゃりなんだもん…ううう」
エミリーはふんと鼻をならすとスグルはボロボロと泣きだしてしまった。慌てて二人の間にケンちゃんと呼ばれた男の子が入ると、スグルはもっと大粒の涙を溢れさせた。

「一番痛いのはケンちゃんだもんね、ごめんね」
「別に、お前が泣く事ねえだろ」
「確かに今回は一番辛いのはケンちゃんですね……僕達なら、嘘つきなんて言わないのに」
「あんなどっから来たか分かんない奴のせいで!もうホント大っ嫌い!!」
「……ごめん、エミリーもスグルも、キョウジまで巻き込んじまって」

 エミリー、スグル、キョウジは口をそろえて「そんな事ない」と項垂れるケンを慰めようと傍に寄った。
……村では失踪した事になっている彼等は今、森の奥にある巨大な樹木も穴の中で身を寄せ合っていたのだ。
全ては傷ついたケンを一人にしまいという、小さな友情があってこそ。
「川でハンカチを濡らしてくるわ、ついでにお水も桶に入れてくる」
「僕も行きましょう、新しい木の実もあったら取ってきます……スグルとケンはここにいてください」
そう言って外へ出た二人を見送るケンはため息をつくと、スグルが自分の抱えていたぬいぐるみをケンに押し付けた。
……何も言わずにスグルを見ると、やはり彼はボロボロと涙を流している。
「スグル」
「ぼく達だけはケンちゃんの味方だよ、だから…うう、そんなお顔しないで」

村で一番元気があり、正義感の強いケンはその面影すら感じられない……赤く腫れた頬は痛々しく残っており、歪に腫れた頬は見ていられない程だった。
ふと、ケンは数時間前に自分がこうなった経緯を思い出す。

『嘘ばっかつきやがって』
『嘘じゃない!ほんとにいるんだ!ほんとに…ぐあっ!!』
 村の奥で時々見かける黒い獣のような物は、大人達に話しても見つけてもらえず不安な毎日を過ごす原因になっていた。
だが突然村にやってきたウィンクルム、という人間と精霊にはそれを倒す力があると知って、薬草を取りに行った場所で見かけたと話したケン。
村の皆で静かに暮らせる、これで大丈夫だと安心した彼は、形容しがたい痛みと鉄の味を噛み締めていた。

『……いい加減にしろよガキ、俺達ウィンクルムをナメんじゃねえ!!』
『っ…うそじゃ、ないのに…なんで、なんで!!』

『なんで信じてくれないんだよお!!』

叫び声は誰の耳にも届かず、自分に拳を振り上げた男は呆れるように自分を見つめる。
…赤くなった頬を抑え走りだせば木苺を取り終えれば仲間たちに出会い、何も言わずに逃げようとすれば追いかけて事情を聞いてくれた。
ぬいぐるみを力なく抱きしめるケンを見て、スグルは頬が傷まないようにと優しく抱きしめてくれた。



「なんで 信じてくれないんだよ」

解説

目的「子供達の行方を捜索・保護しましょう」

パトラ「ご苦労様です、早速ですが情報の確認を致しましょう」
 今回の捜索は村の子供達の捜索、及び保護になります。……皆さんには別件があったにも関わらず急遽このような依頼をしてしまい申し訳なく思います。
いなくなってしまった子供は四人、男の子三人に女の子が一人になります。
詳細はまとめておきました、確認をお願いしますね。

ケン 10歳 正義感の強い男の子で、村の手伝いを率先して行う為森の内部には詳しい
キョウジ 9歳 メガネをかけて大きな図鑑を持ち歩いている
スグル 9歳 ぷっくりした泣き虫の男の子、気が弱くてすぐに泣いてしまうので注意が必要
エミリー 8歳 友達思いの強気な女の子、赤いリボンとクマのポシェットをつけている

……以上が特徴と性格そして名前になります。くれぐれも驚かせないようにして下さいね。
それではお願いします、行ってらっしゃい。



「あの……よろしいですかな」
 外に出た貴方達に声をかける老人は、小さな声で一同を呼び止めた。

老人「ケン達を探しに行かれるのでしょう…どうかお気をつけくだされ、なんでもケンが言うには時々黒い獣のような影がうろついているとの事ですじゃ」
わしら大人がかけつけようとも太刀打ち出来るかなど言わずもがな…こうしてウィンクルム様にお助けいただけるもなにかの縁、先に来られたウィンクルム様にもお伝えしてありますが…ふむ、どうやら貴方様には知らせておらぬ様子、どうかじじいの言葉を気に留めていただけますかな。

仲間達と目を合わせ首を傾げる貴方に、老人は申し訳無さそうに呟いた。
「…ケンはとても優しい子ですじゃ、子供達を連れ勝手に出て行くなど危険な真似は絶対しませぬ…何か、何かあったに違いありません」

どうか皆を無事に連れて帰って来て下さい。
深々と頭を下げる老人に、嫌な予感を抱いた一同は足早に森へと入って行った。

ゲームマスターより

お久しぶりです、らんちゃむです。
今回は久しぶりすぎるアドベンチャー。子供達を探してきてね、の難易度ハードでお届けします。

戦闘に関してはあっさり終わるでしょう。ですが今回の目的は「子供達の捜索・保護」
水を汲みに行ったエミリーとキョウジに最初に出くわすはずです…ですがウィンクルムに遭遇した彼女達の反応はよろしくないものでしょう。
信じてもらえなかったと絶望し敵視する子供達に、どうやって話をし、どうやって納得させるかが問題になります。

思い思いの内容で子供達にぶつかって来て下さい。
今回の依頼、オーガを倒せても『子供達を説得出来なければ』失敗となります。

断片的で曖昧な情報の残りは全て子供達が持ってる事でしょう。
繋ぎ合わせて皆さんなりの答えを出してみてください、それではお待ちしております。

リザルトノベル

◆アクション・プラン

(桐華)

  森の中で子供達が行きそうな場所やその目印を聞く
救急セット借りる
迅速かつ慎重に、なるべく静かに捜索
主に足跡、草木の折れなど人為的変化を探す
子供のそれじゃないものを見つけた場合は、警戒を

発見時には、まず怪我がないか確認したい
驚かせたくもないし、触れる前に声で尋ねる
大丈夫?無事?他の子は?
見つけられてよかった。危ない場所って聞いてたから、何かあったらどうしようかと

ウィンクルムなのは隠さない。トランスはまだ
暗くなる前に、帰ろう?
突っぱねるなら、その理由を聞くよ
彼らが嘘つきだと思われたままってのは、僕も嫌だし
出来たら黒い獣は退治して持ち帰りたい
証拠に、ね

戦闘時は保護優先に行動
前に出れるなら、ハイトランス


セイリュー・グラシア(ラキア・ジェイドバイン)
  オレはスキルも使って子供探索をメインにするぜ。
早く子供達を見付けなきゃ危険だ。
長老から森の地図を貰えるよう話すぜ。
黒い影を見かけた場所、今までの塔族との遭遇地点も聞いて地図に記載。
ハンティング4サバイバル5も使って子供達の足跡の痕跡を探し追うぜ。皆で協力して森を探索。

殴ったのが精霊なら先ず謝るぜ。
「痛かっただろ、ゴメンヨ。悪いよな」って。
いきなり殴るのは絶対悪いコトだ。
「黒い獣の話はオレ達も教えて貰えなかったぜ。何か怪しいな。だってそんな獣が居るって嘘つく理由は君達に無いじゃん?本当の話だろ」
ってさ。

オーガが出たらハイトランス。
TD精霊2人を援護。
刀で攻撃し敵の注意を引きつける。
手早く倒そう。




天原 秋乃(イチカ・ククル)
  子ども達が心配。無事だといいな……

あらかじめ村人に子ども達が行きそうな場所、あるいは森の中で比較的安全そうな場所を聞いておく
足跡など子ども達が残したと思われる痕跡をたどって捜索

発見したらまず怪我をしてないか確認
子どもと話す時は相手の目線に合わせる
どうしてここにいるのか聞き、話してくれそうにない時はここにいたら危険だということを伝える

子どもの話は信じる
だって村の人も「理由もなく危険な真似をする子じゃない」って言ってたしな
突き放されたとしても、絶対に子ども達を置いて帰らない

戦闘になったら子ども達の安全確保を第一に行動
ラキアの発生させるチャーチ内にいれて、大丈夫だと確信できたらイチカ達の援護にまわる



「それでは皆様、よろしくお願いします」
 子供達を捜索する事になった叶、桐華、天原秋乃、イチカ・ククル、セイリュー・グラシア、ラキア・ジェイドバインの六名は支給品として救急箱を受け取っていた。セイリューの提案を受け長老に支給を申請したが、森の中は未開拓地であり地図に記す程進めてはいないのだそうだ。
「…あぁ、ですがこの間森の奥地で大きな木を見つけたと、ケンが言っておりました…なんでもそこで美味しい木の実があったのだと」
「森の奥に大きな木…分かった、それを目安に探してみるぜ」
頼んでばかりで申し訳ありませんと深々と頭を下げる老人に、無事に連れて帰ってくるからと一同は告げた。
「…気ぃつけてけよ」
小さく呟いたテレンツォの言葉に、セイリューは彼の顔をじっと見つめてしまう。何故見つめられているのか分からないテレンツォはさっさと行けと顎をくいっと動かしてみせた。
そんな彼を睨みつけるセイリューに、ラキアは急ぎましょうと彼の手を引いた。


 森の中間部の小川の傍で、キョウジは水汲みを、エミリーは傍で美味しそうに育った野苺を採っていた。
人間の介入の無い未開拓地というのもあって、桶に入った水はとても澄んでいる…これでケンちゃんの頬を冷やしてあげられると言ったエミリーに、キョウジは急ぎましょうと顔をあげた。

 森に入ってから数分が経過した所で、叶は足を止め皆を呼び止めた。叶が指さした先にあったのは子供のものと思われる小さな足あと。
どうやらこの辺りは地面が緩く簡単に足あとがついてしまうようで、その小さな足あとは藪の向こうへと続いていた。
「…川の音がするな」
「こっちに向かったのは確かみたいだね」
叶が足あとを見間違えないように辿っていくと、そこには地面が無かった。
あれ、なんて声と共にずり落ちてく…視界。慌てて桐華が腕を伸ばし叶の腕を掴むものの、二人して藪の中へと消えてしまう。その事態に驚いた天原が咄嗟に叶と桐華の名前を呼んだ。
藪の中に消えた、とはいえそこは思ったよりも小さな段差になっているだけで、叶は尻もちをついた程度で済んだ。びっくりしたと笑う叶に何か言いたそうにこちらを見るパートナーに笑って肩を叩くと…ふと感じる、視線。そこにはこちらを珍しそうに見る少年がいた。

彼は何者かに捕らわれているわけでも被害を受けているわけでもない…きょとんとした表情で、叶達を見上げていたのだ。
「あれ…オマエ達、他に人と一緒じゃ」
セイリューがそう言いかけた途端、少女の大きな声が全てをかき消した。
「キョウジ逃げて!そいつらきっとウィンクルムよ!!」
 キョウジの背後…もっと奥から聞こえた声は女の子で、彼女はこちらを威嚇するように睨みつけていた。
慌ててキョウジは桶を持って少女の傍まで駆け寄る…一同との距離は、大きく広がった。

「ま、待ってくれ!俺達は」
「近寄らないでよ!その手のマーク、あいつらにも付いてたわ…やっぱウィンクルムなんでしょ!?」
「っ…」

天原が話をしようとしても少女は天原の手の甲を指さして警戒心を増すばかりで返事をしない。
…どうしたものか、次の一手が踏み込めない一同に、叶は座ったまま、首を縦に動かした。

「ほらやっぱりウィンクルム!どうせケンちゃんの事追い回してもっと意地悪する気なんだわ…!」
「君達を助けに来たウィンクる……え?」
 少女は警戒心を解く事なく、傍にあった木の棒を掴んで一同へと向ける。
……一歩踏み出しさえすればそれは容易く取り上げる事が出来るだろう、だが一同はただならぬ気迫でこちらを軽蔑する少女に、違和感を覚えた。
キョウジは困惑しながらも、自分を庇うように立つ友達と一同を交互に見て眉を下げる……ピリピリとした空気に子供達とは別の思想にたどり着く一同は、皆同じ疑問点に立っていた。

(彼等は盗賊に誘拐されたわけじゃなく、自分の意思でここにいる)

天原は屈んで少女と同じ目線に立って問いかけた。
「…君はエミリーで間違いない?」
「そうよ…だったら何なの」
エミリーは木の棒を持ち直して天原の問いに答えた…天原は「どうしてここにいるのか」と問いかければ、エミリーからは素っ気ない返事が帰ってきた。
「アンタ達には関係ないわ」
もう少しで日が暮れる…そうなると森はとても危険で、ましてやここは未開拓の地。叶は二人に「暗くなる前に一緒に帰ろう」と言う…だが、エミリーはキッと眉を吊り上げ彼等に棒を向けた。

「嫌よ!アンタ達だってアタシ達を殴るつもりなんでしょう!?」
「…え?」
 想像もしなかった言葉に、叶は思わず驚いた。
傍で周囲の警戒をしていたセイリューと桐華、そして子供達を見つめるイチカと天原、ラキアさえもがその言葉に驚きを示す。
どこからその言葉が出てくる…?そう思う一同に、エミリーは続けた。

「アタシ知ってるんだから、アンタ達ウィンクルムは悪者をやっつけるいい人だって言っておいて、この森にいる黒い獣の事を教えてあげたケンちゃんをぶん殴る悪いやつだって!」
「ちょっと待って、殴ったって」
「アタシ達全員捕まえてボッコボコにするつもりでしょ!」
「殴ったって、ウィンクルムが子供を殴ったって言うのか?」
そんな話聞いていない、と困惑するセイリューと一同にふざけるなと傍にあった熟れた木の実を投げつける少女は、とても怒っていた。
ぺちゃりと地面に落ちる木の実は当たらず、彼女はその怒りのままに自分達がここにいる理由に繋がる本心に近い話を始める。

「ケンちゃんがアンタ達が危ないからって…教えてあげたのに、なのにどうしてぶつのよ!ケンちゃんがアンタ達に何か悪いことしたの!?何もしてないでしょう!?ケンちゃんは…ケンちゃんは悪いこと一つもしていないのに、どうしてアンタ達にぶたれなきゃいけなかったのよ!」

勢いのまま話し、力を込めた手はわなわなと震えていた。状況が掴めない一同…ふと、こちらに向かって一歩前に歩み寄ってきたキョウジの姿が目に入る。エミリーは下を向いたままだ。キョウジは眼鏡を上げ、本を力強く抱きしめたまま一同の顔を見た。
……一歩、歩み寄ろうとするラキアに、静かにキョウジの言葉が響く。

「来ないでください」
「っ…君達に、一体何があったのか俺達に話してくれないかな」
「……貴方達は、知らないのですか? 本当に、知らないのですか」

そう言ったキョウジに、ラキアは小さく頷く。
天原は長老の話していた一部の話を、キョウジとエミリーに聞かせる事にした。『ケンや子供達はとても良い子に育っていて、進んで危険な場所に飛び込んで行くとは思えない、何かあったに違いない…だとしたら、早く助けてあげたい』長老と大人達の言葉に、キョウジは唇を強くかみしめ、天原をじっと見つめる……微かに、キョウジの目が潤んでいくのが見える。天原と叶はキョウジに話しかける事を続けた。

「俺達は子供達が盗賊に捕まったかもしれないって聞いてここまで探しに来たんだ」
「…でも君達はこうして元気に小川の傍で水を汲んでいた」
「俺達の貰った情報には無い話を…キョウジとエミリーはしている、それは俺達は知らない…聞いて、ないんだ」
「そんな…っ、ケンちゃんは…ケンちゃんは!あんなに頬を腫れさせているというのに!」
「怪我をしているなら僕達は急いでケンちゃんを助けたい 大人が、ましてやウィンクルムが殴ったのなら相当の傷になるかもしれないからね」
「っ…!」

動揺するキョウジに、イチカは何も言わないで聞いていたが、視線を泳がせるキョウジを見て、前へと進みだす。天原が彼の腕を掴もうとするもかすめてしまい、キョウジの目の前にイチカは膝をついた。
びくりと肩を震わせるキョウジ…そんなキョウジとイチカの前に割り込んで入ったエミリーだが、イチカはお構いなしに「あのね」と話しだす。

「お兄さんは人と話す時、笑顔で話す事にしてるんだよ」
「え…?」
「だけどお兄さんの顔見てくれよ…笑えてないだろ」
 いつものように笑えないんだと、自嘲して話すイチカにキョウジとエミリーは小さく頷く、お兄さんの顔は真面目なお顔ですとキョウジが答えれば、イチカは一呼吸した後、二人をじっと見つめ答えた。
「それはキョウジ、エミリー…そしてもう二人の子供達にもしもの事があったらと思うと、笑ってなんかいられないからなんだよ」
「…アタシ達、に?」
「秋乃や皆も言っただろ?ここは未開拓地…何が起きるか、何がいるかも分からない…もしケンちゃんが言ってた黒い獣がキョウジ達の前に現れたら、本当に盗賊がここにいたら……僕達は、君達を守る為だけにここに来ているんだよ」
イチカはゆっくりと話す。その言葉を、キョウジとエミリーは黙って聞いていた。
天原はイチカの隣に屈んで、二人を同じように見上げて話を続けた。

「俺達は君達の言葉を信じてるよ、大人達が言ったいい子だって言葉も…よーく分かるんだ」
「っ…」
「だからそんないい子がどうしてここに居るのか、俺達に話してくれないか?」
真剣に、だけど怒っているわけじゃなく、一緒に悲しんでいるようにも見える二人に、キョウジとエミリーはポロポロと涙をこぼし始める。天原は泣きじゃくる二人を見ながら、後ろにいた仲間達に小さく手招きをした。

「…君たちの事、信じるよ だから君たちも僕たちを信じてよ、ね?」

小さく頷く二人に怪我が無い事を確認した叶は、ひとまずよかったと胸を撫で下ろした。
……だが時間は過ぎていく、森に光が差さなくなるまであと 残り僅かだった。


 キョウジとエミリーはその後、一同にケンから聞いた話とケンの怪我の話…そして、黒い獣の話をしながら、ケンとスグルのいる場所へと移動していった。
黒い獣は時々見かけるだけで、どんな顔をしているのか、どんな場所に現れるかなどはさっぱり分からないのだと言う。セイリューは頭を掻きながら、その情報を何故話してくれなかったんだとぼやきため息をついた。
「…どうせ、僕達の事を信じていないんです」
しゅんとするキョウジに、叶は小さな手をとってにっこりと笑ってみせた。ぱちりと瞬きをするキョウジに、叶は仲間達を指さす。
「ほら見て?君たちを信じる大人達だよ」
その言葉に、キョウジは目を輝かせ、はいと頷いた。よかった、やっと笑ってくれたと落ち着いた一同は、大きな木の前までたどり着く。
 その木はとても大きく、誰にも邪魔されずに育ったと言える立派な木だった…不思議とぽっかりと空いた穴は、子供達ならば数人入っても秘密基地感覚で過ごせるくらいだろう。少し待っていてくださいとキョウジとエミリーは告げ、中にいるスグルとケンに話をしてくるとハシゴへと近づく。
途端、待ってと声が聞こえ上を見上げれば、ぽっちゃりとした男の子がゆっくりと降りてきた。
スグルとエミリーに呼ばれた少年は、震える声で一同に問いかける

「…き、きみたち、は…誰だい?」
「この人達はアタシ達の話を聞いてくれる大人達よ、ケンちゃんを殴った奴と同じウィンクルムだけど…ちゃんと聞いてくれるわ」
だから、と言いかけるエミリーに、スグルは両手を広げハシゴの前に立ちはだかった。

「ダメ、だ!」
「スグル聞いてください、彼等は」
「…っ、だ、だめえ…!けんちゃんに、けんちゃんに近寄っちゃだめー!」
キョウジとエミリーの言葉に首を振りながら、スグルは一同の前に両手を広げ立ちはだかる……小さな目からはいっぱいの涙がこぼれ、頬には何度か泣いた跡がうっすらと残っていた。叶は黙ってスグルを見つめる……すると、スグルは鼻をすすりながら反論した。

「ぼ、ぼくは一番太ってるから、ぶたれたって平気だぞ」
「……しないよ、そんな事」
「ぼくのお肉はむちむちなんだぞ!だから、どんなパンチだってへっちゃらなんだぞ」
「しない、君達に手を上げる事なんてしない」
「だから殴るならぼくをなぐれやい!けんちゃんは…っ、けんちゃんはぼくが守るんだあ!」

 胸が締め付けられるかと思う程に痛む。叶は眉を下げ目の前で必死に泣いて抗議する男の子を見つめ、言葉を失った。キョウジやエミリーも下を向いて涙を流す…皆怖いはずなのに、自分達よりも大きくて強い大人に歯向かうなんて、怖くて怖くてたまらないはずなのに。
桐華は叶に日が沈みかけている事を告げようと傍に寄る…だが、叶はすっと前に歩み始めていた。
「ひいっ!」
「…叶」
「僕達は誰も殴ったりしない、君達を信じてキョウジやエミリーに頼んでここまで連れてきてもらったんだ」
「うう、うううう!!」
「……だから、スグル」
帽子を取って彼の前で膝をつき、見上げるようにし叶はスグルの濡れた頬に触れた。
「君達と一緒にケンちゃんを守らせて」
「ぐす…ぐす…ええ?まもってくれるの?ほんとうに?ぶったりしない?」
「うん、その為に来たんだ、嘘つき呼ばわりされるのは僕だって嫌だし、ここにいるウィンクルムは皆そう思って来てる」
「…俺達は、君達の話を信じるよ」
ラキアがそっと傍に寄ってスグルの頭を撫でてあげる…スグルは緊張の糸が切れたのか、大粒の涙をこぼしながらぺたんと座り込んでしまった。
慌てて走ってきたエミリーとキョウジは、スグルの傍に駆け寄って彼の名前を呼んだ。
大丈夫?とラキアが問いかけると、スグルは一同に、大粒の涙を流しながらにこりと、笑った。

「こわか、ったんだ…だけど、ケンちゃん守ってくれるって分かったら、ぼくとっても嬉しくて」
「…ばか、いつも泣いてばっかりでアタシ達の後ろにいるくせに」
「ほらスグル、泣き止んでください…ハンカチはありますか?」

腰が抜けたのか、プルプルと震え動けないスグルをセイリューは抱きかかえ移動する事に…さあ、後は。そう思った直後、木の穴から何かが落ちてきたのが見えた。
…ショートカットの髪に頬には絆創膏をつけ…反対側の頬を、痛々しく腫れさせている少年が立っていた。

「け、ケンちゃん!」
「ケンちゃん聞いて、この人達はウィンクルムだけど…その!」
「分かってるよ、下で騒いでれば耳に入るさ……」
諦めたように姿を見せたのが、探していた最後の一人だと分かると、イチカは痛々しく変色する頬を見て眉を顰める。
「…テレンツォにやられたのか」
「……」
「見せてみて、口の中は切れてる?…歯は大丈夫?」
少し抵抗を見せるものの、友達が信じた人ならと、ケンは恐る恐る口を開いて見せた……ほんのり口の中から血の匂いがする。
「あー…口の中が切れてるな、歯は大丈夫そうだ…ねえ、救急箱の中に、口内専用の軟膏みたいのってあったかな」
「ちょっと待ってね、探してみる」


「……これでよし、と 帰ったらお医者さんに見てもらおうね」
「……ありがとう」
「どういたしまして」
変色した頬を覆うようにガーゼをつけ、口内には軟膏を塗る事で軽い応急処置を終えた一同は、ケンやキョウジに改めて事の経緯を確認するように話した。一同は依頼時の疑問点や老人の言葉とも合わせ、子供達の言葉を信じる事に決めた。

「…もうじき日が沈む、その前にここから村に近づ……」
桐華がそう言おうとしたが、その言葉は全てかき消されてしまった。森中に響くけたたましい雄叫びに、子供達は思わず身を寄せ合い空を見上げた。
…一瞬にして警戒態勢に入る一同、バキバキと木々をへし折る音と共に…ソイツは姿を見せた。

「…黒い獣って、オーガだったのか」
「アイツだ…アイツが!俺達が見た黒い獣だ!」
ケンがそう叫ぶと、オーガは大きな口を開けこちらめがけて岩を投げてくる。すぐさま子供達を抱え回避した一同は…武器を取った。
「…ケン、よく見ててね」
「?」
叶は桐華の腕を掴み彼と仲間達を指さすと「このお兄ちゃん達がかっこ良く決めてくれるから」と微笑んだ。
ケンは叶が見せたい本当のウィンクルムの姿を……まだ知らない

『おいで、遊ぼう』
『滅せよ』
『力よ、集え』


「ただいまー!お土産があるよー!」
叶の言葉に街の明かりを灯に来た大人達が、情けない悲鳴をあげて集まってくる。
調査隊の仮拠点から顔を出したパトラとテレンツォは、目を大きく見開いて驚いていた。
重かったと座り込むウィンクルムの後ろには…オーガの死体があったのだ。こんな獣がいたなんてと驚き恐怖する大人達…ふと、長老は一同へと近寄り事の経緯を尋ねた…少し黙った後、長老は小さく頷く。

彼等には謝らねばなりますまいと言った長老の後ろで、彼等の家族も申し訳なさそうに俯いていた。
…イチカはその話を聞き終えると、「だって」と言って後ろに隠れていた子供達を押し出した。
「心配かけてごめんって、ちゃんと謝るんだよ?…そしたら、あとはお家に帰ってゆっくりおやすみ」
そう言ったイチカと、向こうで無事な子供達を見た大人達を交互に見た子供達は、頷いて家族の元へと走りだしていた。
日が沈んで間もない時間になった帰還の為、詳細や状況報告は翌日行う事となった。

「昨日はお疲れ様でした、改めて報告をお願いします」
パトラの言葉に、一同は互いに目を合わせ森の中の様子、盗賊らしき存在の有無…そして、オーガの存在を住人達の前で報告した。
報告書にまとめるパトラは、こちらの判断ミスでしたか…と呟く。

するとセイリューは、「ちょっと待ってくれ」と立ち上がった。
「どうして長老やケン達の言葉を聞かなかったんだ?オレ達にその情報をくれても良かったんじゃないか?」
「…子供の判断力は、我々の調査を大きく阻害すると判断しました、今回はそれが仇だったようです」
下を向くパトラに、セイリューは納得出来ないと言った。一日経った今も殴られたケンは頬に大きなガーゼを当てなくてはならないでいるのにと言った後、彼は出発時から考えていた事をパトラとテレンツォにぶつけた。

「…ウィンクルムにしかオーガを倒せない、それを知ってて蔑ろにしたなんて…オマエ達、マントゥールに関わっているのか」
「っ!どうしてそんな」
「言いがかりはそのあたりにしろよ?」
黙っていたテレンツォが立ち上がると、ひょっこりと目の前立つイチカ。
昨日よりもにっこりと微笑む彼に、子供達は何をするのかとビクビクしながら様子をうかがった。

「テレンツォ、僕もお土産があるんだ」
パン、と響く乾いた音に、ケンは目を見開いた。
ふっと笑うのをやめたイチカが送ったお土産は、彼の手のひらから繰り出される平手打ち。…殴られた本人はぎらりと睨みつけるものの、イチカはそれに動じなかった。
「…どんな意味があったか知らないけどさ、子供に手を挙げるなんて屑のする事だよ」

違う?
そう首を傾げるイチカに、ケンは握りしめていた拳の力がゆっくりとほどけていくのを感じた。
 報告会は騒然としたが数時間後、本部のスタッフが緊急配属された事で収束を迎える事となる…パトラの軽率な判断ミスは教団員との関与を疑われても仕方がなく、彼女は自らと精霊は無関与だと言う旨を伝えると、調査部隊の指揮官を降りケンの家族と長老に謝罪を述べに向かった。
 証拠にと持ってきたオーガの死体は、改めて本部によって葬られる事となり、今回の事件は一件落着を迎える事となった。

「…兄ちゃん達」
本来の依頼である業務の休憩中、ケンとキョウジ、スグルとエミリーは仲良く皆で一同の元を訪れた。
子供達はあの後パトラが謝罪に来た事、全てを知った家族からも謝られた事……そして、イチカとの約束通りちゃんと謝った事の報告に来たのだ。

「わざわざいいのに」
叶がふふっと笑うと、桐華は黙って叶にエミリーが後ろに隠していたソレを指さした。
バレちゃったと笑うエミリー、一同の前に差し出したのは……森の中で採った野苺で作った、大きなベリーパイだった。
「ママと一緒に作ったのよ、ケンちゃんとキョウジとスグルも一緒にね!」
「…お、オレ達に?」

「…お兄ちゃん、信じてくれてありがとう」
まだぎこちないが、小さく笑ったケンの笑顔と一緒にベリーパイをいただく事にした。



依頼結果:成功
MVP
名前:天原 秋乃
呼び名:秋乃、あきのん
  名前:イチカ・ククル
呼び名:イチカ

 

メモリアルピンナップ


エピソード情報

マスター らんちゃむ
エピソードの種類 アドベンチャーエピソード
男性用or女性用 男性のみ
エピソードジャンル 戦闘
エピソードタイプ ショート
エピソードモード ノーマル
シンパシー 使用不可
難易度 難しい
参加費 1,000ハートコイン
参加人数 3 / 2 ~ 5
報酬 通常
リリース日 08月29日
出発日 09月07日 00:00
予定納品日 09月17日

参加者

会議室

  • プランできた。
    子供達が無事に帰れるように頑張った。
    色々と巧く行くといいな。

    相談とか色々お疲れさまでした。
    良い結果になる事を祈ってる!

  • [12]天原 秋乃

    2015/09/06-23:37 

  • [11]叶

    2015/09/06-23:25 

  • [10]天原 秋乃

    2015/09/06-23:25 

    とりあえずプラン書いてみたけど、文字数が……。
    メンタルケアの方面でガーッと書いてるから、戦闘は「子ども達を守りつつ全力で」としか書けてない。

    あと「日暮れ前には子ども達を連れて帰りたい」っていうのは書けなかった。すまん……。

  • [9]叶

    2015/09/06-02:06 

    あ。セイリュー君とラキアさんだ。やっほやっほー。こないだぶりー。
    ていうか密かに密かに二人と仕事一緒になるのって年明け以来な気がする。
    チャーチ使ってるの初めて見る事になるのかなってわくわく!
    頼りにしてます。宜しくねー。

    ふへへ、そんなに聞かなかった気がしてただけー。
    そんでちょっとは年上に思われてたんだなーって思っただけー。
    気にしなくてもいーのにとも、言う。

    早いもので今日には出発だね。後なんか詰めといた方がいいことあるかな。
    戦闘よりはメンタルケア方面だよね…。
    ちまちまのつもりで考えてた事は大体出しちゃったから、ぱっと思いつく事は無いや。
    プラン書いてみて、併せといた方がいいかなーって部分があったりしそう?くらい。
    僕まだ真っ白だから、そう言うのあったらお気軽に言ってくれると嬉しいな。

  • [8]天原 秋乃

    2015/09/06-01:06 

    ん、敬語?……あ、あー。一応年上の人には使ってるつもりなんですけどね。
    そういや、人がたくさんいるときはそんなに使ってなかったかも。……変かな?
    っと、いつのまにやら人が増えてるな。よろしくな、セイリュー。

    チャーチによる安全地帯確保は有難いな。
    子ども達を見つけた後に戦闘になった場合や、怪我人がいたときは回復とか援護とか頼りにしてるからな!

    子ども達を連れ帰るのはなるべく明るいうちに、だな了解。
    俺も無理に連れ帰るつもりはないから子どもの意見優先で。

  • セイリュー・グラシアとLBのラキアだ。
    叶さんは先日の水玉合戦楽しかったぜ!
    天原さんはお久しぶりー(特にアド)。

    回復と安全地帯確保要員出来れば良いかなーと考えて参加ぽちりした。
    『子供達を見付けた後に戦闘』となった時
    チャーチで安全地帯つくれたら皆が戦闘に集中できそうじゃん。
    超ベテランTS2人だから戦力的に不安は無いし。
    子供達の安全確保がしっかりできたら神人も前に出れるかなって。

    子供の発見→安全確保を第一条件だな。分かった。
    陽のあるうちに子供達と村に帰れるといいな。
    森の中は野生動物のテリトリーだから昼間でも結構危ない。
    盗賊、オーガに加えて野生動物(イノシシとか熊とか)にも注意しようぜ。

  • [6]叶

    2015/09/05-16:34 

    ちまちまー。なんか秋乃君のけーごが珍しいなーって思っちゃったけどそんなことないのかなとかよそ事を挟みつつ。

    足跡で探索、遭遇後にかける言葉はそれぞれでいくとしてー。
    事前に行きそうな場所とか聞いておくのはいいね。目星付けやすい。
    戦闘の時は子供の保護を神人が専念するって方向で賛成だよ。
    ウィンクルム不信な子供達にテンペストダンサーの格好いいとこ見せたいなっ!
    あ、村で救急セットみたいな応急処置できる物って借りれるかな。借りれそうなら欲しいな。

    村に戻るタイミング?的なのは、陽の落ちる前にはーって思うけど、
    子供達が帰るって言い出すまではお付き合いしようかなーって思ってるんだけど、どうだろ。
    帰ろうって促しはするけどね、やだって言うなら、無理に引っ張りたくはないなーって。
    まぁ、やだって言うなら、なんでって聞けるし、理由が聞ければ解決のお手伝いしたいし、
    聞けなくてもまぁ…この辺危ないって聞いてるから日暮れ前には帰ろうよっていいつつ、
    僕らも調査したいし何か気になる事あれば教えてー呼んでーって感じでその辺うろうろしながら警戒できるかなーとは。

  • [5]天原 秋乃

    2015/09/04-01:07 

    うん、相談すすめておくのは賛成。なにもしないで待ってるとバタバタしそうですしね。

    >探索方法
    足跡さがす、で問題ないと思う。
    一応、村の人たちに子どもたちが行きそうな場所、あるいは森の中で比較的安全な場所とかを聞いておくのも手かな。探索の目安になるかと。

    >子どもへの対応
    怪我をしてないか確認……うん、大事なことですね。
    俺たちがどう思われてようと、やっぱり子ども達の身の安全が第一だからそこは怠らないようにしないと。
    俺はとりあえず子ども達の話を聞きたい。素直に話してくれるかはわからないけど、心配してる人がいるんだってことも伝えて真摯に……。

    >盗賊&黒い影
    盗賊は捕縛、黒い影がオーガの類なら退治、で問題ない。
    問題は戦闘中に子どもをどうするか、なんだけど……。
    戦闘中は神人が子どもの護衛に専念って感じでいいっすかね?

  • [4]叶

    2015/09/03-20:55 

    んーと、とりあえずちょこちょこ進めておこうか。日が迫ってバタバタするのも何だし。

    最初に水汲みに来てる子に出会う感じって思ってればいいのかな
    まぁ、その子達じゃなくても、出逢った子供は怪我してないかまず確認したいな
    盗賊が居るってお話と、黒い獣が居るってお話、両方聞いてるわけだし、
    聞いたからこそ何かあったら危ないと思って探しに来たのって素直に言えたらなーと
    その上で、他の子達は大丈夫?って、皆の居るところ案内してほしいかな

    探し方も考えた方がいいよねぇ。
    あんまり大きな声あげてると、子供達も警戒しそうだし、逆に変なの呼んじゃいそうだし、避けた方がいいかなって思ってるよ
    子供の足跡とかなら、隠してるわけでもないだろうし、見たら判るかな?
    子供のとは明らかに違う足跡見つかりそうなら、警戒はしなきゃ、だよね

    あーとーはー…
    個人的な考えだけど、戦闘が発生した場合は、盗賊は捕縛。
    黒い影は正体不明だけど、デミとかオーガの類だったら退治しておきたいよね。
    そんで連れ帰りたいな!
    周辺調査も目的の内だしねぇ。こんなのいましたーって報告にもなるしね

  • [3]天原 秋乃

    2015/09/03-00:46 

    えっと……叶さんやっほー!(照れ笑いしつつ)
    とりあえず、これで子ども達を保護しに行けるな。ありがとう。
    まだまだ人手は欲しいから、他にも増えてくれることを祈りつつ。

    それはそれとして――
    俺としては盗賊云々や黒い獣の話は頭の片隅に置いておいて、子ども達の発見→保護を第一としたいかな。
    とはいえ、子ども達がいなくなったことには理由があるみたいだし、発見してすぐ保護&連れ帰るとかじゃなくて、相手の話しをちゃんと聞いてあげたい。

    ……まあ、正当な理由があったとしても、子どもだけで危険なところにいる事実は変わらないから、怒るところは怒るつもりだぜ。

  • [2]叶

    2015/09/03-00:12 

    とうっ!秋乃君イチカさんやっほー!
    子供達を無事に保護したいぞがんばろーな勢いで混ざらせて貰ったよー
    誰とご一緒出来るかな楽しみだなーな叶と愉快な桐華さんだよ。

    盗賊が居るなんて危ない所から、早く連れ帰ってあげたいね。
    黒い獣のお話も気にはなるけど、あんまり警戒バリバリで行くのも怖がらせちゃうかなと考え中。
    すっかり疑心暗鬼な子供達に、何を伝えようかなって、その辺も考え中。
    どうぞ、よろしくね。

  • [1]天原 秋乃

    2015/09/01-13:26 

    えっと、天原秋乃とパートナーのイチカだ。よろしく頼む。
    とはいえ独りじゃなにもできないんで、とりあえず参加者待ちだな……。
    黒い獣っていうのが気になるし、早く保護したいところなんだが。


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