


●働く男子
「という訳でぇ、是非!ウィンクルムの皆さんの写真集を発刊させていただきたいんですよ!」
薄いグレーのスカートスーツをまとった女性は目を輝かせながら前のめりに企画説明をする。
女性は《ヤコブックス》という小さな出版社の編集者で、アエリという。
アエリはウィンクルムたちの写真集を発刊したいというのだが…‥
「でも、濡れて透けるんですよね?」
「そうです!水も滴るいい男!!最近では軍服男子とか宅配男子など汗水流して頑張る皆さんの写真集も
爆発的な人気を誇ってついにはカレンダーになっている次第なんですよ!?」
容姿端麗なウィンクルムの皆さんで人気が出ないわけがない!!と拳を握り締めてアエリは力説する。
その異常な熱気にさすがの職員も軽く引き気味である。軽くというかもうドン引きで。
「えっと、撮影報酬は出せませんが交通費はこちらで負担するので…あ!衣装なんかも
ご自分が好きなものをご用意していただいて構いません!ただし濡れて透けるもので!!濡れ透けでっっ!!
濡れて透けるTKBとか胸板とか腹筋とかたまらなく胸がキュンとするんでよろしくおねしゃぁぁす!!」
鬼気迫る迫力で職員の目の前に血走った眼を3カメ使って視点を切り替える勢いでアエリは《濡れて透けた格好》を強調する。
なにがそこまで彼女を駆り立てるのだろうか……というかコイツ公私混同してんじゃねーか!!
「ま、まぁ、協力してくれる方は募ってみますので……えぇ……」
勢いに押された職員は撮影協力者向けに書類を制作して掲示板に貼り付けることにした。
***
《急募!写真集の撮影モデル協力》
内容:ヤコブックス社より出版予定の『ウィンクルムの本 ~濡れて透けちゃうイイ男~』の撮影モデル
定員:ウィンクルム5組/計10名
日程:●月▼日 9:00~18:00予定 雨天決行(むしろ歓迎だそうです)
場所:パシオン・シー内ビーチ、パシオンリゾートホテル内プールスペース
用意して欲しいもの:水着、濡れて透ける衣装(ワイシャツ、Tシャツ、タンクトップなど。色は透ける薄いもの、淡いものに限る。白が好ましい)
集合場所は現地集合となりますので、撮影協力をして頂ける皆さんに限り
追って詳細のご連絡とチケットを送付致します。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 A.R.O.A.総務部


目的:濡れて透けてください(まがお)
水着、衣装の用意で300Jr消費します。
別途で小道具を使用したい方は100Jrを追加消費となります。
ヤコブックスのアエリは現地で撮影風景を見ていますが
基本的に見てるだけです。あと鼻息荒くしてます。
絡みに行かない限りはお邪魔はしません。
アエリ「そのままウィンクルムで絡んで!ささっ、どうぞ!(hshs」
撮影場所
・パシオン・ビーチ
ビーチ内のヤシの木があるエリアになります。
赤褐色の岩や簡素な休憩所などもあります。
・リゾートホテル
ひょうたん型のプールサイドになります、プール内にドボンしても大丈夫です。
プールサイド用のリラックスチェアもあります。
●撮影のお約束
・水着は必ず着用してください (裸ワイシャツは事案発生です)
・濡れたら素肌が透けてみえる上着をご用意ください(黒など濃い色は透けにくいので不可)
・スラックスやジーンズなどボトムスの着用はOKです
・「せんせい!ふんどしは水着に入りますか!」
「局部が見えなければ問題ありません」
・「せんせい!小道具ってどの範囲までですか!」
「水鉄砲、水風船、ゴーグルなど撮影でのみ使用するものです。日常でも使用するゴーグルやメガネは含
みません」
・「せんせい!何をすればいいんですか!?」
「水遊びして濡れそぼってしまえば……私は一向に構わんッ!!あ、神人も精霊も水濡れしないプランはNGとします」
●注意事項
・撮影されている、という前提はお忘れなくお願いします。
・公序良俗もご配慮いただければ幸いです。
・ジャンル:コメディで色々お察しください。
●その他
・『肉』の1文字を文頭に入れるとアドリブを頑張ります。
・木乃のGMページに気をつけてほしいことを掲載しているので、プランの書き方が不安な方はご参考ください。
筋肉フェチの木乃です、むっちむちやぞー!
濡れて透けて(あわよくば乳首とか腹筋とか背筋とか鎖骨とか)晒してください。晒してください。
肉体的主張をいかんなく発揮して色気も漢気もぜんぶさらけ出してしまえばいいと思います。
なんだっていい、合法的に透けシャツができるチャンスだ!!
あ、撮影しておりますのでうっかりするとすっぱ抜かれますのでご注意ください。
それでは皆様のご参加をお待ちしております。


◆アクション・プラン
柊崎 直香(ゼク=ファル)
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肉 パンツがなくなることぐらいあるよタブロスだもの。 向かうはリゾートホテルのプール ちなみにゼクにモデルの件は伝えてない 服装 白のシャツワンピ ビキニ水着 プールサイドを歩きつつゼクの警戒を察知 疑い深いなあ、と概要書かれた紙を渡そう――として 何の捻りもなくプールにゼクを突き落とすよ! わあ盛大な水飛沫 初心に帰って真正面から騙してみようと思って? 『ドッキリ大成功』と書かれた紙ひらり せっかくだから僕も入ろう カメラさんは適当に撮っちゃってください 僕の水着? 売り場で勧められて買ったやつだよ たしかにちょっと違和感あるかな ねえゼク、脱がせて? 反応楽しみながら カメラ向けにさりげなくゼクの濡れシャツをベストアングルに導く |
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肉 蒼基調サーフパンツに、薄い生地の白いパーカー 小道具に水鉄砲 インディーズバンドの宣伝になるかなと撮影に参加したけど… どうして俺は今更フィンをまともに見れないんだ…(恋心を自覚したから) 裸を見た事すらあるんだし、しっかりしろ、俺 兎に角撮影に集中するしかない 照れ隠しにフィンへ水鉄砲攻撃 だって濡れなきゃいけないんだろ?(いい笑顔で。何だか楽しくなってきた) ガンガン水を浴びせて… 更に目のやり場に困る自体になった…だと? 思わず一時停止してしまった所でフィンの反撃に合い だ、大丈夫だ こんなの何でもない 初めて…でもないし そ、それより撮影だ、撮影 照れ隠しに手でフィンの顔に水を掛け 二人共水の掛け合いでびしょ濡れ |
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肉 ■撮影時 上は白のタンクトップ、下は紺の競泳用水着とサンダル 小道具は水鉄砲を左右片手に1丁ずつ ■目的 パシオン・ビーチで プレストガンナーに扮し、水鉄砲対決する。 ■事前 水鉄砲の射程距離を確認。 ■開始 「行くぞ!珊瑚!」 ファーストー!ガン!の掛け声と共に水を撃ち合う。 ■ルール(2本先取) ジョブスキル名を言い、そのアクション通りに発射。 相手の胸元一面を濡らしたら勝ち。 ■行動 自分は赤褐色の岩や椰子の木の陰から攻撃。 汗はカメラに背を向けたら、 タンクトップの裾を持ち上げて拭く。 「濡らしてもらおう、お前の背中を!」 ■罰ゲーム? 勝者が両脇を後ろからくすぐる間、敗者は3分耐える。 「別名、ピージー3分間くすぐりんぐ」 |
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「プール?行きたい!」 誘ってくれたのが嬉しくて、レオンの言葉を信じてついていくよ。 「写真集!?…や、やだよっ」 ただでさえ、レオンと一緒なのが嬉しくて、レオンが眩しくてしかたないのに。 白いシャツで前が肌蹴てるとか!胸見えてるとか! 俺、どうにかなりそう… 写真を撮られるとか、雑誌に載るとか、載るとか…恥ずかしくて顔が見れない。 しかたないから、レオンに借りたシャツに包まって隠れるよ。 「レオンの匂いがする」 好き過ぎて困る。香りに抱きしめられてるみたい。 「…うわああ!」 投げ込まれれば濡れるしかなくて。 着てる方が…恥ずかしい。 触れてくる体温が温かくて、写真撮られてるの忘れそう。 囁く声が甘い毒みたいだ。ひどい |
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肉 ふ、ふふ。濡れ透けは浪漫ですよね。 アエリ嬢、わかってらっしゃる…!! ★白のYシャツにスラックス。上は女子ブラ着用 脱げだなんて、千亞くんのエッチ! 千亞さんはこっちの透け感の方が好きかな、と。 私のTKBなんて見慣れてるでしょうし…! 仕方ないですね、脱ぎましょう。 千亞さん、ちょっとホックはずしてください。 ちゃんと水着も着てますよ。青のOバックです。 私の割れ目、見ますか? (水鉄砲装備し、くつろぐ千亞に) さぁ、私達の愛の営みと 濡れ透けセクシィな千亞さんを写真集に残しましょう…! (水を掛け) 艶っぽい濡れ兎さん、眼福です…! おや千亞さん、私の透けおちくが見たいのですか? (プールに蹴り落とされも幸せそうに) |
●写真撮影は静止画です
「行くぞ!珊瑚!」
ファーストー!ガーン!と熱血的な雄叫びをあげるのは瑪瑙 瑠璃。
パシオン・ビーチの一角で撮影があるということで協力すべく馳せ参じた次第。
(今日はプレストガンナーに扮し、水鉄砲で対決する!)
清々しいほど『写真集の撮影』というものをすっとばしていませんか!?
両手には水鉄砲(1個辺り25Jr)を携え、撮影用に着替えた白いタンクトップとブルー系三色のラインが入った競泳水着姿は大変健康的である。
カチャッ!と音を立てて水鉄砲を構えると瑪瑙 珊瑚に向けて水を勢いよく撃ちだす。
「おう!瑠璃!」
対する珊瑚は刺繍入りの白いタンクトップにグリーン系三色のラインが入った競泳水着姿。
瑠璃と同じくファーストー!ガン!と雄叫びをあげて(1個辺り25Jr)を両手に構えて同じく撃ちだしていく。
身体能力の上では精霊である珊瑚の方が完全に上だ。
瑠璃は周囲にある赤褐色の岩やヤシの木を遮蔽物にして珊瑚の水鉄砲を防ぎながら反撃していく。
「うわっ、卑怯だぞ!?」
珊瑚は遮蔽物のせいで水を防がれ、狙いを定められずに消耗する一方になりつつある。
「こうなりゃ、発動!オブリガァァードッ!!」
叫んだところでスキルが発動するわけではない。だってトランスしてないし!
トランスしなければスキルは使えないよ!ワールドガイドにもそう書いてある。
というかそういうエピソードじゃないからね!(困惑)
そんなこと関係なしと珊瑚はプラシーボ効果かスキルが使えた気分で瑠璃の声や息遣い、足音を探ろうと試みる。
砂を踏みしめる音はなんとなく解る、音の発生源は……
「濡らしてもらおう、お前の背中を!」
背後まで回り込んだ瑠璃が水鉄砲を構えてピシャリ!と水を浴びせかける。
「うひゃあっ!?やったな、瑠璃!」
濡れたタンクトップからは健康的な肌が透けて、珊瑚のぜい肉がない僅かに鍛えられた背中がうっすらと浮かびあがる。
「デージいっぺー上等やさ!わんー!」
珊瑚は返り討ちにしようと瑠璃に水鉄砲を向けるが髪を掠めて濡らしただけにとどまる。
額に汗を掻きながら瑠璃と珊瑚の熾烈な攻防戦が続いていく―――。
***
「アエリさーん、どうすればいいッスかねぇ?」
困惑した様子でレフ板を構えていたスタッフが企画担当であるアエリに目配せする。
アエリは一瞬黙り込んだ末に
「A.R.O.A.の受付さんはどんな説明をしたんですかぁッ!!罰ゲームとか決められてもコンセプト困るんですけどぉぉッ!?」
完全に動転した様子で渾身の叫びをあげる、『写真撮影の協力者』をお願いしたはずなのにどうしてこうなった!?
「シャッターチャンスを見つけても背中を向けられちゃうし、顔が映らなきゃ意味ないんだよなぁ」
カメラマンも激しい攻防になんとか食らいついて撮影しようとするが
動きまわるせいで被写体がボヤける……いわゆるピンボケしたものが大半になり
汗を拭うという一種の萌えポイントを突けそうな場面ではカメラに背中を向けられてしまう。
写真集なのだから顔が映らなければ読者も楽しむことができない、背中ばかり見せられても絵ヅラは地味だ。
「水鉄砲なら水切れしちゃいますよね?ちょっと説明し直しましょうか」
アエリが大きく溜息を吐くと同時に瑠璃と珊瑚は同時に水鉄砲の水を切らせたので声をかける。
「撮影の主旨と違う、だと? どういう意味だ……!」
一体何が間違っているのだと愕然とする瑠璃と珊瑚にアエリは一言。
「撮影って動画と間違えてませんよね?激しく動き過ぎな上に背中しか見せないので良い写真が撮れないです」
アエリは懇切丁寧にもう一度説明するのであった。
●渚のむぁぁんドバット
(バンドの宣伝になるかと思ったけど)
蒼崎海十は少し落ち込んだ様子でビーチの木陰に待機している。
青を基調としたサーフパンツに夏用の生地が薄い白パーカーを羽織り、水鉄砲を持って用意完了。
パーカー越しにうっすらと見える細く引き締まった肉体、
筋肉の筋もしっかりと浮かんでいそうな予感をふくらはぎや二の腕の引き締まり具合から感じさせる。
海十はバンドの宣伝をしたいとアエリに相談してみたが名義貸借の問題があるからと許可を得られず。おまけに……
「おーい海十ー、先に行くことはないだろう?」
遅れてやってきたフィン・ブラーシュは小走りで海斗の元までやってくる。
フィンは翠色を基調としたサーフパンツに、海十と同じく生地の薄い白パーカーを羽織っている。
買い物した時に同じものを選んだのだがフィンの方がワンサイズ大きい。
ファスナーを胸下で留め、胸板を肌蹴させているために白い肌がくっきりと見えて海十と同様に細身ながら鍛えられた肉体が垣間見える。
「あ、ああ、すまない」
(どうして俺は今更フィンをまともに見られないんだ)
口では謝罪したものの、海十の心の中は波立ち心臓がバクバクと早鐘を打つほど動揺している。
フィンは気づいているのかいないのか、不思議そうに首を傾げた。
「というか、フィンは大丈夫なのか?背中のキズ、とか」
海十は話を逸らせようとフィンの傷跡を撮られても良いのかと問いただした。
予想外にもフィンは海十の言葉に小さく笑みを浮かべ
「大丈夫だよ、人前に肌を晒す事は平気になったから」
海十のお陰でね?と吹っ切れたように穏やかな笑みを浮かべるフィンに海十もぎこちなく笑みを返す。
「お二人共、そろそろ撮影始めまーす」
スタッフが海十とフィンに声をかけると海十がビクッと肩を強ばらせる。
(フィンの裸を見たことすらあるんだ、しっかりしろ、俺)
静かに奮起しながら海十は立ち上がるとフィンと共に撮影スタッフの元へ向かった。
***
海へ入ると腰まで浸かりパーカーに染み込んだ海水がじわじわと透けさせていく。
「なんか童心に帰りたくなるなぁ、海十」
フィンがぱちゃっと水面を手で弾けば海水がキラキラと飛び散る。
「海十?どうしたの?」
と、反応がない海十にフィンが声をかけたのと同時にピューッ!と水鉄砲を浴びせられた。
「ちょ、ちょっと待って!?」
「だって濡れなきゃいけないんだろ?」
慌てるフィンを他所に海十はイイ笑顔で応じると再び水鉄砲を構えて連発する。
濡れ鼠と化したフィンはパーカーから水を滴らせ、張り付いたパーカーから筋の浮かぶゴツゴツとした色気のある腹筋、
くっきりと胸筋が露わになり意外と鍛えられた肢体が見えてくる。
「いいよいいよ、もっとやっちゃって!」
パシャパシャ!とカメラマンもシャッターチャンスだとばかりにずぶ濡れのフィンへカメラを向ける。
「……はっ」
はやし立てるカメラマンの声に我に返った海十は余計に目のやり場に困る事態になったことに気づく。
パーカーが張り付いてフィンの肉体がくっきりと浮かび上がっている。
「一方的って酷いよ、うわービショビショだ……」
海十が狼狽している隙にフィンはニンマリと笑みを浮かべてジリジリと近づいていく。
「オニーサンも反撃するんだからね!」
水鉄砲を奪おうとフィンが掴みかかると意識のそれていた海十は体勢をくずしドバーン!!と共に海中へ。
「ぷはっ!」
浮上してきた海十に向かってカメラマンがパシャリ。
耳まで真っ赤に染まって驚いていた表情はくっきり捉えられていた。
気付いていない海十はフィンと水のかけ合いに興じて、一足早い海水浴を楽しんだ。
●写真集は全年齢対象です
「写真集!?や、やだよっ!」
城 紅月はレオン・ラーセレナからパシオン・シー内にあるホテルのプールに誘われて意気揚々とついてきたのだが
来てみれば撮影機材を持った集団が居り自分達の写真撮影をするという。
すでに水着に着替えていたがそんな話は聞いていない!と紅月は抗議していた。
協力者を募集したエピソードなのに、こいつぁ驚きだぜ☆(白目)
「でも、私共の提供したチケットで来ていますよねぇ?」
経費で捻出して用意したチケットだと言うアエリは紅月の態度に難色を示し、チケットの譲渡先を記載した書類を確認する。
(用意されたチケットを使ったの!?これじゃあ断れないじゃないか)
紅月は顔を青ざめさせているとレオンが身支度を整えてやってくる、
グリーンのブーメランパンツで下腹を包んだ姿は石膏像のように隆々とした筋肉で包まれている。
一種の芸術品と言えよう肉体美は白いシャツで隠しているものの見事なものだと容易に解る。
「レオン!一体どういうことなのさ!?」
黙っていたことに抗議する視線を向ける紅月にレオンはゆったりと笑顔を見せる。
「ウィンクルムに撮影協力をして欲しいと数日前から本部の掲示板に出ていましたよ?
私は協力志願したまでですし、受けたからには紅月も協力してくれるものだと信じておりましたが」
悪びれもなく言い放つレオンに信頼されていると言われ押し黙る紅月、レオンは用意していた予備のシャツを紅月に羽織らせる。
「上着は着ていても良いそうなので私の物を使ってください」
肩にかけられたシャツからレオンの匂いが鼻腔をくすぐる、紅月はなんとなく気恥かしさが増して襟ぐりを掴み身体を隠す。
「こんな調子で大丈夫です?用意は進めて下さい」
不安は残るが中止する訳にもいかずアエリは準備を進めていく。
「準備オッケーでーす」
スタッフから機材の動作確認を済んだと号令がかかる。
「紅月、行きますよ」
「やっぱり、恥ずかしいって」
レオンは紅月の手を引こうとするが、紅月は頬を赤らめ行きたくない態度を見せる。
思案したレオンは品の良い笑みを浮かべながら紅月の耳元に口を寄せ
「拗ねる貴方も愛らしいですね」
甘く囁けば紅月は目を見開き、レオンは隙を突いて強引に横抱きしプールへ飛び込む。
「うわああ!?」
文字通り冷水を浴びせられた紅月は混乱して暴れだしレオンも押さえ込もうとする。
バシャバシャと水飛沫があがる中、レオンは優雅に笑みを保ちながら双腕を動かして紅月の肢体に手を滑らせる。
性格は子供っぽい面が強いものの肢体は細く引き締まったしなやかな肉体美がある。
レオンは紅月を大人しくさせる……と見せかけてさわさわと全身を触れていく。
「ひぁっ!どこ触ってんだよ!?」
「暴れなければいいのですよ?」
レオンは困惑する撮影班にシャッターチャンスだと目線を送る、抗議する声を無視してレオンは掠めるように紅月の胸の――
「アエリちゃんカァァットゥ!!」
「グホォ!?」
咆哮と共に剛速球、もとい剛速パンプスがレオンの顔面に激突!
急所を打ち付けたヒールは下心全開となっていたレオンの意識を失わせ土左衛門に変える。ぷかぁ。
「時間と場所を弁えてくださいッ!(検閲対象となり描写削除)の撮影じゃないんですからぁぁッッ!?」
色々ヤバイ単語を叫ぶアエリを数人のスタッフがなだめ始める。
公序良俗も配慮してって解説にあるからね、小学生低学年に見せても問題ないレベルが嬉しいな!
レオンの意識は撮影終了まで戻ることはなく紅月は気絶したレオンの傍で待機することとなった。
●効果音は例の音
撮影班が次のウィンクルムを待っていると純白のシャツワンピをまとう可憐な人影がひとつ。
杉崎 直香だ、スタッフは左手の文様をみて合点する。
「ちょっち相談があるんだけど」
直香はゼク=ファルをホテル内に待たせて『仕込み』を済ませる。
***
「おっ待たー、行こ行こ」
直香は仕込みを済ませるとゼクと再度プールへ。
ゼクは白ワイシャツにジーンズとシンプルな装いだが、着心地が悪そうに腰元をもぞもぞ。
実は出発前シャワーを浴びていた際にパンツを何故か紛失。何故かね、家中全部!
直香に聞いてみたが
「パンツがなくなることぐらいあるよ、タブロスだもの」
ときっぱり。
よくあるよくある、ゴブリンだって盗むことがあるもんね!ぱんつの誘惑は実際怖い。
(素直にプール行こうぐらい言えんのか)
ゼクはパン泥容疑者(直香)に普通に誘ってくれと内心ため息をつく。
だから大丈夫、ゼクもノーパンじゃなくて海パン装備済なんだよ☆
しかし直香から警戒が解けている訳ではない、むしろ裏がありそうだと感じるゼク。
仕掛けてくる様子もなくホテルも普通、不審に思いながらプールサイドまで到着すると
「カメラ?」
レフ板やらライトやらを持った一団を見つけゼクは眉を顰める。
「直香」
「ちゃんと概要書はあるんだよね」
直香はむふふっと笑みをを浮かべて一枚の紙を取り出す。
「あるなら先に渡せ」
ゼクは呆れつつ紙を受け取ろうとすると
「隙ありっ!」
直香がドンッ!とゼクの胸を強く押すと体勢を崩し――ドボォンッ!!と盛大に水しぶきを上げながらプールに沈む。
「わあ、盛大な水飛沫☆」
直香さんの満面の笑み、プライスレス。
浮上してきたゼクに向かってカメラのフラッシュが焚かれる。
「初心に帰って真正面から騙してみようと思って?どうどう?」
概要書と言っていた紙に『ドッキリ大成功』の文字、テッテレー♪という効果音もおまけしよう!
「今更こんな引っ掛けに……」
愕然とするゼクは服が張り付いて動きづらそうに袖をたくし上げる。
色黒の肌に白シャツのコントラストはよく栄える、透けて映る肌もくっきりと浮かび上がりしっとりとした色気を醸し出す。
胸板や腹部の凹凸もくっきりと浮かび上がる姿に目つきの悪さがかえって蠱惑的である、ゼクさんセクスィー!
髪をかきあげる仕草で毛先から雫が垂れていく、その動きもカメラはパシャリ。
「せっかくだから僕も入ろうっと、カメラさんは適当に撮っちゃってくださーい」
直香もゼクの傍にバシャーン!!と飛び込んだ、もちろん水着は装着済。
「お前も入るなら……ってそれ女物か?」
「売り場で勧められて買ったやつだよ」
なんと直香が身につけていたのはホワイトセパ(清楚な女性用白ビキニ)だ。
しかしかわいいは正義である、間違いなんてない!(断言)
「上部分必要ないだろ」
モノローグごとぶった斬ったゼクは透けて見えるブラを指差す。
「たしかにちょっと違和感あるかな……ねえゼク、脱がせてみる?」
ニヤ、と小悪魔な微笑を浮かべる直香はゼクに外すかと誘いを掛ける。
「お前、女に見えるんだから確実に俺が拙い事態になるだろ」
ゼクは顔を逸らし見ないようにする素振りをするので直香はさらにからかいたくなる。
「男だって皆解ってるから大丈夫だよー」
後ろからぎゅーっと抱きつく直香とゼク、ある意味垂涎のベストショットである。
カメラマンが直香の笑みと焦るゼクを捉えると渾身の一枚が撮れたと頷く。
なお、直香が可愛いので『撮影協力者は全員男性です』という注釈がつくことになった。
●卑猥は一切ない
(ふ、ふふ。濡れ透けは浪漫。アエリ嬢、わかってらっしゃる……!!)
むふぅんと鼻息を荒くしている明智珠樹、白ワイシャツにスラックス姿がイケメンオーラを補正。
それ以上にマイナス補正をかける物が透けて見える。
『それ』を超低温の視線で見つめる千亞の目がまた堪らない。(主に筆者が)
「珠樹、脱げ」
抑揚のない言葉は無我の境地に達している。
プールで撮影としか聞いていない千亞は白Tシャツにカーゴパンツ、下に赤系サーフパンツを重ね着している。
「脱げだなんて、千亞くんのエッチ!私のTKBなんて見慣れてるでしょう!それにこれはメンズブラですよ!」
と力説する珠樹。
メンズブラだから良いって問題ではない、黒い総レースのちょいエロメンズブラってどこにあるの!?
「普段つけてないだろっ!このド変態っ!」
スパァン!と見事なスパンキングを決めた千亞はシャツを脱がせにかかる。
「はふぅんっ!…仕方ないですね、脱ぎましょう」
何故か嬉しそうな珠樹はシャツを脱ぎメンズブラ姿を披露する、イケメンオーラさんはすでに失踪した。
「千亞さん、ちょっとホック外して下さい」
「自分ではずせ馬鹿っ!」
ちゃっかり脱衣させてと呼びかけ再びヒップに平手打ちをもらう。
「はぁんっ!ちなみに水着は青のOバックですが、私の割れ目、見ますか?」
「見せるなド変態っ!」
スラックスを半脱ぎしていた珠樹の尻に三度の平手打ちを決めて成敗!綺麗な紅葉が尻に咲く。
「なんかもう既に疲れが……」
何を撮影したいんだ?と疑問が沸きつつも千亞はリラックスチェアに横たわる。
「準備できました?」
様子を見ていたスタッフが珠樹に撮影を出来るか確認にやってきた。
「ふぅ……大丈夫です、ふふ!」
準備運動は済んだとばかりにお肌ツヤツヤな珠樹はシャツを着直し頷く。
そして用意していた水鉄砲にプールの水をこっそり充填する。
「はぁー」
お疲れモードの千亞はうさ耳も垂れ下がり、プールの水音や木々のさざめきが耳に心地よい。
が、心の平穏は一瞬にして崩れ去る。
「さぁ、私達の愛の営みと濡れ透けセクシィな千亞さんを写真集に残しましょう……!」
水鉄砲を携えた珠樹が千亞に呼びかけるとピューっ!と水を浴びせかける。
「なっ、珠樹、いきなり何すんだっ!?って濡れ透け?写真集?」
訳が解らないと困惑する千亞、すでにTシャツは濡れて透けてしまい千亞の細い男体が白昼にさらけ出されている。
女性に近い顔立ちのせいで直香とは別の意味で規制されそうだが問題ない、千亞は男だ。(断言)
「艶っぽい濡れ兎さん、眼福です……!」
再び興奮し始める珠樹はカチャリと水鉄砲を千亞に向けてもう一発、ピューっ!
「眼福って…」
カァッと白い頬を真っ赤に染める千亞の服が透けて身体がじわじわと露わになっていく。
「おまえが濡れろ!」
千亞も黙っている訳がなく珠樹から水鉄砲を奪いとり撃ち返す。
仁王立ちで受け止めた珠樹のシャツも水濡れしてぴったりと透けて見えるようになる、
先ほど脱衣した際に見えた半裸が濡れた布を介することで妖艶な色気をまとい増大させる。
帰ってきたイケメンオーラさんも仕事してるよ!!
「おや千亞さん、私の透けおちくが見たいのですか?」
うん、その一言がなければ完璧だった。TKB?見えてますし撮られてます。パシャパシャ。
「べ、別に見たくないっ!馬鹿ーっ!」
思わぬカウンターをくらった千亞の羞恥が限界に達し、思わず兎キックをお見舞い。
「はぁぁんっ☆」
きりもみしながら宙に身を任せプールに車田落ちした珠樹の姿もパシャリ。
ぷかぷかと浮かびながら幸せそうな珠樹の表情も写真集に掲載されることとなった。
おちくは完全に濡れて透けている。
●その後
数日後のヤコブックス社。
「色々ありましたけど目標枚数には達しましたねぇ」
疲れたーとデスクに突っ伏すアエリは写真の選定が難航したものの、無事に編集作業まで持ち込めた。
「皆さんの肉体美が眩しいですねぇ~むふふ、早く発刊したいですね♪」
鼻歌交じりに濡れそぼった美男子の集う写真データを見つめ、アエリは編集を進めようとデスクに向かう。



エピソード情報 |
|
|---|---|
| マスター | 木乃 |
| エピソードの種類 | ハピネスエピソード |
| 男性用or女性用 | 男性のみ |
| エピソードジャンル | コメディ |
| エピソードタイプ | ショート |
| エピソードモード | ノーマル |
| シンパシー | 使用不可 |
| 難易度 | 簡単 |
| 参加費 | 1,000ハートコイン |
| 参加人数 | 5 / 3 ~ 5 |
| 報酬 | なし |
| リリース日 | 05月27日 |
| 出発日 | 06月04日 00:00 |
| 予定納品日 | 06月14日 |

2015/06/03-22:08
ふ、ふふ。遂に濡れ透けおちく隊が出発ですね…!
無事にプラン提出いたしました。
どうやら私、千亞さんに趣旨説明し忘れてるみたいです。いやぁ、うっかりうっかり(テヘペロ)
どうか皆様と共に素敵な濡れ透けメモリアルを刻めることを楽しみにしております。
またお会いできますのを楽しみにしております…!
今からヤコブックスさんに写真集の予約必須ですね!ふふ。
2015/06/03-22:02
2015/06/03-18:10
瑪瑙瑠璃です。
直香、海十さん、珠樹さん、こんばんは。城さんはお久しぶりですね。
当日はお互い楽しみましょう。
今回、今まで書いたプランの中では、ハメを外している気がして少し不安に思っています。
品のない事はしていないつもりですが、万が一の時はA.R.O.Aに反省する所存です。
(珊瑚:あきさみよ!何書いたんやさー!!)
2015/06/03-17:55
2015/06/03-13:05
蒼崎さん、はじめまして。
俺もプラン提出したよ。
(レオンが満面の笑みで怖いんだけど…気のせい?(ぶるぶる)
2015/06/03-00:57
2015/06/03-00:57
改めまして、蒼崎海十です。
紅月さんとレオンさんは初めまして!
皆様とご一緒出来て嬉しいです。宜しくお願いいたします。
フィン:
レッツ『肉』!だね♪
2015/06/02-00:21
こんばんは、紅月だよ。
どうぞよろしくね。
>明智さん、こんばんは。
はじめまして(ぺこり
2015/06/02-00:07
神人の名前は漢字の羅列!
夜分に失礼いたいます、明智珠樹です。濡れて透けたいお年頃。TKBポッチリお年頃。
何卒よろしくお願いいたします。
紅月さんとレオンさんははじめましてですね。何卒よろしくお願いいたします…!!
レッツ、『肉』!
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