


○
甘い香りが鼻をくすぐり淡い色が目に優しい不思議の国、ショコランド。
マントゥール教団の騒ぎがあってから、A.R.O.A.本部では調査員を数人派遣し定期的に周辺調査を行っている。
月明かりの綺麗な夜、その声は確かに君達の耳に届いた。
「……ぱぷ…ぱぷ」
なにか言ったか?精霊に視線を向けるも精霊も同じことを君に問いかけた。
何も言っていないと首をふると、また変な声が聞こえる。
何処かに何かいるのだろうか?…資料にあった動物のどの声とも一致しない声に、君達は警戒する。
薄暗い森の奥、丸い何かがきらきらと光りだし君達の影を描いた。
光の先へ進んでみれば、森の奥にそびえ立つ大きな白い木。
そこの枝から丸い実がひとつ…ふたつ………いつつ。
時々風に揺れるその実は、大きく育って今にも落ちてしまいそうだった。
不思議な国とは聞いてたものの、目の前の光景に驚いている君達の背後から、また別の声がした。
「誰だ!」
心臓が飛び跳ねるような感覚を抑え、ライトを向ける。
そこには険しい顔をした小人の老人がランタンを持ってこちらを睨んでいた……怪しい人間だと思われているようだ。
君達は老人にA.R.O.A.から派遣されたウィンクルムだと証明して見せると、老人は頭を下げて近寄ってきた。
「いやあ申し訳ない…このような奥地へやって来たとは、もしやパピュッペを密猟しに来たのではと思いまして」
「ぱぴゅ…?」
「パピュッペと申します…ほら、あの実がそうですじゃ」
口を噛みそうになった精霊をじっと見ていたが、その視線をあの丸々とした実へと向けた。
風でゆらゆらしているのかと思ったが、どうやらあの実は自分で動いているようだ。
「ぱ……ぱぷっ…」
「おお、声が聞こえるとは!…お兄さん達運がいい」
……森の奥で聞こえた変な声の主は実だった、ますます頭が痛くなりそうだ。
運がいいと喜ぶ老人とは逆に、現実味ない状況に不慣れな君は頭をおさえ首を傾げた。
そうだ!老人は君達がウィンクルムだと言う事をもう一度確認してから、お願いがあるんだと言った。
「此処で会ったも何かのご縁じゃ、どうだろう?パピュッペのお世話してみないかい」
……意味が全くわからない。
実のお世話となればジョウロがいるのか?肥料を作ればいいのか?でもこの世界でどうやって?
ウィンクルムとして経験少ない君は、今にも頭から湯気が出て倒れてしまいそうになっていた…。
○
翌日、昨夜通った道を仲間のウィンクルムと一緒に進んで行けば見覚えのある老人が立っていた。
待っていましたと嬉しそうにする老人は、早く早くと君の手を掴んで手を引いていく。
そんなに急がなくてもいいだろうと君が言えば、もうすぐ生まれそうなんだと老人は言った。
「パピュッペは珍しい生き物でのう、誕生の瞬間を見れるのは人生で数えられるかどうかじゃ」
白い木の前に集まった君達が目にしたのは、今にもはちきれそうな丸々とした実が五つ。
まだかかるだろうと言った老人は、改めて君達に依頼内容を伝えた。
「君達ウィンクルムには不思議な力があるとか無いとか…此処で会ったも何かのご縁、この木から生まれるパピュッペを一緒に育てて欲しいのですじゃ」
「育てるって…長期滞在は申請しないと」
「いやいや心配ご無用、パピュッペは特別な生き物…そう長い時間はいりません」
また口を噛みそうになった相棒に視線を向けると、プルンプルンと実が揺れだした。
実の下まで急いでと老人が言うので、言われるがまま身の下へと走りだす
…辿り着くのが遅いか早いか、実がぶつりときれ、重力に従って落ちていく。
落ちる!と叫んだ君の手を引いて一歩踏み出した相棒のおかげで、君達二人の手で実を受け止める事に成功した。
ほっと息を吐いた直後、その実に亀裂が入り…そして
「ぱぁ~っ…ぷう!」
白い子馬のような生き物が、奇妙な鳴き声と共に飛びついてきた。
バランスを崩して転んだ君と相棒を見て、老人は大笑いして拍手を送る。
「おめでとう!無事に生まれたよ、幸福の象徴パピュッペがね」
「ぱぷ、ぱぷぱぷ?……ぱぁ~っぷ!」
老人の言葉とぱぷぱぷと言いながらしっぽを振っている生き物を見て、君はまた頭から湯気が出るのではと顔を手で覆った。
○
『お疲れ様でーす!どうですか依頼の進行具合は?…え?何が何だか分からなくて頭から湯気が出そう?…それってマイナスイオン発生します?アッハハハ冗談ですって冗談!もう一度確認の為に再度資料と照らし合わせてみましょうか』
少しだけイラッとしたが相手は唯一の理解者のスタッフだ、帰ったら覚えていろと思いつつ資料を見ながら確認を取った。
パピュッペと呼ばれる見た目子馬のような生き物は、ショコランドでは別名『幸福の象徴』
透明な水飴の羽を羽ばたかせ、ソーダ色の瞳と白いマシュマロの体…ラムネのわたあめの鬣と尻尾を風になびかせる特別な動物だと老人は依頼文の中に記載していた、実際問い合わせてみるとその情報は確かで、パピュッペに出会った者はその珍しさに「幸せが訪れる幸福の生き物だ」と言ったらしい。
そのせいかパピュッペの生態系を破壊するような事件が多発し、仕舞にはマントゥール教団による乱獲も行われたとか。
よってパピュッペの生存報告は数少なくなり、今では絶滅したのではと住人が悲しんでいたらしい…。
君はスタッフと共に資料を確認していると、膝のあたりがもそもそと痒くなった。
視線を向けると膝の上によじ登るパピュッペがきらきらとした瞳をこちらに向けている。
「ぱぷっ」
『パピュッペは人の感情を汲み取るのが上手で、相手の目を見て話す動物だそうです…ショコランドにはパピュッペのなる木が数える程しかなく、そのうちの一本を守っていたのがおじいさんのようですね』
スタッフの話を聞きながら、膝の上に座る動物に目を向ける。
じーっと見つめるソイツを見つめ返せば、嬉しそうに目を細めぱぷ!とひと鳴きした。
『あら?もう近くにいるみたいですね、じゃあ私はこれで』
ちょっと待って、そう言った貴方にスタッフは通信機越しに笑った。
『大丈夫ですよ、ご老人は誰だっていいわけじゃないと言ってましたから、きっと特別な理由があるんですよ』
「…理由って」
『分かりませんけど、貴方の傍にいるその子が知ってるんじゃないですか?』
ぱぷぱぷと丸い手で胸元を叩くパピュッペは楽しそうだった。
スタッフは通信を終える間際、君に『終わったら悲しくなって泣いても知りませんよ』と茶化した。
「ぱ~…っぷ!」
遊んで!と両手を広げる幸福の象徴に、君はそっと抱き上げ仲間達の元へ戻っていった。


■目的
幸福の象徴『パピュッペ』の育成を手伝おう!
育成内容についてはアイテムを使ったり抱き上げたり追いかけっこしたりと…私達の住んでいる世界の生き物とあまり変化は無いようです。
ですが相手は特別と言われるだけあってか、私達の感情を感じ取る力があるようですね。
目を見てしっかりスキンシップを取る!これがご老人からのアドバイスです
■パピュッペ
ぱぴぅ…噛んでませんからね。
パピュッペ、丸いむちむちのマシュマロボディにソーダの大きな瞳、ラムネ味の鬣と尻尾に水飴の羽が特徴です。
…え?生まれたばかりのパピュッペには水飴の羽が見当たらない?
うーん、成長したら生えてくるんでしょうか…パピュッペは本来空を飛ぶ生き物らしいです。
丸いむちむちボディのバランスが取れずに転んじゃうかもしれないので注意が必要ですね!
■老人の庭
育成はご老人のお庭で行います。広さはかなりあり、遠くに行かないようにある程度の場所で柵が立てられています。
ご老人の家から見てまっすぐ先に白い木があり、その周りはお花畑になります
■遊び道具
遊べそうな道具と、パピュッペの好物をこっちで用意しました。
おじいさんはいつも道具を使わなかったみたいなので、楽しんでもらえると思います!
丸太クッション(筒状のクッション) …400Jr
猫じゃらし(毛先が大きめでふわふわしています) …200Jr
吊り棒付きボール(ボールを吊るしてあります) …200Jr
ちゃむリス人形(潰すと音のなるお人形) …150Jr
ボール (小さめのボール) …100Jr
なないろわたあめ(ふわふわした不思議なわたあめ、角度によっては色が変わるとか) …300Jr
しゅわゼリー(しゅわしゅわしたゼリー、人が食べても大丈夫) …500Jr
※感情を感じ取る生き物なだけに
どんな気持ちで関わるのか、どうやって遊んであげるかが大事になっていきます。
忘れずにしっかり考えてくださいね。
こんにちはこんばんは、らんちゃむです。
今回はレベル制限付きのエピソードです…そして初、EX…!
ハイレベルの方には物足りない感じがしちゃうかもしれません。
白い子馬のような生き物、ぱぷぱぷと言うあたり馬って言っていいのか謎ですが
いっぱい遊んであげてください。
どうやって遊ぶか、相棒と一緒に遊ぶか皆で遊んであげるか…いろいろ考えがつきないと思いますが
思いっきり楽しんでパピュッペを甘やかしてあげてくださいな!
『ちゃむぅ』
…ん?なんだ今の音はって顔してますね、これですよこれ『ぢゃむう゛』
この間ちゃむリス人形なるものを貰ったんですが面白い面白い。
うっかり踏んづけてしまったようですね てへぺろ
『ちゃむーっ!うぎゃっぷ』


◆アクション・プラン
フレディ・フットマン(フロックス・フォスター)
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心情 可愛い…僕は楽しいけど、オジさんはどうかな…? この子達は、一杯愛されてくれるよね… 行動 オジさん、大きなぬいぐるみを抱っこしてるみたい…いいなぁ(じー ちゃむリス人形としゅわゼリーもってきたよ 一緒に遊びたいな…いい? 目を合わせて、ちゃむリス人形を近づければ 気を引けるかな…ちゃむちゃむぅ…可愛いなぁ 転ばないようにお膝に抱っこしたり転がって遊ぼうね お菓子もあるん……あ…(涙目 …じゃあフロさんも、構ってあげて?(じー オジさんの膝に乗せてみて…怒るかな…? ふふ、フロさん美味しかった? オジさん、パピュッペも幸せになれるよね? ぐす…えへ、ごめんなさい。少し寂しいのかな 僕はお姉さんとオジさんが居るから…ね? |
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ちゃむリス人形 なないろわたあめ お、おい!ローレンツ!俺はどうしたらいいんだ? 動物を育てるなんて初めてなんだどうしたらいいのかまったくわからん…。 俺はそもそも動物に好かれるタイプではないし…お前も俺なんかよりローレンツの方に行った方がいい…。 撫でても大丈夫なのか?…毛が柔らかくて肌は温かい。 …ますます俺にはどうしていいのか分からない…。 こういうのは本当に「分からないんだ」 と、とりあえずこの人形で遊ぶか?なかなか面白い人形だな…。 (興味深げににぎにぎ) このわたあめも食べるのか?美味いか?…ならいい。 欠伸?眠いのか? お前の相手をしていたら俺も眠くなってきた。 おやすみ…ベイビー(額にキス) |
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購入 ボール・ちャむリス 小動物なんかと触れ合ったことなんてねぇから、どうしていいのやら分からん 手持ち無沙汰にちゃむリスを鳴らし、子馬と戯れるリェンを見ている 「てめぇ、結構あしらい上手いな」 <↓心の声> …かわいすぎるだろ。やはり天使は天使だ(ぢゃむぅうう←リスを萌えのまま握りしめるが、仏頂面のまま声に出さず) 昔から動物や同年代・年下と過ごしたことがあまりない ずっと大人に囲まれ社長になるべく育った 思えば俺に友達といえる存在は居ない 仕事上の付き合い以外の奴とどう付き合っていいのかわからない 今もリェンとパピュッペの間に入れなくて、立ち尽くしている 戸惑い気味にボールを投げる …楽しいもんだな(笑う) |
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●心情 親代わりになろう 僕は両親に大事にしてもらったから…僕もこの子に笑顔をあげたい もちろん、バルトにもっ ●道具 猫じゃらし ちゃむリス人形 ワタアメ 650Jr ●行動 ※パピュッペが言えない 僕とバルトの名前からとってヤトちゃんと呼びましょうか 体を動かす遊びが中心 目を見るたび笑顔 少しずつ動きを大きくする バルトも一緒に遊びましょうよ! 人形付けた猫じゃらしぶん回す …まさか遊んだ事がないなんてオチじゃ …寂しかったのかな? よーし、それじゃぁ今日は皆で思いっきり遊びましょう! テンション上がったついでにハグ ぎゃぁぁバルト痛いいいい 皆の笑顔が見れたら満面の笑みに 最後はお別れが切ない 宥められて元気出す また遊びましょう! |
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うわ~、可愛いなぁ~。 こんな生き物がいるんですね! 僕達のこと、親だと思ってるんでしょうか? 道具、好物・ちゃむリス人形、ボール、しゅわゼリー ・可愛らしいパピュッペにすっかりデレデレ (この子は僕がしっかり育てなくちゃ!) ・ちゃむリス人形を使って歩行練習、しっかりと目を見つめる ・ちゃんと辿り着けたら抱きしめて褒める、ご褒美は一緒にしゅわゼリー ・クロウの笑顔に驚く (あの人、あんな顔も出来るんだ・・・) ・そして、ちょっとドキドキ ・別れの時、号泣してしまい今生の別れ状態 「上京の時に送ってくれた両親の気持ちがわかった気がする・・・」 ・「元気でな!しっかり生きろよ!変な奴に引っかかるなよ~っ!」 アドリブOK! |
○
「ああご苦労様、用事は済み…こらパピュッペ、ダメじゃないかお仕事の邪魔しちゃ」
「ぷぷ~う!」
「…いや、気にしないで大丈夫ですよ」
すぐに用事は終わっていたので問題ないと老人に伝えるフロックス・フォスター。
彼の腕の中でジタバタと手足を動かしにこにこと笑う生き物に、老人は「元気いっぱいですのう」と笑っていた。
外で待っているパートナーの元へフロックスは進む…ふと、下に視線を落としていたパートナーがこちらを向いた。
彼の腕の中にいる生まれたての生き物と、それを落ちないようにしっかり抱えているフロックスを交互に見たフレディ・フットマン。
「…ほら、お前が持ってろ」
「え!い、いいの?…わあ…お、おいで?」
「ぱぷ!ぱぷぱぷっ」
彼の視線に気づき抱えていたパピュッペをずいと目の前に向ければ、パピュッペはフレディを見て目をきらきらとさせ手を上げた。
そーっと手を伸ばすフレディに対し、パピュッペはフロックスの手からぴょんと離れフレディの胸元めがけてジャンプする。
その行動に慌てて受け止めると、ふわりとしたパピュッペの体を抱きしめる形になったフレディはその柔らかい感触に声が出た。
「うわっ…!や、柔らかい」
「ぱぷ!」
「…可愛いなあ…よしよし」
「ぷ!」
そうだとパピュッペを下ろし、足元に置いておいた人形とゼリーを見せながら、パピュッペの為に用意したんだと目の前で見せるフレディ、パピュッペはキョロキョロと両手に持たれたそれを見た後、首を傾げながらも嬉しそうに笑うフレディを見てぴょんとジャンプした。
遊んで欲しいのかフレディに近づくパピュッペにフロックスが「ちょっと待て」と声をかける。
「坊主、菓子持って遊ぶ気か?」
「え?…」
両方を持っていては、折角遊んであげたくても大変だろう。
フロックスはフレディからゼリーを受け取ると「リスで遊んでおけ」とフレディに向こう側を指さす。
「ぱ!ぷ!」
「そうだね…わかった、いっぱい遊んであげるね」
「ぱぷーっ」
何か言いたそうに口元を動かすフレディをよそに、早く遊んで欲しいのかフレディの足元をよちよち歩きまわるパピュッペ。
フレディは喉元まで出かかった言葉を飲み込み、足元で待ち遠しく動きまわる生まれたての赤ん坊へと視線をむけた。
手に持っていた人形を、なんとなく動かしながらお腹辺りをぐっと押す…すると、
『ちゃむぅ』
「ぱぷ!?」
「っふふ、ビックリしたかな?…ほーら、ちゃむぅ、ちゃむぅ」
『ちゃむぅ!』
「ぱーぷぅ!」
寝転んでパピュッペと同じ視線になったフレディがちゃむリス人形を動かしながらあっちへこっちへ人形を動かせば、目をキラキラさせて待って待ってと追いかける…必死によちよち歩くその姿に、フレディはくすりと笑ってしまった。
「かわいいなあ…」
「ぱぷー!」
「え?…うわっ!」
捕まえた!とちゃむリスに飛びかかったパピュッペ、人形を自分の傍に置いて少しぼーっとしてしまったフレディの目の前は真っ白になった…甘い香りが鼻をくすぐる。
パピュッペが自分の顔めがけてダイブしてきたのに気づくのは…少し遅れた。
「っぷは!…あービックリしたあ」
「ぷぷーう?」
「……っふふ、ぼーっとしてた僕がいけなかったね」
「ぱぷぱぷー」
体を起こして頭を撫でてあげれば、人形を追いかけまわしていたパピュッペはじーっとフレディの瞳を見つめていた。
どうしたの?と首を傾げるフレディをよそに、パピュッペはフレディの膝をぺしぺしと叩いていた…乗せて欲しいのだろうか?フレディはひょいと抱きかかえて膝に乗せてあげると、パピュッペは嬉しそうに前足をあげ、フレディのお腹にぴったりとくっついてきた。
「ぱっぷぱぷ、ぱっぷぱぷ」
すりすりと頬を寄せるパピュッペに、胸の奥がくすぐったくなるフレディはパピュッペを抱き上げて「おかえし」と頬をすりよせた。
体が宙に浮いてビックリしたパピュッペだが、寄せられる柔らかな頬と嬉しそうに笑うフレディにしっぽを揺らして真似っ子をする…一人と一匹で楽しそうに笑う様子を、フロックスは保護者のように少し離れた場所から眺めていた。
頬をすり寄せて人形と追いかけっこをしたり、寝転がって同じ目線になるようにしてはパピュッペの瞳をじっと見て笑うパートナーに、ふっと小さなため息をこぼした。
「…あれで19歳なんだよなぁ…」
ぽつりと呟いた自分の言葉、目の前で一緒になって遊ぶパートナーは子供のように見えて19歳。
寝転がったり起きたり、立ち上がったと思えば走りだしたりと忙しく動きまわる一人と一匹を内心ハラハラしながら見守っていた。
…怪我でもされたらどうしよう、と。
「ぱっぷ!ぱっぷ!…ぷぅ~っ」
「あれ?どうしたのかな?」
「ぷっぷぷ~」
へにゃへにゃっとパピュッペはしょぼんとした表情でフレディに寄りかかる。
さっきまで走り回っていたのに突然どうしたのかと驚くフレディだが、傍にいた老人がほっほっほと笑っていた。
「お腹が空くまで遊びまわったようですのう」
「そうなんですか?」
「お遊びがお上手なようで…パピュッペに何か食べさせてあげないといけませんな」
「!それならゼリーがあります…パピュッペ、ゼリー食べる?」
耳をピン、と立てたパピュッペがフレディの言葉に嬉しそうに前足を動かす…よっぽどお腹すいているのだろうか。
その姿にくすくすと笑いながら、少し離れた先で様子を伺っているはずのフロックスに声をかけた。
様子を見ているだけにしようとは思ったものの、あまりにもパートナーと一緒に遊ぶパピュッペが楽しそうで時々そわそわしてしまうフロックス…だがどう接すればいいか分からず、ただぼーっと見ているだけの時間が過ぎていく。
…ふと、手に持っていたゼリーが目に入った、人が食べてもパピュッペが食べても大丈夫なしゅわゼリー…キラキラとゼリーの中で光る粒がとても綺麗なデザートだ。
透き通るゼリーは見た目も楽しめる…きっと食べたら美味しいのだろう。
「…美味そうだな」
ぽつりと呟いた自分の言葉よりも前に、フロックスはゼリーの蓋を開けてしまっていた。
スプーンですくえばぷるるん!と揺れるゼリーは食欲をそそられる。
二人が楽しんでいるし、一口だけ…一口だけ。
そう言い聞かせるように口元に運んだスプーンだが…パートナーの声にスプーンが口元に入る前に止まってしまった。
「一口食っても…あ」
「……あ」
ぱっちりと合った目と目、しまったと思った途端フレディの目が潤みだした。
隣にいたパピュッペも、同じような表情でフロックスを見つめている…胸の奥が痛む光景にフロックスは慌ててスプーンを下ろし、ぽかんと開けてしまった口から言葉を出した。
「待て待て、これは…食べやすくしておこうと思ってだな?決して一人で食べようとは」
「た、食べようとしてたの!?」
「ぱぷー!?」
「だからそうじゃないと…」
頬をふくらませるパピュッペと、潤んだ瞳でじっと見つめるパートナーにフロックスはため息を吐いた。
…そして、二人に向かって手を招く。
「……お前ら、こっち来い」
「よかったねパピュッペ、ゼリーくれるって」
「ぱーっぷぅ!」
「いや、元々そのつも……はあ」
嬉しそうにはしゃいでいる奴等にこれ以上言う必要は無いだろうと、フロックスは小さく笑った。
カップの中に入っているキラキラとしたゼリーに、大きな目をパチパチとさせてスプーンの行く先を目で追うパピュッペ。
いい子に座るパピュッペはフレディの膝の上でじーっとフロックスを見つめていた。
…少しだけ距離があるので、食べさせてあげるのが難しいのだろうか?そう思ったフレディはパピュッペを持ち上げて、フロックスの前にずいと差し出す。
「ほーらパピュッペ、オジさんがあーんしてくれるって」
「ぷっぷう?」
「…そのまま食わす気か」
持ち上げたままのフレディは「だってゼリーが落ちちゃうと悲しいから」と言っている…だが腕をぴんとはったまま暫くじっとしているのはどうかと思った。
フロックスが降ろせと言うと、フレディは何故か胡座をかいているフロックスの足の間にパピュッペをおろした。
…近い距離にいる生き物に、少しだけ強く心臓が跳ねる。
「フロさんも、構ってあげて?」
「っぷ?」
「……だめ、かな」
怒られるだろうかと自分のした事を少しだけ後悔するフレディは、膝の上のパピュッペとフロックスを交互に見る…やっぱり良くなかったのかもとパピュッペに手を伸ばそうとすれば、フロックスは膝の上のパピュッペを腕の中へ引き込んだ。
「ぱぷっ」
「ほら、腹減ったんだろ?」
「ぱぷー!…ぷあー…むっ」
スプーンをくわえるパピュッペは頬をピンクに染め嬉しそうに食べている。
フロックスの行動にほっとしたフレディ…そのフレディに対して、視線を外しながらばつが悪そうにフロックスは呟いた。
「抱っこくらい構わん」
「!…よかったね、パピュッペ」
「ぱぷー!」
もぐもぐとくちを動かしながら、フロックスの腕の中で幸せそうにゼリーを食べるパピュッペにフレディはほっと胸を撫で下ろした…あの時喉元まで出かかった言葉を、今声に出して言って本当によかったと。
「よしよし…よく食うな」
「ぷぷ、ぱぷー」
「ん?…なんだ、スプーンが欲しいのか?」
フロックスのスプーンを持つ手をぺしぺしと叩くパピュッペに、フロックスはスプーンを渡した。
ぷるぷると前足を震えさせながらも、カップから少しだけのゼリーをすくったパピュッペ…だが前足で持ったスプーンはどう見てもパピュッペの口元には届かない。
それじゃあ食べられないとフレディがパピュッペに言おうとすると、そのスプーンはすっと上に上がった。
「ぱぷー?」
「…なんだ、くれるのか?」
「ぱっぷぱぷーう!…ぱーっ」
フロックスに向けて差し出すスプーンから今にもゼリーが落ちそうになって、慌ててスプーンを口に入れるフロックス…口の中でしゅわしゅわと踊るゼリーが程良い甘さを運んでくる。
美味しいでしょう?と言わんばかりににこにことしているパピュッペ、その様子を見ていたフレディはフロックスに問いかけた。
「ふふ、フロさん美味しかった?」
「ほどよく微炭酸……いいんじゃないの」
素っ気ない感じに返すフロックスだが、パピュッペは嬉しいのかフロックスの胸元までよじ登って頬にすりよっていた。
「ぱっぷぱぷーうっ…ぱぷ!ぷぷぷ」
「…なんだってんだ?」
「っはは、パピュッペはオジさんにすりすりして痒くなっちゃったのかな?」
「ぷぷー…ぷっぷー!」
頬をぺしぺしと叩くパピュッペだが、もちもちした何かを押し付けられる感覚だけしか無いフロックスはため息まじりに「ヒゲがあって悪かったな」とパピュッペの頬をつついた。
○
「上手だよー…上手!そう、いち、に…いち、に!」
「ぱ、ぷ…ぱ、ぷ…ぱぷぅっ」
「ああ!…大丈夫?」
永倉玲央の元へ必死に歩み寄ろうとするパピュッペは、まだ生まれたばかりで歩くのが上手くない。
そこでちゃむリス人形を使って誘導しながら、歩行練習をさせている真っ最中だ。
さっきは三歩しか歩けなかったはずなのに、頑張ってと応援していく度に歩数が増えていっている…永倉まで辿り着くのに、あと数歩の所までやって来た。
永倉の隣でその様子を見ているクロウ・銀月は何も言わないが、短時間で成長していくパピュッペの様子を見ていた。
「…ぷうう!」
「凄いや!偉い偉い!ほら、もう少しでここまで来れるよ…頑張って」
「ぱ、ぷ…ぱ、ぷ…」
人形を鳴らしながらパピュッペの前に置いて自分の元に引き寄せる永倉、それを追いかけるようによちよちと歩くパピュッペはぺたんとついたお尻を持ち上げ再び歩き出した…一歩、一歩、また一歩。
もう少しだという永倉も目の前で頑張るパピュッペを固唾を呑んで見守っている…自分の膝元まであとちょっと。
「ぱ、ぷ…ぱ、ぷ…ぱぷぅっ!」
「はあ…っ、やったー!凄いよパピュッペ!」
「ぱぷーう!」
よく頑張りましたと抱きしめる永倉は、ポケットからゼリーを取り出してパピュッペに食べさせる…頬にゼリーをつけてもぐもぐと口を動かしたパピュッペは達成感があるのかなんだかとても嬉しそうに笑っていた。
「ぷっぷー!」
「ああもう可愛いなあ…頑張り屋さんだし可愛いし、偉い偉い」
やんわりと撫でる永倉の手にすり寄るパピュッペを見て、クロウは「はー」と関心しながら永倉の膝の上にいる生き物に視線を向けた。
「いやー流石だなあ、流石幸福の象徴か…努力は惜しまないって事か?」
「ぱぷ?」
「……よし」
ひょいと持ち上げ自分と同じ目線まであげるクロウは、真っ直ぐにパピュッペを見つめた。
突然抱き上げるパートナーにどうしたのか問いかけようとすると、クロウは真剣な表情でパピュッペに願った。
「早速その力で俺を億万長者にし」
「ちょっと待てい!」
「痛ってえ!」
あまりにも真剣な表情で邪な願いを言うパートナーに、永倉はつい右手をクロウの後頭部へと叩きつけた。
痛さにぱっと手を離すクロウから、パピュッペを奪還すると庇うようにして抱きしめる。
「よし…じゃねえだろ!何生まれたての純粋な生き物に変な願い事してるんだ!」
「変ではないだろ…」
「たくっ、この子に変な教育しないで下さい!よしよし、君はあんな社会不適合者みたいになっちゃ駄目だよ~?とんでもないお転婆になっちゃうからね」
ぽかんと一連の流れを見つめるパピュッペは永倉の手で自分の頬が包まれる事が嬉しいのか、お構いなしと言わんばかりににこにこしている。
そんな様子を見て後頭部を抑えながら、クロウは永倉にため息まじりに言い返した。
「てゆうか、その子女の子なの?」
「……どう区別するのかな」
「ぱぷー?」
少しの休憩という名の騒動があったものの、パピュッペは永倉に向かってよちよちと歩く練習を再開する。
時々早歩きになっては前のめりに転んでしまうが…その度に目の前に置いたちゃむリス人形が下敷きになって怪我はしていない。
『ぢゃむ゛う』
「ぱぷっ!」
……踏まれた時のような声を出す人形に驚くパピュッペも見ていて面白いものだ。
つきっきりで遊び相手をしている永倉と、歩く練習を続けるパピュッペをクロウは「よく頑張るなあ」と見ていた。
「……ん?」
「ぷー」
ぴたりと足を止め、こちらに視線を向けているパピュッペに気づくクロウだが、その気づくよりも先にパピュッペが一歩彼の元へ足を踏み出していた。
「ぱっぷー!」
「……何だ、構ってほしいのか?」
「ぱぷー!」
その通り!と前足をあげたパピュッペは手をあげると、クロウは遊び道具として買ったボールと取り出してパピュッペの前にひょいと投げた。
突然奇妙な動きをするボールを初めてみたのか、あっちへこっちへ動いてようやくボールを捕まえるパピュッペ…口にくわえてクロウの元へ持っていけば、永倉と少し違う大きな手が頭の上に乗った。
「ん、上出来上出来」
「ぷぷ…ぱぷーっ!」
しっぽを振って喜ぶパピュッペにもう一度ボールを投げてやれば、嬉しそうにあっちへこっち歩きまわる。
…その様子を楽しそうに見ていた永倉だが、ふと視線をずらした先で優しく微笑むクロウに目が行った。
(…あんな顔、するんだ)
「玲央、そっち行ったぞー」
「え!ああ…」
少しだけ早くなる心音を感じながら、足元に辿り着いたパピュッペにゼリーをあげて撫でてあげる。
…パピュッペは永倉の複雑な表情をじーっと見つめると、にっこりと笑って鳴いた。
「…ぱっぷう!」
「はは、どうしたの?よしよーし…いい子に育つんだよー」
「甘やかすのは程々にな、おかーさん」
クロウのお母さんという言葉に、どうしてそうなるんだと抗議するがお構いなしにクロウはパピュッペを抱きかかえ永倉の方へ向ける、前足を掴んで動かしながら何か教えているようだ。
「ほら、あれがママだ…マーマ、覚えておけよー」
「ぷー?…ぷーぷう」
「よ!余計な事教えなくていいんだよもう!」
クロウからパピュッペを二度目の奪還すると、永倉はクロウの手をつねっていた。
…じーっと見上げている、パピュッペをよそに。
○
「ほら、ここだよこーこ」
「ぷ?…ぱぷ」
「そうそうお利口さん…よっと」
自分の頭上に乗せたパピュッペを確認すると、リーリェン・ラウは自分の耳をピコピコと動かし始めた。
突然動いた耳に興味を持ったパピュッペは、待ってまってと前足をパタパタさせ耳に前足を伸ばしている。
「ぱっぷぱぷー!ぱぷーう!」
「ケケケ、そんなに動くと落ちちまうぞー」
頭上で楽しそうに動くパピュッペにそう言うと、案の定パピュッペがするんと目の前に落ちてきた。
目の前に飛び込んだ白に驚き手をだすと、両手にぽんと落ちてきたパピュッペ…パチパチと瞬きをすると、楽しかったのかパタパタ足を動かしていた。
「…てめぇ、結構あしらい上手いな」
A.R.O.A.スタッフに通信をしていて席を外していたローランド・ホデアが戻ってくると、パートナーのしっぽに掴まって揺れているパピュッペが視界に飛び込んできた。
右へ左へ揺らされているというのに、パピュッペは楽しそうにぱぷぱぷと鳴いているではないか。
…ローランドの声に気づいて振り返るリーリェンは、しっぽに掴まったパピュッペを掴むともう一度頭の上に乗せて振り返った。
「俺ガキは嫌いだけどどーぶつは好きよ? かーいーじゃん、なー?」
「ぱぷーう!」
「ケケケ、良い返事しやがって」
「………」
その様子を黙って見ているローランドは、自分も構ってあげられるようにと買ったちゃむリス人形をポケットから出そうとしていたが…すっとポケットにしまってしまう。
頭の上に乗っている白い生き物と、よく笑い耳やしっぽを動かしているパートナーに目がいってしまうからだ。
…自分ではあのように遊んであげられないだろう。
そう思ったローランドは、様子を伺う事に徹する事にした。
表情一つ変えない仏頂面で、きゃっきゃと遊ぶ一人と一匹を眺めている。
「ほーら白いの、ジャンプだジャンプ」
「ぱっ!ぱっ!…ぱーっぷ!」
「おーすげーすげー!…なんだまた尻尾で遊びたいのか?」
「ぱーっぷ!ぱぷーっ!ぱぷーっ!」
(……かわいすぎるだろ)
いっそ口から出てきそうな言葉を表に出さないように、ローランドは手に掴んでいたものへ力を込めてその場を乗り越えた。
『ぢゃむ!ぢゃむ!ぢゃ…むううううう゛う゛ うぐえっ!』
パピュッペにボールを投げては取りに行かせるのを繰り返すリーリェン、あまりにも楽しそうにはしゃいでいるパピュッペを見て自然と口元が弧を描いたままなのに気づくと、ボールを投げる手に力が入らず、身近い距離で投げてしまった。
コロコロと転がるボールを追いかけるパピュッペをよそに、さっきまで楽しかったはずの心にモヤがかかる感覚に襲われる。
(あーあー…余計な事を)
脳裏に過ぎる自分の生い立ちに表情が曇る。
すぐにやめだと髪をかきあげて前を向くと、目の前にはボールを取って戻ってきたパピュッペがいた。
…しっぽを垂らして、寂しそうに自分を見つめているパピュッペを抱き上げるとへらりと笑ってみせた。
「んー?待ちくたびれたかー?」
「ぷー…」
抱き上げたパピュッペは前足をリーリェンの頬に触れると、撫でるように前足を動かした。
…何をしているんだろうと驚くものの、ローランドと一緒に聞いた情報で感情を感じ取る生き物である事を思い出した。
頬をつつきながら「大丈夫」とだけ答えると、パピュッペは前足をリーリェンの頬から離した。
「ぱぷ!…ぷーっ…ぷぷーっ…!」
「白いの?…どうし」
「ぱ!」
やんわりと前足の間から何かが浮かび上がると、パピュッペの鳴き声と共に小さなキャンディが飛び出した。
…黄色いキャンディを手に取ると、パピュッペはしっぽをゆらしてリーリェンを見上げる。
「くれるのか?」
「ぱーぷう!」
どうぞ!と前足をあげるパピュッペの気遣いに、リーリェンはニッと笑いくしゃくしゃと頭を撫でた。
「白いの、お前いーやつだな!」
「ぱぷぅ~っ」
(元気になあれ)
パピュッペの小さな願いを口に放り込むと、リーリェンはしっぽを揺らしてパピュッペと遊ぶ事に専念した。
「ロゥもボール投げてやれよー白いのがゴシュジンサマとも遊びたいって!」
「……俺が?」
リーリェンだけで十分だろうと言いかけたその時、ふと足元に違和感を覚え視線を下へ向ける。
…左足にしがみついて、木登りでもするようによじ登ってきているパピュッペと目があった。
「ぱぷ」
「……てめえ、いつの間に」
「ぱっぷぱぷ、ぱっぷぱぷ」
お構いなしによじ登ってくるパピュッペをはたき落とすわけにもいかず、動けないままじっとしているローランド…その奇妙な光景を見ているリーリェンは、笑ってしまいそうな口元を押さえてどうなるか見届けようとこらえていた。
腰、お腹…胸元まで辿り着いたパピュッペは、ローランドの肩まで辿り着くと満足したのか彼の頭にきゅっと抱きついてきた。
むちむちとしたマシュマロボディがローランドの頭にあたっている。
「ぱぷーっ」
「とんだじゃじゃ馬だな」
「ぱぷぱぷっ」
楽しかったのか掴まれたパピュッペはしっぽを振って喜んでいた。
なんとも言いがたい気分になるものの、リーリェンから投げられたボールを受け取るローランド。
…戸惑いながらもぽいっと放り投げると、パピュッペはボールを取りによちよちと歩き出した。
(…尻)
(尻揺れるなー…)
ふりふりとしっぽと一緒にお尻を振ってボールを取りに行ったパピュッペに気を取られる二人。
口にくわえて戻ってきたパピュッペはローランドにボールを返すと、じーっと彼の目をみつめていた
「もう一回って、ロゥ」
「…ほら」
「ぱぷ!ぱあーっぷー!」
またよちよちと進んでボールを取って戻ってきたパピュッペを見て、ローランドは思わず笑ってしまった。
一生懸命歩いてボールを捕まえては持ってくるパピュッペによく頑張ったと頭を撫でてあげる。
柔らかな鬣の感触に、自然と口元が動いた。
「…楽しいもんだな」
「ぱぷーっ」
○
他のパピュッペとウィンクルム達の様子を見ながら、ロキ・メティスは複雑な表情で目の前にいるその生き物へ視線を向けていた。
「……」
「ぱっぷぱぷ~」
「ははは、なんだかすごくロキになついてるねぇ」
じーっとみられて動けずにいるロキとパピュッペを眺めながらローレンツ・クーデルベルは良いことだと笑っていた。
…だが当の本人は良いとは思っていないらしく、目の前でキラキラと目を輝かせる生物とどうコミュニケーションを取ればいいかさっぱり分からなかった。
「お、おい!ローレンツ!俺はどうしたらいいんだ?」
「ロキを気に言ってるんだからロキが相手にしてあげるといいよ」
「あ、相手にしてあげるといいって…俺は」
「ぷぷ?」
首を傾げいい子に座っているパピュッペに視線を向け、ロキは眉をひそめる。
動物を育てるなんて初めてなんだどうしたらいいのかまったくわからないと呟いたロキに、ローレンツは大丈夫大丈夫と彼の背中を押す。
やっと一歩前に動いたロキにパピュッペが近づくと、ロキは恨めしそうにローレンツを睨んでいた。
「動物を育てたことがないからってそんなに気にすることはないよ」
「…けど、俺は」
傍にいるから大丈夫だと、ローレンツはロキにパピュッペと遊んであげるように勧めた。
…遊んであげればいい。
そう言われたもののどうやってどのように遊んであげればいいか、ロキは不安に心を曇らせていた。
自分の前を行ったり来たりするパピュッペは、にこりと笑いかけてくる…その笑顔に返そうと思っても、顔がうまく…動かない。
「…ぷう?」
「……俺はそもそも、動物に好かれるタイプではない」
「ぷぷ?」
「お前も……俺なんかよりローレンツの方に行った方がいい」
後ろ向きな言葉を投げかけるロキに、ローレンツは後ろから黙って様子を見ていた。
しゅんとしっぽを下ろすパピュッペは口をとがらせ下を向いてしまう。
「あっ…でも、本当の事だ」
悲しませてしまった事への罪悪感で胸が痛むロキ…だが次の瞬間、足元にぬくもりを感じ閉じた目を開いた。
「ぷー」
「……なん、で」
「ぱぷー」
お腹にしがみつくようにして首を振るパピュッペを見て、ロキは困惑した。
ローレンツの方がきっと優しくしてくれるから、そう言った自分の言葉を無視してパピュッペは首を振り続けていた。
いやいや、そう伝えているようにも見える。
「ぱぷー!ぱぷー!」
「…俺が、いいのか?」
「ぱっぷー!ぷー!」
前足をぺちぺちと叩きつけるパピュッペに、ロキは胸の何処かがくすぐったくなるような感覚を感じた。
後ろからローレンツの声がして振り返るとローレンツと依頼主の老人が近寄ってくる。
「言ったでしょうに、パピュッペは感情を読み取る事ができる生き物だと」
「……すみません」
「謝る事じゃあない…ごらん、君のお腹の前で笑って欲しくて必死になっているその赤ん坊を」
しがみついたり頬をすり寄せたり、出来る限りの事をするパピュッペにロキはなんと言っていいか分からず視線を泳がせる…ローレンツはロキの隣に座って、「撫でてあげるといい」と言った。
「…撫でて、いいのか?」
「!ぱぷっ」
頭を差し出すパピュッペは、言葉が分かるのかしっぽを振ってロキが触れるのを待っていた。
…恐る恐るふれると、指先を包む柔らかな鬣が気持ち良い。
ゆるゆる手を動かすと、パピュッペのしっぽはますます動きが早くなり、パピュッペは嬉しそうに鳴いてみせた。
「ぷぷ~うっ!ぱーっぷ!」
「……」
上手上手と褒めた老人とは裏腹に、ロキは複雑な心境を抱えたままだった。
ちゃむリス人形をなんとなく握りながら目の前に出せば、興味を示したパピュッペが人形を追いかけるように動きまわる。
時々転びそうになるパピュッペを抱きとめたり、さっきと同じように撫でてあげるのは条件反射のようになっていくロキ…その様子を眺めるローレンツは、幸せそうに笑うパピュッペに思わずつられて笑ってしまっていた。
「パピュッペって本当に可愛いねぇ」
「ぱぷ!」
「幸運の象徴って言うのも分かる気がするね」
まだ生まれたばかりだと言うのに、複雑な気持ちに心が揺れるパートナーを離さなかったパピュッペに感心したローレンツ。
自分が大丈夫だと言ったものの、やはり言葉が安心に直結するのは難しいのだろうか。
困惑しつつも人形を使って遊ぶパートナーに、心の中でエールを送った。
……動きまわって疲れたのか、ぺたんと座り込んだパピュッペのお腹の虫が鳴き出す。
用意しておいたわたあめを出して小さくちぎって…ロキはパピュッペの前に差し出した。
「…ぷ?…ぷ!ぱっぷぱぷ」
「美味いか?」
「ぱぷー!」
「そっか、ならいい」
口の中へと消えていく七色に光るわたあめを見つめながら、ロキはこの後どうやって遊んであげればいいかと悩んでいた。
…だがその悩みも無駄になってしまう事が起きる、目を半分閉じてうとうととするパピュッペはどうやら満腹になって眠いようだ。
「…なんだ、眠いのか?」
「ぷぅ…ぷー…ぱぷ…」
まだ遊びたいのか首を振って意識を保とうとするパピュッペ…だが初めての睡魔との戦いに勝利する事は出来ず、こてんと寝転んで眠ってしまった。
ローレンツがロキの後ろから顔をだすと、すやすやと眠っているパピュッペが映る。
「寝ちゃったんだね」
「…少しほっとした」
「どうして?」
「…こういうのは本当に分からないんだ」
裾を掴んだまま眠っているパピュッペにため息をついたロキは、眼鏡を外して目元をマッサージする…パピュッペと同じように、ロキにも睡魔が忍び寄っていたようだ。
離れようと立ち上がるのを諦めたと言ったロキは、パピュッペの隣にそのまま横になる。
「お前の相手をしていたら俺も眠くなってきた」
「ぷー……ぷぷー……」
「……おやすみ…ベイビー」
幸せそうに眠るパピュッペの額にそっと唇をつけると、ロキは薄れゆく意識を手放した。
ローレンツはというと、眠っているだろう一人と一匹の為にタオルケットを借りてきた所だった。
戻ってくれば案の定、すやすやと眠るパピュッペとパートナーにそっとタオルケットをかけてあげる…起きるまで傍にいてあげようと、腰を下ろして寝顔を見つめた。
「…ロキは何がそんなに分からないのだろう?」
単純な話だ、ただ可愛がってあげればいいだけなのに分からないと困惑するロキをローレンツは不思議に思っていた。
…何故なのか、理由らしき推測が頭のなかを飛び交うものの、その答えに辿り着くにはあまりにも曖昧すぎて…推測は空中分解をしてしまう。
幸せそうに眠るパピュッペの隣で、同じようにとは言えないもののほっとした表情で眠るロキの髪にそっと触れると、ローレンツは夢の中へ旅立っているパートナーへ声をかけた。
……届く事が無いと 知っていて。
「大丈夫、きみはちゃんと愛せているよ」
袖をしっかり掴んで微笑んでいるパピュッペを見て、ローレンツは「…ね」と言った。
○
「いやー可愛いですねえ…ぱ…ぱ」
「ぱぷ?」
「っ……ぱ!…」
「ぱーぷー?」
「…新月、お前」
パピュッペを抱き上げて呼んであげようとするものの、口がパピュッペという言葉を受け付けない。
その様子に首を傾げるパピュッペとバルトは、硬直した新月やよいに視線を向けたままだった…が、急に動いたと思うと彼はよし!と意気込んでパピュッペに言った。
「今日から君は僕とバルトの名前から取ってヤトちゃんです」
「な!おい聞いてないぞ」
「いいじゃないですか~…分かりました?ヤトちゃん」
「ぱ、ぷ…ぷ?…ぷーう!」
前足を上げるパピュッペに決定ですと笑った新月…それでいいのかと複雑そうに見つめるバルトの育成が始まった瞬間だった。
新月は用意した猫じゃらしとちゃむリス人形を繋げて、パピュッペの前に揺らしては反対側へ、また反対側へと動かした。
追いかけるように走り回れるパピュッペが慣れてきた所で、自分も同じように走って人形を揺らしてみせる。
捕まえようとジャンプするパピュッペと目が合うと「頑張って」と微笑んでみせた。
「ぱぷー!ぱー!ぷーう!」
「おお!上手上手」
一番大きなジャンプが出来た途端、『ぢゃむ』という声と共に捕まえる事のできたパピュッペを褒めてあげる新月。
ふと、少し離れた場所からうんうんと頷いているバルトが目に入って、こっちにおいでと呼びかける事にした。
「バルトも一緒に遊びましょうよ!」
「…その、なんだ」
頭をかきながら近寄ったバルトは、新月に申し訳なさそうに「遊び方が分からない」と答えた。
そんなはずはと驚く新月だが、バルトは視線を逸らしながら自分の遊びの知識を新月に伝える。
「…幼い頃からあんまり、縁がないんだ」
「え?」
「軍や勉強の方が大事って家だったんだよ」
足元でバルトに興味を示すパピュッペに苦笑いを浮かべているパートナーに、新月はその目があまりにも寂しそうに見えていた。
幼い頃に遊んでこれなかったバルトは、どんな思いで打ち明けてくれたんだろうか?
(……寂しかった、のかな)
「ぱぷぱぷ…」
「…木じゃないんだが…まあ好きにしてくれ」
「ぷーう!」
バルトによじ登っているパピュッペに好きにしろというバルト、この中で遊ぶ楽しさを知っているのは自分だけなんだと思った新月は、バルト腕を掴んでいた。
「よーし、それじゃぁ今日は皆で思いっきり遊びましょう!」
「は?…いや、だから」
「一緒に遊べばいいんですよ、ね?ヤトちゃん」
「ぱっぷー!」
皆で遊ぶと楽しいですからと、新月はよじ登っているパピュッペを抱き上げバルトにくっつく…伸ばした腕は力は入っていないが、バルトを包むように背中を回っていた。
突然の行動に驚いたバルトだが、これはお返しをすべきなのだろうか…?と、見よう見まねで新月の背中に腕を回し…。
力を入れてしまった
「ぎゃぁぁっ!バルト痛いいいい」
「ぱ!ぱぷううううっ」
「…お、おう…すまない」
挟まれたパピュッペまでもが痛かったらしく、ぺちぺちと膝を叩かれるバルト。
仕切り直しだと猫じゃらしを取り出した新月は、バルトとパピュッペの前にぶらさがったちゃむリスを鳴らして走りだした。
「ぱっぷー!」
「追いかけりゃいいのか…いくぞヤト」
「ぱぷー!…ぷぷ、ぷぷる」
任せておけと走りだしたパピュッペが、突然足を止めて震えだす。
その状況に驚いたバルトが駆け寄ると新月も異変に気づきパピュッペを抱きかかえた。
口をふくらませてぷるぷると震えるパピュッペの名前を呼ぶ事しか出来ない…老人を呼ぼうかと顔をあげた新月の胸元で、可愛らしいくしゃみが聞こえた
「ぷぷる…ぱぷ…ぱぷち!」
くしゃみと一緒に視界に入る、透き通った水色。
パピュッペの背中から、透き通った水色の何かが飛び出してきた事に驚いた二人は、慌てて老人の元へ走りだした。
「お、おじいさん!ヤトちゃんが背中から何かだし…」
「おお、お前さんもですかな、丁度皆さんも同じようになったばかりですじゃ」
「…大丈夫、なのか?」
バルトがそういうと、老人は「寧ろ喜ばしい事だ」と笑っていた。
パピュッペを抱える一同に、老人は深々と頭を下げる。
「お疲れ様でした、無事に成長出来たようです」
○
…時間というのはあっという間で、老人に頭を下げられてから外に出ればショコランドに満月が浮かんでいた。
パピュッペの背中から飛び出した透明な水色は時間が経つにつれ形がしっかりしていき…月明かりを通す透き通った羽になっていた。
パピュッペは生まれてから成長するまでの時間が短い…その短い間に愛情を注いであげるのはとても大変な事なんだと老人は外に出て言った。
「貴方達に頼んだのは他でもない…愛を重んじる方々だとお伺いしたからです」
「…だから、俺達ウィンクルムに」
「はい…おかげ様で皆いきいきと育ってくれました」
後は見送るだけです。
そう言った老人の言葉と共に、抱きかかえられていたパピュッペはぴょんとおりて集まっていく。
お互いを見ながらぱぷぱぷと鳴くと、背中の羽をゆっくり動かしていき…足元が、ふわりと浮いた。
「…パピュッペが!」
フレディがそう言ったと同時に、月明かりを透かす羽をゆらして飛び舞うパピュッペ。
楽しそうに庭を飛び回るその姿は、一緒に遊んであげた時のあどけなさが少し抜けてしまっているようにみえた。
フロックスは老人に、パピュッペはこの後何処へ?と問いかけると老人は首を左右に振って答えた。
「幸せとは長居しないもの…幸せの象徴のもう一つの由縁です」
「…何処かに行っちゃうんですか?」
「はい、群れをなさないパピュッペは、一匹でショコランドを渡り歩き、そして沢山の幸せを運んでいく」
そういう生き物ですと言った老人は、依頼してくれた当初よりも寂しそうな表情をしていた。
ならせめて見送りを、そう言って一歩前に飛び出した永倉を始めとして全員が空を飛ぶパピュッペの下へ向かった。
「パピュッペー!」
「ぱぷ」
「元気でなー白いのー!」
「…変なのに捕まるなよ」
手を振るリーリェンと、その後ろで見上げるローランド。
手を振ってくれた二人に気づいた一匹のパピュッペは…恐らく二人に遊んでもらったパピュッペ。
前足をぶんぶんと回して答えるその姿は、とても元気な姿だった。
「…そうか、よかったな」
「元気でねー!」
ロキとローレンツの傍に一匹のパピュッペが近寄る…ふわふわと目の前に浮かんだパピュッペに二人はどうしたのかと思っていると、前足の間から、小さなマシュマロが飛び出した。
「ぱっぷぱぷ」
「…へえ、くれるの?」
「ぱぷ!ぱーぷ」
二人の間に入るように飛ぶと、頬をすり寄せるパピュッペは感謝しているのだろう。
離れていくパピュッペを見ながら、二人は手のひらにおかれた小さなマシュマロを見つめた。
「ぱっぷぱぷー!」
「……オジさん、パピュッペも幸せになれるよね?」
嬉しそうに飛んでいるパピュッペを見上げ、瞳を潤ませるフレディにフロックスは視線を空に向けたまま答えた。
「不自由はしないだろ…心配か?」
「えへへ…ごめんなさい、寂しいのかも」
こっちを向いてにっこりと笑ったパピュッペに、自分も笑って見送らなくちゃいけないとこぼれそうな涙を拭って手を振った。
「パピュッペえええ~っ!」
「ぱーぷー!」
…我慢が出来ず涙をながす永倉に、パピュッペは同じように涙を流していた。
キラキラと光るしずくに永倉は見送らなくちゃいけないと何度も目をこするものの、前がハッキリ見えない。
「まあ、子供ってのはいつか巣立つもんだぜ、母さん」
頭にぽんと手を置いたクロウに永倉は悔しそうに視線を向けると、「だから僕はお母さんじゃない」と抗議した。
少しだけ涙がでなくなったと、クロウの行動に感謝しようとした……その時だった
「ぱぷ…ぱ…ま、マーマ」
「……え?」
「マーマ!マーマ!ママー!」
「っ!…やだなあ、僕は男なんだけどなあ…っ」
「ママー!まーまー!」
覚えなくていいからとあれだけ言ったのに、パピュッペは永倉の事をママと必死に呼び続けていた。
信じられない光景に、永倉の引っ込んだはずの涙がまた…溢れだす。
思いっきり手を振りながら、永倉はめいいっぱいの声を出して旅立つ子供にエールを送った。
「元気でな!しっかり生きろよ!変な奴に引っかかるなよ~っ!」
「まーまー!ぱぷー!」
ふわふわと飛んで行くパピュッペを見ながら、新月はあっという間だった出来事を思い出していた。
ちょっとしか一緒にいなかったのに、まるで家族のような気分になれる…不思議な時間。
「あっという間でしたね」
「…そうだな」
仲間たちと飛んで楽しそうにするパピュッペを見て、新月は困ったように笑っていた。
「ヤトちゃんを見送らなくちゃいけないんですけどねえ…」
「……新月」
もう会えないのだろうか、老人の言葉に感じていた思いが押し寄せてくる。
目頭が熱くなった新月の前に、一匹のパピュッペがゆっくり降りてきた。
「…ヤト、ちゃん?」
「ぱぷ、やとちゃ」
「え?今、なんて」
「やとちゃ、やとちゃ」
自分がつけた名前を言いながら、パピュッペが新月の目元に触れる。
にこりと笑ったパピュッペはバルトの前にも飛ぶと、自分の名前を名乗って頬ずりをした。
「…最後はシャキっとしろ、ヤトが心配するぞ…男だろ」
「はい…また遊びましょう!ヤトちゃん!」
励ましてくれたヤトちゃんにまたねの約束をする新月、ヤトは嬉しそうにヤトちゃんと名乗り続けていた。
○
「ぱーっぷっぷぱーっぷっぷ…ぱっぷぱぷ、ぱっぷぱぷ」
突然円になって飛んでいるパピュッペに一同は何が始まるんだとパピュッペを見続ける。
何が始まるんだと老人に問いかけようとしたローランドだが、傍には老人が見当たらなかった。
…ふわり、視界の端で光る光景に顔をあげると、月がいつもより大きく見える
「ロゥ!足元!」
「っ…どうなってやがる」
自分達を柔らかな光がつつみ、ショコランドの夜空に浮かんでいるのに気づくと、傍には同じような事になっているウィンクルムがいた。
「ぱっぷぱぷーぱっぷぱぷ!」
くるくると回るパピュッペの仕業なのだろうかと思うと、あたりをキラキラした何かが浮かんでいた。
…キャンディ、マシュマロ、チョコレート…いろんなお菓子が自分達を囲むように浮かんでいる。
「…パピュッペはやっぱり、幸せの象徴だね」
ローレンツが驚きながらそう言うと、一同を淡い光が包み込んだ。
……温かな光が、眠気を誘うように包み込む。
遠くから聞こえるパピュッペの声は、どんどん遠ざかっていった。
「ぱっぷぱぷーう」
(しあわせに なーあれ)
| 名前:永倉 玲央 呼び名:玲央、坊主 |
名前:クロウ・銀月 呼び名:クロさん、あんた |



エピソード情報 |
|
|---|---|
| マスター | らんちゃむ |
| エピソードの種類 | ハピネスエピソード |
| 男性用or女性用 | 男性のみ |
| エピソードジャンル | コメディ |
| エピソードタイプ | EX |
| エピソードモード | ノーマル |
| シンパシー | 使用不可 |
| 難易度 | とても簡単 |
| 参加費 | 1,500ハートコイン |
| 参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
| 報酬 | なし |
| リリース日 | 05月14日 |
| 出発日 | 05月22日 00:00 |
| 予定納品日 | 06月01日 |

2015/05/21-23:34
2015/05/21-23:28
プラン提出です。
・・・といっても、やりたい事が沢山あって上手く纏まりません(笑)
僕は思いっきり遊ぶ予定ですが・・・楽しみですねぇ
2015/05/19-17:07
こっちもプランはだいたい出来上がってるかね。
…あ、どうも、精霊のフロックスだ。
こっちは坊主一人と一匹のお守りになりそうだな…
(パピュッペが膝下からよじ登ろうとしてる
2015/05/19-00:27
永倉、銀月は久しぶりだな。息災そうでなによりだ。
他の者は初対面か……。ローランド・ホデアと、精霊のリーリェン・ラウだ。
プランはあらかた出来ている。
それでは後ほど…………(パピュッペを見下ろす) \ぱぷー~っ/
(ぼそっ)どうしてやればいいものやら(困り果てる)
2015/05/18-22:02
ローランドさんはお久しぶりです。
その他のみなさんは初めまして!
永倉玲央です。
パートナーはクロさんです。
よろしくお願いします!
2015/05/17-15:16
ちゃむーぱぷー、可愛いですね。
皆さん初めまして、新月と申します。
相棒はバルト。よろしくお願いいたしますね。
2015/05/17-11:24
2015/05/17-01:01
あ、あの……僕は、フレディ・フットマンだよ。
精霊のオジさん…フロックスさん、と一緒なんだ。
今回初めてだけど、よろしくね…?
2015/05/17-00:16

