


――暮れがたの紅月ノ神社には風情がある。
あなたは精霊と一緒に散歩していて、何気なくここへ足を向けていた。
そして鳥居の向こうに佇む本殿を瞳に映しながら、あなたは上のような感想を抱いた。
鳥居の朱色と暮れなずむ空の緋色が相まって、幻想的な光景を織り成している。
「綺麗だね」
「そうだな」
肩を並べて神社を見つめていた精霊も、感嘆したように同意した。
「お参りするか?」
不意に切り出す精霊。あなたは目をしばたたかせる。
「いいの?」
「嫌ならもう帰るぞ」
「嫌じゃない嫌じゃない!」
踵をかえそうとする精霊の背にしがみつき、慌ててあなたは引き留める。
なんやかんやでふたりは肩を並べて神社にお参りする。
手を合わせながら、あなたはどんな願い事をしようか思い悩む。
チラリと隣に視線を遣れば、精霊は何事か熱心に祈っているようだ。
八月も終わりごろ。
ひぐらしの鳴き声が静寂の隙間を縫うようにぽつり、ぽつりと響いている。
ひぐらしにいざなわれるあなたの思考。
――そうだ。
あなたはふと思い付き、ある願い事をした。
それはとっても大切な、あなたのたったひとつの願い事。
――どうか神様、これだけは。
これだけは、絶対に叶えてください……。
暖かな南風がその祈りに応えるように、あなたと精霊を柔らかく包みこんだ。


あなたの願い事と、精霊の願い事を指定してください。
そして願い事について話し合うウィンクルムの様子について書いてください。
買えるもの
・お守り
恋愛、健康、学問があります。
(ひとつ100jr頂戴いたします)
希望があれば、数行程度なら後日談も受け付けます。
ウィンクルムの素敵な願い事をお待ちしています。
なお、帰りに外食して300jrを頂戴いたします。
晩夏ですね。
私はひぐらしの悲しげな聲が好きです。でも闇のなかで聞くとかなりホラーじゃないですか?(笑)
ところで私は神社仏閣のファンでして、一人旅では必ず立ち寄るほど大好きなんです!!
他にも教会とか好きですね、ステンドグラスの煌めきには惚れ惚れします。
どうでもいい情報でした(笑)


◆アクション・プラン
真衣(ベルンハルト)
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お願いごと。(ちらっと、ハルトを見る そんなの、一つしかないもの。 『ハルトの横にいれる、すてきなレディーになれますように!』(しっかり両手を合わせる 「お願いごとおわり! ハルトは何をお願いしたの?」 (くるっと見上げる 「そうなの?」なら、私のも教えちゃだめなのね。 「あ、でもね。お願いがかなうようにがんばるから」(ハルトを見上げる 「ハルトは楽しみにしててね?」(小首傾げてにっこりと笑う 「ハルト?」 「よくわからないけど。がんばってね?」 私のため?(やっぱりよくわかってない 「あ、勉強のお守りを買うの」(繋いだ手を引き、移動しようとする 「でも、遅くなると真っ暗になるもの」 「今日は遅くなるって言ってないのよ」 |
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は はい お願い事をする え?それは そ その…(赤面 幸せな時も悲しい時も…? …!!? あわわ ユリアン様!? 私 私はただ『お側でユリアン様のお世話ができればいい』と 私はそう願いました それだけで幸せなんです 私は 先の事なんて…お気持ちだけで… 私には過ぎた願いです(小声 信頼申し上げています あ でもそういう事ではないのですね (立場を超えた信頼 主従に縛られたものでなく 恋人としての…) 私どうすれば え?(少し考え …いつものユリアン様でしたが あ(失言だったかしらと口を押える 違うんです! 自分では踏み込めない場所に手を引いて下さるから ユリアン様にはとても感謝しています 本当です! 楽しいです! 最近の彼を思い出し赤面 (そうだったのね… |
●真衣(ベルンハルト)の場合
暮れなずむ町のなか、真衣とふたりで並んで歩きながら、ベルンハルトはひそかに自嘲の笑みを零していた。
自分の隣を歩いているのは、まだ十歳のあどけない少女である。ベルンハルトは二十五歳。
……まさか自分が一回り以上、下の子に惹かれるとは思ってもみなかった。
季節はもう残暑。ひぐらしの聲が悲しげに鼓膜を打っている。
不意に真衣が声をあげた。
「ハルト、神社があるわよ」
「紅月ノ神社か」
真衣の指さす先に視線を遣ると、そこには紅月ノ神社と書かれた鳥居が立っていた。赤い鳥居が夕日を浴びて一層暖かみを増している。
「寄ってみるか?」
「いいの?」
嬉し気に瞳を輝かせる真衣を見下ろしながら、ベルンハルトはひそかに思った。
――願いがある。ひとりの少女と出会ってから、少しずつ芽吹き始めたたったひとつの願いが。
(真衣にはまだ理解できないだろうな……)
それを悲しく思うこともあれば、心のなかでどこかほっとしている自分がいる。
一体自分は真衣に何を望んでいるんだろう。なんとなく自分が恐くなる。ベルンハルトはひそかにため息をついた。
ふたりは鳥居をくぐるとまっすぐ本殿に向かった。
ひぐらしの聲が一層深みを増してきたように、ベルンハルトは思った。
ふと思い立ち、ベルンハルトは真衣を見下ろした。
「神社でお参りするのも作法があるんだけど、知ってるか?」
「そうなの?」
きょとんとする真衣に、ベルンハルトは優しく微笑んだ。
「まずは鈴を鳴らす。次に二回礼をして、二回手を叩く。ここで手を合わせてお願いする。最後に一礼」
実際に身振り手振りで演じて見せると、真衣はへえ、と感心したように声をもらした。
「そういえばテレビで見たことあるような気がするわ」
今度は本番。ふたりは肩を並べて作法通りにお祈りをする。
(……願いか)
このお願いをするためにわざわざ神社に寄ったなんて、真衣には口が裂けても言えない。
(『真衣が大人になるまで、見守れますように』)
無いとは思うが、万が一にも未成年に手を出す訳にはいかない。
それもある意味、ベルンハルトの切実な願いである。
……真衣が大人になるまで。
大人になった真衣が何を、誰を、選ぶのかはわからない。真衣が選んだものはすべて受け入れたいと思う。――けれど。
(真衣が俺以外を選んだ時、あっさり受け入れられるかどうか……)
それはその時になってみないとわからない。でも、少しでも真衣の傍にいたい。真衣に自分を選んでほしい。
(俺は贅沢なんだろうか)
いま、こうして真衣の隣に立って、真衣から好意を向けられ――その好意はベルンハルトが向けてくれるものとは違うが――自分は十分幸せだ。……幸せな、はずなのだ。
隣の真衣を盗み見る。何を願っているのだろう。
一方、真衣は何事か熱心にお願いするベルンハルトにちらっと視線を向けていた。
(お願い事。そんなの、ひとつしかないもの)
ベルンハルトを一目見たその時から幼心にも抱き続けてきた願い事。
(『ハルトの横にいれる、すてきなレディーになれますように!』)
真衣はしっかりと両手を合わせる。
いまはまだ、子供だけど。早く大人になって、ハルトと対等に並べるようになりたいから。
(神様、お願い)
真衣は心をこめて祈った。
……ややあって、ふたりは同時に一礼した。
「お願い事終わり! ハルトは何をお願いしたの?」
真衣がベルンハルトをくるっと見上げると、彼は苦笑いを浮かべた。
「こういうのは、教えると叶わないじゃなかったか?」
だがその微笑ましさに今度は優し気な笑みを浮かべ、ベルンハルトは真衣の頭を撫でた。
「そうなの? なら、私のも教えちゃだめなのね」
「ああ」
ベルンハルトの願いが知りたかった真衣は、一瞬残念そうに表情を曇らせて、しかしすぐににっこりと笑ってベルンハルトを見上げた。
「あ、でもね、お願いがかなうようにがんばるから。ハルトは楽しみにしててね!」
小首を傾げてにっこりと笑う真衣。その笑顔のあまりの晴れやかさに、ベルンハルトは呆気にとられた。いま、何か引っ掛かったような――
「ん?」
思わず首を傾げる。なんとなく真衣の願いがわかるような気がした。が、どうしても掴みきれない。
思考はぼんやりしていて形にならないままあっという間に霧消した。まるであと一歩というところで魚を捕まえきれなかったような気分だ。
(まあ、俺に楽しみにしといて欲しいってことは、俺が喜ぶことなのは間違いないんだろうけど……)
もしかしたら自分の希望的観測による思い違いかもしれない。あまり期待すると、あとで大きな傷を負いかねない。自分の気持ちを落ち着かせようと、深く息を吐いた。
「ハルト?」
神妙な面持ちで考え込んでいると、真衣の呼び声ではっと我に返った。
「ああ、いや」
かぶりをふると、ベルンハルトは気まずげに笑った。
「これは、俺も気を引き締めないといけないと思ったんだ」
「? よくわからないけど、がんばってね?」
「そうだな。真衣の為にもがんばるよ」
答えつつも、ベルンハルトは真衣が自分の言っている意味を寸分も理解しているとは思わなかった。現に真衣はきょとんとしてこちらを見上げている。……いや、理解してもらっても困るのだが。
真衣はまだ子供だ。別に子供をバカにしているわけではない。ただ、子供だからこそ理解し得ないことが彼女にはたくさんある。
自分の向ける好意は、真衣の向けてくれるものとはどうしても種類が異なっているのだ。
そう思うとなんだか悲しい気持ちになってきた。
一方、真衣のほうはというと。
(私のため?)
……やっぱりよくわかっていなかった。
たまにベルンハルトの言っている意味が真衣にはよくわからないことがある。
(私がまだ子供だからかな)
大人になればわかるのだろうか。ハルトの言っている意味も、考えていることも。
真衣はハルトが好きだ。けれど、ハルトは大人だ。
……子供の好きと大人の好きは何が違うのだろう。
考え込んでいると、急に手のひらにぬくもりを感じた。ベルンハルトがそろそろ帰ろうと思って真衣の手を掴んだのだった。ふたりは帰路につこうときびすを返したが、不意にベルンハルトの歩が止まった。急に思い立った、という風に。
「お守りはどうする?」
「あ、勉強のお守り買うの」
真衣はお守りのことを思い出すと、繋いだ手を強く引っ張って、急いで移動しようとする。ベルンハルトは体勢をくずしつつも、くすりと小さく笑った。
「慌てなくてもお守りは逃げないぞ」
「でも、遅くなると真っ暗になるもの。今日は遅くなるって言ってないのよ」
「なら、少し遅くなると連絡しておこうか」
そう言って携帯を取り出すベルンハルト。連絡を終えると、今度はどの色柄が良いか迷う真衣を見て、愛し気に目を細めた。
どんどん大人になっていく真衣を見つめていたい。いつまでも。もちろん――彼女の隣で。
(早く大人になってくれ……)
夏の終わりを告げるひぐらしの聲が悲し気に境内に響いている。
彼女が大人になるまでに、あと何度、このひぐらしの聲を聴くことになるのだろう。
願わくは、真衣とずっと一緒にひぐらしの聲を聴き続けることができますように。
祈りをこめて、ベルンハルトはそっと瞑目した。
……季節はすでに、秋を迎えようとしていた。
●マーベリィ(ユリシアン)の場合
マーベリィ・ハートベルとユリシアン・クロスタッドはふたりで仲良く肩を並べて歩いていた。オーガとの闘いが続いたため、気晴らしに二人で散策することになったのだ。
「夕暮れは美しいね」
夕日を仰いでユリシアンが言うと、マーベリィもはい、と小さく頷いた。
「秋の夕暮れも美しいですけど、夏の夕暮れも美しいと思います」
「さすがマリィ。素晴らしい感覚だね」
ユリシアンがにっこり微笑みながら褒めると、マーベリィはやや顔をうつむかせた。……頬が赤い気がするが、きっと夕暮れのせいだろう。その時だった。
「あ」
先に声をあげたのはユリシアンのほうだった。
「神社がありますね」
気付いたマーベリィも口を開いた。その表情はどこか明るい。ユリシアンはすかさず尋ねた。
「寄ってみるかい?」
「はい、ぜひ」
マーベリィは本当に嬉しそうに笑んだ。
……そういうわけでふたりは紅月ノ神社の鳥居をくぐった。
残暑を告げるひぐらしの聲が悲し気に響いている。
「夕暮れの神社にひぐらしか。風情があるね」
ユリシアンのつぶやきに、マーベリィも「本当に」と同意する。
本殿につくと、さきにユリシアンが口を開いた。
「ぼく達のことについてお願いしておこうかな」
「はい」
ふたりは作法に乗っ取って礼儀正しくお祈りをする。
(お願い事……)
自分のお願い事といえば、ひとつしかない。マーベリィは心をこめて熱心に祈った。
マーベリィがお祈りを終えて隣を見ると、ユリシアンはすでにお祈りを終えてマーベリィを見つめていた。
「何をお願いしたの?」
ユリシアンが尋ねると、マーベリィはかなり動揺したのか瞳を左右に泳がせた。
「え? それは、そ、その……」
……さっきも思ったが、彼女の頬が赤いのは夕日のせいだけだろうか。
(言いづらそうにしてるな)
そう察したユリシアンは自分のほうから打ち明けることにした。……何よりも、彼女自身に知っておいて欲しかったので。
「じゃあぼくから。ぼくはね『きみが幸せな時も悲しい時も側で肩を抱いてあげたい』ってね」
「幸せな時も悲しい時も……?」
マーベリィはきょとんとしている。ユリシアンは快活に笑った。
「はは。これって結婚の誓いの言葉に通ずるね。言わんとしてる所は同じと思ってくれていいけど」
「……!!? あわわユリアン様!?」
面白いほど動揺しているマーベリィ。ユリシアンはにっこり笑った。
「マリィのお願い事は何? 凄く興味がある」
マーベリィは瞬時に固まった。
(どうしましょう……)
このお願い事をユリシアン本人に告げるのはなんだか気恥ずかしい。
しばらくうつむいて無言でいたが、ユリシアンは柔和な微笑を浮かべたままこちらをじっと見つめている。……どうやら答えるまで気長に待つらしい。しばらくすると、マーベリィはようやく観念したように口を開いた。
「……私、私はただ『お側でユリアン様のお世話ができればいい』と。私はそう願いました」
その答えはユリシアンを喜ばせるには十分すぎる言葉だった。ユリシアンはにっこりと嬉しそうに笑みを刻む。
「嬉しいね。ぼく達の願いは十分にかみ合っている」
ところが、マーベリィはまだうつむいていた。ユリシアンが声をかけるより先に、マーベリィのほうから口を開いた。
「それだけで幸せなんです。私は先のことなんて……お気持ちだけで……。私には過ぎた願いです」
最後の一言は本当に小さな声で、ユリシアンの耳に届いたかマーベリィには判じかねた。
マーベリィのたったひとつの願い事。それはとてもささやかで、だけど自分にはもったいないくらいの願いでもあり。
ただ、それがマーベリィのすべてだった。
ユリシアンがいなければいまの自分は存在しなかった。彼のおかげで日々幸せな気持ちでいられるのだから。
……ユリシアンはしばらく黙ったままだった。しかし、心の中でひそかに嘆息を零していた。
かみ合っているけど、どこかかみ合っていない。本当に些細なボタンの掛け違いだけど。
「そこなんだよね……ぼくに足りないものは信用かな」
マーベリィははっとして顔をあげる。刹那、ユリシアンの真摯な瞳と彼女の視線が交わった。
「きみが頼れる存在になりたい」
マーベリィはユリシアンの切実さに打たれ、小さく息を呑んだ。真摯な要求には、真摯に答えなければならないだろう。
「……信頼申し上げています。……あ、でもそういう事ではないのですね……」
答えたものの、マーベリィはすぐあることに気づいて打ち消した。自分とユリシアンのボタンの掛け違いをなんとなく察したのだった。
(立場を超えた信頼。主従に縛られたものではなく、恋人としての……)
それがユリシアンの望むものだ。いままで主従のままでいたし、そのままでいいと思っていた。いまの関係はマーベリィにとってまったく予想外のことで身に余る光栄だ。だからだろうか、どうしても「主従としてのユリアン様と私」の枠から抜けだすことができない。
そもそも主従と恋人の線引きがよくわかっていないのだ。
おそらくそれが諸悪の根源だと思うのだが、考えれば考えるほどわからなくなる。
(私、どうすれば……)
マーベリィはシュンとしてうつむいた。このままではユリシアンの気持ちに応えることができない。
ユリシアンもマーベリィの気持ちは痛いほどよくわかっていたので、慰めるように彼女の肩にそっと触れた。
「信用を得たいならぼくも本音を出さないとね」
え、とマーベリィが顔をあげる。そのいぶかし気な視線に気づき、ユリシアンは照れたようにわざとらしく咳払いをした。
「あーコホン。最近のぼくは、きみと恋人の関係になれた事が嬉しすぎて、その、多少強引が過ぎている気がしているのだけど……呆れてないかい?」
「え?」
思わぬ問いにマーベリィは首を傾げた。少し記憶の糸をたどって思考を巡らせてみる。
「……いつものユリアン様でしたが。あ」
言い終えた直後、失言だったかしらと慌てて口を押えた。動揺しつつなんとか弁解を試みる。
「違うんです! 自分では踏み込めない場所に手を引いて下さるから、ユリアン様にはとても感謝しています。本当です!」
マーベリィの思わぬ言葉にユリシアンは虚を突かれた。……そんなことを思ってくれていたのか。
「そ、そうかい? 良かった」
動揺のあまり声がかすれてしまった。
……ふたりの間にぎこちない沈黙が落ちる。
マーベリィは最近のユリシアンの様子を思い出しこっそり赤面していた。
(そうだったのね……)
不意にユリシアンが口火を切った。
「そうだ、お守り買うかい?」
「はい、ぜひ」
二人は売店に歩を向けた。
「いらっしゃいませ~!」
巫女さんが元気よく挨拶をする。
「学業、健康、恋愛のお守りがありますが、どうされますか?」
にっこり笑う巫女さん。
「これは一つしかないよね」
ユリシアンがためらわず恋愛お守りを手に取った。続いてマーベリィも色違いの恋愛お守りを選んだ。ユリシアンのお守りは青、マーベリィのお守りはピンク。
「お代はぼくが出すから気にしないで」
そう言ってユリシアンはお代を払う。マーベリィは焦った。
それに対し、ユリシアンはにっこりと余裕の笑みを浮かべて見せる。
「気にしなくていいよ。マリィのためだからね」
「私のため……」
手の中のお守りを見つめながら、マーベリィはふと思った。
普通の恋人なら、彼女が彼氏からおごってもらうのはよく見かける光景だ。しかし、自分は罪悪感を抱いてしまう。それはマーベリィのなかに、まだ単なる「主従関係」というものが根深く残っているからだ。
心の中でそっと嘆息する。
ひぐらしが夏の終わりを告げて鳴いている。
こんな気持ちも早く終わってしまえばいいのに、とマーベリィは切に祈った。



エピソード情報 |
|
|---|---|
| マスター | 禰琉 |
| エピソードの種類 | ハピネスエピソード |
| 男性用or女性用 | 女性のみ |
| エピソードジャンル | ロマンス |
| エピソードタイプ | ショート |
| エピソードモード | ビギナー |
| シンパシー | 使用不可 |
| 難易度 | とても簡単 |
| 参加費 | 1,000ハートコイン |
| 参加人数 | 2 / 2 ~ 5 |
| 報酬 | なし |
| リリース日 | 09月06日 |
| 出発日 | 09月11日 00:00 |
| 予定納品日 | 09月21日 |

2017/09/10-22:25
真衣です!
よろしくお願いします。
2017/09/10-12:24
ユリシアン:
マーベリィと参加させて貰うよ。
よろしく。

