


イベリン王立音楽堂・ハルモニアホール――
「どうじゃ、この儂もたまには粋な事をするじゃろう!」
と言って客席でカッカッカッと笑うのは、何かとお騒がせなマッドサイエンティスト・下川博士です。
下川博士?
誰それイケメンなの?
説明しよう!
下川博士とは、自称『ウィンクルムを勝手に応援し隊・隊長』で、ウィンクルムを愛するあまり訳の分からぬ怪しい発明品を次々と生み出してはウィンクルムやA.R.O.A.本部の受付職員を巻き込むとにかくしょーもないじーさんなのである!
しょーもない発明しかしてないくせに、何故かマントゥール教団のごく一部の者は、彼をウィンクルムに力を貸す危険人物と勘違いし、時々襲撃しているのだ!
ちなみに、断じてイケメンではなーいっ!
……今回も横道に逸れてしまいましたね。
話を本筋に戻しましょう。
今日はこれから、この由緒あるハルモニアホールでちょっとしたコンサート……もとい慰霊祭が行われるのです。
「これはオーガとの激闘の末に命を落とした精霊たちの魂を慰めるためのコンサートなんじゃ。多くの有志が少しずつ寄付金を出し合って毎年このホールを借りて開催しておってな、儂もその有志のひとりなんじゃよ。お前さん方をこうして招待出来たのもその縁でな」
下川博士の話によると、この慰霊コンサートにウィンクルムで訪れるとその絆はもれなく深まり、溢れ出る愛情は命を散らした精霊たちの魂を癒してくれるのだとか。
確かに、博士の言う事は今回に限ってはなかなか説得力があります。
現に、コンサート開始前にも関わらず、あなたはいつもとはちょっと違った心境で隣に座る精霊を見つめています。
オーガと戦う事の危険や過酷さを知るあなたは、つい『もし彼を失う事になってしまったら……』と、他人事とは思えなくなっていました。
近くにいればいる程、毎日顔を合わせれば合わせる程、彼の存在はまるで当たり前のようになってしまうもの。
命を落とした精霊が過去にいるのだという事実を再認識する事は、当たり前のように思えてしまう彼の存在とその大切さを改めて考えさせてくれるようです。
「さて、儂も準備をせねばな……」
博士は懐から何かを取り出しました。
ハンカチに丁寧に包まれたそれは、写真立てのようです。
中の写真には、ぎこちない様子で並んで立つひと組の男女が映っています。
年の頃は、男性の方がやや年上には見えますが、2人とも10代後半から20代前半といったところでしょうか。
写真の中の女性はフレームの太い眼鏡を掛けており、男性よりほんの少し幼く見えるのはそのせいかもしれません。
ただ……男性の耳には特徴があります。
毛艶の良い銀毛の狼を彷彿とさせる耳……そう、彼はどう見てもテイルスの精霊でした。
男女はウィンクルムなのでしょうか?
ただ、それを示す紋章は、それぞれの洋服の裾に隠れていて見えません。
気になったあなたは、博士にその写真について尋ねました。
すると、ほんの一瞬だけ、あの博士があり得ない程寂しげな顔を見せたのです。
ですが、それは本当にほんの一瞬だけでした……。
博士はすぐにいつもの調子で喋り出します。
「ふははっ! これは儂の孫娘とその許嫁殿じゃ! どうじゃ、儂に良く似て何とも容姿端麗なおなごじゃろうっ! 2人は今日ここには来られんからのぅ、儂が代わりに会場内の愛のパワーをこの写真に閉じ込めて帰らんとならんのじゃ! ふははははっ!」
あなたは何故か、それ以上博士に聞く事が出来ませんでした。
それ以上踏み込んでくれるな、何となくですが博士がそう訴えている……そんな気がしたのです。
そんなあなたの肩をポンと叩いたのは、他でもないあなたの精霊でした。
そうです、博士の招待という点だけがどうにも不安でしょうがないですが、せっかくのコンサートを楽しまないのは損というもの。
あなたと精霊は客席のシートに深く座り直し、コンサートの開始を待ちます。
……が、その時です。
「キャアアアッ!」
会場の外から悲鳴が聞こえてきました。
「何じゃ、何が起こったんじゃ!?」
博士は写真立てを懐にしまうと、あなたたちと共に会場を出ます。
すると、1体のオーガが会場を破壊しようとやって来るではありませんか!
「ぐぬぬ……おのれオーガめ、死した精霊たちの眠りを妨げ、更にはここで愛を再確認しようというウィンクルムたちの邪魔をしようとは……許せんっ!」
博士は所持していた護身用の『ニトロまきびし』をオーガに投げつけますが、当然何のダメージも与えられません。
あなたと精霊は激昂する博士をどうどうとなだめつつ後退させると、オーガに対して構えました……。


今回のメインテーマは単純明快『オーガの打倒』です。
以下、周辺環境やオーガに関して捕捉させて頂きますので、プランの参考になさって下さい。
■環境
戦闘場所はハルモニアホールの外ですが、戦況が芳しくない場合ホール内に押し入られてしまう危険性もあります。
天候は晴れ、時間帯は昼、ほぼ無風で気温も快適です。
観客、会場関係者(いずれも一般人)が会場内及び周辺に散在、それもかなりの人数と予想されます。
戦闘にあたれるウィンクルムは、博士と共に来た皆様だけとお考え下さい。
ちなみに、その博士は皆様と同じ場所にいますので、危険が及ばないよう注意してあげて下さい。
オーガとの戦闘以外の非戦闘員としてA.R.O.A.本部に応援要請をするのは可能です。
■オーガ
今回の討伐対象は『メダ・ガルオ』というCスケールオーガ1体となります。
【特徴】
・二足歩行のトドのような形状で、大型。
・光属性。
・喉仏の部分に声を反響させる袋状の器官があり、声を超音波として増幅出来る。
・このオーガの絶叫を食らうと大ダメージを受けてしまうので要注意。
・非常に攻撃的。
・最長攻撃射程は20メートル。
・攻撃範囲は正面前方3割。
・接近し過ぎると頭突きを食らってしまうので注意。
・主な攻撃は声によるものと頭突き。
■博士について
戦闘能力皆無ですが、以下の怪しげな発明品を所持しています。
・ニトロまきびし
・カプサイシンボール
・モスキートノイズプレイヤー(スピーカー機能あり)
・CO2ガス噴射器(名称:下川の玉手箱)
まさか無いとは思いますが、万一皆様が必要と感じられた場合、各発明品を今回のエピソードに限りそれぞれ1回ずつ使用可能とします。
ただし、使用者は博士で、皆様は博士に使用を指示するのが限界です。
そのため、アテにはしないで下さい。
マスターの北織です。
毎度毎度このようなエピソードばかりをご用意致しまして、誠に申し訳ございません。
決してふざけている訳ではございません!
北織はいつでも真剣全力100%でございます!(裸芸は出来ませんが)
このオーガを会場に差し向けた黒幕もいるにはいるのですが、今回のプロローグには出ておりません。
これまで北織のエピソードをご経験なされた方は『ああ、あいつか』と察しがつくかもしれませんが、ご存知なくてもエピソード参加に全く影響はございませんので、安心してお気軽にご参加頂ければ幸いです。
また、以下は北織の勝手な呟きですので、聞き流して下さっても構いません。
(戦闘が無事に済んだら、誰か博士に写真の男女の事聞いてくれないかなぁ……聞いてくれないかなぁ……聞いてくれないかなぁ……)


◆アクション・プラン
リチェルカーレ(シリウス)
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音楽は大好きなので コンサートをとても楽しみに 一瞬曇った博士の顔に 首を傾げ オーガの姿に思わず博士を押しとどめて 危ないです 博士、下がってください 大丈夫 わたしたちが何とかします! トランス後 HTG 気を付けてねとシリウスに アロア本部へ連絡 応援要請と万が一に備え救急車の手配をお願い 中衛 後衛の人たちを守る位置取り 封樹の杖で植物を操り メダ・ガルオの足止めを狙う 逃げ遅れた人たちがいれば救助 メダ・ガルオから離れるよう指示 博士が発明品を使うなら 前衛の人たちに周知 戦闘後怪我人の手当て 博士 大丈夫ですか?お怪我は? 大事なお写真も 破れていないかしら ーお孫さんはウィンクルムなんですか? だからわたしたちによくしてくれるの? |
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すぐトランス 周囲の人達に遠くへ逃げる様呼び掛け20m以上離れる様促します 戦闘に入る前クラウスと別れる際にST 敵から距離を取り博士のそばで護衛しつつ敵を攻撃したい 博士には前に出ない様お願いし 気をつけておく いざという時は身を挺し博士を守る 対オーガ 絶叫超音波を使われる前に封じたい こちら向きで大口開けたら矢を口の中に放つ 向かなくとも喉を狙い攻撃 矢の貫通力に期待 チャンスがあれば何度でも攻撃したい 戦後 心配顔の彼に笑顔で応え手に触れる 博士に写真の人の事を聞きたい コンサートの趣旨と博士の言葉から 写真の精霊は命を落としているのでは… 「博士がウィンクルムを応援する理由は写真のお二人が関係しているんですか?」 |
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速やかにトランス おじ様のMP枯渇時DI おじ様の口上に合わせて、一般の方が安心できるようにウインクルムの紋章とトランスのオーラが見えるように示す 周囲の人や施設、近接攻撃を行う仲間に注意や攻撃が行かないよう、こちらの射程距離と頭突き攻撃を受けない距離を測りながら、おじ様と正面の位置で引き付け攻撃 おじ様の縫いぐるみが口の中に入りやすいよう、顔の周りや目を塞ぐように呪符で攻撃 呪符が鬱陶しくなって苛立って口を開けた時がチャンスです 攻撃がきた時は博士に被害が及ばないよう盾で防御 発明品は、博士自身と私達周辺に被害が及ばない事を確認してから使用をお願い その際、勢い余って博士が敵に近付きすぎないように防御する |
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ひーくん『ちょっと待って!』 よしっ、避難誘導するわよ…保育士時代を思い出してっと 皆様、これよりウィンクルムが討伐を行います オーガから離れるようにして、避難してください! オーガの攻撃が当たらないように気を付けながら 怪我人は庇いながら誘導するわよ 下川博士と合流したらひーくんにCDして 盾で博士を守るように位置取りするわ それと博士、そのスピーカーっぽいので音出せませんか? (モスキートノイズプレーヤーの事) 写真立てを持ってくるということは 故人の可能性が高い…ひ、ひーくん! ひーくんは施設育ちなんです…もしかしたら彼の両親も 戦いで命を落としたウィンクルムの一組、かもしれないんです …祈りを捧げても良いですか? |
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過去死んだ精霊さん達の為に…! 戦闘 呪符で攻撃支援 六道封印で超音波を封じれないか試す 効けば外套の閃光効果も活用 敵の正面に立たないよう立ち回る 被害を抑える為にも速攻で倒したい 超音波が来そうなら防げるか分からないけど耳を塞ぐ 博士 なるべく敵から20メートル以上離れて欲しい 超音波攻撃が来そうならモスキートノイズプレイヤーをスピーカー機能で使ってもらう 音波と音波で相殺して消音出来ないかな 写真 疑問に思っていた事なんですが、どうして博士は積極的にウィンクルムを支援しようとしているんですか? この二人がこの場所に来れなかった事と何か関係があるのでしょうか? もしお孫さんに何かあったとしたら出来る限り力になりたいです |
●オーガ討伐・序盤
突然のオーガ襲撃に、ホール内外は無秩序混乱状態となり観客らの悲鳴や怒号が飛び交う。
施設の職員が避難の誘導を試みるも全く意味を成さず、オーガ『メダ・ガルオ』がギロリと気味の悪い目を剥き口を開く……と、その時だ。
「パパパパッパパー!」
けたたましいファンファーレが辺りに鳴り響き、一般人のみならずメダ・ガルオまでが呆気に取られる。
そして、ホールの外にも関わらず何故か一ヶ所だけスポットライトが照らされたかのように明るくなり、そこには朽葉が佇んでいた。
朽葉の傍にはかのんもいる。
「さてさて、ここは我等ウィンクルムにお任せあれ」
まずはこの暴動寸前の人々を安心させようと、朽葉は飄々とした口調と柔和な表情で一礼し、かのんは周囲にウィンクルムの紋章を見せながらトランスを披露した。
「ウィンクルムだ……」
冷静さを取り戻してさえくれればあとはこっちのものである。
「皆さん、危険ですから出来るだけ遠くに離れて下さい!」
メダ・ガルオの最長攻撃射程は20メートル。
それを知るシルキア・スーは周囲の人々に距離を空けるよう促した。
「さあ、こっちだ」
と、既にトランスを済ませていたクラウスも一般人の避難誘導に取り掛かるが、人数が人数なだけになかなか統制が取れない。
「みんなこっち!」
演技力に自信のある聖もクラウスに加勢しようとするが、
「ひーくん!」
と水田 茉莉花が呼び止めた。
聖はまだトランスを済ませていなかったのだ。
「「ちょっと待って!」」
息を合わせ無事にトランスを済ませた2人は、改めて一般人に向き直る。
「よしっ、避難誘導するわよ……」
(保育士時代を思い出してっと……)
茉莉花は大きく息を吸い込むと、周囲に響き渡るよう精一杯声を張った。
「皆様、これよりウィンクルムが討伐を行います! 避難して下さい!」
「オーガからとにかくはなれてにげるんだ!」
聖や茉莉花がクラウスと共に避難誘導を始めてから程なくして、A.R.O.A.本部から続々と応援が駆けつけた。
リチェルカーレが要請した応援部隊が到着したのだ。
応援部隊とほぼ同時に救急車も到着、これも彼女が要請したようだ。
「これで何とかなるな」
クラウスはひとつ息を吐きメダ・ガルオの元に向かおうとするが、シルキアが紋章の刻まれた手を彼に差し出す。
セイクリッド・トランスをするつもりなのだ。
(だがそれは……)
神人に莫大な負担の掛かるセイクリッド・トランスを発動させる事にクラウスは懸念の表情を浮かべたが、シルキアの目に迷いは無い。
「博士の事は任せて。クラウスは敵に集中して」
(共に戦う、という事か……)
「……光と風、交わり紡ぐ先へ」
クラウスは頷くと、シルキアと共にインスパイアスペルを唱え、彼女の紋章に口付けた。
茉莉花と聖も応援部隊に一般人の避難を引き継ぎ、それぞれ転進する。
その頃、博士はと言うと……。
「ウィンクルムたちを攻撃しおって、このならず者めっ!」
怪しげな発明品を詰め込んだ小型アタッシュケースを年甲斐もなく振り回している博士はリチェルカーレに押しとどめられていた。
「危ないです博士、下がって下さい!」
「止めてくれるな可愛らしい神人さん! ここで退いては儂の矜恃が……ぐえっ!」
暴れる博士は奇妙な呻き声を上げ、その体は即座に後方に引き戻される。
「戦闘は俺たちの領分だ……あんたは後方へ」
そう言って博士の首根っこを掴んで後ろに引っ張ったのはシリウスだ。
「じゃが、精霊殿……」
それでも食い下がろうとする博士をリチェルカーレが必死で説得する。
「大丈夫、私たちが何とかします!」
そして、少々忙しなくハイトランス・ジェミニを済ませると、
「気を付けてね」
とシリウスを送り出した。
入れ違いに、人々の避難を見届けたシルキアと茉莉花も博士の元に合流する。
シリウスはリチェルカーレに小さく頷き、いよいよ前衛に立った。
●オーガ討伐・中盤
朽葉のファンファーレで当初は動きを止めていたメダ・ガルオだったが、我に返りホールに咆哮する。
前方20メートル内の舗装は砕かれ、街路樹は木っ端微塵に吹き飛んだ。
「とんでもない荒くれ者じゃのう」
朽葉はメダ・ガルオの正面に立つと、その口内を狙いツバメに似た小鳥のぬいぐるみを素早く飛ばし攻撃させようとしたが、メダ・ガルオに気付かれ口を閉じられてしまった。
「ならば、外から狙うまでじゃ」
朽葉は即座に次のツバメのぬいぐるみで攻撃を続けると同時に、盾で威嚇しメダ・ガルオの気を引く。
「何とか動きを封じたいですね」
かのんは呪符をメダ・ガルオの顔めがけて飛ばした。
「私も援護します」
アラノアも同様に呪符を使用する。
その間にもメダ・ガルオは首を左右に振って角度を変えながら絶叫しようとするが、朽葉が正面から、アラノアがサイドからそれぞれ外套の閃光を浴びせ、目を眩ませ妨害した。
その間にメダ・ガルオの懐に入り込んだのはガルヴァン・ヴァールンガルドだ。
彼は徹底してメダ・ガルオの直近に張り付き武器を振るう。
メダ・ガルオは至近距離のガルヴァンに強烈な頭突きを食らわせようとするが、彼はそれをブラッディローズで迎えうち、カウンターを見舞った。
だが、メダ・ガルオは硬い皮膚で防御し、技を繰り出したばかりで僅かに隙の出来たガルヴァンに再度頭突き攻撃をする。
そこに割って入ったのがクラウスだ。
クラウスはメダ・ガルオの頭突きを衝撃分散の足甲を頼りに受け止めると、シャイニングアローⅡで反撃し、距離を取った。
その間にガルヴァンは体勢を立て直して白黒の羽を出現させメダ・ガルオに集中し、シリウスはメダ・ガルオの死角から距離を詰める。
シリウスの動きに気付いたメダ・ガルオはすぐさま振り向き彼に向け絶叫超音波を発生させようとした。
シリウスは華麗なステップで円舞のような動きを見せ滑らかに躱す体勢を取るが、超音波の届く範囲には応援部隊と共に避難を続ける一般人がまだいる。
(間に合わないか……!)
シリウスは意を決し、盾となるべくメダ・ガルオに構えた。
その様子に戦慄を覚えたのは他でもないリチェルカーレ……と博士だ。
「レイゲル、何て無茶をするんじゃあっ!」
博士は似つかわしくない怒声を上げアタッシュケースを開ける。
リチェルカーレは博士がシリウスを「レイゲル」と呼んだ事が気になり首を傾げた……が、今はそれどころではない。
リチェルカーレはシリウスを救うべく杖で周囲の街路樹や植え込みの植物を操りメダ・ガルオの足に絡ませ、その間に
「オーガから距離を取る事だけは忘れないで慌てずに避難を続けて下さい!」
と避難の続行を促す。
更に、
「こうげきなんかさせません!」
と、高速の矢がシリウスの眼前で咆哮しようとするメダ・ガルオの頬を掠めた。
聖が茉莉花の元に移動しながら矢を射たのだ。
聖の矢でメダ・ガルオの気が上手く逸れ、
「ひーくん、ナイスアシスト!」
と茉莉花は到着した彼の頭をぽんぽんし、コンフェイト・ドライブを施す。
「オーガにダメージは与えられなくても、物理的な障害は取り除けるんじゃないでしょうか?」
博士の様子を少し離れた位置から窺っていたアラノアが声を掛けると、博士を護衛すべく盾を構える茉莉花も反応する。
「そうです、博士、そのスピーカーっぽいので音出せませんか?」
「そうか!」
博士はアタッシュケースから小型のスピーカーを出すと、メダ・ガルオに向け音量と周波数を設定した。
「皆さん、博士が音出しますよ!」
リチェルカーレが叫ぶと、前衛に立つシリウスやガルヴァンが反応しメダ・ガルオから距離を取る。
メダ・ガルオはそれを単純に好機と捉え絶叫、アラノアは反射的に耳を塞ぎ、他の皆も思わず肩を強張らせた、が……。
メダ・ガルオの絶叫は聞こえない。
「貴様の絶叫周波数と波動を計測、そしてそれを相殺出来る音波を飛ばしとるんじゃ!」
すると、今度は語気を荒げる博士に向けメダ・ガルオは大口を開け突進しようとするが、それを許さないガルヴァンとシリウスが前後でメダ・ガルオを挟み撃ちにする。
それでもメダ・ガルオはその場で絶叫しようとするが、その口内をまたも朽葉のツバメ型のぬいぐるみが狙った。
「この距離と速度では厳しいかの……」
警戒し閉じかけるメダ・ガルオの口を見た朽葉は次のぬいぐるみを用意しようとしたが、その必要はなくなる。
かのんの呪符がメダ・ガルオの視界を遮り、アラノアの呪符が喉の辺りをヒラヒラと舞い牽制したのだ。
攻撃的なメダ・ガルオは思い通りにならず苛つき、思わず再びその口を開ける。
「届いてっ!」
そこに、シルキアの放った矢が真っ直ぐに飛んできた。
矢は朽葉のぬいぐるみの背後に隠れ、メダ・ガルオには全く見えていない。
「……面白い事になりそうじゃのう」
朽葉が僅かに口端を上げた瞬間、シルキアの矢は朽葉のぬいぐるみを押すようにしてメダ・ガルオの口内を直撃した。
メダ・ガルオが痛みを堪えながら矢を抜き、口内で暴れるぬいぐるみを噛み潰した瞬間、ぬいぐるみが破裂、メダ・ガルオは苦悶の表情で呻く。
●オーガ討伐・終盤
朽葉とシルキアの攻撃で形勢は一気にウィンクルム側に有利に傾いた。
半ば呻くようにメダ・ガルオは超音波を連発させるが、威力は先程の絶叫超音波に比べ脆弱だ。
それでもメダ・ガルオはやけを起こしたかのように四方八方に超音波を飛ばす。
クラウスはホールや人々にこれ以上の被害が出ないよう移動し防御壁を築いた。
その間に聖は超音波の射程外からメダ・ガルオの喉仏に狙いを定める。
弓による狙いすました攻撃とはいえ、メダ・ガルオの皮膚は硬く高い防御力を持っており、喉仏の器官を破壊するには至らない。
それでも、コンフェイト・ドライブを受けている聖は怯まない。
「何どでもうってやります!」
再び弓を引く聖を視界に捉え、シリウスがメダ・ガルオに高速で突進し防御力を削る作戦に出た。
メダ・ガルオがシリウスの攻撃を避けきれず上体を僅かにのけぞらせた瞬間、彼は声を上げる。
「今だ!」
シリウスの合図に即座に反応した聖が飛ばした矢は、今度こそメダ・ガルオの喉仏に突き刺さった。
矢を引き抜きながらその場で暴れるメダ・ガルオだが、その大口から声が発せられる事はない。
聖の攻撃は、超音波を出す器官ばかりか発声器官まで破壊してくれたようだ。
そうなるともう警戒すべきは頭突き攻撃だけとなるが、敵もそれは自覚しているようで、とりあえず手近にいるガルヴァンとシリウスに息つく間もない程頭突きを繰り出した。
シリウスは悪意に満ちたその攻撃を躱しながらカウンターを仕掛けるが、力を増幅させ眼前のメダ・ガルオしか見えていないガルヴァンは真っ向から武器をぶつける。
「あの威力、入れば必殺じゃろう」
ガルヴァンの能力を見抜いた朽葉はあえてメダ・ガルオとの距離を詰めると、等身大の鏡を出現させた。
鏡に映ったメダ・ガルオはケタケタと嘲笑しながら本体にカウンターを見舞い、逆サイドからはクラウスの光の輪が同様に敵の攻撃を反射させガルヴァンを援護、更には背後から高速突進してシリウスが一層防御力を削り取っていく。
「このホールではお前がヘッドバンギングするようなイベントの予定はない!」
皆の連携で足元のおぼつかなくなったメダ・ガルオに、白蛇を彷彿とさせる姿に変形したガルヴァンの武器が容赦なく叩き込まれ、メダ・ガルオは地を震わせながらようやく倒れた。
「シルキア! 大丈夫か!?」
セイクリッド・トランス発動後の反作用で倒れ込むシルキアを、駆けつけたクラウスが寸での所で抱き止める。
今にも泣き出しそうな程の心配顔を見せるクラウスに、シルキアは脱力感と激痛に襲われながらも何とか笑顔を返し彼の手に触れた。
「これは一大事じゃ! コンサートを再開しお前さん方に愛のパワーを補給せねば! 関係者に談判してくるわぃ!」
シルキア程ではないが疲労感を滲ませているウィンクルムたちを見た博士は、ホールに小走りした。
●新たなる戦慄
小一時間ほど後、博士の無茶ぶりもとい懇願が功を奏してコンサートは再開される運びとなった。
「ふははっ、折角じゃからA.R.O.A.本部のいつもの受付嬢殿にもこっちに来るよう声を掛けておいたぞ。そういえば、その受付嬢殿から聞いたが、一般人を避難させホールを守ってくれたお前さん方のあっぱれな働きぶりに王家がいたく感動してな、報酬を上乗せしてくれたそうじゃ! それで仲良く美味いものでも食べて愛を深めたら良い!」
「それより博士、お怪我はなかったですか?」
やけに明るく振る舞う博士を気掛かりに思ったリチェルカーレが問う。
「ふははっ、儂はこの通り、皆のお陰でピンピンしとる!」
「大事なお写真も、破れていないですか?」
「はっ、そうじゃ! おお……大丈夫じゃ、良かった良かった……」
リチェルカーレに言われ慌てて懐から写真立てを出した博士は、損傷が無い事にほっと息を吐いた。
「孫娘というのは、目に入れても痛くない程可愛いものなんじゃろうな。どうじゃ、この待ち時間の間、独り身の爺に孫自慢でもしてみんかの?」
博士の隣に座る朽葉は、写真立てを覗き込みながら博士が自ら語りたくなるよう上手く水を向ける。
「ふはは、そりゃあもう可憐で賢くて、ただかなり奥手でナイーブでのう……」
最初こそ笑っていた博士だったが、そこまで言うと途端に口を噤んでしまった。
(このコンサートの趣旨と今までの博士の言葉から察するに、あの写真の精霊は命を落としてるんじゃ……)
シルキアが思案しながら茉莉花と目を合わせると、茉莉花もまた神妙な面持ちを見せる。
(写真立てを持ってくるという事は故人の可能性が高いわね……)
触れない方がいいのではないかとあえて沈黙する茉莉花の隣で、
「今日しゃしんの人来られないって言ってましたけど何のご用だったんですか?」
と、聖があっけらかんと質問してしまう。
「ひ、ひーくん!」
茉莉花は慌てて聖の口を塞ぐが、彼が目で何かを訴えてきている事に気付きすぐにその手を放した。
「そ、それはじゃな……」
聖のストレートな眼差しと質問に、嘘や誤魔化しが利かないと感じた博士は言葉に窮する。
その博士の背中を押すかのように静かに問い掛けたのはアラノアだった。
「疑問に思っていた事なんですが、どうして博士は積極的にウィンクルムを支援しようとしているんですか? その写真の2人がこの場所に来れなかった事と何か関係があるんですか?」
「……そもそもこの2人はウィンクルムなのか?」
ガルヴァンがアラノアに耳打ちしたが、そこは『女の勘』には敵わない。
アラノアのみならず、シルキアやリチェルカーレもこの写真の男女をウィンクルムと見ていた。
「博士がウィンクルムを応援する理由には、写真のお二人が関係しているんですか?」
「さっきシリウスの事を別の名前で呼んでましたよね……お孫さんはウィンクルムなんですか? だから私たちに良くしてくれるの……?」
心から愛するウィンクルムたちにここまで訊かれ、博士はもう隠せなくなった。
「神人さんたちの言う通りじゃ……」
「無理にとは言わぬが、2人の事を訊かせてはくれないか?」
クラウスが請うと、博士は小さく頷き口を開く。
「孫の名は『楓』というてな、高校生の頃に突然顕現しおったが、幸いにもすぐに適合する精霊が見つかった。それが、この写真の青年・レイゲルじゃ」
「レイゲル……さっきの?」
僅かに目を見開くリチェルカーレに、博士は苦笑した。
「レイゲルが命を落とした時の状況に少し似ておったものじゃから、ついそう呼んでしまった」
「やはり、その精霊は亡くなっていたんですね……」
シルキアが伏し目がちに呟く。
「これは出会って間もない頃の2人を儂が無理やり並ばせて撮った写真じゃ。2人ともひどく奥手でこの調子じゃったが、互いに一目惚れしておる事は一目瞭然でな。じゃが、契約して間もないある日、楓はオーガに襲われてしまった。彼が盾となり、お陰で楓は怪我ひとつ無かったが、レイゲルの方は応援も間に合わずオーガと相討ちに……。テイルスは勇敢だと評判じゃが、レイゲルはテイルスでもかなり文人気質でな、同族の中には彼を意気地無しと罵る者もおった。じゃが、やはりテイルスの血が流れていたのじゃな、他人と取っ組み合った経験すらないというのに、楓を守るために……。それ以来、儂は楓とレイゲルのような不幸を防ぎたくて、ウィンクルムを全力で応援しとるんじゃ」
「しんじゃった人なら、すなおにうらやましいなって思っちゃうな……だって、ぼくの両親は顔も何してたのかも全ぜんわかんないんだもん」
茉莉花が聖の言葉の端々を補うように加える。
「あの、ひーくんは施設育ちなんです……もしかしたら、彼の両親も戦いで命を落としたウィンクルムのひと組、かもしれなくて……その写真に、祈りを捧げてもいいですか?」
「もちろんじゃ! レイゲルも喜ぶじゃろう」
茉莉花は写真立ての前で手を合わせ、黙祷した。
だが、怪我ひとつ無かった筈の楓は何故この場にはいないのか……?
「楓さんは今どこに?」
クラウスの問いに、博士は悲しげに首を横に振った。
「レイゲルの葬儀が済んだ翌日から行方不明に……余程ショックだったのじゃろう……」
それを聞き、ガルヴァンは博士の足元にあるアタッシュケースに目を落とす。
「博士、孫娘も発明が得意だったか? それと……『ニキータ』という女に心当たりはないか?」
「確かに、楓は儂に似てあれこれ発明するのが得意じゃったが、その『ニキータ』という名前には聞き覚えが無いのう……」
「そうか……以前、神人にしか聞こえない怪音波を出す特殊スピーカーが事件を引き起こした事があった。あれを設置した女・ニキータはそれを見ながら『奇抜な発想の割には詰めが甘い』とか、『血は争えない』とか言っていた」
「まさか、楓が……?」
「あのスピーカーにしろ何にしろ、ああいう変わった発明が出来る才能を持つ人間は限られてくる。しかもニキータの言葉……俺はそうだと睨んでいる」
「信じたくはないが……」
「動機はある、という事か?」
ガルヴァンの駄目押しの一言に、博士は力無く頷いた。
「レイゲルの死の直後、楓は何度も『神人なんかいなければ』と呟いていた。欲目かもしれんが、楓なら物理的に神人を潰す物を作り出せるだけの頭脳はある……」
皆が博士の言葉に瞠目したその時。
「どういうつもりだ」
と、シリウスが低く唸るような声で背後の客席を威嚇する。
「相変わらず鋭いわね」
シリウスの声に軽薄な調子で返しながら姿を現したのはニキータ・ルドルフだ。
シリウスは反射的に客席を飛び越え武器に手を掛けようとするが、ニキータが酷薄な笑みでそれを止める。
「いいの? こんな場所でケンカおっ始めても」
「……っ」
シリウスがやむなく手を下ろしたのを見て、ニキータはガルヴァンを指さした。
「そこのディアボロ君、なかなかの洞察力ね。猪突猛進型で最初に始末しやすいタイプかと思ったけど、考えを改めるわ」
「お前の狙いは何だ? 嫌がらせでもしているつもりか?」
ニキータはクラウスを嘲笑う。
「アハハッ、嫌がらせねぇ……この程度じゃ物足りないって事ね。いいわ、こっちはアンタらウィンクルムの事なんてそこのイカレジジイよりよぉく知ってるし、そろそろ精霊たちをどん底に追い詰めてやろうかしら。あら、そろそろ開演よ、束の間の平和を楽しんでちょうだい」
ニキータは人並み外れた速さでホールの出入り口まで移動すると、瞬きする間もなくその姿を消した……周囲の観客も気付かぬうちに。
「あれがニキータか? 一体何者なんじゃ……楓はあやつの傍にいるのか……?」
呆然とする博士に、アラノアが声を掛ける。
「それはまだ何とも……。でも、私たちはお孫さんの為に出来る限り力になりたいです。だから博士、どうか気を落とさないで下さい」
「ありがとう……ありがとう……」
博士はウィンクルムたちに何度も頭を下げるのだった……。
| 名前:かのん 呼び名:かのん |
名前:朽葉 呼び名:朽葉おじ様 |
| 名前:アラノア 呼び名:アラノア |
名前:ガルヴァン・ヴァールンガルド 呼び名:ガルヴァンさん |



エピソード情報 |
|
|---|---|
| マスター | 北織 翼 |
| エピソードの種類 | アドベンチャーエピソード |
| 男性用or女性用 | 女性のみ |
| エピソードジャンル | 戦闘 |
| エピソードタイプ | ショート |
| エピソードモード | ノーマル |
| シンパシー | 使用不可 |
| 難易度 | 普通 |
| 参加費 | 1,000ハートコイン |
| 参加人数 | 5 / 2 ~ 5 |
| 報酬 | 多い |
| リリース日 | 05月25日 |
| 出発日 | 06月02日 00:00 |
| 予定納品日 | 06月12日 |

2017/06/01-22:06
じゃあ、ぼくとママでひなんゆうどうしますね!
あと、ママがはかせを守っているよていなので、
モスキートノイズプレーヤーを使ってもらうように言えると思います。
あと、何が出来るかなぁ?考え中です。
で、ぼくがしゃしんの話だい、とっぱ口を開いてみますね。
えんぎは自しんがあります!
2017/06/01-20:58
それでは、アロア本部への連絡はわたしが入れておきますね。
救援要請と万が一にそなえ、救急車もお願いしておくといいでしょうか。
TDのスキル「アレグロ」が成功すれば防御力を下げられますので、シリウスはそれを使って攻撃するそうです。後は先にも言ったように、後衛へ近寄らないよう引きつけ役をと。
写真のことはわたしも文字数に余裕があれば、聞いてみたいと思います。
2017/06/01-20:11
埋まりましたね、改めてよろしくお願いします。
>発明品
私もモスキートが気になります。
どうなるか興味が湧きます。
私の方では使う予定ありませんが、使う事に反対はないです。
博士が飛び出さない様に気をつけておきます。
AROAへの連絡は私も必要と思います。
えっと、お任せしても良いでしょうか。
私達の行動は、
超音波をもし使われた場合、クラウスはl8を使用します。
建物が範囲内に入っていた場合にも守りたいです。
他にl4で接近戦と怪我人が出ましたらl9を。
私は先に言った通り博士守りつつセイクリッド・トランスで弓攻撃を。
プランは提出しました。
調整はできます。
2017/06/01-19:44
そう言えば、私の行動予定をお知らせしていませんでした
ディスペンサを使う前提なので、私もおじ様の近くで呪符を使っての遠距離攻撃を考えています
正面から頭突きの届かない距離で攻撃して、メダ・ガルオ気を引いていれば、多少は近接攻撃される皆さんが攻撃される可能性が減るかとも思うので
写真については、おじ様が孫娘さんのことを少し聞いてみたいようです
2017/05/31-23:26
アラノアとSSのガルヴァンさんです。
よろしくお願いします。
超音波は何としても妨害したいですね。頭突きも正面に立たないように気を付けたいですね。
博士の発明品の中ではモスキートノイズプレイヤーが使えそうかなと思いました。
あまり詳しくはないんですが、音波を音波で相殺して消音出来るらしいので。
あと写真についても触れときたいですね…一体博士の孫娘と精霊に何があったのか…
2017/05/31-23:24
リチェルカーレです。パートナーはTDのシリウス。
皆さん、よろしくお願いします。
沢山の人がいるようなので、アロア本部への救援要請はいれたいですね。
声かけは聖くん、お願いしても良いでしょうか?
朽葉さんのファンファーレもいいと思います。よろしくお願いします。
シリウスはメダ・ガルオの足止め、わたしは博士の護衛をしながら杖か神符での拘束をしようかなと考えています。
2017/05/31-19:55
プレストガンナーのひじりです。
ママといっしょにえんそうを聞きに来ていました。
ひなんの声かけは、ぼくの方でやってもいいですか?
ママとひなんをさせてから、ぼくはp5、p7でこうげきするよていです。
あと…はかせにしゃしんの人の事、聞いた方がいいのかなぁ?
2017/05/31-05:36
かのんとトリックスターの朽葉じゃ、よろしゅうに
さてさて、周りに被害が出ないうちに何とかしたいもんじゃの
ひとまず周囲に人もおるようじゃし、いったん我々に注意を引き付けた方が良さそう故、まずはt7鳴らそうかと思うておるが
この時に、避難の声かけ等もしやすくなるんじゃないかの
後はt4で鳥のぬいぐるみを出して、遠方からの攻撃が主になろうか
あわよくば、口の中に飛び込ませて破裂させられんかのと思うんじゃが
ところで、博士の発明品はどうしたものかの?
使うとしても、博士が前に出てこんように気を付けねばならんと思うんじゃが
2017/05/31-01:23
あ、STはセイクリッド・トランスです。
変換されない…。
2017/05/31-01:21
シルキアとLBのクラウスです。
よろしくお願いします。
敵が一体なら集中攻撃で速攻倒したいです。
会場への被害抑える為にも。
私は博士守りつつSTで弓でガルオの喉か口の中狙います。
絶叫攻撃は封じないと怖いですよね。
クラウスは前に出てカウンター攻撃を予定しています。
さっと倒して、博士の写真の話を聞きたいかな、と思っています。
周辺にいる人たちは20m以上離れるよう声をかければいいのかな?
今はこんな感じで考えています。

