未開領域情報
■新地域情報 New!
もっとも早く真実の儀式を行うことが出来た隊の目の前では、
長いあいだ封印されてきた巨大な両開きのドア開き遠い遠方の空間との道が開きました。
そこに見たものは……
通路が開いた先は小高い丘の山頂で、辺りを一望できる場所でした。
見渡す限りの森林地帯、鬱蒼とした森は黒い森と呼ぶにふさわしいでしょう。
雲間から月が現れ、遥か遠方に城らしい建物が見えます。
美しいはずの高く鋭い尖塔をもった城は、何故か見た者を戦慄させました。
あたりは、不気味な程静まり帰っています。
と……どこか遠方で狼の遠吠えが響きました。
●ギルティ・ガルテン(旧名ゴシックエリア) New!
古い記録にある「ゴシックエリア」が今回発見された地域と同一であると考えられています。
ゴシックラントは、吸血鬼や狼男の伝説でよく出てくる怪物の故郷とされており、伝説通りならそれらに対する対策が必要になるでしょう。
ただし、今回のダンジョン探索の最中に発見された記録「アデン卿の日記」によれば「黒い森に闇が蠢くギルティ・ガルテン(ギルティの庭)」と命名されており、強力なギルティの存在が示唆されています。
●吸血鬼伝説とギルティ New!
伝説に出てくる吸血鬼は、強力な力をもち不死で、多くの怪異や人間を支配する恐ろしい存在として登場しますが、最近のある研究によれば、古い時代のギルティとの共通性が指摘されています。
もし、吸血鬼のような能力を持ったギルティが存在したならば、人間や精霊の心を操り、心身ともに支配してしまう存在として、今までにない大きな驚異となるでしょう。
●アデン卿の日記 New!
ダンジョン探索中の一隊が古い日記帳を発見しました。
アデン卿の名は、ダンジョンが封印された当時、伯爵が派遣した探検隊の隊長であり、ダンジョン封印の責任者でもあります。
・美しく過酷な世界
日記にはダンジョンを抜けた先の三つの地域について僅かに記載されていまた。
一つは熱砂の砂漠、一つは神秘の海、そして黒い森です。
どれも美しく、それぞれ謎と冒険を秘めた地域でしたが、オーガや怪異がすでに勢力を張っており、地元の人々に助けを求められたものの、探検隊の力ではどうしようもなく、やむなく撤退してきています。
・調査隊の全滅
当時の伯爵は発見されたダンジョンが、危険な場所と繋がっている事を恐れていました。
三つ目の地域の調査を終えた探検隊は、三ヶ所すべての封印を決意します。
しかし、三ヶ所目の封印の最中、襲撃を受け封印には成功したものの探検隊は全滅しました。
●A.R.O.A.からの報告 New!
上記の情報を元に、A.R.O.A.では急遽、緊急評議会が開かれ以下の内部通達がありました。
現在、情報が完全に揃っていないので確たることは言えないが……、と前置きをした上で。
「近いうちに、該当地域『ギルティ・ガルテン』に対して、A.R.O.A.として本腰を入れた調査を行う予定である。
危険な地域である可能性が高く、かなりの覚悟は必要と思われる。
それまでは準備を万端とし、通達を待つように」
基本情報
●忘れられた古都「ウルプス」
数百年昔、ショコランドに統一王朝があった時代の王都跡です。
伝説では、時の王に嫁いだ花嫁に化けたオーガによって、統一王朝は内戦になり現在のように3つに分裂してしまったと言われています。
王都は一度焼失しましたが、いまでも地下の大部分はそのまま残っていると言われます。
地上はほとんど何も残っていませんが、無数に空いた穴が、地下への入り口になっている場合があります。
周囲はなだらかな丘陵地帯で「幸せの兎」たちが住んでいます。
ボッカたちの影響で、一部が凶暴化して暴れており、危険な場所もあります。
ウルプスの地下のどこかから以下の2つのダンジョンへ入ることができると言われています。
・奈落のルプト(王冠が設置されているらしい)
・時計じかけのサナウン(錫杖が設置されているらしい)
●彷徨えるバザー「バザー・イドラ」
伝説の夜な夜な現れる不思議なバザーです。
王家に伝わった幸運のランプなしで偶然出会える可能性は100年に一度と言われてますが、ランプがあればある程度高い確率で出会うことができます。
バザーには大小無数のテントが立ち並び、毎夜配置が変わると言われています。
テントには、飲食店やサーカスなどの見世物もあり、来るものを飽きさせません。
バザーは朝日とともにその姿を朝露のように消してしまいます。
なお、同じ店にもう一度行くためには、店からマップをもらわない限り、二度と行き着くことはできません。
バザーのどこかのテントから、以下のダンジョンへ繋がっていると言われています。
・逆立ちのグラプ(剣が設置されているらしい)
ダンジョンの中は時間の流れが通常と違うのか、ダンジョン探索中に朝になってしまったという話は聞きません。
■ショコランドの三ダンジョン
ショコランドの王国が3つに分裂した直後発見された地下ダンジョンです。
だれが何のために作ったのかは今もよくわかっていませんが、伝説によると別の地域へつながっていると言われています。
ショコランドの王国が分裂直後で混乱していたため、当時の伯爵が調査を行いましたが、急遽伯爵家の家宝の力を使って封印したと記録にはあります。
封印した理由は記録に残っていません。
3ダンジョンとも迷路⇒第一の部屋⇒第二の部屋⇒最後の部屋の構成になっています。
●奈落のルプト
そこらじゅう落とし穴だらけのダンジョンです。
一度落とし穴に落ちてしまった者は、ダンジョンの封印が解かれるまで未来永劫、奈落を彷徨うことになります。
・第一の部屋「透明人間の間」
不自然に真っ赤に部屋中が塗られた部屋です。床も天井も真っ赤です。家具などはありませんが数本の柱があるようです。(真っ赤な部屋に真っ赤な柱があるので、わかりにくいです)
部屋の中には光源のわからない光が満ちていて、灯りはいらないようです。
昔この部屋に踏み込ん探検隊は、見えない敵からの攻撃で大損害を受けました。
壁には何かで引っ掻いた文字で「やつは赤い!」と意味不明なことが書かれています。
(部屋サイズ:30m×30m、天井7m)
・第二の部屋「影の巨人の間」
真っ暗な部屋で、中央に魔法の明かりが空中に浮いています。(これは消すことができません)
伝説では、以前ここに踏み込んだ探検隊は、巨大な影の巨人に襲われ全滅しました。
部屋の壁には「明かりを増やせ、ぼんやりさせろ」と走り書きがあります。
(部屋サイズ:50m×50m、天井15m)
・最後の部屋「真実の部屋」
この部屋は安全です。
真実の儀式を邪魔するものはいません。
部屋の奥には巨大な扉があり、扉の前には「王冠」が封印されています。
(部屋サイズ:25m×25m、天井10m)
●時計じかけのサナウン
中は時計の音が鳴り響いています。
壁や床天井にも時計の文字盤が埋め込まれており、正確に時間を刻んでいます。
なお、中には違う時刻を刻んでいる時計があり、それに触れると時間の狭間に捕まって二度と出てこれなくなるとも言われています。
・第一の部屋「ゴブリン皇帝の間」
ここには敵はいません。
ただ、自称ゴブリンの中の皇帝と言っているゴブリンが玉座に座っています。
次の部屋へ行くためのドアは魔法のドアで、このゴブリンのテレパシーに反応して開閉します。
皇帝は貢物を要求してきます。
コンビニ売ってそうな安物の貢ぎ物を用意してください(費用は王子が持ちます。高すぎたり手に入りそうにないものだった場合は、B玉を王子がくれます)
ゴブリン皇帝は悪人ではないです、おだてられると喜びます。
(部屋サイズ:25m×25m、天井10m)
・第二の部屋「ひまわりの間」
たいへん広い部屋で、足元は砂地になっています。
そして部屋の中央には一群の食肉巨大ひまわり(高さ5m)が群生しています。
侵入者に気がつくと、根っこを抜いて追いかけてきます。
戦うか、走り抜けるか判断が必要です。
(部屋サイズ:50m×50m、天井10m)
・最後の部屋「真実の部屋」
この部屋は安全です。
真実の儀式を邪魔するものはいません。
部屋の奥には巨大な扉があり、扉の前には「錫杖」が封印されています。
(部屋サイズ:25m×25m、天井10m)
●逆立ちのグラプ
ダンジョン内部では侵入者にだけ、重力が逆さまに働きます、隊は天井を歩いて回ることになります。
ただし、ときどき正常な重力の場所があるので、注意が必要です。(ぱっと見ではわかりにくいです)
・第一の部屋「灼熱の間」
砂漠の昼間並みの高温と乾燥が襲いかかってきます。
巨大な蟻地獄が複数体、砂の中に隠れており、獲物を待っています。
巨大蟻地獄に落ないための工夫が必要です。(ロート状の砂の罠は20m四方です)
(部屋サイズ:200m×200m、天井20m)
・第二の部屋「ミイラの部屋」
非常に乾燥した部屋で、大量の乾燥したミイラが横たわっています。
数は数百体です。
ここは何もない巨大な鍾乳洞です、誰かが部屋に一歩踏み込むと、ミイラは一斉に襲いかかってきます。
入り口の反対側に最後の部屋へのドアがあります。
ミイラは数が多いですが、とても乾燥しており、歩く速度も遅いです。
走り抜けるか、戦うか判断が必要です。
(部屋サイズ:250m×250m、天井30m)
・最後の部屋「真実の部屋」
この部屋は安全です。
真実の儀式を邪魔するものはいません。
部屋の奥には巨大な扉があり、扉の前には「剣」が封印されています。
(部屋サイズ:25m×25m、天井10m)
●真実の儀式
ダンジョンの封印を解くには「真実の儀式」が必要と言われています。
真実の儀式の内容については、口伝しか残されていませんが、「大切な人に伝えていなかった真実」を封印が行われている「真実の部屋」で行うことだと言われています。
沢山の真実が集まることで封印が解けるのだと伝えられています。
ダンジョン攻略は、フェスイベの選択入力を使って行います。
バレンタインの一回目入力「ショコランドの各王国の城の安全を確保する作戦」と二回目入力「対ボッカ戦闘」と同じ感じにあります。
ダンジョンは一晩のうちに攻略可能なので、彷徨えるバザーのダンジョンでも夜明けを気にする必要はありません。
■爵位継承式「幸運の灯火の儀」
前の伯爵から新しい伯爵へ爵位を受け渡す儀式です。
儀式の内容は、バレンタイン城の天守閣にある、幸運の灯火という大きな聖火台に炎の下、4つある伯爵家の宝のうち一つを前の伯爵から新しい伯爵へ手渡すことで終了します。
伯爵家の宝とは「王冠」「錫杖」「宝剣」「盾」の4つです。
この宝のうち「盾」だけが城に常備されており、先代先々代の儀式では用いられてきました。
ところが、今回城の城門に安置して城門に守りの魔力を与えていた宝「盾」が、門もろともボッカに破壊されてしまい使うことができません。
残りの3つの宝は訳あって、ショコランドの3つのダンジョンの奥に安置されています。
3つの宝のどれかを城に持ち変える必要が出てきました。
また、もう一つ、天守閣がハングリージョーのために一部食べられてしまい、長年燃え続けていた幸せの炎が消えてしまっています。
この炎を再点火するために「幸せの灯火」を集める必要があります。
■ダンジョンの噂
家宝があると言われているダンジョンには伝説があります。
・3つのダンジョンはそれぞれ別の地域への入り口で、伯爵家の家宝によって封印されている。
・ダンジョンを抜けた先は、怪物が徘徊する恐ろしい場所だ。
・ダンジョンを抜けた先は、素晴らしい文化を持った高い文明がある。
・ダンジョンの封印を解くには「真実の儀式」が必要である。
■伯爵家の4家宝
・盾:残念ながら、ボッカの攻撃で門ごと破壊されてしまいました。城や個人の防御力を飛躍的に増す能力がありました。
・王冠:領土内の「気」を安定化させ、気候に良い影響を与える力があると言われます。
・錫杖:国内の節度を高め、民心を安定させる力があると言われています。
・剣:軍事力の強化する力があると言われています。
■大浴場
先々代の伯爵が作った豪華な大浴場です。
贅を尽くした作りで、一度に数百人は入れる広さですが、ここに一人で入るのが醍醐味?
大理石の彫像が沢山おかれていますが、戦闘の邪魔になるほどではありません。
滑りやすいので注意しましょう。
■ボッカ寝室
先々代の伯爵が作った豪華な寝室です。
あまりに豪華なため、最近は王族などを迎えた時の特別な部屋として使われていました。
広間のような部屋の中心に、天蓋付きの大きなベットが置かれています。
ベールのカーテンが部屋のあちこちに下ろされているので、やや視界が悪く柱の影などに隠れられる場所が多くあります。
■秘密司令部
地下20m、5mの厚さのコンクリートと、50cmの厚さの鋼鉄板によって守られています。
有事の際には、自動的に鋼鉄の扉が閉まり、鉄壁の防御を誇っています。
(直接、秘密の通路から、司令室に入るので関係ありませんが……)
司令室は教室2つ分くらいの広さで、それほど広くはありません。
また、太い柱が多くたっており、視界をさえぎる上、戦闘の際、邪魔になります。
■中庭
大浴場、寝室、秘密司令部のちょうど真ん中にあり、悪意のハングリージョーが目撃された場所です。
広いグランドほどの広さがあり、本来は綺麗な庭園で一年中珍しい花々が咲き乱れる場所でした。
おそらく、悪意のハングリージョーが、何もない平地に変えてしまっているでしょう。
なお、ヘイドリック王子の記憶では、ハングリージョーが苦手な(味の)コーラルペッパーの林が庭の中央にあったらしく。
この林(20m四方くらい)は食べ残されていると思われます。
コーラルペッパーは、大木ではないので、身を守ることは難しいですが、葉の多い植物なので隠れることは出来るかもしれません。
■バレンタイン地方
ミットランド南方に位置する妖精が多く住む地域です。
常夏のパシオン・シーより少々北に位置するものの、紀行は温暖でカカオなどを中心に沢山のお菓子原材料の生産地になっています。
大部分がバレンタイン伯爵の領土で、ほぼ中心にバレンタイン城と城下町そしてショコランドの木があります。
■バレンタイン伯爵領
バレンタイン地方のほとんどがバレンタイン伯爵の領土で、スペクルム連邦内でも自治色が特に強い地域です。
伯爵領内では、連邦の法律以外に伯爵家が作った法令も同等の執行力をもっています。
A.R.O.A.の活動には規制はありませんが、伯爵家には敬意を払うのはお約束です。
■バレンタイン城
バレンタイン地方の中心にあり、政治経済の中心地でもあります。
城の周りには城下町が広がり、領内で豊富に取れるお菓子の原料からお菓子作りが盛んです。
城は高さ30mの分厚い城壁に囲まれていますが、さらに魔法障壁を設けて場内へ入れないように工夫されています。
正面の城門は特に堅固で、ここ数百年間あらゆる攻撃に耐えてきました。
巨大で分厚い城門は、その上にそびえる2本の楼閣とともにバレンタインに住む人たちの誇りの象徴でもあります。
城壁はほぼ正方形の形状で一遍は2kmほどあります。
内部には伯爵一族用の豪華な邸宅と政庁を兼ねた建物と、迎賓館などがあります。
また、その周辺には、大量のカカオやチョコレート、お菓子の材料各種がはいった倉庫が並びます。
城壁が完璧な防御施設なため、内部には防衛施設は全くなく、邸宅と庭園風の風景が広がっています。
・秘密司令部
実は伯爵家のものだけに伝えられている(ことになっている)隠し司令部という場所が地下にあり、
お白全体を指揮することができるようになっています。
モニターとかがあったり、無線や電話のたぐいが一箇所に集められています。
ただ、メイドさんが毎週掃除に行くので、秘密・・・は守られていません。
・破壊される城門
ボッカはこの巨大で丈夫な門を破壊してしまいます。
破壊された拍子に、かかっていた魔法がおかしくなってしまい、どこからも中へ入れなくなってしまいました。
■ショコランド
バレンタイン城の裏の丘にそびえる巨大な樹木「ショコランドの木」から繋がったメルヘンワールド(異空間)です。
ショコランドの木の幹に空いた穴からショコランド世界へ入ることができます。
このショコランドも名目上伯爵領なので、伯爵は連邦地図上に同土面積よりもずっと広い領土を持っていることになり、財政を潤してきました。
今まで、この世界へは、伯爵の許可を得た極僅かな者たちしか出入りが認められませんでしたが、
今回の事件で三王子(後述)名でウィンクルムは出入り自由になっています。
■ショコランド3王国
上記三王子の母親の治める王国です。
王国といっても住人は妖精さんや小人さんがほとんどで、人口規模は村程度です。
面積もすごく田舎の村(面積は広いが人口はまばら)くらいなな感じです。
■キャンディニア王国
名前のとおり、キャンディでできたお城「ストラオプ城」を中心に、キャンディで飾り付けられた家々が城下町を作っています。
キャンディ類のお菓子の生産を手工業で生産しています。
お城の尖塔や町の大きな家々は、屋根の上に巨大なキャンディを使った飾りをつけており、夜はネオンのようにキラキラ輝きます。
赤の騎士団という、軍隊をもっていますが、猫に乗った小人騎士達で、やる気はともかく戦力としては役に立ちません。
一応、騎乗突撃を得意とし、キャンディのヤリで攻撃します。
■クッキーラント王国
小高いクッキー丘陵の上にそびえる城塞都市(町の周りをぐるりと城壁が囲っています)がクッキーラントです。
クッキーを使った高い城壁に囲まれた町は、もちろんクッキーの生産が主体です。
城壁には、投菓子器(1mくらいあるクッキーを飛ばす)などが装備され、まもりを固めています。
クッキーラントにも黄羽レンジャーという羽のある妖精たちの襲撃部隊があります。
偵察員としてはとても優秀ですが、戦力としてはほぼ頼りになりません。
城壁ないの町は迷路のように入り組んでいますが、
道幅は馬車が通れる程度に広いので幅自体はそれほど戦闘の障害にはなりません。
ただし、曲がりくねっていますので、見通しが悪く遭遇戦には注意すべきでしょう。
街中の主だった場所は街灯があり、夜でも明るく照らされています。
街灯は独立した魔法照明なため、一つづつ破壊しない限り道を照らします。
■マシュマロニア王国
柔らかいマシュマロの森(キノコの森のような感じ)の中にあるマシュマロタワーを中心に広がる村々がマシュマロニア王国です。
他の2つの王国の半分程度の小さな国ですが、マシュマロの段々畑が続く美しい国です。
静かな国ですが、産業がマシュマロ農業だけなので、裕福ではありません。
マシュマロパンチャーという戦闘部隊も持っていますが、名前のとおり戦力としては期待できません。
■ショコランドの住人
体長20~50cmくらいの羽のある妖精(飛行能力有り)が一番多く住んでいます。
種類はとても多く、蝶の羽、トンボの羽、光の羽など雑多です。
国によって、マシュマロの服を着ていたり、キャンデーの装身具をつけていたり、自己主張しています。
ショコランドの入り口(ショコランドの木が一番多い)付近にはカカオの精が住んでいます。
カカオの精は、チョコレート色の衣装を着て、それに合わせた装身具をつけているので一目瞭然です。
妖精たちは総じて好奇心旺盛で、少々いたずら好きです。
次に多いのが小人で、尖った帽子をかぶり、身長は50~1m程度です。
非常に希ですが、人間が住んでいます。
貴族であることが多く、人里離れたところにお菓子の家を建てて、住んでいたりします。
■ショコランドの木
巨大な広葉樹で遠くからではなんの木かわかりませんが、実はカカオの巨木です。
お城より巨大で、てっぺんは低い位置の雲(雨雲)などよりも高い位置にあります。
地面の近くで幹の太さは直径40~50mほどあります。
地面の高さに4m×2mの大きさの穴が空いており、ここからショコランド世界へ入ることができます。
幹を登っていくと、枝の間に板を私て作ったカカオの精の街があります。
連邦内のカカオ豆生産の8割はこの一本の木から収穫されます。
■ギルティ・ボッカ
400年前、とある勇者によって倒され封印されていたギルティ級上級オーガ。
本名はイヌティリ・ボッカ、A.R.O.A.の記録によれば、数百のウィンクルムが彼を封印するために命を落とし、
戦いに巻き込まれて地図上から消えた村も数十にのぼる、と言います。
ボッカはまだ完全に本来の力を回復していないと言われていますが、
指一つ動かしただけで、何重にも魔法防御されたバレンタイン城の城門を一瞬で破壊しています。
この破壊力は、まともに受けると人間など一瞬で塵になってしまうでしょう。
対峙する場合、まともに攻撃されない工夫が必要だと思われます。
■悪意のハングリージョー(デミ・オーガ)
もともとショコランドに生息しているなんでも食べてしまう
怪物(分類はネイチャー)でしたが、ボッカの影響でデミ化しました。
ボッカのペット的な存在で、バレンタイン城で、城内の建物などを食べて巨大化しています。
なぜか、チョコレート倉庫には近寄りません。
(おそらくボッカの命令でしょう)
全長30m以上、体重150t以上、移動速度は10km程度(野生のは体長15m 体重25tくらい)
移動ルート上にあるもの全て(生物から鋼鉄まで)を食べながら前進する。
なんでも飲み込んでしまう以外に、複数本ある舌を伸ばして攻撃してきます。
巻き付かれると呑み込まれてしまうので注意が必要です。
■A.R.O.A.
オーガに関する事件が急増する中、対オーガを目的として発足した組織が
Anti the
Risk of
Ogre
Agency
通称「A.R.O.A.」です。
武力を保有するものの、警察、軍隊とは違い
国境を隔てることなく、全世界のすべてのオーガ関連の事件の調査、
解決を主な活動としております。
■ウィンクルム
契約した神人(プレイヤー)と精霊(パートナー)のことをウィンクルムと呼びます。